Topstoneなはじめての比布いいながめ台ライド

2024/8/17 Sat

精神攻撃ッ!

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晴れ時々曇り.温度:24 ℃,湿度:80%,体感温度:25 ℃,風速:7.2 km/時,風向:SSE

おかしい.

天気予報では「晴れ」のはすが,がっつり雨が降っている.
何か最近こんなんばっかりやな.
以前にも書いた記憶があるが,これだけ科学が進歩しても,天気予報の的中率は低いままである.

せっかくの休日.別の過ごし方を考えているうちに雨が上がり,日が差してきた.これはチャリで出かけなければならない.

さて,行き先は?

以前から気になっていた比布のヒルクライムに行くことにした.
このルート,先日のライドでは熊出現のため通行禁止で断念.

EMONDAな止まるな!走れ!比布ライド

だがしかし.

最近,通行止めが解除されたとの情報が.
これは行かねばなるまい.

ヒルクラムなのでEMONDAの方が適切なのだが,雨上がりの路面を考慮してTopstoneで出撃.最近乗ってなかったしな.

で,まずは旭川層雲峡自転車道のスタートポイントへ.

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木の根っこによるバンプも「さすがグラベルロードだ.なんともないぜ!」でクリア.

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比布方面への橋で左折する.

ここからは国道40号を北上.
ちょうど先日,トレイン組んで宗谷岬を目指したばかり.

EMONDAなHIGUMA CYCLEで宗谷岬+稚内に行ってみたライド

すると,南下するサドルバック,TTバー,それに反射ベストのライダー数台とスライド.
間違いない.BRM815襟裳岬1000に出走中の方々だ.
そうか.三日目はこのルートを通って,札幌に帰るねんな.

2年ほど前にも美瑛のセコマで1000kmブルベの参加者に遭遇した.

対1300ほぼフル装備試走ライド

この時はKazchari自身も翌週に「1300」への挑戦を控えていただけに,話を少しさせてもらい,大いに参考になった.

実はこのKazchari,ブルベ好きといいつつも,宿泊を伴う600km以上は2本しか経験がない.

なぜか.

走力に自信がないわけではない.
要はドケチなので,たった2,3時間しか仮眠がとれない宿代がもったいないのだ.

以前の600では,主催者が仮眠所を用意してくれていることが多かったが,新コロ以降はなくなってしまった.
また,中に近い人の情報によると,今後も設置されない可能性が高いという.
うーん.残念.

そんな中,2025年は北海道1200km納沙布岬が満を持して開催予定.
現状エントリーを考えているが,仮眠所なしだと...ちょっと考えるなぁ.
軟弱者ですいません.

さて「襟裳岬1000」.ここからゴールだと残り200kmほどかな.
がんばって下さいと,心の中でエール.

で,インターチェンジの出入り口方面に向けて右折.
このまま進めば,いよいよスカイラインの入口である.

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確かにゲートオープン中.スタートから結構な斜度.
いかんせん初見.それに他人の走行データもほとんど見ていないため,距離も斜度も全然わからん.

結果的に「斜度に合わせてがんばって漕ぐ」という戦略でGO!(最後は売り切れ).

で,最初の激坂を越えると少しだけ平坦区間.
「意外に楽?」と思った時がKachariにもありました.

だがしかし.そこを越えてからはひたすら登る.
この道の特徴は,直登が多いこと.
つづら折れのメリハリがなく,見た目による精神へのダメージがでかい.

脳内に君原健司の言葉が再生される.

「私は苦しくなると、よく休みたくなるんです。 そのとき、あの街角まで、あの電柱まで、あと100mだけ走ろう。そう自分にいいきかせて走ります」

お気に入りの呼吸法「呼気2回,吸気1回」のリズムは維持するものの,なかなか辛い.吐き出す二酸化炭素で虫がよってくるし.

てな感じで,いつまで経っても終わらない激坂地獄.
なんだかんだでクソ重い10kg越えのグラベルロード.
吹き出す汗.

カミヒルの分岐後 X 2のイメージ(そうか?).
要するに想像以上にエグイ坂で,思わず笑みがこぼれる...(変態だ)

おまけに雨あがりのせいで木陰は路面が濡れ,かついたるところに落ち葉とコケが.これは落車の誘因.
登りでも時折空転したが,下り時はより要注意である.

ようやくゴ~ル!
下界の晴れとは打って変わって,雲に入ったのか視界が悪い.

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約束の地(いくつあるんだ?),ここが「ぴっぷいいながめ台」である.
STRAVAの写真でよく見るリフトの滑車を見る.

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確かに“いいながめ”だ.
風も涼しい.何より静かだ.

ふと見ると,ここが終点ではなく,まだ先にも道は続いている.
熊出現のせいなのか,今日は柵があって通行止め.
後に,Iねーさんからの情報によると,まだ1kmほど道が続いており,シンの頂上があるらしい.いつか登ってみたいものである.

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しばらくすると,クルマが一台上がってきた.
1人の時間は終わり.さて,下りますか.

しかし,まぁ,下りも下りもとんでもない.
なんだこの直滑降.
まるでニセコグラベル

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TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

ここも昔は未舗装やったんやろな.
さて,あっという間に無事に下界へ.

さすがにタイムは散々やったんで,次回はEMONDAでリベンジやね.

さて,本日の目的も果たしたし,ゆっくり帰りますか.
これまで走ったことのない道を通って愛別町へ.
そろそろ昼飯の時間である.

馴染のセブンに一旦寄ったものの,やたらに人がいる.
もう少し進んでから...と国道39号を目指すが,途中で鮮やかなスカイブルーののれんが目に入る.

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五島うどん? 長崎か?
これは珍しい.トライだな.

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あご出汁うどんと親子丼のセット.これで¥1,000である.

よくも悪くも懐かしく,やさしい味.
いわゆる西日本風というかダシがよく効いている.美味し.

すっかり濃い味に侵されたKazchariの舌では,少々うす味に感じてしまったが,確かな素材であることは間違いない.
次回は天ぷらセットも試したい.

それにしても,やたらおしゃれな店内.
「夜はBarやってます」と言われても何の違和感もない.

外観もこんな感じ.うどん屋?

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さて,帰りも自転車道で.
せっかくのグラベルロードである.
舗装路だけではもったいない.
雨上がりなので泥まみれ必至.
今日も洗車の覚悟で.

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コンビニで補給.
最近のお気に入りはフルーツ系のスムージー.

安さにつられて手に取ったセブンブランドのアクエリはなんとゼロ・カロリー.
これでは単なる味付きの水である.ライド中にこれは辛い.

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そして久々の定点観察.

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気のせいか,なんとなく秋の気配を感じる.
北の大地の夏は短い.
さて,明日はどこへ行こうか.

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