2024/8/18 Sun
試走ではないけれど
晴れ.温度:23 ℃,湿度:79%,体感温度:25 ℃,風速:9.0 km/時,風向:NNW
今朝も雨スタート.
ホンマに予報があたらない.
そして,昨日同様に小雨化して...止んだ.
昨日もヒルクライムに行ったことだし,今日は久々にモンキーで...と,一瞬考えたが,やはりチャリに乗ることに.
なんだかんだで行き先は十勝岳に決定!
ちょうど一週間後の25日には,カミヒル大会が開催されるし(出ないけど).
未エントリーなので,試走というわけではないが,自宅からではなく,約束の地(いくつあるんだ)の日の出公園でクルマをデポし,そこから登ることにした.
途中のセイコマで補給.
水,ミニジャムパン,鉄分入りスムージーを購入.
クルマなので水は2リットルを買っても問題ない.
カゴメ 野菜生活100 Smoothie(スムージー) ベリー&ざくろスムージー 330ml×12本
このシリーズ美味い.
明らかに糖分過多だが大丈夫.あっという間に消費できる.
上富良野まで国道275号を南下.
困ったことに雨が降ったりやんだりとすっきりしない.
一時は途中で帰ろうかと思うほどの本降りに.
まぁ,行くだけは行きますか.
10時半頃,日の出公園着.
試走チャリダーであふれているかと思いきや,誰もいない.
それっぽいクルマは数台停まっていたので,既に出発した後なのだろうか?
EMONDAを降ろす.
タイヤのエアは6Bar.
以前は7Bar入れていたが,最近のトレンドに合わせてやや低め.
やはり1Barだと違いがわからんな.
本当はもっと低くても良いらしいが,パンクが怖い.
今日は記録更新のガチ登りのつもりなので,シューズを決戦用の超軽量ジロに.
片足150gという奇跡の一足.
なんで絶版なんやろ?
ボロボロの中古がフリマで高額取引されていたりする.
さて出発.
計測開始地点まではゆっくりとウォーミングアップ.
うーむ,気のせいか脚が重い.こりゃあかんかも.
昨日の比布ライドの疲れか.
本番なら3本ローラー持参しているところ(出ないけど).
途中で先行するグラベルロードの女性をパス.
並びぎわ,「こんにちは~」と声をかけるが,びっくりさせてしまった.
黙って抜くのも変だし,難しいね.
計測ポイントの小屋,そしてチェーン着脱場を越え,ペースを少し上げる.
最初のカーブを曲がる頃,路面の濡れを確認.
そして...残念ながら降って来た.
ああ,またチャリが汚れるなぁ.帰ったら洗車が待っている.
誰かが言っていたが,「EMONDAはヘッド周りからのフレーム浸水がひどく,雨中走行後はフォークを抜いてサビなどを確認した方が良い」とのこと.
うん.面倒くさい.
毎年,ロードバイクのオフシーズンとなる冬場には,ショップにオーバーホールを頼んでいる.
天候に関係なく長距離を走っているブルベ・マシン,DOMANEを分解・清掃してもらっているが,そろそろ購入3年目になるEMONDAを預ける方が良いのだろうか?
オーバーホール代は1回¥30,000ほど.
さすがに2台依頼する余裕はない.
標高が上がるにつれ,雨だけでなく霧も出てきた.
下って来るチャリも数台.
サングラスも曇る.
一方で徐々に脚の重さが解消.
やはりウォーミングアップは重要やな.
直登の「心折坂」まで来た.
10年以上前,初めてカミヒルした時,ここで絶望のあまり足つきした記憶がある.
今では全く問題ない.真冬でも登る.
当時とはマシンが異なるとは言え,重量差はそれほどないはず.
ヒルクライム,いやサイクリング用にカラダが最適化したとしか思えない.
やはり自転車は不思議な乗り物だ.
若かったあの頃の方が明らかに体力は上のはず.
なのに,年齢を重ねた今の方が確実に楽になり,かつタイムも伸びている.
こんなスポーツは他にない.
人生の終盤にこのような趣味に出会えてよかったと心から思う.
...とかなんとか考えているようで,実際のところはゾンビ走法.
目の前の斜度をこなすのに,それどころではない.
「前荷重」「引き足を使う」「呼吸リズム」の基本をキープしつつ回す.
そして運命の分岐点に.
カミヒルはここからが本番.
霧はますます濃くなり,景色どころか次のカーブすら見えない.
そんな中,前方に点滅する自転車のリアライトを確認.
荷物を背負い,蛇行しながら登っていく方がいた.
声をかけてパス.
クライマックスのカミホロ荘を越えた後も,2台ほどチャリを抜く.
お仲間かな?
凌雲閣のゴールライン直前にも蛇行チャリ一台.
最後のひと踏ん張りで,このチャリもパス.
どうやら,この時に知らずに叫んでいたらしく,たまたまゴール地点にいた知り合いのIさんに,後から指摘される.お恥ずかしい.
そこそこ良いタイムで登れたと思ったが,後にSTRAVAで確認すると53分52秒の歴代2位だった(ベストは4年前の53分14秒).
本番ならさらなる軽量化,入念なウォーミングアップ,そして何よりレースというアドレナリン吹き出しシチュエーションによるさらなるタイムアップが期待できよう(出ないけど).
停まるとやはり寒い.
もはや儀式化している凌雲閣での赤コーラ.
350ml缶は売り切れ.
500のペットはキツイのでリアルゴールドを.
長居は無用というか危険.
ジレを着て下山.
そう言えば前回苦しめられたアレルギー症状は出なかった.
EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド
やはり何かの花粉に反応したのだろうか.
分岐まで下る.
距離が足りないのと,カラダを動かして暖まりたかったので,右折して望岳台方面へ.
標高が低くなるにつれ,霧も晴れ,気温も上がってきた.
何よりうれしいのが太陽.
体力ゲージが回復するのがわかる.
白金温泉街を通過し,道の駅「ビルケの森」でトイレ休憩.
しっかり「みちレポ」でスタンプも.
上富良野のデポ地まで戻るために,「ビルケ-カミフ」ルートを走る.
この道,何が良いって,頂上を越えたら基本的にずっと下り.
正に快走.
上富良野市街地に戻って来た.
せっかくなので「昼食前にもう一本!」ということで,ラベンダー公園をかけあがる!
ありゃ? タイム遅すぎ.ゴールライン踏んでなかったか?
昼食のため,以前立ち寄った「第一食堂」に寄ってみるが...駐車場は満車で長蛇の列.
店内キャパからいっても,相当な待ち時間が見込まれるためパス.
ここは素直にセイコマでしょう.
で,いつもの「かつ丼」.
日の出公園に戻る.
EMONDAをハスラーに積み込む.
時間はまだある.”サ活”に行こう.
もう十数年以上行っていないが,すぐそばに「フラヌイ温泉」がある.
ここは31℃の低温泉が有名.
いつまでも入っていられる.
不思議なことにあがるとカラダはポカポカ.
肝心のサウナはイマイチ...っつーか,外気浴ができない構造.
サウナ目的で訪問するのはナシやな.
で,帰宅.
早速,雨に濡れたEMONDAを洗う.
先日の「HANAZONO」以来,これまで以上にこいつが好きになった.
ようやく馴染んできた.走らせ方がわかってきたのだろうか.
そしてカミヒル.
今の走力だとコンスタントに55分切りはできそう.
となれば,次は50分切りが目標やな.
カミヒルの公式サイトにはリザルトが掲載されている.
富士ヒルのごとく,プラチナやらゴールドのくくりがある.
今のKazchariの場合,シルバーとなる.
プラチナは45分切りかぁ...残された時間でいけそう?
無茶だ(ちゃんとエントリーして走れ).
いよいよ,“アレ”に手を出す時が来たか...(予断を許さない状況)