この夏もサイクリングイベントだらけ~ほぼグラベル?

2026/8/6 Thu

グラベルの夏 北海道の夏

2026年5月31日撮影

連日40℃近い気温が続く本州以南のみなさんには申し訳ないが,今年の北海道は妙に涼しい.
気温が上がりやすい旭川でさえ,日中30℃を越えるか越えない程度.
夜間・早朝は肌寒い.

そんな快適な環境の中,8~9月にかけてのサイクリング・イベントの予定が埋まってきた.
グラベル率高め.
やはり北の大地を走るなら自然に飛び込まないと.

では時系列順に.

【8/11:ひぐまサイクル 旭川発宗谷岬行きロングライド】

「ひぐまサイクル」さんの本拠地(?)はしまなみ海道の生口島だが,1年の1/3ほどは渡道し,その間,マイクロバスサポートによる様々なライドツアーを提供されている.

特に「札幌⇒稚内」「旭川⇒宗谷岬」などの”端っこツアー”が目玉.
ゆるポタファンライドではなく,7~8人でトレインを組み,可能な限り最速でゴールを目指すスパルタンな催し.
300km前後の距離なのにアベレージは35km/h近くになる.

正直,普段走り込んでいない人には地獄(ついていけない)
ただし,疲れたらバスに乗り込んで休めるため安心感がある.
それに帰りはバスでスタート地点まで送ってくれる.
つまり,チャレンジ精神あふれる人にも向いているツアーとも言える.

Kazchariはこれまで2度参加.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

EMONDAなHIGUMA CYCLEで宗谷岬+稚内に行ってみたライド

距離自体はブルベを走っているため慣れているものの,速度域が全然違う.
普段”ぼっち”がトレインを組み,先頭交代しながら走る.実に新鮮な体験だった.
「ひぐまサイクル」さんにはグラベル系ツアーもあり,これまた最高.

EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

それでいて参加費格安.
こちらは助かるが,逆に「もっと参加費上げたら?」と周囲から心配される始末.
とまぁ,素晴らしいイベントを提供していただけるのだが,諸般の事情により次年度以降の渡道は未定とのこと.つまり今年でファイナルになる可能性が高い.
と聞けば,居ても立っても居られないということで宗谷岬まで走ります.
もちろんEMONDAで.

【8/15:旭川自転車愛好会 当麻グラベル】

どこにも”グラベル専門”とは書いていないのだが,その90%以上がグラベルライドな愛好会.
リーダーのC田さんの声掛けで日程や場所が決まる.
基本的にC田さんの他,Sさん,Kazchariの3人で走る.
困ったことにお二人はe-Bikeなので,ペースが超速い(特に激坂).
ついていくのに必死だが,そこはインターバルトレーニングとして割り切っている.

Topstoneな旭川自転車愛好会で東神楽グラベルライド

今回は「当麻」.
5月にも走ったが,まだまだ未踏のルートが隠されている.楽しみだ.
何はともあれヒグマには注意(どうやって?).

【8/23:そらちグルメフォンド(グラベルコース)】

本当に久しぶりにエントリー.
実はKazchariは2014年,伝説となった「第1回大会」にも参加していた.

そらちグルメフォンド(4) おひるごはんがないです。

上記の通り,運営が謝罪,翌年からは汚名返上とばかりに新しい会社が努力に努力を重ね,今や道内屈指の人気イベントとなっている.
大会名の「グルメ」を全面に押し出して毎年満員御礼.

数年前にグラベルコースが新設されたこともあり,興味はあったもののブルベ・チャリダーとしては,やはりコスパ面が気になる.
それに『NISEKO GRAVEL』などと違って,普段閉鎖されているコースを走れる...というわけではないようだ(定かではない)

Topstoneな美唄グラベル遠征ライド

ただし,ここ数年の参加者のブログなどを読むと実に楽しそう.
知り合いもスタッフしてたり,多数参加しているしで,お祭り気分で楽しむのも悪くない(エラソーだ).

【8/29:G Line Ride Out:野幌森林公園をG Lineで走る】

BROMPTON JAPANが秀岳荘さんと組んで開催する「Brompton Experience Days in 札幌」プログラムの一環.

「Brompton Experience Days in 札幌」8月29日・30日に開催 ― 北海道エリア初開催、一般参加者募集 ―

Kazchariは「P LINE」「T LINE」の2台のBROを所有.
フレームの材質が違うため乗り味が異なる2台だが(旅のP,走りのT),「G LINE」ともなると完全に別物だろう.
何よりホイールが20インチだ.
BRO乗りとしては以前から気になってはいたが,「G」はいかんせん所有者が少ないこと,ましてやオフロードで乗らせてもらえる機会なんて,そうそうない.
と,そこに入って来たとんでもないお知らせ.
「これは参加すべし」と早速申し込んだ(10時の部)
噂の野幌公園のグラベルも走ったことないし,これまた楽しみ.

【8/30: 旭川自転車愛好会 和寒グラベル】

8月2度目の”グラベル愛好会”
和寒行きの計画は呪われているのか,悪天候による中止が続いている.
完全に未知のルートなのでぜひ走ってみたいが,今度こそ雨を回避できるか?

【9/5:第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会】

なんだかんだでエントリー.
意外にも初参加だった昨年の激闘はこんな感じ.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

年齢枠的に表彰台は難しいため,スキップして来年のマスターコース昇格まで待つかぁ...と思っていたが,先日の『ニセコHANAZONO』で変な性癖に目覚めてしまい,急遽参戦.

BROMPTON(T)で第15回ニセコHANAZONOヒルクライム!

純粋に記録狙いか,それとも己の性癖を満足させるのか予断を許さない状況.
たぶんBRO参加だと思うけど(そおいうとこだぞ!)

【9/22:十勝グラベル「北十勝ロング」】

完全に初参加のイベント.
大人気の『NISEKO GRAVEL』の対抗馬か.
春も開催しているし,地元の気合いの入れ方がすごい.
以前は帯広空港の滑走路ライドなどを組み合わせて「TOKACHI CYCLE WEEK」と称し,バリエーション豊かなコンテンツを提供している.

今秋は連休の3日間グラベル三昧.
そのメインイベントがこの「北十勝ロング」となる.
「約113km,獲得標高1080mUP」のみ公表で,コースは未公開.
地形的に『NISEKO』よりは緩めか.
「Ride with GPS」にまんま「北十勝グラベル」というコースがあるけど,これは別物?

さて,音更周辺のグラベルは毎年「幌鹿峠ライド」後のルーティン.

『2026 幌鹿峠春の幕開けサイクリング』と音更周辺グラベルライド

さすがにこの50kmルートとはかぶらない?
いずれにせよ,十勝ならではの地平線まで伸びる開け切ったグラベルに期待.

【9/27:NISEKO GRAVEL HIGUMAコース】

さてさて今年もやってまいりました道内,いや国内最大のグラベルイベント.

【公式】Panaracer NISEKO GRAVEL

Kazchariは2023,2024年に参加.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

印象に残るのは2023の方,エゲツナイ激坂の連続で一般人対象のイベントとしてはありえない強度(レースではありません).
特に最後の最後,ボロボロの脚でニセコアンヌプリのスキー場まで延々と登る...キツかった.
それを受けてか,2024はニセコ駅前発着となり,ややマイルドに.
2025は仕事の都合で不参加となったが,海に抜けるコースだったようだ.そう,この手のイベントにしては珍しく毎年コースが変更される.
だから飽きない.
2026のコースは未発表.どの様な仕掛けがあるのか期待しかない.

以上,8~9月の参加確定サイクルイベントでした.

珍しくブルベの予定がゼロ.
『摩周湖1000』とか『パラダイス系』はさすがに...

ただし,本年ラストとなる『BRM1018薄野200』には参加する気満々.
もちろん,BROで.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

続く11月は『秋・九州・BROMPTON~北九州編』(仮題)が控えている.
まったく,楽しみがつきない輪生だ.

2026年3月26日撮影 一日でも早い復興を願って

BROMPTON(T)で第15回ニセコHANAZONOヒルクライム!

2026/8/2 Sun

レースに負けたら機材を疑え、レースに勝ったら自分を讃えろ

いただき画像

晴れ.温度:20 ℃,湿度:78%,体感温度:22 ℃,風速:4.3 km/時,風向:S

さて,2年ぶりに走ってまいりましたの『ニセコHANAZONOヒルクライム』
はたしてその結果は...小径車・男子部門17名中3位

まぁ,参加者が少ないので肝心なのは順位よりもタイム.

予測よりやや遅く,44:42...とイマイチ.
1位から6分,2位からも5分ほど離されてしまった.
何より2年前の自分(ただしロード)よりも6分以上遅いのはどうか.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

まぁ,そんな感じで不満もあるが,なんだかんだで表彰台はうれしいものですなぁ.
負け惜しみを言うなら16インチ部門だと優勝だ!(虚しい)

しばらく縁遠かった表彰台.懐かしのこのレース以来か.

第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース

てなわけで,時間を当日の朝に巻き戻す.

昨夜は22時に就寝.
割とスっと深い眠りには入れたが,やっかいなことに頭痛で目覚めてしまう.

時刻は2時.さすがに4時間睡眠はヤバい.
トイレに行ってから再び目を閉じる.
持参した「ロキソニン」に手が伸びそうになるが,こんな劇薬はできれば使いたくない.

結局,深い睡眠には至らないままバイブアラームが5時に鳴る.
頭痛は解消せず.

仕方がない.
昨夜購入しておいたバナナと一緒にロキソを1錠服用する.

ちなみに非ステロイド性抗炎症薬の副作用としては胃腸と腎臓への負担がある.
夏のライドでは脱水症状を起こしやすい.水を意識して摂らねば.

ありがたいことに,この宿の大浴場は(ほぼ)24時間開放.
タオルを持ってカラダを暖めにいく.
先客1名.この時間に風呂とは,たぶん参加者だな.

ホテル敷地内のローソンへ.
定番の「塩むすび」を2個購入.キャンペーンで「ミネラル麦茶」もゲット.
カフェイン(コーヒー)も注入.
他にレース後のおやつとして「ミニ・チーズケーキ」.
駐車場のクルマに戻って「パラチノース」を水で溶かす.

会場に着くまで,こいつをチビチビとやる.持久力向上を目論む.
6時半,ホテルをチェックアウト.9月にまた来るけどな.

2年前と同じ指定駐車場である「くとさんパーク」へ.
既に1/3ほどが埋まっていた.
ハッチを開けやすい場所を選んで駐車.
ウォーミングアップの準備を始める.

iPhone15 Pro

レースで使うのはもちろんBROだが,ホイールベースが合わないのと前輪固定の方が安定するため,EMONDAを持参.もちろん前輪は家に置いてきた.

なぜかチャリが2台.周りから見たら不思議な光景かも.
7時半頃,ウォーミングアップ開始.
いつも参考にしているのはこのサイト.

レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド

そういや今年もご本人がいたな.奥さんと一緒に.
今回,持参するのを忘れたけど,音楽聴きながらの方が気分が上がってよろしいかも.

次回はレース向きのセットリスト作っとくか.

後はメンソール鼻栓アイスベストだな...って,ツール・ド・フランスのヤツやんけ.

30分で終了.暖まってまいりました.
見かけた知り合いに挨拶して,下山用荷物預けのためにスタート会場へ.

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で,「小径車」の看板の所に行くと,いるわいるわの変〇達が.
つーか,他のカテゴリーの人は全然いないのに,なぜだかここだけ集まっているのが面白い.

iPhone15 Pro

早速交流.
先月の『長万部400』他,これまでの数々のブルベでご一緒したKさんがいた.

BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

なんといってもサンダルが特徴的.
ブルベと同じ20インチのKHS(?)で参戦.

そして異彩を放つ一台が,CARACLE-COZYさん
なんと岐阜からの参加である.
話の内容を統合すると,過去,小径車レースでかなりの成績を上げている方らしい.

表彰台を目指すなら,まずこのお二人がライバルと勝手に認定(結果的に正解).

他には『南風自転車』の店長さんやら,初対面だが本ブログの読者さんもいて色々ご挨拶.
面白かったのが,この小径車集団だけでなく初めて会った人の話の中に,結構な頻度で”マイスター”O西さんが登場すること.
さすがは有名人である.顔の広さに驚かされる.

てなわけでエナジージェルを取りに一旦クルマに戻ったものの,我々最終ウェーブの出発時間までまったり過ごす.

ボトルの水を半分捨てて(250cc),スタート5分前にジェルを注入.

不思議なことにロードより緊張しない.
これぞ小径車マジックか.エンジョイ勢ではないのだがな.

iPhone15 Pro

さて,9時40分.
快晴の中,いよいよスタートである.

2年前の経験から,パレードラン中の位置取りが結構重要だと認識.
ゲートをくぐり,スキマを見て右側から前へ前へと出る.
安全に配慮しつつ,脚の合いそうな”ロードバイク”を探すが,まだわからん.

公園を抜け,橋を渡っていよいよ計測開始.
ペースが上がる.
残念ながらこの時点で第3ウェーブのトップ集団には乗れなかった(そらそうだ)

小径車部門では先頭だが,いつあの二人(もしくは伏兵)が上がってくるかとヒヤヒヤ.
ペースの合うロードを引き続き探す.
2年前はすぐに見つけ,その4~5人のトレインに乗っかかったままワイスゲートまで行けたのだが...

今回,どうにもこうにも遅めのロードばかりで抜いていってしまう.
そして中切れ.
単独走行となり,風を受ける区間が長かった.

そして,5kmほど過ぎた頃,とうとうKさん,Yさんトレインにキャッチされてしまった.
「こ,これは乗らなければッ!」と,すぐさまYさんの後ろにつくが,かなりのハイペース.
残り距離が半分以上あるのに,パワメの数値が300Wを越えてしまう.
このまま踏み続けるとワイスゲート以降がもたない,と判断し,追走を諦める.

今,思うにここが分岐点だな.

パワー管理をしない(パワメなし)時代であれば,根性でついていけるところまで踏み倒していたと思われる.
最終局面での”タレ”が怖いが,どうなったかはわからない.何が正解なのだろう?

いずれにせよ,二人を見送ってしまったKazchari.
後は自分との闘いである.
いや,現状3位として,後方からの刺客(小径車)に怯えながら走る.

相変わらず単独走.
残り5kmの表示後,すぐにワイズゲート.

脚は?

大丈夫,まだ行ける.
激坂区間と言えど,カミヒルよりは全然緩い.
後半は内装2速で走れた.
ここでも相当数のロードバイクをパスする.

残り500mくらいからは平坦.
ギアをさらに重くして踏み倒す.

そしてゴール.

いつも思うがまだ余力がある.
これだけ残っているなら,もう少し踏めたはず...といつも後悔.
速い人はここで出し切って終われるんやろなぁ...反省.

ゴールした人でごったがえす.
自分の預け荷物をゲット.
ご褒美の「ガリガリくん」もいただく.
2年前は霧がかかっていて寒かったが,今日はアイスが美味い.

iPhone15 Pro

Yさん,Kさんを発見.
かなり最後の方までデッドヒートして,最終的にYさんが勝ったらしい.おめでとうございます.

レース終了を待って,このままコースを下るというYさん「(パノラマラインは)景色最高ですよ~」と説き伏せて(?),ダウンヒル開始.

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まぁ,確かに良いコースではあるが,よく考えたらスタート地点まで30km以上あったり登り返しがキツかったりする.
要は余計に時間がかかる.Yさん,すいませんでした(テヘベロ)

で,くとさんパークのハスラーに帰還.
よけいな荷物を置いて,リザルトを確認すべくスタート地点に向かう.

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記述通り,結果は3位.
ただし,1,2位とのタイム差がエグい.

事前にGemini先生にKazchariのフィジカルや,これまでの戦績を入力し,ゴール予測タイムを出してもらっていたが,それは「42分」だった.
序盤,脚の合うロードのトレインにうまく乗れず独走になったのが痛い.
つまり「己に負けた」ということになる.シクシクシク36.

それでもまぁ「表彰台に上がる」は達成できたので,まずまずの成績だったとも言える.ちなみに表彰式でのプレゼンターは”山の神”森本さんだった.

iPhone15 Pro

つーことで,冒頭の巻島パイセンの名言につながるわけですわ.

負けた時 ⇒ 環境,準備,道具を見直す(自分を責めすぎる必要はない)

勝った時 ⇒ 素直に自分を積み重ねを認める(自分を誇ればよい)

これが”前進”のコツなのだろう.

上位2名に負けたのは当然と言えば当然.

BROMPTONの16インチだとポジション,内装変速を含め,ペダリングロスがデカすぎて,ドロハンの20インチには,どう足掻いても太刀打ちできないそうな.(Gemini調べ)
まぁ,Kazchariにポガチャル並みのフィジカルがあれば話は違ってくるのだろうけど.

それでも「誇れ」というなら一応3位ということ.
そして何より,レース中,ロードバイクを次々に抜いていくあの快感よ!

知らない人には想像しがたい話だが,BROましてや「T LINE」の12速は軽い上にめちゃめちゃ速いのだ.
ポタリング用にしか見えないかわいい外観なのに,それに抜かれる時の相手の心情,屈辱感を想像すると...ダヒャダヒャ(悪趣味だ)

てな感じで,純粋に小径車で最速を目指すなら機材ドーピングしかない.
候補としては,Tyrell「PK1CSiだな.

ただし,いかにもな高速小径車にしてしまうと,上記の”悪趣味な遊び”ができなくなる.実に悩ましい(そおいうとこだぞ!)

iPhone15 Pro 戦利品

まとめると「レースには負けたが,ロードバイクをパスする快感に目覚めた」と言ったところか.
この勢いのまま,参加を悩んでいた「カミヒル」にもエントリー!

【公式】第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

さて,肝心のマシンは記録更新狙いでEMONDAにするか,それとも...

ヒルクライムレース前日~ニセコを堪能(できません)

2026/8/1 Sat

準備非万端?

iPhone15 Pro

曇り.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:19 ℃,風速:11.9 km/時,風向:S

明日は『第15回ニセコHANAZONOヒルクライム』の開催日である.

【公式】第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

もちろん前入り.宿もとってある.
ヨメさんと息子もラグビーの試合があるとかで,それに合わせて5時起床.

Google先生によると,家から受付会場兼スタート地点である「倶知安旭が丘スキー場」まではクルマで4時間半ほど.
できるだけ早く着いて試走したいところ.
昨日のうちに全ての荷物をハスラーに積み込んであるため,7時半には出発できた.

...と,早く行きたいというわりにケチケチKazchariは下道一択だ.

iPhone15 Pro 相変わらず煩雑な荷物

国道12号,275号,337号をつないでまずは小樽まで.
相変わらずスンゴイ人出で渋滞.
国道393を使って赤井川経由にすれば良かったが,給油タイミングの都合上小樽経由になってしまった.

塩谷のセイコマで早めの昼食.
ほっとシェフの「しょうが焼き弁当」

iPhone15 Pro

セイコマPBの新スポーツドリンクを購入するが,これはちょっと...な味.
正直好きではない.
「しょうが」との相性が悪いだけ?(個人の感想です).

少し前に,今上陛下が皇太子時代にマクドのフライドポテトを初めて食べた際,「これは計算された味ですね」と感想を述べられたというエピソードを聞いた.
さすが,やんごとなき方の返しは一味違うなと思ったが,さすがにこれはデマのようだ.公式な記録や事実としては確認されていない.
誰が考えたのかは不明だが,ジョークとして秀逸.

なかなか(いろんな意味で)スリリングな国道5号に入ると倶知安まであっという間.

昨年のブルベやフレッシュ以来の倶知安だが,その時以上に,あちこちで新幹線の工事が進んでいて,めっちゃ走りにくい(う回路多し).
少し前に財務省が「(札幌延伸は)中止すべき水準」と発表した気がするが,やはり「show must go on」なのねん.

まぁ,そんな「影響の輪」の外は気にしないことにして,さっさと受付を済ませましょう.

iPhone15 Pro

今年新設の「小径車・男子」の参加者は17名.
後から聞いた話によると,こうしたガチレースで「小径車」部門がカテゴライズされているのはめずらしいらしい.だからこその目指せ表彰台であるっ!

iPhone15 Pro

受付でいただいたのは「パンフレット」「ゼッケン」「計測チップ」それに大会Tシャツである.

空模様が非常に怪しい.
天気アプリによると「50分後に雨」
目的を持たずにうろうろするのも危険(濡れたくない)なので,極低負荷でコースを試走することにした.

ここを走るのは4度目となる.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

レースはともかく,後者の『もっと当丸コースター』はブルベ史上最凶にキツかった.
小林峠,朝里峠,毛無峠,樺立峠を越えてからのHANAZONOである.
その後もパノラマラインを通過して積丹に抜けてからメインの当丸峠が控えており,ダメ押しに小樽の山岳住宅街(しかも暗闇)
全く正気の沙汰ではない.あまりにヒドイ(ホメ言葉).

まぁ,脳のシステム的には,こういう強烈な体験こそが記憶に残りやすいのも事実.反芻することで強固なモノとなり,やがて美化されていくのだ.

...てなことを思い出しながら,パワメの数値も見ながら登る.
前半の平坦~緩い登攀は「150W程度」で走れというAI様からの提言だが,さすがにそれは緩すぎる.
ちょっと踏むと200越え,少し斜度が上がると300まで言ってしまう.
こういうムラのある出力はよくないだろうと,200ぐらいを目安にちんたら踏む.
うむ,こういうプレッシャーのかからないサイクリングがBROにちょうど良いね.

iPhone15 Pro

大会前日のため,試走チャリダーも多い.
当然,まったりペースのため次々に抜かれてしまうが,ここは自制.
明日に疲労を残さないように抑えましょう.

その最たるものが,ワイスゲートの先には行かない,という選択.
ここから先の激坂区間が勝負所である.
緩斜面でどれだけ足を残しているかがタイムを左右する.
「せっかくだし,ちょっと行ってみても...」と一瞬迷うが,いかんいかんと引き返す.
ダウンヒル中,ポツリポツリと来たので,この判断は正解だったかもしれん.

iPhone15 Pro

例によってリムブレーキの制動力に悪態を垂れつつ会場まで戻る.
正直必要なのかどうなのか疑問だが,車重計測テントがあったのでBROを持参.

自宅でも体重計を使って計測済みだが,やはり8.8kgもあった.

UCI規定は6.8kgなので,まだ2kg減らせるなぁ...って,もはや駆動系しか手をつける場所がない.それは軽量化課金地獄への入口を意味する.

つーことで,受付&試走終了.
今宵はロンリー前夜祭.ニセコを満喫しましょう.
まずは「サ活」だな.

iPhone15 Pro

みんな大好き「サウナイキタイ」で検索する.
行ったことがない場所が出て来た.

【公式】ゆころ温泉

例の高級ホテル街に新しめの施設らしい.
日帰り入浴の料金は¥1,200.まっ,そんなもんでしょう.

iPhone15 Pro

急坂にお高そうなアパートが並ぶ住宅街にポツンと.
外見からはとてもじゃないが入浴施設に見えない.
中身も硬質でオシャであった.

iPhone15 Pro

受付が外国の方なのもあるあるで,日本語イマイチなのか券売機を黙って指さす.へいへい.当然クレカ払い.

暗証番号式のロッカーに荷物をつっこみ,いざサ活
確かに全てが新しい.
客も少な目で快適...と言いたいところだが,先客のおじさん2名が競技関係者なのか,ずーっと,ニセコの世界選手権の話をしていた.
まぁ,それはよいのだが水風呂を長時間占有されるのが困りどころ.
サ室利用の客が困り気味.
Kazchariは時間調整して使えたので,まぁいいでしょう.
もう少しゆっくりしたかったが,団体さんの到着で露天風呂も混んできたので撤収.

ここも悪くはなかったが,これまで定サウナにしていた『いろは』の方が落ち着けるかな.

【公式】ニセコ温泉郷いこいの湯宿 いろは

iPhone15 Pro 謎のキリンオブジェ

時刻は17時.
就寝時間も早めであることを考慮し夕食とする.

レース前のカーボローディングは「高糖質・中蛋白・低脂質・低食物繊維」が最適らしい.
そんなん倶知安の町中で食える?
まぁ,細かいことは考えず国道沿いの『さんぱちラーメン』「味噌ラーメン」「玉子ライス」にした.

iPhone15 Pro

どう考えても脂質・塩分過多だが,スープを残せばOKでしょう.普段から飲み干すことはないし.
ネギともやしは消化に手こずるか.がんばれ,オレの胃!

もちろん水をガブ飲みして,これまた倶知安の定宿である『トリフィート・ホテル&ポッド ニセコ』に向かってチェックイン.

【公式】トリフィート・ホテル&ポッド ニセコ

しかし,ここも高くなりましたな.
調べてみると2023年の秋『NISEKO GRAVEL』の時には¥2,800で泊まっている.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その1)~前泊編

今夜は¥6,300.それでもこのエリアにしては安いけど.

iPhone15 Pro

さて,落ち着いたところでデザートの買い出し.
この宿は「ローソン」「MAX VALUE」併設というとんでもない立地なのだ.

いつも通り「バナナ」「ザバス」,そして「ミネラル麦茶」とレース直前に注入するエナジージェルを購入.
このあたりのメニューもルーチン化してきたな.

21時になった.
さぁ,風呂(大浴場)に入って寝ますか.
ちなみにこの部屋,アコーディオンカーテン(施錠不可)オンリーなので,耳栓アイマスク必須です.

では,明日の勝負のために...ZZZ

Topstoneな新ヘルメットとパワーメーターでAI様の言う通りライド

2026/7/25 Sat

セールの魔力

iPhone15 Pro

曇り.温度:21 ℃,湿度:80%,体感温度:22 ℃,風速:5.8 km/時,風向:NW

『ニセコHANAZONOヒルクライム』まで一週間.

AI様が立てた本日のメニューは「90分程度のロングライド.途中で10分程度の登り」だった.
小雨が気になるが,そんなことは気にしてられない.外に行きませう.

今回のライドでも新機材を投入.
これも全て「Amazon Prime Day」ってヤツのせいだ.

まず購入したのはヘルメット.
手持ちのモノがことごとく対応年数を越えつつある.
中には「平成」で買い,よくよく見ると帽体にヒビが入っているものも...ゲフンゲフン.
まっ,メーカー推奨の「使用開始後3年」はさすがに短すぎだと思うが,これだとさすがに心配.

以前からカートに入れて,買い時を虎視眈々していたのがこれ.

Kazchariの頭は割とデカくてOGKだと「L/XL(59-61㎝)」がフィット.
通常価格は¥22,000前後.

たまたまAmaアウトレットにて¥20,000「非常に良い」商品を発見.
このレーティングだと,本体未使用もしくは試着のみ,外箱に小傷程度のことがほとんど(確実ではない).迷わずポチる.

iPhone15 Pro

届いた.予測通り,本体にキズや汚れはなかった.
もちろんフィット感も良好.
やはりヘルメットは日本メーカー,OGK-KABUTO一択だな.

ちなみに昔から愛用しているのが,史上最軽量を誇る『KABUTO FLAIR』である.L/XLサイズでもたったの185g.
付属している決戦用ホルダーを使うとさらに軽くなる,ヒルクライマー御用達の逸品だった.
ところが,あまりに軽すぎて安全基準に引っかかったのかは知らんが,数年前に廃版になってしまった.

その後継機(?)として発表されたのがこの『KABUTO FLEX-AIR』である.
もっとも懸念されたのが重量だが,同じ「L/XLサイズ」で215gと,30gの増加にとどまっている.まっ,誤差の範囲でしょう.

iPhone15 Pro

頭頂部のフローティングインナーのおかげか,微妙にスキマがあり,やたら涼しい(気がする).夏向けか?
Kazchariは汗留めキャップ愛好者なので効果は感じにくいけど.

iPhone15 Pro

アウトレットと言えど,しっかり「R0802」製(令和8年2月).

iPhone15 Pro

で,勢いにまかせて買ってしまったのがもう一品.

SPDシューズ対応のパワーメーターである.
以前からロード用は使用中.

今度の『HANAZONO』でも,EMONDAからBROMPTONに移植して使い倒す.

パワメを付けたBROMPTON(T)で雨のカミヒルしてみたライド

この時もベストタイムを更新するなどパワー管理の有効さを実感した.
後で色々なデータを見返すのも楽しい.
で,SPD用の購入にあたり,各媒体や個人ブログを検索.

シクロクロッサー&MTBerはきっと欲しがるに違いない! SPDペダル型パワーメーターFavero Assioma PRO MX-2はどうでしょう?

この方はレース志向だが,精度や耐久性に問題なさそう.
昨年の”あれ”のせいで,MTBレースはすっかりトラウマだが,いつか再挑戦したい.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

そして,ブルベでも活用できるという記事も散見される.
適当に走っていると,スタミナが切れて後半どうしてもダレるしな.
実際にブルベで活用している記事をまとめると,ざっくりこんな感じ

- 推奨する目標係数は0.55~0.65%(FTP200Wの場合,110W~130W)
- 登りで0.70~0.75%(140W~150W)
- 向かい風や単独走行でも110W~130Wを維持
- 瞬間出力ではなく,3秒もしくは10秒平均出力で考える

なるほど.

良い商品なのはわかったが,いかんせん高価なのでしばし悩む(円安めぇ)
まっ,今後を見据え,思い切って購入した次第(セール怖い).
で,届いた.

iPhone15 Pro

2台目のパワメやけど,ちゃんと説明書を読む.
装着するバイクは『Cannondale Topstone Carbon2 Lefty』,自称最強のブルベマシンである.

取り付けには六角レンチではなく15mmスパナを使う.今どき珍しい.
中心軸にバッテリーやセンサーが内蔵されているためである.
また,チェーンステーとのクリアランスが4mm以上必要.付属のワッシャーで調整.

充電開始.
以前購入したロード用と同様にマグネット方式.
コネクター部分が独立してUSBーCになった.これで出先での充電が楽に.
専用アプリを用いてアクティベート.ついでにファームウェアのアップデート.

iPhone15 Pro

サイコンとの接続もスムーズ.
では,早速試走に行きませう.

「10分程度でそこそこの登り」と言えば,忠別ダムだな.

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ベストタイムの更新は狙わず,パワメの数値を見ながら踏む.
ちょいちょい200wを越えてしまうので,ギアを軽くしてケイデンスを上げる.
なかなか辛いが,トレーニングマインドが大事.

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で,管理棟を越えてゴール.ダムを渡っていつもの場所で撮影.
定番コース&スポット.いつも思うが恵まれた練習環境である.

ここで新ヘルメットに少々気になる点.
顎紐が長すぎる.
ハサミで短くして,端っこはライターで炙ろう(ほつれ防止).

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雨は降ってないけどリアフェンダー装着.
スタイリッシュなデザインで全く気にならない.

リアビューレーダーは逆さ付け.
タイヤの回転を検知してしまう誤認識が減ったような,減らないような...

iPhone15 Pro

で,ここまで来たなら,スタンプラリーの”やっかいPC”も押しておきましょう.
うーん,今年のラリーは小分けだな.なぜだか後ろめたい.

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そのまま美瑛方面へ.
この時期はあちこちの神社で祭りがある.

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何かの検索パラメータにひっかかったのか,最近,YouTubeのおすすめに「古事記」関連が多数表示されるようになった.
観てみると,これがまぁ実に面白い.

うろ覚えだった人物の詳細や地名,語源などが明確になった.
それに,ギリシャやローマ神話同様,あまりに個性的すぎる神々による,現代小説に通ずる基本構造や人間ドラマの原型が描かれている.

今度読んでみよう.

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AI推奨メニューだと「90分程度のライド」とあった.
すでに超過.
まだまだ走りたいところだが,いつもより早めに切り上げることにする.
せっかくのグラベルバイク.ロードでは避けたい,道の悪いルートをあえて選択.

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列車本数が少ないJR富良野線
遮断機が下りている,つまり列車の通過タイミングに出逢うのはレアチャンス.

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あー,写真だとマシに見えるなぁ.
実際はこの道,ボコボコである.
ロードバイクでは避けたい道.
サス付きグラベルロードのTopstoneだと走るのに支障はないが,それでもかなりの振動.
帰宅したら,洗車よりも各部の増し締めだな.

以上,AIプレゼンスのトレーニングと新兵器2点の試走ライドでした.
ヘルメットもパワメも機能的に大満足.

散財の甲斐あった?
これからも防御と攻撃,それぞれの役割をしっかり果たしてくれ.

パワメを付けたBROMPTON(T)で雨のカミヒルしてみたライド

2026/7/20 Mon

走りださないとわからない

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曇り.温度:24 ℃,湿度:84%,体感温度:25 ℃,風速:7.6 km/時,風向:NNW

7月の3連休.
ブルベ界では『宗谷600』やら『ニセコ合宿』やらが実施されたが,いずれも雨天で大変だった模様.

で,Kazchariはと言えば,土曜のスタンプラリー未遂,日曜のZwiftを経て,月曜は外乗り,ヒルクラ練だぁー!と意気込んでいた.

雨が降る前にEMONDAで美瑛サイクルスタンプラリー序章ライド

前日まで天気予報は曇りだった.
ところが,朝カーテンを開けると小雨.

なんてこった.パンナコッタ.

2回目のカミヒル練習を目論んでいたのに.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

8/2の『ニセコHANAZONOヒルクライム』には小径車部門,つまり『BROMPTON T LINE』で参戦する.
キックスタンドを外し,ハンドルグリップを交換するなどさらなる軽量化を施す.
そして最大の目玉はEMONDAからのパワメーター(Assioma)の移植である.
で,今日はパワー管理しながら登るつもりだったのに...

10時現在.レーダーだと旭川周辺に雨雲はない.
でも,なぜか降っている.どういうこっちゃ.

いずれにせよ,午後からの晴れ予報に期待しつつ,思い切って上富良野「日の出公園」まで行ってみる.

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「ラベンダー祭り」のせいか,結構な人出.
雨の状況は旭川とさほど変わらず路面も濡れている.
いつもなら,数名いるはずのクライマーの姿もない.

幸い気温は高め.
多少濡れても低体温症になるリスクは低そう.
覚悟を決めて「ジレ」だけをジャージのポケットに入れて出発.

Garmin様のデータによるとKazchariのFTPは200W程らしい(Zwiftでガチ計測したことはない)
カミヒルと言えば,前半は割と緩斜面(と言っても平均7%ぐらい),分岐点後の2kmが地獄の激坂区間.

構成だけ見れば『HANAZONO』と少し似ている.
あちらの方が前半の斜度はさらに緩く,後半の坂区間が長いけど.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

パワー管理と言っても「前半は200Wを越えないようにする.そして最後の2kmをリミッター解除で全力!」という極力シンプルなもの.

どうせ後半は酸素欠乏症になるので,何か考えたり,サイコン表示をちょこちょこ操作することが困難になるのは目に見えているのだ.

てなわけで,最初は200W以下しばりでペダリング.
どうしてもケイデンスが高めになる.小径車は脚を止めると失速するのでこの方が良いそうな.

しばらくは路面は乾いていたが,5kmほど走ると霧雨から本格的な雨に移行した.どうやら標高が上がり雨雲に突入したようだ.

スタート時同様,登攀中も降りて来るチャリを見かけなかった.
雨がミスト状態に.視界悪化.
水滴および己の息でサングラスが曇る.外して胸にかける.

最凶の激坂区間(15%)カミホロ荘前をクリア.
ここを越えるとゴールが近づいて来た感マシマシ(甘い)

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終始,呼気2回のリズムを守りつつゴール.
とてもじゃないが,ラストのリミッター解除なんて,かっこいいことできんな.それは本番にとっておこう(たぶん無理).

もう1つの戦略として「分岐を越えたらジェル注入!」もあったが,何かそんな余裕もなかったなぁ...

すぐに手に取りやすいようにマグネット着脱式のボトル脇にはさんでおいたけど,結局使わなかった.

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本番はどうする? 事前に切り込みいれて注入.カフェインパワーでラスト踏みこめ!(トラタヌ)そして発生するベタベタのゴミ.どうしよう...

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駐車場からいつもの絶景テラスに移動するも御覧のあり様.
ガスって何も見えない上に,iPhoneのレンズも曇って常時ソフトフィルター状態.もちろんカラダもびしょびしょである.

iPhone15 Pro

既述の通り,防寒具はジレ1枚.迷わず羽織る.

実際の気温以上に寒く感じる.
赤コーラどころではない.
やはりここは(これからダウンヒルする変態にとって)デス・ゾーンだ.

快晴ならこのまま「望岳台」まで走り,スタンプラリーのチェックインを行うつもりだったが,ここは一刻でも早く降りませう.

全然止まらないリムブレーキ(久々に乗るとディスクの優位性がわかる).
慎重に下る.
せっかく膝の傷が治りかけているのに,ここで落車するわけにはいかん...って,単にダウンヒルが苦手なだけ.

ファットな年忘れカミヒル2025

それでもチェーン着脱場前の直線道路は異常にキモチいい.
BROなのに40km/hを越える巡行.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

「日の出公園」に無事帰還.

汗と雨でグチョグチョのウェアを早く脱ぎたい.
とりあえず『フラヌイ温泉』へGO.
客は少なく,サ活を3セットキメる.

休憩室で本日のデータをSTRAVAへのアップロード.
本日の「カミヒル」タイムは...1:04:22

同じくBROで登った前回が1:05:43だったので,BROでのベストタイムを1分21秒更新!
パワメ気にしながら登った効果は...あったのだろうか?

さて,ここまでカミヒル練しておきながら,本大会へのエントリーは悩み中.

第10回 かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

各イベントの参加費の高騰が地味に堪える昨今.
『HANAZONO』『カミヒル』の交互参加でどうでしょう?

ちなみに,今年は第10回記念大会なのでオリジナルのコラムスペーサーがもらえます.

かみふらの十勝岳ヒルクライム〜森林限界を突破せよ!〜

以前,実行委員長のSさんとお話した際に,記念品のアイデアとして「コラムスペーサー」を提案した.
もしかして,それで採用してもらったのだろうか?
だとしたらうれしい話である.いや,わからんけどね.

雨が降る前にEMONDAで美瑛サイクルスタンプラリー序章ライド

2026/7/18 Sat

昨年の誓いはどこへやら

iPhone15 Pro

曇り.温度:26 ℃,湿度:71%,体感温度:26 ℃,風速:11.2 km/時,風向:S

『長万部400』での落車の擦過傷がようやく癒えた.

BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

だいたい2週間経過.
いわゆるモイスト系絆創膏による治療である.

※ 以下,マイルドグロ注意

iPhone15 Pro 2026年7月5日撮影
iPhone15 Pro

確かに赤黒いかさぶたができず,薄皮がキズを覆う状態.
これでようやく風呂に”まとも”に入れる.つまり”サ活”も復活だ!

で,その前に久々に外ライド.
せっかくの3連休だが北海道は連日雨予報.
今日も今日とて午後から雨らしい.
ここは午前中に出かけましょう.

マシンはEMONDA
少々気合い入れて踏んで,脚の調子を確かめたい.
既にZwiftは再開しているけどな.

iPhone15 Pro

で,いつもの味のある倉庫前で撮影.
旭川チャリダーの人気スポットである.

本日はロード用の新しいシューズを実戦投入.

iPhone15 Pro

購入の経緯は以下の記事に詳しい.

壊れる時は一気に~自転車&バイクシューズの寿命とコスパ重視の買い替え術

走行中は気づかなかったが,バイクを離れて歩いた時,何か違和感.
これまでと比べ,ソールが異常に柔らかいのだ.
歩く度,クリートを起点に「グニッ」とたわむ.
調べるとSHIMANO基準のソール剛性指数12段階のうち,この靴は「6」らしい.そら柔らかいわ.
もう一足のBONTRAGERシューズの剛性は確か「9」程度でカッチカチ.
ロード用なら自分は固い方が好みということがわかった.

で,倉庫の前で2026年度のスタンプラリーが既に始まっていたことを思いだす.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

今年で5回目?
「全スタンプコンプリートからの特産品ゲット!」を継続中.
一応,抽選らしいけど当選確率高い.

昨年のコンプ時「来年は1日(たぶん300kmオーバー)でキメてやる」とかなんとか言ってたが,そんな誓いはどこへやら,「近くにCPあるから寄っとくか」とあっさり転向.
まずはすぐ近くにある「美瑛町地域住民育成研修交流センター(旧町立旭小学校)」に向かうことにした.

iPhone15 Pro

到着後,スマホに入れたままのアプリを起動.
久しぶりのせいか,メールアドレス,パスワード,二重認証を経てようやく立ち上がった.相変わらず重くて嫌な予感.

2026年版のミッションをスタート.
早速,ここのCPのチェックインボタンを押すが...

うんともすんとも反応しない.
確かに電波が弱い地域だが,それとGPSのキャッチって関係あるのか?
元のページに戻してやりなおそうとするもまたしてもハング...って,何か毎年こんな感じのような気もする.
相変わらずの◯◯アプリである,
こんなことなら最初期の「QR読み込み」に戻してほしい.

びえいCYCLE STAMP RALLY 100kmコースライド

停まっているとカラダが冷えてくるので先をいそぐ.
別のPCならちゃんと反応するかもと期待.

iPhone15 Pro

次のCP「北西の丘」に行ってみる.
さて,今度はチェックインできるか...あ,あかん.
またも反応せず.

iPhone15 Pro

ここは荒療治.アプリを一旦削除して再インストール.
すると...再認証を経てなんとかチェックインできた.
やはり激重は激重.

それでもチェックインできたので,時間の許す限り近所のCPをつぶしていくか...と考えたが,残念なことに雨がパラついてきた.

くっ,午後までもたなかったか.
今日はここまでとし,直帰することに.

iPhone15 Pro

同じ道を引き返すのは面白くないので少しだけ遠回り.
久々に「マイルドセブンの丘」を通過.
有名観光地なのに,ここはCPではない.

道路沿いに不思議な施設ができていた.
「OPEN AIR GYM」? なんじゃそら?

iPhone15 Pro

ベンチプレスは元より,我が愛する懸垂マシンもあるではないか.

ここは一発...って,追い込むマッチョな観光客は存在するのか?

iPhone15 Pro

てなわけで,雨雲からは逃げ切り,無事に濡れずに帰宅.

週末雨ルーティンに入ってしまった北海道.
明日の日曜日も雨らしい.
スタンプラリー再開はいつの日か.
「北の大地に梅雨はない」はもはや過去の話だな.

てなわけで,居間でプロテインを飲んでくつろいでいると...♪ピンポーン
おっと,誰かが来たようだ.

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己へのプレゼント着弾.
最近の大幅値引きに屈した.
フィンファンネルのヤスリがけを考えると,今から指が痛い.

BRM704北海道400km長万部(その3)~闇に隠れて走る

2026/7/4 Sat

夜間飛行

iPhone15 Pro

曇り.温度:16 ℃,湿度:86%,体感温度:16 ℃,風速:7.6 km/時,風向:SE

その2はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

さて,残り150km.
本ブルベもいよいよクライマックスである.
T口さんより先にPCを出発.

そろそろ夜間走行.
スタートから,ずっとレーダー付きライト『COOSPO TR70』を点灯させている.

カタログにある「40時間持続バッテリー」は伊達ではなく,ライト・レーダー機能ともまだまだ健在である.
ただし,サドルバッグとタイヤの間からのレーダー照射なので,明らかに誤反応が多い.まぁ,仕方がない.ミラーによる目視も必須である.

夜間走行に備え,もう一つのリアライトも点灯しておく.

こちらをローモード点灯で運用.
この後5時間ほどでバッテリーが切れた.
そこからはこちらにチェンジ.

やはり充電式ではなく乾電池式が正義なのか?

つーことで,”盲腸”ルートなので往路を逆走.
対向車線のランドヌールとスイッチ.
明るいうちは手を振って挨拶.徐々にベル・チリンチリンに変わっていく.

江差の港で落日.
今日は何かのお祭りか.
通り過ぎた後,打ち上げ花火の音が聞こえた.

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国道277号の分岐点に着く頃には陽はすっかり落ちていた.
フロントライトは信頼と実績の『OLIGHT RN1500』

これまでも数々のライドを共にしてきた逸品.
明るいし持続時間も問題ない.それに安い.
実際,入れ替わりの激しいOLIGHT製品の中でも,こいつはずっと販売され続けている.
一時はランタン他,OLIGHTの製品をよく買っていたが,最近「これはっ!」と魅かれる発表がない.今後に期待.

『OLIGHT RN1500+SEEME30+i1R 2 EOS』のセットが届いた!

で,なんだかんだで海岸沿いを乙部町まで北上.
市街に入ると「国道229号通行止め.迂回せよ」との看板が増えて来た.

マジで?

ナビは真っ直ぐ行け,となっているけど...信じて進むと右手にローソン.
そのすぐ隣が”う回路”になっていた.

突如,結構なヒルクライムが始まる.
「町道館浦鳥山線」というらしい.

街灯もない暗闇の丘を登る.
こういう時,ナビの表示がありがたい.
先に待ち受けるのが右カーブなのか左カーブなのか判別できる.

国道のう回路のためか,交通量多め.
何度かクルマに抜かれるが,ドライバーの「なぜこんな時間に,こんな場所で自転車が!?」という混乱具合が,なんとなく伝わってくる.

うねうねカーブを下って,ようやく国道と合流.

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北上を続ける.
道の駅「ルート229元和台」で休憩.
自販機にて甘ったるいカフェオレを購入し一気飲み.
寒くないのがありがたい.

iPhone15 Pro

海岸沿いを走るが,海側は漆黒の闇.
かすかな潮の香りと波音のみが支配する.

道路は道路で漁村周辺の街灯,そしてトンネル内だけが明るい.
交通量もグッと減った.

iPhone15 Pro

個人的にブルベの醍醐味は夜間走行にあると思っている.

忘れもしないのが,初の300ブルベ『アタック三国峠』の夜.
終盤,鹿追のゴールに向かう十勝平野.
灯りがほぼ皆無の闇の中,空に浮かぶのは満天の星.
宇宙船から見える景色もかくや...と思わせる美しさだった.
この非日常感覚がたまらんのだ.

もちろんリスクは上がる.
貧弱なフロントライトでは,路面状況の把握が難しくなる(今日は真昼間にコケたけど)
一方で,後方からのクルマの接近には気付きやすい ⇒ センターラインに近い側を走れる.

ただし,今日は雲が多く残念ながら星がほぼ見えない.

21時40分.道の駅「てっくいランド大成」着.
ここではトイレ休憩のみ.
夏休みシーズンで,車中泊のクルマが数台停まっていた.
この時期はどこの道の駅も同じ状況か.

iPhone15 Pro

国道から道道,つまり海岸沿いのルートへ.
次のチェックポイントは「帆越山トンネル」というやたら長いトンネルを抜けてすぐの場所にあると聞く.

ところが,目的の距離「331.7km地点」はトンネル内で越えてしまった.
まさか,Kazchariの思い込み,もしくは見過ごしでトンネルの手前にあった?

とりあえずトンネル脱出するものの出口にてとまどう.
向こうに見える灯りの場所がPCかと,一度行ってみる(違った)

iPhone15 Pro

こんな時には素直にGoogle先生だな.
ちゃんと教えてくれて,もう少し先であることが判明した.

で,【通過チェック2 太田山神社入口】の鳥居.

iPhone15 Pro

トンネル走行のせいか距離にズレが生じたが,なんとか到着.
反対車線からアクセスする場合,段差があるので要注意.
普段ならなんともないが,疲労の蓄積と注意散漫,それに眠気による判断力低下が忍び寄って来る時間である.

それにしてもPCの証明が「鳥居の写真」で良かった.
もし「階段上って本殿の写真を撮れ」とかだったら恐怖でしかない(705mあります).それに...れ,霊場だと?

道内随一の霊場太田神社

その後もトンネルが連続する.
しかも1本1本が長い(軽く2km越え).
漏水なのか,路面が濡れている.

そして霧.

よくこんなところを一人で走るもんだ.
後ろからターボババァの足跡が聞こえる.
時々声を出して,反響音を楽しむ...って,うむ,何か色々と壊れてきたぞ.

iPhone15 Pro

長すぎる海岸道路が終わり,国道229号に復帰.
久しぶりに町らしい町,そして8の字ルートの中心地「せたな」に帰って来た.

そして最後のチェックポイント...

354.6km【通過チェック3 せたな情報センター】着.

iPhone15 Pro

時に23時30分.
腹が減ってきたが,”田舎コンビニあるある”で23時閉店がほとんど.
手持ちの食料はある.
どこか手ごろな自販機で炭酸でも...町中なのに欲しい時には見当たらない.

仕方がない.
ルート(国道230号)上を進みますか.
で,民家が徐々に少なくなる頃,煌々と光るcoke-on自販機を発見.
停車してリアルゴールドを注入.ポーチに入れておいたクリームパンをむさぼり食う.

iPhone15 Pro

どうやらこの建物はカラオケ屋.
防音は効いているものの,おっさん達の熱唱が漏れ聞こえる.
とっくに0時は越えているのに元気だなぁ ( ´∀`)オマエモナー

さて,せたな町の次は今金町.
その間は民家がポツポツと点在し,街灯もあってまだ明るいが,今金を越えると最後の山岳エリアに突入.

勾配がキツいわけではないが,暗闇の中を淡々と進む.
深夜ゆえ,かなりセンター寄りを走るのだが,いつの間にかラインを越えてしまうことが増えて来た.

これは...ブルベあるあるのマイクロスリープ発動.
起きてはいるが,ほんの数秒だけ意識が途切れる現象である.

スタートしてから17時間を越えた.
「自分の活動限界は20時間」と思っていたが,今日は体内バッテリーの持ちが悪いようだ.
そう言えば...昨夜,あんまり寝てなかったわ.

この状態が続くと,やがて幻覚が見え,あげく落車の危険性もある.
一旦停まって背伸びでもしましょう.

iPhone15 Pro コケたわけではナイ

そして,こんなこともあろうかと,本ブルベのために用意したのがこれだ!

夜間走行用の最終兵器.オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンである.
これとスマホを接続.「Amazon Music」でお気に入りのアニソンをガンガン鳴らせば,眠りそうな大脳に喝を入れることができるッ!

♪アイムソルジャ~ スナァヒハァ~ 
高速道路でかけるとヤバい,この超難解ソングでハナウタクライムだ!

スマホのバッテリーとギガの容量が心配なため,ここまでこの最終兵器を温存していたが,残り距離ははせいぜい30km.2時間もかからない.

ついでに,もうひとつの最終フロントライト『LEZYNE 1100』もスイッチオン.

出し惜しみはなしだ.
行くべき進路を明るく照らせよ!

音楽と光.
この後の夜&山間走行はメンタル的にもフィジカル的にも圧倒的に楽になった.

少し霧雨になってきたがレインウェアを着るほどではない.
ジャージが湿る程度である.
それにしても,この辺りの山には鹿がいないのだろうか? 全然見かけなかった.もちろんクマの姿もなし.

疾走&疾走

昨日泊った『クアプラザピリカ』を通過.
つまり物理的にも峠は越えた.ゴールまでの道筋は完璧に脳内で描ける.

やがて国道5号線に接続.
深夜1時を越えているにもかかわらず,大型トラックの交通量多め.

意外に狭い5号線.こちらも怖いが,向こうも怖いはず.
注意深く,かつ「轢くなよー」と願いつつ,最後の直線を爆走.

...だが,この建物だけは撮っておきたいと一旦停車.

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函館で展開する某有名ハンバーガーショップのパ〇リ?

これで満足.さぁ,後はゴールのコンビニを目指すだけ!

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406.0km地点【FINISH ローソン長万部大浜店】着.

レシートの刻印は2時過ぎだったかな.
もちろん,ゴールのご褒美はいつも通りのプロテイン.

飲んでから気付いた.
さすが深夜である.いつの間にか気温がかなり下がっていて,ここからゴール受付までの数km,めちゃめちゃ寒かった.
そういや霧雨のせいでジャージも濡れてたしな.

で,長万部公園まで移動.

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409.6km地点【GOAL受付 長万部公園キャンプ場】

認定タイムは19時間6分.

まぁ,だいたい予定通りだな.
落車や写真撮影を控えれば,18時間台も狙えたけど...って,ブルベはレースではありません.

スタッフに豚汁をふるまっていただく.
さらに,ありがたいことに「バンガローで仮眠していく?」とのお申し出.
既に先着した方が3名ほど寝ておられるようだ.
邪魔するのも,逆に次に来る人に起こされるのも嫌だったので,ハスラーに戻って仮眠を取ることにした.
スタッフのみなさま,お気遣いありがとうございます.

駐車場に戻る頃,T口さんがバンガローに向かっていく姿が見えた.リスペクト.

車内に乗り込み,助手席のシートを倒して目をつむる.
すぐに脳内シャッターが下りた.

...周囲の明るさで目が覚める.
時刻は5時過ぎ.2時間ほど寝たようだ.

外は霧雨...ではなく,小雨になっている.
6時を待って長万部温泉ホテルに移動.

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入湯料500円.
令和に生き残る「ザ・昭和」な作り.
T口さん他,数名の本ブルベ参加者がおられた.

問題は...右ひざの傷.
先ほどクルマの中で大き目の絆創膏を貼っておいた.
特に気にせず湯につける.染みた.

さて,これからどうする?
家までは約300km
もちろん帰れないことはないが,居眠り運転はヤバい.
出した結論は...中間地点である札幌の定宿『万葉の湯 ふとみ銘泉』にて,昼寝とサウナをキメること.帰宅は夜間で良いでしょう.

つーことで,途中の道の駅やコンビニで休憩しつつ,お昼前には太美に着いた.
チェックインして即リラックスルームへ.
あっという間に眠りに落ちた.

2時間ほど寝た.
ようやく頭がすっきり.
浴室に向かう.
もちろんサウナを満喫するつもりが,浴槽内で絆創膏がペロっと剝がれてしまい,結構エグイ傷口が露わに.
痛みや腫れはないものの,見た目や衛生面の問題から,このままサ室に入るのはどうかと判断.
早々に切り上げ,服を着て『万葉の湯』を後にする.

むき出しの傷にズボンがこすれて痛い.
たまらず途中のツルハドラッグにて,モイスト系の絆創膏を購入.

その場でボトルの水をかけて処置.
...こうして振り返ってみると適当だな.細菌感染してなければいいけど...(現在治療中)

つーことで,久々の400は無事終了.
堪能しました.

さすが,全ブルベ中,最も辛いと言われる距離である.
カラダのダメージは元より,ほぼ徹夜走行だけに睡眠の質に与えるダメージがデカい.

前回の300はBROMPTONで出走.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

やはり小径車と比較するとロードは速いし圧倒的に楽.
達成感うんぬんはともかく,400以上はTopstoneがちょうど良いな...と言いつつ,次の400はBRO使ったりして.

今年はいろいろあって,まだブルベを2本しか走っていない.
パラダイスウィーク的な夏合宿も秋合宿も不参加.
一方,2025年は不参加だった『ニセコHANAZONOヒルクライム』『そらちGF(グラベル)』『NISEKO GRAVEL』はエントリー済み.

次のブルベは伝統の『薄野200』かなぁ.
こいつにはもちろんBROで参戦の予定.

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BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

2026/7/4 Sat

もう半分,あと半分

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その1はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

ここは国道229号.島牧とせたなの中間地点.
スタートからは100km.

動体視力の低下か注意散漫か,路肩と車道の段差に気付かず,見事に前輪をもっていかれブルベ初落車
幸いチャリ,ボディともに大したダメージはなく,ブルベは継続可能.

もしここで,タイヤのサイドカット骨折していればどうしただろう?

集落からは離れている.
鉄道も走っていない.
バス路線もあやしい.
そもそも(よくないけど)輪行袋を持参していない.
JAFを呼ぶか,軽トラのヒッチハイクか?

...という最悪な事態は免れた.
これはカミサマ(ココロの声)が走れと告げているのだ.

つーことで,速度20km/h以下しかでない向かい風の中,130.5km【PC2 セイコーマート北桧山店】着.

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30℃まではいかないものの暑い.
ここで先行して走っておられたCさんと合流.
脚が合うのか,前回は『きのこの山300』だったかな.一緒にゴールした.

BRM610きのこの山300km(その1)

ついでに言うと,Cさんも関西からの移住者.
Kazchari同様,20年以上になるそうな.

「来年のPBP出ます?」と質問される.Cさんは検討中らしい.

うーむ.大金払って参加する割にはコースが魅力的じゃないという感想.
最高峰のブルベとして達成感が半端ないのはわかるけど...
せっかくフランスに行くなら,アルプスとか風光明媚な場所をBROMPTONでゆっくりと走りたい.

全くランドヌールらしくないな.
それに「1200」は去年走ったし(比べるな)

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

ちなみにCさんは以前スイスに住んでいたことがあるらしく,周辺の山々を登りまくったらしい.
それはそれは美しい場所らしく...やっぱ行くならそっちかな.

...という話を聞きながら,暑さ対策で冷やしラーメン.
ホンマならもう少しカロリーがあるモノを食べるべきだがな.固形物が摂れる間は.

風がどんどん強くなり,ゴミが飛びまくってパニック.
この先,いい方向に吹いてほしいものだ.

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『長万部400』は8の字コース.
ここ,せたな町にてブルベを続行するか,DNFして最短でスタート地点に戻る選択もある.

膝の傷は?
大丈夫だ.多少ひりひりするが可動に問題ない.
今思えば,ここのセイコマでサランラップを買って,傷に巻いときゃよかった(湿潤療法).その方が治りが早かったかも(後の祭り)

てなわけで国道229を南下する.

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これがまた”虚無”な道で,何もない同じ風景の平坦路を淡々と進む.
残念ながら風は味方してくれず,ペースも上がらない.

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途中で道道42号「八雲北桧山線」に入り,本日2本目の山岳に入る.
ここもなかなか長い.

まぁ,長ければ長いほど位置エネルギーもたまる.
ピークを越えれば豪快なダウンヒル.
一気に噴火湾側の八雲市街へ.

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久々の都会.
179.8km【PC3 セイコーマート八雲東雲店】着.

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到着寸前,Cさんが出発していく姿が見えた.
なんか今日は少しずつ差をつけられてるなぁ.

このセイコマは以前,出張で八雲に来た際に利用したことがある.
隣の『山岡家』で昼食を食べたような...

それにしてもさすが400だ.まだ半分も終わっていない.
水分とタフグミを補給して,先をいそぐ.

ただし,ここからはしばらく道南の大動脈,国道5号を走る.
交通量が多いわりに路肩が狭く,かつ荒れている.おまけに向かい風.
「早く終われ~」と願いつつ函館方面に南下.
落部でようやく右折して内陸へ.安心感マシマシ.

道道67号の途中で,サイコンの表示がようやく「200km」を指した.
まだ...いや,もう半分だ(と思わんとやってられん)

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9時間で200km.
向かい風やら落車のケガでコンディションがイマイチなわりにはなかなかのペースだ.

一応TTバーを付けているがあまり活用できていない.
ブルベを始めた頃は,先ほど話題にした「PBP」への参加を本気で考えていた.
当時のレギュレーションだとTTバーの長さに制限があり,先端がブラケットから先に出てはダメだったはず.
ゆえに先端を切断した.
軽量化にはなったが,短くなった分ポジションが取りにくい.
長時間利用が辛い.

そろそろちゃんとしたTTバー,買い直そうかなぁ...

あっ,でもバーに貼った極小キューシート(距離と場所だけ)は便利だ.

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ここらで少し補給ミス.
八雲のPCでボトルの水を満たしたが,残りが心もとなくなってきた.
暑さのあまりよく飲んでいたようだ.
本日のボトルは750cc1本のみ.

コンビニとはいかなくとも,自販機がそこら中にあるのが日本.
「なくなれば,どこかで買えばいいや」と楽観的だった.
いっそ公園の蛇口からでも良い.
とりあえずボトルを満たせれば...が,徐々に焦り始める.

ところが,この道道67号,自販機どころか集落もほとんど見当たらない.
途中,温泉(銀婚湯)を通過.受付までいけば自販機ぐらいはあるだろうが,停車してそこまで行くのは少々面倒.
道路わきにポツンと自販機ないかなぁ...と,残り少ない水をちびちびやりながら進む.
とうとう最後の1口ほどになってしまった.

すると前方に「この先P トイレあり」の看板が現れた.

トイレということは蛇口もあるはず.
よっしゃ,ここで補給!

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だがしかし.

洗面台には無情にも「飲用不可」の表示が...
本当に渇水状態であればそんなことを気にしてられないが,かろうじて水は残っている.
下手に飲んで下痢(もしくはエキノコックス)でもしたら大惨事.
顔を洗い,気化熱利用のため前腕を濡らすだけにとどめる.

次の町,厚沢部までは17km.
まぁ,なんとかなる...なんとかなった!
家畜舎脇に自販機発見! み,水ぅ~

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だがしかし.現実は非情である.
この自販機,coke-onは使えず,しかも新1,000円札未対応!
むなしくも突き返されてきた(田舎あるある)
家畜舎の人に両替してもらおうかと一瞬考えたが,あまりに図々しいと思いなおし,さらに進むことにした.

ようやく見つけたのが茶色にカモフラージュされてはいるが,まぎれもなくcoke-on対応自販機!

この状況で飲むリアルゴールド! 最&高!
ついでに「いろはす」も買ってボトルに注入.
復活.これで次のPCまで持ちそうだ.

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厚沢部に到着.
コンビニには寄らず,道の駅に.
ここも久しぶりだな.

厚沢部では,近々グラベルイベントが新規開催されるようだが,さすがに遠い.この『長万部400』と連続開催だったらよかったのに(無理だ).

夕暮れせまる.

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国道277号を南下.
これまた”盲腸”ルートで,次のPCを目指す.

途中,道の駅「江差」に立ち寄る.
ここは「日本一小さい道の駅」として有名である.

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トイレと小さい売店しかないが,しょぼいわけじゃないんだからねっ!
夕陽がキレイだし.

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登りかと思えば下り...細かいアップダウンが続く.
比較的路面状況が良好なのが助かる.

途中,Cさんとスイッチ.速ぇー!

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で,ようやくたどり着いたのが257.1km地点【PC4 ローソン上ノ国大留店】である.

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本ブルベ最南端.ここから折り返して北上が始まる.
時刻は18時42分.夕食の時間とする.

ローソンはこの時間になると弁当類が半額になるので助かる.
だが,さほど食欲はない.消化器系も疲れているようだ.
ここは軽く「卵サンドとカツサンドのセット」にした.もちろん半額シール付きだ.

もしゃもしゃ食べていると,”北海道ブルベ界のレジェンド”T口さんがやってきた.
初めてお会いしたのは7年前の『旭川400』
早朝,ほぼ同タイムにゴールした.

BRM824旭川400km(その1)

強烈に印象に残るのは三国峠からのT口さんのダウンヒル.
いやもう,トゥールマレーのポガチャル並みにとんでもないスピードでかっとんでいった.
そもそも,各年の道内開催ブルベの約半分,いや2/3は参加しておられる.
リザルトもとんでもないタイム.どんだけ超人?

食事中,思い切って年齢を聞いてみた.
な,なんと74歳らしい! とても見えん.

若い頃はガチ・レース勢だったが,今はブルベに落ち着いている(?)とのこと.
素養があるとは言え,やっぱりすごいわ.
未来のKazchariも,T口さん並みのパフォーマンスを維持できているだろうか...いや,維持してやる.e-bikeには乗らんぞ!

さて,このブルベも残り150km.
単純に考えても,旭川-札幌間より長い.やれやれだぜ.

※ その3へ続く

BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

2026/7/4 Sat

油断大敵

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その0はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その0)~前泊はスーパーリッチに

ここは今金町にあるホテル『クアプラザピリカ』209号室.
深夜0時過ぎ,寒さに目覚めた男がいた.

「寒ぅうう...やはりエアコンの24.5℃は冷えすぎか...」

暗闇の中,枕元に転がしていたリモコンに手を伸ばす.

寝ぼけた頭で「確か停止の位置は...この辺だっけ?」と手探りでボタンを押す.
エアコンの作動音が消えた気がした.
再度入眠する...が,30分ほどすると今度は”暑さ”で目が覚める.
寝間着代わりのTシャツも汗だく.

なぜだ?と灯りをつけてリモコンを確認.
なんと「暖房」のスイッチがオンになっていた.しかも,その設定温度は29℃! そら暑いわ!
再び「冷房」に切替て部屋を冷やす.サウナか?

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と,夜中に一人茶番を繰り返しているうちに起床予定時間の4時になった.
寝たのか眠れたのか...400なので深夜走行必須.大丈夫か,Kazchari?

目覚まし代わりに温泉へ.
早朝なのに先客がいた.
ノーメガネだったので定かではないが(視力0.1以下),たぶんラナさんだったと思う.

10分ほど露天風呂につかり部屋に戻る.
昨日買っておいたセイコマの総菜パンと部屋に備え付きのドリップコーヒーで朝食.
よく考えれば,長万部までいけば24時間営業のセブンもあるし,そこで食えばよかったかも.

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で,ジャージに着替えて5時過ぎに宿をチェックアウト.
フロントのおじさんから「今日,400kmも走るんでしょ? 信じられないねぇ~がんばってね」と励ましの声をいただく.
どうやら先に出発したランドヌールがたくさんいた模様.

なぜか宿の周囲の路面が濡れている.
夜降った? 日中は晴れのはずだが.

で,6時前に長万部公園着
既に変...いや,猛者どもが集まっておる.

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知人に挨拶.
小径車の人も5,6人ほどいた.
やっぱりBROで来れば...は,絶対ないな.

ブリーフィング後,車検の列に並ぶ.
「BROMPTON T-Line Ceratech」の人がいたので,「同じの持ってまーす」とお声掛け.
マイスターO西さんのお知り合い,つまりKazchariのことも少し知っておられた.

重要情報を2件ほど聞く.

1)セラコートは剥がれる ⇒ 保護シールで養生
2)T-LINEの軽量ホイールは割れる ⇒ サードパーティ製に交換

ぐぬぬ...特に後者はO西さんも3000ブルベの際に起きた事象.
Kazchariの「T」は大丈夫か? ブルベに使うつもりはないけど.

7時スタート.
一応目標は19時間.
夜中の2時に戻って来れれば御の字.

序盤は10人程度の集団に乗っかる.
ナビとして使っているのは,いつもの『Bryton Rider S500』

優秀だが,電源を入れてスタートボタンを押してからデータ読み込みが100%になるまでやたら時間がかかる.
完了するまでルート上に進行方向を示す矢印が表示されないのだ.
まっ,この読み込みが終わるまでをアップ時間とし,集団の後ろでのんびり走る.

本日のマシンはブルベ用にカスタムした『Cannondale Topstone Carbon2 Lefty』
当然だがBROと比べると圧倒的に快適.ペダル一漕ぎでこんなに進むとは...

するとすぐ後ろを走っていたT夫さんがスルスルと上がって来た.
こ,これはYouTubeでよく見る『T夫トレイン』の発車時間なのか?
乗っかる方がいいのか?

とりあえずナビの読み込みが終ってないので見送る.
そして路面状況がやや改善し,交通量が減ったところでペダルを踏む.
徐々に斜度も上がってきた.

なぜか今日はたった2両編成のT夫トレインをパスして黒松内を目指す.
以降,ゴールまで単独行となる.

そして最初の峠,月越峠が始まる.

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例によってコースプロフィールのチェックが適当なKazchari.
距離,獲得標高,斜度など,全く知らないまま淡々と登る.
長ぇなここ.

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時間に追われがちのブルベでは写真の枚数が減る.
ブロガーであることを思い出し,「写真を撮る」意識を明確にしなければダラダラと走り続けてしまう.

それでもまぁ,なんだかんだで...

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36.0km地点【通過C1:島牧風力】

ここはフォトチェック.
「島牧ウインドファーム」というそうな.
確かに巨大な風力発電.ぐわんぐわんと回っている.
丘の上にあるとは言え回りすぎ,つまり,この後海岸沿いに降りると「風」に悩まされる予感...(大当たり)

そそくさと出発.
雪対策の覆道をダウンヒル.

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貧弱リムブレーキのBROと違って,Topstoneのディスクブレーキは安定感がある.
すぐに国道229に接続.
ナビは右折を示す.
そう,ここからはいわゆる”盲腸”,PCまで往復するルートである.

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北海道の日本海側らしく,アップダウンが続く.
風はやはり味方してくれず,向かい風気味.
天気が良いので坂の途中で撮影タイム.

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左手に「弁慶岬灯台」が見えた.
ランドヌ札幌さんの600ブルベ名にも使われている.
走ったことはないが,なかなかの難コースとのこと.
今回はPCでも何でもありません.

確かこの辺りでPCから戻って来る参加者(2人組)とスイッチ.
めちゃくちゃ速い.後でリザルトを見ると16時間台でゴールされていた.300ブルベか?

寿都の町中に入るとすぐに...

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57.1km地点【PC1:セイコーマート寿都矢追】

上の写真だとどこかわからん.
朝飯が少なかったのでかなり空腹(カロリー不足).
早くも「おにぎり」「赤コーラ」「エナジージェル」の私的ブルベセットを購入.
レシートをゲット.

同着の参加者と「風,強いっすねぇ~」と共感タイム.

のんびりしてはいられない.
追い風を期待して南下を始める.

後続の参加者と次々にスイッチ.
盲腸ルートは楽しい.
時間に追われている場合はプレッシャーか.

先ほどの道道との分岐を通過.
何か風向きが怪しい.
短時間の間に,追い風が向かい風に変わってしまった.
今日はこの変化が頻繁に起こる(地形のせい?)

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これまたPCでも何でもない道の駅「よってけ!島牧」でトイレタイム.
昨年から道の駅のスタンプラリーを紙からデジタル(ネット)に移行した.

みち・レ・ポ-北海道「道の駅」デジタルスタンプラリー

旭川周辺のスタンプ収集はガシガシはかどるが,道南方面にはめったに来ない.
で,これ幸いと押しまくるつもりだったのだが...この「島牧」の押印,すっかり忘れていた.
気付いたのは走りだした後.さすがに戻る根性はない.
チャリを降りたら押す!絶対!

しかしまぁ,この辺りの海岸線は交通量が極端に少ない.
それに風景も超単調.
カーブを曲がっても曲がっても同じような風景が続く.まさに迷宮.

それでもこの好天.
(まだ)退屈はしなかった.

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最近舗装工事をしたばかりの,やたらキレイな路肩が現れた.
しばらくそちらを走行する.

「そういやしばらく写真撮ってねーや」ということで,美しい海岸線をバックに,チャリを正面から撮るべく反対車線へ向けてターン.
後方確認後,路肩から車道へ車線を変更...その時だった.イデが発動した.

歪む世界.
チャリとカラダがゆっくりと倒れていくのがわかる.
音が消える.
足をペダルから外し車体を支えようとするも,悲しいかなSPD.
少々滑りながら右膝が地面に接触.
さらに右手指の甲側,PIP関節辺りで倒れ行く車体を支える形になった.

ブルベ初落車である.

正に「身構えていなかったので死神が来た」瞬間である.
チャリを起こして海側,防波堤まで移動.
ダメージをチェックする.

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こういう時,自分よりもチャリの損傷を先に確認(あるある)
右のバーテープが少し破れたぐらいでディレーラーなどの駆動系に問題なし.
大丈夫だ.お前はまだ走れる.

お次は自分のボディ.

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見事に右膝に擦過傷.
レッグウォーマーが破れ血が滲んでいる.
布をめくってキズ口の確認は...見たくない.

アドレナリンの分泌が収りつつあるのか,ズキズキしだした.
まさか骨折はないよなぁ...折れてたらこんな痛みでは済まない(経験者)

水はある.確か絆創膏も持っていたはず.
だが可動部の傷である,ここで下手に処置しても絆創膏は剥がれてしまう.
このままウォーマーの残布でカバーしたままペダリングする方が快適・安全だろう(そうか?)

ここはスタートから約100km地点.残りの距離は300km.
ココロはまだ折れぬ.

その2へ続く ⇒ BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

BRM704北海道400km長万部(その0)~前泊はスーパーリッチに

2026/7/3 Fri

道内空白地帯

さて,久々の400ブルベ『BRM704北海道400km長万部』参戦記である.

既にブルベを嗜んでおられる紳士淑女には不要な説明だが,ブルベの最短距離は200kmである.
その後は300,400,600,1000と続くが,ここまでが「BRM~」という標準距離で定期開催.
1200km以上は「RM~」と称される特別イベントとなる.
よくわからんが大元の主催団体も異なるそうな.

そんな細かい話はさておき,全ての距離の中でも「400ブルベ」が一番キツイとされる.

理由は単純で,600km以上になると宿泊もしくは仮眠が必要になってくる.
約300kmごとに一旦大休止が入るのだ(一部の超人は除く).

つまり,1日で400kmをぶっ通しで走るのは「400ブルベ」のみとなる.
下手に睡眠をとると,タイムアップ(27時間)のリスクもあるしな.

距離と時間が「400ブルベ」に近いものとしては「Flèche」がある.
これはチーム戦.
自分たちで作ったコースをあらかじめ申請.
3~5人で一緒に「24時間,360km以上走る」というもの.
Kazchariはこれまで2回参加した.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

これがまぁ,キツいのなんのって,距離はたいしたことないが,何しろ眠くなる.
距離は短いが,何がなんでも24時間以上走らなければならない.
Kazchariの走力だと400kmは19~20時間でゴール.
つまりこれを越えると脳がもたないらしい.

時間調整のため,途中で30分ほどの“仮眠”を取るが,「床暖房付きの公衆トイレで座り込んだ」り,「銭湯の後の休憩室で目をつむる」程度で眠気が取れるわけがないのだ.
とは言え,より緩い「Trace」だと,ただの集団サイクリングになってしまい,アドベンチャー感がなさそう...つーわけで,次回もやはり「Flèche」にしそうな気がしないでもない...ですよね,「おだってる」みなさん?(煽る煽る)

てなわけで400ブルベである.
参加経験は少なくて,過去たった3回.

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM 400)ーその1

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その1)

BRM824旭川400km(その1)

いずれも無事完走.
特に2019年の『旭川400』は本ブログ一番最初の記事でなんとも味わい深い.

AJHさんとランドヌ札幌さんのレギュラー400には『積丹400』『霧立400』があるものの,他のブルベやプライベートでの走行も多いルートで,参加意欲がわかなかった.

だが,2026年になって『長万部400』が数年ぶりに復活するとのこと.
これは興味ありあり.
道内の主要なルートはほぼ走りつくしたが,このエリアは未踏なのだ(クルマとバイクはある)

これは参加の方向で...と思いきや,そこに壁が立ちふさがる.

宿がないのだ.

スタート地点は「長万部公園キャンプ場」
車中泊,キャンプ,もしくは主催が用意したバンガローに泊まる案もあったが,熱帯夜の可能性もあるし睡眠不足が怖い.

となると,長万部温泉の旅館が候補となる.
はるか昔,家族旅行で行った温泉旅館『もりかわ』の夕食は強烈だったなぁ...と,わりと早い時期に予約サイトをチェック.

だが,全ての宿が見事に満室.

どうやら新幹線がらみで作業員が大量に寝泊まりしているらしく,空きがない状況.
こりゃ諦めるか...とサイトをポチポチと検索してたら,ブルベ人のラナさん「長万部400に向けてクアプラザピリカ予約完了!」とツィート.
そうか,隣接地域があったかと,その今金町にある『クアプラザピリカ』をチェック.
値段は安いは温泉サウナだわ,で願ったりかなったり.

北海道【公式】クアプラザピリカ

当初は素泊まり(朝食付き)で予約したが,宿泊数日前に「スタンダードコース料理」付きに変更.
滅多に行かない道南エリアである.
ここはスーパーリッチに贅沢しましょう.
それでもコミコミで¥10,000しなかったけど.

で,7/3の金曜日.
有給休暇を取り,朝8時過ぎに旭川を出発.

札幌通過は避けたいので千歳,支笏湖,洞爺湖を通る南ルートを選択.
ケチケチKazchariは,例によって下道で今金までの312kmを走る.
遠いなぁ...って,あれ? ブルベの400kmよりはるかに短いが,気にするな.

支笏湖からは3年前に走った『きのこの山300』とルートがかぶる.

BRM610きのこの山300km(その1)

懐かしいところで,オロフレ・チャレンジ前に立ち寄ったセイコマにて昼食.

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本日の晩飯がスーパーリッチなコース料理だけに,ここはグッとこらえて「おにぎり」だけにとどめ,バイオリズムを整える.
ホンマ言うと,隣接の超豪華弁当屋にかなり惹かれたが...

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弁当にこの値付けとは! かなり味に自信があるに違いないっ!

なんだかんだで海岸沿いを南下して長万部町着.

宿の周囲には何もなく,時間的に朝食も摂れなさそうなのでセイコマで買い出し.
ちょうどランドヌ札幌のジャージを着た参加者がいたのでご挨拶.バンガロー組かな?

で,さらに25kmほど走った山中にあるのが...

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『クアプラザピリカ』である.
予定通り15時着.
えー,なんつーか,曇天と相まって外見は...ちょっと廃...アレですな.

ただし中身はキレイ.
禁煙和室には既に布団がひかれていた.

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少し心配だったのがエアコンの有無.
ちゃんとありました.
「北海道は涼しい」はもはや昔話なのに,古い宿だとノーエアコンのところがあったりするのだ.

だが,まさかこのエアコンが後の悲劇の引き金になるとは...この時は思いもよらなかった.

着がえて早速”サ活”へ.
非常に良質な泉質.
外気浴にはととのいイス.
聴こえるは鳥の声と水のせせらぎ音のみ.
そして,ありがたいことにこの温泉は一晩中開放されている.
朝風呂もいけるやん!

18時半からはお待ちかねのコース料理.

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これにおかわり自由のご飯がつきます.
シェフの気まぐれ風のイタリアン.美味でした.

この宿では他に冷食のお弁当も食べられる(予約要).
でもまぁ,こちらのちゃんとした料理にしてよかった.

ブルベ前日なのでアルコールやスナック菓子はご法度.
いつものプロテインを飲みながら,Aamzon Prime(dアニメ)『ケロロ軍曹』を視聴.

ケロロ軍曹

いやいやいや懐かしい.
シーズン1の放送は2004年である.
まだ娘も息子も生まれてないやん!

わかる人だけがわかる,さりげないオタクネタがたまらんのだが,今見るとコンプラ的に不味いシーンやセリフも散見.
このピリっした毒が味なのだがな.

動画の検索ページに一緒に表示されていた「NEWケロロロボ」をついついポチってしまった.

よくできている.
だが,残念ながら操縦席に座るケロロ本体のミニフィギュアは付属していないらしい.
なんかジャンクボックス内に転がっていそうだ.今度探してみよう.

で,世間ではこの新ロボが登場する『新劇場版』が絶賛大炎上中とか...これだけの良コンテンツを,実にもったいない話である.

「リスペクトがない」「声優陣が蔑ろにされてる」との声も…福田雄一監督により16年ぶり映画化「ケロロ軍曹」大炎上の訳

21時.
明日は早い.
そろそろ寝よう.
少し蒸し暑いなぁ...エアコンのスイッチ入れとくか.
設定温度は24.5℃で.ZZZZ

その1に続く ⇒ BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た