2026/2/4 Wed
息子の闘い

本ブログにもたびたび登場する我が息子.
先日13歳の誕生日を迎えた中学一年生である.
世に「厨二病」という言葉があるように,これから究極に面倒くさい年頃を迎える(らしい).
とはいえ,このサイコパスっぽいKazchariよりも,はるかに人格者のような気もする.
そんな性格的な点はともかく,少なくとも本気出したら息子に勝てる筋力・体力は維持しておきたいものだ.
目指せ,範馬勇次郎!(それはどうか)
そんな息子だが,イマドキの子らしく幼少期からアトピー性皮膚炎に悩まされている.
これまでは,飲み薬やステロイド外用薬で治療を続けてきた.
しかし,親の目もなかなか行き届かないこともあり,またモノグサな性格も相まって服用や塗布が習慣化されにくい現状.
かつ,ラグビー活動の汗や思春期のストレス(?)もあり症状が悪化気味.
もはや無意識レベルで腹部や頸部周辺をボリボリ搔きまくる日々.
こりゃ本人の辛さは元より,周囲も迷惑だろうと思う頃,かかりつけの皮膚科医から,とある提案がなされた.
それは,新しい治療法である「デュピクセント」という注射薬.
まぁ,端的に説明すると,アトピーの炎症物質のみをピンポイントでブロックする生物学的製剤である.
投与後,約16週間でかゆみや湿疹を劇的に改善するそうな.
詳しくは以下のサイトが詳しい.
副作用として結膜炎などがあるそうだが,最大の問題は高額な医療費.
なんと3割負担でも初回約4万円,2回目以降も約2万円もかかる.
2週間に1回の投与が必要なので月当たり4~5万円!
これはなかなかキツイ.
だがしかし!
我が旭川は「子ども医療費助成」のおかげで窓口負担は0円なのである.
昨今の凶悪犯罪のおかげでヘル・シティだのなんだのと悪評高い旭川だが,さすが道内2番目の大都市,ちゃんとしている所はちゃんとしている.
※ 医療費助成に関しては,地域によって異なるので役所にて確認要
つーことで,その効果や費用はクリアなのだが,問題は息子の心情.
何やらYouTubeにて,注射がらみの怖い動画を見たことがあるらしく(違法薬物系?),すっかり注射恐怖症に.
この「デュピクセント」にもかなりの抵抗をしめした.
まぁ,これが久々の親子ゲンカに発展するわけだが(詳細ははぶく),最終的にはしぶしぶ納得(?).
先日,治療開始前の採血検査が行われた.
その場で息子,見事に失神.いわゆる「血管迷走神経反射」だな.
「そこまで嫌いなのか.こりゃデュピクセント無理か...」と思いきや,治療は受けるという.エラいぞ息子よ.
そんなわけで昨日,いよいよ本治療開始.
昼から有休取って息子を病院に連れていく.
まずは血液検査の結果から.
アトピー性皮膚炎の炎症度合いの指標でもっとも重要なのは「TARC」である.
TARCとは「Thymus and Activation-Regulated Chemokine = 薬剤性過敏症症候群」の略.
血中の「ケモカイン」というタンパク物質の数値により,アトピー性皮膚炎の炎症の強さ(重症度)をリアルタイムに反映する血液検査指標である.
数値が高いほど炎症が強いことがわかり,また治療効果の判定にも非常に有効とされる.
成人健常者の場合「450pg/mL未満」が正常とされるが,なんと息子は「7,000pg/mL」越え! ケタが違う.
想像以上に重度であった.
こりゃのんびりしている場合ではなかったな.
で,早速初回2単位を上腕に接種.
採血より短時間のせいか,今回は倒れるようなことはなかった.
しばらくは「痛ぇ痛え」とうるさかったが,「注射我慢したからガンプラ買ってぇ」「注射痛いからラグビー休むぅ」とふざけたことをぬかすので,しばいたった(比喩表現).
次の接種はかっきり2週間後.
高価な薬なのでスケジュールも厳格.
毎回付き添うのも面倒なので,息子一人の通院でかまわないか,と尋ねたが「しばらくはご一緒に...」とのこと.うーむ.
実はこの注射,別に病院でなくても,腹部や大腿への自己注射も可能である.
Kazchariもヨメはんも一応医療従事者.
自己注射っつーか,親注射に抵抗ゼロだが,肝心の息子がなぁ...寝ている時にこっそり打ったろか(虐待です).
つーことで,いよいよ始まりました「デュピクセント治療」.
今後の効果・変化に期待したい.
かゆみ・湿疹の軽減によって集中力が上がって,学校の成績が向上すれば親としてはうれしいのだが...











































































































