2024/8/12 Mon
どこまで踏めますか
晴れ時々曇り.温度:18 ℃,湿度:92%,体感温度:18 ℃,風速:4.5 km/時,風向:E
Kさん主催の「HIGUMA CYCLEツアー」にまたまた参加.
今回は旭川から宗谷岬までのグループライドである.
前回の「旭川-襟裳岬」は実に楽しかった.
DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド
朝4時に起床.
家族がまだ寝ているのでこっそりと家を出る.
近所のローソンで朝食.
うむ.今日もコンビニ食三昧のスタートか.
もちろん忘れちゃいかんのがこいつ.
クルマを運転しながらチビチビやる.
気になるのは「HANAZONO」後から一週間ほど続いた風邪っぽい症状.
発熱こそないものの,喉のイガイガと鼻づまりがひどかった.
5月頃のアレルギー症状とそっくり.
冷房のせいかな.
体調を戻すべく,手持ちの薬をガブ飲みし,「のどぬ~るスプレー」他を新規購入.
ややマシになったところで,ここは荒療治と「イルムケップ」に走りに行ったらだいぶ治った.どういうカラダの仕組みだ(良い子はマネしたらダメ).
で,イベント当日.
ようやく鼻詰まりも解消.声も普通に戻った.
例によって少し頭痛がするのでロキソニンを.
回復率75%ぐらいの実感.
こんなんで宗谷岬まで250km超,走りきれるのか?
酷暑も懸念材料である.
旭川の予報は日中30℃越えと,数年前では考えられない数値.
本州から来た人にとってはこれでも涼しいそうな.マジか.
ただし今回のライドは北行.
昨日の稚内は10℃台だったと聞く.
走れば走るほど涼しくなる.
そう.避暑と思えば良いのだ.
前置きが長くなったが,5時を少し回る頃,道の駅「あさひかわ」着.
すぐにKさんバス発見.
チャリを降ろす.
通常,ロングライドと言えばDOMANEなのだが,パワーメーターの数値を確認したくて,今回はEMONDAにした.
ファベロ(Favero) ファベロ Assioma DUO ブラック 94mmx96mm
EMONDAの1日の走行距離としては最長になるはず.
フレームが硬いので,脚への負担が心配だが,それはそれでトレーニングだな.
5時半になり参加メンバーが続々と集まってきた.
今回のライダーは主催のKさん含め10名.
面白いことに,チャリのメーカーが全部異なる.
なかなかない光景だ.
予定通り6時過ぎ,いよいよ出発.
長いトンネルを避けるため,まずは国道39号を走る.
道の駅「当麻」で右折して40号に合流.
そのまま北上し,音威子府からは国道275号線で浜頓別,猿払経由で宗谷岬というルーティングである.
前回同様,約50kmごとにコンビニ休憩.
各自必要な補給を摂るか,HIGUMAさん提供のドリンク,お菓子類をいただく.
以下,いただき写真も含めて走行中の様子(時系列あやしい).
今回の(文字通りの)目玉は「でんすけスイカ」だろう.
知る人ぞ知る高級果物である.
Kazchariも食すのは人生2度目かな.
独特の甘みで,確かに普通のスイカとは異なる.美味い.
ただし...ライド中だと水分過多で,しばらくは腹が辛かった.
画像からして暑い.
黒ジャージは失敗?
インナーは長袖の「アンダーアーマー」.
野球 アンダーアーマー ベースボール ウェア ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー アンダーシャツ クルーネック 丸首 長袖 1358646 UA
前腕部への水ぶっかけ気化熱作戦および,背中(首筋)への氷塊inを駆使.
今回のライドではレースガチ勢のHさんがほぼ一人引き.
TTバイクのOさんがそれに続く.
Kazchariもたまーに前に出るが,「旭川-襟裳岬」とは異なり,全然ローテーションにならなかったなぁ.正直,10人で回すと,どのくらいタイムが伸びるのかが見たかった.
浜頓別を過ぎて,地平線で道路が消える「エサヌカ線」に到着.
トイレのある防雪ドームで小休憩.
道の駅「さるふつ」着.
すっかり忘れていたが,電子式スタンプラリーである「みちレポ」を立ち上げてスタンプをGet!
紙のスタンプより手軽.冊子を持ち歩かなくて済むし.
さて,最後の峠である.
霧が出てきて真っ白.
このあたり,晴れていれば景色最高なのだが.
東京から来られたKさん(唯一の女性メンバー)の「稚内にドームみたいなのありますよね.あれが見たいです」との一言で,今日のゴールは宗谷岬ではなく,稚内市内の「稚内港北防波堤ドーム」までとなった.
だいたいプラス30km.
時間にして1時間弱追加.まっ問題ないでしょう.
峠を越えて宗谷岬までTT.
今年の1月2日以来である.
例の最北端の碑は写真撮影の長蛇の順番待ち.
仕方なくショップの前で記念撮影.
気温は16℃ほど.
ジレを羽織るかどうか考えたが,引き続き高強度運動が待っているので,このままで.
ぶるる.汗冷えが怖い.早く行きましょう(チョコ鷲掴みで補給).
この追加走行分が(予想通り)地獄.
宗谷岬を出て,すぐに先行するHさんとOさん.
必至に食らいつくが,さすがに40km/hオーバーのAveにはついていけず,途中で脱落.単独走行になってしまった.
それでも35km/hほどの巡航を保ち,市内に向かって走る.
日没を迎え,暗くなってきたためライトを点灯.
グラサンも調光レンズなので無問題.
市内に入ってすぐのセイコマで先行した2名のバイクを発見.
補給+後続待ちのようだ.
確かに腹が減った.
後わずかでゴールだが,少し補給とっときますか.
玉子ロールパンとコーラ.これが激うま.
この停車の間に全員そろったので,交通量の多い国道を避け,稚内の港沿い道路を凱旋走行.
そして19時.
ゴールの防波堤ドーム着.290kmの旅だった.
次は風呂である.
これまた馴染の施設である「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」へ.
前回の「旭川-襟裳岬」ライドの時同様,時間がない.
よって残念ながらサウナは一セットで終了.
いずれにせよ,さすが連休である.
内湯も外湯も文字通りのイモ洗い.
おまけに館内食堂も閉店時間繰り上げで食いっぱぐれ.
一旦,バスに戻って深夜1時まで営業しているという食堂へと向かう.
「麺飯屋五榔」さんである.
御覧の通り,何でもありそうな店.
ここは定食にしたかったが,残念ながらライス切れ.
これから炊くと35分かかるということで,ラーメンを注文.
これで「ミニ」サイズ.
いわゆる二郎系で,にんにくと量がえげつない.
既に時刻は21時.
ヤバい時間...って,今日はカロリーゼロの日か.
以下,余談.
接客してくれた店員さんの雰囲気が実に良かった.
厨房での指示もテキパキしてて,”できる人感”が半端なかった.
同席したYさんはじめ,感心しきり.
この後は,疲れ切っているKさんの運転で旭川に戻る.
仕事とはいえ,感謝である.
だいたい5時間ほどか.
この間,窓に頭を押し付けつつうたた寝.
おぉ,この小さな枕はこのためにあったのか.
で,深夜3時過ぎ.
無事,デポ地に帰還.
ハスラーにEMONDAを積み込む.
さすがに今日は有休を取った.
これから昼過ぎまで爆睡するつもり.
それにしてもアンチエイジングにもほどがある運動量やったな.
さすがにガチレース勢についていくには,まだまだ修行が足りないことを実感.
伸びるか落ちるか...
可能な限り運命(さだめ)に逆らうのだ.
そういや,最近,ブルベ以上にハードな走行を続けているが,持病の腸脛靭帯炎はどこ行った?
いつの間にか治ったようだ.
ありがたい.まだ戦えそうだ.