Topstoneなグラベルとスタンプラリーとたこ焼きライド

2026/8/9 Sun

8月はレモンのかほり

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晴れ時々曇り.温度:21 ℃,湿度:78%,体感温度:22 ℃,風速:4.3 km/時,風向:N

チューブレスタイヤのメンテはやっかいだ.

うちのTopstoneはロードタイヤとグラベルタイヤを使い分けている.
前者はブルベなどの長距離舗装路向け.「無印グラキン」TPUチューブ

後者は「X1」チューブレスで運用.

グラベルライドは空気圧を落としてグリップ力を上げてナンボ.
それに,経験したことはないが,小さな穴ならシーラントが勝手にふさいでくれる...らしい.これだけ聞くと良いことづくめ.
で,がんばってセットアップした.

Topstoneをいよいよチューブレス運用!~ GRAVEL KING X1 40C

走行そのものは快適だが,いつの間にかエアが漏れるのが悩みどころ.
シーラントの乾燥が主な原因らしい.
3ヵ月単位で補充が必要とか.面倒くさ.

それも追いつかず,タイヤを外して”手で”ちまちまとシーラントの残りカスをはがして再装着する作業も行ったが,実に虚しかった.
ビード上げにはCO2ボンベを使う荒業だし.

で,今回もしばらく見ぬうちにエア漏れ発生でベコベコ.
シーラントをバルブから追加充填するも,目詰まりのせいか大逆流!
掃除が大変だった.

針金を使ってバルブからカスを取り除く.
とりあえずエアを入れて1晩おいても抜けなかったので,まぁ,しばらくは大丈夫(と思いたい)
てなわけで,8,9月に連続するグラベルイベントに備えて試走.

この夏もサイクリングイベントだらけ~ほぼグラベル?

まずは,いつもの河川敷グラベルで美瑛方面へ.
今年は植物の成長が遅いのか走りやすい.
久々の土の感触が心地よい.

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グラベルを終えて”旭川チャリダー”御用達の映え倉庫.
美瑛は夏の観光シーズン真っ只中.
大型バスやレンタカーが大量に走っていて怖い怖い.
後方レーダー必携.

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国道452号線.
本日のライドのもう1つの目的はスタンプラリーの続き(4日目?).
留辺蘂方面のPCのクリアが目標.
まずは,”みんな大好き”東海商店.

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道道580号を美瑛川沿いに登っていく.
せっかくのグラベルタイヤである.
久々に眺望の良い未舗装路丘陵を目指す.
まずはとっかかりの10%越えの激坂.

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雲が多いが,その分気温低め.
ホンマ,今年の北海道は過ごしやすい.

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登り切って下り快走.
十勝的なグラベルだな.
この道は『ツーリングマップル』にも掲載されているので,オートバイともすれ違った.

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そういえば評判の良いフェンダー装着しての初ライド.

昨日の雨からの水たまりを警戒しての装着だったが,道は完全乾燥.
目立たたなくて良いデザインだ.

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舗装路に復帰.
スタンプラリーの続き.
PC「ブラウマンの空庭」を目指して登る.

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アプリ上には「第5看板」とあるが,現地にそんな記載はどこにもない.
前々から愚痴っているが,アプリが激重&頻回なハングだらけだし,目立たないにもほどがあるPCなど,なかなかにハードルの高いスタンプラリーである.

それゆえの景品当選率の高さかもしれんけど(Kazchariは全クリの特産品を毎年もらっている).

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すぐ近くのPC「美瑛町西美の杜美術館」

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旧小学校の校舎を利用.入ったことない.
その昔は「榎木孝明」美術館だったような...(2021年閉鎖)
いつの間にか駐車場の自販機が撤去.

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次のPCは「留辺蘂共和会館」
正直,会館系は建物が地味すぎて困る(誰が?)

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坂を登って「留辺蘂第4」
ここは穴場では?
「〇〇の丘」とかニックネームがついていてもおかしくない絶景.
ただし,有名になって人が押し寄せると「哲学の木」や「シラカバ並木」のように伐採されるリスクもあるので,このままでええかも.

本ラリーで1,2位を争う地味なPCが...

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PC「留辺蘂第3」
昨年も,一昨年も来ているはずなのに,つい通り過ぎてしまうくらい印象が薄い,というかマジで何もない場所.
このトラックへの給水ホースだけが目印というなかなかの難度.

これで留辺蘂エリアはクリア.
さて,ここからは本日もう1つの目的地「真宗大谷派 旭川別院」を目指す.
これまで数々のサイクルイベントでお世話になったHIGUMAサイクルのPotaさんがキッチンカーを構えているのだ.

一旦,東海商店に戻ってファンタオレンジで糖分補給.
ここはゴミ箱設置なので助かる.

ちょうどそこへ,ヨメさんと息子からPotaさんのキッチンカーに立ち寄った旨のLINEあり.「たこ焼き」「レモンスカッシュ」を大絶賛していた.

時に12時半.
正直,腹も減ってきたのでの途中のコンビニで軽く食うかと,心が揺らいでいたが,これは行かねばなるまい.

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国道に出てからはパワメをみながら3倍~で踏む.

これぞ正しい使い方.
追い風基調だったこともあり実に楽しいライドだった.

東海商店からは1時間もかからず到着.
てっきり道路から見える駐車場にキッチンカーがあるものと思いきや,門を入って奥の奥の方でひっそりと営業されていた.

Potaさん,お久しぶり!...ではなく,先日の『ニセコHANAZONO』の激坂コーナーで魂のこもった応援をいただいたばかり.

BROMPTON(T)で第15回ニセコHANAZONOヒルクライム!

いやもぅ,手前のコーナーから「なんか聞き覚えのある声やなぁ...」と,薄々気づいていたりする.
もちろん注文するのは「塩レモン味のたこ焼き」「レスカ」だ.

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これがまぁ美味いのなんのって.関西人も大満足だ.
思えば「塩レモン味」でたこ焼きを食うのって初めてかも.
今度家で焼いた時に試してみよう.

そしてレスカ.
美瑛から結構飛ばしてきたので,何を食っても何を飲んでも美味い状況ではあるのだが(しかも空腹),この”レモン”はさすがのホンモノ.
飲み干した後は,氷とレモンを水の入ったボトルに投入.追いレスカを味わう(”スカッシュ”ではないけど)

チャリ談義やらインコ談義(広島から帯同)で盛り上がる.
ちょっと食べ物屋の前で話してよいのか微妙な話題だったりするが,まぁいいでしょう.お客さんいないし(おいおい).

...って,かように美味い「たこ焼き」なのだが,場所があまりにも目立たないので非常にもったいない.
それに法事とたこ焼きの組み合わせは...何か違う気がしないでもない.

せめて入口にのぼりでもあったら一般人も誘導できたかも.
いっそ「吉田輪業」の駐車場に出店した方が確実に集客できたなぁ,とかなんとか話をしていると,なんとお坊さんが「たこ焼き」と「レスカ」を買っていった.

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さて,ではお暇しますか.
キッチンカーの側面には羽のイラストが.
もちろん”あの”写真用ですね.

よくよく見れば羽ではなくレモン.
この絵のことは知っていたので,レモン色のTopstoneに,黄色とグリーンのジャマイカ国旗ジャージで来訪.我ながら完璧なコーディネートだ.

残念ながら「アナダポーズ」がイマイチ決まってないけど(修行が足りん).
...ついでに「エヴァ」とか「ストフリ」ポージングもしたら良かった.

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つーことで明後日よろしくお願いします,と挨拶して帰路へ.
忠別川サイクリングロードをひた走る.緑がまぶしい季節だ.

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ボトルの水が切れた.
だが,レモンの切れ端はまだ入っている.

となれば,やることは1つ.
「BESTOM」に寄って,砂糖抜きの強炭酸飲料を購入してボトルに投入.
激うまレモンスカッシュ,復活だぜ!

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当然,その場で冷え冷えのレスカをちびちびと.

家に戻れば氷を足す.炭酸水がなくなれば水を足すで徹底的に”しまなみ”のレモンを味わい尽くす.
そして夕食時,レモン最後のお仕事,ビールに絞る.

こ,これは! まるでコロナビール+ライム(風)の爆誕!(ちょっと違う)

この夏もサイクリングイベントだらけ~ほぼグラベル?

2026/8/6 Thu

グラベルの夏 北海道の夏

2026年5月31日撮影

連日40℃近い気温が続く本州以南のみなさんには申し訳ないが,今年の北海道は妙に涼しい.
気温が上がりやすい旭川でさえ,日中30℃を越えるか越えない程度.
夜間・早朝は肌寒い.

そんな快適な環境の中,8~9月にかけてのサイクリング・イベントの予定が埋まってきた.
グラベル率高め.
やはり北の大地を走るなら自然に飛び込まないと.

では時系列順に.

【8/11:ひぐまサイクル 旭川発宗谷岬行きロングライド】

「ひぐまサイクル」さんの本拠地(?)はしまなみ海道の生口島だが,1年の1/3ほどは渡道し,その間,マイクロバスサポートによる様々なライドツアーを提供されている.

特に「札幌⇒稚内」「旭川⇒宗谷岬」などの”端っこツアー”が目玉.
ゆるポタファンライドではなく,7~8人でトレインを組み,可能な限り最速でゴールを目指すスパルタンな催し.
300km前後の距離なのにアベレージは35km/h近くになる.

正直,普段走り込んでいない人には地獄(ついていけない)
ただし,疲れたらバスに乗り込んで休めるため安心感がある.
それに帰りはバスでスタート地点まで送ってくれる.
つまり,チャレンジ精神あふれる人にも向いているツアーとも言える.

Kazchariはこれまで2度参加.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

EMONDAなHIGUMA CYCLEで宗谷岬+稚内に行ってみたライド

距離自体はブルベを走っているため慣れているものの,速度域が全然違う.
普段”ぼっち”がトレインを組み,先頭交代しながら走る.実に新鮮な体験だった.
「ひぐまサイクル」さんにはグラベル系ツアーもあり,これまた最高.

EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

それでいて参加費格安.
こちらは助かるが,逆に「もっと参加費上げたら?」と周囲から心配される始末.
とまぁ,素晴らしいイベントを提供していただけるのだが,諸般の事情により次年度以降の渡道は未定とのこと.つまり今年でファイナルになる可能性が高い.
と聞けば,居ても立っても居られないということで宗谷岬まで走ります.
もちろんEMONDAで.

【8/15:旭川自転車愛好会 当麻グラベル】

どこにも”グラベル専門”とは書いていないのだが,その90%以上がグラベルライドな愛好会.
リーダーのC田さんの声掛けで日程や場所が決まる.
基本的にC田さんの他,Sさん,Kazchariの3人で走る.
困ったことにお二人はe-Bikeなので,ペースが超速い(特に激坂).
ついていくのに必死だが,そこはインターバルトレーニングとして割り切っている.

Topstoneな旭川自転車愛好会で東神楽グラベルライド

今回は「当麻」.
5月にも走ったが,まだまだ未踏のルートが隠されている.楽しみだ.
何はともあれヒグマには注意(どうやって?).

【8/23:そらちグルメフォンド(グラベルコース)】

本当に久しぶりにエントリー.
実はKazchariは2014年,伝説となった「第1回大会」にも参加していた.

そらちグルメフォンド(4) おひるごはんがないです。

上記の通り,運営が謝罪,翌年からは汚名返上とばかりに新しい会社が努力に努力を重ね,今や道内屈指の人気イベントとなっている.
大会名の「グルメ」を全面に押し出して毎年満員御礼.

数年前にグラベルコースが新設されたこともあり,興味はあったもののブルベ・チャリダーとしては,やはりコスパ面が気になる.
それに『NISEKO GRAVEL』などと違って,普段閉鎖されているコースを走れる...というわけではないようだ(定かではない)

Topstoneな美唄グラベル遠征ライド

ただし,ここ数年の参加者のブログなどを読むと実に楽しそう.
知り合いもスタッフしてたり,多数参加しているしで,お祭り気分で楽しむのも悪くない(エラソーだ).

【8/29:G Line Ride Out:野幌森林公園をG Lineで走る】

BROMPTON JAPANが秀岳荘さんと組んで開催する「Brompton Experience Days in 札幌」プログラムの一環.

「Brompton Experience Days in 札幌」8月29日・30日に開催 ― 北海道エリア初開催、一般参加者募集 ―

Kazchariは「P LINE」「T LINE」の2台のBROを所有.
フレームの材質が違うため乗り味が異なる2台だが(旅のP,走りのT),「G LINE」ともなると完全に別物だろう.
何よりホイールが20インチだ.
BRO乗りとしては以前から気になってはいたが,「G」はいかんせん所有者が少ないこと,ましてやオフロードで乗らせてもらえる機会なんて,そうそうない.
と,そこに入って来たとんでもないお知らせ.
「これは参加すべし」と早速申し込んだ(10時の部)
噂の野幌公園のグラベルも走ったことないし,これまた楽しみ.

【8/30: 旭川自転車愛好会 和寒グラベル】

8月2度目の”グラベル愛好会”
和寒行きの計画は呪われているのか,悪天候による中止が続いている.
完全に未知のルートなのでぜひ走ってみたいが,今度こそ雨を回避できるか?

【9/5:第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会】

なんだかんだでエントリー.
意外にも初参加だった昨年の激闘はこんな感じ.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

年齢枠的に表彰台は難しいため,スキップして来年のマスターコース昇格まで待つかぁ...と思っていたが,先日の『ニセコHANAZONO』で変な性癖に目覚めてしまい,急遽参戦.

BROMPTON(T)で第15回ニセコHANAZONOヒルクライム!

純粋に記録狙いか,それとも己の性癖を満足させるのか予断を許さない状況.
たぶんBRO参加だと思うけど(そおいうとこだぞ!)

【9/22:十勝グラベル「北十勝ロング」】

完全に初参加のイベント.
大人気の『NISEKO GRAVEL』の対抗馬か.
春も開催しているし,地元の気合いの入れ方がすごい.
以前は帯広空港の滑走路ライドなどを組み合わせて「TOKACHI CYCLE WEEK」と称し,バリエーション豊かなコンテンツを提供している.

今秋は連休の3日間グラベル三昧.
そのメインイベントがこの「北十勝ロング」となる.
「約113km,獲得標高1080mUP」のみ公表で,コースは未公開.
地形的に『NISEKO』よりは緩めか.
「Ride with GPS」にまんま「北十勝グラベル」というコースがあるけど,これは別物?

さて,音更周辺のグラベルは毎年「幌鹿峠ライド」後のルーティン.

『2026 幌鹿峠春の幕開けサイクリング』と音更周辺グラベルライド

さすがにこの50kmルートとはかぶらない?
いずれにせよ,十勝ならではの地平線まで伸びる開け切ったグラベルに期待.

【9/27:NISEKO GRAVEL HIGUMAコース】

さてさて今年もやってまいりました道内,いや国内最大のグラベルイベント.

【公式】Panaracer NISEKO GRAVEL

Kazchariは2023,2024年に参加.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

印象に残るのは2023の方,エゲツナイ激坂の連続で一般人対象のイベントとしてはありえない強度(レースではありません).
特に最後の最後,ボロボロの脚でニセコアンヌプリのスキー場まで延々と登る...キツかった.
それを受けてか,2024はニセコ駅前発着となり,ややマイルドに.
2025は仕事の都合で不参加となったが,海に抜けるコースだったようだ.そう,この手のイベントにしては珍しく毎年コースが変更される.
だから飽きない.
2026のコースは未発表.どの様な仕掛けがあるのか期待しかない.

以上,8~9月の参加確定サイクルイベントでした.

珍しくブルベの予定がゼロ.
『摩周湖1000』とか『パラダイス系』はさすがに...

ただし,本年ラストとなる『BRM1018薄野200』には参加する気満々.
もちろん,BROで.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

続く11月は『秋・九州・BROMPTON~北九州編』(仮題)が控えている.
まったく,楽しみがつきない輪生だ.

2026年3月26日撮影 一日でも早い復興を願って

Topstoneな新ヘルメットとパワーメーターでAI様の言う通りライド

2026/7/25 Sat

セールの魔力

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曇り.温度:21 ℃,湿度:80%,体感温度:22 ℃,風速:5.8 km/時,風向:NW

『ニセコHANAZONOヒルクライム』まで一週間.

AI様が立てた本日のメニューは「90分程度のロングライド.途中で10分程度の登り」だった.
小雨が気になるが,そんなことは気にしてられない.外に行きませう.

今回のライドでも新機材を投入.
これも全て「Amazon Prime Day」ってヤツのせいだ.

まず購入したのはヘルメット.
手持ちのモノがことごとく対応年数を越えつつある.
中には「平成」で買い,よくよく見ると帽体にヒビが入っているものも...ゲフンゲフン.
まっ,メーカー推奨の「使用開始後3年」はさすがに短すぎだと思うが,これだとさすがに心配.

以前からカートに入れて,買い時を虎視眈々していたのがこれ.

Kazchariの頭は割とデカくてOGKだと「L/XL(59-61㎝)」がフィット.
通常価格は¥22,000前後.

たまたまAmaアウトレットにて¥20,000「非常に良い」商品を発見.
このレーティングだと,本体未使用もしくは試着のみ,外箱に小傷程度のことがほとんど(確実ではない).迷わずポチる.

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届いた.予測通り,本体にキズや汚れはなかった.
もちろんフィット感も良好.
やはりヘルメットは日本メーカー,OGK-KABUTO一択だな.

ちなみに昔から愛用しているのが,史上最軽量を誇る『KABUTO FLAIR』である.L/XLサイズでもたったの185g.
付属している決戦用ホルダーを使うとさらに軽くなる,ヒルクライマー御用達の逸品だった.
ところが,あまりに軽すぎて安全基準に引っかかったのかは知らんが,数年前に廃版になってしまった.

その後継機(?)として発表されたのがこの『KABUTO FLEX-AIR』である.
もっとも懸念されたのが重量だが,同じ「L/XLサイズ」で215gと,30gの増加にとどまっている.まっ,誤差の範囲でしょう.

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頭頂部のフローティングインナーのおかげか,微妙にスキマがあり,やたら涼しい(気がする).夏向けか?
Kazchariは汗留めキャップ愛好者なので効果は感じにくいけど.

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アウトレットと言えど,しっかり「R0802」製(令和8年2月).

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で,勢いにまかせて買ってしまったのがもう一品.

SPDシューズ対応のパワーメーターである.
以前からロード用は使用中.

今度の『HANAZONO』でも,EMONDAからBROMPTONに移植して使い倒す.

パワメを付けたBROMPTON(T)で雨のカミヒルしてみたライド

この時もベストタイムを更新するなどパワー管理の有効さを実感した.
後で色々なデータを見返すのも楽しい.
で,SPD用の購入にあたり,各媒体や個人ブログを検索.

シクロクロッサー&MTBerはきっと欲しがるに違いない! SPDペダル型パワーメーターFavero Assioma PRO MX-2はどうでしょう?

この方はレース志向だが,精度や耐久性に問題なさそう.
昨年の”あれ”のせいで,MTBレースはすっかりトラウマだが,いつか再挑戦したい.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

そして,ブルベでも活用できるという記事も散見される.
適当に走っていると,スタミナが切れて後半どうしてもダレるしな.
実際にブルベで活用している記事をまとめると,ざっくりこんな感じ

- 推奨する目標係数は0.55~0.65%(FTP200Wの場合,110W~130W)
- 登りで0.70~0.75%(140W~150W)
- 向かい風や単独走行でも110W~130Wを維持
- 瞬間出力ではなく,3秒もしくは10秒平均出力で考える

なるほど.

良い商品なのはわかったが,いかんせん高価なのでしばし悩む(円安めぇ)
まっ,今後を見据え,思い切って購入した次第(セール怖い).
で,届いた.

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2台目のパワメやけど,ちゃんと説明書を読む.
装着するバイクは『Cannondale Topstone Carbon2 Lefty』,自称最強のブルベマシンである.

取り付けには六角レンチではなく15mmスパナを使う.今どき珍しい.
中心軸にバッテリーやセンサーが内蔵されているためである.
また,チェーンステーとのクリアランスが4mm以上必要.付属のワッシャーで調整.

充電開始.
以前購入したロード用と同様にマグネット方式.
コネクター部分が独立してUSBーCになった.これで出先での充電が楽に.
専用アプリを用いてアクティベート.ついでにファームウェアのアップデート.

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サイコンとの接続もスムーズ.
では,早速試走に行きませう.

「10分程度でそこそこの登り」と言えば,忠別ダムだな.

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ベストタイムの更新は狙わず,パワメの数値を見ながら踏む.
ちょいちょい200wを越えてしまうので,ギアを軽くしてケイデンスを上げる.
なかなか辛いが,トレーニングマインドが大事.

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で,管理棟を越えてゴール.ダムを渡っていつもの場所で撮影.
定番コース&スポット.いつも思うが恵まれた練習環境である.

ここで新ヘルメットに少々気になる点.
顎紐が長すぎる.
ハサミで短くして,端っこはライターで炙ろう(ほつれ防止).

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雨は降ってないけどリアフェンダー装着.
スタイリッシュなデザインで全く気にならない.

リアビューレーダーは逆さ付け.
タイヤの回転を検知してしまう誤認識が減ったような,減らないような...

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で,ここまで来たなら,スタンプラリーの”やっかいPC”も押しておきましょう.
うーん,今年のラリーは小分けだな.なぜだか後ろめたい.

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そのまま美瑛方面へ.
この時期はあちこちの神社で祭りがある.

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何かの検索パラメータにひっかかったのか,最近,YouTubeのおすすめに「古事記」関連が多数表示されるようになった.
観てみると,これがまぁ実に面白い.

うろ覚えだった人物の詳細や地名,語源などが明確になった.
それに,ギリシャやローマ神話同様,あまりに個性的すぎる神々による,現代小説に通ずる基本構造や人間ドラマの原型が描かれている.

今度読んでみよう.

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AI推奨メニューだと「90分程度のライド」とあった.
すでに超過.
まだまだ走りたいところだが,いつもより早めに切り上げることにする.
せっかくのグラベルバイク.ロードでは避けたい,道の悪いルートをあえて選択.

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列車本数が少ないJR富良野線
遮断機が下りている,つまり列車の通過タイミングに出逢うのはレアチャンス.

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あー,写真だとマシに見えるなぁ.
実際はこの道,ボコボコである.
ロードバイクでは避けたい道.
サス付きグラベルロードのTopstoneだと走るのに支障はないが,それでもかなりの振動.
帰宅したら,洗車よりも各部の増し締めだな.

以上,AIプレゼンスのトレーニングと新兵器2点の試走ライドでした.
ヘルメットもパワメも機能的に大満足.

散財の甲斐あった?
これからも防御と攻撃,それぞれの役割をしっかり果たしてくれ.

還暦のカラダはクラシックカー~血液データが教えてくれる健康メンテナンス

2026/7/17 Fri

全てを可視化せよ

いつの間にやら還暦間近(マジか!)になっていたKazchari.
もはや人生における関心事は健康一択である.

誰かの発言か,それともどこかで読んだのか記憶が定かではないが「臓器寿命50年説」という話がある.
もちろん学術的に証明された理論ではないが,還暦=いわば「メーカー推奨寿命」を超えたボーナスタイムであるという考えである.

たとえるならクラシックカー
古い車ほど,日々の細かなメンテとオイル交換(=血液のケア)がその走りを左右する.

2020年に『Germin INSTINCT』を購入して以来,常に着用しライフログを取り続けている.

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

ライド時の心拍管理「睡眠の質」チェックが便利だが,先日久しぶりにGarminアプリから「パフォーマンス統計」を見てみた.

チャリダーとしてとりわけ気になる項目はやはり「FTP」「VO2Max」である.
Kazchariの基本データは身長161cm,体重58kg.
それを踏まえての現在値は...

FTP:198W(3.41倍)
VO2Max:59

となっていた.
Garminというスマートウォッチによる測定なので誤差はあるが,実年齢を考えると「かなり優秀」らしい.素直にうれしい.
安静時心拍の平均も53なので,典型的な持久系アスリートの心臓とのこと.
まぁ,ポガチャルのVO2Maxは90越えらしいけど(人類ではない)

こんな感じで己の「心臓」と「肺」という我がパーツのデータが可視化されると,維持(場合によっては向上)のモチベーションが上がるな.

さて,機能検査に関してはGarmin様におまかせするとして,成分調査でもっとも手軽でコスパが良いのは「献血」だろう.

人生初の献血は確か20歳頃だったかな.
運転免許試験場にて,大型バイクの免許,いわゆる「限定解除」に6回目の挑戦で合格した日に行った.

その後の献血ライフに関しては以前,記事にしている.

献血とモンベルとベース

それから数年経ち,献血回数は44回に伸びた.
正に定期検査.毎回送られてくる血液データに問題はない.

で,先々月,またしても職場に献血バスがやってきた.
もちろん「45回目」の献血を行うつもりだったが,よくよく考えれば,その明後日にカミヒル練,さらに2週間後に『五能線300』の遠征ブルベを控えていた.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

で,念のためにGemini先生に今回献血して良いか聞いてみた.

今回は「絶対に全血献血を避けるべき」タイミングです。明後日の高強度トレーニング、そして約2週間後に控えた400kmブルベを安全かつ納得のいく形で走り切るためには、全血献血(400mL)による血液減少のリスクが大きすぎます。

あっ,やっぱり? その理由は?

1. 明後日の十勝岳への影響:深刻な脱水と低酸素
十勝岳ヒルクライムコースは、道内トップクラスに過酷な山岳ルートです。もし今日〜明日に全血献血をすると、血流量が戻りきらず、強い登坂負荷がかかった瞬間に猛烈な立ちくらみ、急性心不全のような息切れ、重度の脱水症状を引き起こす危険性があります。

2. 400kmブルベへの影響:16日では赤血球が戻らない
献血日からはわずか「16日間」です。血漿は戻っていますが、酸素を運ぶ赤血球の回復率はまだ50%程度です。400kmという超長距離では、後半に身体が深刻な「酸素欠乏状態」に陥ります。脚の売り切れが異常に早くなるだけでなく、脳への酸素供給も滞るため、通常の疲労を遥かに超える猛烈な眠気、判断力低下、平坦でもペダルが回らなくなるハンガーノックに似た極限状態に陥り、タイムオーバーやDNFのリスクが跳ね上がります。

あー,これだけ理詰めで説得されると,今回の献血は見送らざるを得んな(成分献血だとかろうじてOKとか).下手したら〇ぬ.

以前は,チャリのイベント日が近くても特に気にせず献血していなかったがこれからはそういうわけにもいくまい(若さという再生能力).
社会貢献よりも「いのちだいじに」.これはエゴではなかろう.
何せ,もはや交換パーツが存在しないクラシックカーなのだから.

とは言え,老いや衰えといったリスクをいたずらに恐れるのではなく,自身の身体を丁寧に愛で,メンテしながら限界に挑み続けることの愉悦も忘れたくない.
それが充実の日々を過ごすライフハックである.

壊れる時は一気に~自転車&バイクシューズの寿命とコスパ重視の買い替え術

2026/7/16 Wed

「まだ使える?」の境界線

前回の記事でも書いたが,Kazchariのチャリ趣味のスタートは2006年に遡る.

当時はまっていたのがスキューバダイビング
海パン写真の腹の出具合が気にはなっていた.
そして腹痛症状から偶然受けた超音波検査にて,メタボ=内臓脂肪過多が証明されてしまった.

その解消のために始めたチャリ趣味に,まさかここまでのめり込むことになろうとは...

検査後早々に「TREK TCT5000」というカーボンロードを購入.
初心者にもかかわらず,フラペをスキップしていきなりピンディング(SPD-SL)デビューした.
もちろん,何度か立ちごけしたぜ.

その時に購入したシューズがこいつである.

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今調べたところ『SHIMANO SH-RA80』という品番らしい.もちろん廃盤品.
エントリーモデルらしく,マジックテープ3点留めである.

2018年にDOMANEを購入,ついでにシューズを一新する時まで使ったかな.
全体のヘタリというより,マジックテープが用をなさなくなった.

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ただし,使わなくなったのは外ライドでの話.
余生は室内ライド,すなわちZwift専用シューズとなった.
それでも劣化は進み,修理しつつ騙し騙し使っていた.

そして先日,長年外ライドで使っていた『Lintaman ADJUST ROAD PRO』の小指側の樹脂部分が”両側とも”経年の加水分解によって割れているのを発見.

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購入して約7年.「どんな足形にも合う」というキャッチフレーズ.確かに良いシューズでした.

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もったいないので接着剤で強引に修復した.
とは言え,さすがに外ライドで使うのは不安なため,このLintamanをZwift用シューズに転用することにした.

つーことでこれまで使っていた『SH-RA80』は破棄.お役目ご苦労様でした.

となると,ドミノ的に外ライド用のSPD-SLシューズが必要.
例によってネットを徘徊中に手ごろなモノを見つけた.

通常販売価格は¥14,000台.
高騰を続ける自転車用品にしては,安い方だが,ケチケチKazchari基準だと高い.
ところが,商品ページをよく見るとAma公式のアウトレット品に「¥11,407」「非常に良い」の表示が.

経験上Amaの「非常に良い」基準は外箱にヘコミやキズがある程度で中身は新品のことが多い.これは「買いッ」とポチった.

で,届いた.

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想像通り,本体に使用感は皆無.いい買い物をした.
ASSIOMAのパワメを付けているEMONDA用なので,KEOクリートを取り付ける.

さて,その履き心地は...まだ実戦投入していません.
部屋で履いた感想では幅がややキツい印象.
もしかしてKazchariも甲高幅広の日本人足なのだろうか?

試着なしでシューズを買うことのリスクも感じつつ,使用後は伸びてフィットすることに期待.

さて,もう1点.
お次はオートバイ用のライディングシューズである.

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これまた,長年...正確には30年ほど使ってきたコミネ製(MotoFango)
シューレースを交換したり鋲を打ち直したりしたが,ついに踵をホールドするスポンジ部分が爆発! ついに限界か.

で,これまたAmazonを中心にネットをうろつくが,デザイン的,価格的にもなかなか気に入る物が見つからない.

そんな中,浮上して来るのが我らがワークマン
事前にネットで「オートバイでも使えるモノ」で検索.
いくつか候補が提示されたが,その中で『プロコア プレミアムセーフティ』という安全靴が気になった.
早速,近所のワークマンに凸.

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Kazchariの足のサイズは25.0.
店内で前後サイズを試し履きし,結局「24.5」がピッタリだとわかった.

安全靴なのでつま先には鉄芯入り.それにしては軽い.
それに,何より気に入っているのは...値段だ.
なんと税込み¥3,900! これぞワークマンプライス!

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靴底はこんな感じ.
踵の段差がないタイプだが,オートバイで使うのならこれで良い.
それより気になるのが,鉄芯入りゆえのつま先の厚み.つまり,チェンジペダルの操作性である.

数日後,このシューズを履いて最初に向かったのは近所のバイク屋さん.
トータル9,000km走行したモンキーのオイル交換のためである.
左足のペダル操作に問題なしで一安心.
この時のバイク屋さんでも様々なエピソードが...それはまた別のお話.

とりあえず長すぎる靴紐をクロージャータイプに変更.

全ての紐靴をこれに交換したいぐらい快適.

で,最後.
買い替えではないのだが,以前より気になっていたシューズも購入&実戦投入した.
それは!(それは!)SPDサンダルだぁ!

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ほら,YouTubeでよくあるやん.
酷暑対策は元より,山間の清流まで走ってジャージのまま水に飛び込むシーン.
あれがしたかったのよ(想像が貧困)

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手持ちのチャリで,これが似合うのはBROMPTON一択.
SPDペダルはTopstoneMTBにも付けているけど,グラベル行って落車した場合のことを想像すると恐怖.

まっ,とりあえず少し長い距離を試走してみた.

思いのほか重量(約396g)があるのだが,それは全く感じず.
漕いでいる時はサンダルであることを忘れるぐらい違和感なし.
この時のライドでは普通のカジュアルソックスで履いたけど,素足だとベルト部分で皮膚がこすれる?

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そういや先日の『長万部400』でも,小径車の人がこのSPDサンダル使ってたな.たぶん裸足で.

不思議なのは,この「SPDサンダル」というジャンル,なぜかSHIMANOからしか発売されていない.
アリエクの怪しいメーカーが,わんさかパクリ商品出しそうやねんけどな.
なんだろ,特許の問題?

以上,新規もしくは入れ替えたシューズの記事でした.

自転車もオートバイも,シューズは安全性や快適さに直結するギア.
色々調べて「エイヤ!」とポチるより,可能であれば実物を試着するのが正解なんだろうけど,なかなかねぇ...

BRM704北海道400km長万部(その3)~闇に隠れて走る

2026/7/4 Sat

夜間飛行

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曇り.温度:16 ℃,湿度:86%,体感温度:16 ℃,風速:7.6 km/時,風向:SE

その2はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

さて,残り150km.
本ブルベもいよいよクライマックスである.
T口さんより先にPCを出発.

そろそろ夜間走行.
スタートから,ずっとレーダー付きライト『COOSPO TR70』を点灯させている.

カタログにある「40時間持続バッテリー」は伊達ではなく,ライト・レーダー機能ともまだまだ健在である.
ただし,サドルバッグとタイヤの間からのレーダー照射なので,明らかに誤反応が多い.まぁ,仕方がない.ミラーによる目視も必須である.

夜間走行に備え,もう一つのリアライトも点灯しておく.

こちらをローモード点灯で運用.
この後5時間ほどでバッテリーが切れた.
そこからはこちらにチェンジ.

やはり充電式ではなく乾電池式が正義なのか?

つーことで,”盲腸”ルートなので往路を逆走.
対向車線のランドヌールとスイッチ.
明るいうちは手を振って挨拶.徐々にベル・チリンチリンに変わっていく.

江差の港で落日.
今日は何かのお祭りか.
通り過ぎた後,打ち上げ花火の音が聞こえた.

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国道277号の分岐点に着く頃には陽はすっかり落ちていた.
フロントライトは信頼と実績の『OLIGHT RN1500』

これまでも数々のライドを共にしてきた逸品.
明るいし持続時間も問題ない.それに安い.
実際,入れ替わりの激しいOLIGHT製品の中でも,こいつはずっと販売され続けている.
一時はランタン他,OLIGHTの製品をよく買っていたが,最近「これはっ!」と魅かれる発表がない.今後に期待.

『OLIGHT RN1500+SEEME30+i1R 2 EOS』のセットが届いた!

で,なんだかんだで海岸沿いを乙部町まで北上.
市街に入ると「国道229号通行止め.迂回せよ」との看板が増えて来た.

マジで?

ナビは真っ直ぐ行け,となっているけど...信じて進むと右手にローソン.
そのすぐ隣が”う回路”になっていた.

突如,結構なヒルクライムが始まる.
「町道館浦鳥山線」というらしい.

街灯もない暗闇の丘を登る.
こういう時,ナビの表示がありがたい.
先に待ち受けるのが右カーブなのか左カーブなのか判別できる.

国道のう回路のためか,交通量多め.
何度かクルマに抜かれるが,ドライバーの「なぜこんな時間に,こんな場所で自転車が!?」という混乱具合が,なんとなく伝わってくる.

うねうねカーブを下って,ようやく国道と合流.

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北上を続ける.
道の駅「ルート229元和台」で休憩.
自販機にて甘ったるいカフェオレを購入し一気飲み.
寒くないのがありがたい.

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海岸沿いを走るが,海側は漆黒の闇.
かすかな潮の香りと波音のみが支配する.

道路は道路で漁村周辺の街灯,そしてトンネル内だけが明るい.
交通量もグッと減った.

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個人的にブルベの醍醐味は夜間走行にあると思っている.

忘れもしないのが,初の300ブルベ『アタック三国峠』の夜.
終盤,鹿追のゴールに向かう十勝平野.
灯りがほぼ皆無の闇の中,空に浮かぶのは満天の星.
宇宙船から見える景色もかくや...と思わせる美しさだった.
この非日常感覚がたまらんのだ.

もちろんリスクは上がる.
貧弱なフロントライトでは,路面状況の把握が難しくなる(今日は真昼間にコケたけど)
一方で,後方からのクルマの接近には気付きやすい ⇒ センターラインに近い側を走れる.

ただし,今日は雲が多く残念ながら星がほぼ見えない.

21時40分.道の駅「てっくいランド大成」着.
ここではトイレ休憩のみ.
夏休みシーズンで,車中泊のクルマが数台停まっていた.
この時期はどこの道の駅も同じ状況か.

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国道から道道,つまり海岸沿いのルートへ.
次のチェックポイントは「帆越山トンネル」というやたら長いトンネルを抜けてすぐの場所にあると聞く.

ところが,目的の距離「331.7km地点」はトンネル内で越えてしまった.
まさか,Kazchariの思い込み,もしくは見過ごしでトンネルの手前にあった?

とりあえずトンネル脱出するものの出口にてとまどう.
向こうに見える灯りの場所がPCかと,一度行ってみる(違った)

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こんな時には素直にGoogle先生だな.
ちゃんと教えてくれて,もう少し先であることが判明した.

で,【通過チェック2 太田山神社入口】の鳥居.

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トンネル走行のせいか距離にズレが生じたが,なんとか到着.
反対車線からアクセスする場合,段差があるので要注意.
普段ならなんともないが,疲労の蓄積と注意散漫,それに眠気による判断力低下が忍び寄って来る時間である.

それにしてもPCの証明が「鳥居の写真」で良かった.
もし「階段上って本殿の写真を撮れ」とかだったら恐怖でしかない(705mあります).それに...れ,霊場だと?

道内随一の霊場太田神社

その後もトンネルが連続する.
しかも1本1本が長い(軽く2km越え).
漏水なのか,路面が濡れている.

そして霧.

よくこんなところを一人で走るもんだ.
後ろからターボババァの足跡が聞こえる.
時々声を出して,反響音を楽しむ...って,うむ,何か色々と壊れてきたぞ.

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長すぎる海岸道路が終わり,国道229号に復帰.
久しぶりに町らしい町,そして8の字ルートの中心地「せたな」に帰って来た.

そして最後のチェックポイント...

354.6km【通過チェック3 せたな情報センター】着.

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時に23時30分.
腹が減ってきたが,”田舎コンビニあるある”で23時閉店がほとんど.
手持ちの食料はある.
どこか手ごろな自販機で炭酸でも...町中なのに欲しい時には見当たらない.

仕方がない.
ルート(国道230号)上を進みますか.
で,民家が徐々に少なくなる頃,煌々と光るcoke-on自販機を発見.
停車してリアルゴールドを注入.ポーチに入れておいたクリームパンをむさぼり食う.

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どうやらこの建物はカラオケ屋.
防音は効いているものの,おっさん達の熱唱が漏れ聞こえる.
とっくに0時は越えているのに元気だなぁ ( ´∀`)オマエモナー

さて,せたな町の次は今金町.
その間は民家がポツポツと点在し,街灯もあってまだ明るいが,今金を越えると最後の山岳エリアに突入.

勾配がキツいわけではないが,暗闇の中を淡々と進む.
深夜ゆえ,かなりセンター寄りを走るのだが,いつの間にかラインを越えてしまうことが増えて来た.

これは...ブルベあるあるのマイクロスリープ発動.
起きてはいるが,ほんの数秒だけ意識が途切れる現象である.

スタートしてから17時間を越えた.
「自分の活動限界は20時間」と思っていたが,今日は体内バッテリーの持ちが悪いようだ.
そう言えば...昨夜,あんまり寝てなかったわ.

この状態が続くと,やがて幻覚が見え,あげく落車の危険性もある.
一旦停まって背伸びでもしましょう.

iPhone15 Pro コケたわけではナイ

そして,こんなこともあろうかと,本ブルベのために用意したのがこれだ!

夜間走行用の最終兵器.オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンである.
これとスマホを接続.「Amazon Music」でお気に入りのアニソンをガンガン鳴らせば,眠りそうな大脳に喝を入れることができるッ!

♪アイムソルジャ~ スナァヒハァ~ 
高速道路でかけるとヤバい,この超難解ソングでハナウタクライムだ!

スマホのバッテリーとギガの容量が心配なため,ここまでこの最終兵器を温存していたが,残り距離ははせいぜい30km.2時間もかからない.

ついでに,もうひとつの最終フロントライト『LEZYNE 1100』もスイッチオン.

出し惜しみはなしだ.
行くべき進路を明るく照らせよ!

音楽と光.
この後の夜&山間走行はメンタル的にもフィジカル的にも圧倒的に楽になった.

少し霧雨になってきたがレインウェアを着るほどではない.
ジャージが湿る程度である.
それにしても,この辺りの山には鹿がいないのだろうか? 全然見かけなかった.もちろんクマの姿もなし.

疾走&疾走

昨日泊った『クアプラザピリカ』を通過.
つまり物理的にも峠は越えた.ゴールまでの道筋は完璧に脳内で描ける.

やがて国道5号線に接続.
深夜1時を越えているにもかかわらず,大型トラックの交通量多め.

意外に狭い5号線.こちらも怖いが,向こうも怖いはず.
注意深く,かつ「轢くなよー」と願いつつ,最後の直線を爆走.

...だが,この建物だけは撮っておきたいと一旦停車.

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函館で展開する某有名ハンバーガーショップのパ〇リ?

これで満足.さぁ,後はゴールのコンビニを目指すだけ!

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406.0km地点【FINISH ローソン長万部大浜店】着.

レシートの刻印は2時過ぎだったかな.
もちろん,ゴールのご褒美はいつも通りのプロテイン.

飲んでから気付いた.
さすが深夜である.いつの間にか気温がかなり下がっていて,ここからゴール受付までの数km,めちゃめちゃ寒かった.
そういや霧雨のせいでジャージも濡れてたしな.

で,長万部公園まで移動.

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409.6km地点【GOAL受付 長万部公園キャンプ場】

認定タイムは19時間6分.

まぁ,だいたい予定通りだな.
落車や写真撮影を控えれば,18時間台も狙えたけど...って,ブルベはレースではありません.

スタッフに豚汁をふるまっていただく.
さらに,ありがたいことに「バンガローで仮眠していく?」とのお申し出.
既に先着した方が3名ほど寝ておられるようだ.
邪魔するのも,逆に次に来る人に起こされるのも嫌だったので,ハスラーに戻って仮眠を取ることにした.
スタッフのみなさま,お気遣いありがとうございます.

駐車場に戻る頃,T口さんがバンガローに向かっていく姿が見えた.リスペクト.

車内に乗り込み,助手席のシートを倒して目をつむる.
すぐに脳内シャッターが下りた.

...周囲の明るさで目が覚める.
時刻は5時過ぎ.2時間ほど寝たようだ.

外は霧雨...ではなく,小雨になっている.
6時を待って長万部温泉ホテルに移動.

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入湯料500円.
令和に生き残る「ザ・昭和」な作り.
T口さん他,数名の本ブルベ参加者がおられた.

問題は...右ひざの傷.
先ほどクルマの中で大き目の絆創膏を貼っておいた.
特に気にせず湯につける.染みた.

さて,これからどうする?
家までは約300km
もちろん帰れないことはないが,居眠り運転はヤバい.
出した結論は...中間地点である札幌の定宿『万葉の湯 ふとみ銘泉』にて,昼寝とサウナをキメること.帰宅は夜間で良いでしょう.

つーことで,途中の道の駅やコンビニで休憩しつつ,お昼前には太美に着いた.
チェックインして即リラックスルームへ.
あっという間に眠りに落ちた.

2時間ほど寝た.
ようやく頭がすっきり.
浴室に向かう.
もちろんサウナを満喫するつもりが,浴槽内で絆創膏がペロっと剝がれてしまい,結構エグイ傷口が露わに.
痛みや腫れはないものの,見た目や衛生面の問題から,このままサ室に入るのはどうかと判断.
早々に切り上げ,服を着て『万葉の湯』を後にする.

むき出しの傷にズボンがこすれて痛い.
たまらず途中のツルハドラッグにて,モイスト系の絆創膏を購入.

その場でボトルの水をかけて処置.
...こうして振り返ってみると適当だな.細菌感染してなければいいけど...(現在治療中)

つーことで,久々の400は無事終了.
堪能しました.

さすが,全ブルベ中,最も辛いと言われる距離である.
カラダのダメージは元より,ほぼ徹夜走行だけに睡眠の質に与えるダメージがデカい.

前回の300はBROMPTONで出走.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

やはり小径車と比較するとロードは速いし圧倒的に楽.
達成感うんぬんはともかく,400以上はTopstoneがちょうど良いな...と言いつつ,次の400はBRO使ったりして.

今年はいろいろあって,まだブルベを2本しか走っていない.
パラダイスウィーク的な夏合宿も秋合宿も不参加.
一方,2025年は不参加だった『ニセコHANAZONOヒルクライム』『そらちGF(グラベル)』『NISEKO GRAVEL』はエントリー済み.

次のブルベは伝統の『薄野200』かなぁ.
こいつにはもちろんBROで参戦の予定.

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BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

2026/7/4 Sat

もう半分,あと半分

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その1はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

ここは国道229号.島牧とせたなの中間地点.
スタートからは100km.

動体視力の低下か注意散漫か,路肩と車道の段差に気付かず,見事に前輪をもっていかれブルベ初落車
幸いチャリ,ボディともに大したダメージはなく,ブルベは継続可能.

もしここで,タイヤのサイドカット骨折していればどうしただろう?

集落からは離れている.
鉄道も走っていない.
バス路線もあやしい.
そもそも(よくないけど)輪行袋を持参していない.
JAFを呼ぶか,軽トラのヒッチハイクか?

...という最悪な事態は免れた.
これはカミサマ(ココロの声)が走れと告げているのだ.

つーことで,速度20km/h以下しかでない向かい風の中,130.5km【PC2 セイコーマート北桧山店】着.

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30℃まではいかないものの暑い.
ここで先行して走っておられたCさんと合流.
脚が合うのか,前回は『きのこの山300』だったかな.一緒にゴールした.

BRM610きのこの山300km(その1)

ついでに言うと,Cさんも関西からの移住者.
Kazchari同様,20年以上になるそうな.

「来年のPBP出ます?」と質問される.Cさんは検討中らしい.

うーむ.大金払って参加する割にはコースが魅力的じゃないという感想.
最高峰のブルベとして達成感が半端ないのはわかるけど...
せっかくフランスに行くなら,アルプスとか風光明媚な場所をBROMPTONでゆっくりと走りたい.

全くランドヌールらしくないな.
それに「1200」は去年走ったし(比べるな)

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

ちなみにCさんは以前スイスに住んでいたことがあるらしく,周辺の山々を登りまくったらしい.
それはそれは美しい場所らしく...やっぱ行くならそっちかな.

...という話を聞きながら,暑さ対策で冷やしラーメン.
ホンマならもう少しカロリーがあるモノを食べるべきだがな.固形物が摂れる間は.

風がどんどん強くなり,ゴミが飛びまくってパニック.
この先,いい方向に吹いてほしいものだ.

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『長万部400』は8の字コース.
ここ,せたな町にてブルベを続行するか,DNFして最短でスタート地点に戻る選択もある.

膝の傷は?
大丈夫だ.多少ひりひりするが可動に問題ない.
今思えば,ここのセイコマでサランラップを買って,傷に巻いときゃよかった(湿潤療法).その方が治りが早かったかも(後の祭り)

てなわけで国道229を南下する.

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これがまた”虚無”な道で,何もない同じ風景の平坦路を淡々と進む.
残念ながら風は味方してくれず,ペースも上がらない.

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途中で道道42号「八雲北桧山線」に入り,本日2本目の山岳に入る.
ここもなかなか長い.

まぁ,長ければ長いほど位置エネルギーもたまる.
ピークを越えれば豪快なダウンヒル.
一気に噴火湾側の八雲市街へ.

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久々の都会.
179.8km【PC3 セイコーマート八雲東雲店】着.

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到着寸前,Cさんが出発していく姿が見えた.
なんか今日は少しずつ差をつけられてるなぁ.

このセイコマは以前,出張で八雲に来た際に利用したことがある.
隣の『山岡家』で昼食を食べたような...

それにしてもさすが400だ.まだ半分も終わっていない.
水分とタフグミを補給して,先をいそぐ.

ただし,ここからはしばらく道南の大動脈,国道5号を走る.
交通量が多いわりに路肩が狭く,かつ荒れている.おまけに向かい風.
「早く終われ~」と願いつつ函館方面に南下.
落部でようやく右折して内陸へ.安心感マシマシ.

道道67号の途中で,サイコンの表示がようやく「200km」を指した.
まだ...いや,もう半分だ(と思わんとやってられん)

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9時間で200km.
向かい風やら落車のケガでコンディションがイマイチなわりにはなかなかのペースだ.

一応TTバーを付けているがあまり活用できていない.
ブルベを始めた頃は,先ほど話題にした「PBP」への参加を本気で考えていた.
当時のレギュレーションだとTTバーの長さに制限があり,先端がブラケットから先に出てはダメだったはず.
ゆえに先端を切断した.
軽量化にはなったが,短くなった分ポジションが取りにくい.
長時間利用が辛い.

そろそろちゃんとしたTTバー,買い直そうかなぁ...

あっ,でもバーに貼った極小キューシート(距離と場所だけ)は便利だ.

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ここらで少し補給ミス.
八雲のPCでボトルの水を満たしたが,残りが心もとなくなってきた.
暑さのあまりよく飲んでいたようだ.
本日のボトルは750cc1本のみ.

コンビニとはいかなくとも,自販機がそこら中にあるのが日本.
「なくなれば,どこかで買えばいいや」と楽観的だった.
いっそ公園の蛇口からでも良い.
とりあえずボトルを満たせれば...が,徐々に焦り始める.

ところが,この道道67号,自販機どころか集落もほとんど見当たらない.
途中,温泉(銀婚湯)を通過.受付までいけば自販機ぐらいはあるだろうが,停車してそこまで行くのは少々面倒.
道路わきにポツンと自販機ないかなぁ...と,残り少ない水をちびちびやりながら進む.
とうとう最後の1口ほどになってしまった.

すると前方に「この先P トイレあり」の看板が現れた.

トイレということは蛇口もあるはず.
よっしゃ,ここで補給!

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だがしかし.

洗面台には無情にも「飲用不可」の表示が...
本当に渇水状態であればそんなことを気にしてられないが,かろうじて水は残っている.
下手に飲んで下痢(もしくはエキノコックス)でもしたら大惨事.
顔を洗い,気化熱利用のため前腕を濡らすだけにとどめる.

次の町,厚沢部までは17km.
まぁ,なんとかなる...なんとかなった!
家畜舎脇に自販機発見! み,水ぅ~

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だがしかし.現実は非情である.
この自販機,coke-onは使えず,しかも新1,000円札未対応!
むなしくも突き返されてきた(田舎あるある)
家畜舎の人に両替してもらおうかと一瞬考えたが,あまりに図々しいと思いなおし,さらに進むことにした.

ようやく見つけたのが茶色にカモフラージュされてはいるが,まぎれもなくcoke-on対応自販機!

この状況で飲むリアルゴールド! 最&高!
ついでに「いろはす」も買ってボトルに注入.
復活.これで次のPCまで持ちそうだ.

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厚沢部に到着.
コンビニには寄らず,道の駅に.
ここも久しぶりだな.

厚沢部では,近々グラベルイベントが新規開催されるようだが,さすがに遠い.この『長万部400』と連続開催だったらよかったのに(無理だ).

夕暮れせまる.

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国道277号を南下.
これまた”盲腸”ルートで,次のPCを目指す.

途中,道の駅「江差」に立ち寄る.
ここは「日本一小さい道の駅」として有名である.

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トイレと小さい売店しかないが,しょぼいわけじゃないんだからねっ!
夕陽がキレイだし.

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登りかと思えば下り...細かいアップダウンが続く.
比較的路面状況が良好なのが助かる.

途中,Cさんとスイッチ.速ぇー!

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で,ようやくたどり着いたのが257.1km地点【PC4 ローソン上ノ国大留店】である.

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本ブルベ最南端.ここから折り返して北上が始まる.
時刻は18時42分.夕食の時間とする.

ローソンはこの時間になると弁当類が半額になるので助かる.
だが,さほど食欲はない.消化器系も疲れているようだ.
ここは軽く「卵サンドとカツサンドのセット」にした.もちろん半額シール付きだ.

もしゃもしゃ食べていると,”北海道ブルベ界のレジェンド”T口さんがやってきた.
初めてお会いしたのは7年前の『旭川400』
早朝,ほぼ同タイムにゴールした.

BRM824旭川400km(その1)

強烈に印象に残るのは三国峠からのT口さんのダウンヒル.
いやもう,トゥールマレーのポガチャル並みにとんでもないスピードでかっとんでいった.
そもそも,各年の道内開催ブルベの約半分,いや2/3は参加しておられる.
リザルトもとんでもないタイム.どんだけ超人?

食事中,思い切って年齢を聞いてみた.
な,なんと74歳らしい! とても見えん.

若い頃はガチ・レース勢だったが,今はブルベに落ち着いている(?)とのこと.
素養があるとは言え,やっぱりすごいわ.
未来のKazchariも,T口さん並みのパフォーマンスを維持できているだろうか...いや,維持してやる.e-bikeには乗らんぞ!

さて,このブルベも残り150km.
単純に考えても,旭川-札幌間より長い.やれやれだぜ.

※ その3へ続く

BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

2026/7/4 Sat

油断大敵

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その0はこちら ⇒ BRM704北海道400km長万部(その0)~前泊はスーパーリッチに

ここは今金町にあるホテル『クアプラザピリカ』209号室.
深夜0時過ぎ,寒さに目覚めた男がいた.

「寒ぅうう...やはりエアコンの24.5℃は冷えすぎか...」

暗闇の中,枕元に転がしていたリモコンに手を伸ばす.

寝ぼけた頭で「確か停止の位置は...この辺だっけ?」と手探りでボタンを押す.
エアコンの作動音が消えた気がした.
再度入眠する...が,30分ほどすると今度は”暑さ”で目が覚める.
寝間着代わりのTシャツも汗だく.

なぜだ?と灯りをつけてリモコンを確認.
なんと「暖房」のスイッチがオンになっていた.しかも,その設定温度は29℃! そら暑いわ!
再び「冷房」に切替て部屋を冷やす.サウナか?

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と,夜中に一人茶番を繰り返しているうちに起床予定時間の4時になった.
寝たのか眠れたのか...400なので深夜走行必須.大丈夫か,Kazchari?

目覚まし代わりに温泉へ.
早朝なのに先客がいた.
ノーメガネだったので定かではないが(視力0.1以下),たぶんラナさんだったと思う.

10分ほど露天風呂につかり部屋に戻る.
昨日買っておいたセイコマの総菜パンと部屋に備え付きのドリップコーヒーで朝食.
よく考えれば,長万部までいけば24時間営業のセブンもあるし,そこで食えばよかったかも.

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で,ジャージに着替えて5時過ぎに宿をチェックアウト.
フロントのおじさんから「今日,400kmも走るんでしょ? 信じられないねぇ~がんばってね」と励ましの声をいただく.
どうやら先に出発したランドヌールがたくさんいた模様.

なぜか宿の周囲の路面が濡れている.
夜降った? 日中は晴れのはずだが.

で,6時前に長万部公園着
既に変...いや,猛者どもが集まっておる.

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知人に挨拶.
小径車の人も5,6人ほどいた.
やっぱりBROで来れば...は,絶対ないな.

ブリーフィング後,車検の列に並ぶ.
「BROMPTON T-Line Ceratech」の人がいたので,「同じの持ってまーす」とお声掛け.
マイスターO西さんのお知り合い,つまりKazchariのことも少し知っておられた.

重要情報を2件ほど聞く.

1)セラコートは剥がれる ⇒ 保護シールで養生
2)T-LINEの軽量ホイールは割れる ⇒ サードパーティ製に交換

ぐぬぬ...特に後者はO西さんも3000ブルベの際に起きた事象.
Kazchariの「T」は大丈夫か? ブルベに使うつもりはないけど.

7時スタート.
一応目標は19時間.
夜中の2時に戻って来れれば御の字.

序盤は10人程度の集団に乗っかる.
ナビとして使っているのは,いつもの『Bryton Rider S500』

優秀だが,電源を入れてスタートボタンを押してからデータ読み込みが100%になるまでやたら時間がかかる.
完了するまでルート上に進行方向を示す矢印が表示されないのだ.
まっ,この読み込みが終わるまでをアップ時間とし,集団の後ろでのんびり走る.

本日のマシンはブルベ用にカスタムした『Cannondale Topstone Carbon2 Lefty』
当然だがBROと比べると圧倒的に快適.ペダル一漕ぎでこんなに進むとは...

するとすぐ後ろを走っていたT夫さんがスルスルと上がって来た.
こ,これはYouTubeでよく見る『T夫トレイン』の発車時間なのか?
乗っかる方がいいのか?

とりあえずナビの読み込みが終ってないので見送る.
そして路面状況がやや改善し,交通量が減ったところでペダルを踏む.
徐々に斜度も上がってきた.

なぜか今日はたった2両編成のT夫トレインをパスして黒松内を目指す.
以降,ゴールまで単独行となる.

そして最初の峠,月越峠が始まる.

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例によってコースプロフィールのチェックが適当なKazchari.
距離,獲得標高,斜度など,全く知らないまま淡々と登る.
長ぇなここ.

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時間に追われがちのブルベでは写真の枚数が減る.
ブロガーであることを思い出し,「写真を撮る」意識を明確にしなければダラダラと走り続けてしまう.

それでもまぁ,なんだかんだで...

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36.0km地点【通過C1:島牧風力】

ここはフォトチェック.
「島牧ウインドファーム」というそうな.
確かに巨大な風力発電.ぐわんぐわんと回っている.
丘の上にあるとは言え回りすぎ,つまり,この後海岸沿いに降りると「風」に悩まされる予感...(大当たり)

そそくさと出発.
雪対策の覆道をダウンヒル.

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貧弱リムブレーキのBROと違って,Topstoneのディスクブレーキは安定感がある.
すぐに国道229に接続.
ナビは右折を示す.
そう,ここからはいわゆる”盲腸”,PCまで往復するルートである.

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北海道の日本海側らしく,アップダウンが続く.
風はやはり味方してくれず,向かい風気味.
天気が良いので坂の途中で撮影タイム.

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左手に「弁慶岬灯台」が見えた.
ランドヌ札幌さんの600ブルベ名にも使われている.
走ったことはないが,なかなかの難コースとのこと.
今回はPCでも何でもありません.

確かこの辺りでPCから戻って来る参加者(2人組)とスイッチ.
めちゃくちゃ速い.後でリザルトを見ると16時間台でゴールされていた.300ブルベか?

寿都の町中に入るとすぐに...

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57.1km地点【PC1:セイコーマート寿都矢追】

上の写真だとどこかわからん.
朝飯が少なかったのでかなり空腹(カロリー不足).
早くも「おにぎり」「赤コーラ」「エナジージェル」の私的ブルベセットを購入.
レシートをゲット.

同着の参加者と「風,強いっすねぇ~」と共感タイム.

のんびりしてはいられない.
追い風を期待して南下を始める.

後続の参加者と次々にスイッチ.
盲腸ルートは楽しい.
時間に追われている場合はプレッシャーか.

先ほどの道道との分岐を通過.
何か風向きが怪しい.
短時間の間に,追い風が向かい風に変わってしまった.
今日はこの変化が頻繁に起こる(地形のせい?)

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これまたPCでも何でもない道の駅「よってけ!島牧」でトイレタイム.
昨年から道の駅のスタンプラリーを紙からデジタル(ネット)に移行した.

みち・レ・ポ-北海道「道の駅」デジタルスタンプラリー

旭川周辺のスタンプ収集はガシガシはかどるが,道南方面にはめったに来ない.
で,これ幸いと押しまくるつもりだったのだが...この「島牧」の押印,すっかり忘れていた.
気付いたのは走りだした後.さすがに戻る根性はない.
チャリを降りたら押す!絶対!

しかしまぁ,この辺りの海岸線は交通量が極端に少ない.
それに風景も超単調.
カーブを曲がっても曲がっても同じような風景が続く.まさに迷宮.

それでもこの好天.
(まだ)退屈はしなかった.

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最近舗装工事をしたばかりの,やたらキレイな路肩が現れた.
しばらくそちらを走行する.

「そういやしばらく写真撮ってねーや」ということで,美しい海岸線をバックに,チャリを正面から撮るべく反対車線へ向けてターン.
後方確認後,路肩から車道へ車線を変更...その時だった.イデが発動した.

歪む世界.
チャリとカラダがゆっくりと倒れていくのがわかる.
音が消える.
足をペダルから外し車体を支えようとするも,悲しいかなSPD.
少々滑りながら右膝が地面に接触.
さらに右手指の甲側,PIP関節辺りで倒れ行く車体を支える形になった.

ブルベ初落車である.

正に「身構えていなかったので死神が来た」瞬間である.
チャリを起こして海側,防波堤まで移動.
ダメージをチェックする.

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こういう時,自分よりもチャリの損傷を先に確認(あるある)
右のバーテープが少し破れたぐらいでディレーラーなどの駆動系に問題なし.
大丈夫だ.お前はまだ走れる.

お次は自分のボディ.

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見事に右膝に擦過傷.
レッグウォーマーが破れ血が滲んでいる.
布をめくってキズ口の確認は...見たくない.

アドレナリンの分泌が収りつつあるのか,ズキズキしだした.
まさか骨折はないよなぁ...折れてたらこんな痛みでは済まない(経験者)

水はある.確か絆創膏も持っていたはず.
だが可動部の傷である,ここで下手に処置しても絆創膏は剥がれてしまう.
このままウォーマーの残布でカバーしたままペダリングする方が快適・安全だろう(そうか?)

ここはスタートから約100km地点.残りの距離は300km.
ココロはまだ折れぬ.

その2へ続く ⇒ BRM704北海道400km長万部(その2)~もう200kmしか走れません!

【悲報】自転車用ケミカルが買えない?「ナフサ不足」の深刻な影響

2026/5/28 Thu

突然の異変

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Amazonのスマイルセールが始まった.

Amazon スマイルSale

で,いつものように買い物かごに入れておいたヤツが割引になっていないかと,サイトを開いて驚愕.
ワコーズのケミカル品がことごとく品切れ,もしくはマケプレでプレミア価格になっていた.
特に定番中の定番,「フォーミングマルチクリーナー」がヤバい.

他にも...

以上の「洗車3点セット」が軒並みアウト.
通常価格の3倍ほどになっている.

今の状況を見越していたわけではないが,Kazchariは4月の頭にこれらのケミカル品を2本ずつ購入.
その頃は適正価格で「フォーミングマルチクリーナー」は1本¥1,650だった.

その原因はもちろん,ホルムズ海峡封鎖によって原油が届かないことにある.
噂の「ナフサ不足」が,ついに自分の趣味領域にまで影を落としはじめた.

Kazchariは現在自転車を7台所有.

乗るだけでなく洗車も好きだ.
メンテナンスこそが自転車の寿命を延ばすと考えている.
そして,その方法やケミカル用品については,この動画を信奉している.

ゆえにワコーズ製品を愛用.
確かに使い勝手も良く,性能への信頼感もある.
ただし,他のメーカーに比べると割高なのは事実.

まぁ,ライド1回ごとに洗車するというマメさはない.
それこそ,あっという間に消費してしまう.
ライド後,車体を軽く拭くだけで終わらせることが多い.

とは言え,グラベル,MTB,ファットというオフ車は仕方がない.
雨後は元より,土遊び,泥遊びをした後は,車体の汚れやギアやチェーン回りの消耗が激しく,洗車・注油は必須.

「ケミカル品が減るから乗らない」という選択肢はないため,代替品を見つけることが急務である.

ワコーズ製品の入手が困難な今,候補として浮上するのはやはり『MUC-OFF』かな.
ざっとチェックしてみたところ,高騰の波は”まだ”及んでいない.

「フォーミングマルチクリーナー」の代替品筆頭としてはやはりこれ.

「チェーンクリナー」なら,

かな.
元々ワコーズと比較しても安くて容量が多い.
怪しさもなく国際ブランドである.
次回の洗車では手持ちのワコーズ製品を温存し,こいつらを購入・使ってみるか.

そうそう,チェーンルブに関してはなかなか良いのが見つからない.
ワコーズのスプレー式が優秀過ぎる.

一滴ずつ垂らすタイプやワックス系は,性能は元より長持ちするのはわかっているが,すぐに汚れて真っ黒になる.
あれが嫌だ.
旅先には持って行くけど.

自宅でのメンテで使うならこいつが良いかも.

試してみよう.
ケミカル品不足は一過性のものかもしれないが(そうでないと困る),柔軟に対応する力もサイクリストには必須.

恐ろしいことに,タイヤ,チューブ,パッキン,プラスチック,塗料など自転車パーツはほぼ石油由来.
今は在庫があっても,今後入手困難になっていく可能性は十分ある.

そういや,ネットではなく実店舗での在庫はどうなのだろう.
既に在庫切れ(買い占め)が始まっているのだろうか.

「ナフサ不足」に関しては政府と業界の認識にズレがあるのが興味深い.
どちらかが「ウソ」をついているのでなく,ただ視点が異なるのだろう.
政府はマクロ的な安心を語り,現場は個別の現実的な欠品を語っていると思われる.

もちろん,末端の消費者としてこの状況は「現実」の不便に他ならない.

嘆いても仕方がないので,この「供給の目詰まり」はしばらく続くと考え,特定のメーカーに固執せず,複数のブランドや代替品を確保して柔軟にメンテナンス体制を維持することにしよう.

それがサイクリストのライフ・ハック.

月末の300kmを見据え,Topstoneと独り駆けた『風連200』リベンジライド

2026/5/16 Sat

漢の意地

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晴れ.温度:16 ℃,湿度:68%,体感温度:18 ℃,風速:5.4 km/時,風向:SSW

はじまりは5月4日.

この日はランドヌ札幌さんの2026年初ブルベ『BRM504風連200』の開催日.
久々の地元ブルベゆえ,意気揚々とエントリーした.

ところが前日からの低温・風雨・降雪予報により,走行困難と決意し無念のDNS

これはKazchariに限ったことではなく,エントリー36名中,なんと33名がDNS.
出走者3名でスタートしたが,全員がDNFし,完走者0という歴史に残るブルベになったという.

これだとおそらく無理に出走しても,KazchariもDNFしただろうと予測がつく.
自宅から眺める外の様子だけで,モチベーションを削がれる天候だった.

月末には『BRM530美瑛の丘300』が控えている.

このまま「200」を走らずに「300」を迎えるのはマズイ.
「ブルベ用の脚」を作るためにも,5月16日の土曜日,プライベートでのリベンジライドを決意した.

使う機材は『Cannondale Topstone』である.
タイヤはもちろん無印グラキン仕様.

トラブル続きだった”怒りの”リアタイヤは新品に交換した.

春のパンク祭り:ブチル・TPU・チューブレスを使い倒して分かった不都合な真実

出発はブルベ本番よりやや遅い8:30.
目標タイムは約10時間とし,19:00前には帰宅するつもりである.

まずは自宅からスタート地点の神楽岡公園を目指す.
途中からナビに入れたGPSデータとルートが一致.
まずは旭川市内を抜ける.

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例の「自転車青切符制度」が施行されて以来,クルマに抜かれる時の車間距離が少し増えた気がする.
それはそれでありがたい話なのだが,問題は自転車の方.

どれだけ交通量が多く,安全に走れるレーンがなかったとしても,かたくなに車道を走る自転車も増えた.
そして,そういう自転車はたいていノーヘルである.

もちろん「原則:車道走行」は正しいが,本制度の施行の際,どうして「ヘルメット義務化」をセットにしなかったのだろう.
クルマにも乗る立場としては,怖くて仕方がない.
日本人はマジメやから「義務化」しても結構従うと思うけどな.
誰かが反対してる?

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永山地区を通過.
徐々に交通量減少.
要するに「信号坂」の攻撃も減って来るわけだ.

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愛別町に入る.
まだまだいつものライドと変わらない距離感.

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旭川発のブルベでよくPCにされる愛別町のセブンイレブン.
ちょっと問題なのが,ゴミ箱未設置なこと.
これまでの経験上,チャリダーなら店で買った商品のゴミを引き取ってくれることが多いのだ.
この店も大丈夫だった.念のため,会計前に確認しましょう.

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道道101号をひたすら北上.
ここまで来ると交通量激減.
愛別ダムに到着.

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『風連200』の公式ルートを走っているので,当然通過チェックも現れる.
指定の「茂志利トンネル」でフォトチェック.

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三栄地区かな.
春の風景である.
そうそう,運よくこの辺りは追い風.
かなりのAveスピードで快走.

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朝日地区の古い家屋.
この外観の造りで雪に耐えられるのが不思議.

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しばらく進むと,久々の補給ポイント,セイコマに到着.
オアシス的存在である.
さすが俺たちのセイコマ,ちゃんとゴミ箱は設置してあるし,レジのスタッフからは「ゆっくり休んでってね」というありがたいお声かけ.
昼食にはやや早いので,最近お気に入りの「もちっとクレープ」.

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道道61~537号で士別へ向かうが,もうこれらがとんでもなく直線道路.
変化が無さ過ぎて疲れる.
気分転換に士別名物,羊のバス停を撮影.

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本来の出発時間より遅いため,目玉の『霧立亭』での食事は諦めて風連で昼食をとることに.
PCのセイコマではなく,Google先生に食事処を尋ねる.
で,見つけたのが国道40号沿いにある『美音福』へ(なんと読む?)

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”おすすめ”とあった「ザンギ定食」を注文.
確かにザンギそのものは超美味い.
だが,残念ながら野菜の付け合わせがないという,定食らしからぬ内容.
てっきりサラダ小皿の出し忘れかとも思ったが,どうやらこれがデフォルトらしい(聞かなくてよかった).

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さて,ここまででちょうど半分の100km.
「全然余裕やん」と思っていた時期がKazchariにもありました.

これは完全に己の失策なのだが,国道40号を南下していると,道の駅「なよろ」から高校生ぐらいのサイクリストが現れた.
一応,ドロップハンドルのロードバイクではあるものの,服装は普通のTシャツと半パン.ヘルメットにメガネ(グラサンではない)という,まぁ,一般人のいでたち.
そのメガネくん,Kazchariの後方10mくらいにピタリとつく.

「ほほぉ,ええ根性しとるやんけ.このワシを風よけに使うとは.ついてこれるならついてこいやぁ~!」

と,スイッチオン!踏む踏む.

こうして,メガネくんをあっという間に黒い点...にしたつもりが,この加速についてきやがる.
しかも並ぶでもなく,抜くでもない.
一定の距離を保ちながら,全然バックミラーから消えない.

「ば,馬鹿な!」

カチッ,と脳内スイッチが次の段階へ.
少々,向かい風だったがさらにスピードアップ.
心拍が上がる.そして困ったことに膝の裏側が攣り始めた(アホである)
踏み倒して,士別市内に入る頃,ようやくミラーからメガネくんの姿が消えた.

「(ぜーぜー)ふっ,今日はこれくらいにしといたるわっ!(一体,誰と闘っておるのだ?)」

こうしてイマジナリーな強敵との激闘を勝ち抜き,幌加内方面に右折して国道239号に入る.

そこでKazchariは気づく.
先ほどの無駄な”踏み”が持病の「右腸脛靭帯炎」を再発させてしまったことを...

この道,平坦ではなくアップダウン(登り優位)が続くのだ.
少し負荷がかかると右膝の外側が痛くなる.
ヤバい...

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ヤバいのはカラダだけではない.
太陽がすっかり隠れてしまった.
真っ黒い雨雲に覆われている.いつ降り始めてもおかしくない.

それにチャリの最大の敵,風である.
今日は西風が強い.
つまり,士別から幌加内に抜けるこのコースこそ,本日の最難関ルートである.

ほとんどクルマも通らない薄暗い道路を,痛みと風圧に耐えながら進む.
100%の修行ライドとなった.

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こんな時にはゾンビ走法
カラダ(脚の回転)とアタマ(思考)を切り離すのだ.
意識を失わない程度に虚無の境地へ.この辛さは現実ではなく,全て仮想なのだ...

まぁ,たまに後方からやってくるクルマにレーダーが反応する.
こいつのアラーム音でリアルに引き戻されるがな.

最近はこれなしでは外ライドが考えられないのだが,問題は装着場所.
サドル直下がベストなので,サドルバッグ(念のための防寒具入り)があるとレーダーを付ける場所がなくなると思っていたが,なんとかクリア.
ただし,バックとサドルのスキマからの認識なので,いつもより誤作動が多い気がする.
それにクルマが直前まで接近しないと反応しないのだ.
うーむ.

とかなんとか,ゾンビ走法を続けているうちに,ようやく幌加内に入る.
ここから先は向かい風が横風になるので,少しはマシ.

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約束の地『霧立亭』着.
公式だとチェックポイント(コントロール)となる.
『風連200』のみならず『霧立400』でも,チェックポイント設定されているが,ありがたいことに,ブルベ民の到着時間に合わせて営業時間を延長してくれるありがたい協力店なのである.
何しろ,どの方向に向かっても,周囲に補給ポイントが一切ない.

もちろん本日はブルベ日でもなんでもないので,15:00で営業終了.
風連でストップしていなければ間に合ったかな.

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横風に変わったとは言え,強いことは強い.
ポジションが固定化したせいか,肩回りのコリもひどくなってきた.

半ゾンビ走法にて”すべてを忘れた気になって”南下を続ける.あー,もう早く帰りてぇ...

「なぜオレは一人でこんな辛いことをしているんだ?」と,DNFの悪魔が脳裏をよぎる.
だが,こんな場所では誰も助けに来ない.
ヨメさんに「助けてドラえもん~」コールしても絶対〇される.

途中の,そば畑を見渡す高台で休息.寒い.

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道の駅『ほろかない』着.
トイレ休憩.
ここで,なんと「HOT」を売っている自販機を発見!
いやぁ,ありがたい.「茶花伝ミルクティー」をゆっくり味わいながらすする.
エネルギーわずかに回復.
あー,温泉に入って残りはクルマでゆっくり帰りてぇ...

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こんな時こそココロに余裕を.
道を少しそれて,1995年に廃線となった「深名線」の鉄橋跡を散策.
文字通り,深川と名寄を結ぶ路線.
朱鞠内湖畔を周るなど,どう考えても風光明媚.
ただ乗客は少ないし,真冬の積雪がえげつない地域なので,廃線になるのも仕方がない.

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幌加内市街地.
その昔,1988年頃にもオートバイツーリングで訪れた際にも,この看板の前で撮影した記憶がある.
しっかりと「深名線」が刻まれている.

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ゴールまで残り40kmほどか.
100km越えてからやたら長く感じる.

キューシートをほとんど確認せずにここまで来たけど,ここからどっちに進む?
「幌加内トンネル」経由か,まさかの「江丹別峠」越え?

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えー,そのまさかでした.
ナビの矢印はしっかり左折を指し,満身創痍のまま,ラスボス「江丹別峠」を登るハメになった.

標高456m,登攀区間4km,標高差200m,平均斜度5%,最大斜度8%.

スペックだけだと全然大したことないが,今日はダメだ.ひたすら辛い.

いや,おかしい.

プライベートなので,楽な道を選んでも良いのに,律義にブルベのルートを守る.
もはや”漢”の意地.

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もちろん,地道に踏んでいればいつかは山頂.
ここからは一気に下り.

寒い.

ここまでのウェアは長袖インナーに半袖ジャージ,ビブ.
ウインドブレーカーを着ればよいのに面倒だ.このまま鼻水たらして下ってやる.
これもまた”漢”の意地(違うと思う).

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で,これまた律義にゴール指定の『ローソン旭川神楽五条店』に到着ゥ!
まぁ,だいたい10時間ほどか.さすがプライベート・ブルベ,遅いぜ.

さすがに買い物してレシートをゲットするまではせず,そそくさと自宅を目指す.ヨメさんに伝えた通り19時には帰宅した.

自宅前でチャリを降りて,一歩歩くと右膝に激痛.
漕いでいる時は全然だが,やはり緊張感(アドレナリン)がなくなると痛い.
玄関の段差も越えられない.

サ活に行く元気もなく,ウェアを洗濯機に放り込んで,即シャワー.
ここからは知る限りの知識・テクを動員して,全力で右膝のケアに入る.

夕食にはもちろん入浴.
温熱&冷却の交代浴は元より,マッサージ,ストレッチ,マッサージガンの力を借りる.
そして,就寝前に消炎鎮痛剤を塗布.

これで翌朝は,膝,肩ともかなり痛みがひいた.
さすがにチャリに乗る気力はなく,完全休養したけど(クルマでサウナには行った)
ブルベだけでなく次回のライドでは,腸脛靭帯炎対策のテーピング必須.

Topstoneな腸脛靭帯炎リハビリライド

つーことで,5/4のDNSという悔しさを「最高のトレーニング」へと昇華させた満足感が漂う(ウソっぽい).

本番の過酷なコンディションと比べると,まだまだ甘い状況だったが,めっちゃキツいライドだった.
全然「ブルベ脚」ができとらんなぁ.

次は300.
果たして今年も「滝川ふれ愛の里」の営業時間中に戻ってこれるのか(結局そこ?)