Day90:鎖骨骨折13週+~ラッキー・ディ

2025/3/14 Fri

解禁と言えば解禁

さて鎖骨骨折から13週とちょい.
2週間ぶりのレントゲンチェック.

前回の診察ではヤサグレてやると言っていたが,あれはウソだ.
通院終了宣言が聴きたくてココロドキドキ.

Day82:骨折後ほぼ12週!~旭川の空にオンドゥルルラギッタンディスカー!

例によって週末の整形外科はバカ混み.
することがないので分厚い本の読書が捗る.

天路の旅人

いやぁ,これはスゴイ.
読み切ったわけではないが,ココロはすっかりゴビ砂漠.

2時間ほど待ってレントゲン⇒診察.

医師「ここねぇ,仮の骨がつーっとできてるねぇ.一生懸命骨がつながろうとしてるねぇ」

Kaz「(それはいいので)つ,通院は続きますか?」

医師「そうだねぇ.まだ骨折している状態とも言えるし...でも,(ニヤっとしながら)これから活発に動くんですよね~?(チャリに乗る手つき)」

Kaz「(ギクッ,バレてる)は,はい,まぁ,そのぉ...へ,平地だったらいいですか? とんだりはねたりはしないのでぇ~」

医師「とんだりはねたりはダメですよ.平地なら...まぁいいでしょう.また2週間後にレントゲン確認に来てください」

よっしゃ~! 一応,医師からの許可を勝ち取ったど! ついに外乗り解禁である(グラベルやMTBはダメ)
週末はどこに行かうかと灰色の脳細胞が猛スピードで計算ちう.

とりあえず帰宅.
昼飯食って,最近風邪気味&休館3タテによって入れてなかったサウナへGo!
夕方から息子の塾送迎任務があるので遠くには行けない.
つーことで『SPA神楽』へ.

久々のサウナはいいね.サウナはココロを潤してくれる.リリンが生み出した文化の極みだよ.
特に1セット目.翔べました.

おまけに湯上がりの自販機にてPEPSIを買ったらなんと当たりでもう1本Get!
今日は真にラッキーな日だ.

で,帰宅.

息子を塾に送った後,なんとなく『100満ボルト』へ.
ガンプラの掘り出し物でもねぇかぁ...と,食玩コーナーの棚にこいつを発見.

SGセンタイリング01 【1.センタイリング ゴーカイジャー】

言うまでもなく『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の変身用アイテムである.

『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』~帰ってきた邪道

別にKazchariが欲しかったわけではない.
4月から(大学生の)娘が「どこにも売ってねぇ」と大騒ぎしていた.
Amazonではなんとプレ値販売.
そんな旬の商品をこっそりと買って,こっそりと娘の部屋の机に置くKazchariであった(どういう親子だ).エンゲージ!

で,帰宅.

今度は歯医者である.

抜歯~君は生き延びることができるか?

こちらはまだまだ続く歯の治療.
まだ一部欠けたままなので,咀嚼がしにくい.

老後の最大の楽しみは長期海外旅行(滞在)なのだが,歯のケアが心配.
かつてジャマイカに2年間滞在中,詰め物が取れたので一度だけ現地の歯医者にかかったことがある.
この時は再接着だけで済んだので事なきを得たが,海外の人って日本人ほどこまめにケアしているのだろうか?
日本人の寿命の長さって,歯のケアが徹底していることに依拠しているのでは?(推測です)

そんなわけで,”歯車”がようやく動き出した日でした.

Randonneurs Sapporoさんの2025年開催ブルベの詳細発表!~そして今後の予定

2025/1/28 Tue

伝統と革新と

2024/4/29 日高門別200

北海道ブルベ団体の1つ,Randonneurs Sapporo(以下,ランドヌ札幌)さんの2025年開催ブルベの詳細がようやく発表された.

2025年開催BRM

昨年から名称だけは判明していたが,この度コース情報が解禁.
計9本で400と600が1本ずつ,200が多めという布陣.

で,毎年恒例のコースレビューである.
AJ-Hのブルベ,他のイベントとの兼ね合いから,参加を検討したい.

【BRM506薄野200】

今年1本目はGW最終日の開催.珍しい.
しかも,この「薄野200」はシーズン最終戦として行われることが多い.
名物のミニベロ軍団が集結するか? O西さんは絶対現れるでしょう.
コンビニスタートなので,できれば輪行参加したいところ.
やはり欲しいぞ,BROMPTON(余裕なしッ).

【BRM518桂沢200】

かつての「美唄200」に似た空知ブルベ.
桂沢湖周囲の風景は好きだ.
後半のグラベル(?)ゾーンが実に気になる.
Topstone向き?

【BRM614もっと当丸コースター300】

出る出る詐欺でなかなか参加できない「当丸コースター」
エントリー後に雨天DNSしたのはKazchariなので,言い訳が見苦しい.

その「当丸」が今年はパワーアップ.
なんと獲得標高5080m!(データ上)
ノーマルの「当丸」は4660mなので400m増し.
ヒルクライム練のつもりでEMONDAで出走するのもありか.

当丸峠そのものは(逆ルートだが)昨年秋に走破.

Topstoneな積丹&当丸ライド~アフターNISEKO GRAVEL

【BRM628小樽坂200】

その2週後にさらに山責め?
いや,坂バカへのご褒美なのか?
手元にHIGUMA CYCLEさんでもらった「小樽坂バカマップ」がある.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

昨年「掲載されている坂を全部クリアしてやるぜ!」と意気込んでいたが,時間の都合上,トライできず.
そのリベンジがこういう形で果たされるとは...と言っても,別に小樽市内をぐるぐる回って完結するわけではないのねん.
獲得標高は現状不明.断面図待ち.

【BRM719伊達紋別300】

今年の目玉?
翌々日の200kmと合わせた泊りがけ500ブルベ.
いわゆる北見スタイル?

目新しい点は出発が土曜日の22時であること.
つまり前半はほぼ夜間(徹夜)走行.
これまで経験がない時間のスタートだ(午前3時発はある).

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

300kmなのでゆっくり走って15時間ほど.
つまり日曜日の昼過ぎには宿にチェックインできそう.
ひと眠りして夕方には起きて観光...と言っても辛そう.
にしても,名称だけの時は「紋別」は「門別」の間違いかと思った.

【BRM721伊達紋別200】

で,朝起きて札幌に帰る.
200kmで獲得標高2750mと,結構登る.特に後半の小樽手前.

【BRM802江差600】

昨年に続き今年も開催.
ルートは変更ないようだ.
つまり札幌発で江差まで行って戻るパターン.
函館民(Pikaさん他)涙目か.
やはり600なのでホテル問題がある.
さすがに江差には,インバウンドの魔の手(宿代高騰)は迫っていない?

【BRM920霧立400】

ランドヌ札幌伝統コース.
今年も無事開催の模様だが,毎年この9月の連休は用事が...って,ありゃ,今年はフリーだ(「NISEKO GRAVEL」が1週早い)
修行モードで霧立峠を越えてみる?(内陸→海はまだ気が楽)

【BRM1012恵庭200】

実は「伊達紋別」よりこちらが目玉?
GPSなしのキューシートブルベらしい.
方向音痴のKazchariは,絶対に迷う自信があるッ!

10月ともなると日が落ちるのも早い.
暗闇の中,ライトでキューシートを照らしながら右往左往している己の姿が目に浮かぶ...とか,書いていますが,開催日の週末はHIGUMA CYCLEさんのMTBツアーに参加予定である.

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

以上,ランドヌ札幌さんのブルベスケジュールでした.

番外編として北海道でのブルベ開催を予定している道外の団体もチェック.

RM430近畿1560km河内長野 旅烏の東日本紀行

昨年の「あまちゃん200」スタート時に,たまたま遭遇した中の人に聞いたのがこれか.エグイ距離だ.
上陸後は函館から札幌まで走ってゴール.
面白そうではあるが,GWと言えどもこの日数を休める人って...

2025 BRM920東京1000 ぐるぐるぐるっと富良野

富良野を起点としたいわゆるクローバー方式.
旅として考えると面白そう.
もし参加するとしたら...自宅に帰って寝る?

つーことで,ランドヌ札幌,AJ-北海道,その他とも正式スケジュールがほぼ出そろった.

2025年AJ-Hokkaidoブルベ開催情報発表!

そこで2025年のチャリイベント参加計画(仮)を立ててみる.

4/27: 幌鹿峠サイクリング
5/3 : さらべつ3時間耐久
5/18: BRM518桂沢200
5/24: BRM524美瑛の丘300
6/7 : Fleche
6/14: BRM614もっと当丸コースター300
6/24: HIGUMA CYCLE 旭川→宗谷岬
6/28: BRM628小樽坂200
7/5 : HIGUMA CYCLE シャコイチ
8/3 : ニセコHANAZONOヒルクライム
8/10-8/15: 納沙布岬1200km(決定)
8/24: カミヒル
9/20: BRM920霧立400
10/11-13: HIGUMA CYCLE MTBツアー

この他にDoRide主催のXCレースにも出たいねぇ.
エグイの買ってしまったし.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

他に「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」(7月未定)「四国一周ライド」(11月頃)も入れたいところ.それに旭川自転車愛好会のグラベルライドもある.

ただし,仕事の日程的に今年の「NISEKO GRAVEL AUTUMN」はスキップ予定.残念.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

あくまで希望だが,さすがに出たいイベント多すぎか.
家庭の許可が出るかどうか怪しい.

2025年も充実のチャリライフ.
My鎖骨,はよ治らんかい! そして,もう折れんなよ!

今年のライドまとめ~2024年(その2)

2024/12/31 Tue

I wish you all the best in the new year

前日に引き続き,2024年の月ごとのベストライドを選定.

その1はこちら ⇒ Day22:鎖骨骨折3週間と今年のライドまとめ(その1)

【7月】

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

知る人ぞ知る,Kさん主催の「HIGUMA CYCLE」の端っこバスツアー.
早朝に札幌もしくは旭川などの都市部を出発し,宗谷岬や襟裳岬,函館を目指す.距離はだいたい300kmか(13~14時間).
現地到着後はお風呂と食事.
その後はバスにチャリを積んで,出発地まで送り届けてくれる(もちろん距離に応じて参加費用発生).
で,深夜に解散.

基本的にグルメも休憩も最小限.ひたすら”走り”を楽しむストイックなツアーである.ゆえにそこそこの脚力が求められる.
今後は参加者の裾野をどうやって広げていくかが課題だそうな.

強度高めのトレーニング(トレイン含む)で,達成時の満足感が非常に高い.
来年も参加したい.

【8月】

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

地元開催の「旭ヶ丘」「カミヒル」をスキップし,かの有名な「HANAZONO」にエントリー.
表彰台には及ばなかったものの,まずまずの成績.
事前に「ENIWA RACING」のみなさんから,レースに関してアドバイスをいただいたのが助かった.
やはり何事も情報が大事.
来年リベンジを果たしたいところだが,その翌週に”あれ”がスタートするので,難しいかも.

【9月】

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

「HIGUMA CYCLE」さんのグラベル三連戦ツアー.
その2日めと3日めに参加.メインイベントはこの「函岳アタック」だッ!
国内最長レベルのロングダート.しかもずっと登り,かつ路面も深砂利で走りごたえ十分!
Kazchariにとっては2度めの挑戦.
前回同様ファットをチョイス.
天候に恵まれて楽しいライドだった.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

9月はもう一本.
昨年に引き続き2年連続の「NISEKO GRAVEL AUTUMN」
スタート地点もコースも変わって新鮮な気分.

Ex-Longコースは「125km/2300mUP」という相変わらずのエグさ.
ご褒美の登りゴールではなくなったのでマイルドっちゃあマイルド化.

日本最大のグラベルイベントだけあって,(エイドでの補給食の少なさを除き)今年も非常に楽しめたのだが,2025年は本業の都合上,参加困難っぽい.
またコース変えてくるのだろうか? なら残念.

いただき画像(今年からフォトサービス無料!)

【10月】

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これまた「HIGUMA CYCLE」さんで「中標津ゴールデンラーチトレイルツアー」に参加.

季節的に「黄金色に染まるカラマツ林」を駆けるグラベルライド.
一個人が整備したトレイル・ルートを利用したイベント(有料)なので,詳細な情報は紹介できないが,それはもう美しく楽しい経験だった.

今回も「ゴールデンラーチ」の前後日も走るグラベル三連戦.
主に摩周湖周辺のグラベルを走り尽くす.

事前に「グラベルロードだとキツい」というアドバイスを受け,Topstoneでなくファットで参加した.
それはそれで正解だったが,別の参加者の,とあるMTBを持たせてもらったのが運の尽き.
翌月,Kazchariはとんでもない暴挙に出る.

【11月】

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

このライドを含め,10月末から11月にかけてはグループライドへの参加が多かった.
思えば,2024年はブルベやイベントを除くと”ぼっち”ライドばかりだったKazchariが,グループライドの楽しさに目覚めた年だったのかもれない.
気分はすっかり某キャンプアニメの主人公.

【12月】

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

よくも悪くも,いや,めちゃくちゃ”サイアクな”ライド.
このアクシデントがなければ今頃...と悔やんでも仕方がない.

でも,思うんですよ.
あの場所に行くまでのルートは本当に美しかった.

白い丘と青い空.いてつく空気と静寂.
「この大地にただひとり感」を思う存分味わう,正にマインドフルネス.

そして運命のダウンヒル.
前輪コントロールを失い,倒れゆくファットと自分.

青空が見えた.
肩から異音が聞こえた.
ヘルメットが地面に接触.

もしかしての話だが,打ちどころが悪ければ,即タヒ,もしくは意識を失っていても仕方がない.
場所が場所だけに,しばらく発見されなくても不思議ではない.

なのに,こうやって曲がりなりにも日常生活を送れているのは...フッフッフッ,やはりこのKazchariはツいている!(そっちかぁ!)

あらためて考えると,

2023年は落車で膝を裂傷

2024年は落車で鎖骨を骨折

あ,あかん,2年連続でチャリで負傷してるやん!
しかも,両方ともコケるはずがない場所.

まさに「身構えていなかったから死神が来た」パターン.
2025年は緊張感を持って走りませう(何度目の決意?).

てなわけで,これにて2024年のブログも終了.
ボケ防止で始めたこいつも早6年目.
PVも収益も全然ですが...いや,そんなこたぁどうでもよいのだ.

経験したこと,考えていることを常にアウトプット.
それこそが生きている証.

2025年はどんな年になりますことやら...あぁ,早くサウナ行きてぇ.

OLYMPUS TG-5 2024年12月7日撮影

Day22:鎖骨骨折3週間と今年のライドまとめ(その1)

2024/12/30 Mon

来年はケガなしでお願げぇしますだ

Stravaからのscreenshot

本来なら「年忘れ厳冬期カミヒルライド」になるはずだった本日.
諸事情によりさすがにキャンセル.シクシクシク36.

ちなみに昨年の激闘の様子はこれ.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

仕方ないので本日も自宅警備員

今年最大のポカからちょうど3週間経過.
残念ながらかかりつけの整形外科が年末年始休暇に入ってしまったので,レ線で状態を確認できない.
順調に骨癒合が進んでいることを願う.

つーことで,今年も後2日ほど残っているけど,STRAVAのイヤー・データを見ながら今年のライドを振り返ってみますか.

サムネの通り,今年の総走行距離は12,329km
無事に月間1,000kmの目標達成.
ブルベ参加が少なかったわりに伸びた感.

今年からこんな区分けもあった.

Stravaからのscreenshot

Zwift強し!
とは言ってもKazchariはトレーニングもレースもせず,アマプラ観ながらダラダラ漕いでいるだけ.
就寝前のルーティンワーク.もはや漕がないと眠れない.

車種別の”現在の”総走行距離は以下の通り.

これを昨年度データと比較すると今年の走行距離がわかる.

TREK DOMANE:6,384km

TREK EMONDA:1,978km

Specialized Fatboy:746km

Specialized EPIC:287km

Cannondale Topstone Carbon2 Lefty:1,706km

SURLY Touring Bike:1,166km

やっぱりDOMANE強し!
なんだかんだで一番乗っている.平日はほぼZwiftに乗ってるしな.

SURLYは台湾一周ライドで借りたモノ.
クロモリ+荷物満載だが,ロード,グラベル問わずよく走った.
プライベートでも欲しいくらい...と言いつつ買ったのはMTB(EPIC)だったりする.

Stravaからのscreenshot

3月と言えば台湾一周.
2週間ほど昼間に毎日乗ってたらこうなるわな.
そうか,こいつがブルベ未出走による距離不足をカバーしたわけやな.

次は月ごとのベストライドを選定.

【1月】

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

体調不良により念願の「年越し宗谷」を泣く泣くキャンセル.
予約した宿がもったいないのでクルマで北上し,回復すればチャレンジするつもりだった.
結果的に1日遅れで宗谷岬着.
行きはヨイヨイ帰りはコワイ.地獄の30kmだった.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

来月の第4回大会もエントリー済み...だが,さすがにDNSの予定.
クルマが運転できそうなら,当日は参加賞をもらって応援に行こうかしら.

【2月】

ファットな近場で新ルート開拓ライド

この月は大きなチャリイベントもなく,忠別湖や雨紛など近場で探索ライドが多かった.
週末の天気がことごとくイマイチだったような記憶.

【3月】

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

言うまでもなくこのライド!
単純に海外旅としても,トップレベルに充実した経験だった.
おかげさまで,次回以降も国内外問わず「自転車で走って楽しいところ」が旅の第一選定基準に浮上!

【4月】

Topstoneな鷹栖,雪の回廊ライド

この時期の旭川は雪解け真っ只中.
スノーライドからロードへ移行する過渡期である.
そんな時に活躍するのがグラベルロードのTopstoneである.
どこでも走れて楽しい.

【5月】

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

初の遠征ブルベ!
新緑の青森を堪能.
これは来年も...と思いきや,2025年のランドヌ札幌さんのブルベスケジュールによるとめずらしく開催なし.
時間が取れればプライベートでも再訪したいトコロ.
恐山とか斜陽館とか...(昔,バイクで行った)

【6月】

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

6月からは2ライドを選定.
レースガチ勢のみなさんと知り合えたことで,以前よりもレース志向になってしまったような,なってないような...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

初のFlèche参加.
普段ぼっちライド専科のKazchariなので,ペース配分など難しいところもあったが,楽しかった.
なんとFlècheは2025年も開催するそう.
その計画も少しずつ進んでいるようだ(秘技:ひとまかせ)
Traceにして,ただの飲み会ライドになるというウワサも...

つーことで,長くなったので後半の7~12月は(その2)で発表!

♪ピンポ~ン

おっと何かが届いたようだ...

iPhone15 Pro

今年買った(ほぼチャリ)人生爆上げグッズ~2024版(その2)

2024/12/27 Fri

使いこなせ

年末恒例企画「今年買って良かったモノ」パート2.

前回はこちら ⇒ 今年買った(ほぼチャリ)人生爆上げグッズ~2024版(その1)

やっぱりタイトル通りにチャリグッズだらけ.

【第5位:トレーニングベンチ/インクラインベンチ】

【日本企業】トレーニングベンチ インクラインベンチ ダンベル ベンチ 角度調節 組立超簡単 折り畳み式 収納便利 フラットベンチ マルチシットアップベンチ 腹筋 背筋 シットアップ 耐荷重300KG 筋トレ 家庭用 日本語説明書【メーカー保証:2年間】

Kazchariは筋トレ好きである.
有酸素(チャリ)も無酸素(自重トレ)運動も両方好きだ.
もっと言うなら自分の大腿四頭筋が好きだ(変態だ).

超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由

別にムキムキマッチョを目指しているわけではない.
チャリのパフォーマンスを落としたくないのと,何より健康のためである.

高校時代は陸上部で長距離を走っていた.
あの頃は超スリム.身長は今と変わらず,体重は50kgほどだった.
走るのではなく回せば良かった...(自転車競技部なんてありません)

筋トレを「習慣化できる人」と「できない人」を分けるたった1つのこと、「勉強の習慣化」にも応用できるコツとは?

自転車も続かない趣味の筆頭.
チャリを買ったらとりあえずイベントにエントリーしろ,とはよく聞く話.
人間,目標・目的・環境,そして賞罰がないと続かない.

元々部屋にはダンベルやらアブローラーが転がしてあった.
より効果を高めるため,このトレーニングベンチを購入.
現在(と言っても骨折前)のところ,”習慣化”したレッグレイズでしか使っていない.もったいない.

できない状況に置かれると,色々試したくなる.
ケガからの復帰後が楽しみだ.

【第4位:アンダーアーマー コンプレッションシャツ】

野球 アンダーアーマー ベースボール ウェア ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー アンダーシャツ クルーネック 丸首 長袖 1358646 UA

サイクルジャージ着用時のアンダーウェアとして購入.
以前からパールイズミ製のインナーを使ってはいたが,長年愛用し続けたこともありだいぶくたびれてきた.
台湾旅行ではトラブルで穴が開いたしな.

最近は,北の大地の夏も油断のならない酷暑.
今回購入したこのアンダーアーマー,疲労を招く日焼け防止はもとより,気化熱を利用する袖口水ぶっかけ作戦はなかなか効果的だった.
それに何より安い.物価高が嘆かれる昨今だが,衣料品はデフレが続いていると思う.

【第3位:SHIMANO PD-M8100-UG SPD GRX】

シマノ(SHIMANO) PD-M8100-UG SPD GRX

MTBを増車したので購入.
このペダル,限定品なのでパッケージや本体のグラフィックが通常とは異なる.
まぁ,購入者が少ないマイナー製品なので争奪戦になることもなく,普通に買える.
安心と信頼の「GRX」にしたけど,格安品との差はどこにあるのだろう?

ロードで使用中のSPDーSL(もしくはAssiomaペダル)に比べると,はるかに使い勝手が良い.外しやすいしつけやすい.何より歩きやすい.

長期旅行にぴったり.
台湾にも持参して,レンタルチャリに装着した.

「なら,ロードもSPDの方が良いのでは?」という意見もあるが,SPDにはヒルクラに使えそうな軽量シューズが見当たらない.Kazchariの調査不足かもしれんけど.

【第2位:GORIX バイクスタンド】

GORIX(ゴリックス) 自転車 スタンド [縦置き 横置き 掛置き 3タイプ] メンテナンス 簡易スタンド (ホイール&ステースタンド) GX-013D ブラック

これまた増車かつ室内保存スペース確保のために購入.
MTBに使うつもりだったが,タイヤ幅の問題で入らず.
グラベルバイク(Cannondale Topstone)で使用.

チャリたちの室内保管状況~縦と横

縦置きにするだけでかなりの省スペースになる.
値段も安いしオススメである.

【第1位:Specialized EPIC EXPERT】

iPhone15 Pro

今年のベストバイは文句なしにこいつでせう!
自転車系YouTuberさんやブロガーも第1位はたいてい自分の新車.

全部のせハイエンドMTB『EPIC』購入に至る経緯は以下の記事にて.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

なんと,爆安割引でまだ購入可能!⇒ Specialized 公式オンラインストア EPIC EXPERT

シーズンギリでの納車だったので,今年は287kmしか乗っていない.

今はベッドの横に鎮座.
うむ.それにしてもメカメカしくて超かっこいい.
無駄を省きまくったエアロロードとは,別方向の美しさがある.

こいつにもスパイクを履かせて冬ライドを...と考えていた時期もありましたが,シーズンin直後に見事転倒.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

骨折が癒える3月上旬まで外ライドご法度なので,再起動は雪解け後かな.

そして来年は本格的にXCレースに参戦すべく,さきほど「DoRide」に選手登録!

DoRide

おっ,こうして見ると冬のレースもけっこうあるねんなぁ.
これなんて元気やったら参加してそう.

第62回おびひろ氷まつり 雪上60分耐久レース

以上,2024年に買ってよかったモノたちでした.
マジでチャリ関連だらけ.使い倒さないといかんな.
同時に断捨離を進めて,不用品を処分し人生をスッキリさせていこう.

先日の事故では,”幸い”鎖骨骨折という比較的治りやすいケガで済んだものの,もし頭部を強打していたら...もうこの世にはいなかったかもしれん.
やり残すことがないように,2025年も慎重かつ大胆に,それでも襲い来るトラブルには泰然自若に生きていこう.

iPhone15 Pro

チャリたちの室内保管状況~縦と横

2024/12/4 Wed

多頭飼育

いつの間にやらチャリの保有台数が5台になっていた.
現在,それら全てを室内保管している.

戸建て住みゆえ可能な技.
大阪に住んでいた頃の狭いアパートではありえない.

この趣味を始める前,チャリは屋外に置いておくのが常識だった.
あくまで「日常の足」なので,さっと乗れて,さっと止められることが最優先.
結果,雨ざらしとなりサビサビでギコギコでペッタンコな状態がデフォルト(そうか?).

今のチャリたちにそんな仕打ちは絶対にできない.
命を預けているパートナーなのだ.

で,今回はその5台をどの様に保管しているか,の話.
まずは最古参から.

【TREK DOMANE SLR7】

iPhone15 Pro

現在の走行距離は66,611km.
基本的にTacxのスマートローラーに接続.

Garmin TacX Neo 2T スマートトレーナー

夜な夜な(Amaプラ観ながら)Zwiftの世界をさまよっている.
ペダルはSPD-SL.室内用のレーパンとボロTを着用.
汗だくになるので,窓を全開+扇風機をカラダに直接あてながら漕ぐ.
真冬の北海道である.通常ではありえない状況.
おかげで風邪をひきにくくなった.一石何鳥?

コイズミ 扇風機 DCモーター リモコン付き 風量8段階 首振り オフタイマー付き 黒 ブラック KLF-3003/K

毎年オーバーホールに出しているが,まだ前後のスプロケットを交換したことがない.大丈夫なのか?

雪が融けるまではスマートトレーラー接続が定位置.
春にブルベシーズンが始まると外を走る時もあろう.
なんと言っても,2025年の夏にはアレが控えている.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

やっぱ長距離はDOMANEだねぇ.

【TREK EMONDA SLR7】

iPhone15 Pro

現在の走行距離は4,638km.
DOMANEの正面,モニターの先に縦置き.
さすがに横置きだと部屋のスペースを圧迫.

縦置きスタンドは多くのメーカーが販売している.
その固定方法も様々.
とりあえず信頼できそうということでこいつにした.

サイクルロッカー(CycleLocker) 縦置きスタンド ペダルで固定 自転車スタンド ロードバイクスタンド クランクストッパーウォール CSW-01

いわゆる壁固定&クランクストッパー型.
スタンド型の方が安定感ありそうだが,値段や占有スペースを考慮してウォールタイプにしてみた.
要は壁に穴を開け,前輪およびクランクの固定器具をねじ止めするのだ.
一応構造体(木製の柱)に固定したつもり.
若干だがグラグラはする.
正直,軽いロードだと問題ないがMTBバイクなどの重量級には向かないっつーか,前輪固定部にタイヤが入らない.

詳細は過去記事を参照.

どうするEMONDA?~Cyclelocker編

おっ,設置からもう2年も経つのか.
問題なく運用できている.

こいつはガチガチのロードバイクなので春までお休み.
だがしかし,もうじき“アレ”が届いてパワーアップ.

より軽く?~ロード用の新しいホイールを購入

周辺の雪解けを待たず,鵡川などの太平洋側まで遠征してみる?

【CANNONDALE TOPSTONE CARBON2 LEFTY】

iPhone15 Pro

現在の走行距離は3,211km.
寝室のベッド脇に縦置き.
壁の構造的にEMONDAで使っているウォール型は使えない.
とは言え,Cyclelockerの自立スタンド型はやっぱり高ぇ.

つーことで白羽の矢が立ったのがこいつ.

GORIX(ゴリックス) 自転車 スタンド [縦置き 横置き 掛置き 3タイプ] メンテナンス 簡易スタンド (ホイール&ステースタンド) GX-013D ブラック

庶民の味方GORIXだ.
そして,一番気に入っているのは...値段だ.
普段でも安いが,Amazonセールではさらに値引かれる.

届いたのはかなりデカめの段ボール.
オープンすると,化粧箱なしでプチプチにくるまれたパイプやフックが無造作に入っていた.

うむ.精密機械ではないので,こうしたコスト削減でも無問題.

組立は簡単.
整備用フックの取り付けを除けば工具すら不要.
ベースのスタンドにU字のパイプを差し込むだけ.
ただし,そのパイプを固定するものすらないので,上に引っ張ればあっさり抜けます ⇒ 移動時注意

最後に前輪固定用パイプ&フックを取り付ければ完成.
ここには固定ネジあり.
整備用フックはじゃまなので外した.

とりあえずTopstoneを立てかけてみる.
一見,非常に華奢な作りだが,意外なほど安定している.
EMONDAのウォールタイプより良いぐらい.

商品レビューには「リアディレーラーが干渉する」というコメントがあったが,公式の説明書にもあるように,ギアをアウターにすれば問題なし.

これはYouTubeで「コスパch」さんが毎回お勧めするのもわかるわ.

ただし,このスタンドにも弱点がある.それは次のチャリで.

【SPECIALIZED EPIC EXPERT】

iPhone15 Pro

新入りのMTBくん.
現在の走行距離は287km.

Topstoneと同室(寝室)に置いてある.
当初,こいつもGORIXのスタンドを使っての縦置きを検討したが,なんとタイヤの幅が広すぎて,隙間に入らない.

ちなみにEPICのタイヤサイズは「29×2.35」
つまり,タイヤ幅2.35インチをセンチに変換すると...5.969cm.
GORIXスタンドのパイプ間の幅は「6cm」と説明書にある.
ほぼ同じ=入らなかった...

ゆえに素直に諦めて普通に駐輪.
ささやかな抵抗として,クソ長いハンドルが押入れに入るようにして,できるだけ幅を取らないようにしている.

これでもトレーニングベンチがベッドとMTBに挟まれてキツキツ.レッグレイズがやりにくい(が仕方がない).

【日本企業】トレーニングベンチ インクラインベンチ ダンベル ベンチ 角度調節 組立超簡単 折り畳み式 収納便利 フラットベンチ マルチシットアップベンチ 腹筋 背筋 シットアップ 耐荷重300KG 筋トレ 家庭用 日本語説明書【メーカー保証:2年間】

で,最後のチャリが,

【SPECIALIZED FATBOY】

iPhone15 Pro

購入5年.走行距離は8,087kmだが,これはあくまでSTRAVA上の数値.
普段は通勤に使っているので,チリツモで10,000Kmは越えているはず.
唯一のアルミフレーム.

通勤および週末ライドに使うため,常に出撃できるよう玄関にて待機.
つーか,車重があるので2階まで運ぶのはほぼ不可.
一人(?)寒いが我慢してくれ.

もちろんこれからの積雪シーズンはこいつが主役.
タイヤもスパイク付きに交換済み.

冬は冬でイベントてんこもり.

冬のチャリイベント情報が続々と

楽しみでしかない.

それにしても,ロードもグラベルもMTBも,我がチャリたちはみな美しい.
眺めているだけでため息がもれる.

埃を見つけるとウェスで拭きたくなる.
小傷を見つけるとコンパウンドで磨きたくなる(盆栽か?)

言うなればハーレム.
今宵はどの子をかわいがってやろうか...うしゃうしゃ(変態だ)

Topstoneな公園の紅葉を愛でるライド

2024/10/18 Fri

チャリと紅葉

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曇り.温度:12 ℃,湿度:72%,体感温度:10 ℃,風速:6.9 km/時,風向:SSW

自転車趣味をはじめてから,季節の変化に敏感になった.

日本の中でも春夏秋冬のメリハリがクッキリしている北海道.
全ての季節が愛おしいが,秋の美しさは格別.
今年はなんとか紅葉最盛期の大雪山~三国峠にも行けた.

モンキー125,紅葉を求めて三国峠へ

山に登ったりすれば,もっと格別な風景に出会えることもあろうが,バイクまたはチャリと一緒に行くから意味があるのだ.

その後季節は進んで落葉期へ.
平日に休みを取り,黄金色に染まっているであろう近所の公園巡りに出かける.

まずは定番の神楽岡公園へ.
ここは神社を中心に丘の中腹に展開しているため平坦ではない.

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園内を周る遊歩道がある.
未舗装だが硬く締まっているためロードでも走行可.
実際ママチャリの散歩者も多い.

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その昔は,この時期に公園内を一眼と三脚をファットに積んで走り回った.

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遊歩道は積雪後にクロカンコースとなる.

かつてはファットなみなさんと一緒に公園内の走行を楽しんだものだが,昨年あたりからだろうか,コース入口に「自転車通行禁止」の看板が立ってしまった.
我々はスキーヤーの邪魔にならないよう「コース外」を走るようにしていたが,誰かが何かをやらかしたのかも.

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エゾリスがいたるところにいる.
まぁ,自宅の裏庭にもいたりするのであまり珍しくなかったりする.

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紅葉(もみじ),つまり赤い葉を発見.
いいねぇ.映えるねぇ.

手を上に伸ばして鳥瞰写真.
ワンパターン構図と言わんといてぇ.

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下はちょっと彩度を落としてフィルム写真風.
iPhone,ホンマによく写るわ.
平日なので人がいないのもベネ.

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園内には小さな池があり,ポンプくみ上げによる滝も流れていたが,現在停止中とのこと.節電なのか?

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それにしてもこの公園の紅葉は素晴らしい.

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忠別川サイクリングロードに乗る.
まずは駅前を過ぎて旭橋まで.

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堤防走行中,小さな公園(いこい公園?)に,これまた美しい紅葉群を発見.
しかも小さな丘が中心にドンとそびえている.
これはいい写真が撮れそうだ.

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今度は俯瞰構図で.

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しばしサイクリングロードを流すが,時間的にいい頃合いになった.
引き返しますか.

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とはいえ,赤を発見するとつい止まってしまう.

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ブログ記事のアップ順は前後するが,この後,Kazchariは「吉田輪業」へ.
店長さんと高いが安い”例のチャリ”談義後,一旦家に持ち帰って一晩温め,やはり注文することになる.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

ヨシリンさんからの帰り,小さな公園に寄る.
ここもキレイだった.

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昼食はどこへ?
最近旭川での出店が徐々に増えつつある「松屋・松のや」へ入ってみる.

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同系統の「かつや」以上に省人力化が進んでおり,先に端末で注文&お支払いまで完了.店員さんは調理と番号を呼ぶだけ.
よくも悪くも未来感マシマシ.

「メンチ&ロースカツ定食」.味はまずまず.
事前にアプリ登録しておくとクーポンで少しお得に食べられるようだ.

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再びサイクリングロードに乗っかって駅前を通過.
後は帰るだけだ.

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以上,紅葉求めての,ご近所公園めぐりライドでした.
最盛期はやや過ぎていたものの,落葉で埋め尽くされた道を走るのもエーモンだ(最近乗ってない)

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

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晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

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安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

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「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

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ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

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入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

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登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

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うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

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そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

いただき画像
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ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

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お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

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ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

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カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

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そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

いただき画像

後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

iPhone15 Pro
いただき画像

で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

2024/11/3 Sun

BRAINがたくらむ大破壊

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曇り.温度:6 ℃,湿度:82%,体感温度:5 ℃,風速:5.2 km/時,風向:NNW

最近すっかりグラベルづいているKazchari.
特に『函岳ライド』および『ゴールデンラーチトレイル』が特に印象に残る.

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これらのイベントでご一緒したSさんMTBが全ての始まり.
試乗させてもらったわけではないものの,HIGUMAバスに載せる時や,崖を押し上げる時に少し持たせてもらった.
とにかくその“軽さ”に衝撃を受けた.
いやホンマ,ちょっと重めのロードと同じくらい.

ファットどころか,Topstone(グラベルロード)より軽いのでは?
フルサスのMTBは“重いモノ”と勝手に決めつけていた.

そのMTBの名はSpecializedの『EPIC』

気になったのでSさんに価格を聞いたところ「...ちょっと言えない値段です」とのこと.

ははーん.相当高いなこれ.

Sさん続けて「でも,最近セールでものすごく安売りしてるんですよ.それが悔しいです」

えっ? 何それ? どゆこと?
早速,サイトで確認.

スペシャライズド公式オンラインストア

な,なんとまさかのトンデモ割引額!

安いッ! い,いや高いが安い!

いや待て.
いかんせんMTBに関しては素人.即断していいのか?
ここは慎重に,まずYouTubeやブログで情報収集.

クロカン? トレイル? エンデューロ? ダウンヒル? 何それ? MTBは種類が多すぎる.
要はサスの沈み込み量が違うということか(違う).

MTBで一番やってみたいのは...クロカンレース! テクニックより登りだ!持久力だ!
となると,やはりこの『EPIC EXPERT』で正解か?

つーことで,しばし悩んだ後,旭川でスペシャと言えばの『吉田輪業』さんへ.
とりあえず,店長に色々相談するつもりが...なんと店長自らも同車種の購入を検討中とのこと.常にブラウザを開いているそうな.

「これスペシャの在庫調整だねぇ.このスペックでこの値段は本当にオトク.もう二度とないよぉ」

こ,これは,乗るしかないのか!このBig Waveにッ!
つーことで,10/20に注文 ⇒ 10/27納車.
新コロ期と違って早いぜ!

室内保管で1週間経過.ようやく週末がやってきた.
我が強化新型『EPIC EXPERT』のシェイクダウンライドである.

いつものグラベル率8割以上のルートでファーストインプレッション!

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まずはカラーリング.
ブラックに見えて実はブラックではない.
写真ではわかりにくいが,カーボン素地がうっすら見えている.

こ,これは無塗装というヤツか!
軽量化のための最適解かつ何よりかっこよい.

いつもの畑脇グラベル.
鹿の群れが駆けていった.
旭川も稚内同様,こしたんたんと鹿に侵略されてしまうのか!?

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美瑛川河川敷.
舗装化進行中のグラベルゆえ,超フラット.
もちろん何の問題もなく快走.何しろ軽い.

新車で一番気になるのは何よりポジション.
ドロッパー+湾曲シートポストゆえ,下げるのにも限界がある.

乗るまで心配だったが,幸いなことにポジションぴったり.
元々スペシャのファットに乗っていたので,ジオメトリが似ているのかも(ホンマ?).

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少し寄り道.
規模小さめな柱状節理.

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道がやや荒れてきたぞ.
だがしかし!

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ハイエンドフルサスのEPICには造作もないわ!
まるで舗装路を走っているかの様(ウソです).

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前後サスには「BRAIN」というシステムが組み込まれている.

Brain Technology

要するにライダーがかけた圧と,地面からの突き上げショックを区別して最適なサスの動きに調整する機構らしい.
なんだかわからんが,とにかくヨシ.
決して『大鉄人17』の敵の名ではない.

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10%越えの激坂グラベルをダンシングしてみる.
フロントが沈む沈む.これが”力”が逃げているということか.
MTBはシッティングでリアをトラクションにかけながら...が基本らしい.

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最近,お気に入りの場所.
まるでクラシック音楽のCDジャケットの様.

遠くに見える送電塔が少々残念(消しゴムマジック発動?).

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カラマツが一番美しい時期かもしれない.
シーズン内納車で良かった.

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ここは偶然迷い込んだ未知のグラベル.
草に覆われて雰囲気よし.

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林の中は落ち葉の絨毯.
枯れ葉を踏む音以外聞こえない.
もちろん誰もいない.

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現れる注意看板.
ワナを仕掛けている? どこに?
偶然足を挟まれてしまい脱出不可能.
パニック映画によくあるシチュエーション...は嫌だ.

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一旦,山を下りて河川敷のグラベルへ.

「EPIC」はカーボンフレームなのでサイドスタンド装着不可.
ロードで使っている「めだたんぼー」はBBの位置が高すぎて仕様不可.

りょうちん(Ryochinn) 青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

立てかけるモノが必要.
写真映えのために,ホームセンターでアクリル棒買って自作しますか.

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「赤羽の丘」を駆け上る.ホンマ,軽いわ.

今年出場した「ニセコHANAZONOヒルクライム」にはMTB部門もある.
この強化新型「EPIC」で出たら勝てる?

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

ちなみにMTB優勝者のタイムは40分33秒...速っ.
EMONDAのKazchariと2分ほどしか変わらん.
タイヤをスリックに換えて...は反則?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

いつもながらの絶景.
飽きない.
秋はグラベルに最高の季節,プラス新車の高揚感.

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美瑛の町中に向かう.
その途中で見つけた紅葉(もみじ)
北海道の紅葉には赤成分が足りないので貴重な存在.
映えますな.

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別の場所では謎のサークル.
何かを召喚するつもりなのか?
円の中心にチャリを置く勇気はなかった.バチあたりそう.

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気になっていた初見の丘グラベル.
ふむふむ.ここにつながるのか.

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グラベルのつづら折れ.

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いやいや,ホンマいくらでも新ルートが見つかりますなぁ.
ロードだけしか乗っていなかったら,決して見ることがなかった景色.

もちろん今日ぐらいのコースだと,手持ちのグラベルロードやファットでも十分走れる.
しかし,この楽しさ,気軽さは純粋なMTBならでは.
マジでどこでも走れそう.

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さて,本日のメインイベント.
以前から目をつけていた,とんでもないグラベル激坂に挑戦.

視覚のウソで,実際に登ると大したことがない”激坂”が多いが,コイツは本物.
サイコンには斜度「22%」が刻まれた.

だがしかし.さすが強化新型「EPIC」
スイスイ...とまでは言わないが結構余裕を持って登攀.
軽さは正義.
悪名高い「暗峠」も行けるんちゃうか? こいつやったら(未体験).

iPhone15 Pro

頂上は行き止まり.
そのうち,どこかにつながりそうではある.

もちろん下りも激坂.
怖ぇー,が,タイヤのグリップ良好.ドロッパーも効果的.
圧倒的な下り安定性能.

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下から見るとこんな坂.
見たまんまの”激”

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つーことで,残りは往路を逆にたどって帰宅 ⇒ 即洗車.

ファット⇒グラベルロードと巡って,とうとうMTBを購入してしまった.
しかも,フルカーボン,フルサス,電動コンポのエグい仕様.
さらに言うなら,ボトルゲージや携帯工具も最初からセットの親切設計.
それで”この価格”なら,マジでお買い得と言えよう(理解者は少数派)

Kazchariはもはや,このハイエンドマシンの性能を引き出せるギリギリの年齢(たぶん).
今乗らないといつ乗る?...という話を「EMONDA」購入の際にも書いたような...

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

ロードとマウンテンは別腹ということで.

まっ,これでウチにある自転車が5台になった.
ついでにモンキーもある.
カラダは一つだけなのにねぇ.

(今はなき)「TREK TCT5000」は運動習慣をくれた.
「TREK DOMANE」は長距離走行体験をくれた.
「Specialized FATBOY」は季節・路面を問わぬ走りをくれた.
「TREK EMONDA」は軽さと速さをくれた.
「Cannondale Topstone」はオンオフの垣根を取り除いてくれた.

さて,「Specialized EPIC EXPERT」は何をくれる?

...と,いい買い物をしたのは間違いないのだが...な,なんと!
11/11になって,公式アウトレットがさらなる値下げ!
なんとKazchari購入時よりさらに¥100,000offだとぉぉ!

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90323-3102/より

ええもん! こんなの早いとこ買ってちゃっちゃと楽しんだもん勝ちなんだからね!(T_T)シクシクシク36

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ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

2024/10/12 Sat

合宿だぁー

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晴れ.温度:17 ℃,湿度:52%,体感温度:20 ℃,風速:3.9 km/時,風向:SW

Kazchariは高校時代,陸上部に所属していた.

長距離(5000m~駅伝)ランナーだったKazchariは,そらもうタヒぬかと思うぐらい走りこまさ...こんだ.
今となっては,ただただ辛かったという記憶しかない.
まぁ,おかげで“根性”がつき,年齢の割には心肺機能を維持できているかもれんが.

で,体育系部活の定番イベントと言えば「合宿」である.
いつもにも増して辛かった合宿だが,オトナになってからは違う(はず).
好きな事を時間を気にせず堪能できる素敵な刻.

3日間のチャリ三昧.
そんな合宿にこの度,参加させていただくことになった.
“端っこライド”他で,色々お世話になったHIGUMA CYCLEさんの主催である.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

場所は摩周~中標津周辺.
キャンプ場やロッジなどの宿泊施設を有する「佐伯農場」さんをベースに,周辺トレイル(グラベル)を走り回るという,楽しみが過ぎるイベントである.

Facebook-佐伯農場

本番のトレイルライドは13日.
その前日inということで,まずは弟子屈(摩周湖)に向かう.
Google先生によると自宅からは266km,約4時間の道のり.
さすが北海道,速いぜ.

当初はグラベルロードのTopstoneで参加予定だったが,事前にHIGUMA CYCLEのKさんに相談すると「ファットの方がいいでしょう.本当はMTBがベスト」とのこと.
KazchariはMTB持ってません(T.T)
つーことで必然的にファットをチョイス.

バカでかいフレームだが,前後輪を外すと運転席後方にキレイに収まる.
助手席およびその後席は完全フリーなので車中泊も楽勝だぜっ.
今回はしないけど.

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最短ルートである国道39号と紋別自動車道を使ってワープ.
美幌町内のホクレンでセルフ給油.
たまたま¥2,000以上の給油で卵1パックプレゼントキャンペーンを行っていた.今夜の夕食に使うぜ.

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これまで経験したことがないほど晴れ渡る美幌峠を爽快にダウンヒル.
で,あっという間に集合地点の「レストラン摩周」に着いた.

13時前,HIGUMAバスも到着.
まずはレストランで昼食.
「そばと豚丼セット」が有名らしく,ここは素直にそいつを注文.

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美味し.
PayPay払い可でなぜか安心.
現金払いにますます抵抗感がつのる昨今.誰の陰謀だ?

駐車場でチャリをセッティングし,プレ・ライドに出発.

まずは摩周湖第一展望台まで(舗装路の)ヒルクライム.
さほど斜度がキツイわけではないが,クソ重いファットだと良いトレーニングとなる.

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それに絶景.

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さて,駐車場.
クルマやバイクは有料だが,チャリは無料.

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数年ぶりの訪問.
テラス風の歩道ができていたりといろいろオシャに進化.
これもインバウンド効果か.

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気になる「トレイル」オブジェ.
ここを起点に山越えの歩きルートが紹介されている.
海外なみにスケールが大きい.流行っているのか?
新しい観光のスタイルとして売出し中だが,かなりハードな印象.

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次の目的地へ...と,ここからはグラベル走行.
諸般の事情により詳細は避ける.

iPhone15 Pro
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これがまた,実に楽しいダウンヒル・ルート.
Topstoneでなくファットにして大正解.
あの細いタイヤ(44c)では,崖っぷちの木の根っこが怖すぎる.

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グラベル走行を終え「渡辺体験牧場」に立ち寄る.

iPhone15 Pro
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この寒空の下,ソフトクリームを食べる猛者たち.
Kazchariはさすがに遠慮.
シンから冷えそう.

室内のテーブルに置いてあった「牛カタログ」が超面白い.
専門用語のオンパレード.何が何やら...

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夕暮れ迫る中,無事デポ地の駐車場へ戻る.

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次は風呂.
弟子屈の住宅街には公衆温泉浴場が点在している.
最初に行った浴場は駐車場が満車.
で,『ホテル摩周』へ移動.

このホテルの名前,どこかで聞いたことがあるなぁ...おお,ここってブルベ民に有名な宿ではないか.こんな所にあったとは.

2年前の『オホーツク1300』
オーソドックスな行程だと,3日目は紋別をスタートして釧路ゴールが多い.
Kazchariもそうした.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

ただし,ここ弟子屈から鶴居村までは地獄のアップダウンが続く.
ランドヌールの中には,それを避けてここ弟子屈で宿をとる者もいた.
その際はこの『ホテル摩周』が御用達なのだ(たぶん).

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『ホテル摩周』の日帰り温泉は¥400.
もうね,ホテルの外観,内装,浴槽まで何から何まで昭和観満載.
S(昭和)世代には懐かしさしかない.
もちろんサウナなんて気の利いたものはないが無問題

熱めのお湯で暖まった後は,スーパーで買い物.
スーパー『フクハラ』で明日の朝食を購入.
ついでにチューハイも.
レースではないので飲んでも無問題.

スーパーを出発する頃には真っ暗.
札幌組の乗るHIGUMAバスをハスラーで追いかける.

暗闇の中,30分ほど走って「佐伯牧場」着.
ここが本日の宿となる.

いわゆる「マンサード」屋根の建物.
倉庫と言った方が近いか.
想像以上にワイド&ワイルドな空間.
これが全て手作りだというのだから驚き.
大部屋雑魚寝かと思いきや,ちゃんと個室がある.

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夕食はKazchariがもらってきた卵を使ってのお好み焼き.

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他にも「牧場のチーズ&バジルトマト」
これがまためちゃめちゃ美味い.これまでの人生で一番美味い.

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オーナーの佐伯さんやら,隣接するキャンプ場に宿泊されるYさんやらを交えて夕食会.
備え付けの冷蔵庫には,前に泊まった人が置いて行ったビール缶や食材が大量に.
飲んだ分は,自分たちで買ってきたモノで補充する.
なんと素晴らしいシステム.まるで懐かしの学生寮のノリ.

夜はふけ,10時には寝床につく.
薄いマットレスとかけ布団は用意されているものの,夜間の冷え込みには耐えきれそうにない.
指示通り持参した寝袋にくるまり,エア枕を膨らませる.
明日のトレイルライドへの期待も膨らませつつ...おやすみなさい.ZZZ