BROMPTONな四国一周ライド Day0: 旭川~松山

2025/11/7 Fri

同行二人(ボクとBRO)

昨年,台湾一周ライドを達成した.

自治体がタッグを組んでいるのかどうかは定かではないが,台湾と四国の両方を“環島”すると,特別なジャージがもらえると知った.

限定モノに弱いKazchari.
台湾一周終了後に,挑戦を決意.
このあたりの経緯は以下の記事に詳しい.

BROMPTONで四国一周~計画編

その後も旅用の大容量バッグを買ったり,(余計な)カスタムをしたりしているうちにとうとう出発の日がやってきた.

BROMPTONの甘い罠~サドル&シートポスト編

かねてからの計画通り,BROMPTONはその前々日に,ゆうパックにて初日の宿に発送済み.
ケースは購入時の純正段ボール箱を使用.
二重構造で非常に丈夫である.

愛媛までの料金は160サイズ,~25kgで¥3,210.
LCCの預け荷物代よりはるかに安い(Jetstarの場合~15gで¥4,600
何より持ち運ばなくてよいのが助かる.

本体を入れてもかなり余裕があるので,スキマにウェアや工具などを詰めるだけ詰める.衣類は緩衝材にもなる.

この箱を航空輸送に使うのは2度目.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

この時うっかりしていたのがタイヤ.空気を抜いておく必要がある.

昨今何かと問題視されているリチウムイオンを使った充電式のサイコンやライトも外す.

ただし,つい入れてしまったのが「股ズレ防止クリーム」「コンタクト洗浄剤」

伝票の内容物に記載しておけば問題なかったのだが,それを怠ってしまった.
郵便局からの連絡があり,X線にて液体ボトルが発見されたので空港で足止め中」とのこと.
電話で説明して事なきを得たのだが,下手すれば陸送となり,宿への到着が遅れるところであった.くわばらくわばら.

そして,LCCは持ち込み荷物の重さ(7kg以下)にうるさいという.

当初は機内持ち込み用バッグとして愛用している「HIDEO WAKAMATSU 3WAYキャリーケース」を使うつもりだった.
サイズは問題ないが,バッグ自体が3kgと既に重い.
つまり荷物そのものは4kgしか入れられない.
まずケースに必要な荷物を詰め込んだところ驚愕の6.9kg
さすがこれは余裕が無さすぎる.

仕方なく登山用のリュックを準備.

軽い軽い.
同じ荷物量でも5.6kgとなった.

つーことで,出発の日は朝4時に起床していつもの朝食.
申し訳ないが,ヨメさんにも早起きしてもらい,出勤前に旭川⇒新千歳空港への直行便が出るバス停まで送ってもらう.

都市間バス たいせつライナー 旭川⇔新千歳空港

このバスを利用するのは今回が初.
片道¥3,800と格安かつ便利.
近々値上げらしいが,それでもお得な路線だ.

以前はクルマで新千歳空港近くの民間駐車場まで自力移動.
旅先から帰ってくるまで,そこに駐車という手段を使っていた.
空港駐車場を使うより割安だったが,今後は「たいせつライナー」一択だな.

といいつつも,このバスは便数が少ないのが唯一の欠点.
今回も往路は大丈夫だが,時間が合わず帰路のバスは利用できなかった.

さてこの日の旭川は雨,いや氷雨というにふさわしい寒さ.
始発の「共栄BC」からの乗客はたったの3人.

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6:20発のバスがやってきた.

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こんなに過疎ってて収益は大丈夫なのかと思ったが,中継の旭川駅から人がゾロゾロと乗り込んできて,なぜだか一安心.

2時間半ほどで新千歳空港着.
夏に娘を送り届けて以来である.

BROMPTONな初の手稲山ヒルクライムライド

Jetstarには既にオンラインチェックイン済み.
成田への出発は3時間後である.国際線かwww

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で、新千歳空港と言えば行く場所は決まっている。
そう「GUNDAM BASE」である.

「もし百式のメカニカルコアメッキとかあったらどうしよう? さすがに松山まで持って行くわけにはいかんわなぁ.ダヒャダヒャwww」

とトラタヌ.
もちろんそんなモノがあるわけがなく,全く触手が動かないクリアモデルばかり山積み.
ただし,参考展示ケースに今話題のアレが飾ってあった.

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MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム [TWILIGHT COATING]

驚くべきはその価格.
なんと¥66,000である!
何をどうすればこの値段になるのか謎.

界隈でも大騒ぎで「こんなん売るんやったらノーマル品をもっと量産しろ!」との,歓喜よりも怨嗟の声が圧倒的多数.
Kazchariも100億%同意する.
未だにノーマル品の現物を見たことがない.

めぼしいものがないのでそそくさと退店.
店の前のベンチに座ってiPadで動画鑑賞.
昔に比べて空港の無料Wifiは繋がりが良くなった気がする.

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11時.腹が減った.
成田まで我慢できそうにない.
レストラン街を彷徨うが,どこもかしこも高ぇ.

そんな時はフードコートでラーメンだな.
せっかくの旅=非日常なのだが,ケチ気質は抜けん.

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手荷物検査場に向かう.
全体の大きさや重さはともかく,とあるブツがリュックの中に入っている.
それはチェーンルブ

形状と中身的に絶対お咎めがあるかと思ったがすんなりパス.
念のためSDS(安全データシート)を印刷しておいたのだが拍子抜け.

場合によってはSDSがあっても破棄させられることもあるらしい.
まぁ運が良かったっつーか,こんなにザルで大丈夫なのか?

搭乗口に着くと30分の遅延表示.
LCCあるあるだな.
理由は使用機材のバードストライクらしい.
乗り継ぎ便への影響はなさそうである.

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少々遅れたが無事搭乗&出発.

季節柄か咳をする客が非常に多い.
「たくっ,鍛え方が足らん!」と,自分が元気な時は考えがち.

特に後席の女性,離陸から着陸までずっと咳き込んでいた.
なんか12モンキーズ系のバンデミック映画を思い出す.

さて,成田着.
思ったほど暖かくない(偏見).
第3ターミナルはいかにもLCC向けの急ごしらえ感.
それでもフードコートは充実.

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夕食を「FRESHNESS BURGER」とやらにする.
「塩レモンチキンバーガー」を注文.
単品は割と安いがサイドメニューが高い.
最近はこんなもの? 普段食べないので相場がわからん.

で,再びの保安検査もチェーンルブ,クリア.
心・配・ご無用だった.

20時過ぎ,みかん県こと愛媛の松山空港着.
ここに降り立つのは,10年以上前の学会出張以来か.

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街の中心へはリムジンバスを使うつもりだったが,ちょうどバス停に入ってきた路線バスの行き先に大街道(一番街)とあるじゃあーりませんか.
料金半額.乗ります乗ります.

不思議なことに電光掲示版に表示されるのはキャッシュレスでの料金.
現金は¥20増しになると何度もアナウンス.
パスを持たない非地元民&ガイジンにはややこしいシステムだ.

つーか,どこもかしこもバス会社ごとに支払いシステムが異なるのはなんとかならんか?
全部クレカのタッチにすれば良いのに.何かの利権?

で,大街道着.

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今宵の宿はすぐそばである.

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チェックインと荷物の受け取り.
部屋に運んで開封!

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いやいやホンマ楽やったわ.
ゆうパック作戦大成功.
国内輪行旅はこれでパーペキやね.

そして明日より四国一周旅がスタートする.

Day1へ続く ⇒ BROMPTONな四国一周ライド Day1:松山~ちょいしまなみ~四国中央

EPICなGLT:ゴールデンラーチトレイルMTBライド-2025

2025/10/12 Sun

合宿2日目 ~ 激坂リベンジ

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曇り.温度:8 ℃,湿度:80%,体感温度:7 ℃,風速:7.6 km/時,風向:SE

合宿1日目はこちら ⇒ EPICなHIGUMA CYCLEで開陽台ライド

ここは佐伯農場:マンサードホール.
困ったことになかなか寝付けなかった.

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3シーズンシェラフにインナーシーツ.
それに備え付けの毛布をかぶせる.
これで寒さはしのげたが,問題はやはり敷布団.
マットレス1枚は薄い.
北見での悪夢再びか...己の繊細さが憎い.

と,嘆いても仕方がない.
寝不足でのイベント参加なんてこれまでも何度もあった.
いざスタートすればアドレナリン全開で問題なし.
レースじゃねぇし.

昨日ご一緒したK原さんは本日はお仕事ということで離脱.
ゴールデンラーチトレイル(GLT)は,K野さん,T橋さん,Y田さん,Kazchariの他,本日到着のO野さん,H名さんが参加.
計6人で走る.

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夜露を避けて,チャリは室内にて保管.
映画の1シーンの様で何かカッコいいぞ.

ウェアは長袖インナーに起毛ジャージ.
ビブにレッグウォーマーである.
グローブは指出しで粘る.

朝食後,HIGUMA号にチャリを積載してスタート地点まで移動.
トレイルは基本的にここからの下りなので,既にそこそこの標高.寒い寒い.
昨年の温かさが恋しい.

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

そんな寒気に負けじと,いよいよ2025年のGLTライドのスタートである.

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序盤は普通の林道.
走りやすいダブルトラックの道が続く.

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ヒグマとの遭遇を避けるため,できるだけ集団で走る.
気のせいか,常に見張られているような気がしないでもない.
分岐も所々にあるので,どう考えても一人で走るのは危険な道.
プライベート走行は絶対ダメです.

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最初の林道をクリア.
軽量MTBの我がEPIC,昨年のファットくんより楽しいぞ.
とは言え,ここまではグラベルロードでも十分走れます.

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徐々に道幅が狭くなりアドベンチャー感が増してくる.

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そして現れる倒木.
風が強い日が続いたゆえ.
コース上,幾度となく遭遇する.
佐伯さんが頻繁に森に入り,出来る限り整備してくれたそうな.
ありがたし.

倒木はチャリを担いで上からパス,下をくぐる,迂回するなど様々なパターンで乗り切る.
同じ林道ツーリングではあるが,オートバイだとこうはいかない.重過ぎる.

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このトレイルの名称由来,ラーチ=カラマツ林を貫く直線道.

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残念ながら天候も相まって,写真ではあまり映えない.
つーか,今年の北海道は全体的に紅葉の色づきがイマイチな気がする.
夏が暑すぎた?

いただき画像
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下の写真は倒木を避けてのう回中.
こういう面倒くささが楽しくて仕方がない.
チャリ,中でもMTBによるトレイルライドは日常を忘れさせ,冒険心をくすぐってくる.

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このころから雨がポツポツと...
レインウェア忘れた.
まぁ,本降りにはならんでしょ.

で,第一エイド着.
ここには登山する人のために駐車場や山小屋,トイレがある.

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HIGUMA号が舗装路を使って先回り.
佐伯農場で作られたパンを展開.

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これがめっちゃ美味い.
そらそうだ.
ハードなグラベル走行とこの寒さでエネルギー消費はかなりのもの.
例えばこいつはあんことホイップの激甘セットだが,いくらカロリー摂取しても足りない.

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固くしまったグラベルを爆走.

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この標識から先はシングルトラックに.
クルマは入れない.
山あり谷あり川ありのGLTの真骨頂はここから.

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激坂ダウンヒルは腰を目いっぱい引いて後輪荷重.
こういう時,ドロッパーシートポストは便利だ.

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より深く静かに森の中に.

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出ました.
GLT名物の崖降ろし.
さすがにチャリに乗ったままでのクリアは無理.
協力しつつ安全に一台ずつ下ろす.
電動ファットが重い.

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続いて川渡り.
H名さんがファットタイヤの洗浄中.

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さすがに乗車したまま渡る猛者はいない.

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怪しいキノコが生える大木.
なんでも,毒キノコの割合は意外に高くなく,”知っていれば”食用にできるモノはたくさんあるそうな.
この”知っていれば”=”区別がつけば”が重要だが.
よく言われるのが最初のチャレンジャーの勇気.

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トレイルに時々現れる鐘と標識.
「あなたがここに来たことをクマに知らせましょう」とある.
まぁ,そういう場所である.

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ぬかるみ地獄.
乗ればタイヤが空転.
歩けばシューズが泥に埋まる.

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激坂アタックポイント.
昨年のファットでは無念の足つき.
軽量EPICならなんとか...無理でした.

単純にテクがない.
この翌日,それをさらに思い知らされることになる.

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一度国道に出て第2エイド.
再びパン補給.
森の中では気にならなかったが,結構な雨.

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しばしの休憩後,メインイベントであるモアン山へ.

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ここからが入口.
MTBもOKとあるが,急坂過ぎて登り切ることは不可能.

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Kazchariは昨年同様,早々に諦めて足つき.
K野さんとY田さんはかなりのところまで登っていく.
特にY田さんはMTB初心者とのこと.スゲー.才能の差か.

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確か昨年もこのゲート手前でファットを放棄.
残り山頂まで徒歩で登った気がする.

だが,今年は軽量クロカンなEPICである.
3~4kgは軽いはず.
がんばって山頂まで押し上げますか(斜度20%越え)

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つーことで,押しまくって山頂着.
チャリとは違う筋肉を使うので疲労困憊.

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少し下った先に展望エリア.
人工的ではあるが,規格的で美しい風景である.

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そしてへっぴり腰のダウンヒル.
途中で後輪がロックしてスリップ⇒足つき.
ホンマ,下手クソだ.
まぁ,昨冬のアレがいまだに尾を引いてるのは間違いない.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

つーことで下山.
楽しいトレイルライドはまだまだ続く.

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写真では伝わりにくいが,ここも林間を縫っての高速ダウンヒルエリア.
我がEPICの性能が発揮できる場所だが,怖い怖い...のだが異様に楽しくハイテンション.
そしてまたやらかすのが人の業かも...(一応クリア)

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牧場横をハイスピードのアップダウンで駆け抜ける,有刺鉄線デスマッチゾーン.バランスを崩して右側に落車するとエライことに.

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一旦国道に出た後,最後のトレイルへ.

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一応,こうした標識があちこちにあるが,地図,GPSデータ,もしくはガイドなしだとまず迷うと思われる.
まぁ,勝手にこのコースを走る人がそうそういるとは思えないけど.
補給場所の類は一切ない.

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久々に開けた農道グラベル.
普段走っている道に近い.
このトレイルの道は,ホンマ,バリエーションに富む.
ゆえに飽きない.

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粋な佐伯農場(ゴール)まで残り2kmのオブジェ.
あぁ,もう終わってしまうのか...

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とは言いつつ,ダメ押しとばかりに川渡り,激坂が続く.
まだ油断はできない(何に?).

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驚いたのは,この荒れ荒れ区間まで佐伯さんが,ボロボロのスーパーカブでお迎えにいらしてたこと.
いくら慣れ親しんだ自分の私有地とは言え,急坂,ヌタヌタの道は並のテクニックで走れる場所ではない.感嘆.

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つーことでキャンプ場を抜けて無事ゴール.
昨年と同じ場所.

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2024年10月13日撮影

あれ? こうして見ると紅葉具合が全然違う.
やはり今年は遅いのか?

つーことでゴールしたので,改めておシャな佐伯農場内を散策.

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ここは無人パン屋さん.
今日の昼に食べたのはここの商品.
娘さんが朝3時に起きて焼いてくれたそうな.

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小川をはさんで対岸はキャンプ場.
なんと通年営業.
最近は冬キャンパーが増えて来た気がする.
各種装備が発展してきたから? それとも某アニメの影響か.

うろうろしてたら,Potaさんから昼食が準備できたとのお声掛け.
農場内にあるこれまたおシャなベーカリーレストラン「牧舎」にお邪魔する.

ベーカリーレストラン牧舎

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バジルスパゲティとパン.美味し.

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宿舎,マンサードに戻り着替えシャワー.
その後はいよいよ,サイロを改造したサウナ体験である.
もちろん,これも佐伯さんの手作り.ホンマ,すごいわ.

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こんなこともあろうかと海パン持参.
薪によるドライサウナ.
室温は50~60℃と,一般のサウナに比べると低めだが,それでもしっかり汗はかく.
ちゃんと水道水による浴槽も用意されている.
横にベンチもあるので,外気浴も可能だが,さすがに寒かった...

ということで,この後は1階にてBBQ大会.
あれだけ食べたのに腹が減るのはライドあるある.
久々にアルコールも入って酔いました.

このGLT,当初「今年は9月にしようか」という話もあったそうだが,佐伯さん曰く「その時期は暑すぎるのでは?」とのこと.
そうやね.
今年はイマイチだったけど,紅葉が始まるこの時期の方が良いかも.寒かったけど.

倒木をくぐり,崖を下り,川を渡る.
シングルトラックとダブルトラック.
そして激坂チャレンジ.

今もカラダが覚えている.欲している.
来年も走りたい.

日本では,こうしたトレイルはあくまでハイカーが主役.
MTBは締め出される傾向があるが,本場ヨーロッパではこれらが共存しているとのこと.
さらに言うなら馬も走る.

特に官製トレイルだと,ハイカー優先が顕著.
もちろん歩行者の邪魔をするような暴走MTBは論外だが,そういう輩はごく一部であろう.
人力で回したタイヤが自然体系やトレイルそのものを破壊するとは考えにくい.
要はトラブル発生時の解決が面倒なのだろう.

その点,佐伯さん達が整備したこのトレイルに文句を言える輩はいない.
ゆえに国内唯一無二の魅力的なコースとなっている.

かように極めてプライベートなコースなので詳しいルートは開示できません.
どうです? 走りたくなってでしょう?

そう思った方は来年の「HIGUMA CYCLE」さんのツアーに参加するか,佐伯農場に問い合わせを!

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合宿3日目に続く ⇒ EPICな神の子池トレイルライド

EPICなHIGUMA CYCLEで開陽台ライド

2025/10/11 Sat

MTB合宿1日目 ~ 寒すぎやろ

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曇り.温度:9 ℃,湿度:53%,体感温度:3 ℃,風速:19.1 km/時,風向:NW

さて,昨年に続いてMTB三昧合宿がやってまいりました.
ベース基地はもちろん中標津の「佐伯農場」さん.

佐伯農場

もちろん牧場経営が主体だが,民宿をはじめ,キャンプサイト,レストラン,ツアー手配,美術館など,このエリアにおけるありとあらゆるアクティビティを手広く展開されている.

もう,何よりオーナーの佐伯さんがとんでもないバイタリティの持ち主で,本当に魅力的な御仁である.
とりわけ,旧名:KIRAWAYこと「GLT(ゴールデンラーチトレイル)」を,ほぼ単独で開通・整備・管理されている事実は驚きを禁じ得ない.

今回の合宿も,この「GLT」の走破がメインイベントである.

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

昨年はファットくんで参加.
こいつはこいつで十分楽しめたのだが,コースプロフィール的にはMTBが最適だろう(逆にグラベルロードだとキツイ)

そして,昨年一緒に参加したSさんの「Specialized EPIC EXPERT」を持たせてもらった時の衝撃たるや...フルサスで10kgだと!?
帰宅後,大幅値引きされていた同モデルを即ポチしてしまった.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

一冬挟んで,こいつでグラベルライド他,レースにも参戦.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

乗りこなす努力はしてきた...つもり(レースは惨敗).
いかんせん,MTBは奥が深い(そしてKazchariにはテクがない)
で,満を持して今回は我がEPICでGLTを走るのだぁ!

ここ数日,北海道は急に冷え込みはじめた.
十勝岳や旭岳の冠雪はもちろんのこと,標高の高い三国峠石北峠は早朝夜間凍結の恐れがあるという.
念のため,ハスラーのタイヤを冬タイヤに換装してから向かうことにした.

前夜,つまり金曜夜に作業開始.
手元が暗いので,クルマに常駐させているこいつを点灯.

あらゆる所に置け,ぶら下げたり,はっつけたり(磁石)できるので超便利.

旭川から佐伯農場まではだいたい5時間の距離.
14時集合に合わせて,8時過ぎに家を出ることにする.

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ナビ的には旭川紋別自動車道で遠軽まで行き,そこから南下するルートが一番近い.
だが,せっかくタイヤも交換したことだし,あえて久々に石北峠越えで向かうことにした.
まっ,結論から言うと好天ゆえ凍結の危険皆無.
オートバイもガシガシ走ってたりする.

で,道の駅「おんねゆ温泉」でトイレ休憩.

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国道39号線,遠軽/生田原からの合流ポイントからは「納沙布岬1200」で走った懐かしの道.蘇る激闘の記憶.

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day1

美深町に到着.
セブンイレブンでコンビニ弁当の昼食.
お次は美幌峠越えである.
しかし,まぁ,よくこんな道&距離をチャリで走ったよなぁ...といつも思う.

弟子屈を経由すると「佐伯農場」はすぐそこである(あくまで北海道感覚)

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宿舎である「マンサード」には13時過ぎに着いた.
ハスラーからEPICを降ろしてセッティング.

寝袋,着替えなどを部屋に運ぶ.

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懐かしい.1年ぶりだ.
部屋は早い者勝ちなので,昨年と同室にした.

一階にはレンタルファット置き場が新設.

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この建物そのもの,それにこうしたバイクスタンド類にいたるまで,ほとんどが佐伯さんの手作りである.スゲー.

外でしばらく待機していると,クルマが一台.
昨年も最終日のライドでお会いしたK原さんだった.

実は,今年のカミヒルにも参加されていたらしいが,Kazchariには気付かなかったとのこと.
これはチャリダーあるあるで,メットとグラサンのせいで顔よりも乗っているチャリで誰かを記憶していることが多い.
Kazchariは毎回違うチャリに乗りがちなので認識され辛いのは確か.

立ち話をしていると,白に黒ぶち,つまり牛柄のネコが近づいてきた.
農場で飼われているっぽい(ネズミ捕り用?).
こいつが実に人懐っこくて,かわいいのなんの.
しばらく戯れる.至福の時.
滞在中もっと遊びたかったが,この時以降会えなかった...無念.

そうこうしているうちに,HIGUMA CYCLE号に乗ってK野さん,Potaさん,T橋さん,Y田さんが到着.
各自MTBをセッティングして,前夜祭的なライドがスタート.
行き先は開陽台である.

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時刻は既に15時近い.
風も強く,寒い寒い.
絶対に一桁気温.

昨年は非常に暖かだった.
(起毛ではない)長袖ジャージに半パンビブで問題なし.

その記憶を元に,今回も似たようなウェアで大丈夫かと思ったものの,こりゃあかん.
家を出る時,念のためとバッグに詰め込んだ起毛ジャージレッグウォーマーが,この身を助けるとは...
さらにウインドブレーカーを羽織る.

農場から開陽台までは10kmほどの距離.
追い風巡航の後,だらだらと続く緩斜面が始まる.

ここまでのペースがゆっくりだったので,カラダが暖まらん.
ゴールまで直線となった瞬間を待ち,K野さんに「先に行ってよいですか?」と許可をもらい,ペースをあげる.

やはり登りは楽しい.
軽く汗をかき,カラダも暖まった.

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久々の開陽台
展望台の奥には今も変わらず,オートバイ・チャリ用のキャンプサイトがある.
そこまでのダートにプラスして,藪を切り開いたトレイルが出来ていた.

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実に楽しい.寒いけど.

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展望台からはるか遠くの島影を望む.
国後島である.

昨年夜間に訪れた時,この方向,遠くに見えた灯りはやはりこの島のモノだったようだ.ロシア人の生活光.

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すっかり冷えたのでチャリを停めて展望台のトイレへ.

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あまりゆっくりしてはいられない.
日没が迫っている.気温がさらに下がってしまう.

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長い長い直線のダウンヒル.このエリアを代表する風景.

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地元民のK原さんの案内で,グラベル経由の近道.
通学路だったそうな.
K原さんからは,この地域での暮らしに関する話を聞く.

この辺りは人口密度が低い=商店がない.
ライドに出かける時も,常に水と補給のことを考えて走らないと生タヒに関わってくるらしい.

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陽が落ちる前に,なんとか佐伯農場に帰還.
台所ではPotaさんが5種のスリランカカレーを作り,待っていてくれた.
さらには「おでん」まで! むっちゃごちそう.

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本格的すぎて,少々辛い種類のカレーも...(要注意)
今日はK原さんやY田さんのような若者がいるので,爆盛り祭りで減りが早い.

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面白いことに,今宵は誰もアルコールを飲まない.
明日の本番,つまり「GLT」を見越してのことか!

早々にシャワーを浴びて寝袋にくるまる.
さぁ,楽しみが待っている.心配なのは寒さだけ...

合宿2日目はこちら ⇒ EPICな2025ゴールデンラーチトレイル

TopstoneなNew鷹栖グラベルライド

2025/10/5 Sun

グラベル・ハイ

いただき画像

曇り.温度:19 ℃,湿度:80%,体感温度:17 ℃,風速:12.2 km/時,風向:SSW

今日は「旭川自転車愛好会」のイベントに参加.
前回はロード(BROMPTON)によるカレー・ライド.

BROMPTONな旭川自転車愛好会でカレー食べ放題ライド

本来,この会はグラベルを主な活動場所としている.
つーことで,本日は鷹栖方面のジャリと戯れる.楽しみだ.

昨日のカミヒルから続く鼻炎症状が心配だったが,この2つの薬でなんとかくい止める.

集合は鷹栖町の「パレットヒルズ」に9:30となっている.

当初は自宅からの自走を考えていたが昨日の疲れが少し残る.
さらには一昨日の献血の影響も考え,ハスラーにTopstoneを積み,現地へ向かうことにした.

20分ほどで到着.初めての場所である.

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キャンプ場が併設されているが,なぜか敷地内にトライバル風の装飾.野外フェスでもあるのか

ハスラーからTopstoneを下して,高台の東屋へ.
今日の参加者はKazchariを含めて5名.
これでもいつもより多いぞ.

問題のe-Bikeは今回も2台(CさんとSさん).
ふっふっふ,天気も良いし,さぁ,地獄のインターバルトレーニングの開始だ.

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スタート直後からいきなりグラベルスタート.
素晴らしい.
以前もこの会で鷹栖近辺を走ったことはあるが,今日は完全新規コースだという.
ホンマ,Cさんの調査能力&ルートチョイスには頭が下がる.

Topstoneな鷹栖町グラベルライド

こんな手すりのない橋とか...

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ぶどう農園とか...

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そして,いよいよ本格的な山岳ルートへ.
昨今のヒグマ事情を鑑みるに,一人で進入するのは憚られる.

にしても,今年になってからの日本各地で起きているクマ出没頻度は異常.
先日の群馬でのスーパー進入はマジで恐怖...と思ったら,昨年も秋田で似たような事案があったとか.

こりゃもう,町を壁で囲うか,こちらが鉈や斧で武装する必要がある.なんだ,この『進撃』感.

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山に入るので当然登りがある.
献血翌々日後だが,脚がちゃんと回ってうれしい.

Gemini先生に「400ml献血後からの回復期間」を聞いたところ...

血液の量  ⇒ 水分摂取にて短時間で回復
血漿成分  ⇒ 約2日
血小板成分 ⇒ 約4~5日
赤血球成分 ⇒ 約3~4週間

ありゃ,意外にかかるもんだ.
今日だと血小板すら戻ってない.ケガできひんやん.

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まぁ,走りだしてしまえば,そんなこたぁ全然気にしないわけだが.
それよりなにより森の中がひたすら心地よい.

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センターが草のダブルトラック.このコントラストがいい.

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本日は久々のグラベルタイヤ「GRAVEL KING X1」仕様.

チューブレス&3.0Bar運用.
さすがに無印スリックでのグラベル走行よりも,はるかに食いつきが良い.

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例によってe-Bikeをペーサーに踏み踏みトレーニング
がんばれ,我が心臓と脚.

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写真ではわかりにくいが,この後は結構なダウンヒル.
登りも楽しいが,下りも悪くない.
今年の『NISEKO GRAVEL』に出れなかった分の悔しさを取り戻す!

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

2026年はエントリーできそうな気配.

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さて,ここからがCさん曰く「恐怖ゾーン」らしい.
ヒグマの出没情報でもあったのか? ⇒ 間違いではない.

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あそこに見えるのはなんだ?

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オオカミを模したヒグマ追い払い装置だった.
首の下にセンサーがあって,何かが通過すると反応.
光と音で威嚇する.
先程は大型トラクターに吠えていた.

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試走の際,Cさんはいきなり登場したこいつにビビったそうな.

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確かに近づくと反応.
かなりうるさい.町に近い場所では設置できないやろな.

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リエゾン(舗装路)を出たり入ったりして別の地点へ.

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十勝エリアにあるような,見通しの良い直線グラベルが現れた.
昨年に続き,今年もTOKACHI GRAVELが開催されたらしい.
参加したCさんによると,今後もルートを拡張していく方針とのこと.
GPXデータを公開してくれへんかな...

Topstoneな音更周辺グラベルライド

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林道脇に突如あらわれたオオカミ犬の森

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別に怪しい実験施設でも何でもなくて,オオカミの身体的特徴を強く持つ個体を繁殖した「North American Indian Dog」と言う北米産の犬種を飼育しているらしい.
入園料(¥1,000)がもったいなくて,入口からちらちら見える白っぽいボディを見物しただけだが,駐車場は満車(レンタカーが多い).
知る人ぞ知る人気施設なのか?

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少し走って昼食の時間.

鹿肉メニューで有名なレストラン三恵へ.

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「鹿肉カツレツ」にした.美味し.
他のみなさんが頼んだ「カレー」や「ステーキ丼」もボリュームたっぷり.
値段もそれほど高くない(~¥2000).

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このお店,鹿肉料理の他,ドッグランも併設するなど全てが犬尽くし.
犬好きにはたまらない店である.ちなみにKazchariは完全無欠に猫派だ.

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本日は気温高め.
各人ともボトルの水がやばい.

「三恵」さんを出てすぐのバス待合所に自販機を発見.補給する.

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田畑わきの農道をクネクネとつなぎ,スタート地点に戻る.

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最後のヒルクライム.今日は脚がよく回る.
Topstone「GRAVEL KING X1」も今日のコースに最適.

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デポ地に戻ると,ものすごい人出.
ほとんどが家族連れ.
キッズ系の番組で有名な「ケロポンズ」という音楽ユニットの野外コンサートだったようだ(有料)

Google先生によると,2008年頃からNHK番組に楽曲提供とある.
娘が2歳頃なので,どんぴしゃ世代だが,なぜだか全くノーマーク.
キッズ音楽界隈も奥が深い.

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あまりここでダベっていると,タダ聴きかと勘違いされそうなので早々に解散(それはない)

もう10月だし,今年の走行会はこれで終了? いや,紅葉グラベルシーズンはこれからでしょう!

いただき画像

つーことで,Cさんプレゼンツの新しいグラベルコース.
平坦基調だったがむっちゃ楽しかった.

近所なのに知らない道,店がまだまだたくさんあるねぇ.
新発見だらけの充実したライドだった.

EMONDAな十勝岳紅葉まつりライド

2025/10/4 Sat

酸素が足りない

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:75%,体感温度:21 ℃,風速:6.8 km/時,風向:SSE

一時の,”週末は天気イマイチローテ”はどこへやら.
今日,明日と良い天気が続きそうだ.気温も高い.

では,どこへ行きましょうか?

ちょうど,十勝岳で「紅葉まつり」が開催中.
去年も行ったっつーか,登ったな.

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

YAMAICHIさんも凌雲閣前でキッチンカーを開店するという.
行き先決定.
ただし,今日は自走かつ白金温泉周りで向かうことにしよう.

マシンはもちろんEMONDAで.
ロードの軽やかさを体験したい気分.

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忠別川サイクリングロード,冬期(?)通行止めのお知らせ.
げっ,雪解け走行の楽しい時期がかぶるなぁ...と思いきや,数kmだけでした.

さて,今日のウェアはAliexpressで買った「INBIKE」ブランド.
半袖ジャージとビブを合わせても¥6,000未満.安い.

本日2度目の着用.161cm,58kg,胸囲90cmでEU-Sサイズがぴったり.
後ろのポケットの位置が高いのか,少々スマホの出し入れがしにくい.
難点はそれくらい?

Ama他で大量に販売されている謎ブランドと違って,こちらの「INBIKE」は各インフルエンサーからの評判も上々.
ステマかと思いきや,これは当たりだった.
色違いも買おうかな.
ウェアだけでなく,パーツなど,これまでOEM専任だったメーカーが,自社ブランドの拡大に方針転換しつつある...そんな気もする.

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で,今日はロングライドな気分.
十勝岳には最短距離ではなく遠回りで.
まずは桜の名所「聖台ダム公園」に立ち寄る.誰もない.
水が干上がってて,ダム湖の一部をファットバイクで走れそうだが...怒られそう.やめとこ.

旭岳クライムから忠別湖底ライド

美瑛の町中にin.
まだ11時前だが,ヒルクライムに備え,セイコマにてエネルギーを補給.
外国人には信じられないという「糖質×糖質」のやきそばパン.

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青い池につながる自転車道.
対向から,おそろいジャージの大集団がやってきた.
インバウンドっぽい.
今日は問題なかったが,たまに逆走するチャリに出会うのが観光地あるある.

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「青い池」着.大混雑.
いつもの撮影ポイントも人だらけ.
今日は林の向こう側からのめずらしいショット.十分青い.

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白金温泉を通り過ぎて,望岳台への道を駆け上が...りたいところだが,4,5%の坂で早くも肺と脚が売り切れ状態.

やはりか.

実は昨日の金曜日,職場にて400cc献血を実施.
カラダ中に酸素を運ぶ血液の絶対量が減っている.
しかも,ヒルクライムという酸素摂取が超重要な運動.
一応,翌日ではあるものの,献血後24時間は経っていない.
正に疑似高地トレーニング.あーしんど(気のせいではない).

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ちなみにKazchariの献血は43回目となる.
最初の献血は20歳.
オートバイの限定解除合格記念として,門真の免許センターにあった献血所に入った.
単純計算で年に1度以上行ってるやん.エライぞ,Kazchari.

そういやその昔は献血センターから自宅の電話に直接電話があったなぁ.
特に金曜日.
なんでも週末は交通事故で血が大量に必要だとかなんとか...今では考えられん直電勧誘.

さて,そんなことを考えながらも漕ぎ続ける.
望岳台への分かれ道が見えたが...クルマが列をなしている.大渋滞.
さすが紅葉シーズンだ.

もちろん,チャリなので行けないことはないが,ここはスルー.
あくまで目的地は天井の温泉,凌雲閣.

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分岐点着.
ここから斜度が爆上がり.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

まっ,白金周りだと休む箇所が多いので多少は楽.
写真を撮っていると,後方から「カミヒルに出られた方ですか?」との声がする.
ロードバイクに乗っている...どこかで見た...なーんだ,カミヒル中の人,すなわち実行委員長のSさんだった.

Sさんも,うちのド派手EMONDAを見て「あぁ,Kazchariさんじゃないですか.これから登るんですか?」とすぐに気づく.

カミヒルの話をする.
来年は記念大会(第10回)となるので,何かアイデアはないかと聞かれたので「(富士ヒルのような)記念のコラムリングはどうでしょう」と提案.
そんなに高いモノでもないと思うけど,予算的に無理かなぁ.
Kazchariは55分切りなのでシルバーリング.プラチナは無理でもゴールドが欲しい...ほら,モチベーションが上がる.

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Sさんは本日既に登頂済みとのことで,Kazchari一人で凌雲閣を目指す.
途中,オレンジの妖精さんやら,カミヒル女子3位のTさんとスライド.
上の方はクルマで渋滞しているので気を付けてとのこと.やっぱりか.

確かに前方から降りてくるクルマがいつも以上に多かったが,幸い先行車がスレ違いで停車することもなかったため,Kazchariも足つきなしで完走.

血が足りねぇ~ 酸素が足りねぇ~ でキツかった.

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素晴らしく好天.
紅葉が実に美しい.
思えば昨年は霧雨&極寒だったことを思い出した.

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周辺はカメラを抱えている人がわんさか.
その方たちが画角に入らないように調整しつつ撮る.

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後で聞いた話だと翌日は風が強く,葉がかなり散ってしまったとのこと.
今日が見頃だったようだ.

で,凌雲閣横にYAMAICHI号を発見.
シンゴさんと奥さんに挨拶した後,いつもの「ルーローハン」(¥800)を注文.

で,凌雲閣の自販機でご褒美の赤コーラを買おうと試みるが...

人類は思い出した.

ここの自販機はCoke-onに対応していないどころか,新紙幣および新¥500硬貨にすら使えなかったことを.

仕方なく,建物内の冷蔵庫から直接買うことにしたが,フロントはチェックイン待ちの行列が.
こらあかん.諦めて手持ちのボトルのお茶でがまんするか...

さらに間が悪いことに,何かのアレルギー症状なのか,急にくしゃみが止まらなくなった.
鼻水ダラダラで涙目.なんてこった.パンナコッタ.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

この時以来の悲惨な症状.
季節が異なるが,やはりシラカバ花粉のせいなのか.

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YAMAICHI号に戻ると,ル―ローハンが用意されていた.
美味いはずなのだが,鼻が詰まって食べにくいことこの上ない.

チャリダー特典でミックスナッツもいただく.

シンゴさんによると,本日チャリで登ってきたのは14人ほどらしい.
意外に多いな.
この時,既に14時近く.
もしかすると今日はKazchariで最後かも.

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貴重な飲料水をボトルにいただく.すいません.
ウインドブレーカーを着て,さぁダウンヒル.

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分岐地点にて,どちらのルートで帰るか少し悩んだが,同じ道はつまらんと上富良野側に下山.
町に入る頃にはすっかり暑くなり,ウインドブレーカーをキャストオフ.

いつもの道で美瑛まで.
軽量快速のEMONDAは乗っているだけで快感.
フレームの硬さにもようやく慣れた.
今年は300ブルベも経験したしな.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

美瑛では例の自販機で念願の赤コーラ.
¥100と安い上にちゃんと新¥500硬貨も使える.
凌雲閣さん,なんとかしてください.

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しばし休憩した後は,これまた美瑛の丘を通る.
だいぶ陽の陰りが早くなった.

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無事帰宅.
先週分の汚れもあって即洗車したいところであるが,明日もグラベル・ライドが予定されている.
もちろんそちらはTopstoneで参戦するが,戻ってきてから2台同時に洗う方が効率的か.

いずれにせよ,これで今季の(ロードバイクでの)カミヒルは終了かな.
凌雲閣は近いうち雪に覆われるだろう.
そうなればファットの出番.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

今年は参加できるかな.
凍結落車のトラウマを克服できるか否か.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

今年はAmazonでふるさと納税

2025/10/2 Thu

なんぼあっても

8月中頃,いわゆるお通じが良い,いや良すぎてトイレに行く回数が明らかに増えた.下痢というより軟便状態.胃腸が異常.

思い当たるフシあり.

ちょうど,遠い親戚から「パッションフルーツ」のお中元(?)をいただいたのだ.
それは喜界島産で,80サイズの段ボールにてんこ盛りだった.
種ごとガバガバ食いまくった.

この南国フルーツは「ペクチン」という水溶性食物繊維を豊富に含んでいるそうな.明らかにこいつが原因.

喜界島と言えば,隣の奄美大島から飛行機に乗った場合,その所要時間がたった20分ということで有名.日本の定期空路では最も短い.
ちなみに船だと2時間だ.

『水曜どうでしょう』で取り上げられたことがあるので割と有名かも.

このエピソード,DVDは発売されているものの,地上波での再放送は見送られているらしい.
道義的および道交法的に何かやらかしたとか.

【水曜どうでしょうClassic】で放送禁止・自粛になった伝説の企画や内容とは?

喜界島には,ヨメさんと25年ほど前に訪ねたことがある.
飛行機,船の両方とも使った.
一面に広がるサトウキビ畑以外何もない島だったが,それがいい.

喜界島ナビ

さて,パッションフルーツなど,珍しい南国フルーツは確かに美味いが,非常に高額.お取り寄せもハードルが高い.

そんな時には「ふるさと納税」だ.

Kazchari家も,ここ2年ほど節税の一環として「ふるさと納税」を利用している.
実質¥2,000の負担で,その価格以上の返礼品がいただけるお得で楽しい制度だが,10月以降はポータルサイド経由でのポイント付与がなくなってしまう.

利用者からすれば改悪だが,過当競争を抑えるためには仕方がない面もあるのだろう.

つーことで,各サイトとも9月末の締切に向け,宣伝合戦がすさまじかった.

で,今年,Kazchariが使ったのは...Amazonでした.
通常の買い物と同じ手軽さに負けた(いいのか?).

もちろん,喜界島=喜界町も各種南国フルーツを返礼品として設定しているが,Amazonでは砂糖だった.
で,別口で検討して以下の5自治体に決めた.

【Amazon.co.jp限定】令和7年産米 東川町産 東川米 ゆめぴりか 白米 10㎏ 大容量 北海道産 国産米

はい.お隣の東川町ですね.
道内で唯一人口が増えている自治体.
移住者や外国人への誘致政策が手厚い.

ご時世を反映して,返礼品の中でもお米人気は非常に高い.
提供する自治体も多い.
では,なぜ東川?
ライド時にいつも収穫先の田んぼを眺めているから.

広洋水産 いくら アメリカチャム 200g×2 醤油漬け イクラ 白糠町

はいはい.お次も道内からですね.
みんな大好き,うちの息子も大好きな「いくら」である.

高級品の「白糠産シラリカ」ではなく,アメリカ産なのがアレだが,まぁ,いいっしょ.
Kazchariは味音痴.こいつも美味いに違いない(適当).
申し込みして3日後ぐらいには届いた.速っ.

【Amazon.co.jp限定】 NAKANO GRAPE シャインマスカット2房1kg以上(2025年9月中旬~11月上旬発送)

南国フルーツではないが,これまた”みんな大好き”シャインマスカットだ.
種がないだけでとんでもなく美味しくなるのが不思議.

こいつも返礼品の定番かな.結構提供されている.
ただし,あまりの人気に海外での無断栽培が国際問題になっている.
次の総理大臣が〇〇〇だったら...ヤバイかも.

九州食市場中村屋 【最長半年待ち】ハンバーグ20個+2個【期間限定】 佐賀牛入り熟成ハンバーグ

はいはい.これまた定番品の冷凍ハンバーグ.
昨年も違う自治体で申し込んだ.
今回も「佐賀牛入り」だが,ハンバーグの材料として有名なのか? 佐賀牛?

なんだかんだで美味いので今回も「冷ハン」を選んだが,ヨメさんにはすこぶる評判が悪い.
量が多いので冷凍庫をかなり占有するためだ.
そして食べる前日に冷蔵庫解凍する必要がある.
要は思いつきで「さぁ今から焼くか」とはならないので,なかなか消費されない.

今回はなるべく早く食べます.スイマセン.

トイレットペーパー 48ロール + ティッシュペーパー 15箱 セット

最後に日用品.
トイレッとペーパーとボックスティッシュ
こんなん,なんぼあってもいいですからね.腐らないし.

「ふるさと納税活用法」的なサイトを見ると,「米」と「トイレットペーパー」が一押しされていることが多い.
生活必需品でヨメさんもにっこり.家庭円満.

ちなみにヨメさん(正社員)はなぜか「ふるさと納税」を利用しようとしない.
面倒くさいらしい.謎だ.

面倒と言えば,今回は申し込みするサイトを変更したので,少々勝手が違って困惑.
もちろん,確定申告ではなく5自治体まで限定の「ワンストップ特例制度」を使う.
確か昨年は,寄付が確定した時点でサイト経由で各自治体からメールが即届き,自治体マイページを開いて,マイナカードを読み込ませて申請書の数値を入力したはず(あいまい).

今回のAmazonは少々勝手が違う.
一応,寄付手続き直後に「ワンストップ特例を希望する」を選択して住所などの必要情報を入力して完了?
そこからのレスポンスなし.
自治体からも,Amaからもメールが届かないし,購入履歴にも「ふるさと納税枠で購入」の記載はない.
すぐに届いた「いくら」にも,何の書類も同封されていない.

どうなってる?

次に届いた「トイレットペーパー」も同じ.書類同封なし.

「こりゃそろそろAmaに問い合わせかなぁ...」と思ってたら,今日になって「トイレットペーパー」の一関市から封書が届いた.
そうそう,こういうのが欲しかった.一安心.「いくら」の白糠からも直に書類が届くだろう.

ここで要注意なのは「ワンストップ特例制度」の申請には期限があること.
翌年,つまり令和8年1月10日が締め切りである.忘れないようにしましょう.

つーことで,今年も食い物&実用品を選んだが,趣味分野の筆頭「自転車関連」にはどのような返礼品があるのだろう.
調べてみた.

色々サイトを見てたらふるさとチョイスがバラエティに富んでいて面白い.

「自転車」で検索をかけると,ママチャリやら電動アシが並ぶが,中にはこんなのも...

CDJビッグプーリーキット R92 R81系 【愛知県 日進市】:¥235,000

GIANT PROPEL ADVANCED SL FRAMESET(カラー:Holy Flare)【愛媛県 松前町】:¥2,200,000

スマートターボ 神楽LSD9200【岐阜県 神戸町】:¥400,000

元プロロードレーサー辻善光が教えるフィッティング券 (2名様) 【京都府 木津川市】¥160,000

究極は...

MULLER HORIZONチタンディスクブレーキロードバイク+GOKISOスーパークライマーディスクホイル完成車【三重県 桑名市】:¥9,600,000

つーか,全部寄付金額,高すぎじゃね? 年収いくらやねん...

秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その2)

2025/9/28 Sun

BROMPTONがいっぱい

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晴れ時々曇り.温度:17 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:10.1 km/時,風向:SSW

前回はこちら ⇒ 秀岳荘「BROMPTONミーティング北海道2025」に参加(その1)

いつも以上に早く就寝したので,体内時計に従い4時頃に目が覚めた.

コット+エアマット,それにシュラフシーツ,3シーズンシェラフ,シェラフカバーという,この時期に最適な組み合わせにより快眠.

さすがにオートバイだと,これだけの寝具は運べない.
やはりキャンプにおいては,現状のクルマ+チャリが最高の組み合わせやな.

テントのジッパーを上げて外に出る.
うっすらと明るくなってはいるものの,まだ暗い.

トイレ往復して再びテント内へ.二度寝を決め込む.
6時過ぎ,隣のテントのO西さんの起動音が聞こえたので,それに合わせて活動開始.

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まずはカフェインで覚醒.
次にO西さんお手製のうどん.関西風出汁で美味し.

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もちろんこれだけではチャリの暴力的代謝には全然足りないので,昨日買った総菜パンも食べる.

ここで登場するのが,Kazchariキャンプではすっかりお馴染みのホットサンドメーカーである.

こいつで焼くと,なんでもかんでも美味くなる(+外メシ効果).

陽が昇り,湖面の朝靄が美しい.♪ミラァ~マァン~

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ミーティングの集合時間は9時半.
それまでにテントを撤収する.

...片付け完了.
BROを再びハスラーから降ろして湖畔周辺を少しゆるポタ.

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そうそう,今日のウェアはBRO用のおしゃれライド着.
コスパCHさんとMorethanのコラボ・ポロシャツである.

ネイビーとチラ見せピンクが我がBROとベストマッチ.
ガチライドで着たらダメ,絶対!

BROMPTONな初の手稲山ヒルクライムライド

さて,集合時間が近づいて来たので道路をはさんだ高台にある会場へ.
続々とBROが集まってきた.

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受付に行く.
免責事項の書類にサインして参加費¥1,000を払う.
本日は48台ほどのBROが集まるとのこと.

先日お世話になった秀岳荘白石店のメカさんもおられたのでご挨拶.
その後の超展開について報告する.

BROMPTONの甘すぎる罠~ハンドルバー編

参加賞はBROのフレームに内蔵可能な小型レジャーシートでした.

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少し遅れてやってきたO西さんのT-Line.
カバンがデカい.あーでも,四国行くならこのくらいのサイズがいいかも...

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会場には10月から発売開始のG-Lineの試乗車(?)も置いてあった.
隣に置いてあったC-Lineと比べても一回りデカいH級.
フレームは梨地塗装なのか,ザラつきあり.
ギアはSHIMANO製の内装8段.うちのPとは異なる構造っぽい.
気になるパンク修理の難易度は?

誰も乗っている人がいなかったけど,頼めば乗れたのだろうか?

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色々な人と交流開始.
BROをネタに話がはずむ.
カスタムの方向性が様々で実に興味深い.

O西さんの自家製ブルベテーブルが大注目・大好評でほのぼの.
個人的には「Mハンドル用TTバーアダプター」の方がより秀逸だと思うが,今日のメンバだと場違いかも...

2025年4月5日撮影

まぁ,とりあえずブルベ民(≒知人)は...O西さんとY夫妻ぐらいしかいなかったかな.

チャリ趣味はジャンルごとに客層が違うのが面白い.
MTBレースなんて家族連れが多くて運動会みたいなノリやったし(中身は過酷).

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

そう,今回のミーティングは,みなさん実にラフな服装.
「レーパン+ピチピチジャージ」の組み合わせはまずいない.
代わりにアロハやらデニムの人がちらほら.

そして,99%以上がフラぺ+スニーカー
残りの1%は...はい.SPDペダルはKazchariだけでした.

そやねぇ,グラベルイベント時の自由な雰囲気に近い.

メットもおシャ.
以前から興味があったこいつをかぶっている人がいて,少し欲しくなった.

だが,これに手を出してしまうと,似合うウェアも追加購入してしまいそう(ディドロ効果の罠)

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簡単なオリエンテーション&記念撮影の後,3組に分かれて出発.
別に走力順ではない.登りだからと踏んだらダメ,絶対!

どこまで走るのかと思いきや,1kmも行かないうちに停車.
かなやま湖が一番映える場所で再び記念撮影をするようだ.

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「BROミーティングの動画でよく見たヤツだ!」のボディ色別集合.
うちの「Paris Edition」は一応ブルーですな.

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この時,名古屋からの参加者に話しかけられる.

「この『Paris Edition』,もしかして『じてんしゃひろば遊』さんから買いました? ずっと,1台だけ残ってたので気になってたんですよ~」

はい,その通りです.

『BROMPTON Paris Edition P-Line』がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

他の人に話していたKazchariの「Paris Edition」の出自が耳に入って,確認したくなったそうな.レア車ならではの話である.

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さて出発.
ほぼ完全に昨日個人的に走った道をトレース.
場所が場所だけに別ルートは組みにくいけど.

これだけ徒党を組んで走ると,クルマへの威圧感っつーか,迷惑感が生じるのは仕方がない.こういう時には何よりマナーが大事ですな.

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出発から10kmほど走って目的地である「道の駅南ふらの」着.
ここで各自昼食タイムとなる.

O西さんの提案で敷地内にあるパン屋さんに行くことに.

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ちょうど出来立ての「からあげバーガー」をゲット.
温め用のトースターを使いたいのでイートインにする.

ところが...

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アルミホイルの包み方が雑だったせいか,バンズのゴマに引火してこげこげに...まぁ,そういうこともあるわな.

ところで,昔から「おこげを食べるとガンになる」という噂がまことしやかに流れているが,本当なのか? ⇒ 本当らしい.

都市伝説!?「焦げを食べるとがんになる」は本当?

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食事後,道の駅前に集合.

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次は幾寅駅に向かう.
そう,『鉄道員』記念館である.ありゃ,昨日行ったばかり...

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ここでも驚きのBROを発見.
オリエンテーション時に主催がおすすめしていたポテチの箱買い
さすがBROだ.この積載でもなんともないぜ!

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こいつもかっこよい.
カスタムの方向性(色合い)が好みだ.
フレームカバー不要派だったが,これはこれは...

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今日集まったBROで,一番注目を浴びていたのはおそらくこいつ.
バトン&ディスクホイールの組み合わせ.
めっちゃ速そう.レースイベントもあったら良かったのに...(おい)

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つーことで,本日3回目の集合写真.

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往路をそのまま引き返して,またまたパーキングで集合写真.

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参加賞でいただいたレジャーシートを広げる.
別に某国の都知事を応援しているわけではナイ.

ここの休憩では,参加車両唯一のPハンドル車オーナーに話を聞く.
サードパーティ製ではなく,今ではめずらしい純正バーだった.
この異形感.やっぱ,かっこええなぁ...

で,出発地点のキャンプ場に戻ってイベント終了.解散.

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秀岳荘さんの公式ブログはこちら ⇒ 秋晴れ『かなやま湖』にBROMPTONオーナー様大集合by秀岳荘BROMPTONミーティングぽっぽや2025

色々と参考にしたいステキな車両が多く,良い刺激を受けました.
やはり,BROMPTONは最高の玩具やな.

確かに小径車としてはあり得ない値段だが,大人の財力であれば無問題.

乗って楽しい.見て楽しい.いじって楽しい.

所有後も,その価格以上の喜びをもたらしてくれる存在.

ただ,本日のイベントに関しては走行会ではないゆえ,距離(疲労感)が物足りない(主旨が違う).
これから追加ライドするには中途半端な時間だし...(サ活もせず)素直に帰宅しますか.

帰宅後は洗濯とキャンプ道具の片づけ.
そして,BROを箱詰めして,とある場所に宅急便で送る.
ぴったり160サイズ.
元の箱をそのまま保存しておいたことが功を制した.

空飛ぶBROMPTON.
さて,どの様な姿となって帰ってくるのやら...

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で,このミーティング後,FacebookにてBROMPTON関連グループのいくつかに登録してみた.
とりわけ海外の人たちはカスタムへの気合いが違う.
インスピレーションを受けるのは良いけど,ほどほどにしないとね.

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日本中,いや世界中にユーザーがいるBROMPTON.
今日の様な催しに参加すると,愛される理由がよくわかる.
老若男女問わず,みんな楽しそう.

そして案の定「T」と「G」が気にな...ヤバイ.

BROMPTONなハッピーカリーライド

2025/9/20 Sat

戦略的撤退?

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曇り.温度:13 ℃,湿度:74%,体感温度:13 ℃,風速:2.2 km/時,風向:SSW

今週末は『BRM920霧立400』に参加予定だった.

だがしかし.土曜日夜から日曜にかけて北海道ほぼ全域で大雨予報.
Kazchariの走力だと,この時間はまだ日本海沿岸を走っている.

夜に雨に風に寒さに眠気,さらには無補給区間というなかなかの試練.

中間地点の「霧立亭」さんがランドヌールの到着時間に合わせて営業時間を延長してくれたり,運営が事前に注文の確認を取ったりと色々配慮があるブルベである.かなり気が引けたものの...DNSした.

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

後でリザルトを確認すると,出走予定者の半数がDNS,さらにその約半数がDNFだったようだ.過酷!

それはさておき,天気予報通りに土曜日の午前中は曇りがちなれど晴れは晴れ.
気温もそれほど低くない.ライドに出かけましょう.

今日のチャリはBROMPTON
実は例の「Pハンドルバー事件」超展開をみせることになったのだが,詳細は後日.

BROMPTONの甘すぎる罠~ハンドルバー編

現状,ハンドルは「M」
今回はサドルを換えてみた.
本日はその試走も兼ねる.

元々うちの「Paris Edition」には「BROOKS Cambium C17」というなかなかの高級サドルが付いている.

C17C17

BROMPTONと言えば革サドルのイメージが強い.
確かに革サドルは快適(ケツにやさしい)だが,雨に弱い上,徐々に伸びてしまう.

しかし,この「C17」は見た目は革サドル風なれど天然ゴム製.
ゆえに快適かつ手入れが楽というふれこみ.
実際,こいつで200ブルベも走ったが,ケツの痛みはそれほどなかった(この時は肩甲骨周囲に激痛).

BROMPTONなBRM506薄野200(その0)

ただ,いわゆる”穴あき”ではないので尿道に違和感.
そして,これが最大の懸念なのだが...重い(約450g)

最近のBROカスタムの方向性は11月の「四国一周」を想定している.
持ち歩きを考えると,軽いに越したことはないのだ.

そこで手持ちのロード用サドルを色々試してみることにした.
本日のチョイスは,EMONDAに付いてきた「AEOLUS ELITE」(220g)
EMONDAの方は流行りの3Dプリントサドルに交換したので,ちょうど余っていたのだ.

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長距離旅の楽しさはサドルの快適さ=ケツとの相性にかかっていると言っても過言ではない.
「台湾一周」の際は,現地レンタルチャリのサドルが信用できず,日本から愛用のサドルを持参した.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

普段は直立気味のライポジであるファットに装着している格安サドル.
これが大成功.
台湾でレンタルしたSURLYにもぴったりだった.

ただし安い分,作りがなぁ...高級チャリのBROに合わない(そこ!?).
まぁ,近いうち,こいつも試す予定である.

いずれにせよ,見せてもらおうか,「AEOLUS ELITE」の実力とやらを.

なんだかんだで9時頃出発.
少し風がある.涼しい.
長袖インナーに本日はレッグウォーマーを追加.

本日の目的地は最近知人がオープンしたカリー屋さん.
場所は上富良野町内である.

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いつもの風格あるレンガ倉庫で撮影.
BROだと外国ぽくって雰囲気マシマシ.

そのまま国道452号を使って南下.
アップダウンの激しいコースだが好きだ.

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このルートでは最も標高が高い場所.
青空が欲しいところ.

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翌21日は第1回丘のまちびえいファンライドが開催される.
Kazchariは不参加.いかんせんいつもの散歩コースなので.

まだチャリビギナーだった2010年,この大会の前身である「第1回びえいセンチュリーライド」が行われ,それに参加した.もう15年前か.
センチュリーゆえ,60kmと100Kmの連続2日間開催.
初めて参加したロングライドイベントだったが,これがまぁキツかった.
もう初日の60kmでカラダボドボド.今だとウォーミングアップ相当の距離だが成長したもんだ.

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この辺りはどこを走ってもジェットコースターな路.
下りはいいけど登りは脚力ないとキツかろう.
普通の観光客は電動チャリだから平気か.

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絶景が続く.

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丘陵地帯を下りて上富良野の町中に向かう.
下は美瑛の”ガイジン”人気がわかる看板.

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約束の地「日の出公園」着.
トイレ休憩.
今日は登りません.
そろそろ紅葉が始まる頃か.

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つーことで本日の最終目的地ハピカリさん着.

オーナーは知人のGさん.
昨年の「かみふらの十勝岳紅葉まつり」にて,旧(?)凌雲閣で臨時開業.
この度,町内に本格オープン.

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

12時ちょい過ぎだったので混んでいるかと思いきや...当初,客はKazchari一人.大丈夫か...(後からお客さんたくさん来ました).

限定メニューの「エゾシカ煮込みスパイスカリー」を注文.
数量限定でなんと¥700! 安い.+¥100でライス大盛りにした.

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美味し.
まず驚くのは肉の柔らかさ.
長時間煮込まれているのがわかる.
鹿肉などのジビエ系は臭みが気になるところだが,スパイスが効いているのか全く気にならない.
ただし,鹿肉はめったに入ってこないので,いつでも提供できるわけではないそうな.

思い出すのが2004年にグアテマラで食べたジビエ定食

2004年4月9日撮影

今はどうかわからんが,当時は『地球の歩き方』にも載っていた名物料理.

アルマジロ,七面鳥,テペスクインテ(食用ネズミ),牛肉ソーセージ,牛肉と鹿肉のハンバーグ,鹿肉の盛り合わせ.それに黒豆の塩煮,ピラフ,チーズがかかったもの.
味は...忘れた.けど残さず食べたな.

そうそう『ハピカリ』の通常メニューは現状,

「道産チキンのカシミール風スパイスカレー」

「上富良野ポークの賄いスパイスカレー」

の2品である.

食べ終わる頃,チャリ仲間のAさんたちがやってきた.
なんとカミヒルをキメてきたらしい.
上は相当寒かったそうな.

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食後のスパイスコーヒーをいただきながら,ガンプラ話やらGQX話に花を咲かせた後,お暇.
ちなみに冬期間もオープンするそう.また来よう.

で,美瑛に向かってもう一乗り.
天気は怪しいが,このまま帰るのはもったいない.

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例によって,いい感じのグラベル(入口)を発見.
冒険への扉である.
次回のお楽しみ.

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「新栄の丘」着.

さすがにケツが痛くなってきた.
ダンシングが増える.
うーむ.高級サドルでも100kmは厳しいか.

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ちなみに気温は21℃表示.
いまだ酷暑に苦しむ本州のみなさん,すいません(皮肉はやめよ).

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なぜか美瑛の町はずれに新セイコマがオープン.
景観配慮の地味看板?

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そばの格安自販機で水分補給.

なにやら日本コカ・コーラ社の自販機事業が大赤字(500億円超)らしい.
その最大の要因は値上げによる買い控え.

そらまぁ,500mlのペットボトルが¥200になったら買わんよなぁ...
スーパーどころかコンビニより高い.

とは言え,赤字解消のため自販機撤去が進んだりするとチャリダー的に非常に困る.
商店も何もない人里離れた郊外に自販機が設置してあるのは日本だけ.
何度命を救われたことか.

北海道の場合,自販機のそばにゴミ箱がない問題もある.
販売の機会損失であるとこれまでも訴えてきたが,何やら「空き缶からの甘い匂いがヒグマを呼び寄せるからゴミ箱は設置しない」っという説も聞いたがホンマ?

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美瑛の町からは,久々に「就実の丘」経由で帰路につく.
BROMPTON,登りは得意だが下りは苦手.
小径車ゆえ安定感=安心感が乏しい.

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丘を下ると,空港への進入路にあたるためか,建造物のない開けた草原に出る.
自宅付近こんな道だらけ.
ホンマ恵まれている(チャリ趣味万歳)

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空港の正門.
頑丈な門が有事を想起させる.

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つーことで,貧弱ゆえDNSしたブルベ代わりの調整ライド.

多少ケツ痛はあったが,今日使った「AEOLUS ELITE」も悪くなかった.
元の「C17」よりは合っているかも.
いずれにせよ直立座りのBROPTONは,ロードよりサドル探しが難航しそう.

一周回って,やはり「セラ・アナトミカ」なのか

Topstoneな深川行ったら自転車道とラーメンがベネだったライド

2025/9/15 Mon

いま 風のなかで

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晴れ.温度:20 ℃,湿度:72%,体感温度:22 ℃,風速:8.6 km/時,風向:SSW

前日のライドで汚れまくった我がTopstone.

来週末の400ブルベに向け,Topstoneに再度TTバーとライト装着用延長バーを装着.
そして『納沙布岬1200』で小穴が開いてしまったタイヤに詰めたボンドを,走って削る(キレイにはならん).
スリックタイヤのままだが,ついついグラベルに突入してしまう定期.

翌祝日も朝から快晴.

洗車前に今日もこいつでライドすることにした.
もちろんTTバーは付けたまま,タイヤもスリック.

となると,自ずとグラベルメインではなく舗装路中心のLong Slow Distance.
最近ご無沙汰な深川方面に行くこととした.

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いつも気になる「管理人え」表記.
少し登って,まずはお気に入りのグラベルに突入.

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最初はやや荒れ気味の舗装路(下り).
この道は奥に牛舎があるため,積雪期でも開通している.
面白いことに雪上の方がはるかに走りやすい.

ファットな今シーズンラストのスノーライド

同じ道とはとても思えない.

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左の道が気になる.
この林道は脇道があちこちにあるが,熊出没が頻回の昨今,さすがに1人で散策するのは気が引ける.
とは言え,チャリでグラベルライド中に襲われた...という話はついぞ聞かんけどな(遭ったら終わりか)

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昨日も思ったが,さすがPanaracerの誇るGravel King.
無印=スリックなのだが,こんなフラットなダートだと何も問題なく飛び込んでいける.35Cの恩恵か.

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舗装路(リエゾン)を経由して国道12号へ.
長らくの工事によって入口が閉鎖されていた自転車道に入る.

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車道時代だった頃の名残り隧道.
光の入り方が美しい.

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落ち葉が多いものの路面状況は良好.
いつも通り,対岸のサイクリングロードが気になって仕方がない.

崖崩れで通行止めとなって十数年.
もはや旭川市に修復の余裕はないらしい.もったいない.

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例の事件ですっかり有名になった神居古潭.
橋上は車両通行禁止.
だが,そこは自転車.降りて押せば無問題.
まぁ,今日は渡る気なし.ましてや例のトンネルは...怖い.

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先へ進みましょう.
道道57号を走る.
グラベルを経由したせいか小腹が空いた.
セイコマ納内店にピットイン.

(道内)SNSで話題沸騰中のセイコマブランド「あんバターサンド」を発見.
食べてみる.

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道産あずき,粒あん,小麦粉,豊富牛乳・バターを使った究極の道産子スイーツ(決して柳〇のパク...ではない).

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この小型サイズにしてそのカロリーは...なんと269kcal
こんなんライド中しか食べたらアカン奴や.

そういや昔,こんなんもあったな.

『チェリオ クリーミーマヨネーズ』を食べた

ちなみに体重58kgのKazchariだと,25km/hのサイクリング30分で消化するらしい.ありゃ? あっという間になくなるやん.

納内交差点名物のマネキンと.
ついに撮ったどー!

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で,深川市内着.
お昼にはまだ早い.
このまま未知の道を探索することに.
石狩川まで行き,河川敷のサイクリングロードを下流方面に進む.

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風が強く,上の写真の後,Topstoneが倒れてしまふ.
もろ向かい風になるのだが,そんな時に便利なのがTTバー.
あるとないとじゃ大違い.

堤防からの合流点には車止めがある.
関西や台湾の「メタルクワガタ」と異なりひっかかりを気にせずスルー可.

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開けた草原に出る.
いやいやなかなかに美しい風景.
旭川近辺ではまず見ない.
何よりも人が全くいない.

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上の写真のような道をしばらく走り堤防に上がる.
ここはここで,車道と並走なのかやたらに広い.
レーン区分の明瞭さは台湾なみ.

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このままどこまで行けるのか試してみたいところだが,さすがに時間切れ.
堪能しました.

サイクリングロードを降りる.
農地を貫くグラベル発見.爽快.
「日本では走るところがない」だの,散々な言われようのグラベルロードだが,北海道では実に有用.

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さすがに空腹を覚える.
深川の市街地に戻ったところで,Google先生におすすめを尋ねる.
すぐ近くのラーメン屋が★多め.行ってみる.

麺屋 山龍

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12時過ぎだったが,カウンターに空き.
こういう時,一人がありがたい.

「コク味噌ラーメン」(¥1,000)を注文.
初見の店だと,Kazchariはとりあえず「味噌」派なのだ.

隣に座ったカップルの行動が興味深かった.
なぜかラーメンの待ち時間,テーブル上のティッシュを次々に取って,ず~っとテーブルを拭いている.
気が付けば目の前にティッシュの山.
さらにはスマホと財布の上にもティッシュをのせてバリアー.
そんなに脂ベトベトが気になるならラーメン屋は避けた方が良いのでは?

とかなんとか,おせっかい横目線で観察していると,注文した味噌ラーメンがやってきた.

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いやいや,これが実に大当たり.

ハズレ店では「コクもうま味もない塩分過多の味噌味」が出て来るのだが,ここは違った.
コクは元より,まるで牛乳を混ぜたようなまろやかさがある.
辛味もほどほどで,ちょうど良いバランス.
チャーシューもデカい.
この店は堂々と人におすすめできるっつーか,自分でリピート確定やな.

さぁ帰りますか.
同じ道で戻るのはもったいないので『旭川200』のルート,すなわち湯内峠回りを選択.
途中,どこかで見たなぁ...と思しき建物を発見.

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おぉ,ここって『納沙布岬1200』のPC2やん.
ついこないだ走ったところやのに,何かもう懐かしい.

当然,次に現れるのは全長2km近い湯内トンネル.

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灼熱地獄だったあの日は,ありがた山の天然(?)クーラーだったが,本日は寒いくらい.北海道はすでに秋模様.

豪快ダウンヒル後,本日は旭川方面に進路を取る.

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ここの水門から河川敷のサイクリングロードに入れば,家まですぐ.

帰宅後,Topstoneの洗車開始.
それにしてもケミカル品の消耗が激しいなぁ...洗いすぎ?

いや,チャリが多すぎ.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

2025/9/7 Sun

真実は見えるか

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雨.温度:20 ℃,湿度:87%,体感温度:19 ℃,風速:8.9 km/時,風向:SSE

つーことで,第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会』にうれしはずかし初参戦.

結果は「53:09.総合31位.年代別7位」.

ううっ,なんとも微妙な成績...
まぁ,5年前にプライベートで出したベストタイムを2秒更新したので「良し」とするか.

では,当日の朝にタイムリープ.

予定通り5時のAlexaアラームで起床.
割と眠れたか.

最近は就寝時に「Alexaぁ~,眠れる音楽かけてぇ~,30分後に止めてぇ~」と指示するようにしている.
なかなか効果的っつーか,この使い方しかしていない.

Echo Dot 第5世代

「納沙布岬1200km」で乱れに乱れた睡眠リズムも,ようやく修正されつつあるかも.ただ,恐ろしいことに両手4,5指のしびれはまだ残存中.

食パンにはちみつ,レタス,目玉焼き,ベーコン,フルグラに牛乳,それにコーヒーといういつもの朝食に加え,今朝はパラチノースを投入.
持久力向上を目論む.

6時半,ハスラー発進.
EMONDAは昨夜のうちに積み込んである.

これまたいつも通り移動中の車内にて「スーパーメダリスト」をちびちびと飲む.

出発時は小雨.
だがしかし,美瑛を通過する頃から大豪雨に.
久々に一番速いワイパーを発動.

「これって,まさか中止とかないやろなぁ...」

普段のロングライド,いやブルベなら絶対DNSのパターン.
しかし今日はレースである.1時間耐えれば全て終わる(後で聞くと結構な割合で風雨DNSがいたとか)

スタート時間は遅めの10:30.
逆算すると朝食の時間が少し早すぎたかもしれない.
エネルギー切れが心配.
そこで美瑛のローソンにピットイン.
定番の「塩むすび」としばらく控えていた2杯目のカフェイン=ブラックコーヒーを投入.
いつも以上に咀嚼して代謝効率を上げた(つもり).

7:40頃,日の出公園着.
いつもの駐車場は閉鎖中(当たり前).
ローラーが使えるかどうか不安だったが,隣の未舗装駐車場に停める.

相変わらずの雨.
しばし車内で待機.
ぞくぞくと参加者のクルマが到着する.

8:20頃,レインウェアを着て受付に向かう.
パンフの他,ゼッケンやら車体,メット,預け荷物に貼るシールをもらう.
それに凌雲閣やら白銀荘の¥500入浴券も.こいつは預け荷物に入れてゴール後に使おう.

クルマに戻って3本ローラーをセット.
なんとか水平は出ている.

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こういう時,跳ね上げ式のハッチバックは便利だ.
完全ではないが雨を防げる.
もちろん,アップの内容は以下の記事を参照.

レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド

にしても,ざっと見渡したところ,他にローラー回している人がおらんな.
道路を走っている人はたくさんいるけど.
ガチ勢ムーブをかまして遅かったら恥ずかしい(タヒ亡フラグ)

アップ中,GさんやらIさんも到着したのでご挨拶.
ラン部門出場のIねーさんに,ワンピースゆえ自分では付けられないゼッケンの張り付けを頼む.

いよいよ盛り上がってまいりましたァ.

...にしても雨がやまぬ.アップ中もかなり濡れてしまった.

10:10,スタート位置へ.
覚悟を決めてウインドブレーカーは着ない.クルマに置いていく.
雨中の待ち時間がひたすら寒かった.早く走らせてくり.

震えていると,横に並んだ方から「Kazchariさんですよね.自分,Jさんの知り合いです」と声をかけられる.
おお,もしかして,少し噂に聞いていたKさん

ちなみに共通の知人であるJさんはグラベルライドつながり.いわゆる「砂川からの刺客」である(勝手に命名).

Topstoneな美唄グラベル遠征ライド

こういう時,人と話していると寒さも緊張感も忘れられる.ありがた山である.

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つーことで定刻の10:30.第1ウェーブ(プラチナ狙い勢)スタート!
...と思ったら,ゲートのバルーンがいきなり倒れるというアクシデント.走行前で良かった.

で,その1分後,Kazchariを含む第2ウェーブ発進.
最初の数kmはパレード走行.
ゲートを抜けると右折.鳴り響くディスクブレーキ音.

ここ数日のカミヒル練の成果が今,問われる.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

BROMPTONな雨あがりのカミヒルライド

EMONDAなカミヒル大会まで2週間!ライド

EMONDAなカミヒル大会まで1週間!ライド

パレード走行と言えど,実は結構なアップダウン.
ここでの注意点は1つ.
絶対に踏まないこと.
パワメを見ながら,200Wを越えないようにする.

離れていく先頭集団.それに釣られないように我慢.
ここまで数値を見ながら走ったのは今回が初めてやな.
凶と出るか吉と出るか...(伏線)

一山越えて左折.
ここからゴールまで続く1本道である.

振り向くと10人くらいのトレインが形成されていた.
この時,先頭にいた方から「計測ポイント越えたら,ローテしません? ずっと先頭だと疲れるんで」という提案あり.
一応同意したが,ポイント越えてもダラダラと登るので各人のペースによっては,ローテは難しいのでは?

計測ポイントを越えた.

240Wまで解禁.
案の定トレインがばらけて,Kazchariが先頭に出る,いや出てしまった.
仕方がない.ここからは自分のペースで漕ぐのみ.

気になったのが先ほどローテの提案をした方(仮にXさん)が,Kazchariの後方にピタッと張り付いていたこと.
同じリズムの息遣いがずっと聞こえる.

振り向きはしなかったが,さらにその後ろにも誰かがいるようだ.
こ,これって,Kazchariが山岳アシスト状態になってるやん!

緩斜面の途中で先頭変わってほしいなぁ...と思いつつも,いかんいかん,
これはレースなのだ.
誰がどんな手段で走ろうが自由.
交代するしないではなく,己のペースを守るべき!

勝てばよかろうなのだァァァァッ!!(またしてもタヒ亡フラグ)

ヒルクライムなのでドラフティングはあまり関係ないはず...と思った時期がKazchariにもありました.
だが,今日は別.
いわゆる直登の”心折れ坂”では,かなりの向かい風.
先行するチャリが蛇行している.

後ろのXさんは全然ちぎれない.
くぅぅ,完全に風よけ&ペースメーカーに使われとる.

分岐を越えて,いよいよ残り2km.地獄の激坂区間に突入.
カミヒルの本番はここからである.

最初のつづら折りを乗り越えると,次は最大斜度のカミホロ荘前が待っている.
ここもシッティングでクリア.

その時であった.ふくらはぎがツリ始めたのは...

全く脚が動かなくなった『上砂川4耐』『美瑛の丘300』の悪夢が蘇る.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

このままこの出力で漕ぎ続ければ,間違いなく脚が動かなくなる.
ここでまさかのDNF!?
それだけは避けたい.
脚を緩めるしかない.

すると...次のカーブでXさんにパスされしまふ...シクシクシク36

違和感残るふくらはぎをかばいつつ漕ぐ.
幸い悪化はせず,”つり”の気配は鎮静化しつつあるようだ...と,安心した瞬間,後方から上がって来たゴールドカラーのMADONEにも抜かれる.

げーっ,ここに来て2台も先行されたァーッ!
この”ツリ”さえなければーッ!

結局,先行された2台に追いつけぬままゴール.
最後の悪あがきダンシングも全然できなかった...あぁ,これでかなりタイム落としたな.

チップ回収場所にXさんが立っていて...

「ずっとひいていただき,あざしたー!」と深々と一礼.

お,おう.
「お礼言うくらいなら,ひいとくれ...」と言いたいところをぐっと我慢して「いえいえ,レースなので...お疲れでした」とニッコリ返事(大人だ).

ぐぬぬ.言い訳はむなしいだけ.
Xさん”ついていられるちょうどいいスピード”で先頭を走っていたKazchariが”貧弱ぅ”だったというだけの話.

ぶっちぎるだけの脚力がなかった.
これもまた今後の課題だな.

預け荷物を引き取り,チャリをラックにかけ,混まないうちに温泉に向かう.
ちゃんと着替えを入れておいたのだ.ついでにサンダルも.

Fastflows ビーチサンダル スリッパ

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先ほどもらった割引券を使う.
久々に入る凌雲閣の露天風呂.誠にベネである.

お昼はカレー.
これも参加費に含まれている.美味し.

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チャリ置き場に戻るとちょうど表彰式が始まった.

総合1位のタイムはなんと42:47! いやいやスゴイわ.
3位には高校生も入っている.

で,肝心のKazchariのクラスである「一般男子(45~59歳)」のトップタイムは...45:55
以下,3位の方でも48:43と,やはり「50分を切らないとお話にならない世界」だった.と,遠い...

そして,スタート時にお話ししたKさんは60歳以上のクラスで堂々の1位!
同じクラスだと思っていましたが,ありゃ,先輩でしたか,失礼しました.

面白かったのは今年から新設されたラン部門.
トップの方はゴール後も,まだ走り足りないのか,そのまま登山道を走って山頂を目指しているとのこと.
やはりトレラン勢はアタマがおかしい(ホメ言葉)

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つーことで,表彰式の途中にもかかわらず,下山用のバスが用意できたとのアナウンス.そそくさと乗り込む.

下山して日の出公園にて完走証をいただく.
既述通り「総合31位,年代別7位」という,なんとも微妙なリザルト.

最後の”つり”さえなければ52分台に入れたろうに...
次回は出走前に「2RUN」の服用を必須とする.

足ツリ対策セット (2RUN×3袋、メダリスト 塩ジェル×2本)

ボトルのドリンクも口内がべたつき,痰が絡む「パラチノース」ではなく,ミネラルたっぷりの「麦茶」の方が”つり”防止として正解だったかも(そうなのか?)

反省と言えば,今回のパワメを基準にした戦略が正しかったのかどうかも検証要.

思えば,わりと満足いく走りができた昨年の『HANAZONO』では,パワメなんて一切見ず,脚の合う集団に必死でついていったしな.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

それに,パワメの数値をあてにするにしても適当過ぎた.
自分のFTPもよくわかってないのに「序盤は〇〇W,急坂は〇〇W」という自己基準に根拠が無さ過ぎる.

そこでレースが終了後,ちゃんと調べてみるとこんなサイトを発見.

ヒルクライムの出力計算

ここにSTRAVA上の「かみふらの十勝岳HC計測区間」のプロフィールである「13.13km / 914m」および,Kazchari(58kg)の体重やらバイク車重(7.4kg)を入力.
走行タイムを50分にして計算すると...235W,約4倍のパワーで踏み続ければ良いらしい.

うん? 意外にも「240W解禁」なんて勝手にほざいてた数値と,それほどズレはなかったということか.

次のカミヒル時は「ここまでは〇〇Wに抑える」とか,変な制限は設けず,4倍でどこまで耐えられるかやってみるべし.

な~んて脳内1人反省会をしつつ,凌雲閣までEMONDAを引き取りに行く.
無事に積み込んで帰路につく.

途中でYAMAICHIさんに寄る.

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一応,レースに備えて色々と節制していたので(大ウソ),ご褒美のイチゴパフェ.美味し.

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カミヒルボードの「正」の字に追加した後,その横に面白い冊子を発見.

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地球の歩き方,か,かみふらの!? ニッチ過ぎる.
ちなみに表紙のモデルはシンゴさんらしい.
非売品で観光案内所で配布しているとか.
新コロ禍以降の「歩き方」編集部,企画がぶっとんでるなぁ...

つーことで帰宅後は,雨中走行した我がEMONDAを洗車.
ホイールも通常使用の爆音「DRIVE HELIX 57C」に戻す.

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なんだかんだで事故なくケガなく,ベストタイム更新でまずまず充実したレースでした.
選手のみなさま,運営のみなさま,どうもありがとうございました.

来年も...いや,スキップして2年後に出れば,クラスチェンジで今度こそ夢の表彰台が狙えるかも...(トラタヌ)