EPICな久々のグラベルつないで美瑛までライド

2025/6/21 Sat

MTBと向き合うには

iPhone15 Pro

曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:25 ℃,風速:9.6 km/時,風向:SSW

今週末は珍しくイベントなし.

もちろん「家でゆったりとくつろぐ」などという選択肢はない.
チャリに乗れ,とガンダムが言っている.

ただし,昼からは雨予報.
午前中の短時間で中身の濃いライドと言えば...グラベルでしょう!

グラベルロードのTopstoneはスリックタイヤのまま.
例の計画は明日以降施行予定.

進化するTopstone~on & off

我が家にはもう一台,オフ車がある.
そう,「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

こいつに乗るのはひさしぶり.
あの地獄の「上砂川4耐」以来である.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

もちろん帰宅後は徹底洗車したが,あらためて観察すると,あちこちのスキマに泥やら草がまだ詰まっている.

よし.

今日はグラベル・ライドしてから,細かいところまで洗車Day.
こないだAmazonでこんなん買ったし.

Safewings 洗車ブラシ 5種類

つーことて出発.
これまでも何度か紹介した,できるだけグラベルをつないで美瑛まで向かうライドである.
基本的に河川敷,そして農道を通る.
まずは家を出て最初のグラベル.

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前回のレースの際,右の電動シフトボタン,および左のドロッパーレバーが親指にあたって傷を作っていた.
右はともかく,左のレバーはネジ穴一つ分,内側に移動した.当たりがマシになった.

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美瑛川河川敷へ.
やはり近々舗装されてしまうのか,途中から新しいジャリがまかれている.
深ジャリになって,フルサスマウンテンの面目躍如.

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にしても...所詮は平坦道.
思い起こされるのは「上砂川4耐」での惨敗.

速い人たちは,あのドロドロの激坂を,どうしてあの速度で登れるのか?
どうして,あの強度で4時間走り続けられるのか...
何か,単純にテクニックや体力だけの問題ではないように思えてきた.

そう考えると,Kazchariもロードバイクを始めた頃は,50km程度で完全にガス欠.
全身筋肉痛で,翌日は全く動けんかった.

つまり,MTBも乗り続けて慣れれば,もう少しマシな走りができるようになる?(うんなわけない)

で,道路を渡って次の河川敷グラベル.

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このグラベルも,対岸は半分以上舗装されてしまった.
以前STRAVAで「河川敷舗装化の進行」を嘆いていたら,「舗装化を喜ばない市民がいるなんて,役所の人たちは思いもよらないでしょうね(笑)」というコメントがついていた.
まぁ,大多数の市民にとっては...そうでしょうね.

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ジャリに飽きたので,川沿いに下りてみる.
草地ライドも面白いが,スプロケやプーリーに草がはさまって大変なことに.

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新ルート開拓.
行けなさそうで行けた道を走る(押上げ要)
にしてもキックスタンドがないと,何か構図が決まらん(カーボンフレームなので取り付け不可)

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森の中へ.
雰囲気最高だが,こういう場所で停車すると蟲どもに襲われる.

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EPICを木に立てかけて撮影.
さぁ出発と木に近づくと,例のマイマイガの幼虫がうじゃうじゃと巣くっていた.うぎゃあー.

先日,知らずに首筋にくっついているのを手で掃って以来,割とトラウマ.
しばらく痒かった.

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途中,舗装路も走るが,こんな感じでグラベルをつないでいく.
まぁ,ここまではいつものルート.

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伐採作業中の山.
土曜日のせいか,今日は重機も動いていないようだ.
EPICで登れそうな感じだったので進入.

しばらく走ると麦畑.
コンクリ交じりの凸凹道を登る.
こういう道は楽しい.

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実に美しい.
登ってみると,いつもの知っている道につながっていた.

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小さく映る影は,旭川空港から飛び立つ旅客機.
そういや最近,飛行機に乗ってない.
やはり秋頃に「例の計画」を実行すべきか.
Pikaさんによると,台湾一周の倍の費用がかかったという.
それは...躊躇するねぇ.

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両端に麦畑.
ご覧の通りの曇り空.
涼しいのは良いが,画的には映えない.

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ここはおなじみの「赤羽の丘」
ツーリングマップルにも掲載されているが,観光客の姿はあまり見かけない.
もちろん,メジャーにならない方が良い.

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そう言えば,今年も7/1より「丘のまち びえいサイクルスタンプラリー」が実施されるらしい.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

新コロ禍の時から開催されている.
昨年も3回に分けて全スタンプをゲット.
美瑛の特産品をいただいた.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

美瑛各所のスタンプをGPS計測で専用アプリに押していく形式.
最難関は望岳台
ローディならともかく,たとえ電動であってもレンタルママチャリであそこまで登るのは相当の覚悟が必要.

詳細は不明だが今年も同じポイントなのだろうか?
どうせなら数を増やすとか,到達の難易度を上げるとか...(チャリ廃人の発想)

「赤羽の丘」からダウンヒル.
いつもは雑草に覆われている河川敷のグラベル.
「草苅り作業中」ののぼりが立っていた.
「これは,これは」と即進入.

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道なき道を切り開いたような良い雰囲気.
草でふわふわの路面を爆走.そしてスプロケが大変なことに...

空模様が怪しくなってきたので,グラベル遊びは終了.
自宅方面へ向かう.

千代ヶ岡のセイコマで小休止.
復活販売の「梅ソーダ」が美味い.

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最後はやはりグラベルで〆.
舗装化進行中の往路の対岸を走る.

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無事に帰宅.
まずはシャワー.
そしてSTRAVAにデータと写真をアップ.
昼食を摂り,洗濯したウェアを干していると,予報通り雨がポツリポツリと...

ヤバい,ヤバいと,本降りになる前にEPICの洗車を開始.
前回と今回,両方の汚れをしっかり落としてやらんと.

CXWXC 自転車 メンテナンススタンド

作業中,たまたま家にいた息子(中1)が現れて一言.

「とーちゃん,オレの自転車(GIANTのMTB)も洗って~」

「アホ,ふざけんな,自分でしろ」と,洗車方法をレクチャー.

わかってんだが,適当なんだか,Kazchari指示の下,なんとかキレイにする.
自分の道具は自分で手入れした方が愛着がわくものだ.

しかし...チャリが6台(息子のMTBを入れると7台)にオートバイ1台(ヨメさんのバイクを入れると2台).
洗車用のケミカル品の消費が激しすぎる.
特にこいつ.

ワコーズ フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズの製品は確かに優秀だけど,別のメーカーに変える(試す)など,コスパの見直し必須やな.

つーことで,明日はいよいよTopstoneの”あの”作業.
楽しみだ.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その4)

2025/6/14 Sat

ラスボスは最後に登場する(進次郎構文)

iPhone15 Pro  今シーズンの収穫

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その3)

さて,残り約60km.
300kmブルベなので行程の80%を走破したことになる.

通常であれば凱旋パレード気分なのだが,今回は甘かった.
古平から余市までしばらく海岸沿いの平坦.
いくつものトンネルを通過.
ハイスピードで時間と距離を稼ぐ.
まぁ,このあたりまでは平和だった.

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そして地獄は余市から塩谷エリアに入ってから始まる.
断面図だと赤丸のあたり.

それまでのドカンとした山岳のせいで目立たないが,この細かいアップダウンが地味に脚と心を削ってくる.T夫さんの言う通りだった.

終わったと思ったら,また登り返しが延々と続く.
後で聞いたところによると,このエリアだけで1,000m近く登るらしい...

照明がほとんどない山中は陽が落ちると暗闇.
前を照らすのは小さな小さなフロントライト.

午前中のアクシデントによってライト一灯状態.
ゆえに,バッテリが心配で最高照度が使えないのだ.

メガネで視力そのものはカバーできているが,困るのは動体視力の低下.
アスファルトの切り替えなのか,穴ぼこなのか,溝なのか,濡れているのかの判別ができん.
結果ブレーキを多用し,登りで貯めた位置エネルギーを効率よく下りに変換できない.まぁ,慎重に下って悪いことは何もないのだが.

JR「塩谷駅」が見えてきた.
周囲に住宅はあるが,それほど乗降客はなさそう.

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この後もアップダウンを繰り返し,ようやく小樽市街地へ急降下.
これがまた道ボコボコの急坂.
話には聞いていたが怖い怖い.冬場の凍結とかは大丈夫なのだろうか.

信号待ち時,前方にリアライトの赤い光を確認.
しかもチャリ一台なのに複数の灯り.
間違いない.あれはブルベの参加者だ.
朝里峠の途中以来,久々にランドヌールを見た.

信号が青になり,登りが始まったのですぐに追いつく.
挨拶すると,やはりそうだった.

【276.9km地点:PC5 セブンイレブン小樽奥沢店】

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このラストPCで合流.
腹が減った.ちょうど夕食時である.

そのMさん,お話してみてビックリ.
なんと,この(地獄の)『もっと当丸コースター』が初ブルベらしい.
何をトチ狂って(失礼),この超過酷なブルベを選んでしまったのか...
しかも単独参加で,この距離と獲得標高のバランスに何も疑問を抱かなかったらしい.結果「ケツとヒザ」が死んだそうな.

わかります.

思えばKazchariの初300は2018年の『BRM901アタック三国峠300』だった.
これも山岳ブルベという位置づけで,ゴール後は足腰ボロボロ.
獲得標高は2,955mと,今日のに比べればだいぶまとも.

それにしてもMさん,初ブルベにしてはめちゃめちゃいいペース.
聞けば「HANAZONOヒルクラ」やら「NISEKO GRAVEL」にも出てて,さらにはトライアスロンもやってるそうな.
そら速いわ.基礎が違う.

しばし休憩後,約20km先のゴールを目指して出発する.

ここから先は国道5号でひたすら札幌方面へ向かう...わけはない.
PCを出て直後,またしても登りが始まる.

暗闇の小樽の住宅街を走る.
高台と言えば聞こえは良いが,崖のような場所に無理やり建っているような家も多く,夜景こそキレイなものの,これ,どうやって町まで行く?的な道を縫うように走る&登る.

うん? これって既視感が...
一週間前の室蘭,地球岬周辺の道とそっくり.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

残り10kmほどでようやく国道へ.
この道も決して平坦ではなくアップダウンを繰り返す.
交通量は多いものの,路肩の幅はしっかり確保されている.
ジャリ浮き怖く,パンクが心配だがなんとか乗り切る.

そして幹線道路を渡ると,ゴールのコンビニがあった.

【301.8km地点:GOAL セブンイレブン札幌曙12条店】

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ここは甘くて冷たいモノが欲しい.
つーことでアイス&伝統のプロテインでキメる.

16時間4分.最終的な獲得標高は4,790mだった.そらしんどいわ.
しばらくすると,後続のMさんも無事到着.

Kazchari「どうすか? ブルベはまりそうですか?」

Mさん「うーん,なんとも言えないです.とりあえず膝が...」と,実に辛そう.

Kaz「いやいや,たぶん辛いのは今だけで,もっと長い距離を走りたくなりますよ~それがブルベ!」と予言.

Mさん「...そうすかねぇ...」.

とは言え,さすがに最初のブルベがこいつだと,もう参加されないかなぁ...と,この時は思っていた.

だが,この話には後日談がある.
STRAVAのフォロー申請した際,Mさんからメール.

Mさん「函館400にエントリーしちゃいました」

Kaz「言った通りになりましたね (^^)」

Mさん「ですね (^^)」

さすがブルベ,中毒性がありすぎて恐ろしい!

で,地元のMさんに,ここから少し離れたスタート地点「前田森林公園」まで案内していただく.
スタッフのT夫さんSさんがクルマで待機.
ゴール手続きをし,2年前の『きのこの山300』以来のキノコ茶を一杯.

BRM610きのこの山300km(その0)

後日発表になった仮リザルトを見ると,トップのR大さんはなんと13時間台でゴール.
このコースレイアウトで,そのタイムはエグ過ぎる.リスペクト.

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落車やパンク,カラダのどこかが猛烈に痛いなどのダメージもなく,圧倒的達成感に包まれる.ただし...眠い.

EMONDAをハスラーに積むなど,もろもろの撤収作業をしていると23時近くになった.
これで今夜の入浴はほぼ絶望.
24時間営業の『たまゆらの杜』など,今から行けないことはないが深夜料金が発生してしまう.

仕方がない.旭川まで帰るか.

こんなこともあろうかと,クルマに常備している「ボディシート」で,汗やら何やらで悪臭をはなつカラダを拭く.

メンズビオレ 顔もふけるボディシート

「森林公園」を出てしばらく走ると『山岡家』を発見.
そして,またしても背徳の「プレミアム豚骨ラーメン」...

iPhone15 Pro

美味し.
そして相変わらずの満席.すごいな.
こりゃ24時間営業でも経営成り立つわけや.

その後,当別からいつもの国道275号に乗るが,鶴沼あたりで眠気のピークがやってきた.
「こりゃマズい」と道の駅で停車.
2時間ほど”仮眠”をとる.これぞ道の駅の正しい使い方.

目が覚めると午前2時半.
自宅へ向け発進.

滝川の道の駅あたりで,後方から猛スピードで迫りくるワゴンR.
こいつはヤバいヤツか,と左に寄って先に行かせる.
そのワゴンR,次の信号が青なのになぜか急ブレーキで停車.

あぁ,こいつはおそらく酔っ払い.
深夜道路は空いているが,こういう連中が闊歩してそうで怖い.

で,なんだかんだで夜が明けてきた.
自宅には4時前に到着.
速攻でシャワーを浴びてベッドへGo.
4時間ほど意識がとぶ...

さて,これにてエグいエグいと評判の『もっと当丸コースター300』は無事終了.
こういうとんがったコースも面白い.
本州ではこのくらいの獲得標高が当たり前と聞くけどな.

つーことで,運営のみなさま,ありがとうございました.

さて,実はこの後は仕事やら他の行事と日程が重なって,ブルベの予定が何も入っていない.
次のチャレンジは『納沙布1200』となる.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

事前にフル装備での長距離試走もしておきたいところやな.

iPhone15 Pro 当丸峠より

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その3)

2025/6/14 Sat

Never Ending Climb

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曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その2)

ここからはちょうど先週走ったばかりのFlècheのコースをなぞる.
要は...また登るのだ.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

前回はMさんと話しながら登ったので,あっという間にクリアした気がするが,今日は長い.それに暑い.
チャリの種類は違うが,一週間ぶりの「樺立峠」着.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 2025/6/7 撮影

そして,またまた”コースター”
前回は寒すぎたのでジレを着用したが,今日はそのままGo!

下りきると羊蹄山が見える.

同じ場所(と思ってたら違った)で撮影.
今日の方が山がよく見えるなー(棒).

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 2025/6/7 撮影

倶知安町内に入ると,翌日開催の「NISEKO CLASSIC」の看板があちこちに.
盛り上がってまいりました(そうか?).

iPhone15 Pro

新コロ以降,何やらあちこちでサイクルイベント存続の危機が叫ばれているそうな.地元だと美瑛もそうだし,美山TTとか...比較的小規模な大会?

地元の理解が得られにくい,もっと言えば地域振興につながっていかない.
結果,協力が得られないとか.
なんか外から来た人たちが勝手にやってきて大騒ぎして,帰っていく...そんなI印象?
まぁ,サイクリストは地元に金を落とさないという意見もあるし.

サイクルツーリズムはお金にならない?サイクリストはお金を使わない?

それに加えてイベントの参加費もかなり高騰した.
運営費他,いろいろと費用がかかるのはわかるが,¥10,000近く払って出てくるエイドの食料が...これ?というパターンも少なくない.
確かに普段開放されていない道を走れるなどの特典もあるけど,やはりコスパを考えてしまう.

その点,ブルベは格安.そして満足感・達成感も半端ない.
丸1日以上,とことん楽しめる.
あくまで”私的サイクリングの集まり”なので,比べるのもおかしいか.
今のKazchariにはちょうど良いチャリイベントがブルベ.

...とかなんとか考えながら次のPCを目指す,

【135.8km地点:PC2 セブンイレブン倶知安基町店】

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ちょうど昼時.
もしかしたら先行者がいるかと思ったが誰もいない.
PCはここで正しいはず.

そこへ巡回車のT夫さんが登場.
先行者はメンバー的に「腰を落ち着けて食事をする」という発想がない人たちだそうだ.さもありなん.

がっつり目の食事をして,「ニセコHANAZONOヒルクライム」(と同ルート)に挑む.

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さて,この踏切を渡ると,正にレースの際に走った公園内コースに入る.位置取りに重要な場所.思い出すなぁ,あの時の緊張感.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

計測ポイントを越える.
さぁ,アタック!...なんてするわけがない.
このブルベ,まだ中盤なのである.

「疲れないヒルクライム」を意識しながら登る.

EMONDAな疲れないヒルクライム探求ライド

登攀中,ガチないで立ちのチャリダーと数台すれ違う.
おそらく明日のレースに出る方々だろう.
軽く会釈するが,中には「ブルベ,がんばってくださ~い!」との声も.
反射ベストでバレたか.

さて,そんな中,淡々と登るが...このコース,こんなに長くて斜度あったっけ?

確かに140km走ってきてからの登攀である.
あの日のように軽やかには登れない.

ちゃんとウォーミングアップしてからのサラ脚スタート,およびレース環境(アドレナリンドバドバ)の偉大さを痛感.

例のゲートを越えて残り5km.
後に知り合いになったTさんにチギられたのはこの辺だったなぁ...と思い出にひたっているうちにゴール.
タイムは...まぁいいや.

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【151.6km地点:通過チェック2 ニセコ町五色温泉インフォメーションセンター】

ここもクイズ.
登山客の足洗い場に関する問題だったが,後でゴール時に聞いたところ,正答率が(現在)5割程度とのこと.
まぁ,確かにややこしいわな(問題文をよく読めばわかる).
ちなみにKazchariは誤答.周辺写真を撮っていたのでセーフ.
やはりランドヌ札幌さんのチェックは油断できん.

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「ニセコHANAZONOヒルクライム」終了後の下りコースに入る.
これまでにない良い天気.

ニセコ周辺だけのサイクリングであれば,ゆっくりと景色を楽しめるのだが,このブルベ,まだ半分を過ぎたばかりである.

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これまでは左折して倶知安へ向かっていた交差点.
今日は右折して岩内方面へ向かう.
いわゆる「ニセコパノラマライン」に突入.要するに...またしても登り開始(もうどうなってもいいや).

景色は良いが,これだけヒルクライムが続くとさすがに辛い.
ゆっくり登っていると,後方から軽やかなハイケイデンスでガチ勢なロードバイクが迫って来た.
あっという間に抜かれる.
明日のレースの試走と見た.

NISEKO CLASSICのKOM看板発見!
もちろんストップ.

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後でSTRAVAを確認すると,結構な数の参加者がここで写真を撮っていた.
そらそうだ.

ここからはお待ちかねの”コースター”タイム.
さすが格式あるレースに使われるだけあって,路面状況は良好である.

そこそこスピードが出てしまうが,スリップは元より動物に要注意.
出くわさなかったのは,運が良かっただけ.

久々の平坦.
追い風の中,下ハン握ってGoGo!

【182.3km地点:PC3 ローソン岩内大浜店】

iPhone15 Pro

もちろんPCには誰もいない.
岩内に来るのも久しぶり.
道の駅のオンラインスタンプを押すつもりが,道の駅がコースから割と離れているため断念した.

さて,これからいよいよ最後の戦い(登り)が始まる.
ブルベ名にもなっている「当丸峠」へと向かう.

持参したエナジーバーの他,ここのPCで買った「麦茶」「エナジージェル」「トロピカーナ」を注入.まだまだ日は高く,暑い.

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積丹半島に突入.泊村にある『とまりん館』前にてストップ.

原子力PRセンター「とまりん館」

まだ再稼働してないんだっけ?
いつか時間があれば立ち寄りたい施設.
原発の是非に関係なく,知るべき情報はあろう.

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海岸沿い.地味にアップダウンが続く.
ちょうど昨年の「NISEKO GRAVEL」のアフターライドとして積丹を走って以来である.

Topstoneな積丹&当丸ライド~アフターNISEKO GRAVEL

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立て看板が連続して並ぶ.
「駐車禁止」とあるが,要するに「密漁防止」のためだろう.

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神恵内村手前,2004年の台風18号で倒壊した橋(たぶん).
しかしまぁ,よく通したものだ.
確か1980年代後半に北海道ツーリングした時は,この辺りに道はなかった,つまり積丹半島一周はできなかったように記憶している.

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もうじき当丸峠の入口のはず.
ボトルの麦茶は残り3/4.
どこかで補給しておくかと思ったが,商店も自販機も見当たらない.

村の入口のガソリンスタンドに赤い自販機を見かけたが,遠目に見て「coke-on」対応でなかったのでパス.
うーん,たぶん大丈夫.
ヒルクラそのものは15kmほどだし,今の麦茶の量でなんとかなるでしょう(ヤバかった).

で,いよいよ最後の大物峠登場.
最初は緩やかだったが,シェルターが出てくるとヤバい.
カーブを描きながら平気で8%,9%の表示が出てくる.

こちら側(神恵内)からの登りは初めてだが,どう考えてもあちら側(古平)から登る方が楽.
幸い交通量は極端に少ないので,変なプレッシャーを感じることなく,己のペースで淡々と進む.

やがて,前方いや前上方に高架橋が見えてきた.

「あそこまで登るのか...」

三国峠の高架が現れた時と同様の絶望感.
とは言え,目標(ゴール)が見えると脚が回る.
180°カーブで高架橋を上がっていく.

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さらに進むと,眼下にこれまで走って来た道が見える.
やっぱりチャリの走破性はすごい.
この距離と高さを人力で登ってこれるのだから.

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前回(反対側から)走った記憶があいまい.
どこからコースター開始だっけ?
シェルターをいくつも通ったが,一向に下りにならない.

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「とうまるシェルター」の表記があるシェルターを越えて,次へ.
ついに「古平町」「神恵内村」の境となるシェルターに到達.ここが頂点のハズ!

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本ブルベ,最後にして最大の”コースター”開始!
正真正銘,豪快なダウンヒル!

まぁ,とりあえず日が落ちる前に山越えできたことに感謝.
夜だと寂しいにもほどがある道.実際,チャリどころかクルマすら5台くらいしか見なかった.週末なのにな.

【236.8km地点:PC4 セイコーマート古平店】

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巡回中のT夫さんのお出迎え.

「いやぁ,当丸峠,キツかったです.でもこれで山場は終わりですよね~」と喜びながらグチる.

T夫さん「何言ってるんですか,まだまだこれからですよ~安心したらダメですよ~」

えっ? どゆこと?

あわててサイコンの獲得標高を確認する.
最終的に獲得すると思われるのが「4,790m」前後.
それに対し,サイコンの表示は...まだ4,000mに達していなかった.

...な,なんだと?

(その4)へ続く.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その2)

2025/6/14 Sat

落下に注意

いただき画像

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

少し到着時間が遅れたこと,さらにはマウントバンド切断事故もあり,あたふたと余裕がないままブリーフィング場所へ.
こういう時には何か良くないことが起こりがち...

iPhone15 Pro

知り合いの方々と挨拶をかわす.
にしても,みなさん毎週毎週何百キロも走るなんてマメですな(オマエモナー)
今回に限ってはBROMPTON軍団の姿が見当たらず.

さて,参加者の一番の関心事は本日の獲得標高.
「Ride with GPS」では5,000mを越えていたが,T夫さんの試走では4,790mだったらしい.
良かった.210mも低い...って,誤差の範囲やろ.

ブルベカードには通過ポイントでのクイズが同梱.
ランドヌ札幌のフォトチェックやクイズと言えば難問で有名(そうなの?)
前回の「桂沢200」ではエラい目に.

TopstoneなBRM518桂沢200(その1)

車検を終えてスタート.

300ブルベと言えば,前照灯は2灯必須.
普段から付けている「BONTRAGER Ion 800」(廃盤)と,エアロハンドルに強引に付けた「CAT EYE URBAN」である.

CAT EYE URBAN HL-EL145

前者は本格的に夜間走行になってから使用予定.
後者は日中のトンネルや,日没後はヘルメットライトにする予定.
単三電池なので万が一の時でも電源の入手が容易.充電時間も要らんしな.

このライト,前回のFlècheで落下事故発生.
バラバラになってしまったが,パーツを元の位置に戻せば復活という堅牢性を誇る.シンプル is ベストの典型.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

iPhone15 Pro

トイレを済ませてから幹線道路に出る.
少し出遅れたが前方に集団を発見.
さすがEMONDA,少し踏めばすぐに追いつくぜ(序盤中の序盤だって)

よくよく見ればこの集団内に強ランドヌールのR大さんT口さんがいた.
今は市内の信号坂中なのでおとなしいけど,この集団,郊外に出れば一気に活性化するかも...

いつの間にか見覚えのある道に.
そうそう,このブルベは小樽に抜けるまでは「BRM506薄野200」と重なる部分が多い.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

ゆえに定山渓に向けて街中からも徐々に登りがはじまり,集団のペースが落ち始めた.
R大さん,アクティベート.するすると前に出る.
もちろん,ついていくKazchari.乗らなきゃソンソン.

少しR大さんと話しながら走る.
信号がなくなった所で,前に出て「(今から)ひきますよ~」と告げる.
するとR大さん「いやいや自分のペースで行きますので,お先にどうぞ」とのこと.

あー,やっちまったかな.

最近のブルベやFlècheでは平坦でトレイン組んで爆走し,時間と距離を稼ぐことばかりやってたので,今回もそのノリでお誘いしたのだが,人によって,もしくは日によって,そういうのがしたくない人もいるということを失念していた.

特に豪脚のR大さんは,基本的に先頭でひっぱっている=自分のペースで走る印象が強い.
脚がそろっている人なんてそうそう出会わない.
決められた時間内で個々人のペースでロングライドを楽しむ.それがブルベ.

このKazchari,ブルベの中でブルベを忘れていた.

つーことで以降,反省したわけではないが,30kmも進まないうちに今回のブルベはほぼ一人旅となった(参加者も少ないけど)

で,最初の峠らしい峠のこばやし峠.
止まって撮影していると,後続のチャリにバシバシ抜かれる.

iPhone15 Pro

問題はここからのダウンヒル.
気持ちよく下っていると左折箇所を通り過ぎてしまった.
少し戻って正規コースに戻る.
焦りがあったのか,飛ばし気味.
段差でかなりはねた.
その瞬間,チャリから何かが落ちた.

停車して引き返す.

落ちたのは...メガネ用のクリップオンサングラスだった.
あわてて拾うと,レンズ面に細かいキズが...シクシクシク36

ただし幸いだったのは,クルマには轢かれなかったこと.
十分使用可能レベル.
運が良かったと考えよう.これがOAKLEYやったら泣くに泣けない.

しばらく走って「薄野200」でも使った公衆トイレにin.
今日は一般のローディも多い.
Kazchariなら,反射ベストを付けているチャリダーを見たら「何キロのブルベですか?」と訊くね.

iPhone15 Pro

【PC1:41.4km地点 セイコーマート定山渓温泉店】

前回はBROMPTON,今日はEMONDAで到着.

iPhone15 Pro

ここから本格的な山旅が始まる.
何より補給が大事.
ここはブルベ飯の定番である「おにぎり」「バナナ」で.
固形物は食えるうちに食っておく.

そして今回も脚ツリ予防のため,ボトルには常に「麦茶」を入れておく.

そのままズバリの『健康ミネラルむぎ茶』を基本とするが,よくよく考えれば麦茶であればミネラル含有がデフォルトのはず.

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 600ml×24本

今回のブルベでは様々なメーカーの「麦茶」を試し,味比べをしてみることにした.実際,薄いのやら濃いのやら味はけっこうバラバラだったりする.

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先着していたR大さんN本さんらの出発を見送る.
どこかのPCや峠で追いつくかと思ったが,以後,全く姿を見ることはなかった.後日,ゴールタイムを見て驚愕.さすがだ.

さて出発.
前回の「薄野200」では定山渓温泉の写真が全く撮れなかったので,今日はちょこちょこ停車.見事に坂の町だねぇ.

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朝里峠への登攀開始.
やっぱりBROMPTONに比べたらEMONDAでのヒルクライムははるかに楽だな(当然だ).
それにしても5月上旬と6月半ばでは景色がまるで違う.
「薄野200」の時はサイドに残雪.
何より,札幌国際スキー場がまだ営業していた.

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スキー場を過ぎ,トンネルを登ると朝里峠クリア.
ここって特に峠の標識がないのねん.

ここからは”コースター”の名に恥じぬ,豪快ダウンヒル.
路面状況はそれほど悪くないが,やはり下りは苦手だ.
やはり,あの事故が尾を引いているのか...

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

そしてループ橋.晴れると映える.

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ここから小樽市内方面へも下りが続くのだが,今回は途中で左折.
少々複雑な経路で次の「毛無峠」へ向かう.

この経路がやっかいで,本ブルベ後半,積丹からの帰りでも重なったルートを通るのだ.
今は『Bryton S500』なので進むべき方向が表示されているので問題ないが,以前使っていた『eTrex』だと自分の位置しかわからない.
絶対迷うなこれ.

Bryton Rider S500

さて,そんなぐるぐる回るルートで事件発生.
暗いトンネルの段差に気づかず,車体に衝撃!
ハンドルに付けていた「CAT EYE URBAN」が吹っ飛んだ!
地面を転がるライト.明らかに細かい部品が散らばるのが見えた.

あわてて停車.
パーツを拾い集めるが,前回の落下時と異なり,切れたコードがぶらんぶらん.
こりゃアカンわ...
100km走る前に,ライトの一つがアウト.
これはヤバい状況かも.
300なら大丈夫か.
メインライトを節約して使おう...

いや,ホンマ今日はモノをよく落とす日である.

それでもゴールへ向けて登らなければならない.
毛無峠へは初登頂.要するにプロフィールを全く知らない.
この峠,どこが最高地点なのかさっぱりわからん.
山頂と思って,ようやく下り...と安心したら登り返し.
こういうのが何度も続く.

まぁ,サイコンの「クライムプロ」機能を表示すれば済む話なのだが(停止中),距離やらパワーの方が必要な情報やしなぁ.

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何度も騙された後,ようやくダウンヒル開始.
ここも路面状況良好.

【通過チェック1:108.7km地点 道の駅あかいがわ】着.

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T夫さんをはじめ,スタッフのみなさんがいた.
写真の中にクイズの答えあり.

いやぁ,それにしても毛無峠はキツかった.
斜度ではなくいつ終わるともしれぬ登りは精神にダメージを与える.
これでまだ1/3.
いいかげん脚が終わりそうなんですけど...(早すぎやろ)

道の駅としては珍しく,空き缶用ごみ箱あり.
ここは神の飲料,赤コーラをキメる.

少しHPを回復させ,(その3)へ続く ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その3)

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

2025/6/14 Sat

大人の機材ドーピング?

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曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

とうとうやってきました.
300kmで5000アップの山岳ブルベ「もっと当丸コースター」

https://ridewithgps.com/routes/47731707より

まぁ,2025年の道内ブルベには獲得標高10,000m越えの「SR600 Shikotsu Toya」もあったりするが,通常開催としては最凶(のはず).

『SR600 Shikotsu Toya』だと?

さすがにこの標高に重量級のTopstoneや小径のBROMPTONで参加するのは不味いっつーか辛いだけ.DNFがちらつきそう.

ゆえに今回は山岳決戦用最終兵器ことEMONDAを投入.
言うまでもなく,TREKの誇る,いや誇っていた軽量クライミングバイクである.今は...MADONEに統合...
うちの最終型はフレーム形状もエアロっぽくなり,オールラウンドバイクに進化した(らしい).
実際,平坦も割と速かったりする.

ただし,固いフレームなので,エンデュランスなDOMANEに比べると,ロングライド時のダメージも大きい.

ちなみにこいつでブルベを走るのは初めて.
となれば,装備を工夫する必要がある.

まずはホイールの話.

現在標準装備しているのは「ELITEWHEELS DRIVE HELIX C57」

春に向けてのセットアップ~Elitewheels Drive Helix 57D CS

こいつを元からついていた「BONTRAGER RSL37」(前後1,250g)に交換.

リムハイトが低くなり,軽い走りになるはず...と思いきや,持った感じだと,なぜか重量が変わらない.
元々DRIVEが見た目よりも軽量(前後1,420g)かつTPUチューブ仕様なのが効いているのか.

それでも「RSL37」にするには意味がある.
DRIVEは横風にめっぽう弱いのだ.

一部海岸沿いを走るなど,強風の可能性もあることを考えると,こちらが正解.
落車ダメ,絶対!

さらには,今回の走行を最後に「RSL37」には軽量タイヤ(AGILIST LIGHT)とTPUを装着し,来たるべき「カミヒル決戦ホイール」に進化させるつもり.

パナレーサー(Panaracer) アジリスト LIGHT クリンチャー 700×23C/25C/28C

新車時からのタイヤ(BONTRAGER R3)も,まだ使えそうだが,購入して3年以上経ち,走行距離も5,000km越えているので交換時期とも言える.

さて,例によって前泊は『万葉の湯ふとみ銘泉』
金曜日の17時過ぎ着.
創業祭とやらの夕食¥300割引チケットがもらえたので,サ活後,館内で食事することにした.

「海鮮ちゃんぽん」.このボリュームで¥1,500ならお得.

22時就寝.
いつものゴロ寝スペースではなく,照明が暗い隅っこの方でリクライニングシートを倒して寝る.
意外にも,こちらの方が寝心地ベネ.
例によって熟睡は難しいものの,土曜日の4時半頃,アラームが鳴る前に覚醒した.

目をこすりながら更衣室へ.
サイクルウェアに着替える.

インナーはいつもの安くて高性能なアンダーアーマー.

アンダーアーマー ヒートギア コンプレッション ロングスリーブ

山岳ブルベのゲン担ぎとして「Stolen Goat」の「青の水玉ジャージ」にしてみた.円高の頃は海外通販が安かったなぁ...(遠い目)

ビブはパールイズミの3Dメガである.
天気予報は晴れ,かつ気温が上がりそうなのでレッグウォーマーはなしで.

おっと忘れていた.
持病の右腸脛靭帯炎の予防のためにテーピング.

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m

300ブルベなので,コンタクトではなくメガネを着用.
必然的にバイザー付きメットになる.

オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 ヘルメット AERO-R2 JCF公認

5時前にチェックアウト.

ここからスタートの「前田森林公園」までクルマで30分ほどである.
途中,ローソンにて,塩むすびX2,バナナ,コーヒーを購入.

まだ脳が眠っているのか,ダッシュボードの上に,ホットコーヒーが入った紙コップを置いたまま発進してしまった.
信号待ちで気付いたが,零れなくてよかった...(頭文字D?)
今日はツイてるかも!

公園着.
既に主催のランドヌ札幌のみなさんが待機していた.

EMONDAをハスラーから降ろす.
ブルベ用装備を取り付けていく.

ありゃ,ナビ用マウントをステムに取り付けるバンドが切れとる~
予備なんぞない.
とりあえず端と端を結んで,もう一度取り付ける.

そう,EMONDAでブルベに出走するにあたり,何が大変ってハンドル周りである.
いわゆるエアロハンドルなので,各種マウントが付けにくいのだ.
先ほどのバンドが切れたのも,取り付けが無理やりだったためだろう.

まぁ,利点として平べったいスペースに,距離とPC名を貼れるのが助かった.何かプロっぽいぞ.

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つーことで,いよいよ出走.登るでぇ~

(その2)へ続く.

4回目のGQuuuuuuX,劇場体験

2025/6/20 Fri

beyond the time

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毎週異様な盛り上がりを見せる『機動戦士ガンダムGQuuuuuuX』

地上波の放送は火曜深夜.
良い子のKazchariは,そんな遅くまで起きていられないので,翌水曜日に早起きしてAmazon Primeで視聴.

機動戦士Gundam-GQuuuuuuX

毎回何かの仕掛けがあって驚きの連続.

(一応)原作なしのオリジナル作品のため,先の展開が全く読めない.
常にネット考察勢の想像の1歩先をゆく.
もう,これ以上のネタはないやろ,と思いきや...なんじゃこれぇぇぇ!の連続.
ゲルググ(笑),リック・ドム,サイコガンダム,ハンブラビ,ギャン,黒い三連星,バスク,ギレン,セシリア...そしてとうとう白いアイツ

思えば,初日に行った劇場先行上映の衝撃がすさまじかった.

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX-Beginning-』を観た~開始0.5秒で泣ける

結局,来場者特典の「DESIGN WORKS」が欲しくて3度,劇場に足を運んだ.

その後,通常放送・配信が始まったわけだが,劇場では感動したという同年齢の友人は「登場人物に魅力がなくて脱落しそう」「もっと大人の鑑賞に耐えうる内容にしてほしい」と酷評.

まぁ,わからんでもない.

肝心の主人公3人の影が薄すぎる.
特にトー横キッズ並みに後先考えないJK主人公の行動.
あれにおっさんが共感できたら,それはそれでヤバい(保護者がカワイソスギル)

総集編のような駆け足脚本のせいで,各キャラの掘り下げが全くなされないままガシガシ進んでいく.

根幹のタイムリープマルチバース設定も今や...全然目新しくない.

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観た~そう来たか!

...といった欠点は多々あれど所詮エンタメである.
ファーストリアル視聴世代(ほぼ還暦)にはたまらん内容なのは否定できない.
楽しませてくれればよかろうなのだァァァァッ!!

これに関してはネットで面白いことを言っている人がいて「GQXは原作の再現ではなくて,原作の感動を再現している」と表現していた.
同意.

それが,ついに11話ですよ.

強引すぎるZパロ(舞台シーン)やシャアの魔法少女風変身にも大爆笑したが,なんつってもラストのRXー78-2の登場!

『めぐりあい宇宙』の冒頭,ドレンの「スワメルか!?」からの,「♪パパパパーン!」からの,やたら目が座ったアムロ(ガンダム)の襲撃同等の鳥肌モノ.

肝心のお話の方は,次の12話で最終回っぽいので,強引にまとめるためか,炭治郎もかくやの説明セリフのオンパレードで少々げんなり.
まるで『シン・エヴァ』みたい...あっ,同じ監督か.

オタ相手の商売が異常に上手な財団Bとカラー.
なんと,ここに来て劇場版の再上映を発表!
来場者特典は「DESIGN WORKS 3」だとぉ!?

そして...これ,映画の最期に,2期とか完結編の劇場版製作決定とか,そんな話あるんじゃね?

こ,これは,行くしかないじゃないか!

つーことで,金曜日の午後から有給を取り,のこのこと近所のイオンシネマに出かける.
もちろんネタバレ回避ため,YouTubeやXは開かないっ.

新情報の衝撃をまっさらの脳で受け止めるのだっ!

(90分後)

鑑賞終了.

えーと...何の...発表も...匂わせも...ありませんでしたぁ!

¥1,000(株主優待)払って設定資料集を買ったら,サブスクで配信中のアニメが大スクリーンと良音響で鑑賞できた...ということにしといたるわ!
4回目やけどな.

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でも,本当に12話で終わり? もったいない.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その3)

2025/6/07ー08 Sat-Sun

今日もいつものすいみん不足

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:18.8 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

時刻は23時.
仮眠所『宮の森 楽々温泉』を出発.

昨年のFlècheでも仮眠はとった.
狩勝峠の公衆トイレである.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その3)

ここのトイレは正にパラダイスの名に相応しい.
なんと6月なのに床暖房が入っていた.

当然,便座も保温中.
嘘か眞か,かつてはブルベ中,それを抱きしめて眠りこける猛者もいたらしい(迷惑行為です)
Kazchariは霧雨で濡れそぼったカラダを乾燥させるため,床に大の字に...(夜中の1時でも迷惑行為です).

あの時に比べると今日はパラダイスのさらに上位互換.ヴァルハラ?(なんでもええけど)
何せ温泉である.
わずか30分の入浴でもかなり回復.
眠くならなければ良いが...(フラグ)

出発してすぐにセイコマで補給.

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ホットシェフのかつ丼とコーヒー牛乳.
道路の反対側に「吉野家」があったが,たまにはコンビニ飯以外の方が良かったかな.

国道36号に入る.
ここから苫小牧までひたすら直線.
昼間であればところどころ海が見えるはずだが,時間的に真っ暗.

Pika団長の提案で「5分ローテしながらのトレイン」を組むことになった.

出ましたトレイン.
言うまでもなくロードバイク最大の敵は風の抵抗である.
誰かの後ろ,タイヤ間30cmほど空けて張り付くと,風の抵抗がかなり軽減される.

先頭で5分牽いて(Ave30~35km/h),後方に下がる.
4番手時はほぼ無風(休息).これを繰り返すのだ.
Kazchariの場合,先頭時の心拍は150ほど.後方に下がると100~120程度と,かなり楽になる.

1時間ほど経過.
苫小牧が近づく頃,Pika団長のペースが落ちはじめた.
確かにAveが高すぎたかもしれない.

何も見えない深夜の国道で一旦停止.
団長に体調を確認する.あまり良くなさそう...(ハンガーノックか?)

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とりあえず次のPCを,ややペースを落として目指す.

【PC5:270.6km地点 セブンイレブン苫小牧新富町店】

日常であればとっくに就寝中の時間.
いつ眠気が襲ってきても不思議ではない.
普段は絶対に飲まない時間にホットコーヒー注入.

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苫小牧を過ぎると,進路は内陸に入っていく.
この季節,日の出はおおよそ3時半.
当然,その少し前から周囲は白んでくる.

「おだってるJAPAN」一行,かろうじてトレインを組んではいたが,団長の体力は限界だったようで,20km/h以下のペースでも辛いという.

通常のサイクリングであれば,ここで大休憩ということもあり得るのだが,今は(一応)競技中.
最低ラインとしてスタート後,24時間経過となる朝8時までに360kmを走破しておかなければ完走認定されない.
徐々にそのタイムリミットが近づいてきていた.

苦渋の決断であったろう,ついにPika団長,DNF.
近道にて一人札幌に戻ることになった.

残りの3人で走り続けることになったが,ここで問題発生.
Flècheのルールを熟知しているのは団長だけなのだ.
ここにきて,改めて詳細を確認することになった.

特に「22時間経過以降,25km以上を走る」という縛り.
湧きまくっている”完徹脳みそ”での理解は相当困難(Kazchariだけかも).
なんとなくわかった感じでリスタートした.

さらば団長...止まるじゃねえぞ...(違う)

さて,ここからは追い上げタイム.
高速トレインで遅れを取り戻す.
「鹿注意」の看板が見えたと同時に,鹿が2,3頭飛び出してきてびびる.

爆走につぐ爆走.
ただし猛烈な眠気.

脳内BGMはこいつがリピート.

幻覚こそ見えなかったものの,今この瞬間,自分で何をしているのか夢うつつになった頃...

【PC6:297.0km地点 セブンイレブン安平早来店】着.

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あまりに眠いため,「眠眠打破」などの飛び道具を購入しようかと考えたが,この手の最終手段はカラダに悪そうだし,後の反動が怖い.
ここでふと,カフェイン錠剤を所持していたことを思い出す.

【第3類医薬品】エスタロンモカ12 20錠

まぁ,こいつも健康的とは言えないが,とりあえず飲んでおこう(確かに効いた).

早々に出発.
ついに岩見沢に入った.

約束の時間,つまり出発後22時間が経過する午前6時がやってくる.
「何か場所がわかるモノが映り込んだ写真が良いのでは?」と3人で協議.

道端にいい感じの看板を発見し停車.
5分ほど待って,22時間経過の証拠写真をゲット!

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残り2時間で25km以上走れば無事認定!...だよね?あってる?(自信なし)

余裕ができたのでトレインも鈍行化.
のんびりペースでゴールを目指す.

そして【PC7:348.0km地点 ファミリーマート岩見沢美園1条店】着.

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旭川市民のKazchari,やはりファミマにはテンションが上がってしまう(台湾を思い出す).
そして,睡眠欲を通り越して,今度は食欲がやってきた.
ブルベ大詰めでカレーライスをイン! なぜか美味し.

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国道275号に入るとついに24時間経過,午前8時となった.
午前6時時点から25km以上進んでいることを確認し,青看板をバックに撮影.

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後はゴールを目指すのみ.
そしてついに...

【GOAL:380.4km地点 ローソン札幌東雁来10条店】着.

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24時間21分.388.5km.

いやぁ,例によって長い闘いだった.
400あるいは600ブルベより過酷.
昨年のFlècheより総走行距離は短いものの,完徹走行はアラ還にはキツイ.

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ラストレシートは恒例の「SAVAS WHEY PROTEIN 脂肪0 マスカット風味」

SAVAS(ザバス) WHEY PROTEIN 脂肪0 マスカット風味 430ml×8本 ホエイプロテイン 20g 明治

買い物客の女性をつかまえて,3人の記念撮影を頼む.

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昨年あたりからソロだけでなく,チームライドの機会が増えてきた.
好きな所で停車できないというデメリットはあるものの,脚の揃ったメンツでのトレインは正に快感.
目的地到達時の達成感を誰かと味わうのも悪くない.

年を重ねると,新たな友人関係を構築するのは難しいと言われている.

そんなことはない.

チャリに乗れば簡単である.
ホンマ,この趣味に出会えてよかった.
一生乗り続けます宣言だな.

つーことで,K木さんMさんPika団長,そして主催のAJ-Hokkaidoのスタッフ様,楽しいイベントありがとうございました.
次回はTraceにしましょう!(...と言いつつ,やはりFlècheになる予感しかしない)

つーことで,札幌市内のホテルに向かう二人と別れる.
正午からとある場所で認定受付なのだが,そこに向かうHPはKazchariには残されていなかった(赤表示)

そこで,署名したブルベカードとレシートをK木さんに託し,Kazchariはクルマのデポ地へ向かう.
陽は昇り,すっかり暑くなってきたがまだ9時前である.

デポ地から『たまゆらの杜』まではわずかな距離.
Topstoneをハスラーに積み込み,迷わず温泉に向かう.

とりあえず風呂だ.何が何でも風呂だ.
浴室内を目もうつろに,ふらふらと歩くKazchari.
カラダと頭を洗って,即Tシャツに着替え.
ごろ寝ルームに直行し,10時頃マットに横になる ⇒ 爆睡

目が覚めると12時を過ぎていた.
認定受付どころか懇親会にも間に合わない.まぁ,仕方がない.

これ,スタートを6時にしてたら,ゴールから懇親会まで余裕があったかもしれんなぁ.次回への教訓やな(また走るのか?)

さて,この2時間の仮眠で少し頭がすっきり.
改めて「温泉+サ活」へ.とぶ.

そして腹が減る.

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館内食堂で「味噌カツ定食」
美味し.いや,この過酷なイベント後で美味くないわけがない.

繰り返すがチャリは良い.
己の生命体としての活動状態を極限にまで感じさせてくれる.
そして事後は睡眠が快感,温泉でとぶ,メシが美味い,これ以上の贅沢はない.

15時頃,『たまゆら』を出発.
いつものルートで旭川へ.

翌日の月曜日は有休を申請済み.
カラダの休息は元より,Topstone他の我が愛車たちをゆっくりと整備してやろう.
来週もまた,間違いなく生命を感じる(であろう)イベントが控えている.

iPhone15 Pro  後で送ってもらったAJ-H20周年記念バッジ

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

2025/6/07 Sat

夜景・絶景

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:18.8 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

さて,無事食事を終えた「おだってるJAPAN」一行,残る距離は約300km(!)である.
不思議だ.いつものブルベよりも距離の減りが遅い...

これはおそらく”ついていっているだけ”が影響しているのかもしれない.
今回,キューシートもロクにチェックしていない.
ナビにPOI登録もしていない.
要はコース全体を全然把握していないのだ.
結果,次の目的地までの距離を毎回Pika団長に聞く体たらく.こりゃいかん(これが後でとんでもない事態を招く)

少し南下して「道の駅あかいがわ」着.
特に立ち寄ることなく,そのまま進む.

道の駅と言えばスタンプララリー.
Kazchari家では2000年頃から延々と(物理)スタンプ集めをしてきたが,昨年からデジタルに移行.

みち・レ・ポ-北海道「道の駅」デジタルスタンプラリー

この付近は滅多に来ないので押しておきたいところだが,集団走行ゆえ,なかなか言い出せずスルー.
まぁ,翌週も立ち寄る予定なので,いいでしょう.

で,国道393号へ.

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名前はあるのか謎の峠(Google先生に表記なし).
樺立トンネル手前までのヒルクライム開始.
今回のFlèche,最初の峠らしい峠である.

ここでクライマーMさんのパワー炸裂.
さすがYONEX乗りは伊達じゃない.実に安定したペダリングだ.

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一応,ここが本Flèche最高点.

汗だくのカラダの冷え防止にジレを着用.
トンネルを越えると倶知安に向けて豪快ダウンヒル.
札幌近郊と異なり,この辺りの路面状況は実に素晴らしい.
寒冷地あるあるの穴ぼこや割れがほとんど見当たらない.

少し雲がかかっているが羊蹄山もキレイに視認.

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カミフのジェットコースターの道に劣らぬ直線ダウンヒル登場.
あまりに気持ち良すぎてみんなでミスコース.

【PC2:103.4km地点 セブンイレブン倶知安南4条店】

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それにつけても日本のコンビニは実にありがたい.
いや,台湾一周でもコンビニのおかげでかなり快適な旅ができた.
他の国,例えばヨーロッパなんかだと,補給にひたすら苦労すると聞く.
とは言え「不便だから」と,行かない理由にするのも情けない話.

以前,モルディブ・ダイビングボートで同室だったカメラマンさん(ハワイ在住)が,奥さんと一緒に軽キャンで,現在世界一周中.
しかも,一発目がウラジオストクからロシア入りという濃度max.
その行動力に感服.

倶知安の大通りを走る.
懐かしの定宿「トリフィートホテル」前を通過.
「NISEKO GRAVEL」「HANAZONOヒルクライム」に参加時には,いつもお世話になっている.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

近年,宿,食事とも異常に高い,高いと言われるニセコエリアだが,夏はそうでもないっつーか,極めて普通.
冬のリゾートホテル街のイメージが先行しすぎている感.

さて倶知安からさらに南下.
次に目指すは洞爺湖である.

iPhone15 Pro
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【PC3:145.5km地点 セイコーマート洞爺店】

iPhone15 Pro

ここでそろそろ夕食.
少し冷えてきた.

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歯茎が後退して口内スカスカのおっさんには禁断の「ネギ塩鶏焼きそば」
とことん歯に挟まる.
持っててよかった歯間ブラシ.

デンタルプロ 歯間ブラシ I字型 太タイプ サイズ5(L) 15本入

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K木さん曰く,洞爺湖には面白い白鳥がいるらしい.
湖畔につがいで住んでおり,観光客がどれだけ近づいても逃げないらしい.
なんか,ウソっぽい話(すいません)と思っていたら...本当にいた.

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なぜか一羽のみ.噂の相方はどうした.

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湖畔沿いの周回道路で,ついにFlècheもしくはTraceの参加者とスイッチ.
エールを送り合う(停車しないのが”らしい”)

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伊達市内に入る頃,ちょうど日没の時間.
後ろを振り向くと,見事な夕焼け.
停車して,しばし見惚れる.

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400km近いブルベだと,夕焼けと朝焼けを同時に味わえる.
夜間走行好きなKazchariだけの感想かもしれないけど.

そろそろフロントライトを常時点灯要.
今回はOLIGHTの「RN1500」がメイン.

OLIGHT RN1500

言わずと知れたブルベ民御用達ライト.
CATEYE「VOLTシリーズ」のライバル.

LOWモード(300ルーメン)で12.5時間持つ超省エネ設計.
600ブルベでも充電不要である.

真夏の祭典「納沙布1200」に向けて,手持ちのライト類を見直す必要がでてきた.
特にブルベ参戦初期の頃から使っているmicro-USB電源のライト類.
かなりバッテリーがヘタってきている印象...(翌週,この不安が現実化する)

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すっかり暗くなった頃,室蘭着

室蘭と言えば白鳥大橋.
残念ながら自転車は通行不可らしい.
しまなみ海道の様な観光資源になるかもしれんのにもったいない.

その姿が遠くに見えてきた.
ライトアップされて実に美しい.
全員で「写真,写真」と騒ぐが,なぜか誰も停車しようとしない.
「もっといい場所」「もっと良い構図」と探しているうちにどんどん橋から離れていく.

そして,室蘭名物と言えばもう一つ「工場萌え」
これまたライトデコレーション(?)されたパイプやダクトうねうね,煙突屹立はサイバーバンクの世界...のはずだが,今夜はそうでもない.土曜日だから?

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で,地球岬の通過チェックを目指しつつ,途中のセイコマで休憩.
向かいのガススタから,やたら爆音の軽自動車.うん,何か昭和臭の漂う街だ.

さて,地図で見たまんまのぐねぐね急坂登攀が始まる.
調子よく登っていたところ,ロクにキューシートを確認しなかったツケで,フォトチェックを通過してしまう.

そう,今回,地球岬の展望台までは行かないのだ.
運よく,通り過ぎたことにすぐに気付き数百メートルの登り返しで済んだ.
あぶねーあぶねー(最近このパターン多い)

【通過チェック:205.3km地点 金屏風看板】

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誰もいない,夜の金屏風看板前ではしゃぐおっさん達.

いただき画像

さて,ここからが面白かった.
そやけど,一人だったら...恐怖な道.

照明が存在しない山間のウネウネ細道.
やがてダウンヒル.
そこから見える夜景は...正に絶景

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肉眼こそ正義.
こんなんスマホでは絶対にキレイに写らん.
いや,撮れるかもしれんけど,ごちゃごちゃ設定変える余裕はない.

ベースにした「地球岬400」のコース設計者が見せたかったのは,おそらくこの景色だろう.

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ここから今宵の仮眠所となる銭湯まではあっという間...と思ってた時期がKazchariにもありました.

走れど走れど一向に下りにならない.
崖の上や壁面に張り付くように立っている住宅地を登ったり下ったり...の稜線ライド.
まるで,懐かしのジャマイカやアジアの国々の山岳街道を走っているかのごとし.

何より不思議なのが,町中までかなりの距離かつ坂だらけ,商店もないこのような場所(失礼だ)に住んでいる方々,一体何を生業にされているのだろう.
それに真冬とか,この激坂は凍結しないのだろうか?

...と,部外者の身勝手な心配をよそに,ようやく町らしい町におりてきた.
ここから少しコースを外れて目当ての銭湯を探す.
少々迷ったが22時過ぎ無事到着.ほぼ予定通り(らしい).

iPhone15 Pro

Pika団長から30分入浴,30分仮眠,23時出発という指令が出された.
一同同意.

さぁ風呂だ.
こんな遅い時間にも関わらず,結構な込み具合.
入湯料(¥500)の他,「楽々セット」というタオル,石鹸,シャンプー,リンスセットを購入(¥350)
最近スーパー銭湯ばかり行っていたので忘れていたが,普通の銭湯はこうした小物は備え付けではない.

脱衣所で汗だくのジャージ,ビブ,インナー,ソックスを脱ぐ.
後でこれを着るかと思うとげんなりだが...仕方がない.
あの時よりマシ.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

しかあし,この状況を少しでも快適化するために,今回はインナーの替えを持参していたのだ.GJだ,Kazchari!

アンダーアーマー ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ

ここの銭湯,予想以上に充実しており,サウナはもちろんのこと,ちゃんとした露天風呂まであった.
ブルベ中でなかったなら...と,そんなことを思っても仕方がない.
次回はTraceだな(デジャヴ)

22時40分.休憩室で横になる.
すぐ横にテレビがあり,芸能人が「美味い,美味い!」とグルメ情報を垂れ流している.寝れるかー!

まぁ,目をつむっているだけでも脳は休憩できるらしい.

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予定通り23時には行動開始.
装備を整えて夜の街へ再び繰り出す「おだってるJAPAN」一行であった.

さぁ,残り9時間!(マジか)

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続きはこちら ⇒ Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その3)

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

2025/6/7 Sat

ヌグフルキルヤムの法則

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:18.8 km/時,風向:SSE

外泊ではアラームが鳴る前に起きるのが常.
熟睡とは言えないが,睡眠スコアは「普通」Garminが言っている.

GARMIN Instinct 2X

トイレに行く.
階段にある窓からはとりあえず晴れ間が見える.
少なくとも”どしゃぶりスタート”は免れたようだ.

更衣室にてサイクルウェアに着替える.
アンダーアーマーのインナーに,200ブルベ記念ジャージ(長袖).

アンダーアーマー ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ

ビブはパールイズミの極厚パッド
一応,レッグウォーマーも装着.

5時半には準備が整い,『万葉の湯』を後にする.
路面こそ少し濡れているが,雨は降っていない.一部青空も見える.
勝ったな.

デポ地である丘珠空港近くの公園駐車場には6時頃に着いてしまった.
スタート地点である「ローソン」まではチャリで20分もかからない.

それに対して集合時間は7時半.早く着きすぎたな.
いやいやのんびりはできない.
Topstoneを下してセッティング.
iPadで少し時間をつぶして,さぁ,スタート地点へ向けて出発!

...と思いきや,どうもサドルの高さが合わない.
膝の曲がりに余裕がありすぎる.
この3Dプリントサドル,ノーマルに比べてケツの沈み込みが大きい,つまりシート高が低くなってしまうのだ.
だから,新装備をいきなり実戦に投入するのはキケンだと,あれほど...と言っても仕方がない.

300mほど引き返し,あわてず騒がずクルマに積んでいたヘキサレンチでシートポストを5mmほど上げた.
まぁ,こんなもんかな.360kmもてばヨシ(大丈夫か?)

今度こそ出発.うむ,この高さだ.

交通量が少ない中走っていると前方からチャリのトレインが.
先頭車両には見覚えがある.あ,あれはT夫トレインだ!

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

向こうもこちらに気づいたらしく,互いに手を振る.
T夫さん「(コンビニで)もう待っている人いましたよ~」と教えてくれる.

まだ早いと思っていたが先着メンバーがいるのか?
まさか,集合時間間違えてないよなぁ...

で,7時過ぎにスタート地点【ローソン札幌北37条東店】着.
なぜか誰もいない...
一応グループLineで到着を知らせて,コーヒーとおにぎりの朝食.
会計中,K木さんMさんの到着を確認!

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”朝山岡家”をキメて来たPikaさんも到着.
ブルベカードとプレートをゲット.

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Topstoneはフレーム形状やワイヤの取り回しが独特なので,プレートの取り付け位置に大いに悩む.
結局,少々歪な位置になってしまった.

iPhone15 Pro

新投入のアリエク,3Dプリントサドルをみなさんに紹介.
興味津々.特にその価格に.

RYET 3D プリント自転車カーボンサドル

ちゃんと仕事してくれよぉ...

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出発予定時間の8時.
ドラクエのパーティよろしく一列に並んでレシートゲット.
前回の『美瑛の丘300』での教訓から,水ではなく「ミネラル麦茶」を購入した.

さて(最短)360km,24時間の旅の始まりである.

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まずは海岸沿いを目指す.
少し冷えるが雨は降っていない,いや,降る気配もない.
街中の信号坂に耐えれば快適走行.

だだっ広い国道337号をひた走る.
気になるサドルのフィッティングは,少し前下がり感はあるが概ね良好.
適度なクッションがちょうど良い.これはアタリかもしれん.

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国道5号に入り,いくつか坂のアップダウン.
日差しが強くなってきたため,ウェアの調整要.
PCではないが,セブンイレブンにピットインした.

路面の濡れに対応するためのオーバーソックス,およびレッグウォーマーをキャストオフ.
この時は,この装備で走り続けることができると考えていた...

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小樽到着.

その手前のトンネルで,サブライトの「CATEYE URBAN」のスイッチをオンにしようとしたところ,マウントのはめ込みが甘かったのが,見事に脱落
道路をごろんごろんと転がってしまう.

キャットアイ(CAT EYE) 自転車用LEDライト ヘッドライト URBAN アーバン 前照灯 JIS規格 800カンデラ HL-EL145

後続のPikaさんに拾ってもらうが,外装傷だらけ.
祈る気持ちでスイッチをオンにするが点灯せず.
うわ,やっちまったぁ!
まだだ,たかがサブライトをやられただけだっ!

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その後も信号待ちの間に,電池をつけ外ししたりと色々いじるが復活せず.
もちろんメインライトは別に用意してあるが(O-LIGHT RN1500),短いトンネルや夜間走行のヘッドライトなど,便利なのよねー,こいつ.

ブルベにトラブルは付き物である.
今度は先頭で牽いていたK木さんが,いきなりミスコース.
一旦,全員で停車する.
本部に申請したルートと照らし合わせる.
K木さんは,どうやら古いデータをダウンロードしていたようだ.
あぁ,去年も後半似たような状況になったなぁ...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

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ルート確認の間,いかにもな小樽風景の中で小休止.
これ幸いと,壊れたサブライトをもう一度確認.
なんてこたぁない.
電池格納部とライトユニットが緩んでいただけだった.
元の位置に戻すと,見事に再点灯!
さすがの定番商品.シンプルな作りと耐久性.素晴らしい.

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再出発.
どうやらKazchariの「Bryton S500」に入っているモノは最新=正しいルートのようだ.

Bryton Rider S500

少々あざとい観光地の小樽を抜け,塩谷方面へ.
徐々に黒い雲が接近.
そして...とうとうと言うか,ついにポツリポツリと降って来た.

まぁ,天気予報通りやね.
「このまま濡れていこう」というわけにはいかない雨量になってきた.
屋根を求めて介護施設にピットイン.
各自,雨装備に換装.

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派手ないでたちのおっさん達が,変なチャリでたむろっているのが気になったのか,施設から職員さん登場.
不審者でなく,ただの”長距離ライド好きの変態”とわかって安心したのか,軒先を借りることを許してもらえた.

とは言え,いつまでも停滞しているわけにもいかず,再出発.
余市の手前で内陸へ向かう道道に入る.

雨は止まない.
まともなフェンダーを装着しているのはK木さんのみ.
集団走行ゆえに水の巻き上げがひどい.
特に35Cの極太タイヤのTopstone,巻き上げ量が半端ないためド顰蹙.
すいません.すいません.

そうこうしているうちに,ようやく【70.4km地点:PC1 セイコーマート赤井川店】に到着.

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この頃にはすっかり雨も止み,各自レインウェアをキャストオフ.
問題はソックスカバー.防水には絶対の自信を持っていたものの,上,つまり膝からの水の進入は防げなかった.
「GORETEX」ゆえの防水性がアダとなり,カバー内に水がちゃぷんちゃぷん.
ひっくり返すと結構な量の水がしたたり落ちた.

当然,シューズ&ソックスもびしょびしょ.今日中に乾くのか,これ?

さて,昼が近い.
この先の「道の駅」ではパンしか売っていないとの情報を得,この付近で食堂を探すことになった.

なんと,すぐ近くに赤井川カルデラ温泉・保養センターがあり,食堂併設とのこと.
おお,(言っちゃなんだが)こんな田舎でパラダイス発見か!

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で,移動.
よくある「うどん」やら「ラーメン」のノボリも全くないシンプルな外観.
正に地元民御用達の温泉施設だった.

食堂の営業状況を確認すると...見事に営業中!

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¥950の「ザンギ定食」を注文.

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めっちゃ美味い.
完全にアタリである.

ホンマなら温泉(&サウナ)にゆっくりつかりたいところだが,そんなことをすると70km地点でDNFが決定してしまう.

腹を満たし,濡れたっつーか,湿ったカラダを少しだけ乾燥させて,おだってるJAPAN一行は先に進むのであった...

続きはこちら ⇒ Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その0)

2025/6/06 Fri

もぎたてFlèche!(違う)

iPhone15 Pro

AJ-北海道さん,昨年に続き今年もFlèche開催である.
「納沙布1200」も控えているのに,運営の方々,めちゃくちゃ大変ではないだろうか...と,そんな部外者の心配はさておき,今年も函館のPikaさんからお誘いいただき参戦.チーム『おだってるJAPAN』再結成である.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

詳しくない方にざっくり説明すると,Flècheとはチーム・ブルベのことである.
最低3人のメンバーにて24時間きっかりで,事前に申請した360km以上のルートを走破すれば無事認定.
この24時間というのがミソで,距離よりも時間を守ることが難しい.

公式の説明はこちら ⇒ Flèche Vélocio

Kazchariの場合,400ブルベの標準タイムは19~20時間である.
ゆえに完全に眠気に襲われる前にゴールできるが,Flècheでは24時間走り続けなければならない.完全に活動限界を越えている.
つまり,キツイと言われる「400ブルベ」より,さらにキツイのがFlècheなのである.

さて,今回のメンバーは団長のPikaさんはもちろんのこと,2024年も一緒に走ったK木さん
それにブルベでたびたびお見掛けするEさんと,青森のMさんが追加戦士として新規参入.
5人のフルメンバーで申し込んだ.チュドーン!(背景で爆発)

今回のナイスプレイス(ゴール)は札幌.

Flèche=矢なので,360km離れた地点から札幌を目指すのがセオリーなのだが,移動や宿泊の関係上スタートとゴールが同じ周遊コースの方が設定しやすい.

我が「おだってるJAPAN」も,Pikaさんが札幌発着の『地球岬400』をベースにコースを引いてくれた.そして本部に承認.

だが,Eさんがやむにやまれぬ事情にて不参加となり,当日は4人で出走となった.
さすが嵐を呼ぶFlèche,今回も何かが起こりそうだ(ここ伏線)

さて,Kazchariはと言えば,スタート前日の金曜日から有給休暇を取得.
使用するチャリの整備を行った後,定宿である『ふとみ銘泉万葉の湯』に移動するといういつものプランである.

使用するチャリはTopstone
前回の『美瑛の丘300』と同様に,無印グラキンの35Cをはかせている.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その0)

Flècheはほぼ徹夜走行となるが,途中室蘭の銭湯にて入浴&仮眠タイムが予定されている.
ならばということで,着替えのインナーシャツと仮眠用のゆったり短パンを持参することにした.

ついでに当日は雨予報.
レインウェアが必須になるなど荷物が増えた.

フロントには「Ride on Bag」を装着.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

サドルバックも手持ちで防水かつ最も大容量のこいつにした.

[アールニーゴーマル] 旅行用メッセンジャーバッグ 防水サドルバッグ2ラージ グレー/ブラック

そして,今回の目玉装備はAliexpressで購入した3Dサドルである.

RYET 3D プリント自転車カーボンサドル

とにかく安い.
何かと評判の良い3Dサドルだが,Specializedなどのブランド物だと¥5万はする.
その1/10なら...まぁ,もし使えなかったとしても諦めがつくか...とポチる.一週間程度で届いた.

iPhone15 Pro
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ロゴマークは某チェレステカラーのバイクに乗っている人以外は喜ばんぞ.
両面テープ固定なので簡単に剝がせます.

非常に軽い.
弾力あるサドル面,カーボンレールとも質感高い.

問題は耐久性.
走行中に折れたり割れたりすると怖い.
それをいきなりFlècheで試すとは...本来なら最もヤバい行為.
まぁ,こういうのはやってみてから考えましょう(楽天的にもほどがある)

つーことで14時過ぎ,自宅を出発.
滝川のセイコマまでノンストップ.
軽く補給.

最近は走行中にもちゃもちゃ食べられるグミがお気に入り.
おっ,噂の「ハッピーコーラ」があるやん.

人気グミ「ハリボー」に大麻混入 子供がめまいなど訴え オランダ

ここは最近のマイブーム,タフグミの梅味をげっと.

カバヤ タフグミ 梅マニア 100g×8個

セイコマを出ると「20歳 日本一周中」のプラカードを掲げたカブを発見.
急に振り出した雨に雨宿りか.
何か奢りたく...にはならなかったなぁ.

つーことで『万葉の湯』着.
実にディストピアな要塞風.

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館内の飯は高くてイマイチ.
チェックイン前にハスラーを置き,歩いて食事に出かける.

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メルヘンでファンタジーな「太美駅」を越えて『なかむら』へ.

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時刻は17時.ちょうど開店の時間.
平日夜のせいか客の数はまばら.
「お子様用味噌ラーメン」(ノーマルは多すぎる)と...

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巨大「ぎょうざ」を注文.カーボローディングだぁ!(脂多すぎ)

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この後,小ライスを追加(美味し).

で,にんにく臭い息を吐きつつ『万葉の湯』に戻ってチェックイン.

”サ活”後,『その着せ替え人形は恋をする』を最新14巻まで.
1巻の伏線回収が見事.妙に哲学的になっていてwww

その着せ替え人形は恋をする 14巻

22時になった.
リラックスルームのごろ寝スペースへ.

『万葉の湯』おおむね満足な宿だが(正確には宿泊施設ではない),やはりごろ寝スペースのマットはクソ.
背中にあたる部分に段差があって,横になると気になる.
ブランケットでなんとかごまかし,アイマスクと耳栓を装着.

【睡眠専門家監修】アイマスク 睡眠用 【眠れる遮光率100%】

そうそう,バイブアラームのセットを忘れていた.
明日は5時半に起きるべし.

zzz

iPhone15 Pro

(その1)へ続く.