EPICな久々のグラベルつないで美瑛までライド

2025/6/21 Sat

MTBと向き合うには

iPhone15 Pro

曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:25 ℃,風速:9.6 km/時,風向:SSW

今週末は珍しくイベントなし.

もちろん「家でゆったりとくつろぐ」などという選択肢はない.
チャリに乗れ,とガンダムが言っている.

ただし,昼からは雨予報.
午前中の短時間で中身の濃いライドと言えば...グラベルでしょう!

グラベルロードのTopstoneはスリックタイヤのまま.
例の計画は明日以降施行予定.

進化するTopstone~on & off

我が家にはもう一台,オフ車がある.
そう,「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

こいつに乗るのはひさしぶり.
あの地獄の「上砂川4耐」以来である.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

もちろん帰宅後は徹底洗車したが,あらためて観察すると,あちこちのスキマに泥やら草がまだ詰まっている.

よし.

今日はグラベル・ライドしてから,細かいところまで洗車Day.
こないだAmazonでこんなん買ったし.

Safewings 洗車ブラシ 5種類

つーことて出発.
これまでも何度か紹介した,できるだけグラベルをつないで美瑛まで向かうライドである.
基本的に河川敷,そして農道を通る.
まずは家を出て最初のグラベル.

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前回のレースの際,右の電動シフトボタン,および左のドロッパーレバーが親指にあたって傷を作っていた.
右はともかく,左のレバーはネジ穴一つ分,内側に移動した.当たりがマシになった.

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美瑛川河川敷へ.
やはり近々舗装されてしまうのか,途中から新しいジャリがまかれている.
深ジャリになって,フルサスマウンテンの面目躍如.

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にしても...所詮は平坦道.
思い起こされるのは「上砂川4耐」での惨敗.

速い人たちは,あのドロドロの激坂を,どうしてあの速度で登れるのか?
どうして,あの強度で4時間走り続けられるのか...
何か,単純にテクニックや体力だけの問題ではないように思えてきた.

そう考えると,Kazchariもロードバイクを始めた頃は,50km程度で完全にガス欠.
全身筋肉痛で,翌日は全く動けんかった.

つまり,MTBも乗り続けて慣れれば,もう少しマシな走りができるようになる?(うんなわけない)

で,道路を渡って次の河川敷グラベル.

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このグラベルも,対岸は半分以上舗装されてしまった.
以前STRAVAで「河川敷舗装化の進行」を嘆いていたら,「舗装化を喜ばない市民がいるなんて,役所の人たちは思いもよらないでしょうね(笑)」というコメントがついていた.
まぁ,大多数の市民にとっては...そうでしょうね.

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ジャリに飽きたので,川沿いに下りてみる.
草地ライドも面白いが,スプロケやプーリーに草がはさまって大変なことに.

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新ルート開拓.
行けなさそうで行けた道を走る(押上げ要)
にしてもキックスタンドがないと,何か構図が決まらん(カーボンフレームなので取り付け不可)

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森の中へ.
雰囲気最高だが,こういう場所で停車すると蟲どもに襲われる.

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EPICを木に立てかけて撮影.
さぁ出発と木に近づくと,例のマイマイガの幼虫がうじゃうじゃと巣くっていた.うぎゃあー.

先日,知らずに首筋にくっついているのを手で掃って以来,割とトラウマ.
しばらく痒かった.

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途中,舗装路も走るが,こんな感じでグラベルをつないでいく.
まぁ,ここまではいつものルート.

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伐採作業中の山.
土曜日のせいか,今日は重機も動いていないようだ.
EPICで登れそうな感じだったので進入.

しばらく走ると麦畑.
コンクリ交じりの凸凹道を登る.
こういう道は楽しい.

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実に美しい.
登ってみると,いつもの知っている道につながっていた.

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小さく映る影は,旭川空港から飛び立つ旅客機.
そういや最近,飛行機に乗ってない.
やはり秋頃に「例の計画」を実行すべきか.
Pikaさんによると,台湾一周の倍の費用がかかったという.
それは...躊躇するねぇ.

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両端に麦畑.
ご覧の通りの曇り空.
涼しいのは良いが,画的には映えない.

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ここはおなじみの「赤羽の丘」
ツーリングマップルにも掲載されているが,観光客の姿はあまり見かけない.
もちろん,メジャーにならない方が良い.

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そう言えば,今年も7/1より「丘のまち びえいサイクルスタンプラリー」が実施されるらしい.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

新コロ禍の時から開催されている.
昨年も3回に分けて全スタンプをゲット.
美瑛の特産品をいただいた.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

美瑛各所のスタンプをGPS計測で専用アプリに押していく形式.
最難関は望岳台
ローディならともかく,たとえ電動であってもレンタルママチャリであそこまで登るのは相当の覚悟が必要.

詳細は不明だが今年も同じポイントなのだろうか?
どうせなら数を増やすとか,到達の難易度を上げるとか...(チャリ廃人の発想)

「赤羽の丘」からダウンヒル.
いつもは雑草に覆われている河川敷のグラベル.
「草苅り作業中」ののぼりが立っていた.
「これは,これは」と即進入.

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道なき道を切り開いたような良い雰囲気.
草でふわふわの路面を爆走.そしてスプロケが大変なことに...

空模様が怪しくなってきたので,グラベル遊びは終了.
自宅方面へ向かう.

千代ヶ岡のセイコマで小休止.
復活販売の「梅ソーダ」が美味い.

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最後はやはりグラベルで〆.
舗装化進行中の往路の対岸を走る.

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無事に帰宅.
まずはシャワー.
そしてSTRAVAにデータと写真をアップ.
昼食を摂り,洗濯したウェアを干していると,予報通り雨がポツリポツリと...

ヤバい,ヤバいと,本降りになる前にEPICの洗車を開始.
前回と今回,両方の汚れをしっかり落としてやらんと.

CXWXC 自転車 メンテナンススタンド

作業中,たまたま家にいた息子(中1)が現れて一言.

「とーちゃん,オレの自転車(GIANTのMTB)も洗って~」

「アホ,ふざけんな,自分でしろ」と,洗車方法をレクチャー.

わかってんだが,適当なんだか,Kazchari指示の下,なんとかキレイにする.
自分の道具は自分で手入れした方が愛着がわくものだ.

しかし...チャリが6台(息子のMTBを入れると7台)にオートバイ1台(ヨメさんのバイクを入れると2台).
洗車用のケミカル品の消費が激しすぎる.
特にこいつ.

ワコーズ フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズの製品は確かに優秀だけど,別のメーカーに変える(試す)など,コスパの見直し必須やな.

つーことで,明日はいよいよTopstoneの”あの”作業.
楽しみだ.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その4)

2025/6/14 Sat

ラスボスは最後に登場する(進次郎構文)

iPhone15 Pro  今シーズンの収穫

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その3)

さて,残り約60km.
300kmブルベなので行程の80%を走破したことになる.

通常であれば凱旋パレード気分なのだが,今回は甘かった.
古平から余市までしばらく海岸沿いの平坦.
いくつものトンネルを通過.
ハイスピードで時間と距離を稼ぐ.
まぁ,このあたりまでは平和だった.

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そして地獄は余市から塩谷エリアに入ってから始まる.
断面図だと赤丸のあたり.

それまでのドカンとした山岳のせいで目立たないが,この細かいアップダウンが地味に脚と心を削ってくる.T夫さんの言う通りだった.

終わったと思ったら,また登り返しが延々と続く.
後で聞いたところによると,このエリアだけで1,000m近く登るらしい...

照明がほとんどない山中は陽が落ちると暗闇.
前を照らすのは小さな小さなフロントライト.

午前中のアクシデントによってライト一灯状態.
ゆえに,バッテリが心配で最高照度が使えないのだ.

メガネで視力そのものはカバーできているが,困るのは動体視力の低下.
アスファルトの切り替えなのか,穴ぼこなのか,溝なのか,濡れているのかの判別ができん.
結果ブレーキを多用し,登りで貯めた位置エネルギーを効率よく下りに変換できない.まぁ,慎重に下って悪いことは何もないのだが.

JR「塩谷駅」が見えてきた.
周囲に住宅はあるが,それほど乗降客はなさそう.

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この後もアップダウンを繰り返し,ようやく小樽市街地へ急降下.
これがまた道ボコボコの急坂.
話には聞いていたが怖い怖い.冬場の凍結とかは大丈夫なのだろうか.

信号待ち時,前方にリアライトの赤い光を確認.
しかもチャリ一台なのに複数の灯り.
間違いない.あれはブルベの参加者だ.
朝里峠の途中以来,久々にランドヌールを見た.

信号が青になり,登りが始まったのですぐに追いつく.
挨拶すると,やはりそうだった.

【276.9km地点:PC5 セブンイレブン小樽奥沢店】

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このラストPCで合流.
腹が減った.ちょうど夕食時である.

そのMさん,お話してみてビックリ.
なんと,この(地獄の)『もっと当丸コースター』が初ブルベらしい.
何をトチ狂って(失礼),この超過酷なブルベを選んでしまったのか...
しかも単独参加で,この距離と獲得標高のバランスに何も疑問を抱かなかったらしい.結果「ケツとヒザ」が死んだそうな.

わかります.

思えばKazchariの初300は2018年の『BRM901アタック三国峠300』だった.
これも山岳ブルベという位置づけで,ゴール後は足腰ボロボロ.
獲得標高は2,955mと,今日のに比べればだいぶまとも.

それにしてもMさん,初ブルベにしてはめちゃめちゃいいペース.
聞けば「HANAZONOヒルクラ」やら「NISEKO GRAVEL」にも出てて,さらにはトライアスロンもやってるそうな.
そら速いわ.基礎が違う.

しばし休憩後,約20km先のゴールを目指して出発する.

ここから先は国道5号でひたすら札幌方面へ向かう...わけはない.
PCを出て直後,またしても登りが始まる.

暗闇の小樽の住宅街を走る.
高台と言えば聞こえは良いが,崖のような場所に無理やり建っているような家も多く,夜景こそキレイなものの,これ,どうやって町まで行く?的な道を縫うように走る&登る.

うん? これって既視感が...
一週間前の室蘭,地球岬周辺の道とそっくり.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

残り10kmほどでようやく国道へ.
この道も決して平坦ではなくアップダウンを繰り返す.
交通量は多いものの,路肩の幅はしっかり確保されている.
ジャリ浮き怖く,パンクが心配だがなんとか乗り切る.

そして幹線道路を渡ると,ゴールのコンビニがあった.

【301.8km地点:GOAL セブンイレブン札幌曙12条店】

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ここは甘くて冷たいモノが欲しい.
つーことでアイス&伝統のプロテインでキメる.

16時間4分.最終的な獲得標高は4,790mだった.そらしんどいわ.
しばらくすると,後続のMさんも無事到着.

Kazchari「どうすか? ブルベはまりそうですか?」

Mさん「うーん,なんとも言えないです.とりあえず膝が...」と,実に辛そう.

Kaz「いやいや,たぶん辛いのは今だけで,もっと長い距離を走りたくなりますよ~それがブルベ!」と予言.

Mさん「...そうすかねぇ...」.

とは言え,さすがに最初のブルベがこいつだと,もう参加されないかなぁ...と,この時は思っていた.

だが,この話には後日談がある.
STRAVAのフォロー申請した際,Mさんからメール.

Mさん「函館400にエントリーしちゃいました」

Kaz「言った通りになりましたね (^^)」

Mさん「ですね (^^)」

さすがブルベ,中毒性がありすぎて恐ろしい!

で,地元のMさんに,ここから少し離れたスタート地点「前田森林公園」まで案内していただく.
スタッフのT夫さんSさんがクルマで待機.
ゴール手続きをし,2年前の『きのこの山300』以来のキノコ茶を一杯.

BRM610きのこの山300km(その0)

後日発表になった仮リザルトを見ると,トップのR大さんはなんと13時間台でゴール.
このコースレイアウトで,そのタイムはエグ過ぎる.リスペクト.

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落車やパンク,カラダのどこかが猛烈に痛いなどのダメージもなく,圧倒的達成感に包まれる.ただし...眠い.

EMONDAをハスラーに積むなど,もろもろの撤収作業をしていると23時近くになった.
これで今夜の入浴はほぼ絶望.
24時間営業の『たまゆらの杜』など,今から行けないことはないが深夜料金が発生してしまう.

仕方がない.旭川まで帰るか.

こんなこともあろうかと,クルマに常備している「ボディシート」で,汗やら何やらで悪臭をはなつカラダを拭く.

メンズビオレ 顔もふけるボディシート

「森林公園」を出てしばらく走ると『山岡家』を発見.
そして,またしても背徳の「プレミアム豚骨ラーメン」...

iPhone15 Pro

美味し.
そして相変わらずの満席.すごいな.
こりゃ24時間営業でも経営成り立つわけや.

その後,当別からいつもの国道275号に乗るが,鶴沼あたりで眠気のピークがやってきた.
「こりゃマズい」と道の駅で停車.
2時間ほど”仮眠”をとる.これぞ道の駅の正しい使い方.

目が覚めると午前2時半.
自宅へ向け発進.

滝川の道の駅あたりで,後方から猛スピードで迫りくるワゴンR.
こいつはヤバいヤツか,と左に寄って先に行かせる.
そのワゴンR,次の信号が青なのになぜか急ブレーキで停車.

あぁ,こいつはおそらく酔っ払い.
深夜道路は空いているが,こういう連中が闊歩してそうで怖い.

で,なんだかんだで夜が明けてきた.
自宅には4時前に到着.
速攻でシャワーを浴びてベッドへGo.
4時間ほど意識がとぶ...

さて,これにてエグいエグいと評判の『もっと当丸コースター300』は無事終了.
こういうとんがったコースも面白い.
本州ではこのくらいの獲得標高が当たり前と聞くけどな.

つーことで,運営のみなさま,ありがとうございました.

さて,実はこの後は仕事やら他の行事と日程が重なって,ブルベの予定が何も入っていない.
次のチャレンジは『納沙布1200』となる.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

事前にフル装備での長距離試走もしておきたいところやな.

iPhone15 Pro 当丸峠より

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その3)

2025/6/14 Sat

Never Ending Climb

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曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その2)

ここからはちょうど先週走ったばかりのFlècheのコースをなぞる.
要は...また登るのだ.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

前回はMさんと話しながら登ったので,あっという間にクリアした気がするが,今日は長い.それに暑い.
チャリの種類は違うが,一週間ぶりの「樺立峠」着.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 2025/6/7 撮影

そして,またまた”コースター”
前回は寒すぎたのでジレを着用したが,今日はそのままGo!

下りきると羊蹄山が見える.

同じ場所(と思ってたら違った)で撮影.
今日の方が山がよく見えるなー(棒).

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 2025/6/7 撮影

倶知安町内に入ると,翌日開催の「NISEKO CLASSIC」の看板があちこちに.
盛り上がってまいりました(そうか?).

iPhone15 Pro

新コロ以降,何やらあちこちでサイクルイベント存続の危機が叫ばれているそうな.地元だと美瑛もそうだし,美山TTとか...比較的小規模な大会?

地元の理解が得られにくい,もっと言えば地域振興につながっていかない.
結果,協力が得られないとか.
なんか外から来た人たちが勝手にやってきて大騒ぎして,帰っていく...そんなI印象?
まぁ,サイクリストは地元に金を落とさないという意見もあるし.

サイクルツーリズムはお金にならない?サイクリストはお金を使わない?

それに加えてイベントの参加費もかなり高騰した.
運営費他,いろいろと費用がかかるのはわかるが,¥10,000近く払って出てくるエイドの食料が...これ?というパターンも少なくない.
確かに普段開放されていない道を走れるなどの特典もあるけど,やはりコスパを考えてしまう.

その点,ブルベは格安.そして満足感・達成感も半端ない.
丸1日以上,とことん楽しめる.
あくまで”私的サイクリングの集まり”なので,比べるのもおかしいか.
今のKazchariにはちょうど良いチャリイベントがブルベ.

...とかなんとか考えながら次のPCを目指す,

【135.8km地点:PC2 セブンイレブン倶知安基町店】

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ちょうど昼時.
もしかしたら先行者がいるかと思ったが誰もいない.
PCはここで正しいはず.

そこへ巡回車のT夫さんが登場.
先行者はメンバー的に「腰を落ち着けて食事をする」という発想がない人たちだそうだ.さもありなん.

がっつり目の食事をして,「ニセコHANAZONOヒルクライム」(と同ルート)に挑む.

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さて,この踏切を渡ると,正にレースの際に走った公園内コースに入る.位置取りに重要な場所.思い出すなぁ,あの時の緊張感.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

計測ポイントを越える.
さぁ,アタック!...なんてするわけがない.
このブルベ,まだ中盤なのである.

「疲れないヒルクライム」を意識しながら登る.

EMONDAな疲れないヒルクライム探求ライド

登攀中,ガチないで立ちのチャリダーと数台すれ違う.
おそらく明日のレースに出る方々だろう.
軽く会釈するが,中には「ブルベ,がんばってくださ~い!」との声も.
反射ベストでバレたか.

さて,そんな中,淡々と登るが...このコース,こんなに長くて斜度あったっけ?

確かに140km走ってきてからの登攀である.
あの日のように軽やかには登れない.

ちゃんとウォーミングアップしてからのサラ脚スタート,およびレース環境(アドレナリンドバドバ)の偉大さを痛感.

例のゲートを越えて残り5km.
後に知り合いになったTさんにチギられたのはこの辺だったなぁ...と思い出にひたっているうちにゴール.
タイムは...まぁいいや.

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【151.6km地点:通過チェック2 ニセコ町五色温泉インフォメーションセンター】

ここもクイズ.
登山客の足洗い場に関する問題だったが,後でゴール時に聞いたところ,正答率が(現在)5割程度とのこと.
まぁ,確かにややこしいわな(問題文をよく読めばわかる).
ちなみにKazchariは誤答.周辺写真を撮っていたのでセーフ.
やはりランドヌ札幌さんのチェックは油断できん.

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「ニセコHANAZONOヒルクライム」終了後の下りコースに入る.
これまでにない良い天気.

ニセコ周辺だけのサイクリングであれば,ゆっくりと景色を楽しめるのだが,このブルベ,まだ半分を過ぎたばかりである.

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これまでは左折して倶知安へ向かっていた交差点.
今日は右折して岩内方面へ向かう.
いわゆる「ニセコパノラマライン」に突入.要するに...またしても登り開始(もうどうなってもいいや).

景色は良いが,これだけヒルクライムが続くとさすがに辛い.
ゆっくり登っていると,後方から軽やかなハイケイデンスでガチ勢なロードバイクが迫って来た.
あっという間に抜かれる.
明日のレースの試走と見た.

NISEKO CLASSICのKOM看板発見!
もちろんストップ.

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後でSTRAVAを確認すると,結構な数の参加者がここで写真を撮っていた.
そらそうだ.

ここからはお待ちかねの”コースター”タイム.
さすが格式あるレースに使われるだけあって,路面状況は良好である.

そこそこスピードが出てしまうが,スリップは元より動物に要注意.
出くわさなかったのは,運が良かっただけ.

久々の平坦.
追い風の中,下ハン握ってGoGo!

【182.3km地点:PC3 ローソン岩内大浜店】

iPhone15 Pro

もちろんPCには誰もいない.
岩内に来るのも久しぶり.
道の駅のオンラインスタンプを押すつもりが,道の駅がコースから割と離れているため断念した.

さて,これからいよいよ最後の戦い(登り)が始まる.
ブルベ名にもなっている「当丸峠」へと向かう.

持参したエナジーバーの他,ここのPCで買った「麦茶」「エナジージェル」「トロピカーナ」を注入.まだまだ日は高く,暑い.

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積丹半島に突入.泊村にある『とまりん館』前にてストップ.

原子力PRセンター「とまりん館」

まだ再稼働してないんだっけ?
いつか時間があれば立ち寄りたい施設.
原発の是非に関係なく,知るべき情報はあろう.

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海岸沿い.地味にアップダウンが続く.
ちょうど昨年の「NISEKO GRAVEL」のアフターライドとして積丹を走って以来である.

Topstoneな積丹&当丸ライド~アフターNISEKO GRAVEL

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立て看板が連続して並ぶ.
「駐車禁止」とあるが,要するに「密漁防止」のためだろう.

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神恵内村手前,2004年の台風18号で倒壊した橋(たぶん).
しかしまぁ,よく通したものだ.
確か1980年代後半に北海道ツーリングした時は,この辺りに道はなかった,つまり積丹半島一周はできなかったように記憶している.

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もうじき当丸峠の入口のはず.
ボトルの麦茶は残り3/4.
どこかで補給しておくかと思ったが,商店も自販機も見当たらない.

村の入口のガソリンスタンドに赤い自販機を見かけたが,遠目に見て「coke-on」対応でなかったのでパス.
うーん,たぶん大丈夫.
ヒルクラそのものは15kmほどだし,今の麦茶の量でなんとかなるでしょう(ヤバかった).

で,いよいよ最後の大物峠登場.
最初は緩やかだったが,シェルターが出てくるとヤバい.
カーブを描きながら平気で8%,9%の表示が出てくる.

こちら側(神恵内)からの登りは初めてだが,どう考えてもあちら側(古平)から登る方が楽.
幸い交通量は極端に少ないので,変なプレッシャーを感じることなく,己のペースで淡々と進む.

やがて,前方いや前上方に高架橋が見えてきた.

「あそこまで登るのか...」

三国峠の高架が現れた時と同様の絶望感.
とは言え,目標(ゴール)が見えると脚が回る.
180°カーブで高架橋を上がっていく.

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さらに進むと,眼下にこれまで走って来た道が見える.
やっぱりチャリの走破性はすごい.
この距離と高さを人力で登ってこれるのだから.

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前回(反対側から)走った記憶があいまい.
どこからコースター開始だっけ?
シェルターをいくつも通ったが,一向に下りにならない.

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「とうまるシェルター」の表記があるシェルターを越えて,次へ.
ついに「古平町」「神恵内村」の境となるシェルターに到達.ここが頂点のハズ!

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本ブルベ,最後にして最大の”コースター”開始!
正真正銘,豪快なダウンヒル!

まぁ,とりあえず日が落ちる前に山越えできたことに感謝.
夜だと寂しいにもほどがある道.実際,チャリどころかクルマすら5台くらいしか見なかった.週末なのにな.

【236.8km地点:PC4 セイコーマート古平店】

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巡回中のT夫さんのお出迎え.

「いやぁ,当丸峠,キツかったです.でもこれで山場は終わりですよね~」と喜びながらグチる.

T夫さん「何言ってるんですか,まだまだこれからですよ~安心したらダメですよ~」

えっ? どゆこと?

あわててサイコンの獲得標高を確認する.
最終的に獲得すると思われるのが「4,790m」前後.
それに対し,サイコンの表示は...まだ4,000mに達していなかった.

...な,なんだと?

(その4)へ続く.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その2)

2025/6/14 Sat

落下に注意

いただき画像

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

少し到着時間が遅れたこと,さらにはマウントバンド切断事故もあり,あたふたと余裕がないままブリーフィング場所へ.
こういう時には何か良くないことが起こりがち...

iPhone15 Pro

知り合いの方々と挨拶をかわす.
にしても,みなさん毎週毎週何百キロも走るなんてマメですな(オマエモナー)
今回に限ってはBROMPTON軍団の姿が見当たらず.

さて,参加者の一番の関心事は本日の獲得標高.
「Ride with GPS」では5,000mを越えていたが,T夫さんの試走では4,790mだったらしい.
良かった.210mも低い...って,誤差の範囲やろ.

ブルベカードには通過ポイントでのクイズが同梱.
ランドヌ札幌のフォトチェックやクイズと言えば難問で有名(そうなの?)
前回の「桂沢200」ではエラい目に.

TopstoneなBRM518桂沢200(その1)

車検を終えてスタート.

300ブルベと言えば,前照灯は2灯必須.
普段から付けている「BONTRAGER Ion 800」(廃盤)と,エアロハンドルに強引に付けた「CAT EYE URBAN」である.

CAT EYE URBAN HL-EL145

前者は本格的に夜間走行になってから使用予定.
後者は日中のトンネルや,日没後はヘルメットライトにする予定.
単三電池なので万が一の時でも電源の入手が容易.充電時間も要らんしな.

このライト,前回のFlècheで落下事故発生.
バラバラになってしまったが,パーツを元の位置に戻せば復活という堅牢性を誇る.シンプル is ベストの典型.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

iPhone15 Pro

トイレを済ませてから幹線道路に出る.
少し出遅れたが前方に集団を発見.
さすがEMONDA,少し踏めばすぐに追いつくぜ(序盤中の序盤だって)

よくよく見ればこの集団内に強ランドヌールのR大さんT口さんがいた.
今は市内の信号坂中なのでおとなしいけど,この集団,郊外に出れば一気に活性化するかも...

いつの間にか見覚えのある道に.
そうそう,このブルベは小樽に抜けるまでは「BRM506薄野200」と重なる部分が多い.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

ゆえに定山渓に向けて街中からも徐々に登りがはじまり,集団のペースが落ち始めた.
R大さん,アクティベート.するすると前に出る.
もちろん,ついていくKazchari.乗らなきゃソンソン.

少しR大さんと話しながら走る.
信号がなくなった所で,前に出て「(今から)ひきますよ~」と告げる.
するとR大さん「いやいや自分のペースで行きますので,お先にどうぞ」とのこと.

あー,やっちまったかな.

最近のブルベやFlècheでは平坦でトレイン組んで爆走し,時間と距離を稼ぐことばかりやってたので,今回もそのノリでお誘いしたのだが,人によって,もしくは日によって,そういうのがしたくない人もいるということを失念していた.

特に豪脚のR大さんは,基本的に先頭でひっぱっている=自分のペースで走る印象が強い.
脚がそろっている人なんてそうそう出会わない.
決められた時間内で個々人のペースでロングライドを楽しむ.それがブルベ.

このKazchari,ブルベの中でブルベを忘れていた.

つーことで以降,反省したわけではないが,30kmも進まないうちに今回のブルベはほぼ一人旅となった(参加者も少ないけど)

で,最初の峠らしい峠のこばやし峠.
止まって撮影していると,後続のチャリにバシバシ抜かれる.

iPhone15 Pro

問題はここからのダウンヒル.
気持ちよく下っていると左折箇所を通り過ぎてしまった.
少し戻って正規コースに戻る.
焦りがあったのか,飛ばし気味.
段差でかなりはねた.
その瞬間,チャリから何かが落ちた.

停車して引き返す.

落ちたのは...メガネ用のクリップオンサングラスだった.
あわてて拾うと,レンズ面に細かいキズが...シクシクシク36

ただし幸いだったのは,クルマには轢かれなかったこと.
十分使用可能レベル.
運が良かったと考えよう.これがOAKLEYやったら泣くに泣けない.

しばらく走って「薄野200」でも使った公衆トイレにin.
今日は一般のローディも多い.
Kazchariなら,反射ベストを付けているチャリダーを見たら「何キロのブルベですか?」と訊くね.

iPhone15 Pro

【PC1:41.4km地点 セイコーマート定山渓温泉店】

前回はBROMPTON,今日はEMONDAで到着.

iPhone15 Pro

ここから本格的な山旅が始まる.
何より補給が大事.
ここはブルベ飯の定番である「おにぎり」「バナナ」で.
固形物は食えるうちに食っておく.

そして今回も脚ツリ予防のため,ボトルには常に「麦茶」を入れておく.

そのままズバリの『健康ミネラルむぎ茶』を基本とするが,よくよく考えれば麦茶であればミネラル含有がデフォルトのはず.

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 600ml×24本

今回のブルベでは様々なメーカーの「麦茶」を試し,味比べをしてみることにした.実際,薄いのやら濃いのやら味はけっこうバラバラだったりする.

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先着していたR大さんN本さんらの出発を見送る.
どこかのPCや峠で追いつくかと思ったが,以後,全く姿を見ることはなかった.後日,ゴールタイムを見て驚愕.さすがだ.

さて出発.
前回の「薄野200」では定山渓温泉の写真が全く撮れなかったので,今日はちょこちょこ停車.見事に坂の町だねぇ.

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朝里峠への登攀開始.
やっぱりBROMPTONに比べたらEMONDAでのヒルクライムははるかに楽だな(当然だ).
それにしても5月上旬と6月半ばでは景色がまるで違う.
「薄野200」の時はサイドに残雪.
何より,札幌国際スキー場がまだ営業していた.

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スキー場を過ぎ,トンネルを登ると朝里峠クリア.
ここって特に峠の標識がないのねん.

ここからは”コースター”の名に恥じぬ,豪快ダウンヒル.
路面状況はそれほど悪くないが,やはり下りは苦手だ.
やはり,あの事故が尾を引いているのか...

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

そしてループ橋.晴れると映える.

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ここから小樽市内方面へも下りが続くのだが,今回は途中で左折.
少々複雑な経路で次の「毛無峠」へ向かう.

この経路がやっかいで,本ブルベ後半,積丹からの帰りでも重なったルートを通るのだ.
今は『Bryton S500』なので進むべき方向が表示されているので問題ないが,以前使っていた『eTrex』だと自分の位置しかわからない.
絶対迷うなこれ.

Bryton Rider S500

さて,そんなぐるぐる回るルートで事件発生.
暗いトンネルの段差に気づかず,車体に衝撃!
ハンドルに付けていた「CAT EYE URBAN」が吹っ飛んだ!
地面を転がるライト.明らかに細かい部品が散らばるのが見えた.

あわてて停車.
パーツを拾い集めるが,前回の落下時と異なり,切れたコードがぶらんぶらん.
こりゃアカンわ...
100km走る前に,ライトの一つがアウト.
これはヤバい状況かも.
300なら大丈夫か.
メインライトを節約して使おう...

いや,ホンマ今日はモノをよく落とす日である.

それでもゴールへ向けて登らなければならない.
毛無峠へは初登頂.要するにプロフィールを全く知らない.
この峠,どこが最高地点なのかさっぱりわからん.
山頂と思って,ようやく下り...と安心したら登り返し.
こういうのが何度も続く.

まぁ,サイコンの「クライムプロ」機能を表示すれば済む話なのだが(停止中),距離やらパワーの方が必要な情報やしなぁ.

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何度も騙された後,ようやくダウンヒル開始.
ここも路面状況良好.

【通過チェック1:108.7km地点 道の駅あかいがわ】着.

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T夫さんをはじめ,スタッフのみなさんがいた.
写真の中にクイズの答えあり.

いやぁ,それにしても毛無峠はキツかった.
斜度ではなくいつ終わるともしれぬ登りは精神にダメージを与える.
これでまだ1/3.
いいかげん脚が終わりそうなんですけど...(早すぎやろ)

道の駅としては珍しく,空き缶用ごみ箱あり.
ここは神の飲料,赤コーラをキメる.

少しHPを回復させ,(その3)へ続く ⇒ EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その3)

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

2025/6/14 Sat

大人の機材ドーピング?

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曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE

とうとうやってきました.
300kmで5000アップの山岳ブルベ「もっと当丸コースター」

https://ridewithgps.com/routes/47731707より

まぁ,2025年の道内ブルベには獲得標高10,000m越えの「SR600 Shikotsu Toya」もあったりするが,通常開催としては最凶(のはず).

『SR600 Shikotsu Toya』だと?

さすがにこの標高に重量級のTopstoneや小径のBROMPTONで参加するのは不味いっつーか辛いだけ.DNFがちらつきそう.

ゆえに今回は山岳決戦用最終兵器ことEMONDAを投入.
言うまでもなく,TREKの誇る,いや誇っていた軽量クライミングバイクである.今は...MADONEに統合...
うちの最終型はフレーム形状もエアロっぽくなり,オールラウンドバイクに進化した(らしい).
実際,平坦も割と速かったりする.

ただし,固いフレームなので,エンデュランスなDOMANEに比べると,ロングライド時のダメージも大きい.

ちなみにこいつでブルベを走るのは初めて.
となれば,装備を工夫する必要がある.

まずはホイールの話.

現在標準装備しているのは「ELITEWHEELS DRIVE HELIX C57」

春に向けてのセットアップ~Elitewheels Drive Helix 57D CS

こいつを元からついていた「BONTRAGER RSL37」(前後1,250g)に交換.

リムハイトが低くなり,軽い走りになるはず...と思いきや,持った感じだと,なぜか重量が変わらない.
元々DRIVEが見た目よりも軽量(前後1,420g)かつTPUチューブ仕様なのが効いているのか.

それでも「RSL37」にするには意味がある.
DRIVEは横風にめっぽう弱いのだ.

一部海岸沿いを走るなど,強風の可能性もあることを考えると,こちらが正解.
落車ダメ,絶対!

さらには,今回の走行を最後に「RSL37」には軽量タイヤ(AGILIST LIGHT)とTPUを装着し,来たるべき「カミヒル決戦ホイール」に進化させるつもり.

パナレーサー(Panaracer) アジリスト LIGHT クリンチャー 700×23C/25C/28C

新車時からのタイヤ(BONTRAGER R3)も,まだ使えそうだが,購入して3年以上経ち,走行距離も5,000km越えているので交換時期とも言える.

さて,例によって前泊は『万葉の湯ふとみ銘泉』
金曜日の17時過ぎ着.
創業祭とやらの夕食¥300割引チケットがもらえたので,サ活後,館内で食事することにした.

「海鮮ちゃんぽん」.このボリュームで¥1,500ならお得.

22時就寝.
いつものゴロ寝スペースではなく,照明が暗い隅っこの方でリクライニングシートを倒して寝る.
意外にも,こちらの方が寝心地ベネ.
例によって熟睡は難しいものの,土曜日の4時半頃,アラームが鳴る前に覚醒した.

目をこすりながら更衣室へ.
サイクルウェアに着替える.

インナーはいつもの安くて高性能なアンダーアーマー.

アンダーアーマー ヒートギア コンプレッション ロングスリーブ

山岳ブルベのゲン担ぎとして「Stolen Goat」の「青の水玉ジャージ」にしてみた.円高の頃は海外通販が安かったなぁ...(遠い目)

ビブはパールイズミの3Dメガである.
天気予報は晴れ,かつ気温が上がりそうなのでレッグウォーマーはなしで.

おっと忘れていた.
持病の右腸脛靭帯炎の予防のためにテーピング.

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m

300ブルベなので,コンタクトではなくメガネを着用.
必然的にバイザー付きメットになる.

オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 ヘルメット AERO-R2 JCF公認

5時前にチェックアウト.

ここからスタートの「前田森林公園」までクルマで30分ほどである.
途中,ローソンにて,塩むすびX2,バナナ,コーヒーを購入.

まだ脳が眠っているのか,ダッシュボードの上に,ホットコーヒーが入った紙コップを置いたまま発進してしまった.
信号待ちで気付いたが,零れなくてよかった...(頭文字D?)
今日はツイてるかも!

公園着.
既に主催のランドヌ札幌のみなさんが待機していた.

EMONDAをハスラーから降ろす.
ブルベ用装備を取り付けていく.

ありゃ,ナビ用マウントをステムに取り付けるバンドが切れとる~
予備なんぞない.
とりあえず端と端を結んで,もう一度取り付ける.

そう,EMONDAでブルベに出走するにあたり,何が大変ってハンドル周りである.
いわゆるエアロハンドルなので,各種マウントが付けにくいのだ.
先ほどのバンドが切れたのも,取り付けが無理やりだったためだろう.

まぁ,利点として平べったいスペースに,距離とPC名を貼れるのが助かった.何かプロっぽいぞ.

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つーことで,いよいよ出走.登るでぇ~

(その2)へ続く.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その3)

2025/6/07ー08 Sat-Sun

今日もいつものすいみん不足

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:18.8 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

時刻は23時.
仮眠所『宮の森 楽々温泉』を出発.

昨年のFlècheでも仮眠はとった.
狩勝峠の公衆トイレである.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その3)

ここのトイレは正にパラダイスの名に相応しい.
なんと6月なのに床暖房が入っていた.

当然,便座も保温中.
嘘か眞か,かつてはブルベ中,それを抱きしめて眠りこける猛者もいたらしい(迷惑行為です)
Kazchariは霧雨で濡れそぼったカラダを乾燥させるため,床に大の字に...(夜中の1時でも迷惑行為です).

あの時に比べると今日はパラダイスのさらに上位互換.ヴァルハラ?(なんでもええけど)
何せ温泉である.
わずか30分の入浴でもかなり回復.
眠くならなければ良いが...(フラグ)

出発してすぐにセイコマで補給.

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ホットシェフのかつ丼とコーヒー牛乳.
道路の反対側に「吉野家」があったが,たまにはコンビニ飯以外の方が良かったかな.

国道36号に入る.
ここから苫小牧までひたすら直線.
昼間であればところどころ海が見えるはずだが,時間的に真っ暗.

Pika団長の提案で「5分ローテしながらのトレイン」を組むことになった.

出ましたトレイン.
言うまでもなくロードバイク最大の敵は風の抵抗である.
誰かの後ろ,タイヤ間30cmほど空けて張り付くと,風の抵抗がかなり軽減される.

先頭で5分牽いて(Ave30~35km/h),後方に下がる.
4番手時はほぼ無風(休息).これを繰り返すのだ.
Kazchariの場合,先頭時の心拍は150ほど.後方に下がると100~120程度と,かなり楽になる.

1時間ほど経過.
苫小牧が近づく頃,Pika団長のペースが落ちはじめた.
確かにAveが高すぎたかもしれない.

何も見えない深夜の国道で一旦停止.
団長に体調を確認する.あまり良くなさそう...(ハンガーノックか?)

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とりあえず次のPCを,ややペースを落として目指す.

【PC5:270.6km地点 セブンイレブン苫小牧新富町店】

日常であればとっくに就寝中の時間.
いつ眠気が襲ってきても不思議ではない.
普段は絶対に飲まない時間にホットコーヒー注入.

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苫小牧を過ぎると,進路は内陸に入っていく.
この季節,日の出はおおよそ3時半.
当然,その少し前から周囲は白んでくる.

「おだってるJAPAN」一行,かろうじてトレインを組んではいたが,団長の体力は限界だったようで,20km/h以下のペースでも辛いという.

通常のサイクリングであれば,ここで大休憩ということもあり得るのだが,今は(一応)競技中.
最低ラインとしてスタート後,24時間経過となる朝8時までに360kmを走破しておかなければ完走認定されない.
徐々にそのタイムリミットが近づいてきていた.

苦渋の決断であったろう,ついにPika団長,DNF.
近道にて一人札幌に戻ることになった.

残りの3人で走り続けることになったが,ここで問題発生.
Flècheのルールを熟知しているのは団長だけなのだ.
ここにきて,改めて詳細を確認することになった.

特に「22時間経過以降,25km以上を走る」という縛り.
湧きまくっている”完徹脳みそ”での理解は相当困難(Kazchariだけかも).
なんとなくわかった感じでリスタートした.

さらば団長...止まるじゃねえぞ...(違う)

さて,ここからは追い上げタイム.
高速トレインで遅れを取り戻す.
「鹿注意」の看板が見えたと同時に,鹿が2,3頭飛び出してきてびびる.

爆走につぐ爆走.
ただし猛烈な眠気.

脳内BGMはこいつがリピート.

幻覚こそ見えなかったものの,今この瞬間,自分で何をしているのか夢うつつになった頃...

【PC6:297.0km地点 セブンイレブン安平早来店】着.

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あまりに眠いため,「眠眠打破」などの飛び道具を購入しようかと考えたが,この手の最終手段はカラダに悪そうだし,後の反動が怖い.
ここでふと,カフェイン錠剤を所持していたことを思い出す.

【第3類医薬品】エスタロンモカ12 20錠

まぁ,こいつも健康的とは言えないが,とりあえず飲んでおこう(確かに効いた).

早々に出発.
ついに岩見沢に入った.

約束の時間,つまり出発後22時間が経過する午前6時がやってくる.
「何か場所がわかるモノが映り込んだ写真が良いのでは?」と3人で協議.

道端にいい感じの看板を発見し停車.
5分ほど待って,22時間経過の証拠写真をゲット!

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残り2時間で25km以上走れば無事認定!...だよね?あってる?(自信なし)

余裕ができたのでトレインも鈍行化.
のんびりペースでゴールを目指す.

そして【PC7:348.0km地点 ファミリーマート岩見沢美園1条店】着.

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旭川市民のKazchari,やはりファミマにはテンションが上がってしまう(台湾を思い出す).
そして,睡眠欲を通り越して,今度は食欲がやってきた.
ブルベ大詰めでカレーライスをイン! なぜか美味し.

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国道275号に入るとついに24時間経過,午前8時となった.
午前6時時点から25km以上進んでいることを確認し,青看板をバックに撮影.

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後はゴールを目指すのみ.
そしてついに...

【GOAL:380.4km地点 ローソン札幌東雁来10条店】着.

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24時間21分.388.5km.

いやぁ,例によって長い闘いだった.
400あるいは600ブルベより過酷.
昨年のFlècheより総走行距離は短いものの,完徹走行はアラ還にはキツイ.

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ラストレシートは恒例の「SAVAS WHEY PROTEIN 脂肪0 マスカット風味」

SAVAS(ザバス) WHEY PROTEIN 脂肪0 マスカット風味 430ml×8本 ホエイプロテイン 20g 明治

買い物客の女性をつかまえて,3人の記念撮影を頼む.

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昨年あたりからソロだけでなく,チームライドの機会が増えてきた.
好きな所で停車できないというデメリットはあるものの,脚の揃ったメンツでのトレインは正に快感.
目的地到達時の達成感を誰かと味わうのも悪くない.

年を重ねると,新たな友人関係を構築するのは難しいと言われている.

そんなことはない.

チャリに乗れば簡単である.
ホンマ,この趣味に出会えてよかった.
一生乗り続けます宣言だな.

つーことで,K木さんMさんPika団長,そして主催のAJ-Hokkaidoのスタッフ様,楽しいイベントありがとうございました.
次回はTraceにしましょう!(...と言いつつ,やはりFlècheになる予感しかしない)

つーことで,札幌市内のホテルに向かう二人と別れる.
正午からとある場所で認定受付なのだが,そこに向かうHPはKazchariには残されていなかった(赤表示)

そこで,署名したブルベカードとレシートをK木さんに託し,Kazchariはクルマのデポ地へ向かう.
陽は昇り,すっかり暑くなってきたがまだ9時前である.

デポ地から『たまゆらの杜』まではわずかな距離.
Topstoneをハスラーに積み込み,迷わず温泉に向かう.

とりあえず風呂だ.何が何でも風呂だ.
浴室内を目もうつろに,ふらふらと歩くKazchari.
カラダと頭を洗って,即Tシャツに着替え.
ごろ寝ルームに直行し,10時頃マットに横になる ⇒ 爆睡

目が覚めると12時を過ぎていた.
認定受付どころか懇親会にも間に合わない.まぁ,仕方がない.

これ,スタートを6時にしてたら,ゴールから懇親会まで余裕があったかもしれんなぁ.次回への教訓やな(また走るのか?)

さて,この2時間の仮眠で少し頭がすっきり.
改めて「温泉+サ活」へ.とぶ.

そして腹が減る.

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館内食堂で「味噌カツ定食」
美味し.いや,この過酷なイベント後で美味くないわけがない.

繰り返すがチャリは良い.
己の生命体としての活動状態を極限にまで感じさせてくれる.
そして事後は睡眠が快感,温泉でとぶ,メシが美味い,これ以上の贅沢はない.

15時頃,『たまゆら』を出発.
いつものルートで旭川へ.

翌日の月曜日は有休を申請済み.
カラダの休息は元より,Topstone他の我が愛車たちをゆっくりと整備してやろう.
来週もまた,間違いなく生命を感じる(であろう)イベントが控えている.

iPhone15 Pro  後で送ってもらったAJ-H20周年記念バッジ

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その2)

2025/6/07 Sat

夜景・絶景

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晴れ.温度:18 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:18.8 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

さて,無事食事を終えた「おだってるJAPAN」一行,残る距離は約300km(!)である.
不思議だ.いつものブルベよりも距離の減りが遅い...

これはおそらく”ついていっているだけ”が影響しているのかもしれない.
今回,キューシートもロクにチェックしていない.
ナビにPOI登録もしていない.
要はコース全体を全然把握していないのだ.
結果,次の目的地までの距離を毎回Pika団長に聞く体たらく.こりゃいかん(これが後でとんでもない事態を招く)

少し南下して「道の駅あかいがわ」着.
特に立ち寄ることなく,そのまま進む.

道の駅と言えばスタンプララリー.
Kazchari家では2000年頃から延々と(物理)スタンプ集めをしてきたが,昨年からデジタルに移行.

みち・レ・ポ-北海道「道の駅」デジタルスタンプラリー

この付近は滅多に来ないので押しておきたいところだが,集団走行ゆえ,なかなか言い出せずスルー.
まぁ,翌週も立ち寄る予定なので,いいでしょう.

で,国道393号へ.

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名前はあるのか謎の峠(Google先生に表記なし).
樺立トンネル手前までのヒルクライム開始.
今回のFlèche,最初の峠らしい峠である.

ここでクライマーMさんのパワー炸裂.
さすがYONEX乗りは伊達じゃない.実に安定したペダリングだ.

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一応,ここが本Flèche最高点.

汗だくのカラダの冷え防止にジレを着用.
トンネルを越えると倶知安に向けて豪快ダウンヒル.
札幌近郊と異なり,この辺りの路面状況は実に素晴らしい.
寒冷地あるあるの穴ぼこや割れがほとんど見当たらない.

少し雲がかかっているが羊蹄山もキレイに視認.

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カミフのジェットコースターの道に劣らぬ直線ダウンヒル登場.
あまりに気持ち良すぎてみんなでミスコース.

【PC2:103.4km地点 セブンイレブン倶知安南4条店】

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それにつけても日本のコンビニは実にありがたい.
いや,台湾一周でもコンビニのおかげでかなり快適な旅ができた.
他の国,例えばヨーロッパなんかだと,補給にひたすら苦労すると聞く.
とは言え「不便だから」と,行かない理由にするのも情けない話.

以前,モルディブ・ダイビングボートで同室だったカメラマンさん(ハワイ在住)が,奥さんと一緒に軽キャンで,現在世界一周中.
しかも,一発目がウラジオストクからロシア入りという濃度max.
その行動力に感服.

倶知安の大通りを走る.
懐かしの定宿「トリフィートホテル」前を通過.
「NISEKO GRAVEL」「HANAZONOヒルクライム」に参加時には,いつもお世話になっている.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

近年,宿,食事とも異常に高い,高いと言われるニセコエリアだが,夏はそうでもないっつーか,極めて普通.
冬のリゾートホテル街のイメージが先行しすぎている感.

さて倶知安からさらに南下.
次に目指すは洞爺湖である.

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【PC3:145.5km地点 セイコーマート洞爺店】

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ここでそろそろ夕食.
少し冷えてきた.

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歯茎が後退して口内スカスカのおっさんには禁断の「ネギ塩鶏焼きそば」
とことん歯に挟まる.
持っててよかった歯間ブラシ.

デンタルプロ 歯間ブラシ I字型 太タイプ サイズ5(L) 15本入

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K木さん曰く,洞爺湖には面白い白鳥がいるらしい.
湖畔につがいで住んでおり,観光客がどれだけ近づいても逃げないらしい.
なんか,ウソっぽい話(すいません)と思っていたら...本当にいた.

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なぜか一羽のみ.噂の相方はどうした.

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湖畔沿いの周回道路で,ついにFlècheもしくはTraceの参加者とスイッチ.
エールを送り合う(停車しないのが”らしい”)

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伊達市内に入る頃,ちょうど日没の時間.
後ろを振り向くと,見事な夕焼け.
停車して,しばし見惚れる.

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400km近いブルベだと,夕焼けと朝焼けを同時に味わえる.
夜間走行好きなKazchariだけの感想かもしれないけど.

そろそろフロントライトを常時点灯要.
今回はOLIGHTの「RN1500」がメイン.

OLIGHT RN1500

言わずと知れたブルベ民御用達ライト.
CATEYE「VOLTシリーズ」のライバル.

LOWモード(300ルーメン)で12.5時間持つ超省エネ設計.
600ブルベでも充電不要である.

真夏の祭典「納沙布1200」に向けて,手持ちのライト類を見直す必要がでてきた.
特にブルベ参戦初期の頃から使っているmicro-USB電源のライト類.
かなりバッテリーがヘタってきている印象...(翌週,この不安が現実化する)

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すっかり暗くなった頃,室蘭着

室蘭と言えば白鳥大橋.
残念ながら自転車は通行不可らしい.
しまなみ海道の様な観光資源になるかもしれんのにもったいない.

その姿が遠くに見えてきた.
ライトアップされて実に美しい.
全員で「写真,写真」と騒ぐが,なぜか誰も停車しようとしない.
「もっといい場所」「もっと良い構図」と探しているうちにどんどん橋から離れていく.

そして,室蘭名物と言えばもう一つ「工場萌え」
これまたライトデコレーション(?)されたパイプやダクトうねうね,煙突屹立はサイバーバンクの世界...のはずだが,今夜はそうでもない.土曜日だから?

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で,地球岬の通過チェックを目指しつつ,途中のセイコマで休憩.
向かいのガススタから,やたら爆音の軽自動車.うん,何か昭和臭の漂う街だ.

さて,地図で見たまんまのぐねぐね急坂登攀が始まる.
調子よく登っていたところ,ロクにキューシートを確認しなかったツケで,フォトチェックを通過してしまう.

そう,今回,地球岬の展望台までは行かないのだ.
運よく,通り過ぎたことにすぐに気付き数百メートルの登り返しで済んだ.
あぶねーあぶねー(最近このパターン多い)

【通過チェック:205.3km地点 金屏風看板】

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誰もいない,夜の金屏風看板前ではしゃぐおっさん達.

いただき画像

さて,ここからが面白かった.
そやけど,一人だったら...恐怖な道.

照明が存在しない山間のウネウネ細道.
やがてダウンヒル.
そこから見える夜景は...正に絶景

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肉眼こそ正義.
こんなんスマホでは絶対にキレイに写らん.
いや,撮れるかもしれんけど,ごちゃごちゃ設定変える余裕はない.

ベースにした「地球岬400」のコース設計者が見せたかったのは,おそらくこの景色だろう.

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ここから今宵の仮眠所となる銭湯まではあっという間...と思ってた時期がKazchariにもありました.

走れど走れど一向に下りにならない.
崖の上や壁面に張り付くように立っている住宅地を登ったり下ったり...の稜線ライド.
まるで,懐かしのジャマイカやアジアの国々の山岳街道を走っているかのごとし.

何より不思議なのが,町中までかなりの距離かつ坂だらけ,商店もないこのような場所(失礼だ)に住んでいる方々,一体何を生業にされているのだろう.
それに真冬とか,この激坂は凍結しないのだろうか?

...と,部外者の身勝手な心配をよそに,ようやく町らしい町におりてきた.
ここから少しコースを外れて目当ての銭湯を探す.
少々迷ったが22時過ぎ無事到着.ほぼ予定通り(らしい).

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Pika団長から30分入浴,30分仮眠,23時出発という指令が出された.
一同同意.

さぁ風呂だ.
こんな遅い時間にも関わらず,結構な込み具合.
入湯料(¥500)の他,「楽々セット」というタオル,石鹸,シャンプー,リンスセットを購入(¥350)
最近スーパー銭湯ばかり行っていたので忘れていたが,普通の銭湯はこうした小物は備え付けではない.

脱衣所で汗だくのジャージ,ビブ,インナー,ソックスを脱ぐ.
後でこれを着るかと思うとげんなりだが...仕方がない.
あの時よりマシ.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

しかあし,この状況を少しでも快適化するために,今回はインナーの替えを持参していたのだ.GJだ,Kazchari!

アンダーアーマー ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ

ここの銭湯,予想以上に充実しており,サウナはもちろんのこと,ちゃんとした露天風呂まであった.
ブルベ中でなかったなら...と,そんなことを思っても仕方がない.
次回はTraceだな(デジャヴ)

22時40分.休憩室で横になる.
すぐ横にテレビがあり,芸能人が「美味い,美味い!」とグルメ情報を垂れ流している.寝れるかー!

まぁ,目をつむっているだけでも脳は休憩できるらしい.

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予定通り23時には行動開始.
装備を整えて夜の街へ再び繰り出す「おだってるJAPAN」一行であった.

さぁ,残り9時間!(マジか)

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続きはこちら ⇒ Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その3)

モンキー125,爆盛りツーリングからのEMONDAでカロリー消費ライド

2025/6/1 Sun

2x2生活の極み

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晴れ.温度:23 ℃,湿度:40%,体感温度:24 ℃,風速:10.7 km/時,風向:N

本日も快晴.
「疲れないヒルクライム」探求のためにカミヒルでも,と考えていたが,突如,家庭の用事ができた.

その用事が終了次第,カミフに向かうプランもあるが,出先の駐車スペース確保が怪しいので,久々にモンキー125を引っ張り出し,そのままツーリングに出かけることにした.
たまには海が見たくなるのサ ♪ LONLY WAY~

9時頃,任務終了.

国道12号に乗っかり,深川経由で留萌へ向かういつものルート.

ヘルメットにはインカムを付けている.
一時期はAmazon Musicを接続して,音楽を聴きながら走ることが当たり前になっていたが,最近はかつてのように風切り音エンジン音をBGMにすることが多い.
これもデジタルデトックスの一環か.決してギガ節約のためではない.

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なぜか”みんな大好き”碧水のセイコマまで来ると腹が減る.
おにぎり,紅茶,見切り品のグミを購入.
後から思えば,ここで腹に何かを入れるのではなかった...

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行き先を選定.
「サウナイキタイ」を立ち上げる.
そう言えば,以前から気になっていたのが,小平のトンネル手前にある温泉施設『ゆったりかん』

ゆったりかん公式サイト

ちゃんとした温泉のようだ.
それに食堂のメニューが美味しそう.決定.

幌糠から道道550号を使ってショートカット.

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交通量ほとんどなし.
写真で見るとすっかり初夏.

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途中で気になる林道入口を発見.
しっかり10%の斜度標識まである.
クライマーの血が騒ぐが,今日はオートバイ.
調査として登ってみますか.

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これはこれは,なかなかの斜度と絶景.
最近舗装したてなキレイな路面で文句なし.
どこまで続くのだろう?(Google先生にも載っていない)

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行けるところまで行くつもりが舗装終了.
とは言え,まだまだ続きそうな工事半ば.
Topstoneなら探検案件.

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おっと,今日の主目的は海とサウナである.
そのためのモンキー・ツーリング.
引き返して道道を爆走.

小平町内から海岸沿いの国道232号へ接続.
すっかりツーリング中のオートバイが増えた.

目的地の『ゆったりかん』着.
やはりオートバイは早いな.

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日帰り入浴,オトナ¥500.安い.
現金のみ.
新札(ウメコ)が使えなくて両替を頼む.

カギが壊れていてほとんどのロッカーが使えなかったが,何があった?
オートバイ時はプロテクタ,インナー,ゴツイアウターなど装備が大げさなので脱着が面倒.
小さなロッカーに無理やり押し込む.

客は少ない.見たところ地元のおっちゃんばかり.
カラダを清めて,さぁ,サ活

室温計は100℃を指しているが,それほど熱さは感じない.
10分経過.
水風呂広めでベネ.
残念なのが外気浴不可.露天なし.惜しい.

つーか,せっかくの海沿い温泉なのに,遮蔽板があって洗い場からも浴槽からも海が全く見えない.
実にもったいない.
東川の『きとろん』もそうだが,なぜこんな作りなのだろう?
「外から絶対に覗けないようにしろ」みたいな条例があるのだろうか?

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

3セット終え,湯につかって出る.
腹が...少しだけ減っている.
オートバイやしなぁ,あまりカロリー消費できていない.

館内の食堂に行く.
食券購入タイプ.
さすがに海鮮物は高くて予算オーバー.
そのボタンの下に「おすすめ」なのかやたら主張してくるメニューがあった.

「BIG チキンカツ丼」

おお,旨そうだ.で,値段は...せ,千円? 安い!
反射的に購入してしまった.

すると,Kazchariのすぐ横にニヤニヤとたたずむ店員さんが立っていた.

店員「こちらのメニューですが...」

Kaz「(売り切れかな?)はい?」

店員「全部食べきりますと入浴券をプレンゼントします.それに食べきれなくてもお持ち帰りできませんけど,よろしいですか?」

Kaz「そ,そんなに多いんですか?」

店員「1.5kgありますので(ニッコリ)」

なんと,知らずに爆盛りを注文してしまった.
出てきたのが...

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見た瞬間に「これはムリかも...」と絶望.
頼んだ以上,食べないわけにはいかないのでチャレンジ.
味はまぁ,普通.
さほど脂っぽくないのが助かる.
しかしながら,カツだけならともかく,ご飯の量が多い.

海を眺めながら,テレビを見ながら,マイペースで黙々と食べ続けるが...

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本当に申し訳ない.
ここでギブアップ.
茶碗一杯分のメシとカツを三切れほど残してしまった.
6月以降は食中毒の危険があるので持ち帰り不可らしい.
もったいない...
米不足が騒がれる昨今,とんでもないモノを注文してしまったと反省.

言い訳するなら,もしロードバイクで来てたら余裕で食べきれたはず.

ちなみにこのキャンペーン,6月一杯やってるそうな.
挑戦者求ム.

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と,むちゃくちゃ後悔しながら帰路につく.

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自宅近くのガソリンスタンドで給油.
これだけ乗っても消費したのはわずか3.5リットル.素晴らしい燃費だ.

帰宅すると,なんとヨメさんが夕食は焼肉だという.
こ,これはキツイ.

そこで,過剰に摂取したカロリーを消費するため,また,楽過ぎる休日で不完全燃焼なため,16時からEMONDAで出かけることにした.

昨日のライドで試してみたくなったサドル1cm前方移動は実にいい感じ.
常にフロントハブが見えるポジション=前荷重がやりやすくなった.

サイクリングロードを旭川駅まで走る.
駅を過ぎると人影が減る.
気を抜いて走っていると,草むらからおじさんジョガーがいきなり飛び出してきてビビる.おいおい.

藤棚を発見.

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ちょっと見頃を過ぎたかな.ややくすみ気味.
途中でサイクリングリロードを降りて『ヨシリン』こと『吉田輪業』さんへ.
アルバイト中のkaba3がいたので近況報告.

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今日の目的は店長さんにとある依頼.
少し無理ある要件だったが,快く引き受けて頂けた.

なぜかネットのレビューはめちゃめちゃ悪い『ヨシリン』だが,知っている者から言わせると完全な誤解/偏見.
自転車のプロショップに何を求めているのやら...

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このまま直帰はもったいない.
ポジションもいい感じだし,寒くないし無風だし...
「もっと走らせろ」と直線番長の「DRIVE HELIX C57」も言っている.

なので,ぐるっと遠回り.
これで今晩の焼肉も楽しめそうだ.

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今日はオートバイとロードバイクの2X2趣味を満喫できた.
同じカラダむき出しの2輪なのに,風景の感じ方が違うな.

どちらにも,どちらならではの良さがある.
要は両方とも楽しい.

EMONDAな疲れないヒルクライム探求ライド

2025/5/31 Sat

Getting back to basics

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曇り.温度:17 ℃,湿度:73%,体感温度:17 ℃,風速:4.8 km/時,風向:E

近々とんでもない獲得標高のブルベが控えている.
その名も「BRM614もっと当丸コースター300km」

2025BRM614もっと当丸コースター300km

https://ridewithgps.com/routes/47731707より

300kmに対して獲得標高が5000mを越える正真正銘の山岳ブルベ.
1日のライドとしては,これまでに経験したことのない登りとなる.

https://ridewithgps.com/routes/47731707より

あくまでデータ上なので,実際はもう少し低いが,それでもねぇ...

実は昨年も,”もっと”がつかない「当丸コースター」にエントリしていたが,悪天候のためDNS.

カラダと機材への負担,それに安全を考えて,出発時から雨の場合は走らないようにしている.

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

「ロードバイクで200や300なんて,あっと言う間に終わって面白くないぜ!」とイキり散らかし,ここ最近はファットやらBROMPTONやらグラベルロードを持ち出していたが,さすがに今回はヤバい.

ここは一発,飛び道具のEMONDAで走ってみることにした(あくまで内定)
ブルベでは初使用である.

いわゆる固いフレームなので疲労が蓄積しやすいが,300km走破は経験済み.

EMONDAなHIGUMA CYCLEで宗谷岬+稚内に行ってみたライド

平地巡行はともかく,連続する登りで脚力をどこまで温存できるか.
つーことで,今日はホームマウンテンたる旭岳をベースに「疲弊しない登り方」を考えるライドにした.

久々のEMONDA.
昨夜のうちにDi2を満タンにし,タイヤ圧を5Barに.
パナの紫TPUは優秀なのか,あまり抜けていなかった.

9時頃に自宅を出発.
いつもの忠別川サイクリングロードを使って,旭岳を目指す.

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「悠久富源」.いい言葉だね.
この写真を撮っている時,3台チームのローディが走って来た.
軽く会釈するが,知り合いではないようだ(たまにSTRAVAでつながってたりするけど).

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もしかしたら,この方々も旭岳狙い?
となれば,ペースメーカーになってもらいますか...と勝手な妄想(ひどい)
残念ながらサイクリングロードと道道の分岐点で,別方向へ行ってしまった.

Kazchariは直進して忠別ダムを目指す.
本日最初のヒルクライム.
タイムは考えず,ヒルクライムの基本である「引き足を使う」を実践.

うむ.悪くない.
推進力の要たる大腿四頭筋(大腿直筋)がさほど疲れていない.
いざという時に使える余力が残っている.

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やはり,ここはいい場所だ.
気が付けば今年も満水となり,湖底ライドの機会を逃してしまった.

旭岳クライムから忠別湖底ライド

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ダムを渡りきって反対側へ.

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すっかり植物が元気に.
それにつれ蟲どもも増えてきた.

まぁ,中には美しい神の創造物もいる.

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ミヤマカラスアゲハ.
本州では見られない蝶らしい.

その一方,北海道では「マイマイガ」が大発生中.

10年周期で再び?北海道で”最恐毒蛾”マイマイガが大量発生中!幼虫や鱗粉に触れると皮膚がただれる恐れ…あなたのマチは大丈夫?

実はKazchariも先日被害にあった.

いつの間にか首筋にマイマイガのグロテスクな幼虫がくっついていた.
手で取り除いたのだが,潜伏期間3日ほどで赤いぽつぽつとかゆみが発生.
今も寛解と悪化を繰り返している(病院に行くほどではない)

後悔しているのが,慈悲の心からその幼虫を外に逃がしたこと.
ブチ〇してやればよかった(国も駆除を推奨)

以前どこかで「蝶と蛾に違いはない.キレイかキタナイかだけ」という話を聞いたことがあるが,実はこれは大ウソっつーか,根拠なし.
学術的な違いもあるらしい(例外も多い).

チョウとガの違いについて

この文献では言及していないけど,幼虫の毒性にも違いはあるのだろうか?

Kazchariが地球上,歴史上でもっとも敬愛する作家ヘルマン・ヘッセは蝶の採集家としても有名だった.

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ダム湖に沿う道.
ここの林間は年中通してお気に入り.

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いつもの源水公園には寄らず,即,旭岳ヒルクライム開始.
この山は最初と最後だけ斜度高めなのが特徴.

もちろん,とばさず,当初の目的である「疲れない走法」を意識.
これまで読んできた数々の書籍や動画の内容を思い出す.

「軽めのギア」「体幹固定」「上体を起こす」「ハンドルグリップを握りこまない」「引き足」「サドル前荷重」「休むダンシング」「呼気を意識」などなど.

要は基本に帰るということ.
まぁ,いつもやってるっちゃあ,やってる...つもりやけどな.

旭岳には途中3か所ほど平坦~下りポイントがある.
そこではアウターに切り替えて,速度を稼ぐ.

てな感じで,意識高めで登ると(タイムはともかく)めちゃめちゃ楽に登れた.
暑くもなし,寒くもなしの適温に恵まれたせいかも.

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ビジターセンターへ.
ここではご褒美の赤コーラ,といきたいところだが,面白そうな製品があったので試す.実にヒルクライム後向きの成分.

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下りに備えてジレを羽織る.
少し下ると旭岳温泉の石碑.

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その正面にあるホテルには桜がまだ咲いていた.

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通常なら下るにつれ徐々に気温が上がってくるはずだが,今日はそうでもない.
日が少し陰ってきたか.

源水公園に立ち寄り,ボトルに天然ミネラルウォーターを汲む.

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時間的余裕はまだある.

先ほど,体得したかもしれない「引き足メイン走法」を確かめるため,道道1116号,通称「ユイの壁」も登ってみる.平均斜度10%を越える坂である.

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登り切る.確かにいつもより楽なような気がする.
まぁ,タイムは度外視だが.
で,爽快ダウンヒル.

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美瑛市街地まで移動して,いつものセイコマで昼食.

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食事を終え,出発しようとすると知り合いのMさん登場.
十勝岳の分岐まで登ってきたという.

あーそう言えば,今年はまだカミヒルしてねーや.
「もっと当丸コースター」は,言わば9月開催の『カミヒル』前哨戦.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

何を隠そう今年初エントリーとなる.
表彰台はさすがに無理ゲーだが,せめてベストタイムを狙いたいものだ.
プライベート走行ではない,レース・マジックに期待.

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帰り道,いつもの倉庫前で.

ご覧の通り,今日のライドではウネウネ直線番長ホイール(DRIVE HELIX 57D)のまま(カッコイイは正義).
決戦時には「BONTRAGER RSL37」にTPUと「AGILIST LIGHT」を組み合わせる予定.さらなる軽量化を目指す.

本日のまとめ.

最適解としては序盤は引き足を多用して,大腿四頭筋を温存すること.

そして前乗りも重要.
ただし,今のポジションでサドルの先っちょにケツをのせ続けるのは辛いので,サドルを前方に1cmほど移動してみる.

明日も試走するかな.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

2025/5/24 Sat

さぁ走れ,オレたちのエクスプレス!

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曇り.温度:8 ℃,湿度:87%,体感温度:9 ℃,風速:1.6 km/時,風向:SE

朝4時半に起床.5時に出発する.
途中のセブンで「たまご醤油おむすび」「ブラック缶コーヒー」のルーティン・ブレックファスト.

おっと,「水」「グミ」を買い忘れた.
本日の最終PCとなる日本最北のファミリーマート「滝川黄金町店」にも立ち寄る.

みんな大好き『タフグミ』に新フレーバーの「#梅マニア」が出ていた.
酸っぱい系は持久スポーツに良いかも.美味いし.

カバヤ タフグミ 梅マニア 100g×8個

ここから2kmほどで「滝川ふれ愛の里」着.
懐かしい.2019年の『宗谷600』以来だ.

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Topstoneをセットアップ.
受付時間まで,スリックタイヤ試走のつもりで敷地内をうろうろ.
体感,軽いような...気がする(そんなもんだ).

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幸い天気は良さそう.
ゴール想定時間まで降水確率10%とか.
こりゃ,レインウェアは要らんなぁ...(後でヒドイ目に遭う)

なんだかんだで300kmは長丁場.
夜間走行も含まれる.
それらを考慮して,本日はコンタクトではなくメガネを使用.
JINSのクリップオンサングラス付なので,日差しが強くても問題なし.

JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up

このコラボは不要.無印でヨシ.

参加者がわらわらと集まってきた.
やはりBROMPTONで出走するO西さん,ラナさん,Pikaさんらにご挨拶.

ブリーフィングが始まる.
初&観光地巡りブルベのせいか,参加人数多め.

いただき画像

そして,今回は通過チェックが非常に多い.
「桂沢200」の轍を踏まないように,慎重に聴く.

TopstoneなBRM518桂沢200(その2)

7時.車検を終えて,いよいよスタートである.

いただき画像

なぜか笑っている.
いつものことだがスタートからしばらくはバラけない.
集団に紛れて楽をする.

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それを破壊するのが...そう,超特急T夫トレインである.

「あっ,YouTubeで見たヤツだ!」という声をよそに,轟音挙げて通過していく.
こ,これは乗るしかないッ! このBig Waveに!

さらには途中で,これまた快速のW特急やらR大特急も連結され,全くスピードが落ちない.
この間,Ave.35km/hほど?
信号ストップもほぼないまま,最初の通過チェックまで暴...爆走.

【48.1km地点:通過チェックA 幌成簡易郵便局】

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ここではフォトチェックではなく,クイズに回答.
ポストの郵便物回収時刻を答えるのだが,絶対に勘では当たらない答えだった.

スタッフも到着して衝撃の報告⇒「T夫トレインが早すぎて,”被害者”が大勢いるそうですよ~」

まぁ,わからんではない.
まだ序盤も序盤.ここでパワーを消耗すると後がキツイ(まさか自分が...).

休憩もそこそこに次のポイントを目指す.
少し先にT夫列車が見える.
かなりの人数が下車して,2,3両しかひっぱっていない.
ペースも各駅停車に変わっている.
これも乗っからしてもらおう...で,しばらくT夫さんとおしゃべり.

そこへ登場したのが,R大特急
あっと言う間に追い抜いていった.
さすがにアレに乗っかるのはヤバい.素直に見送る.

だが,ここでコースプロフィールが変わる.
登りが始まったのだ.

「あぁ,ダメだ,ダメだKazchariぃ~! 踏んだらダメだぁ~!」という心の声をよそに,脚に力が入ってしまふ.
坂は全力で駆け上がれ,とガンダムが言っている...ピキッ,ちゅどーん!

先行していたR大さんに追いついてしまった.

にしても,O西さんとは違う方向のブルベマイスターR大さんは,チャリ(クロモリ?)も装備もフォームも全く無駄がない.
実にスムーズに漕いでおられる.正にプロ・ランドヌール

で,山頂からのジェットコースターが絶景だったので停車.
R大特急はあっという間に見えなくなった.

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坂を下り切って左折.
この辺りからは完全に馴染の道.
「旭川200」でも使われる,幌加内に続く道道である.

鷹栖町に入り,のんびり走っていると,T夫さんに追い付かれた.
そのまま一緒に通過チェックに向かう.

【84.0km地点:通過チェックB 比布方面案内標識】

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似たような青看板が多くて見逃しそう.
ここからはしばらくソロ走行となる.

下の写真は高速道路の入口.
気を抜くとPCの写真だけになってしまうので,信号待ちの際に時折撮影.
「旭川付近を走ってますよー」の証拠的な.

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上川支庁前の信号待ちで,T夫さん達にまたまた追いつく.
田園風景を右左に曲がりPCを目指す.

【100.3km地点:PC1 セイコーマート当麻3条店】

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ここもまた,常日頃,頻繁に利用しているセイコマである.
お昼少し前だが,この先を考えてガッツリ目に補給.
何よりも序盤の暴走列車でかなりエネルギーを消費している.

「ホットシェフ・豚丼」とオレンジジュースを購入.
お気に入りの「ミニジャムパン」は補給用.

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スタッフも巡回中.
気温が上昇してきたので,レッグウォーマーを脱ぐ.
今季初の半パン走行となる.

すね毛がだいぶ生えてきたなぁ...ちなみにKazchariは剃刀派.

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いただき画像

さぁ,残り200kmである.
出発すると,またしても後ろから轟音が...
T夫特急である.これまたプロ・ランドヌールの一人,N本さんが連結されていた.またしても乗車する.

いただき画像

乗車したは良いものの,実はこの頃から両脚に違和感.
太ももの内側,専門的には内側広筋あたりが時折「ぴくっ,ぴくっ」と痙攣するようになった.
こ,これはまさかの”ツリ”!?

Kazchariは右膝外側に腸脛靭帯炎という持病を抱えている.
ゆえに今日もしっかりとテーピング.

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しかし,この脚のツリは想定外.しかも両足とは...

脚がつる原因は色々あるが,まずは体内の水分不足が疑われる.
今思えば,序盤の暴走列車乗車時にあまり水分補給しなかったなぁ...と反省.

荒療治...というわけではないが,時々T夫さんの前に出て牽く.

ここを曲がれば自宅,という場所を何か所か過ぎて,いよいよ美瑛の丘に突入.
まずは,シラカバ並木伐採の跡も痛々しい「セブンスターの木」を通過.

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美瑛の市街地を経由して,本ブログでも幾度となく登場している”あの農道”に入る.
この道は圧倒的にダウンヒルが楽しい.ゆえに美瑛川沿いのサイクリングロードを使い,最後に急坂を登るというルートを取ることが多い.
今日はブルベなので,そういうわけにはいかない.

この時の同行者は引き続きT夫さんN本さん
お二人ともこの道は初めてだったようだ(諸事情によりガイドブックの類には掲載されていない)

とっかかりのダラダラ直登を越えると,少し平坦となる.

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振り向けば絶景.
そして徐々に斜度が上がり,ほぼ登り切ったところにあるのが...

【141.1km地点:通過チェックC 三心の木】

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へぇー,これって,ちゃんと名前がついてたんや.
写真撮影中,R大特急と,北海道ブルベ界のレジェンドの1人,T口さんもやってきた.

T口さん,Kazchariよりご年配だが,恐ろしいことに北海道で開催されるブルベのほぼ全てに参加.しかも毎回トップタイムでゴールされている.リスペクトしかない.
つまり,鍛錬を欠かさなければ,T口さんの年齢になっても,この趣味は楽しめるということやな.

少しだけ登ると後はダウンヒル.
特徴的なグリーンの橋を渡り,美瑛白金サイクリングロードに入る.

ここからはやや登り+向かい風.
先行する2人に追いつこうと踏んだ途端...うぎゃあぁぁぁ~っ,痛ぇぇぇ!脚が,脚がぁ~!

完全につった.

もう曲げても伸ばしても痛い.
とてもじゃないが,ペダルが踏めない.
落車する前に素直に停車.
痛みが落ち着くまで待つ.

先日の地獄レース以来,”つり”がクセになってしまったのだろうか?

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

距離的には約半分を消化.
まさか,ここで初のDNFか? 家は近いけど...あっ,クルマは滝川や.

と,しばらく停車していると痛みが落ち着いてきた.
水をちゃんと飲んで「塩タブ」で補給.
ゆっくりと脚を回す.
なんとかいけそうだ.

...しかし,全くスピードが出ない.
いつも走っているこのサイクリングロード,こんな低い速度はこれまでありえなかった.

今思えばこのブルベ,ここから「青い池」までの道が一番辛かった.

【153.9km:通過チェックD 青い池】

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ほうぼうの体でたどり着いた一大観光地,青い池.
いつもの場所で,いつもの構図でパチリ.

さぁ,ここから巻き返しなるか!

(その2)はこちら ⇒ TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その2)

153.9km地点:通過チェックD 青い池