2026/7/31 Fri
新鮮? いや,懐かしい

Kazchariはサンダル愛好家である.
さすがに雪の積もる真冬はブーツを履くが,雪解けが進み地面が見えてくる3月末にはサンダルに履き替える.
愛用しているのはKEENのヨギ・シリーズ.

これまで3足ほど購入.
一応サイズは25cm(M7)にしているが,発売時期によってサイズ感はバラバラのようだ.適当な作りだな.
さて,こんな感じで雪のない期間はほとんどサンダルで過ごしているものの,
初号機は底面がすり減り過ぎて破棄.
履き心地最高の弐号機は,国内外の旅行で使い倒してヘタリが目立つ.
参号機はかろうじて現役.
てな感じでまともに使えるのは1足だけになってきた.

そろそろ新しいヨギを...と考えネットの海をさ迷うが,例にもれず価格高騰.
何より限定品のリリースが減って地味なカラーばかりになってしまった.
購買意欲がわくモデルがない.
そのせいかフリマ市場でも新品・中古が大賑わい.
一方で,KEENと並ぶ人気サンダルCROCSが気になる.
主力製品はどこででも見かけるクラシックなタイプだが,いつの間にか種類,カラー,限定品,コラボモデルが膨大に増えて,KEENより勢いが感じられる.
こいつが特にそそる.
クラシックなモデルよりクッション性が大幅に向上.
さらなる追加ソールによってスリップもしにくくなっているそうな.
まぁ,何よりデザインが最&高.
商品説明を一度クリックして以来,ネットにつなぐたびに広告が目に付く.困ったもんだ.
とは言え...高い.
こんなただの樹脂成型の塊が定価1万越えとはどういうこった.
まぁ,こうやって悩んでいるうちに脳内で「欲しい」が強化されるのが困りものだが.
一方,こうやってネットで色々と物色していると,CROCSを始めとする「ぶかぶかでフワフワなサンダルは姿勢を悪くする説」も散見される.
特に子供の発育には良くないそうな.
クロックスが身体に与える影響|履き続けると姿勢や足に悪影響も?
類似記事多数.
うーん,確かに前から思ってたけどな.
ちなみにGemini先生に「KEEN(ヨギ)と,先ほどのCROCS(ECHO RO CLOG)では,どちらが長距離歩行に向いているか」と尋ねたところ「前者」という答えが返ってきた.
こうなると止まらない.
「健康に良いサンダル」「長距離歩行に向くサンダル」などをテーマに探索開始.
そして浮かびあがってきたのが「ベアフットシューズ」なるモノ.
いわゆる「裸足感覚」を重視したソール激薄シューズである.
快適さを追求するクッション性とは真逆のアプローチ,俄然興味が湧いてきた.
通常の靴やサンダルとは異なり,歩行を意識するようになる(しなければならない)ことがポイントらしい.
- 足裏全体で着地することににより,クッションの厚い靴では使いにくい足裏の筋やアーチが自然と鍛えられる.
- 歩幅を小さくし,体の真下で地面を捉えるイメージを持つ.
- 背筋を伸ばし,頭頂部が上から引っ張られる意識を持つ.
- 目線はまっすぐ前で胸を軽く張る.体幹を真っ直ぐ保つことで,猫背や肩こりの原因となる前傾姿勢を自然に防ぐことができる
- 腕を軽く後ろに引く意識を持つと,肩甲骨が連動して動き,肩こり改善につながる.
- 足裏全体で大地をしっかり掴んで歩くことで,骨盤が正しい位置に収まりやすくなり,結果的に頸や肩への負担が軽減される.
おお,なんだか良い事だらけではないか.
特に長年,頸こり&肩こりに悩まされているKazchariにはこの上ない朗報.
さらに言うなら,ここはやはり「シューズ」ではなく「サンダル」が欲しい.
値段もお手ごろでお試しにちょうど良さそうなこいつをポチった.
届いたので開封の儀.

簡易包装.こんなのでいいんだよ.
丁寧なスタートガイド付き.
人気商品らしく,毎年シーズン前には品切れ状態になるとかなんとか.

ソール厚は4mm.想像よりもはるかに薄い.ビーサンの半分?
Kazchariの足の実寸は24.5cm.
一方で商品サイズは「24」か「25」の1cmきざみ.
少々悩んだが,シューズではないのでぴったりサイズでも問題ない.
つまり「24」にした ⇒ 正解.

ソール裏面にも一応滑り止め加工あり.
この後の試し歩行では,乾いたアスファルト路面では全く問題なし.
ちなみに別の日,脂まみれの「山岡家の床」では滑って転びそうになった(それはさすがに...).

ちなみにメーカー保証(?)で8,000kmの耐久性があるそうな(マジ?)
てな感じで本体は届いた.試着も済んだ.だいたいフィットしている.
次は日々の活用だな.
内勤のKazchariの1日の歩行距離(≒通勤距離)はだいたい1,600m(時間にして約20~25分).歩数にして8,000~10,000歩である.
少し短いかと思い,Gemini先生に聞いてみたところ,
「ベアフィットシューズの効果を実感するのに「十分すぎるほど良いスタート量」であり,継続すれば確実に効果を感じられる距離」
だそうな.ホンマか? 根拠は?
- 通常のシューズとベアフィットでの1,600mでは,足裏や足指,体幹にかかる“刺激の密度”が全く異なる.例えるなら,軽い筋トレを毎日1セット確実にこなしている状態
- 週末にまとめて長距離ではなく「平日に毎日必ず履く」方が脳と身体が正しい歩き方を早く学習する.姿勢の矯正には毎日のルーティンに組み込むのが一番の近道
おお,良いことづくめである.
早速1週間ほど実践してみた.
もう初日から接地した途端に感じる地面からの衝撃にびっくり.
極薄ソール越しに,地面のデコボコのみならず,熱さや冷たさもはっきりわかる.アスファルトから草地への変化なんてとんでもない刺激.
無加工の情報が脳にダイレクトに伝わってくる感.
文字通り「裸足感覚」に限りなく近い.
ベアフィットサンダルのキャッチフレーズは伊達ではない.
ようするに楽しいのだ.
そして,この感覚はどこか懐かしさを思い起こさせる...そうだ,小学生の頃だ.
時に197X年.
うちの小学校が特別だったのかどうかは定かではないが,全校挙げて「裸足教育」を実践していた.
校舎内は覚えていないが,少なくともグラウンド,つまり外では裸足で過ごした.
特にトラック(300m)は徹底的に砂や小石が取り除かれ,それこそコンクリなみにカチッカチ.そこを裸足で走り回っていた.
もちろん中には嫌う生徒もいたが,Kazchariはこの裸足での運動が大好きになった.
あまりにもその感覚が気に入ってしまったため,学校から自宅も裸足のままで帰宅して「さすがにそれはアカン」と怒られた記憶もある(ケガのリスク).
まぁ,そんな思い出話はさておき,あの頃の足底から脳天を突き抜ける記憶が蘇った.歩くことがこれほど楽しいとは...
効果を最大限に引き出すための意識の持ち方をさらに探求.
- アスファルトの硬さや自分の足指がしっかり地面を捉えている感覚に意識を向ける.これだけで脳のバランス感覚が刺激されて自然と背が伸びやすくなる.
- 疲れてくると「かかと重心のダラダラ歩き」に戻りがちなので,「歩幅を狭く,フラット着地」を意識する.
- 最初の1〜2週間はふくらはぎや足の裏に,これまで感じたことのない軽い筋肉痛が出る可能性があるが,これはサボっていた筋肉が目覚めた証拠.
- 1ヶ月〜数ヶ月後には足裏のアーチがしっかりしてくることで土踏まずが引き締まり,体軸が安定して「気がつけば肩こりが楽になっていた」「姿勢が良くなったと言われた」という変化を感じやすくなる.
おお,これは期待できる.
そして当然のことながら,Kazchariとしてはロードバイクへの効果が気になる.
Gemini先生に聞くまでもなく,しっかりサイトがありました.
ベアフットサンダル2大巨頭『ルナ』VS『ベッドロック』!自転車にぴったりなのはどっち!?
あー,これは実際にサンダルで”漕ぐ”記事.どちらかというと効果よりも商品紹介か.
ピンディング好きとしては,うちの『ゼロシューズ』でチャリに乗ることは想定していない.SHIMANOの専用品があるし.
Kazchariが知りたいのは普段からベアフットを履いていることによるペダリング効果.
ここはやはりGemini先生か.すると...
-「足裏のアーチ」が強化され,踏み込みロスが消える
-「引き足」や「円運動」がスムーズになる
- 骨盤の安定と骨盤前傾フォームの維持
- ペダリングの「左右差・違和感」に気づきやすくなる
おお,良いことづくめではないか!
AIが提示しなかった別の効果として考えられるのが「骨粗鬆症の予防」.
自転車は関節に負担のかからない趣味として知られているが,その一方で骨への荷重が少ない分,骨粗鬆症を招きやすいとされる.
ベアフットのクッションなしの骨への衝撃は,その予防になるのではないかと考えている.
チャリはビンディングでカチッと走り,普段の移動はベアフットで足本来の柔軟性を取り戻す.
この組み合わせは,サイクリストのコンディショニングとして非常に理にかなっているのでは.
さぁ,この新習慣の成果は如何?


