2026/9/5 Sat
そのポテンシャルを

晴れ.温度:16 ℃,湿度:75%,体感温度:18 ℃,風速:6.1 km/時,風向:NNW
今年もやってきました,夏の風物詩カミヒル!
昨年のリザルトは過去記事に.
イベント参加費高騰の昨今,「今年は『HANAZONO』出るからこっちはやめとこ」と思いきや,気が変わって走ってみることにしたっつーか,地元民のたしなみ?
『HANAZONO』は今年から「小径車部門」という独立したカテゴリーができたので,表彰台狙いで参加.なんとか3位に食い込めた.
だが『カミヒル』にそんな酔狂なクラスは存在しない.
ラン部門を除けば「年齢別」のみである.
Kazchariだと「45~59歳」枠となり,表彰台狙いには最も不利な立ち位置にある(ただの言い訳).
ゆえに,今年は『HANAZONO』に続き,そのポテンシャルを確かめるべく,黒金くんこと「BROMPTON T LINE」で参戦することにした...と書けば格好よく聞こえるが,要は絶対勝てないので「タイム更新」+「ド目立ち」+「遅いロードを抜いて優越感に浸りたい」なんて考えだったりする(性格悪ぅ).
ちなみに,黒金くんでのプライベート・ベストタイムは64:20.
レースでのアドレナリン効果を考えて60分切りを目標タイムとした.
当日朝.
9月に入りしっかり冷え込むようになった北海道.
ただし日中のコンディションは良好なようだ.
昨年の雨は辛かった...
いつも通りの朝食を摂り,8時半の駐車場オープンに合わせて家を出る.
ほぼぴったりの時間に到着.
『旭ヶ丘ヒルクライム』の中の人,GAKUさんを見かけたので,ハスラーを隣に停めて,受付に向かう.
さすが地元の大会である.知り合いだらけ.さぁ,盛り上がってまいりました.

駐車場に戻ってウォーミングアップの準備.
これまた『HANAZONO』の時と同様に「EMONDA」を3本ローラーにセットする.
いつも通りに30分回す.
おお,なんかガチ勢みたいだ.でも乗るのはBRO.
まさか,この軽量ヒルクラマシンでアップして,実際にレースするのは”おしゃれ街乗り”ミニベロ...なんて誰が想像できようか(反語).
まぁ,所詮趣味なので自己満足上等である.
...と,言いいつつ,この「T LINE CERATECH BLACK & GOLD」.
色々軽量化してペダル込みで8.8kgで戦闘力十分.それにお値段は...立派にハイエンド.

アップを終えてEMONDAとローラーを片付け,荷物預けのかたわらBROでうろうろ.
ざっと見渡してみたが,Kazchariの他に小径車の姿なし.
〇態ども(ホメ言葉)がもう2,3名いてもよさそうなものだが...(後でスタッフをしてたK野さんによると,もう1台いたらしい).

開会式スタート.
受付で昨年の成績を元に出走グループを指定されたものの,自分の目標で移動してもよいとのアナウンス.
Kazchariは昨年シルバー(55分切り)だったため第2ウェーブと言われたが,周囲のハイペースに巻き込まれるのを懸念して,第4ウェーブに移動することにした.
今思えば,この選択は少しミスったかも.

で,スタート.
Gemini先生によると,7kmのパレードランではとにかくおとなしく(結構登る).
Kazchari(体重58kg)のFTPはGarmin計測で214wほど.
計測ラインを越えた緩斜面では200w前後で走り,後半の激坂に向けて脚を溜めよ,とのアドバイス.
よっしゃ,これを守るでぇ...って,守れるわけないわな.
とは言え,引き足を意識.
決してとばさないようにして誰かの後ろに着き,集団になれたら...と都合よく考えていた時期がKazchariにもありました.
最大の誤算はやはりBROであること.
脚が合うと思った方について行こうとすると,250Wを越え300に近づいてしまう.
これではもたない.
昨年は集団にうまく乗れたっつーか,知らずに先頭になってしまい,後ろからのプレッシャーで逆にペースを刻めたのだが,今回はダメだった.
そう,前半パートで既に単独走になってしまった.
中盤では,背中に「GBR」と書かれたイギリス代表(?)のジャージを着ている女性ライダーのペース(一定距離)に合わせようとしたが,斜度が上がると姿が見えなくなった.
そして運命の分岐点.
太鼓隊の応援.まるで乗鞍(走ったことないけど).
残り2km.カミヒルの激坂はここから牙を剥いてくる.
脚は? まだいける.
ギアを上げてパワー開放!...なんてできたらかっちょいいが,そんなわけにはいかず...
ここに来て,2名ほどロードに抜かれる.ぐぬぬぬ.
それでもカミホロ荘前の応援はうれしかったなぁ.
沿道の声がチカラになるとはこういうことか...と,口元からヨダレを垂らしながら踏む.
そして...やはり今年もヤツが来た!
脚の攣りである.
残り1km地点.14%坂にて「やばいな...」の予感の後,左ふくらはぎが「ピキッ」と.
思わず脚を緩める.当然,減速.
これ以上,悪化しないことを望みつつ,ペダリング再開.
今度は右に「ピキッ」と.
「うわ,ダブルかいな!」
ここにきて「DNF」の文字が頭をよぎる.
まさかの押し歩きゴール? それはカッコ悪すぎる(BROっぽいと言えばBROっぽいけど).
ここでボトルの水を一口,いや二口.
昨年の反省をこめて,水ではなく定番の『グリコのCCD』を入れてある.
幸い,なんとか落ち着いかせることができた.
残り500mほど.踏むしかない.
先行するロードを捕まえようとするが...さすがに力尽きた.

ゴールラインを越えると,脚攣りがまた襲ってきた.
ペダルから足を降ろして,しばらく静止.
ぴくぴくしながら痛む足を引きづって給水所へ.
「いろはす」が美味い.
ラックにBROを架ける(引退するワケではナイ).

そこへ60歳以上クラスのお二人,KさんとTさんがやってきた(以前から知り合い).かなりの接戦だった模様.
来年はそれに加われたら良いなぁ.
預け荷物を取りに行き,シューズからサンダルに履き替えて凌雲閣へ.
まずは風呂.
参加者特典として本日限定¥500で入れるのだ.
そのチケットを忘れたが,名前とゼッケン番号で無問題だった.
入浴後はカレー.美味し.特に冷凍メロン.

会場に戻ると,ちょうど総合優勝者の表彰式だった.
何が驚いたって,そのタイム!
なんと36:47!
これって,AI遊びでよくやる「ポガチャルがもしカミヒルを走ったら?」に肉薄する記録である(30~32分らしい).
しかもまだ高校生.間違いなく将来有望.
マジで数年後,ツール走ってんのとちゃう?
実際の走りも見てみたかったな.
しっかり個人サイトもある.
表彰式の次はお楽しみの抽選会.
時間の関係から事前抽選だったが,見事に当選.

定価は結構なお値段.
電源が「microUSB」接続なのが残念(文句言うな).

例の事故以来,参加者はバスで下山.
後で自家用車にて自転車を回収するシステムである.
スタートの「日の出公園」にて完走証を受け取る.
さて,気になるタイムはっ!
58:04!
無事目標の60分切り達成! これは大満足の結果である.

昨年のEMONDAのタイムが「53:03」だったので,5分ほどしか変わらない.
これは本日調子が良かったのか,それとも走力が向上したのか...
そして今思えば,GAKUさんも60分切りを目標と言っていたので,同じウェーブで走れば良かったかも.
ペースが合うはずなので,いろいろ協力すれば最終局面まで脚を温存できたかもしれん(トラタヌ).
後で,Gemini先生にパワメのデータをぶち込み「もし,今日のレースをEMONDAで出ていたら,その予測タイムは?」と訊いてみた.
すると「50~51分」という回答.おお,カミヒル・ベストタイムやん!
これなら,来年の表彰台狙えるかも,と思って,後に公表された60歳以上クラス優勝のTさんのタイムを確認すると...「48:43」!
あかんやん.まだまだ精進せねば.
さて,これで来年への目標ができた.
なんといっても終盤の脚攣りをなんとかしなければ.
まずは【レース前の朝食改善】.
Kazchariの朝食のメニューはいつも同じである.
すなわち,トースト,レタス,目玉焼き,ベーコン,フルグラ+牛乳,コーヒー.
Gemini先生に訊いてみた.
栄養バランスはともかく,高強度ヒルクライム前としては糖質が少なく,脂質・タンパク質が多め.
それに脂質・タンパク質は消化・吸収に時間がかかる(エネルギー変換が間に合わない).
そしてコーヒー.
覚醒はともかく,利尿作用によって自覚のないまま脱水状態だったかもしれん.
対策として,ごはん食にして,100%オレンジジュースなどを組み合わせる.
スタート直前まではコーヒーを避けて,水かスポーツドリンク(CCDなど)をちびちびと飲み続ける...って,これ遠征時の朝飯やん.
実は脚攣りは自宅発イベントの罠だったとは.
お次はその直接的な【脚攣り対策】.
今回もスタート前に定番の「2RUN」を服用した.
本日は効果なし.
Gemini先生によると「2RUN ✕ 芍薬甘草湯 ✕ CCD ✕ ジェル」の組み合わせが鉄板とのこと.
前夜の就寝前:2RUNを1袋
スタート60分前:ツムラ芍薬甘草湯を1包
パレードラン開始前:2RUNを1袋
計測スタート〜ゴール:ボトルのCCDを10分おきに必ず2〜3口すする
激坂の手前:高濃度エネルギージェルを1本補給
こういうアドバイスにはごたごた言わず,素直に試してみるべし.
さーて,お次のレースは『芦別クリテリウム』!
ヒルクライムとちゃうやん! もちろんBROMPTONで出る!


