BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day4:雨の中,青森を去る

2026/6/8 Mon

さぁ,迷宮へいざないましょう

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雨.温度:16 ℃,湿度:95%,体感温度:16 ℃,風速:5.4 km/時,風向:ENE

Day3はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

さて,楽しかった遠征ライドもいよいよ最終日.
青森港からフェリーで室蘭に帰り,そこからクルマで旭川である.

起床してカーテンを開けると見事に
しかも土砂降りに近い.
うーむ,最後まで天気(だけ)には恵まれない旅であった.

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6時を待って大浴場へ.
平日の朝風呂だけあってガラガラ.
ゆっくりと”サ活”3セット.
ただし外気浴は雨の中.冷たい.

7時過ぎに朝食会場へ.

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やはり「青森≒大間=マグロ」でしょう.
美味い.

8時過ぎ,3晩過ごした『まちなか温泉』をチェックアウト.
まことに良い宿でした.

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フリーの足湯,再開はあるか?

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レインウェア着用で雨の中を走り出す.
距離的には遠くなるが,「青森ベイブリッジ」を経由する方が早く着く.

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フェリーターミナルが近づいて来た.
おお,懐かしの津軽海峡フェリーだ.

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ここで青森港の地図をご覧いただきたい.

道路から港湾内に進入.
まずは入口近くにある地図上の赤い建物に向かうのが自然な流れ.

だが,そこは青森ー函館間を結ぶ,青函フェリーのターミナルビル.
入口には上の地図と「津軽海峡フェリーの受付は別の建物」との表記があった.

「なるほど.別会社なのか」と好き勝手にクルマが走り回る港湾内を津軽海峡フェリーの建物を目指して安全に走る.到着.

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スマートチェックインの機械で乗船券を無事ゲット.
徒歩乗船の大部屋なので¥4,000.安い.

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だが...ここで少し疑問.
この建物に隣接する第1バースに停泊しているフェリーには「青函フェリー」と書かれている.

そもそも,室蘭から青森港に到着した時は第4パースだったし,本日も「津軽海峡フェリー」はその時と同じ場所に停泊している.

つまり,整理すると...
この2つの会社.ターミナルビルと船の停泊場所が交差しているのだ.
どういうこっちゃ! 正に初見殺し.
しかも,ビルから船まではかなりの距離がある.
それを歩くのか? この雨の中を?

クソ重いBROを担いで雨中を移動したくないのでフロントで交渉.
このままチャリで第4パースの船まで走り,入口か甲板の隅っこで畳んでよいか,と尋ねた.

返事は「ダメ」.理由はトラックや乗用車の邪魔になるかららしい ⇒ そんなに混んでもないし,全然スペース取らへんのに!

仕方がない.ルールはルール.
ここは根性で乗り切るか...と思いっきり嫌ぁな顔をしていたら「でしたら,このビルから船までシャトルバスがありますので,それをご利用下さい」だと.先に言え!

で,ホールの隅っこで輪行準備していたら,別のスタッフがやってきて「そこじゃなくて風よけドアの中で作業して下さい!(邪魔だ)」と怒られる.
いや,だから,他に客,おらへんやん!

何か対応というか,全般にチャリ客に冷たい態度.
今日は全身ずぶ濡れの貧乏サイクリストやけど,その正体は大株主かもしれんのになぁ...(違うけど)

...とまぁ,ぶつぶつ言っても仕方がない.向こうも仕事をしているだけなのだ.
ただし,この混乱を招く港の構造はかなり不評らしく,クレームが殺到しているのも事実.
両方とも”津軽海峡”フェリーやしな.区別がつかん.

実際,Kazchariの待機中も別のお客さんが受付で「ここ青函フェリーじゃないの? そこに船泊ってるやん!」とキレていた.

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時間があったので2階のおみやげ店で,職場と家に小さい菓子を購入.
しばらくするとシャトルバスがやってきた.

フェリーのすぐそばで降ろされるが,相変わらず雨がヒドい.
少し歩いただけでびしょ濡れ...が,安心して下さい.レインウェアは着たままですよ.

往路同様,歩いて甲板内に入る.
これだけスペースがあるのにここで畳んじゃダメとかわけわからん(まだ言っている)

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船のフロントでBROの置き場所を聞く.
あまりそういう客がいないのか,「そこの車椅子エリアにどうぞ」と案内.いいのか?

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夕方に室蘭到着なので熟睡する必要はない.
ゆえに帰りは個室ではなく大部屋にした.
さすが平日便.誰もいない.

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レインウェアやサイクルジャージを脱いで,いつものTシャツ,半パンに着替える.それらをバックパックに押し込んで,ようやく一息.

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こうした旅にはこの超軽量薄型サンダルが便利.意外に丈夫でちゃんと歩ける.

10:40.定刻に出航.
横になり,Kindle本で時間をつぶしているうちに,昼飯時になった.

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短距離・短時間フェリーのせいか,レストランの類はない.
冷凍食品の自販機が並ぶ.

Kazchari家では普段の生活で冷食を食べることはまずない.
おっかなびっくりで20分ほど悩み,極めてオーソドックスに『やきとり弁当』のボタンを押した.
¥1,100で,電子レンジで8分(!)加熱.
味には全く期待していない.

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ところが,これがまた意外にも美味しい.
「焼き鳥」がちゃんと「焼き鳥」なのだ.

「日本の冷凍技術は世界一ィィィィ~!」は事実?

冷凍食品がおいしくなった本当の理由、実は「冷凍技術の進化」じゃなかった!?

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ちなみに青森限定リンゴジュースは普通の味.
量が足りなくてお茶のペットボトルを追加購入することになった.

ちなみにこの自販機コーナーには1万円札の両替機がある.
キャッシュレス社会になって,万札の使い勝手が非常に悪くなった.
小額紙幣が欲しい人はフェリー内で両替しよう!(誰得情報?)

腹も満たされた所でフェリー内を散策.
往路と同じフェリーだが,その際は乗船後すぐに寝てしまったので改めて.

フェリー内ひまつぶし施設の代表,ゲーム室.
驚くべきことに,クレーンゲームがあった(カギを取るタイプ).
1回100円で,特賞は...なんと『Switch2』
定価は¥59,980なので,600回までのチャレンジで元が取れるゾ!
ただ,フェリーなので揺れるがな.

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そして誰が買うのかわからない謎のメダル刻印機.

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フェリーの思い出と言えば,大阪に住んでいた頃,舞鶴もしくは敦賀発小樽行きの『新日本海フェリー』をよく利用した.

もちろん北海道ツーリングが目的である.
最初は31時間ほどだった所要時間が,フェリーの高速化によって今や20時間ほどらしい.それでも,長いことは長い.

その『新日本海フェリー』には「敦賀ー新潟ー秋田ー苫小牧東」という路線もあるのだが,10月からのダイヤ改正によって,乗船時間がなんと国内最長の46時間15分になった.ほぼ丸2日船の上.もはやクルーズ船.

距離から考えると,この所要時間は変.
これには理由があって新潟港で16時間ほど停泊するらしい.
物流業者の利便性を考えたダイヤだが,この新潟停泊中,一時下船も可能とのこと.
これを知った関西圏のライダーが「北海道ついでに東北ツーリングもできる!」と喜んだとか喜んでないとか.
一方で「車両は降りれない」という情報もあるけど.
いずれにせよ,徒歩客扱いのチャリダーには朗報.新潟周辺のライドも楽しめますよ!(誰得?)

【公式】新日本海フェリー

そんなわけで軽く昼寝しているうちに17時.室蘭港入港のアナウンス.
BROをピックアップしてフロント前で待機.

ちなみにこの萌えキャラは室蘭観光大使の「蘭(あららぎ)うみ」ちゃんというそうな.読めん.

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フェリーの窓から見る室蘭港.
青森出航時以上に大雨.
期待したが,やはり眼下のボーディング・ブリッジは使われない.
あぁ,また,あの距離を歩くのか...

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つーことで室蘭港に無事到着.
BROを抱えてダッシュ&ダッシュ.
大雨の中,留置場のハスラーまで走る.

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速攻でBROを荷台に積み込み,車内に放置しておいた服に着替える.
エアコン全開で”もわん”とした室内の湿気除去.

ここは温泉に入って帰りたいところだが,余裕がない.
本日中の帰宅を目指し,ハスラーをひたすら走らせる.

大雨で視界が悪い中,退勤時間と重なり,難度を増した複雑怪奇な室蘭の立体高架道路をなんとかクリア.
海岸沿いの直線道路を苫小牧まで激走.
すっかり暗くなった頃,苫小牧のスシローで遅めの夕食.

青森のメシも美味かったが,やはり北海道も良い.
回転寿司もやはり海沿いの方が美味いのだろうか?

高速嫌いのKazchariはひたすら下道走行.
2回ほどコンビニ休憩をはさみ,23時頃,家に着いた.

いやぁ,今回も盛りだくさんな遠征ライドだった.

初日の酸ヶ湯,昨日の恐山で若き日の旅を追憶.
雨と風とハンガーノックを乗り切ったBROでの初300ブルベ.
やはり旅に出ると「生」を実感できる.

来年も青森ブルベがあったら参加したいものだ.
津軽半島残してるし.
宿はもちろん『まちなか温泉』で.

さて,次回のブルベ参戦は『BRM704長万部400』
久々の400だ.
こちらも前泊するので旅要素あり.楽しみだ.

BROではでません.BROは200まで.絶対!

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BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

2026/6/7 Sun

極上のエンタメ?

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曇り.温度:14 ℃,湿度:86%,体感温度:13 ℃,風速:7.2 km/時,風向:ESE

Day2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

さて,激闘の300ブルベを終えて布団に入ったのは1時過ぎ.
「疲れ過ぎていると眠れない」の格言(?)通り,5時過ぎには目が覚めてしまった.

すかさず全身状態を確認.
最も懸念していた右腸脛靭帯の痛みはゼロ.

どうやらBROMPTONのポジションだと発症しにくいようだ.
昨日苦しめられた肩周囲のコリなど,他の部位の筋肉痛もほぼなし.
己の強靭なボディに感謝する.

6時を待ってまずは朝風呂に.
いやホンマ,ここの宿ええわ~

次に昨日食べ損ねた朝食を.
ビュッフェ方式だが,普通のビジホとは毛色の違うメニューが並ぶ.

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これまた超美味.
安いし,美味いし,気持ちいい.
次回青森に来た際も,絶対ここに泊まろう(ねぶた祭の時は予約が取れないらしい)

外は快晴.
8時過ぎ,青森在住のM山さんにLINE.
一昨日のドライブ中にも相談していた「恐山行き」をどうするかお伺い.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day1:雨と海鮮丼と温泉,そして300kmブルベへの序奏

M山さんも体調に全く問題ないとのことで,予定通りに計画を実行することになった.
とは言え,さすがに青森市内からチャリで行くのは無謀.
つーことで,M山さんの軽バンにチャリ2台を積んで恐山に向かうこととなった.

ホテル前でピックアップを待つ.

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さて,その恐山だが,一般的にどのようなイメージを持たれているだろうか.

「ちょっと怖い場所」「死者の魂が集まる場所」「イタコばーさん」あるいは「そんな場所知らん」と言ったところか.

Kazchariにとっては実に34年ぶりの訪問.

昨日の廃業温泉同様,東北オートバイツーリングの時に立ち寄った.

とにもかくにも,その禍々しい雰囲気に圧倒されたが,実は最も印象に残ったのが境内にあった温泉
荒れ果てた岩場にポツンと立つ小屋.それがまさか温泉だったとは.
これまでの人生,数えきれないほどの温泉につかってきたが,その中でも一,二を争う印象深い場所だった.

その日は『薬研温泉』まで行き,隣接のキャンプ場に宿泊.
仲良くなったライダーが「買い出しに行ってきます」とバイクで下山したものの,いつまで経っても帰ってこない.
まさか,彼は幻だったとか...ぞぞっ
と,ビビっていたところ,夜遅くなって”徒歩で”キャンプ地に戻ってきた.
途中のカーブで事故り,レッカー手配やらなんやらの対応で追われていたとのこと.いやぁ,怖かった.

...とまぁ,そんな話をしつつ,M山さんのクルマは一路,恐山を目指す.
青森在住のM山さんですら,恐山に行くのは数十年ぶりとのこと.
地元民あるあるですな.

下北半島に入り国道279号線をひたすら北上.
徐々に天気が怪しくなる.
JR大湊線が並走している.もし単独行なら電車輪行で向かうつもりだったけど,クルマが正解やな.

途中,『湧水亭』という豆腐専門店で豆腐アイスを.

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美味し.

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むつ市到着.
M山さんおすすめのとんかつ屋さんはクローズ.
近くにある別の店に行くが,ここが正解.

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ボリューム,味とも大満足であった.
なんだかものすごくグルメな旅だ.本ブログに似合わん.

むつ市を出て,いよいよ恐山に向かう県道を登る.
森が近い.霧も出て来た.
M山さんの軽バンがうなりを上げる.
半端ないアップダウンが脚を削り...そうな道.

にしても,よりによってこの県道ナンバーはないでしょう.
これも演出の一環?

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ついに,日本最恐と名高い霊場・恐山着.

めちゃめちゃ寒い.霧雨も降っている.
ただ,せっかくここまで来たのだ.
入山前にさらっとポタリングすることにする.
短時間でも走りたい.まるでアリバイライド?

軽バンからBROMPTONを下ろす.
普通にiPhone撮って出しでこの雰囲気.やはり何か違う.

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走ってきた道を少し戻る.

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川が流れ亭ているが,めちゃめちゃ硫黄くさい.
正にタヒのにほい...

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宇曾利山湖

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朽ちた杭が不気味に並んでいる.何これ?

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先程の硫黄臭い川の縁.
不穏な看板が立っている.

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ボコボコと地の底から湧く.
のんびりたたずんでいてよいのか?

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その隣に三途の川.
これはちょっと新しすぎて風情(?)がイマイチ.

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道の脇には石仏像.
ここに登ってくる4号線沿いにもいくつか並んでいる.

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バスでも訪問可能.
ただし本数が少ない.通常は1日3往復.

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入口.
出入り時には,なぜかこの2本の柱の間を通らなければならない圧がある.
横から抜けるとカラダと魂が分割されてしまいそう.

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門の外はだいたいこんな感じ.
晴れを期待したけど,むしろ,このどんよりした曇り空が気分を盛り上げてくれる.

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さて,BROでのライドは終了.
いよいよ入山である.

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大人1名¥900
何気に国定公園だった.
No.422?
5月の開山から一ヶ月ちょいでこの人数ということは1日あたり11人?
少なくないか?

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総門をくぐる.
確かに日曜日なのに人が少ない.だが,それがいい.

山門を越える.
左手に2棟の「古滝の湯」.こちらは女湯である.

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一応,パンフというか冊子をもらっているが,それを眺めながら歩くのは無粋.全力でこの独特の雰囲気を味わう.

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恐山と言えばこれ.
黒っぽい溶岩と石仏.
そして,花の様に生けられたカラカラと音を立てる風車.

風車は入口でも購入可能だが,こうしたプラ製品がなかった時代(開山は1200年前)はどうしていたのだろう? やはり竹?

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一応参拝順路らしきモノはあるが,それほど厳密ではない.

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以前来た時,こんなに建物あったっけ?

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正に“荒涼”というにふさわしい大地.
硫黄臭はそれほどしない.

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境内ではめずらしい緑の多い場所.
崩壊した階段の先に石仏あり.
足の悪いお年寄りがよろよろと上がってきたので「この先,もっと崩れていますよ」と教えてあげたが,余計なお世話だったかも.
”何かを背負って”ここに来た人かも知れぬ.

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スマホじゃなくて,”ちゃんとした”カメラを持参すれば良かった...と思うくらい写欲が湧く.

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現実感がとんでもなく希薄.

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この写真を撮った場所の少し前方を若いカップルが歩いていた.
ここをデートスポットに選ぶとは,なかなか見込みがあるぞ(何の?)

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一通り参拝を終える.
「そういやイタコってどこでやってたっけ?」と探すと,やけにポップな看板を発見.

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「海鮮料理店か!」と思いつつも,建物内では絶賛降霊中だった.

お次はいよいよメインイベントの温泉である.
男湯は先ほどの女湯の道をはさんだ向いにある.

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不思議なことに記憶にある温泉小屋とは明らかに異なる.
いや,確かに建物の形は同じ.
周りの風景が違うのだ.
こんな建物に囲われた場所ではなく,荒れ果てた原野にポツンとあった印象が強いのだが...絵本『ちいさいおうち』的な進化?

少々違和感を覚えつつ,扉を開ける.
先客が4人ほどいた.
うむ,浴槽の形や大きさは34年前の記憶と合致する.

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そそくさとサイクルジャージを脱いで湯につかる.
「熱い,熱い」とM山さんが大騒ぎ.
いや,そこまでは...と思いつつ足をつける.確かに熱かった.

見かねた先客が「水,足せますよ」と蛇口を指さす.
勝手に開けたら怒られそうだが,許可がもらえたので全開.

まぁ,慣れれば...心地よい湯加減である.
ただし,このお湯もまた,かつての記憶だともっと酸性だったような気がしないでもない.

やがて他のお客さんが出て行ったので貸し切り状態に.
ここぞとばかり撮影.

で,もう一度服を着て外に出る.
冷気と霊気が漂う.温泉小屋内がパラダイスだった.

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山門,総門をくぐって外界へ.

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こういう看板があるということは,わざわざ塩を持参する人がいるということか.

言われてみればその通りで,仏教においてタヒは穢れではない.ゆえに”清める”という発想は変.
「塩まき」は神道もしくは日本古来からの習慣.

そういうわけで34年ぶりの訪問.
霊場の圧倒的リアリティと「エンタメ」としての顔を見せた恐山.

「極楽浄土」と「地獄」が隣り合わせの不思議.
「怖い」よりも「圧倒的な非日常」に心が洗われる感覚もある.
「タヒ」を感じるからこそ「生」を感じる.

恐山は決して暗いだけの場所ではなく,残された者が「今をどう生きるか」を考える機会を与えてくれる場かもしれない...と,神妙になりつつ,同時に先日訪れた酸ヶ湯温泉同様,施設が巨大化していることに驚く.
あちらほどメジャー化していないようだが.

また,見た目カジュアルなイタコのギャップ.
バチあたりかもしれんが,実に楽しめた.

青森市内に帰還.
一昨日と本日,わざわざクルマを出してくださったM山さんに感謝してお別れ.
旭川来訪の際には「全力で激坂アテンドします」宣言.

宿に戻って,再度温泉&サウナを堪能.
今宵は一人.
街にでかける気分ではない.
施設内にあるレストラン『ふる河亭』へ.

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「焼うどん」「唐揚げ」.美味し.

さて,今回の青森遠征も大満足で終了.
実に充実した3日間だった.
海峡を渡っただけでまるで外国.
60年近く生きてきたが,やはり日本は奥が深い.

そうそう,後に判明したのだが,恐山温泉には男湯,女湯の他,もう1つ混浴風呂があった.

https://yubito.jp/aomori/osorezanonsen_hanazomenoyu/8413/より

それが「花染の湯」.
Kazchariが34年前に入ったのはたぶんここ.
現在でも周囲に建物がなく秘境感が漂う.
気付かなかった.

てな感じで,念願の恐山ツアーは無事終了.
肩が重いとか,怪異変が起こるとかはなく,今のところ平穏.
いや,何かあるとしたらこれからか...

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Day4はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day4:雨の中,青森を去る

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その3)

2026/6/6 Sat

終わりよければ

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曇り.温度:12 ℃,湿度:77%,体感温度:7 ℃,風速:19.4 km/時,風向:ESE

その2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その2)

ここは161.9km.【PC3:ファミリーマート秋田能代明治町店】

早朝の寒気,あすなろラインの強雨はどこへやら,PC3到着時には眩しい日差しが降り注いでいた.
レインウェアをキャストオフ.
長袖インナーと半袖ジャージだけにチェンジ.身軽だ.

いつも通り,麦茶(ノンカフェイン,足ツリ防止)を購入してレシートをゲット.さすがに昼食後すぐなので腹は減っていない.

そこへ先ほどミスコースしかけた参加者が到着.
スタート時に「不老不死温泉に入る」と言っていた猛者だった.
ちゃんと入ってきたらしい.

ブルベ中に温泉に入る人の話はわりと聞くが,Kazchariはちょっと遠慮したい.
汗だくのウェアの脱ぎ着も抵抗あるし,入浴後の疲労感・脱力感が心配.
時間も急いているので,サウナがあっても入れないのがもったいない.

この時は色々な意味で地獄だった...

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

それに,本日は温泉付きの宿である.
ゴールして,全てが終わって後は寝るだけ...でゆっくりつかりたい.

...と,ここまで想像してふと考えた.
宿の「まちなか温泉」の入浴可能時間は24時まで.
逆算すると,遅くとも23時にはゴールしておきたい.

現在14時半.
単純計算で残り140kmを8時間半.
ロードだと余裕だが今日はBROMPTON.うーんなんとかなるかな.

少しペースアップを意識しつつ出発.
ここからは大館,つまり内陸へ向かう.

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東北の田舎道にはこういう呪術的なオブジェが散在している.
牛なのか?ブードゥー教っぽい.撮影して大丈夫?(遅い)

いい感じにくたびれた橋が見えた.
ところどころ古い街道と並走.

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やはり晴れると気分もアガる.
まったく,天気の移り変わりの激しい日である.

そういや,チャリにはまって以来,風邪をほとんどひかなくなった.
毎回,エグイ寒暖差に否応なく身を置かれることで,我が明友,ミトコンドリアが鍛えられているのだろう.健康こそが最強の財産.

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どこか大陸的というか北海道的.
まぁ,日本は日本やし.

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時々現れる田舎に似合わない立派な橋.
もう少し進むと「大館能代空港」がある.こいつのせい?
確か,妙に早口言葉っぽい旧「秋田北空港」のことやんな? ⇒ 違いました.正式名が「大館能代」で「あきたきたくうこう」は愛称.
つーか2つも空港要るの?(怒られそう)

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で,なんだかんだで16時半.

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200.1km.【PC4:デイリーヤマザキ鷹巣七日市店】

ようやく200km.やたらハイテンションな店員さんが印象的.

「ブルベに楽なブルベなし」という格言があるように,200には200の辛さ,300には300の辛さがある.
それでも残りの距離が3桁から2桁になると終わりが近づいてきている感があるなぁ...って,普通に考えて後6時間ほど漕ぐわけで,やっぱり変態だ.

「そういや写真撮ってなかったわ」っつーことで,この日のためにっつーか,いつ着ていいのかわからない「台湾・四国一周ジャージ」がこれだ!

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BROの派手な配色と相まって「一体,何色使ってるんだ?」的コーディネート.
昨今のアースカラーだらけのウェア界に一石を投じる...そんな志はない.

いずれにせよ,もう残り100kmしか走れません!

とは言え,もう肩のコリが限界を越えつつある.
各種ストレッチや波紋を駆使して痛みを和らげる.

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この地域の名産と言えば,そう「比内地鶏」
あー,なんか美味そう.
さすがブルベだ.昼にあれだけ食べたのに早くもカロリーが枯渇してきたぞ.

単調な道,時間が続く.
国道285号線をゾンビ走行中,左側に見覚えのある建物が見えて来た.

「湯ノ岱温泉」である.

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ここには1992年,すなわち34年前の東北ツーリング時に立ち寄っている.
疲労がたまっており,休憩室で爆睡した.

1992年7月29日撮影

我ながらよく覚えてるもんだ...っつーか,上のフィルム写真を何度も見たから記憶に深く刻まれていたのだろう.
あまりにもお手軽過ぎるデジタル写真,しかもスマホ写真は1枚1枚の価値が軽すぎる.
限られた枚数の中,ここぞという場面で撮り,現像に出し,紙のアルバムに入れて何度も見返す.やはり,旅の記録はフィルムが正解なのだろうか...(戻れないけど)

ちなみに「湯ノ岱温泉」は設備の故障で休業中.
実質廃業状態.今日でなければ解体されて再訪できなかった場所かもしれん.

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久々にトンネル通過.
そういや海岸線ですら全然トンネルがなかったなぁ.

ライトをON...あれ? 手元のリモートスイッチが作動しない.
どうやらバッテリー切れ.
サブライトの件といい,イベント前のチェックが雑だ.反省.
停車して手動でON.

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少しずつ陽が落ちる.
夜間走行の気配漂う.

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大館市に入る.
信号待ち時にLINEを確認すると,先行していたM山さんK木さんから比内地鶏の夕食&温泉!の写真.
ぐぬぬ...ロードバイクとの走力差がここにきてじわじわ来てる.

もちろん,今のKazchariにそんな余裕はなし.
初ブルベから数えて7年目.初めてギリギリ隊の心境を理解した.
”あえて”ではない.宿の温泉のためにペースを落とすわけにはいかないのだ.

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退勤時間のせいか,国道7号の交通量がエグい.
路肩の走行スペースもロクにないため,身の安全のため並走している広めの歩道に乗る.道交法的にも許されるはず.
ただし,人もめったに通らないせいか段差,泥,コケが多くてスピードダウン.
薄暗くなるこの時間は動体視力の低下も深刻.
遊びでケガをするのは,最も愚かな行為.

なのに,道端にこうした不気味なオブジェを発見すると,ついつい止まってまう...アホなのか.

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本ブルベ,最後の登りらしい登りである「矢立峠」通過...と言いたいところだが,峠の自販機で補給.
この後の有料道路対策でジュースを現金で購入し,10円玉を入手.

ここは温泉施設併設の道の駅.
グレーチングから湯気が立っている.まるで雲仙
LINE情報によると,Kazchari到着の少し前にPikaさんもここの温泉に入浴していたらしい.ぐぬぬ.

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長い長いダウンヒル.
ついにフロントライト点灯.
気温も下がって来た.

そんなこんなで19時40分.

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257.5km.【PC5:ファミリーマート大鰐店】

偶然にもM山さん,K木さんに合流.
お二人が既に食事&温泉済みであることを考えると,ペースの遅さがうかがい知れる.
まぁ,BROでの出走なのでわかっていたことだが.

コンビニのオムライスという寂しい...いや,お手軽な夕食を爆食い.熱っ.

お二人に「お先にどうぞ」と促すが,「いやいや,ラストなので一緒に行きましょうよ」と誘われたので,同時にリスタート.

最初はなぜかKazchariが先頭だったが「BROが先頭?」の不思議さに気付き,トレイン最後尾に回してもらった.
そのおかげで弘前の市街地を何のストレスもなく快走.らくちん.

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「青森空港有料道路」の手前で最後の補給.

お二人から「ここからの坂はエグイですよ~」「夜だから先が見えなくて辛いですよ~」と,なぜかめちゃめちゃ脅される.
普段なら坂バカ的に「それはそれは...」とニコニコ顔なのだが,既に280kmを走行.
かなり脚やら肩にキテる.ここを越えればゴールと気合(『即攻元気ジェル』)を入れる.

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坂が始まると案の定,超絶クライマーM山さんがアタック!
先ほどの疲労感はどこへやら,そこに食らいつく”BRO”Kazchari

...と,威勢は良かったが,確かにいつ終わるかわからないほぼ直登の坂道.
さすがに途中でココロが折れた.
スローペースに戻して登攀継続.
霧に包まれた青森空港を通過する.

ダウンヒル開始だが,照明が少ない上にBROのライトも光量不足.
おっかなびっくりで進むと,やがて噂の料金所が現れた.

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青森市民にも大不評という謎の有料道路.
チャリの料金は20円だ.

左手に投入箱があったらしいが,それに気づかず係員に手渡しする.
よくわからんが,空港利用者のみなならず,通過者はかならず支払うシステム?

何の維持費だ?

と,憤慨しているのは旅行者だけではなく,市民も同様なようで,来年から無料になるらしい.

料金所を越えても下り基調が続く.
突然工事ストップが現れたりしてビビるが,無事,青森市内に戻って来た.

大通りから市街地をグネグネと進み,ようやくゴールのカフェに到着ぅ!

303.2km.【GOAL:あんてな青森】

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北海道の団体と違って,レシートの時間をブルベカードに自分で記入するスタイルだった.

認定ゴール時間は17時間19分.

もちろん,ロードでのタイムに比べるとかなり遅いが,BROであることを考慮すると上出来か.
これならギリギリ隊化を恐れるのではなく,途中で温泉を楽しんでも良かったかなぁ...(甘いわ!)

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先に到着していたPikaさん,M山さん,それにしばらくしてK木さんも帰って来た.
特に謀ったわけではないが,なぜか,ほぼ同時刻にゴールしてしまう「おだってるJAPAN」,その絆は永遠だ!(うんなわけない)

「Flèche」じゃないけど「Flècheっぽい」終わり方で,この遠征ブルベは無事幕を閉じた.

ちなみにPikaさん視点の『五能線300』はこちら.

Pikaさんの先導で宿へ.
ほぼ計画通りの23時に到着し,いそいで大浴場へ.
次々と客がひける中,広い浴室に一人となった.

いやぁ,なんだかんだでBROで300はキツイ,キツ過ぎる.
やっぱ200までだな...と,200の時に言ってたような気がしないでもない.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

「mini Pハンドル」もさすがに300には対応できなかったか.
一方で四国一周旅から使っているこの激安サドルは超優秀.

ケツの痛みはほとんどなかった.

サ活を1本だけキメて脱衣室へ.
この後の深夜便のフェリーで函館に戻るというK木さんがいたのでご挨拶.
機会があれば来年も一緒に走りましょう.

つーことで,遠征の主目的であるブルベ参戦は終わったが,青森旅は明日も続くのだった.

Day3はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

2026/6/6 Sat

小径車で300km...やれやれだぜ

いただき画像

Day1はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day1:雨と海鮮丼と温泉,そして300kmブルベへの序奏

午前3時.アラームが鳴る前に目が覚める.
ホテルのロビーにあるフリーサーバーから濃い目のブラックコーヒーを注ぐ.
昨夜のうちに買っておいた総菜パンをかじる.

カーテンを開けて外を見る.
幸運なことに雨は降っていないようだ.
ちょうど,同じ宿に泊まるPikaさんが走っていくのが見えた.

ウェアに着替える.
長袖インナーに半袖ジャージ.
パールイズミの極厚パッドのビブショーツ.
レッグウォーマーを着用.
さらにはウインドブレーカーで寒さ対策.
忘れちゃいかんのがブルベ民の必需品,反射ベスト

300kmブルベの制限時間は20時間
ロードバイクであれば約13時間ほどでゴールできるが,今回はBROMPTON
ギリギリ隊の長時間走行を想定し,コンタクトを避けてメガネで走る.

午前4時.スタート地点の合浦(がっぽ)公園に向けてスタート.

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BROにはレックマウントの「Ride On Bag」を装着.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

モバイルバッテリーや非常食(羊羹,カロリーメイト)を入れておく.
防水性がないのでビニール袋でくるむことを忘れない.

BROでブルベに参加する場合でも,そのアイデンティティである巨大なフロントバッグを付けて走る人が多いのだが,あれは空気抵抗のカタマリ.
走りを重視したいKazchariとしては避けたいところ.
旅だとデカバッグはめちゃめちゃ重宝するけどな.

その代わり,リアキャリアの小型バッグ(Aliexpressで¥500!)に,レインウェア他の雨天走行用ギアを積む.
できれば使いたくなかったが...(そんなわけなかった)

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朝焼けの国道を東に向かって走る.
途中,M山さんK木さんに追いつかれた.

4時半頃,公園着.
既に受付が開始されており,続々と変態ども(ホメ言葉)が集まって来る.

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Pikaさんは,おろしたての新車,フルオーダーのチタンフレームバイクで参加.

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いわゆる一生モノ.
実際に走行フィールも素晴らしいとのこと.
後方フレームのブルーの焼き色が,とんでもなくかっちょいい.

チタンかぁ,いいなぁ...あれ? そういやKazchariもチタンフレーム車持ってたような...

奇跡の一日!BROMPTON T LINE シェイクダウン!

確かに「黒金くん」は軽いし速いし,乗ってて楽しいけど,折りたたみという制約がある以上,走りの要素が若干スポイルされているような気がしないでもない.
折りたたみじゃない小径車でチタン製ってあったっけ...って,あるやん!

Tyrell PK1

こ,これは! あぁ,いかんいかん.これ以上チャリを増やしてどーする.
妄想・欲望粉砕.今はブルベに集中集中.

ブリーフィングの開始まで時間があるので,チーム「おだってるJAPAN」で集合写真.公園内を少し歩いて浜辺に移動する.

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受付に戻ると,小径車に乗る参加者から声をかけられた.
BROではなく20インチホイールのDAHONカスタム? 自分で組み上げて本日がデビュー戦とのこと.
互いに健闘をたたえ合う.

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小径車同志は結束が固いのだ.

ブリーフィング開始.
ダウンヒル後のカーブや陥没情報を聞く.
何せ初めて走る土地である.慎重に走らねば.

5時になった.
いよいよ300kmの旅のスタート.
チャリで走るのは初めてのルート.オラ,わくわくすっぞ.

つーことで,最初は青森市内を横断.
昨日も走った青森ベイブリッジを通過.

その下りである.
「Ride On Bag」に付けたオプションの延長バーがぐらぐらしだした.
取り付けていたライト(Olight RN1500)が上を向いている.
ロックタイトで締め込んでおいたはずのネジが緩んでしまったようだ.
メンテをさぼった末路だな.

仕方がない.
いつ落下するのかわからんので外しておくか.
こいつはあくまで予備ライト.
メインの「Magicshine VTG1000」は車体にしっかり取り付けてある.

BROMPTONの甘い罠~ライト編

しばらく,Pikaさんの後ろにつくが,リアハブ周りから「♪ヒュルヒュルヒュル」と不思議な音がする(♪ファルファルファルにあらず)
うちのEMONDAの「ELITEホイール」のラチェット音も特徴的(誰もが振り返る爆音系)
チャリパーツはメーカーごとに個性があって面白い.

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やがて町を抜け,田舎道になってくる.
なんとなしに「おだってるJAPAN」が集合.

一昨年や昨年の苦労話をしつつ,「今年は誰が犠牲になるかなぁ~」と談笑するが,まさかこんな戯言が見事までにフラグになるとは...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その0)

やがて,本ブルベ最初の難関,あすなろラインの登りが始まった.
生粋のクライマーM山さんの脚が回り始める.
こ,これはついて行かねば! BROであることを忘れてふむふむ.

序盤にて早くも「おだってるJAPAN」トレイン崩壊である.
誰だ? 今日のブルベが「疑似Flèche」と言ってたヤツは!(ワタシデス)
いつもと同じという意見もあるけど.

つーことで,登り中盤あたりで見事にチギられてしまい,黙々と登攀.
くっ,EMONDAであれば...(何の勝負だ?)

峠に到着する.
M山さんの姿は既になく,別の参加者が一人おられた.

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写真を撮ってそそくさとダウンヒル開始.
ここから五所川原市となる.

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途中,雨粒が顔にあたりはじめる.
ヤ,ヤツだ,ついに雨が来たんだ!
確かに天気予報通りではある.
通り雨であることに期待するが,空からの雨も路面の濡れも激しくなってきた.

いくつかカーブを曲がった先に大木発見.
その影となる路面は濡れていない.
ここは潮時と停車し,レインウェアを着用する.

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その間,PikaさんK木さん,それに他の参加者2名が通過していった.

ブルベ中に限らず,自転車乗りは雨が嫌いである(たぶん)
濡れたウェアが不快なだけでなく,スリップ事故や視界の悪さ,パンクによるリスクが爆上がる.
それにブレーキシュー摩耗やオイル切れなど,マシンへのダメージも大きい.
もし今日が地元開催だったらDNSしてたなぁ(今年既に2回)

と,こんな遠征ブルベ,かつ既にスタートしている状況で愚痴っても仕方がない.できる限りの雨対策で今日を楽しもうとココロを決める.

レインウェアはブルベ民の正装たるモンベルの軽量GORETEX上下.
そして,同じくモンベルのオーバーソックス(これもGORE).
特に後者の効果は絶大.
シューズがびしょ濡れになっても,ソックス,その下の素足はほぼドライ.実に快適である.

ただし,上記の商品もそうだが,環境負荷の観点から「GORETEX」製品が締め出され,新素材に置き換わりつつあるらしい.
一説によると,ウリの防水・発汗性能はかなり低下したとか...ファッキンS〇Gs

てな感じで,レインウェアを着こんでも,止まらないリムブレーキのせいで全然楽しくないダウンヒル継続.
途中,K木さんが停車して雨支度をしていた.
合流して五所川原市内へ.

朝食が少なかったのと,体内リズム的に摂取が早すぎたためか,異常に腹が減ってきた.
K木さんと相談し,PCでもなんでもないローソンで補給することにした.

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「おにぎり2個」「スムージーバナナ味」という由緒正しいブルベ飯.
思えば,いつものロードと同じリズムと量で補給してしまったのが,後の惨劇を招いたのかもしれん.
BROのような小径車は,タイヤの転がり抵抗が激しく,脚を止めるとすぐに失速する.それを避けるため,無意識にケイデンスを上げる=いつも以上にカロリー消費が激しいのだろう.

で,K木さんと一緒に再スタート.
交通量の多い国道101号を,ますます激しくなった雨にヤラれ,トラックの追い越しに怯えつつひたすら爆走.海を目指す.

そしてようやくたどり着いたのが...

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【PC1:海の駅わんど わさお像 59.8km 地点】

時刻は8時ちょうど.
ここはフォトチェック.
「わさお像」を写真に収める.

「わさお」の名前は聞いたことがあるが,何かの映画だっけ?
行き別れた恋人(犬)を探して津軽海峡を泳いで渡ったとかなんとか...(たぶん違う)
いずれにせよ,”ネコ様に絶対忠誠を誓う原理主義者”のKazchariは全く興味がないにゃん(敵を作ったな).

降り続ける雨.
なんと,このブルベ,ようやく1/5が過ぎたばかりである.
こんなペース&装備で大丈夫か? いろんな意味で.

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※ その2に続く.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day1:雨と海鮮丼と温泉,そして300kmブルベへの序奏

2026/6/5 Fri

オトナな判断

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曇り.温度:12 ℃,湿度:78%,体感温度:9 ℃,風速:14.8 km/時,風向:E

Day0はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day0:津軽海峡フェリー編

ここは津軽海峡フェリー「ブルーグレイス」コンフォート201号室.
カラダに伝わる絶え間ない振動のおかげでなかなか寝付けぬオトコがいた.

「ぐぬぬ...またか.やはり眠れぬ」

2年前の「苫小牧ー八戸」と同様,夜間航路での熟睡はかなわぬ夢であったか...(ちょっと『蒼天の拳』が入ってます)
それでも意識が深層にすべりつつあるAM3:00.
耳栓を貫いて響く船内アナウンス.

「皆様,おはようございます.本船はまもなく青森港に入港いたします.どちら様も下船の準備をお願いいたします」

あわてて起きる.
しっかりと寝不足

ただし,賢いKazchariはこの状況を想定してしっかり保険をかけておいた.
ブルベ本番は明日,すなわち6/6.
つまり今日1日はフリー.寝不足だろうがなんだろうが,ゆっくりとカラダを休めることができるのだぁ!

そう,2年前の『あまちゃん200』では「八戸到着→ホテルに荷物預け→ブルベスタート」という地獄のスケジュール.その反省が今日,生きておる.
これぞオトナの知恵.

バタバタとパッキングしてフロント前で待機.

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いよいよ下船.
クソ重いBROを担ぎ,スタッフの先導で車両甲板に降りる.
外に出たらはいサヨナラで,ついに青森(=本州)上陸である.

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イエーイ,と叫びたいところだが,なんじゃこれ,めちゃめちゃ寒いぞ.
それに気のせいか雨もパラついておる.
おいおい,初日からこれかい!

気になるのは,ターミナルらしきビルがどこにも見当たらないこと.
現時刻は4:00.暖かい場所で少し仮眠してから輪行解除,街へ向かうつもりだったのだが...
(最終日,この青森フェリーターミナルの驚愕の構造を知ることになる)

仕方がない.ここで解除するか.
BGMはもちろん『マグマ大使』だ(なぜ?).

♪カシン カシン カシン

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変形完了.
少し明るくなってきた.
前後にバッグを装着して,青森市内を目指すぜ.

小雨と冷え込む天気の中,Google先生の指示に従い進む.
例によって,本州に入ると交通手段に「自転車」が表示されなくなる.

「自動車」だと交通量が多すぎる.
「歩行者」だと階段やとんでもない細道を案内される.

北海道はおろか,台湾でも利用できるのになぜなのか.
理由を知りたくてGemini先生に訊いてみたところ,日本の道路環境の複雑さゆえ,自転車走行に適切かどうかの調査が大変だからとのこと.

マジで?

北海道以外だと,東京,神奈川,埼玉,千葉,静岡,愛知,大阪,兵庫,福岡で提供されているらしい.県境を越えたらどうなる?

ちなみに海外だと北米,欧州,オーストラリア「自転車ルート」が,台湾,ベトナム,インド,タイ,マレーシア,インドネシア,フィリピン,ブラジル,メキシコ,エジプト,南アフリカなどで「二輪車ルート」が提供されているとのこと.
おっ,昔行ったことのある国が多いな(チャリじゃなかったけど)

で,なんだかんだで本遠征の宿である『青森センターホテル』に到着.

【公式】まちなか温泉 青森センターホテル

フロントは2階.
これまた複雑怪奇な構造.まるで迷路の様.

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ホールにて15:00のチェックイン時間まで預かってもらう荷物を選別.
受付のスタッフに渡す(フロント24時間オープンはありがたい).

少し目をつむって仮眠.
このまま6:00を待って,温泉にでも入るかと考えたが,快楽のあまり走る気がなくなりそうなのでヤメた.
そう,実はこの後,昨年の「Flèche」で一緒に走った青森在住のM山さんからライドのお誘いを受けていたのだ.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

M山さんはKazchariと同い年.
数年前に大病を患った際,医師からリハビリとして自転車を薦められドはまりしてしまったという,なかなかの経歴の持ち主.
今ではすっかり回復っつーか,むしろ超絶速い.
特にヒルクライム.だいたいちぎられる.

そんなわけで7:30にホテル前にて集合することになった.

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少し時間があったので先に一人で市内をポタリング.
近くのコンビニで朝食をとった後,徘徊開始.

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青森市内に来たのはいつぶりだろう.
確かジャマイカから帰国して,同期の実家を訪ねた2004年以来か.
その時は大豪邸に泊めていただいて,連日連夜ごちそうをいただいたっけ.何もかもみな懐かしい...

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あてもなくフラフラとポタリング.
これぞBRO本来の使い方.
一日で何百キロも走ったり,ガチクライムする自転車ではありません.

とりま駅前を目指す.
やたら立派なビル風のJR青森駅だが,側面から見ると結構薄かったりする.

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市内で感心したのが,この歩行者道と自転車道の完全分離.
こんな構造なら青切符対策も万全だ.
ただしチャリは雨に濡れるがな.

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早朝からどんちゃか読経が聞こえる寺.
後方の金色塔と相まって,アジアっぽい.

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なぜかミッフィーコラボ.

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そういや最近ブームの地名立体オブジェがどこかにあるかと思いきや,発見できなかった.
後で調べるとビーチの方に設置されているらしい.

https://www.aomori-ekimae-beach.com/info/aomori%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%B8%E3%82%A7%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%82%82%E7%99%BB%E5%A0%B4%EF%BC%81/より

時間になったのでホテル前に戻る.
少しして,会うのが1年ぶりのM山さん登場.
昨年の思い出話に花が咲く.
小雨が降るものの,夏泊半島に海鮮丼を食べに行くライドに決定.

だがしかし...
いざ出発すると,雨がひどくなるわ,寒くて動いてもカラダが全然暖まらんわで,早々にコンビニ休憩へ.

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明日の本番(300ブルベ)に備え,無理は禁物とクルマでのドライブに変更することにした.
そのままM山さんの家に行き,チャリ2台を軽バンに積む.
あらためて夏泊の食堂を目指す.
ますます雨がひどくなる.このプランに変更して正解だった.

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11時の開店に合わせて『正立食堂』着.
とんでもなく細い道の奥にある.
完全に地元民御用達の雰囲気.これは期待しかない.

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何が驚いたって,まずはその価格である.
なんだこれ,安すぎないか?
しかも五色丼¥3,000が¥2,700に値引きだとぉ!?

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開店間際だったため,席も無事に確保.
先ほどの「五色丼(アラ汁付き)」を注文する.
待ちの間,他のメニューもチェック.

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いやいや,これ絶対に安いわ.
北海道(積丹とか)なら,プラス¥1,000から1,500はするね.
メニューに小さく簡体字も書いてあるので,完全に地元民向けとも言えんが,観光地価格ではない.

そして出て来たのがこれ.

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ドーンと,ウニがモリモリ.
もちろん味も保証付き.甘い,美味い.
普段食べる回転ずしのバサバサなウニとは鮮度が桁違いである.

大満足の昼食となった.
M山さん,ありがとうございます.
天気はアレだがココロは晴れやかだ.美食は人を幸せにする.

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名残惜しいが出発.
今度は南下して八甲田方面に向かう.

少し進んだだけで晴れた.
M山さん曰く,青森は地域ごと,つまり北部,南部,日本海,太平洋側で天候がガラっと変わるそうな.
そんな感じで晴れたり,曇ったり,雨が降ったりと不思議な天候の中,酸ヶ湯温泉へ.

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ここも30年ぶりの訪問か.
8月の東北オートバイツーリングの途中で,隣接するキャンプ場に2泊ほどした記憶がある(大雨だった).

酸ヶ湯と言えば,旭川人もびっくりの冬の異常な積雪が有名である.
もちろん,6月にその痕跡はない.

入湯料は¥1,000.
まぁ,そんなものでしょ.
入口ではタオルをもらえた(バスタオルは返却).

混浴の「仙人(千人)風呂」の他,男女別の風呂場も別棟にあるが昔もあったっけ? もちろん今日は仙人風呂に入る.

サイクルウェアのままだったが,ほとんど汗はかいていないので,サクっと脱げる.
浴室に入る.
おお,このレイアウト,懐かしいぞ.
硫黄臭はするが,それほど強くない.
以前と変わった点と言えば,男女のエリアが看板で明確に分かれていること.
M山さんが,知らずに女性エリアに移動してるを見て,あわてて注意(女性客はいなかった).
こういう場所には,たまにすんげーうるさいおじさんがいるのだ.

それほど長湯はせずそそくさと上がる.
まぁ,露天もサウナもないので,温泉を楽しむというより思い出を味わいに来た感.
ちなみに近隣の『八甲田ホテル』はサウナ完備だそう.

泉質のせいか,上がった後もベタつかずピチピチウェアの着衣もスムーズだった.不思議だ.

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館内にはねぶたのオブジェ.
よくも悪くも観光地化された感.雰囲気は相変わらず抜群だが.

外に出ると霧雨.
それに寒い.
正直,クルマで良かった.

八甲田山の周回道路をぐるっと.
往路でも確認したが,なぜか快晴だった「萱野高原」へ行ってみる.

正に”ここだけ”奇跡の快晴.
喜び勇んでチャリを下ろす.

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カフェ『ひょうたん茶屋』を中心に八甲田山を眺めながらパーフェクトなゆるポタ.登ったり下ったりとほんの数km.
なにやらアリバイ・ライドとも言えなくもないが,まぁ,いいでしょ.

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それにしても摩訶不思議.
このエリア”だけ”が晴れていた.
八甲田山の神秘のチカラなのか光子力バリアなのか(意味不明).

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つーことで,M山さんのクルマに再びチャリを積み込んで市内に戻る.
16時頃ホテルで降ろしてもらう.
ほとんどドライブだったとはいえ,充実した1日目だった.

で,フロントにてチェックインしたのだが,なぜかスタッフの指示に逐一従いながらパネルを操作するという謎手続き.
まるで”有人スマートチェックイン”という矛盾.
これならヒトが全部やった方が早いのでは...特に高齢者と外国人には操作が難しいように思える.

青森遠征中の3泊,ここに滞在する.
建物の見た目,フロント周りの印象から部屋も大したことないやろなぁ...と思いつつ,部屋のドアを開ける.

なんということでしょう!
その辺のメジャーなビジネスより広くてキレイ.
シングルなんだぜ,これで.

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さっとシャワーを浴びて洗濯.

18時にホテルを出る.
昨年の「Flèche」で共に走ったチーム「おだってるJAPAN」の仲間と合流しての前夜祭である.
M山さんK木さん,少し遅れて到着したPikaさん,そしてKazchari
全員が明日の300ブルベに参加する.

これまたM山さんチョイスの地元民しか知らないであろう路地裏の居酒屋へ.
あまりに地味過ぎて,Google先生見ながら歩いていてもその存在に気付かず通り過ぎてしまった.

飲み放題設定がなく,ビールのおかわりは自己申告後,自らサーバーで注ぐなど,独特のシステム.
料理も壁一面に書かれた膨大な種類から選び,紙に書いてマスターに渡す.
これがまた異常に安くてそこそこ量もある.

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昼食の海鮮丼から始まって,ホテルの部屋,この居酒屋など,青森は安くて質が良い.
インバウンド(国内客も?)も少なそうだし,東北はまだまだ穴場かも.

昨年の思い出話で盛り上がった後,早めに宿に戻る.
階下の大浴場へ.
広い.
なにせ「まちなか温泉」がホテル名である.むしろ客室がおまけ.
がっつり「サ活」したいところだが,1セットだけにとどめた.

翌朝は4時起きである.
久々の300ブルベ.しかもBROでの参加という緊張感と期待.
フェリーでの不眠効果なのか,ゆっくりと,しかし確実に眠りの波がやってきた.

Day2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day0:津軽海峡フェリー編

2026/6/4 Thu

室蘭〜青森:津軽海峡フェリーで楽しむ快適な輪行船旅ガイド...にはなっていません

iPhone15 Pro

いよいよ始まる3泊4日の青森遠征ライド

今回は「AJたまがわ」さん主催の『BRM606五能線300km』に参戦.

前後に有給をくっつけて,青森旅を楽しみつくす企画である.

道以外のブルベ団体での参加は初だな.
ローカルルールがあるかも...(伏線)

青森と言えば,2024年に”オトナの修学旅行”の異名を持つランドヌ札幌さんの八戸発着名物企画『BRM518あまちゃん200km』に参加した.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

この時もブルベ翌日にマイスターO西さんPikaさんと奥入瀬渓流ライドを楽しんだ.一番印象に残ったのはやはり...「キリストの墓」だな.

新郷村公式サイト

今回は遠征に便利な「BROMPTON P LINE」を投入.
BROでのブルベ参加は2度目となる.
前回は200kmだった.300kmは初である.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

『薄野200』では最後まで”脚”に問題はなかったが,肩周辺がコリにコって終盤は地獄.
最大の原因はライディング・ポジションの固定にあると判断.
そのため社外品の「mini P ハンドル」に換装した.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

このハンドル変更は四国や九州の長旅では大成功.
肩の痛みは皆無で実に快適.
これなら300も無問題...と思っていた時期がKazchariにもありました(伏線)

また,フェリー輪行にあたって実戦投入した新兵器がこちら.

大久保製作所:ツアーバッグFS-M RK-FS-M

MARUTOというブランド名で数多くの輪行グッズを開発している会社である.
この輪行袋は希望小売価格だと結構なお値段だが,Amaのマケプレにて¥6,000台で販売されているのを見つけ即ポチした.

チャックでもマジックテープでもなく,Dカンに布の端を差し込むだけという気軽さ.それでいてしっかりと車体をカバー.
スキマに小型バッグも詰め込める.
非常用としてフレームパイプ内に収納するタイプの袋も持参しているが,こちらの方がしっかりしているし,持ちやすい.
今回はこいつを使って正解だった.
ただし飛行機輪行には密閉感がないので不向きかも.

他の荷物はいつもの長旅とほぼ同じ.
ジャージ,普段着を2セットを圧縮袋に入れ,車体ではなく,バックパックに収納し担ぐ.

10時になった.
ハスラーに荷物を積んで出発しよう.
旭川から室蘭までは約240km.
ケチケチKazchariは当然のごとく,高速道路は使わない.
Google先生は到着まで4時間と見積もっているが,さすがにそれは速すぎる.

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途中,道の駅『三笠』にて昼食.

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味噌ラーメンときざみチャーシュー丼のセット.
不味くもなければビックリするほど美味しくもない.
北海道と言えば日本有数の食の宝庫.
旅行者として食べれば,美味しいのかも(これまた伏線)

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岩見沢で国道12号から離れて苫小牧に向かう.
この国道234号線は交通量も少なく広くて走りやすいのに,なぜか50km/h制限.
要するに色々とヤバいホイホイ道である.
誰もが誰かを先頭を走らせようと駆け引きしているのが面白い.

千歳を通過し苫小牧へ,つまり海に出る.
ここから室蘭までは海岸沿いをひたすら走る.
見事にガスっている.

ここを走ると昨年の激闘が思い返される.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

逆方向ではあるものの,あんな真夜中にこの直線ルートを黙々とチャリで走るとは...平時では考えられんな.変態だ.

で,複雑怪奇な室蘭の高架道路をクリアし,乗船前の一風呂のために『むろらん温泉ゆらら』着.

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¥700.外気浴可能.
サウナを3セットキメて館内レストランで夕食.

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うん.まぁ,冷食ハンバーグをチンだな.
いいお湯だけに,もう少し食にこだわってくれるとうれしいのだが.

フェリー乗り場はすぐそこ.
出航時間までまだまだなので,kindleで『蒼天の拳』を読み時間をつぶす.

現在リメイク版が配信中の『北斗の拳』

北斗の拳 FIST OF THE NORTH STAR

その宣伝の一環なのか,前日譚である『蒼天の拳』が10巻まで¥33のセール中(現在は終了).
ついポチってしまった.
ほぼ未読だったが面白い.
アニメ化もされたようだが,本家ほど人気がでなかったのが不思議.
1930年代の上海という,アクの強すぎる舞台のせいか.
どちらも世紀末なのは変わらんけど.

フェリーの出航時間は20:50
念のため,19:00には港に移動しておく(ヒマだし).

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誘導員の指示に従って,クルマの留め置き用の駐車場へ案内される.
そう,この室蘭フェリーターミナルは何日停めようと駐車料金無料なのだ.助かる.

荷物を下してターミナルビルまで歩く.
いくら”軽量”とされるBROも担ぐと重い.
あまり長い距離は歩きたくない.
長旅での「宅急便作戦」はやはり譲れんな.

スマートチェックインという名の無人受付でQRコードをかざし,無事乗船券をゲット.

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往路は船内で一泊するため,個室の「コンフォート」クラスにした.
袋に入ったBROは手荷物なので,徒歩乗船となり青森まで¥6,000.安い.

待ち時間にターミナル内を散策.
びっくりするぐらい人がいない.

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そういや食事はどうする?
フェリー内のレストランと言えばバカ高のイメージ.
それに下手すると揺れて”重いモノ”は食べられない.
近くのコンビニに行くか...って,青森港到着時間は明日の3:50
よく考えたら夕食も朝食も食べてるヒマはない.早々に寝なければ.

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20:00.徒歩客の乗船開始アナウンス.
てっきりランチウェイ的な回廊があるかと思いきや,建物を出てそのまま車両甲板まで歩く.
これがまた結構な距離.
BROの重さが肩に食い込むぜ.
そして...一緒に乗り込んだ徒歩客はなんと4人.
クルマの客もいるとは言え,少なすぎやしませんか?
この航路,採算大丈夫なのか.

iPhone15 Pro がらがら

フロントでカギを受け取り,今宵の我が寝室へ.

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『あまちゃん200』の時に苫小牧ー八戸で乗ったフェリーの作りと同じやな.
ペガサス級の同型艦か(言い方).

20:50.
船が港を離れる.

さて,戦いはこれからだ.
そう,わずか7時間の船旅.
この短い間に船舶特有の不快な振動に打ち勝ち,安眠を得るにはどうすればいいのか.

乗船前に温泉に入った.
酔い止め薬を飲んだ.

足つぼマッサージをした.

最後にそっと,アイマスクと耳栓を手に取る.

※ Day1へ続く.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

2025/5/23 Sat

言い訳無用

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晴れ.温度:14 ℃,湿度:57%,体感温度:16 ℃,風速:3.6 km/時,風向:W

待ちに待った山シーズンの到来である.
今年1回目の「カミヒル(かみふらのヒルクライムコース)」試走へと向かう.

第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

コースそのものは先月でも登れないことはないが,残雪や凍結,何よりダウンヒル時の寒さが嫌で登攀は遠慮していた.
もう心配はない.

今回のマシンは軽量化された「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」である.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

こいつでのカミヒルは初挑戦.
8月の「HANAZONO」,小径車部門表彰台を目指して突き進むのみ.

第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

つーことで,ハスラーに積んでデポ地の「日の出公園」へ.

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時刻は10時少し前.
同じ目的のサイクリストがいるかなと思いきや,誰もいない.

ちょうど朝のNHKの朝番組で凌雲閣が紹介されており,それに触発されて登りたくなったのだが,同じような人間は...いなかったようだ.

つーことで出発.
カミヒル本番の(アップダウンの)パレード走行部分はパスして,直接スタートラインを目指す.

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そして現れる「旭野1班会館」
ここが大会当日の計測開始ポイントとなる.

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昨年の激闘が思い出される.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

よくも悪くも,山岳アシストにされてしまい,ラストの激坂で2名も抜かれるという体たらく.ぐぬぬ.

さて,本日はロードバイクの「EMONDA」ではなく16インチの小径車.
ギア比も違えば走らせ方が違う.

最大の違いは小径車はタイヤの慣性に期待できないので,ペダリングし続けることが基本であること.
うちの「黒金くん」は12速仕様.
ハブ内装3速,外装4速である.
この内装ギアが曲者で,変速の際にはペダリングを止める必要がある.
当然タイヤの回転も止まるので,途端に失速する.

ゆえに,前半の坂が緩い場所では内装を2速に固定して,外装で負荷を調整.
中盤以降,斜度が上がるにつれ,内装は1速にする.

途中あらわれるごく短い平坦路は除くけど.
いずれにせよ,分岐以降の激坂区間はさすがに「1-1」だなぁ.

もう1つは引き足.
最大推進機関である,大腿前面の筋はできるだけ温存.
基本的に引き足を使う.

そして「呼気2吸気1」のリズムを最後まで崩さない.

などなど,意識高い系クライミングの結果は...

1時間5分34秒(STRAVA計測).

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お,おう...

大いに不満である.
なぜならもう1台の「BROMPTON P-LINE」でのベストタイムが「1時間6分7秒」だったので.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

マシンの性能的(ついでに価格的)に,たった30秒ほどしか速くないのはどういうこった!?
確かに「P」で登った時より脚の痛みはなかった.
まっ,今日は本気出してなかったということで...ううっ

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つーことで,まだ夏シーズンに入ったばかり.
「これから,これから」と気を取り直して「凌雲閣」横のいつものベンチに移動.

標高があるので,耳キーンからの発声のしにくさ.
それに鼻炎もひどくなり,鼻水とくしゃみが止まらん.

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少々冷えるが,ここは神の飲料こと「赤コーラ」を購入.
ちなみに凌雲閣の自販機はCokeーonに対応していないので小銭があった方が良いです(¥150).

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サイクリストがもう1名いた.
知り合いではなかったが少し会話.
今シーズンどころか,ここまで登ってきたのは初めてだったそう.
カミホロ荘前の激坂談義の後,「カミヒル大会」本番や「冬ヒル」を薦めときました.前者はともかく,後者はねぇ...

ファットな年忘れカミヒル2025

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つーことで,ウインドブレーカーを羽織ってダウンヒル開始.
おっとその前にトイレ.

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駐車場の残雪はこんな感じ.

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ダウンヒルを開始するが,久々のリムブレーキは全然止まらんな.
少し強く握るとすぐにタイヤがロックするので,コントロールが難しい.

分岐の手前の道端に先ほど凌雲閣でお話したサイクリストが止まっていた.
パンクとのこと.
いや,ホンマ,ロードって何でもないところでパンクするよなぁ.

『2026 幌鹿峠春の幕開けサイクリング』と音更周辺グラベルライド

分岐点着.
そのまま真っ直ぐ下るか,右に曲がるか.
少し下っただけで気温は上昇した.
ここは遠回りして帰りましょう.

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望岳台に向かう道.
なんだっけ? スカイラインだっけ.
十勝岳から噴煙が上がっているように見えるけど,気のせい?

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セグメントになってい激坂を登って望岳台着.
やはり煙が上がっているよなぁ.何か出てきそう.

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ダウンヒル再開.
白金温泉方面に降りる.

途中のこの景色,どこか三国峠からの風景に似ておりダイナミック.

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そこへ,白金から上がってきたピンクまだらカラーの「S-WORKS TARMAC」が.地元の強者,Kさんでした.

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温泉街を過ぎて,道道脇を走る小道(歩行者・自転車専用道)に入る.
下り基調の高速ダウンヒルも良いけど,BROにはこうした緑豊かな小道がよく似合う.
うちの「黒金くん」もカッコよい(値段はかわいくない).

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道の駅「ビルケの森」公衆トイレ.
来週のブルベでもお世話になる?

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デポ地に戻るため,道道353号へ.
最初の坂を越えた後は,ずっと下り基調で快走.
いつもの「日新ダム」で一旦ストップ.

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このダムの奥地にはグラベルがわんさか.
別のチャリなら遊びに行くところ.
それほど奥地に行かなければ,クマの危険もそれほどないはず(と思いたい)

上富良野町内に入る.
手入れされた芝桜畑があちこちに.

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無事にデポ地に帰還.
BROを積んで,近くのセイコマへ.

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セイコマで「きのこクリームスパ」を買って,車内で食う.
走っている時は問題ないのだが,止まると鼻がむずむず,鼻水ダラダラで連続くしゃみが復活.
あー,辛い.
いいかげん,この季節が過ぎ去ってほしいものである.

さて,こんな時にはサ活が最適.
すぐそばには「フラヌイ温泉」がある.
外気浴はできないが,JAF割¥650は,最近では安い方.

駐車場のクルマも少ない.
こりゃラッキーとしっかり3セット.
もちろん,湯気のおかげで鼻も通って超快適.
名物の31℃の低温温泉にじっくりとつかる.

そうそう,先週のセルフ・ブルベで発症した「腸脛靭帯炎」
本日は走る前にしっかりテーピングしたおかげか無問題だった.

帰宅後は,あまりに茫々となっている庭の芝刈り.
花粉症が悪化すれば元の木阿弥なので,しっかりマスクとグラサンでガードし,芝刈りカッターをぶん回す.気分はスマートガン.

やはり長期間放置すると,刈った草も山盛り.マメに作業せんといかんね.

つーことで,今シーズン第1回目のカミヒルライドでした.
少々残念なタイムだが,まだ脚ができていないということで.
決して老化ではない!

...と,ここまで引っ張っておいてなんだが,今年の「カミヒル」には不参加の予定.
60歳を越えて,表彰台に上がれそうなら出よう(せこい).

まずはHANAZONOを見据えて,だな.

BROMPTONで挑むニセコHANAZONOヒルクライム:小径車部門で表彰台を狙え

カミフの春:Cafe Yamaichi今季初営業にBROMPTONで行くライド

2026/4/5 Sun

北の(ルイーダ)酒場オープン

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曇り.温度:10 ℃,湿度:79%,体感温度:11 ℃,風速:4.7 km/時,風向:WSW

4月に入った旭川.
残念ながら「週末は天気がよろしくない」ループに陥っている.
走れないことはないが,寒かったり小雨が降ったり.

さて,4/5は旭川・上富良野周辺のサイクリストの聖地『Cafe Yamaichi』のオープン日である.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

昨年は偶然の邂逅だった”BROMPTONマイスター”O西さんにも事前にお声掛け.BRO談義は元より,ほぼ同時期に走った九州ライドの思い出話をする所存.

となると,チャリはもちろん「PPくん(BROMPTON P LINE Paris Edition)」だな.
天気がイマイチなのでクルマで美瑛までワープ.

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できるだけ軽装備を目指し,PPくんには,ROCKBROSのボトルバッグのみを装着.

防寒着他は背負うことにした.

このリュック,九州ライドで使って以来,すっかりお気に入り.
元がトレラン用なので胸元にボトルもスマホも挿せるし何より軽い.
ブルベでも使いたいところだが,反射ベスト代わりにはならんので無理.
「U-Makes」さんが反射材付きを作ってくれると無問題だが...って需要ナッシング.

もしくはビブスメーカー側に期待するとか.

ビブス.jp

こういうのってクラファンとかで資金集めたら...と色々妄想.

そんなこたぁさておき,深山峠のYamaichiを目指す.
最短距離で行くと時間的に早いので少々遠回りで.
にしても結構冷える.

数週間ぶりの美瑛の丘だが,雪はすっかりなくなっていた.

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例によってサイクリストに会わない.
この曇天ならば仕方なし.

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「三愛の丘」も駐車場に入れるようになった.
トイレはまだクローズ中.
こういう路面ではフェンダーがありがたい.

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直線ダウンヒル.うぉぉ~っ,ひたすら寒い.

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少し陽が出て来たか.

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そろそろYamaichiに向かいますか.

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STRAVAの激坂セグメント「沼崎の坂」を登り切ってYamaichiに到着ぅ!

この後,ぞろぞろとサイクリストがチャレンジするとわかっていれば,もっと踏んだのに(どこまで負けず嫌い?).

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奇しくも店内には昨年と同じお二人が.
まるでタイムリープ.

Yamaichiさんと言えば「魯肉飯」が名物なのだが,ここは初物のアスパラを使ったスパゲリを注文.

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ベースはニンニクが効いたペペロンチーノ風味.
美味しくないわけがない.

そこへ家から自走でやってきたO西さんが合流.
さらには,これまた知り合いのガチ勢ローディ群も到着.
店内がサイクリストだらけになった.

さて,O西さんが食事を終えるやいなや,外に出てBRO談義開始.
あーでもないこーでもないと,カスタムやらなんやらで話が弾む.

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このひたすらBROを愛でる二人のおっさんの姿は,他のローディからは異様に映ったらしく,この後,SNSなどでちゃかされることになる.
もちろん,興味津々で寄って来た方々にはこれ幸いとBRO布教活動.
信者を増やすのぢゃ.

ちなみにO西さん,GWには佐多岬から宗谷岬までの3,003kmを360時間ちょいで走るという,トチ狂った(ホメ言葉)ブルベに参加予定.
もちろんマシンは「BROMPTON T LINE」だ.

https://randonneurs.tokyo/?p=21169より

先日の九州北部ライドはフル装備での試走を兼ねていたそうな.
もちろん本日の「T LINE」も荷物満載.
なんちゃってPハンドル他,知恵と勇気のカスタム多数.

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長距離ブルベにおける最大の敵はケツの痛みである(異論は認めない)
ブルベは1,300kmまでの経験しかないが,Kazchariもこれまで色々なサドルを試してきた.

まずは王道の革サドル『セラアナトミカ X1』

確かに伝統も実績も信頼もある良いサドル.
ただし重い.重すぎる(460g~)
クライマーとして耐えられない.
今はブルベでは使わなくなり,完全にZWIFT専用になった.

それに,今ではケツの方ができあがったのか,薄くて固いサドルでも割と平気になってきた.
昨年の『納沙布1200』は,アリエク¥5,000の「3Dプリントサドル」で乗り切ったしな(後半はキツかったけど).

2025年6月7日撮影

では,BROMPTONのサドルは?
ロードと比較すると直立座位になるのでケツ圧がかかる.

元々PPくんに付属していたのはこれ.

見た目,触り心地とも非常に硬い.
それに穴がないので”しびれ”の可能性もある.
昨年の『薄野200』にはこいつで出場した.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

耐えられない痛みは発生しなかった.
肩周囲の痛みでごまかされていた感もあるが.

つーことで悪くはないサドルだが,軽量化と穴あきを求めて昨年の四国一周からこいつに変更.

現状,最強.
100km程度の走行だと全く違和感なし.
非常に気に入っているが,ブルベでは未使用.
今度の『2026BRM504風連200』で試してみるかなぁ.

で,O西スペシャルに話を戻すと,ブルックスの革サドルにバネ式のサスペンションがついている.
ほぇー,ここまで気合いの入ったケツ痛防御は初めてみた.

さすがギミック大魔王のO西さんである.
常にトライアル&エラーの精神.
時々自らの策に溺れているのが興味深い(皮肉じゃありません)

と言いつつ,試乗させてもらったが,イマイチ違いがわからない.
連続3,000kmという途方もない旅でなければ,その真価は発揮できないのだろう.がんばって下さい.

つーことで,KazchariはYamaichiを去る.
まだ走り足りない.
「沼崎の坂」を下りる.

途中にある観覧車.
てっきり休業中と思いきや,動いていた.

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そそくさと写真を撮って撤退.

道路には雪はないが,側道やグラベルにはある.
季節が進むとフィールドも広がる.

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さて,今からどこへ向かうのかというと...

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まずは「美瑛・青い池サイクリングロード」に乗る.
多少の雪は残るが無問題.

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この特徴的な緑色の橋を渡ると...

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当然...

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どーんと,”あの”農道につながる.
まぁ,昨年の『美瑛の丘300』でもコースに含まれていたので,今さらぼやかす意味もないのだが.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

少々ルートが変更された今年の『BRM530美瑛の丘300』もエントリーしたぜっ! どのマシンで出るのか検討中.

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さすがにこの時間になるとかなり暖かい.
朝と昼で寒暖差が激しい.

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先日の九州ライドでも様々な絶景に出会ったが,こうして見るとやはり北海道は別格だな.こことか三国峠とか.特に季節ごとの変化が凄まじい.

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長いダウンヒルと終えて,セイコマで休憩(おやつタイム).
最近「クラフトボス」の新製品攻勢がめっちゃ激しくない?

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で,デポ地の美瑛町体育館に戻ってきた.

もうすっかり春ライド.
異世界感がエグい冬も悪くないけれど,己を含めて命の再起動を感じるいい季節だ.

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帰宅するとアリエクから荷物が届いていた.

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BROのリアラックにぴったりのミニバッグである.
例によって安い(¥1,600)が,価格変動も激しいので店とタイミング選びが難しい.
届いたモノは縫製,強度とも問題ない.
アリエクは当たりハズレが激しいが,こいつは”当たり”.

九州旅での「普通のリュックをリアキャリアに載せる」作戦は悪くはなかったのだが,見た目が美しくなかった.
あれだな,オートバイライダーが「ツーリングネット」から「パニアケース」に換えたようなものか.

容量は5リットルほど.
レインウェアの上下とその他のカバー類を入れれば満杯.
一応アッパーにゴム紐が付いているけど,これって振動で絶対に落とす自信がある.

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これ以上,大きい容量にするとペダリング時に踵が当たるかもしれない.
固定用のヒモが長過ぎたので切断.ほつれ防止にライターであぶった.これでこのBRO専用だな.

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春から秋にかけてのサイクリングイベントのエントリーが始まっている.
自転車(ロード?)ブームはオワコンと言われつつも,相変わらず盛況.

もちろんPPくんにも出番があります.
よろしく勇気.

春・九州・BROMPTON Day9および後日談

2026/3/29 Sun

真面目か

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Day8はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

旅を終えて,梱包作業も終了.
ゆうパックの集荷依頼もアプリ経由で手配済み.

鹿児島到着日,空港からのリムジンバスはなかなかのサバイバルだった.

春・九州・BROMPTON Day0:雪の旭川~春の鹿児島

そして市内から空港へのアクセスも別の事情で大変.

まず鹿児島から経由地の羽田へのフライト(JAL)が「7:35」と早い.

ところが,ホテルのある天文館バス停からの出発時間は「6:10」で,空港には「7:05」に到着予定.
預け荷物はないものの,混雑状況によっては手荷物検査で手間取る可能性がある.精神衛生上,非常によろしくない.

「困った,困った」と,前日にホテルのスタッフに相談したところ,「リムジンバスの始発は鹿児島中央駅です.5:35から出ます.でも,ホテルから駅は遠いですねぇ...」

えっ,そうなん? まさかのタクシー案件? 「駅まで何kmぐらいですか?」

「たぶん3kmはありますよぉ(= 歩けませんよね?)」

えーっ,たった3km? これだからクルマ社会の距離感は...(別にディスってません)
梱包済みで発送前のBROは使えないものの,徒歩でも無問題.
明朝は駅まで歩きましょう.万事解決.

で,朝を迎える.
5時前にチェックアウト.
フロント前にBROの入った段ボールを置かせてもらう.
心残りと言えば,無料朝食の時間に間に合わないこと.
ケチケチKazchariは歩くよりもこれが辛い.

ちなみに九州の各空港は「地下鉄5分」の福岡を除き,どれもこれも市街地と距離が離れている.
特に有名なのが大分空港.なんと50kmである.

鉄道はないので,基本的に自家用車かバス移動になるが,大分空港にはとんでもない秘密兵器が存在する.
それがホーバークラフトである.
利便性はともかく,これには一度乗ってみたいぞ(アトラクション?)

【公式】大分第一ホーバードライブ

ちょうど,今回の旅では九州北部の大分,福岡,佐賀が未踏.
次回のお楽しみだな.

で,ホテルを出たKazchariは暗闇の町を駅に向かって歩く.
途中のローソンで朝食をゲット.
すぐに駅が見えて来た.
目の前のビルにあるバス乗り場は既に結構な人出.
¥1,500でチケットを買って,始発のバスに乗り込む.

朝靄の中,高速道路を走って6時過ぎには鹿児島空港に着いた.
余裕だ.
空いているベンチに座って朝食.
既にお土産屋さんはオープン.
日本人らしく職場と家におみやげを購入.

手荷物検査を通過して搭乗口へ.
昨日のフェリー乗り場同様,電光ボードやポスターが離島だらけで楽しい.

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ようやく陽が昇る.

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ここからは特筆すべきことはない.
羽田で旭川行きに乗り継ぎ,1時間もすると雪山が見えてきた.

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朝が早い分,12:30には旭川着.
ヨメと息子の出迎えで帰宅する.
九州旅,楽しかったなぁ...

で,夕方になり落ち着いた頃,昨夜泊まった『東横INN 天文館Ⅰ』から電話.

梱包に使ったガムテープを部屋に置いていったのだが,それを「忘れ物では?」との確認であった.
なんという親切.つーか,サービス業の鑑だな.
たぶん,客の忘れ物は(明確にゴミでなければ)問い合わせるようマニュアル化されているのだろう.
これまでの旅でも,メガネやウェア,未開封の飲み物を宿に忘れたことはあったが,直接連絡があったのは初めてである.
つーことで「ホテルに差し上げますので,自由に使って下さい」と伝えた.

しばらくして,また電話.
今度は郵便局だった.
ホテルから荷物を集荷したが,内容のことで尋ねたいことがあるという.

はいはいキターッ!

可燃物や危険物が入っていないか,それにタイヤの空気を抜いているかどうかなどの確認だろう.
この「BRO宅配便作戦」は何度も行っている.
聞かれることは決まっているのだ.
もちろん,これまでの経験から,伝票の狭いスペースには既に中身をぎっちりと書き込んでおいた.

大丈夫です.リチウム電池や危険物は入れていません.

郵便局「”工具”とありますが,どんな工具ですか?」

小さい六角レンチですね.

郵便局「レンチって何ですか?」

...L字型のネジを回す工具です.

郵便局「小さいんですね?」

はぁ...

郵便局「オイルとかは入っていませんね?」

もちろん入れてません.チェーンに塗布していましたが,最後にふき取りましたし.

郵便局「えっ,チェーンについているんですか? 可燃物じゃないですか?

はい?(何を言ってるんだ,この人は)先ほどふき取ったと言いましたよね? それに付いていたとしても,SDS(安全データシート)上,引火点は航空輸送の安全基準を満たすモノなんですけど.

郵便局「私では判断できませんので,上に相談してですね,航空輸送できるかどうか検討させていただいてですね,あらためて連絡させていただきますッ」

はい?(理解不能)これまでも同じやり方で何度も送ってますし,そのようなことは言われたのは初めてです.それにチェーンに付いているオイルがダメとなると,飛行機輪行そのものが不可能になりませんか?

郵便局「そう言われましても,私個人の判断では...」

(ダメだこりゃ)...じゃぁ,別に陸送でもいいですよ.急ぐモノではありませんので.

郵便局「いやいや,その判断も私では...」

という不毛なやり取りが続く.
要するに郵便局で統一した基準がない,ということなのだろう.
もしかすると輪行で運ぶ場合と宅配便だと基準が異なるのか?(よくわからん)
いすれにせよ,この事なかれ主義な対応の残滓はさすが元国営事業だな.

結局,翌日になって郵便局からあらためて連絡があり,無事航空便で送られることになった.

今回は帰り,つまり到着が遅れても困らないケースなのだが,旅の出発地点に送る場合にはいつ送って良いかの日数が読めなくて困る.
「BRO宅配便作戦」のウィークポイントである.
クロネコだとスムーズなのだろうか?
そやけど,ゆうパックの方が料金安いしなぁ.

他にも似たケースがある.

Kazchariは無料どころか各種グッズがもらえる健康診断として,頻繁に献血している(44回).

受付時に海外渡航歴を聞かれるのだが,ここでヤバいのが中南米
この地を旅した者は「シャーガス病感染疑い」があるとのことで,毎回,全渡航国と時期,期間を書かされるのだ.

シャーガス病(アメリカトリパノソーマ病)

これが実に面倒.時間もかかる.
いつも同じセンターで献血しているため,スタッフもKazchariをよく知っている.
ゆえに「毎回すいません...わかってはいるんですけど,規則ですので書いてください」と申し訳なさそげ.
こういうのって,一度書いたら更新(再渡航)しない限り,Kazchariデータに紐づけしとけばよいのに,とずっと思っていた.

だが,2年ほど前からだろうか.
受付時,また書くのかと用紙を待っていたら,既に国名と渡航時期が印刷済みのシートが出てきて,それにサインをすればOKにシステムが変更されていた.
素晴らしい! これにはスタッフもKazchariもにっこりだ.

ゆうパックの自転車,いやBRO輸送もこんな感じで一発OKにしてくれへんかなぁ.ニッチ過ぎるか.

春・九州・BROMPTON Day8:えびの~桜島~鹿児島(ゴール)

2026/3/28 Sat

怒ればでっかい噴火山たい!(それは阿蘇)

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:79%,体感温度:9 ℃,風速:6.8 km/時,風向:NNW

Day7はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day7:熊本~えびの

さてこの旅もいよいよ最終日.
「東横INN天文館Ⅰ」に戻ってゴールとなる.
夕陽をバックに桜島からフェリーに乗って鹿児島に渡るのがドラマチックで良い(妄想)

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6時に朝食会場へ.

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もちろん十分な味とボリュームなのだが,昨日の『HOTEL THE 7』の朝食は別格だったなぁ...としみじみ思ふ.次回の九州旅でも絶対あそこに泊まろう.

宿代高騰の中,格安のAZは合宿や修学旅行で選ばれがちなのか,今朝も中学生で一杯.
パッキングを終えて,7時前には出発準備完了.

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チープではあるが,こうしたドアストップの存在がありがたい.
マグネットもストッパーもない場合,片手でドアを押さえてチャリを動かすのが結構大変なのだ.もしかしてチャリダーからの提案?
さすがAZだぜ.気遣いを感じる.

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外に出る.何せえびの“高原”である.めちゃめちゃ冷える.
ウインドブレーカー+レッグウォーマーで対処.
確実に11月の四国より寒い.
まぁ,普段からスノーライドしてるので,寒さには慣れているがな.

そして標高差を見ると今日はずっと下り基調.
徐々に暖かくなることが予測される.

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一見,うどん屋の看板.
実は気合の入ったデイサービス.なんだかよくわからんが熱い.

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はるか遠く,山の中腹に昨日通ったループ橋が見える.
いやホンマ,ようあんなエグい道走ったなぁ...えらいぞBRO

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道の駅が見えてきたのでとりあえずピットインしてトイレ休憩.
寒い,寒い.息子も縮こまっておるわ.

道の駅にはつい寄ってしまうが,四国一周の様にスタンプ集めのようなしばりを作っても面白かったかな.

それにしても,この手の地名モニュメントが増えたな.
いまや世界中にある.

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市街地を抜けると,京町温泉やら鶴丸温泉など歴史ある温泉地が点在.
昨夜,泊まりそこねた旅館も見かけた.
ただし周囲に何もない.
これ,素泊まりやとキツかったな.

我慢の国道を南下中,サイクリングロードの看板を発見して停車.

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交通量の多い車道に辟易していたので,もちろんこちらに避難.

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広い広い.
ゆるポタにぴったり.
今日は距離も短い.山越えもない.何より急ぐ旅ではない.
最終日をまったり,ゆったりと楽しもう.

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と思いきや,数キロ走っただけでサイクリングロード終了.ぐぬぬ.

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幹線道に戻る道がダート.
パンクするなよ~

それにしても,この「P LINE Paris Edition」の標準タイヤである「Continental CONTACT URBAN」は実に優秀.
転がりもグリップも良いし,もちろん一度もパンクしていない.

耐久性も問題なさそげ.
軽さを追求するわけではない旅チャリの「PPくん」には,今後もこいつをチョイス予定.

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国道に戻るとすぐに「旧道を走れ」との表示.
なんか台湾一周の時のように迷走している.
(急いでいない時には)こういうのが楽しい.

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人気の全くない旧道.
何か出そう,もしくは道端で何かを発見しそう.

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この下の川とか...気のせいか只ならぬ気配にヒヤッとするぜ(霊感ゼロ)

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途中のファミマで休憩.
昨日と違って冷たいモノではなく,温かいモノが欲しい.
旭川にはないファミマ.
見慣れぬ商品が多いかも.

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桜と菜の花のコンボ.
誰がどうみても「ザ・春」
道民からすると,季節の先取りで海外旅行の気分である.
真夏の九州は地獄らしいけど.

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駐車場になぜか飛行機が放置してあった.
この猛烈な違和感.
ここぞとばかり構造を観察.
これで空が飛べるのがやはり不思議.

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JR九州肥薩線,大隅横川駅へ.
ここもまた,現在使われていない.

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味わい深い木造建築が開放されている.
運行休止前から無人駅らしい.

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外では地元の方が花壇の掃除.
そして,どこからともなくやってきた人が,構内に設置されているピアノでいきなり演奏を始める.不思議な空間である.

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隣の公園ではしだれ桜が満開.

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線路脇に続く通路が開いていた.
この路線を列車が走るのはまだ先.

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県道50号を南下中.
同じく肥薩線の霧島温泉駅.

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天草の四郎パイセン同様,鹿児島に入ると今度は「西郷隆盛」関連の碑や説明文が増えてくる.
それにしてもNHK大河の『西郷どん』のラストはヒドかった...と,Kazchari家ではことあるごとに話題になる.やはりドラマは骨太な脚本が望ましい.

大河ドラマと言えば,再来年の放送が『ジョン万』に決まってびっくり.
昨年,足摺岬を訪れた際やたら誘致宣伝していた.

BROMPTONな四国一周ライド Day6:足摺岬周遊

まさか実現するとは.
熱心な活動のおかげか,もしくは出来レースだったか.
いずれにせよ,山崎賢人は世界に何人いるのだ?

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限りなく道の駅っぽいふもとの駅.
ようやく暖かく,いや暑くなってきた.

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ここから霧島市内に向かうまでが本日のハイライトだったかもしれない.

ずっと下り基調で,緑と桜色のコントラストの中を爽快に走るワインディング.
数限りなく温泉宿が続く.

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高級かつ巨大な宿もあれば,立ち寄り歓迎的な極小規模な湯場も存在.

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道は天降川に沿っている.
名前も立派だが見事な清流.

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こういう昔ながらの温前街は衰退傾向にあるらしいが,この辺りはどうなのだろう.
...と思って調べてみたら,昨年8月にこの天降川が氾濫し甚大な被害があったそうな.

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この橋の向こうには一泊6万円の旅館が...

阿蘇編の記事で書いた「豪華寝台列車」ネタがGoogle先生に解析されてしまったせいか,YouTubeに関連動画が次々に表示されるようになった.

他にも「豪華クルーズ」「豪華温泉旅館巡りツアー」などのネタが次々と.
参加してよかったではなく,定年退職後に大枚払ったツアーがとんでもない「地獄」だった,という話ばかりなのがご愛嬌.
ああいうツアーって,初心者ではなく旅慣れていないと楽しめないモノが多いと思われる.もしくは,金に糸目をつけない富裕層向け.
実際,同じツアーでもエコノミーとアッパーでは内容やおもてなしが雲泥の差らしい.
何よりも自由を愛するKazchariとしては,未来永劫,縁のない形の旅だろうけど.

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夢のような回廊(国道223号)を抜けて霧島市内へ.
暑ちぃ~ということでアイス・タイム.

旅の最終日ということで愛車をしみじみと眺める.
まずはこのサドル.

もはや長距離ライドだとこいつしか考えられない.
純正のカンビウムよりずっとケツに合う.

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メインライトは「Magicshine VTG1000」

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BROMPTONの甘い罠~ライト編

「BROMPTON専用」と名乗るだけあって,デザインと機能(配光)のバランスが飛びぬけている.
今回の九州旅ではトンネル通過時のみの利用だったため,夜間走行の使い勝手はわからないままだが,もしもの時のために「OLIGHT RN1500」も持参している.
この2本のコンビで旅先のどんなシチュエーションにも対応できそげ.

VTG 1000 ブロンプトン折りたたみ自転車用ライト

そんな超かっこいい「VTG1000」だが,なぜか日本のBRO界隈ではイマイチ人気がない(見かけない).日本のメジャーECサイトでも売ってない.

マイスターO西さんも「バッテリーがもたない」「リモコンのオンオフが分かりづらい」ということで,メインの「T LINE」での使用をやめたらしい.
確かに400以上のブルベだと使えないかも.

ちなみにKazchariは,手持ちの「黒金くん」(T LINE)にも,こいつを取り付けたくて,公式サイトに「T用マウントステー」のみの販売はできないかと尋ねてみたが,別売りはしていないとのこと.残念.
ライトごともう一つ購入するのはさすがにコスパが悪い.

そして,今回もまた大活躍のカスタムと言えば...

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やはり「mini Pハンドル」だな.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

固体差に注意.
ただし上の記事にある通り,購入先で何とかしてくれる場合もあるかも(確証なし).

つーことで,いよいよ「鹿児島湾」もとい「錦江湾」沿いを走り,桜島を目指す.
ちょこちょこ見かけるインパクトのある看板.

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ついに桜島が見えてきたぞ.
いよいよクライマックスだ.

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まっ,ここからが長いわけだが.

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初日の大堤防同様,スキマから見る海の景色.

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そろそろ昼食の時間である.腹が減った.

先ほどから道路沿いに見かける「黒酢」の看板.
この辺りの名産なのか?

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ここまで宣伝されたら,行かねばなるまい.

黒酢の郷 桷志田

これで「かくいだ」と読むらしい.
鹿児島は難読地名が多い(道民が言うな).

1階はお土産屋さん.
フロア全てが黒酢製品で埋め尽くされている.

2階はレストラン.
土曜日である.結構な混み具合.
ピチピチ汗だくウェアで入るのは少々はばかられるが,そんなことを気にしている余裕はない.

もちろん,徹底的に黒酢を使った料理が並んでいる.
単品もあるが,コースで¥2,500から.
少々予算オーバーだが,まぁ,いいでしょう.
見せてもらおうか,鹿児島の黒酢の実力とやらを...

つーことでメニューを穴が開くほど見つめるが,これがまたどれもこれも美味しそう.悩みに悩む.
「鹿児島と言えば黒豚.そして酢と言えば酢豚っしょ」と最適解に気付く.
これがまた...

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リンゴ酢と前菜(エビ)を経て,どーんと出て来たのが...

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鹿児島の黒豚を使った,生涯最強の「酢豚定食」である.
これは美味い.うぐぅ...
またしても”試された雄山”な気分.

熊本での一連の晩餐といい,今回の旅の最大の収穫は美食体験だったかも.
チャリという過酷な運動が,最強の調味料である「空腹」を招きやすいことも一因だろう.

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デザートのババロアもぬかりない.
さすがに黒酢味ではなかった(たぶん).

庭には酢壺の群れ.これはいいものだ.
実際に工場内見学ツアーも開催されている.

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他のメニューも気になる,食べてみたい店だった.
海沿いだけに海鮮系も美味そうだ.

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すっかり南国らしい景色が続く.

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ちょっとした休憩所.
「太崎観音」だっけ? 何か謂れのある祠があった.
怪しげな吊り灯籠(?)がそこはかとなくホラー風味.

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道の駅「垂水」着.
やたら横に長い足湯が有名.
さすがに足を癒している余裕はないのでスルー.
桜島がキレイ...と言いたいところだが,ここまで近くなのに霞んでいる.

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桜島へ渡る「牛根大橋」.
某天草の五橋と違って,走りやすいし安全だ.

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まるで駐車場の様に並ぶ釣り船群.
これって,どうやって自分の船まで行くんやろ?

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桜島周遊道路(国道224)は海岸沿いなので一見平坦に見えるが,実はアップダウンが激しい.

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名物の火山灰.
40年前の旅ではこいつに苦しめられた.

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橋の下,火砕流が海に流れた跡が残る.
右手に桜島(昭和火口)が見えるのだが,近くで見ると普通の山のように感じてしまう.
遠くから眺める方が迫力あるのが不思議(カルデラ山あるある).

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国体開催時の看板か.
楽しいデザイン.

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電動もしくはママチャリのレンタル観光客を数台ぶち抜く.
つーか,先ほど書いた通りアップダウンが厳しいので,普段からチャリに乗り慣れていない人にはかなりの苦行かと.

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海岸沿いを離れてド直線な港へのショートカット道路.
おそらく,この旅最後のヒルクライム.

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これまでもちょこちょこ見かけた「退避壕」
最後の最後にようやくイン.
記憶に残る桜島のイメージだと,もっと降灰がエグかったが今日は全然だった.
普通の道路と変わりない.

「旅に出ると健康になる」は正にその通りで,心配していた花粉も黄砂も火山灰も全く気にすることなく,ここまで走ってきた.
強靭な我が呼吸器に感謝.

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道の駅「桜島」着.
ご当地ジュースのみの自販機があったので休憩.

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さぁ,実質的なゴールの桜島港フェリー乗り場だ.
いつものノリでチケット購入のためにターミナルを探すがどこにもそれらしき建物が見当たらない.
桜島フェリーって,どうやって乗るのだ?

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ちょうどそこへ,これまでほとんど出会わなかったローディ2台が登場.
ナイス・タイミング.
あの二人についていこう.

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まるで高速道路のような料金所で¥400払う.
もちろんクレカ払いOKだ.

Kazchariの後ろには,もう一台女性のローディがいた.
どうやら地元民っぽい.
せっかくなので乗船前に全身像を撮ってもらう.
BROを興味深く眺めておられたので「北海道から来ましたぁ~ 九州楽しかったですぅ~」と話しかける.

すると「えっ!もしかして日本一周中ですか?」⇒ まさか.でも...楽しいだろうな,それ.

ほぼ毎年開催されている佐多岬から宗谷岬に向かうような超長距離ブルベだと,限りなく近いような気もするが,のんびり走りたいよなぁ...やっぱり.

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つーことで無事乗船.
天草以上にシンプルな...っつーか何の固定もなし.揺れないのだろう.
壁に立てかけただけ.

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客室およびデッキをうろうろ.
そこへヨメさんからメール.
「船内販売の”うどん”が名物だから,食べてみろ」との指令.
いやいや,こんな短い乗船時間(15分)であわてて食べんでも...って,むっちゃ食べてる人多い!

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さらば桜島.
次回は北回りかな.
埋没鳥居とか見忘れたし.

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鹿児島市内到着.
離島行きのフェリー案内は見ているだけで楽しい.
特に「喜界島」
遠い親戚がいる(訪問経験あり).
今度はチャリ持って行きたい.

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商店街.
この時間は人があまり歩いていない.
宴はこれからだろう.ある意味『千と千尋』的.

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ついに発着点の「東横INN」に帰ってきたぞ.
これにて「春・九州・BROMPTON」の旅,無事終了.
身体・車体ともトラブルなしっ! 素晴らしい.

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フロントに出発時と同じ女性スタッフがいた.
これは話が早いと「帰ってまいりましたぁ~」とニッコリと生還の挨拶.

「はぁ...(誰こいつ?)チェックインですか?」

おーい,覚えとらんのかーい!
一週間前,段ボールの預かりやらなんやらで,結構話したはずやねんけどなぁ.
Kazchari,意外に影が薄いのかも...

...という話をすると「あー,あの時の」と思い出してもらい,無事段ボールを受け取る.
明日の空港行きのバスのことやら何やらを教えてもらった後,部屋へ.

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本日は洗濯のルーティンはありません.
部屋でシャワーを浴びた後,チェーン回りを中心にBROを清掃.

梱包作業を行う.

さて,これからどうする.
最終日のご褒美である.ここはぜひサ活で締めたい.
アプリ『サウナイキタイ』を立ち上げる.
おお,すぐ近く(2kmほど先)に天然温泉の銭湯,しかもサウナ付きがあるではないか! 上出来だ.行きませう.

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で,やってきました『霧島温泉』
鹿児島市内の銭湯なのにこの名前はどうかと思うが,まぁ,良いでしょう.
ドアを開けると番台が脱衣所の真ん中にある昔ながらのスタイル.
ただし誰もいない.
とまどっていると,おねーさんが外から帰ってきて「チケットは自販機で買ってね」と言われる.気付かなかった.

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今どきらしく,クレカ,QR決済他,なんでもありだった.
これで観光客も安心だ.

で,ホテルから借りて来たタオルを持って早速入湯.
カラダを清めて,湯につかる...もちろん超熱い.これぞ銭湯である.
そしてお待ちかねのサウナへ.
ガス式の遠赤外線タイプ.定員5人ぐらいかな.かなり狭い.
まぁ,スーパー銭湯のように人が押し寄せることもないので無問題.
最大でも3人で蒸された.

一人用の水風呂.
残念ながら露天は無いので浴室の壁際でイスに座る.
”ととのい”は難しいかな.
3セット後,熱いお湯につかってから上がる.
うむ.さすがに汗がなかなかひかん.

それでも九州旅最後のホンモノ温泉,堪能できました.

一旦宿に戻り,食事へ.
繁華街の中心にいるので,夕食の選定には困らないはず...と思ってた時期がKazchariにもありました.

今宵は土曜日.
地元料理を出すめぼしい店はどこもかしこも満席だった(予約要).
せっかくなら鹿児島名物で祝杯を,と考えていたのだが...

しばらく繁華街をうろうろ.
そっち系のお店の人,全く声をかけてこないのが不思議.
風営法のせい?

で,ようやく入れる店を発見.

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「肉巻おにぎり」「カチうどん」
よくわからんが,これらも名物と言えば名物...なのか?

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味は良い.ただし量が全然足りぬ.
種類は多いものの,おにぎりばかり食べても何なので,満たされないまま店を出る.
たぶん,ここって飲み会の〆で入るラーメン屋的な立ち位置っぽい.

コンビニで何か買うかと考えたが,目の前に現金問屋的なスーパーがあった.
絶対こういう店は安いはず!と入店.

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見切り品の「握り寿司」やら「イチゴ」「缶チューハイ」「プロテイン」を購入.ちゃんとクレカで払えた.
確かに安い.それに寿司,美味い,

ホテルにもどって一人打ち上げ.
我が素晴らしき人生に乾杯.

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そして九州最後の夜はふけてゆく.

走り終えてみれば,あっという間の8日間だった.
鹿児島から熊本,長崎,そしてちょい宮崎を経由したこの旅の総走行距離は決して長くない.
しかし,BROMPTONという「小さな相棒」と共に過ごした時間は,昨年の「四国一周」と同様に濃密で五感を揺さぶるものだった.

北海道にない長い坂道に喘ぎ,雲仙や阿蘇の雄大な景色に言葉を失い,一日の終わりには温泉やサウナで熱い湯を浴びる.
行き当たりばったりゆえ「明日はどこへ行こうか」と考える時間は,日常では味わえない贅沢な内省の刻.

かつて20歳の自分がオートバイで駆け抜けたこの地を還暦間近の今,己の脚力だけで再訪する.
時には柔軟にフェリーや鉄道をエッセンスとして組み合わせる.
BROの機動力は気負うことなく,あっさりと思い通りのルートを実現してくれた.

チャリ旅,とりわけBROMPTONの旅は自由の極みだ.
次の旅でも未知なる世界と未知なるKazchari,つまり新しい自分に出会えるのが楽しみだ.