BROMPTON(T)で第15回ニセコHANAZONOヒルクライム!

2026/8/2 Sun

レースに負けたら機材を疑え、レースに勝ったら自分を讃えろ

いただき画像

晴れ.温度:20 ℃,湿度:78%,体感温度:22 ℃,風速:4.3 km/時,風向:S

さて,2年ぶりに走ってまいりましたの『ニセコHANAZONOヒルクライム』
はたしてその結果は...小径車・男子部門17名中3位

まぁ,参加者が少ないので肝心なのは順位よりもタイム.

予測よりやや遅く,44:42...とイマイチ.
1位から6分,2位からも5分ほど離されてしまった.
何より2年前の自分(ただしロード)よりも6分以上遅いのはどうか.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

まぁ,そんな感じで不満もあるが,なんだかんだで表彰台はうれしいものですなぁ.
負け惜しみを言うなら16インチ部門だと優勝だ!(虚しい)

しばらく縁遠かった表彰台.懐かしのこのレース以来か.

第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース

てなわけで,時間を当日の朝に巻き戻す.

昨夜は22時に就寝.
割とスっと深い眠りには入れたが,やっかいなことに頭痛で目覚めてしまう.

時刻は2時.さすがに4時間睡眠はヤバい.
トイレに行ってから再び目を閉じる.
持参した「ロキソニン」に手が伸びそうになるが,こんな劇薬はできれば使いたくない.

結局,深い睡眠には至らないままバイブアラームが5時に鳴る.
頭痛は解消せず.

仕方がない.
昨夜購入しておいたバナナと一緒にロキソを1錠服用する.

ちなみに非ステロイド性抗炎症薬の副作用としては胃腸と腎臓への負担がある.
夏のライドでは脱水症状を起こしやすい.水を意識して摂らねば.

ありがたいことに,この宿の大浴場は(ほぼ)24時間開放.
タオルを持ってカラダを暖めにいく.
先客1名.この時間に風呂とは,たぶん参加者だな.

ホテル敷地内のローソンへ.
定番の「塩むすび」を2個購入.キャンペーンで「ミネラル麦茶」もゲット.
カフェイン(コーヒー)も注入.
他にレース後のおやつとして「ミニ・チーズケーキ」.
駐車場のクルマに戻って「パラチノース」を水で溶かす.

会場に着くまで,こいつをチビチビとやる.持久力向上を目論む.
6時半,ホテルをチェックアウト.9月にまた来るけどな.

2年前と同じ指定駐車場である「くとさんパーク」へ.
既に1/3ほどが埋まっていた.
ハッチを開けやすい場所を選んで駐車.
ウォーミングアップの準備を始める.

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レースで使うのはもちろんBROだが,ホイールベースが合わないのと前輪固定の方が安定するため,EMONDAを持参.もちろん前輪は家に置いてきた.

なぜかチャリが2台.周りから見たら不思議な光景かも.
7時半頃,ウォーミングアップ開始.
いつも参考にしているのはこのサイト.

レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド

そういや今年もご本人がいたな.奥さんと一緒に.
今回,持参するのを忘れたけど,音楽聴きながらの方が気分が上がってよろしいかも.

次回はレース向きのセットリスト作っとくか.

後はメンソール鼻栓アイスベストだな...って,ツール・ド・フランスのヤツやんけ.

30分で終了.暖まってまいりました.
見かけた知り合いに挨拶して,下山用荷物預けのためにスタート会場へ.

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で,「小径車」の看板の所に行くと,いるわいるわの変〇達が.
つーか,他のカテゴリーの人は全然いないのに,なぜだかここだけ集まっているのが面白い.

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早速交流.
先月の『長万部400』他,これまでの数々のブルベでご一緒したKさんがいた.

BRM704北海道400km長万部(その1)~気を抜いて痛い目を見た

なんといってもサンダルが特徴的.
ブルベと同じ20インチのKHS(?)で参戦.

そして異彩を放つ一台が,CARACLE-COZYさん
なんと岐阜からの参加である.
話の内容を統合すると,過去,小径車レースでかなりの成績を上げている方らしい.

表彰台を目指すなら,まずこのお二人がライバルと勝手に認定(結果的に正解).

他には『南風自転車』の店長さんやら,初対面だが本ブログの読者さんもいて色々ご挨拶.
面白かったのが,この小径車集団だけでなく初めて会った人の話の中に,結構な頻度で”マイスター”O西さんが登場すること.
さすがは有名人である.顔の広さに驚かされる.

てなわけでエナジージェルを取りに一旦クルマに戻ったものの,我々最終ウェーブの出発時間までまったり過ごす.

ボトルの水を半分捨てて(250cc),スタート5分前にジェルを注入.

不思議なことにロードより緊張しない.
これぞ小径車マジックか.エンジョイ勢ではないのだがな.

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さて,9時40分.
快晴の中,いよいよスタートである.

2年前の経験から,パレードラン中の位置取りが結構重要だと認識.
ゲートをくぐり,スキマを見て右側から前へ前へと出る.
安全に配慮しつつ,脚の合いそうな”ロードバイク”を探すが,まだわからん.

公園を抜け,橋を渡っていよいよ計測開始.
ペースが上がる.
残念ながらこの時点で第3ウェーブのトップ集団には乗れなかった(そらそうだ)

小径車部門では先頭だが,いつあの二人(もしくは伏兵)が上がってくるかとヒヤヒヤ.
ペースの合うロードを引き続き探す.
2年前はすぐに見つけ,その4~5人のトレインに乗っかかったままワイスゲートまで行けたのだが...

今回,どうにもこうにも遅めのロードばかりで抜いていってしまう.
そして中切れ.
単独走行となり,風を受ける区間が長かった.

そして,5kmほど過ぎた頃,とうとうKさん,Yさんトレインにキャッチされてしまった.
「こ,これは乗らなければッ!」と,すぐさまYさんの後ろにつくが,かなりのハイペース.
残り距離が半分以上あるのに,パワメの数値が300Wを越えてしまう.
このまま踏み続けるとワイスゲート以降がもたない,と判断し,追走を諦める.

今,思うにここが分岐点だな.

パワー管理をしない(パワメなし)時代であれば,根性でついていけるところまで踏み倒していたと思われる.
最終局面での”タレ”が怖いが,どうなったかはわからない.何が正解なのだろう?

いずれにせよ,二人を見送ってしまったKazchari.
後は自分との闘いである.
いや,現状3位として,後方からの刺客(小径車)に怯えながら走る.

相変わらず単独走.
残り5kmの表示後,すぐにワイズゲート.

脚は?

大丈夫,まだ行ける.
激坂区間と言えど,カミヒルよりは全然緩い.
後半は内装2速で走れた.
ここでも相当数のロードバイクをパスする.

残り500mくらいからは平坦.
ギアをさらに重くして踏み倒す.

そしてゴール.

いつも思うがまだ余力がある.
これだけ残っているなら,もう少し踏めたはず...といつも後悔.
速い人はここで出し切って終われるんやろなぁ...反省.

ゴールした人でごったがえす.
自分の預け荷物をゲット.
ご褒美の「ガリガリくん」もいただく.
2年前は霧がかかっていて寒かったが,今日はアイスが美味い.

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Yさん,Kさんを発見.
かなり最後の方までデッドヒートして,最終的にYさんが勝ったらしい.おめでとうございます.

レース終了を待って,このままコースを下るというYさん「(パノラマラインは)景色最高ですよ~」と説き伏せて(?),ダウンヒル開始.

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まぁ,確かに良いコースではあるが,よく考えたらスタート地点まで30km以上あったり登り返しがキツかったりする.
要は余計に時間がかかる.Yさん,すいませんでした(テヘベロ)

で,くとさんパークのハスラーに帰還.
よけいな荷物を置いて,リザルトを確認すべくスタート地点に向かう.

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記述通り,結果は3位.
ただし,1,2位とのタイム差がエグい.

事前にGemini先生にKazchariのフィジカルや,これまでの戦績を入力し,ゴール予測タイムを出してもらっていたが,それは「42分」だった.
序盤,脚の合うロードのトレインにうまく乗れず独走になったのが痛い.
つまり「己に負けた」ということになる.シクシクシク36.

それでもまぁ「表彰台に上がる」は達成できたので,まずまずの成績だったとも言える.ちなみに表彰式でのプレゼンターは”山の神”森本さんだった.

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つーことで,冒頭の巻島パイセンの名言につながるわけですわ.

負けた時 ⇒ 環境,準備,道具を見直す(自分を責めすぎる必要はない)

勝った時 ⇒ 素直に自分を積み重ねを認める(自分を誇ればよい)

これが”前進”のコツなのだろう.

上位2名に負けたのは当然と言えば当然.

BROMPTONの16インチだとポジション,内装変速を含め,ペダリングロスがデカすぎて,ドロハンの20インチには,どう足掻いても太刀打ちできないそうな.(Gemini調べ)
まぁ,Kazchariにポガチャル並みのフィジカルがあれば話は違ってくるのだろうけど.

それでも「誇れ」というなら一応3位ということ.
そして何より,レース中,ロードバイクを次々に抜いていくあの快感よ!

知らない人には想像しがたい話だが,BROましてや「T LINE」の12速は軽い上にめちゃめちゃ速いのだ.
ポタリング用にしか見えないかわいい外観なのに,それに抜かれる時の相手の心情,屈辱感を想像すると...ダヒャダヒャ(悪趣味だ)

てな感じで,純粋に小径車で最速を目指すなら機材ドーピングしかない.
候補としては,Tyrell「PK1CSiだな.

ただし,いかにもな高速小径車にしてしまうと,上記の”悪趣味な遊び”ができなくなる.実に悩ましい(そおいうとこだぞ!)

iPhone15 Pro 戦利品

まとめると「レースには負けたが,ロードバイクをパスする快感に目覚めた」と言ったところか.
この勢いのまま,参加を悩んでいた「カミヒル」にもエントリー!

【公式】第10回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

さて,肝心のマシンは記録更新狙いでEMONDAにするか,それとも...

ヒルクライムレース前日~ニセコを堪能(できません)

2026/8/1 Sat

準備非万端?

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曇り.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:19 ℃,風速:11.9 km/時,風向:S

明日は『第15回ニセコHANAZONOヒルクライム』の開催日である.

【公式】第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

もちろん前入り.宿もとってある.
ヨメさんと息子もラグビーの試合があるとかで,それに合わせて5時起床.

Google先生によると,家から受付会場兼スタート地点である「倶知安旭が丘スキー場」まではクルマで4時間半ほど.
できるだけ早く着いて試走したいところ.
昨日のうちに全ての荷物をハスラーに積み込んであるため,7時半には出発できた.

...と,早く行きたいというわりにケチケチKazchariは下道一択だ.

iPhone15 Pro 相変わらず煩雑な荷物

国道12号,275号,337号をつないでまずは小樽まで.
相変わらずスンゴイ人出で渋滞.
国道393を使って赤井川経由にすれば良かったが,給油タイミングの都合上小樽経由になってしまった.

塩谷のセイコマで早めの昼食.
ほっとシェフの「しょうが焼き弁当」

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セイコマPBの新スポーツドリンクを購入するが,これはちょっと...な味.
正直好きではない.
「しょうが」との相性が悪いだけ?(個人の感想です).

少し前に,今上陛下が皇太子時代にマクドのフライドポテトを初めて食べた際,「これは計算された味ですね」と感想を述べられたというエピソードを聞いた.
さすが,やんごとなき方の返しは一味違うなと思ったが,さすがにこれはデマのようだ.公式な記録や事実としては確認されていない.
誰が考えたのかは不明だが,ジョークとして秀逸.

なかなか(いろんな意味で)スリリングな国道5号に入ると倶知安まであっという間.

昨年のブルベやフレッシュ以来の倶知安だが,その時以上に,あちこちで新幹線の工事が進んでいて,めっちゃ走りにくい(う回路多し).
少し前に財務省が「(札幌延伸は)中止すべき水準」と発表した気がするが,やはり「show must go on」なのねん.

まぁ,そんな「影響の輪」の外は気にしないことにして,さっさと受付を済ませましょう.

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今年新設の「小径車・男子」の参加者は17名.
後から聞いた話によると,こうしたガチレースで「小径車」部門がカテゴライズされているのはめずらしいらしい.だからこその目指せ表彰台であるっ!

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受付でいただいたのは「パンフレット」「ゼッケン」「計測チップ」それに大会Tシャツである.

空模様が非常に怪しい.
天気アプリによると「50分後に雨」
目的を持たずにうろうろするのも危険(濡れたくない)なので,極低負荷でコースを試走することにした.

ここを走るのは4度目となる.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

レースはともかく,後者の『もっと当丸コースター』はブルベ史上最凶にキツかった.
小林峠,朝里峠,毛無峠,樺立峠を越えてからのHANAZONOである.
その後もパノラマラインを通過して積丹に抜けてからメインの当丸峠が控えており,ダメ押しに小樽の山岳住宅街(しかも暗闇)
全く正気の沙汰ではない.あまりにヒドイ(ホメ言葉).

まぁ,脳のシステム的には,こういう強烈な体験こそが記憶に残りやすいのも事実.反芻することで強固なモノとなり,やがて美化されていくのだ.

...てなことを思い出しながら,パワメの数値も見ながら登る.
前半の平坦~緩い登攀は「150W程度」で走れというAI様からの提言だが,さすがにそれは緩すぎる.
ちょっと踏むと200越え,少し斜度が上がると300まで言ってしまう.
こういうムラのある出力はよくないだろうと,200ぐらいを目安にちんたら踏む.
うむ,こういうプレッシャーのかからないサイクリングがBROにちょうど良いね.

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大会前日のため,試走チャリダーも多い.
当然,まったりペースのため次々に抜かれてしまうが,ここは自制.
明日に疲労を残さないように抑えましょう.

その最たるものが,ワイスゲートの先には行かない,という選択.
ここから先の激坂区間が勝負所である.
緩斜面でどれだけ足を残しているかがタイムを左右する.
「せっかくだし,ちょっと行ってみても...」と一瞬迷うが,いかんいかんと引き返す.
ダウンヒル中,ポツリポツリと来たので,この判断は正解だったかもしれん.

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例によってリムブレーキの制動力に悪態を垂れつつ会場まで戻る.
正直必要なのかどうなのか疑問だが,車重計測テントがあったのでBROを持参.

自宅でも体重計を使って計測済みだが,やはり8.8kgもあった.

UCI規定は6.8kgなので,まだ2kg減らせるなぁ...って,もはや駆動系しか手をつける場所がない.それは軽量化課金地獄への入口を意味する.

つーことで,受付&試走終了.
今宵はロンリー前夜祭.ニセコを満喫しましょう.
まずは「サ活」だな.

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みんな大好き「サウナイキタイ」で検索する.
行ったことがない場所が出て来た.

【公式】ゆころ温泉

例の高級ホテル街に新しめの施設らしい.
日帰り入浴の料金は¥1,200.まっ,そんなもんでしょう.

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急坂にお高そうなアパートが並ぶ住宅街にポツンと.
外見からはとてもじゃないが入浴施設に見えない.
中身も硬質でオシャであった.

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受付が外国の方なのもあるあるで,日本語イマイチなのか券売機を黙って指さす.へいへい.当然クレカ払い.

暗証番号式のロッカーに荷物をつっこみ,いざサ活
確かに全てが新しい.
客も少な目で快適...と言いたいところだが,先客のおじさん2名が競技関係者なのか,ずーっと,ニセコの世界選手権の話をしていた.
まぁ,それはよいのだが水風呂を長時間占有されるのが困りどころ.
サ室利用の客が困り気味.
Kazchariは時間調整して使えたので,まぁいいでしょう.
もう少しゆっくりしたかったが,団体さんの到着で露天風呂も混んできたので撤収.

ここも悪くはなかったが,これまで定サウナにしていた『いろは』の方が落ち着けるかな.

【公式】ニセコ温泉郷いこいの湯宿 いろは

iPhone15 Pro 謎のキリンオブジェ

時刻は17時.
就寝時間も早めであることを考慮し夕食とする.

レース前のカーボローディングは「高糖質・中蛋白・低脂質・低食物繊維」が最適らしい.
そんなん倶知安の町中で食える?
まぁ,細かいことは考えず国道沿いの『さんぱちラーメン』「味噌ラーメン」「玉子ライス」にした.

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どう考えても脂質・塩分過多だが,スープを残せばOKでしょう.普段から飲み干すことはないし.
ネギともやしは消化に手こずるか.がんばれ,オレの胃!

もちろん水をガブ飲みして,これまた倶知安の定宿である『トリフィート・ホテル&ポッド ニセコ』に向かってチェックイン.

【公式】トリフィート・ホテル&ポッド ニセコ

しかし,ここも高くなりましたな.
調べてみると2023年の秋『NISEKO GRAVEL』の時には¥2,800で泊まっている.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その1)~前泊編

今夜は¥6,300.それでもこのエリアにしては安いけど.

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さて,落ち着いたところでデザートの買い出し.
この宿は「ローソン」「MAX VALUE」併設というとんでもない立地なのだ.

いつも通り「バナナ」「ザバス」,そして「ミネラル麦茶」とレース直前に注入するエナジージェルを購入.
このあたりのメニューもルーチン化してきたな.

21時になった.
さぁ,風呂(大浴場)に入って寝ますか.
ちなみにこの部屋,アコーディオンカーテン(施錠不可)オンリーなので,耳栓アイマスク必須です.

では,明日の勝負のために...ZZZ

BROMPTON(T)でびえいサイクルスタンプラリーしつつのAI推奨ライド

2026/7/26 Sun

こういうのでいいんだよ

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晴れ時々曇り.温度:21 ℃,湿度:72%,体感温度:23 ℃,風速:2.2 km/時,風向:NNW

はいはい日曜日ですよー.晴れましたよー.絶好のライド日和ですよー!

ちょっと待った!
出かける前に,一部界隈で話題沸騰中の『名探偵プリキュア!』第26話をリアタイしなければ!
8時半の放送開始に合わせて,バイオリズムを整えろ!(意味不明)

名探偵プリキュア!

視聴終了...つーか,これ,スタッフやりすぎ(いいぞもっとやれ).
『まどマギ』『推しの子』『呪術廻戦』...おまけに平殿器ポーズからの「あ,うん.必殺技,3分以内で」まで.
肝心の女児層は置いてけぼりになっていないのか心配なレベル.

謎が謎を呼ぶ展開に,今や”大きいお友達”の仲間入りしたうちの娘(大学2年生)と,日夜考察合戦を繰り広げています.
Kazchari家としては,応募者全員を正解にするために「4人の魂合体変身説」を推してけどなぁ.
しかし,まだまだ一波乱ありそう.
特にしるくさん.一緒にいる子役が怪しすぎる.

それはさておき,まさか,この後の特撮2本(未視聴)よりプリキュアが最大の楽しみとなるニチアサがくるとは...

では,気分も落ちついたところで,本日のAI様のおすすめメニューを確認.

「前日の疲労具合を確認しながら,あまりダラダラせず一定のテンポでクルクル回す外ライド」

とのこと.
なんだかよくわからんが,これにぴったりなのが平坦基調のスタンプラリーの続き.あ,うん,BROMPTONらしいライドになりそう.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー2025(その1)

てなわけで,ヒルクラ決戦仕様の『BROMPTON T LINE』をハスラーに積んで,いつものデポ地へ.

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準備完了.
今年度3回目のスタンプラリーライド開始.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

例のアプリを立ち上げる.相変わらず重い.
これ,公式も認識していて,ハング時は再インストールを勧めていたりする.

そうそう,PCの場所は昨年(2025年)と変更ないはず.
つーことで,まずこの『美瑛町スポーツセンター』をクリア.

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毎冬開催されていた『スノーサイクルフェスティバル』の終了が残念だ.

嗚呼「第4回びえいスノーサイクルフェステイバル」...

お次は『丘のまち郷土学館 美宙』

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久々の快晴.青空が実に気持ち良い.
酷暑に苦しむ本州のみなさんには申し訳ないが,今年の北海道は妙に涼しい.一昔前に戻った感.
サイクリストの姿も多数見かけた.

そして『道の駅びえい「丘のくら」』
観光客が写り込まない構図やタイミングが重要.

余談だが,一昔前に流行ったストリートスナップのハードルがどんどん上がっているような気がする.以前はネット上に個人撮影したサイトが溢れていた.

田舎はともかく都会の風景を公開するのは至難の業.
撮る行為そのものはともかく,偶然写り込んだ通行人から訴えられかねない.

ただし,各時代の日常の記録写真が減っていくと,数十年,数百年後での歴史・風俗研究に支障をきたすのでは,と考えてしまう.大げさか?

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『四季の橋』へ.

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最初期のスタンプラリーでは各PCにQRコード付きの看板があった.
ゆえに「これは何だ?」と不思議に思い,ラリーに興味を持つ人もいるのでは?
正直,宣伝が足りないように思うが,もしかするとワザと?
景品当選率が下がるのも困るけどな(エゴだよ,それは!)

お次は『憩が丘』

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絶景である.
毎年少しずつ整備されていっている.
こんなベンチ,昔からあったっけ?
背もたれに「みどりの丘」と書いてるのが気になる(名称統一すべきでは?).

特にマップも確認せず「近いから」と向かったのが『三愛の丘』

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ここが曲者.
間違いなくスタンプラリーのPCなのだが,先ほどの『憩が丘』とは”別のエリア”なので,アプリ上のミッションを再起動しないと表示とチェックインできないのだ.で,開始画面に戻ろうとするとまたしてもハング...うがー!

ここは諦めた方が無難.
帰りに再訪することにして,少し戻って別のPCに向かう.
途中で,面白い構図を発見.

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軽量化のため,キックスタンドを外してあるので,停車時はお座り姿勢にする必要がある.
ホイールも小さい三角形スタンドに変更.意外に安定している.

で,坂を下りて登って『新栄の丘』へ.
なぜか,ここはアプリがスムーズに動く.GPSチェックインもあっさり完了.
ホンマよくわからん.

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すぐ近くのPC『福富行政区会館』へ.
いざチェックイン...ぐあー,またしてもハング.

「もう限界だ.消すね!と,怒りのアプリ削除.

アプリストアから再インストール...やたら時間かかるなぁ,と思ったら『Aamzon Music』を立ち上げたままだった.停止.

このオープン・イヤホンは良い.
こうした緩いライドとの相性抜群である.

音楽を止めると1分ほどでダウンロード完了.
再認証・再起動するとあっさりチェックイン.

これからもこんなハング地獄が続くことが予想される.
イライラする前に即再インストールが正解だな.

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先ほどの『三愛の丘』に戻ると,今度はあっさりチェックイン.
実は表示された順番を守らんのいかんのか?

で,またしても急坂を下って次の『水沢行政区会館』へ.

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会館系は似たような建物だ.

で,お次は『ファームズ千代田牧草地』

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「千代田ファーム」そのものがPCでないのが不思議.
まぁ,あそこはこの周辺唯一の自販機設置,兼,個人のトラウマスイッチがオンになってしまう天国と地獄が同居する複雑な場所だ.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

ちなみに千代田ファームのレストランの「ハンバーグステーキ」は絶品.

次の目的地へ向かう.
移住者御用達(?)の別荘街を通過.
この季節らしい緑(じゃがいも)金(小麦)のコントラストが美しい.

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軽く坂を登った場所が『水沢春日台』

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何の目印もない.だが,それがいい.
風の音しか聞こえない.

ここで選択.
時刻は正午近い.つまり昼食の時間.実際,腹も減ってきた.
”おしゃれカフェ”は点在するものの,このまま美瑛の深部に入っていくと昼食のチャンスを逃す.

それにアプリが示す次のポイントは少々やっかい.
最短距離だとグラベルを通ることになる.

今年のラリーは既に最速クリアを断念している.
AI提案メニューの時間はとっくに超過.
「美瑛の町に戻ってメシ食って,サウナにでも行きますか」に決定.

いつもの美瑛川沿いのサイクリングロードに向かう.

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途中,『美沢10線堤防』という,気を抜いて走っていると見逃すPCあり.
ベテランのKazchariは騙されんぞ!(昔ヤラれた)

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町中に戻り,馴染のセイコマへ.
たぶん夏季限定の「梅ソーダ」と定番の「カツ丼」を購入.
これまで食べたホットシェフ弁当の数は...覚えていない.

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正直全然走り足りないので,国道の反対側(西側)の攻めようかと考えたが,一応,「AI様の立てた練習メニューを実践する」という実験中なので素直にデポ地に戻る.
まっ,大会が終われば残りのPCを一気に片付けてくれよう!(望岳台が残っている)

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BROをハスラーに積んだ後は,常サウナである東神楽の『花神楽』へ向かう.

この入浴施設も値上げラッシュ.
JAF割引でも¥850...ついこないだまで¥600ほどだった気もするが,燃料費と人件費の高騰がエグイんやろね.
こりゃ,¥1,000を越える日も近い.
日帰り入浴も高級な趣味になってしまうのだろうか.

それはともかく,久々の快晴サイクリングを満喫できた良き日でした.
あっ,全然パワメ気にしてなかったわ.

パワメを付けたBROMPTON(T)で雨のカミヒルしてみたライド

2026/7/20 Mon

走りださないとわからない

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曇り.温度:24 ℃,湿度:84%,体感温度:25 ℃,風速:7.6 km/時,風向:NNW

7月の3連休.
ブルベ界では『宗谷600』やら『ニセコ合宿』やらが実施されたが,いずれも雨天で大変だった模様.

で,Kazchariはと言えば,土曜のスタンプラリー未遂,日曜のZwiftを経て,月曜は外乗り,ヒルクラ練だぁー!と意気込んでいた.

雨が降る前にEMONDAで美瑛サイクルスタンプラリー序章ライド

前日まで天気予報は曇りだった.
ところが,朝カーテンを開けると小雨.

なんてこった.パンナコッタ.

2回目のカミヒル練習を目論んでいたのに.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

8/2の『ニセコHANAZONOヒルクライム』には小径車部門,つまり『BROMPTON T LINE』で参戦する.
キックスタンドを外し,ハンドルグリップを交換するなどさらなる軽量化を施す.
そして最大の目玉はEMONDAからのパワメーター(Assioma)の移植である.
で,今日はパワー管理しながら登るつもりだったのに...

10時現在.レーダーだと旭川周辺に雨雲はない.
でも,なぜか降っている.どういうこっちゃ.

いずれにせよ,午後からの晴れ予報に期待しつつ,思い切って上富良野「日の出公園」まで行ってみる.

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「ラベンダー祭り」のせいか,結構な人出.
雨の状況は旭川とさほど変わらず路面も濡れている.
いつもなら,数名いるはずのクライマーの姿もない.

幸い気温は高め.
多少濡れても低体温症になるリスクは低そう.
覚悟を決めて「ジレ」だけをジャージのポケットに入れて出発.

Garmin様のデータによるとKazchariのFTPは200W程らしい(Zwiftでガチ計測したことはない)
カミヒルと言えば,前半は割と緩斜面(と言っても平均7%ぐらい),分岐点後の2kmが地獄の激坂区間.

構成だけ見れば『HANAZONO』と少し似ている.
あちらの方が前半の斜度はさらに緩く,後半の坂区間が長いけど.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

パワー管理と言っても「前半は200Wを越えないようにする.そして最後の2kmをリミッター解除で全力!」という極力シンプルなもの.

どうせ後半は酸素欠乏症になるので,何か考えたり,サイコン表示をちょこちょこ操作することが困難になるのは目に見えているのだ.

てなわけで,最初は200W以下しばりでペダリング.
どうしてもケイデンスが高めになる.小径車は脚を止めると失速するのでこの方が良いそうな.

しばらくは路面は乾いていたが,5kmほど走ると霧雨から本格的な雨に移行した.どうやら標高が上がり雨雲に突入したようだ.

スタート時同様,登攀中も降りて来るチャリを見かけなかった.
雨がミスト状態に.視界悪化.
水滴および己の息でサングラスが曇る.外して胸にかける.

最凶の激坂区間(15%)カミホロ荘前をクリア.
ここを越えるとゴールが近づいて来た感マシマシ(甘い)

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終始,呼気2回のリズムを守りつつゴール.
とてもじゃないが,ラストのリミッター解除なんて,かっこいいことできんな.それは本番にとっておこう(たぶん無理).

もう1つの戦略として「分岐を越えたらジェル注入!」もあったが,何かそんな余裕もなかったなぁ...

すぐに手に取りやすいようにマグネット着脱式のボトル脇にはさんでおいたけど,結局使わなかった.

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本番はどうする? 事前に切り込みいれて注入.カフェインパワーでラスト踏みこめ!(トラタヌ)そして発生するベタベタのゴミ.どうしよう...

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駐車場からいつもの絶景テラスに移動するも御覧のあり様.
ガスって何も見えない上に,iPhoneのレンズも曇って常時ソフトフィルター状態.もちろんカラダもびしょびしょである.

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既述の通り,防寒具はジレ1枚.迷わず羽織る.

実際の気温以上に寒く感じる.
赤コーラどころではない.
やはりここは(これからダウンヒルする変態にとって)デス・ゾーンだ.

快晴ならこのまま「望岳台」まで走り,スタンプラリーのチェックインを行うつもりだったが,ここは一刻でも早く降りませう.

全然止まらないリムブレーキ(久々に乗るとディスクの優位性がわかる).
慎重に下る.
せっかく膝の傷が治りかけているのに,ここで落車するわけにはいかん...って,単にダウンヒルが苦手なだけ.

ファットな年忘れカミヒル2025

それでもチェーン着脱場前の直線道路は異常にキモチいい.
BROなのに40km/hを越える巡行.

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「日の出公園」に無事帰還.

汗と雨でグチョグチョのウェアを早く脱ぎたい.
とりあえず『フラヌイ温泉』へGO.
客は少なく,サ活を3セットキメる.

休憩室で本日のデータをSTRAVAへのアップロード.
本日の「カミヒル」タイムは...1:04:22

同じくBROで登った前回が1:05:43だったので,BROでのベストタイムを1分21秒更新!
パワメ気にしながら登った効果は...あったのだろうか?

さて,ここまでカミヒル練しておきながら,本大会へのエントリーは悩み中.

第10回 かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

各イベントの参加費の高騰が地味に堪える昨今.
『HANAZONO』『カミヒル』の交互参加でどうでしょう?

ちなみに,今年は第10回記念大会なのでオリジナルのコラムスペーサーがもらえます.

かみふらの十勝岳ヒルクライム〜森林限界を突破せよ!〜

以前,実行委員長のSさんとお話した際に,記念品のアイデアとして「コラムスペーサー」を提案した.
もしかして,それで採用してもらったのだろうか?
だとしたらうれしい話である.いや,わからんけどね.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day4:雨の中,青森を去る

2026/6/8 Mon

さぁ,迷宮へいざないましょう

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雨.温度:16 ℃,湿度:95%,体感温度:16 ℃,風速:5.4 km/時,風向:ENE

Day3はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

さて,楽しかった遠征ライドもいよいよ最終日.
青森港からフェリーで室蘭に帰り,そこからクルマで旭川である.

起床してカーテンを開けると見事に
しかも土砂降りに近い.
うーむ,最後まで天気(だけ)には恵まれない旅であった.

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6時を待って大浴場へ.
平日の朝風呂だけあってガラガラ.
ゆっくりと”サ活”3セット.
ただし外気浴は雨の中.冷たい.

7時過ぎに朝食会場へ.

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やはり「青森≒大間=マグロ」でしょう.
美味い.

8時過ぎ,3晩過ごした『まちなか温泉』をチェックアウト.
まことに良い宿でした.

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フリーの足湯,再開はあるか?

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レインウェア着用で雨の中を走り出す.
距離的には遠くなるが,「青森ベイブリッジ」を経由する方が早く着く.

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フェリーターミナルが近づいて来た.
おお,懐かしの津軽海峡フェリーだ.

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ここで青森港の地図をご覧いただきたい.

道路から港湾内に進入.
まずは入口近くにある地図上の赤い建物に向かうのが自然な流れ.

だが,そこは青森ー函館間を結ぶ,青函フェリーのターミナルビル.
入口には上の地図と「津軽海峡フェリーの受付は別の建物」との表記があった.

「なるほど.別会社なのか」と好き勝手にクルマが走り回る港湾内を津軽海峡フェリーの建物を目指して安全に走る.到着.

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スマートチェックインの機械で乗船券を無事ゲット.
徒歩乗船の大部屋なので¥4,000.安い.

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だが...ここで少し疑問.
この建物に隣接する第1バースに停泊しているフェリーには「青函フェリー」と書かれている.

そもそも,室蘭から青森港に到着した時は第4パースだったし,本日も「津軽海峡フェリー」はその時と同じ場所に停泊している.

つまり,整理すると...
この2つの会社.ターミナルビルと船の停泊場所が交差しているのだ.
どういうこっちゃ! 正に初見殺し.
しかも,ビルから船まではかなりの距離がある.
それを歩くのか? この雨の中を?

クソ重いBROを担いで雨中を移動したくないのでフロントで交渉.
このままチャリで第4パースの船まで走り,入口か甲板の隅っこで畳んでよいか,と尋ねた.

返事は「ダメ」.理由はトラックや乗用車の邪魔になるかららしい ⇒ そんなに混んでもないし,全然スペース取らへんのに!

仕方がない.ルールはルール.
ここは根性で乗り切るか...と思いっきり嫌ぁな顔をしていたら「でしたら,このビルから船までシャトルバスがありますので,それをご利用下さい」だと.先に言え!

で,ホールの隅っこで輪行準備していたら,別のスタッフがやってきて「そこじゃなくて風よけドアの中で作業して下さい!(邪魔だ)」と怒られる.
いや,だから,他に客,おらへんやん!

何か対応というか,全般にチャリ客に冷たい態度.
今日は全身ずぶ濡れの貧乏サイクリストやけど,その正体は大株主かもしれんのになぁ...(違うけど)

...とまぁ,ぶつぶつ言っても仕方がない.向こうも仕事をしているだけなのだ.
ただし,この混乱を招く港の構造はかなり不評らしく,クレームが殺到しているのも事実.
両方とも”津軽海峡”フェリーやしな.区別がつかん.

実際,Kazchariの待機中も別のお客さんが受付で「ここ青函フェリーじゃないの? そこに船泊ってるやん!」とキレていた.

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時間があったので2階のおみやげ店で,職場と家に小さい菓子を購入.
しばらくするとシャトルバスがやってきた.

フェリーのすぐそばで降ろされるが,相変わらず雨がヒドい.
少し歩いただけでびしょ濡れ...が,安心して下さい.レインウェアは着たままですよ.

往路同様,歩いて甲板内に入る.
これだけスペースがあるのにここで畳んじゃダメとかわけわからん(まだ言っている)

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船のフロントでBROの置き場所を聞く.
あまりそういう客がいないのか,「そこの車椅子エリアにどうぞ」と案内.いいのか?

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夕方に室蘭到着なので熟睡する必要はない.
ゆえに帰りは個室ではなく大部屋にした.
さすが平日便.誰もいない.

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レインウェアやサイクルジャージを脱いで,いつものTシャツ,半パンに着替える.それらをバックパックに押し込んで,ようやく一息.

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こうした旅にはこの超軽量薄型サンダルが便利.意外に丈夫でちゃんと歩ける.

10:40.定刻に出航.
横になり,Kindle本で時間をつぶしているうちに,昼飯時になった.

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短距離・短時間フェリーのせいか,レストランの類はない.
冷凍食品の自販機が並ぶ.

Kazchari家では普段の生活で冷食を食べることはまずない.
おっかなびっくりで20分ほど悩み,極めてオーソドックスに『やきとり弁当』のボタンを押した.
¥1,100で,電子レンジで8分(!)加熱.
味には全く期待していない.

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ところが,これがまた意外にも美味しい.
「焼き鳥」がちゃんと「焼き鳥」なのだ.

「日本の冷凍技術は世界一ィィィィ~!」は事実?

冷凍食品がおいしくなった本当の理由、実は「冷凍技術の進化」じゃなかった!?

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ちなみに青森限定リンゴジュースは普通の味.
量が足りなくてお茶のペットボトルを追加購入することになった.

ちなみにこの自販機コーナーには1万円札の両替機がある.
キャッシュレス社会になって,万札の使い勝手が非常に悪くなった.
小額紙幣が欲しい人はフェリー内で両替しよう!(誰得情報?)

腹も満たされた所でフェリー内を散策.
往路と同じフェリーだが,その際は乗船後すぐに寝てしまったので改めて.

フェリー内ひまつぶし施設の代表,ゲーム室.
驚くべきことに,クレーンゲームがあった(カギを取るタイプ).
1回100円で,特賞は...なんと『Switch2』
定価は¥59,980なので,600回までのチャレンジで元が取れるゾ!
ただ,フェリーなので揺れるがな.

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そして誰が買うのかわからない謎のメダル刻印機.

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フェリーの思い出と言えば,大阪に住んでいた頃,舞鶴もしくは敦賀発小樽行きの『新日本海フェリー』をよく利用した.

もちろん北海道ツーリングが目的である.
最初は31時間ほどだった所要時間が,フェリーの高速化によって今や20時間ほどらしい.それでも,長いことは長い.

その『新日本海フェリー』には「敦賀ー新潟ー秋田ー苫小牧東」という路線もあるのだが,10月からのダイヤ改正によって,乗船時間がなんと国内最長の46時間15分になった.ほぼ丸2日船の上.もはやクルーズ船.

距離から考えると,この所要時間は変.
これには理由があって新潟港で16時間ほど停泊するらしい.
物流業者の利便性を考えたダイヤだが,この新潟停泊中,一時下船も可能とのこと.
これを知った関西圏のライダーが「北海道ついでに東北ツーリングもできる!」と喜んだとか喜んでないとか.
一方で「車両は降りれない」という情報もあるけど.
いずれにせよ,徒歩客扱いのチャリダーには朗報.新潟周辺のライドも楽しめますよ!(誰得?)

【公式】新日本海フェリー

そんなわけで軽く昼寝しているうちに17時.室蘭港入港のアナウンス.
BROをピックアップしてフロント前で待機.

ちなみにこの萌えキャラは室蘭観光大使の「蘭(あららぎ)うみ」ちゃんというそうな.読めん.

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フェリーの窓から見る室蘭港.
青森出航時以上に大雨.
期待したが,やはり眼下のボーディング・ブリッジは使われない.
あぁ,また,あの距離を歩くのか...

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つーことで室蘭港に無事到着.
BROを抱えてダッシュ&ダッシュ.
大雨の中,留置場のハスラーまで走る.

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速攻でBROを荷台に積み込み,車内に放置しておいた服に着替える.
エアコン全開で”もわん”とした室内の湿気除去.

ここは温泉に入って帰りたいところだが,余裕がない.
本日中の帰宅を目指し,ハスラーをひたすら走らせる.

大雨で視界が悪い中,退勤時間と重なり,難度を増した複雑怪奇な室蘭の立体高架道路をなんとかクリア.
海岸沿いの直線道路を苫小牧まで激走.
すっかり暗くなった頃,苫小牧のスシローで遅めの夕食.

青森のメシも美味かったが,やはり北海道も良い.
回転寿司もやはり海沿いの方が美味いのだろうか?

高速嫌いのKazchariはひたすら下道走行.
2回ほどコンビニ休憩をはさみ,23時頃,家に着いた.

いやぁ,今回も盛りだくさんな遠征ライドだった.

初日の酸ヶ湯,昨日の恐山で若き日の旅を追憶.
雨と風とハンガーノックを乗り切ったBROでの初300ブルベ.
やはり旅に出ると「生」を実感できる.

来年も青森ブルベがあったら参加したいものだ.
津軽半島残してるし.
宿はもちろん『まちなか温泉』で.

さて,次回のブルベ参戦は『BRM704長万部400』
久々の400だ.
こちらも前泊するので旅要素あり.楽しみだ.

BROではでません.BROは200まで.絶対!

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BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

2026/6/7 Sun

極上のエンタメ?

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曇り.温度:14 ℃,湿度:86%,体感温度:13 ℃,風速:7.2 km/時,風向:ESE

Day2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

さて,激闘の300ブルベを終えて布団に入ったのは1時過ぎ.
「疲れ過ぎていると眠れない」の格言(?)通り,5時過ぎには目が覚めてしまった.

すかさず全身状態を確認.
最も懸念していた右腸脛靭帯の痛みはゼロ.

どうやらBROMPTONのポジションだと発症しにくいようだ.
昨日苦しめられた肩周囲のコリなど,他の部位の筋肉痛もほぼなし.
己の強靭なボディに感謝する.

6時を待ってまずは朝風呂に.
いやホンマ,ここの宿ええわ~

次に昨日食べ損ねた朝食を.
ビュッフェ方式だが,普通のビジホとは毛色の違うメニューが並ぶ.

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これまた超美味.
安いし,美味いし,気持ちいい.
次回青森に来た際も,絶対ここに泊まろう(ねぶた祭の時は予約が取れないらしい)

外は快晴.
8時過ぎ,青森在住のM山さんにLINE.
一昨日のドライブ中にも相談していた「恐山行き」をどうするかお伺い.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day1:雨と海鮮丼と温泉,そして300kmブルベへの序奏

M山さんも体調に全く問題ないとのことで,予定通りに計画を実行することになった.
とは言え,さすがに青森市内からチャリで行くのは無謀.
つーことで,M山さんの軽バンにチャリ2台を積んで恐山に向かうこととなった.

ホテル前でピックアップを待つ.

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さて,その恐山だが,一般的にどのようなイメージを持たれているだろうか.

「ちょっと怖い場所」「死者の魂が集まる場所」「イタコばーさん」あるいは「そんな場所知らん」と言ったところか.

Kazchariにとっては実に34年ぶりの訪問.

昨日の廃業温泉同様,東北オートバイツーリングの時に立ち寄った.

とにもかくにも,その禍々しい雰囲気に圧倒されたが,実は最も印象に残ったのが境内にあった温泉
荒れ果てた岩場にポツンと立つ小屋.それがまさか温泉だったとは.
これまでの人生,数えきれないほどの温泉につかってきたが,その中でも一,二を争う印象深い場所だった.

その日は『薬研温泉』まで行き,隣接のキャンプ場に宿泊.
仲良くなったライダーが「買い出しに行ってきます」とバイクで下山したものの,いつまで経っても帰ってこない.
まさか,彼は幻だったとか...ぞぞっ
と,ビビっていたところ,夜遅くなって”徒歩で”キャンプ地に戻ってきた.
途中のカーブで事故り,レッカー手配やらなんやらの対応で追われていたとのこと.いやぁ,怖かった.

...とまぁ,そんな話をしつつ,M山さんのクルマは一路,恐山を目指す.
青森在住のM山さんですら,恐山に行くのは数十年ぶりとのこと.
地元民あるあるですな.

下北半島に入り国道279号線をひたすら北上.
徐々に天気が怪しくなる.
JR大湊線が並走している.もし単独行なら電車輪行で向かうつもりだったけど,クルマが正解やな.

途中,『湧水亭』という豆腐専門店で豆腐アイスを.

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美味し.

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むつ市到着.
M山さんおすすめのとんかつ屋さんはクローズ.
近くにある別の店に行くが,ここが正解.

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ボリューム,味とも大満足であった.
なんだかものすごくグルメな旅だ.本ブログに似合わん.

むつ市を出て,いよいよ恐山に向かう県道を登る.
森が近い.霧も出て来た.
M山さんの軽バンがうなりを上げる.
半端ないアップダウンが脚を削り...そうな道.

にしても,よりによってこの県道ナンバーはないでしょう.
これも演出の一環?

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ついに,日本最恐と名高い霊場・恐山着.

めちゃめちゃ寒い.霧雨も降っている.
ただ,せっかくここまで来たのだ.
入山前にさらっとポタリングすることにする.
短時間でも走りたい.まるでアリバイライド?

軽バンからBROMPTONを下ろす.
普通にiPhone撮って出しでこの雰囲気.やはり何か違う.

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走ってきた道を少し戻る.

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川が流れ亭ているが,めちゃめちゃ硫黄くさい.
正にタヒのにほい...

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宇曾利山湖

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朽ちた杭が不気味に並んでいる.何これ?

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先程の硫黄臭い川の縁.
不穏な看板が立っている.

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ボコボコと地の底から湧く.
のんびりたたずんでいてよいのか?

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その隣に三途の川.
これはちょっと新しすぎて風情(?)がイマイチ.

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道の脇には石仏像.
ここに登ってくる4号線沿いにもいくつか並んでいる.

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バスでも訪問可能.
ただし本数が少ない.通常は1日3往復.

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入口.
出入り時には,なぜかこの2本の柱の間を通らなければならない圧がある.
横から抜けるとカラダと魂が分割されてしまいそう.

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門の外はだいたいこんな感じ.
晴れを期待したけど,むしろ,このどんよりした曇り空が気分を盛り上げてくれる.

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さて,BROでのライドは終了.
いよいよ入山である.

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大人1名¥900
何気に国定公園だった.
No.422?
5月の開山から一ヶ月ちょいでこの人数ということは1日あたり11人?
少なくないか?

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総門をくぐる.
確かに日曜日なのに人が少ない.だが,それがいい.

山門を越える.
左手に2棟の「古滝の湯」.こちらは女湯である.

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一応,パンフというか冊子をもらっているが,それを眺めながら歩くのは無粋.全力でこの独特の雰囲気を味わう.

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恐山と言えばこれ.
黒っぽい溶岩と石仏.
そして,花の様に生けられたカラカラと音を立てる風車.

風車は入口でも購入可能だが,こうしたプラ製品がなかった時代(開山は1200年前)はどうしていたのだろう? やはり竹?

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一応参拝順路らしきモノはあるが,それほど厳密ではない.

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以前来た時,こんなに建物あったっけ?

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正に“荒涼”というにふさわしい大地.
硫黄臭はそれほどしない.

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境内ではめずらしい緑の多い場所.
崩壊した階段の先に石仏あり.
足の悪いお年寄りがよろよろと上がってきたので「この先,もっと崩れていますよ」と教えてあげたが,余計なお世話だったかも.
”何かを背負って”ここに来た人かも知れぬ.

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スマホじゃなくて,”ちゃんとした”カメラを持参すれば良かった...と思うくらい写欲が湧く.

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現実感がとんでもなく希薄.

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この写真を撮った場所の少し前方を若いカップルが歩いていた.
ここをデートスポットに選ぶとは,なかなか見込みがあるぞ(何の?)

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一通り参拝を終える.
「そういやイタコってどこでやってたっけ?」と探すと,やけにポップな看板を発見.

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「海鮮料理店か!」と思いつつも,建物内では絶賛降霊中だった.

お次はいよいよメインイベントの温泉である.
男湯は先ほどの女湯の道をはさんだ向いにある.

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不思議なことに記憶にある温泉小屋とは明らかに異なる.
いや,確かに建物の形は同じ.
周りの風景が違うのだ.
こんな建物に囲われた場所ではなく,荒れ果てた原野にポツンとあった印象が強いのだが...絵本『ちいさいおうち』的な進化?

少々違和感を覚えつつ,扉を開ける.
先客が4人ほどいた.
うむ,浴槽の形や大きさは34年前の記憶と合致する.

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そそくさとサイクルジャージを脱いで湯につかる.
「熱い,熱い」とM山さんが大騒ぎ.
いや,そこまでは...と思いつつ足をつける.確かに熱かった.

見かねた先客が「水,足せますよ」と蛇口を指さす.
勝手に開けたら怒られそうだが,許可がもらえたので全開.

まぁ,慣れれば...心地よい湯加減である.
ただし,このお湯もまた,かつての記憶だともっと酸性だったような気がしないでもない.

やがて他のお客さんが出て行ったので貸し切り状態に.
ここぞとばかり撮影.

で,もう一度服を着て外に出る.
冷気と霊気が漂う.温泉小屋内がパラダイスだった.

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山門,総門をくぐって外界へ.

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こういう看板があるということは,わざわざ塩を持参する人がいるということか.

言われてみればその通りで,仏教においてタヒは穢れではない.ゆえに”清める”という発想は変.
「塩まき」は神道もしくは日本古来からの習慣.

そういうわけで34年ぶりの訪問.
霊場の圧倒的リアリティと「エンタメ」としての顔を見せた恐山.

「極楽浄土」と「地獄」が隣り合わせの不思議.
「怖い」よりも「圧倒的な非日常」に心が洗われる感覚もある.
「タヒ」を感じるからこそ「生」を感じる.

恐山は決して暗いだけの場所ではなく,残された者が「今をどう生きるか」を考える機会を与えてくれる場かもしれない...と,神妙になりつつ,同時に先日訪れた酸ヶ湯温泉同様,施設が巨大化していることに驚く.
あちらほどメジャー化していないようだが.

また,見た目カジュアルなイタコのギャップ.
バチあたりかもしれんが,実に楽しめた.

青森市内に帰還.
一昨日と本日,わざわざクルマを出してくださったM山さんに感謝してお別れ.
旭川来訪の際には「全力で激坂アテンドします」宣言.

宿に戻って,再度温泉&サウナを堪能.
今宵は一人.
街にでかける気分ではない.
施設内にあるレストラン『ふる河亭』へ.

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「焼うどん」「唐揚げ」.美味し.

さて,今回の青森遠征も大満足で終了.
実に充実した3日間だった.
海峡を渡っただけでまるで外国.
60年近く生きてきたが,やはり日本は奥が深い.

そうそう,後に判明したのだが,恐山温泉には男湯,女湯の他,もう1つ混浴風呂があった.

https://yubito.jp/aomori/osorezanonsen_hanazomenoyu/8413/より

それが「花染の湯」.
Kazchariが34年前に入ったのはたぶんここ.
現在でも周囲に建物がなく秘境感が漂う.
気付かなかった.

てな感じで,念願の恐山ツアーは無事終了.
肩が重いとか,怪異変が起こるとかはなく,今のところ平穏.
いや,何かあるとしたらこれからか...

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Day4はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day4:雨の中,青森を去る

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その3)

2026/6/6 Sat

終わりよければ

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曇り.温度:12 ℃,湿度:77%,体感温度:7 ℃,風速:19.4 km/時,風向:ESE

その2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その2)

ここは161.9km.【PC3:ファミリーマート秋田能代明治町店】

早朝の寒気,あすなろラインの強雨はどこへやら,PC3到着時には眩しい日差しが降り注いでいた.
レインウェアをキャストオフ.
長袖インナーと半袖ジャージだけにチェンジ.身軽だ.

いつも通り,麦茶(ノンカフェイン,足ツリ防止)を購入してレシートをゲット.さすがに昼食後すぐなので腹は減っていない.

そこへ先ほどミスコースしかけた参加者が到着.
スタート時に「不老不死温泉に入る」と言っていた猛者だった.
ちゃんと入ってきたらしい.

ブルベ中に温泉に入る人の話はわりと聞くが,Kazchariはちょっと遠慮したい.
汗だくのウェアの脱ぎ着も抵抗あるし,入浴後の疲労感・脱力感が心配.
時間も急いているので,サウナがあっても入れないのがもったいない.

この時は色々な意味で地獄だった...

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

それに,本日は温泉付きの宿である.
ゴールして,全てが終わって後は寝るだけ...でゆっくりつかりたい.

...と,ここまで想像してふと考えた.
宿の「まちなか温泉」の入浴可能時間は24時まで.
逆算すると,遅くとも23時にはゴールしておきたい.

現在14時半.
単純計算で残り140kmを8時間半.
ロードだと余裕だが今日はBROMPTON.うーんなんとかなるかな.

少しペースアップを意識しつつ出発.
ここからは大館,つまり内陸へ向かう.

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東北の田舎道にはこういう呪術的なオブジェが散在している.
牛なのか?ブードゥー教っぽい.撮影して大丈夫?(遅い)

いい感じにくたびれた橋が見えた.
ところどころ古い街道と並走.

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やはり晴れると気分もアガる.
まったく,天気の移り変わりの激しい日である.

そういや,チャリにはまって以来,風邪をほとんどひかなくなった.
毎回,エグイ寒暖差に否応なく身を置かれることで,我が明友,ミトコンドリアが鍛えられているのだろう.健康こそが最強の財産.

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どこか大陸的というか北海道的.
まぁ,日本は日本やし.

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時々現れる田舎に似合わない立派な橋.
もう少し進むと「大館能代空港」がある.こいつのせい?
確か,妙に早口言葉っぽい旧「秋田北空港」のことやんな? ⇒ 違いました.正式名が「大館能代」で「あきたきたくうこう」は愛称.
つーか2つも空港要るの?(怒られそう)

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で,なんだかんだで16時半.

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200.1km.【PC4:デイリーヤマザキ鷹巣七日市店】

ようやく200km.やたらハイテンションな店員さんが印象的.

「ブルベに楽なブルベなし」という格言があるように,200には200の辛さ,300には300の辛さがある.
それでも残りの距離が3桁から2桁になると終わりが近づいてきている感があるなぁ...って,普通に考えて後6時間ほど漕ぐわけで,やっぱり変態だ.

「そういや写真撮ってなかったわ」っつーことで,この日のためにっつーか,いつ着ていいのかわからない「台湾・四国一周ジャージ」がこれだ!

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BROの派手な配色と相まって「一体,何色使ってるんだ?」的コーディネート.
昨今のアースカラーだらけのウェア界に一石を投じる...そんな志はない.

いずれにせよ,もう残り100kmしか走れません!

とは言え,もう肩のコリが限界を越えつつある.
各種ストレッチや波紋を駆使して痛みを和らげる.

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この地域の名産と言えば,そう「比内地鶏」
あー,なんか美味そう.
さすがブルベだ.昼にあれだけ食べたのに早くもカロリーが枯渇してきたぞ.

単調な道,時間が続く.
国道285号線をゾンビ走行中,左側に見覚えのある建物が見えて来た.

「湯ノ岱温泉」である.

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ここには1992年,すなわち34年前の東北ツーリング時に立ち寄っている.
疲労がたまっており,休憩室で爆睡した.

1992年7月29日撮影

我ながらよく覚えてるもんだ...っつーか,上のフィルム写真を何度も見たから記憶に深く刻まれていたのだろう.
あまりにもお手軽過ぎるデジタル写真,しかもスマホ写真は1枚1枚の価値が軽すぎる.
限られた枚数の中,ここぞという場面で撮り,現像に出し,紙のアルバムに入れて何度も見返す.やはり,旅の記録はフィルムが正解なのだろうか...(戻れないけど)

ちなみに「湯ノ岱温泉」は設備の故障で休業中.
実質廃業状態.今日でなければ解体されて再訪できなかった場所かもしれん.

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久々にトンネル通過.
そういや海岸線ですら全然トンネルがなかったなぁ.

ライトをON...あれ? 手元のリモートスイッチが作動しない.
どうやらバッテリー切れ.
サブライトの件といい,イベント前のチェックが雑だ.反省.
停車して手動でON.

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少しずつ陽が落ちる.
夜間走行の気配漂う.

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大館市に入る.
信号待ち時にLINEを確認すると,先行していたM山さんK木さんから比内地鶏の夕食&温泉!の写真.
ぐぬぬ...ロードバイクとの走力差がここにきてじわじわ来てる.

もちろん,今のKazchariにそんな余裕はなし.
初ブルベから数えて7年目.初めてギリギリ隊の心境を理解した.
”あえて”ではない.宿の温泉のためにペースを落とすわけにはいかないのだ.

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退勤時間のせいか,国道7号の交通量がエグい.
路肩の走行スペースもロクにないため,身の安全のため並走している広めの歩道に乗る.道交法的にも許されるはず.
ただし,人もめったに通らないせいか段差,泥,コケが多くてスピードダウン.
薄暗くなるこの時間は動体視力の低下も深刻.
遊びでケガをするのは,最も愚かな行為.

なのに,道端にこうした不気味なオブジェを発見すると,ついつい止まってまう...アホなのか.

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本ブルベ,最後の登りらしい登りである「矢立峠」通過...と言いたいところだが,峠の自販機で補給.
この後の有料道路対策でジュースを現金で購入し,10円玉を入手.

ここは温泉施設併設の道の駅.
グレーチングから湯気が立っている.まるで雲仙
LINE情報によると,Kazchari到着の少し前にPikaさんもここの温泉に入浴していたらしい.ぐぬぬ.

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長い長いダウンヒル.
ついにフロントライト点灯.
気温も下がって来た.

そんなこんなで19時40分.

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257.5km.【PC5:ファミリーマート大鰐店】

偶然にもM山さん,K木さんに合流.
お二人が既に食事&温泉済みであることを考えると,ペースの遅さがうかがい知れる.
まぁ,BROでの出走なのでわかっていたことだが.

コンビニのオムライスという寂しい...いや,お手軽な夕食を爆食い.熱っ.

お二人に「お先にどうぞ」と促すが,「いやいや,ラストなので一緒に行きましょうよ」と誘われたので,同時にリスタート.

最初はなぜかKazchariが先頭だったが「BROが先頭?」の不思議さに気付き,トレイン最後尾に回してもらった.
そのおかげで弘前の市街地を何のストレスもなく快走.らくちん.

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「青森空港有料道路」の手前で最後の補給.

お二人から「ここからの坂はエグイですよ~」「夜だから先が見えなくて辛いですよ~」と,なぜかめちゃめちゃ脅される.
普段なら坂バカ的に「それはそれは...」とニコニコ顔なのだが,既に280kmを走行.
かなり脚やら肩にキテる.ここを越えればゴールと気合(『即攻元気ジェル』)を入れる.

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坂が始まると案の定,超絶クライマーM山さんがアタック!
先ほどの疲労感はどこへやら,そこに食らいつく”BRO”Kazchari

...と,威勢は良かったが,確かにいつ終わるかわからないほぼ直登の坂道.
さすがに途中でココロが折れた.
スローペースに戻して登攀継続.
霧に包まれた青森空港を通過する.

ダウンヒル開始だが,照明が少ない上にBROのライトも光量不足.
おっかなびっくりで進むと,やがて噂の料金所が現れた.

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青森市民にも大不評という謎の有料道路.
チャリの料金は20円だ.

左手に投入箱があったらしいが,それに気づかず係員に手渡しする.
よくわからんが,空港利用者のみなならず,通過者はかならず支払うシステム?

何の維持費だ?

と,憤慨しているのは旅行者だけではなく,市民も同様なようで,来年から無料になるらしい.

料金所を越えても下り基調が続く.
突然工事ストップが現れたりしてビビるが,無事,青森市内に戻って来た.

大通りから市街地をグネグネと進み,ようやくゴールのカフェに到着ぅ!

303.2km.【GOAL:あんてな青森】

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北海道の団体と違って,レシートの時間をブルベカードに自分で記入するスタイルだった.

認定ゴール時間は17時間19分.

もちろん,ロードでのタイムに比べるとかなり遅いが,BROであることを考慮すると上出来か.
これならギリギリ隊化を恐れるのではなく,途中で温泉を楽しんでも良かったかなぁ...(甘いわ!)

いただき画像

先に到着していたPikaさん,M山さん,それにしばらくしてK木さんも帰って来た.
特に謀ったわけではないが,なぜか,ほぼ同時刻にゴールしてしまう「おだってるJAPAN」,その絆は永遠だ!(うんなわけない)

「Flèche」じゃないけど「Flècheっぽい」終わり方で,この遠征ブルベは無事幕を閉じた.

ちなみにPikaさん視点の『五能線300』はこちら.

Pikaさんの先導で宿へ.
ほぼ計画通りの23時に到着し,いそいで大浴場へ.
次々と客がひける中,広い浴室に一人となった.

いやぁ,なんだかんだでBROで300はキツイ,キツ過ぎる.
やっぱ200までだな...と,200の時に言ってたような気がしないでもない.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

「mini Pハンドル」もさすがに300には対応できなかったか.
一方で四国一周旅から使っているこの激安サドルは超優秀.

ケツの痛みはほとんどなかった.

サ活を1本だけキメて脱衣室へ.
この後の深夜便のフェリーで函館に戻るというK木さんがいたのでご挨拶.
機会があれば来年も一緒に走りましょう.

つーことで,遠征の主目的であるブルベ参戦は終わったが,青森旅は明日も続くのだった.

Day3はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

2026/6/6 Sat

小径車で300km...やれやれだぜ

いただき画像

Day1はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day1:雨と海鮮丼と温泉,そして300kmブルベへの序奏

午前3時.アラームが鳴る前に目が覚める.
ホテルのロビーにあるフリーサーバーから濃い目のブラックコーヒーを注ぐ.
昨夜のうちに買っておいた総菜パンをかじる.

カーテンを開けて外を見る.
幸運なことに雨は降っていないようだ.
ちょうど,同じ宿に泊まるPikaさんが走っていくのが見えた.

ウェアに着替える.
長袖インナーに半袖ジャージ.
パールイズミの極厚パッドのビブショーツ.
レッグウォーマーを着用.
さらにはウインドブレーカーで寒さ対策.
忘れちゃいかんのがブルベ民の必需品,反射ベスト

300kmブルベの制限時間は20時間
ロードバイクであれば約13時間ほどでゴールできるが,今回はBROMPTON
ギリギリ隊の長時間走行を想定し,コンタクトを避けてメガネで走る.

午前4時.スタート地点の合浦(がっぽ)公園に向けてスタート.

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BROにはレックマウントの「Ride On Bag」を装着.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

モバイルバッテリーや非常食(羊羹,カロリーメイト)を入れておく.
防水性がないのでビニール袋でくるむことを忘れない.

BROでブルベに参加する場合でも,そのアイデンティティである巨大なフロントバッグを付けて走る人が多いのだが,あれは空気抵抗のカタマリ.
走りを重視したいKazchariとしては避けたいところ.
旅だとデカバッグはめちゃめちゃ重宝するけどな.

その代わり,リアキャリアの小型バッグ(Aliexpressで¥500!)に,レインウェア他の雨天走行用ギアを積む.
できれば使いたくなかったが...(そんなわけなかった)

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朝焼けの国道を東に向かって走る.
途中,M山さんK木さんに追いつかれた.

4時半頃,公園着.
既に受付が開始されており,続々と変態ども(ホメ言葉)が集まって来る.

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Pikaさんは,おろしたての新車,フルオーダーのチタンフレームバイクで参加.

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いわゆる一生モノ.
実際に走行フィールも素晴らしいとのこと.
後方フレームのブルーの焼き色が,とんでもなくかっちょいい.

チタンかぁ,いいなぁ...あれ? そういやKazchariもチタンフレーム車持ってたような...

奇跡の一日!BROMPTON T LINE シェイクダウン!

確かに「黒金くん」は軽いし速いし,乗ってて楽しいけど,折りたたみという制約がある以上,走りの要素が若干スポイルされているような気がしないでもない.
折りたたみじゃない小径車でチタン製ってあったっけ...って,あるやん!

Tyrell PK1

こ,これは! あぁ,いかんいかん.これ以上チャリを増やしてどーする.
妄想・欲望粉砕.今はブルベに集中集中.

ブリーフィングの開始まで時間があるので,チーム「おだってるJAPAN」で集合写真.公園内を少し歩いて浜辺に移動する.

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受付に戻ると,小径車に乗る参加者から声をかけられた.
BROではなく20インチホイールのDAHONカスタム? 自分で組み上げて本日がデビュー戦とのこと.
互いに健闘をたたえ合う.

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小径車同志は結束が固いのだ.

ブリーフィング開始.
ダウンヒル後のカーブや陥没情報を聞く.
何せ初めて走る土地である.慎重に走らねば.

5時になった.
いよいよ300kmの旅のスタート.
チャリで走るのは初めてのルート.オラ,わくわくすっぞ.

つーことで,最初は青森市内を横断.
昨日も走った青森ベイブリッジを通過.

その下りである.
「Ride On Bag」に付けたオプションの延長バーがぐらぐらしだした.
取り付けていたライト(Olight RN1500)が上を向いている.
ロックタイトで締め込んでおいたはずのネジが緩んでしまったようだ.
メンテをさぼった末路だな.

仕方がない.
いつ落下するのかわからんので外しておくか.
こいつはあくまで予備ライト.
メインの「Magicshine VTG1000」は車体にしっかり取り付けてある.

BROMPTONの甘い罠~ライト編

しばらく,Pikaさんの後ろにつくが,リアハブ周りから「♪ヒュルヒュルヒュル」と不思議な音がする(♪ファルファルファルにあらず)
うちのEMONDAの「ELITEホイール」のラチェット音も特徴的(誰もが振り返る爆音系)
チャリパーツはメーカーごとに個性があって面白い.

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やがて町を抜け,田舎道になってくる.
なんとなしに「おだってるJAPAN」が集合.

一昨年や昨年の苦労話をしつつ,「今年は誰が犠牲になるかなぁ~」と談笑するが,まさかこんな戯言が見事までにフラグになるとは...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その0)

やがて,本ブルベ最初の難関,あすなろラインの登りが始まった.
生粋のクライマーM山さんの脚が回り始める.
こ,これはついて行かねば! BROであることを忘れてふむふむ.

序盤にて早くも「おだってるJAPAN」トレイン崩壊である.
誰だ? 今日のブルベが「疑似Flèche」と言ってたヤツは!(ワタシデス)
いつもと同じという意見もあるけど.

つーことで,登り中盤あたりで見事にチギられてしまい,黙々と登攀.
くっ,EMONDAであれば...(何の勝負だ?)

峠に到着する.
M山さんの姿は既になく,別の参加者が一人おられた.

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写真を撮ってそそくさとダウンヒル開始.
ここから五所川原市となる.

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途中,雨粒が顔にあたりはじめる.
ヤ,ヤツだ,ついに雨が来たんだ!
確かに天気予報通りではある.
通り雨であることに期待するが,空からの雨も路面の濡れも激しくなってきた.

いくつかカーブを曲がった先に大木発見.
その影となる路面は濡れていない.
ここは潮時と停車し,レインウェアを着用する.

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その間,PikaさんK木さん,それに他の参加者2名が通過していった.

ブルベ中に限らず,自転車乗りは雨が嫌いである(たぶん)
濡れたウェアが不快なだけでなく,スリップ事故や視界の悪さ,パンクによるリスクが爆上がる.
それにブレーキシュー摩耗やオイル切れなど,マシンへのダメージも大きい.
もし今日が地元開催だったらDNSしてたなぁ(今年既に2回)

と,こんな遠征ブルベ,かつ既にスタートしている状況で愚痴っても仕方がない.できる限りの雨対策で今日を楽しもうとココロを決める.

レインウェアはブルベ民の正装たるモンベルの軽量GORETEX上下.
そして,同じくモンベルのオーバーソックス(これもGORE).
特に後者の効果は絶大.
シューズがびしょ濡れになっても,ソックス,その下の素足はほぼドライ.実に快適である.

ただし,上記の商品もそうだが,環境負荷の観点から「GORETEX」製品が締め出され,新素材に置き換わりつつあるらしい.
一説によると,ウリの防水・発汗性能はかなり低下したとか...ファッキンS〇Gs

てな感じで,レインウェアを着こんでも,止まらないリムブレーキのせいで全然楽しくないダウンヒル継続.
途中,K木さんが停車して雨支度をしていた.
合流して五所川原市内へ.

朝食が少なかったのと,体内リズム的に摂取が早すぎたためか,異常に腹が減ってきた.
K木さんと相談し,PCでもなんでもないローソンで補給することにした.

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「おにぎり2個」「スムージーバナナ味」という由緒正しいブルベ飯.
思えば,いつものロードと同じリズムと量で補給してしまったのが,後の惨劇を招いたのかもしれん.
BROのような小径車は,タイヤの転がり抵抗が激しく,脚を止めるとすぐに失速する.それを避けるため,無意識にケイデンスを上げる=いつも以上にカロリー消費が激しいのだろう.

で,K木さんと一緒に再スタート.
交通量の多い国道101号を,ますます激しくなった雨にヤラれ,トラックの追い越しに怯えつつひたすら爆走.海を目指す.

そしてようやくたどり着いたのが...

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【PC1:海の駅わんど わさお像 59.8km 地点】

時刻は8時ちょうど.
ここはフォトチェック.
「わさお像」を写真に収める.

「わさお」の名前は聞いたことがあるが,何かの映画だっけ?
行き別れた恋人(犬)を探して津軽海峡を泳いで渡ったとかなんとか...(たぶん違う)
いずれにせよ,”ネコ様に絶対忠誠を誓う原理主義者”のKazchariは全く興味がないにゃん(敵を作ったな).

降り続ける雨.
なんと,このブルベ,ようやく1/5が過ぎたばかりである.
こんなペース&装備で大丈夫か? いろんな意味で.

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※ その2に続く.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day1:雨と海鮮丼と温泉,そして300kmブルベへの序奏

2026/6/5 Fri

オトナな判断

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曇り.温度:12 ℃,湿度:78%,体感温度:9 ℃,風速:14.8 km/時,風向:E

Day0はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day0:津軽海峡フェリー編

ここは津軽海峡フェリー「ブルーグレイス」コンフォート201号室.
カラダに伝わる絶え間ない振動のおかげでなかなか寝付けぬオトコがいた.

「ぐぬぬ...またか.やはり眠れぬ」

2年前の「苫小牧ー八戸」と同様,夜間航路での熟睡はかなわぬ夢であったか...(ちょっと『蒼天の拳』が入ってます)
それでも意識が深層にすべりつつあるAM3:00.
耳栓を貫いて響く船内アナウンス.

「皆様,おはようございます.本船はまもなく青森港に入港いたします.どちら様も下船の準備をお願いいたします」

あわてて起きる.
しっかりと寝不足

ただし,賢いKazchariはこの状況を想定してしっかり保険をかけておいた.
ブルベ本番は明日,すなわち6/6.
つまり今日1日はフリー.寝不足だろうがなんだろうが,ゆっくりとカラダを休めることができるのだぁ!

そう,2年前の『あまちゃん200』では「八戸到着→ホテルに荷物預け→ブルベスタート」という地獄のスケジュール.その反省が今日,生きておる.
これぞオトナの知恵.

バタバタとパッキングしてフロント前で待機.

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いよいよ下船.
クソ重いBROを担ぎ,スタッフの先導で車両甲板に降りる.
外に出たらはいサヨナラで,ついに青森(=本州)上陸である.

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イエーイ,と叫びたいところだが,なんじゃこれ,めちゃめちゃ寒いぞ.
それに気のせいか雨もパラついておる.
おいおい,初日からこれかい!

気になるのは,ターミナルらしきビルがどこにも見当たらないこと.
現時刻は4:00.暖かい場所で少し仮眠してから輪行解除,街へ向かうつもりだったのだが...
(最終日,この青森フェリーターミナルの驚愕の構造を知ることになる)

仕方がない.ここで解除するか.
BGMはもちろん『マグマ大使』だ(なぜ?).

♪カシン カシン カシン

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変形完了.
少し明るくなってきた.
前後にバッグを装着して,青森市内を目指すぜ.

小雨と冷え込む天気の中,Google先生の指示に従い進む.
例によって,本州に入ると交通手段に「自転車」が表示されなくなる.

「自動車」だと交通量が多すぎる.
「歩行者」だと階段やとんでもない細道を案内される.

北海道はおろか,台湾でも利用できるのになぜなのか.
理由を知りたくてGemini先生に訊いてみたところ,日本の道路環境の複雑さゆえ,自転車走行に適切かどうかの調査が大変だからとのこと.

マジで?

北海道以外だと,東京,神奈川,埼玉,千葉,静岡,愛知,大阪,兵庫,福岡で提供されているらしい.県境を越えたらどうなる?

ちなみに海外だと北米,欧州,オーストラリア「自転車ルート」が,台湾,ベトナム,インド,タイ,マレーシア,インドネシア,フィリピン,ブラジル,メキシコ,エジプト,南アフリカなどで「二輪車ルート」が提供されているとのこと.
おっ,昔行ったことのある国が多いな(チャリじゃなかったけど)

で,なんだかんだで本遠征の宿である『青森センターホテル』に到着.

【公式】まちなか温泉 青森センターホテル

フロントは2階.
これまた複雑怪奇な構造.まるで迷路の様.

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ホールにて15:00のチェックイン時間まで預かってもらう荷物を選別.
受付のスタッフに渡す(フロント24時間オープンはありがたい).

少し目をつむって仮眠.
このまま6:00を待って,温泉にでも入るかと考えたが,快楽のあまり走る気がなくなりそうなのでヤメた.
そう,実はこの後,昨年の「Flèche」で一緒に走った青森在住のM山さんからライドのお誘いを受けていたのだ.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

M山さんはKazchariと同い年.
数年前に大病を患った際,医師からリハビリとして自転車を薦められドはまりしてしまったという,なかなかの経歴の持ち主.
今ではすっかり回復っつーか,むしろ超絶速い.
特にヒルクライム.だいたいちぎられる.

そんなわけで7:30にホテル前にて集合することになった.

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少し時間があったので先に一人で市内をポタリング.
近くのコンビニで朝食をとった後,徘徊開始.

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青森市内に来たのはいつぶりだろう.
確かジャマイカから帰国して,同期の実家を訪ねた2004年以来か.
その時は大豪邸に泊めていただいて,連日連夜ごちそうをいただいたっけ.何もかもみな懐かしい...

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あてもなくフラフラとポタリング.
これぞBRO本来の使い方.
一日で何百キロも走ったり,ガチクライムする自転車ではありません.

とりま駅前を目指す.
やたら立派なビル風のJR青森駅だが,側面から見ると結構薄かったりする.

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市内で感心したのが,この歩行者道と自転車道の完全分離.
こんな構造なら青切符対策も万全だ.
ただしチャリは雨に濡れるがな.

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早朝からどんちゃか読経が聞こえる寺.
後方の金色塔と相まって,アジアっぽい.

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なぜかミッフィーコラボ.

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そういや最近ブームの地名立体オブジェがどこかにあるかと思いきや,発見できなかった.
後で調べるとビーチの方に設置されているらしい.

https://www.aomori-ekimae-beach.com/info/aomori%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%B8%E3%82%A7%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%82%82%E7%99%BB%E5%A0%B4%EF%BC%81/より

時間になったのでホテル前に戻る.
少しして,会うのが1年ぶりのM山さん登場.
昨年の思い出話に花が咲く.
小雨が降るものの,夏泊半島に海鮮丼を食べに行くライドに決定.

だがしかし...
いざ出発すると,雨がひどくなるわ,寒くて動いてもカラダが全然暖まらんわで,早々にコンビニ休憩へ.

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明日の本番(300ブルベ)に備え,無理は禁物とクルマでのドライブに変更することにした.
そのままM山さんの家に行き,チャリ2台を軽バンに積む.
あらためて夏泊の食堂を目指す.
ますます雨がひどくなる.このプランに変更して正解だった.

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11時の開店に合わせて『正立食堂』着.
とんでもなく細い道の奥にある.
完全に地元民御用達の雰囲気.これは期待しかない.

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何が驚いたって,まずはその価格である.
なんだこれ,安すぎないか?
しかも五色丼¥3,000が¥2,700に値引きだとぉ!?

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開店間際だったため,席も無事に確保.
先ほどの「五色丼(アラ汁付き)」を注文する.
待ちの間,他のメニューもチェック.

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いやいや,これ絶対に安いわ.
北海道(積丹とか)なら,プラス¥1,000から1,500はするね.
メニューに小さく簡体字も書いてあるので,完全に地元民向けとも言えんが,観光地価格ではない.

そして出て来たのがこれ.

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ドーンと,ウニがモリモリ.
もちろん味も保証付き.甘い,美味い.
普段食べる回転ずしのバサバサなウニとは鮮度が桁違いである.

大満足の昼食となった.
M山さん,ありがとうございます.
天気はアレだがココロは晴れやかだ.美食は人を幸せにする.

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名残惜しいが出発.
今度は南下して八甲田方面に向かう.

少し進んだだけで晴れた.
M山さん曰く,青森は地域ごと,つまり北部,南部,日本海,太平洋側で天候がガラっと変わるそうな.
そんな感じで晴れたり,曇ったり,雨が降ったりと不思議な天候の中,酸ヶ湯温泉へ.

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ここも30年ぶりの訪問か.
8月の東北オートバイツーリングの途中で,隣接するキャンプ場に2泊ほどした記憶がある(大雨だった).

酸ヶ湯と言えば,旭川人もびっくりの冬の異常な積雪が有名である.
もちろん,6月にその痕跡はない.

入湯料は¥1,000.
まぁ,そんなものでしょ.
入口ではタオルをもらえた(バスタオルは返却).

混浴の「仙人(千人)風呂」の他,男女別の風呂場も別棟にあるが昔もあったっけ? もちろん今日は仙人風呂に入る.

サイクルウェアのままだったが,ほとんど汗はかいていないので,サクっと脱げる.
浴室に入る.
おお,このレイアウト,懐かしいぞ.
硫黄臭はするが,それほど強くない.
以前と変わった点と言えば,男女のエリアが看板で明確に分かれていること.
M山さんが,知らずに女性エリアに移動してるを見て,あわてて注意(女性客はいなかった).
こういう場所には,たまにすんげーうるさいおじさんがいるのだ.

それほど長湯はせずそそくさと上がる.
まぁ,露天もサウナもないので,温泉を楽しむというより思い出を味わいに来た感.
ちなみに近隣の『八甲田ホテル』はサウナ完備だそう.

泉質のせいか,上がった後もベタつかずピチピチウェアの着衣もスムーズだった.不思議だ.

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館内にはねぶたのオブジェ.
よくも悪くも観光地化された感.雰囲気は相変わらず抜群だが.

外に出ると霧雨.
それに寒い.
正直,クルマで良かった.

八甲田山の周回道路をぐるっと.
往路でも確認したが,なぜか快晴だった「萱野高原」へ行ってみる.

正に”ここだけ”奇跡の快晴.
喜び勇んでチャリを下ろす.

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カフェ『ひょうたん茶屋』を中心に八甲田山を眺めながらパーフェクトなゆるポタ.登ったり下ったりとほんの数km.
なにやらアリバイ・ライドとも言えなくもないが,まぁ,いいでしょ.

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それにしても摩訶不思議.
このエリア”だけ”が晴れていた.
八甲田山の神秘のチカラなのか光子力バリアなのか(意味不明).

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つーことで,M山さんのクルマに再びチャリを積み込んで市内に戻る.
16時頃ホテルで降ろしてもらう.
ほとんどドライブだったとはいえ,充実した1日目だった.

で,フロントにてチェックインしたのだが,なぜかスタッフの指示に逐一従いながらパネルを操作するという謎手続き.
まるで”有人スマートチェックイン”という矛盾.
これならヒトが全部やった方が早いのでは...特に高齢者と外国人には操作が難しいように思える.

青森遠征中の3泊,ここに滞在する.
建物の見た目,フロント周りの印象から部屋も大したことないやろなぁ...と思いつつ,部屋のドアを開ける.

なんということでしょう!
その辺のメジャーなビジネスより広くてキレイ.
シングルなんだぜ,これで.

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さっとシャワーを浴びて洗濯.

18時にホテルを出る.
昨年の「Flèche」で共に走ったチーム「おだってるJAPAN」の仲間と合流しての前夜祭である.
M山さんK木さん,少し遅れて到着したPikaさん,そしてKazchari
全員が明日の300ブルベに参加する.

これまたM山さんチョイスの地元民しか知らないであろう路地裏の居酒屋へ.
あまりに地味過ぎて,Google先生見ながら歩いていてもその存在に気付かず通り過ぎてしまった.

飲み放題設定がなく,ビールのおかわりは自己申告後,自らサーバーで注ぐなど,独特のシステム.
料理も壁一面に書かれた膨大な種類から選び,紙に書いてマスターに渡す.
これがまた異常に安くてそこそこ量もある.

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昼食の海鮮丼から始まって,ホテルの部屋,この居酒屋など,青森は安くて質が良い.
インバウンド(国内客も?)も少なそうだし,東北はまだまだ穴場かも.

昨年の思い出話で盛り上がった後,早めに宿に戻る.
階下の大浴場へ.
広い.
なにせ「まちなか温泉」がホテル名である.むしろ客室がおまけ.
がっつり「サ活」したいところだが,1セットだけにとどめた.

翌朝は4時起きである.
久々の300ブルベ.しかもBROでの参加という緊張感と期待.
フェリーでの不眠効果なのか,ゆっくりと,しかし確実に眠りの波がやってきた.

Day2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day0:津軽海峡フェリー編

2026/6/4 Thu

室蘭〜青森:津軽海峡フェリーで楽しむ快適な輪行船旅ガイド...にはなっていません

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いよいよ始まる3泊4日の青森遠征ライド

今回は「AJたまがわ」さん主催の『BRM606五能線300km』に参戦.

前後に有給をくっつけて,青森旅を楽しみつくす企画である.

道以外のブルベ団体での参加は初だな.
ローカルルールがあるかも...(伏線)

青森と言えば,2024年に”オトナの修学旅行”の異名を持つランドヌ札幌さんの八戸発着名物企画『BRM518あまちゃん200km』に参加した.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

この時もブルベ翌日にマイスターO西さんPikaさんと奥入瀬渓流ライドを楽しんだ.一番印象に残ったのはやはり...「キリストの墓」だな.

新郷村公式サイト

今回は遠征に便利な「BROMPTON P LINE」を投入.
BROでのブルベ参加は2度目となる.
前回は200kmだった.300kmは初である.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

『薄野200』では最後まで”脚”に問題はなかったが,肩周辺がコリにコって終盤は地獄.
最大の原因はライディング・ポジションの固定にあると判断.
そのため社外品の「mini P ハンドル」に換装した.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

このハンドル変更は四国や九州の長旅では大成功.
肩の痛みは皆無で実に快適.
これなら300も無問題...と思っていた時期がKazchariにもありました(伏線)

また,フェリー輪行にあたって実戦投入した新兵器がこちら.

大久保製作所:ツアーバッグFS-M RK-FS-M

MARUTOというブランド名で数多くの輪行グッズを開発している会社である.
この輪行袋は希望小売価格だと結構なお値段だが,Amaのマケプレにて¥6,000台で販売されているのを見つけ即ポチした.

チャックでもマジックテープでもなく,Dカンに布の端を差し込むだけという気軽さ.それでいてしっかりと車体をカバー.
スキマに小型バッグも詰め込める.
非常用としてフレームパイプ内に収納するタイプの袋も持参しているが,こちらの方がしっかりしているし,持ちやすい.
今回はこいつを使って正解だった.
ただし飛行機輪行には密閉感がないので不向きかも.

他の荷物はいつもの長旅とほぼ同じ.
ジャージ,普段着を2セットを圧縮袋に入れ,車体ではなく,バックパックに収納し担ぐ.

10時になった.
ハスラーに荷物を積んで出発しよう.
旭川から室蘭までは約240km.
ケチケチKazchariは当然のごとく,高速道路は使わない.
Google先生は到着まで4時間と見積もっているが,さすがにそれは速すぎる.

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途中,道の駅『三笠』にて昼食.

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味噌ラーメンときざみチャーシュー丼のセット.
不味くもなければビックリするほど美味しくもない.
北海道と言えば日本有数の食の宝庫.
旅行者として食べれば,美味しいのかも(これまた伏線)

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岩見沢で国道12号から離れて苫小牧に向かう.
この国道234号線は交通量も少なく広くて走りやすいのに,なぜか50km/h制限.
要するに色々とヤバいホイホイ道である.
誰もが誰かを先頭を走らせようと駆け引きしているのが面白い.

千歳を通過し苫小牧へ,つまり海に出る.
ここから室蘭までは海岸沿いをひたすら走る.
見事にガスっている.

ここを走ると昨年の激闘が思い返される.

Flèche Hokkaido 2025~激闘!おだってるJAPAN!(その1)

逆方向ではあるものの,あんな真夜中にこの直線ルートを黙々とチャリで走るとは...平時では考えられんな.変態だ.

で,複雑怪奇な室蘭の高架道路をクリアし,乗船前の一風呂のために『むろらん温泉ゆらら』着.

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¥700.外気浴可能.
サウナを3セットキメて館内レストランで夕食.

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うん.まぁ,冷食ハンバーグをチンだな.
いいお湯だけに,もう少し食にこだわってくれるとうれしいのだが.

フェリー乗り場はすぐそこ.
出航時間までまだまだなので,kindleで『蒼天の拳』を読み時間をつぶす.

現在リメイク版が配信中の『北斗の拳』

北斗の拳 FIST OF THE NORTH STAR

その宣伝の一環なのか,前日譚である『蒼天の拳』が10巻まで¥33のセール中(現在は終了).
ついポチってしまった.
ほぼ未読だったが面白い.
アニメ化もされたようだが,本家ほど人気がでなかったのが不思議.
1930年代の上海という,アクの強すぎる舞台のせいか.
どちらも世紀末なのは変わらんけど.

フェリーの出航時間は20:50
念のため,19:00には港に移動しておく(ヒマだし).

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誘導員の指示に従って,クルマの留め置き用の駐車場へ案内される.
そう,この室蘭フェリーターミナルは何日停めようと駐車料金無料なのだ.助かる.

荷物を下してターミナルビルまで歩く.
いくら”軽量”とされるBROも担ぐと重い.
あまり長い距離は歩きたくない.
長旅での「宅急便作戦」はやはり譲れんな.

スマートチェックインという名の無人受付でQRコードをかざし,無事乗船券をゲット.

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往路は船内で一泊するため,個室の「コンフォート」クラスにした.
袋に入ったBROは手荷物なので,徒歩乗船となり青森まで¥6,000.安い.

待ち時間にターミナル内を散策.
びっくりするぐらい人がいない.

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そういや食事はどうする?
フェリー内のレストランと言えばバカ高のイメージ.
それに下手すると揺れて”重いモノ”は食べられない.
近くのコンビニに行くか...って,青森港到着時間は明日の3:50
よく考えたら夕食も朝食も食べてるヒマはない.早々に寝なければ.

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20:00.徒歩客の乗船開始アナウンス.
てっきりランチウェイ的な回廊があるかと思いきや,建物を出てそのまま車両甲板まで歩く.
これがまた結構な距離.
BROの重さが肩に食い込むぜ.
そして...一緒に乗り込んだ徒歩客はなんと4人.
クルマの客もいるとは言え,少なすぎやしませんか?
この航路,採算大丈夫なのか.

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フロントでカギを受け取り,今宵の我が寝室へ.

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『あまちゃん200』の時に苫小牧ー八戸で乗ったフェリーの作りと同じやな.
ペガサス級の同型艦か(言い方).

20:50.
船が港を離れる.

さて,戦いはこれからだ.
そう,わずか7時間の船旅.
この短い間に船舶特有の不快な振動に打ち勝ち,安眠を得るにはどうすればいいのか.

乗船前に温泉に入った.
酔い止め薬を飲んだ.

足つぼマッサージをした.

最後にそっと,アイマスクと耳栓を手に取る.

※ Day1へ続く.