2025/7/13 Sun
時にはロードで

曇り.温度:19 ℃,湿度:68%,体感温度:19 ℃,風速:5.3 km/時,風向:SSW
日曜日である.
今日も暑くなりそうだ.
本日は旭川自転車愛好会によるグループライド.
いつもはグラベルに行くことがほとんどだが,今回は珍しくド平坦のロードオンリーである.
しかもメインの目的は「カレー食べ放題」.
e-Bikeに必死で食らいつく,脚および心肺負荷バリバリないつものグラベルライドと異なり,平和な「ゆるポタ」が予測される.
しかもルートはシークレットだ(カレー屋だけは固定).
集合場所は花咲にある旭川総合体育館の噴水前に9時.
昨日のライドで汚れちまつたBROMPTONを引き続きチョイス.
帰ったら洗車しませう.
早めに家を出て,余裕を持って到着.
まだ誰もいない.
噴水らしきオブジェも水を吹き上げていない.
本当にここで正解?
しばらくすると,MERIDAに乗った方,続いてリーダーのC田さんが登場.
どうやら場所はここで良かったようだ.
次に到着したのはMADONEのIさん,および先ほどのMERIDAのS田さんは初対面.挨拶をかわす.

C田さんも含め(GIANT),みなさんガチロードである.
まさかのゆるポタ詐欺の予感.
何か口内に血の味がしてきたぜ.
はたしてBROで正解だったのだろうか?
出発.
サイクリングロードに戻り,旭橋あたりでいつものメンバーSさんと合流.
本日のSさんはクラシックなMTB.なぜか一安心.
さて,全員そろったところで向かったのは...

旭川市農業センターこと【花菜里ランド】である.
ちゃんと訪問するのは初めて.
園内をチャリで走れるとは...狭い場所は降りて押す.

まるで印象派の絵画モチーフのような美しい庭園.
カメラを構えている人もいた.
確かにレフ機があればいい画が撮れそうだ.

ラベンダー畑も見事だ.
【花菜里ランド】を出て一般道へ.
もちろん,去年参加した端っこツアーのような爆速トレインを組むようなことはなく,25km/h以下ののんびりペースで一安心.
BROでも全く問題なし.
C田さんの案内で,以前から気になっていたという,雨紛にある謎のアイスキャンディ屋へ.

ごく普通の一軒家.
かろうじて「OPEN」の看板は出ているが,人の気配がまるでない.
インタフォンを何度か鳴らしてみる.反応なし.
諦めるか.
まぁ,どの様なアイスキャンディが出てくるのか楽しみだったのだが...
「ソフトクリーム」表示でない分,好奇心が膨らむ.
このままカレー屋に向かうと,到着まであっと言う間なので,あえて遠回り.
雨紛から西神楽へ抜けるルートである.
途中のカーブで大型バイク2台と軽自動車が路肩に駐車中.
チラ見だが,バイク(CB750F)の1台が転倒して高齢ライダーがケガをしたような感じ.
自損なのか,軽が絡んだのかは謎だが「大型」「高齢」「マスツー」のコンボ.
偏見かもしれんが...昨今あるあるやな.
国道を渡って西神楽の激坂へ.
おお,久々に坂だ! スイッチが入るっショ!
...他のみなさんが西神楽公園に入っていったのに気づかず先行してしまう...お恥ずかしい.

少し涼んだ後,東神楽の「アルティモール」へ向けて出発.
本日の「カレー食べ放題ライド」の目的地『アンモナイト』着.

Ammo Night Restaurant アルティモール東神楽店
ここ,元々は『OMP』という地産地消のバイキングレストランだったが,新コロ時の不況でつぶれてしまった.家族でよく通っていたのだが...
で,その跡地に入ったのが『アンモナイト』である.
町中にたくさんあるネパールカリー店に対し,ここはパキスタン料理が売り.
まぁ,一般日本人に違いはよくわからんけど.
平日は通常メニュー.そして土日のみバイキングらしい.
いつか来ようと思っていたが,本日実現した.

まずは駐車.
ガラス張りの店の前,施錠中のドアの手すりにワイヤーロック.
数台をつなぐ.
いずれにせよ,店内からチャリが見えるのはポイント高し.
入店.料金は後払いのようだ.
...にしても,日曜日の昼下がりだというのに,いくらなんでも客がいなさ過ぎでは?

そんなことを気にしても仕方がない.
腹も減ったし,早速カレーを.
そう,文字通りカリーではなくカレーっぽかった.
何より辛くない(チリが別添えで調節可).
かなり日本人向けにアレンジしている感.
ビリヤニ(炊き込みご飯)はちゃんと長粒米である.
他に白米,ナン,サラダ,揚げ物,ケーキなどのサイドメニューもあり.
ただ,種類が充実しているかというと...そうでもない.
パキと言えばイスラム圏なのでハラルフードらしい(表示あり).
もしかしてインバウンド狙いなのか?(ニッチ?)
まぁ,いずれにせよ味は良かった.
大人一人¥1,750だったように記憶していたが,本日の支払いは¥1,500.
いつの間にか値下げ...この客の少なさでは致し方あるまい.
Google先生の書き込みでも評価は高いものの,みな経営の心配をしている.
確かに家族連れ,つまり子供には少々クセがあるかも.
なにせなじみのないパキスタンである(Kazchariにとっても未知の国).
素直に「インド・ネパール料理」表記にする方が,客の心理的ハードルはまだ少ないかも(あくまで経営上の戦略として).
上記のプレート×3ほど食べて出発.
Kazchari家の近所なので,このまま帰っても良いのだがまだ走り足りない.
集合場所の総合体育館に戻るみなさんにしばらく付いていくことに.

住宅街を抜けて向かうはラーメン屋.
えっ?
いやいや,ラーメンを入れるスペースは(今は)ない.
そのラーメン屋は『光林坊』.
オーナーがC田さんの知り合いらしく大歓迎してくれた.
なのに注文するのは...

「かき氷(マスカット味)」だったりする.
今日のライド行程(40km)を聞いてオーナーが驚く.
そうか...一般人にとって40kmは既にチャリで乗る距離ではないのだ(そして炎天下).
さらにはグループにBROMPTONが含まれていることにも驚愕.
例によって値段を聞かれたので,よせばいいのに正直に答える.
厨房が大パニックになった.

さて「冷房」+「かき氷」で無事冷却完了.
再び灼熱地獄の中を漕ぎ出す.
ここからKazchariはUターン.グループを離れ自宅を目指す.
うむ.やっぱりBROMPTONはいい.
ガチ練でないロードのグループライドなら問題なくついていける.
帰宅後STRAVAをチェックすると,本日一緒にライドしたS田さんが「BROMPTONNが欲しくなった」と書き込んでいた.
やれやれ,恐ろしい感染力だぜ.