2026/9/28 Mon
今年のアフターNISEKOは?

激闘の「NISEKO GRAVEL」を終え,眠りについたKazchari.

翌月曜日はきっちり有給休暇を取得.
旭川に戻る前に,めったに来れないこの地域をライドするつもりだった.
もちろん,ロード用のスリックタイヤを履かせたホイールも持参している(無印GRAVELKING 35c).
2年前もこの「アフターNISEKO」を楽しんだ.
ただし,天気予報は積丹半島も洞爺湖も,つまり北も南も雨予報.
ライド気分はすっかりそがれてしまった.
「ならば」と”サ活”にマインドを切り替える.
旭川への帰路にある有名サウナと言えば...そう,登別温泉「鬼サウナ」だっ!
公式サイトを開いてみる.
いくつかのラッキーが重なる.
まず,先週のシルバーウィーク中は日帰り客の受付を中止していたが,今週は無問題!
そして,肝心の鬼サウナが設置されている「⻤灯(ほおずき)の湯」と,ノーマルな「⻯胆(りんどう)の湯」は男⼥⼊れ替え制となっているが,本日28日は偶数日,つまり男性が「⻤灯の湯」なのだ!
これは行かねばなるまい.
少し気になったのは受付開始時間が14:30からと,少し遅めなこと.
ここ倶知安から登別までは1時間もかからない.
どこかで時間をつぶさんとな.それと帰りが少し遅くなるか.
で,体内時計のせいか6時過ぎには目が覚めてしまい,ルーティン通りに『トリフィート』の大浴場へ.
ローソンで朝食を買い,部屋で動画を見たりでうだうだと過ごす.
チェックアウトぎりぎりの10時までねばるつもりが,周りの部屋の清掃作業が始まってしまい落ち着かん.
結局9時頃に出発することにした.
予報は雨だが,宿周辺はまだ快晴.
こんなことなら朝活でライドすれば良かった(正にアフターフェスティバル).
南下することになるので,昨日走ったコースを一部なぞる(もちろん舗装路のみ).
エイドだった場所も,その痕跡はなく,なぜか悲しい気分.
祭りは終わったのだ(意味不明).
洞爺湖の東側を周ってオロフレ峠へ向かう.
懐かしい.
3年前の『きのこの山300』で走って以来か.
ブルべで走った山岳を,後日クルマやオートバイで走ると「よくもまぁこんな道をチャリで登るもんだ」と我ながら驚愕する.ホンマ,あたおかである(ホメ言葉).
この「オロフレ峠」なんて,その最たるもの.
登れど登れどいつまで経っても頂上が見えてこない.
そう,ここは「サイレントヒル級」とも称される濃霧の名所.
さらにはふもとから続く大雨と強風.
心情的にも,物理的にもゴールが見えないのだ.
とは言え,今日はクルマ.
ブルベでは行かなかった展望台へ行ってみる.

御覧の通りの視界の悪さ.
クルマが2台ほど停まってたけど,何しにきとるんやろ?(オマエモナー)
吹き荒れる風.
車内にいても危険を感じる.
長居すれば現世に帰れなくなるような雰囲気の中,下山開始.
CPだった道路史碑付近にて,なんと登別側から登ってくるMTBの姿が!
いやいやいや,マジで驚いた.
ブルベ中など,なんらかの縛りがないと普通は走らんで,この天候.
いろんな意味でリスペクト(もしかしたら幻覚...?)
標高が下がると霧は消えた.
しばらく進むと「わ」ナンバーのワンボックスに追いつく.
これがまぁ,遅いのなんのって.
急坂+雨で怖いのか何なのか,平均30km/hも出てない.
いきなり減速するので,こちらも急ブレーキを踏みがち.
見通しがよく,路肩に余裕がある直線に出ても,こちらに道を譲るつもりがない感じ(後ろに気付いてない?).
なんかこちらが煽っている感じになって非常に気まずい.
平坦になる頃,ようやく追い抜くことができた.
いくら慣れないレンタカーとは言え,もう少し周囲に気を配る運転を希望.
つーことで,無事にサイレントヒルから脱出.
道すがら目的地の『登別グランドホテル』の位置を確認.
まだ11時にもなっていない.
先に昼飯を食うことにしよう.
Google先生によると登別駅前に海鮮の店があるという.
行きませう.
ナビが指示したのは「登別市観光交流センター」だった.
バスや鉄道の待合室的な?

で,目当ての「海鮮丼」のお店を発見.
¥1,500か.まぁ,イマドキにしては安い?

で,出て来たのがこれ.

お,おう...味はともかく量が...
別にこのお店がうんぬんではなく,価格に対して,それ相応の満足が得られなくなってきたなぁ.
昼食も¥2,000~がデフォルトになってしまうのだろうか.
早々に食べ終わってiPadを開く.
Kindleにダウンロードした漫画を読んで2時間ほど時間をつぶす.
外は大雨である.
14時になった.
いざ,噂の「鬼サウナ」へ向かいますか.

ロビーには,チェックイン客と日帰り目的の客が多数.
ちなみに宿泊料金は(シーズンによるが)二食付き¥15,000からと,それほど高級な宿ではない.
まぁ,ケチケチKazchariには完全にオーバースペックだがな.
日帰り入浴料金¥2,000を払って館内へ.
増設したのか何なんなのか,やや複雑な動線.

ついに大浴場へ.
体験させてもらおうか,噂に聞く激熱サウナの衝撃とやらを!
まず目に飛び込んでくるのはローマ風呂の様な広大な空間.
いつも通りカラダを清めて湯船につかる.
「鉄」「硫黄」「塩」の三種の泉質をご用意.
ほほぉ,なかなかのアイデアだ.
満を持して露天風呂脇の「鬼サウナ」へ.
扉を開けようとドアに手をかける瞬間,中からカラダを真っ赤にした若人が「熱い!熱い!」と叫びながら飛び出してきた.
すぐさま,樽状の水風呂に駆けてゆく.
それほどなのか?
入室する.
日帰り客がまだ少ないので割と空いていた.
確かに熱い.
とてもじゃないが上段には座れない.
いつでも逃げられるよう下段かつドア付近に座る.
一体何℃なんだ? 90,いや100℃は越えている?
確実にいつもと違う.
座って5分ほど経った頃,ついにあの瞬間がやってきた.
そう,激熱オートロウリュである.
蒸気が部屋に満ち,Kazchariを覆う.
「これはヤバい,ヤバ過ぎる!」と本能が危険を察知.
隣で熱さに耐えているおぢさんに「すいません」と一声かけて,あたふたとサウナ室から逃げ出す.
まさにこれまでにない「熱すぎて草」の超強力サウナ体験だった.
通常の水風呂で水をかぶった後,樽風呂に飛び込む(深くて足がつかない).
ようやく一息.
何やらボタンが目に入る.
押すと天井から冷水が降ってくるらしい.
試してみる.
確かにちょろちょろと水が落ちて来た...拍子抜け.
『湯ラックス』の「マッドマックス」並の激流を期待したのだが.
とまぁ,懲りずにこの後も「鬼サウナ」2セット,浴室内の「清流サウナ」1セットと,計4セットを完了.
それぞれの外気浴も,滝の音を聞きながらのふかふかリクライニングで,正に至高の”ととのい”体験だった.
まぁ,グループで来ている学生どもが少しうるさかったけどな.
3種類の内湯の他,硫黄の露天風呂もレベルが高く,「鬼サウナ」だけでなく,温泉そのものが非常に良質.
これでこの料金なら安い.大満足の体験だった.
来て良かった.

17時頃,旭川へ向けてハスラー発進.
昼食の物足りなさを埋めるべく,以前も寄ったことがある苫小牧の「スシロー」へ.
リベンジ海鮮で腹を満たした後,下道を通って22時過ぎに無事帰宅.
いやぁ,ライドはできなかったものの,良き一日だった.
さて,続く10月もチャリのイベント続きだが,11月には2度目の九州旅が控えている.
もちろん相棒はBROMPTONだ.
今回の「鬼サウナ」は噂通りの素晴らしさだった.
ならば”あそこ”にも行ってみよう.
そう,佐賀・武雄温泉『らかんの湯』である.
全サウナーの憧れ,聖地中の聖地である.
『サ道』でも紹介済み.あれはズルい.
Kazchariのチャリ旅と言えば行き当たりばったり.
予定を決めるのはあまり好きじゃない.
天候や気分に合わせて,自由に走りたい.
ただし『らかんの湯』はそういうわけにはいかない.
超人気施設ゆえ,日帰り入浴すら人数限定の予約制なのだ.
それゆえ,旅の予定に組み込むことに躊躇していたのだが,今回の「鬼サウナ」の様に評判の場所には,評判になる理由があるのだ.
ましてやサウナーはうるさ方だらけ.なのに,この評判である.間違いはなかろう.
つーことで,今回ばかりはこの『らかんの湯』を予約することにした.
いっそ宿泊? すぐに予約が埋まるし,そもそも高級すぎて泊まれません.
確か日帰り入浴は2ヶ月前から予約可だったはず.
ダメ元でサイトを開いてみたら...なんと目当ての日の予約が可能!
さらにはその日の宿も武雄温泉駅前に確保.
完璧だ.
期待しかない.
つーことで,3月に行った熊本の『湯らっくす』,今回の『鬼サウナ』,そして来月の『らかんの湯』...
チャリ旅×名サウナ巡りの組み合わせは最&高だな.

