春・九州・BROMPTON Day3:熊本~島原~諫早

2026/3/23 Mon

カモメが翔んだ

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晴れ.温度:16 ℃,湿度:69%,体感温度:16 ℃,風速:12.2 km/時,風向:N

Day2はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day2:出水~熊本

昨夜は10時にベッドに入った.
すぐに熟睡.
さすが寝具を売りにしているホテルだけのことはある...って,チャリのエゲつない運動量のおかげだろう.
そういやこのホテル,部屋着にも自信があるらしく,上下セットで¥6,000だっけか,販売もしてた.

6時半,朝食会場へ.

iPhone15 Pro もちろんこれ × 3

前夜がハンバーグ&ステーキという肉尽くしだったので,野菜多めに.
普通のホテル飯だが,日本の場合,海外と違ってどのホテルでも生野菜がたっぷり摂れるのがありがたい.ビタミン大事.

部屋に戻ってパッキング.

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外に出る.
予報通りに昨夜のうちに雨は止み,絶好のサイクリング日和となった.
ほんま天気の神様に愛されてるなぁ.

事前に熊本中心部からフェリーまでのルートを引き,ナビ(Bryton S500)にインストール済みなのだが,出発点を地図上で適当にポチッたせいで,スタート地点までの案内が複雑怪奇.

さらには熊本城やら加藤清正像がチラ見えたので寄り道したりとアホな行動をしてしまう.

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で,よくわからん路地やら,別方向に案内されて迷う迷う.
さらには平日ゆえ,通勤のクルマやチャリで道が大混雑.

結果,余裕を持って出発したはずなのに,島原行きフェリーの出発時間が刻々と迫って焦る.

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ようやくフェリー乗り場までの直線路にたどり着く.
残り6km.ここからは旅チャリらしからぬ激コギ!

レイッ,V-MAX発動ッ!(Ready!)

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相当なアベレージで無事到着.
汗だくで息が切れた.
ただし,そのおかげで9:50発の島原行きフェリーに間に合いそうだ.

ここでサイコンを一時停止.
海上移動分は記録したくない(真面目か)

ターミナルビル前でBROの折りたたみ作業開始.
輪行袋収納でチャリは手荷物扱いとなる.
少々面倒だが,これでなんと¥1,850も浮くのだ.
大人1名分の運賃(¥1,500)より高い.

ここでリュックをリアバッグ代わりにした意図が判明.
普段はラックに積んでいるこちらを背中に.

そして空っぽにしたこちらのリュック(薄くてペラペラ)を小さく丸めてフロントバッグに収納.

これで手荷物を最小限に減らせる.

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乗船口へ.

BROにリアラックを装着しての初輪行だが,いやホンマ,なぜこれまで付けなかったのか悔やまれる.四輪になったイージーホイールでの転がしがこれほど便利とは...

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BROがいくら軽いと言っても10kg以上はある.
かつぐのはしんどい.

正に車輪革命である.
方向転換に多少難はあるものの,後ろだけ少し持ち上げれば無問題.

解決策として,全方向に転がる「オムニホイール」への換装が提唱されているが,あまり付けている人を見かけない.
ネット上の個人レビューも皆無に近い.
耐久性とかペダリング時に踵にあたってしまうとか,何か問題があるのかもしれない.

お高いけど,人身御供になってみる?

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BROを指定場所に置いて客室へ.

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くまモン尽くし.
ちなみに熊本県内に熊はいないそうな(2012年に絶滅確認).

いよいよ出航.

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かもめ(ユリカモメ)が大量についてくる.

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フェリーを追いかけて翔ぶかもめたちの姿.
この画角だと雲一つない晴天.
特徴的な鳴き声,風を切る羽音を間近に感じる船上の一刻.

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なーんてポエムってますが,これだけ「かもめ」が付いてくるのは,乗客がお菓子をあげてるから.

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60分ほどで島原港着.
降りてすぐ,船のそばで輪行解除.
バランス配分重視で荷物を再パッキング.

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日差しが強い.
直射日光によってサイコンの気温表示がぐんぐんと上昇して28℃くらいを指すようになった.
寒さより,日焼け対策の方が重要だったかもしれん(持参せず).

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もしこのフェリーに乗れなかったら,雲仙をパスして反時計回りで海岸沿いを諫早まで...というイージーコースにするつもりだったが,乗れてしまった以上”逝く”しかない.そう,雲仙ヒルクライムだ.

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国道57号.
この標識あたりから頂上まで平地はない.
マップ上では20kmで獲得標高1000mを越える山岳ブルベ...じゃないクライム.

念のためコンビニで補給.
麦茶,エナジージェル,ミニクリームパンを購入した.

しばしの休憩後,再スタート.
無心で漕ぐ.

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マジで緩むポイントがない.
斜度5~6%が延々と続く.

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格式高めの温泉宿.巨大な門構えである.
ここは『雲仙みかどホテル』.一泊¥30,000から!

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途中の俵石展望所に到着.
まだ標高が低く,眺望はイマイチ.

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サイクルラックがあるということは地元ガチ勢御用達なのか.
真夏だと軽くタヒねそう.

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ようやく登り切ったと思う頃,丁字路が現れる.

左に行けば雲仙の温泉街(ゴール).
右に行けばヒルクライムのおかわりで仁田峠.

坂バカとしては,ここは...でしょう!

旅の前に購入した「ツーリングマップル」でもおすすめしているルートだ.

サイクリストのツーリングマップル活用法~紙か電子か

基本的に”オートバイ用”の情報であること,つまり風や斜度を考慮しない上での”おすすめ”であることを意識しつつ進む.

やがて「仁田峠循環道路案内所」なるゲートが現れた.
車両一台あたり¥100の協力金を徴収.
ここから先は一方通行となる.

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スタートは林の中.
標高プラス日陰のおかげでだいぶ冷え...いや寒くなってきた.

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林を抜け視界が開ける.
斜度も増してくる.たまに10%を越えてきたぞ.

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斜度といい,道の雰囲気といいホームの十勝岳(カミヒル)に似ている.

ようやく稜線へ.絶景が待っていた.

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一方通行なので,海側にチャリを寄せるために押し歩いてターン.
好天も相まって,素晴らしい眺望である.

で,この後すぐに意外な生き物に遭遇.
道路を横断する茶色い物体.
タヌキかと思いきや何かが違う.

まさか,熊!?

熊だとしたら小熊サイズである.
北海道民の本能として,周囲に親熊の姿を探す.
そう,子熊単体が一番ヤバいのだ.この子が警告なんぞ発しようものなら,母熊に引き裂かれる運命にある.

ちょ,まてよ.

ここは九州だ.
熊は熊でも,ヒグマではなくツキノワグマのはず.
なーんだ,じゃぁ安心か.それほど狂暴ではないはず(そうなの?)
あれ? 確か熊本県の熊って絶滅したんとちゃう? いや,ここは長崎県やったわ!

と,灰色の脳細胞が大パニック.
ペダルを止めることなく,その生物のすぐ脇を通過したいところ.
ただしブロガーの性である.撮影はせねばなるまい.

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撮影中も,この謎の生物はこちらをにらみつつ「グアォォ,グアォォ」と唸り声をあげている.怖っ.

幸いなことに親熊が姿を現すことはなく,無事に通過できた.
これ,チャリのスピードならではの野生動物との距離感やな.
クルマやバイクやったら,気が付かないか,向こうが逃げたかもしれん.

で,しばらく進むと本日の最高獲得地点(たぶん)の,仁田峠第二展望所に到着ぅ!

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いやもう絶景.絶景としか感想が出ないな.
単に景色だけでなく,この天気とここまでチャリで登って来た苦労のトッピングのおかげ.

ベンチがあったので,座ってミニクリームパンとエナジージェルを食う.

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美味い美味い.
楽を求めて,海岸沿いルートを選択しなくて正解だった.
やっぱり『銀河鉄道999』の2番は真理.

ゴダイゴ『銀河鉄道999』English ver.

ちょうどその時,展望台に下りてきたカップルのおねーちゃんが「さっきの動物かわいかったねぇ.あれウォンバットだよ~」とのたまっていた.
そうかぁ,ウォンバットか~ それなら納得...ってするかいっ!

まぁ,確かに似ているけど,さすがにそれはない.
オーストラリア原産の外来種がこんな山奥にいたら,日本ヤバイのでは?
気になったのでGoogle先生に写真判定を依頼.

返って来た答えは「ニホンアナグマ」だった.

まぁ,クマっちゃあクマ.
ちなみにウォンバットは動物園にしかいません.

実は本当の仁田峠はもう少し先にあり,そこからロープウェイが伸びているのだが,もういいや.
雲仙クライム,堪能しました.

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さぁ,ここからはダウンヒル!
ビビりのKazchariと,BROの貧弱リムブレーキは最悪の組み合わせ.
チンタラと下る.
いや,安全のためには最強の組み合わせかもしれん.

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雲仙温泉街に到着.
〇〇地獄だらけだが,ゆっくり観光しているヒマないっつーか,チャリ旅は「見る」より「走る」方が楽しいのだ.

といいつつ漕いでいると,街のあちこちの穴っつーか隙間から湯気が立ち上っているのを散見.面白いねぇ.

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さて,ここから一気に海岸沿いまで下る.
走るのは「ドラゴンロード」と呼ばれる県道128号.
なお『仮面ライダーZX』は無関係な模様.

マップだけでもわかるとんでもないウネウネ具合.
林道の様な細いボコボコ道だと思いきや.
由来の「龍」の背を思わせる対向二車線の極上ワインディングロードだった.

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まるでジロ・デ・イタリアのクイーンステージ.憧れのステルビオ峠(伊).

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斜度7%ほどの下りが延々と続く.
もうどれだけカーブを折り返しただろう.
さすがにこれは登りじゃなくて良かった...

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標高が下がったにも関わらず寒い.
斜面が落ち着いたところでジレ着用.遅いわ.

国道に出て,コンビニを探す.
寒さも相まってカロリー消費.
先ほどのクリームパンだけでは足りぬ.

左手に開いているのか閉まっているのか,よくわからない「そば・うどん」の店が見えてきた.停車して確かめてみる.

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どうやら営業中のようだ.
古民家のような店.
長い廊下を歩いた先にイスとテーブルがあった.

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メニューを開く.
何も考えず(いつも通りに)「うどん」のセットを注文してしまう.
その後,あらためてメニューを見ると「六兵衛」なるものがあった.
この地方の名産品でさつまいもから作る,ほのかに甘味のある独特の麺らしい.

しまった.こちらにすれば良かった.
ハードなライドでIQが低下していたようだ.
むっちゃ後悔.

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とは言え,出て来た「シイタケ天うどん」も透明感のある不思議な見た目で,讃岐うどんのようなコシは皆無.
全く未知の食感だった.シイタケも含めて美味い.
替え玉でも頼もうかと思ったが,ラーメン屋ではない.
それにセットのおかずとごはんが想像以上のボリュームで断念.
ここはリベンジポイントだな.

それにしても我ながらよく食べる.
チャリは全ての摂取カロリーをゼロにする.そら太らんわ.

では,本日の宿泊地,諫早に向けてリスタート.

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ここ「千々石町」はかの天正遣欧使節団の一員,千々石ミゲルのふるさとである(知らんがな).
あちこちに看板がある.
ちょうちんブルマにタイツがおしゃれだ.
ちょっとWikiを覗いてみると,4人の中で唯一棄教した人物らしい.お,おぉ...

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久々に見た有害図書回収ポスト.有害の基準は何?

それはともかく,ここまでずーっと登りだったが,長崎の道(国道)はなかなか厳しい.
車道はともかく,路肩が消滅,もしくは路側帯の白線がボコボコ加工されていて,走りにくいにもホドがある(特にダウンヒル時は恐怖)

昔,何かのコラムで読んだ記憶もするが,県内に坂が多すぎるため,自転車に一番乗らない県民だとかなんとか.
それは長崎市内に限らず郊外にもあてはまる...のかも.

下の写真は極端な例.
こんな感じで,歩道や路肩を走っていると突然狭くなる.

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ゴール手前5km地点.
暑さと緊張のため,甘くて冷たいものが食べたくなった.
ブルベ民御用達の『アイスの実』で補給.

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つーことで,諫早の中心街から少し離れた立地の『スーパーホテル長崎・諫早天然温泉』に到着.
そう,今夜は温泉宿なのだ.
九州に来ているのにもかかわらず,初の温泉!
しかも,3/14にオープンという正に開業したばかり.
経験上,良宿の匂いがプンプンするぜ ⇒ 大当たり!

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いずれにせよ,明るいうちに宿に着けて,今回の様にひたすら温泉入ってのんびりできるのが旅の一番の幸せ.

その対極にあるのがブルベ.
既に「1300」やら「1200」を走ってて言うのも何だが,「600」以上の,宿の個人手配が必要なブルベの参加にイマイチ踏み切れない理由がここにある.
真夜中に着いて,仮眠中のスタッフを起こしてシャワーだけをさっと浴びて滞在3,4時間で出発.
温泉があろうが朝食付きだろうがそうした楽しみを全部すっとばして,即チェックアウト...あまりにコスパが悪すぎる.

冒険や挑戦,達成感というブルベの本質を否定するわけではない.
その面白さもわかる.
だが,道を知り尽くした道内ならともかく,遠征ブルベで寝るためだけに宿を取るのはめちゃめちゃ抵抗がある.最近宿代も高騰中やしな.

そして...考えたくないけど...老いたかな.
ちゃんと眠らないと辛い.

結果的にチェックアウトするまでに3回ぐらい温泉につかりまくった(24時間オープン!).
これでサウナがあれば完璧だが,ご褒美は”この後”に取っておこう.

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そして,昨夜の熊本の某宿と異なり,チャリの持ち込みに何も言われんなかった.
一応確認したが,「お客様のお荷物ですよね? どうしてこちらがあれこれと指示を?」という,口には出さないものの「おかしな事を言うヤツだな(by ぐらんぶる)」な雰囲気.

新人さんが一生懸命館内説明をしてくれる.
ここまで丁寧なビジホはあまりないぞ.
新規開店ゆえの初々しさか.

素晴らしい.これぞホスピタリティ.

郊外立地ゆえ,夕食に困るところだが,なんと隣がドラッグストア(かの地で有名なMORI)
もちろん弁当やアルコール類も売っている(夕方以降は値引きシール攻勢だ).
それにこの宿,ウェルカムドリンクでアルコールまでおいてあるのだ(~21時).

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つーことで,食料品調達後,部屋にあるやたらに広いテーブルで領域展開.
何やら引きこもっている人の食卓に見えないこともないが,気のせいだ.

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一息ついたところで,明日以降のプランを立てる.
ここまでの3日間は事前にAIと相談しながら立てた計画通りに走っている(西コース).

BROMPTON九州ライド再考 ~山より海かも~

今日は長崎市まで行く予定だったが,雲仙クライムのおかげで20kmほど短縮したけどな.

で,ルート通りだと,明日は北上して佐賀方面へ.
サウナーの聖地『らかんの湯』を目指すつもりだった.
宿泊予約なんて取れるわけもなく,近くの安宿からの日帰り¥4,000(予約要)を目論んでいた.

だが,”明後日”のほぼ100%雨予報を鑑みてリスケすることに.

北上をやめて明日から南下するに方針転換.
晴天の下,風光明媚な島巡りを期待して天草に向かう.

何より,その天草に,な,なんと温泉サウナ付きの格安ホテルを発見したことが大きい!
この旅も中日.そろそろ疲れてきた.
そんなKazchariに,サウナは最高の癒しとなろう(予告すると,まさにパラダイスだった).

STRAVAのマップ機能を使って天草までのルートを引く.
フェリーの時間を調べる.けっこうあるやん.
で,できあがったGPXデータをナビに転送っと.
あれ,アプリの更新? はいはい,ポチっと...が明日のトラブルの始まりであることに,この時のKazchariは気づいていなかった.

で,写真整理,データアップ,備忘録書き込みのルーティン作業を終え,寝る前にもうひとっ風呂.
もちろん明日の朝も入るぜ.

お肌はツルツル,手の指はしわしわである.

(Day4に続く)

春・九州・BROMPTON Day2:出水~熊本

2026/3/22 Sun

Runaway from the Rain

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曇り.温度:11 ℃.湿度:82%,体感温度:11 ℃,風速:6.5 km/時,風向:ENE

Day1はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day1:鹿児島~出水

体内時計は正直だ.
疲れていても,6時間睡眠で朝5時に起床してしまう.

昨夜から幾度となく開く天気予報アプリ.
これまでの経験から,一番精度が高いのは『ウェザーニュース』だと思う.
広告の多さが玉に瑕だけど.

今日もひたすら北上して熊本市を目指す.
そして『ウェザー』によると,南から徐々に雨雲が接近.
熊本市付近では13時過ぎから降水確率が80%以上に跳ね上がるらしい.
ここ,出水から熊本市までは100kmちょい.
BROだと7~8時間はかかるとみた方が良い.

ギリギリなのか,デッドヒートのアイラヴユーの予感.
まっ,そこはBROである.
危険を感じる豪雨になれば,ササッと畳んでバスや列車ですぐに輪行すればよかろう(後の伏線)

シャワーを浴びて朝食会場へ.
馴染みのAZメニューである.生卵がありがたい.

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準備をして7時に出発.

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朝の薄明り状態だが,それほど寒くはない.
前日同様,長袖インナーにジャージ,ビブの組み合わせでOK.
いつ必要になるかわからないレインウェアはリュックに入れてリアラックに積む.

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目の前は国道3号.
さすがに朝7時の交通量は少ない.
無理に歩道エスケープすることもなく,車道を堂々と走る.

まぁ,それも時間の問題.
すぐにレーダーが後方からの接近を知らせるようになった.

長旅では今回初投入のリアビューレーダー.
マジで便利だ.
重さや稼働時間が気になって購入を控えていたが,こいつがコスパ的にも決定版な感じ.
誤作動もほぼない.
あったとしても,結局ミラーで確認するので問題ない.

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出水らしい鶴マークの橋.

途中,チャリダー大好きラウンドミラーを発見.

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一人旅だと自撮りの機会があまりなかったりする.
三脚やらタイマーのセットは面倒やしな.

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県境を越えて,熊本県の水俣市に入る.
BROの12速ギアを駆使して,最初の山岳をクリア.
そもそも,小径車に興味のなかったKazchariがBRO購入に至った動機の一つが,この12速ギアにある.
さすがに4やら6速で長旅をするほど「M」ではない(いや十分...).

以下,ケニア旅行経験者には有名な話.
親しくなったケニア人に「Where are you from?」と聞かれたとする.

「Japan」と答える.

「Where in Japan?」

「(?)OSAKA」

すると「No,No,No, You come from KUMAMOTO!」

「Why?」

オチに「All people come from KUMAMOTO!」(ガハハハ)

までがテンプレ.
ちなみにスワヒリ語で「KUMAMOTO」は...各自調べて下さい.

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最近,凝った...いやおしゃれな名前の病院が増えた気がする.
ここは何科なのかわかりやすい.

で,道の駅みなまたの「ミナマータ」に到着(ややこしい...のか).

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トイレ内に某有名漫画家のイラストが飾ってあったけど...これってちょっと前に”トレース”で話題になったヤツやん(掲載できません).

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謎のアミューズメント施設があったり,謎の庭園があったりとパラダイス感強めのミナマータであった.

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さらに進んで水俣市街に入る.
かの「チッソ」工場を過ぎると,興味深い看板を発見.

「水俣病という名称は差別だ!メチル水銀中毒症へ病名改称を求める!」

まぁ納得.イタイイタイ病は地名とちゃうし.

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水俣の新幹線の駅は要塞のごとし.
いや,新幹線の駅ってたいていこういう無機質系デザインが多い気がする.
近未来のイメージ? それとも警備上の都合?

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ちょっとした展望台に,なぜだかの提灯.
祭りの季節ではないはずだが.

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高速道路の案内板に「地震発生走行注意」の表示.
昨夜の地震のことだな.特に被害はなかった模様.
日中の走行中だったら感じたのだろうか.

で,この後,またまた登りが続く.
その途中からか,BBもしくはリアの駆動部周辺から「ガラガラ」と異音がする.
足を止めると消える.
まさかのBB不調? こんな山中で?
修理なんてできんぞ!

耳をすませて音の発生場所の特定を試みるがさっぱりわからん.
坂を下り切ったところにファミマを発見.迷わずピットイン.

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リアハブ周りをチェック.
すると,とんでもないことが.

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おわかりいただけただろうか...
テンショナーのプーリーからチェーンが落ちている.
脱落こそしていないものの,よくこんな状況で走れるもんだ.

いつ,どういう状況で落ちた?
やはり,この頼りない樹脂製のパーツがいかんのだろうか.

なかなか珍しい現象なので,本ブログのレギュラーメンバーであるBROマイスターのO西さんにLINEした.
そのような経験はなかったそう(という返事の後,O西さんのBROにも同じトラブル発生)
ここは金属製にカスタムしようかなぁ...

道の駅「たのうら」着.

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最近多い,地元出身の漫画家さんの作品,もしくはご当地アニメの顔出し.
上のボードは「村枝賢一」先生.
やはり『仮面ライダーSPIRITS』が代表作だろう.

単に出身地というだけでなく,実際に今も住んでおられるらしい(説明に書いてあった).
まぁ,いまやクリエイティブ系の仕事はどこでもできるしな.

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もう1枚は放課後ていぼう日誌』(2020).

いわゆる女子高生がおっさんの趣味を楽しむ系アニメ.
Kazchariは未鑑賞.流行った...のか?

御覧の通り,太陽がまぶしい.
ここから崩れるのか?
確かに天気予報アプリは雨雲の接近を告げているけど.

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熊本に入り,初くまもん発見.
地球儀を抱えたタイプ.
工場内ゆえ進入禁止.遠景で.

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今回もKazchariのケツを支えてくれたのは,ROCKBROSのサドル.

実に快適.
今回のような1日100km程度の旅では全くケツ痛なし.
何より安く,革製みたいにメンテや伸びに気を使わなくてよい.
デザイン? 気にするな.

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いい雰囲気の日奈久温泉街を通過したが,さすが九州.
北海道以上の温泉パラダイスである.

だがしかし,クルマの旅と違って気軽に立ち寄れないのが残念.
入浴後の汗冷え問題もあるし,何より汗だくのジャージやビブの再着用には抵抗ありあり.
仕方なく...という場合もあるけど.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

八代市内に入る.
味わい深い標語看板.

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家族LINE(正確にはアホ息子)に送ったった.

ここに来ていよいよ雨の脅威が迫ってきた.
空の色は明らかに鉛色に変化.
顔にポツポツと雨粒があたり始める.
ずぶぬれになる前にレインウェアの着用を決意.

軒先を探しているとファミマが見えた.
昼食を兼ねてピットイン.

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コンビニでクイック補給(まるでブルベ)
じっくりランチをする余裕はない.可能な限り雨からの逃走が何より大事.

不思議なことに食べ終わる頃には,再び陽がさしてきた.
まだゲームは負けちゃいない.
レインウェアを着ないまま再スタート.

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八代から熊本までは国道3号で行くのが定石なのだが,どうやら並走する県道14号の方がチャリ向きらしい.
抜け道となっているのか,交通量はわずかに減る.

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中古車センターの頭上にある電線に違和感.

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よく見ると”ヒャッハーな”トゲトゲがついている.
カラスなどの鳥が留まれないようにしているのだろう.
フン害防止ってヤツだな.初めて見た.

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国道との合流点.
横断歩道はなし.
この歩道橋を押して登れというのか!
ちなみに左折すると三角方面,つまり天草への道となる.

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ちゃんと,チャリ用のスロープがあるだけマシか.

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九州新幹線の操車場.
当たり前だが滅多に見ない.
マニアではないので種別はわからんけど.

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そして...ついにポツリがザーザーに変化した.
完全に雨に捕まってしまう.
ナビが示すホテルまでの距離は約10km.

まぁ逃げ切った方でしょう.
さすがにこの雨量の中をレインウェアなしはキツいか,と覚悟を決める.
高速道路の高架下で雨中走行の準備.

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JR熊本駅着.
ホテルはもう少し先だが,本日のミッション終了感漂う.
実際はこの後かなり迷うことになるが.

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ここからはGoogle先生に従って,熊本市内を流れる白川沿いのサイクリングロードを走る.
久々の雨中走行.雪よりもはるかに滑る.
橋上の鉄板でドリフト.ヤバかった.

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Google先生の不思議な仕様なのだが,移動手段の選択に「自動車」「歩行者」はあっても「自転車」がない.
いや,正確には北海道と台湾では「自転車」モードが使える.
前回の四国,今回の九州にもない.どういうこった.

で,「歩行者」モードにしたら,アーケードの商店街に案内される.

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日曜日の夕方である.
歩行者だらけで走れる状態ではない.
降りて押す.
それに本日はアーケード内をチーム単位で踊り歩く(おそらく)よさこいソーラン的なイベントが開催されていた.
BRO+メット+グラサン+ビシャビシャなおっさん,浮きまくり.

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派手な広告.
そうか,熊本と言えば牛肉,あか牛(褐毛和種)が有名.
今夜のメシは肉一択だな.昼はアレだったし.

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熊本一の繁華街を突っ切るので,その手のお店もたくさんある.
そっちではなく,文字通りの肉(食いたい)欲が爆発!

で,少々迷ったが本日の宿に無事到着.
おしゃれな雰囲気で高級感漂うが安かった(朝食付き¥5,000)

普段はシングル¥8,000越えが標準.
行き当たりばったりゆえの,直前割引のありがたさよ.
枕やマットレスなどの「寝具にこだわりあり」との表記が気にいった.
チャリの長旅で最も大切なのは睡眠である(ブルベだと人権がない).

ただしこの宿...チェックイン時の対応が何か事務的っつーか冷ややかだった.

原因はチャリの持ち込み?
予約時のメールにて「折りたたみなので部屋に持ち込んでもいいですか? 輪行袋もあります」とあらかじめ伝えておいたが,それでも迷惑そう.

BROの折りたたみもロビーではダメ,中扉内もダメ,完全に外で作業してと何か厄介者扱い.
スーツケースより小さいし,チェーンも折りたたんだ中心部に位置するので周囲を汚すこともない.
別に特別扱いしろとは言わないが,なんだかなぁ...

まっ,そんな理解を”乗らない人”に求めても仕方がないので,指示通りに輪行袋に入れ,担いで部屋まで運ぶ.

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メンテのため,室内でBROをチェック.
知ってはいたが,あらためて驚く.

びっくりするほど汚れていないのだ.
目立つのはテンショナーおよびリアハブの周辺とホイールの泥ハネ程度.
シートポストやフレームはピカピカのままである.

フェンダーレスのロードバイクだと考えられない.
やはり,BROのフェンダーは超優秀である.

逆に外してしまうと大変なことに...

BROMPTON(T)な新アイテムを導入しての早春美瑛ライド

その泥汚れをウェスで軽く拭き,今日のウェアとともにランドリールームへ.
さすがおしゃれな宿である.洗濯一回¥300と少し高め(まだ言ってる).

さてルーティンが終わったところで夕食である.
Google先生に相談する.
飲み屋だらけだが,近くに気になる店を発見.

それは百貨店7階にある『福よし』
ハンバーグか,悪くない.

外は結構な雨.
レインウェアをアウターに速足で歩く.

すぐに発見.
幸い混んでおらず,すぐに座れた.
店員さんにおすすめを聞いて「とろけるハンバーグとステーキコンボ御膳」にした.税込み¥3,200とファミレスより高め.普段なら絶対に注文しないが,まっ,旅先なので.

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生焼け状態で運ばれてきて,砂時計を使って時間管理しつつ自分で調理するスタイル.

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店員さんの事細かい説明もあるものの,情報量が多いためわからなくなったら,テーブル脇の説明を読むかQRを読み込んで動画で見るスタイル(時代だな).
実際,Kazchariの隣席の中国人は日本語オンリーの店員さんの説明がさっぱりわからず,QRを読み込んでいた.

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指示通りに焼く.
まぁ,焼いたのを持ってきてくれるほうが好みなのだが.

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完成.実食.

...うーん,悪くはないのだが,生涯ベストのハンバーグだった波照間島の『ゆみんとぅき』の壁は越えんなぁ.
まぁ,Kazchariの中で,あの味が神格化され過ぎている面もあるかもしれんけど.
ステーキの方も驚くほどではなかった.

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〆はライスを追加してガーリックライス.

後で調べてみると,別に熊本限定のお店というわけではなく,神奈川が本店のチェーン店だった.まっ,腹は満たされたので,ええか.

やまぬ雨の中,小走りで宿に戻る.
近くのコンビニでSAVASのプロテインを買う.

iPhone15 Pro

つーことで,本日は出水から熊本への移動日.
ギリギリまで雨から逃げきれたので良しとしましょう.

幸いこの雨は夜中のみで,明け方には止む模様.
(自称)晴れ男伝説の復活かもしれんな.

明日はフェリーを使って島原に渡りまっせ.

※ Day3へ続く.

春・九州・BROMPTON Day1:鹿児島~出水

2026/3/21 Sat

北に向かって

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曇り.温度:11 ℃,湿度:59%,体感温度:9 ℃,風速,9.7 km/時,風向:ENE

Day0はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day0:雪の旭川~春の鹿児島

朝5時起床.
シャワーを浴びて朝食会場へ.
まぁ,よくも悪くもメニューも味もフツーのビジホ飯.
まぁ全国チェーンやしな.

iPhone15 Pro もちろんこれ × 4

畳んだ段ボールをフロントに預けて,いざ出発.

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ウェアは長袖インナーにお気に入りの半袖富士桜ジャージ.

ボトムは極厚パッドビブだ.

朝7時,鹿児島からの走り出しはこの装備でOK.

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チャリの装備は四国一周から微調整.
最も大きな変化は純正リアラックの装着.

BROMPTONの甘い罠~アドバンスローラーリアラック編

これで車体後部にも荷物を積載 = 重量の均等配分が可能.
フロントヘビーが緩和され,キックスタンド使用時も倒れにくくなった.

iPhone15 Pro

写真ではわからんが,リアラックに載せた黒い物体はレインカバーをかけたリュックである.
レインウェア「テムレス」などの雨対策グッズを収納している.

これまでもチャリ旅やグラベル走行でお世話になった超優秀多機能なミニリュック.
安価にも関わらず丈夫で見た目以上にモノが入る(最大12リットル)
散々酷使したため,かなりくたびれてきた感.
そろそろ新品に買い替え...と思ったら,ブラック(グレー)が売り切れ中.
赤や青はちょっと...なので再生産希望.

つーことで今回のメインパッキングは,フロントのデカバック+リュック×2の組み合わせとなっている.
なぜ,リュックが2つなのか? それは回を追うごとに明らかになろう(大した理由ではない)

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さて,本日のルートは薩摩半島を北上し,東シナ海を望む阿久根,そしてツルの渡来地・出水へ向かう(「でみず」「しゅっすい」ではなく「いずみ」と読む).

うちのヨメさんは大阪生まれの大阪育ちだが,親,つまり義父はこの地域出身である.
某アイヌ漫画の鯉登少尉のおかげですっかりメジャー(?)となった薩摩弁.
実際,義父が”本気で”話すと何を言ってるやらさっぱりでもす(ヨメもわからんらしい).

そして,3月下旬のこの地域の魅力と言えば,いち早く出会える「桜」への期待.
秒速5cmで散る桜の美しさ,はかなさへの情感は日本人のDNAに深く刻み込まれている.
特に人生の終わりが近づいてくるとなぁ...染みるぜ.

早逝した義父の年齢をとうに越えてしまったKazchariである.

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毎回のことだが,都市部を抜けるまでが一苦労.
特に通勤・通学時間と重なってしまうと,幹線道路はバトルフィールドと化す.
弱小中の弱小,旅チャリは道路の端の端をおどおど走る.
おかしい.今日は土曜日なのに.

ストレス限界により,川(用水路)と並走する脇道に逃げる(自転車通行可)
時々車道と交差するものの,関西+道民的常識からは信じられないことに,クルマが停まって先に渡らせてくれる.
停止線関係なしに,交通弱者を優先する運転が根付いている感.
後で聞いたところ,九州全般,運転マナー良好とのこと.修羅の国,福岡もなのか?

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一部界隈で有名な降灰袋捨て場.
約40年前,オートバイで鹿児島市内を走った際はマジで降灰がひどく,メットのシールドを小キズでダメにした思い出あり.
カーディーラーの新車もみな灰かぶってたなぁ...

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ようやく市街地を抜け,これから登りが始まるところで休憩.
まだ10kmほどしか進んでないけど.
九州はコンビニの敷地が広大.

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県道に入ってのんびりリラックス走行に.
いい感じの桜発見!

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山がちなせいか小滝,湧き水も多数.
エキノコックスが心配な北海道と違って,懸念なしに飲める?

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旅のお供はガチャでゲットした『無事カエル』くん.
普段ガチャの類はしないのだが,久々に欲しくなった.
全4色が,なんと4回で揃うという奇跡.

2025年12月6日撮影

こりゃ文字通りのお守りとなろう.

坂を登り切ると桜公園的な場所へ.

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サムネと同じ場所.
BROも桜もホンマに美しい.

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BRO旅はひたすら進むのではなく,寄り道が楽しい.
油断すると激坂を登るはめになるけど.

そんなのんびりヒルクラ中.
後ろからTTバーを付けたEMONDAが上がってきた.
「こんにちは~」と声をかけられつつ抜かれる...抜,抜かれただとぉ~!

スイッチオン!1,2,3(坂バカです)

と,ケイデンスを上げてそのEMONDAに着かず離れずして煽るKazchari(性格悪い).
頂上で坂道君っぽい会話でもと思ったが,そのチャリダー,Uターンしてそそくさと帰っていった.残念.

そう,こんな晴天のライド日和なのに旅,地元含め,全然チャリダーに会わない.みんな,どこ走ってるんやろ?

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頂上から少し下ると「七福神岩奇岩群」

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さらに進むと「阿弥陀殿の岩仏」

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そして「九州電力電柱置場」

といった,何が面白いんだかよくわからんオブジェや場所に魅かれてしまう.
のんびり旅ゆえの発見 ⇒ 停車を繰り返すので進まない.

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そんなこんなで薩摩川内着.「かわうち」ではありません.「せんだい」.
久々の都会だが特に用事は...って,いつの間にか気温上昇中.
(高めに出る)サイコン表示で25℃になっていた.
さすが南国である.

ヨメさんからのLINEだと,旭川は本日「吹雪」だそうな.
やはり日本は面白い.気候に関してはチリ並みの南北格差.

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さすが九州! いつかの台湾同様にGoogle先生がとんでもない道を案内してくれたぜ!...というわけではなく...

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踏切を渡って遊んでみた.
意味なし.
ちなみにこれは「肥薩おれんじ鉄道」という3セク(たぶん).

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海に出る.オーシャンビューの快走.
色といい,どことなく台湾の東海岸に似た風景.
そういや東シナ海つながり?

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海水浴場かな?
砂浜があった.

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で,この海岸に沿って走っていると,良い雰囲気の食堂があった.
海の家っつーか,廃屋感が味わい深いっつーか...
メニューはちゃんぽんやら丼もの.

BROを停めて入ろうと入ろうとしたら,団体さん(しかも知り合いっぽい)のお着きで席が埋まってしまった.
居心地の悪さを予感したため,別の店に移動することに.
結果的に,この選択は正しかったこととなる.

やたら町の名の主張が強い「阿久根」に到達.

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道の駅の食堂は昼時ゆえ混雑していたので,Google先生に相談.
近くにラーメン屋を発見.

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それがここ『一丁』である.

「えー,豚骨なら知っていますが,軟骨ラーメンというのはわたくし初めて聞きました」というYMOの「U.T」的ネタをかましつつ,のれんをくぐる(比喩表現).

めちゃくちゃ愛想の良いオーナーが笑顔で「いらっしゃい」
この時点で「いい店だ」と確信.
メニューを選んでいると,Kazchariの服装から判断したのか「自転車? どこから?」と質問.

北海道からで,昨日鹿児島に着きましたと伝える.

「北海道から!? こっち暑いでしょ~」

はい.暑いです.
何やら今日の旭川は吹雪だそうで.ところでどのラーメンがおすすめですか?

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「うちは軟骨ラーメンだけでやってるのよ.ベースは全部同じ.後は好みで」

じゃぁ,この限定の味噌軟骨で.

「はいよ~ 北海道の人かぁ,本場だもんねぇ」

つーことで,出て来たのがこれ.

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練りがらしが添えられており,軟骨に付けて食べるとうまさ倍増らしい.
で,まずはスープを一口.

こ,これは!? 士郎,ワシを試すつもりか!

と,ココロの中の雄山が唸るほど美味かった.
もちろん,トロトロに煮込まれた豚軟骨も絶品である.
既にここまで結構な距離を走り,体内の水分,塩分,カロリー枯渇状態とは言え,ここまで美味いラーメンはなかなかない.

まさに「超地球的存在」

会計時に,これほど美味いラーメンは初めてです.ベスト3に入ります,と喜びを伝える.

「うれしいねぇ.おい(と,奥の料理人を呼ぶ),美味しかったってよ」

本当です.豚骨で有名な〇〇〇より美味いです.

「あぁ,それ言ってもらえるの二度目だわ(笑)」

大満足の補給であった.
この旅,幸先良いぞ.

で,主張の強い「阿久根」看板が続く.意味は謎.

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中心地である駅に到着.
Gemini先生によると,水戸岡鋭治氏という方のデザインだそうで,キャッチコピーは「日本一豪華な無人駅」だそうな(意味不明).
他にもJR九州や肥薩おれんじ鉄道全般の車両や駅のトータルプランナー的立場とのこと.

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お,おお...(センスが理解できん)

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さらに北上.
これまた面白いオブジェ発見.

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もしかして阿久根って,台湾の高雄なみにアートでアーバン?

台湾一周(環島)ライド Day5 高雄の休息

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にしても「mini Pハンドル」の,この厨二的コクピット感はカッコよさよ.
以前も書いたけど,ヤマトの操縦桿と形状がクリソツ.
握っているだけで気分がアガる.

BROMPTONの甘い罠~復活のmini Pハンドル編

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紫外線にやられてほとんど表示が見えない青看板.
それに修復(訂正)が適当.いや,これもアートなのか?

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このまま進むと,本日の宿にあっさりと早い時間に着いてしまうので寄り道.
河川敷に下りてみる.

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パンクリスクを考えるとグラベルは避けるべきなのだが,まぁ,BRO旅の本質は寄り道にあるわけでして.

今宵の宿を確認後,チェックイン前に散歩.海沿いに向かう.
先ほどの青看板にある通り,ツルの渡来地があるらしい.

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デカデカと「進入禁止」とあるのでビビるが,よく見ると「夜間」の文字.
入ってみる.

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広大なあまりに広大な堤防.
いわゆる干拓堤防である.
海水を完全に遮断して,内側に農地を作ったのだろう.
人の手による超巨大建造物.偉業&異形.
人類が滅んだ後は,謎の遺跡として認識されるのではないか?

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ちなみに肝心のツルは飛び立ってしまった後らしく,一羽も見かけなかった.

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ひと休み.
どこまでも続く防波堤にBROを停める.
地元の北海道とはまた違った意味での果てしなさを感じた九州初日であった.

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少し遠回りして本日の宿.
本ブログではすっかりお馴染みの”みんな大好き”「AZ HOTEL 鹿児島出水店」に到着である.
各店共通のド目立ちのレインボーラインが懐かしさと安心を生む.

iPhone15 Pro

チェックイン時に少々トラブル.
名前を告げると「予約者リストにない」という.
そんなアホなとスマホの予約完了メールを見せる.
番号で検索.
「ありました」と,あらかじめ名前が入った宿泊者カードが出て来た.

これ,最初に告げた名前(フルネーム)を聴きとってもらえなかったということ? さすが薩摩だ.ディスコミュニケーションだ(偏見)

予約時は喫煙ルームしかなかったので,禁煙ルームに変更可能かどうか聞いたところ,団体が入っているので無理.
「ファブリーズ貸し出しますよ」とのこと.

まっ,ええか.

「あれ,いつの間にか禁煙部屋に変わってますね.誰かが変えてくれたようです」

おいおいどーなとんねん「AZ」
スタッフ同士でもディスコミュか?

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「AZ」は,チャリの部屋への持ち込みに超寛容.
部屋に入るとまずは本日着用のウェアと昨日の部屋着の洗濯.
現場の方が利用することが多いホテルなので,時間帯によっては洗濯機が占有されていることがあるのだ.

そして「AZ」の特徴と言えば,都市部ではなく郊外幹線道路沿いに展開されていること.
基本的にクルマで訪れることが前提となっている.
結果的に夕食に適した店がそばにないことが多い.

この出水店もそうだった.
1km先にコンビニがあるだけ.

そんな時には「夕食バイキング」が用意されている.
¥1,200で食べ放題.味も悪くない.
明日への活力がみなぎるぜっと.

iPhone15 Pro もちろんこれ × 3

夕食後はルーティンワーク.
写真の整理とSTRAVAへのアップ.
Apple標準のジャーナルアプリに備忘録.
明日のルート確認と宿の選定&予約.

「AZ」には大浴場がないので,バスタブに湯をはる.
全身つかるのと,シャワーのみでは,疲労の回復度合いが全く異なるのだ.

で,入浴中「NHK ONE」で昨日の『魔改造の夜』を観ていると,ヨメさんからLINE電話.

「大丈夫?」

何が?

「地震!」

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場所的に震度1.
そら気付かん.

つーことで,「春の九州はチャリ旅に最高の季節」なのは間違いなかった.
さて,明日の天気は...何ィ,午後から雨だとぉ!

※ Day2はこちら ⇒ 春・九州・BROMPTON Day2:出水~熊本

春・九州・BROMPTON Day0:雪の旭川~春の鹿児島

2026/3/20 Fri

一足早く春を感じるライドへ

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晴れ.温度:2 ℃,湿度:57%,体感温度:6 ℃,風速:6.5 km/時,風向:S

本日から久々のロングなチャリ旅.
昨年11月の四国以来である.

BROMPTONな四国一周ライド Day1:松山~ちょいしまなみ~四国中央

ただし旭川発のフライトは16時発.

朝起きると外は快晴.
これは出かけないとバチがあたる.
MTB(EPIC)に乗って残雪の山へ行き,午前中だけでも冬の終わりを楽しみましょう.

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サイクリングロードはご覧の状況.
快走にはまだ早い.

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短い時間で楽しめる雨紛へ.
冬場のホームコースである.
分岐で片方に進むと雪で行き止まり,分岐に戻る...を数回繰り返す.

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おっ,久々にちゃんとしたグラベルだ.

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知らない道を下ってみる.
個人宅にセルフビルドのツリーハウス.ロマンだ.

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いくら時間があるとはいえ,そろそろ戻りますか.

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ゴールは観音台.
なんだかんだで旭川の積雪量はこのくらいある.

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さて,一週間後にこの景色はどうなっていることやら.
いよいよ北から南へ大移動である.

帰宅して昼食後,最後のパッキング・チェック.
ヨメさんは仕事なので空港までは自力移動.バス停まで歩く.

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荷物はヘルメットと小さなリュックのみ.

四国に続き,今回も「宅配便作戦」炸裂で,BROMPTON本体や衣類は先に鹿児島の宿に送ってあるのだ.
ゆうパック利用で片道¥3,210.

翌々日には到着する...のだが,注意事項がいくつかある.

まずはリチウムイオン,つまり充電系ガジェットは同梱しない.
液体物の中身申請.
タイヤの空気を抜いておく.

これらを怠ると空輸ができず,陸送になってしまう(日数がかかる)

郵便局では”今回も”徹底的に聴取された.
同じ局で同じ内容物を送るのはもう4度目くらいなのだが,局員さん,毎回初めて頼まれたような説明をする.
そろそろKazchariの顔を覚えてほしいものだ(逆に怪しまれている?)
「悪いことしません」って,まぁ,向こうも仕事なのだろうけど.

今回はJAL利用なので飛行機輪行してもまず問題は起きないはずだが,多少費用がかかってもこの方式が圧倒的に楽.
空港についたら即保安検査,到着後もレーンに並ばずスムーズに移動.
ストレスフリーである.

で,30分ほどで空港着.
最近は駐車場代もバカにならんのでこれがベスト.

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機内は喉が渇くので空港内コンビニで先に飲料を.
真夏のブルベで散々お世話になった「富良野ホップ炭酸水」
買いだめしたくなるほど美味い.

時間があるので施設内散策.
新コロ明け後,色々と改修され続けているような気がする.
おっ,新ラウンジを発見.こんな時のゴールドカードだな.
飲み物買わんでよかったやん...

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つーことで保安検査場へ.
今回も無事,チェーンルブ持ち込み問題クリア!

搭乗窓口.
無事定刻に乗り込んだはよかったものの...

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なぜか一向に飛び立たない.
アナウンスによると機内エンタメ設備の故障らしい.

エンタメ? 座席にモニターも何もないのだが...あっ,もしかして肘置きのラジオのことか? 未だに使っている客っているのか?
その昔,二股ジャックのヘッドフォンが配られていた時代が懐かしい.

つーことで,iPadのKindleで時間をつぶし,ようやく飛び立ったのは17時前.

既に30分以上の遅れが出ている.
羽田での乗り継ぎは大丈夫なのか? Kazchariの晩飯タイムは確保できるのか?(重要)

iPhone15 Pro

羽田着.
北ウイングから南ウイングへ大移動.

搭乗口に着くと,鹿児島行きのフライトも10分遅れていた.
別にうちのフライトのせいではないが,新コロ以降,国内航空便の遅延が慢性化していることに運輸省が激怒中らしい.
旅客数が増えていることが最大の理由だろうけど,みんな手荷物多すぎないか?
それに搭乗口でのQR提示方法にバリエーションありすぎ.ややこし過ぎる.

と,愚痴っても仕方がないので夕食.
基本的に空港内の飲食は割高だが,「親子サンド」なる物を購入.

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味はともかく,これで¥800円とか...

iPhone15 Pro

鹿児島行き出発.
機内ではふたたびKindleで時間をつぶす.

定刻より遅れて到着.
本日最後の闘いが始まる.

定刻だとJAL最終便の鹿児島空港着は21:20.
なのに市内中心部行きのリムジンバスの最終便は21:30発なのだ.
どうなっとんねん.

そして,現時刻は既に21:50.

事前にAIに相談したりネットの知恵袋で情報収集.
「天下のJAL便の乗降客を見捨てて,バスが先に出発することはない」という意見が大半.

まぁ,常識的にはそうやろけど,世の中何があるかわからん.
飛行機を降りると,駆け足で出口に向かう.
インフォメーションカウンターに人がいたので「バスはまだ乗れますか?」と尋ねる.
「大丈夫で~す.出口すぐ左でで~す」⇒ ダッシュ&ダッシュ.

バスが停まっていた.
一安心.販売機でチケットを買う.¥1,500.
これを逃すと,タクシー移動となり軽く¥10,000を越えるらしい.

乗り口のスタッフに「市内まで何分?」と聞く.

「50分で~す」

トイレ行く時間ある?

「満席で出発で~す」

席は確保できる?

「満席で出発で~す」

うわわ,我慢するかぁ,とあわてて乗り込む.
既に結構な混み具合.
さらに続々と人が乗り込んでくる.
結果的に補助席まで全部使い切ってバス発進.
ふぅ~,鹿児島空港リムジンバス,強敵だったぜ...

夜の高速をひた走る.
市内まで40kmもあるのだ.
福岡を除き,九州の空港はどこもかしこも市街地へのアクセスが悪いらしい.
確かに郊外立地の方が安全ではあるが...
リアルZAT基地...もとい伊丹空港の立場は?

https://x.com/BirthHopeMetor/status/1384503485480112136/photo/1より

そんなこんなで鹿児島市内一の繁華街,天文館着.
速攻でローソンに駆け込んで用を足し,ついでに半額処分となっていた「カツ弁当」を購入.
少し歩いて初日の宿『東横INN鹿児島天文館1』に到着ぅ!

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思ったよりも涼しかった.
半袖Tシャツの上にレインウェアでちょうど良い.

ふぅ,なんだか長い1日だった.
BROも無事に届いており,早速開封 ⇒ 旅用のセッティング.

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刻,既に0時近く.
眠い目をこすりながら作業.早く寝なければ.

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事前の宿との約束通り,この空き段ボールは畳まないと預かってもらえない.
つまり,前回の松山の宿とは異なり余計な荷物を入れておくことはできないのだ.
それでも旅行中は使わないであろうペダル外し用の8mmレンチを内側にガムテでとめておく.
最後に畳んだ段ボールをヒモでしばって全作業終了.

明日からのライドに備える.
天気は晴れのようだ.

※ Day1はこちら ⇒春・九州・BROMPTON Day1:鹿児島~出水

疑惑のトラッカーと傲慢なカスタマーサービス

2026/3/19 Thu

真実は闇

「お客様,その購入時期なら問題ありませんよwww.AIで調べたんですよねwww」

電話口からも伝わる小馬鹿にしたような乾いた声.
その瞬間,Kazchariの中で何かが切れた.

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2月のこと.
「黒金くん」を札幌に引き取りに行った日,クレジットカードが使えなくなっていることに気付いた.
コンビニのATMで読み取りエラーとなり現金を引き出せなかったのだ.

BROMPTONの甘い罠~誘惑のT

磁気不良を疑い,銀行のサイトで再発行を申し込んだ.
意外なほどあっさりと再発行.後日,その新しいカードで無事に現金を引き出せた.

キャッシュレス社会である.
そしてクレカ本体でなく,スマホのウォレットで決済することが多い.
ほぼ財布に入れっぱなしなので,磁気不良の原因に思い当たるフシがない(経年劣化?).

昨夏,ライド中に財布を落としたと思い込んで大パニックになる事件があった.
十数キロ,汗だくで探しまくった.
結局,Kazchariの勘違いで家の中で発見できたが,あんな経験は二度としたくない.
そこで,某メーカーのカード型トラッカーを購入.
財布に入れておくことにした.

もちろんiPhoneの「探す」機能で追跡できる.
使い捨てではなく充電式.
フル充電で最大一年は持つとのふれこみだった.

先日,スマホ側のアプリに充電切れの表示が.
購入後,半年も経過していない.
まぁ,製造から販売までのラグがあるから,初期充電が切れたのだろうと,付属のマグネット式充電コネクタを接続.
電源につなぐと本体の青色LEDが点滅を始めた.

「うん? これってなんのサイン? どうなったら充電完了?」と,説明書を読むがどこにも説明がない.
メーカー公式サイトで検索してもわからない.どういうこっちゃ.

ただ,この調査過程で同製品が回収対象になっていることを知った(思い出した).
しかも「充電コネクタの磁気が強すぎて,クレジットカードの磁気不良を起こす場合がある」だと!
もしかして,こいつか,犯人は!

そう言えば購入時,商品説明に”対策済み”とかなんとかそんな文言が記載されていたような気がするが,完全に忘れていた.
これはメーカーに再確認やな.
対策済みの製品を買ったはずだが,直営店でない限り,不良品の初期ロットが混ざっていた可能性も無きにしもあらず.
まずはAI(Gemini)に相談してみるか.

Gemini「はい.その可能性はあります.トラッカー裏面にあるシリアルナンバーを確認してください」

はいはい.えーと...ナンバーの印字が小さすぎて読めん! まずは写真を撮って拡大してと(とほほ).

Gemini「そのナンバーですと,初期ロットである確率が高いです」

なんと!
AIの回答を丸々信用するわけではないが,一度メーカーに問い合わせてみるか.

同製品専用の回収窓口があった.
電話してみる.

なにか,こうとっかかりからやる気なし&高飛車な態度(声質から判断).
時系列にクレカの磁気エラー,充電インジケーターの件,購入日を説明,そして交換もしくは返金対象にあたらないのか?と質問.
シリアルナンバーによる確認方法についてはAIで調べたと伝えた.

そこで返って来た答えが冒頭の,

「お客様,その購入時期なら問題ありませんよwww.AIで調べたんですよねwww」

である.
正直,カチンときた.
充電表示にしろ,シリアルよるロット番号確認にせよ,どこにも記載がないからAIで調べたユーザーに対する態度か?

食い下がるKazchari.

「いや,だから発売時期だけなら在庫の都合で初期ロットが混ざることもありますよね? なのでシリアルを今から言いますので調べてもらいたいのですが?」

で,その返答.

「いいえ,シリアルナンバーは必要ありません.発売時期だけでわかります」

と,なぜか根拠も示さず頑な.
埒が明かないとはこのこと.

まず保証期間内である.
謝罪後,一旦回収して調査しますぐらいの対応が順当では?
もし,旅の途中でこのクレカ1枚しか持っていない状況であれば詰んでいる案件である.

ちなみに「充電完了サイン」についても「確かに説明書に記載がないですね.わかりませんwww」だそうな(怒).

これ以上話しても無駄と判断し,電話を切る.
このオペレーターもマニュアルに基づいて話しているだけなのだろう.
なにせ回収窓口なのだから.

昔からこのメーカーの製品は複数購入している.
愛用者と言っても差し支えない.

ただ,振り返れば結構な割合で不具合が発生していたような気もする.
覚えているだけでもワイヤレスイヤホン,トランスミッター,別のトラッカーが短期間で使えなくなった.
こちらが根拠もなく,勝手に「ここは信頼できる」と幻想を抱いていただけかもしれない.

そして今回の「塩対応」である.
もうええでしょう.

この疑惑のトラッカーを金輪際使わないことは元より,今後,このメーカーの製品は二度と買わないと決めた.

クレカ再発行から,本日まで約3週間.
今のところ無事に使えている(磁気破壊は起きていない)のは不幸中の幸い.
オペレーターの言う通り,手元のトラッカーは対策済みの製品なのかもしれない.

しかし,だからといって「シリアル確認すら拒否した不誠実さ」が消えるわけではない.
むしろ,こちらが真摯にデータ(シリアル番号からの懸念)を提示しているのに,それを鼻で笑うというのはどうなのだろう.

今思えば,安さや便利さに目がくらんで,不具合の多さに目をつむってきた.
でも,ユーザーをバカにするようなサポート体制こそが,企業の『真の品質』なのだと気づかされた.

以上,あくまで個人の体験&感想です.
このカスタマーサービスの対応が適切なのかもしれません.

BROMPTON(T)な新アイテムを導入しての早春美瑛ライド

2026/3/14 Sat

Here comes Spring!

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:2 ℃,湿度:76%,体感温度:1 ℃,風速:9.0 km/時,風向:NNW

朝から快晴です.

とは言え,まだグラベルは走れないのでMTBTopstoneの出番は尚早.
ロードは...たぶんDi2の充電要.

とりあえずリアラックを装備した「PPくん」こと「BROMPTON P LINE」の試走を家の周囲で行う.
内外装ギアチェンジも問題なし.このまま梱包して九州の宿へ送りましょう.

BROMPTONの甘い罠~アドバンスローラーリアラック編

となると,先日デビューしたばかりの「黒金くん」こと「BROMPTON T LINE」しか勝たん(単に乗りたいだけ).

奇跡の一日!BROMPTON T LINE シェイクダウン!

前回の走行は純正のフラペだったが,黒金くんには新たにピンディング(SPD)を用意した.

iPhone15 Pro

ペアで280gは片面SPD最軽量.
これぞ走りの「T」に相応しい.

合わせるシューズも九州旅に備えて新調.

これまではBONTRAGERのSPDシューズを長距離ブルベやグラベル走行,台湾や四国一周などの長旅で使用してきた.
どちらかと言えばレース系.性能は文句なしなのだが,いかんせん固い=歩きにくさがあった.
そこでよりカジュアルなこいつに以前から目を付けていた.

ただし,ヨドやAmaでは¥14,000付近をうろうろ.
なかなか手が出なかった.

ところが,新春セールなのか,TOKYOlifeさんで¥10,000ちょいになっているのを偶然発見.即ポチした.

iPhone15 Pro

ただし,ヒモ式は扱いが面倒なのと,ペダリング中にほどけてしまうリスクを考慮して『Lock Lace』に交換.

これが大正解.
BOAのワイヤー式に劣らぬフィット感である.

定番のソールも入れる.

BROで使う前にまず通勤の歩きで使ってみた.違和感も問題もない.
チャリ旅にちょうど良い.
以前からメットにしろシューズにしろ,ジロ製品は日本人体型と相性が良いと言われている.同意.

つーことで10時過ぎ,ハスラーに黒金くんを積んでいつもの美瑛町体育館へ.

iPhone15 Pro

陽は出ているものの風があって割と寒い.
いつもの冬用インナーに長袖起毛ジャージ,その上に今回3つ目の新アイテム「ROCKBROS」の起毛ジレを投入.

意外にマイナーな秋冬用ジレ.
これが実に素晴らしい商品で,スタートからゴールまでずっと着用.
ちゃんと3分割の背中ポケットもある.
”どうしてこれまで使わなかった”レベルの逸品.

Amaだと¥4,500ほどだが,「アリエク」だと¥3,000を切る.
玉石混合のアリエクだが,これまでの購入経験からすると,「ROCKBROS」「TWTOPSE」「IN BIKE」は当たりだと思う(自己責任で).

iPhone15 Pro

スタート.
ペダルもクリートも新品のSPD.
最初は外れなくて慌てた.
あわててアジャストを一番緩くする.すぐに慣れた.

ところどころ,雪解け水が道路を流れる.
フェンダーレスの黒金はあっという間に泥だらけ.
まぁ,軽量化とカッコよさには代えられぬ.ぐぬぬぬ.

iPhone15 Pro

本日はいつもと逆コース.
まずは新栄の丘を登る.
天気が良いうちに見たい風景がある.

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フロント周りの装備.
これまたKazchari一推しのROCKBROSのドリンクホルダー.

ゴツく見えるが絶妙な大きさ.
マジックテープも服につくとヤバいレベルで強力.
750mmのボトルがすっぽりと入り,なおかつポケット内にハンドポンプ他を余裕で収容.
こいつもアリエクだと少し安い(ジレほどの価格差はない).

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そしてお馴染みの某製品のパク...ではないレックマウントの「Ride On Bag」

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

実は本ブログで,最近一番アクセス数が多いのがこの記事だったりする.
気になっている方が多いようだ.
本家の方は持っていないので比較できないが,特に問題ありません.
使い勝手良好です.
いわゆるフロントポーチと違って樹脂&金属パーツが多いので重いことと,防水性がないことぐらい(重要).

「BROMPTON P LINE」での運用だと追加で以下のパーツが必要.

「T」だとステムホルダーをGoProマウント仕様すれば装着可能.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

BROと言えば,フロントのキャリアブロックに付ける多種多様なバッグが便利なのだが,見た目&空気抵抗の問題から普段のライドではなるべく付けたくないのだ(BROのIDを否定?).

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丘を降りて拓真館へ.
トイレを借りる.
相変わらずインバウンド客が多い.
写真よりもシラカバの小道が人気なようだ.

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また少し登ってダウンヒル.
上半身はジレ,耳の防寒はバラクラバで.
こいつらが不要になるまで後少しかかりそう.

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この見事な直線道路は道道966号と並走し白金温泉に向かう道.
絶景だ.特に晴れの日は.

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途中で左折して”例の農道”に向かう.
美瑛白金サイクリングロードはまだ通行不可.
全面開通には後1,2週はかかるかも.

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緑の橋を越える.
ここから見える美瑛川はやや青味がかっている.
「青い池」と同じ成分.

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さて,例の農道入口である.
冬期通行止めだが,先日温泉サウナ帰りにハスラーで行けるところまで行ってみた.

残雪の丘,独り占め.BROMPTON P Lineと巡る春待つ美瑛

果たして今日は?

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雪で一車線がつぶれている.
坂の途中の風景が美しい.

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ここが終着点.
畑じゃありません.道の上です.

2週間前と特段の変化なし.
ただし「黒い融雪剤」の散布が始まっている.

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登ってきた道を戻る.
さっきとは別の場所で停車.

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ここから美瑛市街までは下り基調.
ロードバイクとそ遜色ない走りの黒金くんである.

ただし,アリエクで¥5,000の「3Dプリントサドル」との相性はイマイチかなぁ.
他のチャリだとちょうど良いのに(納沙布1200完走実績あり).
なんだかんだで直立気味のBROだと,もう少し柔らかい方がいいかもしれん...あぁサドル沼が口を開けている.

iPhone15 Pro 卒業式の準備

つーことでデポ地の体育館に無事帰還.

黒金をハスラーに積む...って,おっと,その前にシートポストにボトルの水をかけて泥を落としておかないと,前回の二の舞に...

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アルミ製シートポストのすり傷はこのペンでだいぶごまかせた.
フェンダーレス化最大のデメリットだな.

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先ほども書いたが,今回投入の新アイテムでは,この裏起毛ジレが最も活躍.
サイズ感,デザインも悪くない.
今後は良い相棒になりそうだ.

昼食はセイコマでホットシェフの親子丼.
その後は,「2026年第10のサ活」で,馴染の「白金温泉パークヒルズ」へ.
これでサイクルスタンプラリーの景品でもらった優待券を使い切ったぞ.

寒風ライド後のホンモノ温泉はありがたし.
ただしフロントデスクに不穏な掲示が...それは4月から値上げのお知らせ.

サウナというコスパ最強の趣味すら徐々に奪われゆく.
寒い時代だと思わんか.

サイクリストのツーリングマップル活用法~紙か電子か

2026/3/16 Mon

原点回帰

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「〇〇一周」といった目標がない今回の九州旅.
どこに行くのも自由な分,そのルーティングをAIを使って作成中.

BROMPTON九州ライド再考 ~山より海かも~

気分や天候,その他もろもろの事情で予定は未定.
そんな時のために,昔ながらのアナログ情報も活用することにした.

そう,ツーリングライダーのバイブルこと昭文社の『ツーリングマップル』を久々に購入したのだ.

ちょうど2026年改訂版が3/13に発売とグッドタイミング.
その昔,ネットがなかった頃のオートバイツーリングと言えば,このマップを使っての旅が定番だった.
Kazchariはこのサイズからの愛用者.

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確かオレンジ色の関西版が初本だったような記憶.
日本全国あちこち旅したので,地方版が出るたびに全部そろえていった.
現在,旧版で手元に残るのはこの「北海道1989年版」のみ(記念品).

縮尺が1/280,000なので,本州版と比べるとページあたりのカバー面積がとんでもなく広い(距離感が狂う)
ほぼ幹線道路の情報しかない.
字が小さくて読めん(それは別の理由では)
印象的なのは鉄道網.今ではほとんど残っていない.
価格は¥1,000.

1/200,000の新版(今のサイズ)になってからも,渡道するたびに購入.
しかし,旭川に越してきてからは逆に購入・使用頻度は激減.
最後に買ったのは2021年版である.

サイクリストにもこのマップの愛用者は多い.
キャンプ場で会った若いサイクリスト達は,とにかく食っていたのが印象に残る.
1日の走行距離を尋ねると「120kmぐらいっすね」との返答に驚愕したものだが,まさか数十年後にそちら側にジョブチェンするとは...

つーことで,そのツーリングマップル,現在は紙版と電子版(kindle)がある.

荷物の減量が重要なチャリ旅.
iPadを持参するので電子版一択かと思いきや,よくよく考えてみると,紙版には「Route!」という連動アプリが期間限定で使えるコードがついてくる.

Route!

あらためて調べると,紙版と同じエリアの地図をスマホやタブレットで閲覧可能.
GPSで自分の現在地がわかる(起動し続ければ走行記録も).
マップの事前ダウンロードも可能なので通信費やバッテリーの心配なし.

そして何よりのメリットは,ピンチで画面拡大できること!
紙版でも反射的に指で広げる仕草をしてしまうのは内緒だ.
ローガンにはこの上ない朗報である.

一覧性の高い紙版を使って自宅で計画し,旅先ではスマホかタブレットで行き先を確認.
この方法がベスト!...という話を,これまでツーリングを共にしてきたヨメさんに教えたところそれは良い,との返事.
ただし...裏表紙を見せると,

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ヨメさんが茶を吹いた.
驚愕の¥3,000越え
ちなみに2025年版は¥2,530だった.世知辛い.

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昨今,富貴堂,宮脇,未来屋など次々に書店が撤退していく旭川.
この紙版を買ったのは旭川のコーチャンフォー.
久々のリアル書店での購入となる.
発売日の夕方に行ったら,この「九州・沖縄」版は1冊しかなかった(元々仕入れが少ない).

大量に並ぶのはもちろん「北海道」版.

手に取る.
すっかり買わなくった北海道版だが,今年は特別.
昨年亡くなられた小原さんへの追悼記事が掲載されている.

モンキー125,美瑛のダートとHOKKAIDER BASE

希少車,NX125の話題で盛り上がったなぁ.
本当に気さくで楽しい方でした.
合掌.

BROMPTONの甘い罠~アドバンスローラーリアラック編

2026/3/13 Fri

部屋を片付けてから作業しましょう

iPhone15 Pro

AIにルートを相談しつつ,PPくんこと「BROMPTON P LINE」を旅仕様にカスタムして九州へ向かう試み.
今回は好評(?)の「甘い罠」シリーズである.

昨年の四国ライドでの反省を踏まえ,さらなる改良・進化を続けるPPくん
ずっーと前からモニター画面前にて「こうたやめた音頭」を踊り続けていた純正の「アドバンスローラーリアラック」をついに購入し,インストール作業を行った.

今回の旅はGeminiに自分の脚力や好みを伝え,九州の絶景ルートを提案してもらうことから始まった.

春・九州・BROMPTON~そのライド計画

その過程で思ったよりも荷物(主に防寒具)が増えそうな気配を感じた.
つまり積載量アップが必要.

実は以前からこの「アドバンスローラーリアラック」をYahooショッピングの某店のカートに入れてはいた.
高価な品なので,ポイントアップの日を虎視眈々と狙っていたのだ.
時には「4,000pt」近く付与される日もあったが,ユーザーランクの都合で,肝心の「今回の買い物で使う」が適用されず二の足を踏む日々.

やがて例の「段ボール箱をつぶさなければ預けられない問題」が発覚.

BROMPTONの甘い罠~トラベル前にトラブル発生!?

旅行中に運ぶ荷物が確実に増えそうなので,ラックの購入を決意したが,時すでにお寿司.
先ほどの某店だと”メーカー取り寄せ”のため,出発までに入手できないことが判明したのだ.これは諦めるべきか...

ちょ,待てよ.

BRO直営店,もしくは老舗なら在庫があるかもしれん,とメールで問い合わせてみた.

LIFE with BICYCLE Daikanyama Online Shop

目論み通り!
しっかりと在庫があり,注文翌々日には旭川に到着することがわかった.
これなら試走も可能.
うーむ,ポイントが惜しいけど送料無料だし,ここはカード砲を発射!

で,無事に届いたので自室にて取り付け作業開始!
海外品らしくビニールが分厚い.

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中身はこんな感じ.
本体の重さはアルミ製で340g.
アリエクにはもっと安くて軽いモノもあるが,確実に固定できる専用フェンダーやらホイールがついているのがポイント.信頼性はプライスレス.

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オリジナルのリアフェンダーホイールはダブルに変更済み.
お座り時の安定感ははるかに向上したが,押し歩きは少々心もとない.

iPhone15 Pro

もう一台の「黒金Tくん」に続き,超面倒な内装ギアホイール外し.

BROMPTONの甘い罠~黒金T LINE,実走前にカスタム開始

さすがに方法は覚えた.
これで出先でパンクしても安心だ...が,細かいパーツが多いので,できるだけ修理は避けたい.

iPhone15 Pro

ホイール外しのついでにブレーキーシューもチェック.

iPhone15 Pro

見事にすり減っている.
シマノ互換なので手持ちの新品と交換.

実はBROのような小径車はシューの減りが早いらしい.
原因は以下の3点.

1)ホイールの回転数が多い ⇒ 摩擦回数が多い

2)リムの放熱性が低い ⇒ 高温化により摩耗が促進

3)リムの位置が低く汚れやすい ⇒ 路面の砂,埃,雨水が研磨剤となる

なるほど.
PPくんの走行距離は現在1,950km.
2,000km目安で交換か.

つーことでラック取り付け後,ホイールも戻して完了.

この華奢さで重量制限10kg?(本体とほぼ同じ)
確か,オートバイのXR-Bajaに付けていたオプションのキャリアは5kg制限だったはず.チャリとバイクだと安全基準が異なるのだろうか?

iPhone15 Pro

付属の反射板をPPくんの電池式リアライトに変更.
単4電池2本でそれほど重くないけど,この状態だとカバーを手で外せないのが難点.反射板に戻そうかなぁ.

iPhone15 Pro

お座り状態にして転がしてみる.
問題ないと言いたいところだが,やはりベアリング入りのイージーホイールが欲しいな.
この旅が終わってから要検討.4つ必要なのが痛い.

つーことで,これが九州旅最終仕様だ.
梱包⇒ホテル発送前に試走と荷物のパッキングチェックを予定.

今回のリアラック導入についてまとめる.

【メリット】
- 圧倒的な転がり:4輪大型ローラーで、駅や空港などでの輪行移動が楽
- 折りたたみ時の安定感:転倒や傾きストレスからの解放
- 積載性向上:言うまでもない
- フロントバッグとの分散:フロントに重量物,リアに着替えなどの軽量物

【デメリット】
- 重量増:チャリで340gはやはり大きいかも
- 見た目:実用車っぽくなる
- 価格:純正品の安心感とのバーター

思いつくのはこれくらいか.
実際に走ってみると他にも気づくことがあるかもしれん.

まぁ,ここまで色々といじれるのは,新入りの黒金くんの存在が大きい.

奇跡の一日!BROMPTON T LINE シェイクダウン!

旅の「PP」,走りの「黒金」.
やっぱりBROは複数台所有が大正解!(そうなのか)

えー最後に「BROMPTON P LINEの軽さは維持したい.でも輪行移動を楽にしたいし数泊分の着替えは運びたい」という機動力を重視するサイクリストへ,このカスタムはおすすめです.

iPhone15 Pro 使い道が...

BROMPTON九州ライド再考 ~山より海かも~

2026/3/12 Thu

臨機応変

前回の記事にて,怖いだの,操られてるだのと散々な言われようのGemini
ただ,便利さは否定できないので,いっそ今回の旅で使い倒してみることにした.一蓮托生(手のひら返しにも程がある).

AIが便利すぎて恐ろしい~先読み旅計画への疑問

旅程をさらに見直して詳細を詰める.
やはり何度考えても阿蘇越えが難所.
寒さの他にも「野焼きによる通行止め」の可能性もあると示してきた.

花粉に黄砂に野焼き? どれだけ呼吸器を攻撃するつもりなのだ?
そして宿の少なさ,高さ,取りにくさは相変わらず.

そういや40年ほど前にオートバイで「やまなみハイウェイ」をツーリング中,横風にあおられて転倒した記憶が...確かあの時も3月だったはず.

冒険心がくすぐられるルートだが,どうせ走るなら,別の季節の方が良くね?

つーことで全てをリセットして,別ルートを考えさせてみた.
プロンプトの「鹿児島発着サイクリング」「BROMPTON」「天草・長崎方面」「温泉」「宿代節約」を追加.すると...

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天草〜長崎ルート:美しい海岸線と歴史を巡る「水辺の道」
島々を橋やフェリーで渡り継ぐ、情緒溢れるルートです。

天草五橋から眺める多島美、長崎の教会群、そして島原半島の普賢岳。全体的に海が近く、開放感があります。

標高が低いため、阿蘇ルートに比べて気温が安定しており、3月でも走りやすいのが最大のメリットです。海風はありますが、春の訪れを肌で感じられます。

小浜温泉(日本一長い足湯がある熱い湯)や、雲仙温泉の地獄巡り、長崎市内の銭湯文化など、ゆったりとしたリカバリーが可能です。

天草や長崎市内はアップダウンが激しい(激坂が多い)ですが、距離を調整しやすく、疲れたらフェリーに飛び込めるという「ブロンプトンらしい機動性」を活かせるのはこちらです。

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おっ,なんだかこっちのルートの方が興味でてきたぞ.
フェリーの乗り継ぎも面白そうだし,最近,自転車系インフルエンサーも阿蘇以外を推し気味(地元観光協会のプッシュか)

せっかく北海道を出るのだ.寒いのダメ.絶対.
具体的な日程は以下の通り.

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【鹿児島発着で天草・長崎 絶景&サウナ巡り 8日間プラン】

Day1: 鹿児島市~阿久根~出水(約100km)
Day2: 出水~水俣~八代~熊本港(約110km)
Day3: 熊本港~(フェリー)~島原~長崎市(約90km)

Day4: 長崎市~佐世保(約100km)
Day5: 佐世保~伊万里~武雄温泉~柳川(約110km)

Day6: 柳川~熊本~三角(約90km)
Day7: 三角~天草五橋~牛深(約110km)
Day8: 牛深 ~(フェリー)~ 長島 ~ 鹿児島市(約110km)

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その日のゴールが都市部になるので安いビジホが取りやすいとのこと.
それにこのルートだと,”みんな大好き”「AZ HOTEL」が点在しているのだ!
四国ライドの時に受けた数々の便宜は忘れない.

BROMPTONな四国一周ライド Day2:四国中央~東かがわ

BROマイスターO西さんによると,どうやらオーナーがサイクリストらしく,我々が望むツボを押さえているらしい.

「部屋へのチャリち込み問題なし」「タイヤを拭くタオルをくれる」「部屋を一階にしてくれる」「朝夕の格安ビュッフェ」などなど.
もちろんKazchariも既に会員登録済みだ(公式が一番安いパターン).

AZ Hotel 公式

ざっとみると,目的地付近の「AZ」にはいくつか満室表示もある.
まっ,直前キャンセルする人もいそうだし,いつもの前日か当日午前に決めるパターンで大丈夫だろう...大丈夫と言って!

実際に「路頭に迷いそうになったら簡単に輪行して別の都市部に移動できるのがBRO最大の強み」というのもGeminiの提案.
海沿いメインということは海鮮料理の美味い民宿とかにも泊まりたいなぁ...

民宿一二海【公式サイト】

どれどれ,ほんじゃ九州地方の二週間天気予報でも確認するか...って,なんだこの傘マークの連続は!?
あ,あくまで信頼度Eだから...(ブルブル)

AIが便利すぎて恐ろしい~先読み旅計画への疑問

2026/3/10 Tue

それでも頼ってしまふ

九州ライドが近づいて来た.
今回はかつてないほど,AI(Gemini)に旅程や服装,見所などについて色々と相談してみた.いや,してしまった.

初期に提案された旅の計画は以下の記事に詳しい.

春・九州・BROMPTON~そのライド計画

やはり「左側に海岸線」は譲れないため,この提案を逆さにして,あらためてSTRAVAでルートを引いてみた.
できたgpxデータをBrytonに転送しておくつもり.

ブルベにおけるナビ~eTrexからBrytonへ

そしてこうなった.

【第一部:天草アイランドホッピングと薩摩路】

Day1:鹿児島市〜串木野〜薩摩川内(50km/535m)
Day2:薩摩川内〜蔵之元〜牛深(フェリー)(60km/722m)
Day3:牛深〜三角(91km/994m)

【第二部:九州の背骨・阿蘇を越える】

Day4:三角〜熊本市〜南阿蘇(75km/600m)
Day5:南阿蘇〜高千穂〜延岡市(95km /1354m)

【第三部:宮崎の海岸線と大隅半島】

Day6:延岡市~宮崎市(88km/328m)
Day7:宮崎市〜日南〜志布志(97km/765m)
Day8:志布志〜鹿屋〜鹿児島市(72km/661m)

距離的には全部100km未満で余裕(たぶん).まっ,予定は未定だが.

Gemini曰く,このルート最大の難所は第二部の阿蘇編
獲得標高はともかく,問題は寒さとのこと.

そこで最適なウェアについて相談.
アッパーは「長袖インナー+半袖ジャージ+ジレ+ウインドブレーカーで適宜調節するつもり」と答えたところ「ダメです.長袖ジャージにしてください」といきなり怒られた.
アンダーは「ビブ+レッグウォーマー」と答えたら,「ダメです.起毛タイツにしてください」と修正.
試しに,先日購入した「SPDサンダルで行くつもり」と言ったら「頼むからやめてください」と懇願された.

シマノ SPDサンダルを導入!旅を快適にする最強の相棒となるか?

てな感じでことごとくクレーム(再提案)されていく.

さらに「ビブは1枚だけにして,毎晩洗えば大丈夫ですか」と聞いたら,「ダメです.パッドをちゃんと乾燥させないと股ズレします.予備が必要です」とのこと.あーうるさい.荷物が増えるやん!

もちろんAIなので感情はないし,回答も極めて合理的.
指示に従えばトラブルに会う確率はたぶん減るだろう.
以前だったら,現地で後悔しつつも創意工夫で乗り切っていたようなことも,転ばぬ先に杖をくれる.

あぁ,なんたる安全・安心感...で済ませていいのか?
完全に洗脳,誘導されているようで恐ろしさを感じる.

そして,この阿蘇エリアには,もう一つトラップがある.
宿代がアホみたいに高いのだ.
ビジホ不毛地域なため,ラグジュアリーなお宿だらけ.
普通に¥30,000~とか...どこの首脳会談?

ゲストハウスのドミで¥3,000~があるっちゃあ,ある.
そやけど,この歳でドミは辛いのだ(落ち着かん).

これまたGeminiに相談したところ,阿蘇に限らず3月下旬の九州はハイシーズン中のハイシーズンらしい.
当初行くつもりだった佐賀の『らかんの湯』なんて,とっくに満室...

ぐぬぬ,そうだったのか.
四国(11月)や台湾(3月)旅では,前日夜か当日昼でもあっけなく宿が取れたので楽観しきっていた.今になって思えば,両方ともオフシーズンやん...

どうしたらいいのー? ドラ〇もーん!
猫型ロボならぬGeminiの回答はこれ.

「まずはGoogleマップを開き検索窓に「ホテル」を入力しましよう」
「適切なホテルが見つかったら,旅行サイトで値段を確認しましょう」
「観光地を避ければ穴場のホテルがあるかもしれません」
「満室でも直接電話すれば部屋を取れることもあります」

あーそーすね,がんばりますか...普通すぎる答えだった(脱力).
なんか,ちょっとAIに頼り過ぎて,何を求めているのかわからんようになってきた.

90年代.ネットがなかった頃,ホテル探しは飛び込みのみだった.
特に外国.
電話予約なんぞできん(ガジェット&語学力の問題).
空港もしくはバスターミナルに深夜到着.
そこから見知らぬ町をさ迷うサバゲーが始まる.
『歩き方』(得てして情報が古い)に載っている安宿に飛び込みで「Do you have a room?」と聞きまくる.
断られ続け,不安がMAXになった頃,ようやく一夜の寝床を確保する.

どこかに行く,何を見るよりも,旅の行程・経験そのものが目的で楽しみだった.
それを支えていたのが「なんとなるだろうし,最悪,野宿でもOK?」なんて考えていた20代.
そんな楽観思考,若いから,怖いモノ知らずだからできた.
挙句,睡眠薬強盗にヤラれたりしたけど(黒歴史)

そんなKazchariも近年は便利インフラのせいで事前計画を立てまくって,できるだけ失敗しないようになってしまった.

効率を求めるならAIの利用は最強.
しかし,旅の本質は「迷うこと」「困難の克服」,そして「達成感」にあったのではないか?
誰かに準備された予測可能な旅に,本当の感動はあるのだろうか?
便利さの代償に,何か恐ろしいほど大切なもの(時間や充実感とか)を差し出しているのではないか?

とは言え,今さらネット・スマホなしでの旅は考えられない.
チャリは自由なのに自由じゃない感あり.コレナンダ?

折衷案はないものか.
国内であればハスラーで車中泊しながら移動.
これで気温や荷物,宿の心配はなくなり,費用も抑えられる.
そしてハイライトスポットだけをチャリで楽しむ...あれ,結局コスパ,求めてね?

ああ,自己矛盾.
まっ,ほっといても何かが起こって,脳細胞をフル稼働させる瞬間はきっと来るだろう.それを楽しもう.