『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』対策にライトを新調~URBAN2とFR500

2025/8/8 Fri

ライトがいっぱい

iPhone15 Pro

今回も『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』の準備ネタ.
夜間走行,つまりライト編である.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

ブルベ趣味あるあるで,家にはライトがごろごろ転がっている.

ブルベ用ライトについて(フロント編)

ブルベ用ライトについて(リア編)

中には相当古いモノもある(この記事も5年前)
つまり,内蔵バッテリーの劣化が心配.
最近は一周まわってバッテリー式より電池式の方が良いような気もしている(明るさはともかく).
特に今回は休憩所でのコンセント争奪戦が...

さてさて『納沙布岬1200km』の走行計画を前回アップした(時々アップデート中).

『納沙布岬1200km』の走行計画を立ててみる

90時間の長旅である.
当然だが夜間走行は避けられない.
レギュレーション上,フロントライトは2灯必須(点けるのは1灯で可).

まずは”信頼と実績”のこの2つが選ばれた.

iPhone15 Pro
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いつものブルベ(200~400)で大活躍.
ローモードで夕方~朝にかけて確実にもつ.

今回はこれらに新人をプラスして4灯態勢で臨む.

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まずは,前回のブルベで落下⇒崩壊した『CATEYE URBAN』に代わって,実店舗限定販売の『URBAN2』を購入.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

iPhone15 Pro
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旧モデル同様,単三2本仕様.
光量はアップしているが,メインにはならずあくまでサブ.
日中のトンネル走行時に手軽に使用.
夜間はヘルメット上に移動させるつもり(少し重い)

CATEYE URBAN2

最大の利点は電池ケース固定方法の変更.
旧モデルのスライド式からねじ込み式になった.
防水性が向上している.はたして頑丈さは?(落としすぎ)

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もう1つはこれ.

RAVEMEN FR500

新製品『RAVEMEN FR500』だ.

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一世を風靡した『FR160』の正統進化形態.
上下面ともにGarminマウントがあり,サイコンとの重ね装着やステーからの吊り下げなど,自由自在のレイアウトが特徴.

特に初代の『160』はインフルエンサーに配りまくったのか,あちこちで検証動画を見た.それに釣られてKazchariも購入.

チャリのデイライト~RAVEMEN FR160

ただし,160ルーメンだと暗すぎて夜間走行には使えない.
Topstoneファットに装着し,グラベルや雪道走行時に日中点灯させていた.

誰もが思ったはず.
このデザインや便利さのまま光量とバッテリー容量がもっとアップすればと...
その声を受けて発売されたのが『FR300』(たぶん).

RAVEMEN FR300

最大200ルーメンとなったが,まだ暗い.
ただしこのモデルから,サイコンへの給電機能が実装された(スマホへの供給はダメ)
一時期,購入を考えたが...スルー.

そして満を持して登場したのが『FR500』である.

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名称通り,一気に500ルーメン化.
あくまで非常用だが,フロントライトしても使えるようになった.

点灯持続時間はローの150ルーメンで6.5時間と実用レベル(メインにはならない).
ただし照射角度の問題がある.
ライトとして使う場合はステーの角度を下げる作業が必要.
これは面倒.

よって,Kazchariとしてはサイコン(ナビ)への充電機能に期待.
現在ナビとして利用しているのが『Bryton S500』

ブルベにおけるナビ~eTrexからBrytonへ

iPhone15 Pro

『S500』の最大稼働時間は公称24時間とされている.
400ブルベまでがちょうど良い.

万が一,充電切れになった場合,ステー下のこいつはかなり頼りになる.
短いUSB-Cケーブルが付属していて,接続時の見た目もスタイリッシュだ.

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充電時は「先にサイコン(ナビ),次にFR500の順」らしい.覚えておこう.

Kazchariはこの『FR500』をAmazonではなく,先行販売していたAliexpressにて約¥6,000で購入.

もちろんAliには色々とリスクがある(らしい).
初期不良時の対応などを気にする人はAmaが良いだろう.

以上の新人2台は今度の『納沙布』がデビュー.
活躍してくれるとええね.

リアライトは伝統のCATEYE「OMNI」「TIGHT」

キャットアイ TL-LD155-R OMNI 5(LEDテールライト)テールライト 526-10185 レッド(リア用)

キャットアイ(CAT EYE) テールライト TIGHT KINETIC TL-LD180K

単四式なので,PCで電池ごと交換.
もしもの場合はコンビニへGo.
そうそう,「OMNI」は輪ゴムかテープで蓋を止めないと.

まぁ,今回の『納沙布岬』では他にも色々と買ったり考えたりしたが,残りは”終わってから”(完走後とは言ってない)記事にする予定.

ただ一点,知恵と工夫だけではどうしようもないのが天候.

“BROMPTONマイスター”O西さんの(昨日の)分析によると,4日間の開催中,ひどい雨はなさそう(10~20%).気温も低めで(〜27℃),酷暑走行は避けられそう.むしろ道東の冷え込み(14℃程度)が心配.

防寒具なんぞ積むスペースないわ!
いざとなったら「ジレ」+「ウインドブレーカー」+「レインウェア」で対処する所存.

予断を許さない状況だが,がんばれ”自称”晴れ男! 福毛もついている!

※ 8/14 17:53 85時間47分でゴールしました!

激闘の詳細は後日.

BROMPTONな〇〇〇を落として大パニックライド

2025/7/2 Sat

幸運か悪運か

晴れ時々曇り.温度:27 ℃,湿度:75%,体感温度:28 ℃,風速:9.3 km/時,風向:SSW

午前中はTopstoneでDHバーテストライド.

Topstoneな長距離ブルベに備えてDHバーテストライド

良い感触を得て帰宅.
シャワーと洗濯後,プロテインを飲みながら一息つく.
陽が落ちて涼しくなった頃(そうでもないが),もう一件,チャリ関連の用事を済ますことを考えた.

通販で買った我がBROMPTON

「そういや防犯登録してねーや」と,クランカーさんへ行くことにした.
防犯登録は購入した店ではなく,自分が住んでいる自治体の自転車店で加入する必要があるらしい.何かの利権なのか? 知らんけど.

クルマやバイクの自賠責のように義務ではないが,未加入だと色々と困ることがあるそうな.

自転車の防犯登録は必要ない?登録しないと困ることを解説

まぁ,こんなド派手かつレアなチャリを盗むヤツはそうそういるように思えんが,ライド中に職質された際に説明が面倒なので加入することにした.

ちなみに「BROMPTON Paris Edition P-Line」は日本に60台しか入ってきていないらしい.

『BROMPTON Paris Edition P-Line』がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

ガチライドではないので,Tシャツ,半パン,サンダルで出かける.
こういう時,片面フラぺは便利だ.

SHIMANOペダル PD-EH500

登録にはチャリ本体と購入証明書が必要.
料金は¥800で,有効期間は20年.BROなら乗ってそう.

用事終了.さぁ帰るべ.
せっかくだし,往路の幹線道路ではなく川沿いをゆるポタしながら戻るか.

iPhone15 Pro

そうそう,こういう人気のない景色の中をのんびりと漕ぐ.
ハァハァゼイゼイ言いながら激坂登るのはおかしいのだ.
これがBROの正しい使い方だよなぁ.小径車サイコー,ウェーイ!

BROMPTONな雨あがりのカミヒルライド

と,5kmほど遠回りして帰宅無事...と思ったのも束の間.

明日のライドに備えてハスラーへBROを積み込む.
作業中,ふとお尻のポケットに手をやる.
そこにあるべきものがなかった.

財布である.

ま,まさか,落としたぁ!?
サーッと顔から血が引く音がする.

「いや,家の中に置いたかもしれん」と家中を探し回る.
お店でお金払ってぇ,途中で写真撮ってぇ,帰って来てぇ,トイレ行ってぇ,2階あがってぇ,クルマのカギ持ってぇ,ガレージの扉開けてぇ...とそれまでの行動パターンを必死に思い出す.

でも...肝心の財布は見つからない.

となれば,自宅とクランカーさんの間,5kmほどの路上どこかに落ちているかもしれん.
幸い人通りや交通量が少なめの道.
今から戻れば見つかるかも!
...と,期待を込めてファットバイクにまたがる.

♪ スクランブル,スクランブル,緊急発進!(オーレンジャー!)大パニック中

で,先ほどの道を全力漕ぎでトレース.
サイコンこそ装着していなかったが,かなりの出力が出ていたに違いない.
飛ばし過ぎると,落ちている財布(しかも黒)を見逃すというオチもありそうだが,そんなこたぁ頭からすっとんでた.

結局,見つからないままクランカーさん到着.
ご主人に「店先に落ちていませんでしたか」と尋ねるも,そんな都合のよい奇跡が起こるわけがない.

失意のままトボトボと自宅へ向かう.

さて,財布の中身である.
現金は¥7,000ほど.それよりヤバいのは免許証クレカだろう.

自力での発見を諦めて警察に電話することに.
最初は110番.財布を落としたと告げると,管轄つまり旭川署に電話してくれと回される.

Kazchari「あのう,財布落としたんですけど,どうしたらいいんですかね?」

警察の人「どうしたらと言われましても...」

Kazchari「(いやいや,届いてますとか,財布の特徴とか聞くやろ)いや,届いているかなぁと思いまして...」

と,なんかかみ合わない会話のまま,個人情報を告げ,外見や中身の説明をした.
で,遺失届け出番号をもらって「届いたら連絡します.もし自分で見つけたら連絡下さい」で手続き終了.
たぶん...出てこーへんやろなぁ...誰かいい人に拾われてくれたら,とひたすら願う.

実はKazchariが財布を落とすのは人生二度目である.
30年ほど前にオートバイを運転中に落とした.
届け出後,連絡あり.
中身(¥10,000ほど)は抜かれていたが,免許証やキャッシュカードは無事だった.

そんなポカをまたやらかしてしまうとは...正に痛恨の極み.
にしても,最近はライド中によくモノを落とす.
つい先日もライトを無くしたばかり.

Topstoneな美唄グラベル遠征ライド

家に帰ったらクレカの停止手続きと免許証の再発行申請か...はぁ~
げ,もしかして来週の「納沙布岬1200」もDNS!? ガーン!

帰宅するとヨメさんがいた.
「すまん.しばらくクルマに乗れへんわ」と,いつも以上の早口で状況説明.

「落ち着け」と言われ,もう一度家の中を捜索.
すると...なぜか,いつもの定位置と全く違う場所に,見紛う事なき我が財布が鎮座しているじゃぁ,あーりませんか!

ど,どうしてこんな場所に.
先ほどの一斉家宅捜査では気づかなかったのに,なぜ?

いずれにせよ,歓喜の雄たけびを上げざるをえまい.
人生の軌道が元に戻った.
明日以降の計画も無事遂行できそうだ.

しかしまぁ,なんですなぁ...
これはやはりサイクリングロードで蛇を踏んだゆえの呪いなのか.
そして,それを打ち消したのが「福毛パワー」とでも言うのか?

福毛が生えた

いずれにせよ,スピリチュアルにびびったり,頼るのではなく科学の力でリスクに備えるのだ.
つーことでその晩,Amazonでこいつをポチった.

Anker Eufy SmartTrack Card E30 (充電式紛失防止トラッカー)

セール中やしね.
この値段で安心が買えるなら安い物である(案件か?)

Topstoneな長距離ブルベに備えてDHバーテストライド

2025/8/2 Sat

走り方がTDF

iPhone15 Pro

曇り.温度:28 ℃,湿度:68%,体感温度:29 ℃,風速:7.8 km/時,風向:SSW

いよいよ来週は「ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬」(納沙布岬1200)

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

もう準備やら何やらでバタバタである(そうか?).
別に超長距離ブルベ,いわゆる「RM」が初めて...というわけではない.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)

ただし無事完走したこいつは「N2」方式.
完全なフリーライドだったのでブルベというよりに近い.

全てがフォトチェックで,109時間5分内にゴールすれば,1日何Km走ろうが,どこに泊まるか自由.
結果,毎晩8時頃には宿に入り,洗濯や入浴(時にはサウナ)を済ませ6時間くらいは睡眠をとることができた.
何よりもスマホやサイコンなどの充電し放題が助かった.

今回の「納沙布岬1200」は少々勝手が違う.
100km短い分,制限時間は90時間27分の3泊4日.
この間にPC兼簡易宿泊所が4か所設けられている.
個人的にホテルを取られる方もいるようだが,ケチケチKazchariはPCで寝るつもり.
ホテルの様に浴衣で寝るわけにはいかない.
それに電源の取り合いも予測される.

ドロップバッグで送るモノなど,今になってあわてて走行計画を立てているのだが,考えることが多すぎてアタマ爆発しそう.

そんな中,迎えた土曜日.
まず向かうのは,「納沙布岬1200」で使う「Cannondale Topstone」の購入先「はっとりスポーツ商会」さんである.
初回点検以来すっかりご無沙汰.
トラブル前に各部をチェックしてもらいましょう.

iPhone15 Pro

出発前にアルミ製のDHバーを装着.
「オホーツク1300」ではDOMANE,およびファットでブルベに出走する際に使用.

UPANBIKE 自転車レストハンドルバー アルミニウム合金エアロバー クリップオンバー TTバー

そのままではなく,一時は本気で参加を考えていた「Paris-Brest-Paris;PBP」のレギュレーションに合わせて先端をカット.
握る面積が短くなったが,特に支障はない(現在,長さ制限は撤廃されている)

DHバーの何がいいってポジションのヴァリエーションが増えること.
手のしびれ軽減や肩周囲のリラックスは元より,ケツ圧の分散=痛み軽減も期待できる.
もちろん空気抵抗軽減=巡航速度向上も大きい.

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デメリットとしては重量増,およびハンドル周りがごちゃついて,ライト類のレイアウトに困ること.
もちろんフロントバッグも装着できなくなる.

それでもメリットの方がはるかに上回るな.BROMPTONのM字ハンドルは辛かった...

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

iPhone15 Pro

フロントバッグが付けられないので代わりにフレームバッグを用意.

アールニーゴーマル(R250) 防水フレームインナーバッグ ショート グレー

ボトルゲージが1つ使えなくなるので,ツール缶をダウンチューブに移行.グラベルロードのダボ穴万歳である.

無事に「はっとり」さん着.
2年ぶりの点検である.予約済みなので作業スムーズ.
各部増し締めの他,「フロントディスクローターの歪み調整」「Leftyサスにエア注入」「変速調整」をしてもらう.

ワイヤーが切れて使えなくなってしまった「ドロッパー」は後日修理してもらうことにした(サドルバックを付けるので今回は不要).

さて,調整も済んだところで早速試走.
DHバーゆえ,鷹栖~比布のド平坦エリアを目指す.

と言いつつ,良き脇道があれば入り込む.
完璧な夏の風景だ.暑過ぎるけど.

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ほぼ田園しかないエリアなので直線だらけ.
路面(路肩)もそれほど荒れておらず,DHバーポジションの調整にぴったり.
気分はもう「走り方がツール・ド・フランスなヤツ」である.

「ツール」と言えば,今年の大会も終わってしまった.
毎回ロスに襲われるのだが,今年は何故か...そうでもない.
こう思う要因は,おそらく絶対王者ポガチャルに例年のキレがなかったこと.

特に3週目.タイム差がついていたこともあるが,いつものように”無邪気&無慈悲”に攻める姿が見られなかった.
レース後のインタビューも表情が憔悴しきっていて「スーパーハード」と繰り返す.
おまけに数年後(ロス五輪後)の引退を示唆するような記事も出てたりする.

もはやライバル不在,目標不在.
あれだけ強いと「燃え尽き症候群」になりがちなのだろうか?
メンタル面だけでなく,必ず力は落ちて来る.
全盛期に引退する方が美しいかもしれない.

たんなる一視聴者の戯言です.

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このまま走り続けるのも退屈なので目的地を設定.
去年も行った東鷹栖の「田んぼアート」会場が近いことを思いだした.

EMONDAな止まるな!走れ!比布ライド

到着.
今年はやり投げの「北口選手」がモチーフ.

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今年は展望台に登らず.
インバウンドを含め,すんげー人だったので.

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当然だが,止まると暑い.
休憩所らしき場所に自販機が設置してある.
ボトルには麦茶が少し.
ここは塩分・糖分補給を考えて「ソルティライチ」を購入すべく¥1,000の「新札」を投入するも...受け付けてくれなかった.
頼むから新札は元より,Coke-on対応お願いします.
場合によってはチャリダーのタヒ活問題.

iPhone15 Pro

つーことで,腹が減った.
一番近い集落と言えば「鷹栖町」.コンビニもある.
再び直線道路を「ツール・ド・フランスなヤツ」で駆け抜ける.

当初はローソンに行くつもりだったが,ちゃんとした「肉」が欲しくなり,何度目かの「モゥーちゃん家」へ.

モゥーちゃん家

ハンバーガー,チーズコロッケ,野菜ジュースのセット(¥1,200)を注文.

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敷地内にセットしてあるベンチで食す.美味い.
贅沢を言うなら...冷房が欲しい...暑すぎる.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

野菜ジュースの氷を麦茶の入ったボトルに入れる(チャリダーあるある)
これで少しは冷た...もとい,ぬるくなる.

最短路で帰るのは面白くないので,河川敷のサイクリングロード(ではない?)直線路へ.TT練習の続き.

最大の注意はやはり段差だな.
どうしてもブレーキをかける反応が遅れるし,つっこんでしまうとチャリの挙動が不安定.落車したらシャレにならん.

iPhone15 Pro

ゲージツ家(?)が多く住まう嵐山エリアへ.
ほほぉ,ここの道につながっていたのか.

iPhone15 Pro

「アイヌ文化の森 伝承のコタン」資料館にてトイレ休憩.
残念ながら水道水は「飲用不可」表示.

伐採作業中のおじさんから「どこから来たの?」と尋ねられる.

「えーと...市内からです...」

期待外れですいません(そうなの?)
互いに「暑いですねぇ」と言い合って別れる.

で,サイクリングロードの続き.
木漏れ日の中,気持ちよく走っていると,道路に横たわる棒きれ...ではなかった! ヘビだっ!
回避できず牽いてしまう.まぁ,チャリに牽かれてタヒぬようなことはないと思われるが.

おそらく色的にアオダイショウ(大).呪われたらどうしよう...(ここ伏線)

iPhone15 Pro

ボトルの麦茶も心細くなってきた.
暑さも一向に和らぐ気配なし.太陽の容赦ない照りつけが続く.

暑熱順化は十分だろう.戻ろう.
街中のセブンイレブンにピットイン.
「アイスクリーム」「梅系炭酸」「麦茶」を購入.ガブ食べ&飲み.

それもそのはず.
直射日光とは言え,Garmin様の表示は...

iPhone15 Pro

驚きの50℃越え!
一大イベント前に壊れるのだけはヤメテ.

最後に河川敷に戻って,家まで快走.

iPhone15 Pro さすがに登れません

TTポジション,だいぶ勘を取り戻してきた.
1200km,走るだけなら問題なさそう.後はちゃんと眠れるか,だな.

さーて,早めに家に帰ってきたし,夕方涼しくなったらチャリ関連の別の用事を済ませるか.

...彼(Kazchari)は,この後待ち受ける災難をまだ知らなかった...(続く)

Topstoneをいよいよチューブレス運用!~ GRAVEL KING X1 40C

2025/6/27 Fri

tightrope walking

iPhone15 Pro

話は少々過去にさかのぼる.
かねてより計画中の「Cannondale Topstone Carbon2 Lefty」のアップデート.

進化するTopstone~on & off

要するにグラベル用NEWホイールのセットアップである.
パーツが全てそろったため,吉田輪業(ヨシリン)さんに作業をお願いした.

(1)リアのハブが12速用なので,これをKazchariのTopstoneに合わせて11速用に交換.つまりスポーク組み換え.

(2)チューブレス運用のため,リムテープを貼ってもらう.

依頼内容は以上2点である.
作業を依頼してから約1週間.
ちょうど「当丸コースター」走行中に,ヨシリンさんから「できました」メールが届く.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

さらに1週間後の6/22の朝,引き取りに出向いた.
店長さんこそ不在だったが,バイトのkaba3他,スタッフ多数.

いかんせん,初のチューブレス化である.
組みあがったホイールのセットアップを,許可を得てお店の駐車場で行わせてもらうことにした(すみません).もしわからんことがあったらすぐに聞けるしな(大正解)

いただき画像
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

必要なパーツ,工具は持参したつもりだったが,タイヤレバーを忘れたので借りる.
ディスクブレーキローター,スプロケは問題なくはまった.

ただし,フロントタイヤだったかな?
通常の手押しポンプではビートが上がらず(話が違ーう),kaba3に頼んでコンプレッサーで一発ポン!

さぁ,いよいよシーラント注入!...と思いきや,スタッフの方から「しばらく放置して,タイヤとリムがなじむまで待った方がいいですよ」とのアドバイス.こういうのがありがたい.

つーことで,店頭青空作業はここで終了.
その昔,プラモデルを模型店の店先にて速攻開封⇒製作した思い出がよみがえった.

この日は帰宅後,スリックタイヤ(無印グラキン)のままのTopstoneで近所をゆるポタ.

で,新ホイールの方は室内で4日間ほど放置.
時は来たれり.
いよいよシーラントを注入.
これまたアドバイス通り,風呂場にて裸で作業(失敗すると飛び散るらしい)

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

1つのタイヤに半分ずつ(60ml)入れる.
ふう,無事にはいったぜ.

今度はシーラントをホイール内に万遍なくいき渡せるため,くるくる回す.
ちなみに参考にしたのは,すくみずさんの動画.

さらに1日放置.
グラベル・イベント前々夜に,手押しポンプでエアを入れる.
ここで要注意なのがバルブの位置.
(6時位置)ではなく,上(12時位置)でエアを入れること.
でないとシーラントが溢れるらしい.
フロントのリムテープは,前の持ち主が使っていたものそのままだったので,シーラント漏れがないか心配だったが問題なかった.

これらの数々のトラップ(留意事項)を乗り越え,ようやく完成!

さぁ,いよいよ実戦投入!

では,ここでトータル費用を計算してみる.

【ホイール】
「DT Swiss G 540, 700c, 28h, 24mm inner width, tubeless ready」: ¥32,100(フリマにて購入)

【リアフリーハブ】
「SHIMANO FH-TC500-HM」:¥5,915(Amazon)

フリーハブ 8-11s 142/28 スルーブラック FH-TC500-HM ディスクブレーキ CL

【リアスプロケット】
「SHIMANO CS-M8000-11S (1/2x) 11-42T」:¥11,055(Yahooショッピング)

SHIMANO CS-M8000-11S (1/2x) 11-42T (GRX 1x) ICSM8000142

【フロントディスクローター】
「SHIMANO SM-RT76 6本ボルト ナロータイプ」:¥5,089(Amazonマケプレ送料込み)

シマノ SM-RT76 6本ボルト ナロータイプ

【リアディスクローター】
「SHIMANO SM-RT70 センターロック ナロータイプ」:¥4,558(Amazonマケプレ送料込み)

SHIMANO ディスクブレーキローター SM-RT70 センターロック ナロータイプ ISMRT70

【タイヤ2本】
「Panaracer グラベルキングX1 2025年限定色 ハニーバター 700×40C」:¥9,253(Amazon)

Panaracer グラベルキングX1 2025年限定色 ハニーバター 700×40C

フレームカラーに合わせて,タイヤもイエロー.
アスファルトを走ると黒ずんでくるのだろうか?

【シーラント】
「Panaracer シールスマート120ml」:¥770(Amazon)

Panaracer チューブレス用 シーラント シールスマートEX 120ml

数か月ごとにつぎ足す必要があるらしい.

【スポーク組み換え工賃】
¥11,000(リムテープ代含む)

合計:¥79,740

元々考えていた,カーボンホイール完組購入プランと比較すると半額以下?

【オリジナル完組み】Cannondale Topstone Carbon Lefty 専用カーボンホイール作りました!

まぁ,ホイールの素材はアルミで変わらないので,軽量化にはなっていない.
ロード用とグラベル用,その切り替えがラクになっただけ.

だがそれがいい.

ただ部屋の中が大変なことに...

iPhone15 Pro

進化するTopstone~on & off

2025/6/5 Thu

オンオフリョウヨウ,モンダイナイ

iPhone15 Pro

お気に入りの黄色い「Cannondale Topstone Carbon2 Lefty」

ヒルクライム,グラベル,ブルベにと様々なライドシーンをそつなくこなす万能チャリ.正にオールロード

Topstoneな幌鹿峠・春の幕開けサイクリング

Topstoneな音更周辺グラベルライド

特に先日の「BRM524美瑛の丘300」では,標準の44Cブロックタイヤから,無印グラキン35C,つまりスリックタイヤに履き替えたところ,ロードバイクに引けを取らないパフォーマンスを見せてくれた.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その0)

秋になってブルベシーズンが終われば,再度ブロックに戻して紅葉グラベル探索でもと画策していたが,タイヤ交換が意外に面倒くさい.

TopstoneなBRM518桂沢200(その0)

それにグラベルタイヤのチューブレス化も試してみたい.
そこでオン-オフの換装を容易にするために,もう1組,ホイールを購入することを考えた.

だがしかし...

ここで問題となるのが,言うまでもなくLeftyフォーク,つまり特殊形状のハブである.
Cannodale独自規格ゆえ,まず社外の完組みホイールは入手困難かつ選べない.

となると,Kazchariのスキルはさておき,パーツを入手して「手組み」という手段に頼らざるを得ないのだが,そもそも純正ハブの単品売りすら常時行っているわけではないようだ.

まぁ,Cannodaleの場合,昨年「日本法人撤退」というゴタゴタもあったしなぁ.

まぁ,そんな感じで「Leftyハブの完組みホイール」がどこかで入手できないかと,日々ネットサーフィン.

やっと見つけたと思ったら...

【オリジナル完組み】Cannondale Topstone Carbon Lefty 専用カーボンホイール作りました!

高価だがかなりの理想形.
購入するつもりで問い合わせたところ,残念ながら対面販売しか行っていないとのこと.
東京まで行く? それはさすがに...

ところがである.

先日,何気なく検索した「lefty ホイール」に某フリマの出品が反応.
なんと!Topstoneから外した前後ホイールの中古品が出品されていた.

もちろん,フロントハブはLefty用だ.

前後アルミリム単体の出品で¥32,100と,高すぎず安すぎずなかなか微妙な値付け.Kazchari閲覧時のタイミングで16時間前に出品.

上記のY’sロードさんのホイール(ただしカーボン)¥12万だと考えると格安とも言える.
少し悩んで,こんな機会はなかなかないと,大昔に登録したidでログイン,思い切って購入した.到着まで一週間ほどかかるようだ.

もちろん,ホイールだけではチャリに組み付けることはできない.
リアスプロケットディスクブレーキローター,それにタイヤを別途購入する必要がある.

運良くAmazonタイムセールも近い.
ここで買いそろえることにしよう.

とりあえず,タイヤの候補はグラベルキングの「X1」
2025限定カラーに「ハニーバター」がある.
我がイエローのTopstoneにあつらえたかの様なぴったりの色合いである.
サイズは40cのブラックサイドで.

Panaracer グラベルキング 2025年限定色 ハニーバター 700×40C

チューブレスにするならシーラントも必要かぁ.わくわく...と,喜んでいたのも束の間,ある重大なミスに気付いた.

購入したホイールが付いていたのは,おそらく2024年モデルのTopstoneだろう.出品者さんも「昨年購入した」と書いている.

KazchariのTopstoneは2022年モデル.
何が違うって,コンポのGRXが11速から12速に進化していること.
つまりリアハブの形状が異なるのだ.
つまり...ポン付けできない?

この疑念を晴らすため,ネットでいろいろ調べまくる.

結論.

購入したホイールについている12速用ハブは「SHIMANO FH-TC500-MS」
こいつはKazchari号の11速コンポ「SHIMANO GRX800」には取り付け不可!

なんてこった,パンナコッタ.

や,やっちまったか.

これは改造が必要.
コンポを最新に変えるわけにはいかない.それこそ大出費.

となれば,11速に適応したセンターハブを用意するしかない.
ネットの情報やAI(Gemini先生)を使って大調査.
とんでもなく多くの種類,仕様のあるハブから,最適解を発見!

フリーハブ 8-11s 142/28 スルーブラック FH-TC500-HM ディスクブレーキ CL

似たような形式名だらけで困る.
届いた後は,当然だがセンターハブ交換のためスポークの組み換え作業が必要.
そんな技術はKazchariにはない(キリッ)
がんばって,無理やり組めたとしても,振れ取りなどのメンテ道具もない.

直接安全にかかわるパーツだし,ここは素直にショップに頼むかぁ...つーことで,先日「ヨシリン」さんに出向いた次第である.

モンキー125,爆盛りツーリングからのEMONDAでカロリー消費ライド

後日,フリマで買ったホイールも無事届いた(ちゃんと美品でした)

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Amazon他で買った残りの必要パーツも次々に着弾.

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これでオンもオフも,用途・状況に合わせて快走可.
何より新しいホイール&タイヤで,グラベルを駆け巡る日が楽しみだ.

モンキー125,爆盛りツーリングからのEMONDAでカロリー消費ライド

2025/6/1 Sun

2x2生活の極み

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晴れ.温度:23 ℃,湿度:40%,体感温度:24 ℃,風速:10.7 km/時,風向:N

本日も快晴.
「疲れないヒルクライム」探求のためにカミヒルでも,と考えていたが,突如,家庭の用事ができた.

その用事が終了次第,カミフに向かうプランもあるが,出先の駐車スペース確保が怪しいので,久々にモンキー125を引っ張り出し,そのままツーリングに出かけることにした.
たまには海が見たくなるのサ ♪ LONLY WAY~

9時頃,任務終了.

国道12号に乗っかり,深川経由で留萌へ向かういつものルート.

ヘルメットにはインカムを付けている.
一時期はAmazon Musicを接続して,音楽を聴きながら走ることが当たり前になっていたが,最近はかつてのように風切り音エンジン音をBGMにすることが多い.
これもデジタルデトックスの一環か.決してギガ節約のためではない.

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なぜか”みんな大好き”碧水のセイコマまで来ると腹が減る.
おにぎり,紅茶,見切り品のグミを購入.
後から思えば,ここで腹に何かを入れるのではなかった...

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行き先を選定.
「サウナイキタイ」を立ち上げる.
そう言えば,以前から気になっていたのが,小平のトンネル手前にある温泉施設『ゆったりかん』

ゆったりかん公式サイト

ちゃんとした温泉のようだ.
それに食堂のメニューが美味しそう.決定.

幌糠から道道550号を使ってショートカット.

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交通量ほとんどなし.
写真で見るとすっかり初夏.

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途中で気になる林道入口を発見.
しっかり10%の斜度標識まである.
クライマーの血が騒ぐが,今日はオートバイ.
調査として登ってみますか.

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これはこれは,なかなかの斜度と絶景.
最近舗装したてなキレイな路面で文句なし.
どこまで続くのだろう?(Google先生にも載っていない)

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行けるところまで行くつもりが舗装終了.
とは言え,まだまだ続きそうな工事半ば.
Topstoneなら探検案件.

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おっと,今日の主目的は海とサウナである.
そのためのモンキー・ツーリング.
引き返して道道を爆走.

小平町内から海岸沿いの国道232号へ接続.
すっかりツーリング中のオートバイが増えた.

目的地の『ゆったりかん』着.
やはりオートバイは早いな.

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日帰り入浴,オトナ¥500.安い.
現金のみ.
新札(ウメコ)が使えなくて両替を頼む.

カギが壊れていてほとんどのロッカーが使えなかったが,何があった?
オートバイ時はプロテクタ,インナー,ゴツイアウターなど装備が大げさなので脱着が面倒.
小さなロッカーに無理やり押し込む.

客は少ない.見たところ地元のおっちゃんばかり.
カラダを清めて,さぁ,サ活

室温計は100℃を指しているが,それほど熱さは感じない.
10分経過.
水風呂広めでベネ.
残念なのが外気浴不可.露天なし.惜しい.

つーか,せっかくの海沿い温泉なのに,遮蔽板があって洗い場からも浴槽からも海が全く見えない.
実にもったいない.
東川の『きとろん』もそうだが,なぜこんな作りなのだろう?
「外から絶対に覗けないようにしろ」みたいな条例があるのだろうか?

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

3セット終え,湯につかって出る.
腹が...少しだけ減っている.
オートバイやしなぁ,あまりカロリー消費できていない.

館内の食堂に行く.
食券購入タイプ.
さすがに海鮮物は高くて予算オーバー.
そのボタンの下に「おすすめ」なのかやたら主張してくるメニューがあった.

「BIG チキンカツ丼」

おお,旨そうだ.で,値段は...せ,千円? 安い!
反射的に購入してしまった.

すると,Kazchariのすぐ横にニヤニヤとたたずむ店員さんが立っていた.

店員「こちらのメニューですが...」

Kaz「(売り切れかな?)はい?」

店員「全部食べきりますと入浴券をプレンゼントします.それに食べきれなくてもお持ち帰りできませんけど,よろしいですか?」

Kaz「そ,そんなに多いんですか?」

店員「1.5kgありますので(ニッコリ)」

なんと,知らずに爆盛りを注文してしまった.
出てきたのが...

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見た瞬間に「これはムリかも...」と絶望.
頼んだ以上,食べないわけにはいかないのでチャレンジ.
味はまぁ,普通.
さほど脂っぽくないのが助かる.
しかしながら,カツだけならともかく,ご飯の量が多い.

海を眺めながら,テレビを見ながら,マイペースで黙々と食べ続けるが...

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本当に申し訳ない.
ここでギブアップ.
茶碗一杯分のメシとカツを三切れほど残してしまった.
6月以降は食中毒の危険があるので持ち帰り不可らしい.
もったいない...
米不足が騒がれる昨今,とんでもないモノを注文してしまったと反省.

言い訳するなら,もしロードバイクで来てたら余裕で食べきれたはず.

ちなみにこのキャンペーン,6月一杯やってるそうな.
挑戦者求ム.

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と,むちゃくちゃ後悔しながら帰路につく.

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自宅近くのガソリンスタンドで給油.
これだけ乗っても消費したのはわずか3.5リットル.素晴らしい燃費だ.

帰宅すると,なんとヨメさんが夕食は焼肉だという.
こ,これはキツイ.

そこで,過剰に摂取したカロリーを消費するため,また,楽過ぎる休日で不完全燃焼なため,16時からEMONDAで出かけることにした.

昨日のライドで試してみたくなったサドル1cm前方移動は実にいい感じ.
常にフロントハブが見えるポジション=前荷重がやりやすくなった.

サイクリングロードを旭川駅まで走る.
駅を過ぎると人影が減る.
気を抜いて走っていると,草むらからおじさんジョガーがいきなり飛び出してきてビビる.おいおい.

藤棚を発見.

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ちょっと見頃を過ぎたかな.ややくすみ気味.
途中でサイクリングリロードを降りて『ヨシリン』こと『吉田輪業』さんへ.
アルバイト中のkaba3がいたので近況報告.

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今日の目的は店長さんにとある依頼.
少し無理ある要件だったが,快く引き受けて頂けた.

なぜかネットのレビューはめちゃめちゃ悪い『ヨシリン』だが,知っている者から言わせると完全な誤解/偏見.
自転車のプロショップに何を求めているのやら...

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このまま直帰はもったいない.
ポジションもいい感じだし,寒くないし無風だし...
「もっと走らせろ」と直線番長の「DRIVE HELIX C57」も言っている.

なので,ぐるっと遠回り.
これで今晩の焼肉も楽しめそうだ.

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今日はオートバイとロードバイクの2X2趣味を満喫できた.
同じカラダむき出しの2輪なのに,風景の感じ方が違うな.

どちらにも,どちらならではの良さがある.
要は両方とも楽しい.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その0)

2025/5/23 Fri

ツルツル行こうぜ!

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2019年「BRM720北村300」というブルベに参加した.
獲得標高2013mの比較的平坦なコースである.

この時の完走タイムは12時間59分.
風向きが良かったのか,現状,これが300kmブルベのベストタイムである.

そして2025年「BRM524美瑛の丘300」に参加する.
距離はもちろん300km,かつレイアウトは少し異なるが獲得標高も2048mとほぼ同じ.
ゆえに目標を「北村300」のタイムと同等か上回ることとした.

これには理由がある.

発着点である「滝川ふれ愛の里」には入浴施設がある.
ここの最終受付時間が21時半なのだ.

滝川ふれ愛の里

朝7時スタートなので,13時間で戻れば20時着.
これでゴールすればサウナ3セットも余裕である.

「北村300」DOMANE,つまりロードバイクで走った.
今回は,ブルベマシーンとして絶賛育成中のTopstoneである.

普通に考えればロードバイクの方が速い.

だがしかし.
この5年間のランドヌールとしての成長で,より速く走れる可能性はゼロではない(一方で加齢の問題もあるけど)

そして,今回は念願のブロック⇒スリックタイヤへの交換を試すことにした.
この案,前回の「BRM518桂沢200」の前にも実行しようとはした.

TopstoneなBRM518桂沢200(その0)

この時に断念したタイヤ交換(ビート落とし)は,自転車専用ではない工具を購入したことで,いともたやすく,えげつなく,あっという間に完遂できた.

Pikaさん,情報ありがとうございます!(灯台モトクラシーだな).

SK11 怪力クイックバークランプ M 口開き150mm 締付力80kg SRC-150M

驚いたのが,このクランプ,なんとAmazon注文後翌日に届いた.
都会住みの人にとってはあたり前かもしれんが,(Prime会員に関係なく)北海道だと注文してから3日後に到着とかはザラである.
たまたま道内倉庫にあったのか,航空便に間に合ったのかは謎だが,ここまで早い到着は初.

早速,開封.

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見た目プラスチッキーで軽量だが,その締め付けはホンモノ.
指にマメを作り,2時間格闘しまくったタイヤがあっけなく外せた.人類の勝利だ!

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さて,元のタイヤ,中央部の山まだ残っているが,サイドブロックの根元はひび割れつつある.再利用するかどうか悩みどころ.
それにチューブも太くて重い.そらそうだ,44c用だ.

で,交換するのはもちろん事前に用意していた「無印グラキン35c」「パナの紫」だ!

Panaracer グラベルキング 35c 耐パンク

Panaracer パープルライト TPUチューブ 700/32~47C 仏式 65㎜ 金属製バルブ 超軽量

あー,交換作業前と後での重量計測忘れた.
しかあし,体感で確実に軽くなったのはわかる.

で,組付け作業を開始したが,もちろん,やらかしも発生.
このタイヤ,ほぼスリックにも関わらず,回転方向が決まっているのだ(パターンは関係ない?).

しかも,その目印は極小.

老眼のKazchariはしっかり見逃してしまい,反対方向に組み付けてしまい,作業やり直しの憂き目に...トホホ.
「グラキン」使う方は要注意.

下の写真では(上質な)バルブ留めが付いているが,ネジが切れていない根元の部分がむき出しになるため,結局使えなかった.
このリムハイトだと,バルブ長65mmでも長すぎるようだ.

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で,無事作業完了.
舗装路メインのため,空気圧は3.5Barにした.
なぜか自然に空気が抜けて,いつの間にか2Bar程度になるのはなぜ?

明日は滝川スタートなので,前泊ではなく自宅から直接向かう.
あらかじめ,Topstoneや工具,着替えの類はハスラーに積んでおく.

TPUチューブゆえ,パンクの懸念がなくなったわけではないが,その分「グラキン」は「耐パンク強化」モデルである.

どちらにせよ,もしパンクしたら手だけで外すのは無理なのでDNF確定やな.
ゆえに輪行袋も持参(未使用).

R250 グラベルバイク用 縦型軽量輪行袋 ブラック フレーム/スプロケット/ローターカバー・ダミーローター・輪行マニュアル・12mmスルーアクスル用エンド金具付属

まぁ,今回のコース,家の近くを走るのでDNFはしやすいかも...あっ,クルマは滝川や!

https://ridewithgps.com/routes/50096452より

これで準備は整った.
タイヤ交換の成果はいかに? ⇒ その1へ

TopstoneなBRM518桂沢200(その2)

2025/5/18 Sun

とおりゃんせ,とおりゃんせ

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曇り.温度:14 ℃,湿度:92%,体感温度:12 ℃,風速:10.0 km/時,風向:SE

前半戦はこちら ⇒ TopstoneなBRM518桂沢200(その1)

美唄富良野線を走る.
ゲートを越えたあたりから新しく作られた道となる.
ちなみに冬はまだ通行止め.

ラナさんが何かの事情で停車したので先行する.
以降,ゴール間際までソロでの走行となる.

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今日は交通量が少ない.
確か昨年の開通直後は話題になったような気もするが.

ナビには走行路が示されているものの,脇道もたくさんある.
舗装路が完成する前は,林道が縦横無尽に張り巡らされていたのだろう.
その名残もある.

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長いトンネル突入.
漏水があるのかトンネル内びちゃびちゃ.

これは前回モンキーで走っていた時にも気づいた要注意ポイント.
当然,Topstoneケツもびちゃびちゃ.
やはりフェンダー重要(というのを後の「美瑛の丘300」で思い知ることになる)

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道道の後半は下り基調.
北海道らしからぬタイトコーナーが続く.
そして「炭鉱メモリアル」の映えポイント.

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12時近くになった.
美唄市内にて(PCではないが)ローソンにピットイン.
この先補給ポイントがない.
周辺のコンビニでも多くのランドールが休憩していた.

ローソンと言えばサンドイッチである.
何度目かの「海老カツタマゴサンド」.美味し.

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さぁ,腹も満たされたし出発しますか.
ここからもソロ旅.
風は相変わらずアゲンスト.

菜の花畑があちこちに.
そう言えば「いちめんのなのはな×無限ループ」という”最初にやったもん勝ちの詩”を書いたの誰だっけ? ⇒ 山村暮鳥(大正4年)でした.

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川沿いのストレート.
このブルベ最大の向かい風にヤラれる.
時速は15km/h以下まで落ちた.
辛そうに漕いでいると,歩道のクソガ...じゃなかったお子様たちが走って並走しやがる.嫌味か.

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直線を終えて右折すると,風向きが変わってびっくりするほど楽になる.
面白そうなDIYの小屋キットを見つけたので停車.
これで¥300万ぐらいだっけ.
自宅庭ガレージ(もしくはサウナ),あこがれるねぇ.

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川を渡ってしばらく走る.

【138.1km地点:通過チェック2 道の駅275つきがた】着.

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花壇にタイヤをつっこむわけにはいかず,写真のレイアウトに悩む.
そこへスタッフのT夫さん登場.いつの間に先回り!?

ここの道の駅は「トマトジュース」が有名.
自販機で売っている.
ただし,空き缶を捨てるゴミ箱がない.
持ち運ぶのは嫌なので今日は買わない.

一般ごみはともかく,空き缶回収ボックスぐらい置いたらええのにと思う.
チャリダーのように「捨てるところがないから買わない」という層も一定数いるはず.
売り手も買い手の双方が機会損失では?

道道11号線に入る.
ちょっとしたヒルクライム...っつーか,これって前回の「薄野200」の逆ルート.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

ほぼ登り終了の山頂.
季節が進み,一気に植物類が元気になってきた.
次は...蟲どもの登場か.

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ダウンヒルして「当別ふくろう湖」着.
札幌発着のブルベではよく通る道.
ここまで来ると「もう終わり感」マシマシ.

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だが,この「桂沢200」はまだ難所を残していた.
「Ride with GPS」のマップ上では「未舗装」表示されている部分である.

https://ridewithgps.com/routes/48156158より

もちろん未舗装=グラベルということはありえないが,細くて荒れていることは予測できる.
まぁ,Topstoneならたいていの道はクリア可能だがなッ!ダヒャダヒャ(と,油断してたのでヤラれた)

直線道路,ナビがいきなり曲がれと言ってくる.
指示通り進むと,ものすごく不気味な雰囲気の道.
路面状況はまだマシだが,細い道の両端を黄色いタンポポが覆っている...まるで”あの世”に続いている感.

しばらく進むと,なぜか,田んぼのあぜ道を黒塗りのクルマが数台,ゆっくりと走行している場面に出くわす.
ホンマに現世なのか? ここ夜やったらめちゃめちゃ怖いで.

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そしてはじまる結構な斜度のヒルクライム.
一時は13%を越えた.
クマが出ても不思議ではない.一応ベルは付けているけど.
「この道で合っている?」と疑念がわく頃,山頂らしき場所に到着.
軽自動車が停まっていた.

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ああ,やっぱり少し前までは林道(グラベル)まんまだったようだ.
路面にはしっかり「自転車道マーキング」もある.
そやけど,わざわざこの道を走る猛者,いるのか?

いずれにせよ,ここからは下り基調(のはず).
どこか(舗装済みの)「NISEKO GRAVEL」に似た道.ここからは至高のヒャッハー・タイムのはず!...と思っていた時期がKazchariにもありました.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

ここでKazchari,痛恨のミスをやらかす.
一歩間違えれば,このブルベの完走認定がされなかったかもしれない.

通過チェックに気付かず,2kmほどオーバーランしてしまったのだ.

要因は2つ.

1つはキューシートにある.
基本的にナビ(Bryton S500)を見ながら走っているが,次のPCや通過チェックまでの距離は事前配布のキューシートで確認するようにしている.

Bryton Rider S500 サイクルコンピューター サイコン 自転車用ナビ 地図表示 GPS搭載 タッチスクリーン搭載 無線 ブルートゥース ANT+対応

この「桂沢200」のシート(Excel版)はこれ.

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おわかりいただけただろうか.

通過チェック3の項目に「道の駅」の文字がついていることに.
おそらく,シート作成時にセルをコピー後「道の駅」を削除するのを忘れておられたのだろう.
これが頭に残っていて「次の通過チェックは道の駅か」という思い込みがKazchariに生じていたのだ.

「サイコンの距離は目的地に近づいている,なのになぜ,まだ山中なのだ?」

この不自然さに早々に気付くべきだった.
もしかしたら,出発前のブリーフィング時に説明があったかもしれないが,完全に聞き漏らしていた(伏線回収)

もう一点は軽自動車とのバトル.

この元林道,狭いのに意外に交通量が多い.
降りたドライバーの行動を見ると,どうやら山菜ゲッターに有名な場所のようだ.

通過チェックの手前,順調に下っていると停車していた軽自動車が急に動き出し,こちらは急ブレーキ.
あぁ,せっかくの位置エネルギーがぁ~
しかもこの軽,この後もやたらチンタラ走っている.
そして,いきなり停まる.
そう,正に山菜ゲッターの行動パターンそのもの.

こちらがイライラしているのに気づいたのか,Kazchariを先行させるが,運悪く登りが始まる.逆に軽につかれる.

これが数回繰り返される.
やがて軽は去っていったが,おそらく,このバトルの間に通過チェックを見逃してしまったのだ.

上記2つの要因が重なって,このデッドリーロスに気付いたのは171km地点になってから.目的地を2km過ぎた”下り”の途中だった.

さすがにおかしいと,スマホを取り出し,Google先生に「石狩油田八の沢鉱業所跡石碑」の場所を尋ねてみる.
幸いにも,本当に幸いにも電波が届いていた.
そして2km後方に,その存在を知る.
ようやく「道の駅」が誤記であったことにも気づく.

ここから2km,登り返しかぁ...と一瞬迷ったが”自称”クライマーとしては諦めるわけにはいかーん!
マウントのナビとスマホを入れ替えて,通過チェックを目指す.
途中,前方からやってきたランドヌールとすれ違う.
ありゃ,これ通り過ぎたのバレたか.

で,無事到着.

【169.1km地点:通過チェック3 石狩油田八の沢鉱業所跡石碑】

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うぉーやったぜ.
ミスをなんとか取り戻した.
アドレナリンが出まくっていたせいか,ここまでの道のり,あっという間だった.
個人的「通過チェック難易度ランキング」では堂々の第二位やな.

ちなみに1位はこれ.

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その1)

まぁ,今回はKazchari自身のミスであるが(ちゃんと確認しませう)
そやけど,Kazchari同様,見つけるのに苦労した方が多かったようで,事後のランドヌ札幌さんのSNSでも示唆されてたな.

元の地点を過ぎてリセット・ダウンヒル.
林道終わりかけの場所にある民宿(?)にパトカーが停まっており,やたら物々しい雰囲気.
その後の国道でも,やたらこの現場に向かうであろうパトカーを見たので,重大事件だったのかもしれない(調べたけどわからんかった).

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巨大な石狩川河口橋,巨大な霊園脇を過ぎゴールを目指す.
信号待ち時,後続のラナさんやらTさんと合流.

おお,なんだかんだでラナさん,復活してるやん.ハリボー,恐るべし(たぶん無関係)

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で,市内に入り信号峠をクリアして,ゴールのセイコマ着.

【200.8km地点:GOAL セイコーマート屯田五条店】

Kazchariはプラス4km,余計に走っています.

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ゴールレシート入手のために買うのは,もちろん「ザバスヨーグルト風味ミルクプロテイン」

SAVAS(ザバス) MILK PROTEIN 脂肪0 ヨーグルト風味 430ml×8本 ミルクプロテイン 15g

スタートした屯田西公園駐車場に戻り,完走手続き.

9時間51分.

「薄野200」BROMPTONと40分ほどしか変わらんのはナゼ?

完走メダルを購入し,次のブルベの情報収集.
次週「BRM524美瑛の丘300」,6/7「Flèche」以降の予定は未定.

ただ,本日話を聞いて「BRM614もっと当丸コースター」への参戦を決意.

BRM614もっと当丸コースター

データ上,302kmで「5080m」登るという,グランツール並みの凶悪さである.
あー,これは挑戦のし甲斐あるなぁ.
昨年は雨のせいで”もっと”がつかない「当丸」をDNSしたっけ.

さすがにBROTopstoneだとDNFの可能性も高くなるので,いよいよ”アイツ”をブルベ初投入かな(マジ?)

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数名と「美瑛の丘」での再会を約束し,帰路につく.
「200」の帰りだと,あわてず騒がず温泉にゆっくりつかれる.
向かうはちょうど良い場所にある「北村温泉」
昼間チャリで走ったルートをほぼトレース.これはこれで面白い.

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ただしレストランは宿泊客の貸し切り.
少し遅くなったが滝川の「かつや」で失われた栄養を補給する.

ここ数週やたら走っている国道12号,本日も無事,帰宅できました.
ありがたや.

さて,次は久々の「300」である.
今度こそTopstoneをマグネットコーティング(?)してやる.

TopstoneなBRM518桂沢200(その0)

2025/5/17 Sat

メカ好きなのにメカに弱い

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ブルベの準備は前日から始まる.

まずは機材(チャリ)選びから.
前回のブルベはお試しにBROMPTONで参加.

BROMPTONなBRM506薄野200(その0)

完走こそ果たしたものの,カラダ,特に肩回り(肩甲骨の間)はガッチガッチで痛みすら感じた.
ポジション固定が何しろキツイ.
ブルベ終了後は,定サウナの『ふとみ銘泉』にて,入浴だけして帰宅する予定が,まさかの寝落ちで宿泊してしまった.

ホンマ,ドロップハンドルは実に偉大な発明だ.

そう考えるとマイスターO西さんをはじめ,600どころかRMを走るBRO軍団の方達は超人だ,とつくづく思う.
スピードは関係ないっつーか,むしろ時間がかかればかかるほど辛いと思うのだが.

つーことで,2025年ブルベ第二戦となる『BRM518桂沢200』BROではなく,グラベルロードのTopstoneで参加することにした.
一応,ロードバイクを使わないところがちっぽけな意地(何に対して?).
実績もあるこたぁある.

2024BRM429日高門別200

時々記事にしているが,今夏最大のイベント『納沙布1200』には現状Topstoneで出る予定である.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

Topstoneはフロントシングルでワイヤ引きのシンプルギア,ディスクブレーキで雨でも安心,前後サス付きでボコボコの道内道路も快適であることを考えると実に長距離向き.

ただし,懸念事項も数点あり.

まずは車重.

乾燥重量ですでに10kg越え.
これはまぁ仕方がない.
ヒルクライムレースマシンではないのだ.
転がしてしまえば...まぁ,大丈夫でしょう.
リアのスプロケデカイし.

次にサドル

フィジーク製が標準で付いているがイマイチKazchariのケツに合わない.
長距離は辛い.
「1200」の本番ではセラアナトミカかなぁ...やっぱり.

SELLE ANATOMICA X2

そして一番の問題は...タイヤである.

現在は標準の44cのブロックタイヤ「WTB Raddler TCS Light, 700x44c, tubeless ready」がついている.

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いわゆるグラベルタイヤとしてもサイズ大き目(太目).
グラベルでの走破性に不満はないが,その分,舗装路の“転がり抵抗”とやらも大きいのだろう.

そこで,舗装路を快適に走るために,スリックタイヤへの交換を考えた.
グラベルを走る必要がある時は「MTB」「ファット」があるしな.

で,無印グラベルキング(35c)を購入.

Panaracer グラベルキング 耐パンク

信頼と実績の「グラキン」にすることは決めていたが,何しろ種類が多すぎる.

「無印ってなんやねん!」突っ込みたくなるが,まぁ,いいでしょう.
とりあえずPanaracerによると無印グラキンの「舗装路:グラベル」の割合は「8:2」.
グラベル≒荒れた路面と考えると,実にブルベ向きと言える.

さらに今回は「+」モデル,つまり「耐パンク強化モデル」にし,その重さをTPUチューブで相殺ッ!

Panaracer パープルライト TPUチューブ 700×32~47C 仏式 65㎜ 金属製バルブ 超軽量

か,完璧な計画だ(うっとり).

Amazonで前後分で2個購入.即届いた.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

で,この無印グラキンの性能を『桂沢200』でテストすることにした.
さぞかし,快走できるであろう...と思っていた時期がKazchariにもありました.

時にブルベ前日の土曜日朝9時.
玄関前にてタイヤ交換エリアを領域展開.

初心者の頃はともかく,これまで数々のタイヤ交換およびパンク修理をしてきたKazchari,このTopstoneのタイヤなんぞ,造作もなく外してくれるわ!

...と,格闘すること2時間経過.
元の44cのクソタイヤが全然外れない.

しかもこの日は季節外れの猛暑(30℃近い)で汗だく.

何をどうしようと,タイヤのビートが全く落ちないのだ.
空気を完全に抜いて,親指で押しまくり,足で踏んでも,タイヤレバーを挟むスキマができない.
しまいには親指にマメが爆誕.めちゃめちゃ痛い.

ラチが開かないので,Google先生で「MTB タイヤ交換」を検索.

確かに動画がたくさん出てくるが,どいつもこいつも手順を紹介しているだけで,あっさりとビートを落としレバーを差し込んでいる.
それができんのだーッ!

文字情報はどうか,とブログを検索.
有益情報をいくつか発見.

・ タイヤを足で踏んでビートを落とす
・ タイヤをもんで柔らかくする
・ ドライヤーで温めて柔らかくする
・ 石鹸水をたらしてすべりをよくする

などの方法を発見.
上記を全て試してみるが...結局は手で無理やりこじる必要があるのは変わらん.やはりレバーは入らない.

今さらショップに持っていくのも何だし,今回のブルベでのテストはあきらめることにする.

ちょ,待てよ.

これって,ブルベの最中にパンクしたとしても,チューブ交換できないっつーことやん!
Topstoneは新車購入後3,300kmを走破.
プライベートは元より,数々のグラベルイベントに参加してきたが...これまでよくもパックしなかったことよ.

急に怖くなってきたゾ.

と,心配しても仕方がない.
今回の『桂沢200』はブロックタイヤのままで参加となった.

いつもの札幌発着ブルベ同様,前泊入りのため『ふとみ銘泉』に向かう.

到着後,サ活.
夕食も館内で.

iPhone15 Pro

「ホルモンラーメン」と「白飯」でカーボローディング...って,味はともかく少量すぎて全然足らん! しかも高い.
やはり外の『なかむら』で食べたら良かった.

コミックコーナーへ.
もうじきアニメ第2シーズンがスタートする『その着せ替え人形は恋をする』
6巻からとのことで,続きを読む.

その着せ替え人形は恋をする 6巻

うむ,面白い.
このまま最新刊まで読み切るか,と思ったが,瞼が徐々に重くなってきた.

明日はブルベだ,早起きだ.早く寝ろ.

(その1)へ続く ⇒ TopstoneなBRM518桂沢200(その1)

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

2025/5/6 Tue

行けぇ! オレのBROMPTON!

いただき画像

曇り.温度:8 ℃,湿度:69%,体感温度:7 ℃,風速:6.4 km/時,風向:S

朝の5時.
まだ町は眠っている.

交通量の少ない中,スタート地点を目指すBRO
旭川市民ゆえ,札幌の地理には全く詳しくないKazchari.
スタート地点までの案内はGoogle先生頼り.

気温は5℃くらいかな.
ウェアは昨年同時期の『BRM429日高門別200』と同じ装備,すなわち中起毛ジャージ&ビブである.

2024BRM429日高門別200

もちろんブルベ民の正装,蛍光ベストも忘れない.

TRIWONDER ランニングバッグ

グローブは指出し.
念のため「ノーマルテムレス(黒)」も持参.

防水グローブ テムレス 04advance BK

こいつとジレ,ウインドブレーカー,モバイルバッテリー,電動ポンプを「Ride on Bag」に収納する.
思うところはあれど,このバッグ,ホンマに使い勝手が良い.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

フレーム三角にはアリエクで買った専用バッグ.
中身は予備チューブ,レバー,パッチが入っている.

BROMPTONの甘い罠~バッグ編

昨日,家を出る際に思い付きでR250ブランドのトップチューブバッグも取り付けた.
ぴったり.ここにはエナジーバーを2本収納.

防水トップチューブバッグ2 ハイブリッド レギュラー ブラック R25-R-WPTTUBEC2B Black

フロントライトはParis Edition付属の500ルーメン(キャットアイOEM製)および,サブにOLIGHT「Baton3」を装備.
最新モデルは「Baton4」

OLIGHT(オーライト) Baton 4 Kitフラッシュライト 1300ルーメン

今思えば,このブルベでは「Baton3」しか使わなかった.
トンネル突入時など,走行しながらオン・オフができるのが良い.
小型軽量ながら光量も十分.

リアライトもParis Edition純正ライトに加え,これまたOLIGHT「SEEMEE30」を.日中ライドのため点滅モードで使用.

OLIGHT SEEMEE30 C

新型は電源コネクタがmicroからUSB-Cに進化.
夏の「納沙布1200」用に追加で2本ほど買っときたいところ.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

とまぁ,ウェア,チャリの装備とも普段のライドとほぼ同じ.

問題はパンク時の対応.
12速のBROは内装と外装ギアの組み合わせ.
その結果,リアホイールの構造が複雑怪奇化しているのだ.
一応,修理動画を3回くらい見たのでイメージトレーニングはできている(大丈夫か?)

BROマイスターのO西さんから「事前にリアホイールを外す練習しといた方がいいですよ」と忠告を受けていたにも関わらず...何もしてません.
あぁ,つぶれたリアタイヤを前に,途方にくれるKazchariの姿が見える...

と心配しても仕方がない.ここは「そん時はそん時」精神でサバイブ!

さて,こうしてスタート地点に向かっている途中なのだが,朝食をどうするのか問題が勃発.
既にコンビニをいくつか通過.
落ち着いて食べるためにも,できればスタート地点近くがいい.

大通り公園が近づくと,ようやく蛍光ベストの参加者の姿がわらわらと.
6時少し前スタート地点着.
おお,既にかなりの人数が集まっている.

すぐそばにセブンイレブン発見.
受付前に,ここで出走前のエネルギー補給をすることにしよう.

iPhone15 Pro

ここは定番食である「塩むすび」(消化が良い)×2とコーヒー.
店の前で食べていると,ベストを付けた参加者がやってきた.
ド派手カラーのS-WORKS Tarmacだった.
Kazchari以上の軽装備で,ベストを除けば,普段のライドと見間違うばかり.
そやね,今日のコース,特に前半は札幌在住のガチ勢には定番コース.練習会みたいなものか.

で,2体の立像が立つスタート地点へ向かう.
既にBRO軍団集結中.
KazchariのBROも隣に並べるべきか,声がかかるのか待つのか,不自然な感じで逡巡.
そこで軍団のそばに立っていた女性に「すいません.これって並べるものなんですか?」と変な質問をかましてしまう.
「あっ,ハイ.どうぞ」と,とまどいの返事をさせてしまった.

で,横づけに停車して受付へ.
ブルベカードをもらう.まずは10周年記念バッジをげっと(レアではなく通常版でした)

ここで知り合いのPikaさんやらT夫さんENIWA RACINGのみなさんに挨拶.
BROに戻ると,マイスターO西さんを発見.
いつの間にか我がBROが上段に上げられていた.
どうやら,出走者は上段,下段は応援隊だった模様.
O西さんから「サイドスタンドじゃなくてお座り姿勢にして並べて下さ~い」.
あ,はい.そーすね.ガチャ.

iPhone15 Pro

で,6時30分からブリーフィング開始.
朝里峠下りの縦溝やら,全般的な路面の荒れなど,リスク回避情報を注意深く聞く.そう,今日はパンクするとヤバイのだ.

各自,車検を終えると出発.

iPhone15 Pro

都市中心部からスタートのブルベでは,いきなり超級山岳が立ちはだかる.
そう,信号坂の連続攻撃である.全然スピードに乗れない.

しかし,そこはBROMPTON.
元々シティ・コミューターの側面もあるので,頻繁なGO/STOPもロードバイクほど億劫ではない.SPDペダルだし.

SHIMANO SPD PD-EH500

そしてスタートからしばらくはバラけない.
圧倒的多数のロードバイクの車列に,ちょくちょく入れてもらう.
今回は終盤まで,ロードのみなさんには引いてもらうことが多かった.

「だってぇ~こっちはミニベロですよ~ ロードのみなさんの前に出たら失礼じゃないですか?(テヘベロ)」

と,言いつつも登りになると“坂道スイッチ”が入ってしまうKazchariであった(人のココロとかないんか?)

市街地を抜けると交通量が減ってくる.
アップダウンでは,ロードガチ勢にバシバシ抜かれる.ぐぬぬ.
まぁ,今日はゆるポタ≒ギリギリ隊ペースで走るつもり...と思っていた時期がKazchariにもありました.

iPhone15 Pro

途中の公衆トイレに立ち寄った後は,いよいよ定山渓へ向かう国道となる.
なんだかんだでロードと同じようなペースだな.

決して無理にガチコギしているわけではない.
自分にとって気持ちの良いギアで普通に踏んでいる.
それでいてけっこうなアベレージ.
万能グラベルのTopstone同様,BROMPTONも恐ろしい子!

Topstoneな音更周辺グラベルライド

【25.2km通過チェック1】セイコーマート定山渓温泉店

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通過チェックとなっているが,何かを撮影したりクイズに答えるのではなく,PC同様にレシートが証明となる.
ジェル,他を購入して軽く補給.
体力的にも時間的にもまだまだ余裕ですな.
晴れ間がないので,少し寒い.
みなさんも秋冬の装い.

iPhone15 Pro

ここから温泉街を抜け,札幌国際スキー場-朝里峠への登りが始まる.
前半の山場である.

10分ほど休憩し,信号を渡って温泉街を抜ける.
なぜか先頭となり,小集団を引っ張ることに.

先頭の何が困るって,良い被写体を見つけても急に止まれないこと.
急ブレーキは事故につながるのだ.

仕事の出張で何度か訪れたことのある定山渓温泉.
風格と味のある宿が点在していて,撮り逃しを少々後悔.

おっと,ウェアや装備の紹介で文字数を取り過ぎた.

続きは(その2)へ.