ヒルクライムレース前日~ニセコを堪能(できません)

2026/8/1 Sat

準備非万端?

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曇り.温度:20 ℃,湿度:74%,体感温度:19 ℃,風速:11.9 km/時,風向:S

明日は『第15回ニセコHANAZONOヒルクライム』の開催日である.

【公式】第15回ニセコHANAZONOヒルクライム

もちろん前入り.宿もとってある.
ヨメさんと息子もラグビーの試合があるとかで,それに合わせて5時起床.

Google先生によると,家から受付会場兼スタート地点である「倶知安旭が丘スキー場」まではクルマで4時間半ほど.
できるだけ早く着いて試走したいところ.
昨日のうちに全ての荷物をハスラーに積み込んであるため,7時半には出発できた.

...と,早く行きたいというわりにケチケチKazchariは下道一択だ.

iPhone15 Pro 相変わらず煩雑な荷物

国道12号,275号,337号をつないでまずは小樽まで.
相変わらずスンゴイ人出で渋滞.
国道393を使って赤井川経由にすれば良かったが,給油タイミングの都合上小樽経由になってしまった.

塩谷のセイコマで早めの昼食.
ほっとシェフの「しょうが焼き弁当」

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セイコマPBの新スポーツドリンクを購入するが,これはちょっと...な味.
正直好きではない.
「しょうが」との相性が悪いだけ?(個人の感想です).

少し前に,今上陛下が皇太子時代にマクドのフライドポテトを初めて食べた際,「これは計算された味ですね」と感想を述べられたというエピソードを聞いた.
さすが,やんごとなき方の返しは一味違うなと思ったが,さすがにこれはデマのようだ.公式な記録や事実としては確認されていない.
誰が考えたのかは不明だが,ジョークとして秀逸.

なかなか(いろんな意味で)スリリングな国道5号に入ると倶知安まであっという間.

昨年のブルベやフレッシュ以来の倶知安だが,その時以上に,あちこちで新幹線の工事が進んでいて,めっちゃ走りにくい(う回路多し).
少し前に財務省が「(札幌延伸は)中止すべき水準」と発表した気がするが,やはり「show must go on」なのねん.

まぁ,そんな「影響の輪」の外は気にしないことにして,さっさと受付を済ませましょう.

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今年新設の「小径車・男子」の参加者は17名.
後から聞いた話によると,こうしたガチレースで「小径車」部門がカテゴライズされているのはめずらしいらしい.だからこその目指せ表彰台であるっ!

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受付でいただいたのは「パンフレット」「ゼッケン」「計測チップ」それに大会Tシャツである.

空模様が非常に怪しい.
天気アプリによると「50分後に雨」
目的を持たずにうろうろするのも危険(濡れたくない)なので,極低負荷でコースを試走することにした.

ここを走るのは4度目となる.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

レースはともかく,後者の『もっと当丸コースター』はブルベ史上最凶にキツかった.
小林峠,朝里峠,毛無峠,樺立峠を越えてからのHANAZONOである.
その後もパノラマラインを通過して積丹に抜けてからメインの当丸峠が控えており,ダメ押しに小樽の山岳住宅街(しかも暗闇)
全く正気の沙汰ではない.あまりにヒドイ(ホメ言葉).

まぁ,脳のシステム的には,こういう強烈な体験こそが記憶に残りやすいのも事実.反芻することで強固なモノとなり,やがて美化されていくのだ.

...てなことを思い出しながら,パワメの数値も見ながら登る.
前半の平坦~緩い登攀は「150W程度」で走れというAI様からの提言だが,さすがにそれは緩すぎる.
ちょっと踏むと200越え,少し斜度が上がると300まで言ってしまう.
こういうムラのある出力はよくないだろうと,200ぐらいを目安にちんたら踏む.
うむ,こういうプレッシャーのかからないサイクリングがBROにちょうど良いね.

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大会前日のため,試走チャリダーも多い.
当然,まったりペースのため次々に抜かれてしまうが,ここは自制.
明日に疲労を残さないように抑えましょう.

その最たるものが,ワイスゲートの先には行かない,という選択.
ここから先の激坂区間が勝負所である.
緩斜面でどれだけ足を残しているかがタイムを左右する.
「せっかくだし,ちょっと行ってみても...」と一瞬迷うが,いかんいかんと引き返す.
ダウンヒル中,ポツリポツリと来たので,この判断は正解だったかもしれん.

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例によってリムブレーキの制動力に悪態を垂れつつ会場まで戻る.
正直必要なのかどうなのか疑問だが,車重計測テントがあったのでBROを持参.

自宅でも体重計を使って計測済みだが,やはり8.8kgもあった.

UCI規定は6.8kgなので,まだ2kg減らせるなぁ...って,もはや駆動系しか手をつける場所がない.それは軽量化課金地獄への入口を意味する.

つーことで,受付&試走終了.
今宵はロンリー前夜祭.ニセコを満喫しましょう.
まずは「サ活」だな.

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みんな大好き「サウナイキタイ」で検索する.
行ったことがない場所が出て来た.

【公式】ゆころ温泉

例の高級ホテル街に新しめの施設らしい.
日帰り入浴の料金は¥1,200.まっ,そんなもんでしょう.

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急坂にお高そうなアパートが並ぶ住宅街にポツンと.
外見からはとてもじゃないが入浴施設に見えない.
中身も硬質でオシャであった.

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受付が外国の方なのもあるあるで,日本語イマイチなのか券売機を黙って指さす.へいへい.当然クレカ払い.

暗証番号式のロッカーに荷物をつっこみ,いざサ活
確かに全てが新しい.
客も少な目で快適...と言いたいところだが,先客のおじさん2名が競技関係者なのか,ずーっと,ニセコの世界選手権の話をしていた.
まぁ,それはよいのだが水風呂を長時間占有されるのが困りどころ.
サ室利用の客が困り気味.
Kazchariは時間調整して使えたので,まぁいいでしょう.
もう少しゆっくりしたかったが,団体さんの到着で露天風呂も混んできたので撤収.

ここも悪くはなかったが,これまで定サウナにしていた『いろは』の方が落ち着けるかな.

【公式】ニセコ温泉郷いこいの湯宿 いろは

iPhone15 Pro 謎のキリンオブジェ

時刻は17時.
就寝時間も早めであることを考慮し夕食とする.

レース前のカーボローディングは「高糖質・中蛋白・低脂質・低食物繊維」が最適らしい.
そんなん倶知安の町中で食える?
まぁ,細かいことは考えず国道沿いの『さんぱちラーメン』「味噌ラーメン」「玉子ライス」にした.

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どう考えても脂質・塩分過多だが,スープを残せばOKでしょう.普段から飲み干すことはないし.
ネギともやしは消化に手こずるか.がんばれ,オレの胃!

もちろん水をガブ飲みして,これまた倶知安の定宿である『トリフィート・ホテル&ポッド ニセコ』に向かってチェックイン.

【公式】トリフィート・ホテル&ポッド ニセコ

しかし,ここも高くなりましたな.
調べてみると2023年の秋『NISEKO GRAVEL』の時には¥2,800で泊まっている.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その1)~前泊編

今夜は¥6,300.それでもこのエリアにしては安いけど.

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さて,落ち着いたところでデザートの買い出し.
この宿は「ローソン」「MAX VALUE」併設というとんでもない立地なのだ.

いつも通り「バナナ」「ザバス」,そして「ミネラル麦茶」とレース直前に注入するエナジージェルを購入.
このあたりのメニューもルーチン化してきたな.

21時になった.
さぁ,風呂(大浴場)に入って寝ますか.
ちなみにこの部屋,アコーディオンカーテン(施錠不可)オンリーなので,耳栓アイマスク必須です.

では,明日の勝負のために...ZZZ

ベアフットサンダルは豪脚チャリダーの夢を見るか

2026/7/31 Fri

新鮮? いや,懐かしい

iPhone15 Pro いわゆるギリシャ型

Kazchariはサンダル愛好家である.
さすがに雪の積もる真冬はブーツを履くが,雪解けが進み地面が見えてくる3月末にはサンダルに履き替える.

愛用しているのはKEENのヨギ・シリーズ.

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これまで3足ほど購入.
一応サイズは25cm(M7)にしているが,発売時期によってサイズ感はバラバラのようだ.適当な作りだな.

さて,こんな感じで雪のない期間はほとんどサンダルで過ごしているものの,

初号機は底面がすり減り過ぎて破棄.
履き心地最高の弐号機は,国内外の旅行で使い倒してヘタリが目立つ.
参号機はかろうじて現役.

てな感じでまともに使えるのは1足だけになってきた.

iPhone15 Pro 弐号機裏

そろそろ新しいヨギを...と考えネットの海をさ迷うが,例にもれず価格高騰.
何より限定品のリリースが減って地味なカラーばかりになってしまった.
購買意欲がわくモデルがない.
そのせいかフリマ市場でも新品・中古が大賑わい.

一方で,KEENと並ぶ人気サンダルCROCSが気になる.

クロックス公式オンラインショップ

主力製品はどこででも見かけるクラシックなタイプだが,いつの間にか種類,カラー,限定品,コラボモデルが膨大に増えて,KEENより勢いが感じられる.
こいつが特にそそる.

エコーガム RO クロッグ

クラシックなモデルよりクッション性が大幅に向上.
さらなる追加ソールによってスリップもしにくくなっているそうな.
まぁ,何よりデザインが最&高
商品説明を一度クリックして以来,ネットにつなぐたびに広告が目に付く.困ったもんだ.

とは言え...高い.
こんなただの樹脂成型の塊が定価1万越えとはどういうこった.
まぁ,こうやって悩んでいるうちに脳内で「欲しい」が強化されるのが困りものだが.

一方,こうやってネットで色々と物色していると,CROCSを始めとする「ぶかぶかでフワフワなサンダルは姿勢を悪くする説」も散見される.
特に子供の発育には良くないそうな.

クロックスが身体に与える影響|履き続けると姿勢や足に悪影響も?

類似記事多数.
うーん,確かに前から思ってたけどな.

ちなみにGemini先生に「KEEN(ヨギ)と,先ほどのCROCS(ECHO RO CLOG)では,どちらが長距離歩行に向いているか」と尋ねたところ「前者」という答えが返ってきた.

こうなると止まらない.
「健康に良いサンダル」「長距離歩行に向くサンダル」などをテーマに探索開始.

そして浮かびあがってきたのが「ベアフットシューズ」なるモノ.
いわゆる「裸足感覚」を重視したソール激薄シューズである.
快適さを追求するクッション性とは真逆のアプローチ,俄然興味が湧いてきた.

通常の靴やサンダルとは異なり,歩行を意識するようになる(しなければならない)ことがポイントらしい.

- 足裏全体で着地することににより,クッションの厚い靴では使いにくい足裏の筋やアーチが自然と鍛えられる.
- 歩幅を小さくし,体の真下で地面を捉えるイメージを持つ.
- 背筋を伸ばし,頭頂部が上から引っ張られる意識を持つ.
- 目線はまっすぐ前で胸を軽く張る.体幹を真っ直ぐ保つことで,猫背や肩こりの原因となる前傾姿勢を自然に防ぐことができる
- 腕を軽く後ろに引く意識を持つと,肩甲骨が連動して動き,肩こり改善につながる.
- 足裏全体で大地をしっかり掴んで歩くことで,骨盤が正しい位置に収まりやすくなり,結果的に頸や肩への負担が軽減される.

おお,なんだか良い事だらけではないか.
特に長年,頸こり&肩こりに悩まされているKazchariにはこの上ない朗報.

さらに言うなら,ここはやはり「シューズ」ではなく「サンダル」が欲しい.
値段もお手ごろでお試しにちょうど良さそうなこいつをポチった.

届いたので開封の儀.

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簡易包装.こんなのでいいんだよ.
丁寧なスタートガイド付き.
人気商品らしく,毎年シーズン前には品切れ状態になるとかなんとか.

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ソール厚は4mm.想像よりもはるかに薄い.ビーサンの半分?
Kazchariの足の実寸は24.5cm.
一方で商品サイズは「24」か「25」の1cmきざみ.
少々悩んだが,シューズではないのでぴったりサイズでも問題ない.
つまり「24」にした ⇒ 正解.

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ソール裏面にも一応滑り止め加工あり.
この後の試し歩行では,乾いたアスファルト路面では全く問題なし.
ちなみに別の日,脂まみれの「山岡家の床」では滑って転びそうになった(それはさすがに...).

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ちなみにメーカー保証(?)で8,000kmの耐久性があるそうな(マジ?)

てな感じで本体は届いた.試着も済んだ.だいたいフィットしている.
次は日々の活用だな.

内勤のKazchariの1日の歩行距離(≒通勤距離)はだいたい1,600m(時間にして約20~25分).歩数にして8,000~10,000歩である.
少し短いかと思い,Gemini先生に聞いてみたところ,

「ベアフィットシューズの効果を実感するのに「十分すぎるほど良いスタート量」であり,継続すれば確実に効果を感じられる距離」

だそうな.ホンマか? 根拠は?

- 通常のシューズとベアフィットでの1,600mでは,足裏や足指,体幹にかかる“刺激の密度”が全く異なる.例えるなら,軽い筋トレを毎日1セット確実にこなしている状態
- 週末にまとめて長距離ではなく「平日に毎日必ず履く」方が脳と身体が正しい歩き方を早く学習する.姿勢の矯正には毎日のルーティンに組み込むのが一番の近道

おお,良いことづくめである.
早速1週間ほど実践してみた.

もう初日から接地した途端に感じる地面からの衝撃にびっくり.
極薄ソール越しに,地面のデコボコのみならず,熱さや冷たさもはっきりわかる.アスファルトから草地への変化なんてとんでもない刺激.
無加工の情報が脳にダイレクトに伝わってくる感.

文字通り「裸足感覚」に限りなく近い.
ベアフィットサンダルのキャッチフレーズは伊達ではない.
ようするに楽しいのだ.
そして,この感覚はどこか懐かしさを思い起こさせる...そうだ,小学生の頃だ.

時に197X年.

うちの小学校が特別だったのかどうかは定かではないが,全校挙げて「裸足教育」を実践していた.
校舎内は覚えていないが,少なくともグラウンド,つまり外では裸足で過ごした.
特にトラック(300m)は徹底的に砂や小石が取り除かれ,それこそコンクリなみにカチッカチ.そこを裸足で走り回っていた.
もちろん中には嫌う生徒もいたが,Kazchariはこの裸足での運動が大好きになった.
あまりにもその感覚が気に入ってしまったため,学校から自宅も裸足のままで帰宅して「さすがにそれはアカン」と怒られた記憶もある(ケガのリスク).

まぁ,そんな思い出話はさておき,あの頃の足底から脳天を突き抜ける記憶が蘇った.歩くことがこれほど楽しいとは...

効果を最大限に引き出すための意識の持ち方をさらに探求.

- アスファルトの硬さや自分の足指がしっかり地面を捉えている感覚に意識を向ける.これだけで脳のバランス感覚が刺激されて自然と背が伸びやすくなる.
- 疲れてくると「かかと重心のダラダラ歩き」に戻りがちなので,「歩幅を狭く,フラット着地」を意識する.
- 最初の1〜2週間はふくらはぎや足の裏に,これまで感じたことのない軽い筋肉痛が出る可能性があるが,これはサボっていた筋肉が目覚めた証拠.
- 1ヶ月〜数ヶ月後には足裏のアーチがしっかりしてくることで土踏まずが引き締まり,体軸が安定して「気がつけば肩こりが楽になっていた」「姿勢が良くなったと言われた」という変化を感じやすくなる.

おお,これは期待できる.
そして当然のことながら,Kazchariとしてはロードバイクへの効果が気になる.
Gemini先生に聞くまでもなく,しっかりサイトがありました.

ベアフットサンダル2大巨頭『ルナ』VS『ベッドロック』!自転車にぴったりなのはどっち!?

あー,これは実際にサンダルで”漕ぐ”記事.どちらかというと効果よりも商品紹介か.
ピンディング好きとしては,うちの『ゼロシューズ』でチャリに乗ることは想定していない.SHIMANOの専用品があるし.

壊れる時は一気に~自転車&バイクシューズの寿命とコスパ重視の買い替え術

Kazchariが知りたいのは普段からベアフットを履いていることによるペダリング効果.
ここはやはりGemini先生か.すると...

-「足裏のアーチ」が強化され,踏み込みロスが消える
-「引き足」や「円運動」がスムーズになる
- 骨盤の安定と骨盤前傾フォームの維持
- ペダリングの「左右差・違和感」に気づきやすくなる

おお,良いことづくめではないか!

AIが提示しなかった別の効果として考えられるのが「骨粗鬆症の予防」
自転車は関節に負担のかからない趣味として知られているが,その一方で骨への荷重が少ない分,骨粗鬆症を招きやすいとされる.
ベアフットのクッションなしの骨への衝撃は,その予防になるのではないかと考えている.

チャリはビンディングでカチッと走り,普段の移動はベアフットで足本来の柔軟性を取り戻す.

この組み合わせは,サイクリストのコンディショニングとして非常に理にかなっているのでは.

さぁ,この新習慣の成果は如何?

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モンキー125,9,000kmのオイル交換~自分でいじれないライダーの生存戦略

2026/7/18 Sat

新しい正解

2024年9月29日撮影

モンキー125の走行距離が9000kmに達した.

いわゆる「3,000kmの法則」に照らすと,4度目のエンジンオイル交換の時期が来たことになる.
通販でオイルや廃棄処理キットを買って,自分で作業できないことはないが,各種点検作業を含めショップで見てもらうことにした.

しかし.

モンキーを購入し,長年頼りにしていた馴染みのバイク屋さんが昨年廃業してしまった.
高齢のオーナーが体調を崩し,後継者もいないためらしい.

ありがたいことに廃業前「以降のメンテはこの店に」と別のショップを紹介してくださっていた.
早速,電話をしてオイル交換の予約をする.

うん? 予約?

昔って,オートバイのオイル交換でいちいち予約してたっけ?
思いつきで店に立ち寄ると,ヒマだろうが忙しかろうが「そこ置いとけ.やっとくから」と言われ,店内のバイクを眺めていると,いつの間にか作業が終わっていた気がする.
元々購入した店もそんな感じだった.

時代が変わったのか,店が変わったためか今は予約必須.
店の都合も客の都合も両方を成り立たせるにはベストかもしれないけど,その予約可能な日が1週間後とか...早め早めに行動しないと予定が狂う.

つーことで,その紹介された新しい店に向かった.
店内が非常にキレイで,昔ながらの「狭苦しい油まみれのバイク屋」とは一線を画す雰囲気.
何よりバイク屋さんで土足禁は初めてである.

予約制なので到着後すぐに作業が始まった.
何か1つ部品を外すたびに明確な説明があり,今の時代らしい誠実さを感じる.
缶コーヒーのサービス付きだし.

待ち時間,店内に並べられた国内外の中古車を眺めて過ごす.
懐かしの我が愛車『HONDA V45MAGNA(750cc)』も置いてあった.
マフラー水平出しの後継車やったけど.

それにしても...展示されている車両の価格が異常に安...く感じる.

何と比べてって,もちろん自転車である.
『ZZR』だろうが『ハヤブサ』だろうが,だいたい100万円代.
ハーレートライアンフもそんなもの.
なぜか『セロー』の中古はプレミア価格だったりするけど.

一方,Kazchariの『EMONDA』や,最近買った『BROMPTON T LINE』なんて...ヤメとこ.

ホンマ,モノの値段(価値)は不思議である.

ちなみに現在,国産オートバイで最も高価なのは『HONDA GOLDWING Tour』で税込み385万
で,ポガチャルの世界チャンピオン仕様の『Y1Rs Dura Ace Di2 YSYL』319万..最下位グレード(アルテ)ですら180万とか...

完全に異なる世界線だな.いや,チャリの値段がおかしい.

「いやぁ,オートバイって安いですね」という話を店員さんにしたら「自転車趣味の人って,みんな同じ話しますねwww」と笑われた.

オイル交換とチェーン調整で¥4,500.

タイヤのチェックもしてもらう.
明らかにミゾが浅くなっている後輪はもとより,前輪もひび割れが見られるので交換を勧められる.

安全に直結するパーツである.仕方がない.
ただし,元々ついていたタイ製の純正品(セミブロック)がもはや入手困難.

国産タイヤも特殊なサイズゆえ,選択の余地がほとんどない.
結局オフ向けのタイヤは諦め,IRCのロード用にした.
一時期はモンキーで林道もよく走ってたけど,最近は行く機会もあまりないし,クマ怖いしで,まぁいいでしょう.

モンキー125,美瑛のダートとHOKKAIDER BASE

自転車同様,スリックにすると燃費も寿命も延びるっぽい.

タイヤ代や廃棄代,工賃もろもろで¥37,000ほどになる.
これまた懇切丁寧な説明付き...にしても...オートバイ本体はともかく,消耗品に限って言えばチャリの方が安いかも.
タイヤ交換程度なら自分でできるから工賃いらんしな.

で,後日.
タイヤ入荷の連絡を受けて店を再訪.
早々に交換作業開始.

しばらくすると,スタッフさんがあわてて飛んできて「いやいや,これ見て下さい」と錆びだらけのシャフトを持ってきた.
タイヤの軸にあたるパーツである.
シャフトは磨けばなんとかなるが,受け側のベアリングもサビサビとのこと.

確かに購入後6年経過.
雨中も走ったことがあるので,こうなってしまっても不思議ではないが,所有してきたバイクで,ここまでひどい状況になったのは見た事がない.

「安い125ccだから?」「タイ製の宿命?」「昔のバイクに比べて耐久性が落ちている?」「半年乗らない雪国特有の現象」という素朴な疑問が湧く.

もちろん,部品発注⇒交換をお願いした.
何度も来るのは億劫だが,これまた仕方がない.

メカ好きだけど,いじれない.
自分で整備できない以上,信頼できるショップとの関係構築こそが,長く楽しくバイクに乗るための最も重要なカスタムだと再認識...とキレイに〆たいところだが,最近の状況はさらに変化.

ホンダ,カワサキに続き,ヤマハも大型モデルを専売制に変更するらしい.
つまり「町のバイク屋さん」では小排気量車しか買えない時代になってきている.
その理由は大型=高級オートバイが電子制御部品だらけになって,町の販売店では整備できなくなってきているらしいからとのこと.

高性能化=便利に見えるが,実情はそうでもないらしい.
クルマだけど,この話なんてひどい.

何が問題ってユーザー側に選択肢がないこと.
信頼の機械式が選択できるとか...まぁ,メーカーは用意せんわな.

我がモンキーなんてまだまだアナログに近い.
ちびちび治しながら長く乗り続けられそうではある.
メーカーじゃないといじれないブラックボックスなんてなさそうだ(あるの?)

そう考えると,チャリはまだ自分でいじれる要素がかなり残っている.
e-bikeになるとわからんけど.

還暦のカラダはクラシックカー~血液データが教えてくれる健康メンテナンス

2026/7/17 Fri

全てを可視化せよ

いつの間にやら還暦間近(マジか!)になっていたKazchari.
もはや人生における関心事は健康一択である.

誰かの発言か,それともどこかで読んだのか記憶が定かではないが「臓器寿命50年説」という話がある.
もちろん学術的に証明された理論ではないが,還暦=いわば「メーカー推奨寿命」を超えたボーナスタイムであるという考えである.

たとえるならクラシックカー
古い車ほど,日々の細かなメンテとオイル交換(=血液のケア)がその走りを左右する.

2020年に『Germin INSTINCT』を購入して以来,常に着用しライフログを取り続けている.

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

ライド時の心拍管理「睡眠の質」チェックが便利だが,先日久しぶりにGarminアプリから「パフォーマンス統計」を見てみた.

チャリダーとしてとりわけ気になる項目はやはり「FTP」「VO2Max」である.
Kazchariの基本データは身長161cm,体重58kg.
それを踏まえての現在値は...

FTP:198W(3.41倍)
VO2Max:59

となっていた.
Garminというスマートウォッチによる測定なので誤差はあるが,実年齢を考えると「かなり優秀」らしい.素直にうれしい.
安静時心拍の平均も53なので,典型的な持久系アスリートの心臓とのこと.
まぁ,ポガチャルのVO2Maxは90越えらしいけど(人類ではない)

こんな感じで己の「心臓」と「肺」という我がパーツのデータが可視化されると,維持(場合によっては向上)のモチベーションが上がるな.

さて,機能検査に関してはGarmin様におまかせするとして,成分調査でもっとも手軽でコスパが良いのは「献血」だろう.

人生初の献血は確か20歳頃だったかな.
運転免許試験場にて,大型バイクの免許,いわゆる「限定解除」に6回目の挑戦で合格した日に行った.

その後の献血ライフに関しては以前,記事にしている.

献血とモンベルとベース

それから数年経ち,献血回数は44回に伸びた.
正に定期検査.毎回送られてくる血液データに問題はない.

で,先々月,またしても職場に献血バスがやってきた.
もちろん「45回目」の献血を行うつもりだったが,よくよく考えれば,その明後日にカミヒル練,さらに2週間後に『五能線300』の遠征ブルベを控えていた.

今年1回目のカミヒル参戦!BROMPTON T LINEで挑んだ激闘の計測区間

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

で,念のためにGemini先生に今回献血して良いか聞いてみた.

今回は「絶対に全血献血を避けるべき」タイミングです。明後日の高強度トレーニング、そして約2週間後に控えた400kmブルベを安全かつ納得のいく形で走り切るためには、全血献血(400mL)による血液減少のリスクが大きすぎます。

あっ,やっぱり? その理由は?

1. 明後日の十勝岳への影響:深刻な脱水と低酸素
十勝岳ヒルクライムコースは、道内トップクラスに過酷な山岳ルートです。もし今日〜明日に全血献血をすると、血流量が戻りきらず、強い登坂負荷がかかった瞬間に猛烈な立ちくらみ、急性心不全のような息切れ、重度の脱水症状を引き起こす危険性があります。

2. 400kmブルベへの影響:16日では赤血球が戻らない
献血日からはわずか「16日間」です。血漿は戻っていますが、酸素を運ぶ赤血球の回復率はまだ50%程度です。400kmという超長距離では、後半に身体が深刻な「酸素欠乏状態」に陥ります。脚の売り切れが異常に早くなるだけでなく、脳への酸素供給も滞るため、通常の疲労を遥かに超える猛烈な眠気、判断力低下、平坦でもペダルが回らなくなるハンガーノックに似た極限状態に陥り、タイムオーバーやDNFのリスクが跳ね上がります。

あー,これだけ理詰めで説得されると,今回の献血は見送らざるを得んな(成分献血だとかろうじてOKとか).下手したら〇ぬ.

以前は,チャリのイベント日が近くても特に気にせず献血していなかったがこれからはそういうわけにもいくまい(若さという再生能力).
社会貢献よりも「いのちだいじに」.これはエゴではなかろう.
何せ,もはや交換パーツが存在しないクラシックカーなのだから.

とは言え,老いや衰えといったリスクをいたずらに恐れるのではなく,自身の身体を丁寧に愛で,メンテしながら限界に挑み続けることの愉悦も忘れたくない.
それが充実の日々を過ごすライフハックである.

ドム,刻を越えて~模型人生の軌跡

2026/7/15 Wed

変わる技術と変わらない情熱

iPhone15 Pro

本ブログはほとんどがチャリ関連の記事だが,Kazchariにはインドア系の趣味もある.
時折ネタにしているので周知の事実ではあるが,それはガンプラを中心としたプラモ製作である.

ロードバイクに乗り始めたのが2006年

一方でプラモ趣味のスタートは...6歳か7歳頃?
はっきりと記憶に残るのは,1970年代に販売されていたイマイの『ロボダッチ4箱セット』
同系列のロボが4点シュリンクされて¥300.
おもちゃ屋で購入し,そのまま対面にある銀行の駐車場まで移動.
芝生の上で青空モデリングまでがルーティン.
こいつらは今でも入手可能だ!(もちろんプレ値)

イマイロボダッチ4点パック

やがて,Kazchariは中学生に.
ついにやってきた第一次ガンプラブーム.
あの時の熱狂はエグかった.
ご多分に漏れず,早朝から模型店に並ぶ.

もちろん最初期のガンダムやザクのキットも組んだ.
悪名高い肩関節の「C型パーツ」にはずいぶん苦しめられた.

ブーム真っ只中,苦労して入手したのが『1/144リック・ドム』
定価は¥500だ.

時は『HOW TO BUILD GUNDAM』の影響で改造および汚し塗装の時代.

『How to Build ホビージャパン』を読んだ

こいつの完成は中学二年生の頃.
つまり今から45年前の作品となる.

iPhone15 Pro

パテで胸の厚みを増強.
頭部バルカンの穴を空けて,左手首を新造した.

そして”衝撃の”小説版ガンダムを読んでしまったせいで赤く塗ることに.
もちろんラッカー筆塗りである(水性塗料なんて存在しない)
なんとスカートの白ラインも筆で塗っている.

ウェザリングが一大ブームだった,塗装が剥離して素地のシルバーが見えてる風.今ではまず見ない表現だ.
実に味わい深い.

指揮官機なので当然ツノ付.
後年の公式設定だと赤いドムもツノ無しだが,なぜだろう?

iPhone15 Pro

モノアイはムギ球ではなく発光ダイオード,すなわちLEDに置換.
懐かしの「ニノミヤ無線」にてパーツ単位で購入.
今は現存しない台座の方に抵抗を仕込み,トグルスイッチで発光度を変えられるようにした.中二のオレ,すげー!

iPhone15 Pro

デカールの選択や貼る位置がめちゃめちゃやな.
これが中学生の限界か.

もちろんの現代目線で見るとプロポーションに難あり.
可動も全関節が1軸でポージングどころではない.

だがしかし,それらを補って余りある当時のガンプラに対する思い入れが伝わって来るな.
何より,45年間朽ちていないという事実が驚異的.

その後,高校の合格祝いで「エアブラシ」「コンプレッサー」を買ってもらう.
高校では陸上部に所属し,長距離選手になった(わりとガチ勢).
一方,自宅ではガンプラを含むアニメキット製作を継続.
アウトドアとインドア趣味の両立は昔からやってたな.

大学に進学.
厳しそうな運動会系,チャラいテニスサークル系とも興味がわかず,Kazchariが所属したのは「模型研究会」
当時の文系学生らしく,講義にはロクに出席せずサークルに入り浸るか,バイト三昧の日々だった.
稼いだ金でオートバイツーリングにはまってたか.
この頃はアニメキットの他,戦闘機や戦車,クルマなどのスケールモデルも作ったなぁ...馴染の模型店のコンテストに出品したりした.

この時期の作品は数点を除き,ほぼ残っていない.
大部分が「阪神淡路大震災」の時に棚から落下して壊れてしまった.

ちなみに我が模型サークル,とっくに消滅したかと思いきや,名称が少し変化しているものの,ちゃんと生き残っているのにびっくり.

関西大学模型同好会BLOG

大学卒業後はしばらく模型製作から離れた.
就職に伴い遠方での寮暮らしになったこと,自主退職後は海外を放浪したり,やたら忙しい専門学校に入ったりと,模型を作る時間が取れなかった.

再就職&結婚で生活が落ち着いてきた頃,ガンプラを再び手に取る.
時代は「マスターグレード(MG)」.かつてとは完成度が段違いだった.

これまたMGのガンダムやザクを経由した後,手に取ったのは,やはりドムだった.25年前に作った『MG 1/100 リック・ドム』である.

iPhone15 Pro

正に「ドムのキットにハズレなし」という格言を定着させた神キット.
こいつの発売は1999年.一部パーツ差し替えのリニューアル版が2022年に発売されたが,あくまでリニューアルであって,ver.2ではない.
それほど完成度が高い.

iPhone15 Pro

旧キット同様,赤く塗装.
既に公式設定出てたかなぁ...いずれにせよ色味が気に食わない.
ゆえにMS-06Sに近いカラー,いわゆるシャアピンクにしてみた.どことなく和菓子.

背部にはブームのゴテゴテバックパック追加.
ビームバズーカのマウントラッチ付き.
ベースはクラッシャージョウの「スケートボーイ」

数年ぶりにエアブラシを引っ張り出して,一世を風靡していた黒立ち上げのMAX塗り.

iPhone15 Pro

こいつを完成させたのは25年前である.
旧作とは20年の開き.もはや懐かしさを越えた一つの歴史.

で,先月組んだのがHGUCではなく,ジークアクス版『1/144 リック・ドム』である.

iPhone15 Pro

少し前に比べるとだいぶ買いやすくなったガンプラ.
特に「水星」「ジークアクス」系は店頭でもネットでもダダ余り.
この「GQドム」をはじめ,モノによっては50%オフなど投げ売り状態に...

とは言え,さすが最新フォーマットのガンプラである.
プロポーション,可動性とも改造せずっつーか,どこにもいじるところがない.

せいぜいカラーリング変更しか楽しめないが,いまだエアブラシ環境が整っていないので,成形色仕上げ.
すなわち,つや消しトップコート後,エナメルで墨入れ(ブラック),ガンダムマーカーでシャドウ,水性シルバーで角にドライブラシ.

デカールは貼り忘れた.

鼻詰まりで不眠,ブルベはDNS.心身ともにボロボロな週末に起きた凡ミス

iPhone15 Pro

正面からはともかく,背面はオリジナルデザインとはかなり異なる.
このエヴァ的センス,受け入れられない人が多い=売れないのも納得.
Kazchariは肯定的やけど.

iPhone15 Pro

その異形の最たるものが,3本脚設定.
特に足裏のバーニアの暴力に,集合体恐怖症の人はゾワゾワもの.

iPhone15 Pro

重機動メカっぽくて良い(ドム・ルブ?).
劇中には三連星ならぬ二連星(ガイアとオルデガ)が登場.
昔ならもう一機作って並べないと気が済まないところだが,そんなこだわりはなくなった.

ガイヤとオルデガ機が3本脚なのは,政治家になったマッシュのドムをバラして1本ずつ無理矢理取り付けた,つまり,本来のドムは2本脚...というネット民のオレ設定が興味深い.
そう考えると『シャリア機』が単なるカラバリなのは気に食わない(安かったので買ったけど)

こいつは二本脚に戻し,ニュータイプ用実験機としてジオングの腕,つまり有線サイコミュが取り付けられている...というミキシングでもしょうかなぁ.
ただし,『RGジオング』は肩の軸受けの凹凸が逆なのでポン付け不可.グヌヌ.

てなわけで,20年間隔の刻を越えて集合させた新旧ドムを3体並べてみた.
実に感慨深い.

iPhone15 Pro

それにしても,ドムのフォルムには色褪せない魅力があるねぇ.
各時代それぞれ最高峰の造形.
このペースだと,次の未来の「ドム」を作るのは80歳前後.もしかして遺作?

少年から青年,中年を経て老年期へ.
人生を通して夢中にさせ続けるガンプラ.
チャリとは別方向で,出逢えてよかったと思える一生ものの楽しみである.

ただし,積み(罪)プラが増殖する一方なのが困りものだけど...

iPhone15 Pro これでも一部...

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day3:34年ぶりの再訪!恐山で幻の温泉につかる

2026/6/7 Sun

極上のエンタメ?

iPhone15 Pro

曇り.温度:14 ℃,湿度:86%,体感温度:13 ℃,風速:7.2 km/時,風向:ESE

Day2はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day2:おだってるJAPAN再結集!「AJたまがわBRM606五能線300」奮戦記(その1)

さて,激闘の300ブルベを終えて布団に入ったのは1時過ぎ.
「疲れ過ぎていると眠れない」の格言(?)通り,5時過ぎには目が覚めてしまった.

すかさず全身状態を確認.
最も懸念していた右腸脛靭帯の痛みはゼロ.

どうやらBROMPTONのポジションだと発症しにくいようだ.
昨日苦しめられた肩周囲のコリなど,他の部位の筋肉痛もほぼなし.
己の強靭なボディに感謝する.

6時を待ってまずは朝風呂に.
いやホンマ,ここの宿ええわ~

次に昨日食べ損ねた朝食を.
ビュッフェ方式だが,普通のビジホとは毛色の違うメニューが並ぶ.

iPhone15 Pro

これまた超美味.
安いし,美味いし,気持ちいい.
次回青森に来た際も,絶対ここに泊まろう(ねぶた祭の時は予約が取れないらしい)

外は快晴.
8時過ぎ,青森在住のM山さんにLINE.
一昨日のドライブ中にも相談していた「恐山行き」をどうするかお伺い.

BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day1:雨と海鮮丼と温泉,そして300kmブルベへの序奏

M山さんも体調に全く問題ないとのことで,予定通りに計画を実行することになった.
とは言え,さすがに青森市内からチャリで行くのは無謀.
つーことで,M山さんの軽バンにチャリ2台を積んで恐山に向かうこととなった.

ホテル前でピックアップを待つ.

iPhone15 Pro

さて,その恐山だが,一般的にどのようなイメージを持たれているだろうか.

「ちょっと怖い場所」「死者の魂が集まる場所」「イタコばーさん」あるいは「そんな場所知らん」と言ったところか.

Kazchariにとっては実に34年ぶりの訪問.

昨日の廃業温泉同様,東北オートバイツーリングの時に立ち寄った.

とにもかくにも,その禍々しい雰囲気に圧倒されたが,実は最も印象に残ったのが境内にあった温泉
荒れ果てた岩場にポツンと立つ小屋.それがまさか温泉だったとは.
これまでの人生,数えきれないほどの温泉につかってきたが,その中でも一,二を争う印象深い場所だった.

その日は『薬研温泉』まで行き,隣接のキャンプ場に宿泊.
仲良くなったライダーが「買い出しに行ってきます」とバイクで下山したものの,いつまで経っても帰ってこない.
まさか,彼は幻だったとか...ぞぞっ
と,ビビっていたところ,夜遅くなって”徒歩で”キャンプ地に戻ってきた.
途中のカーブで事故り,レッカー手配やらなんやらの対応で追われていたとのこと.いやぁ,怖かった.

...とまぁ,そんな話をしつつ,M山さんのクルマは一路,恐山を目指す.
青森在住のM山さんですら,恐山に行くのは数十年ぶりとのこと.
地元民あるあるですな.

下北半島に入り国道279号線をひたすら北上.
徐々に天気が怪しくなる.
JR大湊線が並走している.もし単独行なら電車輪行で向かうつもりだったけど,クルマが正解やな.

途中,『湧水亭』という豆腐専門店で豆腐アイスを.

iPhone15 Pro

美味し.

iPhone15 Pro

むつ市到着.
M山さんおすすめのとんかつ屋さんはクローズ.
近くにある別の店に行くが,ここが正解.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

ボリューム,味とも大満足であった.
なんだかものすごくグルメな旅だ.本ブログに似合わん.

むつ市を出て,いよいよ恐山に向かう県道を登る.
森が近い.霧も出て来た.
M山さんの軽バンがうなりを上げる.
半端ないアップダウンが脚を削り...そうな道.

にしても,よりによってこの県道ナンバーはないでしょう.
これも演出の一環?

iPhone15 Pro

ついに,日本最恐と名高い霊場・恐山着.

めちゃめちゃ寒い.霧雨も降っている.
ただ,せっかくここまで来たのだ.
入山前にさらっとポタリングすることにする.
短時間でも走りたい.まるでアリバイライド?

軽バンからBROMPTONを下ろす.
普通にiPhone撮って出しでこの雰囲気.やはり何か違う.

iPhone15 Pro

走ってきた道を少し戻る.

iPhone15 Pro

川が流れ亭ているが,めちゃめちゃ硫黄くさい.
正にタヒのにほい...

iPhone15 Pro

宇曾利山湖

iPhone15 Pro

朽ちた杭が不気味に並んでいる.何これ?

iPhone15 Pro

先程の硫黄臭い川の縁.
不穏な看板が立っている.

iPhone15 Pro

ボコボコと地の底から湧く.
のんびりたたずんでいてよいのか?

iPhone15 Pro

その隣に三途の川.
これはちょっと新しすぎて風情(?)がイマイチ.

iPhone15 Pro

道の脇には石仏像.
ここに登ってくる4号線沿いにもいくつか並んでいる.

iPhone15 Pro

バスでも訪問可能.
ただし本数が少ない.通常は1日3往復.

iPhone15 Pro

入口.
出入り時には,なぜかこの2本の柱の間を通らなければならない圧がある.
横から抜けるとカラダと魂が分割されてしまいそう.

iPhone15 Pro

門の外はだいたいこんな感じ.
晴れを期待したけど,むしろ,このどんよりした曇り空が気分を盛り上げてくれる.

iPhone15 Pro

さて,BROでのライドは終了.
いよいよ入山である.

iPhone15 Pro

大人1名¥900
何気に国定公園だった.
No.422?
5月の開山から一ヶ月ちょいでこの人数ということは1日あたり11人?
少なくないか?

iPhone15 Pro

総門をくぐる.
確かに日曜日なのに人が少ない.だが,それがいい.

山門を越える.
左手に2棟の「古滝の湯」.こちらは女湯である.

iPhone15 Pro

一応,パンフというか冊子をもらっているが,それを眺めながら歩くのは無粋.全力でこの独特の雰囲気を味わう.

iPhone15 Pro

恐山と言えばこれ.
黒っぽい溶岩と石仏.
そして,花の様に生けられたカラカラと音を立てる風車.

風車は入口でも購入可能だが,こうしたプラ製品がなかった時代(開山は1200年前)はどうしていたのだろう? やはり竹?

iPhone15 Pro

一応参拝順路らしきモノはあるが,それほど厳密ではない.

iPhone15 Pro

以前来た時,こんなに建物あったっけ?

iPhone15 Pro

正に“荒涼”というにふさわしい大地.
硫黄臭はそれほどしない.

iPhone15 Pro

境内ではめずらしい緑の多い場所.
崩壊した階段の先に石仏あり.
足の悪いお年寄りがよろよろと上がってきたので「この先,もっと崩れていますよ」と教えてあげたが,余計なお世話だったかも.
”何かを背負って”ここに来た人かも知れぬ.

iPhone15 Pro

スマホじゃなくて,”ちゃんとした”カメラを持参すれば良かった...と思うくらい写欲が湧く.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

現実感がとんでもなく希薄.

iPhone15 Pro

この写真を撮った場所の少し前方を若いカップルが歩いていた.
ここをデートスポットに選ぶとは,なかなか見込みがあるぞ(何の?)

iPhone15 Pro

一通り参拝を終える.
「そういやイタコってどこでやってたっけ?」と探すと,やけにポップな看板を発見.

iPhone15 Pro

「海鮮料理店か!」と思いつつも,建物内では絶賛降霊中だった.

お次はいよいよメインイベントの温泉である.
男湯は先ほどの女湯の道をはさんだ向いにある.

iPhone15 Pro

不思議なことに記憶にある温泉小屋とは明らかに異なる.
いや,確かに建物の形は同じ.
周りの風景が違うのだ.
こんな建物に囲われた場所ではなく,荒れ果てた原野にポツンとあった印象が強いのだが...絵本『ちいさいおうち』的な進化?

少々違和感を覚えつつ,扉を開ける.
先客が4人ほどいた.
うむ,浴槽の形や大きさは34年前の記憶と合致する.

iPhone15 Pro

そそくさとサイクルジャージを脱いで湯につかる.
「熱い,熱い」とM山さんが大騒ぎ.
いや,そこまでは...と思いつつ足をつける.確かに熱かった.

見かねた先客が「水,足せますよ」と蛇口を指さす.
勝手に開けたら怒られそうだが,許可がもらえたので全開.

まぁ,慣れれば...心地よい湯加減である.
ただし,このお湯もまた,かつての記憶だともっと酸性だったような気がしないでもない.

やがて他のお客さんが出て行ったので貸し切り状態に.
ここぞとばかり撮影.

で,もう一度服を着て外に出る.
冷気と霊気が漂う.温泉小屋内がパラダイスだった.

iPhone15 Pro

山門,総門をくぐって外界へ.

iPhone15 Pro

こういう看板があるということは,わざわざ塩を持参する人がいるということか.

言われてみればその通りで,仏教においてタヒは穢れではない.ゆえに”清める”という発想は変.
「塩まき」は神道もしくは日本古来からの習慣.

そういうわけで34年ぶりの訪問.
霊場の圧倒的リアリティと「エンタメ」としての顔を見せた恐山.

「極楽浄土」と「地獄」が隣り合わせの不思議.
「怖い」よりも「圧倒的な非日常」に心が洗われる感覚もある.
「タヒ」を感じるからこそ「生」を感じる.

恐山は決して暗いだけの場所ではなく,残された者が「今をどう生きるか」を考える機会を与えてくれる場かもしれない...と,神妙になりつつ,同時に先日訪れた酸ヶ湯温泉同様,施設が巨大化していることに驚く.
あちらほどメジャー化していないようだが.

また,見た目カジュアルなイタコのギャップ.
バチあたりかもしれんが,実に楽しめた.

青森市内に帰還.
一昨日と本日,わざわざクルマを出してくださったM山さんに感謝してお別れ.
旭川来訪の際には「全力で激坂アテンドします」宣言.

宿に戻って,再度温泉&サウナを堪能.
今宵は一人.
街にでかける気分ではない.
施設内にあるレストラン『ふる河亭』へ.

iPhone15 Pro

「焼うどん」「唐揚げ」.美味し.

さて,今回の青森遠征も大満足で終了.
実に充実した3日間だった.
海峡を渡っただけでまるで外国.
60年近く生きてきたが,やはり日本は奥が深い.

そうそう,後に判明したのだが,恐山温泉には男湯,女湯の他,もう1つ混浴風呂があった.

https://yubito.jp/aomori/osorezanonsen_hanazomenoyu/8413/より

それが「花染の湯」.
Kazchariが34年前に入ったのはたぶんここ.
現在でも周囲に建物がなく秘境感が漂う.
気付かなかった.

てな感じで,念願の恐山ツアーは無事終了.
肩が重いとか,怪異変が起こるとかはなく,今のところ平穏.
いや,何かあるとしたらこれからか...

iPhone15 Pro

Day4はこちら ⇒ BROMPTON(P)な青森遠征ライド Day4:雨の中,青森を去る

鼻詰まりで不眠,ブルベはDNS.心身ともにボロボロな週末に起きた凡ミス

2026/5/30 Sat

正しい判断?

GW頃から続くくしゃみや鼻づまり.
日中はまだマシだが,夜間が辛い.
横になると両方の鼻の穴が詰まり,口呼吸になる.
結果,ノドの渇きで目が覚める夜が続いている.

不眠の夜に~花粉症と戦うサイクリストの鼻詰まり撃退ログ

上記の記事内の対策「鼻腔拡張テープ」「鼻うがい」を実践し,なかなか有効...と評していたが,どこをどう間違ったのか鼻腔内に炎症を起こしてしまったようで,鼻の奥に痛みを感じメガネがかけられなくなるほど.

で,あえなく中断.途中覚醒の夜が何晩か続いた.
ボロボロの体調のまま,己の治癒力を信じつつ『BRM530美瑛の丘300』当日を待つが...
前日,つまり5/29時点での「雨天&強風&寒冷予報」に完全にココロが折れた.

公式サイト経由でDNS連絡を入れる.
これで今年の参加予定ブルベは2回連続でDNSとなった.ぐぬぬ.

月末の300kmを見据え,Topstoneと独り駆けた『風連200』リベンジライド

ちなみに,今回DNSした『美瑛の丘300』も56名中18名DNSという,なかなかのキャンセル率だったようだ.

つーことで,5/30の予定がぽっかりと開いてしまった.
来週末は青森遠征が控えているものの,さすがにチャリに乗る気は起きない.

せっかく空いた時間である.
「もう限界だ,行くね」と耳鼻咽喉科を受診することにした.

そこでの体験がなかなか興味深かった.

1)受診前にネットで診察予約(デジタル
2)受付でマイナンバーカード(現物)を提示し顔認証(アナログデジタル
3)呼び出しは看護師の名前コール(アナログ
4)「シラカバ花粉症」と診断され,診察代をクレカ払い(デジタル
5)隣の薬局で「EPARKのお薬手帳」を提示(デジタル
6)隣の薬局で処方薬を受け取り,料金を払う,なぜか現金のみ(アナログ

てな感じで,受診予約から支払いまでデジタルとアナログのハイブリット状態.
診察料はクレカでスマートに支払えたものの,処方箋薬局へ行くと支払いは現金のみという,現代医療現場の不思議な非対称.

そして,何を今さらのなのが,渡された紙の膨大なこと...
診察後の会計で受け取った領収証明細書クレカのレシート薬の説明書処方箋薬を入れる袋などの「紙の束」攻撃.
「本当にこんなに必要なのか?」という純粋な驚き.

薬本体は仕方ないとして,他のは紙ではなく全部データ化してポータル経由で見れるようにしません? ナフサではないけど,紙資源も大事.

【悲報】自転車用ケミカルが買えない?「ナフサ不足」の深刻な影響

ナフサ不足と言えば,ついにっつーか,とうとう我がもう一つの趣味であるプラモ製作にも影響が出てきた.
そう「塗装用シンナー」がネット,リアル店舗ともことごとく売り切れなのだ.
幸い,ラッカー系,エナメル系は備蓄があったが,水性用がない.

仕方がないのでAmazonで入荷日未定のものを注文しておいた.
これは買い締め行為ではないはず.
自転車用ケミカル同様,この品薄状態はいつ解消するのやら...(徐々にどこが止めているのが明らかになってきたらしいけど)

で,病院からの帰り道.
「DNSの判断は正しかったのか」とのモヤモヤが湧き上がる.
確かに空を見上げても天候は回復していない.
雨は止んだが強風注意報は出されたまま.

SNSを見ると出走者(マイスターO西さん)が走行写真をアップロード.
「本当は行けたのでは?」という後悔と「この天気と鼻づまりで走るのは無謀」という自分への言い聞かせ...

と,まぁ,済んだことは仕方がない.
「こんな日にはサウナに行こう」と気持ちを切り替える.

つーことで,午後から我らが『高砂温泉』に向かう.
前回でサービスカードに15個のハンコが並んだ.よって本日は無料だ.

サ活中は鼻が通る.
極楽極楽.あー,こんな雨と風の中,ブルベなんて出なくてよかったぜ!(無理してる)

自宅に戻って『HG GQuuuuuuX リック・ドム』製作の続き.

今や超不人気キットとなり,在庫ダダ余り.
ネットでも実店舗でも大幅割引で発売中.
最新キットだけあって,作りやすいしカッコええのになぁ(3本脚も抵抗なし)

どう考えても,GQのキットは発売するMSのチョイスや時期がおかしい.
重要機体はプレバン行き,それに人気機体は放送終了後,何か月も経ってから発売って...

今回のドムもゲート処理して素組+部分塗装後,ツヤ消しトップコート.

こちらにはナフサ不足の魔の手は迫っておらず,まだ買える(ちまちま売り切れる).

iPhone15 Pro

トップコートが乾燥したら墨入れとウェザリング...って,何か大事なことを忘れているような...
あっ! トップコート前にデカール貼るの忘れた!

時すでにお寿司.
リカバリは効かない.

仕方がない.
今回はデカールなしで仕上げるか.とほほ.
これもみんな鼻詰まりのせい.
集中力の欠如か,「デカールを貼る前にトップコートを吹く」という凡ミスを犯した自分に深く落胆する.

てなわけで,就寝前に処方箋を服用し,その効果に期待する週末.
「鼻腔拡張テープ」も「鼻うがい」もやめて,結局濡れタオルを部屋に干すという古式正しい方法に回帰.

今日のDNSの代わりに,花粉で一杯の林道(廃道)ライドに明日はGo!(懲りてない)

久々にアニメの感想:『黄泉のツガイ』が面白い

2026/5/29 Fri

これぞ王道

春アニメ『黄泉のツガイ』を最近見始めて,ようやく最新話まで追いついた.

黄泉のツガイ

原作未読組なので,最新の展開は知らない.
あくまでアニメ視聴のみの感想(8話まで)
面白さと既視感と違和感が混ざり合っている.

誰もが思う通り『ジョジョ(3部以降)』『呪術廻戦』『うしおととら』『からくりサーカス』などなど,大ヒット少年漫画の集大成(ジュビロ先生が2作も入っているのがご愛嬌)
それに『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』成分も.

ジョジョの奇妙な犬神家?~『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』

言うなれば「ジャパニーズ・ファンタジーの伝統芸能」という名の王道作品.

一歩間違えば「パクリ」で炎上しそうだが,そこは荒川先生作,Kazchariを含め,世間的にも高評価(うちのヨメさんも観ている).
その理由を少し考えてみた.

【様式美という安心感】

『ツガイ』のような王道ストーリーが好まれる最大の理由は「知識・経験の共有」による安心感だろう.
「ツガイ」を見た瞬間,「スタンド,もしくは個別の能力を持つ妖怪みたいなもの」というルールを即座に理解できる.
視聴者はすぐに物語に没入できるので,ストレスなく展開を楽しめる.
ただし,今後,能力設定を複雑にしていくと,わけわからなくなるけど(「6部以降のスタンド」とか「星間飛行」とか...).

【貴種流離譚構造】

貴種流離譚とは『スターウォーズ』に代表される,実は高貴な血筋だった田舎の若者が,特殊能力を発現させ大活躍.立身出世し故郷に帰る物語を指す.
みんな大好き厨二病.これが嫌いな人はいない.

まぁ,この必勝パターンに荒川弘先生という「一流の画力」「名ストーリーテラー」の味付けが入った.つまらないわけがないわな.

てな感じで,過去の名作をリスペクトしつつも,現代のテンポ感(第一話ラストの衝撃,スピーディだが小出しの情報など)にアップデートしているため,目が肥えた視聴者も「懐かしさ」と「新しさ」を同時に味わえている.

...という定番的な面白さはあるものの,同時に,この作品には他にない強烈な違和感がある.
まだ序盤なので断定は尚早と思われるが,主人公のユルが親しかった村人を惨殺したガブやアサと,ほとんど何の葛藤もなく和解(協力)していること.これが非常に不気味.

死生観が異なる異世界転生物や歴史物,もしくは未来物ならわからんでもないが,あくまで現代日本が舞台(と思われる).
唐突にはさまれるギャグ描写のせいではないが,人の死に対する倫理観が微妙にズレている.
こういうのが気になってしまうのは,Kazchariの脳もいよいよ「ホワイト社会」に侵されつつあるからだろうか.

ただ,荒川先生があえて「ユルという主人公の異常性」を描いているとしたら納得.”まともに見える狂人”ハサウェイに通ずるものがある.

『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』を観てきた

ユルは文明から隔絶された村で育った.
それだけでも現代的価値観とのズレがあっても不思議ではないが,それに加えて狩猟者としても生きてきた.
獲物を殺す彼にとっての死は「悲劇」である以上に「諦念」「ふってわいた理不尽」という野生生物に近い感覚で捉えられている.
幼少期に山賊に殺されかけた経験もそれを補強.
よって,ユルは穏やかで現代的な常識人に見えるが,実は「目的を達成するために感情を切り離して最適解を選ぶ」というサイコパス的な合理性を持つ.

「村人を殺した相手を憎む」ことよりも「自分とアサの真実を知り生き残る」ことを優先する.
この順位の付け方が,道徳ではなく「生存本能」に振り切っているため,従来の主人公っぽくないユルに薄ら寒さを感じる...と解釈するしかない.

いずれにせよ,分かりやすいストーリーと未だ隠されている謎,同時に主人公の特異さが,先を観たいと思わせる原動力になっている.
さすが一流のクリエイターは違う.

楽しみと言えば,同時期の『日本三國』もとんでもない完成度.

日本三國

こちらの感想も後日書きたい.
今年の春アニメは豊作だな.

不眠の夜に~花粉症と戦うサイクリストの鼻詰まり撃退ログ

2026/5/26 Tue

春の試練

iPhone15 Pro

今年は例年以上に花粉症に悩む人が多い,らしい.
Kazchariも苦しめられている.
「鼻を取り外して洗いてぇ」ってヤツだ.

それでも週末は外ライドに出かける.
走っている時はそれほど問題ない.
鼻水は出るものの,それは年中いつものこと.

問題は休憩中およびライド終了後である.

鼻水ダダ洩れ,そしてくしゃみがとまらない.
そして目が異様にかゆい.

特にこの時の辛さは記憶に残る.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

以前は花粉症とは無縁だった.
北海道に越してきてから徐々に症状が現れた.

GWから6月頭ぐらいまでがキツい.
地域的,時期的に「シラカバ花粉」アレルギーが最有力.

今年はさらに事情が複雑.
少し前から,クルマに付着する黄色い粉,そして雨後の道路に見られる黄色いスジが報道でも話題になっている.
これは「マツ花粉」
ただし,こいつはアレルギーを引き起こさないとの情報もある.

まぁ,どっちゃでもええわ.
この辛さをなんとかしてくれ.

その対策としてまずは薬物療法.
病院には行かずに市販薬を試す.

「ツルハ・ドラッグ」でおすすめされたのが,PBの『鼻炎薬TX』
確かに急性の「鼻水」には効果的だったが他の症状には今一つ.
特に「鼻づまり」は改善しなかった.

※ PB以外では成分が一番近いらしい.

この「鼻づまり」のおかげで何より困るのが夜間.
そう,眠れないのだ.

横になると両方の穴が詰まって,鼻呼吸ができなくなる.
結果的に口呼吸となり,喉が乾いて3時頃に強制的に目が覚めるルーティン.

枕元にはボトルを置いているが,水補給だけでは済まず,この時間に起きると尿意もついてくる.
階下のトイレに降りると脳が覚醒していまい,再入眠が阻害される.

睡眠不足は,仕事にせよ遊びにせよ全てのパフォーマンスを低下させる.
極論を言えば寿命にも影響する.

このままヤラれるわけにはいかぬ.
人生をハックするのが我が使命!
つーことで,安眠を得るためにやれるだけのことをやってみる.

Geminiに協力を求め,決戦に用意したのがサムネ画像の4点である.
PBも含まれているので,Amazonで買える同等品を以下に紹介.

【鼻腔拡張テープ】

(スペック)物理的な拡張で期待する.

【濡れマスク】

(スペック)喉の渇きには良いが,鼻づまりには力不足(そらそうだ).

【点鼻薬「ナザール」】

(スペック)即効性は認めるが,依存や耐性が怖い.

【鼻うがい】

(スペック)期待の逸品.一番の希望.

これらを味方にして...

(1)就寝の30分〜1時間前(1日1回にするならここ!)
夜間の口呼吸と,それによる喉の渇き・中途覚醒を防ぐのが現在の最優先課題です.
お風呂上がりにナザールを1吹き ⇒ 15分ほどして鼻が完全に通ったら「鼻うがい」で花粉を丸洗い ⇒ 鼻腔拡張テープと濡れマスクをして就寝.

(2)朝の起床時
起床時に激しいモーニングアタック(連発するくしゃみや鼻詰まり)がある場合や,1日の活動をスムーズに開始したい場合のみ,朝にナザールの2回目の1吹きをします.

これで睡眠の質は劇的に上がる...らしい.

特に新規の「鼻うがい」は独特の感覚.
プールで急に水が浸入した時のような「ツーンとした痛さ」はなく,鼻中にこびりつく「ナニカ」を洗い流している感は確かにある.

iPhone15 Pro

上記の作戦を3日ほど継続.

以下,今のところの暫定的結論.

これらを組み合わせても,結局3時には目が覚める.
ただし,作戦実行前と比較すると,日中のくしゃみや鼻づまりはマシになっている実感はある.

オレたちの戦いはこれからだ!
Kazchari先生の次回作にご期待下さい...って,ちがーう!

北海道の季節の移り変わりは早い.
もがいているうちに花粉の季節が終わりそう.

とりあえず,先週末のライドでは症状を悪化させないために,冬以外は付けない「ネックゲーター(マスク代わり)」を使用.

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呼吸は苦しくなるものの,ライド後の症状も軽く,非常に効果的だった.
意外に単純.

ファットでしか走れない? 忠別ダム湖底ライド

2026/5/3 Sun

異世界探訪

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曇り.温度:13 ℃,湿度:56%,体感温度:12 ℃,風速:7.9 km/時,風向:WSW

雪解けが落ち着き,新緑が眩しくなってきた大雪山麓.
ダム湖である忠別湖の山側1/3は渇水状態となり,普段は深い水の底にある摩訶不思議な景色が,今だけその姿を現す.

そう,この時期限定でダムの湖底をライドできるのだ.
前回は2021年.5年ぶりか.

昭和の日,午後の忠別湖底ライド

もちろん機材はファットバイク.
MTBやグラベルロードでも走れないことはないが,湖底の路面状況はジャリ,ガレ,砂,それに泥と様々.
特にタイヤがズブズブと沈んでしまう泥濘地帯はファットでなければ対応できない.

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スノーライドシーズンを終え,スパイクからノーマルタイヤに戻したばかりファットで出撃.まずは定点観測スポットへ.

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忠別川サイクリングロードの右岸を爆走.
こういう直線路ではTTバーが欲しい.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

時系が前後するが,翌5/4は久々の旭川発のブルベ『風連200』の開催日.
今年初ブルベとしてエントリーしていた.
ところが,気温一桁かつ終日雨,さらには名寄エリアは降雪予報.
さらに運営からは「どうされますか?」の確認メールが.
「こりゃ危険」とDNSを決めた.

実際,エントリー数36名に対してDNS33名,つまり出走は3名のみ.この猛者たちも全員がDNFとなる歴史に残るブルベとなった.

で,出なくて良かった...と思いつつ,もし「SRがかかっている」など出走しなければならない状態だったら,どうしていただろう.

低温,降雪,すなわちアイスブルべに近いコンディションなら,ファットバイクにTTバーを付け,防寒具をリアラックに積んで...と色々想像してしまった.
まぁ,ファットの場合DNFした後がやっかいなのだが(サイズ的に輪行は考えられない).

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桜の季節はほぼ終了.

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引き続きサイクリングロード.
祝日&好天ということもあって,ロードに乗ったサイクリストとのすれ違いが多い.
こちらがオフ車だと「ヤエー(もしくは会釈)」がいつもより少ない.
ストレートハンドルだとガチ勢に見られにくいからだろうか.
まぁ,こちらも積極的に挨拶はしないっつーか,しにくい.
ロードとMTBの間には狭くて細い溝がある気がする.いや,気のせい?

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忠別ダムまで登る.
いつ来ても良い景色である.
ウルトラホーク1号の発進シーケンスが想起される.

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当然だが,ダム周辺は水が豊富.
湖底に下りるためには,山側,つまり上流に移動する必要がある.

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いわゆる「ユイの壁」も解除前.
ファットでの激坂は苦行以外の何物でもないけど.

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「望郷広場」着.
巨大なヘリポートがある.
さらに湖面に近づく小道もあるが...

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ここが限界.
別にこの時期でなくても水没はしてなさそう.

道道に戻って,廃業したドライブインの脇から林道に入る.

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初めて進入したが,なかなか雰囲気が良い.
草がほとんど生えていない早春.これから緑豊かになりそう.

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形ばかりのゲートで通行止め.
もちろん勝手に進入することはしない.
『NISEKO GRAVEL』みたいに,こうした普段は閉鎖している林道を走れるイベントとか開催されないだろうか.
今度,東川観光協会の中の人,ムリグンさんに会ったら提案してみよう.

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引き返して,今度はGoogleマップにも載っている名所(?)に向かう.
確か以前にも訪れたことがあるはず.
道道脇の林道に入る.

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これまた形ばかりのゲート.
その先に見えるのが「森の神様」こと指定樹齢900年の巨木だろう.
うむ.この季節だと周辺も木も含めて丸裸なので,なんとも...

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それでも高い木々に囲まれた心地よい空間であることは確か.
夏は元より,紅葉の季節にまた来よう.

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道路を渡って対面に川へと続く道を発見.
そこは忠別川.
大雨で氾濫し,天人峡への道が閉ざされる事案が2010年と2018年に発生している.

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次の林道へ.
ここも以前から気になっていた.

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かなり締まった道なので普段から交通量が多いように見える.
しばらく進むと物騒な表示.

わざわざこう書かれているということは,違法な狩猟が行われてるということか.
おそらく対象はエゾシカ.となると,それを狙うのは人間だけでなくヒグマも出没するエリア...

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一応「熊ベル」をファットに付けているので,グラベル走行中は「チリンチリン」と音がするが,そんなのは気休め.
気を引き締める.
「引き返せ」という声も聞こえてきそうだが,今やクマの出現は山中とは限らない.
普通に道路を横断していることもある(実際に会ったことないけど)

などと考えていると,クルマのエンジン音がカーブの先から聞こえてきた.
4駆でも何でもない普通の軽自動車だった.
運転手から軽く会釈.あー,なんか一安心.

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まだまだ先に道は続いているものの,今日はここまでとする.
この倒木が目印だが,次回は撤去されているかも.

いずれにせよ,(実質)旭川周辺のグラベル散策グループである『旭川自転車愛好会』のメンバーに,このルートを提案してみよう.
集団で行けば怖くない(そんなことはない)

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つーことで,ずいぶんと前置きが長くなった.
これからダム湖底に向かうが,その前に「源水公園」にて休憩.
水汲みと同時に持参していた「カロリーメイト」で補給.

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いよいよ本日のメインイベント.
「親水公園」の駐車場から湖底に下りる.
夏場はカヌーの発着場として使われているため,長大なスロープが湖面まで続いている.

最初は黒っぽい砂地.
まぁ,乾燥しているので走行には問題なし.

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自然にできたようには思えない大き目の石で作られた石垣を越えると,泥地となる.岸から離れれば離れるほど徐々に地面が柔らかくなっていく...

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なかなか異世界・異星チックな大地の割れ目.
中心には山からの水が流れている.
注意しないと縁から崩れそう.

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はるか遠くに忠別ダムが見える.
貴重な景色.

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この辺りの地面は締まっているものの,ちょっと窪地に入ると泥ヌタ.
ファットの極太タイヤ(4.8インチ)も沈んでしまって漕げなくなる.
とは言え,脚をつくとそれはそれで沈んでいく...
「ヤバイ,ヤバイ」と呟きつつも,思わず笑みがこぼれる.楽しい場所である.

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光の具合でいい感じに撮れた.この荒涼感.

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この角度からでは見えにくいが,少し先に小川が流れている.
向こうに渡れそうな細い部分を探す.

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岸側に戻って小川を渡る.
堤防のようになっている箇所の先端まで移動.
以前に比べると,水の流れはそれほど激しくなく,ウェーダーを着て水に入って釣りをしている人もいた.
そう言えば,休日なのに釣り客が少ない(4名ほど).
あまり釣れないのだろうか.

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30分ほどの異世界探訪後,最初の駐車場に復帰.
舗装路を走ると,乾燥した泥がボロボロ落ちるのが面白い.
...が,帰宅後は即洗車案件.シューズの汚れもひどい.

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帰り道.
”みんな大好き”チョボチナイゲート
もちろん通行止め.
何か,今日はゲートばかり撮ってるな.

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湖を含めた忠別湖周辺ライドは楽しいが,補給場所がなくて困る.
カロリー欠乏.
東川町内のセイコマに立ち寄って,遅い昼食.
この「鶏塩焼きそば」は美味いのだが,ネギが歯にはさまって,口の中がキモチワルイ(知らんがな).

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つーことで帰宅.

前半の未知のグラベル散策&湖底ライドという非日常体験.
実に味わい深い休日だった.

久々にファットバイクの面目躍如.
雪・凍結道だけでなく,あらゆる路面への適応性は所有しているチャリの中でも最強.

アルミフレームでやたらに丈夫だし,今日のようなアドベンチャーライドにぴったり.
万が一,クマに遭遇した際は盾代わりにならんかな(ならん).

ただし,ファットバイクは日本市場では超どマイナーな存在.
昨今,Specializedなどの主要メーカーからは,ことごとくカタログ落ちした.

使いどころが限られるギアであるのは確か.
こいつのポテンシャルを最大限に発揮できる北海道に住んでいることに感謝.

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