2026/9/17 Thu
40年目の邂逅

今回は久々のガンプラ製作記.
前回はこちら ⇒ ドム,刻を越えて~模型人生の軌跡
プレミアムバンダイ(通称プレバン)で購入した「HGリック・ディアス(一般兵用)」を製作した.


「あれ? 何かおかしいぞぉ」と気づいたあなたは立派なオタク.
元の主武装である「クレイバズーカ」があまりに小さく,かつ細くで迫力皆無.
そこで設定ガン無視で別の武装を持たせることにした.
ジャンクボックスに良いモノがなかったので,ブキヤの社外品を購入.
これがまぁ,実にシンデレラフィット.
U.C.0087時代の武器としても,デザインにさほど違和感がない.
実体弾ではなくビームバズーカだな.
サイズもぴったりでグリップもナックルも無改造で保持可能.
まぁ,公式以外のパーツを使うと,コンテストなどには出品できないらしいけど(グレー?)

この「HGリック・ディアス」が店頭販売されたのは2000年(”赤”は2002).
その後,2021年に関節パーツをアップデートしたモノが「プレバン」にて2021年販売.今回Kazchariが購入したのは2026年になってからの再販品である.
つまりオリジナルは26年前のキット.
本体プロポーションはまずまずだが,パーツの合わせ目があちこちに出る.
特に関節を介するパーツは後ハメ加工が必須.

例によって,つや消しスプレー塗布の成形色仕上げなので,パテ盛りではなく,接着剤はみだしによるパーティングライン消しを敢行.
そもそもの”合い”がイマイチなので段差やスキマも大きく,見る人が見たら雑な工作と思われるな.
まぁ,”心の目”でモールドのつもり,および,マーカーぼかしでごまかすけど.

とまぁ,製作中は「大丈夫か,このキット?」と心配していたが,完成品はなかなかカッコよい(クレイバズーカは除く).
本編だとリック・ディアスは物語の途中から全て赤に塗り替えられてしまった.
「クワトロ・バジーナ(シャア)の人気にあやかって,他の一般兵たちも自分の機体を赤く塗り替えたから」みたいな説明があったが,これたぶんセル画を使いまわしたい制作側の都合やろな.
その結果,赤よりこちらの黒の方が新鮮に映る.
せっかくなので,エゥーゴつながりでこいつと2ショット.

長期間触っていないため埃まみれだが「RG ガンダムMk-II」である.
こいつの発売は2012年5月.
発売日に買ったっつーか,普通に買えた.
古き良き時代である.
どノーマルで,半光沢スプレー仕上げ.
やはりリアリスティックデカール(要はシール)が分厚い.
今なら水転写式にするね.
こうやって並べると,まるで「ディアス」がティターンズのMSっぽい.
もしかすると赤への総色替えは味方機のイメージにするためか(違うと思う).

「Z」登場のMSは敵味方の区別が見た目でわかりくい.
ファーストのように「連邦=角ばっている,顔がモニター」,「ジオン=丸っこい,モノアイ」のような,わかりやすい記号がない.
これは複数のデザイナーがコンペのようにメカデザインしていたことが原因.
知られているだけでも,大河原邦男(従来路線),ナガノ博士(先鋭的),藤田一巳(リアル系),小林誠(太っちょな異形),岡本英郎(バーザムだけ?),村上克司(超合金天皇)などなど.
誰もトータルコーディネイトしなかったのか,デザイン系統(作品世界では開発系統)がバラバラの機体がわんさか出て来ることになってしまった.
この「ディアス」と「MK-II」にしても同時代のメカには見えんしなぁ.
設定上,前者はアナハイム製.後者はティターンズ独自開発?(無理がある)
その極めつけが「ディジェ」.
デザイナー自身が「まさかこいつが味方機でアムロ専用になるとは思わなかった」というくらいデザイン先行&後付け設定.
まぁ,メイン視聴者にはそんな裏事情はどうでもよく,かっこいいプラモの販促番組と考えるなら大正解.実際,放送当時は大ヒット(旧キット一杯買った).
とまぁ,デザイナーがバラバラな「Z」だが,今も昔も人気が頭1つ飛びぬけているっつーか,一度見たら忘れられないのがナガノ博士のメカ群だろう.
「リック・ディアス」「ガルバルディβ」:オーソドックス.見るからにドムとゲルググの系譜.特に足のデカさがファースト風.
「百式」:元デルタガンダム.元絵と藤田クリンナップは全然違う.
「アーガマ」:良いデザインだけど弱そう(滑走路むき出し)
そしてなんと言っても2大傑作は「キュベレイ」と「ハンブラビ」.
雑誌で初めて見た時のインパクトは凄かった.
「キュベレイ」の神々しいほどの美と狂気,「ハンブラビ」の生物的な嫌悪感と悪意.そして,ともにメインパイロットが魅力的だ.
で,「ドム」回の時と同じように,刻を越えて昔の作品を並べてみる.

御覧の通りの徹底改修(誰もわからん).
今は紛失したが,当時はフルスクラッチのフレームランチャーを持たせていた.
時間と情熱が(ほぼ)無限にあった頃の作品だな.味わい深い.
この旧キット「ハンブラビ」を作ったのは40年ほど前.¥600箱?
フリマだと¥1,500前後.
つーか,HGがある今,誰も買わんか.
とまぁ,何か思い出したかのようにナガノ・メカに手をつけたわけだが,そのきっかけとなったのがこの動画.
たまたま見たけど,その内容が衝撃的.
色々噂されていた例のMHからGTMへの設定大変更.
本人の口から語られるその理由にさもありなん(ファティマがキーボード入力するわけないだろう!)
吠えまくる博士,気のせいか師匠に顔が似てきているような...
もちろん,これも買いました.
まっ,これからも何かに触発されつつ,積み(罪)プラを崩していきましょう.
世間ではガンプラが買いやすくなったという声もあるが,最前線のプレバンはまだまだ大激戦区.
今日もどこかで平日午前11時のF5連打戦が行われているであろう...哀・戦士...


