2024/3/13 Wed
縮小する世界
新コロ真っ盛りの頃はサプライチェーン崩壊による品不足で,様々な商品の入手が困難だった.
KazchariもTREKのProject-ONEで『EMONDA SLR』を注文したが,納車まで約7ヶ月待ちだった.これでも短い方だったと聞く.
アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light
『モンキー125』も『Cannondale Topstone』も同様にかなり待たされた.
異形~Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty
ついでに巣ごもり需要によって「ガンプラ」すら品薄.
こちらの場合,さらに転売ヤーとの戦いも強いられた.
そして2024年.
いまだに「モンキー」と「(人気のある)ガンプラ」は入手困難らしいが,自転車関連はだいぶ落ち着いたようだ.
それどころか,新コロ時の大増産および価格高騰により在庫がだぶつき気味らしい.
実際,大手メーカーは名を変え品を変え,常にセールを行っている感.
そんな中,こんなニュースが.
米Trekが業績不振で規模縮小の方向へ SKUとスタッフを削減、Bontragerブランドが消える噂も
世界3大自転車メーカー,TREKがなくなることはない,とは思うけど.
以前こんな記事を書いた.
周辺メーカーやコンテンツ配信会社ではなく,大元すらこの状況とは...
確かに超高価なスポーツバイクなんて毎年買い替えるような商品ではない.
用途ごとに3台も4台も増車していく変態なんてごく一部(ぎく).
となると,新規参入者を増やすしか業界に未来はない.
でもなぁ...Kazchariの周りで新しく趣味としてスポーツバイクを始めた人間は皆無.
むしろ(飽きて?)止めていく人が多いくらい.
少しずつ,ほんの少しずつやけどチャリの交通事情は改善しつつあると思うけどな.
あちこちに自転車道が整備されてきたし.
街中にしても,我がホームタウンの旭川は冬があるせいか,カオスの源たる電動キックボードの類は全然見かけへんし,危険はない.
こんな楽しくて健康になり,メシが美味くなる趣味は他に思いつかん.
死ぬまで(乗れなくなるまで)続けたいので,業界も元気でいてもらわないと困る.
ところで,これは単なる偶然とは思うが,Kazchariが愛好してきたモノやメーカーは結構な割合で消滅している(気がする).
雑誌で言うなら,古くは『ダ・カーポ』『Animec』『OUT』『OUTRIDER』など(古い).
なかでも一番笑ったのは『日経CLICK』.
パソコン雑誌だ.
読者投稿の所有PC紹介コーナーに記事を書いて送ったところ,見事に採用.
ちなみに「Let’s note R3」のカスタム天板仕様だ.
ただし,この雑誌,その記事の掲載号を最後に休刊となった.笑うしかない.
一応,家に保管してある.
パソコンと言えば,2001年,人生初のノーパソとして購入したGateWay.
牛柄イメージで有名だったこいつも,シレッと日本から撤退しやがった.
ドッキングステーションが懐かしい.
そしてなんといってもOLYMPUS.
水中写真から本格撮影に参入したKazchariは,一眼もオリ一択だった.
フォーサーズ最後の名機『E-5』は,これまた名玉「12-60」との組み合わせで娘が使っている.
マイクロフォーサーズ移行後は『OM-D E-M1X』を最後に新しいボディ・レンズともに購入していない.
サポートは継続しているし,完全になくなったというわけではないが,別会社化(OM SYSTEM).
相変わらず技術力に定評はあるものの,CやNやSと比較して,やはり売れているように思えないので,再び撤退するかも...(すみません).
これはKazchariがマイナーなメーカーや趣味を選びがちなせいだから?
栄枯盛衰.どこそこ長く生きていると誰もが経験していることなのだろうか.