2023/5/23 Tue
やってみせろよ,レフティー!(ツダケンボイスで)
鳴らない...ではなくて,止まらないチャリ趣味.
ついにグラベルロードバイクを購入!
その名も『Cannondale Topstone Carbon 2 Lefty』(以下TC2)だ.
ロードバイクはTREK,ファットバイクはSpecialized,そしてグラベルと,これでアメリカ3大バイクメーカー制覇!(で?)
一度は在庫なし,入手不可と言われたTC2.
しかあし,今年の3月頃だったか,各メーカーの入荷が徐々にスムーズになってきて,納期未定だったモデルの記事がネットや雑誌にちょこちょこ載るようになってきた.
そこで旭川のCannondale取り扱い店と言えば...の「はっとりスポーツ商会」さんに出向き,情報収集.
当初は7月入荷予定だったのが,目当てのイエローは5月末とのこと.
ボーナス支給とのからみもあるので一瞬躊躇したが,「何とでもなるはずだ!」と,思い切って契約した.
まさか,その後,娘の「歯科矯正代」という大トラップがやってくるとは知らずに...(これからが地獄だぞ)
つーことで,そのTC2が無事入荷,組み立て完了したとの連絡を受け,5/20の土曜日に引き取りにいくことにした.
そして先日の『TREK TCT5000』との別れがあったわけだ.
SAYONARA with Memory~TREK TCT5000
土曜日は朝から大雨.
チャリの積み込み作業はレインジャケットを着ながら行う.
「はっとり」さん着.
TC2の特徴や操作に関する簡単な説明を受ける.
よく考えればまともなサスペンション付きチャリは初めてである.
体重ごとの適切な硬さがあり,エアで調整するそうな(へぇー).
そして目玉のレフティーフォーク.
もう,他のどれにも似ていないこのシステムに一目ぼれで買ったようなもん.
アンシンメトリカルなこの不安定なフォルムがたまらん!
この構造だと,前輪を簡単に外せると思いきや,実は逆で,ヘキサレンチだけでは外せず,BBに使うような特殊工具が必要らしい.
そんなもん持ってへんし,何より携帯できる大きさではない(たぶん).
前輪が外せないとなると,どうやってクルマに積んだらええんやろ?
それに輪行時は?(後輪を外す?)
とりあえず,「今日,どうやって持って帰ろうか」と悩んだが,スタッフさん曰く「ハスラーだったら,助手席倒せば,前後ホイール付けたままで乗りますよ」との提案.
えっ,そうなん? ⇒ ハンドル90度曲げたら確かにすっぽり収まった.
帰宅.
とりあえず2階の廊下まで持って上げる.
乾燥で10kgちょい.
ロードよりは重いが,ファットほどではない.
室内保管しやすい.
さて,この日までヨメさんにはTC2の購入を秘密にしていた.
さすがに形状が異なるし,何より下取り車のブルーに対し,今度はイエロー.
「そやけど自転車に興味ないし,もしかしたらバレへんかも...」と思ってたら...はい,すぐバレました.
さて,日曜日&月曜日は名古屋から来道した友人をアテンド.
月曜日にファットでお城クライムを一発決めた後帰宅.
せっかくSPDシューズを履いているので,TC2を外に出してポジション出し&試走,
ペダルは『SHIMANO XTR』グレード.
シマノ(SHIMANO) PD-M9100 SPDペダル 付属クリート/SM-SH51 IPDM9100 ブラック
タイヤは『WTB Raddler TCS Light 700x44c』
完全にオフ寄り.
サドルは贅沢に『フィジーク』.
そのサドルを5cmほど上げた.
ショップでは「キングピンサスがあるので,これ以上は下げられない」とのことだったが,逆で上げる方向でよかった.
しかもドロッパーが標準という,ホンマほしい装備てんこ盛りのチャリである.
ロードに比べ,ハンドル位置が高くて近い.
舗装路ならコラム抜いて,ステムを長くしたいところだが,グラベル走行を考慮すると,まずこのポジションでの試走が必要やな.
グラベルバイクのポジションの目安。ロードバイクと比べると、ハンドル位置はどれくらいになるのか?
こういうのも個人差があるので,こうした記事を参考にしながら試行錯誤要.
さらには前輪にはセンサーが標準で付いている.
公式アプリと連携させると,距離や速度,さらにメンテナンス時期まで教えてくれるらしい.
なんやこの至れり尽くせり感!
そして,夕方からは室内に持ち込んで,いよいよ,TC2のカスタムに取り掛かることに.
ようするに外せるモノを外し,剥がせるモノを剥がし,付けられるモノを付ける時間である.
【外せるモノ】
後輪軸にある謎の透明円盤
ホイールの反射板
【剥がせるモノ】
「Made in Taiwan」などのシール類
【付けたモノ】
- サイコンマウント
- ベル
- ライト
- バックミラー
- ネームシール
- ボトルゲージ
- ネームシール
これで今週末は実走デビューやな.
脳裏に砂利と草の道を駆け回るKazchariの姿が浮かぶ.
それにしても...今回Cannondaleのバイクを初めて購入したが,そのしっかりとした作りにびっくりした.
例えばバーエンドキャップ.
ただねじ込むだけでなく,ちゃんとボルトを回して止めるタイプだったりする.
これで,秋の「ニセコグラベル」参戦待ったなし.
練習しよ.
現在,Cannondaleはセール中.
同じ形状のアルミフレーム(+カーボンフォーク)の『Topstone 4』がなんと¥148,500!
気楽にグラベルを楽しみたいのなら,どう考えてもこちらの方がコスパ優秀.
アルミだろうが重かろうが「何とでもなるはずだ!」
しかあし! 目で見ていじって楽しめる変態装備の数々,この第五世代モビルスーツっぽいコテコテ『TC2』の圧倒的なカッコよさよ!(※個人の感想です)
以上『閃ハサ』成分やや多めでお送りしました.♪一筋の光へ~