2022/1/25 Tue
むっちゃ好きやってんけどな.
先日,ヨメさんのハスラー(二代目)のメンテナンスの付き合いで,スズキのディーラーに行った.
やった! ジュース飲み放題だぁー(子どもか!)
ちょうど「新型スペーシア・ギア」のカタログが置いてあったので手に取る.
新型と言っても外装に変化はなく,「スズキコネクト」とかいうネットやIT機器とのリンクが強化された...ということらしい(知らんけど).
Kazchariはそんな機能にはあまり興味がない.
デザインは元より,最も気になるのはその積載能力である.
現Kazchari号の”なんちゃってRV”「ハスラー」は,車高がある分,積載性は低い.
チャリを載せる場合,前輪を外して横積みか,前後輪外しての縦積みしかできない.
とは言え,ルーフキャリアを駆使し,家族4人でのキャンプもなんとか可能.
膝の上で荷物抱えたりとかするなど,かなり無理してグッズを詰め込むので,居住性は完全無視やけどな.
ちなみに前車の「ラパン」でも4人でフル装備キャンプしてました.
しかし,子供らが成長し,この方法はまはや現実的ではない.
ここ数年は,ソロもしくは息子と男二人キャンプばかりなので全く問題はないが,もう家族4人で“快適に”キャンプすることは無理やろうなぁ...行くとしたら2台で分乗?
なんだかんだでキャンプグッズも増えたせいもある.
「そこまで言うなら,もっとデカいクルマに乗り換えれば?」というのが至極まっとうな意見.
そやけど,税金の高騰,燃費の悪化はなんとかして避けたい.
やはり軽自動車やな.
危ないだとか,快適性がうんぬんとかで,軽をディスる声もあるが,オートバイに比べたら超安全で超快適.
それに何より...Kazchari自身,あまりクルマの運転が好きではない(面白くない).
四輪の免許を取ったのは20歳頃だったかな(1987年).
「将来絶対必要だから取りなさい」と費用は全部親持ち.
モチベーションが低かったせいか,検定試験に落ちまくった気がする.つまりかなりよけいな金かけたなぁ.すいません.
それゆえか免許取得後,全く公道を運転しなかった.
オヤジのブルーバードが家にあったけど(もちろんマニュアル車).
確か一度,練習と称して借りたことがある.
駐車場から出す際,いきなりブロック塀にバンパーぶつけて,オヤジに怒られた.
トラウマやな(^^;
まぁ,大阪という土地柄,日常生活上,クルマはほぼ不要.
その代わりにはまったのがオートバイ.
それこそ日帰りで「琵琶湖一周」とか「青山高原」とか「高野龍神スカイライン」とかよく行ったなぁ.
もちろん九州,四国そして北海道も走った.
やがて就職.
勤務先は静岡県の沼津だった.
寮の窓を開けるとドーンと富士山が見える.
ゆるキャン勢,歓喜の立地やな.
社会人になってもクルマは持たなかった.
そう,Kazchariにはオートバイがあった.
それこそ日帰りで「伊豆スカ」とか山梨方面とか.時には東京までバイクで行った.
もちろん信州,東北も走った.
その後退職.色々な出来事がありすぎるぐらいあって,旭川に落ち着いた.
さすがに,北海道ではクルマが必須.
で,買ったのが『ジムニーJB23 LAND VENTURE』.
厳冬期北海道を乗り切るならジムニーでしょう,と勝手な思い込みから購入.
もちろんジムニー独特のアウトドア・オーラに惹かれていたこともある.
沼津時代,先輩に乗せられた2ストジムニー(SJ30)の印象も良かった...いや,強烈やったしな.
たまたまタイヤが2つ多いオートバイという異名もあったとかなかったとか.
日本最後の2ストエンジン搭載!実は歴代最強?スズキ ジムニー SJ30【MOTA写真館】
それはさておき,免許取得後17年という,長い長いペーパードライバー歴を終え,2004年の冬にようやく公道デビュー.いきなり雪道!
もちろん,先輩に載せられた2ストジムニーとは違い,JB23はいたって普通のクルマ.
走破性には何の文句もなかったが,車重が重く燃費最悪,後部座席は狭いし横風に弱い.
一人キャンプはいいけど,家族一緒は無理.
林道マニアでもなかったのでいわゆる宝の持ち腐れだったかも.
それでも,このジムニーには10年ほど乗り,2014年に今のハスラーに乗り換えた.
さすがマニアに人気のジムニー,下取り価格もかなり良かった.
バック時に壁に激突して,スペアタイヤカバー,ベッコリやったけどな.
さて,現愛車のハスラー,このブログにもちょくちょく登場している.
クルマは興味ないと言いつつも,プラモデル感覚で,外装をカスタマイズ.
ようするに沼に足だけを浸したレベル.
「モンキー125」と方向性が一緒やな.
サスがふにゃふにゃという欠点を除けば,デザイン完璧.
現行の二代目よりこちらのほうが好み.
狭い旭川で目立つ外観をしているせいもあり,知り合いから「昨日見ましたよー」とよく言われる.
下手に鼻クソもほじれん.
さて,そんなハスラーだが,購入8年目となる現在でも,総走行距離は5万キロに満たない.
通勤には使わないし,休日はチャリライド優先だし,新コロのせいで函館や稚内に行く長距離出張も減った.
ちなみに2016年に買った「TREK DOMANE」は,インドアも含めて既に4万キロ越え...おかしい.
話を,先日のスズキディーラーに戻す.
今すぐ,どうこうというわけではないが,確かに「スペーシア・ギア」いいねぇ.時期Kazchari号の有力候補.
売出し中のためか,しっかり展示車両も置いてあった.
ドアを開ける.
確かに広い.
これだと,Domaneどころかファットバイクも前輪を外さずに2台とも積載可能.
いやそれどころか,「モンキー125」ですら載るで,これ.
リアの荷台縁にはご丁寧に自転車のイラストまである.
もう,チャリを載せろと言わんばかり.
じっと見ていると,売る気満々のKazchari家担当のスズキの営業Kさんから猛プッシュされる.
見た目よりも燃費も良いらしい.ノンターボでリッター20kmほどとか.
ふっ,うちのモンキーのリッター70kmと比べたら...(おい).
なんだかんだで内装というかインパネ周りのデザインもなかなか...おっといかんいかん.
何気に今のハスラーの下取り価格を聞いたところ,60~70万になるとのこと.
さすがハスラー.旧型と言えど,人気車種である.
「ギア」の新車価格がだいたい200万弱として...残り140万程度か.
安...いや,安くない!
それだけあったら「Madone SLR9」か「Emonda SLR9」買えるやん!(おい)
くそ,買わない理由を探してやる.
そうだ,最大の障害はナンバープレートだ!
せっかくの軽用白ナンバープレート,オリンピックも終わってもはや手に入らない.
いや,でも「ギア」のカラーをイエローにしたらデザイン的に無問題?
つーか,白復活が無理なら,早く旭川ご当地ナンバーの設置を...と思って聞いたら,どうやら図柄が決められなくて難航中との
ウワサ.
旭川ナンバーゆえ,「あさっぴー」や「旭橋」「動物園」でええやんと思っていたが,そうもいかないらしい.
旭川を含む上川管内はやたら広い.
留萌も稚内も旭川ナンバーなのだ.
安直に旭川感満載の図柄を決めると,各方面からクレームきそう.
つーことで,時期Kazchari号(クルマ)はどうなるのか?
余談を許さない.
か,買いませんよ.ハスラーお気にやし.