2022/10/28 Fri
シャレにならない.
先日,北海道標茶町にてとんでもない事故があった.
事故直後の映像には横たわる1頭のシカが…シカがきっかけか 3人が死傷する事故 北海道・標茶町
いや,「とんでもない」というのは語弊.
今回は3人死傷という大惨事ゆえに取り上げられただけであって,あの道路(国道)でクルマと鹿が遭遇(衝突)するなんて日常茶飯事ではないだろうか.
旭川や,その他の地域とくらべても,もともと道東は鹿の数が多いそうだ.
北海道のシカ分布に異変? シカとの事故を防ぐために気をつけたいこと
先日,Kazchariと息子も,まさに事故が起きた国道で鹿に遭遇.
カーブを曲がった直後にそいつがいた.
地元のクルマのペースには全く追いつかず,低速走行だったため,なんとかやり過ごしたが,場合によっては衝突不可避だった.
他にも林道ツーリング中に並走したこともあった.
事故の記事に対するヤフコメには「ハンドルを切る方向が間違っている」とか「スピード出しすぎ」といった適当なコメントも多いが,実体験あるのだろうか?
エゾシカのサイズを奈良公園のヤツラと同じと思ってないか?
と,まぁ,ここで意見を言っても仕方がない.
今後も道内あちこちキャンプに出かけることもあろうし,ここはクルマとオートバイに鹿対策をほどこそう.
ハスラーにカンガルーバー...ではなくて,ここはお手軽に「鹿よけ笛」だな.
これまで全く意識していなかった商品だが,多くの種類が販売されている.
こちらが気づかないだけで,付けているクルマも多いのだろうか?
つーことで早速Google先生に色々聞いてみる.
個人ブログやショップではなく,ここはやはり(まだ)信頼できるNHK.
ここ数年,4000件/年の衝突事故が起きていることにも驚いたが,なんと言っても「鹿よけ笛の効果は実証されず」との調査報告が衝撃的.
警戒音(可聴音)で,群れのある程度を分散させることは可能だが,市販の「鹿よけ笛」で,適切な警戒音を鳴らすことは極めて困難との結果だった.
結論として...「安全に走れ」とのこと.うーむ.
一応,他のサイトも見たが「最近は事故っていない」とか「大きな事故は減った」などと書かれている.
ようするに現段階では「鹿よけ笛」は“お守り”レベル?
まぁ,コスパも良いし,次のAmazonセールで試しに買ってみるか(無駄遣い?).
こちらの評判が良そうだ.
BELL deer warning ディアワーニング [並行輸入品]
それにしてもレビューが難しいアイテムだ.
効果があるのか実証できないし,なかったとしたらその時はクルマがベコベコになっているかもしれん.
えっ? ロードバイクに?
確かに夜間走行中,ライトが照らす藪の中に無数の目が光っていることはよくある.
しかし「鹿よけ笛」はそれこそ時速45km以上出さないと,鳴らないらしい.
Kazchariの脚では,下りしか効果がない.