より軽く?~ロード用の新しいホイールを購入

2024/11/22 Fri

右往左往

iPhone15 Pro

Kazchariが所有するスポーツ自転車は現在5台.
うち,ロードバイクはTREKの「DOMANE」「EMONDA」である.

ともに「Project one」でオーダー.
自分のセンスに自信がなくて既存のデザインにしたけれど.

リムブレーキの「DOMANE」はかつての主力マシン.

現在はスマートトレーナーに固定され,週6日のZWIFT用になっている.
毎年オーバーホールに出しているので絶好調.
今年もブルベ(フレッシュ)や,襟裳岬までのロングライドで大活躍.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

現在の総走行距離は66,400km.
まだまだ走るぜ.

もう一台の「EMONDA」はディスクブレーキ.
2024年に「MADONE」と統合されてしまったので,現状「EMONDA」の最終モデルとなる.

舗装路のライドはこいつに乗ることが多い.
軽量ヒルクライムマシンのはずだが,決戦軽量ホイールをはかせた「DOMANE」よりも少し重かったりする.

DOMANEなヒルクラ機材選考ライド~HANAZONOに向けて

とは言え,加速はこちらの方が上かもしれない.
今年はこいつで「ニセコHANAZONOヒルクライム」に出場.
まずまずの成績を残せた.目標(表彰台)には及ばなかったけど.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

さて,これらのロードバイクたち,2025年の布陣は?

エンデュランス&カラダに馴染みまくっている「DOMANE」には,やはりブルベという舞台をご用意.
今年はついに「納沙布1200km」も復活するしな.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

この一大イベントについては,あらためて記事を書かねばなるまい.

次に「EMONDA」.
いわゆるロードレースは怖いのと機材を壊したくなのでパス.
ヒルクライム大会には参加したい.
「HANAZONO」への再挑戦,および今年スキップした「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」「カミヒル」にもエントリー予定.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

ヒルクライムと言えば「軽さこそが正義」という不文律がある.

車体の軽量化に貢献するのは,なんといっても足回り関係だろう.
我が「EMONDA」にはBONTRAGERのハイエンド軽量ホイール「AEOLUS RSL37」をはかせている.前後重量で1,325gだ.

ボントレガー Aeolus RSL 37 TLR ディスク ロード ホイール

ただしタイヤはBONTRAGER「R3」をチューブで運用.
ようするに買ったままの状態なので,それほど軽くはない.
「HANAZONO」出走時の車重は確か7.4kgぐらいだったはず.

さらなる軽量化を目指すなら,これらタイヤとチューブの交換が手っ取り早い.
実際,軽量タイヤTPUチューブは購入済みである.

パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x23C / 25C / 28C

[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g

当初の計画だと「HANAZONO」「RSL37」にこのタイヤとTPUチューブを装着して参加する予定だったが...交換が面倒だったので,元の装備のままで走った(ダメじゃん)
そうなのだ.あのコースのタイムはまだ伸びる可能性はあるのだ.つまり次回は表彰台を狙えるハズ!(そうかなぁ?)

つーことで,来年の各ヒルクライム大会では機材関連での言い訳ができないように,軽量化を極めて参戦すると決意.
そこで,せっかく手元にあるこの軽量タイヤとTPUチューブを活用した決戦ホイール作成計画がスタートした(あれれ~何か理屈がおかしいゾぉ).

折しも世間はBLACK FRIDAYという名の物欲開放週間.乗るか,このBig Waveに!

上(軽さ)を見ればキリがないのがホイールの世界.
ここはやはりコスパ重視で「ELITE WHEELS」「DRIVE 40D」が最有力候補となる.

Drive 40D ディスクブレーキ

発表・発売時にメーカーがチャリ業界のインフルエンサーに配布しまくったせいか,インプレッション記事や動画が山程ある.
多少なりとも忖度があるだろうけど,概ね好評.

今では国内外のプロチームにもホイールを提供しているらしく,性能や耐久性は(他の中華格安メーカーより)信頼できそう.

今回のBLACK FRIDAYに合わせて通常より値下げしており,為替レートによるがだいたい¥150,000ほどで購入可能.高いが安いっ!

つーことで,ほぼ決定しかけていたが,実はこの「40D」には忘れがたい記憶がある.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

そう,凡ミスにより無料で手に入れるチャンスを見事に逃してしまったのだ.
この事件は今でもトラウマ.
そんないわくつきのホイールを,あらためて金を出して購入するのは...なんだか悔しい.

それに,あらためて考えると「40D」の実際の重量は各インプレによると約1,300gらしい.手持ちの「RSL37」と25gしか変わらん.
100g以上軽くなるならともかく,この程度の差であれば,ほぼ同重量っつーか誤差.
つまり同タイプのホイールを買うのはもったいないし,何よりつまらん...という考えが頭を支配しだした.

もっとアガる買い物を...そうだ,Kazchariが求めていたのは何よりカッコよさだ!
「軽さ」にこだわるのをやめた時,目に入ってきたのが...

Drive Helix 57DCS

こいつだった.

これぞときめくデザイン!
流行りのウネウネ!
もちろん重量的にヒルクライム用ではなく,空力全振りの直線番長ホイール(1450g)だ.
つまり「40D」は元より「RSL37」とも真逆の性格.
うむ.こちらの方が面白い体験が得られそうだ.

で,ブログやらYouTubeでレビュー記事を探すが,「40D」に比べるとほぼ皆無.唯一見つけた記事がこれ.

ELITEWHEELS DRIVEシリーズ 40D 50D HELIX 46D 57D 比較インプレッション

おっ「HELIX 57D」ベタ褒めやん.
そして決定的となったのがこの動画.

エンジョイ系なインフルエンサーではなく,こんなガチレーサーさんがオススメするなら...と信頼度向上.

そして肝心なのは値段.
もちろん「ELITE WHEELS」の公式サイトでは,このホイールも割引中.
為替レートで換算すると,¥200,000を少し下回るようだ.
これまた高いが安い.

さらに検討を進める.
「ELITE WHEELS」には,日本に代理店がある.

BARACAN

仲介業者として単に輸入するだけではなく,グリスアップや振れ取りなどの点検を行った上で配送してくれるとのこと.
もちろん3年保証で購入後のトラブルにも対応してくれそうだ.

もちろんBLACK FRIDAYのセール中(~11/21).
結果的に公式サイトと価格もほぼ同じ.

「こんなん,買わな損やん」と,セール終了間際まで悩み,ついにポチッたぁー!...が,なんと「在庫切れ」との表示! なんてこった.パンナコッタ.

「入荷案内メールを登録しますか」とあったので失意の中,一応登録.
だってなぁ,セール期間が過ぎた後に連絡きてもなぁ,通常価格だとさすがに手が出ない.
「縁がなかった」と諦めかけたその時,あっさりと「入荷しました」との返信あり.なんじゃそら.
もちろんポチる.ポチってしまう.

つーことで,ドタバタの末,無事新ホイールを購入した.
クライム用ホイールを買うつもりが,いつの間にかディープ直線ホイールに...
思いもよらない買い物で,自分でもびっくり.

そして,軽量タイヤとTPUは「RSL37」に装着して,こちらをヒルクライム決戦ホイールとする.

「HELIX 57D」の納期は1~2ヶ月先.
その頃,北海道は雪に覆われているだろう.
「EMONDA」に装着しての実走レビューは約4ヶ月後かな.

あれ? 何か大事なことを忘れているような...
スプロケとディスクローター別売りやん!

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