2024/5/17 Fri
はじめての本州ライド
2024年のブルベ第2戦はランドヌ札幌さんの「BRM518あまちゃん200」.
その名の通り,某国営放送の超人気朝ドラのロケ地をめぐる旅となる.
発着地点は青森県八戸市.
まずは旭川から苫小牧までクルマで移動.
苫小牧西港フェリーターミナルにクルマをデポ,輪行袋に入れたロードバイクを担いで23:59発のフェリーに乗船,翌朝7:30八戸港着.
輪行解除し,スタート地点となる八戸駅に8:30頃到着という算段である.
17日の金曜日は有給休暇を取得.
午前中にDOMANEの洗車と整備を行う.
うちのDOMANEくん,普段はZWIFT専用機.
つまり室内でしか乗っていないのでさほど汚れてはいない.
Di2の充電も済ませてある.
洗車&注油後は輪行袋に収納.
昨秋の「利尻島ライド」以来の輪行だけに,細かい作業がすっかり頭から抜けていた.
で,動画を見て復習.
おお,少しずつ思い出してきたぞ.
OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅135mm
マルト(MARUTO) スプロケット&ブレーキローターカバー RS-S570 シルバー
MARUTO(マルト) チェーンカバー RS-C750 シルバー
今回,ホイールをフレームにくくりつけるゴムバンドを新規購入.
マルト(MARUTO) りんりんバンド(3本)RS-KF620 黒
輪行袋付属のへなへなバンドよりずっと使いやすい.おすすめ.
これまでチャリをハスラーに乗せる時は「リアと助手席のシートを倒し,前輪だけを外して横向きに寝かせる」もしくは「助手席と後部座席の間に90°曲げた前輪を入れて立たせる」ようにしている.
今回は袋入りなので,リア席にそのまま積載.
ブレーキ時に前方へつんのめらないように,ゴムバンドで固定した.
うむ.すっきりだ.
昼食後の12時過ぎに出発.
ケチケチマンのKazchariは,高速道路なんて使わない.
下道指定で170km.近い.チャリでも行ける(距離感おかしい).
国道12号で南下.
滝川のSSで給油を試みるが,そこにスタッフのおねーさんが登場.
ENEOSアプリの登録キャンペーンとやらで,今,入会すると本日リッター8円引き!という甘言につられてスマホをポチポチと操作.
詳細は省くが,この手続きが超絶ややこしく(クレカ登録やらVポイント連携やら),何度か挫折しそうになるが,おねーさんに励まされつつ完遂.
登録記念にボックスティッシュを6箱もくれたので,全てヨシ.
いやホンマ,なんでもかんでもアプリの時代やね.
登録しまくるのはええけど,交通事故やらで本人が突然召されたら,残された家族は解約すんの大変やろな.特にサブスク系は永遠に引き落とされ続けるわけやし...
いかん,いかん,不吉なことを考えるのはよそう.
岩見沢で左折して国道234号へ.
途中のセイコマで休憩.
おやつの時間だ.
シュークリームおよび最近ドはまりしている「コロロ」を,と思いきや,全て売り切れ.ぐぬぬぬ.
UHA味覚糖 コロロ グレープ ソーダ マスカット 佐藤錦 4種 各2個 計8個
代わりに酸っぱい系グミを買った.
余ったらブルベの最中に食すのにちょうど良い.
この頃から雨が降り出すが,幸運なことに肝心の明日,明後日の青森は晴れ予報だ.
南下を続けて道の駅「ウトナイ湖」で2回目の休憩.
すぐに苫小牧着.
この道,懐かしいぞ.
時刻はまだ16時.
フェリーターミナルに直行して延々と待つなんてアホなことはしない.
乗船前にサウナと夕食を済ませるのだ.
これが本日のメインイベント.
「サウナイキタイ」で検索.
ターミナル近くの「なごみの湯」着.
入浴料¥950か.
建物が古いわりに強気の値段設定やな.
で,公式サイトにて詳細をチェック.
休憩所が狭いな.時間をつぶすのが難しいかも...
おや,(サウナイキタイで)その下にあるのは...
料金は同じ.そして...このコミック量はっ!
つーことで,ここから10kmほど離れた「ほのか」に滞在場所を変更する.
で,17時前に「ほのか」着.
無料の館内着に着替え,まずはサウナ4セット.
うむ.(マジで)高温サウナ,(塩壺ありの)ミストサウナともにヨシ.
温泉もホンモノだ.
食事は...もうちょっと量が欲しい(写真サギとまでは言わないけどな).
で,コミックコーナーへ.
さすがに「万葉の湯」グループにはかなわんが,なかなかの品揃え.
『チ.』を最終巻まで読む.
そやな.見方を変えれば白も黒も正義も悪も過去も未来も真実も嘘も存在せーへんのかもな.誰もがその時々の常識もしくは信念で行動している.だからGなんて...(おっと,誰か来たようだ)
22時過ぎに「ほのか」を出て,フェリーターミナルに向けて出発.
ここで要注意なのが駐車場の選定.
「最大¥500」ルールのあるTimes第二駐車場に停めないと,後でエライ目にあう.何度も看板を確認して無事に駐車.
ハスラーからDOMANEおよび,着替えの入ったリュックを降ろす.
ターミナル建物前で輪行準備中のサイクリストを発見.
「もしかして“あまちゃん”ですか?」と声をかける.
なんと,北海道ランドヌの重鎮,Nさんだった.
ネットで予約済みではあるが,もちろん乗船手続きが必要.
輪行袋に入れたチャリは手荷物扱いでちゃっかり無料.素晴らしい.
後でわかったことだが,チャリを分解せずそのまま車両甲板に乗せると,料金(¥3,100)を取られるだけでなく,下船時間も遅くなることが判明(クルマが先なので).今後もフェリーは袋一択やな.
無事手続きを済ませて待合室に.
FreeWifiが使えるため,早速「ジロ・デ・イタリア」を視聴.
それにしても,ポガチャル強すぎ.
ここまで無双されるとレース全体がつまらなくなりそうなものだが,なぜかそうならない.
そして彼の場合,その人柄のせいか現地でも反感の声はほとんど聞こえてこないらしい(一時期のフルームとかひどかった...).
いつもニコニコ笑いつつ「戦略?駆け引き?温存?そんなの関係ねー.ゴールまで競争しようよ,競争!」的なノリが面白過ぎる.
まるでリアル真波くんだ.そういやアホ毛も共通.
とかなんとか時間をつぶしていると乗船時間.
飛行機の3倍くらい長いタラップ(パッセンジャーボーディング・ブリッジ:PBBというらしい)を歩いて「二等寝台A」まで(¥8,100).
ブルベ出走前はちゃんと寝たいのよ.
案内室前のホールでは,チャリを甲板に積んだらしい,ブルベ参加者のMさんとO西さんが早速ビールを飲み,くつろいでいた.
さて,出航である.
ちょうど日付が変わった.
寝ますか...
(その2)へ続く.