2024/1/8 Mon
サウナはじめ
Amazon Prime Videoにて,ドラマ『サ道』の追加料金なしでの配信が始まった.
家事をしながら少しずつ鑑賞中.
初回放送は2019年.
この番組をきっかけに一大サウナブームが到来した.
雰囲気としては『孤独のグルメ』のサウナ版.
コミックが原作なのも一緒.
基本的に風呂に入っているおっさんの独白で構成.
関東周辺のロケが多いが,年末のスペシャル版で旭川の「OMO7」「白銀荘」の紹介もあった.
コーネリアスの音楽と主演3人のかけあいがいいね.
Kazchariがサウナにはまりだしたのは2022年の夏.
このブログでもたびたび書いているが,Kazchariは主にオートバイにて日本中を旅した.
『サ道』で紹介される“聖地”付近も通っている.
また,サウナ総本山フィンランドにも行ったことがある.
当時はサウナに全く興味がなかったのが心底悔やまれる.
「スタンドはいつでもどこでも存在するが、見ようとしない人が見ないだけである」(The JOJOLands)
つーことで連休最終日は外ライドをお休み.
風邪(鼻と咳)の状態もだいぶよくなってきたので,久々に「サ活」に行きたくなってきた(単純である).
行き先は『万葉の湯 旭川高砂台』.
この施設,通常料金で¥1,600と,非常に高額.
普段よく行く『花神楽』や『SPA神楽』のほぼ倍の値段.
だが,Kazchariは某共済の加入者なので¥300で入浴可能なのだ(回数制限あり).
もちろんハスラーで出撃.
冬の旭川は普段の2車線道路が雪のせいで1車線になってしまう.
住宅街だとすれ違いすら怪しい.
ただし,今年は札幌方面の雪が多いようだ.なぜか旭川と反比例する傾向.
ガチガチに凍った路面で,冬の運転は非常に気をつかう.
事故っていないのは運が良いからに過ぎない.
14時過ぎ,無事『万葉の湯』着.
受付を済ませ館内着を渡される.
こういうのを希望者だけにすれば料金をもっと下げれるのでは?
番号指定ロッカーで脱衣.
いつも通り,かけ湯をして身体を清める.
その後,やや熱めの「二股ラジウムの湯」にしばしつかる.
さて,サウナである.
『万葉の湯』にはミストサウナがある.
通常のドライサウナとどちらに入るか悩むところ.
今回,1,2セットは通常のドライサウナ.3セット目にミスト,そして禁断の4セット目にドライサウナというやや変則的な方法にした.
帰宅後に観た『サ道』の「しきじ」回では,「フィンランド式サウナ」と「薬草サウナ」の入り方を指南していた.
ようするに(「フ」⇒「冷水」⇒「薬」⇒「冷水」⇒「休憩」)×3セットを薦めていた.
うん.次回はこの方法を取り入れてみよう.
『万葉の湯』は露天があるので外気浴が可能.
いわゆる“ととのいイス”が設置してあるのだが,そこに座るのはさすがに4分が限度.
残りの休憩時間は浴室内に引き継ぐ.
ここには浴室の中心にお湯の流れる大理石ベンチがあり,ここに座ると実に気持ちが良い.
うん.冬場は外よりこっちやな.
郊外の入浴施設にしてはめずらしく,西欧系の外国人がたくさんいた.
近くのスキー場からの流れだろうか?
さて,浴室を出て館内着に着替える.
『万葉の湯』と言えばコミックが充実.
自販機でコーラを買って,イスに陣取る.
まずは『キングダム』70巻.
今巻は韓非子の話.
相変わらずののんびりペース.
同じ大河系の『FSS』と違って,連続で描き続けているのはスゴイ.
そして,ついに『ゴールデンカムイ』の29~31,つまり最終巻まで(ようやく)読了.
実に面白かった.
これまでになかった北海道とアイヌ文化(おもにグルメ)をモチーフにした壮大なドラマがついに完結.
以下,少々ネタバレ.
クライマックスに向けて下品さと変態さは影を潜め,生き残った全キャラが入り混じる五稜郭での総力戦へ.
主要キャラが次々に死んでいく.
なかでも土方と牛山の死にざまが印象に残る.
これまでもハリウッド映画をリスペクトした展開が多かった本作だが,最後をかざる杉元と鶴見の一騎打ちは迫力満点.
このシーンの実写化には文字通り潤沢な予算と肉体派俳優が必要.
おや?
そう言えば実写版がもうじき公開やったなぁ.
最終回まで完走できるか?
不死身の杉元は最後まで撃たれても刺されても全然平気.
ちゃっかり生き残って,約束通り,東京に住む親友のヨメさんに再会し,約束を果たす.
そやな.このシーンがなかったら物語として成立しない.
杉元が死ぬバッドエンディングは元々なしか.
最後のシライシ国のコインにビルマ語っぽい文字が刻まれていたが,どこに独立国(島)を作ったのだろう? アンダマン諸島?
最終巻まで読み終えたので,やっとこの手のインタビューも読める.
『ゴールデンカムイ』最終巻ラストの真相…野田サトル1万字インタビュー#1
16時半になり,外の風景も暗くなった.
大作を読み終えて,ココロはすっかり北海道...って,住んどるがな.
さぁ,家に帰ろう.
こんなのんびりした1日も悪くない.