モンキー125,海・山リハビリツーリング

2023/5/14 Sun

自転車がダメならオートバイに乗ればいいのよ

iPhone11 Pro

いよいよ&ついに! 明日,抜糸予定.
長かったNo-チャリDayもようやく終わる(はず).
気のせいかオナカが出てきたように思えるが...気のせいでしょう.

本日も快晴&暖かい日.
復活したEMONDAで出かけたいところだが,ここはぐっと我慢.
膝の縫い目がぱっくり割れたらシャレにならん.

とりあえずEMONDA復活~ハンドルがパワーアップ

それでもタイヤが二つの乗り物に乗りたいKazchari.
そう,我が家には足を回さなくても乗れる二輪車が,他にもあるのだ.

つーことで,久々にモンキーに乗ってリハビリツーリング.
朝8時には出発準備完了.

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KazchariのiPhone11も購入してそろそろ3年.
電池の持ちがかなりあやしくなってきた.

盗まれた過去を探し続けて~iPhone11 Pro導入記

特に,ライドやツーリングで「Amazon Prime Music」を聴きながら,写真を撮り,たまにナビを使うだけでみるみるバッテリー残量が減っていく.

そこで今回はモンキーに装着したナビ用の「iPhone7」を,ポケットに入れた「iPhone11」でデザリングして,写真以外の仕事を賄ってもらうことにした.
これでバッテリーの節約になるかも...と期待.

そしてベルトの切れたG-shockを時計にする.

REC-MOUNTS(レックマウント) 汎用アダプター [ GM-3M3

行先は海,つまり留萌/小平方面である.
そこから日本海側を北上し,どこかで右折して内陸を通り帰宅するルート.
体調万全ならチャリでも定番のコースである.

まずは,道道96号を通り沼田へ向かう.

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みんな大好き「多度志のセイコマ」を経由して国道275号へ.
幌糠に入ると,つい先日廃線になった留萌本線と並走する.

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ごらんの看板が設置.
北海道の鉄道も減っていく一方.
最終的に在来線は札幌-旭川ぐらいしか残らへんのとちゃうか.

留萌線の記憶

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幌糠からは留萌をパスして小平に向かうショートカットを選択.
ここもよく使う道.
紅葉時期はきれいなのだが...ありゃ,そういえば桜を全然見かけんな.さすがに散ったか.

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海岸沿いを北上.いわゆる日本海オロロンラインである.
ここの下りから広がる風景が好きだ.
日曜日にもかかわらずクルマの数は少ない.

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道の駅「おびら鰊番屋」着.
まだ開店前で駐車場もガラガラ.
そうか,朝早く出るといろいろと快適に走れますな.

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いつかは寄りたい,行列のできる海鮮食堂「すみれ」を横目にさらに北上.
霧立峠へ向かう国道239号の分岐に着くが,ガソリンが心もとない.

もう少し北に進んで羽幌でセルフ給油する.
例によって70km/リッター.カブですか?

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ナビをブルベチャリダーの味方『霧立亭』に設定.
ここで曲がって海とはお別れ.

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ここ周辺では唯一のコンビニ『セイコマ古丹別店』にピットイン.
オートバイだとまだ良いが,ここから霧立を越えるつもりのチャリダーはこの店の補給は絶対.
マジでヤバイ(水切れからのサバイバーは語る).

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軽食のつもりが,50円引きクーポンにひかれて「BIG生ペプシ」とおにぎり2個を購入.

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そして霧立峠へ.
しかし...いつ走っても...退屈な道だ.
まさに修行道...いや,北海道道.
電波も悪く,途中でPrime Musicも途切れた.

そやけどこの道,よくチャリで走ったよなぁ.
いつの真夏だったか,ボトルの水が切れ,工事現場の仮トイレ横のタンクからいただいた水を口に含んだのが懐かしい.

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全く峠らしさのない霧立峠着.

そのまま国道275の分岐まで下りる.
左折して少しすると『霧立亭』なのだが,先ほどのおにぎり2個のおかげで,全くハラが減っていない.

仕方がない.
パスして幌加内の市街地まで向かいますか.

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交通量も多く,このまま走っていても面白くないと思う頃,左の森に向かうダートを発見.
直観により,そのダートに進入.
これが大当り!

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交通量がそこそこあるのか,締まったダート.
モンキーでも問題なし.

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以前「日本ではグラベルロードは流行らないかも」的な記事を書いた.

グラベルロードは流行ってる?

一番の理由はアメリカのようなグラベル向きの道がないから,ということだったが,「やっぱり北海道は別」と思わせるな.
実にハイ・スピードグラベルロード向き.

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使い勝手サイコーなインナーバイザー.
トンネル手前で,サッと収納できるのもええね.

ヤマハ バイクヘルメット ジェット YJ-22 ZENITH

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突然通行止めの看板.
「まさか,ここで引き返し?」と思ったが,どう見ても先に道はつながっている.
それに新しいクルマの轍があったので,慎重に進んでみる.

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道が陥没していた.ヤバい.
「ヤバい」と言えば,クマの糞も結構落ちていた.
オートバイは騒音マシンなのでいいけど,チャリだと...ヤバい(くどい).

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10Km程度のダートだったかな.実に楽しい道だった.
「YahooMAP」にも一応載っていた.
次回はチャリでも走りたいルートだ.

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ダートを出て,幹線道路までのつなぎの道.
これまでノーチェックだったが,幌加内周辺,楽しそうな道(ダート/グラベル)だらけ.

道の駅「ほろかない」までクルマでトランポし,周辺グラベルを走り回る.
そして温泉に入って帰る.素晴らしいプランだ.

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幌加内の市街地へ.
時刻は13時頃.

ダートを堪能したせいか,さすがにハラが減ってきた(無関係).
てっきり,どこの食堂も長蛇の並び...と思いきやガラガラ.
昨年の200ブルベ中にも利用した食堂にピットイン.

ファットなBRM911旭川200km(その3)

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「かけそば」と「ミニ天丼」のセット(¥1,110)
そうか,先のブルベは9月,つまり新そばの時期やったから,あの人混みやってんな.天丼も美味し.

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幌加内の(個人的)有名看板.
ここにも今はなき鉄道(名深線)が描かれている.

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さて帰りますか.
旭川へ向かう道道72号へ.

最後の最後に,廃校跡の残り桜を発見.
失われた春を少しだけ取り戻した感.

パッドに押し付けられたことによる膝の痛みは多少あったが,左肩も含めてほとんど気にならなかった.
当たり前とは言え,ちゃんと回復するもんやねんな.

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iPhone11のバッテリー,帰宅したら残りはたった18%でした.ヤバい.
一応,今秋「iPhone15 Pro」へ買い替え予定やけど,いくらすんのやろ?

続くガンプラな日々~MGバルバトスとジロ

2023/5/6 Sat

汚しまくってイライラ解消?

衝撃のあの日から5日経った.
肩・膝とも,かなり傷が癒えてきた(気がする).

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

肩の痛みはまだ残る(肩鎖関節捻挫).
まだ重いものは持てない.

当然自転車には乗っていない.
物凄く違和感.
Kazchariの日々の生活に,チャリがいかに溶け込んでいたかがわかる.

チャリが趣味じゃない人,いや,昔のKazchariはどうやって休日を過ごしているのかもはや想像できない.

それにしても,いつかはあろう「クランカー」さんからの電話もしくはメールが怖い.修理代は元より,「フレームも逝ってるねぇ」とか言われたら気ぃ狂うな.きっと.
引き取りは純正ハンドルへの交換後と伝えているので,再スタートは6月以降になりそうやけど.

膝の屈伸をほとんどしない...ということであればオートバイは乗れそうやけど...ヤメとこ.

プレバン限定ガンプラ『百式ライズカイン』も無事完成.

レトロなGW後半戦~ガンプラな日々再び?

つーことで,どこにも出かけない連休最後半戦も罪...いや積みプラを崩す.
今回はこいつだっ!

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MG 1/100『ガンダムバルバトス』

MG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトス 1/100スケール 色分け済みプラモデル

ご存知の方も多いと思われるが,数ある「ガンダム」の中でも最も汚しが似合う機体.
ビーム兵器無効,実弾もしくは鈍器か大剣で殴り合う世界.
おまけに急造カスタム仕様で地上戦メイン.

『百式ライズカイン』は金メッキだったので,せいぜいフレームに墨入れ0程度だったが,バルバトスは汚しまくるでぇ.

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この時代(2019年12月発売)になるとポリキャップレス.
合わせ目もなく,パーティングラインも目立たず,可動耐久性も申し分ない.
各部むき出しのシリンダーも可動に合わせて無理なく動く.
パイプ類は一体プラ成型.このあたりはMGっぽくない.

実はこのキット,元々は息子の誕生日プレゼント用に買ったのだが,さうがにMGはまだ早いっつーか,ボロボロに作られるのがもったいないと判断.
代わりにこいつを渡した.

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトス 1/100スケール 色分け済みプラモデル

放送当時に発売されたこのキット,不思議なことにバルバトスを象徴する武装である「メイス」が付いていないのだ.不思議.
息子はサクッと作り,サクッとボロボロにした.

MGバルバトスに話を戻す.
ゲート処理したパーツをテキトーにブロックごとに組んだら,つや消しの缶スプレーをシュッと.

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乾燥後はガンダムマーカーを塗りたくり綿棒で拭き取り.

荒いスプレーの粒子がプラ表面にいい感じにムラを作り,ダメージを受けたような表面処理となる.

GSIクレオス Mr.トップコート 水性 艶消し スプレー 88ml 模型用仕上材 B503

GSIクレオス ガンダムマーカー GM406 リアルタッチマーカー グレー3

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ちょっと脚を汚し過ぎたかも.
全体に満足な場所とイマイチな場所がある.まぁ久しぶりの作業やし.

カーモデルやバイクモデルのような傷一つ無いように磨きまくるプラモと異なり,机上に置いて気が向いた時に,シルバードライブラシでちょんちょんやったり,ダークブランでオイル垂らしたり,砂埃付着させたりと色々遊べそう.

SF3D...もといMa.k.の横山宏さんも同じようなことをしている,と聞いた.

横山宏Ma.K.モデリングブック

いずれにせよ,拭き取り用のマーカーは適当ではなく,控えめに使うのが良い(といまさら反省).

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夢中で作っていると夜になった.
やはりプラモ作りは楽しい.チャリの代わり...はならん.

今夜からいよいよ2023年の『ジロ・デ・イタリア』スタート.
グランツールは,何か作業しながらダラダラ観るのが良い.

第1ステージは個人タイムトライアル.
結局最後まで観てしまったが,レムコスゴかったわ.

初日のせいか,ライダーは全員一分間隔でスタート.
爆走するレムコの前走者は身長190cm超えの巨人.
それを171cmの小柄なレムコが,あっと言う間に抜き去るのが...カッコ良すぎる.
結局初日でマリア・ローザ.
ガンナの立場が...

そう言えば,バルバトスのパイロット,三日月も躊躇も容赦もないミクロマン.おおっ,何かつながった.

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バルバトスと言えばこのポージング.

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やはり,バルバトスの武装はメイス一択.
付属の太刀やら滑空砲はランナーのまま.気が向いたら作ろう.

この超いかつい鈍器で問答無用で敵を叩きつぶす,絶対コロスマンの主人公.
他のガンダム作品にはない.
なのに...シーズン2で大失速したのが実にもったいないなぁ(リメイク希望).

つーことで,近年になく天候に恵まれた2023年のGWも...終わってしまう.
あー,ついてねぇ.

運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法

思えば,このあたりから怪しい.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

それでも慎重かつ大胆に進もうと決意.アタックチャンス(何のこっちゃ).

EMONDAな桜散策(不発)ライド

2023/4/29 Sat

連休初日

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曇り.温度:14 ℃,湿度:51%,体感温度:13 ℃,風速:12.4 km/時,風向:S

ついに始まった2023年のGW.
超ホワイトな我が職場は有給取得せずとも9連休である.

一昔前なら「沖縄や海外へのダイビング旅行」という,ブルジョアな生活を満喫していたものだが,昨今の各種事情がそれを許さない.
そやけど,GWの国民一斉大移動は何かと問題.
実際に行っていた頃も,料金は高いわ,人は多いわ,ショップ側も余裕ないわで,正直イマイチなところもあったな.

つーことで,ここ数年のGWは「ソロキャンプ+息子キャンプ」の組み合わせにシフトしていた.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

今年も前半のソロキャンプを本日29日からスタートするつもりだったが,最もアクティブに動けるであろう30日の天気が全道的に雨予報.
「こりゃ行っても楽しめなさそう」と,ちゃっちゃとプラン変更.
この柔軟性がKazchariの持ち味.

つーことで,雨は大丈夫そうな曇り予報の土曜日はEMONDAでソロライドすることにした.

北海道(道北)のこの時期と言えば...そう桜だ.

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気温的にとっくに全面開通しているであろう「旭川層雲峡自転車道」を走って北へ向かう.
「桜ライド」という目的なら,この時点で既に間違っていた,と後で気づく.

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上の写真は旭橋を少し過ぎた地点.
河川敷は雪捨て場でもある.
融けた雪が道にあふれ,脆弱なアスファルトを陥没させる.
元々,このあたりの路面は地面の下を木の根が這い回っているせいなのかボコボコ.
ハンドルをしっかり握っていないと,はねてヤバイ.

そうこうしているうちに,いつものスタート地点へ.

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自転車数台とすれ違ったり,抜いたり.
路面状況は良好だが,ここ数日の強風のせいか,小枝がやたら落ちている.
ホイールに挟まると転倒するらしいので要注意.

それでもAve30~はキープ.
なんだかんだで,このEMONDA,やっぱり速いわ.
ずっと書いているけど,純なレーシングバイクだけに「もっと踏め」と要求してくる(気がする).
DOMANEとはキャラが違うことが,コトバではなくココロで理解できてきた.

本来,悪路用レーサーとして作られたはずのDOMANEだが,先日のパリールーベではとうとう使用されなかったらしい(選手はMADONE Gen7を使用).
市販されるDOMANEもモデルチェンジの度に快適さ重視に変わっていってるようだ.

やはりブルベなどの超ロングはDOMANEが良いな.

Myロードバイクの乗り比べ~EMONDAとDOMANE

とかなんとか考えているうちに,季節ごとに様々な顔を見せるお気に入りポイント着.

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同じ位置から,画角を変えて撮影.

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全く違う雰囲気.やはり写真は面白い.

やがて太陽が顔を出す.
このまま晴れてくれるかなぁ...

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と願っていたが,この時間がピークで後は曇天.

自転車道の終点であるさくら公園を過ぎ,国道に合流.
ここの区間はつまらん.
ベストは自転車道の延長だが,せめて路肩をキレイにしてほしい.
青矢印なんて気休めに過ぎん.

少し逃げ道(裏道)を通って,旭ヶ丘ヒルクライムレースのスタート地点へ到達.

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

本来ならっつーか,ここまで来たらタイムアタックがセオリーなのだろうが,それだといつもと同じで面白くない.

「人生を楽しむためには1日3つはいつもと違うことを」と何かの本で読んだので,実行.

『大雪ガーデン』には登らず直進.

途中「道が細くなるので通行注意」との表示あり.まさかグラベルなのか?
まっ,その時はその時で引き返す.

山に向かい結構な距離を進む.
やがて丁字路へ.

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何かゴミ捨て場のようだが違います.
直進すると工事中っつーか,見事なグラベル.
もちろんEMONDAで走る道ではない.

左折すると国道に接続.
右折するとつづら折れの激坂が見えるがどこにつながるかわからない.

Google先生も電波が入らず助けてくれない.

ここはもちろん...激坂でしょう! 行けぇ!EMONDA!

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ぜいぜいと登り切りました.
未知の道なのでゴールがわからん.
リア30Tが素晴らしい(TTだと封印した方が良いかも).

どこにつながるかわからんけど,さらに進む.
まだ登りますか.

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牧場の建物や作業中の人が見える.
まっ,どこかにつながっているでしょう.
『大雪ガーデン』だとベストなのだが...おっ,風景が開けた.

風もないし,アレ,使いますか.

めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド

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気持ちよく走ってたら...がーん.
やがて行き止まりっつーか,グラベル出現!
こ,ここで引き返しか!?
さすがに甘かった.

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当然,ここまで登り続けて来たので帰りは下り.
楽ちんっちゃー楽ちんだが,寒い...さすが高原.
たまらずジレを着用.

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国道へ続く道にかかる橋.
天気がよければさぞかし絶景.

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カロリー消費が凄まじい(多分).
こちら方面に来た時は,某食堂で「ポークチャップ定食」が定番なのだが,先程の「3つは新しいこと」に縛られ,別の店に.

国道沿いにある「さつき食堂」
以前も一度寄ったことがある.

かってに旭川400ブルベ改330獲得標高ましましライド

今,思えばよくこんなしんどいライドしてたなぁ.ブルベでもないのに.

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「にんにくたっぷり」との謳い文句につられて「黒塩ラーメン」(¥1,100)を注文.

これがまぁ不思議な味で,”知っている塩ラーメン”とは明らかに違う味.
説明困難なので,ぜひお試しを.

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「さくら公園」からは高速道路(自転車道)に乗る.

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アスファルトにガラスが混じった,パンク誘発ゾーン(これまで3回はヤラレタ)を無事にクリア.
このまま往路と同じ道で帰るのは面白くないので,遠回りルートを選択.
自転車道を離れ,愛別-当別-東川経由で帰ることにする.

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いつものっつーか,よく寄る当麻のセイコマで小腹を満たす.

トイレの待ち時間にセイコマアプリを起動.
クーポンをチェックするとGWのせいか,値引き品多め.
見逃すところやった.

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東川からはいつもの「忠別川サイクリングロード」に乗る.

すっかり忘れていたが,今回は「桜探索ライド」
お気に入りのポイントに向かうが...全然.
まだ早かったようだ.

雪解けそのものは早かったが,その後の寒暖差,天候不順,強風により,きれいな桜並木が未だに拝めずにいる.

まぁ良い.
休みはまだまだ続く.

iPhone11 Pro
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帰宅後,右膝に痛み.
うっ,調子にのってやっちまったかな?
マッサージと消炎鎮痛剤を塗り込んで寝よう.

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それにしても暖かくなった.
週末ライドの度にウェアが薄くなり,装備が軽くなる.

そして,すぐに大好きな夏がやって来る.
素直にうれしい.

ロードシーズンinライド~TREK EMONDA SLR7 First Light 実走レビュー

2023/3/15 Wed

何このバルバトス.

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晴れ.温度:3 ℃,湿度:66%,体感温度:3 ℃,風速:4.0 km/時,風向:S

さぁさぁやってきましたよ.
雪解けが進み,ロードバイクで思う存分走れる日が.

確かに年中,室内でZwift&3本ローラー,それにファットバイクで真冬も外を走っているので,常にオンシーズン状態なのだが,今年は別.

大枚はたいて購入した機材ドーピング...じゃなかったNew Machine「TREK EMONDA SLR7 First Light」の出撃ですよ.

無事帰宅して一言,「気に入った」.

納車以来,既に3本ローラーにて500kmほど走行.
BB周りの剛性感や新型アルテDi2のギアチェンジレスポンスは体感済み.
ポジションの微調整も完了(ハンドルを目一杯下げ,サドルをやや後方へ).

それでも外乗りだと,その印象は全然違うはず.

先日のモンキーツーリングの時にも書いたが,いくら雪解けが進んでいるとは言え,北海道は北海道.
今日も気温一桁予想.
本州住みならまだ冬眠中かも.

モンキー125,2023年初ライド

つーことで,まずはウェアの選定.

インナーは定番のミレーのスケメッシュ.

注意しないとビーチクが痛い.
この上に,パールイズミのセーター,dhbの防寒・防風長袖ジャケット.
寒風で耳が痛いと思われるのでバラクラバ.

下はdhbの起毛ロングタイツ.

このタイツ,機能的には問題ないけど,使用回数の割にケツのパッド部の毛羽立ちが酷い.
同じdhbでも,長年使って全く問題のない製品もあるのはなぜだ?
サドルに座るとあまり見えない部分ではあるが,おシャライダーを気取りたいおっさんは少々不満だ.

グローブはこいつ.

[PIROXIS] 防寒グローブ アウトドアグローブ

安いし,この時期の気温にぴったり.
チャリ用ではないのでパッドはないが無問題.

示指と母指の指出し可能.
スマホ操作で便利な上,落としにくくなる.

足元には新兵器投入.

インナーソックス+起毛ソックスはいつも通り.
通常であればシューズにトゥカバーを装着する時期ではあるが,今回これを購入.

FOOTMAX ロードバイクシューズカバー FXB016

オーバーシューズ・ソックスである.
ナイロンやネオプレン製が多いが,いずれも耐久性に難があり,かつ着脱が面倒.
で,どこかのチャリ系ブログで見かけた,このソックス生地を試してみることにした.

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写真だとブルーに見えるが実際は黒.
使用前にクリート部分に穴を開ける必要あり.
適当に切ったら片方,少々切り過ぎた.
そこからほつれてくるかもしれんが,まぁ大丈夫でしょう.

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伸びるので,シューズの上から履かせるのが実に容易.
濡れたらどうする問題はあるものの,期待大.

iPhone11 Pro

軽量自慢のEMONDAにはバッグの類をなるべく付けない方針.
ジャケットのポケットにウインドブレーカー,ポーチ,スマホを入れる.
おっと,「マスク」も念のために持参.

10時過ぎ,ようやく準備完了.
ありゃ,ツールケース忘れた.
ロード外乗りの感覚が戻っていない.

行き先は馴染みの美瑛-上富良野方面とする.
風光明媚かつトンネルなし.あまり高い山もないので凍結の心配もない.
往復するとだいたい100kmとなるルートである.

以下,ど素人の“それってあなたの感想”インプレ.

サイコンのボタンを押し,クリートをはめ,緊張しつつ一踏み.

こ,これは...DOMANEとあんまり変わらん.

そらそうだ.
オートバイを乗り換えるのとはわけが違う.
エンジン(ライダー)に変化がないのだから.

ポジションで一番変わったのはハンドル幅.
400mmから流行りの380mmに変更.
さすがにこの違いはわかる.
5月になったら別のハンドルになるけどな.

若干雪が残る住宅街をおっかなびっくり通過し,少し開けた道に出る.
ある程度ポジションに慣れ,脚も温まったところで,少し踏んでみる.

おっ,確かに速いっつーか,反応が良い.
これはDOMANEとは明らかに違う.
いわゆる“硬い”ってのはこういうことか,と納得.

エンデュランスロードのDOMANEには前後にISOスピードなる衝撃吸収機構がついている.特に後輪は一番柔らかい位置で運用していた.

EMONDAにはそのような機構はない.
では地面からのショックがダイレクトに手に伝わったり,サドルからの突き上げがひどいか,と言われると特に違和感なし.

不要なシステムだったとは言わないが,上質なカーボンフレームには十分な衝撃吸収性ががあるということだろう.

家を出て,最初の坂が見える.

EMONDAと言えば,軽量クライミングバイクの代名詞.
正直,あまり「軽っ」という印象はない.
ヒルクラレース用に徹底軽量化したDOMANEの方が軽く感じる(未計量だが).

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2022

実際にレースで走ったら,また違う感想かもしれんけどな.

ただ,確実に言えること.
このEMONDA,坂になると“なぜか”ダンシングしたくなる.
いや,「ダンシングしろ」と言ってくる.
ようするに「もっと踏め!」だ.

某三日月なオーガスの様に「もっとだ...もっとよこせ...EMONDA...」と言えたらカッコよいのだが,逆にEMONDAに「こんなもんすか? 大したことないすね」と馬鹿にされている気がする.

己のパワー不足を痛感.
これがピュアなレーシングバイクというヤツか.

誰かが「斜度5%は坂じゃなくなる」と言っていたが,さすがにそれは大げさ.
3%なら...まぁわかる.速い.
明らかにDOMANEよりAve.を上げて走れる.

斜度10%を越えると,ダンシングで体重をペダルに乗せつつガシガシと登る.
どうしようもなくなるとフロントをインナーに落とすが,その限界点までに余裕がある.
リアもDOMANEの28Tから30Tに増えたしな.

そして,EMONDAの走行性能を如実に感じたのは,得意の坂よりもむしろ直線.
いわゆるエアロ効果なのか,無風や向かい風でも進みが違う.
30km/h~の巡航が非常に楽.

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つーことで,美瑛の丘を走り回る.
さすが平日,人は少ない.
天気も良い.

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今シーズンよりついにパワーメーターを導入.
『Favero Assioma Duo』だ.

GARMINサイコンに記録されるデータが増えて,己のスペックの可視化が一挙に進んだ.

ただし,LOOK 「KEOクリート」に不満あり.
SHIMANOに比べると,付けにくく,外しにくいのだ.
一方でカーブで膝を開くとカチっと外れたりする.

精度という点ではやはりShimano-SPDペダルの方が上.
今買うなら同じAssiomaでもShimanoペダル対応のこっちかな.

Qファクターが広がるのが嫌でペダルタイプにしたけどな.

後,あれやな.
ペダルやクリートに雪や泥がつまったら,ガンガン,ペダルを蹴って落としてたけど精密機械になったので,あまりしたくない.
これも外れやすい原因なのかも.

パワメの利用法についてはまだまだ勉強が必要.
ロードレース中継なんかでよく言ってる「このパワーで踏めば,後何km走れる」とか,どうやって確認するんやろ?
パワーゾーンを見ながら? 登攀中,そんな余裕ないでぇ.

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とかなんとか考えながら漕いでるうちに上富良野着.

雪が解け,走れそうだったので「かみふらの八景」の一つ,「旭野やまびこ高地」へ向かう.
ここが見事な斜度のキツいアップダウンコース.
ある意味,EMONDAの特性を発揮するに最適.

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キツかった...

引き返して上富良野市街地へ.

セイコマが混んでいたのでセブンイレブンに向かう.
珍しくチキンサンドとソーセージサンドのパン食.

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店舗の前で食べたのだが,店に入る人,出る人,ほぼ全員マスク着用.
いやぁびっくり.
あくまで“任意”ではあるが,3年間の習慣とは恐ろしい...

ここからはところどころ寄り道しつつ帰路となる.

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帰りは下り&追い風基調となるので巡航が楽.

気温が低いと空気が重い=抵抗が強くなるという.
つまり夏が近づけばもっと速く走れる...ということか.

本日最後にSTRAVAセグメントにもなっている近場の8%坂に,遠回りして挑戦.
結果的にベストタイムより5秒遅れ.

まっまぁ,100km走った後だし...ほ,ほんとはもっと速く走れるはずなんだからねっ!(誰に対してツンデレ?)

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以上,100kmのインプレライド終了.

冬期間も外乗りしてたけど,やはりロングライドの勘はイマイチ戻ってないな.
ペース配分が悪い ⇒ 平均速度が遅い.
まぁ,今日はしゃあないわ.

そうそう,新兵器のオーバーシューズ・ソックスですが,家で確認すると,かかと部分に見事に穴が開いていた.
そらそうだ.歩かないわけにはいかない.
水もよく吸ってしまう.つまり雨の日は使えない.
耐久性に問題ありそうやけど,防寒・防風性能は素晴らしい.
季節限定アイテムやし,まぁええか.

帰宅してSNSを開くと,うれしいお知らせが.

かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

な,なんと,4年ぶりに『カミヒル』再開とのこと.
以前,中の人に聞いたところ,今年も難しいのでは...という話を聞いていたのでびっくり.

よっしゃあ! 坂バカ宣言した今年はエントリー!...と思ったものの,「あれ? この日(8/27)って何か予定があったような...」

がーん,ありました.

つーことでカミヒル初参戦は来年,2024年に持ち越しだっ!
目指せ(50~59歳部門の)表彰台!

「さぁ,バルバトス(EMONDA),全部よこせ...」と言いたい.

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ファットな激闘!ゆるポタだったはずライド

2023/2/12 Sun

一人の冬.

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-2 ℃,湿度:91%,体感温度:-4 ℃,風速:6.7 km/時,風向:SSW

週末連続ライドの2日目はパッとせん天気.

クルマでどこぞの温泉サウナへ...という悪魔のささやきも聞こえた.

だがしかし.

たまたまNHK+でCYCLE AROUND JAPANの道東編を観てしまったのが運の尽き.
無性にライドしたくなり出かけることにした.

OLYMPUS TG-5

おっ,なんとなくロボの頭発見.

OLYMPUS TG-5

近場をポタしてちゃっちゃと帰るつもりが,気温の高さも相まってついつい遠く遠く遠くへ.暗いけど.

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この時期,郊外に出ると歩道の除雪はほとんどされていない.
いや,されたとしてもすぐに雪が積もる.
さすがのファットバイクもタイヤが埋まって動けなくなる.

で,本来の通行帯である車道を走ことになるが,場所によって波打ってデコボコ.
フラットに見えても,ガチガチの氷だったり,氷塊が隠れていたり,あるいは大嫌いな”縦わだち”にハンドルをとられたりと全く気が抜けない.

OLYMPUS TG-5

そう,冬場は結局走る場所全てがグラベル.

転倒や右方向へのはみ出しのないように最大限の注意を払うが,危険なことは危険.

そう言えば少し前のYahooニュースで「真冬の札幌市内をチャリでウーバーイーツバイトしている学生」が紹介されていた.
で,そのコメントが例によって「危ない」「コケたらどうする」「邪魔」など非難轟々.

装備を万全にし,コースを選ぶ冬チャリ遊びに関しては,もちろん完全肯定のKazchari(当然).
しかしながら都会の凍結した道を”仕事で”チャリに乗るのはちょっとなぁ.
おまけに報酬激安やし.

家から美瑛に向かう道のうち,もっとも交通量が少ないルートを選択.
夏は路面の舗装状況が悪く,ロードだと躊躇する状態.
冬は雪に覆われて却って走りやすいはずが...

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一部除雪放棄で通れない.

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踏切渡って国道まで出るはめになった.
こんな時,電車(ディーゼルなので汽車)がやって来たら絵になるのだが.

さすが国道.
歩道の除雪も丁寧.

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いつもの西聖和の交差点で左折すると,MTB+スパイクタイヤ痕が.
仲間を見つけ,うれしくなってトレースする.

やがていつもの撮影ポイント.
古い赤レンガ倉庫にて停車.

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冬ならではの光景で面白い構図.

さて,撮影中も大型の観光バスがひっきりなしに通過する.
こりゃ,丘の名所は人でごった返している可能性あり.
新コロ自粛期間中はホンマ静かやったなぁ...
農家のみなさんはともかく,観光業は今の方がうれしいのだろうけど.

さて,Kazchariは丘方面には行かず,つまり先ほどのMTBのトラッキングをヤメて美瑛市街(千代ケ岡)の方へ.

OLYMPUS TG-5

徐々に雪が降ってきた.
千代が岡のセイコマ近くに新しくおにぎり専門店が出来ていた.

ととおにぎり

おいしそうだが時間的に今日はパス.
今度来てみよう.

軽車両通行可の踏切を渡る.
ちょうどJRの点検作業員の方と出くわす.なかなかレア.

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雪が強くなってきたが,当初の予定通り線路沿いの道を走る.
交通量少ないのか雪深め.ファットでちょうど良し.

徐々に人気がない道に.
チャリの姿はもとより,クルマすら見かけなくなった.

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タイヤが雪を蹴る音と,フロントにつけたカウベル,それに自分の息遣いしか聞こえない.
最高のデジタルデトックス.完璧に素晴らしい時間だ.

とは言え,腹が減ってきた.
ハンガーノックになる前に補給.
持参したせんべい,チョコ,塩タブ,それに給水.

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向かい風だが気温が高い不思議な日.
「やけに視界が悪いな」と思ったらサングラスに付着した雪が凍結していた.

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雪の降る中,修行(明鏡止水)モードで漕いでいるうちに志比内の分岐点着.

目立つ看板発見.
ここから直線6km先に「びえい冬まつり」の会場があるとか.
全く知らなかった.
今日の天気ではお客さん少なそう.

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さてヒルクライム.
夏に新兵器EMONDAによるタイムアタックが楽しみだ.

ここからようやく折り返し.
交通量の多い東川市街への道ではなく,入浴施設「花神楽」に向かう森方面にルートをとる.※入るわけではありません.

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この道も交通量が少ない.
つまり雪が固まっておらず負荷がスゲー.
さらに追い風で正面から吹雪攻撃.
つまり楽しい(なぜ).

「花神楽」には向かわず空港方面へ直進.
ここからはしばらく下り.

点在する牧場施設を通り過ぎて牛のオブジェへ.

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このオブジェの近くには,この辺りでは貴重な自販機があったはず.
ひょっとしたら冬期間は撤去と思いきや...あ,ありました!

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まさに雪原のオアシス.
しかもしっかり「Coke-on」対応(電波の入りは悪い).
温かいカフェオレを飲み,プラス補給食.

長居は無用(汗冷えで寒くなる).走り出す.

普通に左寄りを走っていると,すのすぐ脇を「ヤリス」が猛スピードで抜いていった.ハイブリット(?)なのか,全然気がつかなかった.こえーよ.

そやけど,そのスピードと距離でチャリをひっかけたらどうするつもりやねんやろ?
「冬にチャリに載っている方が悪い」思想? もしくは全く認識されていなかったとか? どっちも怖い.

空港脇の歩道に出た.
これで一安心と思いきや...むっちゃ雪が深いやんけ!
必死こいて漕ぐ.

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最近出来た空港と市内をつなぐ新しい道路に出た.
ここの歩道も同じく深い!

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ここに来て晴れ間! ありがたい.けど,雪は深い.

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いい加減漕ぎ疲れたので,除雪道路を求めて左折.
なんと走りやすいことか(そうか?).

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近所の絶景ポイント.ここは日本なのか?

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ちょい乗りゆるポタのはずが,吹雪&重い雪でハードな50kmのトレーニングライドになってしもうた.
最後の太陽が今日のゴールを歓迎してくれているようだった.

玄関前でサイコンを止める.
いつもならWifi接続で,すぐにSTRAVAにデータがアップロードされるはずなのだが,なぜか今日は未.
コンデジ(TG-5)からiPhoneへのデータ転送やら,シャワー,洗濯などの手間があるのでアップロードは後になってもかまわないのだが,“時々”つながらないのが困る.

全てが終わって,アップロードのためサイコンの電源をonにすると起動場面でいきなりフリーズ.
必殺の3ボタン同時押し(再起動へたすると初期化)も効かない.

PCからの起動を考え,手持ちのUSB-Cコードを差し込むとなぜか起動.
さらにiPhone側でGarmin Connectにつなぐと無事アップロードされた.

いや,ホンマ安定せんわー.
バッテリーの保ちだけは史上最強だが,相変わらず信頼性が...

いずれにせよ,今日の雪は水分を含んで明らかに重かった.
こういうところに季節の移り変わりを感じる.

これから数回は降り戻しがあると思うけど,北海道は確実に春に向かっていると感じるライドだった.

あぁ早くロードに乗りてぃっ.
モンキーもな!

ファットな冬の天人峡ライド~ぽかぽか

20223/1/30 Mon

新運用と新兵器.

OLYMPUS TG-5

晴れ,温度:-10 ℃,湿度:76%,体感温度:-16 ℃,風速11.2 km/時,風向SSW

振替休日.
昨日の日曜日は悪天候で一旦出かけたものの,道路状況的に諦めた.
一夜明けると,ここ最近なかった超快晴.
これは出かけねばなるまいて.

ただし...定刻に起床したものの,とある場所に寄りたくて出発が遅れてしまった.
そう,欲しいガンプラの再販日と重なっているのだ.

で,近所の「100満ボルト」の10時開店と同時に入店.
残念ながら...なかった.
いわゆる納品日と店頭販売日の時間差か?
はたまた最近の悪天候のせいか?

いずれにせよ,2回目の再販も逃してしまった.
まっ,来月に期待かな.

「身構えている時には,なかなか買えないものだ.来店ポイントだけでももらって出発するか」と,スマホのアプリ画面を端末に読み込ませたが,なぜかエラー表示.
店員さんを呼ぶ.
どうやら,ポイントカードの情報とアプリの登録内容が一致しないためだそうな.

かもな.

旭川に引っ越してきた頃,色々なポイントカードを作ったけど,時々はKazchari,時々はヨメさん名義とごちゃごちゃにしてたツケが,各種アプリ移行により露呈しつつある.
ここはスッキリさせるべく,Kazchariの名義に変更することにした.

この手続きに意外と時間がかかった.
店を出た頃には,当初の赤平方面計画は挫折.
近場ライドに変更することにした.

で,向かったのが...

OLYMPUS TG-5

はい.
クルマ・デポポイントでお馴染みの東川大雪遊水公園到着.
前輪をはめると,時既に11時半.遅い.

今回のライド,新しく試したいことがいくつか.

1つ目はベースレイヤー.

冬ライド,特に北海道のこの厳冬期を乗り切るには何よりベースレイヤーが大事.
Kazchariは2種を使いわけていた.

冬のインナー対決~「ミレー」vs「ファイントラック」

いつも役に立つというか,Kazchariの興味と一致する内容の多いチャリ系ブログ『cbnblog』によると,この2枚の合せ技が効果的とのこと.

ミレーのドライナミック・メッシュの性能が異次元すぎた 吸汗速乾インナーの効果を倍増させるチートアイテム

この発想はなかった.
で,今回試してみることに.

iPhone11 Pro

これで”ビーチク”が痛くないぞ!

もう一つは先日購入&色々あった「電熱グローブ」

Warm EF 電熱グローブ

マイナス20℃にせまろうかという厳寒の日.
まさに効果判定のチャンスである.

もっとも,最初からは着用しない.
真打ちはここぞという場面まで登場を待つ.

今日は趣向を変えて,いつもと異なりダム対岸ルートで登っていく.
それにしても...

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この美しさよ.
空気が美味い.

それに完璧な除雪.
鼻歌の一つも歌う...いや,顔が痛い.

OLYMPUS TG-5

さて,ある意味冬ライド最大の鬼門.
トンネルである.

全く積雪がないのでスパイクピンがちびる.
盛大な騒音を立てつつ,ファットが走る.

そしてトンネルを抜けると...

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見事な大雪山系.
これだから冬ライドはやめられない.

OLYMPUS TG-5

ここも好きなポイント.
青と白.
そこにちっぽけな黒いチャリ.

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通称「ユイの壁」を下りてすぐの分岐看板.
この激坂,当然のごとく冬期通行止め.

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今日のコースはやたら長い直線が多い.
晴天時はええけど,吹雪いたら絶望しか感じない.

OLYMPUS TG-5

この青看板の手前,別の林道が走れそうだったので進入したら,前方からトラックが走ってきて慌てて退散(Uターン).
どこかの工事現場につながっているようだ.

そう,今日は平日.
トラックを始め,お仕事車両が非常に多い.
観光客のクルマが少ないけど,痛し痒しやね.

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予定通り,天人峡を目指す.ここから約10km.

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トンネル内.特に暖かくもなし.
スパイクピンがぁー!

そうそうフロントライトはRAVEMEN.

使い勝手良し.

OLYMPUS TG-5

で,我慢の「羽衣トンネル」を抜けるとこの絶景である.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

今やたった一軒しかない宿(しきしま荘)のための完璧な除雪.
光のあたる柱状節理と,暗い雪の壁.
コントラストがくっきりしすぎて,”切って貼った”みたいな画になっている.

最後のトンネルを抜ける.
行き止まりの先には,今や心霊スポット化しつつある『天人閣』

OLYMPUS TG-5

まだ営業していた頃,日帰り入浴で訪れたことがある.
めっちゃええお湯やったなぁ.特に露天風呂はよく覚えている.

ワンチャン,冬の「羽衣の滝」まで行けるかと思ったが,全く除雪されていないようだ.
猛者たちの歩いた跡はある.

つーことで,ここに来た目的である「足湯」へ.

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いい感じに冷えている「メッシュソックス」「ウールソックス」「トゥーカバー」「オーバーソックス」の豪華4層重ねを脱ぎ,湯に足をつける.

至福.

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ちょうどどこかの温泉施設なのか,トラックが大量に湯を汲みにきていた.
タイヤの跡が他に何台もあったので,半端ない湯量なのだろう.
つくづく,主要ホテルの廃業がもったいない.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

持参した補給食を頬張りつつ,30分ほど滞在.
長時間の休憩は汗冷えの元.
それに日が傾くと一気に気温が低下する.

出発.

OLYMPUS TG-5

天人峡までは2~5%の登り.
そう少し標高が高いのだ.

ゆえに帰路は下りとなる.Avgスピードも25km/hを越える.
すると何が起こるかというと...ひたすら寒い.

数百メートル進んでたまらずストップ.
ついに,新兵器,電熱グローブの登場である.

OLYMPUS TG-5

以下,インプレッション.

素晴らしい製品である.

緑色は一番低い温度なのだが,ハンドルカバー併用のため全く問題ない.
手の甲からMP関節を越えたあたりまで,ほんのりと暖かくなり,冷えて感覚が怪しかった指先の動きが完全復活.
その末端の回復が身体全体に伝わったのか,念のために持参していた電熱ベストは使用する必要がなくなった.

Kazchariの場合,Lサイズだと指が余るので,デジカメの操作がややしづらくなるのと,バッテリーのせいで手首あたりが太くなってしまうので,ハンドルカバーに入れるのに少々コツがいるが...それは些末なこと.良い買い物をした.

ちなみに1時間ほどの使用でバッテリー15%減.十分でしょう.

ただし,以前の記事でも書いたが「洗濯不可」らしい.
できるだけ汗をかきたくないのでヒルクライムなどでの使用は避けたい.
後,ついつい鼻を拭ってしまう癖も...自重しよう.

OLYMPUS TG-5

ここまで下ると,気温も少し高くなる.
と言ってもマイナス10℃ぐらいか?

そうそう「足湯」につけたせいか,足の方は全く寒くない.
ずっとポカポカしている.
さすが温泉,恐るべし.

帰りは往路の対岸を走る.
”みんな大好き”チョボチナイゲートは完全に雪の中.
クロカンの人とか進してそう.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

例によって憂鬱なトンネル轟音走行を終えると,忠別ダムの管理所が現れる.
せっかくなのでダム道路ライド...げっ,除雪してへんやん!

OLYMPUS TG-5

ダムからのダウンヒル.
途中でワンボックスがスリップして,道路脇の林に突っ込んでいた.
ドライバーはどこかに電話中.
うーん,この見通しの良い道路でなぜスリップ?

OLYMPUS TG-5

つーことで,無事デポ地点の公園に戻る.

OLYMPUS TG-5

いやいや今日も楽しかったのぉ.

まさかこの年になって,マイナス20℃近い中をチャリで走る変...趣味にはまるとは想像できなかった.
健康の秘訣,細胞内ミトコンドリアを増やすためには,運動のほかにカラダを極限状態,特に寒さにさらすのが良いという.

https://www.youtube.com/watch?v=dQxITznYqEE

確かに昨年末,新コロにかかってしまったが,最大で37.2℃の熱,他には何の症状もなかったのは,我がミトコンドリアの丈夫さのおかげに違いない.

Cの記録~そして残りの人生

さて,本日のライド,最大の収穫は言うまでもなく電熱グローブの有用性.
こいつさえあればもっと寒くても,何なら南極でも大丈夫!(マジで!?)

「ベースレイヤー2枚重ね」作戦は...よくわからん.
いつもと変わらん感じ.
別メーカー,別素材,何より新品でないと効果的でないかもしれぬ.

OLYMPUS TG-5

いつもならこの後,サ活へGo!なのだが,昨日も行ったしな.

HOKKAIDER BASEへの立ち寄りも考えたが,閉店時間近くになっていたので諦めた.
後でSNSで確認すると臨時休業だったとのこと.

うむ.相変わらずツイている...いや,ストフリ買えてへんやん!

山岳映画2本~『神々の山嶺』&『イーディ,83歳 はじめての山登り』

2023/1/17 Tue

リアルとファンタジーのあいだ.

Zwiftの友である「Amazon Prime Video」にて山岳映画を2本連続で観た.

まずはこれ.

神々の山嶺

現在,同題名の物語は4つ.
まず原作となる夢枕獏の小説『神々の山嶺』(「いただき」では変換しません).

エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)

かなり以前に読んだ.
「発見されたマロリーのカメラは本物か否か」のミステリー仕立てから始まって,とんでもなく自我が肥大した山岳家の「冬季エヴェレスト無酸素南西壁登頂」への挑戦...と,当時の読書録には書いてある.
評価は見事に星5つ.
作者自らが「どうだまいったか!」と言っていた記憶もある.確かに.

次に『孤独のグルメ』で有名な谷口ゴロー...じゃなくてジローさん作画によるコミック版.

神々の山嶺 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

Kindleで購入し読了済み...だったことをすっかり忘れていた.

いまさら再読.これまた素晴らしい.
生涯ベストのコミックに上げる人も多いという.

特に山の画力は圧倒的.
この質感は写真トレースでは絶対に出せないだろう.

そして食事シーンの素晴らしさ.
その詳細な説明と描写も相まってリアリティの鬼.
さすがジローさん.

ただ,原作にもある(?)無理矢理感なアクション要素が玉に瑕.
羽生のモデルになった人(森田勝)に実際にこんなことが起きた? それはないだろう.

個人的にツボなのはカトマンドゥの描写.

Kazchariも1990年,インドからバスでネパールに入国.
ポカラからカトマンドゥまで旅をした.

登山?

ポカラから日帰りで行けるトレッキングはしたなぁ.
つまりマチャプチャレのふもと?

ネパール・ポカラにて / 1990年3月15日撮影
ネパール・ポカラにて 自称ガイドの少年 / 1990年3月19日撮影

途中の山道で巨大なザックを背負った日本の登山隊の人たちに挨拶した記憶がある.すんごい迫力でした.

次に邦画の阿部寛&岡田准一主演の『エヴェレスト 神々の山嶺』

エヴェレスト 神々の山嶺

リンクを貼っているものの未鑑賞.
実際にベースキャンプまで登って撮影したという宣伝文句には惹かれるものの,「ギアが全てスポンサーの新品モンベル製で不自然」だとか「ストーリーが変な方向に改ざん」と聞き,すっかり興味をなくした.

レビューを見ると賛否両論(どちらかと言えば否多め).
もともと昨今の邦画の「お涙頂戴過剰演出」と「説明ゼリフだらけ」にイライラさせられることが多いので観る予定なし.すいません.

ただし,原作,コミックにある超有名な羽生のモノローグ.
これはしっかりと描写されているらしい.好ポイント.

やすむな。 足が動かなければ手であるけ。 手が動かなければ指でゆけ。 指が動かなければ歯で雪をかみながら歩け。 歯もだめになったら目で歩け。 本当にだめだったら、本当にもう動けなくなったら、思え。 ありったけの心で思え

で,ようやく本題のアニメ『神々の山嶺』の感想.

神々の山嶺

なぜかフランス製作である.
ざっくり言うと,コミック版を元にして再編集っつーか,上映時間内におさまるように印象的なエピソードをオリジナルでつなげた感じ.

結論.
レビューでの評判は上々だが,Kazchari的にはイマイチだった.

確かにセリフが少なく,BGMが抑え気味なのは好印象.
それを受けてか,ストーリーもものすごくタンパク化.
リアリティと言えばそうなのかもしれんが,熱さはあまり感じず,物足りなかった.

さらに,なんつっても...先程あげた,羽生の”あのモノローグ”が丸々カット.
さすがにこれはない.
フランス人にはわからん感性なのか?(偏見)

日本の描写もそれっぽいというかほぼ違和感なし.
少なくともZwiftの「MAKURI ISLAND」よりずっとジャポネしている.
たぶんスタッフに日本人がいるのだろう.

しかし,なぜか岸の遭難死を伝える新聞だけが変.
わずか数秒の描写だが,岸の写真の周りが「震災直後の福島発関連記事」だった.
なぜ?
チェックミス?

つーことで,手軽さ(再読しやすい)や面白さ,満足度ではコミック版が一番,続いて原作かな.

山岳コミックでは,超美麗な作画と壮絶なストーリー展開の坂本眞一の『孤高の人』が印象に残る.

孤高の人 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

本格的に山やっている人だと,また評価は違ってくるのだろうけど.

で,「次に観る」で上がっていたのが,これ.

イーディ、83歳 はじめての山登り(字幕版)

原題『EDIE』.

脳梗塞で倒れた夫を30年間介護し続け,80歳を越えてしまったイギリス人女性,イーディ.
夫の死後,娘に老人ホームの入居を勧められる.
部屋の片付け中,昔の日記を娘に読まれて関係悪化.
一人残されたイーディは,昔,父からの絵葉書に描かれたスコットランドのスイルンベン山に登ることを思いつく...というお話.

以下,ネタバレ.

まぁ,それにしてもこのばーさん,性格が悪い.
もしくは不幸な人生により悪くなってしまったのか...いずれにせよ非常に頑固.

一方で「正直に生きたいと思いつつも,それを口に出してはいけない」という変な縛り(我慢?)を自分に課してたりする.
そう,めちゃめちゃ面倒くさいのだ.

象徴的なのが冒頭,こっそり肉を焼いていたのを,娘に「こんなの不健康」と咎められ,捨てられてしまう.
ここでばーさん,何も言わない.非常に腹立たしい.
高齢者ほどタンパク質重要なのに!(そっち?)

それらの不満は日記にぶつけてきた.
結婚してから今まで,ずっとこうだったのだろうか?

そういうのは絶対,顔や態度に出る.
夫や娘との関係がよろしくなかったのも,このばーさんの性格が主な要因の一つだろう.

さて,夫が死に娘と離れ,自由になったイーディは,山に登るため列車に乗ってスコットランドに向かう...と思いきや,一旦やめかける.

あーイライラする.

うん? もしかして,視聴者にそう感じさせる時点で監督の術中に,見事にはまっている?
ホームコメディ,ハートフルムービーとは真逆のアプローチ!
実に新鮮.

当然この後「このばーさん,かわいい,かっこいい!」という風にもっていく展開になるはず...と思っていた時期がKazchariにもありました.

その先もジョニィを始め,出会う人々(ついでに自分)に悪態付きまくり,ここまでかわいくないばーさん,邦画では絶対ありえない(たぶん).

なんだかんだで後半.
ジョニィのガイドを断って,一人で登ることを決意.
ドローンを駆使した映像も相まってようやく旅の始まりを予感させる.

ここからはばーさんの逆襲,視聴者の好印象も爆上がり!...になるはずが,いきなりボートを湖に下ろす際に手伝ったもらった他のハイカーを罵倒.
びっくりした.

文句ばっかりでは何なので良かったところ.

終盤も終盤,ザックを置いて這うように崖を登るイーディの姿.
役者の演技も相まって,ここはヘタな雪山映画よりも迫力あった.
ここは,ここのシーンだけは素晴らしかった.
そうまるで,羽生の例のセリフ「想え」がかぶってもおかしくないぐらい.

しかし...この後がよくない.
マジで全て台無し.

電話がつながらないことに不安を覚えたジョニィが,慌ててイーディの後を追う.
まずザックを発見,さらに途中で疲れ果ててひっくり返っているイーディを発見!まだ死んでなかった(失礼な).

そして...ジョニィに支えられながら無事山頂へ...ぐわぁ~全てブチ壊し.
ここはイーディが一人で登らんとアカンやろ~
これまでの意地はなんやったんや~

以下はあくまでKazchariの願望.
ラスト,少なくとも山頂まではイーディは一人で登る.
ジョニィがイーディを発見するのは,山頂で佇む彼女の姿⇒エンドで良いのでは?

それこそファンタジー? 非リアル?
いやいや,それなら一言も話さない山小屋狩人のレスキュー話は不要.

最後の最後までスコットランドの天気のようにすっきりしない映画だった.

やりたいことやる高齢者という視点では『ダージリン急行』が面白かったなぁ.

ダージリン急行 (字幕版)

全然毛色の違う映画やけどな.

さて,山登りと言えば,Kazchari家恒例の高齢の息子と男二人キャンプ.
昨年のGWは日高のアポイ山に登った.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

登る前も,そして帰宅後も「二度と山は行かねぇ」と文句ばかり言っていた息子だが,結構,事あるごとに山での出来事を話す.

そう,辛くて強烈な記憶ほど脳内に残るものなのだ,息子よ.
さて,次はどこを登らせてやろうか...

ファットなアイス&Hokkaider Base訪問ライド

2023/1/15 Sun

我が青春の.

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-9 ℃.湿度:77%,体感温度:-9 ℃,風速:3.5 km/時,風向:SSE

雪が降らんのに低気温=ガッチガッチ.
スノーライドというよりアイスライド日和.
スパイクタイヤが実にありがたい日だった.

10時過ぎに家を出る.
来週のレース会場の下見にすることも考えたが,今日は行きたいところがある.

それは西神楽にある『Hokkaider Base』である.
「ツーリングマップル北海道」の実走調査と写真撮影をやっておられる小原さん経営のカフェ.

その昔は「タイムトンネル」という,オートバイライダー間で非常に有名だったお店を引き継がれたのだ.

Kazchariも昨年,モンキー125で訪問.

モンキー125,美瑛のダートとHOKKAIDER BASE

その時にも話に出ていたが「次は冬営業しますよー」という言葉が実現した.素晴らしい.
ここは行かねば失礼である.

ただ直接向かうのは面白くない.
最近お気に入りの雨紛方面,さらには新開や西神楽の山々を散策しながら目指すことにする(ローカルしかわからんな).

いつも同様「100満ボルト」脇の高架道路を走るが,すぐに気づくこのヤバさ.
カッチンコッチンである.
スパイクタイヤゆえ,かろうじてグリップしているが,少しでも気を抜くとリアタイヤ空転,もしくはスリップする.

うむ.実に楽しい.

あらかじめ「ヤバイ」とわかっている危険な路面を攻略するするのはワクワクする.
カーブ曲がっていきなりスリップ,とかはシャレにならんけどな.

ご覧の通り,国道はアスファルト面露出.
SNSでは「(旭川で)オートバイ初乗り!」という投稿も散見された.

OLYMPUS TG-5

さて,Kazchariが走る幹線道路および歩道はこんな感じ.
雪がない.
またしても数週間前に戻ってしまった.

ファットな『Rapha Festive 500』Day5,雪はどこだライド

OLYMPUS TG-5

スパイクピンへの負荷を考慮し,なるべく氷の残る部分をたどる.
やがて...

OLYMPUS TG-5

舗装面が姿を消し,残るはツルツル凍結道路のみ.
慎重に進む.
時にはドロッパーを駆使し,足も使う.

OLYMPUS TG-5

以前より気になっていた「YOKOHAMAタイヤ」のテストコース前着.
曲がるとすぐに登りが始まる.
完全除雪で異様にキレイ.
どこにも進入禁止と書いていない.

行けるところまで登ってみる.

OLYMPUS TG-5

10%超えの坂を登りきると正門.
もちろんそこまで.
Uターンしてダウンヒル.
完全除雪のツルツル路面.
全然スパイクが噛まない.

左側の雪山に足をかけつつ下る.面白え.

元の幹線道路に戻り,さらに西へ.
完全に雪が消滅.

雪面でも氷面でもいいので避難したい.
反対車線に「西神楽パークゴルフ場」の看板を見つける.

夏でも来たことがない.
一直線のヒルクライム道路.
登るぜっ!

OLYMPUS TG-5

...縦轍に前輪を取られ,見事に転倒.
ヤラレタ.

OLYMPUS TG-5

めげずにさらに登る.
8%越えの坂が延々と続く.
路面のテカリ具合,おわかりになるだろうか?

OLYMPUS TG-5

頂上の個人宅で引き返す.
プライベートで,ここまで除雪されたのだろうか? スゲー.

振り返ると...

OLYMPUS TG-5

旭川の街並みがドーンと.

夏はこの先の道もまだまだ続いてそう.
また楽しい道を発見してしまった.

仕方なしに幹線道路に戻る.

OLYMPUS TG-5

中途半端な凍結状態.
それこそ油断すると滑る.こえー.

OLYMPUS TG-5

「バーサーロペット」コース(クロカン)の橋の下をくぐる.
上のコースって走れるのだろうか?
大会の日以外,勝手に進入したら怒られる?

OLYMPUS TG-5

目印となる水質チェック施設(?)
さて,ここからどうする?

時間はまだまだ余裕.

OLYMPUS TG-5

民家が点在しているせいか,これまた除雪がきちんと入っていて走りやすい.
このコースは好きだ.

OLYMPUS TG-5

この辺りの地域をKazchariは勝手に天外魔境と呼んでいる.
冬はそうでもないが,夏になると樹木が鬱蒼と生い茂て,まるでジャングル.
それに,とりあえず舗装しました的なセミ・グラベルである.

と,しばらく進むとまさかの13%越えの激坂ルートが除雪済み!
これは行かねばなるまい.

ちょうど,家を出る前見ていた動画がこれ.

実に刺激的だ.
以前,暗峠も完走しているしスゲーな.
何かのインタビューで「坂はあまりしんどくない」と答えていたのが印象的.
つまり,パワーではなくコツなのか?

OLYMPUS TG-5

と,登って下りたら馴染みの道に到達.
おお,ここにつながっとったんか,ワレー!

確認できたのでスイッチバック.
最高点の景色が良き.

ダウンヒル後のT字路,右方向からまさかのワンボックスが走ってきてびっくり.
お仕事車ですね.すいません.

で,そのクルマが来た方向,つまり人外魔境の最深部を進む.
真冬に除雪道路でここまで森の奥に入れるのは貴重だと思う.

OLYMPUS TG-5

行き止まりなのは知っているので,途中で引き返す.
”街”へ戻る道を選択.

OLYMPUS TG-5

せっかくミニ三脚を持ってきたので自撮り大会.

走行写真を撮ってたら,まさかのクルマが登場.
しかも札幌ナンバー.
Youは何しに,こんな場所へ?

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

森を抜けて風景が広がる.
全ての季節が美しい.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5 2019年11月撮影

もう少し進んで街を臨む.
少し晴れ間が出てきた.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

川を渡る...ってヤバイよヤバイよ!
ここは,アイススケート場か!

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

10mほどは耐えたが,さすがに危険と判断.
写真を撮った後,素直にファットを降りて歩道に上がる.
空気圧を抜けばグリップは上がる...て面倒.

OLYMPUS TG-5

住宅街の中の道もご覧の通り.
危険,危険,注意,注意!
クルマでも絶対ヤバイ.
実はファットバイク最強かも?(そうか)

OLYMPUS TG-5

国道に出て,凍結した歩道を慎重に走る.
そして,ようやく『Hokkaider Base』に到着!

さすがにオートバイの姿は見えない.
クルマで来られた先客(常連さん)が3名ほど.

小原さんに挨拶.
昨年,モンキーで来たことを話すと覚えておられた.

メニューはコーヒー(¥200),もしくはカフェラテ(¥250)の2種.
Kazchariはコーヒーを注文.
残念ながら軽食は提供されていなかったが,お菓子あり.
ありがたい.

OLYMPUS TG-5

で,今回の訪問最大の目的.

「HONDA NX-125」とのご対面である.

OLYMPUS TG-5

もちろん,これはKazchariの所有者ではなく,小原さんのモノ.
完全オーバーホールされて,なんと今でもエンジン始動する(かけてもらった).
いやー何もかもみな懐かしい.

ちなみ背面のモニタではユキヒロ追悼のためYMOのMVが流れていた...(泣)

話によると,この「NX-125」は年間生産台数1500台.しかも1年限定.
うち国内販売されたのは1000台未満にとどまったらしい.
つまり超レア車である.
KazchariのNXも残しておけばよかった...とは言わないが,実に珍しいバイクだったのね.

しかも,近々「NX-125」オーナーズミーティングを開催予定とのこと!
何台集まるのだろう?
面白いのは「AX-1」のオーナーから,「うちの子(AX-1)じゃダメですか?」との問い合わせがあるそうな.
まぁ,横から見れば...ちなみに「NX-650」はアリだそうです.

OLYMPUS TG-5

昔のバイクのカタログを見て盛り上がったり,店の前の線路で撮り鉄してた高校生を呼び込んだりと,色々あって14時半頃,辞去.
あまり遅くなると暗く,冷えてくるのだ.

オートバイ以上に異常なチャリマニアの話をしている間,ファットバイクのキャリアに雪の◯んこを載せられるKazchariであった.

OLYMPUS TG-5

帰路につく.
いつもは下る激坂を登るため,踏切を渡る.

夕刻に近づき,路面のツルツル度もさらにアップ!

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ここまで来れば,我が家はすぐそこ.
今日もまた充実した1日を過ごすことができた.

よく晴れた日も,雪の日も,ガッチガッチな日も,ホンマ,ファットバイクは常に楽しい.

来週はいよいよ久々のレース!

『第2回びえいスノーサイクルフェスティバル』の参加書類が届いた

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北海道冬の運転~無謀と予防

2023/1/11 Wed

何が起きるかわからない.

昨日,上富良野町にて痛ましい交通事故があった.

北海道を観光中か 出会い頭に衝突 死亡はシンガポール国籍の41歳母と生後4か月の女児 上富良野町

異国での旅行中に家族を亡くす.
これほどの悲劇はなかなかない.
ご冥福をお祈りします.

事故原因は不明だが,乗用車(レンタカー)側に一時停止標識があったことは確からしい.

コメント欄には「南国(シンガポール)の人間が真冬の北海道を運転するなんて無謀」⇒「規制すべき」という意見が多い.

確かに,新コロがやや落ち着き内外問わず観光客が増えた.
道内屈指の観光スポットである美瑛・富良野の丘は「わ」「れ」ナンバーだらけ.
確かに公共交通機関が貧弱な地域はクルマで周るのがベストだろう.
その気持ちはわかる.

しかしながら北海道在住20年近い,つまりそれだけ冬シーズンを体験しているKazchariでも,年に1,2回はヒヤリとする場面がある.
その多くは凍結路でのスリップだ.
止まるはずと思っても止まらない.
幸い事故に至ったことはないが,単に運が良かっただけだろう.

「予測して慎重に運転する」

それしかできることはない.

今回の事故では慣れない冬道走行以外にも「標識の意味を理解していたのか?」という意見もあった.
少し調べてみると驚愕の事実が.
日本の一時停止標識はこれ.

もしくは最近増えてきたのが,外国人向けに「止まれ」の下に「STOP」の追加されたものもある.
これなら守れるはず...というのは楽観しすぎで,実はもう一つ落とし穴があった.

日本以外世界共通!?止まれの道路標識

これは知らなかった.
一時停止標識=八角形という(世界的な)常識があると,日本の逆三角形を即座に正しく認識できないかもしれない.

今後もインバウンドやらなんやらで,外国人観光客を大量に呼び込むつもりなら,否応なく“世界基準”に合わせる必要があるかも.

そんなKazchariは,このブログでも頻繁にアップしているように,冬チャリ愛好者である.

冬の凍結路を走るチャリダーが,一部,いや大多数のドライバーに嫌われていることはわかっている.

冬チャリライダーの言い分

ゆえに,できるだけ迷惑をかけないように心がけている.
まずはコースの選択.

歩道のない国道は走らない.
路肩のない道路を走らざると得ない時は,停車して先に行ってもらう.

やむなく歩道を走る場合も,カウベルの音色によって,歩行者にはできるだけ遠くからチャリの存在に気づいてもらうようにしている(賛否あり).

もちろん,車体にはライト.
リアだけでなくフロント点滅も効果があるという.

チャリのデイライト~RAVEMEN FR160

さらに万全を期すならヘルメットのリアライトと反射ベストも必要.
このあたりはブルベでの経験が役に立つ.

それでも気づかれずに轢かれることもありうるだろうな.
それが怖いからと,冬の間,部屋に閉じこもるのはよろしくない.

新コロまん延を理由に閉じこもってしまった高齢者の「フレイル」が問題になっている.

フレイルとは

さらには雪国の風土病である“冬季うつ”予防にもチャリは最適と思われる.

鬱病には自転車を?

つーことで,北海道に住む以上,冬の活動を支えるクルマやチャリの運転は必須.

さすがに車体の制御が難しすぎるオートバイには乗らない.
無謀とは言わないけど,ご安全に.

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ファットなホームマウンテン旭岳クライムライド

2023/1/8 Sun

まだまだ探究中.

OLYMPUS TG-5

さて,本日は久しぶりに旭岳クライム.
今冬初.もちろん”ぼっち”だ.

なにやら今朝の最低気温はマイナス16℃を記録.
こんな日にさらに気温を下げる山に登るとは...立派に変態.

まっ,今年の目標は「ヒルクライマーとして覚醒する」やしな(いつの間に?).

つーことでまさか家から自走するわけはなく,ハスラーに積んでいつものデポ地「大雪旭岳源泉」へ.

OLYMPUS TG-5

前回ここに来た時は大事件発生.

サイコーな天気とサイテーな運~どうしてこうなった?

ある意味リベンジライド.
修理は完了しているものの,験担ぎで同じウェアにはしなかった.

防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット

ただの色違いやけどな.こちらの方が安心・安定.

さて,ここで改めてKazchariの冬チャリウェアを紹介.
厳密にはレース,平地ライド,ヒルクライムと各々装備が異なる.
もちろん本日はヒルクライム.特にダウンヒル時の防寒を考えたヴァージョン.

アウターは既出の「JUNGLEST」製品を長年愛用.
前面防風・防寒,背部は普通のジャージ生地.
一応ケツパッドも付属しているが,パンツに貼り付けるタイプ(まるで巨大なナプキン)なので使用せず.

Goreなどの高級素材ではないので,使用後はネットに入れて普通に洗濯.
価格が安いのが最大のメリット.

一方,止水ファスナーが固くて壊れやすいのが難点(ハズレをひいた?).

次にインナーである.

ヒルクライム時は登り用と下り用で2枚用意.

ファットバイクのリアバッグに入れておく.

ダウンヒル前に着替える.
両者の比較については以下に.

冬のインナー対決~「ミレー」vs「ファイントラック」

ミドルはパールイズミのセーター.

これも登りきった後は汗だくなので頂上で着替える.

シューズはワークマンにて¥2,980で買ったウインターシューズ.
起毛ソールを敷いている.
長年使っているが特に問題はない.丈夫.

ポイントはそのシューズの中.
現状4枚重ね.

インナーにはFINETRACK.

その上にAmazonで買ったノーブランドの厚手ソックス.

[Andake] スキーソックス 防寒

こいつを履いたつま先に,これまたワークマンで買ったネオプレン製のトゥカバーとナイロン製のソックスカバーを履く.
念のため,つま先用の使い捨てカイロを持参(登り時は不要).

足の冷えない不思議な足もとカイロ 上からはるつま先(黒)15枚入函

ファットバイクにはハンドルカバーを付けているので,グローブは何でも良い.
汗をかかなければ...という条件つきで.

[PIROXIS] 防寒グローブ

当然,登り時は手も汗をかく.
ゆえに,ダウンヒル前は乾いたグローブに交換する.

できるだけ手を濡らしたくないのでこれを使う.

濡れない=保温効果もあるようなないような...
あまりにも軽いので単体で置いておくと風でとばされて紛失の恐れあり(経験者...).

次にバラクラバ.
先日のライドでダウンヒル時の寒風による鼻の痛みを防ぎたい,と書いた.

ファットな登って下って雨紛-共和スノーライド

今使っているバラクラバはこれ.

コミネ(KOMINE) バイク用 防寒フェイスマスク フリー 09-016

頭部部分が薄い生地でできていてヘルメットがかぶりやすい.
前回は生地が鼻まで届かない,と書いたが,ちゃんと調整すれば隠すことができた.
ただし,口元や鼻に何の加工もされていないので,息をする度にサングラスが曇る可能性がある.

そこで追加アイテムとして新たに購入したのがこれ.

フェイスカバー 秋冬用

口と鼻にあたところだけがネオプレン製で穴が開いている.
それ怪しげなパーツも.
こいつは期待できそうだ.
ただし,安すぎるのと評価が...
ちょうど出発時に届いたし,とりあえずダウンヒルでお試し!

最後に最重要アイテム.
電熱ベストだ.

[UPERCT] 電熱防寒ベスト

もうこいつに関しては昔から怪しい製品のオンパレードで,「サクラチェッカー」の評価も,そのほとんどが「要注意」.
3年ほど前に買ったKazchariの愛用品も,すでにメーカー消滅(改名?).
現状,特に問題なく使えているが,完全に自己責任の世界.

一つ言えるのは...これがないとマイナス10℃以下で10kmのダウンヒルは無理.

つーことで,以上の装備でGo!

それにしてもなんつー天気や.

OLYMPUS TG-5
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OLYMPUS TG-5
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旭岳は最初と最後の坂だけがややキツい(といっても8%ぐらい).
途中に平坦や下りもあったりする.

「カミヒル(十勝岳)」に比べるとはるかに難度は低い.

楽とか楽じゃないとかはさておき,地理的に近いというのもあるが,Kazchariは「旭岳」の方が好み.

ちなみに「カミヒル」の厳冬期クライムは「下りて登る」という方式にしないと詰みます(たぶん).

十勝岳アタックライド!

概ね2kmごとに看板があるのも良い.
まぁ,感覚的に残り距離はわかるようになったけど.

OLYMPUS TG-5
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日陰と日向で景色が様変わり.
登り,つまり左車線はクルマに表面の雪が削られてテカテカのアイスバーン.
スパイクが空転してパワーロス.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
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もちろんファットにパワーメーターは付いていない.
ペースは心拍数で管理.
だいたい154bpmは越えないようにする.
160近くになったらペースダウンで,Myハートを落ち着かせる.

うん.いつもよりずいぶん楽だ.

最後の(旧)ビジターセンター前の坂を越えて無事ゴール.
冬期無料の駐車場に飛び込む.

OLYMPUS TG-5

毎度のことだが,冬にここまで来るとボーダーやらスキーヤー,それにスタッフの方々からめちゃめちゃ声をかけられる.

本日は高齢男性の二人連れから「どこから?」「スパイクなんてあるの?」「この自転車いくら?」というFAQの後,「孫に見せたいから」と記念撮影を申し込まれた.

OLYMPUS TG-5

いつものルーティンでロープウェイ乗り場周辺を散策.
少し雲がかかってきたが,雪はほとんど降っていない.

そして,オアシスたる(新)ビジターセンターへ.

OLYMPUS TG-5

まずは汗だくのインナーとミドルのセーターをトイレで着替える.

夏だと神の飲料水たる赤コーラでティーブレイクなのだが,さすがに今日は温かい飲み物が欲しい.
缶コーヒーを買う.
手持ちの補給食からは塩羊羹を.美味い.

かし原 塩羊かん 10本入×15袋

さてしばしの休息後,いよいよダウンヒルへ.
新装備の新フェイスマスクを装着.
さらにいつものバラクラバで二重防御.

結果は...ぐわーっあっちゅう間にサングラスが曇ったぁー!
呼吸用の穴,何の役にも立っていませんでしたぁー!

結局,鼻と口元をオープンにしてスピードが乗ってきたところでマスクを引き上げる...いつもと変わらん.

それでも,鼻を立体裁断でカバーしてくれるのでいつもよりマシなような...そうでないような...

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

もちろん電熱ベストは「Hi」で.
おかげで下半身と上半身は快適...ではなく普通の耐寒フィーリング

今日の問題は指先やったなぁ.
ダウンヒル時は,もう少し厚いグローブか,いっそ電熱(かなり安くなった)が有用かも.

防寒テムレス

電熱グローブ

OLYMPUS TG-5

スパイクががっちり氷を噛み,安心.

問題は(指の)寒さ.
残りの距離を頭で数えながら下る.

で,無事に下界着.
気持ち気温高め,および日差し回復.

余裕があれば,もう少し周囲を散策...と思ったが,さすがにキツイ.
カラダが硬直&小刻みに震えている.

ファットバイクをハスラーに積み,ヒーター全開.
時,既に14時過ぎ.

当初はこの後「サ活」するつもりだったが,何しろ腹が減った.

そらそうだ.カロリー大消費ライド.

つーことで...

iPhone11 Pro

健康を願う全ての人類の敵「かつや」へ.

美味い.
それにこのコスパの高さ.なぜこれで¥700なのだ!?

まぁ,良い.

今日はいわゆる「何を食べてもゼロカロリー」な日.

そして,防寒対策は奥深い...と再度思い知らされたライドだった.
次回はいつ登ろうか?