2023/6/18 Sun
ヌグフルキルヤム発動!
日曜日である.
ヒルクラ大会を控え,ここはロード練で追い込む時期なのだろうが,なんとなく気が乗らない.
そして,今後の予定を考えるとモンキーに乗る時間がなかなかない.
体調があまり優れなかったこともあり,本日はバイクツーリングに出かけることにした.
それにしても旭川は便利な土地だ.
北海道のほぼ中心にあるため,海も山も草原も湖も,行きたい所自由自在.
そんな豊富な選択肢の中から「そういや行ってねーや」の日帰りオホーツク海.
距離はあるものの,割りと早朝に出発できそうなので行ってみる.
出発時の総走行距離は5,706km.
さて,どこまで伸びるか.
さて,この時期困るのが服装.
予報は曇りで,気温も20℃は越えなさそう.
となると,いつものKOMINE(MOTO FANGO)の3シーズンジャケットだな.
念のためレインウェアとお風呂グッズも持参.
途中でサウナに入りたくなるかもしれぬ.
8時前に出発できた.
いつもの定点観測地点で撮影.
モンキーでは初?
東川を経由して国道39号に合流.
高速道路が開通したおかげで寂れてしまったドライブイン.北海道に多い風景.
上川を過ぎた頃,国道273号で紋別方面へ向かう.
こちらも高速と並走するせいで交通量が極端に少なく,ジャングル感が半端ない.
この辺りは乾いていた.
この後,北上するにつれ,雲が増えて路面も黒くなってくる.
そして...完全に雨.
聞いてないよぉぉぉ~(T。T)
停車して天気アプリをチェックしても,雨雲の姿はない.
降水確率も10%なのに...なんてこったパンナコッタ.
トンネルが現れた.
諦めて,この下でレインウェアを着ることにする.
オートバイ用レインウェアに関しては2通りの考え方がある.
一つは,軽量かつ透湿・防水性能抜群のGORE-TEXの高級品を買う.
たぶん超快適.
それでも消耗品は消耗品.一生モノにはならない.
もう一つは,ワークマンなどの格安品を買い,数年使い倒し,防水性能が落ちてきたら,また新品を購入するという方法.
Kazchariは後者派である.
運動量が多く,操作性重視のチャリ用は前者やけどな.
レインウェアはともかく,今回の雨装備で一番役に立ったのは,先週の「きのこの山300」でも大活躍だったモンベル「GORE-TEX オールラウンド ソックス」.
靴下とシューズの間にこれを履く.
ホンマ素晴らしい.
シューズがどんだけずぶ濡れになっても,靴下は常に乾燥=快適.
買ったのは去年やったけど,活用は今年になってから.
2023年のベストバイ,最有力候補やな.
チャリにしてもオートバイにしても,これまでシューズの上にかぶせるタイプのカバーを使ってきた.
これが全然ダメ.
なんだかんだで浸水する.
特にロードバイクのシューズは底に通気用の穴があるので,カバーが意味をなさない.
フィット感も悪い上,すぐにボロボロになってしまう.
それがどうだ.
このモンベル・ソックスのおかげで濡れや蒸れとは無関係になった.
革命的グッズやな.
恐ろしく寂しい道を小雨の中,道の駅「香りの里たきのうえ」を目指す.
その直前にセイコマがあったので補給に立ち寄る.
休憩中,SNSを見るとバイク仲間のKaba3もツーリング中.
写真によると,どうやら名寄は晴れているらしい.
「こちらは雨です」と返信したが,ふと空を見ると青空が広がりつつある.
天気アプリも「降らない」と表示.
「もう大丈夫でしょう」とレインウェアを脱いだ(甘い).
少し進んで「道の駅」へ.
マス・ツーリングのライダーを避けて駐車.
あくまで個人の嗜好だが,5台,10台と連なって走る連中とは相容れない.
某2号の言う通り「バイクは孤独を楽しめる」から好きなのだ.
せいぜい2台やな.
つーことで,スタンプを押してそそくさと出発.
しばらくすると...またもや雨.
むしろさっきよりヒドイ.
路肩に停めて再びレインウェアを着る.
典型的な「ヌグフルキルヤムの法則」やな.
めげずに海を目指す.
走行中はAmazon Prime Musicに接続して,インカムでずっと音楽を聴いている.
お気に入りのプレイリストを再生しているのだが,どこかで操作を間違ったのか,機動武闘伝Gガンダムの前期OP「FLYING IN THE SKY」がエンドレスで流れるようになってしまった.
走行中は操作禁止だし,停車していじるのも面倒だしで,次の休憩ポイントまで10数回はリピート再生.
まぁテンションが上がる曲なんで無問題.
「シャイニング・フィンガー!」と何回叫んだことやら.
つーことで,ようやくオホーツク海側に出た.
左折して238号線を北上する.
このルートはなんつーか...うーん,何もかも懐かしい.
そう,昨年の「1300」で対向車線を紋別目指してひたすら漕いでいたのだ.
Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)
時は夜19時頃.
既に日は落ちていたが,それでもこの道は見覚え,走り覚えがある.
強い風の中,興部町到着.
ここまででモンキー,ガソリンを約半分(3リットル)ほど消費.
今後を考えてセルフスタンドで給油しておく.
相変わらずの高燃費である.
あっという間に海とはお別れ.
晴れてたらなぁ,海岸に下りててんけどな.
道の駅「おこっぺ」へ.
その時,12時の大サイレン.
マジでデカかった.
ここは「サイレント・ヒル」ですか?
この先,食堂の類は期待できないので興部市内で昼食を済ませることにする.
Google先生によると近くにラーメン屋さんが.
少し変わった名前のラーメン屋さん.
空いていると思いきや,カウンターも座席も満席.
10分ほど待つ.
定番の味噌ラーメン(¥850).美味し.
最近悩んでいるのがiPhoneのバッテリーの劣化.
明らかに消費が早くなった.
「きのこの山」でもゴール時の残量は10%ほどだった.
いわゆる町中のiPhone修理店で交換を頼むと¥8,000ほど(互換パッテリー).
一応,今秋発売予定の「iPhone15」への買い替えを想定しているのだが,こっちはこっちで価格が心配.
とりあえず,今日のツーリングではモバイルバッテリーを持参.
最近Amazonで買った.
元々は,とある自転車系YouTuberさんのおすすめ品.
コンセント直挿しおよびMicro-USB,USB-C,Lightningケーブル収納という使い勝手良さげな一品.
購入前,“みんな大好き”サクラチェッカーで調べると,見事に「危険」表示.
ちょっとヤバめだったが,YouTuberさんを信じることにした.
で,ここまでですでに残量50%のiPhoneを食事の間充電.
食べ終わり外に出ると...小雨継続.
しゃあないか.
国道239を通って向かうは次の道の駅「にしおこっぺ花夢」.
よく考えれば,雨中のツーリングは久しぶり.
寒くもないし,新しいレインウェアおよびオーバーソックスのおかげで身体の濡れもない.
交通量も少ないのでストレスもない.
悪くないツーリングだ.
到着.
スタンプを押す.
一時的に雨は止んでいたが,ダマされんぞ.
それにしてもトップケースは便利だ.
何でも無造作に詰め込める.
下川町に入る.
時折インスタなどにアップされている,「下川町」と彫られた石のオブジェは町のどこにあるのだろう?
ネットで検索しても場所がわからん.
「万里の長城」近辺ではないのか?
愛別-旭川へ抜ける道道101へ.
春先の五味温泉ツーリングの時も通ったな.
この道も交通量少ない.
雨は止み,太陽が顔を出してきた.
レインウェア脱ぐ? いいや,ダマされんぞ!
南下を続けると,岩尾内湖に着く.
ここまで来るとチャリ圏内感が増す.
愛別-当麻ルートを通り,いつものパーキングへ.
「さすがにもういいっしょ」と,ようやくレインウェアをキャストオフ.
後はいつもの道で帰るだけ.
帰宅すると,本日の走行距離も300kmを越えていた.
これで総走行距離は6,031km.
3回目のオイル交換の時期やね.
「こんな小型バイクだと長距離しんどいでしょ?」とよく訊かれるが,全然である.
まずチャリの大敵,坂道&向かい風を完全クリア.
ただの手首の運動に疲れる要素はほぼない(偏見).
ヘルメットは重いけど.
今日は雨の中,海沿いを走った.
当然,塩分多めのはず.
そそくさと洗車を始める.
そこへ,ヨメさんと息子が北見のラグビー遠征から帰ってきた.
「風呂行きてぇ」と言うので,娘の帰りを待ってから,本日は『花神楽』に行くことになった.
最近『花神楽』もコミックコーナーを充実させている.
それにアウトドア系のチェアを多数並べるなど,某芦別のホテルをパク...いやリスペクトしている.
娘待望の『ブルーロック』の所蔵はいかに?
...90分ほどのサ活後,休憩室に行くと,娘が大興奮.
ちゃんと,全巻そろってたらしい.
良かったな.
つーか,昨日もこっちに来とけばよかった.
夕食は「とんかつ定食」(¥900)を注文.
うん...値段なり.
計2時間ほど滞在し施設を出る.
今日は父の日.
あまり自覚のないKazchariも,家族からプレゼントをもらった.
妙に派手なTシャツと靴下.
うちのEMONDAカラーに合わせたのだろうか?
アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light
「ありがとう」と伝えたが,「喜び方が足りない」と怒られた.
理不尽だ.