DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その4)

2023/10/16 Mon

雨の予報で帰るダケ

iPhone11 Pro

その3はこちら ⇒ DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その3)

久々に目覚ましなしでの起床.
と言っても車中泊である.
熟睡とは行かず,5時頃自然に目が覚めてしまった.

iPhone11 Pro

予報された雨は降っていない.
稚内駅でトイレ.気温なんと13℃である.

iPhone11 Pro

となれば,せっかく稚内まで来たのだ.
もう少しチャリで走りたいところ.
残念ながら雨雲レーダーによると2,3時間後には降るらしい.

仕方がない.

途中で温泉&サ活しながらゆっくり帰宅しますか.
海沿いを走ったので洗車もしたいしな.

車中泊は撤収が非常に楽.
かさばるエアマットの空気を抜いて丸めるだけ.

昨今,キャンプ場でもテントを張らずクルマで寝る人が増えているそうな.

わかる.

テントの設営とヴィジュアルを楽しみにしないと,あんな手間のかかる作業はやっとれんな.
チャリやバイクだとさすがにテントを張る必要があるけど.

寝袋は家で干すのでそのまま丸めて後部座席.

ターミナル近くのセイコマで朝食.

一昨日と同じルート(国道40号)で帰るのは面白くない.
距離的には遠回りになるが,オロロンラインで帰りますか.

個性的な日帰り湯も並んでいる.

抜海を過ぎて荒涼たる風景になる頃.ついに雨が降り出した.
ワイパー作動.
平日のせいか,前後にクルマの影なし.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

ちょうどiPodから流れるは小林旭の『熱き心に』
思わず涙がこぼれる.

https://www.youtube.com/watch?v=PTmFeMVNbCA

いやぁ,やっぱり最強の旅ソングの一翼を担うね.
これって「昔の恋人を忍ぶ歌」という解釈で間違いではないだろうけど,それ以上に旅三昧の若かった自分を思い出す歌でもあるよなぁ.

やがて,文字通りバケツをひっくり返したような暴雨となる.
まさに自然によるむき出しの暴力.

視界が極めて悪くなる.
ハスラーのワイパー全開でも追いつかない.

ライトをONにして速度を落とす.
どこかに停車して雨をやりすごそうかと思ったが,場所が場所である.
身を隠すものは何もない.

後方からトラックが迫る.
あおられたわけではないが,少し左に寄って先に行かせる.
危険&危険.

面白いのは海のかなたに浮かぶ利尻島.
なぜか島には日が差していた.

オトンルイの風車に近づく頃,ようやく小ぶりに.

iPhone11 Pro

道の駅「てしお」で休憩.
トイレ休憩でもしますか.

道の駅に時々あるおもしろ自販機に気づく.

iPhone11 Pro

天塩産の乳製品が多数.
残り1つとなっていた「パンナコッタ」を購入.
¥480となかなか高価だが,こういうのは意外においしかったりするのよねん.

iPhone11 Pro

...えー普通でした.
いや,とりあえず試して正解.

さて,ここでアプリ「サウナイキタイ」を起動.
本日のサ活場所を決める.
近辺で興味をひかれたのは道の駅「風Wとままえ」併設のとままえ温泉
十分日帰り圏内ではあるが,ちょうど帰り道にあるということもあり,ここに決定.

10:30開館に対し,9:30着.
うん.1時間待つか.

iPhone11 Pro

iPadで読書して15分ほど経つ.
少し気になるのが,工務店のトラックが続々とやってくること.
それに工具を腰の周りにぶらさげた職人さんの姿も目立つ.

そして観光客っぽい人が建物の中に入るもすぐに出てくる.

「こ,これはまさか...」と思い,Kazchariも確認へ.
すると...

iPhone11 Pro

がーん.なんてこった.パンナコッタ.
年中無休の施設の,たった2日間の休館日にあたってしまうとは...

ドアが開くと気づく看板.
せめて外に掲示してくれてたら,すぐに出発しててんけどな.

それにしても困った.
ここから近く,かつ魅力的な温泉と言えば...

おおそうだ,霧立峠を越えて,道の駅ほろかない併設のルオントはどうだろう.最近リニューアルしたと聞く.

となれば話は早い.出発.

なんか毎回書いている気もするが,この霧立国道こと国道430号線.
これだけ変化のない道をよくもチャリで走るもんだ.
まだ内陸から海に向けての方が下り基調で楽しいかな.

で,長々走った末,ようやく国道239号に合流.
南下すると目的地の「せいわ温泉ルオント」到着.
今度はちゃんと営業してました.

iPhone11 Pro

これまでも数回入ったことがある施設だが,サウナは初めて.
Kazchari好みのガス式である.
水風呂への動線も良し.
で,外気浴.

リニューアル前の内装はあまり記憶にないが,最大の変化は露天風呂にあった.
大き目の浴槽の他,やや離れたところに小さめの浴槽が作られていた,

名付けて「雪見露天風呂」

そうこのあたりは道内でも屈指の豪雪地帯なのだ.
雪山に囲まれつつ入浴する趣向なのだろう.
残念ながらまだそのシーズンではない.
お湯すらはられていなかった.

仕方なく浴槽の縁に座ってカラダを風にさらす.
おっと,小雨が降ってきた.

もう一つの露天浴槽はちゃんとお湯がはってあるのだが,虫対策なのかどうかしらんが,黒い蚊帳状のネットが天井から垂れ下がっている.

正直,無粋である.
おそらく「湯船に虫が浮いている」などの苦情があったに違いない.
知らんけど.

ルーティンの3セット後に上がる.

ちょうど腹が減ったので併設のレストランへ.
幌加内なので「そば」が有名なのだが,もう少しボリュームが欲しくて「生姜焼き定食」を注文.
でてきた盛り付けがおしゃれで驚いた.

iPhone11 Pro

美味し.

さぁ,あとは少し南下後,左折して山越え.
和寒からはいつもの40号で帰宅である.

暗くなる前に帰宅.
とりあえずDOMANEくんを洗車.
一息つく.

それにしても今回,2泊3日で実に充実したライドを楽しむことができた.
なんなら1泊2日でも利尻ライドは可能やな...ってそれはむなしいか.

つーことで,今度はオンシーズンに上陸し,ちゃんとウニ丼食べよう.

おや,宅配便が来た?
こ,これは!

iPhone11 Pro

留萌からのふるさと納税返礼品!

今回の利尻ライドでは海鮮モノに無縁だった.
こんなんなんぼあってもいいですからね.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その3)

2023/10/15 Sun

最高にハイな後半戦

iPhone11 Pro

曇り.温度:17 ℃,湿度:72%,体感温度:17 ℃,風速:13.2 km/時,風向:SSW

(その2)はこちら ⇒ DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その2)

さて,ご夫婦に挨拶して出発.
同じルートなのでどこかで会うでしょう.

アップダウンが続く.

iPhone11 Pro

左手に「白い恋人の丘」という表示があった.
久々のヒルクライム.はい,喜んで.

iPhone11 Pro

全くノーチェックだったが,北海道銘菓の一つ「白い恋人」の缶に描かれた山は利尻富士らしい.それと同じ風景が見える場所とのこと(と後から知った).

iPhone11 Pro

...うん.雲で山頂が隠れていますね.

次は右手に「オタトマリ沼」
晴れた日には逆さ富士になるという.
そう,晴れた日には...うん.今日は雲だ.

iPhone11 Pro

左側に「仙法志御崎公園」の表示.
ここも奇岩が並ぶ名所らしいが,「なんか行ってもなぁ...」とモチベーションが上がらない.

iPhone11 Pro

結局Uターンして島一周の幹線道路に戻る.

iPhone11 Pro

写真だと明るく写っているが,実際はかなり暗い...
雲が多すぎるのだ.

そうこうしているうちに利尻町に入る.
以前からの疑問.
どうしてこんな小さい島で自治体が2つ?

インドネシアとパプアニューギニア,ハイチとドミニカ共和国のように隣国,隣町,隣家の仲が悪いのはよくあること(その例でいいのか?).
ゆえに合併できないのだろうと勝手な妄想.

湧水ポイント発見.
それほど暑くないので,ボトルの水も十分残っているが,ここは賞味タイム.

iPhone11 Pro

美味し.
気が付くとKazchariの後ろに,ポリタンを3つほど抱えたおじさんが.
湧水ポイントあるあるやね.

iPhone11 Pro

しばらく進むと,「熊岩」「人面岩」の表示.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

うん.どこがそうなのかわからんっつーか,わざわざ岩の上に看板を立てる時点で無粋というかなんというか...

とまぁ,文句ばかり言っているようだが,人力を最も効率よく推進力に変換するロードバイク,未知の道を漕いでいるだけで喜ばしい.

さて,今回の利尻島,その最大の目的は22年前に滞在した沓形キャンプ場を訪れること.

なんとなーく見覚えのある町に到着.
そうそう,このホテル利尻の温泉に入った入った.
で,その建物の角を曲がると...おお,何もかもみな懐かしい.

iPhone11 Pro
2001年9月撮影

さすがのシーズンオフ.誰もいない.
この炊事場もトイレも,そして小ぶりな灯台も驚くほど変わらない.
こんな気象条件の激しい土地で変化がないことに驚く.
しばしノスタルジーにひたる.

iPhone11 Pro

出口付近に料金看板が...

iPhone11 Pro

一泊¥500? 前も有料だっけ?

さて,腹が減った.
町内にセイコマがあるものの,さすがに連続コンビニ飯はパス.

そこに食堂が目に入った.
おお,ここが島では数少ない,今日開いている店の一つか.

iPhone11 Pro

DOMANEを街灯に施錠して入店.
満席近かったが,幸いカウンター席に座れた.
メニューを見る.
店の外観からは想像つかなかったが,一応ラーメン&中華料理店のようだ.
最後のあがきで海鮮モノを探すが...やはりない.

壁に「利尻ホタテラーメン」の写真が貼ってあったが...

iPhone11 Pro

ここはあきらめて「味噌野菜ラーメン」に.
昼時とあってかなり待たされたが,出てきたラーメンには満足.美味し.

iPhone11 Pro

さて,店の外に出た時点で既に13時過ぎ.
次の稚内行フェリーは14時45分発.
もしそれに乗るのなら,残り1時間半ほどのライド時間となる.
輪行作業を考えると出航20分前にはターミナルに着いておきたい.

いっそ,16時のフェリーにする?
いや,それだと時間を持て余しそう.

つーことで,14時半のフェリーに間に合わせるため,これからはやや駆け足となる.

ここからフェリーターミナルのある鴛泊まで直線距離で12kmほど.
DOMANEなら余裕で間に合うのだが,出発時に見た山にかかる橋が忘れられない.
だが,そこに至るサイクリングロードをたどると遠回りとなる.

間に合うか?

地図を見るとサイクリングロードは,沓形から少し戻った場所がスタートらしい.
ふむ.ここからは時間との闘い,TTモードに脚を切り替える.

iPhone11 Pro

森林公園からスタート.
ここからすでに非常に整備された道.
完全に自転車用.

iPhone11 Pro

適度にカーブもあって飽きない.
既に落葉がはじまっていて美しさもあるが,カーブに吹き溜まっている箇所もあるので要注意である.

快調に飛ばしていると,前方に先ほど会った大阪からのご夫婦が.
「こんにちは~」と挨拶して一気にパス.
結局この日会ったサイクリストはこのお二人のみだった.

さて,このサイクリングロード.
これで完成なのか,まだ拡張するのかはわからんが,時々島一周の幹線道路と合流する.
ゆえに,少し接続がわかりにくいところもあるが,それを差っ引いてもチャリだけのために,よくぞこんな道を作ってくれたと感動.

その白眉はこちら.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

ドーンっと利尻富士.
そう,昼飯を食べている間に青空が.
時折雲が切れ,利尻富士の山頂も拝めるようになった.
日差しも出てきてまぶしさすら感じる.

iPhone11 Pro

いや,もう贅沢は言うまい.

この美しさにもかかわらず,クルマはもとより,オートバイも走れない.
徒歩では長すぎるっつーか,普通に登山ルートに行くだろう.

ようするにこの道は実質サイクリストだけの道.
ホンマすごいわ.

iPhone11 Pro

山の風景だけではない.
途中で海岸沿いも走る.
変化に富む.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

島の約三分の一を占めるサイクリングロードだが,ちょうど利尻町と利尻富士町に半分ずつまたがっているのが面白い.
うん? 先ほどの考察と違って,実は互いに協力的なのか?

それはともかく,道内でもなかなかない絶景ロードを堪能.
個人的にはエサヌカ以上.
どこもかしこもフォトジェニックなので,あちこちで止まってしまう.

あれ? 時間やばくね?
いっそ,16時のフェリーで...という考えが頭をよぎる.
ぐわーむっちゃ中途半端やぁ.

とかなんとか考えつつ,フェリーターミナルのある鴛泊わきを通過.
いよいよ,例の橋へのヒルクライムに突入.

思ったより斜度はない.
キツい場所でもせいぜい6%程度か.

そらそうだ.基本的にガチ勢ではない一般サイクリスト向けなのだ.

それでもGarmin先生のクライム・プロが「ピコッ」と作動.
自称クライマーを追い立てる.
「もしかして,セグメント? KOM狙えるかも...」と勝手な妄想.
どこそこ踏んで,憧れの橋&山頂到着ぅ!

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

絶景である.
それにしてもこの自転車専用道,この橋も含めて廃線利用ではなく,マジで新たに作った?
何度も書くがありがたい話である.

iPhone11 Pro

このような橋を4つほど渡り,いよいよダウンヒル.
時刻は14時前.
結局14時45分のフェリーに乗ると決め,やや焦る.

こういう時って事故るのよねぇ...って,コーナー枯葉だらけやし.
慎重かつ大胆に下る.

iPhone11 Pro

ようやく「野塚」側ゴール着.
とりあえず一周+αを走り切った満足感&達成感よ!

iPhone11 Pro

さて,ここからは下ハン握って海岸沿いを激踏み.
14時10分頃,無事ターミナルに着いた.
これで一安心である.

名残惜しいが輪行袋にDOMANEくんを収納.
既にチケットは持っているので,乗船口前で待機.

iPhone11 Pro

礼文からの寄港便なので,利尻で降りる人を待って乗船.
往路とは別の船だった.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

いやぁ,それにしても楽しかったなぁの利尻ライド.
天気やコースに左右され,前半の静かなライドからの一気に駆け上がる後半.
まるでベートーベンやブラームスの交響曲のような一日だった.
苦悩を通じて歓喜に至ったぜ(大げさである)

函岳中止に伴い,急遽決めた旅だったが,島に来て,そして,この時計回りのコースにして良かった.

そして湧き上がってきたのが「他のシーズンも訪れてみたい」との思い.
春と夏と...冬もファットで走れるのか?

職場の同僚によると7月初旬の利尻・礼文の風景は花に覆われ“ラピュタ”の様相らしい.
それは是非見てみたい.
ついでに,ちゃんと「うに丼」も食いてぇ.

フェリーは16時15分,まだ明るいうちに稚内に帰還した.

iPhone11 Pro

道の駅に戻って,DOMANEくんをハスラーに積み込み,昨夜同様『ヤムワッカナイ温泉』へ.
良質の温泉とサウナを堪能し,食事も済ませる.

iPhone11 Pro 石焼ビビンバ
iPhone11 Pro 単品ザンギ

後は,マッサージチェアを使ったり寝転がったりしながらコミック三昧.
最後にひとっ風呂浴びて,閉館時間に合わせて退去.

道の駅に戻って今夜も快適に車中泊.
こんなに贅沢して良いのだろうか?

控えめに言って,最高に『ハイ!』ってヤツだァァァァ

iPhone11 Pro 天国へ

(その4へ)

EMONDAな深川発留萌行きライド

2023/9/3 Sun

すっきりだ

iPhone11 Pro

晴れ.温度:23 ℃,湿度:73%,体感温度:24 ℃,風速:4.0 km/時,風向:SSW

昨日の土曜日は距離の短い山ライド.

EMONDAな大会一週遅れのカミヒルライド

本日は逆に距離の長い平坦ライドをチョイス.
行き先に少し悩んだが,久々に海方面に行くことにした.
旭川は便利な土地だ.

移動時間短縮のため,昨日同様にハスラー・デポライドとする.
高騰中のガソリン代が気になるが仕方がない.

昨日同様,ライド前にはこれ.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

国道12号でワープ.
道の駅「ライスランドふかがわ」に到着.

iPhone11 Pro

家を出る時は曇っていたが,出発時には日差しが強くなってきた.
しかし,ちょっと前のような“刺す”感じはもはやない.
秋が近い.

一応,インナーには長袖を着用.
前腕部の日焼けを予防する.

最後まで悩んだのが右膝のテーピング
例の整体院に行った後,自己流で腸脛靭帯マッサージを継続.

Topstoneなちょいグラライドと新コロと...

Zwiftトレ後も膝の冷却を欠かさない.
その効果をみるためにも,ここは“なし”で走ってみる.
もっとも,痛みが顕在化してくるのは相当の距離(150km~)を走った後なので,今日みたいな100kmちょいのライドでは何も起きない可能性が高いけどな.

深川の街中を抜ける.
橋コレクションその1.

iPhone11 Pro

橋コレクションその2.

iPhone11 Pro

秩父別あたりで,先行するチャリダーを見かける.
旅人ではないようだがバッグ類多め,かつレーパンも履かず,ブカブカのTシャツ.
個人の勝手ではあるが,見た目非常に辛そうに漕いでいる.
初心者なのかなぁ.
ガチ勢になるか,やめてしまうかの瀬戸際...と無責任に想像.
すいません.余計なお世話でした.
チャリとプラモデルは自由だ.

風の影響を受けやすい,吹きさらしの国道233号.
今日はラッキーなことに無風に近い.

それにしてもEMONDAは速い.
納車直後のインプレでも書いたが,旧モデル(リム)に比べて重量があるせいか,クライミングバイクというよりエアロバイク,つまり平坦の速さを強く感じる.
ようするに,ど平坦を一定速度で巡航するのが実に楽しい.
意外にブルベ向きかも.
エアロバー用のこいつも買ったしな.eTrexも装着可.

TOWILD サイコン マウント

あぁ,でも振動吸収性だとやはりDOMANEかな.

いつものお気に入りポイント.
廃線となった留萌線.その踏切でストップ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

この廃線,何かに活用できないのだろうか...と考えていたら道端にふと現れたのが「留萌サイクリングロード」なる謎の看板.

iPhone11 Pro

まだ設置間もない感じ.
いつの間にこのようなルートができたのだろうか?
試しに行ってみるか.
好奇心こそ人生の糧.
探検,探検と.

iPhone11 Pro

だがしかし.
ルート案内表示の数が少なすぎて,分岐でどちらに行くのかわからない.
少し走っては,また国道に合流などルートがブツ切れ.

iPhone11 Pro

「いったいどうなっとるのだ?」と,後でホームページを確認.

細かすぎ,字が小さすぎて読めん!(知らんがな)
御覧の通り,河川敷を走ったり,国道に合流したり,反対車線に渡ったりとややこしいにもホドがある.勘で進むと行き止まり.

iPhone11 Pro

これ,チャリダーの意見とかアドバイス入っているのだろうか?
これは先日行った某入浴施設にも言えるけど...(おっと)

開発途上なのだろうか? よくわからん道だ.
とりあえずGPXファイルでの提供を希望.

まっ,迷いながら進むのも面白いと言えば面白いのだが,時間がある留萌在住者に限る.

いっそ,先ほどの留萌本線をサイクリングロードにするとか?
今年の『ジロ』の第一ステージだったか? 確か廃線の再利用ルートだったはず.

iPhone11 Pro

結局途中で探索を諦め,素直に国道に戻る.
留萌の町を突っ切り,黄金岬へ.
ここも久しぶり.

特殊な形状のキャンプ地(?)も相変わらず大盛況.

iPhone11 Pro

よりよい景色を求めて高台をヒルクライム.

iPhone11 Pro

郷土資料館のような建物があった.
トイレを借りる.

iPhone11 Pro

「在りし日の留萌本線」的なビデオが延々と流れている.
なぜか片隅にガンプラ展示コーナーが...カオスだ.

iPhone11 Pro

元の道道に戻る.
道の駅「るもい」を横目に,海岸沿いを北上する.
そろそろお昼.腹が減った.

日本海側と言えば海鮮なのだが,「店が少ない」「混んでいる」「高い」と三拍子揃っているのでパス.
まぁ,Kazchariは味音痴なので「旭川に戻って回転するヤツがコスパ的にもええか」と勝手に諦めて,小平を目指す.

iPhone11 Pro

何度も書いているけど,EMONDA速ぇ.
無風or追い風だと実に快適.
いや,向かい風でも他のチャリに比べると楽かも.
このまま稚内まで行けそう(無理).

なんだかんだで,”みんな大好き”小平のセイコマ着.

iPhone11 Pro

ブルベ民の主食である「おにぎり」「一日ビタミンジェル」「ガラナ味の炭酸水」を購入.
この炭酸水,諸元を読むと「ノンカロリー&ノンシュガー」だった.
健康的だがエネルギーにならん.

店舗前の日陰に座り込んで補給.

集団で走るオートバイを眺めながら,「あーオレってやっぱ“ぼっち”ライドが好きやなぁ」としんみりする.
チャリは自由だ.

さて,ここから帰宅ルートへ.
幌糠まで続く道道550号を,いつもとは逆に走る.
タイミングよく海方面からの追い風.
エアロ効果も相まって,実に楽しい.楽しすぎる.

通行車両もほぼ皆無.
人力最強.やはりロードバイクは素晴らしい乗り物だ.
モンキーと疲労感があまり変わらないのが不思議.

さて,幌糠で国道233に戻る.
ここからも快走が続く.北竜名物のひまわりバス停.

iPhone11 Pro

そろそろ補給の必要性を感じ,これまた”みんな大好き”セイコマ碧水店にピットイン.
「ソフトクリーム」とトロピカーナの「オレンジジュース」を購入.
コーヒー味だと思ったらチョコ味だった.まっ,ええか.

iPhone11 Pro

少し休んで出発.
追い風基調のため予測より早く,15時前には道の駅に戻れそう.

iPhone11 Pro

無事,デポ地点に戻る.
時間通りに15時.
これはチャンスと,近くにある温泉施設アグリ工房まあぶに行くことにした.

Kazchariは「まあぶ」推し.

ここの何がいいって,まず安い
イマドキ大人¥500である(PayPayも使えます).
サウナが遠赤外線で,暑さの質が好み.3セット目だろうがなんだろうが発汗量が違う.
水風呂が(おそらく)シングル.こいつは効くぅぅぅ
もちろん外気浴可能.この季節は人工芝の設置面積が拡大され,なんと寝っ転がれます.

おまけに...あまり大々的に温泉施設であることを宣伝していないので,比較的空いている.

おお,メリットしかない.
残念ポイントをしいてあげれば,サウナ室での常連さん同士の会話がうるさいことぐらい.

ルーティンをこなし,2時間ほど滞在.
上がるとヨメさんからLINEが入っていた.
息子のラグビーの遠征帰りなので,あちらはあちらで入浴と食事を済ませて帰宅するとのこと.

ならばと,こちらも旭川に戻った後,コスパの帝王「かつや」で本日失ったエネルギーを補給.
今月の限定メニューは「ネギねぎラー油のロースカツ丼」
この手のヤツ,最初は旨いのだが徐々に...
えー,来月のメニューに期待.

つーことで無事に帰宅.

そうそう,懸念の右膝の腸脛靭帯.
全く無問題.
けっこう踏んだ気でいたけど,この程度の距離だとさすがに大丈夫.

すでに暗くなっていたので,海沿い走行後の洗車は明日に.
セールで買ったこの新兵器も使いたい.

SONGMICS 自転車メンテナンススタンド

それにしても日の入り時間が早くなった.
ここに来て,北海道もようやく涼しくなってきた.

北の大地の秋は短い.

下手すると2ヶ月後には雪が降る.
まぁ,それはそれでファットバイクの出番.

365日,いつでも楽しめる.
素晴らしきかな,北海道チャリ・ライフ(なんか昨日も同じことを書いた気が).

EMONDAな天人峡足湯ライド

2023/7/8 Sat

ナツガキタ

iPhone11 Pro

曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:26 ℃,風速:2.8 km/時,風向:SSW

例年に比べ,少し涼しいように感じていた近頃の旭川.

だがしかし.

とうとう本格的な暑い夏到来.
エアコンのないKazcahri家ではしばらくの間,我慢の日が続く.

外ライドも辛くなる.
STRAVAのデータでは25℃? ぜってーウソだ.

さて,本日のタイムリミットは14時まで.
さぁ,どこに出かけますか?(行くんかい)
やはり涼を求めて山方面だな.

なんだかんだで9時過ぎ出発.
今日はEMONDAな気分.
戸惑いも迷いも捨て,風を切って走るのだ.

iPhone11 Pro

定点観測ポイント.
夏やな.

iPhone11 Pro

忠別ダム湖の親水広場.
湖上に小さく映るのはSUP(Stand Up Paddleboard)を楽しむ人.
Kazchariも以前,西表島で乗ったことがある.

他にもカヌーの準備をしている人もいた.
このダム湖は特に許可なく,誰でもウォータースポーツを楽しめるようだ.

うん.欲しいぞ,SUPかカヌー.楽しく涼しそう.

CalmMax インフレータブル スタンドアップパドルボード サップボード SUP 長320cm 幅80cm 厚15cm 耐荷重量150kg

エクスプローラー K2 カヤック 312cm×91cm×51cm

iPhone11 Pro

いつもの湧水公園で水補給.美味し.

なんとここにも外国人観光客の方たちが多数.
ここから旭岳に行くのだろうか.

で,Kazchariはと言えば,時間と暑さを考慮して旭岳クライムは本日パス.
代わりに向かったのが...

iPhone11 Pro

「天人峡!」って,タイトルでネタばれしてるやん.

先月のチャリイベントでも通った道.
ゴールまで微妙に登り続ける.

Topstoneな第6回キトウシ国際サイクリング

道路わきにちょこちょこ現れるのが「クマ注意」の看板.
今年はホンマに多い.

余談だが,最近話題となった「朱鞠内湖ヒグマ襲撃事件」

【朱鞠内湖釣り人死亡事件】”人喰いヒグマ”に命を奪われた被害者の父が明かす「後悔と息子の最期」

この事件に関する考察サイトがたくさんアップロードされている.

その中で最も興味深かったのが「亜成獣」という言葉.

母クマから離れたばかりで2~4歳程度,ヒトで言うなら思春期真っ盛り.
好奇心旺盛で怖いもの知らず.
むしろクマ鈴の音色に引き寄せられてしまうそうな.
結果,人を襲ってしまうのではないか...との考察.

体長も150cmほどなので成人男性同等か,やや小さい.
なんとか勝てそうな...いや,ちゃんと刺激せずに逃げましょう.

クマスプレーなぁ...高いねんあれ.

フロンティアーズマン・熊撃退スプレー

iPhone11 Pro

長いトンネルを抜けると,柱状節理が現れる.
なんだかんだで見ごたえある場所だ.

iPhone11 Pro

最後のトンネルを出て到着.
駐車場のクルマが多くて意外.
てっきりみんなで足湯につかっているのかと思いきや,どうやらここにクルマを置いて,「羽衣の滝」まで歩いていくようだ.

で,Kazchariはシューズとソックスを脱いで湯に足をつける.
うん.冬の方が気持ちよい.

ファットな冬の天人峡ライド~ぽかぽか

iPhone11 Pro

30分ほど,ボーっと.
時折,足湯を見に来る人もいるが,湯につかる人はいなかった.
まぁ,汗臭いおっさんが,ぼっちの呆け顔で佇んでたしな.

さて戻りますか.

iPhone11 Pro

トンネルを抜けた後に広がるこの景色が好きだ.
廃墟ホテルの取り壊しも決まり,滝へのアクセスがよくなれば,かつての活気を取り戻すか,天人峡?

iPhone11 Pro

写真は撮らなかったが「ユイの壁」を越える.
しばらく続く直線道路で「ツール・ド・フランスなひまわり畑(小規模)」を発見.成長が待たれる.

iPhone11 Pro

往路と同じルートは面白くないので,クルマの通行が少ないウラルートを選択.

iPhone11 Pro

踏切で電車に遭遇.
ついつい撮影.

iPhone11 Pro

最近,個人的ホットスポットの千代ヶ岡.
ゲストハウスやらカフェやらのツーリスト向け施設が次々にオープンし,何か東南アジアのバックパッカー街のような雰囲気が漂ってきた.
そんな中...

iPhone11 Pro

なぜか民家の軒先にキッチンカー.
ちょうどカロリーを消費しまくってハラが減っていたので「ザンギ」を注文.
3つで¥500.割と高級.
”ちゃんと”作っているので,できるまで12分ほど待つ.

キッチンカー周辺には自販機もないため,ザンギを受け取り隣のセイコマまで移動.

iPhone11 Pro

おにぎり2個とバースデークーポンでセイコマブランドのエナジードリンクをget.
さすがの揚げたてザンギは美味.もう少し量が欲しいところ.

iPhone11 Pro

帰路の街道は植えられたラベンダー真っ盛り.
夏だねぇ.

15時からは息子の習い事の送迎.
気温はまだ高く,車中で待つのは地獄.
ならばと,近くのイオンまで時間をつぶしに行くことに.

何の気なしに玩具売り場でガンプラチェック.
なななんと! プレミア物である『HG ガンダムバルバトスルプスレクス』(長い)が置いてあるじゃぁあーりませんか!

HG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトスルプスレクス

ついでに隣にあった『ククルスドアン版のガンキャノン』も持ってレジへ.
家電量販店や模型専門店よりも穴場かもしれん.

つーことで,まだ時間はある.
最近再開したらしいイオン株主優待サービスの1つ,ラウンジを利用してみることにした.

いやいや,新コロ前に比べて,まぁなんと使い勝手の悪いっつーか,入室までの手続きが面倒くさい.

- 30分単位の予約制
- 最大利用時間も30分(1日1回,月5回まで)
- 利用は2名まで(子供連れだと厳しい)
- ドリンクも一人一杯(一本)
- 菓子類の提供なし

正直,これらの改悪のおかげで土曜日にもかかわらず利用者が少なかった気もする.
これ,今の新コロ状況がさらに収まっても,このシステム,継続するんやろか?

まぁ,ぶちぶち言ってもしゃあない.
ルールはルールなので従いますか.
イオン株は優良なので手放す気もないしな.

iPhone11 Pro

さて,時間になったので息子をピックアップ.
『バルバトスルプスレクス』を息子に思いっきり自慢したら,「くれくれ」とうるさい.絶対にやらん(大人気ゼロ).

さて,明日は早起きして,ちょっと特殊なツーリング.
モンキー125の出撃である.

熱帯夜だが眠れるか...

モンキー125,小雨のオホーツク海ツーリング

2023/6/18 Sun

ヌグフルキルヤム発動!

iPhone11 Pro

日曜日である.

ヒルクラ大会を控え,ここはロード練で追い込む時期なのだろうが,なんとなく気が乗らない.

そして,今後の予定を考えるとモンキーに乗る時間がなかなかない.
体調があまり優れなかったこともあり,本日はバイクツーリングに出かけることにした.

それにしても旭川は便利な土地だ.
北海道のほぼ中心にあるため,海も山も草原も湖も,行きたい所自由自在.

そんな豊富な選択肢の中から「そういや行ってねーや」日帰りオホーツク海.
距離はあるものの,割りと早朝に出発できそうなので行ってみる.

iPhone11 Pro

出発時の総走行距離は5,706km.
さて,どこまで伸びるか.

さて,この時期困るのが服装.
予報は曇りで,気温も20℃は越えなさそう.
となると,いつものKOMINE(MOTO FANGO)の3シーズンジャケットだな.

念のためレインウェアとお風呂グッズも持参.
途中でサウナに入りたくなるかもしれぬ.

8時前に出発できた.

いつもの定点観測地点で撮影.
モンキーでは初?

iPhone11 Pro

東川を経由して国道39号に合流.

iPhone11 Pro

高速道路が開通したおかげで寂れてしまったドライブイン.北海道に多い風景.

上川を過ぎた頃,国道273号で紋別方面へ向かう.
こちらも高速と並走するせいで交通量が極端に少なく,ジャングル感が半端ない.

iPhone11 Pro

この辺りは乾いていた.
この後,北上するにつれ,雲が増えて路面も黒くなってくる.

そして...完全に雨.

iPhone11 Pro

聞いてないよぉぉぉ~(T。T)

停車して天気アプリをチェックしても,雨雲の姿はない.
降水確率も10%なのに...なんてこったパンナコッタ.

トンネルが現れた.
諦めて,この下でレインウェアを着ることにする.

iPhone11 Pro

オートバイ用レインウェアに関しては2通りの考え方がある.

一つは,軽量かつ透湿・防水性能抜群のGORE-TEXの高級品を買う.
たぶん超快適.
それでも消耗品は消耗品.一生モノにはならない.

もう一つは,ワークマンなどの格安品を買い,数年使い倒し,防水性能が落ちてきたら,また新品を購入するという方法.

Kazchariは後者派である.
運動量が多く,操作性重視のチャリ用は前者やけどな.

レインウェアはともかく,今回の雨装備で一番役に立ったのは,先週の「きのこの山300」でも大活躍だったモンベルGORE-TEX オールラウンド ソックス」.

BRM610きのこの山300km(その1)

靴下とシューズの間にこれを履く.
ホンマ素晴らしい.
シューズがどんだけずぶ濡れになっても,靴下は常に乾燥=快適.

買ったのは去年やったけど,活用は今年になってから.
2023年のベストバイ,最有力候補やな.

チャリにしてもオートバイにしても,これまでシューズの上にかぶせるタイプのカバーを使ってきた.
これが全然ダメ.

なんだかんだで浸水する.
特にロードバイクのシューズは底に通気用の穴があるので,カバーが意味をなさない.
フィット感も悪い上,すぐにボロボロになってしまう.

それがどうだ.
このモンベル・ソックスのおかげで濡れや蒸れとは無関係になった.
革命的グッズやな.

恐ろしく寂しい道を小雨の中,道の駅「香りの里たきのうえ」を目指す.
その直前にセイコマがあったので補給に立ち寄る.

iPhone11 Pro

休憩中,SNSを見るとバイク仲間のKaba3もツーリング中.
写真によると,どうやら名寄は晴れているらしい.

「こちらは雨です」と返信したが,ふと空を見ると青空が広がりつつある.
天気アプリも「降らない」と表示.
「もう大丈夫でしょう」とレインウェアを脱いだ(甘い).

少し進んで「道の駅」へ.

iPhone11 Pro

マス・ツーリングのライダーを避けて駐車.
あくまで個人の嗜好だが,5台,10台と連なって走る連中とは相容れない.

某2号の言う通り「バイクは孤独を楽しめる」から好きなのだ.
せいぜい2台やな.

つーことで,スタンプを押してそそくさと出発.
しばらくすると...またもや雨.
むしろさっきよりヒドイ.

iPhone11 Pro

路肩に停めて再びレインウェアを着る.
典型的な「ヌグフルキルヤムの法則」やな.

めげずに海を目指す.

走行中はAmazon Prime Musicに接続して,インカムでずっと音楽を聴いている.
お気に入りのプレイリストを再生しているのだが,どこかで操作を間違ったのか,機動武闘伝Gガンダムの前期OP「FLYING IN THE SKY」がエンドレスで流れるようになってしまった.

走行中は操作禁止だし,停車していじるのも面倒だしで,次の休憩ポイントまで10数回はリピート再生.
まぁテンションが上がる曲なんで無問題.

「シャイニング・フィンガー!」と何回叫んだことやら.

つーことで,ようやくオホーツク海側に出た.
左折して238号線を北上する.

このルートはなんつーか...うーん,何もかも懐かしい.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

そう,昨年の「1300」で対向車線を紋別目指してひたすら漕いでいたのだ.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

時は夜19時頃.
既に日は落ちていたが,それでもこの道は見覚え,走り覚えがある.

強い風の中,興部町到着.
ここまででモンキー,ガソリンを約半分(3リットル)ほど消費.
今後を考えてセルフスタンドで給油しておく.

iPhone11 Pro

相変わらずの高燃費である.

あっという間に海とはお別れ.
晴れてたらなぁ,海岸に下りててんけどな.

道の駅「おこっぺ」へ.

iPhone11 Pro

その時,12時の大サイレン.
マジでデカかった.
ここは「サイレント・ヒル」ですか?

この先,食堂の類は期待できないので興部市内で昼食を済ませることにする.
Google先生によると近くにラーメン屋さんが.

iPhone11 Pro

少し変わった名前のラーメン屋さん.
空いていると思いきや,カウンターも座席も満席.
10分ほど待つ.

iPhone11 Pro

定番の味噌ラーメン(¥850).美味し.

最近悩んでいるのがiPhoneのバッテリーの劣化.
明らかに消費が早くなった.
「きのこの山」でもゴール時の残量は10%ほどだった.

いわゆる町中のiPhone修理店で交換を頼むと¥8,000ほど(互換パッテリー).
一応,今秋発売予定の「iPhone15」への買い替えを想定しているのだが,こっちはこっちで価格が心配.

とりあえず,今日のツーリングではモバイルバッテリーを持参.

VRURC モバイルバッテリー 大容量 10000mAh 【折畳みプラグ&2本ケーブル内蔵】3A急速充電 LED残量表示 4台同時充電 AC コンセント一体型 薄型 軽量 モバイル・バッテリー iphone/Android対応 PSE認証済み (ホワイト)

最近Amazonで買った.
元々は,とある自転車系YouTuberさんのおすすめ品.

コンセント直挿しおよびMicro-USB,USB-C,Lightningケーブル収納という使い勝手良さげな一品.
購入前,“みんな大好き”サクラチェッカーで調べると,見事に「危険」表示.
ちょっとヤバめだったが,YouTuberさんを信じることにした.

で,ここまでですでに残量50%のiPhoneを食事の間充電.

食べ終わり外に出ると...小雨継続.
しゃあないか.

国道239を通って向かうは次の道の駅「にしおこっぺ花夢」

よく考えれば,雨中のツーリングは久しぶり.
寒くもないし,新しいレインウェアおよびオーバーソックスのおかげで身体の濡れもない.
交通量も少ないのでストレスもない.

悪くないツーリングだ.

iPhone11 Pro

到着.
スタンプを押す.
一時的に雨は止んでいたが,ダマされんぞ.

それにしてもトップケースは便利だ.
何でも無造作に詰め込める.

iPhone11 Pro

下川町に入る.

時折インスタなどにアップされている,「下川町」と彫られた石のオブジェは町のどこにあるのだろう?
ネットで検索しても場所がわからん.
「万里の長城」近辺ではないのか?

iPhone11 Pro

愛別-旭川へ抜ける道道101へ.
春先の五味温泉ツーリングの時も通ったな.

モンキー125,五味温泉に行ってみた

この道も交通量少ない.
雨は止み,太陽が顔を出してきた.
レインウェア脱ぐ? いいや,ダマされんぞ!

iPhone11 Pro

南下を続けると,岩尾内湖に着く.
ここまで来るとチャリ圏内感が増す.

iPhone11 Pro

愛別-当麻ルートを通り,いつものパーキングへ.
「さすがにもういいっしょ」と,ようやくレインウェアをキャストオフ.

iPhone11 Pro

後はいつもの道で帰るだけ.

帰宅すると,本日の走行距離も300kmを越えていた.
これで総走行距離は6,031km.
3回目のオイル交換の時期やね.

iPhone11 Pro

「こんな小型バイクだと長距離しんどいでしょ?」とよく訊かれるが,全然である.

まずチャリの大敵,坂道&向かい風を完全クリア.
ただの手首の運動に疲れる要素はほぼない(偏見).
ヘルメットは重いけど.

今日は雨の中,海沿いを走った.
当然,塩分多めのはず.
そそくさと洗車を始める.

そこへ,ヨメさんと息子が北見のラグビー遠征から帰ってきた.
「風呂行きてぇ」と言うので,娘の帰りを待ってから,本日は『花神楽』に行くことになった.

最近『花神楽』もコミックコーナーを充実させている.
それにアウトドア系のチェアを多数並べるなど,某芦別のホテルをパク...いやリスペクトしている.

娘待望の『ブルーロック』の所蔵はいかに?

ブルーロック(11) (週刊少年マガジンコミックス)

...90分ほどのサ活後,休憩室に行くと,娘が大興奮.
ちゃんと,全巻そろってたらしい.
良かったな.
つーか,昨日もこっちに来とけばよかった.

夕食は「とんかつ定食」(¥900)を注文.

iPhone11 Pro

うん...値段なり.

計2時間ほど滞在し施設を出る.

今日は父の日.
あまり自覚のないKazchariも,家族からプレゼントをもらった.

iPhone11 Pro

妙に派手なTシャツと靴下.
うちのEMONDAカラーに合わせたのだろうか?

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

「ありがとう」と伝えたが,「喜び方が足りない」と怒られた.

理不尽だ.

BRM610きのこの山300km(その2)

2023/6/10 Sat

ゾゾンビィ

iPhone11 Pro

曇り.温度:15 ℃,湿度:83%,体感温度:14 ℃,風速:23.7 km/時,風向:SSE

※その1はこちら ⇒ BRM610きのこの山300km(その1)

せっかくのグルメな「きのこ王国」なのに,無料の湧き水だけを汲んで出発するKazchari.

”グルメなブルベ”を信条とする方々にとっては,とんでもない暴挙だろう.
Kazchariは生来の味オンチなのか,食に対するこだわりがあまりないタイプ,と言える.

まぁ,レースではないものの,制限時間だけはしっかり存在するのがブルベ.
腰を据えてじっくり味わう余裕は,毎回あるけど...ない.
つーことで,ここでの「きのこ三昧」は,次回プライベートで訪れた時のためにとっておこう(たぶん).

S山さんの言う「数キロ先のセイコマ」を目指してペダルを回す.
あっという間に到着.大滝店である.

iPhone11 Pro

問題を何を食うか,である.
走りながら考えてはいたけどな.

これから登るのは,誰もがビビるボスキャラ,オロフレ峠.
食べ過ぎはNGだろうし,油モノも避けたいところ.
結局,「ビーフン」「おにぎり」「スポドリ」「エナジージェル」に落ち着く.
もちろん全てセイコマブランド.道民の誇りです.

幸い店の前にはベンチがある.
ありがたく使わせてもらう.

味オンチな上,早食いのKazchari.
あっという間に食事終了.
おっと,ジェルが残った.
これはフロントポーチに入れておこう(正解だった).

もちゃもちゃ食っている途中,目の前を二番手のランドヌールが走っていった.
名前は存じないが,札幌市内をしばらく一緒に走った方である.
Kazchari同様に“グルメしない方”と推測.
ここで補給なしとはなかなかのチャレンジャー.
食料は携行されているのだろうか?

で,エネルギーは満タン,ただし重いハラを抱えつつ,オロフレ攻略へ向かう.

天気ももちそうで,それほど地獄ライドにはならなさそう...と思ってた時期がKazchariにもありました.

iPhone11 Pro

ここの直線で,さきほど見かけたランドヌールをパスする.
そしていよいよ,クライム開始.

以前,クルマで走った時のおぼろげな記憶を呼び覚ます.
ひたすら長かったような...

おそらく風景的には一番の見どころでパチリ.
立派な橋脚.だが,交通量少ない.

iPhone11 Pro

それにしても...ホンマに長かった.
サイコンの示す斜度はだいたい5~8%の間をいったりきたり.
平坦もしくは下りに見えてもそれは目の錯覚.
ひたすらだらだらと踏み続ける.
これってどこかで似たような経験をしたような...

こいつだ!

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

そう,この時の「小清水峠」に斜度も雰囲気もそっくり.
さすがに疲労度は異なるけどな.

ようやく頂上らしき地点に達するが,そこにあったのは「オロフレ峠展望台 2.7km」の看板.

「げっ! まだ登るんかい! しかも幹線道路を離れた展望台への道ってたいてい激坂...ぐぁおー!」

...と心の中で叫んだが「Garmin etrex」のルート表示は直進のまま.

ガーミン【GARMIN】NEWトレッキングナビ » ETREX 32X [並行輸入品]

一旦足をとめ,スマホに入れたアプリ「ブルベマネージャー」でTC名を確認する.

そこには「オロフレ駐車公園」とある.
なんや,まだ先かい!

ミスコースしなくて良かった.
こんな山岳ブルベでのミスはホンマに致命的.

iPhone11 Pro

144.3km地点.TC.13:02着.

ここでは出走前に渡されたクイズに答えなければならない.
「一見〇〇と思わせておいて,実は△△が正解」というややこしい問題を,ヒルクライムで湧いた頭で考えさせるという,なかなかのS(もしくはM)なクイズだった.

さて,これで文字通り本ブルベ最大の山を越えた.
残りはご褒美のダウンヒルとド平坦路のみ!

念のためウインドブレーカーを着こむ.

[パールイズミ] ストレッチ ウィンドシェル 1_2300SS3

だがしかし.
このダウンヒルがなかなかのスリル.
登りより斜度がキツイ上に,急カーブが続く.
さらに路面もボッコボッコ.
ブレーキキシュー,相当削ったんとちゃうか?

それでも無事に下りきり,登別の市内へ.
やはり登別を象徴するオブジェと言えば...

iPhone11 Pro

停車ついでに身体の状態や装備を再チェック.

バッグの固定や,タイヤの状態に問題はなかったものの,なんだかんだで濡れた路面を走り続けせいで,人もチャリもドロドロである.
特に背中! 普通の店どころかコンビニに入るのも遠慮するレベル.入るけどな.

昨年の「トカプチ400」では山越えの後,膝に激痛があった.
いわゆる腸脛靭帯炎である.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その3)

この時は消炎鎮痛剤を塗りたくり,なんとか乗り切った.
後半が平坦ルートで助かった.

【第2類医薬品】ボルタレンEXゲル 50g

その経験を踏まえ「オホーツク1300」ではテーピングを実施.
痛みに全く悩まされることなく,無事乗り切った.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m

もちろん今回のブルベでもこの2つを持参.
サドルバッグに入れてある.
だが,どうやら使わずに済みそうな雰囲気.
膝,絶好調である.

iPhone11 Pro

しばらくすると海が見えてきた.
左折して,国道36号をひたすら東へ進む.

さすが北海道の大動脈.
交通量は多いものの,路肩も十分広いので山間よりもずっと快適に走れる(時々狭くなるが).

そして何よりの恩恵は...追い風だったこと!
下ハン持って爆走.
しばらくAve35km/h~は出てた.

iPhone11 Pro

ここは白老,ウポポイ付近.
施設に向かう道だけやたらキレイ.
そして,何かと評判の悪いウポポイ.
まっ,そういうことやろね(察し).

iPhone11 Pro

ヒルクライムを終え,海岸沿いを激走.
途中でエナジージェルを注入したが,やはりカロリー消費が激しいようだ.
PCでもなんでもないローソン白老店で,補給のために休憩.

ローソンと言えば,レジ付近に置いてあることの多い「カツサンド」もしくは「エビカツサンド」が美味い.
この店にもしっかりあったエビ! しかも見切りで半額! これは買わずにいられないッ! もしゃもしゃ.

iPhone11 Pro

引き続き東へ.苫小牧を目指す.
ようやく市街地にはいった.
札幌以来の信号峠に苦しむ.

しかも港湾沿いルートあるあるなのだが,路肩は広いものの,砂利,針金,ネジ,ゴムバンド,その他用途不明な部品など様々なモノが落ちている.
よくパンクしなかったものだ(伏線)

そしてフェリー乗り場を通過.
ホンマやったら...

苦渋の決断~十和田クラシックDNS

iPhone11 Pro

いつになったら左折して北上が始まるのだろう...と思っていたら,少~しずつ曲がり,なんとなーく見覚えのある道に.
そしてついに...

iPhone11 Pro

226km地点.PC2.ローソン安平町遠浅店.16:37着.

おっ,ここって「オホーツク1300」でも停車したとこやん!

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その5:浦河~当別太美ゴール)

(その3へ)

BRM610きのこの山300km(その1)

2023/6/10 Sat

晴れ男はどこにいる

iPhone11 Pro

曇り.温度:15 ℃,湿度:83%,体感温度:14 ℃,風速:23.7 km/時,風向:SSE

前回はこちら ⇒ BRM610きのこの山300km(その0)

ここは「ふとみ銘泉」リラックスルーム.

めずらしく,比較的短時間で深い眠りについたKazchari.
一旦,2時過ぎに目覚める.
だいたい5時間睡眠.
ショートスリーパーなKazchariなので,十分と言えば十分な睡眠時間...かな?

ショートスリーパーとベジタリアン

まどろいの中,”起きるか起きまいか音頭”を踊っていると,ヴァイブレーションアラーム発動!
4時になった.
アラームを止めて身体を起こす.
周りを見渡しても誰もいない.
どうやら,昨夜この部屋を使ったのはKazchariだけのようだ.

顔を洗いにロッカールームへ.
途中の窓から外を見ると,どんよりとした曇り.
雨が降っていないだけでありがたし.

例によって朝風呂は6時からなので今回も入れない.
こればっかりはねー.

チェックアウトして駐車場へ.
既に明るい.
壁際につけたハスラーのバックドアを開け,ビブとジャージに着替える.
ジャージはBRM200記念の長袖ジャージ.
正直,着心地はイマイチだが,ロングライドは長袖が良い.
後は...気分かな.

一方のビブはパールイズミの「メガビブパンツ」

ブルベの際はこれ一択.
サドルが少々硬くても,こいつの極厚パッドで無問題.

ナビで確認すると,ここからスタート地点の屯田公園まではクルマで30分ほど.
近い近い.
やっぱりこの宿は便利だ.

走行車両が少ない中,スタート地点へ向かう.
朝飯の買い出しをどこでするか迷っているうちに目的地到着.
なんや,すぐ隣にコンビニあるやん(本日の最終PCでした).

「日本人は米!」っつーことで,おにぎり2個とバナナ,缶のブラックコーヒーを購入.
サイクルジャージにブルベベストという正装なお客さんもチラホラ入店してくる.

サイクルイベントでよくご一緒するOさんを発見.
Oさんと言えば,雨や強風などの悪条件をこよなく愛する...いや違うな,その対処方法の開発に情熱をかける〇〇サイクリスト.

一方のKazchariは極めてノーマルなので「いやいやOさん,晴れそうですね~ だひゃだひゃ」と煽る.
Oさん,「いやいや風”が”強いですね~」となぜかうれしそう.

屯田公園の駐車場にてチャリを下ろしてセッテイング.

iPhone11 Pro

確かに風が強い上に少々寒い.
おまけに雨も降ってきた.
ウインドブレーカーを羽織る.

本日の装備品,最終確認.
サドルバッグ(オルトリープ)に何を積んでいくか問題.

これ以上雨が強くならないことに期待して,レインウェアはジャケットのみ持参.
走りにくくてしょうがないレインパンツは置いていくことにした.

その空いたスペースにロングフィンガーグローブを突っ込む.
そして,この時の判断で一番助かったと思ったのが,モンベルのGORE-TEX オールラウンド ソックスである.

今降っている雨が止んだとしても,路面はしばらくの間びしゃびしゃ.
フェンダーを付けていないので,背中の汚れは致し方ないが,シューズへの水の侵入は防ぎたい.

事前に,このオーバーソックスをソックスとシューズの間に履く.
さすがGORE-TEX,今回はその性能を100億%果たしてくれた.
スタートからゴールまで足元はずっと快適.
いい買い物をした(高いけど).

iPhone11 Pro

さて,5時45分ブリーフィング開始.
リストを見ると結構なDNS者が...(47名中9名)
まぁ,この天気やしなぁ.Kazchariも札幌民やったらDNSしてたかも.

ブリーフィング後,公園トイレにて最後の軽量化(紙がないので注意).
車検を終えて6時.いよいよ300ブルベのスタートである.

雨は止んでいた.

これまた道内ブルベでよくご一緒するTさんの後ろに付かせてもらう.
まずは5,6人程度のトレインでゆっくり進む.
旭川民のKazchariに,札幌の土地勘はほとんどない.
田舎道に出るまでは,道をよく知っている人の後ろにつくのが正解.

Tさんのチャリにはリアフェンダーが付いていた.
とは言え,少々の泥はねは避けられない.
噂ではPBP:Paris–Brest–Parisでフェンダーレスのチャリはものすごく嫌われるとのこと.
やはりブルベは紳士のスポーツですな(そうか?).

しばらくTさんが先頭だったが,そろそろ街を抜けるタイミングで後ろから追い抜いていくチャリあり.
そちらにトレインを乗り換える.
その先で追いついたランドヌールと三人で,しばらく進む.

この頃には空に晴れ間が見えてきた.
そして気温が上昇.
ふぉっふぉっ,正に“自称”晴れ男の面目躍如である.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

本日の第一関門,こばやし峠に向かう斜面で,先行を決めたKazchari.

先行するOさんらを追い抜くと,STRAVAで何度も見た「こばやし峠」の碑が見えてきた.

iPhone11 Pro

あれ? ここって,こんなに短い峠やったんや.やや拍子抜け.

記念写真を一枚だけ撮って,即ダウンヒル.
ここで先程斜面で追い抜いた方々に抜かれる.
ダウンヒルが苦手なKazchari.

いやいやいや,こんな濡れた未知の道を,よくあのスピードで下れるもんだ,と感心.

ここからしばらく交通量の多い幹線道路を走る.
途中,学生服の高校生に引かれたり,路線バスとのデッドヒートがあったりと,ペースが落ちる.うーみゅ.

そうこうしているうちに,再び山エリアへ.
“自称”おっさんヒルクライマーとしては,ここでかかる.
以後,本日のブルベもここからゴール直前まで単独行となる.

一山越えて,公衆トイレで休憩.

iPhone11 Pro

また森の中に入り,ヒルクライム開始.
このブルベ前半の特徴であるアップダウンが続く.

https://ridewithgps.com/routes/43038894より

なーんか,また曇ってきた.
雨というより霧雨.

普段はコンタクトのKazchariだが,300km以上のブルベからはメガネを使っている.
長時間になるとコンタクトはキツイのだ.
メガネ着用時は当然バイザー付きヘルメット.
Kazchariは旧製品「OGK KABUTO R1」を愛用.

iPhone11 Pro

やや重めのエアロヘルメット.
頭頂部にはヘッドランプ用のGo-Proアダプターを装着.

今は「R2」に進化.

どっちのヘルメットSHOW~ロードバイク編

霧雨の中,バイザーに水滴がつく.
グローブでぬぐう.
こういう状況下では,サングラスより良いかも.

ジャージが濡れることもなく,寒さも感じない.
ヒルクライムにはちょうどいい気温.

「支笏湖国定公園」の看板が見えてきた.
特に頂上らしい頂上もないままダウンヒル.
開けた視界の先には支笏湖があった.

iPhone11 Pro

いやいやいや.まさかここまで晴れるとは.
DNSしないでよかった.
すでに昨年のリベンジを果たせた気がする.

このまま順調に下り,支笏湖畔の周遊道路に出る.
久々の平坦およびやや追い風基調となり,下ハン握って距離を稼ぐ.
ここは非常に気持ちよく走れた.
結果,写真を全く撮らなかった.

さて,またまたヒルクライム開始.
今度は美笛峠を登る.

iPhone11 Pro

昨年はがけ崩れで通行止めとなり,迂回を余儀なくされた峠である.
以前クルマで走った.
まだそんなにキツくない.
ラスボス(オロフレ)前のウォーミングアップ的な?

ただし...交通量がめちゃめちゃ多い.
特に大型トラックの追い越しはヤバイ.
全く車間をとらない.
おまけに前方からも追い越しクルマが次々にやってくる.
ホンマ,チャリの存在なんて全く認識されていないに等しい.

路肩の状況も最悪.
砂利だらけ,陥没だらけ,溝だらけ.
よくパンクしなかったものだ(伏線)

極めつけはトンネル!
長くて路肩が狭く,道も荒れ気味.
複数のライト(特にリア)と反射ベストは,ブルベじゃなくても必須装備かも.

OLIGHT SEEMEE30

[TRIWONDER] 反射ベスト

なんとか無事に峠を下りきって計103km.ようやく本日最初のPCにたどり着く.

おっと,その前に昨年,道内で初の廃駅となった道の駅「フォーレスト276大滝」前でパチリ.
ここはなんつっても,総工費数億円だかの「黄金トイレ」や「自動ピアノ」で有名だったはず.
ようするに金のかけかたがおかしい.
つぶれた理由がわかる気がする.

iPhone11 Pro

で,その隣のPC1「きのこ王国」には10:43着.
山岳ルートにしては,まずまずのペース.

iPhone11 Pro

ここは有人PC.
主催のS山さんが待機していた.
その隣にはなぜか見慣れたオレンジジャージの”鉄人”T夫さんが.
「さすが,T夫さん,速いぜ!」と感心してたら膝の痛みでDNFしてクルマで移動,運営側のお手伝いをしているとのこと.

すると...「Kazchariさん,一番で到着ですよ」と告げられる.
ありゃ,マイペースで走ってただけやけどなぁ.
他の参加者はラスボス(オロフレ)に備え,力を貯めているということなのだろうか?
(チャリでは)初コースなので,ペース配分を間違えたかと少々不安.
とりあえず補給だな.

トイレに行くと新鮮な湧水が.
まず水を補充.

iPhone11 Pro

S山さんに「ここ(きのこ王国)を過ぎると補給場所ないんですよね?」と確認.
すると「数キロ先にホットシェフ付きのセイコマがある」というじゃぁ,あーりませんか!

今日の昼飯はそこだな.

(その2へ)

Topstoneな空港周辺グラベルライド

2023/6/6 Tue

蜜月

iPhone11 Pro

曇り.温度:24 ℃,湿度:50%,体感温度:23 ℃,風速:13.6 km/時,風向:SW

ここのところ,天気が非常に不安定な北海道.

先週末も雨が降ったり止んだりで,外ライドを諦めた.
とりあえず「映画+Zwift」したが,やはり満足感に欠ける.

どうしても外ライドがしたくなり,「天気,なんとか保ちそう」と楽観視しながら,午後から有給を取得して出かけることにした.
こんな思いつきにも即対応できる,ホンマいい職場だ.

午前で仕事を終え,昼休みに帰宅.
昼食後,ウェアに着替えて2階から下ろすのは...もちろんTopstoneである.

結局,新車に乗りたいだけかも.

さて前回から「あーでもない,こーでもない」と模索中の工具,交換チューブ,ボトルのセッテイング.
とりあえず前のゲージにツールボトル,後ろに水ボトル,その下に巻きなおして平べったくしたチューブを装着.

RICYRLK自転車 ボトルケージ

Z BOX S ツールボックス ゼファール(Zefal) 7086 Sサイズ 0.5L ブラック

パナレーサー(Panaracer) 日本製 チューブ [700 x 40~45C] 仏式ロングバルブ(48mm) 0TW740-45LF-NP

このチューブ,それでもデカい.

出発前にはタイヤの空気圧をチェック.
前後とも2Barだった.
グラベル走行には快適かもしれんが,少し足して3Bar入れてみる.

さて出発.
グラベルロードバイクなのでグラベルに行かないともったいない.

まずは定点観測地点へ.

iPhone11 Pro

不穏な雲である.
若干,雨粒が顔にあたるが...まぁ気のせいでしょう.

しばらく舗装路が続く.
グラベルバイクの用途として「通勤に最適」という宣伝方法がある.

グラベルロードは流行ってる?

乗る前は疑問を感じたが,実際は...納得.
ロードに比べると道路の段差をそれほど気にしなくて済む.
田舎の凸凹道はもとより,ある意味障害物だらけの都市部でも有利.

特にグレーチング.
北海道の場合,路肩レーンがあっても,それに応じて排水溝も大きく,その幅の分だけグレーチングが覆っている場合が多い.
ロードのような細いタイヤだと,それを避けて車両レーンにはみ出さざるを得ない時がある.

グラベルだと気にせずにそのまま走行可.
もちろん油断大敵だが,ストレスは大幅に軽減.

旭川空港を横目に走るが,どうやらもうすぐ離陸シーンが見れそうなので寄り道.

iPhone11 Pro

ぐるっと一回りして元の幹線道路に戻り,空港ちょい先のグラベルに潜入.
ひゃっほい!
ここは本当に景色が良い.

iPhone11 Pro

空気圧3Barだと,少し高めの印象.
2Barぐらいが適正かな.この道だと.

iPhone11 Pro

単純にグラベルでの安定走行感だけだとファットバイクの方が良い気がする.
特に下り.
しかし軽快さや,ハンドリング,自分で操作してる感では,このTopstoneの圧勝!

グラベルと舗装路の分岐点.
当然選ぶのは...

iPhone11 Pro

こっちでしょう.
もちろんグラベルに入って以降は,leftyサスはon状態.
それでも跳ねる&跳ねる.つまり,楽しい.

iPhone11 Pro

カーボンフレームのため,サイドスタンドは付けていない(付けられない).
写真撮影の際,バイクを立たせたければ「めだたんぼー」の出番.

青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

それでもキックスタンドに比べるとセッティングが面倒なので,ついつい”寝かせ写真”が増えてしまう.
そう,スタンドはいいけど,ブレーキを固定するマジックテープが面倒なのである.
いい工夫ないかのー.

iPhone11 Pro

平日だけに農作業車両や工事車両の通行多め.
邪魔にならないように後方に気を配り,前から来たら道を譲る.

iPhone11 Pro

にしても,家からわずかな距離でこの道!
ロードにしてもグラベルにしても楽しい道だらけ.
恵まれてますな...と思えるのもチャリ趣味にはまったおかげ.

畑地帯を抜け,森林絵エリアへ.

iPhone11 Pro

あーこの道,記憶にあるな.
紅葉がやたらキレイだった.

このまま進んでさらにグラベルをつなぐ.
途中の斜度は18%! うげ.

見覚えのある舗装路をかけあがって「就実の丘」着.
観光客がうじゃうじゃいたので,停車せずそのまま直進.
帰りのコースへ.

iPhone11 Pro

少し晴れてきたかな.
で,本日最後のグラベルへ.

いつも登る道を今日は下る.
むっちゃ楽.

iPhone11 Pro

森林浴ルート.
路面も締まっていてハイスピード!(と言っても,こけたくないので慎重)

iPhone11 Pro

ここも馴染みのグラベル.
秋の紅葉が特に美しい.

iPhone11 Pro

路面状況もgood.
ただし,先日の雨のせいか,時折マッド.
避けきれず突入してしまうため,泥ハネひどし.

まだTopstoneで,本格的な泥濘地やわだちに突っ込んだことはないのだが,その走破性はどうなのだろう?
ファットだと全然気にならんのだが.

iPhone11 Pro

ついに太陽が顔を出す.
青い空を久々に見た.

leftyフォーク,やっぱり(見た目は)変だ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

最近の常サウナ「花神楽」を過ぎ,サイクリングロードへ.
一応舗装路だが,秋口は紅葉,落ち葉で路面が覆われる.

iPhone11 Pro

その時期の方が走りやすい.
むき出し路面は滑りやすい.

まさに以前,ここのカーブで見事に転倒.
膝をぱっくりやった.

そのまま,いつもの「忠別川サイクリングロード」に接続.
幸い追い風基調で,グラベルロードながら30km/h~で巡行.

家が近づく.
河川敷にはあちこちに「ルピナス」の群生地ができている.
そういうシーズンなのだ.

ここでグラベルロードの本領発揮.
大き目の石がゴロゴロしてる場所も,臆せず入っていける.

花を踏まないように...撮影.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

つーことで無事帰宅.
グラベルロードの,いやTopstoneの楽しさをあらためて実感したチョイ乗りライドでした.

フレアハンドルの下ハンを持って,ようやくEMONDAの上ハンと同じくらいの前傾.
サスも効いていて実に快適.
いっそ,次のブルベもこいつで出てみるか? 悪天候にも強そうだし.

リベンジ!『きのこの山300』~その準備

ケツがもたん?

iPhone11 Pro

ガンプラ女子?~百式事件

2023/6/2 Fri

ファンタジー

YouTubeのまとめサイトに面白い記事がアップされていた.

コメントを読んで(聞いて)朝から大爆笑.

「嘘八百式」だの「ラーの鏡」だの「見えるぞッ,私にも敵が見えるぞッ!」だの「サボテンが花をつけている」などの大喜利状態.

一部「このガンプラ女子は実在していて,撮影者はお父さん」「性自認は女性」という擁護の声もあるけどな(これも笑える).

パソコン通信の時代からも,男性が女性のふりをして書き込む,いわゆる「ネカマ」と呼ばれる人たちはいた.
文字情報だけだとバレにくかっただけ.

この頃はある種の変身願望や,だまされている男性ユーザーをからかうという少々歪んだ目的があったと思われる.

その後,スマホのコモディティ化,回線・速度の向上によりSNSが普及.
画像や動画のアップによって,再生数はもとより,いわゆる”お布施”で稼げるようになってから「ネカマ」業界は以前より活性化していると想像.

オートバイやロードバイク系YouTuberも「女装したら再生数やフォロワーは増えるのか?」的な実験動画を上げて,それを証明してたりする.

まぁ「キャンプや釣りなどのアウトドアやガジェットといった本来”おっさんの趣味”に女性を組み合わせる」というのは,ここ最近のコミック・アニメの定番ネタでもある.

これは「意外性」の他,「俺たちの趣味を理解してくれている!」というおっさん側からの熱い支持のあるからと思われる.

しかし,そのほとんどはファンタジー.

いや,ガチで好きな女子もいるかもしれんが,基本的には表に出てる出演者だけが女子で,企画,撮影,編集,宣伝などは,ほぼ”おっさん”が裏方と思っておくぐらいがちょうど良い.

そっか,アイドルって,もともとそんな存在やったな.

ネット回線・速度が向上し,画像アップが普通になって以降,SNSに映り込んだ顔で正体が判明した事例は他にも結構あるらしい.

まっ,別に犯罪でもなければ誹謗中傷でもないので,ただのお笑いネタにしかならんけど.

つーことで,たまたま先日作った全身金メッキ仕様の「MG百式ライズカイン」があったので,撮影してみた.

iPhone11 Pro

うわっ,しっかり(おっさんの頭が)映ってるわ.

レトロなGW後半戦~ガンプラな日々再び?

今回正体ばれした人はメッキの上にクリア塗装で仕上げたらしいけど,Kazchariのライズカインはドノーマル素組み.
それでいてこの反射.
かつての銀色下地にクリアカラーのアメ車塗りが懐かしい.

みなさんも「百式」には気を付けましょう(何に?)

EMONDAなリハビリ第二弾は旭岳ライド

2023/5/20 Sat

♪脚を取り戻せぇぇぇ

iPhone11 Pro

晴れ.温度:15 ℃,湿度:67%,体感温度:15 ℃,風速:1.5 km/時,風向:NNE

旭川は今日も快晴.
前日のリハビリライドの疲労はほとんどない.

EMONDAなリハビリで十勝岳ライド

マッサージガンが効くねぇ.

創通メディカル トータルボディケア マイトレックス リバイブ

つーことで,本日も山へ行きませう.
地元スペシャルマウンテンその2こと,旭岳クライムだ.

ウェアは少し悩んだが,昨日より気温高そう.
うほっ,ついに半袖半パンで出撃.

まずは定点観測地点.

iPhone11 Pro

田んぼに水はってます.

いつもの忠別川サイクリングロードでひたすら南下.

本日,おやっと思ったのが,これまで散々AssiomaのLOOK-KEOクリートが「固い,はまらん」と文句たれてたが,急にカチっとはまるようになったこと.
ようやくあたりが出てきたか.

ファベロ Assioma DUO ブラック 94mmx96mm

ダムへと登る道だが,いつもと異なるルートを選択.
斜度は緩いが直線坂で心が折れる.

iPhone11 Pro

ダム着.
天気が良いとこんなにも湖面が美しい.
以前はここからスイム・スタートでトライアスロン大会があったが,かなり冷たかったそうな.

iPhone11 Pro

ダムを渡って,みんな大好き”チョボチナイゲート”へ.
な,なななんとゲートが開いてるじゃあーりませんか!

まさかの春オープン?
...てなことはなく,工事車両用に一時開けているだけでした.

iPhone11 Pro

忠別湖底に下りることができる駐車場.
GWあたりだともう少し地面が露出しており,ファットで走り回れるのだが..,えー,今年はいろいろありまして...

iPhone11 Pro

ボトルの水の補給っつーか,家で入れてきた水道水との交換場所.
やはり美味い.
いずれにせよ,ヒルクライムに備えて満タンにしておく.

iPhone11 Pro

久しぶりの旭岳クライム開始.
十勝岳と異なり緩急がある山である.
最初の斜度がきつく,途中は緩やかになる.
下りセクションではアウターに入れて,タイムを稼ぐ

よくも悪くもだいたい2kmごとに標識がある.

もう何度も登っているので,コースプロフィールはだいたい頭に入っているけど,やはりしんどいのはしんどい.
リア30Tはありがたいけど,多用すると速度が出ない.

とかなんとか,一部ゾンビ走法しながらも,ゴールのロープウェイ乗り場着.

iPhone11 Pro

先客がいたが交流のタイミングを逸した.
話してみると,すでにSTARVAで友達だったりすることもある.

iPhone11 Pro

建物(乗り場)の裏へ.
いいタイミングでロープウェイが戻ってきた.

ちなみに自立用スタンドは「目立たん棒」を使用.
この手のグッズの中では,なんだかんだでこいつが一番使いやすい.

青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

ビジターセンターに戻り,ここでも”神のドリンク”赤コーラを飲む.
汗で濡れてしまったバックポケットの中身をテーブルに展開.
少しでも乾かす.

しばし佇んだ後,ダウンヒル.
もちろん「ジレ」が欠かせない.

Morethan サイクリングウィンドブレーカー ベスト ノースリーブ ショート丈 メンズ WVP-030

今回,この新兵器を導入.
はっきり言ってデザインは微妙だが,丈を切り詰め,極限まで小型化しているので超軽量(公称100g未満)
純ヒルクライム後のダウンヒル・ジレである.

残念ながら今日はちと寒かった.真夏用かも.

iPhone11 Pro

やはり寒暖差が激しい.
この橋の上でジレを脱ぎ半袖へ.
山と川が美しい.

このまま帰るのはもったいないので,冬季閉鎖からオープンしたであろう,STRAVAセグメント”ユイの壁”を登る.

iPhone11 Pro

これまたご無沙汰の激坂峠.
いやいやこいつもキツイ.
それでも俵真布側からに比べたらかなり緩やか.
ちなみにこのコース,以前にNHK『チャリダー』で紹介されたこともある.

iPhone11 Pro

その俵真布側をダウンヒル.
ここから帰宅するのだが,空腹でハンガーノックの気配が...

一番近いコンビニはどこ?

iPhone11 Pro

結局,ホットシェフのある美瑛のセイコマまで走る.
「チキン南蛮弁当」「バナナ」「リアルゴールド」の昼食.
カフェよりは安いが,これで¥800とは...物価,ホンマに上がりましたな.

iPhone11 Pro

美瑛の丘経由で家へ.
今が旬の菜の花畑があちこちに.
昨日より天気がよく映える.

ちなみに近郊では滝川の菜の花が有名らしい.

滝川市菜の花まつり

来週あたり行ってみようか.

つーことで,少々荒療治なリハビリライド第二弾も無事終了.
タイムはアレだったが,思った以上に違和感なく走れたことに感謝(誰に?).