2023/10/21 Sat
グラベル探検隊
晴れ時々曇り.温度:7 ℃,湿度:73%,体感温度:5 ℃,風速:9.1 km/時,風向:W
急に冷え込んできた旭川.
山間部には雪が積もっている.
もはや旭岳や十勝岳はノーマル・ロードでは登れない.
まずは午前中,ハスラーのタイヤをスタッドレスに交換.
来週末出張予定なのだ.
山間部を走るかもしれない.
今日しか作業時間がない(正解だった).
10時頃には作業終了.
雨予報だったが,奇跡的に陽がさしてきた.
まだ雲が多く,少々寒いがライドにでかけませう.
路面の水溜りを考慮してTopstoneやな,今日は.
ついに,ウェアも起毛のビブタイツとジャージに.
自転車界のユニクロ,“みんな大好き”dhb製品である.
dhbと言えば海外通販wiggleのPB.
ただし...この異常な円安のおかげで,かつてのようなお得感は薄れつつある.それに何やら破産の噂すらある.
wiggleがつぶれると当然関連企業のCRCも...
非常に困る.
もちろん既存のチャリ愛好者にとっても大問題だが,本体や用品価格の高騰によって新規参入者が減る=業界全体のさらなる衰退につながるデス・スパイラル.
『弱ペダ』人気から始まった,第何次かのチャリブームも終わりつつある感.
それでも,あちこちのサイクルツーリズムのおかげで,ハード面全体の整備はかなり進んだのは事実.
ただし,世間的認知などのソフト面は...先月の『ツール・ド・北海道』の事後処理も実質放置したままやしな.
https://www.youtube.com/watch?v=YhwSAJCKILo&t=962s
こりゃひどい.
各関係者の沈黙が怖すぎる.闇しかない.
まぁ,心配しても仕方がない.
自分でコントロールできないことを気に掛けるのは無駄無駄無駄無駄.
つーことで,この季節のお楽しみ,紅葉グラベル散策に出かけましょう.
おや? グラベルに入る前の道端も普通にキレイ.
ホンマ,一気に紅葉が進んだ.
いつもの河川敷グラベルに突入&激走.
ファットでは得られなかった快走感は病みつき.
と,思いきや...
なんてこった.パンナコッタ.
工事で通行止め.
まさかの舗装化進行か! ゆるざん!(いや,公的には正解)
一旦,幹線道に戻る.
そして激坂を登り,次なるグラベルへ.
ぐるっと回って「Hokkaider Base」前の神社へ.
「Hokkaider Base」の夏季営業は終了とのこと.
昨年のように降雪前にでもゲリラ的にオープンしてくれたら,また寄りたい.
工事区間が終わる頃,再び河川敷グラベルへ戻る.
千代ヶ丘で線路を越える.
グラベルロードの楽しさは,ファットやMTB以上のスピード(距離が稼げる)と,ロードでは入れない路面でもガシガシ突っ込める点にある.
つまり,ルートの新規開拓が超簡単&楽しいのだ.
つーことで,これまで走ったことがなかった脇道に進入.
水路で行き止まり.
安心してください.
担いで水路を越え,草むらをかきわければ無問題(そうなのか?).
次に向かうは美瑛の名所「赤羽の丘」である.
少し前は通行止めの看板があったが,知らぬ間に解除されていた.
グラベルの坂を上りきると有名な3本の木.
いつもなら左折し,その先の丘陵に向かうのだが,今日は走ったことのない右方面へ.さて,どこへつながるのやら.
そこには絶景が広がっていた.
時々風が強まるが,意を決して自立スタンド「めだたんぼー」を装着.
グラベルロードなので,純粋なロードよりは丈夫なはず.
青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア
久々に自撮り棒も用意した.
自撮り棒 三脚/一脚兼用 Bluetooth セルカ棒 リモコン付き
しばしたたずんだ後は,反対側へ急坂ダウンヒル.
キレイな紅葉ポイント発見して停止.
北海道の紅葉は「赤」成分が少ないので,この色合いは割と貴重.
美瑛の町中に向かう.
そろそろ昼飯.
あっ,チャリのカギ忘れた.
店ではなくてセイコマかな...
陽は出ているものの,止まると寒い.
そらもう10月末やしなぁ...
今回は新しいバックパックを導入.
「ERGON BE2 ENDURO」である.
定価はそこそこするが,「クランカー」さんでセール販売(約¥8,000)だったので買ってしまった.
以前,何かのイベントで誰かが使っているのを見かけて狙っていたのだ.
その特徴はぱっくりと分割された荷室にある.
結果,背中への密着感が非常に高い.
それは実感できる.
そして,MTB用のフルフェイスヘルメットの装着にもぴったり(だそうな).
ロードバイクでのバックパック使用は,背中からの熱の逃げ場がないこと,肩への負担が問題視される.
Kazchariも夏場に背負って走ることは考えられない.
ただし,荒れたグラベル走行が目的で,バイクの軽量化と操作性を重視したい場合は,こうしたフィット感の強いバックパックはぴったりかも.
それに,今日のような寒い日はやや背中が暖かい気もする(根拠なし).
このリュック特有のデメリットとしては...見ての通りの容量の少なさ.
ハイドレーションパックなんぞ使った日には他に何も入らん.
長モノも苦手.
そして前面ストラップにボトルなども差せない.
デザインがサイコーなので悪くはないけど,実用性を考えるなら,以下のタイプの方が使い勝手はよさそうだ.
さて,今日の夕方は夕食を兼ねて娘と『森のゆ ホテル花神楽』に行く約束をしているのでそろそろ帰りますか.
「紅葉を楽しむ」という目的なら,それこそ『花神楽』がある東神楽森林公園が素晴らしい.落葉だらけでスリップが怖いが,このTopstoneなら無問題.
昔,ファットで思いっきり落車したのは内緒だ.
だが,そこへ向かう途中に面白そうなグラベル発見.
未知の道である.
様子見のため,入口だけ少し入って戻るつもりが...
この景色である.進まざるを得ない.
やがて前方にとんでもない激坂が現れる.
「どうせ目の錯覚.せいぜい13%とかやろ」と思ったが甘かった.
途中でサイコンが18%を示す.
おまけに深ジャリ.
リアタイヤが空転する.
さすがに乗ったままでの登攀はあきらめて,降りて押す.悔しい.
登り切った場所は「就実の丘」に続く道.
なるほど.ここにつながるのか.
右折してお気に入りのグラベルへ.
ここも紅葉が見ごろのはず.
まずは直線ダウンヒル.
左折すると森の中.
そうそう,この風景である.
美瑛側から入ると,ずっと下り基調となる.
実に楽しい.
紅葉そのものの色づきは今一つ.
それでも十分なココロの保養.
グラベルを抜けて舗装路へ.
『花神楽』前を通過.
時間的に森林公園内のサイクリングロードはパス.
河川敷の舗装路で家路につく.
いやいや,今日も楽しい1日でした.
最近は,天気予報が良い方に外れてくれるので助かる.
明日は...どっちだ?