3本ローラーの友~最近観た映画やドラマのざっくりレビュー

2023/2/3 Fri

向き不向き.

iPhone11 pro

冬の間,Kazchariは4台の自転車を室内保管している.

TREK TCT5000 ⇒ ベッド脇に設置した3本ローラー用.
Specialized FATBOY ⇒ 通勤&外ライド用で玄関土間に駐輪.
TREK DOMANE SLR7 ⇒ スマートトレーラー『Tacx Neo Smart』に装着.Zwift用.
TREK EMONDA SLR7 ⇒ 自室に縦設置.

うち,DOMANEは毎年恒例のオーバーホールで現在ドック入り.
仕上がってくるのに10日ほどかかるらしい.

帰ってきたTREK DOMANE SLR7~3度目のオーバーホール

うちのスマートトレーナー『Tacx Neo Smart』は初代モデルで,11速のギアを付けている.

つまり...

TCTは10速モデルなので不適応.
EMONDAは12速の上,スルーアクセルなので不適応.

となる.
まぁ,スプロケ交換したり,オプションのシャフトを購入すれば,こいつらもTacxに装着できないわけではないらしいが,正直,面倒である.

結論.

「12月に納車したものの,外ライドはまだ無理」なEMONDA+3本ローラーでポジション調整したり,身体を慣らすことした.
これまでもお試し的に2,3度乗ったが,タイヤの減りが嫌で避けていたのだ.

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

Kazchariのトレーニングルーティンはだいたい21時から22時の1時間ほど.
Zwiftならともかく,3本ローラーを1時間漕ぐのはひたすら退屈.

3本ローラーは寝室,ベッド横に設置してある(コケても安心だ)
テレビを見ながら漕いでいたが,レイアウト的に視線が右方向となり,ポジションが崩れてしまうためあまり利用したくない.

つーことで,正面に一脚+テーブルで作ったスタンドにiPadをのせて「NHK+」「Amazon Prime Video」などのサブスクを鑑賞するパターンに落ち着いた.

iPhone11 Pro

SLIK 一脚兼簡易三脚 スタンドポッド STAPOD

Actnow 三脚スタンド 対応 テーブル 台座

そして3本ローラーは何しろうるさい.
iPadのスピーカーだと何も聞こえない.
よってワイヤレスイヤホンで接続.
Kazchariは安定と安心のAnkerを使用中.

Anker Soundcore Liberty Air 2

さて,このような環境下,最近鑑賞した映画やドラマのざっくりレビュー.

以下,ネタバレ含みます.

【インビクタス 負けざる者たち (字幕版)】

イーストウッド映画に外れなし.
ただし『ミリオンダラーベイビー』『グラントリノ』など,鑑賞後,そのあまりの内容の重さ・深さにメンタルが「どよーん」と落ち込むことがあるのだが,こいつはそうでもなかった.予想以上にシンプル.

実話なので,いきなりテロを起こしたりはできないからそこは仕方がない.
Kazchariはラグビーに興味ないけど,まずスポーツ映画としてよく出来ている.

そして,南アと言えばアパルトヘイト.
とは言え,差別反対を声高に訴える映画ではない.
その主張は静かだが強い.

マンデラが収監されていた刑務所および独房が映し出される.
ここで27年間過ごしたのだ.
その劣悪な環境下で捨て鉢にならず,自己を律して生き続ける.
凄まじい人生としか言いようがない.

一番好きな場面は,決勝戦のスタジアムの外で,空き缶拾いの黒人少年と白人のタクシードライバーが,試合進行とともに徐々に打ち解けていくシーン.ベタやけどな.

先程は「落ち込まない」と書いたものの,「旅行者の犯罪遭遇率300%(つまり1日に3回犯罪に巻き込まれる)」という,いささか大げさな悪評が絶えないヨハネスブルグ.
訪れたことはないが,それは今も変わらないらしい.

【2023年】ヨハネスブルグの治安情勢まとめ!旅行者が注意すべき危険ポイント

【ルパン三世VSキャッツ・アイ】

『vsコナン』以上に無茶なコラボと言われた本作.
まず物語として,前半は割りと面白かったけど後半がなぁ...
結局,真犯人のおっさんが何者なのか,何が目的なのかイマイチわからん.
スペシャルの割にはスケールが小さい.
それに,銭形の扱いが残念.

懸案のキャラデザはどちらの作風にも似せないパターン(つってもルパンはシーズンごとに顔が違うけど).
今風な画で統一され,さほど違和感はない.

ただし問題は声.
もはや栗田貫一すら老人声(劣化とは言わない).
ましてや「泪」を除き,オリジナルのままのキャッツ陣は...
確かにみなさんプロの声優さんである.
でもなぁ...
思い切って新キャスで良かったのでは? キャラデザも違うし.

そうそう,Kazchariの記憶に間違いがなければ,ルパンと次元の喫煙シーンがなかったはず.時代やな.

【ライト/オフ(字幕版)】

「出るぞ~出るぞ~からのバン!」系のびっくりホラー映画.
アバン(?)の縫製工場でお父さんが襲われるシーンが,いや,ここだけが怖かった.
不安定なローラーに乗りながら観る映画とちゃうなぁと思いつつ,続きを鑑賞.

徐々に”びっくり演出”にも慣れ,何より”ナニカ”の正体がわかり,その造形を見せてしまう.
結局,ダイアナは物理的に存在? それとも観念的な存在?(明らかに前者としての描写)

もしかして「その正体はお母さん自身でしたぁ」とかいう展開かとも思ってたけど,ダイアナはダイアナで実体化.

そして「こんなん,どうやって倒すねん」からの母の犠牲エンド.
しかあし,肝心の母と娘の過去を含む親子の交流がほとんど描かれなかったせいもあって,母親の決断に感情移入できない.

「アイデアは面白い.けど設定の詰めが甘い」と思わせるもったいない映画だった.

似た系統のホラーだと『IT FOLLOWS』の方が好み.これは後を引く.

映画『IT FOLLOWS』を観た~それはアレで感染する

大奥(NHKオンデマンド)】

現在,NHK火曜日10時枠で放送中.
面白いっつーか,NHK大暴走.
莫大な予算と資産(セットや衣装)をぶっこんだ映画クオリティのSF時代劇.
こりゃ民放かなわん.

ストーリーは漠然と知っていたし,テレビや映画でもやっていたことは知っていたが興味はなかった.
「どうしたいのかわからない大河よりもはるかに面白い」という噂を聞いて視聴開始.見事にはまった.

何しろ全ての役者が素晴らしい.
特に...斉藤由貴はバケモノか.

吉宗→家光→綱吉と,某FSSなみに時間軸が移動する構成も興味深い.

原作コミック完結に付き,大政奉還まで映像化するとのこと.
楽しみだ.

つーことで,いい時代やな.
退屈させない...って,前回のデトックス話はどこいった!?

ぼっちライドは退屈なのか?

それにしても室内ライドとは言え,EMONDA速いわ.

気のせいではなく,TCT5000とは平均速度が全然違う.
諸事情によって,TCTはフロントインナー縛りのせいもあるけど.

EMONDAはBB周りの剛性感とDi2のチェンジが心地よい.
これが価格と機材進化の差ってヤツか.

昨年のモンキー125,つまり舗装路での初実走は3/25となっている.

モンキー125,2022年シーズンスタート!

オートバイが走れるならロードバイクもOKのはず.
うーん,まだまだ先やな.

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