2022/9/23 Fri
あちこち大変.
秋分の日は,台風の影響で日本全国ほぼ雨模様.
ここ北海道道北も例外ではなく,朝から結構降っている.
そんな中,もしかしたら参加していたかもしれない自転車イベントが2つ.
1つは3年ぶり開催の『第13回丘のまちびえいセンチュリーライド』.
2010年の第1回大会に参加したのが良い思い出.
60kmと100kmの2日間に分けて美瑛の丘を走りまわった.
もう初日から辛かった.
10月開催で寒い上に獲得標高もたいがい...まぁ当時は初心者レベル.
全然脚がなかった.
この大会には,その後も7,8年連続して参加.
当初はボトル,ライト,サコッシュなどの景品が良かったけど,徐々にしょぼく...おっとここまでだ.
「びえい」だけでなく「そらち」や「中札内」などの道内グルメフォンドに出まくった後,脚力の上がったKazchariは,よりハードさを求めて「ブルベ」という底なし沼に足を踏み入れてしまうのだった.
いやいやいや,今日の天候と気温では,80km一本とは言え「びえい」も相当ハード.
FacebookやSTRAVAでは阿鼻叫喚の声が溢れている(大げさ).
ご苦労様でした.
そして,それに輪をかけて地獄なのが「BRM923霧立400km」だろう.
スタートからゴール時間となるであろう明日の朝まで,ずっと雨...
正直,エントリしなくて良かった...っつーか,根性なしのKazchariはDNSしてたやろうな.前科もあるし.
もうすぐ300kmブルベ~BRM528きのこの山参戦とベルの話
家族に「ワシが参加してへんから雨が降ったんやぁ~ 今年は天気の神様に愛されてるからなぁ~」と言ったら,白い目でみられました.
すいません.みなさんの無事のゴールを祈っております.
さて,そんな雨の日.
当然,ライドやツーリングに出かけるわけもなく,午前中はインターネッツで連続ドラマ鑑賞.
うっかり「Disney+」の一ヶ月お試しプラン¥200に加入してしまい,以前より観たかった『マンダロリアン』にドハマリしております.
これがまぁ,もう面白いのなんのって...
なぜにこの雰囲気で,本編Ⅶ~Ⅸが作れなかったのか...
今からでも遅くない.『ターミネーター』みたいに”アレ”はなかったことにして作り直せ!
まだシーズン2の途中までしか観ていない『マンダロリアン』のざっくりとした感想(印象).
本編SW(特にⅣ)がクロサワ映画の影響を受けているのは有名な話だが,この『マンダロリアン』はより明確にオマージュ.
もろ『七人の侍』なエピソードもあるしな.
クロサワではないが,チビ・ヨーダ(?)を連れての一匹狼のロードムービーって,『子連れ狼』やん.もちろん西部劇要素もふんだんにある.
時系列的にはエピソードⅥ「ジェダイの帰還」で帝国が滅んだ後のストーリー.
「反乱軍が新政府を作った.これで平和,バンザ~イ」とはいかず,辺境の地はまだまだ無法地帯.
人々はそれぞれの正義や信念の元,日々を懸命に生きている.
外見はかの「ボバ・フェット」とよく似ている主人公(賞金稼ぎ).
この世界では,共通デザインのアーマーを装着した者は「マンダロリアン」と呼ばれており,銃や格闘などの腕前にみなが一目置いている.
ストーリーが進むにつれ「マンダロリアン」は種族の名前ではなく,「ある教義を信じる者」であることが明らかになる.
主人公はその敬虔な信者.
かつて孤児になった時に助けられた恩義を忘れない.
それゆえのクソ真面目さが面白い.
最初は割りと不殺を貫いていたけど,チビ・ヨーダがからむと...怖い怖い.
主人公は決してマスクを取らない.
教義にて人前で素顔を晒してはならないとあるらしい.
今のところ,マスクを取ったのはケガの治療のための一度のみ.
役者さんも演技が大変やと思うけど,首の傾け方や”間”による感情表現が実に上手い.
この主人公の雰囲気はどこかで...と思ったら『ゴブリンスレーヤー』っぽいなぁ.
いや違う.
我らがキリコ・キュービーではないか!(変なポエムはつぶやかんけど).
無口で余計なことを言わない ⇒ かっちょええ...
外国ドラマにありがちな,ひきにひいて次のエピソードへ!という展開もなく,基本的に1話完結.無茶なドンデン返しや裏切りも,低レベルなギャグもない.
淡々と確実に話が進む.それがいい.
エンディングに差し込まれるイメージボードも素晴らしい.
そうそう,『スター・ウォーズ』はやっぱりこれっしょ!
つーことで『マンダロリアン』超おすすめです!
このクオリティを¥200で堪能できるとは...良い時代だ.
観終わったら次は『オビワン』かな.こっちは地雷らしいけど.