EMONDAな旭岳からの美瑛ライド

2025/9/23 Tue

年齢を重ねてもヒルクライムのタイムは伸びる

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晴れ.温度:15 ℃,湿度:81%,体感温度:17 ℃,風速:5.0 km/時,風向:SSW

祝日であるが,生活リズムは崩さない.
朝6時に起床し,いつも通りの朝食.
外は晴れ.絶好のライド日和である.

とは言え,そこは9月末の北海道.
既に朝はヒトケタ気温である.
山頂では初冠雪の報道もあった.
「走れるうちに走っておけ」の金言通り,今日はヒルクライムだ.

もちろんEMONDAで出撃.
ホイールは標準化している「DRIVE HELIX C57」
レースではないので,ライトやらベル,ツールケースは付けたままの公道走行仕様.
ウェアもインナーにレッグウォーマー.
ヘルメットはエアロ,シューズもリンタマン.
要するに軽量化は全く意識していない.

忠別川サイクリングロードをゆっくりとポタリング.
今日の勝負所は旭岳である.
登りセグメント開始ポイントまでは脚を温存.

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忠別ダムへのタイムアタックなら,ここからスタートだが我慢我慢.
しばらく進んでターコイズ色の橋から斜度が上がる.
脚への負担を避けるべく,早めにインナーに落とす.

ありゃ? 前方に2名ほど先行者が...マズイ.つい踏んでしま...いや我慢や...ついついパスしてしまいダム着.あぁ,いい天気だ.

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対岸に渡る.
個人的に下界の紅葉はこの辺りの木々から始まると思っている.
小さすぎる秋.

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ここからはノンストップでふもとまで移動し,旭岳ヒルクライムを開始する.
とっかかりの~9%はゆっくりと,引き足重視でハイケイデンス.
ガマ岩を越えてからの下り~平坦パートはアウターに入れて踏み倒す.
その慣性エネルギーを次の登りに利用.
斜度が緩い場所はギア一枚重く.
辛くなったらゾンビ走法(脳とカラダを切り離す).
何より重要なのは呼吸のリズム.

いい感じで登れている.

だが,最後の最後に伏兵が...そう,連休ゆえの駐車待ち渋滞である.
安全を確保しつつ,クルマと歩道の間をすり抜けて,セグメントのゴールであるロープウェイ駐車場に飛び込む.

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帰宅後,STRAVAセグメント「旭岳HC」のタイムをチェック.
「41:41」で,ベストタイムを更新!
これは素直にうれしい.

これまでは2019年6月29日の「41:52」が最速.
たった11秒の短縮だが,何よりうれしいのはこれが6年前の記録だということ.

チャリはDOMANE
確か軽量ホイール+ふもとまでクルマでトランポしてのガチクライムだったはず.
わずかな差とは言え,過去=若い自分に勝てたのだから素直に誉めてやりたい.

タイム以上に興味深いのは平均心拍数.
6年前の「163BPM」に対し,今回は「112BPM」
これは明らかに心肺機能の向上を意味している.

ゴールまで呼気2回,吸気1回の呼吸リズムを持続できたのもその証拠か.
自転車や水泳を始めとする,有酸素系のスポーツでは呼吸が重要なのは間違いない.

加えて,とあるYouTube動画で指摘されていた「腕の引き」を試す.
ハンドルを交互に引き,体幹をねじるようにペダリングするのだが,途中しっかりと肩関節伸展筋=上腕三頭筋の”張り”を感じた.

その昔は呼吸を楽にするために「手をブラケットから離して上半身を起こし,腕の力を抜く」なんてアドバイスがあったような気もするが,”攻め”を意識した場合,これはダメなようだ.

根性論ではなく,理屈でタイムが伸びる.
かようにチャリは奥が深い.

自転車趣味を始めたのは2006年頃.
旅先の急な腹痛にて診療所で受診したところ「脂肪肝」と診断された.
確かに写真に写る自らのお腹のでっぱりや顔の丸みが気になりつつあったのは事実.
職場の健診結果表も徐々にカラフルになりつつあったのも気になっていた.

Kazchariは元々球技が苦手だし,観戦も興味ない.
健康のため,自分でスポーツを始めるにしても,仲間や相手が必要なものは長続きしないことがわかっていた.
そこで白羽の矢が立ったのが自転車である.

何の知識もないまま購入したのがTREKのミドルグレードのフルカーボンバイク「TCT5000」
朝練したり,土日のポタリング,そして緩めグルメライドを楽しむ.
一応3本ローラーで冬も過ごしたかな.

趣味の方向性が変わったのが2017年.STRAVAに登録してから.
己や他人の走行ログが可視化されるようになり,モチベーションが爆上がりした.年間12,000km走る,とか.
男子は常に誰かと闘いたいのだ(最近はそうでもない?).

そして「DOMANE SLR7」を購入後はブルベやヒルクラレースに参加,いつの間にか走力も向上.
「速く走ること」にこだわりが出て来た.

自転車は乗り込めば乗り込むほど記録が伸びる.
これが球技だとそうはいかない.
プロでもなければチームを組むことはないので,遅くても速くても,勝っても負けても自分のせい.
言い訳が出来ない潔さが良い.

いくら記録が伸びるとは言え,生物である以上,加齢による限界はあるはず.
実際,カミヒルにせよ旭岳にせよタイム更新が5,6年できなかった.

それが,レースブーストがかかったとは言え,カミヒルタイム更新.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

そして今回の旭岳でのベストタイム更新である.
実にうれしい&楽しい.

Gemini先生に「年齢を重ねてもヒルクライムのタイムを伸ばす方法」を尋ねたところ,以下の回答があった.

(1)筋力トレーニングを賢く取り入れる

これは大いに賛成.
特に体幹筋大事(プランクとスーパーマン)だな.
こないだ腕立てしたら,肘部管を通っている尺骨神経に負荷がかかり,左手の薬指と小指にしびれが発生したけどな.
とりあえず以下のメニューを週5で続けている.

(2)栄養摂取と睡眠時間を大切にする

食事に関しては何の制限も設けていない.コーラは好物だ.
ただし,チャリトレ中にしか飲まない.回転ずし後は即ローラー.
寝る前は欠かさずプロテイン.
睡眠時間は...6時間切りはともかく中途覚醒が気になるお年頃.

中途覚醒が困る~問題解決行動を考える

(3)トレーニングの「質」を高める

Gemini先生は「インターバル」「高ケイデンス」を推奨.
前者は(e-BIKEのみなさんと行く)グラベルの激坂で,後者は引き足ペダリングで自然とそうなっている気がしないでもない(怪しい).
EMONDAにはパワメを装着.使いこなせているとは言えないが,3.5倍の200Wちょい越えなら(感覚的に)持続できそう.

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例によってビジターセンターにて赤コーラ休憩.
お客さん多いな.

ダウンヒルに備えてウインドブレーカー着用.
グローブは指出しで大丈夫.

これが真冬ならインナーを着替える必要あり.

ファットな旭岳初登りライド

湧水公園まで下りてウインドブレーカーを脱ぐ.
家で入れた麦茶は半分ほど.湧き水を足して満タンに.

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できればトンネルは通りたくないので,往路と同じく湖の南側を走る.
道道1116号で美瑛に抜ける,つまり「ユイの壁」に挑むが...

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あ,あかん全然脚に力が入らん.
旭岳クライムで使い切った?

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俵真布から朗根内に続く直線道路.
意外に交通量が多くて驚く.
いきなり現れたクルマに幅寄せされる.いや,たぶんこちらの存在に気づいてすらいないな.
安全のため,そろそろレーダー導入しようかなぁ...

美瑛中心にあるセブンイレブンにピットイン.

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真ん中の「魯肉飯ブリトー」がちょっとびっくりするほど美味かった.
ちゃんと八角が効いている.
しかも¥30引き.

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食事の際の定位置から見る風景.
チャリを停めるのもいつもここ.
なんてこたない景色だが,こういうのが記憶に残りそう.

さぁ,帰りますか.

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そしてすっかりお馴染みの丘の景色.

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最後に,これまた定番の倉庫脇でパチリ.
ホイールがいかつい.

そう言えば,今日はサドルを5mmほど上げた.
なぜだかこれでぴったり.
おかしい.これまでのポジションは何だった?

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つーことで無事に帰宅.

たまには記録狙いのライドも良いね.
しんどいけど.

次なる目標.
まだ伸びしろがあるうちに「カミヒルは50分切り,旭岳は40分切り」を目指したい.
ビッグマウスにならないように鍛錬,鍛錬.

BROMPTONなハッピーカリーライド

2025/9/20 Sat

戦略的撤退?

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曇り.温度:13 ℃,湿度:74%,体感温度:13 ℃,風速:2.2 km/時,風向:SSW

今週末は『BRM920霧立400』に参加予定だった.

だがしかし.土曜日夜から日曜にかけて北海道ほぼ全域で大雨予報.
Kazchariの走力だと,この時間はまだ日本海沿岸を走っている.

夜に雨に風に寒さに眠気,さらには無補給区間というなかなかの試練.

中間地点の「霧立亭」さんがランドヌールの到着時間に合わせて営業時間を延長してくれたり,運営が事前に注文の確認を取ったりと色々配慮があるブルベである.かなり気が引けたものの...DNSした.

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

後でリザルトを確認すると,出走予定者の半数がDNS,さらにその約半数がDNFだったようだ.過酷!

それはさておき,天気予報通りに土曜日の午前中は曇りがちなれど晴れは晴れ.
気温もそれほど低くない.ライドに出かけましょう.

今日のチャリはBROMPTON
実は例の「Pハンドルバー事件」超展開をみせることになったのだが,詳細は後日.

BROMPTONの甘すぎる罠~ハンドルバー編

現状,ハンドルは「M」
今回はサドルを換えてみた.
本日はその試走も兼ねる.

元々うちの「Paris Edition」には「BROOKS Cambium C17」というなかなかの高級サドルが付いている.

C17C17

BROMPTONと言えば革サドルのイメージが強い.
確かに革サドルは快適(ケツにやさしい)だが,雨に弱い上,徐々に伸びてしまう.

しかし,この「C17」は見た目は革サドル風なれど天然ゴム製.
ゆえに快適かつ手入れが楽というふれこみ.
実際,こいつで200ブルベも走ったが,ケツの痛みはそれほどなかった(この時は肩甲骨周囲に激痛).

BROMPTONなBRM506薄野200(その0)

ただ,いわゆる”穴あき”ではないので尿道に違和感.
そして,これが最大の懸念なのだが...重い(約450g)

最近のBROカスタムの方向性は11月の「四国一周」を想定している.
持ち歩きを考えると,軽いに越したことはないのだ.

そこで手持ちのロード用サドルを色々試してみることにした.
本日のチョイスは,EMONDAに付いてきた「AEOLUS ELITE」(220g)
EMONDAの方は流行りの3Dプリントサドルに交換したので,ちょうど余っていたのだ.

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長距離旅の楽しさはサドルの快適さ=ケツとの相性にかかっていると言っても過言ではない.
「台湾一周」の際は,現地レンタルチャリのサドルが信用できず,日本から愛用のサドルを持参した.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

普段は直立気味のライポジであるファットに装着している格安サドル.
これが大成功.
台湾でレンタルしたSURLYにもぴったりだった.

ただし安い分,作りがなぁ...高級チャリのBROに合わない(そこ!?).
まぁ,近いうち,こいつも試す予定である.

いずれにせよ,見せてもらおうか,「AEOLUS ELITE」の実力とやらを.

なんだかんだで9時頃出発.
少し風がある.涼しい.
長袖インナーに本日はレッグウォーマーを追加.

本日の目的地は最近知人がオープンしたカリー屋さん.
場所は上富良野町内である.

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いつもの風格あるレンガ倉庫で撮影.
BROだと外国ぽくって雰囲気マシマシ.

そのまま国道452号を使って南下.
アップダウンの激しいコースだが好きだ.

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このルートでは最も標高が高い場所.
青空が欲しいところ.

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翌21日は第1回丘のまちびえいファンライドが開催される.
Kazchariは不参加.いかんせんいつもの散歩コースなので.

まだチャリビギナーだった2010年,この大会の前身である「第1回びえいセンチュリーライド」が行われ,それに参加した.もう15年前か.
センチュリーゆえ,60kmと100Kmの連続2日間開催.
初めて参加したロングライドイベントだったが,これがまぁキツかった.
もう初日の60kmでカラダボドボド.今だとウォーミングアップ相当の距離だが成長したもんだ.

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この辺りはどこを走ってもジェットコースターな路.
下りはいいけど登りは脚力ないとキツかろう.
普通の観光客は電動チャリだから平気か.

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絶景が続く.

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丘陵地帯を下りて上富良野の町中に向かう.
下は美瑛の”ガイジン”人気がわかる看板.

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約束の地「日の出公園」着.
トイレ休憩.
今日は登りません.
そろそろ紅葉が始まる頃か.

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つーことで本日の最終目的地ハピカリさん着.

オーナーは知人のGさん.
昨年の「かみふらの十勝岳紅葉まつり」にて,旧(?)凌雲閣で臨時開業.
この度,町内に本格オープン.

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

12時ちょい過ぎだったので混んでいるかと思いきや...当初,客はKazchari一人.大丈夫か...(後からお客さんたくさん来ました).

限定メニューの「エゾシカ煮込みスパイスカリー」を注文.
数量限定でなんと¥700! 安い.+¥100でライス大盛りにした.

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美味し.
まず驚くのは肉の柔らかさ.
長時間煮込まれているのがわかる.
鹿肉などのジビエ系は臭みが気になるところだが,スパイスが効いているのか全く気にならない.
ただし,鹿肉はめったに入ってこないので,いつでも提供できるわけではないそうな.

思い出すのが2004年にグアテマラで食べたジビエ定食

2004年4月9日撮影

今はどうかわからんが,当時は『地球の歩き方』にも載っていた名物料理.

アルマジロ,七面鳥,テペスクインテ(食用ネズミ),牛肉ソーセージ,牛肉と鹿肉のハンバーグ,鹿肉の盛り合わせ.それに黒豆の塩煮,ピラフ,チーズがかかったもの.
味は...忘れた.けど残さず食べたな.

そうそう『ハピカリ』の通常メニューは現状,

「道産チキンのカシミール風スパイスカレー」

「上富良野ポークの賄いスパイスカレー」

の2品である.

食べ終わる頃,チャリ仲間のAさんたちがやってきた.
なんとカミヒルをキメてきたらしい.
上は相当寒かったそうな.

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食後のスパイスコーヒーをいただきながら,ガンプラ話やらGQX話に花を咲かせた後,お暇.
ちなみに冬期間もオープンするそう.また来よう.

で,美瑛に向かってもう一乗り.
天気は怪しいが,このまま帰るのはもったいない.

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例によって,いい感じのグラベル(入口)を発見.
冒険への扉である.
次回のお楽しみ.

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「新栄の丘」着.

さすがにケツが痛くなってきた.
ダンシングが増える.
うーむ.高級サドルでも100kmは厳しいか.

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ちなみに気温は21℃表示.
いまだ酷暑に苦しむ本州のみなさん,すいません(皮肉はやめよ).

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なぜか美瑛の町はずれに新セイコマがオープン.
景観配慮の地味看板?

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そばの格安自販機で水分補給.

なにやら日本コカ・コーラ社の自販機事業が大赤字(500億円超)らしい.
その最大の要因は値上げによる買い控え.

そらまぁ,500mlのペットボトルが¥200になったら買わんよなぁ...
スーパーどころかコンビニより高い.

とは言え,赤字解消のため自販機撤去が進んだりするとチャリダー的に非常に困る.
商店も何もない人里離れた郊外に自販機が設置してあるのは日本だけ.
何度命を救われたことか.

北海道の場合,自販機のそばにゴミ箱がない問題もある.
販売の機会損失であるとこれまでも訴えてきたが,何やら「空き缶からの甘い匂いがヒグマを呼び寄せるからゴミ箱は設置しない」っという説も聞いたがホンマ?

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美瑛の町からは,久々に「就実の丘」経由で帰路につく.
BROMPTON,登りは得意だが下りは苦手.
小径車ゆえ安定感=安心感が乏しい.

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丘を下ると,空港への進入路にあたるためか,建造物のない開けた草原に出る.
自宅付近こんな道だらけ.
ホンマ恵まれている(チャリ趣味万歳)

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空港の正門.
頑丈な門が有事を想起させる.

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つーことで,貧弱ゆえDNSしたブルベ代わりの調整ライド.

多少ケツ痛はあったが,今日使った「AEOLUS ELITE」も悪くなかった.
元の「C17」よりは合っているかも.
いずれにせよ直立座りのBROPTONは,ロードよりサドル探しが難航しそう.

一周回って,やはり「セラ・アナトミカ」なのか

EMONDAなカミヒル大会まで2週間!ライド

2025/8/24 Sun

本番マジか

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晴れ.温度:23 ℃,湿度:75%,体感温度:25 ℃,風速:8.8 km/時,風向:NNW

『カミヒル大会』がいよいよ近づいてまいりました.

第9回 かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

プライベートでは何度も登っているものの,大会は初エントリー.
年代別(45~59)で表彰台を狙いたいところだが,このクラスもおそらくヒルクライム怪人だらけ.
ここは遠慮気味にベストタイムの更新を目標にしよう.
滾れ! オレのアドレナリン!

つーことで,昨日のグラベルに続き,今日は山岳だ.

EPICなチョボってからのグラベルライド

もちろんマシンは大会当日も使うEMONDA

今年,カミヒルにはBROMPTONで2回ほど登攀.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

BROMPTONな雨あがりのカミヒルライド

12速のP-Lineは見た目以上,想像以上によく走る.
カミヒルもそれほど踏まずとも登れる.
余裕があるため,にコース&斜度の記憶と引き足ペダリングの良い練習となった.

そして満を持してEMONDAでの試走である.

BONTRAGERの純正「AEOLUS ELITE」サドルを”なんちゃって”3Dプリントサドルへ換装.230gが160gとなり,70gの軽量化

ただし,ホイールは「DRIVE HELIX 57C」のまま.
重さはいくらだ?
とっておき(決戦ホイール)は直前まで取っておくのだ.

で,9:42.日の出公園到着.
これから登る人は...いた.
高校生かな? 父親が背中にハイドレーションパックをセット中.

挨拶して「これから登りですか?」と尋ねる.
「はい」という返事.

遠征組かつ,息子さんは体形的にいかにもなクライマー.
追いつくか? 追い越されるか?

EMONDAをハスラーからおろす.

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しばらくすると今度は帯広ナンバーのハイエースが.
そこからロードが数台出てきた.
どこかのチームかな.

さすが大会2週間前である.
先程の親子もこのチームも試走っぽい.

で,Kazchariはクールに発進.
すぐにストップ.
サドルが前下がり気味だったので修正.
一応カーボンレールなのでトルク管理に気を付ける.

リスタート.
計測地点の「旭野1班会館」まではのんびりと.
今日はEMONDAなのでパワーメーターも付いている.

- 序盤は240W(4倍)を越えないように
- 2カ所ほどある平坦パートはフロントをアウターにして踏み,タイムを稼ぐ
- 心折れ坂からの急坂
も呼気2,吸気1のリズムを守る

残り2km,つまり分岐点までに脚が売り切れることがないようにする.
これが最重要だな(何気にHANAZONOと似ている)

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

で,無事ゴール.
後でSTRAVAで確認すると,カミヒル計測区間のタイムは54:51.
歴代3位の記録だった.

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ベストタイムは5年前の2020年で53:14.
あ,あかんボロ負けや.
しかもこの時のマシンはDOMANE(軽量ホイールver.).

ちゃんと十勝岳クライムライド

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エンデュランスロードに負けるなんぞ,クライムマシンEMONDAの名折れだ.
来週予定の試走では過去の自分に勝つ!
さすれば大会当日も勝つ!(そうか?)

いつもなら,赤コーラを飲んでまったりなのだが,小銭を忘れたのでボトルの麦茶で我慢.
天気は良いものの,さすがに汗冷えしてきたのでジレを羽織る.

さて下りますか.
カミホロ荘の激坂付近で,先ほど駐車場で会った帯広チームとスライド.
行けー! 踏めー!

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もちろん真っすぐには駐車場に戻らず,分岐から白金温泉方面へ向かう.
望岳台を過ぎて,さらにダウンヒル.

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ここからの景色が好きだ.
やっぱり,このウネウネハイトのホイールは平坦&下り向きだな.

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「道の駅 ビルケの森」前で左折し道道353へ.
少し登ったら上富良野まではずっと下り.
いつも通り日新ダムに寄る.

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この辺りのグラベル(JRの森)も面白いけどなぁ.
昨今の異常なヒグマの出現率を鑑みると,一人で走るのは...

で,沼崎道路の坂を駆け上がり,久々にYAMAICHIさんへ.

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目的は昼食および,ホワイトボードへの書き込みである.
これで今年は3回目の登攀.
シンゴさんと,主に『納沙布1200』ネタっつーか,”BROMPTONマイスター”O西さんの話で盛り上がる.

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1時間ほどの滞在後,出発.
これまた真っすぐ帰るのは面白くないので,国道を挟んで西側エリアをのんびりとライド.

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ぐるっと回って日の出公園の駐車場へ戻る.
まぁ,色々と課題(改善点)も見つかったし,有意義なライドだった.
なんだかんだで,やはり坂は楽しい(変態だ)

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ライドの〆と言えばサ活
公園のすぐ近くにある「フラヌイ温泉」に行くことにした.

フロンティア フラヌイ温泉

ここはかつて「アイスブルベ」の発着点にも選ばれた由緒ある場所なのだ(意味不明).
ただ,かなり凄惨なブルベだったようで...⇒ アイスブルベ2017★当日★
残念(?)ながらKazchariは不参加.

で,フラヌイ温泉の入浴料は大人¥700.
自販機でクレカ払い購入.

ここでミステイク.
実はJAF割引で¥600だった.全然気づかず,むっちゃ後悔.

フラヌイ温泉と言えば「31℃の源泉風呂」,要はぬるいお湯で有名.
不思議なもので,出た後はカラダがポカポカするのだ.
サイロ風呂も雰囲気良し.

サウナは...まぁ,普通かな(熱め).
構造上,外気浴ができないのが残念.
ととのいイスも2脚しかない.

休憩室でのんびりした後,退館.

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ハスラーで無事帰宅.
そして行うべき作業は...決戦ホイールの仕込み.
来週はこいつで最終試走.

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EPICなチョボってからのグラベルライド

2025/8/23 Sat

いわゆるひとつのリハビリ

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曇り.温度:24 ℃,湿度:81%,体感温度:24 ℃,風速:13.4 km/時,風向:S

『納沙布岬1200』のダメージがまだ残っている.

『ジャパン・グランドネ 2025北海道1200㎞納沙布岬』Day0

ゴール後一週間ほど経つが,カラダの調子が悪い.
以下は具体例.

【手のしびれ】

両手とも環指,小指のしびれが続く.
いわゆる尺骨神経支配エリア.
長時間ハンドルを握り続けていた=手首の尺骨神経管が圧迫され続けたためだろう.
尺側2指は力の源.
可動には問題ないものの,まだ強く握ることはできない.

【ブルベ腹】

ねぇねぇ,Gemini先生,「ブルベ腹」って何?

「ブルベ腹」という言葉は、主にサイクリングの愛好家、特に長距離ライド「ブルベ」に参加する人たちの間で使われる俗語です。
長時間のライド後に、エネルギー補給のために食べ過ぎてしまうことで、お腹がぽっこりと出てしまう状態を指します。
ブルベのような長距離ライドでは、多くのエネルギーを消費するため、ライド後には非常に強い空腹感を感じます。このときに、食べたいものを好きなだけ食べてしまうと、消費したカロリーを大きく上回る量を摂取してしまい、結果として体重増加や体脂肪の増加につながることがあります。

あっ,ちょっと勘違いしてたな.

見た目ではなく,「食べても食べても空腹状態」のことだと思ってた.
まぁ,それも広義には含まれるか.
長距離ライドにおいて補給は何よりも大事.
特に固形物が食べられなくなると脚が終わってしまう.

問題はゴール後である.
日常生活でも間食が習慣になるとヤバイ.
先週は,口に何か入れてないと空腹でたまらん時が続いた.

ちなみに今は改善.
久々に体重を測ったら58kgを切っていた.少し痩せた...なぜ?

【ケツ痛】

終盤における激闘の最大要因.
1200kmも乗れば,痛くならない方がおかしい.

今回はアリエクで買った”なんちゃって”「3Dプリントサドル」で出走したが,革製の「セラ・アナトミカ」だったら問題なかったのだろうか?

ゴール3日後の8/17からZWIFTを再開.
その際,スマートトレーナーに接続したDOMANEのサドルを「セラ・アナトミカ」に換えてみた.
結果は...多少痛みは残るがかなり改善.漕げないことはない(40分程度が限界)

肝心のケツの方にはこいつを塗布.

腫れもおさまってきた.

【睡眠】

実は一番困った,困っているのが睡眠,いや正確には睡眠リズムか.
2,3時間ごとに目が覚めてしまう日が続いた.

トータルの睡眠時間は短くないのだが,日中,突然の睡魔に襲われたりする.
要は「質が悪い」と,Garmin様も言っている.
これはあれだ.徹夜明けの状態が続いている感覚.

元々ショートスリーパーなのだが,質は確保していたのだがな.
「定刻に寝て起きる」を守り,リズムを取り戻すしかない.
ついでにガジェットの力も借りますか.

寝ホンの逆襲~「Anker soundcore sleep A20」を購入

そして,これらがトータルで合わさって,習慣にしていた筋トレが一週間ほど途絶えた.

どこかの痛みと言うより,倦怠感が強く,”永遠の恋人”ダンベルを持つ気が起きない.
筋トレ継続の可否はひとえにメンタル面の影響が大きい.
己を鼓舞するためには目標が必須.
おお,そう言えば「カミヒル大会」が近いではないか.

第9回 かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

開催日まで残り2週間.
人外だらけの中,年齢別で表彰台...目標はデカイ方が良い.

逆に懸念していたが,出なかった症状としては「肩こり」「シャーマーズネック」がある.
TopstoneのアップライトなポジションとDHバーに助けられたな.

心配していた持病の「右膝ー腸脛靭帯炎」も発症せず.
予防措置のテーピングが効いたか.
ただし毎日貼っていたせいで,皮膚がガサガサ&かぶれまくっているけどな.
DNFになるよりマシ.

つーことで,今週末(8/23)よりようやく外ライドを再開.
走って治す.それが一番近道.

とは言え,手のしびれの悪化は避けたい.
「んじゃ,ポジションの違うMTBで」っつーことで久々にSpecialized EPIC出撃.

まずは定点観測ポイントへ.夏ですな.

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やはりMTBとロード(グラベルロード含む)は乗り味が別物.
ふわふわしとる.

これでもサスを固めに調整したのだが,ホンマ,舗装路は苦手というか,踏んだ時の反応が悪くてあまり楽しくない.
特に坂道は顕著.力が逃げる逃げる.

さて,今日の行き先だが,向かうは今年も開いた「チョボチナイ」こと道道1116号である.
ダム側ではなく,倉沼ゲートから走破することにした.

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忠別川サイクリングロードを激走.
”ふわふわ”しているのは確かだが,荒れた道での安心感は当然半端ない.
舗装路ではなく,サイドの芝生や,いっそ河川敷に下りたくなる.

ただし今日に限って言えば,ポジションは違えど,”しびれ”のせいでグリップが握りにくい上に疲れる.

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東川の町を通過して道道611号へ.
ぐわー向かい風だ.
無意識にDHバーを探す.当然付いていない.
思えば,その昔ファットで200ブルベを”楽しく”完走できたのはDHバーのおかげ.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

やがて現れるひまわり畑.
顔(?)の整列ヨシ.

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倉沼ゲートを越え,登りに登って道道1116号の入口に.
ちょうど前日が今年の開通日.
今のところ,閉鎖日は未定.

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ダム側,すなわちチョボチナイゲートからの激坂とは異なり,こちらは3~5%の斜度と緩やか.
土曜日だが,まだ交通量の少ない中,のんびりと漕ぐ.まぁ,MTBやし.

で,ハイライトの嶺雲橋着.

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雲が多めだが,雨上がりなのでこんなものでしょう.
今週に入り,北海道もようやく涼しくなってきた.

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橋を渡り切る.
クルマは少なく,多数のオートバイとすれ違う.
そういや,モンキーに最近乗ってねーや.

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ここからは基本的にダウンヒル.
たまには止まって写真.

余裕かましているけど,この辺りもヒグマの生息エリアなのは間違いない.
数年前にはデカい糞を見つけたこともある.

『納沙布岬1200』の時も,本州からの参加者に「道民です」と話すと,「クマに遭ったことはありますか?」とよく尋ねられた.
「20年以上,グラベルも含めて道内がんがん走ってますけど,遭ったことはないですねぇ」と答える.

ネタ話で済んでいるうちはよいが,昨今の数々のクマ事件を鑑みるに,これまで以上に慎重に行動しないとまずいかも.
気温もそうだが,昔とは明らかに環境が変化しているのは確実だ.

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最後の11%を下ると,チョボチナイゲートが現れる.
ちょうど,登って来るローディがいた.

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さすがに「これから旭岳www」という元気はないので,右折してダム方面へ向かう.
管理事務所にてトイレとご褒美の赤コーラ.

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もちろんダムも渡ります.
写真には写らないが,バッタが大量発生.
カラダやチャリにバシバシ当たる.
秋の気配なのか?

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ダムを後にして美瑛方面に向かう.
「今日はリハビリライド.ついでにチャリも汚したくないので,グラベルはダメ」という,出発前の誓いはどこへやら,やはり進入してしまう.

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我がEPICは,生粋のクロカン-MTB
舗装路を走るだけではストレスが溜まって仕方がない.

やはり,こういうチャリはクルマでトランポして,コース内だけをガンガン走らせるのが正しい運用方法なのだろう.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

普段のライドはグラベルロードが最適.

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つーことで雨上がりのグラベル.そこそこ泥ハネました.
車体はともかく,ジャージの背中がヒドイ.

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散々走り回って腹が減る.
美瑛の町中,いつものセイコマにピットイン.

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なんと,この「紅茶花伝」はアプリクーポンで無料.
北海道を旅するチャリダー,ライダーのみなさん.短期滞在でもセイコマ会員になってアプリ入れた方がお得ですよ...ってみんな知ってるか.

さて,腹も満たされたし帰りますか.

一度汚れた車体とカラダ.
「もうどうなってもいいや」と,帰り道もグラベル三昧.
やっぱMTBはこうでなくては.

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この道はジャリではなく草ぼうぼう系
すると,どうなるかと言うと,プーリーに草がからまりまくる.
やけにペダルが重くなり,確認するととんでもない状態に.

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停車しては草を除去.
最終的にはいつものジャリの河川敷を爆走.
うわ,やっぱ手がしびれてる.ハンドルの押さえに力が入らん.
正にリハビリライドやったな.

...とか,何とかいいつつもやっぱりグラベルはいいねぇ.
先ほど書いたように,ヒグマへの警戒度がMAXやけど,走りたい道はたくさんある.

仕事の都合で今年の『NISEKO GRAVEL』に参加できないのが残念である.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

最近見つけたこのサイトも良き.

北海道グラベルツーリング2021

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つーことで無事帰宅.すかさず洗車.

今日みたいなフラットなグラベルだと全く気にならないが,EPICのタイヤもチューブレス化しようかな(今はチューブド).
『上砂川4耐』で全然走れなかったのは,泥の激坂でスリップしまくったのも一因.
チューブレスなら空気圧もっと落とせるし...と言い訳してみる.
それに通常の運用でもパンクリスクが減る(その代わりシーラント爆発する).

実際,既にチューブレス化しているTopstoneは絶好調.

Topstoneをいよいよチューブレス運用!~ GRAVEL KING X1 40C

そうそう,Topstoneと言えば『納沙布岬1200』後の洗車でとんでもないモノを見つけた.

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おわかりになられただろうか?

『納沙布岬1200』では,スリックの「GRAVEL KING」+TPUチューブの組み合わせだった.

見事にタイヤが裂け,紫のPanaracer製TPUが覗いている.
いやぁ,やばかった.マジで運がよかった.
耐パンク仕様と言えども油断したらあかんね.

本来ならタイヤ交換すべきなのだろうが,そこはケチケチKazchari.
手持ちのこいつでタイヤの穴を埋めた.

理想的な「パンクしない軽量タイヤ」の開発が待たれますな.

明日は山岳リハビリ!

Topstoneな美唄グラベル遠征ライド

2025/7/21 Mon

ある日,森の中

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曇り.温度:26 ℃,湿度:81%,体感温度:26 ℃,風速:13.7 km/時,風向:SSW

『そらちグルメフォンド』というサイクルイベントがある.

Seicomart北海道そらちグルメフォンド

数ある道内チャリイベントの中でもかなりの人気.
なにせ日程がかぶってしまった『カミヒル』が,両方とも参加したい人の便宜をはかるため,開催日をずらすほど.

第9回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

『そらち』の人気の秘密はエイドで提供される食事が充実している点にあろう.正に”グルメ”の名にふさわしい.そして,ほぼ平坦コースなのも影響してるかも(卍峠があったりするけど)

Kazchariは2014年に開催された第一回大会以降,3,4回参加した.
ちなみにこのイベント,第一回の”ひどさ”が非常に有名である.

そらちグルメフォンド(1) きっかけと情報収集とツール・ド・キタヒロ

Kazchariは100kmコース組だったので,この記事にあるような目には合わなかったが,あちこちから運営側に苦情が殺到して翌年からは別会社が運営を担当することになった.

Kazchariは,そのコスパの良さからブルベ民に移行し,こうしたグルメフォンド系にはほとんど参加しなくなったが,数年前から追加された「グラベルコース」はいつも気になっていた.

https://gf-sorachi.net/course.php#target02より

そして今年,開催日の8/24には予定が入っていない.
それに美唄や三笠方面のグラベルは走ったことがない.
久々に参加の検討を始めた.

だがしかし.

いかんせん,エントリー代が高い.
今や¥9,800である.
93kmという長めのコースではあるがグラベル率は謎.
それに,速くても遅くても自分のペースで走れないのは辛い.
いくらグルメが充実しているとは言え,普通に各地の名産を購入し涼しい部屋で,ゆっくり食べた方が良い(目的は何?)
つーことでエントリーは躊躇していた.

...ちょ,待てよ.

そう言えばいつも砂川からやってくる刺客のJさん,この周辺のグラベルに詳しいはず.
もしイベント外でもコースが開放されているのなら,プライベートで走った方が満足度が高いかもしれん.
思い立ったが吉日.早速Jさんに連絡し,情報収集を開始した.

ファットな砂川からの刺客を迎えてイルムケップを攻めるライド

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

そんなJさんから早々に返事.

「『そらち』のコースは普通に通行可です.ただしそこを走るだけではもったいないので,周辺のグラベルを組み合わせたルート組みますよ.で,いつ行きます?

と,いつの間にか一緒に走ることになった.正にツーカーだな(死語)

で,その日が今日である.
集合は9時に美唄の東明公園.奇しくも例の第一回『そらちグルメフォンド』のスタート地点である.

7時過ぎに家を出る.
本日のチャリはTopstone
タイヤはもちろんチューブレスの「Panaracer Gravel King X1」である.

Topstoneをいよいよチューブレス運用!~ GRAVEL KING X1 40C

猛暑続きの北海道だが,本日は曇りでやや涼しい.
先に到着し,しばらくするとJさんがやってきた.
Topstoneを準備して出発.

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JさんはMTBレースにもよく参加されている.
走りながら,あの大惨敗を喫した『上砂川4耐』の思い出(反省点)を語りつつ,MTBで速く走るコツを色々と聞く.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

短いグラベルや舗装路をクリアすると,本格的な登りが始まる.
ここは『そらち』のコース外だそうな.

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10%近い激坂が連続する.
トレーニング開始.
一番軽いギアでくるくる回す.
やっぱグラベルのこの舗装路とは異なる感覚,いいねぇ.
それに『X1』がいい仕事をする.

パナレーサー(Panaracer) グラベルキング 2025年限定色 クランベリー/ハニーバター 700×40C

時速10km/h以下になるとアブ・ブヨに襲われることもあるが,この山は大丈夫なようだ.
代わりに巨大な蜘蛛の巣が多数...鳥でも狩るつもりか?

展望が開けてきた.
一度休憩.
気のせいか,いつものライドに比べるとJさんが遅れ気味.
調子が悪いのだろうか?

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いただき画像

サムネと同じ場所.
ご覧の通り絶景である.

この林道,作業車がよく通るのか,カーブを中心に一部舗装されている.

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貯めた位置エネルギーを使ってダウンヒル.
10%の表示板.
写真で伝えるのが難しいが,尾根~谷沿いを走る,この辺りの風景が実に素晴らしかった.
歴代グラベルライドシーンで10指に入ろう.
ただし...いつヒグマが現れてもおかしくない雰囲気が漂う.

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舗装された激坂を登り切った先にゲートあり.
この辺りは『NISEKO GRAVEL』のコースっぽい.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

Jさん,満を持して今年は「EX-LONG」に申し込んだそうな.
新コースらしい(詳細未発表).
一方のKazchariは仕事で不参加...ぐぬぬ.

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ダウンヒル開始.
道の状態も良いし,ヒャッハーである.
油断するとチャリの天敵,”縦溝”があったりしてヒヤッとする.
動体視力の衰えをなめたらあかん.

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テクニックもさることながらJさんは下りが超絶速い.
無理して追いかけると悲劇の予感しかしないので慎重に下る.
「落車ダメ!絶対!」キャンペーンは継続中.
登りで追いつけばよいのだ.

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快調に飛ばしているとピンクの目印.
見事に路肩が崩れていた.
この道,そのうち通行止めになるかも.
もちろん『そらち』のコース外である.

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いただき画像   場所がわからん

水源地,すなわち貯水池あり.
農業用か.
今は使われていない感.
少子高齢化に伴い,ますます第一次産業従事者が減りつつある.
コメが高いのは誰のせいだ?

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一旦舗装路に出る.
立派な火葬場施設があった.
建物へのアプローチにモノリス的なオブジェが多数並ぶ.
何かの宗教施設っぽい.そうか,葬儀は宗教的儀式の極みか.

Kazchari家の墓は大阪にある.
だが,将来大阪に戻る気はさらさらない.
墓仕舞い要? うわ,また終活案件増えた.

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旧炭鉱街を抜けて道道へ.
補給のためにコンビニへ.
このセブンは先日のブルベでも寄ったな.

TopstoneなBRM518桂沢200(その1)

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「おにぎり」「グミ」そして「梅ソーダ」を購入.
涼しめの気温のせいか,ボトルの麦茶はあまり減っていない.
1時間で1本(700cc)程度を消費する方のがベストと聞く.
そんなに飲めんなぁ...

一方でJさんはかなりの摂取量.
体格差のせいかと思っていたが,今思うに,この頃から症状が出ていたかも.

しばらく進み,幹線道路を抜けると新たなグラベルの入口へ.
ここは『そらち』本コースとのこと.

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さっき走った”コース外コース”に比べるとイージーな路面.
やはり『NISEKO GRAVEL』のようなエグさがなくて物足りない(変態だ)

後でこの写真を見て気づいたのだが...ハンドルに付けていたあるモノがない.

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ラ,ライトがねぇ! 手前のグラベル・ダウンヒルで落としたか.

OLIGHT Baton 4

わりと高級な一品だが,さすがに探しに戻る気力はない.
見つかる保証もないし.
何か以前同じ経験をした記憶が...

モンキー125で林道ツーリング~愛山米飯林道編

カミサマのお導きがあれば,いつか再会できるだろう(電波?)

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グラベルを抜ける.
このまましばらく舗装路を移動.

もう明らかにJさん体調悪そう.
道路わきに「ソフトクリーム」ののぼりを発見.
少し登った先にカフェ的な販売店があるようだ.行ってみる.

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隣にワイン畑.
ここはこの「レンベルガー」という名称のぶどう味ですな.
美味し.

だがしかし.さすがの暑さ.
みるみるうちに溶けていく.
カップのKazchariはまだマシ.
コーンのJさんが食べるのにむっちゃ苦労してた.

ちなみにサングラスはここ数年愛用している「ALTALIST」

[ALTALIST] アルタリスト KAKU SP1(カク エスピー ワン) 偏光レンズ

調光レンズには寿命があるらしいが,まだ性能は落ちない.
某高級グラサンと比べても遜色ない.

帰宅後は超音波洗浄機でお手入れ.

サンワダイレクト 超音波洗浄機 分離式 <給水簡単>750ml タイマー機能 プラモデル 腕時計 メガネ 入れ歯 アクセサリー 洗浄 200-CD037

特にグラベル走行後は必須.

iPhone15 Pro
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距離的には当初の予定の約半分.
本来であれば月形町側のグラベルも周るつもりだったが,Jさんの体調を考慮し,ここから最短距離でデポ地の公園に戻ることを提案.
これ以上,無理をしていただくわけにはいかん.

で,向かったのが道の駅「三笠」.
ここのセブンで冷たい炭酸を購入.エネルギー注入である.

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最短距離=舗装路とは限らないようで,道の駅の後も少しグラベルを走る.
突如お辞儀したサドルの緩みを直すJさん

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本日前半は森林グラベル.
後半はこのような平坦な農道グラベル.
公式ルートも同じような感じだとか.

それにしても,ああ,我がライトはいずこに...(ちょうどこの頃気づいた)

iPhone15 Pro ライトがない...

デポ地に戻る本日最後のグラベル(往路も通った).
木々に囲まれたコリドー的な情景.

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つーことで無事にデポ地へ.
なぜか駐車場は水浸し.
結構な量の雨が降ったようだ.
運が良かった.自称”晴れ男”の面目躍如である.

ではJさん,本日はありがとうございました.
残してしまった分は秋,紅葉時期の楽しみにとっておきましょう! お大事に.

...後で聞くと,体重減少,微熱ありでやはり熱中症だった模様.この時期の無理なライドはキケンである.

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よく考えれば昼飯抜きだった.
一番近いコンビニを検索.セイコマに向かう.
到着した途端,大雨.
ホンマ,走り終えた後で良かった.

腹が満たされた後は”サ活”
向かうは久々に『ピパの湯ゆ~りん館』

ピパの湯 ゆ~りん館

前回来たのは...この時か.

GARNEAU Presents 第1回 美唄スノーサイクルレース

さてサウナである.
それほど熱くないハズなのに,10分も滞在していられない.
ここに限らず最近はサ室7分が限界.
うーん,何かがおかしい.
まぁ,高齢者のサ活は賛否両論あり.
無理はしない方がいい.

それにしても,さすが夏休み.
館内には旅行者が多く,様々な方言が飛び交っていた.

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つーことで5時過ぎ,自宅へ向けて出発.
充実した休日グラベルライドだった.

BROMPTONなBROMPTONと天人峡ライド

2025/7/20 Sun

TはチタンのT

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曇り.温度:25 ℃,湿度:82%,体感温度:24 ℃,風速:11.6 km/時,風向:SSW

名古屋からBROMPTON,しかもT-Lineを持って友人のO田さんが来道.
O田さんとは不思議なご縁がある.

きっかけはKazchariが某オクにサドルを出品したのが始まりだった.
現在の匿名配送と異なり,落札後は互いに住所や電話番号を開示してのやり取り.今では考えられない平和な時代だ.

で,その連絡をきっかけに,ほぼ毎年来られている北海道旅行の際には,Kazchariと近辺のライドを楽しむ仲となった.

逆にKazchariが名古屋に行くことはなかったが,我が『BROMPTON Paris Edition』の購入時には,その引き取りをお願いした.感謝しかない.

『BROMPTON Paris Edition P-Line』がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

まぁ,この時のショップ訪問でBROに試乗したのが運の尽き.
ご自分でもT-Lineを購入されることになるのだが...BROの感染力,恐るべし!

で,今年もKazchariが休みとなる週末に合わせて,美瑛ー旭川方面に来られたものの,一緒にライドを予定していた19日(土)は見事に大雨.
仕方なくクルマにて美瑛の丘巡りとなった.
チャリダーのルイーダ酒場こと『Yamaichi』さんに寄ったりと,これはこれで悪くないのだがやはり物足りない.

明けて20日(日).
天気予報が好転し,午後からは晴れる公算大.
9時過ぎに滞在されているホテルに迎えに行き,ライドを楽しむことになった.

ハスラーの後部座席にBROを2台積む.
もちろん余裕.折りたたまれたBROの占有面積の小ささは異常.
これ縦積みなら4台は余裕だろう.

で,東川の「湧水公園」までワープ.
デポ地とする.

本日の行き先として「旭岳」をオススメするも丁寧にお断りされた.
そらそうだ.
BROでのヒルクラを好むのは一部の変〇だけである.

BROMPTONなカミヒルチャレンジとついでに八景ライド

騙して連れて行くと,その後の関係に支障をきたしそうなので(いわゆるゆるポタ詐欺),ほぼ平坦の天人峡へ向かうことにした.
BROをセットアップ&トイレして,さぁ出発である.

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午前中の雨で路面は濡れている.
しかあし,BROには優秀なフェンダーが付いている!
ロードみたいにケツや足先がびちゃびちゃにならないぜ!...と思っていた時期がKazchariにもありました.
ライダー自身は大丈夫でも,後を走る人へのシャワーは割とスゴかったりする.
こういうのは経験して初めてわかるな.

で,最初に向かうは忠別ダム
ターコイズ色の橋を越えたら,さぁ,ヒルクラだ.アタックだ.踏むぜ!
...タイムはアレだが,見た目と違ってやっぱりBROは登る.

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どんより曇ってイマイチな景色.
ここまでは以前,O田さんも来られている.

今日はここからさらに山奥へ.
キケンが危ないエリアである.

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この看板があるのは...そういうことである.
未だに見たことないけど.

クルマの通行もほとんどないため,O田さんの提案で互いのBROを交換することにした.
BROのスゴイところはまずここ.
どれだけ身長・体格差があっても,サドル高の調整だけで老若男女誰もがフィットする.

で,BROの中でもセレブ御用達スーパーマシン,T-Lineに乗せてもらう.
Kazchariは以前,旭川,いや”北海道BROマイスター”ことO西さん「T」にも乗ったことはある.

BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

この時は店の前を少しだけ,それにO西さん仕様ということで”バッグ類てんこ盛り”だったため「T」の性能,特に軽さを体験することが難しかった.
しかし今日は最小限の荷物,かつ道も1~2%の緩斜面.
「T」の性能,それに「P」との違いを実感するのに最適な状況である.

早速またがる.
もう漕ぎ出しからして軽い.
何より違いを感じたのが意外にもハンドル幅.
同じMハンドルだが,こちらの「T」に付いている方がやや広めでしっくりくる.クロスバイク同等のポジション.
これなら先日の200kmブルベで悩まされた肩甲骨周囲の痛みは緩和されるかも.

BROMPTONなBRM506薄野200(その1)

ただしO田さん「T」は残念ながら旅仕様ということでフラぺ.
KazchariはSPDシューズだったため滑って仕方がなかった.そこだけが残念.

一方,O田さんに言わせるとクロモリフレームの「P」の方が,剛性感があって乗り心地が良いとのこと.
まぁ,要するにBROMPTONはどれも優秀,ということでしょう.

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天人峡へ続く長いトンネルの前で再びバイクチェンジ.
ライトを点灯させてさらに進む.

トンネルを抜けると,かの層雲峡的な柱状節理が見えて来た.
この時期(真夏)より,秋や厳冬期の方が映えるねぇ.

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もう一つ,短めのトンネルを越えるとゴールの足湯が待っている.

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シューズとソックスを脱いで足を湯につけ,しばしまったり...と言いたいところだが,おっさん2人の匂いにつられてか,アブやらブヨやらがひっきりなしに飛んでくる.
あかんあかん.退散.
あいつらは服の上からでも噛んでくる.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

さて,このまま帰るのももったいないので,車両通行止めギリギリまでBROを押して上がってみる.

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かつては向こうの土手に温泉ホテルが建っていた.
台風による通行止め=客の孤立事件をきっかけに,このエリアは一気に寂れていった.

ホテル廃業後も建物は放置されて荒れ放題.心霊スポットと化していた.
昨年,ようやく行政が動いて解体.
公園や駐車場を整備し,この辺りを「羽衣の滝」見学の拠点にするつもりとか.

現在でも,車両は通れないが人は左の橋を渡り,徒歩で600m先の滝まで行けるらしい.

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往路を戻る.
ここは基本的に追い風.
緩斜面を豪快にダウンヒル.

BROでもAve.30km/hを軽くオーバー.
小径車ゆえに不安定...と考える人もいるかもしれんが,そんなことはない.
抜群の直進安定性である.

ボトルの水が心もとなくなってきたので,いつもの水汲み場である「大雪旭岳源水公園」へ.

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お次は「親水広場」.
湖面に下りる謎のスロープ.
やたら立派.
車椅子用なのだろうか? 需要があるとは思えない.
水辺に降りたところで,砂の上を走らせることは不可能やし.

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4月中旬頃には渇水により湖底の一部が露出する.
その異世界感あふれる風景の中をファットで走ると楽しい.

旭岳クライムから忠別湖底ライド

元の道に戻る.
しばらく走ると”みんな大好き”チョボチナイゲートが見える.

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もちろんゲートは閉じられたまま.
地下水の流動が落ち着くのが10月頃.ゆえに毎年のオープンもその時期なのだが,そろそろ他のシーズンも走りたいものである.
狭小グネグネ激坂のこちら側からはともかく,「21世紀の森」側からなら凌雲橋まで問題なく行けそうな気もするのだが...

ここでもアブの大群に襲われそそくさと撤退.

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往路と異なり晴れ間が出て来た.
もう一度ダム上へ向かう.

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先ほどよりは青空がくっきり.
せっかくなので,スタンドを使わずあえて”おすわり”スタイルで並べる.
BROの正式な停め方だが,うん,確かに面倒だ.

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O田さんが湖面を覗く.
ダムの放流が始まっているそうな.

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おお,確かにスゴイ迫力だ.
ここには何度も来ているが初めて見る.
下流の方に釣り人が立っていてびっくり.

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最後に「忠別湖」看板の前にて記念撮影.
やはり,こうしたゆるポタがBROには似合う(そうか).

ダウンヒル後,デポ地に戻る.
そそくさとたたんでハスラーに積み込む.ホンマEz.

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IKEAのDIMPAがあれば汚れても安心.いわゆるシンデレラフィット.

IKEA(イケア) DIMPA 90187753 収納バッグ, 透明

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O田さん,さすがにこれ1枚で飛行機輪行というわけにはいかず,専用の段ボールケースに収納して運んできたそうな.

さて,時刻は14時.
さすがに腹が減った.
だが,近くのカフェはことごとくランチタイム終了.

一旦Kazchari家まで戻り,シャワーを浴びて出直すことにした.
O田さん,特に北海道グルメには興味がないそうで,冗談で「『かつや』でどうですか?」と提案したら「いいですね」と即答.

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やはりコスパ最高.
一応たんばく質だが,同時に塩分・脂分もこってりだ.

「でも,こういうのが食べられなくなったら,老いたな,という気がしますね~」と二人して同意.O田さんとKazchariは健康が気になる同年代なのだ.

つーことで,バスで札幌まで向かうというO田さんを駅まで送る.
また,来年お会いしましょう.

にしても,やはり「T」の走りはインパクトがあった.
とは言え,欲しいかと問われれば微妙.

走りを求めるなら軽量&20インチ,それにドロハンSHIMANOコンポがいい.

CARACLE-COZ

とか,やっぱ...

Tyrell-FCX

やな.
おや? 今のうちのBROと値段があまり変わらん.
ダメです.もう(チャリを)増やしません宣言.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー2025(その2)

2025/7/6 Sun

ニュータイプの勘?

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曇り.温度:29 ℃,湿度:64%,体感温度:28 ℃,風速:11.5 km/時,風向:SSW

その1はこちら ⇒ 丘のまち びえいサイクルスタンプラリー2025(その1)

スタンプは残り6ヶ所.
昨日に続きガンガンの晴れ予報.

涼しい午前中に周るつもりが,ツール第1ステージが予想外に面白く,夜更かししたせいでまたまた出遅れ.

外はすでに灼熱地獄と化していた.
昨日よりはマシか.
幸い,脚に痛みや疲れはない.

今日のジャージは『北海道1200km納沙布岬記念ジャージ』
ちょうど届いたばかり.本番前に試着.

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ジャパングランドネ2025 北海道1200km納沙布岬 記念ジャージ

夏らしい色合いで良いのでは?
正直,生地やサイズ感は好みではないが,それは知ってて購入.
まぁ記念品ですな.

では,スタンプラリー二日目,行ってみよー!

PC35【朗根内郵便局】(10:41)

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忠別川サイクリングロードを走って志比内の丘越え.
いわゆるはぐれPC.近くに別のPCがないので,残すとやっかいな場所.
隣に自販機があるので水分補給可.ただしゴミ箱はない.

PC36【聖台ダム公園】(11:16)

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普段から休憩場所としてよく利用している桜の名所.
ここの水道は飲用禁止らしいので,洗顔と袖濡らしにとどめる.
なぜかこの場所だとGPSチェックインできず,しばらくウロウロして何度もトライ.

道路反対側のダムまで行ってもダメ.
もう一度マップを見ると,なんと水場そばのサークルみたいな場所がポイントだった.わからんわー.

さて,ここからが結構大変.
一山を越えて置杵牛へ.
何度か走ったことはあるが,ここがまた非常に寂しい道.
しかも登り.
いつクマが出ても不思議ではない雰囲気.
実際,本日も誰とも会わなかった.

で,明確な目印がないまま到着したのが...

PC37【置杵牛藤井】(11:53)

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この付近は「びえいセンチュリーライド」のコースにもなっている.
畑の真ん中を通る道が見える.
今日はともかく,今度走ってみよう.

さて,ここから元の道を戻って次のPCへ...いや,ちょっ,待てよ.
去年の記憶をたどると,まだこの先にPCがあった気がする.
しかし,アプリを確認しても表示されていない.

ピキーン!とニュータイプの勘が働き,一旦公式サイトにアクセス.
そこから,このイベントに参加するボタンを押すと...アプリがリロードされ,なんと,隠れていた隣のエリアのPCが表示されたじゃぁあーりませんか!

そう,以前からディスっているが,このスタンプラリー汎用アプリ,はっきり言って〇〇.

PCも常に全てが表示されているわけではなく,勝手にエリアごとに分割.
隣のエリアのPCを確認するには公式サイトからのリロードが必要だったりする.
また,PCクリア後は一番近いPCを教えてくれるのだが,ここで「マップで確認」ボタンを押すと,そのPCだけが表示され他が消えてしまう.
そしてそのマップから移動もできなくなってしまう(バグ?).

昨年ver.も同じ仕様だった気がする.
相変わらず使い勝手が非常に悪い.
Kazchariはこのスタンプラリー経験者なので「何かおかしい」と勘が働いたが,初見さんなら近くのPCに気づかず,無駄足を使わされまくるのでは?

てなわけで,一瞬アプリに騙されそうになったが,正しいルートに進み,急坂ダウンヒルへ(次は登ってみる?).

PC38【美瑛町置杵牛農産物加工交流施設】(12:09)

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このスタンプラリーで最東端?
いかにもな旧小学校跡を利用した施設に着.
ボトルの麦茶がだいぶ減っていたので,建物周辺に水道を探すが...見事に閉栓.

諦めて次のPCへ向かう.
下り坂+追い風で40km/h以上のAve
エアロなロードが一番真価を発揮する瞬間である.
あっという間に平坦を終え,登りへ.

PC39【新区画運動公園】(12:32)

iPhone15 Pro

キャンプ場ではないがキャンプ場っぽい公園.
よくおぢさん達が昼から宴会している(今日は誰もいない).
トイレおよび水場もあるが...飲用禁止.

まぁ,町はすぐそこ.大丈夫.
そして,いよいよラスト,40番目のPCが...

PC40【明治第一】(12:42)

iPhone15 Pro

ボードがないと絶対にわからんポイント.

...うむ.まぁ,ともかく終わった(ドバ総司令風に)
これにて全40カ所クリアである.感無量.

時間は13時前である.腹が減った.
ここは近くのセイコマまで移動して祝杯だな(飲みません).

iPhone15 Pro

「梅ソーダ」「麦茶」「チキン南蛮弁当」という由緒正しいセイコマセット.
雲多めで昨日より暑さはかなりマシ.

昼食後は最短距離で家に帰るだけ.
いつもの古(いにしえ)の倉庫(昭和7年築らしい)の別の壁面で撮影.

iPhone15 Pro

自宅にてサイコンのデータを確認.
今回は2日に分けたが,もし1日で周るとしたら距離と獲得標高はどのくらいだろう?

自宅から美瑛までの往復距離を除くと概算で「約250km,獲得標高3000m」といったところか.
ブルベだとまぁまぁの山岳コースだな.
GPSチェックや写真撮影で頻繁に止まるのでタイムオーバーしそうだが.

今回は8時スタートだったが,余裕をもって5時出発すればワンディ・コンプ可能か.来年はマジで挑戦!(ホンマにぃ?)

アプリを確認すると,今年の全クリはKazchariが一番乗り!(なぜか2024年分に累積されて表示)

つーことで今年も早速,特産品の抽選に応募.

Kazchariは昨年の当選者だが,今回も抽選に参加させてくれるのだろうか?

Screenshot

参考までに,昨年から変更されたPCは以下の通り.

俵真布行政区会館
旧宇幕別小学校
協英会館
留辺蘂栄進
五稜第五

このメンツ! こいつらチェックしたら,もっと距離と時間がかかってたな.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー2025(その1)

2025/7/5 Sat

暑熱順化

iPhone15 Pro

曇り.温度:25 ℃,湿度:75%,体感温度:26 ℃,風速:3.8 km/時,風向:SW

かつてはこんな言葉はなかった.
調べてみると2000年頃から言われるようになったらしい.
「日射病」が「熱中症」という言葉に変わったのと同時期.

大阪在住だった子供の頃の記憶をたどっても,ここまで夏が暑かった印象はない.
ちなみにKazchariは校庭に旗が立って外出が禁止になった「光化学スモッグ世代」である.

さて,本日も旭川は30℃越えが予測されている.
家でエアコンをかけて,じっとしているのが“正義”なのだろうが,そんなのは無視.

本日は7/1よりスタートした『丘のまち びえいサイクルスタンプラリー(2025)』に挑戦である.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

簡単に言えば,美瑛町内の名所(とは限らない)を40ヵ所まわってポイントをゲット.総獲得ポイント数によって各プレゼントに応募できるというイベントである.参加は無料.GPS付きスマホ必携である.

新コロ時に中止となった「びえいセンチュリーライド」の代用として実施された後,レギュラー化した.
Kazchariは4回目の参加となる.
昨年分の記事はこちら.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

この時は3回(3日)に分けて全CP(チェックポイント)をクリア.
¥5,000相当の美瑛特産品に無事当選した.

iPhone15 Pro 2024年11月撮影

もちろん今年もコンプリを狙うわけだが,トレーニングを兼ねてもう少し早く,できれば1日で回れないかと妄想.
さらには,この猛暑の中を走ることで,来月の一大イベントへのトレーニングになるかとも考えた.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

つーことで,いつも通り6時に起きて朝食.
ここ数年,朝はこのメニューで固定.

iPhone15 Pro

8時過ぎに出発.
今思えば,この時間からして既に遅かったわけだが.

10kmほど走って PC1【美瑛町地域人材育成研修交流センター】(8:41)に着いた(PC№はクリア順).

iPhone15 Pro

小学校跡地.
作業中の方から「建物内にご用ですか?」と尋ねられる.
「いえ,スタンプラリー中でして」と答えると怪訝な顔.どうやら住民にはあまり浸透していないようだ(そらそうだ).

と,ここで違和感.
昨年と何かが違う...そう,CP名を記したボードがどこにもないのだ.
完全にGPS頼りとなるが,ボードから直径(半径?)100m内という条件を判断するのが難しくなった.
地元民かつリピーターのKazchariはまだいい.
この先,目印となる建物がなく,本当に道路の真ん中がPCというパターンもある.初見さんは大変では?

少し戻って次のPCへ.

PC2【セブンスターの木】(8:56)

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シラカバ並木がなくなっても,相変わらずの人出.
大型観光バス多し.警備員もいる.

変わる風景

PC3【東海商店】(9:09)

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ドゥンハイ商店...ではない.
この辺りでは唯一の自販機補給可能地点.
しかもゴミ箱まで設置.
”公衆トイレ”と間違う人がいるそうで,一時「違います」という張り紙がしてあった.

PC4【マイルドセブンの丘付近牧草地】(9:25)

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えーい,だからこの”付近”はやめい!
何度止まって確認したことか.
昨年,ボードが設置してあったところからだいぶ離れている.

PC5【北西の丘展望公園】(9:38)

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こうした趣味の悪い石碑もたいがいだが,公的にしろ私的にしろ,個人名を彫るのはどうかと思う(※個人の感想です)

PC6【ケンとメリーの木】(9:44)

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ここからではわからんが,木の付近は観光客だらけ(オマエモナー)
目の前でレンタル電動チャリの落車を見た.
スマホと地図を持ちながらの運転は危ないで.

PC7【道の駅美瑛「丘のくら」】(9:52)

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暑づい~
ここから美瑛の町中へ.
まずは「道の駅」.中には入らないけど.

ここで暑さ対策の話.
色々参考にさせていただいている『ブルベ人』さんの記事から.

ロードバイクの暑さ・熱中症対策11選【ブルベ/ロングライド】

ご推薦の速乾性インナーシャツは実に良い.
台湾一周時も使った手だが,水道を見つけたら両方の前腕にぶっかけて走りながら気化冷却.もちろん日焼け=疲労対策にも効果的.

アンダーアーマー ヒートギア コンプレッション ロングスリーブ クルー

『美瑛の丘300』での脚ツリ頻発経験以来,ボトルには麦茶を入れるようになった.消費すれば途中の公園で水を足して満タンをキープ.薄くなるけど真水よりマシだろう.

PC8【丘のまち郷土学館 美宙】(9:57)

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名称からすると天文台?
でも郷土資料館?
ピチピチ姿だと入りづらい.

PC9【美瑛町スポーツセンター】(10:04)

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いつものデポ地.
向かいには室内プールもある.利用したことはない.

PC10【憩が丘】(10:14)

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昨年から様子が変化.
土手のようなものが削られて,農作業機が出入り可能になっていた.
しかも「みどりの丘」という謎標識が設置.

PC11【四季の橋】(10:21)

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「美瑛白金自転車道」のスタート地点である.

ここで町の中心に近いPCはだいたいクリア.
時刻はまだ10時台前半と,昼食には早い中途半端な時間.
とは言え,このまま郊外に出てしまうと補給箇所がない.
望岳台を登るエレルギーを補給するためにセブンイレブンに寄る.

iPhone15 Pro

おにぎり,フルーツジュース,バナナを購入.完全ブルベ風味.
日差しを避ける場所がほとんどない.

PC12【美沢10線堤防】(10:55)

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このPCこそ何の変哲もない場所にある.
昨年は見事に通り過ぎてしまい,数km引き返した記憶が.
さらに今年はボードもないので難易度アップ(たぶん).

PC13【日の出橋】(11:09)

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この橋を渡ると”例の道”に続く.
まぁ,最近は公然の秘密になりつつあるようだが.
通行禁止にならんかったらいいけど.

PC14【美沢19線】(11:26)

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自転車道を外れ,幹線道路と並走する道へ.
いやいや,ここもGPSを拾うのに苦労した.
昨年と違う場所になっている.このホテルの看板が目印.

PC15【道の駅びえい 白金「ビルケ」】(11:46)

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ラックにチャリをかけて写真撮影中.
バイクパッキングのチャリカップルがやってきた.
顔つきや言語からしておそらく台湾からの旅人.
いつもなら「今日の暑さはどないでっか?」と話しかけるところだが,時間がないのです.

PC16【青い池】(11:57)

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『美瑛の丘300』以来の青い池.
あの時は脚ツリが辛かった...

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

それにしてもすんごい人出である.

一説によると池の”青”,以前のような鮮やかさ(?)が減退しているそうな.
言われてみればそんな気がしないでもない.
特に池から流れて来る川の色も,昔はもっと青かったような...(写真補正マジック?)

さて,お次はいよいよ本日の大ボス,望岳台クライムである.

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PC17【十勝岳望岳台防災シェルター】(12:36)

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例によって習得した引き足クライムで颯爽と登る...わけでにはいかず,やっぱしんどいわ.いつも思うがこのPC,ママチャリ,クロスバイク勢は大丈夫なのか?
途中で山積みバックパッキングの外人さんをパス.

山の写真を撮った後,CPの防災センターでGPSチェックインし,ろくろく休憩もせず下山.暑さのせいでジレいらず.

下りたら右折.
やたらにダラダラ登ってダウンヒル.

PC18【美瑛町営白金牧場牧草地】(13:03)

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ここも何の目印もないぞ.要注意.
道端に外国の人(南アジア系)が座ってたので手を振って挨拶.
いわゆる技能実習生っぽい.
日本のこの暑さの感想が聞きたいものだ.

ちなみにKazchariが体験した地球上で一番暑かった場所はメキシコ内陸のチアパス州である.40℃を軽く越えてたはず.

長い長いダウンヒルを終えてたどり着いたのが次のPC.

PC19【十勝岳火山砂防情報センター】(13:13)

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去年はここで自販機がなく嘆いていたところ,管理人さんにジュースをもらった.
今日は入口にある水道をお借りして,ボトルに補給.
プラス,顔を洗って前腕を濡らす.

先ほどの坂を登り返す気力はないので,これまた昨年同様に噴火時用防災シェルターを,EMONDAをかついで歩く.
SPD-SLは失敗だったか...

iPhone15 Pro

すべってコケないようにゆっくりと降りる.
その先には...

iPhone15 Pro

白ひげの滝.
ここもすんごい人出.
もちろんインバウンドのみなさんである.

PC20【常盤会館】(13:54)

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おそらく,このスタンプラリーで最も地味なPC.
いわゆる地域の集会所だと思われるが,この建物のどこにも「常盤会館」の文字はない.確か去年も通り過ぎてしまったような記憶が...

PC21【美馬牛の森公園】(14:11)

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インスタ映えで有名な美馬牛小学校の”前”にある公園.
さすがに腹が減ってきた.
確か駅まで行くと食堂があったはず...

PC22【JR美馬牛駅】(14:16)

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まずは美馬牛駅でスタンプ.
以前利用した食堂(佐藤商店)はなんと休業日.
周辺にコンビニをはじめ,補給ポイントは皆無.

つ,詰んだ...ここで補給しなければ,この先のPCには行けない.
「1日で周りきる作戦」は頓挫か.素直に美瑛まで戻るか...いや,まだだ,まだ終わらんよ.

最後の手段,自販機がある.
チャリダー的に神の飲料,赤コーラを注入.
カラダ中にエネルギーが満ちる!

よし,進め!

PC23【美瑛町西美の杜】(14:42)

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国道を渡って西側エリアへ.
ここをクリアしてから美瑛に戻ってやる.
いつも「BANKSY」展を売りにしているけど,どんな風に展示してるんやろ?
壁を破壊して持ってきたとか? まさかの写真だったりして.

PC24【留辺蘂栄進】(14:50)

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去年はなかった新PC.
もうびっくりするほど何の目印もない.ただの曲がり角.
なんでここ?

PC25【留辺蘂第3】(14:59)

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名称は変わらないが場所が違う.
これまた特徴のない場所.到達難易度高杉.

PC26【留辺蘂第四】(15:11)

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近道を探して昨年とは逆方向で丘を登る.
油断するとグラベルになってしまうのが美瑛の田舎道だが,今のところ舗装路でつなげている.
かなり標高が高い場所にあるため景色が良いPCである.

PC27【留辺蘂共和会館】(15:21)

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これにて西側エリア制覇!
赤コーラ(のカロリー)がKazchariを救った.
一旦町に戻ってちゃんと補給しなければ.

国道沿いのローソンにピットイン.
「明太子スパゲティ」「飲むヨーグルト」「麦茶」を購入.

まだまだ暑い.
太陽はほぼ真上に君臨しておる.
店の裏にまわって倉庫のそばに日陰を発見.
そこに座り込んでスパゲティを食う.

まだ戦うか? 戦えるか?(徐々に弱気になっている)

iPhone15 Pro

PC28【三愛の丘展望公園】(16:20)

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特に念密なルート検討もなく「三愛の丘」に向かったが,冷静に考えると「新栄の丘」を先にした方が良かったかも...

丘を下ってたどりついたのが「会館」系の,

PC29【福富行政区会館】(16:36)

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スタンプラリーとしては,もう少し目立つモニュメントの方が良いかと思うが...そうか,トイレ問題か.
会館にはトイレが併設されていることが多い.

PC30【拓真館】(16:48)

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ここにも水道あり.
ボトルに補水と洗顔,それに袖濡らしのルーティン実行.

PC31【水沢春日台】(17:09)

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なんてこたない路上PC.
ここも見逃しがちな場所である.
麦畑が美しい.夕陽を狙って写真家のみなさん多数.
この後,その畑を割って走る道のダウンヒルが快感である.

次は...あぁ,千代田ファームか.

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着いた着いた.
さぁ,GPSでチェックイン...あれ? むっちゃPCから離れとる! なんで?
もう一度PCを確認.
名称がやたらに長い...なんと,牧場ではなく”牧草地”の方だったぁ!

PC32【ファームズ千代田牧草地(近隣にレストラン,売店あり)】(17:09)

iPhone15 Pro

確かに去年もここだった.
少し登り返す.よく考えれば間違えないはず.
家を出て9時間あまり.そろそろ疲れて集中力を欠いてきたか.

PC33【水沢行政区会館】(17:38)

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会館シリーズ.
おっちゃんがタバコを曇らせながら座っていた.
スマホでGPSを確認していると,おっちゃんが「何か探しているのかい?」と話しかけてきた.
「いえ,スタンプラリー中でして」と答えると怪訝な顔.どうやら住民にはあまり浸透していないようだ(デジャブ).

PC34【新栄の丘】(18:05)

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御覧の通り,すっかり夕焼け.
残り6つのPCは東エリアにあり,しかも広範囲に散らばっている.

体力的にはまだ大丈夫だが,これから向かうとなると,否応なく夜間走行.
リアライト,スマホともバッテリーがやばくなってきた.

つーことで...リスク回避.
本日のラリーはここで終了とする.
出発時間の8時が遅すぎたな.
まぁ,遊びなので無理することもなかろう.無事に帰ってナンボである.

Screenshot

2日目に続く ⇒ 丘のまち びえいサイクルスタンプラリー2025(その2)

EMONDAな大雪森のガーデンライド

2025/6/28 Sat

たぶん9日天下

iPhone15 Pro

晴れ.温度:22 ℃,湿度:69%,体感温度:24 ℃,風速:6.8 km/時,風向:NW

来週の7/6は「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」
なので,その試走...と言いたいところだが,実は色々あってエントリーしてなかったりする.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

「今日あたり現地に行けば試走の人,つまり知り合いがいるかなぁ」と思い「旭ヶ丘」を登ってみることにした.
もちろんチャリはEMONDA

先々週のエグいブルベで使用した「Bontrager Aeolus RSL37」から常用の「Drive Elite Helix 57C」にホイールチェンジ.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

ウネウネな見た目も超かっこいいが,この爆音ラチェット音もいい!
うるさすぎて,通行人の視線が冷たいぞ(アカンやん)

家から最短距離で忠別川サイクリングロードにのる.
駅を越えるまでは低速で.休日は人が多いのだ.

iPhone15 Pro 向こうに見えるは結婚式場

そして旭川層雲峡自転車道入口に到着.
ここもほぼ定点観測地点.

iPhone15 Pro

前回来た時は路面に枝や枯葉,泥,残雪が多く,ロードバイクで走るのは少々ためらわれる道だったが,今日はどうだ?

iPhone15 Pro

...いや,誰かが清掃した痕跡なし.
この写真の場所はまだマシな方.
雪解け直後はともかく,6月も終わりのこの時期は例年だときれいに整備されていたものだが.

iPhone15 Pro

ボランティアのみなさんの協力(?)が得られなかったのか,はたまた市の予算が下りなかったのか.
いずれにせよ,この自転車道は現状,初見殺しなのは間違いない.
枝や泥によるスリップはもとより,舗装路の下をはった根がバンプを作っている.知らずに飛ばしていたら,文字通り吹っ飛ぶ(経験あり)

iPhone15 Pro

...という事情もあり,いくら人の姿は皆無とは言え,スピードは抑え気味.
のんびりと途中の休憩地点(公衆トイレ)までライド.
毎シーズン変化する花壇が楽しい.

iPhone15 Pro

少し進んで,これまた定点観測地点.要はお気に入りの構図.
ただ...こうして林の中で停車すると蟲どもに襲われる.

一応,むき出しの脚や腕,首筋にはこいつを塗布してきた.

ペパーミント商会 【食品添加物・日本製】天然ハッカ油スプレー20ml

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たかられはするものの,刺された気配はない.
効果はバツグンだ.

一方で,たまにニュースになるこいつ.

2025年新型「市販最大 オニヤンマ16センチ」虫除けとんぼ

個人的には効果なしと判定(お試し済み)

で,反対側にはこの看板である.

iPhone15 Pro

そう言えば,少し前にここいらでの目撃情報がSNSで回ってきてたなぁ(今思いだした).
北海道に引っ越してきて20年以上になる.
結構,林道の類を走ってきたが,未だに接触経験はない.会いたくもないけど.
昨年のクマ講習が懐かしい.

ファットな占冠村ヒグマライド2024

今日はスプレーはおろか,熊ベルさえ持参していない.
そんな装備で大丈夫か?
なあに,この爆音ラチェットさえあれば向こうが逃げていくさ(アカンやろ)

てなわけで”DangerZone”を通過.
自転車道終点のパークゴルフ場を経て国道へ.
上川町を目指す.

補給も休憩もせずにそのまま「ヒルクライムアタック」のスタート地点へ.
家からここまでで既に70km近く走行.
ウォーミングアップとしては十分だ.

iPhone15 Pro

まぁ「本気じゃないしぃ」「ホイール重いしぃ」「暑いしぃ」「レースじゃないしぃ」と言い訳しつつ,STRAVA上のコース区間タイムは「15:01」

今年1番だぁ!...と言っても,来週の大会本番であっという間に塗り替えられてしまうのだろう.まさに9日天下

ちなみにベストは2023年大会での「13:31」.アカン,全然や.

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ここに来たら映えポイントの看板前で撮影.
季節ごとのディスプレイの変化が楽しい.
名物のジェラート...という気分でもなかったのでトイレだけお借りする.

iPhone15 Pro

下山前に.
いい天気だ.
こちらの大会はパスしたが9月の「カミヒル」には”初”参戦予定.
ヒルクラ練習もちゃんとしないと.

iPhone15 Pro

ダウンヒルして上川町内へ.
最初はセイコマで昼食にしようかと思ったが,たまたま目の前にあった住宅地図にラーメン屋の案内が.
たまには食事の新規開拓を,ということでそこへ向かう.

iPhone15 Pro

昼下がりだが,客は多くなくカウンターに座る.
「人気」とあった「ごま味噌ラーメン」(¥1,200)を注文.

iPhone15 Pro

美味し.
ただ...量が少な目.
ライド時は毎回言っている気もするが,これはサイクリストの性なのか.

とは言え,この時のやらかしもあるので大盛り注文への後ろめたさもある.

モンキー125,爆盛りツーリングからのEMONDAでカロリー消費ライド

マジでチャリで行ってたら,食べきれたのだろうか.そして温泉入浴券はゲットできたのだろうか...(平和やな)

パークゴルフ場着.
ボトルに元々入れていた麦茶が心もとなくなってきたので,水道水を継ぎ足す.

ここから自転車道が始まるのだが,最初の区間は路面にやたらガラスの破片が目立つ.
さらにはアスファルトにも混ぜ込んであるのか,やたらキラキラしている.
要するにパンクリスクが高いのだ(経験あり).

往路は仕方ないにしても,帰りは国道を使い別ルートで帰ることにした.

iPhone15 Pro

愛別を過ぎて当麻のセイコマへ.
ここは先月の『美瑛の丘300』でPCになっていた場所である.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

iPhone15 Pro

最近のマイブームはこの組み合わせ.
ライドでお腹を冷やすのは是か非か(そんなに深刻に考えているわけではない).美味しいからいいや.

iPhone15 Pro

東川経由で忠別川のサイクリングロードへ.
ここまで来れば,家まであと少し.
最後に定点観測地点.すっかり夏の風景である.

iPhone15 Pro

本日の走行は130kmほど.
この距離だと,ガチガチのロードバイクは速くて快適.そして楽しい.
少々気を遣う場面もあったりで,EMONDAという派手な飛び切りの美女とデートした気分(昭和歌謡か)

新規ルートを開拓したわけではないが満足感高めのライド.
同じ道ばかり走ると,すぐに飽きるというが,そんなことはない.
これぞ北海道マジックか.

さて,明日はグラベルの日.
いよいよ”あれ”のデビューだ.

EPICな久々のグラベルつないで美瑛までライド

2025/6/21 Sat

MTBと向き合うには

iPhone15 Pro

曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:25 ℃,風速:9.6 km/時,風向:SSW

今週末は珍しくイベントなし.

もちろん「家でゆったりとくつろぐ」などという選択肢はない.
チャリに乗れ,とガンダムが言っている.

ただし,昼からは雨予報.
午前中の短時間で中身の濃いライドと言えば...グラベルでしょう!

グラベルロードのTopstoneはスリックタイヤのまま.
例の計画は明日以降施行予定.

進化するTopstone~on & off

我が家にはもう一台,オフ車がある.
そう,「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

こいつに乗るのはひさしぶり.
あの地獄の「上砂川4耐」以来である.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

もちろん帰宅後は徹底洗車したが,あらためて観察すると,あちこちのスキマに泥やら草がまだ詰まっている.

よし.

今日はグラベル・ライドしてから,細かいところまで洗車Day.
こないだAmazonでこんなん買ったし.

Safewings 洗車ブラシ 5種類

つーことて出発.
これまでも何度か紹介した,できるだけグラベルをつないで美瑛まで向かうライドである.
基本的に河川敷,そして農道を通る.
まずは家を出て最初のグラベル.

iPhone15 Pro

前回のレースの際,右の電動シフトボタン,および左のドロッパーレバーが親指にあたって傷を作っていた.
右はともかく,左のレバーはネジ穴一つ分,内側に移動した.当たりがマシになった.

iPhone15 Pro

美瑛川河川敷へ.
やはり近々舗装されてしまうのか,途中から新しいジャリがまかれている.
深ジャリになって,フルサスマウンテンの面目躍如.

iPhone15 Pro

にしても...所詮は平坦道.
思い起こされるのは「上砂川4耐」での惨敗.

速い人たちは,あのドロドロの激坂を,どうしてあの速度で登れるのか?
どうして,あの強度で4時間走り続けられるのか...
何か,単純にテクニックや体力だけの問題ではないように思えてきた.

そう考えると,Kazchariもロードバイクを始めた頃は,50km程度で完全にガス欠.
全身筋肉痛で,翌日は全く動けんかった.

つまり,MTBも乗り続けて慣れれば,もう少しマシな走りができるようになる?(うんなわけない)

で,道路を渡って次の河川敷グラベル.

iPhone15 Pro

このグラベルも,対岸は半分以上舗装されてしまった.
以前STRAVAで「河川敷舗装化の進行」を嘆いていたら,「舗装化を喜ばない市民がいるなんて,役所の人たちは思いもよらないでしょうね(笑)」というコメントがついていた.
まぁ,大多数の市民にとっては...そうでしょうね.

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ジャリに飽きたので,川沿いに下りてみる.
草地ライドも面白いが,スプロケやプーリーに草がはさまって大変なことに.

iPhone15 Pro

新ルート開拓.
行けなさそうで行けた道を走る(押上げ要)
にしてもキックスタンドがないと,何か構図が決まらん(カーボンフレームなので取り付け不可)

iPhone15 Pro

森の中へ.
雰囲気最高だが,こういう場所で停車すると蟲どもに襲われる.

iPhone15 Pro

EPICを木に立てかけて撮影.
さぁ出発と木に近づくと,例のマイマイガの幼虫がうじゃうじゃと巣くっていた.うぎゃあー.

先日,知らずに首筋にくっついているのを手で掃って以来,割とトラウマ.
しばらく痒かった.

iPhone15 Pro

途中,舗装路も走るが,こんな感じでグラベルをつないでいく.
まぁ,ここまではいつものルート.

iPhone15 Pro

伐採作業中の山.
土曜日のせいか,今日は重機も動いていないようだ.
EPICで登れそうな感じだったので進入.

しばらく走ると麦畑.
コンクリ交じりの凸凹道を登る.
こういう道は楽しい.

iPhone15 Pro

実に美しい.
登ってみると,いつもの知っている道につながっていた.

iPhone15 Pro

小さく映る影は,旭川空港から飛び立つ旅客機.
そういや最近,飛行機に乗ってない.
やはり秋頃に「例の計画」を実行すべきか.
Pikaさんによると,台湾一周の倍の費用がかかったという.
それは...躊躇するねぇ.

iPhone15 Pro

両端に麦畑.
ご覧の通りの曇り空.
涼しいのは良いが,画的には映えない.

iPhone15 Pro

ここはおなじみの「赤羽の丘」
ツーリングマップルにも掲載されているが,観光客の姿はあまり見かけない.
もちろん,メジャーにならない方が良い.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

そう言えば,今年も7/1より「丘のまち びえいサイクルスタンプラリー」が実施されるらしい.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

新コロ禍の時から開催されている.
昨年も3回に分けて全スタンプをゲット.
美瑛の特産品をいただいた.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

美瑛各所のスタンプをGPS計測で専用アプリに押していく形式.
最難関は望岳台
ローディならともかく,たとえ電動であってもレンタルママチャリであそこまで登るのは相当の覚悟が必要.

詳細は不明だが今年も同じポイントなのだろうか?
どうせなら数を増やすとか,到達の難易度を上げるとか...(チャリ廃人の発想)

「赤羽の丘」からダウンヒル.
いつもは雑草に覆われている河川敷のグラベル.
「草苅り作業中」ののぼりが立っていた.
「これは,これは」と即進入.

iPhone15 Pro

道なき道を切り開いたような良い雰囲気.
草でふわふわの路面を爆走.そしてスプロケが大変なことに...

空模様が怪しくなってきたので,グラベル遊びは終了.
自宅方面へ向かう.

千代ヶ岡のセイコマで小休止.
復活販売の「梅ソーダ」が美味い.

iPhone15 Pro

最後はやはりグラベルで〆.
舗装化進行中の往路の対岸を走る.

iPhone15 Pro

無事に帰宅.
まずはシャワー.
そしてSTRAVAにデータと写真をアップ.
昼食を摂り,洗濯したウェアを干していると,予報通り雨がポツリポツリと...

ヤバい,ヤバいと,本降りになる前にEPICの洗車を開始.
前回と今回,両方の汚れをしっかり落としてやらんと.

CXWXC 自転車 メンテナンススタンド

作業中,たまたま家にいた息子(中1)が現れて一言.

「とーちゃん,オレの自転車(GIANTのMTB)も洗って~」

「アホ,ふざけんな,自分でしろ」と,洗車方法をレクチャー.

わかってんだが,適当なんだか,Kazchari指示の下,なんとかキレイにする.
自分の道具は自分で手入れした方が愛着がわくものだ.

しかし...チャリが6台(息子のMTBを入れると7台)にオートバイ1台(ヨメさんのバイクを入れると2台).
洗車用のケミカル品の消費が激しすぎる.
特にこいつ.

ワコーズ フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズの製品は確かに優秀だけど,別のメーカーに変える(試す)など,コスパの見直し必須やな.

つーことで,明日はいよいよTopstoneの”あの”作業.
楽しみだ.