EMONDAな大雪森のガーデンライド

2025/6/28 Sat

たぶん9日天下

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晴れ.温度:22 ℃,湿度:69%,体感温度:24 ℃,風速:6.8 km/時,風向:NW

来週の7/6は「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」
なので,その試走...と言いたいところだが,実は色々あってエントリーしてなかったりする.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

「今日あたり現地に行けば試走の人,つまり知り合いがいるかなぁ」と思い「旭ヶ丘」を登ってみることにした.
もちろんチャリはEMONDA

先々週のエグいブルベで使用した「Bontrager Aeolus RSL37」から常用の「Drive Elite Helix 57C」にホイールチェンジ.

EMONDAなBRM614もっと当丸コースター300(その1)

ウネウネな見た目も超かっこいいが,この爆音ラチェット音もいい!
うるさすぎて,通行人の視線が冷たいぞ(アカンやん)

家から最短距離で忠別川サイクリングロードにのる.
駅を越えるまでは低速で.休日は人が多いのだ.

iPhone15 Pro 向こうに見えるは結婚式場

そして旭川層雲峡自転車道入口に到着.
ここもほぼ定点観測地点.

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前回来た時は路面に枝や枯葉,泥,残雪が多く,ロードバイクで走るのは少々ためらわれる道だったが,今日はどうだ?

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...いや,誰かが清掃した痕跡なし.
この写真の場所はまだマシな方.
雪解け直後はともかく,6月も終わりのこの時期は例年だときれいに整備されていたものだが.

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ボランティアのみなさんの協力(?)が得られなかったのか,はたまた市の予算が下りなかったのか.
いずれにせよ,この自転車道は現状,初見殺しなのは間違いない.
枝や泥によるスリップはもとより,舗装路の下をはった根がバンプを作っている.知らずに飛ばしていたら,文字通り吹っ飛ぶ(経験あり)

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...という事情もあり,いくら人の姿は皆無とは言え,スピードは抑え気味.
のんびりと途中の休憩地点(公衆トイレ)までライド.
毎シーズン変化する花壇が楽しい.

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少し進んで,これまた定点観測地点.要はお気に入りの構図.
ただ...こうして林の中で停車すると蟲どもに襲われる.

一応,むき出しの脚や腕,首筋にはこいつを塗布してきた.

ペパーミント商会 【食品添加物・日本製】天然ハッカ油スプレー20ml

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たかられはするものの,刺された気配はない.
効果はバツグンだ.

一方で,たまにニュースになるこいつ.

2025年新型「市販最大 オニヤンマ16センチ」虫除けとんぼ

個人的には効果なしと判定(お試し済み)

で,反対側にはこの看板である.

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そう言えば,少し前にここいらでの目撃情報がSNSで回ってきてたなぁ(今思いだした).
北海道に引っ越してきて20年以上になる.
結構,林道の類を走ってきたが,未だに接触経験はない.会いたくもないけど.
昨年のクマ講習が懐かしい.

ファットな占冠村ヒグマライド2024

今日はスプレーはおろか,熊ベルさえ持参していない.
そんな装備で大丈夫か?
なあに,この爆音ラチェットさえあれば向こうが逃げていくさ(アカンやろ)

てなわけで”DangerZone”を通過.
自転車道終点のパークゴルフ場を経て国道へ.
上川町を目指す.

補給も休憩もせずにそのまま「ヒルクライムアタック」のスタート地点へ.
家からここまでで既に70km近く走行.
ウォーミングアップとしては十分だ.

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まぁ「本気じゃないしぃ」「ホイール重いしぃ」「暑いしぃ」「レースじゃないしぃ」と言い訳しつつ,STRAVA上のコース区間タイムは「15:01」

今年1番だぁ!...と言っても,来週の大会本番であっという間に塗り替えられてしまうのだろう.まさに9日天下

ちなみにベストは2023年大会での「13:31」.アカン,全然や.

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ここに来たら映えポイントの看板前で撮影.
季節ごとのディスプレイの変化が楽しい.
名物のジェラート...という気分でもなかったのでトイレだけお借りする.

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下山前に.
いい天気だ.
こちらの大会はパスしたが9月の「カミヒル」には”初”参戦予定.
ヒルクラ練習もちゃんとしないと.

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ダウンヒルして上川町内へ.
最初はセイコマで昼食にしようかと思ったが,たまたま目の前にあった住宅地図にラーメン屋の案内が.
たまには食事の新規開拓を,ということでそこへ向かう.

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昼下がりだが,客は多くなくカウンターに座る.
「人気」とあった「ごま味噌ラーメン」(¥1,200)を注文.

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美味し.
ただ...量が少な目.
ライド時は毎回言っている気もするが,これはサイクリストの性なのか.

とは言え,この時のやらかしもあるので大盛り注文への後ろめたさもある.

モンキー125,爆盛りツーリングからのEMONDAでカロリー消費ライド

マジでチャリで行ってたら,食べきれたのだろうか.そして温泉入浴券はゲットできたのだろうか...(平和やな)

パークゴルフ場着.
ボトルに元々入れていた麦茶が心もとなくなってきたので,水道水を継ぎ足す.

ここから自転車道が始まるのだが,最初の区間は路面にやたらガラスの破片が目立つ.
さらにはアスファルトにも混ぜ込んであるのか,やたらキラキラしている.
要するにパンクリスクが高いのだ(経験あり).

往路は仕方ないにしても,帰りは国道を使い別ルートで帰ることにした.

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愛別を過ぎて当麻のセイコマへ.
ここは先月の『美瑛の丘300』でPCになっていた場所である.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

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最近のマイブームはこの組み合わせ.
ライドでお腹を冷やすのは是か非か(そんなに深刻に考えているわけではない).美味しいからいいや.

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東川経由で忠別川のサイクリングロードへ.
ここまで来れば,家まであと少し.
最後に定点観測地点.すっかり夏の風景である.

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本日の走行は130kmほど.
この距離だと,ガチガチのロードバイクは速くて快適.そして楽しい.
少々気を遣う場面もあったりで,EMONDAという派手な飛び切りの美女とデートした気分(昭和歌謡か)

新規ルートを開拓したわけではないが満足感高めのライド.
同じ道ばかり走ると,すぐに飽きるというが,そんなことはない.
これぞ北海道マジックか.

さて,明日はグラベルの日.
いよいよ”あれ”のデビューだ.

EPICな久々のグラベルつないで美瑛までライド

2025/6/21 Sat

MTBと向き合うには

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曇り.温度:25 ℃,湿度:72%,体感温度:25 ℃,風速:9.6 km/時,風向:SSW

今週末は珍しくイベントなし.

もちろん「家でゆったりとくつろぐ」などという選択肢はない.
チャリに乗れ,とガンダムが言っている.

ただし,昼からは雨予報.
午前中の短時間で中身の濃いライドと言えば...グラベルでしょう!

グラベルロードのTopstoneはスリックタイヤのまま.
例の計画は明日以降施行予定.

進化するTopstone~on & off

我が家にはもう一台,オフ車がある.
そう,「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

こいつに乗るのはひさしぶり.
あの地獄の「上砂川4耐」以来である.

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

もちろん帰宅後は徹底洗車したが,あらためて観察すると,あちこちのスキマに泥やら草がまだ詰まっている.

よし.

今日はグラベル・ライドしてから,細かいところまで洗車Day.
こないだAmazonでこんなん買ったし.

Safewings 洗車ブラシ 5種類

つーことて出発.
これまでも何度か紹介した,できるだけグラベルをつないで美瑛まで向かうライドである.
基本的に河川敷,そして農道を通る.
まずは家を出て最初のグラベル.

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前回のレースの際,右の電動シフトボタン,および左のドロッパーレバーが親指にあたって傷を作っていた.
右はともかく,左のレバーはネジ穴一つ分,内側に移動した.当たりがマシになった.

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美瑛川河川敷へ.
やはり近々舗装されてしまうのか,途中から新しいジャリがまかれている.
深ジャリになって,フルサスマウンテンの面目躍如.

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にしても...所詮は平坦道.
思い起こされるのは「上砂川4耐」での惨敗.

速い人たちは,あのドロドロの激坂を,どうしてあの速度で登れるのか?
どうして,あの強度で4時間走り続けられるのか...
何か,単純にテクニックや体力だけの問題ではないように思えてきた.

そう考えると,Kazchariもロードバイクを始めた頃は,50km程度で完全にガス欠.
全身筋肉痛で,翌日は全く動けんかった.

つまり,MTBも乗り続けて慣れれば,もう少しマシな走りができるようになる?(うんなわけない)

で,道路を渡って次の河川敷グラベル.

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このグラベルも,対岸は半分以上舗装されてしまった.
以前STRAVAで「河川敷舗装化の進行」を嘆いていたら,「舗装化を喜ばない市民がいるなんて,役所の人たちは思いもよらないでしょうね(笑)」というコメントがついていた.
まぁ,大多数の市民にとっては...そうでしょうね.

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ジャリに飽きたので,川沿いに下りてみる.
草地ライドも面白いが,スプロケやプーリーに草がはさまって大変なことに.

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新ルート開拓.
行けなさそうで行けた道を走る(押上げ要)
にしてもキックスタンドがないと,何か構図が決まらん(カーボンフレームなので取り付け不可)

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森の中へ.
雰囲気最高だが,こういう場所で停車すると蟲どもに襲われる.

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EPICを木に立てかけて撮影.
さぁ出発と木に近づくと,例のマイマイガの幼虫がうじゃうじゃと巣くっていた.うぎゃあー.

先日,知らずに首筋にくっついているのを手で掃って以来,割とトラウマ.
しばらく痒かった.

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途中,舗装路も走るが,こんな感じでグラベルをつないでいく.
まぁ,ここまではいつものルート.

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伐採作業中の山.
土曜日のせいか,今日は重機も動いていないようだ.
EPICで登れそうな感じだったので進入.

しばらく走ると麦畑.
コンクリ交じりの凸凹道を登る.
こういう道は楽しい.

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実に美しい.
登ってみると,いつもの知っている道につながっていた.

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小さく映る影は,旭川空港から飛び立つ旅客機.
そういや最近,飛行機に乗ってない.
やはり秋頃に「例の計画」を実行すべきか.
Pikaさんによると,台湾一周の倍の費用がかかったという.
それは...躊躇するねぇ.

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両端に麦畑.
ご覧の通りの曇り空.
涼しいのは良いが,画的には映えない.

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ここはおなじみの「赤羽の丘」
ツーリングマップルにも掲載されているが,観光客の姿はあまり見かけない.
もちろん,メジャーにならない方が良い.

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そう言えば,今年も7/1より「丘のまち びえいサイクルスタンプラリー」が実施されるらしい.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

新コロ禍の時から開催されている.
昨年も3回に分けて全スタンプをゲット.
美瑛の特産品をいただいた.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

美瑛各所のスタンプをGPS計測で専用アプリに押していく形式.
最難関は望岳台
ローディならともかく,たとえ電動であってもレンタルママチャリであそこまで登るのは相当の覚悟が必要.

詳細は不明だが今年も同じポイントなのだろうか?
どうせなら数を増やすとか,到達の難易度を上げるとか...(チャリ廃人の発想)

「赤羽の丘」からダウンヒル.
いつもは雑草に覆われている河川敷のグラベル.
「草苅り作業中」ののぼりが立っていた.
「これは,これは」と即進入.

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道なき道を切り開いたような良い雰囲気.
草でふわふわの路面を爆走.そしてスプロケが大変なことに...

空模様が怪しくなってきたので,グラベル遊びは終了.
自宅方面へ向かう.

千代ヶ岡のセイコマで小休止.
復活販売の「梅ソーダ」が美味い.

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最後はやはりグラベルで〆.
舗装化進行中の往路の対岸を走る.

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無事に帰宅.
まずはシャワー.
そしてSTRAVAにデータと写真をアップ.
昼食を摂り,洗濯したウェアを干していると,予報通り雨がポツリポツリと...

ヤバい,ヤバいと,本降りになる前にEPICの洗車を開始.
前回と今回,両方の汚れをしっかり落としてやらんと.

CXWXC 自転車 メンテナンススタンド

作業中,たまたま家にいた息子(中1)が現れて一言.

「とーちゃん,オレの自転車(GIANTのMTB)も洗って~」

「アホ,ふざけんな,自分でしろ」と,洗車方法をレクチャー.

わかってんだが,適当なんだか,Kazchari指示の下,なんとかキレイにする.
自分の道具は自分で手入れした方が愛着がわくものだ.

しかし...チャリが6台(息子のMTBを入れると7台)にオートバイ1台(ヨメさんのバイクを入れると2台).
洗車用のケミカル品の消費が激しすぎる.
特にこいつ.

ワコーズ フォーミングマルチクリーナー(FMC) A402

ワコーズの製品は確かに優秀だけど,別のメーカーに変える(試す)など,コスパの見直し必須やな.

つーことで,明日はいよいよTopstoneの”あの”作業.
楽しみだ.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その2)

2025/5/24 Sat

さぁ急げ!オレたちのエクスプレス!(温泉が待っている)

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曇り.温度:8 ℃,湿度:87%,体感温度:9 ℃,風速:1.6 km/時,風向:SE

(その1)はこちら ⇒ TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

「青い池」を後にする.
元のサイクリングロードを少し戻り,道の駅「ビルケの森」に抜ける.
ここには公衆トイレがあったりと休憩場所として最適なのだ.

考えることは同じなのか,T夫さんN本さんもいた.
水が切れそう.水道から汲む(気にしない派).

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ろくに休憩もせずに出発.
道道996号を美瑛市街へ走るが...またしても脚つり発症.
たまらず停車する.うわー,きっついわ~
痛みのあまり,苦悶の表情.

全く,何を好き好んでチャリで300km走るなんてアホなことをしているのか...なーんて思ってません.
このトラブルも含めてブルベなのだ.
しばらく休むと復活.Show must go on!

次の通過チェックは再び美瑛の丘.
場所も知っている...と安心して走っていたところ,左折場所を200mほど通り過ぎてしまったやばい,やばい.

気を取り直して,コースをなぞる.
そして「千代田ファーム」横を通過.遠くに展望台が見える.

展望台に向かう道,夏はグラベルである.

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そう,正にここが運命の分かれ道.
冬.左のグラベルからクルマが出てきたのを見てしまったばかりに...進入してしまった昨年の12月.あの事故が起きたのだ.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

きっと,この脚ツリも,冬場のトレーニング不足が原因に違いないッ(そうなのか?)

【171.2km地点:通過チェックE 三愛の丘展望公園】

この石碑を撮影中,電動チャリの観光客に写真撮影を頼まれる.
アジア系のねーちゃん2名.
勝手な思い込みで「Taiwanese?」と聞くと,すんげームッとした顔で「No!Chinese!」とにらまれた.
まぁ,いろいろと複雑な思いもあるのでせう.

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美瑛の市街までダウンヒル.

【176.0km地点:PC2 セブンイレブン美瑛栄町店】

ここも馴染みのコンビニである.
観光地にしてはめずらしく,ごみ箱が屋外に設置してある.
家庭ごみを捨てる不届き者も多いと思われるが,チャリダーにとってはありがたい.感謝である.
一昔前はどこのコンビニもこうだったようなぁ.
うるさくなったのは新コロ以降か.

先行していたR大さん,T口さん,T夫さん,N本さんらと再会.
PCなのでレシートが必要.「ねぎ塩タンおにぎり」「オレンジジュース」を購入.

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ここに至り,ようやくサイクルポーチに「2RUN」を入れていたことを思い出す.

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Meitan メイタン 2RUN 5包セット(1包2粒入り)

これを飲めば,もう”脚ツリ”は起きないだろう.
試したことがないので,知らんけど(知らんのかい!)
そやけど,この「2RUN」,いつからポーチに入っていたのだろう...賞味期限は見ないことにする.

で,復活したKazchari,再びこの特急トレインに乗せてもらって「新栄の丘」を経て,上富良野方面に向かう.
さすがに「Yamaichi」に寄ろうという猛者はいないようだ.

そして,上富良野市街地に下りる坂の途中で...アレが突然やって来た.集中豪雨である.

ある程度濡れた後,なんとな~く「カッパ着た方がいいですね~」みたいな雰囲気になる.
ところが,天候を完全に甘くみていたKazchariはレインウェアを持ってきていない.
しかたなしに濡れたジャージの上に防水性能ゼロのウインドブレーカーを着る.

路面もびしゃびしゃでシューズもあっという間に水浸し.キモチワルイ.

ところが,天気アプリを見ると雨雲がかかっているのが,なぜか美瑛と上富良野の境目のここだけ.
なんじゃそら.誰か「シャーマン」がいるのか?

説明しよう.
ブルベにおける「シャーマン」とは,いわゆる雨男・女のことである.
降水確率0%だろうと容赦なく雨を降らす.ウェザーリポートと同じ能力を持つ.

そう,逆に言えば雨雲を抜ければ止むはず...その通りに市街地に入ればあっさり止んだ.

ここから中富良野経由で富良野を目指す.
国道を使わずに,並行する道道を走るコースなのだが,とっかかりの信号待ちからのスタートで,やってきました,本日何度目かの脚ツリ.
「2RUN」,見事に不発!

ペダルを回せなくなると,途端に4名に置いて行かれる.
さらに,間の悪いことに,この区間は本ブルベ最大の向かい風.
漕いでも漕いでも進まない直線路.なかなか辛い一人旅.ふっ,まぁいいさ,孤独なKazchariにはお似合いさ(強がりです).

前方にT夫さんの姿が見えた.
で,ようやく次のPCに到着.

【209.8km地点:PC3 セイコーマート富良野北の峰店】

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風,雨,ソロ.いやぁ,キツかった.
当然,カロリーをかなり消費したので腹が減る.
「唐揚げチキン」「プリン」を購入.こういう固形物が食えるうちはまだ大丈夫.
そしていつもなら水を買うところを,脚ツリ対策として「ミネラル麦茶」にしてみた.
これをボトルに入れる.
それが功を奏したのか,以後,脚ツリは起きなかった.メモメモ...

もう雨は降らないだろうと,Kazchariを含めみなさんキャスト・オフ.
これで走ればカッパを着る前に濡れたジャージも乾くだろう.
シューズだけはどうしようもないけど.

ここで,後続で到着したランドヌールに話しかける.
イントネーションから即座に関西人と判断.
なんと,奈良からこのブルベのためだけにやってきたそうな,と,驚いてしまったが,そうか,遠征ブルベってこういうことか.
BROMPTONもあるし,来年は本州のどこかで走ってみるかな.

休憩終了.
再び,このR大トレインに乗っかる.

国道38号を芦別まで北上するが,途中,またしても雨粒がポツポツと...
「やめ~やめ~」という全員の祈りもむなしく,先ほど同等の豪雨に.

ここでトレイン最大のデメリット.
自分のペースで止まるのが難しい.
いや,物理的にはサインを出して,スピードをゆっくり落としていけばいいのだが,心理的ハードルがそれを阻む.

トレインが停まったのはトンネルの中.
ここで再度カッパを着用することになった.

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例によってウインドブレーカーのみのKazchari.そんな装備で大丈夫か?

濡れたジャージの上に湿ったウインドブレーカーを着る.
汗をかくと,気化熱で体温が奪われる.
30℃越えの夏場なら良いが,5月の北海道はまだまだ寒いのだ.

こ,これは,噂の低体温症の危機!?(経験なし)

好き放題生きて来たKazchariの命運もここまでか...と,心配していたが,走っている分にはそれほど寒さも感じず,全然平気だった.
このあたりは「氷点下を走ってきた冬チャリの経験」が生きているのか?
インナーが優秀なのかも.

野球 アンダーアーマー ベースボール ウェア ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー

もう一つ心配なのが,前車が跳ね上げる泥水が口の中に入ってしまうこと.
誰も雨を想定していなかったため,全車ノーフェンダー.容赦なく全身で水しぶきを浴びる.

Jsportsの中継で言っていたが,雨のレースで汚れた水を飲んでしまうことで感染症になることがあるとか(選手は免疫力が低い).
まぁ,発熱とか下痢が起きるとしたらゴール後だろうけど.

芦別の道の駅が近づくと徐々に晴れてきた.
そして路面には雨後の痕跡が全くない.
正真正銘の極地豪雨.シャーマンは誰だ!

で,道の駅前の「ローソン」にてPC外休憩.

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おにぎりと缶コーヒーでカラダを暖める.
再びウインドブレーカーをキャスト・オフ.
短い休憩時間ながらも乾燥させる.

気温が低い.カラダも寒い.
ここで虎の子の「ジレ」を着用.
フロントバッグに入れていたが,この大雨でも“しっとり”で済んでいた.
R250製品,なかなか優秀だ.

R250 防水ドラム型フロントバッグ グレー

つーことで,ここからゴールまでは「長袖インナー」「長袖ジャージ」「ジレ」「ウインドブレーカー」の重ね着で対応.
これでなんとかなりそう.

このまま国道というわけにはいかず,道道4号で深川に抜ける.
R大トレイン絶好調.
終盤にもかかわらず,なんつースタミナ.
Kazchariも,上富良野を最後に脚ツリ現象も起きない.
「ミネラル麦茶」が効いてる?

深川市内に入る.

【276.5km地点:PC4 セブンイレブン深川東店】

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ここが最後のPCとなる.
やはり腹が減ったので「ピザまん」を購入.

それにしても,今回初投入の「Topstone+無印グラベルキング(スリック)」の組み合わせ,本当に良く走る.
ブロックタイヤと比べても,圧倒的に楽.
でないと,今日の快速トレインに乗っかることは不可能だっただろう.
それに,35Cの太さと耐パンク仕様で安心感もスゴイ.

休んでいると,後続のランドヌールが続々と到着.
レースではないが,だらだらせずに最後はピシっと決めますか.

陽が落ちてきたのでフロント&リアライトをオン.

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元のトレイン5台に,先ほどのPCで合流した車両が3台ほど加わり,暗闇の農道をひた走る.
ここ,一人やったらかなり寂しいぞ.それはそれでブルベらしくてヨシ.

どこをどう走っているのかさっぱりだったが,道の駅「たきかわ」の正面に出て国道と合流.
時間的にも「宗谷600」と似た感じでゴールを目指す.

路面状況の悪さ+工事規制が重なって,何度かヒヤリとする場面もあったが,ついにゴールに到着である.

【301.2km:ゴール ファミリーマート滝川黄金町店】

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日本最速の”ファミマ”らしい.
黄金町? ここは杜王町なのか?
イートインスペースが広大で,その節は何度もお世話になった台湾のファミマと雰囲気が似ている.
入店時の音楽は控えめだけどな.

もちろん,ブルベのゴールで購入するのはこいつ.

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同時にゴールした方に見覚えがあった.
前回の「桂沢200」で会った,Kazchari同様のグラベル・ライダーだった.
「桂沢」が初ブルベ,今回300と,今年は完全にSR狙いだそうな.
ただし,今年は「1200」があるため「600」の時期が遅くて参加が難しい.よって,本州行きを考えているそうな.すんげー行動力だ.

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さて,「ふれ愛の里」の受付に向かいますか.

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ゴールのファミマでのんびりしていたせいか,結構な人が受付待ち.
レシートと通過チェックの写真を確認してもらって,無事に完走認定.

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13時間20分.

300ブルベの記録更新はならなかったが,それは仕方がない.

行程の半分以上トレインに乗せてもらったし,結果的に休憩もトレインの発車時刻に合わせた.
良い意味で,自分のペースで走らなかった珍しいブルベだった.

だが,これはこれで実に楽しかった.
脚ツリの心配がなければ,先頭でもっと牽くつもりだったけど...すんません.
次回はがんばります.

手続きを終えて,さぁ念願の入浴である(目標完遂!)
現時刻21時.閉館まで1時間は入れる.

Topstoneをハスラーに積み込む.

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着替えを持って,温泉の受付へ.
ところが,何やら不穏な雰囲気.

スタッフ曰く,大浴槽にて“粗相”が発見されたらしく,清掃のため現在入浴不可とのこと.
それを聞いた先客の親子連れ帰ってしまった.

なんてこった,パンナコッタ.

まさか,ここにきて風呂なしとか!
だがしかし,よくよく聞いてみると入れないのは大浴槽だけで,サウナや露天は問題ないとのこと.ふー,助かったぜっと.

カラダを清めて,サウナを2セット.
残りの時間は露天風呂でひたすらくつろぐ.
そして,今日の行程を振り返る.

地元ゆえ,ほとんどがホームコースだったが,ブルベで走ると”心情的に”異なる風景となっていた.不思議だ.

なんだかんだで300kmは長い.
常識的には自転車で一気に走る距離ではない.

その分,ドラマが生まれる.
脚ツリ,極地豪雨など,今日も色々あった.
そして最終的に極上の湯につかって弛緩している.
これが生きている証だな.

22時.自宅へ向けて出発.
対抗車線を走るランドヌールの灯りにエールを送る.

23時頃,あまりに腹が減ったので旭川忠和の『山岡家』にて背徳の深夜ラーメン.

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「空腹は最高の調味料」とはよく言ったもので,”普通の”ラーメンをここまで美味いと感じたのは久しぶりである.

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日付が変わる前に帰宅.
とりあえず必要な物だけを家に入れて,もろもろの片づけは明日(日曜日)に回す.

今日も良い一日だった.

TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その1)

2025/5/24 Sat

さぁ走れ,オレたちのエクスプレス!

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曇り.温度:8 ℃,湿度:87%,体感温度:9 ℃,風速:1.6 km/時,風向:SE

朝4時半に起床.5時に出発する.
途中のセブンで「たまご醤油おむすび」「ブラック缶コーヒー」のルーティン・ブレックファスト.

おっと,「水」「グミ」を買い忘れた.
本日の最終PCとなる日本最北のファミリーマート「滝川黄金町店」にも立ち寄る.

みんな大好き『タフグミ』に新フレーバーの「#梅マニア」が出ていた.
酸っぱい系は持久スポーツに良いかも.美味いし.

カバヤ タフグミ 梅マニア 100g×8個

ここから2kmほどで「滝川ふれ愛の里」着.
懐かしい.2019年の『宗谷600』以来だ.

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Topstoneをセットアップ.
受付時間まで,スリックタイヤ試走のつもりで敷地内をうろうろ.
体感,軽いような...気がする(そんなもんだ).

iPhone15 Pro
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幸い天気は良さそう.
ゴール想定時間まで降水確率10%とか.
こりゃ,レインウェアは要らんなぁ...(後でヒドイ目に遭う)

なんだかんだで300kmは長丁場.
夜間走行も含まれる.
それらを考慮して,本日はコンタクトではなくメガネを使用.
JINSのクリップオンサングラス付なので,日差しが強くても問題なし.

JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up

このコラボは不要.無印でヨシ.

参加者がわらわらと集まってきた.
やはりBROMPTONで出走するO西さん,ラナさん,Pikaさんらにご挨拶.

ブリーフィングが始まる.
初&観光地巡りブルベのせいか,参加人数多め.

いただき画像

そして,今回は通過チェックが非常に多い.
「桂沢200」の轍を踏まないように,慎重に聴く.

TopstoneなBRM518桂沢200(その2)

7時.車検を終えて,いよいよスタートである.

いただき画像

なぜか笑っている.
いつものことだがスタートからしばらくはバラけない.
集団に紛れて楽をする.

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それを破壊するのが...そう,超特急T夫トレインである.

「あっ,YouTubeで見たヤツだ!」という声をよそに,轟音挙げて通過していく.
こ,これは乗るしかないッ! このBig Waveに!

さらには途中で,これまた快速のW特急やらR大特急も連結され,全くスピードが落ちない.
この間,Ave.35km/hほど?
信号ストップもほぼないまま,最初の通過チェックまで暴...爆走.

【48.1km地点:通過チェックA 幌成簡易郵便局】

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ここではフォトチェックではなく,クイズに回答.
ポストの郵便物回収時刻を答えるのだが,絶対に勘では当たらない答えだった.

スタッフも到着して衝撃の報告⇒「T夫トレインが早すぎて,”被害者”が大勢いるそうですよ~」

まぁ,わからんではない.
まだ序盤も序盤.ここでパワーを消耗すると後がキツイ(まさか自分が...).

休憩もそこそこに次のポイントを目指す.
少し先にT夫列車が見える.
かなりの人数が下車して,2,3両しかひっぱっていない.
ペースも各駅停車に変わっている.
これも乗っからしてもらおう...で,しばらくT夫さんとおしゃべり.

そこへ登場したのが,R大特急
あっと言う間に追い抜いていった.
さすがにアレに乗っかるのはヤバい.素直に見送る.

だが,ここでコースプロフィールが変わる.
登りが始まったのだ.

「あぁ,ダメだ,ダメだKazchariぃ~! 踏んだらダメだぁ~!」という心の声をよそに,脚に力が入ってしまふ.
坂は全力で駆け上がれ,とガンダムが言っている...ピキッ,ちゅどーん!

先行していたR大さんに追いついてしまった.

にしても,O西さんとは違う方向のブルベマイスターR大さんは,チャリ(クロモリ?)も装備もフォームも全く無駄がない.
実にスムーズに漕いでおられる.正にプロ・ランドヌール

で,山頂からのジェットコースターが絶景だったので停車.
R大特急はあっという間に見えなくなった.

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坂を下り切って左折.
この辺りからは完全に馴染の道.
「旭川200」でも使われる,幌加内に続く道道である.

鷹栖町に入り,のんびり走っていると,T夫さんに追い付かれた.
そのまま一緒に通過チェックに向かう.

【84.0km地点:通過チェックB 比布方面案内標識】

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似たような青看板が多くて見逃しそう.
ここからはしばらくソロ走行となる.

下の写真は高速道路の入口.
気を抜くとPCの写真だけになってしまうので,信号待ちの際に時折撮影.
「旭川付近を走ってますよー」の証拠的な.

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上川支庁前の信号待ちで,T夫さん達にまたまた追いつく.
田園風景を右左に曲がりPCを目指す.

【100.3km地点:PC1 セイコーマート当麻3条店】

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ここもまた,常日頃,頻繁に利用しているセイコマである.
お昼少し前だが,この先を考えてガッツリ目に補給.
何よりも序盤の暴走列車でかなりエネルギーを消費している.

「ホットシェフ・豚丼」とオレンジジュースを購入.
お気に入りの「ミニジャムパン」は補給用.

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スタッフも巡回中.
気温が上昇してきたので,レッグウォーマーを脱ぐ.
今季初の半パン走行となる.

すね毛がだいぶ生えてきたなぁ...ちなみにKazchariは剃刀派.

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いただき画像

さぁ,残り200kmである.
出発すると,またしても後ろから轟音が...
T夫特急である.これまたプロ・ランドヌールの一人,N本さんが連結されていた.またしても乗車する.

いただき画像

乗車したは良いものの,実はこの頃から両脚に違和感.
太ももの内側,専門的には内側広筋あたりが時折「ぴくっ,ぴくっ」と痙攣するようになった.
こ,これはまさかの”ツリ”!?

Kazchariは右膝外側に腸脛靭帯炎という持病を抱えている.
ゆえに今日もしっかりとテーピング.

ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m ベージュ スポーツ

しかし,この脚のツリは想定外.しかも両足とは...

脚がつる原因は色々あるが,まずは体内の水分不足が疑われる.
今思えば,序盤の暴走列車乗車時にあまり水分補給しなかったなぁ...と反省.

荒療治...というわけではないが,時々T夫さんの前に出て牽く.

ここを曲がれば自宅,という場所を何か所か過ぎて,いよいよ美瑛の丘に突入.
まずは,シラカバ並木伐採の跡も痛々しい「セブンスターの木」を通過.

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美瑛の市街地を経由して,本ブログでも幾度となく登場している”あの農道”に入る.
この道は圧倒的にダウンヒルが楽しい.ゆえに美瑛川沿いのサイクリングロードを使い,最後に急坂を登るというルートを取ることが多い.
今日はブルベなので,そういうわけにはいかない.

この時の同行者は引き続きT夫さんN本さん
お二人ともこの道は初めてだったようだ(諸事情によりガイドブックの類には掲載されていない)

とっかかりのダラダラ直登を越えると,少し平坦となる.

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振り向けば絶景.
そして徐々に斜度が上がり,ほぼ登り切ったところにあるのが...

【141.1km地点:通過チェックC 三心の木】

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へぇー,これって,ちゃんと名前がついてたんや.
写真撮影中,R大特急と,北海道ブルベ界のレジェンドの1人,T口さんもやってきた.

T口さん,Kazchariよりご年配だが,恐ろしいことに北海道で開催されるブルベのほぼ全てに参加.しかも毎回トップタイムでゴールされている.リスペクトしかない.
つまり,鍛錬を欠かさなければ,T口さんの年齢になっても,この趣味は楽しめるということやな.

少しだけ登ると後はダウンヒル.
特徴的なグリーンの橋を渡り,美瑛白金サイクリングロードに入る.

ここからはやや登り+向かい風.
先行する2人に追いつこうと踏んだ途端...うぎゃあぁぁぁ~っ,痛ぇぇぇ!脚が,脚がぁ~!

完全につった.

もう曲げても伸ばしても痛い.
とてもじゃないが,ペダルが踏めない.
落車する前に素直に停車.
痛みが落ち着くまで待つ.

先日の地獄レース以来,”つり”がクセになってしまったのだろうか?

EPICな全道MTB4時間耐久レースin上砂川ライド

距離的には約半分を消化.
まさか,ここで初のDNFか? 家は近いけど...あっ,クルマは滝川や.

と,しばらく停車していると痛みが落ち着いてきた.
水をちゃんと飲んで「塩タブ」で補給.
ゆっくりと脚を回す.
なんとかいけそうだ.

...しかし,全くスピードが出ない.
いつも走っているこのサイクリングロード,こんな低い速度はこれまでありえなかった.

今思えばこのブルベ,ここから「青い池」までの道が一番辛かった.

【153.9km:通過チェックD 青い池】

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ほうぼうの体でたどり着いた一大観光地,青い池.
いつもの場所で,いつもの構図でパチリ.

さぁ,ここから巻き返しなるか!

(その2)はこちら ⇒ TopstoneなBRM524美瑛の丘300(その2)

153.9km地点:通過チェックD 青い池

EPICな望岳台とジャリジャリライド

2025/5/2 Fri

風に負ける

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曇り.温度:16 ℃,湿度:52%,体感温度:12 ℃,風速:16.8 km/時,風向:S

天気が良い.
ここはロードバイクでかっ飛ばしたいトコロ.

EMONDAに取り付けた”うねうねホイール”こと「ELITE HELIX」
見た目通りの平坦番長だがハイトが高い分,横風には非常に弱い.
橋上や雑木林を抜けた後,ヒヤッとする場面ありあり.

EMONDAなロードはじめとNewホイールライド

今日のような風の強い日はキケン.
ゆえに安全を考慮してEMONDAはやんぴ(貧弱,貧弱ぅ!)

そういや,うちの子で最近乗ってないのは...MTBのEPICだ!
そして,カミヒルだ!

もちろん荒れた道,グラベルをつないで美瑛方面へGo!

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滅多に通らない汽車(ディーゼル)なので,つい撮影.

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河川敷ダートを激走.
雑草が少ない今が一番走りやすい時期かも.

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旭川周辺では桜の前に土筆がピーク.
その昔は「卵とじ」でよく食していた.

さすがに今はなぁ...(排ガスや土壌汚染が気になる)

聖台ダム公園の公衆トイレへ.

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室内および外壁全面に人面(?)カメムシ.超臭え.

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聖台公園と言えば桜の名所である.
開花にはまだ早かった.

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そして日本らしからぬ開けたグラベルへ.
MTB,ヒャッハーロードである.

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何か寄り道ばかりしている気もするが,ようやく青い池-白金温泉まで通じるサイクリングロードに到着.

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本来なら快走ゾーンであるが,あいにくの強向かい風.
下手すると10km/h以下となる.

脳内を修行モードに切り替える.
今日のこの日を乗り越えればKazchariはさらに強くなる!(どこを目指しているのだ?)

前方にロードに乗ったお仲間発見.
写真撮影のためか停車中.

一声かけて抜く.

しばらく先行するが,すぐに追いつかれてしまう.
やはりMTBで向かい風はキツイぜ.

親切にも「風,強いですね~ 引きますよ~」とのお申し出.
ありがたく後ろにつかせてもらう.

しかし,そこはKazchari,上りになると坂道スイッチon!
スピードの落ちた先行者に「すいません,先行きます」とパス(嫌なヤツ)

まぁ,言い訳するなら,この坂を超えた先でグラベルへの分岐点があるのだ.

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グラベルヒャッハーしていると,並走する舗装路を先ほどのローディが奇異な目を向けつつ走り去っていった...グラベルはいいぞぉ.

で,サイクリングロードの終点は言わずもがなの「青い池」
いつもの場所で撮影.
一応平日のせいか,観光客は少な目.

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いよいよヒルクライム開始.
4/24に開いたばかりのゲートを通過して望岳台を目指す.
晴天である.雄大な景色が期待できそう.

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いつも通りに呼気2回,吸気1回のリズムで淡々と登る.
てっきり先ほどのローディさんも同じルートと思い込んでいたが,最後まで会わなかった.

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最後の14%越えの激坂をクリアして望岳台着.
やはりロードよりもかなりタイム落ちるな(そらそーだ).

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上の2枚,同じような風景だが違う場所.
構図のバリエーションを考えねば.

いずれにせよ,雪がスゴい.
そして...風もスゴい.
EPICを壁に立てかけておくのも,倒れそうで怖い.

おまけに標高のせいで寒い.
これはデ,デスゾーン!?

ジレを着て補給しながら考えた.

「このままカミヒルして,ダウンヒルしてカミフ側に下りる? アカン,耐えられん...」

つーことで,このまま美瑛側への撤退(同じ道)に決定.

やはり自然は正直.
道の駅付近まで下りるとだいぶ暖かくなってきた.
そして,行きが向かい風だったということは...帰りはご褒美追い風だぁ!

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前からは観光客?なのか,風に負けてママチャリを押し歩きしている人も.

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さて,この看板の手前の橋を曲がると例の農道に行くのだが,腹が減ったので今日はヤメ.
直進して美瑛のセイコマへ.
昼食タイム.「ガラナとかつ丼」という定番セット.

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駐輪場所はいつもここ.

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いやあ,うちのEPICかっこええわぁ~
完成形の美しさがある.
誰かが,MTBはこれ以上,進化しないとか言ってたけど.

MTBはスマホと同様にこれ以上大幅な進化を遂げることはないという説 ピークは2015年か2020年頃だった?

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帰路に就く.
仕上げの河川敷グラベル.
砕石のサイズが大きくて荒れ気味.

暴れる車体を腕で押さえつける.
鎖骨骨折以来,上肢の筋トレが不十分.明らかに弱っている...

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今日のグラベルも終わりが近い.
走って,登って,走っての充実のライド日.

そして5月の11日には,初のMTBレースに参戦予定.
なんとソロの4時間耐久である.

全く未知の世界.
トイレとか補給どうすんのやろ?
何よりMTBレース独自の(暗黙の)ルールとかマナーがよくわからん.
ああ,余計なことをやらかして,怒鳴られる未来が見える...

つーことで,がんばれEPIC&Kazchari
やれやれだぜ.

モンキー125,オートバイに乗るということ

2025/4/28 Mon

追悼

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モンキー125にバッテリーを取り付けた.
今年のオートバイ・ライフのはじまりである.

免許を取ったのは19歳の時なので,39年目のシーズンとなる.
この間,諸事情により乗れなかった時期もあったが,常にオートバイを(1台は)所有し続けている.

VT250F,VFR400-Z,NX-125,V45-MAGNA,XR-BAJA,そしてモンキー125.

見事にHONDA車ばかりである.

事故を起こしたこともあった.
違反も...まぁ,2回ほど白いオートバイにお世話になった(すいません).
それでも,今も,運よく生きている.

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本日は快晴.
久しぶりに海が見たくなった.
留萌方面に向かう.

エンジンに火を入れる.
モンキー125は快調そのもの.
国道12号の早い流れにもついていける.
原付二種は見た目よりもよく走る.

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小腹がすいたので,北竜の交差点にあるセイコマで小休止.
ここは場所が良いのでよく立ち寄る.
コーヒーとシュークリーム,グミ.
見事なコンビニ的おやつ.

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GWに入り,バイク事故のニュースが目に付くようになった.
「マス・ツーリング」「SS」「中高年」が危険の三因子(個人の感想です)

たいていはオーバースピードオーバーが原因のようだが,自分に過失がなくても,相手側に問題があることもある.

とりわけ衝撃的だったのが,岐阜の20歳の女性ライダーが右直事故で亡くなった件.

未明の交差点で右折トラックと衝突 直進しようとしたバイクの20歳女性が死亡 トラックの運転手を現行犯逮捕

界隈ではかなり有名人だったらしく,数名のYouTuberが動画で取り上げていた.
交通ルール上は確かに直進優先である.
だから,こちら(オートバイ)に非はない...と言い張ってもタヒんでしまえば意味はない.

今回の被害者は事故の30分前に山岡家でのラーメンをSNSにアップしていたらしい.誰も想像できないのが自分の人生の最期.

こんなカラダがむき出しの危険極まりない乗り物に,わざわざ好んで乗る以上,覚悟と慎重さが必要だ.
走行中は周囲のクルマ,そして運転手の視線や挙動に最大限の注意を払う.

若い頃より,寿命が近づいてきた今の方が,オートバイには気軽には乗れなくなった.
暑かろうが重かろうが胸部プロテクタは,今や必須の装備である.

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海まで行くつもりだったが,なんとなく予定変更.
さきほどのセイコマから南下し,富良野経由の周回コースとする.

昼食に良い時間.
ふと,何かの勘が働き赤平の市街地に向かう.

世間的には平日.
街に人の姿はほとんどない.いや,週末でも変わらない気もする.
海鮮系のランチボードが目にとまって停車.

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「貝だしラーメンと握り」のセット.なんと,このボリュームで¥990
物価高のご時勢に逆らったコスパ抜群のメニュー.
塩味のラーメンも,久々の回らない寿司も,ともに美味.
リピート確定やな.

Kazchariは食事にあまりこだわりがないので,旅先でもコンビニ飯で済ませることが多い.
美食の国,台湾ですらそうだった.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

そんなルーチンにのっかって,今日のような店に出会える機会を逃すのはもったいないな.
「生きることは食べること」と言ったのはソクラテスだっけ?

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店の周囲もまた閑散としている.
道内によくある静かすぎる街.眠っている街.
そしていつかは消えてしまうのだろう.

芦別を通り抜け,道道を使って上富良野方面へ抜ける.
チャリでも楽しいアップダウンの道.

このような絶景があたり前の日常.
道外に走りに行きたいと思わせない.

おっと,忘れてた.
旅の醍醐味は風景にあるのではなかった.
もちろん食事でもない.

旅先で出会った人々こそが最大の思い出.
それが唯一無二の体験となる.
気の合った人,合わなかった人,どちらも貴重な財産である.

そしてリチャード・バックの言葉がココロに刺さる.

「一人には慣れている.しかし一日でも誰か気の合った奴といると,もう一度始めから一人に慣れる努力をしなくてはならない」(イリュージョンより)

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美瑛に入り”一体いくつあるんだ”マイルドセブンの丘.
ここまで来るとチャリのトレーニングコースとかぶる.

複数言語で書かれた立ち入り禁止看板やら,広く拡張された駐車場やらで賛否両論の観光地化.
その最たる例は「青い池」
昔の寂れていた知る人ぞ知る的な頃が良かったと憂うの第三者だからか.

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本日の最終目的地はここ.

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「Hokkaider Base」である.
オーナーの小原さんが先日ご病気によって逝去された.

決して親しい間柄だったわけではない.
初めて訪れたのは3年前の5月.

モンキー125,美瑛のダートとHOKKAIDER BASE

雑誌『OUTRIDER』の読者だったこともあり,小原さんがツーリングマップル北海道の取材および写真撮影をされている方だというのはもちろん知っていた.
互いに人気の(?)マイナーオートバイ「NX-125」のオーナーだったこともあり,話がはずんだ.

冬の臨時オープン時にもファットで訪問.
歓迎していただいた.

ファットなアイス&Hokkaider Base訪問ライド

その後,正式にオープンとなり,夏は渡道するライダーで連日大賑わい.
すると足が遠のくのがKazchariの性格.
ここ1,2年はSNSの投稿を眺めるだけで訪問はしなかった.

今年の1月頃だったか,いつもの銭湯の脱衣所で小原さんを見かけた(たぶん).
心なしかやつれていた感はあったが,見た目はお元気そうだった.
声をかけようかと思ったが,そこは客とオーナー,こちら知っていても,向こうは覚えてないだろうなぁ...と何もしなかった.

小原さんはオートバイ事故でなくなったわけではない.
何かをなした人がいなくなったという事実は変わらない.

Kazchariも同世代の知人が徐々にいなくなっていく年齢(小原さんは2歳違い).
近いうちに順番が回ってくる.
まずは日々を悔いのないように生きよう.

そしてリチャード・バックのもう一つの言葉.

「やりたいことだけをだな,やり続けていくと,類は友を呼ぶの法則に従って,俺達から何かを学ぼうと思う人達を引きつける.そして俺達もまたその人達から何かを学ばなくてはいけない」(イリュージョンより)

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BROMPTONな天気に翻弄されまくりライド

2025/4/26 Sat

天候に関係なく

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曇り.温度:10 ℃,湿度:51%,体感温度:4 ℃,風速:20.5 km/時,風向:WSW

さて土曜日である.
もう天気が怪しさ満点.
雨が降ったりやんだりを繰り返す.
なんじゃこれ.

どうせ乗るなら”確実に”晴れる日に.
それでも乗りたいチャリダーココロ.
天気予報アプリとにらめっこ.

迷っていても仕方がない.
多少雨が降っても,”おいしいとこライド”なら耐えられる?
つーことでハスラーにBROMPTONを積んで,いつもの美瑛の体育館(スポーツセンター)へ向かう.

自宅出発時の天気は快晴.
だがしかし,美瑛の街に入る頃には空一杯に黒雲が.

アレは何,アレは敵,アレは何だ!

そしてデポ地の体育館では...大雨.

あぁ,もうココロがポキッたポキッた.
もう家に帰ってガンプラでも作るか.

はい,もうお分かりですね.
戻った旭川の自宅周辺は快晴...

昼食にラーメン作って食べる.
食後も外は快晴のまま.
こ,これは,早くライドに行けとのお告げか!(なんて都合のいい解釈)

てなわけで,今度は自宅から直で出撃.
BROMPTON,セット・アップ!

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元々,本日は今年のブルベ初戦(薄野200)に向けて色々試したいことがあった.
まずはBryton-S500のナビ機能チェック.

ブルベにおけるナビ~eTrexからBrytonへ

室内ではGPSの受信が遅いとか文句言っていたが,外ではそうでもなかった.
だだし,やはり画面は小さい.
さらに画面下1/4ぐらいに「距離」と「経過時間」の表示があって,肝心の地図面積が少ないのが気になる.
音声認識も精度がイマイチ.文字入力の方が確実.
スマホの代用としては厳しい.

次回は最大の購入目的であるGPXファイル(マイコース)についてチェックやな.

おっと,本日の行先だが,もちろん美瑛方面は危険なので,川沿いを北上することに.

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カワセミの森.
この奥,いい感じの小道グラベル.
カワセミを見たければ,チャリで来たらあかんわな(本当にいるのか?).

さて,本日,もう一つのお試しはSPDペダル
小径車+フラペは王道.
悪くないが,やはり引き足が使えるピンディングは漕いでて気持ち良い.

何より,チャリとバイクに乗るとき以外は「夏は絶対サンダル主義」のKazchari.いわゆるスニーカーなどのスポーツシューズは所有していない.

そこでファットで使っている「片面フラット/SPD」ペダルを移植.

もちろんワンタッチで取り外したり,折りたたんだりはできないので,BROMPTON収納時の幅がペダル1つ分幅増し.大した問題ではない.

で,快適に走行していたものの...はい,突然(ではないが)空が雲に覆われポツリポツリと...
「こらアカンわ」と河川敷にある東屋に逃げ込む.
やっぱり,こんな日だったのねん.

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10分ほど経過.
やや小降りに.
橋を渡って対岸から帰ることにする.
だが,すぐに大粒の雨に変化.もう,かんべんしてつかぁさい(T_T)
目の前の橋の下まで激走!

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カッパなんぞもっておらん.
全身濡れた上に,風も強くなってきた.寒い寒い.
幸い,ジレとウインドブレーカーがあるので,2枚とも着る.

そして恐ろしいことに,大粒の雪っつーか,氷雨の状態に.
ここまで降るとは聞いてねぇ.

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まさか積もることはあるまいな.
確かに今年の冬は雪が少なかったが,まさか4月も終わりかけのこの時期に帳尻合わせが来るとは.

20分ほど待機.
先ほどの氷雨は一時的.やがて小雨になりやんだ.

もう迷わない.

橋を渡って対岸のサイクリングロードへ.
もうここからはどれだけ雨が降ろうが,家までダイレクトに帰ってやる!

快調に飛ばしていると,前方に”なんちゃって”ロードに乗ったにーちゃんが蛇行運転.
BROMPTON標準装備のベルを鳴らす.
よく響く.
ビビりらせた後,激コギ・ハイケイデンス・ピチピチウェアのBROMPTONでぶち抜く!(大人げなし)

旭川駅前に到着.

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この天気である.いつもの休日と比べ,さすがに人の姿はまばら.

ちょっとした林.
春の始まり.まだ木に葉がついていない.

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サイコン(Garmin Edge1040)とナビ(bryton S500)のレイアウトはこんな感じ.

S500の落下防止用ヒモ,不要かも.

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堤防の桜並木へ.
さすが旭川だ.全然咲いてないぜ!

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てな感じで,気まぐれな天候のせいで約22kmのショートライド(BROMPTONだと普通?)
冬場は骨折のせいで全然外乗りできなかったし,許可が出たら出たで週末の天気がダメダメで,距離が全然稼げない.

年間予定の12,000kmに対し,借金が約1,000km近いというヤバい状況.

夏の”アレ”で稼げるか?
いやいや,その前に走りこまないと,”アレ”の完走も覚束んぞ.

参加しない理由なし!~2025北海道1200km納沙布岬

...という,愚痴っぽいライドをSTRAVAにアップしたところ,知人から「写真は楽しそうですよ」というコメントがついた.

そう,BROMPTONは天気に関係なく,なぜか乗っているだけで笑みがこぼれる不思議な乗り物.それが写真にも反映されているかもしれぬ.

コミューターとして,わけのわからん電動ボード系を買うより,BROの方が100億%幸せになれると思うけどな.

EPICなグラベルはじめ,泥&雨&晴れライド

2025/4/20 Sun

Every type of bicycle has its own kind of fun.

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雨.温度:13 ℃,湿度:76%,体感温度:10 ℃,風速:12.5 km/時,風向:SSW

ロードシーズンinして以来,週末ごとにロード,グラベル,ミニベロと今季の再起動を始めている.
残る最後の一台が,昨年購入したMTB「Specialized EPIC EXPERT」である.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

先週デビューの予定が,まさかのSRAM電動シフトバッテリー切れ.
充電完了を待つ時間がもったいなくて,ロードに切り替えた経緯がある.

で,日曜日だが昨夜からの雨が残っている.
今後も降水確率30~40%で推移している.
何やら昨日と似たような天気である.

EMONDAな雨上がり,寒の戻りライド

本日はAJHさんのブルベ初戦「BRM420新十津川200」の開催日.
間違いなく雨と風の苦行ブルベになっていそう.
変態さん達のイベントなのでそれはそれで楽しそうだが(ホメ言葉)

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg162.htmlより

当初はこのブルベへのエントリーを考えていたが,コース的&お祭りイベントとして「BRM506薄野200」の方に魅力を感じ,こちらにした.
BROMPTONで参加予定である.

仕方がない.家の片づけでもするか...と思いきや,太陽が顔を出してきた.
なんじゃそら.昨日と同じパターンだ.

これは出かけなければなるまい.
EPICを玄関に降ろす.

寒いのか暖かいのかよくわからない気温.
昨日は後半,かなり冷えたので「おたふく」の起毛インナーをチョイス.

結果的にこれで正解だった.

行き先はひたすらグラベル.
今日は泥上等! 汚しまくるつもり.

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出発後,まずははじまりの農道グラベル.
予想通り,雨による水たまりとマッドな路面.
豪快に泥ハネ.

フェンダーレスなEPICゆえ,カラダの前面,背中,それにグラサンも泥ハネだらけ.
うむ.最高だ.これでおしゃれな店には入れない.

まぁ,サイクリングウェアはよくできているので,少し乾けば,泥や土は手で払えばさっと落ちる.

国道を渡って,これまたいつもの定番コースである河川敷のグラベルへ.
堤防の草木も未成長なので景色が良い.

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超有能サスを備える我がEPIC,この程度の砂利道など造作もないわ!...と言いたいところだが,なぜか今日も向かい風.
シーズンinしたばかりの貧脚には堪える(言い訳)

そんな低スピードのライドでも,路面のころがり抵抗は半端ないので汗はかく.
そう,この冬向きインナーは失敗だった.暑い.

そう,このセールだったにも関わらずクソ高いMTB.
購入目的の一つはクロカンレースに出ること.

早速5/11のDoRide主催の全道MTB4時間耐久レースin上砂川にエントリーしてみた.

MTBレース初戦である.
ソロで4時間? 絶対にトイレ休憩と補給必要やん.
もう,完全に未知の分野.
オラ,ワクワクすっぞ.

いかんせん,ド素人かつ本格的な指導を受けたことがないので,MTBの走らせ方やら暗黙のルールもよくわかっていない.
他の参加者の迷惑にならないようにしなければ.

これまでブルベやらヒルクラ,グラベル,ファンライドなどチャリの種類ごとに色々なイベントに参加してきたが,複数の競技をこなしている人はあまりおらず,客層がそれぞれ異なるのが興味深い.

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そんなこんなで河川敷ライド終了.
美瑛に近づくにつれ,舗装化が進行中なのが悲しい.

iPhone15 Pro
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もう一度国道を渡る.
確か「就実の丘」につながるグラベルに進入.

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最近,東川や美瑛では森林を切り開く伐採作業をよく見る.
木材の需要増なのだろうか?
その作業用のトラックが出入りする道のためか,かなり締まった路面.

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やがて,伐採現場へ.

ここから15%越えのグラベル激坂アタック.
さすが軽量のEPIC,リアの巨大スプロケと相まってスイスイ登る.
同じ2輪なのにロードでは絶対登れない道である.面白いな.

「就実の丘」が見えた.

観光客がいたので,止まることなくスルー.
左側にグラベルの入口を発見.
おお,これは知らない道だ.
入るべし.

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急斜面を下る.
何かの作業道だと思われるが,迷路のようで楽しい.
日曜のせいか人影なし.
途中で行き止まりになったので,元の道路に復帰すべく,今度は道なき道を登る.

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どんよりした天気と相まって,この異世界感が良い.
まるでRPGのフィールドの様.

舗装路に復帰してダウンヒル.
急坂グラベルに進入.

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写真ではわかりにくいが,ここの斜度は18%
それが真っ直ぐ続く.
下りジャンキーの人は「ヒャッハー!」案件だろうが,絶賛下りトラウマ中のKazchariはブレーキをかけながら慎重に下る(MTBの意味が...)
ダウンヒル,危険,とばすのダメ! 絶対!

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次は馴染の「赤羽の丘グラベル」へ向かう.
やはりEPICは登りが楽だ.

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曇天なれど,どこをどう取っても画になる風景だ.

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だがしかし,この頃から天候が悪化.
太陽は雲の向こうに隠れてしまった.
そして...ぽつりぽつりと...降って来た.

さて,どうする?

どこかに雨宿りしてやりすごす?
いい場所あったか?
聖台公園の炊事場は?
いや,それだと家と逆方向.
雨が弱いうちに進んでおく方が良い...とかなんとか,走りながら考える.

Kazchariの選択は後者.つまり今のうちに進んでおくというプラン.

これが,見事にハズレ.

シャレにならない強雨になってきた.
あわてて屋根のある場所を探す.

民家やらビニールハウス,倉庫などが点在するものの,むやみやたらと軒先を借りるわけにはいかない.

大木の根元でもいいので,どこか雨を避けられるところは...と探す.

あった.

農作業具の車庫.
そこの張り出しを借りて雨宿り.

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天気アプリによると,30分ほどで雨は止むという.
前半は暑かったが,今では汗と雨のおかげで,むしろ寒い.
今日も持っててよかったジレ.

アプリ通り雨が止んだ.
路面は濡れているが,出発しましょう.

正に通り雨.
日差しが眩しい.

「零下140度の対決」のセブンのごとく,太陽エネルギーを吸収.

神社にて感謝を捧げる.

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小腹がすいたのでセイコマに立ち寄る...つもりが,いつも渡る歩行者,軽車両の踏切がなんと廃止!
こういうこともあんねんな.
少し戻ってクルマ用の踏切を渡る.

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セイコマ千代ヶ岡店.
入口隣りにクルマが突っ込んだ跡が...ここの店,何度目の被害だ?

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ここでは「ホットコーヒー」「セイコマ・アイスモナカ」のおやつセットを購入.熱くて冷たいは正義.
さぁ,雨の降らないうちに帰りますか...

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つーことで,かろうじて舗装されてはいるもののデコボコの悪路をEPICで爆走(追い風).

あぁ,楽しかったと,家まで残り5km.
えー,再び雨が降ってきて,ズブ濡れになりました...とさ.

帰宅後はロクに洗車もできず,速攻でクルマに乗り込み”サ活”へ.
今週末も無事にライドを楽しめたことに感謝.

で,家に戻るとAmazonから宅急便が着弾.
おや,これは...

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EMONDAな美瑛,雪の回廊ライド

2025/4/12 Sat

負けない

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:75%,体感温度:11 ℃,風速:2.8 km/時,風向:NE

土曜日である.

この時期では考えられない最高気温19℃の予報.
これはチャリに乗るしかない.

セッティングのトラブル続きだった先週と異なり,新ホイールを装着したEMONDAはいつでも発進可能.

EMONDAなロードはじめとNewホイールライド

もちろん,今日も新ホイールのインプレが主な目的だ.
100kmは走るつもりで,8時半に家を出る.

忠別川サイクリングロードは完全開通.
東川から先もご覧の通り.

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行きは強めの向かい風が吹いている.
さすがの「DRIVE HELIX」装備でもチャリはチャリ.
やはり風には弱い.
重くなったギアをガシガシと踏む.
これもまたトレーニングである.

以前のインプレでも少し書いたが,HELIXのリムはタイヤ幅より少し大きいというか,膨らんでいる.
こういうのって珍しい?
その分,落車したらリムの側面をがっつり削りそう.倒す時には慎重に.

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朗根内の小学校.
この一週間で一気に雪が消失.
撮影中,ワンボックスがそばに停車.
中から西洋人がわらわらと出てきて,「ワンダフォー!」とか言いながら鯉のぼりに大興奮していた.
日本だけの習慣やしな.もしかすると「ひな人形」よりマイナーかも.

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桜の名所,聖台公園もまだ人影なし.
満開時にはBROMPTONで来てみよう.ピンクカラーつながりで.

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置杵牛経由で美瑛に向かう.
「センチュリーライド」でもコースに組み込まれている長~い坂.
今年の開催はどうなるのだろう?

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さて,ここからは地図上では知っていたが,走ったことがない道に入る.
まっすぐ行けば,青い池そばの模範牧場につながっている.
これがまぁ,なんつーか8~9%をひたすら登る,ヒルクライム大好きチャリダー御用達コースだった.
ガードレールもなく,落ちたら終わり的な.

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しかも,頂上と思わせて,一旦下ってまた登るという仕打ちが3回くらい続く.
クルマの通行も皆無.
ひたすら自分との対話エリア.うーん,マインドフルネス.

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で,ようやく下り開始.
左右の道路に雪,そこに風が吹くと冷蔵庫 ⇒ 極寒...となるはずが,さすが季節外れの陽気.
下りでもジレなし,指出しグローブで問題なかった.

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下りきったところで分岐点.
どちらに向かう?
もちろん,山(自然村)方面へ向かった.

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ここの道が素晴らしく,乗鞍や知床には全然かなわぬが,十分雪の回廊っぽい.

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天気も良く,白と青のコントラストがベネ.
おまけに寒くない.

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模範牧場を経由して望岳台ゲートに到着.
しっかり通行止め.

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ただし.4/24の午後にはオープン予定.
さすがにその日の訪問は無理だが,週末の土曜日はチャンスかも.
今日みたいな天気だと最高だな.

ちなみにこの日の友人のSTRAVAログを確認すると,旭岳の方は既にロープウェイ乗り場まで登攀可能なようだ.ヒルクラ練も強化せねば.

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道の駅「ビルケの森」でトイレ休憩.
峠を越えて上富良野方面に抜ける.

爽快ダウンヒルで日新ダムまで.

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走行を再開し,カミフ方面に向かってノロノロと漕いでいたところ,その脇を猛スピードで追い抜いていくチャリを確認.

「うわっ,ガチ勢や!」と一瞬驚くが,メタリック・チェレステなチャリと,Morthenのウェアにどうも見覚えがある.

あ,あれは,昨年様々なライドでご一緒したEさんだ!

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

一声かけようとペダルを踏みこむが,スピードに乗ったEさん,速い速い.
それに時折,強めの横風が吹き,ディープホイールなEMONDAが流されてしまう.危ねぇ危ねぇ.

そんな感じで脚を緩めると全く追いつかん.
平坦になって,Eさんが減速.よーやっと追いつく.

ここに来て人違いやったらどうしようかとも思ったが,ちゃんとご本人でした.
今シーズン初乗りとのこと.

せっかくなので,お昼をどうするのか相談.
「Cafe Yamaichi」を提案するが,まだ腹が減っていないということで,チャリダーらしくしばらく走って,カロリーを消費してから行くことに.

となると,一撃必殺のヒルクラでしょう!

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と,カミフ名物「ラベンダー公園」でのタイムアタック!を画策するが,残念ながら閉鎖中だった.
で,元々の目的地であるセイコマまで移動.
空腹なKazchariはここで昼食とする.Yamaichiはデザート用にとっておこう.

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HOTCHEFの「親子丼」と「ガラナ」という道民セット.
相変わらず美味し.

ちなみに「DRIVE HELIX」のラチェット音は相当うるさいらしく,Kazchari通過後は通行人が「何事?」と振り向くらしい(Eさん談).

しばしの休憩後,Yamaichiを目指す.
最後に待つのは,もちろん沼崎道路のヒルクラだ.

汗だくでクリアし,今シーズン2度目のYamaichi.
そして汗だくのおっさん2人はパフェを注文するのであった.

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他のサイクリストの姿はなし.
Kazchariらの到着少し前には,Nさん他が来店していたそうだが.

シンゴさんを交えて3人で談笑.
興味深かったのは,学生さんとおぼしき男2,女2人のグループがテーブルで食事をしていたが,びっくりするぐらい会話の声が聞こえてこない.
聞こえるのは食器のカチャカチャという音のみ.
4人とも黙々と食べている.
まるで新コロ真っ盛りの時の様.
大きなお世話かもしれんが,もっと会話を楽しもうや(← 老害).

その傍らで,おっさん達が「ガンダムの新作」がどうとか,「戦隊」がどうとかしゃべりまくっているという,ちょっとアレな光景だった.
美瑛,上富良野の観光施策を憂いつつ16時頃,Yamaichiを後にする.

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五稜経由での帰り道,十勝連峰をバックに白鳥の群れ.

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実に画になる.肉眼の方がキレイだったけど.

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美瑛在住のEさんと別れ,自宅まで走る.
予定通り全行程ほぼ100kmで帰宅.

ちょうど,庭で息子が友達とケンカ中.
いいねぇ,男はそういう経験を積んで成長するモノだ(← 老害2).
適当なところで鞘に納めさせて解散.

EMONDAについた泥をサッと洗車する.

夕方はこれまた息子の友達がKazchari家に来訪.
何でも,将来海外に行ってみたいという夢があるらしく,Kazchariの話を聞きたいとのことだった.もちろんアポあり.
客人には「関西風お好み焼き」をふるまうのが,Kazchari家の作法.

テレビでは2004年にヨメさんと一緒に行った「地球一周旅」のビデオを流す.
我々自身がこの映像を見るのも約20年ぶり.
あぁ,何もかもみな懐かしい...

で,本日の100km走を終えての感想.

まだ脚が全然回らん.

誰のせい?

言うまでもなく,EMONDAHELIXの能力を全然引き出せていないKazchariのせいだ.
これからブルべ,レースを含め,いろいろなチャリイベントが控えている.

それらをモチベーションにゆっくり仕上げていきますかと,決意する春.

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BROMPTONなYamaichi詣と100kmライド

2025/4/5 sat

ブル練日和

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曇り.温度:5 ℃,湿度:62%,体感温度:4 ℃,風速:9.0 km/時,風向:WSW

本日はサイクリストの「ルイーダ酒場」こと,「café Yamaichi」の開店日である.

cafe Yamaichi

さらには,高額なBROMPTON「T-Line」(チタンフレーム)をバキバキに(主にハンドル周り)チューンしたO西さんも,SNSで訪問を匂わせている.これは,こちらもBROMPTON「Paris Edition」で迎撃せねば失礼にあたるだろう.

相変わらず春になり切れない天気と気温.
ただし,先週と比べるとセーター一枚分減らすことができた.
バラクラバも不要.いつものキャップとネックゲーターで対処する.

BROMPTONの装備はRECマウントの「Ride on Bag」
さすがの容量で使い勝手ベネ.
ウインドブレーカー,セーター,インナーグローブ,電動ポンプがすっぽりと入る.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

前回のライドで感じたが,フレームアタッチメントに付けるタイプのデカバッグは,幅広な分,空気抵抗がエグイ.
完全なゆるポタや旅行の際は便利だが,そこそこ走りたい時は遠慮したい.

タイヤの空気圧を4BARにして10時頃出発.
ノーマルチューブは米式バルブだが,次回チューブ交換の際には仏式に変えたいところ.

まずは美瑛方面を目指す.

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路肩のジャリもだいぶ減ってきたが,パンクリスク回避のため走行可能な場所は歩道を走る.
そう,あくまで”ゆるポタペース”で.
ゼーゼーハァハァな汗だくライドはBROMPTONに似合わないぜっと(と,踏みたくなるところをグッと抑える).

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ただ,今日の目的の1つは距離を稼ぐこと.
100kmは走りたい.

というのも,そろそろブルベ・シーズンがスタートする.
うち何本かはBROMPTONで出たい.

ブルベにあたって一番気になるのは,そのどっかり座った垂直ポジション.
どう見てもケツ負担増
ロードのような前傾姿勢だとつま先⇒ペダルに荷重できるので,ケツはあまり痛くならない ⇒ ガチ走りする方がラクな理由.

ファットでのブルべ参戦はキツかったなぁ.
TTバーがなければ詰んでた.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

ピンディングじゃないので,引き足が使えない=ペダリング効率が低下...って,だからそこまで考えるとBROMPTONに乗る意味がないって.

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てなことを考えながら,五稜周りで上富良野を目指す.
基本登りルートだが,12速だと問題ない.

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今回気付いたのが右(内装)は基本的に2速で,左(外装)での調節が快適な走行であること.

しかあし,どうにも「内装2,外装3」の組み合わせの調子が悪い.
ギアが上手くかみ合わない(時がある).
もちろんワイヤー引きなので自分で調整できる,すべきなのだろうけど,新車ゆえの伸び代もあるし,落ち着くまでもう少し待ちますか.
こういう時,通販購入は困る(翌日ライドの伏線か)

雲のスキマから太陽がたまに除く.
チャンスである.
BROMPTONを止めて撮影タイム.

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やっぱり,いい所に住んでるなぁ...とつくづく実感.
最高・最強のサイクリング環境である.

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なんだかんだで12時前に「Yamaichi」さん着.
店の前には既にロードバイクが4台ほど.
つーか,チャリダーしか客がいねぇ.さすがだ.

シンゴさんにご挨拶.
お客の二人(Aさん,Tさん)は顔なじみ.
「もうじきO西さんも来るよ」とのこと.ビンゴでした.

今季初の来訪ということで,ベーシックに「魯肉飯」を注文.
ベジタリアンやカレーなど,メニューが拡張されていた.

いただき画像

「T-Line」の値段をバラすなど,本人不在で盛り上がっていたところ,O西さん登場.
店内に入る前に,すかさずKazchari号をチェック.
さすがである.
つーか,BROMPTON乗りなら誰だってそーする.Kazchariだってそーする.

さて,食事もそこそこに,早速「T-Line」をみんなでジロジロと品評会.
泣く子も黙るチタン製である.「P」に比べるとフレームもフォークを太くていかつい.
細部の作りもやや異なっている.

さて,O西号にはさらに特徴が.
そう,超長距離ブルベ対応のコックピット周りがエグイ.

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もう,何がなんだか...
TTバーのアダプターは3Dプリンターで自作したとのこと.尊敬.
トイやプラモ界隈もそうだが,素人の作成技術の進歩がすさまじいな.

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試乗もさせてもらう.

カタログ上,「P」と「T」の重量差は約3kg.
チャリでこの重量差はかなりのものだが,O西号はこのコックピットと,外付けバッグのおかけか,乗った感じあまり変わらん.
坂に行けばわかるのだろうか.
本当の(ノーマルの)「T」って,どのくらい軽い?

それにしても,シートの上げ下げだけで,全く体格の異なる人間が,サッと乗れてしまうのがBROMPTONのスゴイところ.
これ一台あると家族全員が乗れる.

装備の話やら小ワザ集,今後のブルベ参戦の話をしつつ1時間ほど滞在.
(普通の)お客さんも増えてきたので出発しますか.
ロードのお二人とO西さんとは別ルートで美瑛の中を通りつつ,ノルマである残り70kmをポタリングすることに.

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いつものコースへ.
冬期閉鎖道路の開通状況を確認しつつ“ゆるポタ”

完全に雪が融けきる前に,MTBで泥グラベル遊びもいいかもしれない.

白金に向かう一本道を町方面へ.
そして,“あの農道”が走れるかどうか確認.

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だらだらと続くヒルクラを終えて...見事,開通していた.早い!

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この道,「BRM517美瑛の丘300」でもルートに組み込まれている.
ただ,町からの登りルートとなっているのでキツイなぁ.
直登なので正直,ダウンヒルの方が楽しい.

さて,Yamaichiで食べた昼食は完全に消化してしまったようだ.
腹が減った.
美瑛のセイコマで小休止する.

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甘い物が超美味い.
寒くなって来たのでウインドブレーカーを着用.

裏道こと朗根内経由で東川を目指す.

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途中,校庭の鯉のぼりが有名な小学校脇を通る.

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季節やな.

サイクリングロードはまだ雪が残るようなので,道道を使って東川へ.
ここはいつも,たいてい追い風.
Ave30km/h付近で爆走.すごいぜ,BROMPTON!

東神楽からは忠別川サイクリングロードを通って無事帰宅.
最後の最後に雪壁が立ちふさがるのも,この時期ならではの風物詩だ.

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つーことで,きっちり100kmライドでした.
パンクしなくて良かった.

ロード初心者の最初の壁は「100km」と言われる.
そこそこ乗りなれると,ゆるポタの代表格みたいなBROMPTONでも,割と楽に走れますな.
ポジションゆえ,いつもより少々腰に来るものの,ケツの痛みはほとんどなし.
実はこのC17サドルって,(高いだけに)すごい逸品なのでは?

BROOKS CAMBIUM C17