2023/4/5 Wed
イザという時.
グラベル(林道)の雪も解け始めている.
今シーズンもモンキー,もしくはファットバイクで走り回る予定である.
先日はすでに開通済み(?)のグラベルを走行.
グラベルライドで一番心配なのは機械的なトラブルや転倒によるケガだろう.
場合によってはコーナーを曲がりきれず崖から滑落...もあるかもしれない(経験ナシ).
「コーナー曲がったらクルマが!」というシチュエーションもあるかもしれないが,大抵の場合,双方とも絶対スピードが遅いので十分回避できる(はず).
余談だが,これからのシーズンは山菜ゲッターのクルマがカーブの出口に停まっていることが多いので,舗装路でも峠道は要注意だ.
また,動物との接触も懸念されよう.
北海道の場合,重要なのは何と言ってもヒグマ対策だろう.
ネットのニュースでも取り上げられる頻度が徐々に増えてきた.
そこで,本格的なグラベルシーズン前に再確認.
クマに9回襲われて生還した識者が伝授「死んだふりは有効でコツがある」
ざっくりまとめると...
(1)背を向けて走るのはご法度.後ずさり時は足元注意
(2)死んだふりするなら地面にうずくまり手で首をカバー
(3)長い柄の道具があればそれを掲げてカラダを大きくみせる
(4)左右の動きを抑えながら離れて物陰に隠れる
(5)最も有効なのはクマ撃退スプレー
(6)クマ鈴も有効だが音色に注意
とのこと.
新知識としては(4)の「熊は前後の動きの認識が苦手なため,左右に動かず真っ直ぐ後ずさる」やな.覚えておこう.
やはり(5)の「クマスプレー」は有効なのか.
記事中にもあるが高いんだよなぁ,あれ.
熊撃退スプレー 中型 (全国の複数の国公立機関・地方自治体正式採用品/JSDPA認定品) B-609
それに,自分にかからないよう風向きを考えつつ,射程2mまで我慢して発射って...どんな冷静と情熱?
よほどの精神鍛錬を積まなければ,そんな落ち着いた行動はできないと思われる.
本ブログの記事でも度々書いているが,Kazchariの現状の熊対策は2点.
一つはクマ鈴.
ソースは忘れたが「音が高い方が良い.かつ複数の音色」という情報から,Kazchariは2種類のベルを装着.
東京ベル 森の鈴(BEAR BELL) 消音機能付 TB-K1 パールブルー
1つ目のベルは季節,場所を問わずファットに常時装備.
正しい使い方がどうかは怪しいが,歩行者にこちらの存在を気づいてもらいやすくなる.
いわゆる通常のベルを鳴らすより強制感が少ない...かもしれん.
次はアックス(斧)の持参.
ウルトラナチュラ ハチェット 薪割り斧 23-92cm アウトドア キャンプ用 登山 保護ケース付き 台灣製 GSマーク取得済み
(3)のようにカラダを大きく見せるのに役立つ...というが,そんな度胸あるかなぁ.
とは言え,実際に武器として使っても勝てるとは思えん.
どう考えても熊の方がリーチが長そう.
これまたソースを忘れたが,(1)(2)やら(4)などを実行する際,何らかの抵抗手段,つまり武器を持っている方が落ち着けるそうな.
ただし,重さが気になる(576g).
それに職質かな.
「クマ対策用です」で通用するのだろうか?
ちなみに,Kazchariはまだ熊に遭遇したことはありません.
もちろん今後も遭いたくない.
熊対策の記事をもう一本.
こちらはチャリダー視点.
他にグラベルで危険な動物はと言えば...鹿?
まぁ,こいつらには何度も出会っているが無害.
基本逃げて行くし.
オートバイの速度だと衝突の危険があるかもしれんけど,エンジン音で先に逃げるような気もする.
それよりもヤバイのが...犬だ.
森の奥深くにはいないが,出入り口付近の民家で飼われていることがある.
しかも鎖なしで.
これまでも何度か追いかけられた.
熊同様,さすがにチャリで逃げるのは無理,
で,以下の記事を見つけた.
なるほど.
犬の場合,逃げずに対峙かぁ.
この方法も熊同様,度胸が必要やな.
幸い日本の場合,たとえ野犬に咬まれても狂犬病の危険は少ないと思われるけど.
海外滞在中はヒトより犬の方が怖かった.
そして,実際に被害にあった経験があるのが...アブ・ブヨのヤツラだ!
こいつらにはマジで参った.
刺されたからといった命にかかわることはないが,「夜にかゆみで眠れない⇒寝不足⇒居眠り運転」の可能性あり(こじつけ?).
ではその対策は?
去年流行った「おにやんま君」.冷静に考えれば,やはりその効果は...
化学薬品系の虫よけ剤よりハッカ油が効いたかも.
天然 ハッカ油 スプレー 30ml 日本製 食品添加物 ペパーミント オイル
いずれにせよ,こいつらには予防が重要.
咬まれた後の特効薬(かゆみどめ)はないからだ.
なんか,ここまで書いていると「そこまでしてグラベルを走る必要あるの?」と言われそう.
はい.おっしゃる通りです.
でも,楽しいんだな,これが.