2025/6/14 Sat
大人の機材ドーピング?

曇り.温度:17 ℃,湿度:79%,体感温度:15 ℃,風速:10.6 km/時,風向:SSE
とうとうやってきました.
300kmで5000アップの山岳ブルベ「もっと当丸コースター」.

まぁ,2025年の道内ブルベには獲得標高10,000m越えの「SR600 Shikotsu Toya」もあったりするが,通常開催としては最凶(のはず).
さすがにこの標高に重量級のTopstoneや小径のBROMPTONで参加するのは不味いっつーか辛いだけ.DNFがちらつきそう.
ゆえに今回は山岳決戦用最終兵器ことEMONDAを投入.
言うまでもなく,TREKの誇る,いや誇っていた軽量クライミングバイクである.今は...MADONEに統合...
うちの最終型はフレーム形状もエアロっぽくなり,オールラウンドバイクに進化した(らしい).
実際,平坦も割と速かったりする.
ただし,固いフレームなので,エンデュランスなDOMANEに比べると,ロングライド時のダメージも大きい.
ちなみにこいつでブルベを走るのは初めて.
となれば,装備を工夫する必要がある.
まずはホイールの話.
現在標準装備しているのは「ELITEWHEELS DRIVE HELIX C57」.
こいつを元からついていた「BONTRAGER RSL37」(前後1,250g)に交換.
リムハイトが低くなり,軽い走りになるはず...と思いきや,持った感じだと,なぜか重量が変わらない.
元々DRIVEが見た目よりも軽量(前後1,420g)かつTPUチューブ仕様なのが効いているのか.
それでも「RSL37」にするには意味がある.
DRIVEは横風にめっぽう弱いのだ.
一部海岸沿いを走るなど,強風の可能性もあることを考えると,こちらが正解.
落車ダメ,絶対!
さらには,今回の走行を最後に「RSL37」には軽量タイヤ(AGILIST LIGHT)とTPUを装着し,来たるべき「カミヒル決戦ホイール」に進化させるつもり.
パナレーサー(Panaracer) アジリスト LIGHT クリンチャー 700×23C/25C/28C
新車時からのタイヤ(BONTRAGER R3)も,まだ使えそうだが,購入して3年以上経ち,走行距離も5,000km越えているので交換時期とも言える.
さて,例によって前泊は『万葉の湯ふとみ銘泉』.
金曜日の17時過ぎ着.
創業祭とやらの夕食¥300割引チケットがもらえたので,サ活後,館内で食事することにした.
「海鮮ちゃんぽん」.このボリュームで¥1,500ならお得.
22時就寝.
いつものゴロ寝スペースではなく,照明が暗い隅っこの方でリクライニングシートを倒して寝る.
意外にも,こちらの方が寝心地ベネ.
例によって熟睡は難しいものの,土曜日の4時半頃,アラームが鳴る前に覚醒した.
目をこすりながら更衣室へ.
サイクルウェアに着替える.
インナーはいつもの安くて高性能なアンダーアーマー.
アンダーアーマー ヒートギア コンプレッション ロングスリーブ
山岳ブルベのゲン担ぎとして「Stolen Goat」の「青の水玉ジャージ」にしてみた.円高の頃は海外通販が安かったなぁ...(遠い目)
ビブはパールイズミの3Dメガである.
天気予報は晴れ,かつ気温が上がりそうなのでレッグウォーマーはなしで.
おっと忘れていた.
持病の右腸脛靭帯炎の予防のためにテーピング.
ピップ プロ・フィッツ キネシオロジーテープ しっかり粘着 テーピング 足・ひざ・ふくらはぎ用 50mm×4.5m
300ブルベなので,コンタクトではなくメガネを着用.
必然的にバイザー付きメットになる.
オージーケーカブト(OGK KABUTO) 自転車 ヘルメット AERO-R2 JCF公認
5時前にチェックアウト.
ここからスタートの「前田森林公園」までクルマで30分ほどである.
途中,ローソンにて,塩むすびX2,バナナ,コーヒーを購入.
まだ脳が眠っているのか,ダッシュボードの上に,ホットコーヒーが入った紙コップを置いたまま発進してしまった.
信号待ちで気付いたが,零れなくてよかった...(頭文字D?)
今日はツイてるかも!
公園着.
既に主催のランドヌ札幌のみなさんが待機していた.
EMONDAをハスラーから降ろす.
ブルベ用装備を取り付けていく.
ありゃ,ナビ用マウントをステムに取り付けるバンドが切れとる~
予備なんぞない.
とりあえず端と端を結んで,もう一度取り付ける.
そう,EMONDAでブルベに出走するにあたり,何が大変ってハンドル周りである.
いわゆるエアロハンドルなので,各種マウントが付けにくいのだ.
先ほどのバンドが切れたのも,取り付けが無理やりだったためだろう.
まぁ,利点として平べったいスペースに,距離とPC名を貼れるのが助かった.何かプロっぽいぞ.

つーことで,いよいよ出走.登るでぇ~
(その2)へ続く.