オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

2024/5/17 Fri

はじめての本州ライド

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2024年のブルベ第2戦はランドヌ札幌さんのBRM518あまちゃん200
その名の通り,某国営放送の超人気朝ドラのロケ地をめぐる旅となる.

発着地点は青森県八戸市.

まずは旭川から苫小牧までクルマで移動.
苫小牧西港フェリーターミナルにクルマをデポ,輪行袋に入れたロードバイクを担いで23:59発のフェリーに乗船,翌朝7:30八戸港着.
輪行解除し,スタート地点となる八戸駅に8:30頃到着という算段である.

17日の金曜日は有給休暇を取得.
午前中にDOMANEの洗車と整備を行う.

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うちのDOMANEくん,普段はZWIFT専用機.
つまり室内でしか乗っていないのでさほど汚れてはいない.
Di2の充電も済ませてある.
洗車&注油後は輪行袋に収納.

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昨秋の「利尻島ライド」以来の輪行だけに,細かい作業がすっかり頭から抜けていた.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

で,動画を見て復習.

おお,少しずつ思い出してきたぞ.

オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅135mm

マルト(MARUTO) スプロケット&ブレーキローターカバー RS-S570 シルバー

MARUTO(マルト) チェーンカバー RS-C750 シルバー

今回,ホイールをフレームにくくりつけるゴムバンドを新規購入.

マルト(MARUTO) りんりんバンド(3本)RS-KF620 黒

輪行袋付属のへなへなバンドよりずっと使いやすい.おすすめ.

これまでチャリをハスラーに乗せる時は「リアと助手席のシートを倒し,前輪だけを外して横向きに寝かせる」もしくは「助手席と後部座席の間に90°曲げた前輪を入れて立たせる」ようにしている.
今回は袋入りなので,リア席にそのまま積載.
ブレーキ時に前方へつんのめらないように,ゴムバンドで固定した.
うむ.すっきりだ.

昼食後の12時過ぎに出発.
ケチケチマンのKazchariは,高速道路なんて使わない.
下道指定で170km.近い.チャリでも行ける(距離感おかしい)

国道12号で南下.
滝川のSSで給油を試みるが,そこにスタッフのおねーさんが登場.
ENEOSアプリの登録キャンペーンとやらで,今,入会すると本日リッター8円引き!という甘言につられてスマホをポチポチと操作.
詳細は省くが,この手続きが超絶ややこしく(クレカ登録やらVポイント連携やら),何度か挫折しそうになるが,おねーさんに励まされつつ完遂.
登録記念にボックスティッシュを6箱もくれたので,全てヨシ.

ENEOS公式アプリ

いやホンマ,なんでもかんでもアプリの時代やね.
登録しまくるのはええけど,交通事故やらで本人が突然召されたら,残された家族は解約すんの大変やろな.特にサブスク系は永遠に引き落とされ続けるわけやし...
いかん,いかん,不吉なことを考えるのはよそう.

岩見沢で左折して国道234号へ.
途中のセイコマで休憩.
おやつの時間だ.

シュークリームおよび最近ドはまりしている「コロロ」を,と思いきや,全て売り切れ.ぐぬぬぬ.

UHA味覚糖 コロロ グレープ ソーダ マスカット 佐藤錦 4種 各2個 計8個

代わりに酸っぱい系グミを買った.
余ったらブルベの最中に食すのにちょうど良い.

この頃から雨が降り出すが,幸運なことに肝心の明日,明後日の青森は晴れ予報だ.

南下を続けて道の駅「ウトナイ湖」で2回目の休憩.

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すぐに苫小牧着.
この道,懐かしいぞ.

BRM610きのこの山300km(その0)

時刻はまだ16時.
フェリーターミナルに直行して延々と待つなんてアホなことはしない.
乗船前にサウナと夕食を済ませるのだ.
これが本日のメインイベント.

「サウナイキタイ」で検索.

ターミナル近くのなごみの湯着.
入浴料¥950か.
建物が古いわりに強気の値段設定やな.
で,公式サイトにて詳細をチェック.
休憩所が狭いな.時間をつぶすのが難しいかも...

おや,(サウナイキタイで)その下にあるのは...
料金は同じ.そして...このコミック量はっ!

つーことで,ここから10kmほど離れたほのかに滞在場所を変更する.

で,17時前に「ほのか」着.

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無料の館内着に着替え,まずはサウナ4セット.
うむ.(マジで)高温サウナ,(塩壺ありの)ミストサウナともにヨシ.
温泉もホンモノだ.
食事は...もうちょっと量が欲しい(写真サギとまでは言わないけどな).

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で,コミックコーナーへ.

さすがに「万葉の湯」グループにはかなわんが,なかなかの品揃え.
『チ.』を最終巻まで読む.

チ。―地球の運動について―(1) (ビッグコミックス)

そやな.見方を変えれば白も黒も正義も悪も過去も未来も真実も嘘も存在せーへんのかもな.誰もがその時々の常識もしくは信念で行動している.だからGなんて...(おっと,誰か来たようだ)

22時過ぎに「ほのか」を出て,フェリーターミナルに向けて出発.

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ここで要注意なのが駐車場の選定.
「最大¥500」ルールのあるTimes第二駐車場に停めないと,後でエライ目にあう.何度も看板を確認して無事に駐車.

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ハスラーからDOMANEおよび,着替えの入ったリュックを降ろす.

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ターミナル建物前で輪行準備中のサイクリストを発見.
「もしかして“あまちゃん”ですか?」と声をかける.
なんと,北海道ランドヌの重鎮,Nさんだった.

ネットで予約済みではあるが,もちろん乗船手続きが必要.
輪行袋に入れたチャリは手荷物扱いでちゃっかり無料.素晴らしい.

後でわかったことだが,チャリを分解せずそのまま車両甲板に乗せると,料金(¥3,100)を取られるだけでなく,下船時間も遅くなることが判明(クルマが先なので).今後もフェリーは袋一択やな.

無事手続きを済ませて待合室に.
FreeWifiが使えるため,早速「ジロ・デ・イタリア」を視聴.

それにしても,ポガチャル強すぎ.

ここまで無双されるとレース全体がつまらなくなりそうなものだが,なぜかそうならない.
そして彼の場合,その人柄のせいか現地でも反感の声はほとんど聞こえてこないらしい(一時期のフルームとかひどかった...)

いつもニコニコ笑いつつ「戦略?駆け引き?温存?そんなの関係ねー.ゴールまで競争しようよ,競争!」的なノリが面白過ぎる.
まるでリアル真波くんだ.そういやアホ毛も共通.

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とかなんとか時間をつぶしていると乗船時間.
飛行機の3倍くらい長いタラップ(パッセンジャーボーディング・ブリッジ:PBBというらしい)を歩いて「二等寝台A」まで(¥8,100).
ブルベ出走前はちゃんと寝たいのよ.

案内室前のホールでは,チャリを甲板に積んだらしい,ブルベ参加者のMさんO西さんが早速ビールを飲み,くつろいでいた.

さて,出航である.
ちょうど日付が変わった.
寝ますか...

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(その2)へ続く.

台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)

2024/3/28 Thu

最後の試練?

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晴れ時々曇り.温度:20 ℃,湿度:83%,体感温度:21 ℃,風速:6.6km/時,風向:W

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その1)

順調に海岸沿いを北上するKazchari.
ナビ上に三貂角灯台という表示が出てきた.
高台にあって景色がよさそうだ.
たまには道を外れるか.

ただし...灯台までの道が激坂!
平均10%を越える坂がダラダラと続く.
ま,まぁたまには脚に刺激を入れんとな.

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と,強がってはみたものの,ぜぇぜぇと必死のパッチで無事登頂.
台湾人にも人気の場所なのか,多くの人がいた.
なんとなくアート爆発な気配.

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特別な感慨もなく,そそくさとダウンヒル.
そやけど,ようこんな坂登ってきたなぁ,
きょうはもうヒルクライムはええわ~(甘かった)

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幹線道路に戻り,再びGoogle先生の案内で進む.
すると海沿いの小さな港町へ.

変なオブジェの写真を撮っていると,例によって台湾人のおばちゃんに声をかけられ自撮り大会.これも日の丸効果か.

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にしても,これは何のオブジェだ?
男性ダイバーが持っているのはアワビなのか?

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おばちゃん達と別れてさらに進む.
あれれ~,どこかで見たキャラだけど,なんだか(等身が)おかしいぞぉ~

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何か日本の温泉街っぽい交互通行.
時間があれば,この先も行ってみたいものだ.

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これまた沖縄にありそうな樹木の奥にある家屋.
おや,雨が降ってきたぞ.

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それほど強くはない.
レインウェアの着用は面倒くさい.
なので,屋根がある近くのお寺でしばらく雨宿り.
派手だねぇ.やはり小乗仏教風.

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小雨になったので,レインウェアを着ることなく発進.
小さな町に入る.
どうやらここを起点に山方面へのサイクリングが盛んなようで,レンタルサイクル屋が点在.

この小径タイヤで後方過重のタンデム車,まともに漕げるんやろか?
あっ,電動か.

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腹が減ったのでコンビニ飯&(クセになる)サロンパス炭酸

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分岐地点にある観光センター.
ここから九份に向かうには山ルートと海ルートがある.
距離も短く,登攀も楽そうなのは山ルート.
でも,海ルートも捨てがたい.

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地図を見ながら考えていると,おばちゃんが英語で話しかけてきた.
その後Kazchariの雰囲気や日の丸を見て日本語にチェンジ.

サイクリングツアーガイドの仕事をしているということで,日本にも何度か行ったことがあるそうな.
カスイチ,つまり霞ヶ浦一周アテンドもしたとのこと.

で,九份に行くことを告げると,海沿いを進んだ先にあるサイクリングルートをおすすめされた.
了解.行ってみます.

で,行ってみると...

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とんでもなく立派なつり橋.
クルマは通れないので,チャリと歩行者専用.
相変わらず金の使い方がおか...いや,スゴイわ.

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しばらくジャングルライド(あの時とは異なる).
そこを抜けるとまたまた漁村に出た.

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では,Google先生の指示通り,九份へのヒルクライムを開始しますか.
ぐ,ぐぬ,こ,これはなかなか...エグイ斜度ではないか...

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軽く10%を越える坂(最大16%)を5km近くは漕ぐ.
ようやくピークにある分岐着.
この先のグネグネを越えると,九份近くの幹線道路に(地図上では)出るはず.

と,ところが!

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がーん!見事に通行止め!
あぁ無情!
つーか,ここに来てまたしても「ザ・マップ」発動かよ!

通行止めの理由は書かれていない.
崖崩れ?
まぁ,クルマが通れなくてもチャリなら行けないことはないはず!(←懲りてない)

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

...やめとこ.

せっかく登ったのに...傷心のままダウンヒルして海岸沿いに戻る.

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御覧の通り,台湾にしては狭い道が続く.
そう,列車に乗って回避した海岸ルートもこれに近い状態のはず.
大型トラック多し.トンネルもあり.
風景は美しいものの,逃げ場がない.

リア・ライトを全点灯して,必死に自己の存在をアピール.

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ようやくまともな九份へのルートを発見(もちろん登る)
さすがにこちらは大丈夫だろう...大丈夫なんやぁ? 誰か大丈夫と言って!

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遠くに見えるは崖に作られた町,いや正確には鉱山跡に作られた町,千と千尋な九份! ここからだと,なかなか絶望的な距離と高さである(残り3.8km)

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ぜぇ,ぜぇ...さっきよりはマシだが,長くて暑い.
おっ,10年前に来て見覚えのある道が見えてきたぞ.

Google先生の道案内だと,宿はこの階段を上った先にある...って,か,階段だとぉ!? 「ザ・マップ」の攻撃はまだ続いていたァー!

覚悟”を決めて,チャリを持ち上げて階段を押し上げる.
観光客から奇異の目を向けられる.視線が痛いぜ.

OLYMPUS TG-5

中間に踊り場があるので一旦休憩.

ちょうどそこにあるカフェのおねーさんがキレイな英語で「一体何してんの?」とあきれて声をかけてくる.

Kazchari「(ぜぇ,ぜぇ)いや,あの,その,こ,このホテルに行きたいねんけど,この階段を上った先にあるねんなぁ?」

おねーさん「まぁ,行けることは行けるけど,そこなら下に降りて道路を通って,コンビニの横から入った方が早いわよ」

な,なにィー! またしてもGoogle先生にヤラれたのか?

せっかく登った(押し上げた)階段だが,おねーさんの助言に従い,降りることにする.ううぅ,ついさっきも同じことをしたような...

つーことで,一般観光客に迷惑をかけつつ,階段を降りて再び道路へ.
つづら折れのカーブを必死にヒルクライム.

そしてこれまた見覚えのあるセブンイレブン,その脇から老街へ進入する道を発見.そう,ここだ!

まだ観光客でごったがえす細い通路を,チャリを押しつつ歩く.
まぁ,その隣を原チャがクラクションを鳴らしつつ爆走していくわけだが.

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で,ようやくたどり着いたのがここ.

九份九重町民宿(Chiu Chunt Dint Inn)

おお,マジで老街のど真ん中にある.
なかなか良い立地だ.
レビューにあった「荷物が重いと大変」な方は,先ほどの階段から来たのでは?

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普段は一泊¥10,000を越えることの多い高級宿だが,今夜は¥6,000程度で泊れた.
ただし支払いはキャッシュオンリー.
なけなしの台湾ドルで払う.そう,確かに払ったのだ.(伏線)

一階はカフェ.部屋は2階.
もちろん細い階段でしか行けない.
スタッフのにーちゃんに「チャリは2階に上げて」と言われる.おいおいまたかー.
「無理無理無理ーっ!」とダダをこねる.

あわてたにーちゃん「オ,オレも手伝うし」と,二人して激重のチャリを2階まで運ぶ.
これでようやく終わり...なのか?

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部屋も浴室もなかなかキレイ.
ランドリーがないので久々に漬け洗い.

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今日もハードな一日(無駄な登りが多かった).
せっかくの九份.本来であればすぐさま観光に出かけるべきなのだが,しばし休憩.
それに今回は”夜の”散策が主目的なのだ.

やがて陽が落ちる.
窓から見える老街もすっかり人が減った.
そろそろ夕食に行きますか.

そういえば,先ほどチェックインの際,ドリンクのクーポン券をもらった.
「食事をすれば使用可」とかなんとか言ってたな.

せっかくだから使ってみるか.

ところが...このクーポン券,食事ではなくドリンクを1杯頼めば,もう1杯無料という変なクーポンだった.
なんじゃそりゃ.
ようするに一人旅向けではないっつーことか.

こりゃあかんと,外に行こうかと思ったが,メニューを見ると「カニ雑炊」的なものがあった.
美味そうだ.
仕方がない.一人でドリンク2杯飲みますか.

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うむ.味はまぁまぁっつーか普通.
よくも悪くも観光客向けな無難な味(値段は高い).
ドリンクは「タピオカミルクティ」「エスプレッソ」
全部平らげて腹が(水分で)たぷんたぷん.

このカロリーは歩いて消費しましょう.

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やはりいいねぇ.この雰囲気.
まずは一番高い所に行きますか.

登った.遠くに海が見える.

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遠方に見えるのが,提灯がいっぱいぶら下がっている有名な建物.
九份の観光写真でよく被写体にされている.
露出・HDR・彩度加工バリバリやけど.

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時間の経過とともに人が減り,店が閉まり,静寂の刻がやってくる.
街の中心にも民宿点在.

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下の写真.
多少角度や位置が違うけど,この辺りからの構図が有名.
スマホだとこんなものか.暗すぎたかな.夕方の方が良い.
ちゃんとしたカメラだと,もっとキレイに撮れそうだ.
まぁ,ありきたりの写真を撮っても仕方がない.
ココロの目(記憶)が何より大事(写欲が減ったなぁ...)

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ここからが今夜のお楽しみ.
あえて寂しい路地を歩くツアー.人影が徐々に減る.

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もう人の姿も消え,声も聞こえない.
何かが出てきそう.
これがいい.

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迷路のような街をさまよい,中心地に戻る.
さすがにこの辺りにはまだ人がいた.
泊り客? 台北からの夜ツアーもあるのか.

前回同様,提灯がキレイだ.

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あらためて老街(魔界)への入り口となるセブンイレブンへ.
この写真,まるで合成の様.

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10年前には日本語表記を結構見かけが,かなり減った気がする.
宿の前のこの食堂は親切表記.
メニューがひたすら美味しそう.
こっちにしたら良かった.安いし(←こんな後悔ばっか)

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つーことで,夜の九份を堪能.
この街はやはり夜が良い.

Day13へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day13 九份~台北

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台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その1)

2024/3/28 Thu

北部エリアへ

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晴れ時々曇り.温度:20 ℃,湿度:83%,体感温度:21 ℃,風速:6.6km/時,風向:W

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day11-2 宜蘭~礁渓温泉

朝4時過ぎ「バチッ」という音と共に停電.
まさかこんな大都会,台北に近い場所でこんなことが...

目がすっかり覚めてしまった.
外を見るとまだ暗い中,電気のついている建物が見える。

てことはこのホテルだけが停電?
そもそもWifiのつながりも悪いし,電気系統に問題あり?
見た目通り,あちこちにガタが来ているのかも.

ここまで部屋が暗いと何もできん.
ここは5階.エレベーターも使えない.

と思ったら6時頃復旧.
例によって浴槽に湯をはり朝風呂タイム
さぁ朝飯.

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ゆっくり準備をして8時前に出発.
良いホテルだったのかどうか...評価は微妙.
あっSPAが最高だったので相殺か.

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さて出発.

距離的には今日中に台北に戻ることも可能だが,やはりチャリには1日でも長く乗っていたい.
つーことで,本日の目的地は(いくつあるのかわからない)約束の地,九份

花蓮にてUさんに台湾北部でのおすすめを訊いたところ,やはりご友人も含め「九份」との答えが多かったので.

実は九份への訪問は10年ぶりとなる.
前回は台北からの日帰り,それに雨&ベビーカーという観光にはなかなか厳しい状況.

九份の真骨頂は夜にある.
今回は一泊しましょう.

ただし九份は一大観光地.
安くて良い宿を確保できるかが心配.
昨夜のうちに見つけたのはここ.

チウ チュン ディン イン(Chiu Chunt Dint Inn)

ロケーションがさっぱりわからんが,この旅行でagodaを使いまくったせいか,いつの間にかvip会員になっていたのと,直前予約のおかげかやたらに安い.

ただし,レビューを見ると「階段だらけでスーツケースを運ぶのが大変」「老人にはきつい」だのとネガティブなことも書かれている.
一体,どんな場所にあるのだ?

確かに九份と言えば,細くて長くて急な階段と異様なまでの人混み.
その中をチャリで通れるのか?
街に入る前に駐車場に預ける? 金もかかるし面倒だ.
一方で記憶を呼び覚ますと,あの雑踏の中をスクーターが走り回っていた.
となればチャリなら楽勝なはず.
さぁ答えはどっちだ?

とまぁ,いつもの楽天的思考でポチっと予約.
これがまた悲劇を招く.

まずは幹線道路を北上.
交通渋滞を懸念してか,こんな標識がある.わかりやすい.
やっぱ排ガスすごいしな.

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途中でトイレ.
やはりガソリンスタンドの存在は助かる.

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右側通行やけど日本の田舎的風景.

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台北と基隆か.そやな...もうゴールは近い.

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Google先生のみちびきでちょっと寄り道.
港近くのリゾートマンションっぽい.
やはり建築様式が独特.

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天気がイマイチ.
降らないだけマシか.

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漁港というよりヨットハーバー.
富裕層エリアなのか?

しばらく進むとホテル(?)とヤシの木に挟まれた直線道路.
こ,これはサンダーバード2号の発進シークエンス!

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庶民の店...っつーか,サーフショップが点在.
いい波が立つエリアなのだろう.

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そしてサイクリングロード.
Google先生のお約束.

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遠くに見えるのは亀山島
ホエール&イルカウォッチングで有名らしい.

地図で確認すると,この島をもう少し東へ進むと与那国島が.
さらにその先には西表石垣島

ホンマ,近いわ.

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ブロックで完全に隔離された自行車ゾーン.これは安心.

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さすがGoogle先生,時折道を逸れて見せたいモノを見せてくる.
味わい深い街並みだ.

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アップダウンの続く道を走る.
電気自行車のじいさんに抜かされる.
風光明媚な海岸線,現地人のサイクリングツアーの団体をよく見た.

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何かの塔.
いや,デスドライブズの宇宙船か?

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いわゆる「鬼の洗濯岩」っぽい海岸が増えてきた.
時折,その先端に釣り人が立っていてびっくり.

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つー感じで,海岸沿いを快適に進む.
そう,ここまでド平坦で快適だった...

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Day12(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)

週末の残り桜ライド

2024/5/13 Mon

桜散る

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別に受験で不合格になったわけではない.
今週末もライド&ツーリングを楽しんだ.
その備忘録.

【5/11 Sat】

運しだい

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曇り.温度:14 ℃,湿度:62%,体感温度:13 ℃,風速:5.3km/時,風向:SSE

EMONDAで出撃.
本日は14時には帰宅義務あり.

「時間的にちょっとヒルクライムは難しいかな」ということで,忠別川サイクリングロード~旭川層雲峡自転車道を使って上川方面まで行けるところまでライド.

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相変わらずバンピー+枯れ枝が多い道で慎重に走る.
その昔,ハンドルに手を乗せたまま握らずに走って,何度かふっ飛びそうになった.

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橋を渡った「石狩川」看板からパークゴルフ場まではパンク頻発ゾーン(これまで3回!).
どう見てもアスファルトにガラス片が混ぜてあるように思うのだが...なぜ?
無事を祈りながらクリア.

ゴルフ場手前の桜並木.
ほとんど散っていたが,数本だけ残り桜.

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桜は日本人に美しさとはかなさを想起させる.

パークゴルフ場にてコーラ補給.

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当初はこのまま上川-旭ヶ丘まで行く予定が,昼食時間を考慮してやんぺ.
当麻駅近くにある,とある食堂を再訪することに.

ここで書いても問題ないと思われるが,この店,メニュー表や店内写真のSNSへのアップを禁止している.
ネットの口コミを重視する昨今ではめずらしい店だが,たぶん何かあったんやろね.

今回は「チキン南蛮定食」.美味し(写真なし).

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で,14時着を目指して自宅まで爆走...と言いたいところだが結構な向かい風.良いトレーニングとなった.

【5/12 Sun】

し~んぶ~ん

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明けて日曜日は完全フリー.
EMONDAで十勝岳か旭岳か,つまりヒルクライムを考えていたのだが,外は強風.しかも予報によるとこれからどんどん強まるという.

「チャリー週250km」のノルマ達成のためには外ライドしたいところだが,この風では辛いだけで楽しくなさそう.
いや,しんどいだけならまだしも,風にあおられて転倒なんて目も当てられない(昨年のトラウマ)

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

ちゃっちゃと諦めて,モンキー125を引っ張り出す.

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先週は西回りで海に出,そこから士別周りで帰って来た.

2024年のGW総括!

なので今日は南に行きましょう.
まずは就実の丘経由で美瑛を通過.

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カミフから富良野へは国道ではなく,信号のほとんどないいわゆる「斜線道路」を使う.

さすがモンキー125,ほぼ制限速度域で走ることになるので,パンダカーに乗った屈強なおじさん達によるカツア...もといサイン会にお呼ばれするリスクは相当低い.

富良野のガソリンスタンドで給油.
リッター70kmのありがたさよ.

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さて,ここから国道38号を使って芦別に抜ける.
何しろスピードが出ないので,こうした広い国道ではクルマや大排気量のバイクにばんばん抜かれる.
むしろ抜いてもらった方がありがたい.
”がんばれば”ついていくことも可能なのだが,前後に誰もいない道をロンリーでのんびりと走る.それがこのモンキーの正しい乗り方.

さぁ,昼飯だ.
芦別と言えばガタタンラーメン.
一番有名な店にハンドルを向けるも,長蛇の列であきらめる.

もう少し進んで「とん勝」という店を発見(とんかつ?).

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表にメニューは出ているが,値段は書いていない.
暖簾をくぐる.先客が5名ほど.
「ポークチャップ定食」を注文.

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このご時世,このボリュームで¥800は安い.美味し.

一方,店内喫煙可なのが残念.
それに,ばーちゃん1名で接客から調理まで行っているので注文してから届くまで時間がかかる(今回1時間近く待った)

後で,レビューを確認するとご主人が体調を崩されているので,一人で切り盛りされているようだ.
元ばあちゃん子のKazchariとしては応援したいところ.

それはさておき,その待ち時間に棚にあったコミック本を手にとる.
あな,懐かしやの『恐怖新聞』ではなくて,なんと『恐怖新聞II』

恐怖新聞II(1)

奥付によると平成3年発行とある.
こんなんあったんや.
『マカロニ2』と同じくらい,いやそれ以上にレアかも.

えー中身ですが...つのだじろう先生,いい意味でブレないね.
現在齢88歳にてまだお元気なようだ.

さて,お会計.
ばあちゃん,Kazchariのアイアンマンチックな胸部プロテクターを見て「おにーさん,それ何? 何する人?」と一言.

コミネ(KOMINE) バイク用 スプリームボディプロテクター XL SK-688 866

Kazchari「プロテクターです.オートバイだとコケた時危ないので...」

ばあちゃん「なーんだ.てっきり,山に入る熊撃ちの人かと思ったよ」

いやいや,この装備で熊と戦うのは無理でしょう.

うん? 待てよ.
実は結構いける?
グラベル走行時にヤツと遭遇しても,背中までカバーしてる分,生存確率は多少上がるかも...(上がりません)

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で,旭川に抜ける道道4号で家を目指す.
途中で唯一咲いていた一本桜.
今年見る最後の桜だろう.

iPhoneにダウンロードした音楽を聴きつつ,快適なツーリング.
チャリもオートバイも二輪車は何しろ楽しい.そして美しい.

2024年のGW総括!

2024/5/7 Tue

その満足度は?

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今年のGWが終わった.

うちの職場は5/2が創立記念日なので,毎年10連休ほどになることが多いのだが,今年は並びがイマイチで「前半3連休+出勤2日+後半5連休」という変則的なものとなった.これでも十分贅沢.

前半はブルベに参加.

2024BRM429日高門別200

そして後半戦の簡単な覚書を.

【5/2 Thu】

晴れ.温度:10 ℃,湿度:56%,体感温度:9 ℃,風速:6.0km/時,風向:SSW

2024年のカミヒルライド一発目.
年末の厳冬期以来である.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

カミヒル,つまり十勝岳ヒルクライムと言えば,上富良野の日の出公園にクルマをデポし,そこから本番と同じコースで計測するのが正式な作法.

Kazchariは家から自走し,白金温泉を越えて望岳台・吹上温泉経由で登るのがデフォっつーか,明らかにこちらの方が景色が良くて楽しい.

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まぁ,どちらから登っても分岐以降の激坂区間のしんどさは変わらん.
「年々地殻変動によって距離が延びて斜度が上がっている」とは,おっさんチャリダー間で有名な都市伝説.

しかも,今回はグラベルロードだ.
ブルベからの帰宅後,洗車もせずに玄関に置きっぱなしだったのを,そのまま乗って来た次第.
どう考えてもヒルクライム向きではない.

さて,前日には雪が降っているライブ映像だった凌雲閣だが,この日は天気に恵まれて暑いくらい.

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...と,思ってたのもつかの間,何が原因なのか休憩中,急にくしゃみが止まらなくなった.
風邪ひいた? 赤コーラのせい?

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ウインドブレーカーを着て,早々にダウンヒル開始.
上富良野側に下りる.

それでもくしゃみは止まらない.
鼻水のせいで鼻の下もガビガビでヒリヒリである.

これはもしかして...そう,シラカバ花粉だ!

北海道の花粉情報

思えば毎年この時期は攻撃を受けている.

腹が減ったので,かねて噂の第一食堂へ.

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なんつーか,スゴイ所でした.
台湾のローカル食堂風やなぁ...と思っていたら,先客の団体は中国語を話していた.

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美味いことは美味い.

カミヒル詣と言えば,登頂後にヤマイチさんのホワイトボードに本数を書き込むのが通例なのだが,相変わらず鼻水ダラダラ,くしゃみも止まらず,目もかゆい.立ち寄る気力枯渇.

つーことで帰宅.
家で鼻スプレーしまくるも,なかなか改善せず.
辛い.

【5/3 Fri ~ 5/4 Sat】

毎年恒例の息子とのふたりキャンプ.
今回のプラス・アクティビティはラフティングだ.
ちゃんとした場所での経験は初.

Raft&Crew Outdoor Company

場所は南富良野である.
空知川を下る.
当然,川によって激流レベルに差があるわけだが,今回は6歳以上から参加可能な(たぶん)緩いコース.

個人的には中学生以上が参加条件,つまり激流に挑戦したかったが,息子はまだ11歳.残念.

9時集合のため,前日は近くのかなやま湖キャンプ場に泊まる.

途中,国道38号の倒木通行止め事件などもあり,自宅から4時間ほどかけて到着.
結構な人出だが,大人+小学生で利用料¥1,700にびびった.
北海道のキャンプ場代とは思えん.

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で,このキャンプ地.
平地部分が極端に少なく,設営場所探しが大変.
人間,就寝時の水平には敏感なのだ.

ようやく見つけた場所も満足いかず.
崖からの水が集まる場所になっているせいか,地面も湿っている.

設営後,併設している入浴施設へ.ここは良い点.

事前にAコープで購入していた焼肉(ホルモンとカルビ),それにもやしの夕食.

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美味し...と言いたいところだが,急激に気温が低下.
念のためにと持参したウールのセーターを着こむ羽目に.

20時には寝袋に入る.
できるだけ平地を選んだつもりだが,やはり傾斜あり.
うとうとしつつも,やはり気になる.
さらには寒さと花粉症による鼻づまり.
熟睡なんぞできんわー.

こうした点は横になった時間の長さでカバー.
朝5時には起きて朝食の準備.
幸い,肝心の息子は何の問題もなく熟睡.
神経質に育たなくてベネ.

撤収作業後,集合場所へ移動.
定刻の1時間ほど前に着いた.

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ところが,指定時間になってもスタッフ現れず.
あわてて電話するも「今季から集合場所が変更になった」との返事.
聞いてないよー
どうやら直前に送られて来たメールが迷惑ホルダーに分類されてしまい,気付けなかったようだ.

10分遅れで,本来の集合場所へ.
他の参加者の準備が既に終了している中,Kazchariと息子,あわてて着替える.

チャリ用のパッド付タイツとTシャツ,その上にドライスーツを着る.
ダイビング用と比べると,首や手首の締め付け感は緩めやね.

ここからバスに乗り込んで上流へ.
他の4人家族さんと一緒のボートに乗り込むことになった.
ガイドはネパール人のJさん.
カレー屋さんだけじゃなくて,ガイド業界でも働いているのか.
そういやネパールの川もラフティングで有名だっけ.

つーことで,ここから約2時間の川下り.
面白かったのは,同じツアーで3艇が下ったのだが,ガイドの裁量によって中身が異なること.
例えば立ち寄る場所であったり,パドル使用のタイミング,立ったり,水につかるなど.
メンバーの年齢層や体力を見てその場で決めているのだろう.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

で,当初の集合場所と思われた地点あたりでツアーは終了.
最後に子供らだけで水面への飛び込み.
息子,水に流されて笑いをとる.

いただき画像

着がえて帰路へ.
12時を越え,腹が減ったのでセイコマにピットイン.
さすがGW,近所の道の駅ともどもスゴイ人出だ.天気も良し.

途中,ヤマイチさんに立ち寄る.
最近,ファットバイク+カーゴでゴミ拾い活動をされているヤマタケさんもいた.

Natural Born EZOist

息子は寝起きだったのと,フォートナイトのチケットカード(?)が,自分のクオカードで買えなかったことですっかりご機嫌斜め.
ロクに挨拶もしない.日頃の鬼コミュ力はどうした?

16時頃帰宅.
極寒のキャンプとラフティングでさすがに疲労困憊.

おっ,今日からジロ・デ・イタリアスタートやん!

【5/5 Sun】

今日も天気ヨシ.
鼻づまりが解消せず呼吸がしにくい.
つーことで,モンキー125でロングツーリングの日.
本日はお気に入りの海&山,すなわち留萌~霧立~士別ルート

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やっぱりオートバイもいいね.

昼食は約束の地『霧立亭』へ.

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この山かけそばの残り白飯をぶちこみ,おじや風にして食べるのが美味いんよ.

【5/6 Mon】

連休最終日は雨.
台湾一周ブログの続きを書いて午前中は終了.

昼から東川のきとろんへ.
ファーストレビューは”アレ”だったけどな.

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

後払いの入湯料¥1,000は変わらず.
雨のせいか人少な目.

売りのサウナ.
展望の良い方は「マジか?」と思うほどの高温.
特にセルフロウリュウ後は我慢大会.
あれ?前もこんなんだっけ?
Kazchariの知る限り,近辺で最も“熱い”サウナかも.

水風呂も心地よい.
やや狭めの外気浴場だが,端っこなら足を延ばせる.

もう一つの薄暗いフィンランド式(やや低温)サウナと交互に入り,計4セット.
うん.なかなかの“ととのい”だった.

近隣に比べ+¥300か.
高温好きな人は良いかも(よくわからん評価だ)

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つーことで帰宅.
これにて2024年度のGWは終了.
まずまず遊べたかな.
シラカバ花粉症による鼻づまりはいまだに解消せんけど.

次は“オトナの修学旅行”こと,あのイベントが控えている!

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台湾一周(環島)ライド Day11-2 宜蘭~礁渓温泉

2024/3/27 Wed

温泉ふたたび

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曇り.温度:23 ℃,湿度:74%,体感温度:24 ℃,風速:10.8 km/時,風向:ESE

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day11-1 花蓮周遊

こ,これが噂の台湾輪行列車か!
何しろ広い.
一両の2/3以上がチャリのスペース.

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ふむふむ.ここのラックに立てかけるわけか.
少々重いがなんとかなった(一人だと無理な人もいるかも).
それにしても輪行袋なしは楽やな.

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なんつー贅沢なスペース.
つーか,Kazchariの他に誰も乗ってこんぞ.
出発直前,チャリなしの一般客が乗車してきた(指定席).
定刻通りに出発.

線路と並行するのは,自走だと5時間以上のアップダウンかつトラック&落石におびえる国道.
もちろん走れないことはなかったが,こちらの方が確実に楽だ.

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だいたい100km,1時間20分ほどで「宜蘭駅」到着.
終点ではないので,乗って来た自強号を見送る.

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月台(プラットフォーム)にチャリ.
最近は日本でも一部地域でサイクルトレインが運行しているので,特にめずらしい風景ではないかもしれんが,道民には新鮮.

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改札を出て駅前に.
なんだ,このデザイン!?
まるで「動物園前」駅.

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本日の宿は10kmほど北上した礁渓温泉
先日の知本にて台湾温泉の素晴らしさにすっかりほれ込んでしまった.

台湾一周(環島)ライド Day7 墾丁~知本温泉(その2)

あの快楽をもう一度っつーことで,温泉宿を予約.

国道を走っていると,前方にグループライドの団体.
やはりみなさん,口元をマスクかスカーフで覆っている.
日焼け止めと排ガス対策か.

ミドリの標識に「台北」の文字が出てきた.
うーむ,もうじきこの旅も終わりか.

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国道から分岐し「礁渓温泉」方面へ.
ここがその入り口.
『キングダム』に登場しそうな武人の像が.誰?

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熱海や城崎など,古くからの温泉街に似た雰囲気の街.
右折,左折を繰り返し,本日の宿チャンパニュ ホテル(Champagne Hotel)」に到着.

周辺のホテルに比べると少々くたびれた外観.
まぁ,安いからええけど,やっぱりagodaの紹介写真は盛り過ぎ.

久々にホテルらしいホテル.
フロントにちゃんと人がいた.
それに,台北にだいぶ近づいてきたせいか,英語も通じた.
チャリはフロント奥に置かせてもらう.

受付のにーちゃん曰く「SPAは17時から入れるよ」
うん? SPA? まさかの高雄以来の大浴場があるのか?

とりあえず部屋に落ち着く.
むっちゃ広い.
バスタブもある.いいぞぉ.

この旅の命綱,インターネッツへのWifi接続を試みる.
あれ?おかしい.つながらん.言われた通りのパスワードを入れたのだが...

全然あかん.
フロントに行き,にーちゃんにあらためてパスワードを聞く.
おい,さっきと違うやんけ!(階ごとに異なる)

で,部屋に戻り再チャレンジ.
接続は...できたものの,むっちゃ不安定.おまけにぶちぶち切れる.
この旅で泊った宿はどこもかしこもWifiが使えたのだが,ここは通信状況サイアク.

面倒なので5G回線に切り替える.
困ったことに...日本出国前に契約したeSIMの容量が1ギガを切っていた.
基本ナビと宿の予約にしか使っていないのだが...

旅はまだ3日ほど続く.
これはもちそうにない.
いきなり通信ができなくなってはシャレにならん.
仕方なく,3ギガを追加購入した(それほど高くはない).

trifa

バスタブに湯をはり,ゆっくりとつかる.
腹も減ったし,夕食に行きますか.

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相変わらず台湾の夜はカラフル.
特にここは温泉街.
旅行者らしき姿も目立つ.

しばらく歩くと「合鴨」の文字を見つける.
いんじゃなーい.

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つーことでこの日式「肉多多鴨肉丼」を注文.

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日本風と言えば,そうなのかもしれんが,目玉焼きは揚げません.

確かに「台湾料理は日本人の口に合う」「美味い」というのは間違いではないのだが,どう考えても油使い過ぎでしょう.
沖縄料理も似たような傾向があるけどなぁ...揚げ物だらけやし.
あぁ,回転ずしに行きたい.

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食後の散歩.
ここはドクターフィッシュのいる温泉.

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やはり中華圏は漢字だらけ.酔いそう.

そんな中,台湾人はひらがなの「の」が大好き.
町中の看板でよく見かける.

台湾人に愛されるひらがなの「の」:日常的に使われるのは「かわいくて便利だから」

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つーことで宿に帰還.
夜の闇と派手な電飾がボロさを隠す.
1階では台湾人のおじさん達が絶賛宴会中.

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「そういやSPAがあると言ってたな」と部屋から海パン持って地下へ.
暗い通路を抜けると,そこには...

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じゃじゃーんと現れたのは巨大な温泉プール!
しかも貸し切りだ.
お湯の温度も適温.
実に素晴らしい.

側面は完全に抜けているので涼しい夜風も入ってくる.
この露天風呂感よ.

そして...なんとみんな大好き,Kazchariも大好きな,あの設備が!

iPhone15 Pro

サウナである.

しかあし,残念ながら整備中なのかなんなのか現在使用不可.
いい感じの水風呂もあるのに.シクシクシク36.

iPhone15 Pro

で,30分ほど一人温泉を堪能.
これまた設置してあった脱水機で海パンを絞る.
至れり尽くせりだ.

今日も素敵に生きたので深い眠りにつけるでしょう.
おやすみなさい.

Day12に続く.

iPhone15 Pro 大事にされてそうな美猫

台湾一周(環島)ライド Day11-1 花蓮周遊

2024/3/27 Wed

友達の友達は友達

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曇り.温度:20 ℃,湿度:79%,体感温度:21 ℃,風速:5.0km/時,風向:NNE

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day10 花蓮の休息

昨夜は割と眠れた.
さて今日はどうする?

宿のチェックアウト時間は10時.
列車の発車時刻は14時半.
かなり時間がある.

とりあえず近くのセブンに朝飯を食いに行く.

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イートインでコーヒーを飲みながら,ふと思いついた.

上富良野の「ルイーダ酒場」「台湾観光案内所」であるヤマイチのシンゴさんから紹介されたUさんに会いに行ってみるか.
Uさんは台湾人男性と結婚され,ここ花蓮でホテルを経営されている.

VIEW HOSTEL

ちなみに花蓮紹介のYouTubeにも出演.

出国前にメッセージを送り,花蓮滞在時は立ち寄るつもりだったが,いかんせん予定が組めない旅.
数日前にagodaで予約しようとした際には,安い部屋は既に満室.
一泊¥10,000越えの高級部屋しか空いていなかったため断念した経緯がある.

もちろんノーアポで訪問するのは失礼なので,ダメ元で「今から伺いたい」旨のメッセージを送る.
すぐに返事があった.
「ぜひ寄ってって」とのことで図々しくもお邪魔することに.
お客さん対応のため,お昼過ぎにはホテルにいるそうな.

となれば,こちらも早々にチェックアウトし,その時間まで花蓮ライドすることにしますか.昨日は雨で全然動けんかったしな.

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例によって受付に誰もいなかったのでカギをデスクに置いておく.
台湾の民宿はこのシステムが多くて,管理人が常駐しておらず,何か用がある場合はメールか電話をする必要がある.
英語ならともかく,中国語で電話なんて無理ゲーやな.

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さて,今回は前日よりも南側の海岸地帯を目指すことにする.
町中をゆっくりとチャリ散歩.
そこはかとなく漂うオキナワ感.
ちなみに台湾だと沖縄は「琉球」と表記されている.

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iPhone15 Pro ちょこザップ?
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海浜公園っぽいところに向かうつもりが,左手にサイクリングロードの入り口を発見.
「行ってみろ」という声が聞こえて進入する(幻聴?)

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これがまたジャングルを抜けて海岸沿いに至る素晴らしい道.
やはりチャリ大国はあなどれん.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

まぁ,天気が残念ではある.

iPhone15 Pro

この道を北上すると,昨日の”ゲージュツ”エリアにたどり着くはず.

iPhone15 Pro

撮影中,例によって散歩中のおじさんが「撮ってやろうか?」と話しかけてくる.
ここぞとばかりに自撮り.
いい表情やねっつーか,この人,亡くなったうちのじーちゃんに似ている.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 原住民の像
iPhone15 Pro

海岸お散歩ライド終了.
約束の時間に間に合わせるべく「VIEW HOSTEL」に向かう.

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ZWIFTの「MAKURI ISLAND」に出てきそうなお店.
ようするに勘違いしたジャポニズムだが,台湾だとリアルに存在する.
海鮮系かな.

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プラモランナー風のゼロ戦オブジェ(?)
こんな感じで町中に面白いモノが点在するので止まってばかり.

iPhone15 Pro

ようやくたどり着いた.
フロントにUさんがいて出迎えてくれた.
泊り客でもないのにうれしいね.

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ロビーのソファに座って談笑.
もちろん,Uさんの台湾生活のことやらKazchariの旅の話など,話題が尽きない.

中でも面白かったのが,台湾人であるご主人の自転車愛.
控えめに言って...〇〇である(ホメ言葉)
つーか,年中隙あらばチャリにまたがっている話やらなんやら聞いていると,どうしても他人とは思えない.

ひと目でわかるブラックサイクリストの特徴10個

奥さん(Uさん)は少々呆れ気味のようだが共感しかない.

「人生の99%の問題はチャリが解決する」
「毎晩1時間はZWIFTしないと寝付けない」
「ベッドの脇にローラー台に設置したチャリが置いてある」
「夕食時はアルコールの代わりにプロテイン」
「冬山ダウンヒル最高!」
「100kmは短距離」

などなど,サイクリストには常識だが,一般人には理解しがたい発言だらけのKazchari.
残念ながら本日は不在のご主人だが,もしおられたらどれほど話が盛り上がったことだろう.

iPhone15 Pro

楽しい時間はあっという間に過ぎる.
昨日の停滞時間に連絡すればよかったと少々後悔.

列車の出発時刻まであと少し.
出発前に「食事をしましょう」ということで,HOSTELすぐそばのローカル食堂へ.

iPhone15 Pro

左上の野菜の煮つけっぽいのが美味しかったなぁ.
台中以来,久々に誰かとの食事.
ごちそうさまでした.

お礼を言って花蓮駅に向かう.

iPhone15 Pro

「確か改札は2階にあったはず」と,エレベーターに乗り込む.
チャリを乗せるのに十分な広さ.さすがだ.
面白い画が撮れた.

iPhone15 Pro

月台=プラットフォーム.
うん.下手に漢字を知っていると,どうしても馴染めない.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

もう一度エレベーターにのせて月台へ降りる.
14時半発の自強号が既に停車していた.

iPhone15 Pro

Day11-2へ続く.

台湾一周(環島)ライド Day10 花蓮の休息

2024/3/26 Tue

第3部スタート

OLYMPUS TG-5

晴れ.温度:25 ℃,湿度:73%,体感温度:27 ℃,風速:6.4km/時,風向:ENE

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

昨日のGoggle(スタンド名:ザ・マップ)との戦いによるキズを癒すべく,今日は完全休息日とする.

元々花蓮(Huālián)には連泊する予定.
その際,余裕があったら太魯閣ライドを考えていた.
日本を出る前には「台湾KOM?ふむ.余裕があったら登りたいなぁ」とかなんとかほざいていた気もするが気のせいでしょう.

さらに本日は午後から雨予報.
とても走る気にならん(軟弱軟弱ぅ)
太魯閣は台湾再訪時の愉しみにとっておこう.

で,起床後まず行うことがあった.
明日の宜蘭行きサイクルトレインの予約である.

これまた当初は「シン・台湾一周」たるデンジャラスな崖沿い走行も検討したが,太魯閣アタックともどもやんぺ.
それに自走一周ルートは雨後のがけ崩れが最も懸念されるとのこと.

こらあかんわ.

「うむ.サイクルトレインに乗るのもいい経験だ」と自分を納得させる.

で,Pikaさんの情報を元にネットで予約,購入を試みる.
なんか色々なサイトにリンクがあってよくわからん.
日本語対応のところで列車と時間をチェック.

どうやら花蓮を14時半発の自強号=サイクルトレインであれば輪行袋は不要のようだ.
残り座席は10席とある.
余裕あるのかないのかもわからん.
ややこしい手続きを経てようやく決済場面へ.

クレカ払いしたところ,なんと悪夢の二段認証だった.
日本の携帯電話番号にコードが送られてしまった!(海外旅行あるある)
台湾eSIMにしているので確認できないのだッ! ピンチ!

仕方がないので予約番号を持って直接駅に乗り込むとする.
幸いこの宿から徒歩5分.ここにして大正解.

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窓口でパスポートと携帯に保存したQRコードでクレカ決済無事完了.
なんとかクリア.
こういう手間ヒマも個人旅行の醍醐味やな.正にリアルRPG.
念のため,輪行袋についても確認 ⇒ 不要との返事.

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ふう...ようやく朝の大仕事を終えて一安心.
駅周辺を散歩.
「自行車」関連の表示をやたらに見かける.
台湾の中でも1,2を争うチャリ天国なんやろな.ここ花蓮は.

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iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

次は朝飯.
セブンで菓子パンとバナナとコーヒー.
ホンマ,とことんグルメしないヤツ.

iPhone15 Pro

イートイン席のすぐそばに雑誌ラックがあった.
漢字だらけだが馴染みのある表紙のデザイン.

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金と健康と芸能界.
いずこの世界も庶民の興味は共通のようだ.

今日も日差しが強い.
あれ?雨予報はどこに行った?

宿に戻ってチャリで出かける準備.
念のためパニアの中にはレインウェアを入れておく.これが正解だった.

正解といえばやはり片面フラペのSPD.

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500 トレッキング 片面SPD/片面フラット SM-SH56クリート付属 EPDEH500

高雄での休息日に続き大活躍.
もちろん足元はサンダルだ.

ヘルメットもちゃんと着用.
台湾人も日本人と同様にガチ勢以外着用していない模様.
こちらも努力義務なのか?

特に目的地も決めていない.
とりあえず海岸沿いに向かう.

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走り始めは晴れていたが,海岸に着く頃にはすっかり怪しい天気に...

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『歩き方』によると晴れの日はサイコーに海が美しいらしい.

D10 地球の歩き方 台湾 2023~2024

こんな時はココロの目で見ましょう.

ここにも「自行車専用道」表示.いや,クルマは通れんでしょう.
あっ,バイクか.

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好きな構図.
さすがに泳いでいる人はいない.

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高雄に比べるとおとなしいが,ここもアート爆発.
イミフなオブジェが多数.いや,こいつはブランコ付きで実用性あり.

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一刻の愛車「SURLY TOURING BIKE」
オレンジ色のニクイヤツ.
昨日のジャングルでの激闘を始め,ホンマよく走ってくれる.

普段使いのMyサドル持参の効果も大きいと思うが,クロモリバイクは想像以上に乗りやすかった.
日本一周やら世界一周する長距離チャリダーがこぞってクロモリを推薦するのもわかる.

長旅で何より心配なのがメカトラ.
こいつもレンタルバイクとして使い倒されているはずなのに,実に調子が良い.
結局,旅の最後までパンクもなく,完全にノートラブルだった.

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ゆるポタ続行.
これはトーチカ? いつの時代のものだろう?

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アート爆発してますね.
少々モアイ的.こういうのも数千年後には謎の遺跡化するのだろうか.

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そうこうしているうちに雨がぱらついてきた.
さらには風も.
逃げ惑う人々.

Kazchariもあわてて天幕(?)内に逃げ込む.

ところが,この風はヤシの木を見ればわかるように横殴り.
こんなオープンな場所では雨風は防げない.
柱の陰やトイレに潜む.完璧に不審者である.

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いつまで経っても雨がやみそうにない.
覚悟を決めて,レインウェアを着用.
パニアにもカバーをかける.

思えば,この旅は天候に恵まれている.
2週間の旅でレインウェアを着たのは2回のみ.
しかも1度目は半日だけ.今日の2度目は休息日である.

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本降りになった.
上の写真の場所にて変なデザインの建物をみながらしばし雨宿り.

ホンマ,無理して太魯閣に行かなくて良かった.シャレになってなかった.

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止みそうにないので,意を決して豪雨の道路に飛び出す.

台湾人ドライバーの運転は酷いとよく言われるが,そうでもない.
クルマと二輪のレーンが完全に分かれてるので事故の確率は日本より低いのではとさえ思ってしまう.

びしゃびしゃの状態で宿に帰還.

めったにいない宿の主人と遭遇したので「タオルを貸して」と頼むと「持ってないのか?」とまさかの返事.
「小さいのしかない」と答えると渋々と出してきた.
うむ.ここはマイナスポイント.
ずぶ濡れの客のリクエストにそれはないやろ.ムカ.

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ここが連泊したホワリエン バーズ ハウス ホステル (Hualien Bird’s House Hostel)のシングルルーム.
ベッドの置き方(はめ込み方)が斬新.

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シャワーを浴びて一息つく.
「Amazon Prime」やら「YouTube」を見ながら時間をつぶす.

旅を開始してから10日後にして,”日常”が戻ってきた感.
これまた完全個人旅の醍醐味やな.
何をするのも自分で決められる.

ゴロゴロしていても腹が減る.
サイクリストの基礎代謝は半端ないのだ.
相変わらず外は雨.
宿の人に傘を借りて出かける.今度はニコ.

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昨日,夕食を食べた店と同じ並びにステーキ屋を発見.
値段もそこそこ(300元~).よし,ここにしよう.

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例によって英語が通じない店員とスマホ翻訳&悪戦苦闘しながらなんとかオーダー.「黒コショウ風味のチキンステーキ」を食べる.美味いが辛い.

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フリーのドリンク,スープとアイスクリームが付く.
白米がないのが残念(スパゲティが炭水化物扱いなのか?)

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雨の中,宿まで戻る.気温も低い.

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ふたたび宿でゴロゴロ.
暗くなったところで今度は夕食.
この怠惰な生活がたまらん ⇒ Youは何しに台湾へ?

コインランドリー経由で街へ.

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夜になってようやく雨が止む.
なんかファミレスっぽい店ばかり行ってたので,今夜は台湾ローカルフードにしよう.

店内に客がたくさんいる小籠包の店を発見.
こういう店にハズレ無しと判断し,そこに決める.

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10個入りで60元だったかな.

値段は良いのだが...ハズレ無しのはずがハズレた.
グルメ番組でよくみる「レンゲのうえで崩すとじゅわ~と肉汁が広がって」みたいなモノを期待していたが...
日本の冷食を解凍したようなパサパサ感だった.
それに,ついでに頼んでしまった汁なしのルーローメンともども量が多すぎた.

く,食えん...とは言え,残すのはMottainai

そこで隣の大テーブルの家族に話しかけ,食べきれなかった小籠包をもらってもらう.英語で話しかけたが,ちゃんと通じた.

重い腹を抱えつつ,コインランドリーへ戻る.
金はかかるけど乾燥までしてくれるので楽だ.

旅先だと頼りになる存在だが,最近,日本でもやたらにコンランドリーが増えている気がする.なぜ?

コインランドリー経営は儲かる?2023年の開業がおすすめの理由!

どうやら投資対象になっているようだ.大丈夫なのか?

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てなわけで,この旅最強のダラダラ日となった.

そういやかつての無期限(のはずだった)東南アジア旅の日々もこんな感じやったなぁ.
「今日は洗濯したから終わり」「今日は郵便局行ったから終わり」という「ONE DAY ONE THING」なんて言葉があったくらい.
懐かしいね.

そう.ここ最近の旅は忙しすぎたのだ.
特にダイビング・ツアー.
後悔はしていないが,ひたすら何もしないという日があっても良かったかな.
いや,思い出せ,2015年のタオ島を(あれは悲劇?喜劇?).

旅の回顧録~2015年のコ・タオ

いずれにせよ「楽園の暇」とは正に今日のような日のこと.

この年齢になっても,旅先でこんな日を過せるなんて,30年前の自分に教えてやりたい(意味なし).
なんだかんだで幸福なのだよ.お前は.

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Day11へ続く.

2024BRM429日高門別200

2024/4/29 Mon

天国と地獄と

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晴れ.温度:8 ℃,湿度:69%,体感温度:6 ℃,風速:9.5 km/時.風向:NW

2024年ブルベシーズンin.
初戦はランドヌ札幌さん伝統の「日高門別200」である.

誰かが言った.

「ブルベが楽しいのは300まで」

つまり「日帰り可能距離まで」ということなのだが...確かに同意.
Kazchariは完徹ライドの400も嫌いではないが,あれは楽しい,楽しくないを越えた非日常体験ゆえに”楽しい”(チャリ廃人向け)

そんなわけで,本年一発目は確実に楽しい200kmである.
メダルも新デザインになるようだしワクワクな気分.

おまけに獲得標高も少な目の平坦基調.
「プライベートの軽装ライドで何回も走ってる距離と高さだし楽勝!」
と思っていた時期がKazchariにもありました.

つーことで,今回は”縛り”の意味もこめて(なぜ)Topstone,つまりグラベルロードをチョイス.
車重10kg越え,それにブロックタイヤ44cの激重バイクだ.
トレーニングにちょうど良い.

あれ? 確か前回もこいつでブルベ走ってぶーぶー言ってなかったっけ?

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その1)

いいのだ.
ヒトは過ちを繰り返す生き物なのだ.

ちゃんと合理的な理由もあることはある.

ただでさえよろしくない北海道の路面状況.
特に雪解けすぐのこの時期は砂利が未清掃だったり,陥没箇所の修復がなされてなかったりと,ロードバイクの細タイヤでは不安要素だらけ.
そのストレスを軽減したかったフシもある.

てな感じで,まずは前日の日曜日.
もはや雪は降らないだろうと,まずはハスラーのタイヤ交換.
Topstoneを積み込んで,札幌イベント時の常宿ふとみ銘泉 万葉の湯へ.

いろんな意味で”デス・ロード”の国道275号を使って16時頃に着.

『ふとみ』宿泊時の夕食と言えば,すぐ近くにある焼肉&ラーメンの『なかむら』が定番.
夕方の営業は17時から.
まだ誰もいない駐車場にてしばし待機.

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徐々にクルマが集まって来た.
ほとんどが家族連れ&焼肉目的.

入店後,Kazchariはクールに名物「テールラーメン(塩限定)」を注文.

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とてつもなく美味い.Kazchariの注文後,品切れの声が店内に響く.

で,食事後『ふとみ』にチェックイン.
サウナ4セットをこなし,相変わらず順調に狂っている(ホメ言葉)『カーレンジャー』の配信2話分を見た後,21時にはリラックスルームにて就寝.
0時頃に一度目が覚めるが,起床予定時刻の4時まで割と眠れた.

5時前にチェックアウト.
値上げやら何やらで,最近あやふやだったオーバーナイト料金は¥1,600.
共済割引のおかげとは言え,札幌圏でこの宿泊代はありがたい.

駐車場にてジャージに着替える.
寒い.
明らかに1桁気温.
日中もそれほど上昇しなさそうな予報だったので,起毛のビブと裏打ちありのジャージにする.

発進.
スタート地点近くの「もみじ台陸上競技場」の駐車場を目指す.
途中のセイコマでおにぎり&コーヒー朝食.

30分ほどで到着.
グランドそばの芝生でテントを張っている人がいた.
平和やな.

ブルベ参加者らしきクルマが続々と到着.
今回は直前にスタート地点が変更となり,各自で駐車場を確保することになったのだ.やはり,ここが一番近いようだ.

さて防寒装備の何を持っていくかで悩む.
結局ウインドブレーカーだけをサドルバッグに突っ込んでおく.

6時頃にはスタート地点に着いてしまった.

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早く着きすぎて,受付開始までの待ち時間が寒い.
毎年,シーズンinと終わりのブルベには大量の参加者が集まるのがお約束.
今回も90名がエントリーしていた.
数名はDNSしたようだが,それでも結構な人数である.

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名物のプロンプトン軍団もいた.
最近ミニベロが気になるKazchari.
いいなぁ...やっぱ欲しいかも(物欲退散!)

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つーことでブルベカードをGet.
名前を書いて反射ベストのポケットに入れる.

6:45にブリーフィング.
次に車検.今日は中の人の鉄夫さんのチェックを受ける.

さて,いよいよスタートである.
う~それにしても寒い.

何台かの先行者を抜いた後,BMCのTTバイクに乗ったWさんに合流&お話.
互いにブルベ参加が長いので,共通の知り合いが結構いる.

ドラフティング,おっと参加者同士の協力で後ろに付かせてもらう.
時々,前で引こうとするが「グラベルだと徐々に脚にきますから,僕が前走りますよ~」とのうれしいお申し出.
かなり楽をさせてもらった.
追い風も相まって,心拍も120くらいまでしか上がらない.
ありがたい話である.

だがしかし,今回気づいたことがある.
グラベルロードでノーマルロードの前後を走るのはキケンを伴う.

ロードバイクは荒れた路面が苦手.
ジャリやら陥没穴を避けて通る必要がある.
結果,やや蛇行せざるを得ない.
それに転倒・パンクリスクも高い.

一方でグラベルロードは少々の路面の荒れはビクともしないっつーか,むしろ得意.
この季節の砂利&陥没路肩グレーチングもどんとこいやーなマシン.
前でも後ろでもロードとの走行ラインがかなり異なる.

確かにドラフティング...もとい協力効果は絶大やけど,グラベルの時はあまり乗ったり,引いたりしない方がいいかもしれん.

とまぁ,そんなことを考えている時に悲劇が起こった.
右カーブの際,Kazchariの後方を走っていたベテランのTさんが落車.
本人曰く「右折の手信号を出すのに気を取られて,地面の穴にはまってしまった」とのこと.

両ひざにかなりの擦過傷.骨折はないようだ.
Kazchari他,数名停車し,ツールケースに入れていたバンドエイドを渡す.

思えば,ちょうど1年前にKazchariもやらかしたなぁ...

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

それにしてもTさん,このクラッシュ後も走行を継続,Kazchariよりも先にフィニッシュされていた.さすがだ.

落車シーンをはっきり見てしまったので,嫌でもこの後の走りが慎重になった.

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で,「オホーツク1300」やら「きのこの山300」でも通った馴染みある馬牧場脇を走る.
おお,ここは懐かしのパンク地点ではないか.

BRM610きのこの山300km(その3)

で,51.9km地点【PC1:ローソン安平遠浅店】着.

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昼飯にはまだ早い.
PCでの滞在時間は短い方が良い.
まだまだ消耗していないが,神の赤コーラ(ミニ)を購入.
プラス,ハンドルバーバッグに収納した「ミニあんぱん」で軽く補給.

やはり参加人数の多いブルベである.トイレで待ち時間発生.

ここからは単独行.
いつものブルベになってきた.

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相変わらず路面状態は”アレ”だが,北海道らしい直線道路はやはり走っていて気持ち良い.
で,これまた懐かしの道の駅「むかわ」を通過.

のんびりこの写真を撮っていると後続のランドヌールがぞろぞろとやってきた.
ここから左折していよいよ海岸沿いルートとなる.

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なんと,そのグループの先頭を引いていたのが先ほど落車&流血していたTさんである.なんというタフさ!

さすがに気の毒に思い「前,ひきますよ」と先頭に出る.
幸い,ここに来ても追い風基調継続.
調子に乗ってがんがん回していると,後続のチャリがどんどん脱落して集団を破壊してしまった.すいません.

おや,すっかり今日のマシンがグラベルだったことを忘れてたわ.
まさかここでの”いちびり”が,Wさんが言った「後で脚にきますよぉ~」が現実化してしまうとは...

で,なんだかんだで95.7Km地点の通過チェックA【旧日高門別駅】着.

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ここまでの100km近くをほぼ4時間で走破.
ノーマルのロードならともかく,クソ重のグラベルのタイムとしては驚異的っつーか,明らかにオーバーペース.
後でGarmin先生に怒られそう.

駅舎を後にして,北東方面に進む.
はい.見事に向かい風.予想通りとは言えマジか.

もう,前半のように気持ちよく走れないさそうなのと,「そういや全然写真撮ってねーや」と,集団形成を諦めて一旦停車.
しばらく一緒だったTさんやらNさんらを見送る.

馬と桜とグラベルバイク.日高らしいいい構図だ(自画自賛)

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単独行のまま111.4km地点,PC2【ローソン平取本町店】着.
さすがに昼飯タイム.
個人的にブルベ定番食である「大盛ペペロンチーノ」を購入.
後は水とフルーツジュースかな.

こうやってチャリ旅の途中でコンビニ飯を食べていると「台湾一周」を思い出す.もう一か月前か...時の流れは速い.

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ランドヌ札幌さんからのいただき画像.
台湾以来,Vサインではなくサムズアップがクセになった.なんとなく.

いただき画像

ここから約半分,残り90kmである.
やっぱり200kmは短いなぁ...ではなく,向かい風攻撃がさらに苛烈さを増す.
漕いでも漕いでも全然進まん!

前半の追い風による貯金がどんどん削られていく.
ついにAve.15km/hを切る区間も出てきた.
キ,キツイ.
これは,あの時の再来...

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その2)

すっかり心折れ,もはや写真を撮る余裕もなくなっていたが,この神社だかなんだかの鳥居と桜並木はキレイだった.

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PCでもなんでもないセイコマで休憩.
Kazchari以外にも多数のランドヌールが停車していた.

定番の「牛乳モナカ」.美味し.
おや,冷たいものが欲しくなるとは...寒いのか暑いのかよくわからん天気だ(自律神経が壊れたか)

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で,ようやく181.3km地点の通過チェックB【舞鶴スポーツ公園トイレ】着.

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ここからの約20kmが長かったこと...
交通量の多い国道に戻り,朝通ってきた道を逆方向に走る.
Garmin様のクライムプロ詐欺(距離がおかしい)に遭いつつも,最後はご褒美のダウンヒル.
まぁ,201.9km地点のFINISH【セブンイレブン札幌青葉町8丁目店】まで,最後の最後にちょろっとだけ登りますが...

ふー,やっとゴールだ.
最後に買った「キャラメル味のプロテイン」「バナナスムージー」が美味かった...けど,うん? 何か寒い.
いつの間にかすっかり気温が下がっていた(冷たいドリンクのせいでは?)

少し経つと前半ご一緒したTTバイクのWさんも到着.
ゴール受付のショッピングセンターまで案内してもらう.

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最終タイムは9:38
「ファットな200」よりは速いか(獲得標高が違う).

ファットなBRM911旭川200km(その1)

にしても,歴代最凶レベルにキツイ200だった.

前半追い風天国,後半向かい風地獄.
結果的に400ブルベ並の消耗度合...そう,要するに充実したブルベだった.
やっぱりこれからも200はグラベルで(マジで?)

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そうそう,次回参加のブルベは「あまちゃん200」

ランドヌール札幌さん「あまちゃん200」の正体が判明!

例のフェリースケジュールの変更に伴うスタート時間の変更(選択)に関して中の人に聞いてみた.後日参加者に確認のメールが送られてくるそうな.

で,駐車場に戻る.
ブルベが終了して緊張感がなくなったせいか寒くてたまらん.
ウインドブレーカーを着用.
やはり,GWの北海道は準冬装備が必要やな.

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さて,ここまでカラダが冷えたとなるとやはりサウナが恋しい.
時間的にも帰宅前に十分立ち寄り可能(200ブルベの特典)
この付近で気になっていた場所と言えば...

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最近リニューアルした岩見沢の北村温泉
かつて「北村300」のスタート地点だった場所である.
あの時もゴール後,入浴してから帰ったなぁ.

18時頃には到着.
ここはホンモノのかけ流し温泉.
全ての浴槽がしょっぱい...顔の日焼け跡にしみるぜ.
サウナ3セット.しっかり外気浴でととのう.

夕食も館内のレストランで.
ハードな運動の後には”肉”でしょう!
ステーキ丼,美味し.

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つーことで,再び”デス・ロード”の275号線を北上して22時前には帰宅.
いやー,疲れた疲れた.
そやけど,なんだかんだでやっぱりブルベは楽しい.

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そろそろ長いヤツも出るか.
おや,こ,これは!?

2025年北海道1200km納沙布岬

戦いは続く(何の?)

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

2024/3/25 Mon

生還.

OLYMPUS TG-5

晴れ時々曇り.温度:21 ℃,湿度:82%,体感温度:22 ℃,風速:6.3km/時,風向:SSW

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その1)

知らぬ間にジャングルに案内されていたKazchari.
こ,これはGoogle先生のスタンド(ザ・マップ)攻撃っ!

おかしいと思った時点で引き返せばよいものの,進んでいけばいつか道は切り開かれる=舗装路が現れると信じて前進する(iPhoneの画面上は道がつながってるッ!)

そして重量級とは言ってもチャリはチャリ.
オートバイと違って押し歩きもできるし,持ち上げたり,担ぐことも可能.
多少の悪路であってもなんとかなる!(と,思っていた時期がKazchariにもありました)

iPhone15 Pro

まだまだ道らしきだった頃.まだ大丈夫.進軍!

iPhone15 Pro

やがて,人道というか獣道へ.
車両が通った痕跡はない.

「フフン.ちょっとした冒険だな」と考える余裕がまだあった.

iPhone15 Pro

ちなみに平坦ではなく登り.
もはや乗ってこいではいられない.
押し歩く.暑い.

OLYMPUS TG-5

倒木発見!
なんのこれしき.チャリを倒せばくぐれるぜッ!

痛ッ.
トゲトゲの草がむき出しのひざ下を狙ってくるッ! 流血!
ぐわぁ~ ジャージがほつれたぁ~

OLYMPUS TG-5

そして完全に道が消失!
いや,よく見ろ.わずかに人が通った跡がある.押せ!押せ!
(もはや地獄のインパール作戦...)

いや,もちつけ.これは非常にマズイ状況かも...
チャリを置いて先にヒトだけで通れるかどうか確認しないと.

OLYMPUS TG-5

背の高さほどある草地を抜けたと思いきや,ついに目の前に垂直の壁が立ちはだかる.
高さは1.5mほど.

がんばれば,がんばればなんとかチャリを持ち上げることができそう.
これが最後...ここを越えても道がなければ引き返そう.
ポイント・オブ・ノーリターン.キリンは泣かないのだ.

iPhone15 Pro

ぜぇぜぇ...汗だくになりながらなんとか崖上に押し上げる.
地の利を得たぞ!(意味不明)

一応,人工物(コンクリート)補強がある.
ということはもう少し進めば,広い道路に出るはず...(懲りない)

OLYMPUS TG-5

と,喜んだのもつかの間.
その先には,鎖があっても不思議ではない,さらに急峻な崖がそびえていた.

この期に及んでもGoogle先生は「先に行け」と指示してくる.
青い道に△マークがついている.
ここは信仰を試される時...って,さすがにもうええわ.

膨大な時間と労力を費やした,この地獄の進軍もここらで撤退.
先ほどのコンクリ補強のところまで戻る.
1.5mの崖からチャリを降ろし,さらに先ほどの草地を押して,元の道へ引き返す...

やっとれんわ.

そこで諦めの悪いKazchariは最後のあがき.
なんとわずかに残る人が通った跡をたどり,別のルートを進む選択をした(く,狂ってる)

OLYMPUS TG-5

なんと,一か八かで選んだ抜け道,とっかかりは狭い獣道だったが,進むと徐々にまともな道幅になってきた.
倒木や生い茂る草もなくなり,あまつさえチャリに乗って,ダウンヒルができるほどに!
勝った! オレはこの緑の地獄から生還したぞ!

だが,しかし!

OLYMPUS TG-5

油断大敵&好事魔多し.
岩と岩の間にフロントタイヤを取られて見事に転倒落車!
スローモーションの中,古傷の左ひざをかばい,なんとか最小限の打撲で済ませる.

マジでやばかった.
こんな人里離れたジャングルで動けなくなったら,マジで人生終了やった.

カラダの次はチャリのチェック.
なんとボトルの蓋がいつの間にかなくなって,中の水もかなりこぼれている.
黒い方の水も後わずか.
まさかの水切れの危機?

OLYMPUS TG-5

パニアに挿していた日の丸も紛失.
後年,この場所で日の丸を見つけた人は何を思うだろう...

OLYMPUS TG-5 ゾンビ?

幸い,この旅最大のピンチはこれで最後.
しばらくすると人家が現れて一安心.
生き延びた...っつーか,ここって,さっき牛の放牧してたとこやん.
ジャングル内をぐるっと一周して戻って来ただけ...Google先生ぇ,どういうことっすか!?

OLYMPUS TG-5

素直に走って来た舗装路まで引き返し,国道に合流.
もうお腹いっぱいです.
本日の残りの行程はGoogle先生は全無視し,最短距離で花蓮を目指すことにする(やっと正気に戻った)

国道に戻るとエグイ日差しが突き刺さる.
水も心もとない.
ここは一刻も早くコンビニにピットインしたいところ.
何しろ冷たくて甘い飲料が欲しい.

だが...補給地点たる町には全然たどり着かない(台湾東側の特徴).
やがて「舞鶴」という名の丘を登る.
うん? なんか日本っぽい名前だ.

OLYMPUS TG-5

このあたりは舞鶴観光茶園
石碑の漢字を解読すると,やはり統治時代に日本人が開拓したコーヒー園のようだ.
コーヒーに適している=お茶の栽培にも良い土地らしく,今では名産地になっている.

OLYMPUS TG-5

しばらく進むと本格的なカフェを発見.
ここを逃せば休憩場所はしばらくなさそう...ではなくもう限界.
ピットインしないとタヒぬ.

さすが観光農園.
店員のおねーさん達は英語完璧.
メニューを見せてもらい「摩卡咖啡厅」ことカフェモカ(150元)を注文.
何が何でも冷たくしてほしかったので「iceプリーズ! coldプリーズ!」と何度も連呼.
「わかった,わかった」と,おねーさんを苦笑させる.

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で,「テラスの方が景色がいいわよ」とのアドバイス.
運ばれてきたカフェモカは...人生最高に美味だった.

ついでに持ってきてくれた冷水をがぶ飲みし,しばし休憩.
おそらく本日はこの旅一番の暑さ.
ジャングルライド+ここまでの登りで消耗した体力をできるだけ回復させる.

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落ち着いて店内を眺めれば,結構な品揃え.
漂うお茶の良い香り...普通の旅行なら一品,買ってたな.

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つーことで,店員のお二人に,たいそう大げさにお礼を伝え,再スタートする.
正にオアシスでした.

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舞鶴茶園のシンボルはやっぱり「鶴」だった.

で,北上を続けると北回帰線モニュメントを通過.
もう写真からして暑そう.

そうそう”こんなこともあろうか”と予備として持参していた日の丸2号をパニアに装着.

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ようやくセブンを発見.
先ほどのカフェでは飲み物だけだったので,これが昼食となる.

「炒飯」と「赤コーラ」と「バナナ」.何も言うことはない.

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完全に独立した自転車レーン.
安心の「環島1號」標識.

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花蓮の街が近づいてきた.
左側の林が日差しをやわらげてくれる.

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それでも暑い,暑すぎる.
熱中症を避けるため,ガソリンスタンドのトイレにて,頭から上半身,前腕にかけて水道水をぶっかける.
日本ですら,ここまで濡らしたことはない.
気化熱を利用した冷却法だが,あっと言う間に乾いてしまう.

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国道に並走する自転車道を走る.快適.

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ようやく花蓮に到着.
久々に大きい都市だ.

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退勤ラッシュはまだなのか交通量少な目.
いや,東側だから元々人口が少ない?

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えーと,長すぎる電動チャリ.

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花蓮の町中をグネグネと曲がり,駅前近くの本日の宿Hualien Bird’s House Hostel」にようやく到着.時刻は17時だった.

ドアを開けてフロント前にチャリを入れようとするが,「10時までは外に置いてくれ.その後は中に入れとくから」とのこと.
そのご主人,何やら食事中で「チキン食うか?」という,うれしい申し出.

「ほ,欲しいけど,めっちゃ疲れてる.とりあえずシャワー浴びてからもらうわ」と2階の部屋に引っ込む.今回もシングルである.
このまま横になったら,疲労のあまり速攻で寝てしまいそうな激動の一日だった.

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で,シャワーを浴びてホールに戻ると,チキンどころかご主人の姿が消えていた.自宅(もしくは自室)に帰ってしまったようだ.

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ここに来る途中に目を付けていたコインランドリーまで歩く.
洗濯物と,ついでに汗だくになったリュックも放り込んで,さぁ食事だ.
(チキンも食いそびれたし)腹減った.

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少し歩いて通りに出ると,ファミレスっぽい店が何軒か並んでいる場所を発見.

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ちょうどメニューが出ていた,この店に決める.

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豚肉の野菜炒め定食...っぽいモノを注文.
小鉢やらドリンクもついて300元(約¥1,500)
うん,店の雰囲気も味もセット内容も,それに値段もファミレス的.美味し.

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残念ながら量が少々物足りなかったので,帰りにコンビニにて夜食を購入.
今日はさすがにアルコール(パイナップル・ビール)も許されるでしょう.
ちゃんと牛乳も飲んでたんぱく注入.

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それにしても...今日はマジでやばかった.
山で遭難する人の心理状況ってこうやねんやろなぁ.
いわゆるコンコルド効果もしくは正常性バイアス」てヤツやな(そうか?).

さぁ,天気予報によると明日は雨.
さすがに疲労のピーク.
休息日にしますか.

Day10へ続く. ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day10 花蓮の休息