趣味にかけるカネ~豊かな青春,豊かな老後

2023/2/20 Mon

つっこみ覚悟で.

FINANCIAL FIELD編集部という,よくわからん企業からの発信で変な記事を見つけた.

自転車は富豪の趣味? 娯楽費が3年で10倍になった夫が振り返る「ヌマ」の怖さとは

Yahooトップ画面にしばらく表示されていたため,閲覧者はそれなりに多いと思われる.
それにしても...いつの時代の話だ?
出てくる完成車やパーツの値段が安すぎる.
今と2~3倍くらいズレがあるような.

真性のコタツ記事なのか? それとも昔の記事の焼き直しなのか?

結論としては「趣味に金をかけすぎると人生/家庭が崩壊しますよ」的な主張のようだが,登場人物,全く経済的に破綻しているように見えないし.

そもそも最大のつっこみポイントは「チャリ趣味に年間50万円かけたら富豪」というナゾ意見.
”富豪”と言うには,どう考えても0が1つ2つ足りないのでは?

それに大人の趣味にかける費用としては,どう考えても安い部類に入るやろ.

完全な負け組趣味のギャンブルはもとより,クルマとかオートバイだとこうはいかない.
ゴルフとかもっとかかるんちゃうの? 知らんけど.

ただし,昨今はチャリ関連の値上げがエゲつないのは間違いない.
ほぼ全ての商品が値上がっているが,特に海外ブランドは円安のせいでむちゃくちゃ.
この傾向が続けば,Kazchariも「EMONDA」が最後の散財になるだろうなとは思う(ホンマかぁ?).

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

眺めているだけで大満足.
春になり,実走したら鼻血でそう.

それはともかく,家族や知人からは変...いや趣味人とよく言われるKazchari.今さらながらこれまでヌマった,もしくは現在進行中の趣味をあらためて思い出す.

中学生:第一次【ガンプラ】ブーム.
ご多分に漏れず,デパートや模型店に早朝から並んだ.
抱き合わせの商品を買ってしまった.
パテによるパーティングライン消し,ラッカー塗料の筆塗り.
そしてプチ改造も.

iPhone11 Pro

このシャア専用リックドムは当時の作品だ...って,うわ,40年前か!
発光ダイオード(まだLEDという言葉はなかった)で目が光る.しかもボリューム調整可.我ながらよく保存してるな.

高校は...模型より,部活の陸上部が生活の中心やったな.
3年の11月まで走っていた(駅伝のため).
その後の人生,ランニングは趣味にならなかった.

大学に入って模型熱再燃.
なにせ,親にねだった合格祝いはエアブラシとコンプレッサー.
サークルに入り,作りまくった.

大学生活2年目にオートバイ購入.
【ツーリング】が趣味になった.
北海道や信州を【キャンプ】ツーリング.
メカいじりより旅だな.

社会人になって静岡の沼津に引っ越し.
オートバイ趣味は相変わらず.

就職3年で退社.
1年間の東南アジア放浪の旅へ.

帰国後,2度めの学生生活.
活字中毒と言える【読書】
この頃は図書館ではなく,手元に置きたくて購入していた.
すっかり近眼が進む.
そして,やはりオートバイ.

病院勤務と結婚.
ヨメさんをオートバイ趣味に巻き込む.
そして,これまたブームだった【G-SHOCKコレクター】に.
デパートに並び,抽選はがきを出しまくった.

青年海外協力隊としてジャマイカに赴任.
現地滞在中,【スキューバダイビング】のライセンスを取得.

帰国後,北海道に引っ越す.
ジムニー購入.
一方でオートバイに乗る機会が減少.
長女が生まれ,おもちゃ屋に行く機会が増える.
SHFフィギュアーツの「仮面ライダーW」を見つけてしまったのが運の尽き.
以降,ヒーローやロボの【フィギュア収集】も趣味となった.

この頃【デジタル一眼レフ】購入.
もう,わかりますね.
レンズ沼の始まりです.
標準のキットレンズに飽き足らず,望遠,広角,マクロ...と決して安くない機材が増殖していく.

そしてスキューバダイビングも本格的にスタート.
GWに沖縄,9月頃に【海外旅行】というルーティン.
かなりの出費.
さらに...最初はコンデジによる【水中写真撮影】だったのが徐々にエスカレート.

ミラーレス一眼による撮影へパワーアップ.
ボディが変わるごとにハウジング購入,当然レンズごとにポートも...
ストロボ,アーム,ライトを装着し.あっという間に巨大な”カニ足”完成.

OLYMPUS TG-4 / 2015年9月撮影

キリがない.

そして,2006年にいよいよ【ロードバイク】を購入.

OLYMPUS TG-4 / 2006年5月撮影

しばらくはおとなしかったが,2017年にハイエンドの「DOMANE SLR」を購入.

OLYMPUS TG-5 / 2017年8月撮影

以降,ヒルクラ,【ブルベ】,Zwiftとのめり込む.
そして【ファットバイク】追加.

去年からは新しい趣味としして【サウナ】を追加.

もう止まらない.

中高生時のプラモ趣味はともかく,以降をまとめると...

【バイクツーリング】
【キャンプ】
【読書】
【G-SHOCKコレクター】
【スキューバダイビング】
【フィギュア収集】
【写真撮影】
【海外旅行】
【水中写真撮影】
【ロードバイク】
【ブルベ】
【ファットバイク】
【サウナ】

ジャンルがかぶっているモノもあるが,だいたいこんな感じ.
うち,半数は継続中.
新コロのせいで完全にケチがついた【スキューバダイビング】はそろそろ怪しいけど.

スキューバダイビング,やめよっかな?

以上,これまでの人生,年間50万どころではない散財だが破綻はしてないぞ.

つーことで,最初のニュース記事は論破...じゃなくて,一度きりの人生,少しでも興味を持ったことはやる,しかもある程度突き詰めると楽しくなる.

それに,残念ながら好奇心には限界があるらしい.そう”老い”のせいだ!
「今日が人生で一番若い日」という絶対真理.

ところが,ロードは(ガチでやれば)もれなく,健康というご褒美がついてくるというミラクルな趣味.
そう,”老い”にも逆らえるかもしれんのだ.

そして,また新しい趣味を見つけてしまうかも...っつーか,常に探しているKazchariでした.

ニホン人っぽい週末~温泉とマンガとメシ+α

2023/2/19 Sun

つかって,読んで,食う.そして届ける

iPhone11 Pro

週末,息子のラグビー遠征の付き合いで芦別温泉スターライトホテルに滞在した.

Kazchariは以前,夏にもモンキーで一度訪れたことがある.

モンキー125,カナダなサ活?

このホテルのウリは3点.

一つ目はもちろん温泉.

硫黄臭プンプンのいわゆるホンモノ.
さらにはサウナに力を入れている.
セルフロウリュウ可能なストーンおよび塩サウナ.

iPhone11 Pro

そして露天風呂には例の”ととのいイス”が設置してある.

自宅にも欲しい欲しいと思いつつ未だ購入せず.
重量があるので持ち運びは困難.
ベランダでの昼寝兼自宅サウナでもあれば即買いやな.

ちなみにAmazonPBだと格安.
特にこちらのシャア専用は通常の3倍リラックス(ウソ).

Amazonベーシック 椅子 折りたたみ アウトドア ゼログラビティーチェア レッド

2つ目はメシ.

詳しくはホテルのサイトを参照.
こだわりの食材と調理.
今回は料金的なこともあり,夕食は館内レストランで.

iPhone11 Pro

煮込みハンバーグ定食.美味し.

そしてなんつっても朝食バイキング.

iPhone11 Pro

写真は一周目.
昨今,ビジホ含め,どのホテルも朝食に気合を入れていると聞く.
ここもご多分に漏れず...美味し.
当然だが,朝から尋常でない量を食べる.これぞ幸福.

ただ...増改築ホテルあるあるなのか,受付システムや部屋の配置,こうしたバイキング時の動線がイマイチ.
通路が狭く渋滞,あるいはぶつかりそうになる.
致命的...というわけではないが,今後さらにお客さんが増えるとエライことになりそうな予感.

そして,3点目は,このホテル最大の特徴かもしれぬマンガ・雑誌読み用ごろ寝スペースの充実具合だろう.
ハンモックやクッション,隠れ家スペースなどの遊び心にあふれている.
もちろん蔵書もエグい.

自宅近所の入浴施設花神楽も,明らかにここをパク...いや真似て読書スペースを作った.
いわゆる旭山動物園の行動展示方式が全国に広まっていったようなイメージ.
フリードリンク(コーヒー&デトックス水)もあるし,正直,朝一で入館して深夜まで滞在しても退屈しないだろう.

つーことで,土曜の夜と翌朝,上記全てを堪能してホテルを出発.

ここで話は変わるが最近非常に楽しみにしているYouTube動画がある.

Kazchariはネトウヨではないので,根拠なしの「ニホンバンザイ」「ニホンサイコー」「ニホントクベツ」的なコンテンツには距離をおいている.

世界中あちこち回って思うこと.
どの国も素晴らしい点はあるし,当然闇の部分もある.
それは過去の栄光であったり,過ちであったり,現在進行中のものであったりと様々,
国民性,つまり「◯◯人だから◯◯」ではなく,何より個人差が非常に大きいことも理解している.

それらを踏まえた上で,お気に入りなのが「日本食を食べる外国人旅行者」系の動画である.
いくつかあるが,一番のお気に入りは「Momoka Japan」というチャンネル.

おそらく街をぶらついていた外国人旅行者に声をかけ,興味のある日本食を尋ね,翌日以降会う約束をし,高級すぎない店に案内して撮影...という流れなのだろう.
何よりこのMomokaさんのキャラが素晴らしい.
常に明るくハイテンション.おもてなし感満載.
旅行者の字幕はなぜか関西弁(^^;

どの回もたいてい面白いが,留学やら仕事で何年も日本に住んでいて,たまたまその料理を食べてなかった人よりも「初来日,マジで初のホンモノ日本食」のパターンがベスト.
リアクションも良いし,ここまでホメちぎられると,別にその料理を作ったわけではないのに,自分も日本人というだけで,何故かどこかくすぐったくなる.

意外なのは「カツ丼」「梅酒」「お好み焼き」が大好評なこと.
「スシ」「テンプラ」に比べるとメジャーではないからなのか,初挑戦者が多いようだ.

いずれにせよ「日本食は美味い,美味すぎる」.その気持ちはよくわかる.

Kazchariはジャマイカに2年間滞在した.
帰国したその日,成田空港で久しぶりに食べた日本食の美味さに,マジで涙が出た.

当然,その後の日本での生活時間が長くなると,再び慣れてしまって,その時の感動は薄れてくるのだが.

さらに先の動画の出演者たちは,こぞって日本の清潔さと治安の良さを上げていた.多いコメントは以下の通り.

- ゴミが全く落ちていない.
- 公衆便所がキレイ(無人なのに).
- 深夜,コンビニに女性が一人で出かけられる.

そして「財布を落としても中身が完全なまま手元に返ってくる」なんて奇跡は日本でしか起きない(たぶん).

旭川の自宅に帰宅.
荷物の片付けやら洗濯.
昼を過ぎ,大量に食べた朝食を消費すべく,ファットバイクにて図書館まで予約本を取りに行くことにした.

誰もいない山中ライドもそれはそれで楽しいのだが,この時期の市街地の歩道も,山あり谷あり穴ありのMTBコースと化しており,トレーニングに最適なのだ(何の?).

見知らぬ通りを走るのも,定点観測も面白い.

こいつは毎年,気合を入れておられるプライベート雪像.

iPhone11 Pro

今年はマリオですか...って,すんげーレベル.

走行中,図書館近くの歩道で財布らしきものを発見.
いわゆるサーファー財布にティラノサウルスのプリント.

「子供の財布やな.一応中身を確認させてもらおか」

なんと,¥5,000近くも入っていた.
しかもご丁寧に小学校と本人の名前も貼ってあった.

「おいおい,金持ちやのー.これ本人焦ってるやろうなぁ.つーか,親御さんにむっちゃ怒られてるんちゃうか?」

と,同じく小学生男児を抱えているKazchariも思わず同情.
つーことで,拾ってしまったこの財布,もちろん警察に届けることにした.

一番近いのは旭川東警察署.

玄関前にファットを停める.
日曜のせいなのか人影があまりない.

入ってすぐ受付があったので「すいません」と声をかける.
10人ほどいた職員さん,一斉にこっちを見る.
いやいやいや,さすがに眼光鋭くすんげー威圧感.
アクション映画やったら,「ヒャッハー!」とマシンガンぶっぱなすシーンやな(おい).

「財布拾ったんで届けにきました」と伝えると,雰囲気が一気に軟化.
係の方に状況説明.
10分ほど待たされて「拾得物件預かり書」をいただく.

確か総額の1割の礼金がもらえる権利があるんだっけ?
もちろんそんな権利は放棄.(おそらく)小学生男児から金をもらうわけにはいかん.
本人からの連絡も不要と伝えた.

警官「でしたら,この預り書,破棄していただいても,記念にとっといてもらっても構いません」

Kazchari「いやいや,むかーし,警察のネコババ事件とかありましたよねぇ? ちゃんととっときます」と,相手を苦笑いさせるギリギリのジョークも忘れない(ヤバイで).

つーことで警察署を出る.

iPhone11 Pro

予定にはなかったが,ここから100mほど先にあるGEOに向かう.
『スターライトホテル』で読みきれなかったコミックの続きを借りるためである.

大改悪によって,レンタル料金半額の株主優待を止めやがったので,株を全部売っぱらい,めったに来なくなったGEO
半年ぶりぐらいだろうか?

レイアウトが若干変わっていたが,幸い目当てのコミックは全て揃っていたので,セット割りが効く10冊をセレクト.
セルフレジに持っていく.
ところが...なんと,料金が税込み¥550だったのが¥660に値上げされていた!
無料の黒バッグもなくなっていた(有料かマイバッグのみ).

値上げの波はここにも来ていた.
もちろん購入するよりは安いのだが,さすがに「高くなったなぁ」と感じる.

そう,最近コミックコーナー拡大中の花神楽の入浴料は¥600なのだ.
もちろんサウナ付きである.
どちらがお得なのか...

このように,あちこちに『スターライトホテル』(もしくは『万葉の湯』)並のコミック設置システムが広がっていくと,GEO,ますますピンチでは?
もちろん品揃えは段違いだし,最新刊が読めるというメリットはある.
それでもなぁ...
レジまで来て,借りるのをヤメるという選択肢はないので,ちゃっちゃと¥660をau-PAYで払って帰路につく.

どこも商売は大変なのだ.
これまでは安すぎた,ということなのだろう.

つーことで,ホテルで温泉&コミック&メシ三昧,そして財布拾ってちゃんと届けるという日本人っぽい週末でした.

DOMANEの今期オーバーホール完了!

2023/2/17 Fri

一体いつまでこいつに乗れるのだろう?

iPhone11 Pro

先週4度目のオーバーホールから帰ってきた我がDOMANE.
総費用は交換部品代を含め,¥32,041だった.

毎年ほぼ同じ料金.
高い?

TREKの衝撃吸収システム,isoスピード分解追加分(¥3,000)があったりする.
仕方がない.
オーバーホール後は確実に調子が良い.

ドック入り中の「3本ローラー練」にも飽きていたので,早速スマートローラー「Tacx Neo Smart」にドッキング!
久々にZwiftの復活である.

ちょうど新コースの「SCOTLAND」が最近発表されたばかり.
現状,通常のフリー走行では選択できず,レースなどのイベント参加時のみ走行可能となっている.

Zwift SCOTLAND

で,グラスゴー市街周回レースに参加.
面白いことにレース終了後は解放されて,この新コース内を自由に走れるのだ.

そのシステムを使って昨夜は山岳地帯を走ってみた.
Watopiaなんかはライダーがうじゃうじゃいるが,現状裏コース扱い.
他のライダーの姿はほほ皆無.

そのおかげで久々にKOMゲット!
しばらく赤玉ジャージにフォームチェンジした.

たぶん2回目.
少々せこいけど,嬉しいねぇ.

さて,そのDOMANEだが,今回まず指摘されたのがBBのサビ.
パーツ交換してもらった.

iPhone11 Pro

原因は水の侵入ということだが,この一年,雨中走行ほとんどしてなかったけどな.
洗車時もクリーナーによる水なし洗車なのだが...

次にディレーラーの曲がり.

iPhone11 Pro

うーん,こちらも激しい転倒などをした記憶なし.

購入して約5年.実走,ヴァーチャル走トータルで54,600kmか.
クルマより乗っている.
普通に寿命なのだろうか?

他の記事でも,カーボンフレームの寿命は約10年説が多い.
もちろん使い方によって変化するのだろうけど.

そういや,Tacxのようなダイレクト式の固定式ローラーがフレームに与える影響について論争になってこともあったっけ?

固定ローラーでフレームは折れるのか、をお気楽に調べる

メーカーのいくつかは大丈夫とのがお墨付きを与えていた気がする.
我がTREKはアナウンスなし(たぶん).

まぁ,激こぎスプリント中にフレームが破断したという話は身近で聞いたことがないので,大丈夫だと信じましょう.

外を走れるようになるまで,まだ一ヶ月以上ある.

その後はEMONDAが外練用バイク.
DOMANEはZwiftおよびブルベ時の運用を考えている.

そして来年のオーバーホールもクランカーさんに予約済み.
2台分はキツイので,DOMANEEMONDAのどちらかだけを依頼するつもり.

そういや購入4年のファットくん(6,800km)は,オーバーホール,全然してねーや.ステアリングとかBB周りとかサビサビになってそうで怖い.

「ガチ勢を名乗るなら自分で整備しろ」という声が聞こえてきそうだが,安全に直結するような部分は,正直いじりたくないなぁ.

残る一台のTCT5000.
3本ローラー専用機の座をEMONDAに奪われ,ただのオブジェになっている.

今では少数派のホリゾンタルのフレームが美しい.
ブルーメタリックの塗装も丁寧.
ただし,フロントのスプロケットが摩耗していたり,ケーブルが伸び伸びで変速もできない.
ステアリングの動きも鈍いのでサビが懸念される.

こいつを整備の練習台に使うのはどうだ?
そして出来上がったら息子に譲渡.
うん,なんか泣ける話や(どこが?)

以前の記事でも書いたような気もするが,「自分が昔乗っていた自転車を息子に譲ろうと考えるオヤジ」は多いらしく,クランカーさんにも依頼が結構あるらしい(特に春先).
ただ実際のところ,古くて入手困難なパーツが必要だったり,交換すべき部品が膨大となり,見積もりを提示すると,結局新車を買った方が安い...となることもしばしば.

オヤジの(勝手な)夢なんてこんなもんだ.

つーことで,記述した通り,ブルベをはじめとする春からのロングラライドはDOMANEにお任せなのだが,EMONDAはどうなんやろ?
やはり疲労度は違うのだろうか?

荷物の少ない200や300の短距離ブルベに出てみるか.
色々と試したくなる春が待ち遠しいね.

iPhone11 Pro

ファットバイクのタイヤ

2023/2/16 Thu

コタツ記事だらけ.

最近,知人のヤマタケさんが,とある冬チャリイベントに参加するため,ファットバイク用のスパイクタイヤを購入したらしい.

Natural Born EZOist

買ったのは45NRTHの「DILLINGER 5」のフルピンモデル.
幅にして4.6インチである.
ファット用スパイクタイヤの最高峰だけに,値段もエグイ.

ちなみにKazchariは同メーカーの「DILLINGER 4」,つまり4.0インチを愛用.
夏に履かせている4.8タイヤ(Maxxis Minion)と比べるとかなり細くなるため,いわゆるファットらしさは大幅減.

ファットバイク用の夏タイヤを購入した~Maxxis Minion FBF&FBR

ただし,雪上レースや雪山ヒルクライム志向のKazchariとしては,ピンの重量増分をダウンサイズしてよかったとも言える.

さて,この「DILIINGER」にはタイヤサイドに前後の組付け方法の指示表記がある.

iPhone11 Pro

Kazchariは,指示通りの順方向で組んでいる.

iPhone11 Pro

一方,ヤマタケさんは逆に組んでいる.

単純に“雪をかいて進む“というのであれば,逆方向の方が正しいっつーか,より推進力を得るという理屈がわからなくもない.

「さて,正解はどっち?」というレスをヤマタケさんのSNSスレッドにアップ.

そこへ登場したのが,我らがファットマイスターのKaba3.

曰く

「悪路(深雪)での低空気圧での高トランクション重視は逆バキ!安定した直進性能&高速走行。静止制動重視は正バキ!うーむ。ピン付きは、氷に喰いつくからどっちでもエエじゃないかな~」

なるほど.
一時はタイヤの向きを変えて試してみようと思ったけど,する必要はなかった.

さらに,

「スパイクタイヤ高かいと思うけど車スタッドレスと違い長持ちするので、劣化するまで数十年?死ぬまで?履けるのでお得かもです~それに、アイスバーンを一番 安全 快適に走れる乗り物になるのだ」

とのこと.
そうそう全く同感.
ファット用スパイクタイヤのコスパは最高なのだ.

にしても...ちまたにあふれるファットバイク関連記事には変なのが多い.

既に所有している人のブログ記事は共感できるものが多いが,「おすすめファットバイク◯選」的なコタツ記事は...
まずルック車を多数紹介している時点でなんかなぁ...

まず「雪道もラクチン」はウソやで.
ノーマルのブロックタイヤだと,深雪やアイスバーンは☓.
快適に走れる路面は結構限定的やと思うけどな.

深雪は極限まで空気を抜いて対応!
スパイクを履かせれば,ブラックアイスバーンだろううが平気!

後は「重い」「遅い」「長距離無理」とかって...そうか?

Kazchariのファット,Specialized FATBAOYはアルミフレームでカタログ上14kgほど(年式によりバラツキあり).
TREKのハードテイルMTBのローエンドモデル(Marlin)で13~15kg.
そんなに変わらんどころか,サイズによっては軽い.

遅い? ママチャリより遥かに速い.巡航30km/hは可能.脚力でカバーしろ.

ファットな100kmサイクリングin旭川

ヒルクライムもOK.ダウンヒルが楽しいぞ!

ファットな十勝岳&迷いグラベルクネクネライド

長距離? ブルベも200kmなら余裕.300は...やめときます.

ファットなBRM911旭川200km(その1)

このように,ファットバイクは24時間365日,いつでもどこでも走れるオールラウンドバイクなのだ.

でも,グラベルロードも欲しいなぁ...(ボソ)

ファットな激闘!ゆるポタだったはずライド

2023/2/12 Sun

一人の冬.

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-2 ℃,湿度:91%,体感温度:-4 ℃,風速:6.7 km/時,風向:SSW

週末連続ライドの2日目はパッとせん天気.

クルマでどこぞの温泉サウナへ...という悪魔のささやきも聞こえた.

だがしかし.

たまたまNHK+でCYCLE AROUND JAPANの道東編を観てしまったのが運の尽き.
無性にライドしたくなり出かけることにした.

OLYMPUS TG-5

おっ,なんとなくロボの頭発見.

OLYMPUS TG-5

近場をポタしてちゃっちゃと帰るつもりが,気温の高さも相まってついつい遠く遠く遠くへ.暗いけど.

OLYMPUS TG-5

この時期,郊外に出ると歩道の除雪はほとんどされていない.
いや,されたとしてもすぐに雪が積もる.
さすがのファットバイクもタイヤが埋まって動けなくなる.

で,本来の通行帯である車道を走ことになるが,場所によって波打ってデコボコ.
フラットに見えても,ガチガチの氷だったり,氷塊が隠れていたり,あるいは大嫌いな”縦わだち”にハンドルをとられたりと全く気が抜けない.

OLYMPUS TG-5

そう,冬場は結局走る場所全てがグラベル.

転倒や右方向へのはみ出しのないように最大限の注意を払うが,危険なことは危険.

そう言えば少し前のYahooニュースで「真冬の札幌市内をチャリでウーバーイーツバイトしている学生」が紹介されていた.
で,そのコメントが例によって「危ない」「コケたらどうする」「邪魔」など非難轟々.

装備を万全にし,コースを選ぶ冬チャリ遊びに関しては,もちろん完全肯定のKazchari(当然).
しかしながら都会の凍結した道を”仕事で”チャリに乗るのはちょっとなぁ.
おまけに報酬激安やし.

家から美瑛に向かう道のうち,もっとも交通量が少ないルートを選択.
夏は路面の舗装状況が悪く,ロードだと躊躇する状態.
冬は雪に覆われて却って走りやすいはずが...

OLYMPUS TG-5

一部除雪放棄で通れない.

OLYMPUS TG-5

踏切渡って国道まで出るはめになった.
こんな時,電車(ディーゼルなので汽車)がやって来たら絵になるのだが.

さすが国道.
歩道の除雪も丁寧.

OLYMPUS TG-5

いつもの西聖和の交差点で左折すると,MTB+スパイクタイヤ痕が.
仲間を見つけ,うれしくなってトレースする.

やがていつもの撮影ポイント.
古い赤レンガ倉庫にて停車.

OLYMPUS TG-5

冬ならではの光景で面白い構図.

さて,撮影中も大型の観光バスがひっきりなしに通過する.
こりゃ,丘の名所は人でごった返している可能性あり.
新コロ自粛期間中はホンマ静かやったなぁ...
農家のみなさんはともかく,観光業は今の方がうれしいのだろうけど.

さて,Kazchariは丘方面には行かず,つまり先ほどのMTBのトラッキングをヤメて美瑛市街(千代ケ岡)の方へ.

OLYMPUS TG-5

徐々に雪が降ってきた.
千代が岡のセイコマ近くに新しくおにぎり専門店が出来ていた.

ととおにぎり

おいしそうだが時間的に今日はパス.
今度来てみよう.

軽車両通行可の踏切を渡る.
ちょうどJRの点検作業員の方と出くわす.なかなかレア.

OLYMPUS TG-5

雪が強くなってきたが,当初の予定通り線路沿いの道を走る.
交通量少ないのか雪深め.ファットでちょうど良し.

徐々に人気がない道に.
チャリの姿はもとより,クルマすら見かけなくなった.

OLYMPUS TG-5

タイヤが雪を蹴る音と,フロントにつけたカウベル,それに自分の息遣いしか聞こえない.
最高のデジタルデトックス.完璧に素晴らしい時間だ.

とは言え,腹が減ってきた.
ハンガーノックになる前に補給.
持参したせんべい,チョコ,塩タブ,それに給水.

OLYMPUS TG-5

向かい風だが気温が高い不思議な日.
「やけに視界が悪いな」と思ったらサングラスに付着した雪が凍結していた.

OLYMPUS TG-5

雪の降る中,修行(明鏡止水)モードで漕いでいるうちに志比内の分岐点着.

目立つ看板発見.
ここから直線6km先に「びえい冬まつり」の会場があるとか.
全く知らなかった.
今日の天気ではお客さん少なそう.

OLYMPUS TG-5

さてヒルクライム.
夏に新兵器EMONDAによるタイムアタックが楽しみだ.

ここからようやく折り返し.
交通量の多い東川市街への道ではなく,入浴施設「花神楽」に向かう森方面にルートをとる.※入るわけではありません.

OLYMPUS TG-5

この道も交通量が少ない.
つまり雪が固まっておらず負荷がスゲー.
さらに追い風で正面から吹雪攻撃.
つまり楽しい(なぜ).

「花神楽」には向かわず空港方面へ直進.
ここからはしばらく下り.

点在する牧場施設を通り過ぎて牛のオブジェへ.

OLYMPUS TG-5

このオブジェの近くには,この辺りでは貴重な自販機があったはず.
ひょっとしたら冬期間は撤去と思いきや...あ,ありました!

OLYMPUS TG-5

まさに雪原のオアシス.
しかもしっかり「Coke-on」対応(電波の入りは悪い).
温かいカフェオレを飲み,プラス補給食.

長居は無用(汗冷えで寒くなる).走り出す.

普通に左寄りを走っていると,すのすぐ脇を「ヤリス」が猛スピードで抜いていった.ハイブリット(?)なのか,全然気がつかなかった.こえーよ.

そやけど,そのスピードと距離でチャリをひっかけたらどうするつもりやねんやろ?
「冬にチャリに載っている方が悪い」思想? もしくは全く認識されていなかったとか? どっちも怖い.

空港脇の歩道に出た.
これで一安心と思いきや...むっちゃ雪が深いやんけ!
必死こいて漕ぐ.

OLYMPUS TG-5

最近出来た空港と市内をつなぐ新しい道路に出た.
ここの歩道も同じく深い!

OLYMPUS TG-5

ここに来て晴れ間! ありがたい.けど,雪は深い.

OLYMPUS TG-5

いい加減漕ぎ疲れたので,除雪道路を求めて左折.
なんと走りやすいことか(そうか?).

OLYMPUS TG-5

近所の絶景ポイント.ここは日本なのか?

OLYMPUS TG-5

ちょい乗りゆるポタのはずが,吹雪&重い雪でハードな50kmのトレーニングライドになってしもうた.
最後の太陽が今日のゴールを歓迎してくれているようだった.

玄関前でサイコンを止める.
いつもならWifi接続で,すぐにSTRAVAにデータがアップロードされるはずなのだが,なぜか今日は未.
コンデジ(TG-5)からiPhoneへのデータ転送やら,シャワー,洗濯などの手間があるのでアップロードは後になってもかまわないのだが,“時々”つながらないのが困る.

全てが終わって,アップロードのためサイコンの電源をonにすると起動場面でいきなりフリーズ.
必殺の3ボタン同時押し(再起動へたすると初期化)も効かない.

PCからの起動を考え,手持ちのUSB-Cコードを差し込むとなぜか起動.
さらにiPhone側でGarmin Connectにつなぐと無事アップロードされた.

いや,ホンマ安定せんわー.
バッテリーの保ちだけは史上最強だが,相変わらず信頼性が...

いずれにせよ,今日の雪は水分を含んで明らかに重かった.
こういうところに季節の移り変わりを感じる.

これから数回は降り戻しがあると思うけど,北海道は確実に春に向かっていると感じるライドだった.

あぁ早くロードに乗りてぃっ.
モンキーもな!

ファットなネコバス,深川散歩ライド

2023/2/11 Sat

忘れ物を届けに?

OLYMPUS TG-5

晴れ時々曇り.温度:-3 ℃,湿度:85%,体感温度:-5 ℃,風速:5.3 km/時,風向:S

祝日が土曜日なのはもったいない.
なんだか損した気分.
ただ幸いなことに,息子の習い事もお休み.
送迎の義務がなくなったのでフリーDayに.

さて,どこに行く?

昨年7月にサウナーに覚醒して以来,あちこちのサウナに入ってきたが,その中でベスト,というか一番”ととのった”のは,深川のアグリ工房まあぶだった.
つーことで,その時の感動よ再び,つーことで目的地決定.

もちろんファットバイクも持参.
『まあぶ』の先にある冬のトトロ峠はどうなっとるのだ? 気になる.

真冬のR12はDanger Zone.
車間を十分に空け,慎重に運転.

『道の駅ライスランドふかがわ』着.
ファットバイクをセッティング.

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車道は狭い上に雪がない.
歩道を走る.
除雪はまずまず.
深川も排雪が追いついておらず結構な壁.

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夏合宿で多用される「ネイパルふかがわ」前.
歩道の雪が深い.
筋トレ&筋トレ.

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国道を渡ってからずっと登り.
歩道がなくなる.

ここはもちろんSTRAVAのセグメント.
ブルベ中に何度か登ったがタイムアタック未.

今日だけのKOMゲット! そらそーだ.冬は普通登らない.

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途中で寄り道.
気持ちの良さげな真っ直ぐなダウンヒル.
今はパス.帰りに下ろう.

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トトロ(戸外炉)峠着.
バスはご覧の様子.
てっきり周辺の除雪程度はしているものと,勝手に思っていた.
まぁ,観光地...というには微妙やし.

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”ネコバス”と言っても,普通のバスにペイントしただけなので”ホンモノ”のように足が生えているわけではない.
冬なので見えへんけど.

夏はこんな感じ.

モンキー125,ブルベを走る!?(その2)

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スタートして4kmほどで目的地に着いてしまった.
仕方がない.この先も登ってみますか.

ネコバス周囲はともかく,道路の除雪は完璧.
実に走りやすい.景色も美しい.

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さすがに漕ぎ続けていると暑い.
本日は,絶賛トライ中の吸湿速乾インナー二枚重ね.

この上にパールイズミの化繊セーター,プラス,アウターという出で立ち.
現状,レースではない通常ライドはこの組み合わせなのだが,ヒルクライム時の発汗だけは防ぎようがない.

この先,科学が進化したら真の意味での吸湿速乾ウェアが完成するのだろうか?

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今は雪に覆われているが,ここから「イルムケップスカイライン」という林道が始まり,沖里河山頂までクルマで行ける.
とは言え,かなりの悪路.
以前,当時の愛車ラパンで登ったが途中で後悔.

夏になったらモンキーかファットで来てみよう.

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延々と続くかと思われたヒルクライムも終了.
このまま先に進む(下る)と道道4号につながるが,そうすると戻る道がない(R12は走りたくない).

ここで引き返す.
その前に...

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せんべい,チョコレートなどで補給.大事.
今日の気温(-3℃)ではボトルの水も凍らない(一応ELITEのサーモボトル).

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登って来た道をダウンヒル.
スパイクががっしりと雪面を噛む.

やっぱり汗冷えで寒い.
もちろん,旭岳のように命の危険を感じることがないけど.

ドロッパーでシートを下げると安定.ほんま,ええ装備や.

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ネコバス地点まで戻る.
サムネとは別ポーズ.
おっさんが何をしているのやら...

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帰ります.
ほな,また.

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往路で見つけた直線の下り道.
実に気持ちの良い道.電柱がないのがポイント高い.

途中でオートキャンプ場への分岐あり.
なんと通年営業.
この時期はコテージ客が多そう.
温泉も近いし,よろしいのではないでしょうか.

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デポ地点である「道の駅」に戻るのがもったいなく感じ,未知の道へ.
高速出口で見かけるレストランの看板が気になる.

で,10%を越えるような坂をガシガシ登っていくと,周囲の環境から浮きに浮いた教会が現れる.
結婚式場?

で,その横にレストランが併設されているのだが...
「お昼を少し過ぎたので客は多くなさそう.ここでメシにするか」と,ファットを停める.

が,玄関の窓からチラっと見える内装やウェイターの服装が妙におしゃれっつーか,ちゃんとしてる.
これはひょっとして...とGoogle先生に,この店の情報を尋ねる.

あっ,あかん,高すぎる.
いつも食べてる昼食の倍の値段する.
完全に予算オーバーなのですごすごと立ち去る.
味と質は良さそう.
だが,チャリで汗だくのおっさんが一人で来るところではなかった.

趣味へのこだわりには常識はずれに金をかけるKazchariだが,食に関してはせこいのだ.
何を食べても,翌朝には◯◯◯になるだけやし...
まっ,時と場合により質の高い料理を食べたくなる時もあるが,今日はその気分ではなかった,ということだろう.

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登りに登ってきたので,さぁ,後は下りだけ.

味のあるバス停で思わず停まってしまう.

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帰ってきたぞ,道の駅.

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ハスラーに収納.
えー,たった15kmほどですが,やたら充実したライドでした.
ずっと登りやったしな.

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さぁ,メシメシ.
時間的にサウナに入る前に食べる必要がある.
ここは安定のラーメン『一蔵』でしょう.

ぎょうざ付けても¥1500以下.
やっぱ庶民はこれやな.

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食事後,いよいよ本日のメインイベント,『まあぶ』のサウナである.
さすが土曜日&祝日.
駐車場もサウナも混んでいた.

うーん,混んでるだけならともかく,人が多いといわゆる”マナー違反”客が多くて,ちょっと複雑な気分.
こればかりは仕方がない.
どこにも一定数,他人に気をつかわない,つかえない人間はいる.

それでも,やはりここのサウナの質は良い.
冷水も露天もおすすめ.

休憩室でまったりした後,クルマで帰宅.

冬ライドの〆はサウナに限る!

ファットな糠平湖上ライド(地獄篇)

2023/2/5 Sun

雪の進軍.

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晴れ時々曇り.温度:-10 ℃,湿度:83%,体感温度:-10 ℃,風速:4.2 km/時,風向:WSW

行ってきました糠平湖ライド.
受付場所の「ひがし大雪自然館」の開館時間は9時.
道路状況,その他もろもろを考慮すると6時に家を出ることにした.

逆算して朝4時半起床とする.
前日にファットバイクはハスラーに搭載済み.

ご丁寧にネット上には糠平湖オンリーの天気予報サイトが存在する.
それによると,本日は晴れのち曇り.
降水(雪)確率10%.

ほほぉ,なかなかの湖上ライド日和ではないか.
ましてやKazchariは根拠ある晴れ男.
降水確率70%,しかも暴風雨を覆した実績があるのだ.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

つーことでまだ暗い中,出発.
国道39号,この時間はトラックが多い.
降ってはいないが,路上の雪が巻き上がって視界が悪い.

こんな時は,いつもココロにカイ・シデン.

⇒「こういうときは臆病なくらいがちょうどいいのよね」

除雪済を期待して愛別ICから高速道路に乗る.
ここはいわゆる高規格の対面交通なので,後ろからいかついクルマが来ると焦ってしまう.
さすがにこの時間は上川ICまで単独走行だった.

だいぶ明るくなってきた.
トイレ休憩を兼ね,層雲峡の“茶色イレブン”で休憩.
自分で言うのも何だが,夏はここまでチャリで来ているのが信じられん.

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湖上ライド中の補給食として「クロワッサン」「チョコバー」を購入.
これが後に多大な貢献をするとは,この時は微塵も思わなかった.

で,出発.

三国峠のトンネルを抜けると世界,いや,明らかに天気が変わる.
期待通りに晴れ.

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それどころか,しばらく進むと路面の雪すらもなくなった.
下手したらオートバイやロードバイクでも走れるレベル.
ただし...寒い.
いわゆる十勝・釧路方面はスキーではなくスケート文化圏と言われる所以.

湖上ライドの出発点となる「五の沢駐車場」を通過.
既にものすごいクルマの数である.
ワカサギ釣りの人々であろう.
「これ,戻ってきたら停めるところあるかな?」と不安になる.

9時5分前に「ひがし大雪自然館」着.
計画通り!

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受付を済ませる.
いわゆるシーズンエントリーパスを購入(¥1,000)

そのパスと引き換えに当日のみ有効の通行許可証がもらえる.

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これを返却するとシーズンパスが戻ってくるシステム.
なるほど.

「五の沢」の駐車場が満杯になりそうだったので,手前の「三の沢」にクルマを停めてそこからチャリで向かうつもりと伝えると...

受付の方「交通量が多いですしぃ,道も凍結してますしぃ,危険では?」

いや,スパイクなのでむしろ凍結して方がありがたい.
この駐車場から乗っていきたいぐらい.

他にも色々と注意事項を確認.

「ここから近い場所も走れますが,みなさんやはり橋の方へ行かれますね」

ほほぉ,マイナーポイント,大好物だぜ.こっちも行ったろ.

「マップ上は自転車ルートとなっていますが,雪が降って大変だと思います.こちらの歩行者と兼用の道を走る方がいいと思いまーす」(※赤◯の箇所)

https://kamishihoro.info/ice-cycle/index.phpより引用

はーい(ここ重要な伏線).

「かならず15時半までにお戻りください.でないと捜索隊が出ます!」

はーい.遅れそうになったら電話すればいいですか?

「電波が届かないところがたくさんあります

...はい(ここも伏線?).

では出発.
予定通り「三の沢」までクルマで移動.
ファットを下ろしてセッティング.

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「キャリアにバッグを付ける?」「久々に360°カメラも使う?」「電熱グローブは?」などなど,パッキングに悩む.

走行後の今思うに,この湖上ライドはできるだけ軽量の方が良い.
それこそレース時並に.

想像以上に雪面がガタガタで,360°カメラの自撮り棒やキャリアのネジの緩みなどが気になって仕方がない.
また,場所により氷面ツルツルの斜面を押し上げる場合もある.
基本平地なので汗もかきにくいので着替えも不要...etc

リベンジの際には,必要ないもの全部置いていく.

しばし国道を北上.

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やはりクルマで一杯の「五の沢駐車場」.
バックするクルマに当てられるのは嫌なので慎重に進む.

湖への入り口を発見.

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林の中の整備された小道.

除雪&キレイに踏み固められていて,これ以上ないくらい走りやすく,かつアップダウンもあり,実に楽しい道だった.
一部, チャリから下りて押し歩き区間があるので注意.

OLYMPUS TG-5
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やがて,右側にカフェ発見.
帰りに寄るつもりで軽く挨拶.
これまた後で思えば,先に今日の雪面状況を聞いとけば良かった.

いよいよ湖面へ.
除雪 or 釣り客の踏み固め,それに機材運びのソリのおかげでこれまた快適ロード.

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天気も良い.
とばしても仕方がないのでゆっくりと進む.

氷が薄くなった箇所を発見.
アイスバブルが見える.
ここまで来た甲斐があったってもんだ.

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さて,肝心の橋は?

頭の中の地図を再生.
このまままっすぐ進むとワカサギ釣り会場.

はるか遠くにカラフルなテントが見える.
ここは一体どこだ?
異次元の世界.
思わず感嘆の声が漏れる.

OLYMPUS TG-5
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目的地へは,どうやら左手の”丘”を超える必要があるようだ.
え? でも,既に道というよりただの足跡になっている気もするが...

丘の上からはるか遠くに”例の橋”が見える.
そこへ続く複数のルート.

チャリの走行跡があれば...そんなものはない.
そらそうだ.
本日,チャリ一番乗りなのだ.

OLYMPUS TG-5

仕方なく一番広めの“ルート”を選択.
ここがまぁ...ファットでも辛い道.

人の足跡がガチガチに固まって河原なみのデコボコ.
少しでもラインを外すと,ふかふかの雪にタイヤをとられ転倒.
ならばと,新雪に突っ込むがタイヤ幅をはるかに越えているので進まない.

OLYMPUS TG-5

せっかくチャリで来ているのに,押し歩きは悔しいのでドロッパー&スタンディングを駆使しつつ,必死に進軍.

「どうしてこうなった!」と愚痴りつつも,顔は笑っている.重症だ.

OLYMPUS TG-5

そんな中でも,ところどころでアイスバブル見物は忘れない.
これガス穴とちゃうよな?

OLYMPUS TG-5
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そしてついに本日のメインイベント「タウシュベツ川橋梁」到着ゥ!

OLYMPUS TG-5
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insta360 X2

前から歩いてくる方に声をかけられる.

insta360 X2

「いやぁ,スゴイですね.自転車の人は初めて見ました.これ,雪用ですか?」

と,冬のファット乗りあるあるの会話.
そして,なぜか記念撮影を求められる.

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いや,ただの変なおっさんなんですけど...

「あっちの坂も登るんですか?」

へっ? ああ,がんばってみます.
とさらに前進するものの...

「こんな激坂登れんわ~」と後ろを振り向く.
すると,先ほどのお二人がカメラを構えて待ちの姿勢.

絶対,こけるの狙ってるな!

つーことで期待通りに突入 ⇒ 転倒 ⇒ 押上作業で,橋と同じ高さへ.

ははぁ...ここから登ったんやな,バカッター数名が橋の上で踊ってたっつーのは.

にしても景色が良い.

OLYMPUS TG-5

せっかくなので「3mの自撮り棒」にて空撮風動画にも挑戦.
物干し竿サイズの自撮り棒を持って周辺をウロウロ.

insta360 X2

ただでさえ目立つファットチャリダーに,周囲から熱い視線が突き刺さる.

もちろん足元の観察がおろそかに...はい,お約束どおり氷の裂け目に片足を突っ込んで見事に転倒.さらに熱い視線が突き刺さる.

丘を下りて休憩.
腹が減ったので,往路で購入したセブンのクロワッサンを半分食べる.
美味い.
暖かいコーヒーも持参すれば良かった.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

さて,ゆっくりと帰りますか.
団体ツアーのお客さんもワラワラと増えてきた.
ガイドさんが橋の成り立ちやらなんやらを説明.

その横を変な格好のおっさんと変なチャリが,クマベルをチリンチリン鳴らしながら通ります.

OLYMPUS TG-5

よく見ると,腕に腕章をつけたガイドさんらしき方々があちこちに.

こりゃ,許可証なしのチャリが湖に侵入しても,かならず発見されて怒られるなぁ.
ちゃんと“前日までに”申請しましょう.
当日だと受付してくれません.

糠平湖氷上サイクリング

さらばタウシュベツ.

OLYMPUS TG-5

人の通行が増えてきたので,道が走りやすくなったかというと,状態は変わらず.いや,むしろ悪化している.

スピードが出ている時は良いが,前に人を見つけて減速した時がヤバイ.
ハンドルを取られ何度もこける.

何度目かの転倒後,しばらく進むとあるモノがなくなっていることに気づいた.
そう,ポケットに入れていたコンデジ「OLYMPUS TG-5」である.
転倒時に落としてしまったようだ.

こ,これまでの画像がぁ!

げぇーっと,慌てて100メートルほど引き返す.
昼近くになり,人も増えている.
誰かに拾われてしまったかも...と焦る焦る.

見つけても,わざわざ警察や自然館に届けてくれるとは思えない.

これはなんとか発見せねば,とチャリを押して走る.

「あーしんど」と,休憩のために,ちょうど止まったところで奇跡が!
なんと,雪に埋もれてほんのわずかに見える黒いボディを見つけてしまった!
いやぁ,良かった良かった.

Kazchari,こういう経験よくあるなぁ...
その前に落とすなっつーの.

この落下事件以降,無理に漕ぐのをやめて押し歩きを中心に.

押すのと乗るのどっちが楽か?
どっちも辛い...けど,ここまで苦労して雪の中を進む己の変態ぶりに顔は笑っている.

OLYMPUS TG-5

ようやく,丘にたどり着く.
まともに走れる道まで後少し.

これがアイステーブル?

OLYMPUS TG-5
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これまでに比べたらまるで舗装路のような雪道を走り,氷上カフェ「Sift Coffee」で,ふっと一息.

OLYMPUS TG-5

「こんちわー」と挨拶.
音更コーヒー(¥650)を注文.
本日のライドの感想から始まり,近隣のブルベやらレースの思い出やらで盛り上がる.

OLYMPUS TG-5

マスターももちろんチャリダー.
テント前にはファットが置いてある.
ガイドサービスもされているようだ.

なんと過去に「KOM台湾チャレンジ」に参加されたとのこと.

走行距離105kmで獲得標高3275m登る,しかも制限時間6時間半の,ちょっと頭のおかしいレース(ホメ言葉).
うむ,興味が湧いてきたぞ.

マスター曰く,タウシュベツ見学は「平日」「しばらく降雪なし」「快晴」が揃うと最高らしい.
さらに前日までに申請要と,なかなかハードルが高いが,ここはぜひ,その状況でリベンジしたいところ.

話し込み,長時間停まっていると,汗冷えで寒くなってきた.
お暇する.

OLYMPUS TG-5

再度,森の中の快適道を進む.
ちゃっちゃとクルマに戻って,温泉(サウナ)にでも行くかぁ~(と思っていた時期がKazchariにもありました).

OLYMPUS TG-5

もうじきゴール(駐車場)なのに,左手に「自転車道」のサインを見つけてしまう.

なんとなーく,頭に入っていたこの地図が思い浮かび,少し右に抜ければ,すぐに国道につながるもんだと思いこんでいた(※赤◯エリア).

https://kamishihoro.info/ice-cycle/index.phpより引用

ただし,このルート,とっかかりから雪深め.
自然館の受付スタッフの「たぶん走れないと思います」という言葉も思い起こされる.

行くか行かまいか逡巡していると,うしろから...

「あのー,この道行かれるんですか? 走っているところ写真に撮っていいですか?」

と,なぜか変な撮影依頼アゲイン.
これは行けというカミサマのお告げなのか?

「いいですよ」と言い残し,雪深いトラックに突撃!
少し進んだだけで,速攻スタック ⇒ 転倒.
再度ファットを起こしてチャレンジ.
これを何度も繰り返す.

「もうええやろ? 今日はこれくらいにしといたる」と,後ろを振り向くと,なぜか先程の依頼者がカメラを構えて待っておられる.

えー,戻られへんやん...これは進むしかない.
なぜにこんなところで地獄の進軍せなあかんのか...

OLYMPUS TG-5

つーことで,エネルギーも枯渇状態にあるが,戻るに戻れず進む.
やがて国道への抜け道が出てくるであろうと信じて...

だがしかし.時折,自転車ルートのサインは出てくるものの,一向に右折しない.
それどころか徐々に湖方面に向かっているような気がする...
しばらく進むと,人の足跡すらなくなった.完全新雪.

引き返せば良いものの,「ここまで来たのだから」と冷静な判断ができなくなっていた.正に「コンコルド効果」
八甲田山,もしくはインパール作戦のような死の行軍が続く.

「き,基地に帰れば温かいコーヒーが待っているんだ...」

と,某赤い宇宙人の言葉がリフレイン.
カイ・シデンの教えはどこ行った.

そして,とうとう糠平湖のほとりへ到達.もちろん一面の雪原である.
この先に道はない.

OLYMPUS TG-5

そう,来た道を引き返す以外,何もできない.

少し戻り,森の中,露出した木株に座り込む.
腹が...減った...
うぉぉ,さっきのクロワッサンとチョコバーがあるやんけ!
ボトルの水も凍っていない.十分だ.

OLYMPUS TG-5

途中で「RAVEMEN160」が電池切れ.
うん? 意外に保ちが悪い? 寒さのせい?
4時間ほどのライドで消灯してしまった.
スペック上,「ゆっくり点滅」は8時間とある.
うーむ.
よくよく仕様を読んでみると,LOW点灯モードが一番持続時間が長いようだ.
これは検証要かも.

リアのOLIGHTは全然問題ない.

エネルギー補充後,自らが刻んだトレールを踏み直す.

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左手に国道,そして五の沢に駐車しているクルマが見える.
そして,ようやく歩道と自転車道の分岐点に戻れた.

そのまま国道を南下,三の沢駐車場に無事帰還.
小雪がちらつき,雲行きからして吹雪になりそう.

早々にもうひとつの走行エリアへ行くことは諦めて,「自然館」に戻り許可証を返した.

時刻は14時少し前.

料金が高く,混んでそうな糠平温泉内のサウナに入る気は失せた.
Google先生に教えてもらったレストランも結構並んでいる.

先ほど森の中で食べた補給食もまだ効いている.
明るいうちに,三国峠を越えて上川で昼食を摂ることにする.

往路同様,三国峠のトンネルを抜けると天気ががらりと変わった.
そう,今度は悪い方へ.
見事に吹雪いていた.

ポジションランプをつけ,慎重に運転.カイ・シデン復活.
あまりの視界の悪さに,予定していた上川での昼食もパスし,高速道路に乗る.
できるだけ家に近い場所まで避難するつもり.

吹雪の高速を無事にクリアして当麻のセイコマへ.
小腹を満たすため,おにぎりと北海道産フライドポテトを食す.

ヨメさんにLINEすると,向こうは子供ら3人で映画(たぶん鬼滅)に行き,夕食を食べて帰るらしい.

なんや.これでKazchariもいそいで帰る必要がなくなった.
となればサウナでしょう.

いつもの東神楽の『花神楽』へ向かう.
日曜夕方なので割りと混んでいる.

サウナ室にはテレビがある.
ちょうど『閃光のハサウェイ TVエディション』の放送中だった.
どう見てもガンダムに興味のなさそうな裸のおっさん達が,クスィーとペネロペーの戦闘シーンを食い入るように見ていたが,どういう感想なのだろう.

上がった後は,最近,やたら充実させた休憩室にて,『永遠の0』のコミック版を全巻読了.
色々言われているけど,百田尚樹の本は基本的に面白いなぁ(たかじんのヨメさんのヤツはアレだが).

読書中,隣のテーブルから英会話が聞こえてきた.
旭岳スノボの観光客?
こんなマニアックな入浴施設に入りに来るとは“通”やな.

このまま食事しても良いと思ったが,メニューがイマイチ.
ただし,何しか腹が減ってきたので”みんな大好き”コスパ最高の『かつや』へ.

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何かいつもと違うなぁ...と思ったら,一連のバカッターの寿司テロのおかげで,備え付けのソースやドレッシング,漬物が撤去されていた.
注文後に出す方式になったらしい.
さすが外食チェーンのトップ企業.対応が早い.

8時過ぎ帰宅.
ファットや荷物をクルマから下ろしたら,もうヘロヘロ.
夜練どころではなく,すぐに眠りにつくことにした.

夢現の中,糠平湖ライドのリベンジを願う.
一日がかりで費用もかかる,コスパ最悪のイベントやけどな.

いや,快晴の下,雪原の上を縦横無尽に走り回りたい.
そんなライド,つまり「天国篇」を書く日はやってくるのか?

3本ローラーの友~最近観た映画やドラマのざっくりレビュー

2023/2/3 Fri

向き不向き.

iPhone11 pro

冬の間,Kazchariは4台の自転車を室内保管している.

TREK TCT5000 ⇒ ベッド脇に設置した3本ローラー用.
Specialized FATBOY ⇒ 通勤&外ライド用で玄関土間に駐輪.
TREK DOMANE SLR7 ⇒ スマートトレーラー『Tacx Neo Smart』に装着.Zwift用.
TREK EMONDA SLR7 ⇒ 自室に縦設置.

うち,DOMANEは毎年恒例のオーバーホールで現在ドック入り.
仕上がってくるのに10日ほどかかるらしい.

帰ってきたTREK DOMANE SLR7~3度目のオーバーホール

うちのスマートトレーナー『Tacx Neo Smart』は初代モデルで,11速のギアを付けている.

つまり...

TCTは10速モデルなので不適応.
EMONDAは12速の上,スルーアクセルなので不適応.

となる.
まぁ,スプロケ交換したり,オプションのシャフトを購入すれば,こいつらもTacxに装着できないわけではないらしいが,正直,面倒である.

結論.

「12月に納車したものの,外ライドはまだ無理」なEMONDA+3本ローラーでポジション調整したり,身体を慣らすことした.
これまでもお試し的に2,3度乗ったが,タイヤの減りが嫌で避けていたのだ.

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

Kazchariのトレーニングルーティンはだいたい21時から22時の1時間ほど.
Zwiftならともかく,3本ローラーを1時間漕ぐのはひたすら退屈.

3本ローラーは寝室,ベッド横に設置してある(コケても安心だ)
テレビを見ながら漕いでいたが,レイアウト的に視線が右方向となり,ポジションが崩れてしまうためあまり利用したくない.

つーことで,正面に一脚+テーブルで作ったスタンドにiPadをのせて「NHK+」「Amazon Prime Video」などのサブスクを鑑賞するパターンに落ち着いた.

iPhone11 Pro

SLIK 一脚兼簡易三脚 スタンドポッド STAPOD

Actnow 三脚スタンド 対応 テーブル 台座

そして3本ローラーは何しろうるさい.
iPadのスピーカーだと何も聞こえない.
よってワイヤレスイヤホンで接続.
Kazchariは安定と安心のAnkerを使用中.

Anker Soundcore Liberty Air 2

さて,このような環境下,最近鑑賞した映画やドラマのざっくりレビュー.

以下,ネタバレ含みます.

【インビクタス 負けざる者たち (字幕版)】

イーストウッド映画に外れなし.
ただし『ミリオンダラーベイビー』『グラントリノ』など,鑑賞後,そのあまりの内容の重さ・深さにメンタルが「どよーん」と落ち込むことがあるのだが,こいつはそうでもなかった.予想以上にシンプル.

実話なので,いきなりテロを起こしたりはできないからそこは仕方がない.
Kazchariはラグビーに興味ないけど,まずスポーツ映画としてよく出来ている.

そして,南アと言えばアパルトヘイト.
とは言え,差別反対を声高に訴える映画ではない.
その主張は静かだが強い.

マンデラが収監されていた刑務所および独房が映し出される.
ここで27年間過ごしたのだ.
その劣悪な環境下で捨て鉢にならず,自己を律して生き続ける.
凄まじい人生としか言いようがない.

一番好きな場面は,決勝戦のスタジアムの外で,空き缶拾いの黒人少年と白人のタクシードライバーが,試合進行とともに徐々に打ち解けていくシーン.ベタやけどな.

先程は「落ち込まない」と書いたものの,「旅行者の犯罪遭遇率300%(つまり1日に3回犯罪に巻き込まれる)」という,いささか大げさな悪評が絶えないヨハネスブルグ.
訪れたことはないが,それは今も変わらないらしい.

【2023年】ヨハネスブルグの治安情勢まとめ!旅行者が注意すべき危険ポイント

【ルパン三世VSキャッツ・アイ】

『vsコナン』以上に無茶なコラボと言われた本作.
まず物語として,前半は割りと面白かったけど後半がなぁ...
結局,真犯人のおっさんが何者なのか,何が目的なのかイマイチわからん.
スペシャルの割にはスケールが小さい.
それに,銭形の扱いが残念.

懸案のキャラデザはどちらの作風にも似せないパターン(つってもルパンはシーズンごとに顔が違うけど).
今風な画で統一され,さほど違和感はない.

ただし問題は声.
もはや栗田貫一すら老人声(劣化とは言わない).
ましてや「泪」を除き,オリジナルのままのキャッツ陣は...
確かにみなさんプロの声優さんである.
でもなぁ...
思い切って新キャスで良かったのでは? キャラデザも違うし.

そうそう,Kazchariの記憶に間違いがなければ,ルパンと次元の喫煙シーンがなかったはず.時代やな.

【ライト/オフ(字幕版)】

「出るぞ~出るぞ~からのバン!」系のびっくりホラー映画.
アバン(?)の縫製工場でお父さんが襲われるシーンが,いや,ここだけが怖かった.
不安定なローラーに乗りながら観る映画とちゃうなぁと思いつつ,続きを鑑賞.

徐々に”びっくり演出”にも慣れ,何より”ナニカ”の正体がわかり,その造形を見せてしまう.
結局,ダイアナは物理的に存在? それとも観念的な存在?(明らかに前者としての描写)

もしかして「その正体はお母さん自身でしたぁ」とかいう展開かとも思ってたけど,ダイアナはダイアナで実体化.

そして「こんなん,どうやって倒すねん」からの母の犠牲エンド.
しかあし,肝心の母と娘の過去を含む親子の交流がほとんど描かれなかったせいもあって,母親の決断に感情移入できない.

「アイデアは面白い.けど設定の詰めが甘い」と思わせるもったいない映画だった.

似た系統のホラーだと『IT FOLLOWS』の方が好み.これは後を引く.

映画『IT FOLLOWS』を観た~それはアレで感染する

大奥(NHKオンデマンド)】

現在,NHK火曜日10時枠で放送中.
面白いっつーか,NHK大暴走.
莫大な予算と資産(セットや衣装)をぶっこんだ映画クオリティのSF時代劇.
こりゃ民放かなわん.

ストーリーは漠然と知っていたし,テレビや映画でもやっていたことは知っていたが興味はなかった.
「どうしたいのかわからない大河よりもはるかに面白い」という噂を聞いて視聴開始.見事にはまった.

何しろ全ての役者が素晴らしい.
特に...斉藤由貴はバケモノか.

吉宗→家光→綱吉と,某FSSなみに時間軸が移動する構成も興味深い.

原作コミック完結に付き,大政奉還まで映像化するとのこと.
楽しみだ.

つーことで,いい時代やな.
退屈させない...って,前回のデトックス話はどこいった!?

ぼっちライドは退屈なのか?

それにしても室内ライドとは言え,EMONDA速いわ.

気のせいではなく,TCT5000とは平均速度が全然違う.
諸事情によって,TCTはフロントインナー縛りのせいもあるけど.

EMONDAはBB周りの剛性感とDi2のチェンジが心地よい.
これが価格と機材進化の差ってヤツか.

昨年のモンキー125,つまり舗装路での初実走は3/25となっている.

モンキー125,2022年シーズンスタート!

オートバイが走れるならロードバイクもOKのはず.
うーん,まだまだ先やな.

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023』にエントリー!~坂バカ宣言

2023/1/31 Tue

4度目の正直.

上川町,大雪森のガーデンまでの5.2kmを駆け上がる旭ヶ丘ヒルクライムアタック2023のエントリーが開始された.

開催日は7/2の日曜日.
あっという間のような,まだ先のような...

告知を耳にし,スポーツエントリーにて早速申し込む.

本大会へのエントリーは4回目,つまり毎回参加中.
Kazchariにとって夏の風物詩である.

これまでのチャレンジも記事にしている.

『旭ヶ丘ヒルクライムアタック2021』に参加

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2022

参加するからにはできるだけ上位を狙いたいものである.
そこで,まず機材ドーピングをたくらむ.

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

TREKのお高いピュア・クライミングバイクを導入.
コンポこそアルテグラだが,他のパーツ,特にホイールは「RSL37」を奮発.

「これで勝てねば貴様は無能だ」と仮面の赤い人にボソっと言われそう.

とは言っても誰に勝つつもり?
20代,30代のガチ勢にはさすがに勝てぬ.

もちろん相手はKazchari自身だ.
年々30秒ずつ落ちるタイムをなんとかせなあかんね.

SNSでの開催告知には,たくさんのコメントがついていた.
中には「年齢別クラスを設けてほしい」という声も.
うーん,賛成と言えば賛成やけど,ワカモノ+高級バイクを抜かして,中級者くんのように「Ohhん」とマウントかますのも快感やしな(性格悪っ).

つーことで,5ヶ月後の本番に向けて,エンジン=カラダの方の準備もしていきまっしょい.

ようやく新コロも落ち着きつつあり,「5類にする」とか「室内もマスクなしにする」とかいった動きが活発化しつつある.

ブルベやヒルクラなどのイベントも通常開催が増えてきた.

ヒルクラと言えば,上富良野町内から十勝岳を登る『カミヒル』
出たい出たいと思いつつも,ここ数年未開催状態.
こちらはしっかり年齢別クラスあり.
今年はどうなるのだろう?

ちゃんと十勝岳クライムライド

そういえば今日で1月が終わる.
坂バカ枠希望で応募した『チャリダー』の出演募集には外れてしまったようだ.
残念.

つーことで,今年はヒルクライム強化月間...もとい年間だ!
買ったはいいものの,EMONDAはまだ一度も実走してないぞ!

知識&技術,それに何より実践を通じて,Let’s combat old age!

ファットな冬の天人峡ライド~ぽかぽか

20223/1/30 Mon

新運用と新兵器.

OLYMPUS TG-5

晴れ,温度:-10 ℃,湿度:76%,体感温度:-16 ℃,風速11.2 km/時,風向SSW

振替休日.
昨日の日曜日は悪天候で一旦出かけたものの,道路状況的に諦めた.
一夜明けると,ここ最近なかった超快晴.
これは出かけねばなるまいて.

ただし...定刻に起床したものの,とある場所に寄りたくて出発が遅れてしまった.
そう,欲しいガンプラの再販日と重なっているのだ.

で,近所の「100満ボルト」の10時開店と同時に入店.
残念ながら...なかった.
いわゆる納品日と店頭販売日の時間差か?
はたまた最近の悪天候のせいか?

いずれにせよ,2回目の再販も逃してしまった.
まっ,来月に期待かな.

「身構えている時には,なかなか買えないものだ.来店ポイントだけでももらって出発するか」と,スマホのアプリ画面を端末に読み込ませたが,なぜかエラー表示.
店員さんを呼ぶ.
どうやら,ポイントカードの情報とアプリの登録内容が一致しないためだそうな.

かもな.

旭川に引っ越してきた頃,色々なポイントカードを作ったけど,時々はKazchari,時々はヨメさん名義とごちゃごちゃにしてたツケが,各種アプリ移行により露呈しつつある.
ここはスッキリさせるべく,Kazchariの名義に変更することにした.

この手続きに意外と時間がかかった.
店を出た頃には,当初の赤平方面計画は挫折.
近場ライドに変更することにした.

で,向かったのが...

OLYMPUS TG-5

はい.
クルマ・デポポイントでお馴染みの東川大雪遊水公園到着.
前輪をはめると,時既に11時半.遅い.

今回のライド,新しく試したいことがいくつか.

1つ目はベースレイヤー.

冬ライド,特に北海道のこの厳冬期を乗り切るには何よりベースレイヤーが大事.
Kazchariは2種を使いわけていた.

冬のインナー対決~「ミレー」vs「ファイントラック」

いつも役に立つというか,Kazchariの興味と一致する内容の多いチャリ系ブログ『cbnblog』によると,この2枚の合せ技が効果的とのこと.

ミレーのドライナミック・メッシュの性能が異次元すぎた 吸汗速乾インナーの効果を倍増させるチートアイテム

この発想はなかった.
で,今回試してみることに.

iPhone11 Pro

これで”ビーチク”が痛くないぞ!

もう一つは先日購入&色々あった「電熱グローブ」

Warm EF 電熱グローブ

マイナス20℃にせまろうかという厳寒の日.
まさに効果判定のチャンスである.

もっとも,最初からは着用しない.
真打ちはここぞという場面まで登場を待つ.

今日は趣向を変えて,いつもと異なりダム対岸ルートで登っていく.
それにしても...

OLYMPUS TG-5

この美しさよ.
空気が美味い.

それに完璧な除雪.
鼻歌の一つも歌う...いや,顔が痛い.

OLYMPUS TG-5

さて,ある意味冬ライド最大の鬼門.
トンネルである.

全く積雪がないのでスパイクピンがちびる.
盛大な騒音を立てつつ,ファットが走る.

そしてトンネルを抜けると...

OLYMPUS TG-5

見事な大雪山系.
これだから冬ライドはやめられない.

OLYMPUS TG-5

ここも好きなポイント.
青と白.
そこにちっぽけな黒いチャリ.

OLYMPUS TG-5

通称「ユイの壁」を下りてすぐの分岐看板.
この激坂,当然のごとく冬期通行止め.

OLYMPUS TG-5

今日のコースはやたら長い直線が多い.
晴天時はええけど,吹雪いたら絶望しか感じない.

OLYMPUS TG-5

この青看板の手前,別の林道が走れそうだったので進入したら,前方からトラックが走ってきて慌てて退散(Uターン).
どこかの工事現場につながっているようだ.

そう,今日は平日.
トラックを始め,お仕事車両が非常に多い.
観光客のクルマが少ないけど,痛し痒しやね.

OLYMPUS TG-5

予定通り,天人峡を目指す.ここから約10km.

OLYMPUS TG-5

トンネル内.特に暖かくもなし.
スパイクピンがぁー!

そうそうフロントライトはRAVEMEN.

使い勝手良し.

OLYMPUS TG-5

で,我慢の「羽衣トンネル」を抜けるとこの絶景である.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

今やたった一軒しかない宿(しきしま荘)のための完璧な除雪.
光のあたる柱状節理と,暗い雪の壁.
コントラストがくっきりしすぎて,”切って貼った”みたいな画になっている.

最後のトンネルを抜ける.
行き止まりの先には,今や心霊スポット化しつつある『天人閣』

OLYMPUS TG-5

まだ営業していた頃,日帰り入浴で訪れたことがある.
めっちゃええお湯やったなぁ.特に露天風呂はよく覚えている.

ワンチャン,冬の「羽衣の滝」まで行けるかと思ったが,全く除雪されていないようだ.
猛者たちの歩いた跡はある.

つーことで,ここに来た目的である「足湯」へ.

OLYMPUS TG-5

いい感じに冷えている「メッシュソックス」「ウールソックス」「トゥーカバー」「オーバーソックス」の豪華4層重ねを脱ぎ,湯に足をつける.

至福.

OLYMPUS TG-5

ちょうどどこかの温泉施設なのか,トラックが大量に湯を汲みにきていた.
タイヤの跡が他に何台もあったので,半端ない湯量なのだろう.
つくづく,主要ホテルの廃業がもったいない.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

持参した補給食を頬張りつつ,30分ほど滞在.
長時間の休憩は汗冷えの元.
それに日が傾くと一気に気温が低下する.

出発.

OLYMPUS TG-5

天人峡までは2~5%の登り.
そう少し標高が高いのだ.

ゆえに帰路は下りとなる.Avgスピードも25km/hを越える.
すると何が起こるかというと...ひたすら寒い.

数百メートル進んでたまらずストップ.
ついに,新兵器,電熱グローブの登場である.

OLYMPUS TG-5

以下,インプレッション.

素晴らしい製品である.

緑色は一番低い温度なのだが,ハンドルカバー併用のため全く問題ない.
手の甲からMP関節を越えたあたりまで,ほんのりと暖かくなり,冷えて感覚が怪しかった指先の動きが完全復活.
その末端の回復が身体全体に伝わったのか,念のために持参していた電熱ベストは使用する必要がなくなった.

Kazchariの場合,Lサイズだと指が余るので,デジカメの操作がややしづらくなるのと,バッテリーのせいで手首あたりが太くなってしまうので,ハンドルカバーに入れるのに少々コツがいるが...それは些末なこと.良い買い物をした.

ちなみに1時間ほどの使用でバッテリー15%減.十分でしょう.

ただし,以前の記事でも書いたが「洗濯不可」らしい.
できるだけ汗をかきたくないのでヒルクライムなどでの使用は避けたい.
後,ついつい鼻を拭ってしまう癖も...自重しよう.

OLYMPUS TG-5

ここまで下ると,気温も少し高くなる.
と言ってもマイナス10℃ぐらいか?

そうそう「足湯」につけたせいか,足の方は全く寒くない.
ずっとポカポカしている.
さすが温泉,恐るべし.

帰りは往路の対岸を走る.
”みんな大好き”チョボチナイゲートは完全に雪の中.
クロカンの人とか進してそう.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

例によって憂鬱なトンネル轟音走行を終えると,忠別ダムの管理所が現れる.
せっかくなのでダム道路ライド...げっ,除雪してへんやん!

OLYMPUS TG-5

ダムからのダウンヒル.
途中でワンボックスがスリップして,道路脇の林に突っ込んでいた.
ドライバーはどこかに電話中.
うーん,この見通しの良い道路でなぜスリップ?

OLYMPUS TG-5

つーことで,無事デポ地点の公園に戻る.

OLYMPUS TG-5

いやいや今日も楽しかったのぉ.

まさかこの年になって,マイナス20℃近い中をチャリで走る変...趣味にはまるとは想像できなかった.
健康の秘訣,細胞内ミトコンドリアを増やすためには,運動のほかにカラダを極限状態,特に寒さにさらすのが良いという.

https://www.youtube.com/watch?v=dQxITznYqEE

確かに昨年末,新コロにかかってしまったが,最大で37.2℃の熱,他には何の症状もなかったのは,我がミトコンドリアの丈夫さのおかげに違いない.

Cの記録~そして残りの人生

さて,本日のライド,最大の収穫は言うまでもなく電熱グローブの有用性.
こいつさえあればもっと寒くても,何なら南極でも大丈夫!(マジで!?)

「ベースレイヤー2枚重ね」作戦は...よくわからん.
いつもと変わらん感じ.
別メーカー,別素材,何より新品でないと効果的でないかもしれぬ.

OLYMPUS TG-5

いつもならこの後,サ活へGo!なのだが,昨日も行ったしな.

HOKKAIDER BASEへの立ち寄りも考えたが,閉店時間近くになっていたので諦めた.
後でSNSで確認すると臨時休業だったとのこと.

うむ.相変わらずツイている...いや,ストフリ買えてへんやん!