『13人の命』を観た~知識と経験

2024/12/23 Mon

ひたすらに

Amazon Prime Videoにて『13人の命』を観た.

13人の命

以下,簡単な(映画からの)あらすじ.

2018年,タイ北部(チェンラーイ)にある「タムルアン洞窟」に地元のサッカー少年とコーチ,13名が閉じ込められてしまう.
折しも季節外れの大雨によって洞窟は水没.
タイ軍のダイバーチームが捜索するも,13人の生死は不明.
そこでイギリス人他のレスキュー・ダイバーチームが召喚され,13人の無事を確認.
ただし,細い洞窟内をダイビング経験のない者が泳いで帰還することは不可能.
絶望に打ちひしがれる関係者だが,レスキュー・ダイバーには一発逆転の秘策があった.
それは麻酔科医監修の下,少年たちを眠らせて荷物のように運ぶこと.
誰にも経験のない,決死のミッションがスタートする...

と,もったいぶって書いてますが,一応ドキュメンタリなので史実通り,少年とコーチは全員救出されます.
ただし,洞窟のルート確保の際,タイ軍のダイバー一名がアクシデント(エア切れ)により溺死.

さて,この事故,日本でも報道されていたので記憶している人も多いはず.
Kazchariも知ってはいたが,どの様に救助されたのかまでは知らなかった.
麻酔科医,スゲーな.

で,映画の感想だが,脚本,撮影とも実に素晴らしかった.
あくまで実話ベースなので,わざとらしい誇張もなく質実剛健な作り.
140分という長尺を飽きさせない.

主役らしい主役は不在.
しいてあげれば外国人のレスキュー・ダイバー達だが,タイの軍人さんも,洞窟内に雨が流れ込まないようダム作りを行った水道技師,苗の全滅よりも子供らの安全を考え排水を受け入れた農家のみなさんなど,各エキスパート全員が協力的.
何もなかった洞窟入口に次々とテントが建てられ,食事を作るおばちゃんが集結.そう,食事シーンもちゃんと描かれる.
マスコミは...まぁどうでもいいや.

責任を巡っての知事と大臣の確執や,ミャンマーから逃れたシャン族のタイ国籍問題など,政治的な背景も少し描かれるが,深くは掘り下げられない.

発見された際,10日間ほど食料を口にしていない13人はちゃんと痩せている.
幸い水だけは豊富なので生き延びられたのだろう.
何よりもメンタルの強靭さに驚く.
劇中ではコーチによる瞑想が精神の均衡を保つのに役立ったと描写されていた.
タイ人は敬虔な仏教徒.一時的な出家も必須.
こういう時の宗教は強い.

細かい点だとタイ人がちゃんとタイ語を話していることもベネ.
外国人と話す時は,できる人だけが英語で応答.
こうした所にこだわっている映画は名作.

ストーリーは,その救出作戦に完全にフォーカス.
最初の1人が助かった後,残り12人はダイジェスト的に流すのかなぁ...と思ってたらほぼ全員にフィーチャー.そら,この上映時間になるわ.

水中撮影も秀逸.
洞窟の狭さや急流の表現.タンク残量メーターを見ての絶望と焦りも...うん,実感.

脳天気なハリウッド映画のヒーローと違って,過酷な作業にレスキュー・ダイバー達も疲労困憊.
カラダとココロも限界.イラつくし,弱音も吐く.
疲労感がこれでもかというほど伝わってくる.

そして全てが終わった後,みなそれぞれの場所に帰る.
日常の大切さを味わう.

この映画の制作は2022年.
なんとこの規模の作品で,劇場公開はされていないらしい(Amazon独占配信).

そうそう自分でも忘れていたがKazchariはダイバーでもある.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

洞窟ダイブ(CAVE DIVING)の経験もある.
一番印象に残るのは,やはりメキシコのユカタン半島のセノーテ

とんでもなく美しい所で,ダイバーなら一度は潜りたい場所.

メキシコセノーテに行く前に知っておきたい一日の流れや持ち物

何よりも,地上では決して見ることができない光のカーテンの神秘さよ.
浮上後,「This is my best dive!」と叫んだことは覚えている.

当時はデジタルの水中カメラを持っていなかったので,現地で「潜ルンです」(写ルンですの水中撮影用)を購入.
写りは期待していなかったが一応撮影.
だがしかし,空港の荷物検査X線でヤラれた(フィルムが感光して全滅)
記録より記憶に残っているのでヨシッ!

類似した出来事としては,2010年に起きたチリの鉱山事故も有名.

コピアポ鉱山落盤事故

こちらも映画化されている.

チリ33人 希望の軌跡 [Blu-ray]

以前観たことがある.
主役がアントニオ・バンデラスということで,タイの映画に比べると”いかにもな”脚色がされていたような印象.

確か,この映画ではオミットされていたと思われるが,閉じ込められた鉱夫のリーダーが,”たまたま”ドラッカーの愛読者であり,その理論に基づいて,各人の適性・能力に応じて坑内での役割を決定.
その的確なマネジメントによって,閉鎖空間においてもメンバーがパニックに陥らず,無事救出されたという話があったとかなかったとか...

チリ鉱山事故、奇跡の生存から学ぶ希望とリーダーの役割

マネジメント[エッセンシャル版]

タイの瞑想,チリのマネジメント.
ホンマ,いつどこで何が身を助けるかわからない.

豊富な知識と経験,これぞ人生のエッセンス.

不健康な日~仕方ないケド

2024/12/21 Sat

できれば避けたい

本日は土曜休日出勤.
天候は晴れだけどチャリに乗れないので,そんなに悔しくないぞ(意味不明)
いつもの時間に起きて,いつもの朝食を摂った後,出勤.

さて問題は昼食である.
右手(右肩)が使えないので弁当を用意したり,クルマを運転して買い出しに行くこともできない.

仕方なく,職場に設置してある自販機でカップ麺を購入して食べることにした.

Kazchariはめったにカップ麺を食べない.
単純においしくないのと,食後の口内の気持ち悪さと胃もたれ,それにエネルギーになっている気がしない感...
何か自傷行為をしているかのよう(ちなみに筋トレは”良い”自傷)

そうなるとわかっていたのに,ついつい食べちまった.
後悔しきり.

袋麺の場合,野菜入れたり,ハム入れたりと多少は栄養価を高めることができる(加工肉の是非はともかく).
やはり今後カップ麺は”絶対に”止めようと誓う(何度目?)

そして何より量が足りない.
で,今度は(自販機の)スナック菓子に手を出してしまう.
ついでにコーラも.

あぁ,最悪のジャンク飯.
防腐剤&添加剤がてんこ盛り.
さらに気持ち悪くなった.

Kazchariは決して過度の健康ヲタクではないのだが,今日の昼食はサイアクだった.
一体,何してるんだか.
驚くべきことに,このような食生活を続けている人も多いかもしれん.
仕方なくなのか,好んでなのかは知らんけど.

夕方,ようやく業務終了.
帰宅したら家族も揃うし,ちゃんとしたメシ食べよう.

やはり食事は人生を充実させるのに超重要.
”贅沢”ではなく,栄養あるモノをよく噛んで,感謝しつつ食べるべし.

まぁ,何をどれだけ食べようとも,ロングライド1本で全て消化できてたんやけどな,あの日までは...

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

あの日,あの時,あの場所でもう少し慎重だったら,楽しい日々が続いただろうに...(引きずるなぁ)

そんな気分の中,興味深い動画を発見.

https://www.youtube.com/watch?v=Le7ecSBlM6o

旅のトラブル動画として秀逸.
わかるぞ,わかる,その気持ち.
マジで「スマホを落としただけ」で詰んでしまうのが昨今の海外旅.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

命に関わるほど深刻ではないが,旅の質を大きく下げてしまう出来事.
「大した事ない」と自分をだましだまし進む.
後悔と同時に,人の情が身にしみる.
そして旅人は成長するのだ.

それにしても「BROMPTON」いいなぁ.
飛行機輪行で海外行けたら超楽しそう.

ミニベロは以前から興味がある.

ミニベロ(も)欲しい~気になるTyrell&Birdy

iruka~まるで宝石でできた乙女

こうした個性あふれるデザインや機構があるタイプに惹かれるけど,やはり世界一メジャーなBROMPTONが,旅自転車としては最適かもな.
カブと立ち位置が同じ.トラブってもなんとかなりそう.

BROMPTON

おっ,ちょっと元気出てきた.

やり残したこと?~トーゴへの誘い

2024/11/29 Fri

循環の理

最古参のSNSであるFaceBook.

もちろんKazchariも利用しています.
同じ趣味趣向のグループに入会して,有益なイベント情報を入手したり,メンバーの人に連絡を取ったりするのに便利.

ただし諸般の事情でほぼread only
書き込むなら,ちゃんと記録に残るブログの方が良い.

さて,年末が近づくと「やり残していたことをやりました」的記事が増えてくる.
Kazchariの趣味界隈だと「登った」「走った」「行った」「食べた」「作った」みたいなネタが目に付く.

FaceBookは高齢ユーザーが多いと言われる.
つまり,人生の残り時間そのものが少ない.
その行動には「年内で終わらせる」以上の意味があろう.

そんな中,以前「海外ツーリングツアー」でご一緒したKさんのポストが目に入った.要約すると...

「年末から年始にかけ,海外オートバイツーリングの同行者を募集しています.行き先はトーゴ&ベナン」

こ,これはっ!

Kさんは海外オートバイツーリングマニア
数年かけて世界一周というパターンではなく,数国を1,2週間ぐらいの日程でサクッと行って帰ってくる方法を続けておられる.
かつてご一緒した「3ヵ国横断ボルネオツーリング」も,元々はKさんが旅行会社に持ち込んで実現した企画だった.

レンタルバイク&チャリの思い出

オートバイやチャリなど,公共交通機関を使わない旅は自由だ.
都市部や有名な観光地をつなぐ「点」と「点」の旅ではなく,そこに「線」と「面」が加わる.
観光客が立ち寄らない名も知らぬ町をさまよう,オリジナルな旅となる.

そのKさんが今回はなんと「トーゴ」行きを検討中とな.
はたして,この国の名を知る日本人はどれほどいるのだろうか?

トーゴは西アフリカにある小国である.
「ニャホニャホタクロー」で有名なガーナの隣りと言えば,場所のイメージはつかめるだろうか?(つかめんわ!)

トーゴ共和国

この国とKazchariには縁がある.

時に1987年.大学生だったKazchariは週5日,新聞社の編集部でバイトをしていた.
パソコンや携帯電話はまだ普及していない時代である.
そのような状況の中,スクラップ帳作りや,外回りをしている記者さんからの問い合わせで過去の記事を検索したり,デスクから依頼された雑用をこなしたりと...一見ハードそうに見えるが,その実,かなり緩いバイトだった.

その割には時給も高かったなぁ.
バイト時間中,ヒマにあかせて各新聞や書籍を読みまくり,少々変な方向の社会正義に目覚めたKazchariは,たまたま広告で目に留まった「フォスターペアレント」に申し込んだ.

プラン・インターナショナル

現在とは活動や援助内容が大幅に変わったと思われるが,この団体を通じて月々¥5,000の寄付を行うことにした.
名目上は「対象国の,とある村に住む,とある子供の里親になる」という体を取っている.もちろん正式に養子縁組をするわけではない.
寄付金そのものは,その村全体の利益につながる事業に配分されたそうな.

最大のウリ(?)は,援助対象の子供から年2,3通の手紙が届くこと.
Kazchariの”子供”の名は,10歳のザカール・アビボくん.
彼がトーゴ在住だった.

ちなみにトーゴはフランス語圏.届いた手紙を辞書片手に読んだような記憶がある.いや,スタッフが英語に訳してたかな.古い記憶ゆえ,この辺はあいまい.

そして,事務局の手配でザカールくんに会いに行くこともできた.
ただしトーゴの首都ロメまでは自分の力で行く必要があった.

今なら問題なく(?)渡航可能だが,その時のKazchariは海外旅行初心者.
当時,実際に旅行代理店(◯祖神)に問い合わせたが...

Kazchari「すいません.トーゴまで行きたいんですけど,いくらかかりますか?」

スタッフ 「...お客様,失礼ですが海外旅行にはよく行かれますか?」

Kazchari「ええと,はじめてですぅ」

スタッフ「...申し訳ありませんが,初めてのご旅行で西アフリカはおすすめできません」

と,速攻でたしなめられた.

そらそうだ.アフリカ旅行と言えば「治安」「衛生」「物価」「病気」のリスクが高すぎる,と今ならわかる.
特に「西」やら「中央」アフリカは,ビギナーには無理ゲー.
◯祖神,GJである.

相談の結果,「わかりました.ケニアまではチケットお出ししますので,行けそうだな,と思われたなら,その先はナイロビにて,ご自分で手配ください」ということに.

つーことで,人生初の海外旅行はケニアに.
結局というか,当然のごとくトーゴ行きは諦めた.
自力手配のスキルが無さすぎた.

まぁ,普通にケニアでのサファリやら何やらの旅が楽しかったせいもある.
帰りにはトランジットでインドネパールも旅したし.
バックパッカー最高!うぇーい!

結局,トーゴには行けぬまま,ザカールくんへの援助は3年間ほど続いた.

しかしある日のこと,事務局から「政情不安により,ザカールくんの一家が村から逃げ出してしまいました.これであなたのトーゴへの援助は終了となります.代わりにケニアの〇〇ちゃんを紹介しますが,継続されますか?」という連絡があった.

なんだかなぁ...で,一気にモチベーション低下.
やっぱり,こうした金銭だけの援助って,ちょっとした外因であっさりと無意味になってしまうのだなぁ...と思った(※個人の感想です)

この思いが,やがて後の青年海外協力隊参加につながっていくのだが,それは別の話.

さて,Kさんツアーの話に戻す.
しばらくしてさらに詳細なインフォメーションが出た.
以下はKさんの投稿(概要).

・期間は年末年始の2週間程度
・現地ツアーを利用(4名から可能)
・コース概要:トーゴ(ロメ)→ベナン(ガンビエ等)→トーゴ(ロメ)
・概算費用:40万円+航空券代金+その他になります

なんと! 隣国のベナンにも行きますとな!
あぁ,なんて楽しい,夢のような旅なのだろう(たぶん).

これなら多少費用がかかっても参加したい...ところだが,現実的に考えるとさすがに躊躇.
まず期間.2年連続2週間の休暇はさすがに...

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

料金も料金.
総額¥70万を越えるのではないか.

とまぁ,「行かない」「行けない」理由を考えている時点で,今回は縁がなかったのだろう.

旅の面白さに気づくきっかけを与えてくれたトーゴ
もし,残りの人生でトーゴに行けたのなら,なんとなく人生の環が閉じる気がする.

モノより経験,これは絶対的な真理.
しかし時間と体力は有限.
キレイに「円」を閉じるための心身両方の闘いは続く(そうなのか?).

ところで,ザカールくんは今どこに?

Topstoneな積丹&当丸ライド~アフターNISEKO GRAVEL

2024/9/23 Mon

トンネルが長すぎて多すぎる

iPhone15 Pro

晴れ.温度:13 ℃,湿度:75%,体感温度:13 ℃,風速:11.4 km/時,風向:NE

昨日の「ジャリ感」がカラダから抜けきれぬまま,5時過ぎに目が覚めた.

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

相変わらずショート・スリーパーやな.
体調は悪くない.
脚もそれほど疲れていない.
今日がレースなら前日に入念にマッサージするところだがな.

MYTREX マイトレックス REBIVE マッサージガン

ただし気になるのが耳の痛み.
別に中耳炎とかではなく,ウレタン耳栓による穴の圧迫痛である.
そろそろアイマスクを含め,睡眠グッズの見直しが必要な時期かも.
以前,レビューを書いた「Anker A10」も,どうにもイマイチで,結局ヤフオクで売ってしまった.

睡眠特化型イヤホン~『Anker Soundcore Sleep A10』を購入

懲りずに新型の「A20」にチャレンジ?(高い!)

Anker Soundcore Sleep A20

さーて,本日の予定は?
昨日とは異なり一日中快晴予報.
このまま帰宅するのはもったいない.

せっかくの遠征ライド.
滅多に来ないこの地域を楽しみましょう.
とは言え,ニセコ・倶知安エリアは...とりあえずええかな.

そこで思いだしたのが,エントリーしながらも雨でDNSしたブルベ「BRM711当丸コースター300」.

もちろん,300kmを丸々トレースする時間も根性もないので,神恵内を起点に積丹半島をぐるっと時計周り,古平から当丸峠を越えて戻るというルートを考えた(一部しかかぶってないやん).
うむ.いけるいける.楽しそうだ.

思えばオートバイやクルマではなく,このルートをチャリで走るのは初である.

行き先が決まれば話は早い.
昨日同様に朝風呂に入りココロとカラダのスイッチを入れる.
ローソンにてコーヒーを購入.
パンとおにぎりの朝食後,パッキングして7時過ぎにはチェックアウトした.

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ナビによると神恵内まではクルマで1時間ほど.
意外に近い.

道の駅があるものの,その手前の市街地でクルマをデポできそうな場所を探す.
地図で確認すると「村立漁村センター」の駐車場がよさそう.
祝日だし,この広さなら迷惑にならないだろう.
ちょうど当丸峠からのダウンヒルの終着点になるし.

で,8時頃無事現着.
Topstoneを降ろす.

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暑くもなく寒くもなくいい気温.
長袖インナーに夏ジャージの昨日と同じ組み合わせである.

もちろん海が左手となる時計回りで出発.
まずは道の駅「オスコイ!かもえない」を目指す.

iPhone15 Pro
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海岸の漁村を通るため気分はすっかり島ライド.
昨年走った「利尻島」を思い出す.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

いずれにせよ,初めて走る道はワクワクするねぇ(オートバイと同じ景色だけど何かが違う).

やがて道の駅「オスコイ!かもえない」に到着.
ここは台風被害により,2004年から2010年までの6年間,閉鎖されていたことがある.いわば幻だった駅.

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本日,2024年の再訪ではデジタルスタンプをGet.
めったに来れない場所なので貴重だ.

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道の駅を出るとすぐにトンネルが現れる.
ここを皮切りにトンネルが続く.
そう,このルート最大のネックはこれ.
2km級のトンネルが何個も続く.

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チャリでのトンネル走行は言うまでもなくデンジャラス.
後方からの追突事故や前方からのライトのまぶしさ,路面状況の把握(穴ぼこ,濡れ)が困難なことによる転倒,そして寒さ.

思えばこの積丹半島,車道で一周できるようになったのが1996年と,ごく最近.断崖絶壁を迂回するためには多数のトンネルが必要なのだ.

以下のサイト,こだわりのトンネル愛&旧道愛が素晴らしい.

積丹1周旧道旅1

幸運なことに,積丹半島は気象条件の厳しさゆえ,逆にメンテが頻繁なのか,照明・路面とも良好なトンネルがほとんどだった.

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トンネル通過しつつも,しばらくは平坦路が続く.
向かい風なので抵抗激しく,疾走感はイマイチ.

やがて前方に「神威岬」が見えてきた.
とりあえずの目的地である.
久々のヒルクライム.
さすがに昨日今日では脚が重い.

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で,何年ぶりかの神威岬.
駐車場ってこんなに広かったっけ?

いずれにせよ休憩.
トイレもある.
そして自販機の隣には...ででん! ゴミ箱もあるッ!
ここはリアルゴールドを買わずにいられないッ!

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さて,岬の先端(女人禁制の門があるところ)へは,結構な距離を歩く必要がある.

余談だが,その昔(35年ほど前)に訪れた際,先端のローソク岩を見るためのルートは「山」と「海」の2か所と聞き,Kazchariはよりハードな海ルートを選んだ.
たぶん山ルートは今の遊歩道.

この海ルートは心霊スポットとして当時から有名.
一旦,海岸沿いまで降りて,岩に開けられたトンネルを通るのだが,このトンネルやっかいなことに途中で2か所が90°に曲がっている.
つまり,距離は短いものの,完全に光が閉ざされて漆黒になる瞬間があるのだ.
「ライトを持参すれば良い」との意見もあるが,この暗闇でライトを照らすと何やら見えてはいけないモノが見えるとか...

で,当時21歳のヤングなKazchariは,手で壁を伝いながら,なんとか海岸に出た.その時の写真がこれ.

フィルム写真のスキャンなので,解像に関してはご勘弁.
後に聞いたところでは,そのトンネルは「念仏トンネル」と言われていたそうな.ヤメテー.

つーことで,おっさんになった今では,そんな冒険はしない.
それどころか山ルートすらもたるい.
SPDシューズとはいえ,できるだけ歩きたくない,チャリと離れたくないのが正直なトコロ(チャリダーあるある)

つまりこの駐車場にて岬巡りは終了.
クールに去るぜ.

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先ほどまで苦しめられた向かい風は,進行方向が変わったのでややマシ.
これまた懐かしの道営野塚野営場.なぜに道営?

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国道ではなく道道913を走る.
積丹岬に通ずる道である.
なんとなく「巨神兵」な岩.

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島武意,幌武意? どこかで聞き覚えが...
ああ,昔ダイビングで来たな,この辺.

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さて,同じような風景が続くこの道.さすがに食傷気味.
腹も減って来た.
寿司屋や海鮮専門店がちらほら現れてきた.
ここは思い切って,ウニ丼,逝く?
ありゃ.よく考えたら現金は¥3,000ほどしか持ってない.
個人店では電子マネーが使えないことが多いし.海鮮系は厳しいかなぁ...

美国を少し超えた頃,「海鮮」「ラーメン」「カレー」などのノボリが見えた.これなら¥3,000あれば大丈夫か,と入ってみることにする.

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みはらし荘」という名の宿だった.
入口のガラス戸には見慣れた「PayPay」ステッカーが.
なんや電子使えるやん.

ビューテラスがおシャな建物だが,席に通されメニューを確認.
それがこれ.

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ウ,ウニがこの値段.
さすがに厳しい.しかし,PayPayが使えるなら...
ここで店のスタッフから「すいませ~ん.もうウニ切らしちゃって,他のでお願いします」とのお達し.
ほっとしたような残念なような複雑な気分.

「仕方なし」と他のメニューをチェック.
あらためて見るとどれもこれもエグイ値段.
隅の方に¥1,980の「磯丼」を発見.
うん.これにしよう ⇒ 注文.

それにしても...すんげー物価高騰やな.

ウニ丼は確かに美味い.だがウン万円,ウン千円払ってまではなぁ...
20年ほど前,チリのサンティアゴの朝市で「ウニ丼」を注文したことがある.

2004/7/8撮影
2004/7/8撮影

この量で確か¥1,000しなかったような...
現地の人はあまり食べないらしく,日本人が注文すると,黙って醤油とワサビが出てきた.
まぁ,量多すぎ&大味であまり美味くなかったような記憶がありおりはべりいまそかり.

同時期,日本でも稚内だったか,せいぜい¥3,000くらいで食べたかなぁ.
いずれにせよ,もう手が出ない.この値段なら高級焼肉にするね.

とまぁ,そんな思い出にひたっていると,やってきました我が「磯丼」

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ほほぉ,これはなかなか.
「活」を売りにしているらしく,食材のツヤが違う.
もちろん,むっちゃ美味い.こんなのでいいんだよ.
この宿,不思議なことにネパール・カレーも推している.なぜ?

つーことで大満足.
妥協してコンビニ飯にしなくて良かった.

腹も膨れたところで出発.
古市市街に入り,海岸を離れ,いよいよ山中に入っていく.
当丸峠越えのスタートである.

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道道に入ってすぐに見かけたコスモス畑.
写真撮影(構図)のためにはサイドスタンドが便利だが,このTopstoneはカーボンフレームなので装着不可.気にしない人も一部いるけど.

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で,当丸峠だが,これがまぁ,結構ダラダラと登る.
休む箇所がほぼない.
ゾンビ走法にてココロを虚無にし,ひたすらペダルを回す.

ケツが痛い.
ダンシングで荷重を逃がす.
こういう時って音楽があるとええね.
交通量もほぼ皆無だし.
骨伝導イヤホン,持って来ればよかった.

Shokz (ショックス) OpenRun 骨伝導イヤホン ワイヤレス Bluetooth5.1

先ほどチェックしたGoogle Mapから,頂上までの距離を計算.
しかし,覆道やらドームトンネルが続いて,頂上らしきモノがなかなか見えてこない.

Kazchariの頭にある「当丸峠」と言えばこれ.

いつまで登っても,この写真の場所が出てこない.
するとドーム状トンネルの反対車線側にぽっかりと穴.
「展望台Pはこちら」とある.
ハイスピード+カーブ箇所なので,対向車に注意しつつドームを出る.

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iPhone15 Pro このあたりが写真の峠?
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おお,なんだこのバビルの塔感.

こんな人里離れた場所にとんでもない建築物.
まぁ,ここまで延々とトンネルでカバーし続けないと,通行止めになりまくる道なのだろう(たぶん).

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とかなんとか,言っているうちにいつの間にかダウンヒル開始.
おお,これが「当丸コースター」の真意か,と思いきや本番では登る方向が逆ななのねん.どちらからでも楽しめそう.

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いやいやすんげー絶景だ.

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さすがに途中で寒くなって,持参したウインドブレーカーを羽織る.
次々に現れるカーブをクリア.
下り基調を激走.実に走り応えのある道だ.
デポ地点まではあっという間.

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いやぁ,走った走った.天気も最高.
昨日の「NISEKO GRAVEL」もこれくらい晴れてたらなぁ.

とはいえ,グラベルロードだと,ヒルクライムが重くてキツい.
今日みたいなコースはもちろんEMONDA向きだな.

ハスラーではロード2台積みは厳しい.
おっ,ちょうど気になるクルマが...

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Topstoneをハスラーに載せて帰路につく.

時間があるので,例によって常宿の『万葉の湯 ふとみ銘泉』に立ち寄る.
ゆっくりと”サ活”.これで3日連続.

昨日,今日と結構な激闘だったが,グラベルも積丹ブルーも海鮮もダウンヒルも全て楽しめた充実の休暇だった.

なんてパラダイスな人生.全てチャリのおかげ.

『グレンダイザーU』第一話の感想~いろいろリンク

2024/7/12 Fri

キレイだけど

本題に入る前に日夜(日本時間)熱戦が繰り広げられている「ツール2024」の話題から.

Stage12でギルマイ,3勝目!
これは本物かもしれん.
決してガチムチではないスプリンターらしからぬ体型.
登りゴールに強いのは,いわゆる黒人の「バネ」ってヤツですか?
何もなければアフリカ系黒人初のマイヨベール,ほぼ確定か.

あぁログリッチ...ホンマ「ツール」だけは勝てないどころか,大事な場面で落車してしまう.呪われているとしか思えない.

舞台裏ではUAEヴィンゲゴー(VISMA)の舌戦がヒートアップしているという.
集団けん引に参加せず,最後においしいところだけ持っていくヴィンゲゴー(とチーム)
に対して「あいつはvictim cardを使っている」と非難.
「victim card」を訳すと「被害者面」となる.つまり「疾病利得」?(ちょっと違う)
ヴィンゲゴーもヴィンゲゴーで「大けがから復帰したばかりなのは本当だし,そう言われるならそうかもね」とそしらぬ顔(挑発?).
ルールにない紳士協定が多く存在するロードレース.
一方,こういうやり取りが人間臭くて良い.

ツール参戦中のTOTAL ENERGIES.なんとバイク11台と工具一式が盗難被害.
被害額は15万4000ユーロ.日本円だと,なんと2700万円

一般人⇒ 「えっ?自転車11台でしょ.なんかおかしくね?」
ガチ勢⇒ 「1台あたり200万か.まっ,そんなもんやろな」

で,その盗まれたバイクが「ENVE」(エンヴィ)というメーカー製.

昨年まではSPECIALIZEDがスポンサード(つまりS-WORKS)を使っていたが,コミコミ契約のサガンが引退してしまったのでメーカーも変わってしまった.
ENVEと言えばホイール,というイメージだったけどフレームも作ってたのねん.

ツールで言えば,数年前からチームスポンサーに中東勢が増えてきた.
UAEを筆頭に,バーレーン,それにJAYCOにもアルウラーの文字が.
同じプロトンに(一応)宿敵たるイスラエルもいるのがアレだが.

金あるのぉ...さすがオイルマネー.

アラブ諸国でもリーダー的存在なのがサウジアラビア
その潤沢な資金で何をしてくれたのかというと,『UFOロボ グレンダイザー』のリメイクだ.
元々サウジで大人気だったらしい.

同じく人気だった『アイゼンボーグ』もリメイク(?)されなかったっけ?

で,今回リメイクされたのがグレンダイザーUである.

てっきりどこかのサブスク限定かと思いきや,地上波および早々とAmaプラでも配信.
誠にありがたい.「ネズミー+」も見習ってほしい.

オリジナルの「ダイザー」は1975年放送開始.Kazchariは当時8歳.
テレビ放送を視聴していた記憶はあるが,めちゃめちゃうろ覚え.
そのプロトフィルムである『宇宙円盤大戦争』は映画館で観たので,設定が似ている「ダイザー」を観て混乱したことは覚えている.

さて,以下,その『グレンダイザーU』第一話のざっくりとした感想(印象).

グレンダイザーU

まず話の進行がとにかく速い.
速すぎてタメが無さ過ぎる.
物語がリヤドから始まる(忖度?)のはともかく,スポンサー(石油王)はこれで満足なのか?

へんちくりんなUFO(TFO)に乗ってた,少々なさけないオリジナル版の兜甲児は,ちゃんとマジンガーZで戦う.
捨て身の攻撃で一匹だけ円盤獣を倒すが,その後は...頭部をもぎられて完全敗北.
これって『暗黒大将軍』の時よりひどいやられ方では?

その「Z」がプロポーション,ディテールとも昔のままっつーか,むしろコミック寄りの配色でずんぐりむっくりなのに対し,「ダイザー」は今風のメリハリデザインで超カッコよい.

主役の「ダイザー」を際立たせるためとは言え「Z」が少々不憫.
宇宙怪獣である円盤獣との性能差がエグい設定なので,勝てるように途中でパワーアップする? まさかのグレート化?

キャラデザインはエヴァで有名な貞本さん.
兜甲児もそうだが,主人公のデュークフリード,線が細すぎないか?
もし,こんな中性的キャラがアラブ圏で歩いてたら...(偏見)

それに,さやかさんが”ミニスカワンピース”で市場にいたけど,おK?
そのうち「サウジの方々のグレンダイザーU反応動画」がアップされそう.

ストーリー?
王族がらみと言えば,”汚いプリキュア”こと『クロスアンジェ』っぽくもある.
あっ,同じ監督か.まだ1話なので今後に期待.

そして,主題歌も...
「これSEEDで見たヤツだ」的な演出・構図はともかく,肝心の歌が全然印象に残らない(個人の感想です)

そうそう,こいつの前にTVerで『古畑任三郎 最後の事件』を視聴.
犯人役は江口洋介だが,サブキャストにささきいさおが登場.
やたらイケボな鉄道局長さん役.

何が言いたいかというと「グレンダイザー」はいさおボイスに限る.
名曲である.

おっ,ツールの話がアラブの話,それがグレンダイザーに.
最後に古畑出演のいさおに見事にシンクロ.
この世界はリンクしているのだ(なんのこっちゃ)

エアコンなしで真夏のフランス...

2024/7/10 Wed

エコの名のもとに

大阪から旭川に引っ越して20年ほどになる.

当初は「冬は雪で大変だけど,夏は涼しいよぉー,なんせ北海道だからねぇ」とかなんとか言われた.

確かに熱帯夜もあったが,しょせんお盆時期の1週間程度.
「もうあかん! 暑くて眠れん! エアコン買うで!」と決意する頃には涼しくなっていた.

ところが,温暖化だか何だか知らんが,ここ数年は酷暑期間が長い.
昼も夜も暑くてたまらん.

とうとう耐えきれず,昨年はとうとうリビングにエアコンを設置.
ついでにポータブルエアコン2台を一気に導入.

北海道の夏.エアコンの夏

やっぱこいつは人類の至宝ですな.睡眠時間が楽しみになった.

で,2024年7月10日現在の話.

本州では既に地獄的な暑さの報告がチラホラ.
幸い,北海道は“まだ”涼しい
窓全開+扇風機天井向き回しで十分快適.

いや,ZWIFT時は汗だくか.
今年もJSPORTSサイクルパックにて「ツール」を鑑賞しながら漕いでいる.

第一週が終わった.
バルデカヴェンディッシュの歴史的勝利や,全然クライマーに見えない赤玉ジャージのアブラハムセン,ぽっちゃりバットマンことフルーネウェーヘン,それにシャンパンファイトが鬼門なギルマイなど,濃いキャラが大活躍.序盤としては例年以上に面白い.
ただ,ヴィンゲゴーは本調子でないのか,あまり積極的な走りが見られないのが残念...って,毎年こうだっけ?
正直,ポガチャル“レース大好き少年感”の方が見ていてほほえましい.

「ツール」が終われば次はオリンピックである.

Kazchariは自転車っつーかロードレース以外の種目は全く興味ない.
なのに,たぶん日本ではまともに放送してくれない...(新城出るのに)
東京五輪の無音中継はむっちゃ不気味やったなぁ.

さて,「ツール」中継時にもたびたび話題になるフランスのホテル事情.
驚くことにエアコンが設置されていないところが多いそうな.

元々は日本と異なり湿気が少ないので,気温が高くてもさほど不快ではない(汗をかかない)という説明があった.

後は外見の問題?
おフランスの美的感覚では室外機が許せないとも聞く(噂).

しかあし,今ではそんなことは言ってられない.
ヨーロッパでも熱波で人が亡くなる時代である.
カヴェンディッシュも初日の熱中症で35勝を逃しかけたし.

設置そのものが困難な,昔からあるホテルならまだ理解できないこともないが,なんと新規建造の選手村の宿舎にエアコンを設置しない方針らしい.

アスリートの健康か、環境か――選手村の“エアコン未設置計画”に米紙が異論「冷水を流すだけでは限界がある」【パリ五輪】

「エコのため」というなら,コメントにあるように真夏の開催がそもそもおかしい.

さらには施設の建造・解体も問題.
オリンピック会場はギリシャ(アテネ)常設でいいんじゃね? 甲子園みたいに.
まぁ,甲子園も真夏開催に毎年異論が噴出するけど.

春の台湾一周旅では,もちろん泊った宿,全てがエアコン設置だった.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

3月と言えど,さすが東南アジア.
宿にエアコンがなければ,連日の100kmライドは耐えられへんかったなぁ.

で,台湾旅後,がぜん海外ライドに興味が出てきたKazchari.
将来的にはジロやツールに出てくるような有名な峠(ステルビアとか)を走ってみたいが,エアコンがないのは...ご勘弁.

もうじきパリ五輪.
競技外での事故が起きないことを願って.

水道水がそのまま飲める国

2024/6/30 Sun

こころも乾く

ロードバイクに乗るようになってから水分補給に敏感になった.

当初は「チャリで水? 汗かくしポカリ一択でしょ!」と,ボトルに粉末のポカリを溶かして持参していた.

大塚製薬 ポカリスエット パウダー 1L用粉末 10袋

するとどうなるのか?

スポーツドリンクのような甘ったるい飲み物は非常に飲みにくい.
しかも冷えてないとなおさら.

チャリのフレームが“ねちょねちょ”になる.
ついでにボトルの飲み口にカビが生える(洗い方の問題では?)

1/2に薄めることも試したが状況は変わらず.
結局「ボトルにはただの水.塩分はタブレットで」に落ち着く.

カバヤ 塩分チャージタブレッツ 81g×6入

さて,このボトル,ライドで持参するのは基本的に1本である.
出発時は家の水道水.
途中でなくなりそうになれば,公園にて給水.
たまにコンビニでミネラルウォーターを買うこともあるが,めったにない(ブルベ時は除く)

実は普段の生活でもボトルを持ち歩いている.
人前で声を出す仕事なので,こまめに喉をうるおさないと,すぐにしわがれ声になる.

寝る前にもベッドサイドに常備.
夜間目覚めた時はのどがカラカラ.
そして起き抜けの一杯.
手元にあると助かる.

これらももちろん水道水である.

北海道-旭川と言えど,水道水は...まぁ,おいしくはない.
お隣の東川町だと上水道がなく,雪解けの天然水なので味は保証付きらしいけど.

水の豊かな町

さて,今年3月,新コロ明けで久々に海外旅行した.

台湾一周(環島)ライド Day0 旭川~台北

「海外に来たなぁ」と実感する要因の1つが,水道水を飲めなくなること.
台湾もダメだった.

ホテルのウォーターサーバーで補給,もしくは途中でペットボトルの水を買う必要がある.
日本の生活に慣れた身には”もったいない感”マシマシ.

そう言えばと,あらためて水道水が飲める国を検索してみた.

水道水をそのまま飲める国は日本のほかに9か国?海外と日本の水道水について解説

国名だけをピックアップすると,以下の通り.

オーストリア,アイスランド,アイルランド,スロベニア,デンマーク,ドイツ,フィンランド,ノルウェー,南アフリカ共和国

南アを除くと,山間っつーか,森林国が多い.
もちろん日本も山だらけ.

このサイトだと9ヵ国だが,他にも12だったり15だったりと結構バラバラ.
後,一部地域のみ飲用可という国もあるようだ(シドニーやストックホルム)

いずれにせよ,少ないことは少ない.
いわゆる途上国は全滅に近い.

まぁ,現地の人たちは気にせずに飲んでいることも多いので,あくまで日本の安全基準で,ということかもしれんけど.

ミネラルウォーターにしても,フランスは硬水なので,PBPに出走する人たちは,日本にいるうちからEvianを飲みまくってカラダを慣らす,と聞いたことがあるけどな.
※ 硬水に慣れていないとお腹が緩くなる.

だがしかし,この水道水ネタを扱っている全てのサイトに異議あり!
かつて2年間住んだジャマイカも(日本政府お墨付きで)水道水の飲用可だったぞ.なぜかどのサイトにも載っていない.

鍋にためておいた水に白い結晶(?)が浮んでいたが,気のせいだろう.
カルシウム? そのうちKazchariも結石になる?
もう20年以上前の話やけど.

Evian(エビアン) 伊藤園 evian 硬水 ミネラルウォーター ペットボトル 1.5L×12本 [正規輸入品]

いずれにせよ,暑いからと水ばかり飲んでいると低ナトリウム血症になってしまう.

「水の飲み過ぎ」に注意 多量の汗には塩分補給

先ほどの塩タブの他,体内の様々なバランスを考えて補給すべし.

そう,ようやく旭川も日中30℃を越えてきた.
要注意である.

Panasonicの新しいカメラ広告が大炎上

2024/6/7 Fri

何を残すのか

iPhone15 Pro

今月20日に発売予定のPanasonicの新製品『LUMIX S9』が炎上中.

「LUMIX」製品サイトの画像、ストックフォト使用に批判 パナソニックは謝罪「誤解を与える画像使用だった」

やっちまいましたな.
さすがに「この写真はイメージだよぉ.このカメラで撮ったわけではありませんよぉ.だってどこにも書いてないっしょ!」は通用せんやろ.

ましてや,別メーカーの別レンズで撮ったとなれば,この機種で同様の写真が撮れるとは限らないと自ら宣言.
「それやったら,そのメーカーのカメラ買うわ」が素直な反応.
こだわりの趣味製品の宣伝広告として最悪.

この話題,一応,写真撮影を趣味にしているKazchariも無縁ではない.
Kazchariは昔からOLYMPUS(現OM SYSTEM)ユーザー,ようするにフォーサーズ使いである.

カメラに詳しくない人にはさっぱりかもしれんが,この「フォーサーズ」とはデジタルカメラのイメージセンサー規格のこと.

いわゆる一眼カメラには,フィルム時代のサイズに準拠した「フルサイズ」,それより小さい「APS-C」,そしてこの「フォーサーズ」という一番小さなセンサーがある(これより小さいとコンデジ).

https://www.klv.co.jp/corner/image-sensor-size.htmlより

各メーカーはそれぞれのセンサーサイズに対応したボディやレンズを販売している.
ユーザーの用途に応じて複数サイズを展開しているメーカーもあるが,我がOLYMPUSは「フォーサーズ」一本.
それに合わせてKazchariの所有レンズも,レフ機用の「フォーサーズ」かミラーレス用の「マイクロフォーサーズ」である(アダプターで互換性あり).

で,Panasonicも,今回話題の『LUMIX S9』はフルサイズ機だが,別ラインナップでマイクロフォーサーズのボディ,レンズを販売しており,Kazchariもいくつか所有している.

ただし,フォーサーズ機のシェアは小さい.つまり売れていない.

理由は色々あるが,やはりセンサーサイズが小さいと,フルサイズに比べ画質がイマイチ...と思われてしまっていることだろう.
理論的にはそうなのだが,肉眼レベルやと全然わからん.
素人の腕で差をつけるのはさらに難しい.

宣伝戦略も失敗している.
かつてOLYMPUSはニューボディを発売する度,「フルサイズに迫る画質」と連呼してきた.
「迫る? 越えてない? じゃあ,フルサイズでいいじゃん」が素直な反応.
そら買わんわ.

そして,世間的に“キレイ”と言われる写真には特徴がある.
被写体深度の深さ,つまり主題くっきり,背景・周囲ボケボケ写真のウケが良い.プロっぽい(偏見です)
こうした写真はセンサーのデカいフルサイズ機だと”比較的”簡単に撮れるのだ.

一方でフォーサーズの被写体深度は浅く,いわゆるパンフォーカスになりがち.
風景写真にはいいのかもしれんが,ポートレートだと厳しい.
「これならスマホと変わらん」と思われても仕方がない(アプリ処理しやすいし).

フォーサーズ機でもボケボケ写真を撮る方法はあるにはある.
明るいレンズを使うとか,望遠で撮るとか...あかん,金かけさせたり考えさせたりする時点で負け.

この辺りの話も実はPanasonicはわかっていて,

LUMIX S9をフルサイズにしたのはカメラのリテラシーが低い人にはm4/3は使いこなしが難しいから

などと発言してたりする.過激だ.
「リテラシーが低い人」は¥20万するカメラは買わんと思うが.

いずれにせよ『LUMIX S9』は炎上=話題になった.
これで売れたら面白いな.まさか,パナ広報の策略だったりして.
一般人にも注目されたわけやし.

そんな騒動はさておき『LUMIX S9』は良いデザインだと思う.
ファインダーもなければ内蔵ストロボもない.
カメラカメラした「一眼レフ」とは一線を画すデザイン.
グリーンやブルー,レッドの革張りもおしゃれである.
最新のフルサイズセンサーなので画質が悪いはずもない(はず).

ありゃ?

そういやKazchari,似たようなコンセプトのカメラ持ってたわ.

iPhone15 Pro

これは「マイクロフォーサーズ」機.

かわいい&かわいい.超かわいい.

フォーサーズの最大のメリットである小型ボディを極限まで追求したのがこの『LUMIX GM1S』である.
しかも『9S』にはない内蔵ストロボ付き.

iPhone15 Pro

Kazchariは『GH4』も所有.
こいつらが同じサイズのセンサーとは...

iPhone15 Pro

で,この『GM1S』に巨大レンズを付けると...

iPhone15 Pro

このアンバランスさも魅力(そうか?).
まぁ,主力機であるOLYMPUSとは操作インターフェースが違い過ぎて,非常に困るのだが.

とかなんとかカメラを話題にしているものの,最近これらを使った本格撮影はすっかりご無沙汰.
「仕事」なら一眼を持ち出すが,趣味の写真はスマホ(冬はコンデジ)ばかり使っている.
何しろ手軽.ゲージュツ写真にはなりにくいが画質も十分.
いわゆる”カメラ”をチャリで運ぶのは重くて億劫なのだ.

そんな中,先日リアル書店に出かける用事があった.
一時的なのかどうかはわからんが『DIVING WORLD』が復刊していたので,中身をチェック(要は立ち読み).

DIVING WORLD Magazine(ダイビングワールドマガジン) ISSUE01 (メディアパルムック) ムック

写真にのめり込むきっかけが「水中風景」にあったKazchari.
久々に見た最新の機材・技術で撮られた海の被写体たちの美しいこと!

忘れかけていた写欲が喚起され...でも,もはや水中に何キロもあるような機材を持ち込む,いやそれどころかダイビングを再開する気力は,正直枯渇したなぁ.

OLYMPUS TG-4

誤解を恐れずに言えば,地上以上に嘘(=肉眼とは異なる)写真が多いからなぁ...水中は.

そういや,高校最後の思い出として「写真甲子園」への出場をもくろんだ我が娘.
見事に写真審査で予選落ち.
そらそうやろな.
戦略がなければコンテストの入賞は難しい.

はたして以前のような写欲がよみがえることはあるのか.
カメラ趣味ではなく,写真趣味に戻れるのか.

たぶん肉体的にチャリに乗れなくなったら復活かなぁ(いつの話?).

OLYMPUS E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
OLYMPUS E-M1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

台湾一周証明書の申請!

2024/6/6 Thu

次なる目標へ

iPhone15 Pro

めちゃめちゃ楽しかった台湾ライド.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

未だに当時の思い出を反芻している.

で,その台湾旅だが,出発前は個人ブログや書籍の類はほとんど確認しなかった(ゼロではない)
あまり先入観を入れたくなかったのだ.

D10 地球の歩き方 台湾 2023~2024

この『歩き方』も買ったはいいものの,ほとんど読まなかった.

むしろ帰国してから様々な情報にアクセスするようになった.
実体験後の方があれこれと思い出されて感慨深い.
旅の中での疑問に解答が得られたモノもある.

最も腑に落ちたのはコンビニで買い物する度,店員が「レシートはどうする?」としつこく聞いてきた理由.
台湾ではレシートがそのまま宝くじになっていたのだ.

台湾のレシート宝くじ

これは知らんかったなぁ.
もしも,ちゃんと残していて,番号(?)を確認してたら,今頃は...(当たらないのが宝くじ)

そして,なんつっても場所やね.
一番後悔しているのが,台中の自行車道「日月譚」に寄らなかったこと.

世界で最も美しいサイクリングコース「日月潭」で台湾エコツーリズムを体感

全く念頭になかった.
ここは走りたかったなぁ(写真判断)
こういうのがリピートへの布石になるんやろね.

てなわけで,様々なネタに触れているうちにひっかかったのが「台湾一周」の証明に関して.

世間には「台湾一周」「四国一周」をダブル達成すると,無料でもらえるレアなジャージが存在する.
限定に弱いKazchari.これは欲しい.

四国一周・台湾一周サイクリングを ダブル達成した方へ

金と時間と手間がかかる方を先にクリアできたので,次は四国
もろもろの事情で今年は行けそうにないので,とりあえず来年のお楽しみにとっておく.

でだ.
台湾一周したことの証明だが,上記サイトによると,

「台湾を一周したことが証明できるGPS付きサイクルコンピューターのデータ(25MB以下の.tcx、.fitまたは.gpx)または台湾の自行車新文化基金會等による完走証の画像を送付してください。」

とある.

Germinでログを取ってSTRAVAにアップしてたし,台北ゴール時にMathewBikeさんから「環島証明書」はもらっている(これが“等”に含まれているかはともかく)

iPhone15 Pro

ようするに,現状で既に条件は満たしてはいるのだが,気になるのは「自行車新文化基金會」なる団体.
どうやら台湾で最も権威がある自転車団体のようだ.
証明書のサンプルもやたらに立派.
ここのお墨付きなら誰も文句は言うまい(言う人いる?)

台湾一周サイクリング証明書申請ガイド

元は中国語だが,クリック一つで日本語に.
申請方法が事細かく書いてある.
いくつかポイントはあるが,やはり「終了日から1ヶ月内に申請して」が重要.

あわてて4月中に申し込んでみる.
まずは,認定事業「環台認證 Cycling around Taiwan」に登録して登録番号をget.

申請フォームにアクセスして各項目を埋めていく.
そして走行日のSTRAVAのアドレスを送った.
今回なら13日分である.
まずここで資格者かどうかの確認が行われるようだ.

よく考えれば,そもそも「一周」の定義があいまい.
生真面目に国道をたどっていくと,割と内陸を走ることになる.
また列車輪行の扱いも.
そして最南端到達.ここを目指すと相当な距離と時間が必要となる.

ほどなくメール返信あり.

結論から言えば,Kazchariの旅は「一周」認定された.
やばかったのは,花蓮⇒宜蘭の列車移動

どうやら列車規定とやらがあるそうで,
本来なら宜蘭の手前の「蘇澳新駅」で降りないとダメだったらしい.

全く意識していなかった.
曰く,指定の駅を乗り越したことで走行距離が20km足りないとのこと.

「うわ,マジか!」と思ったが,その後に高雄と花蓮での休息日にて,十分な距離をライドしていることがわかったので「(列車規定は)クリアということにしてあげましょう」という文章が続く.なんのこっちゃ.

次に証明書に貼る写真を送れとの指示.
色々悩んだ末,こいつにした.

iPhone15 Pro

子供たちはマスクしてるし視線がカメラに向いてない?
こまけーことはいいんだよ.
少なくとも“ありきたり”ではない.

そして,なぜかもう一度走行データを送れとの指示.
うん?2回目?
違う.今度はSTRAVAから抽出したGPXファイルが必要らしい.
このデータを元に証明書の地図にルートを描きこむようだ.
で,そのGPXをクラウドリンクにアップロード.

以上で申請手続きは終了.
結構面倒だ.

次に請求書が届く.

登録料:100元
ハードカバー証明書:750元
送料:280元

合計:1130元(約¥5,400)

思ったより高い.まぁ,記念品やしな.
PayPal払いする.
なんだかんだで国際取引はPayPalがメジャーやな.

支払い後,2,3日で,印刷前のデータ見本(PDF)が送られてきた.

理由はわからないが,フォーム入力時,Kazchariの名前の漢字が一部どうしても誤変換される.
台湾の人名にはない漢字なのだろうか?
この誤字のままの証明書は嫌なので,何度か「訂正して」メールを出した.
ゆえに見本データを見るまで不安だったのだが,Kazchariの名前は漢字ではなくローマ字表記になっていた(なんのこっちゃ).

OKを出し,待つこと10日.封筒が届く.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

想像よりも立派.
大学の卒業証書みたい.
まぁ,これでこの値段ならお得でしょう.

列車移動ルートが”点々”なのが寂しいけど.

『環島(台湾一周)する方必見』花蓮〜宜蘭間自転車走行は本当に危険なのか?

まぁいずれにしても,色々綱渡り的な過程を経て手に入れた台湾一周証明書.
情報収集っつーかタイミングが大事やね.
求めたから,与えられたかも.

iPhone15 Pro

台湾一周(環島)ライド Day13 九份~台北

2024/3/29 Fri – 30 Sat

Last Bicycle Home

iPhone15 Pro

曇り.温度:22 ℃,湿度:85%,体感温度:23 ℃,風速:6.8km/時,風向:NNE

前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day12 礁渓温泉~九份(その2)

早朝の九份は静かだ.

iPhone15 Pro

久々に朝食付き.
階下に降りる.
ビュッフェではなく,ワンプレート式だった.

iPhone15 Pro

味はまずます.ようするにクセがないということ.
つーかオシャレすぎへんかこれ?
固定のトーストとサラダプレートの後は,フリーぶっかけのルーローハンで〆.

iPhone15 Pro

食事しながらagodaアプリを開くと,もし今晩(金曜日)この宿に泊まるなら現状¥20,000越えになっていた.やっぱり高級宿やん.

で,その高級宿でトラブル発生.
Kazchariはクレカ支払いの度にE-mail通知が届く設定にしている.
昨日受信したメールを確認すると,キャッシュで払ったはずのこの宿の代金(約¥6,000)が,なぜかカードでも引き落とされている.

おかしい.

こちらの勘違いかと思い,宿名の漢字表記とアルファベット表記を何度も確認.
間違いない.これは二重請求やな.
早速,agodaにメールで問い合わせてみる(日本語対応).
おそらく証拠の書類などの提出は帰国後になるかと思い,昨日はもらわなかった現金払いの領収書を宿のスタッフに書いてもらう.

※ 後日談:何度か面倒くさいやり取りの後,無事リファンド.宿とagodaの間に仲介業者がいるらしく,そこのミスとのこと.

さて,本日はいよいよチャリ走行最終日.
泣いても笑っても,今日は台北に戻り,チャリを返却する必要がある.

パッキングを終えて重量級のチャリを慎重に階下まで下ろす.

iPhone15 Pro

まだ人通りの少ない老街.
セブンイレブン出口まで押し歩く.

iPhone15 Pro この時間でないと撮れない画
iPhone15 Pro やけたなぁ...
iPhone15 Pro

登りに登ったこの道,今朝は快適にダウンヒルをこなす.
さらば九份.
ここは夜が美しい.

iPhone15 Pro

そして最終日もしっかり快晴.

ここからゴールの松山駅まではたった39キロしかない.
それでこの旅も終わる.

今日は急ぐ必要はない.

iPhone15 Pro

今日も今日とて信頼と実績のGoogle先生.
指示に従って進むと桜を発見.
日本(北海道)より一足も二足も早い.

iPhone15 Pro

これが見たかった.

そんなGoogle先生も,いつも通りにスタンド攻撃を開始.
国道を避けて脇道を案内してくる.

iPhone15 Pro
OLYMPUS TG-5

ホンマ,チャリで走っていて楽しい所だ.

iPhone15 Pro

川沿いのサイクリングロードにはしっかりと「桜花歩道」の名がついている.
桜を愛でる風習も日本由来か.
ちょ,待てよ.桜花って確か...

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

世に言う「メタルクワガタ(亜種)」ってヤツやね.
台湾にもしっかりある.
パニア付きだとホンマに通れんぞ.

OLYMPUS TG-5

こうした道は「基隆(Keelung)」まで続く.

基隆は別名「雨都」と呼ばれているらしく,台湾屈指の多雨地域らしい.
だが,本日は御覧の天気.
(自称)晴れ男の完全勝利である.

OLYMPUS TG-5

サイクリングロードや幹線道路を行ったり来たりで基隆を無事通過.

OLYMPUS TG-5

元々線路が走っていたであろうトンネル.

iPhone15 Pro

めちゃめちゃ雰囲気が良い.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

徐々に台北に近づく.
道が入り組んでくる.
これは落書きではなくアート?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

密集しすぎ.
端の建物,歪んでへんか?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
OLYMPUS TG-5

高架下のスクーター墓場.
将来のEVの姿か.

iPhone15 Pro

台北市内.
「松山駅」の表示も出てきた.
ゴールはもうすぐ.

旅が終わりの脳内BGMはやはりこの曲.

イメージはインドを走る列車なのだが,こうした長い旅の終わりにもぴったりだ.目頭が熱くなる.

OLYMPUS TG-5

すっかり都会である.
安全を考慮し,自行車走行可であれば歩道も走る.

そしてついに...

iPhone15 Pro

12時17分.
懐かしの「台湾一周0kmモニュメント」到着ぅ.

叫び出したいところだが,ここは文明国.
通報されそうなのでヤメタ(嘘).

さて,ここは自撮りだけでなく,自分とチャリとモニュメントの写真が欲しい.

iPhone15 Pro

ここは駅前である.
忙しそうに歩く方々から撮影してくれそうな人を探す.

ここで興奮気味だったせいか選択を誤ったかも...
とあるおばちゃんに(英語で)撮影を頼んだところ,もうこれ以上はないほどパーフェクトに嫌そうな顔.

しかも,調子に乗って「WRYYYYYYYYY!」ポージング.
本人は「ハイッ!」だが,おばちゃんの冷たい視線を感じる.

iPhone15 Pro

「謝謝」と言ってもニコリともされず.
こちらもすっかり申し訳ない気分になった...ホントすいません.

何かここで終わってしまうのも消化不良なので,深呼吸した後,今度は慎重に人選び.
ちょうど,男の子を二人連れた女性が近づいてきた.
そのお母さん,Kazchariの存在は全く気にせず,子供さんとモニュメントの写真を撮り始める.

これはジャストタイミング.
「この人だっ!」と声をかけて撮影を頼む.

で,撮れたのが本記事のサムネ写真.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

チャリだけでもない,Kazchariだけでもない.
これからの台湾を背負うであろう子供たちとのショット.
実によろし(ただの自己満)

このお母さん,都会住みのせいか英語が流暢.
お子さんたちは双子で,日本のことが大好き.
将来,行ってみたいという.
やはりアニメの影響かな.こういう時,何か渡せるおみやげがあると良かったなぁ(ゴール直後の高揚感が続いている)

丁重にお礼を述べて別れる.

さて,延長戦と言うべきか,ライドはまだ終わらない.
MathewBikeに行かねば.

iPhone15 Pro

初日に走った河川敷のサイクリングロードにのる.

それしてもこのオレンジ色のSurlyはよく走ってくれた.

荷物満載の中,パンクすらもなく約1000キロをノートラブル.
荒れた舗装路は元よりグラベルも楽勝で走破.
直進安定性も良く,ヒルクライムもそれほど...重すぎない.

天気に恵まれたということもあるが,つくづくレンタルで正解だったと思う.
特にあのジャングル...

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その2)

あそこがDOMANEだったと思うとゾッとする.
下りでは落車したしな.

iPhone15 Pro

なぜか川の色がターコイズ.まるで青い池のよう.

Mathewbikeのすぐそばまで来た.
返却前にセブンで昼食.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro 嘉義風味鶏飯

そして真のラストランへ.
Mathewbikeに戻ってきてしまった.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

相変わらずあっさりしているおにーさん.
仕事は早い.
自前のサドルやペダルをちゃっちゃと取り外し,店のモノは店に返す.

[セラロイヤル] サドル 2354HRMA10034 ブラック/スカイブルー 145mm×長さ約280mm

シマノ(SHIMANO) ペダル(SPD) PD-EH500

この2つのアイテムには本当に助けられた.

iPhone15 Pro

旅する前の姿に戻ったSURLYは,静かに次のオーナーを待つ.

OLYMPUS TG-5

総走行距離は1,166km.

最後に台湾一周完走証明書をくれた.
特にログの確認をするわけではないので,正式ではないMathewBike独自のモノのはず.

にーちゃんに別れを告げ,トランクを引きずって(キャスター破損)士林駅まで歩く.

iPhone15 Pro

サイクルジャージのままMRTに乗る.
日本だと少々はばかられるが,台湾ではチャリもそのままMRTに乗せられる,つまりピチピチジャージがいても特に珍しくない.

悠遊カードの残金使い切り作戦.
台北駅で桃園空港行きに乗り換える.

本日,つまり最終日の宿はここ.

バックパッカーズ ホステル 桃園空港 (Backpackers’ Hostel Taoyuan Airport)

空港に一番近い安宿である.
とは言え,羽田のように空港内にあるわけではなく,やや離れた場所にある.

桃園空港駅着.

OLYMPUS TG-5

問題はここから宿にどうやって行くか.
どうやら歩いていける距離ではないようだ.
バカでかいトランクもあるし.

Google先生はバスを示しているが,そのバス停がどこなのかさっぱりわからん.
そこでインフォメーションカウンターのお姉さんに聞いてみる.

英語で話しかけると,たどたどしい日本語で「そこに行くならタクシーがいい」との返事.
空港のタクシーカウンターなら安全で大丈夫と,入国ゲート前まで行けと指示される.

なるほど.それがベストやな.もはやケチる理由はない.

タクシーカウンターでは,これまた親切な人に乗り場まで案内.
定額の180元で,あっという間に宿に着いたが,さすがに徒歩の距離ではなかった.
チャリなら無問題って...もうSURLYはない.

さて,本日の宿「バックパッカーズホステル桃園空港」の話.
めずらしくagodaの写真との乖離があまりないおシャな内装である.
ご主人も流暢な英語で意思疎通に全く問題ない.
アメリカンな雰囲気からして,向こうに住んでおられたのだろうか(想像).

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明日のフライトは早い.
2時間前チェックインを考えると,ここを4時半には出発する必要がある.
流しのタクシーが捕まるとは思えない,かつ電話番号も配車アプリも使えないので,ご主人に手配してもらうことに.
早朝のため,ハイヤー扱いとなり250元.まぁ,これは前情報通りだった.

シャワーを浴びてドミルームに戻ると茶髪の若者が1人.

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てっきり台湾人だと思い,英語で明日の早朝アラームについて謝ると,実は日本人だった.
名前はH君,19歳.なんとKazchariの1/3である.

2泊3日の初海外旅らしい.主に台北と台中を旅した.
この彼,めちゃめちゃ聞き上手で,おじさん,すっかり旅の思い出を語りまくってしまったよ.

今回の旅がめちゃめちゃ楽しかったらしく,バックパッカー旅にはまりそうとのこと.
うむ.いい事だ.
人並の幸せは遠のくかもしれんけどな(言い過ぎ).

H君も明日帰国するというので,先ほど予約したタクシーをシェアすることにした.

話し込んでいるとすっかり外は暗くなった.
で,その彼と夕食へ.
本当は桃園市内の夜市に行くつもりだったらしいが,ここからはかなり遠い.

宿の近くにセブンもあるので,レベルが高いという(Kazchariの感想)コンビニ弁当を食べることに.

iPhone15 Pro 最後の晩餐

彼には(ク〇ソ不味い例の)サロンパス味ドリンクと,”みんな大好き”20元のプッチンプリンを勧める.
ちなみに彼が選んだタイ式ぶっかけ弁当はむっちゃ辛かったらしい.

宿に戻る.

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おそらく仮眠しかできないと想定しつつ横になる.
この宿,最大のウィークポイントはベッドにカーテンがないこと.
泊まる場合はアイマスクと耳栓必携である.

H君の話によると,このドミにはもう1人台湾人(琉球大学留学中)が泊まっているらしいのだが,まだ出かけている.
深夜,うつらうつらしていると,その彼が戻ってきた.
スマホのライトをつけ,スーツケースを開けてガチャガチャとうるさい.

作業を早く済ませてほしいので,「電気つけてもええで」と英語で伝えるも通じない.
ならばと,日本語に切り替えても通じない.
おかしい.琉球大学に通ってるのではなかったか?

つーことで,熟睡できない台湾最後の夜.
そういやレビューにあった旅客機の爆音は気にならなかったな.

そして3月30日土曜日.最終日の朝を迎える.

きっちり4時半に起きて出発準備.
玄関に迎えのタクシーの停車する音が聞こえた.

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これにて2024年の一大イベント,台湾一周ライドが終了.

人生は選択の連続.それを痛感した二週間だった。
まさにリアルRPG.
これほど楽しい遊びはない.
だから旅はやめられない.

ありがとう台湾.
そして,そこに住む全ての人々に謝謝.