2024/3/20 Wed
天国にはまだ先があったッ!
晴れ時々曇り.温度:18 ℃,湿度:49%,体感温度:17 ℃,風速:3.6 km/時,風向:N
Day3(その2)はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day3 台中~嘉義(その2)
嘉義出発時,気配を感じて振りむくと女の子の赤ちゃんが日の丸に興味津々で,触ろうとしていた.
その子とお父さんに挨拶して出発.
今日も脚の調子が良い.
つーか,日本にいる時より明らかに体調が良い.
やはり旅は人を健康にする.
今日もGoogle先生のお導き通りに進む.
すると,またしても(良い意味で)とんでもない道へ.
それは路面電車の廃線跡を利用したサイクリングロードである.
もちろん歩行者&自行車専用.
とんでもないクオリティだ.
こんな道をたまたま(ではないが)発見,走れるのがチャリ旅の醍醐味やな.
しかも,途中にはなんとネコ・ゾーンがある.
右を向いても左を向いてもネコだらけ.
(ネコ好きにとって)ここは天国ですか?
ホンマ,サイクリング環境が日本とは段違いだ.
田舎は言うに及ばず,大混雑の都会でも,車道1車線,隣にバイク&チャリの二輪レーン,そして路肩(駐車スペース)が標準.
それにスクーターは二段階左折が徹底してる.
要は圧倒的に道が広い.
これは中華社会において,自転車が圧倒的な数だった頃の名残りなのだろうか?
路肩皆無の札幌市内を走るより,はるかに安全である.
信号もそれなりにあるが,大阪駅前のごとく変わるまでのカウント表示がされる.これでせっかちさんも安心だ.
それに,チャリの走行ラインは割と自由.
もちろん車道を走ることが基本なのだが,広めの歩道ではちゃんと自転車レーンが存在するし,シェアサイクルの「YouBike」は歩道を自由に走っている(本当はダメ?).
ただ致命的な欠点がある.
それは...排気ガス.
特に都市部.
臭いも相当だが,明らかに空気がよどんでいる.
やたら古いクルマ(どこ製?)が黒煙を吐きながら走っているし,2ストスクーターもまだまだ現役.
Kazchariは特に問題なかったが,呼吸器系が弱い人は辛いかも.
台湾人のマスク着用率が高いのは新コロだけでなく,排ガス対策も兼ねているのでは?
一方でテスラや電動バイクの類もかなり見かけたので,ちょうど入れ替わりの時期かも.
”本当に環境対策になっているかどうかあやしい”電気自動車の是非はともかく,数年後に再訪したら空気がキレイになっているかもしれんね.
基本的にキレイな台湾だが,裏道にはこうしたゴミが堆積してたり...日本も同じか.
さて,本日もGoogle様による“拷問”の時間です.
例によってチャリにとって最適なルートを押し付け...いやガイドしてくれるGoogle先生.
今日もそのスタンド能力がさく裂.
気が付けば幹線道路を離れて脇道散策.面白いけどな.
とにかく道にヴァリエーションありすぎで飽きない.
幹線道路だけでない「環島」の愉しみ.
時間に余裕がないと無理やけどな.
あまり人の姿を見かけない.
暑いしな.
このあたりから顔の日焼けがひどいことに.
とりわけ唇.
乾燥して裂けてしまい,口を大きく開けると出血.
こんな時にはリップクリームだが...持ってくるの忘れた.
またしても廃線跡のサイクリングロード登場.
今度はサイドにヤシの木というトロピカル風味.
いやもう,走っているだけで感動.
延々と走り続けてしまう.このままではハンガーノック.
ちょうど旧踏切地点を通過中,ちらっと「全家便利商店」の看板が見えたのでピットイン.
補給のために立ち寄ったはずなのに,なぜか無糖・ゼロカロリーのドリンクを買ってしまう...アホや.
まぁ,なるべく日本にない商品を選んでいるので.
走っているだけで笑顔こぼれる台湾.高雄はまだか?
Day4(その2)へ続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day4 嘉義~高雄(その2)