2023/11/17 Fri
手段のために目的を忘れる
台湾一周(環島)作戦は決定事項である.
もはや引き返せない.
現状,台湾にはシーコンにてDOMANEくんを持っていくつもり.
シーコン エアロコンフォートプラス3.0 ブラック 輸行バック
Tigerairの自転車輸送サイズ規定,Di2バッテリーの取り外し,チャリ以外の荷物,サドルバッグの大きさなど「アテにならねぇ部品がざっと50はある」状態.
これから解決すべき事案だらけ.
だがしかし.これら全ての懸念をひっくり返す手段が1つだけ存在する.
それはっ!(それは!?)
新しいチャリを買うことだぁーッ!(大丈夫か,Kazchari?)
チャリはチャリでも小径車,つまりミニベロである.
なぜミニベロかというと...
1) 飛行機輪行におけるサイズ・重量とも完全にクリア.
なんならスーツケースにも入る.
2) Di2のようなバッテリーも無し.
なんならディスクブレーキでもない.
3) ロードバイクより荷物が積める.
なんならサドル-タイヤ間のクリアランスが異様に広いため,17リットルの大型サドルバッグも余裕(DOMANEだと無理).
ゼファール(Zefal) 大容量サドルバッグ 自転車 Zアドベンチャー R
4)「環島」後も普通に楽しそう.
なんなら憧れのブロンプトン軍団に加入し,某200ブルべをお祭り完走できる(おまけ).
走行距離に関しては,これまでもヨメさんのミニベロを時々借りて,そこそこの距離乗ったことあるしな.1日100km程度なら余裕っしょ(ホンマに?).
最近はファットバイクをオーバーホールに出している間,こいつで通勤.
短距離ながらこれが楽しかった.
ようするに「環島」を想定しても,その用途にぴったりなような気がしてきた.
となると,実際に買う買わないはともかく,ネットにて情報収集するのがヒトのサガ.
まずはMade in JAPANというより「Made in 讃岐」で有名な国産メーカー『Tyrell』.
材質からデザインから,はてはオプションパーツまで豊富な品揃え.
価格も様々だが,カッコよさで言えばハイエンド(?)の「FCX」!
クロモリの細いフレームとドロハンが超イケテル.
値段だけはちょっとアレだが...
ただし,スポーツバイクの購入では通販は避けたいところ.
メンテなどを考慮すると実店舗が望ましい.
取り扱い店を確認すると,なんと我らが「吉田輪業」さんが扱っているではないか!
実は先日のファット引き取り時に,この「Tyrell」について尋ねたところ...
「うーん...扱っていると言えば扱っているけど,昔はともかく今はねぇ...」
と気のない返答.ようするに取引がほとんどない=売れてないとのこと.
ヨシリンさんで買えないことはないらしいので,“もし”購入決定なら再確認すべし.
お次は,Made in GermanyのBirdy!
なんつっても,ドイツの科学力は世界一ィィィ!(ビシィ!)...かどうかは知らんが,こちらもデザインが超カッコよい(特に「R」).
Tyrellと異なり太めの偏平フレームを採用.
フレーム本体はそのままの独自の折りたたみ機構.スゲー.
用途に合わせて種類も豊富.
なんとブロックタイヤのグラベル用(「GT」)まである.
最大の特徴はフロントサス.
サスと言っても究極にシンプルな構造でほほえましい.
もちろんカラーオーダーも可能! どの色にしようかなぁ...って,やばい!
現状,この2メーカーが候補.
ミニベロ業界で一番有名なのは,言わずと知れたブロンプトン(イギリス)だが,なんだかオーソドックス過ぎて触手が動かない.
Kazchariは今も昔もマイナー嗜好なのだ.
最近はKindleでミニベロ関係の書籍を読みまくっている.
なんだこのお気軽さは.
ガチ勢とは真逆のチャリライフ.
旅用チャリとしては究極の形態かもしれん.
次の本は小説部分はともかく,石井さんのインタビューが面白い.
さて,かなりやばい状況なのだが,最大の問題は...チャリ4台,オートバイ1台という現状.
これ以上増やしてどうする?
どうあがいてもカラダは一つなのだ.
でも,ミニベロ...楽しそうやなぁ...
という白昼夢を突如見てしまったKazchariでした.
たぶん現実にはならないと思います.たぶん...きっと...おそらく(誰か止めろぉぉぉ!)