ニュースになる基準がよくわからん

2024/12/19 Thu

一歩間違えば

鎖骨骨折後,Day11.

チャリダーKazchariは鎖骨骨折!

着替え時の右肩の痛みはかなり減少.
少しずつ,ほんの少しずつだが回復していってる感,ありをりはべりいまそかり.
肩周囲の内出血は相変わらずヒドイが,そろそろ仮骨の影ができていてもいい頃だ(希望的観測)

先日,Yahooニュースに興味深い記事がアップされていた.

大型バイク免許取得のための技能試験中に転倒 49歳男性が重傷 直線で平らな道を急停止する試験

表題を見てクリック.
おそらく急停止でエンストし,バイクの車重を支えきれなくなって転倒...と行ったところか.
”重傷”とあるが,どんなケガ?

...右鎖骨骨折?

なんやKazchariと一緒やん.これでニュースになるとは.

もし,Kazchariも落車時に起き上がれなくて救急車を呼んでたりしたら,記事になっていたのだろうか?

そしてネットで晒されて,コメント欄でバッシング.
そう,冬チャリへの世間の目はひたすら厳しい.

冬チャリライダーの言い分

そして社会的抹殺の憂き目にあっていたかもしれん.
あな恐ろしや.

ところで,同じような事故でもニュースになるかならないかの選定基準は何?

ニュースになる交通事故、ならない交通事故の違いとは?

要は運転免許試験場という特殊環境の事故,という珍しさから取り上げられたということか.

では,今回のKazchariの落車はどうだ?

新奇性:冬チャリはめずらしい

人間性:冬チャリは世間の目の敵

普遍性:冬チャリは(一部マニアに)興味の対象

社会性:「冬チャリはするな」というメッセージになる

影響性:同上

記録性:これはない

国際性:インバウンド客に「冬チャリするな」のメッセージ

地域性:雪国ならではの事故

これはヤバイ.やばかった.
ニュースバリューは十分にある.
誰にも頼らず,見つからずに済んでヨカッタ...のか?

2025年AJ-Hokkaidoブルベ開催情報発表!

2024/12/17 Tue

新規ルートだらけ

2024年5月18日撮影 / iPhone15 Pro

2つある北海道のブルべ団体の1つ,オダックス・ジャパン北海道(AJH)の2025年開催ブルベが発表された.
そこで,毎年恒例のコースレビュー.
参加の有無を検討したい.

2025年AJ北海道ブルベ開催情報

全11コースと,例年に比べると少な目.
そらそうだ.今年は『1200』があるのだッ!

【BRM420北海道200km新十津川ー札沼線巡りー】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg162.htmlより

GW中の開催はなく,これが一本目.
平坦だけど交通量が多い.
帰路のR275は札幌に用事がある時にいつも通る.
大きな声では言えないが,ハイスピードのクルマがサーキット状態.
特に夜間はめちゃめちゃ怖い.事故多発で要注意.

【BRM427北海道200km函館】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643908.htmlより

そろそろ参加したい道南ブルベ...と言い続けてはや何年?
今回は亀田半島側.
昨年,この半分と同じルートを出張にかこつけて走った.

Topstoneな函館遠征ライド(移動編)

いずれにせよ道南には移動&宿泊という壁が...
それに今年のGWはイベントてんこもり.
まぁ,恒例の「息子との男ふたりキャンプ」はそろそろ立ち消えそう.
もう中学生やしな.

2024年のGW総括!

【BRM504北海道200㎞釧路】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643921.htmlより

釧路出発で屈斜路湖,摩周湖をぐるっと回って戻るルート.
湖周辺は今秋走り回ったなぁ.

ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

まぁ,グラベルは走らへんけどな.
釧路は宿がとりにくい問題がある.

【BRM524北海道300㎞美瑛の丘】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5643922.htmlより

名称だけ聞いて「地元開催!」と喜んでいたら,まさかの滝川発着だった.
そして,まさかのカミヒル

Kazchariは走り尽くしているルートやけど,これ,初めて走る人は地獄やな.
白金温泉側から登るのがちょっぴり救い.

【Flèche Hokkaido】&【Trace Hokkaido】

なんと2年連続開催.
ただしナイスプレイスは札幌に変更だ.
Flècheは今年経験済み.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その1)

20時間を越えての連続走行はヤバイという己の実力を知ることができた.
パラダイスとは,真夜中の狩勝峠のトイレのこと.異論は認めない.

つーことで,今年同様,誰かが誘ってくれたら参加するかも...もじもじ

BRM621北海道400kmトカプチ】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644031.htmlより

すっかり定番ルート化.
ナショナルサイクリングルートを1日で走り切るという,ブルベ以外ではありえない所業.
出走は7時なので昨年の「朝駆け」の冠が取れた.
順調に走るとゴールは早朝になる.
おっ,6時から営業する近くの温泉『鳳凰の舞』でたっぷり休んだ後,帰宅できるやん.

Audax Japan BRM618北海道400kmトカプチ(その0)

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

【BRM705北海道400km知駒】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644046.htmlより

こりゃまた変わったコース.
今年は開催されない『宗谷600』の上半分的な位置づけ?
スタートは美深の道の駅か.
ここは温泉付きキャンプ場やし,前泊はしやすいな.
ルート的にはあまり目新しさはないけど.

【Japan Grandonnee 北海道1200km納沙布岬】

https://ajhokkaido.jp/cpns12k2025.htmlより

待ちに待ってようやく復活した一大イベント.

ジャパン・グランドネ2025 北海道 1200km 納沙布岬

思えば2020年開催には,エントリー峠を乗り越え,無事にエントリーはできたものの,新コロ禍突入のせいで中止の憂き目に.

その後も道内にて1000km越えブルベはいくつか開催されていたものの,やはり「ホテルもったいない問題」によって参加を見合わせていた.

日程が自由だった『オホーツク1300』は楽しめたけどな.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

今回の『納沙布』も,ホテルの手配はセルフやろなぁ...とページを確認したら,なんと!仮眠所が用意されているではないか!
これで完全に参加する意思が固まりましたよ.

本家本元の『PBP』は確かにランドヌールの到達点なのだろうけど,費用の高さや往復というイマイチ魅力に欠けるコース設定なので,あまり参加したいと思えない...(※個人の感想です)

Kazchariにはこっちの『納沙布』の方が楽しみやな.
参加費用¥39,000を握りしめて,エントリー峠に備えよ!

【BRM913北海道600km紋別】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg5644047.htmlより

唯一の600.
紋別で一泊する必要がある.
やっぱ『セントラル』かな.サウナあるし.
ただし『オホーツク1300』の時よりも滞在時間とれなさそう.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

【BRM1004北海道300km函館】

https://ajhokkaido.jp/ev2025/pg168.htmlより

非常に魅力的.
せっかく遠征するならこれくらいガッツリ回りたいものだ.
行けるかどうか,行くかどうかは別にして.

というわけで,AJ-北海道さんの正式なコース・スケジュールが出そろいました.
もう一つの雄,Randonneurs Sapporo(ランドヌール札幌)さんの2025年度ブルベ情報はすでに発表されているが,コース名だけで詳細はまだ.

2025年開催BRM

こっちが出そろってから,来年のブルベ・スケジュールを決めたい.

夏になれば「HIGUMA CYCLE」さんも北海道に戻ってくるし,となると「はしっこツアー」で宗谷岬やら襟裳岬に行きたくなる.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

せっかくXCレース用のMTBも買ったし,こいつでレースにも出てみたい.

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

秋には『NISEKO GRAVEL』もあるし,

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

四国一周も達成して特別ジャージ欲しいし.

四国一周・台湾一周サイクリングを ダブル達成した方へ

全く,なんて忙しさだ.
それより何よりMy鎖骨,早く治らんかい!

※ランドヌ札幌さんも発表!⇒ Randonneurs Sapporoさんの2025年開催ブルベの詳細発表!~そして今後の予定

チャリダーKazchariは鎖骨骨折!

2024/12/10 Tue

人生3度目の

iPhone15 Pro

衝撃の落車.その翌日.
意外によく眠れた.

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

起き上がり時,腕の重さが肩にかかると激痛.
その痛みに耐えつつ起床する.

日々のルーチンたる洗濯物干しはもちろんできない.
朝食時も箸が使えない(肩が上がらない)ので,左手にスプーンを持つ.

何よりTシャツの脱ぎ着が大変.
右肩を少しでも上げるとゴリゴリ音を伴いつつの激痛.

家族が学校やら職場に出かけた後,歩いていける距離にある某整形外科病院へ.

診療開始時間を少し過ぎた頃に到着.
患者であふれかえっている.
整形外科と言えば,良くも悪くも高齢者のサロン.
既に1時間以上の順番待ち(都会よりマシか)
急性症状はない.十分待てる.

そうそう,12月と言えば,これまでの保険証がマイナンバーに統一(移行)される時期だったはず(正確には以降,旧保険証が発行されなくなる).

念のため窓口では2つとも提出.
どちらかだけで良いとのことで従来の保険証にする.
こちらで正解だった.
マイナンバーは毎回読み取り機械に通す必要&顔認証のダブルチェック.
面倒くせぇ.

iPadでKindle本を読みつつ待つ.
看護師さんによる問診を経てレントゲン撮影へ.
そして医師による診察.

診察室では,既にディスプレイにKazchariの「折れた」鎖骨が映し出されていた...

医師の診断を聞くまでもなく,明らかに「鎖骨骨折」
脱臼や打撲であってほしいという望みは完全に潰えてしまった.

さて問題はこれからである.
幸い,より治癒が早いとされる単純骨幹部骨折
転位もあまりなく一部つながっている.

医師から「手術します? それともこのくらいなら保存でもくっつくかな」とのご意見.

もちろん保存療法の一択.
入院なんて二度としたくねぇ(二度の膝蓋骨骨折で経験あり)

鎖骨バンドこと「クラビクルブレース」を装着.
矯正バンドによって常に胸を張った姿勢を保つことで,折れた鎖骨が正しい位置に整復.
骨同士の癒合をひたすら待つのが保存療法.

日本シグマックス クラビクルブレース 15604(M)

医師の見立てによると,

固定期間 :6~8週
骨癒合まで:3~6ヶ月

らしい.

ちなみに肩の筋トレ(負荷)開始時期も尋ねると,「まぁ様子をみながらですね.骨のくっつき具合次第で4ヶ月後ぐらいには可能かもしれません」とのこと.

あぁ,上半身の筋肉,落ちるなぁ...それが辛い.
鎮痛剤が処方されて,本日の出費は¥4,770+¥770.

つーことで,雪道をとぼとぼと歩いて帰宅.
今日は1日休みを取ったので安静日とする.

...と言いつつ,夜に1時間ほどZwift.
もちろん右手はハンドルに添える...どころか,腹に巻く.

しばらく右手の筋トレは当然できないが,なんてこたない.
左手は無論,ランジをはじめとする下肢トレーニング中心に切り替えれば良いのだ.

...とは言え,冬チャリイベントはオールキャンセルやな.

冬のチャリイベント情報が続々と

仕方がない.
それでも,ココロはいつもポジティブに.
さすれば,昔話にきっと笑える日も来るさ.

以下はわかりやすい鎖骨骨折

豊富な写真でわかる!骨折・脱臼・捻挫 基本手技バイブル

検索すると,結構な数のローディが自らの鎖骨骨折について報告している.

2020年袖ヶ浦チャレンジ 100kmソロ 落車DNF、そして鎖骨骨折

「サイクリストには2種類の人間がいる。鎖骨を折ったことがある奴か、まだ鎖骨を折ってない奴だ。」

なんという格言!

iPhone15 Pro

ファットな楽しい美瑛スノーライドのはずが...

2024/12/8 Sun

どうしてこうなった!?

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-4 ℃,湿度:83%,体感温度:-7 ℃,風速:11.3 km/時,風向:NW

夜に雪が振り,朝から晴れるという絶好のコンディション.
ハスラーにファットを積み,美瑛に出かける.
いい雪が待っていそうだ.

いつもの美瑛スポーツセンター着.
ファットをおろして準備していると.リアにファットを外積みしたクルマが駐車場に入ってきた.

冬チャリとは珍しい.

知っている人かと思ったが違った.
そしてクルマからは子どもが2人登場.
ファットのサドルを下げておられたので,子どもの遊びに付き合っているだけのようだ.

OLYMPUS TG-5

今日は帰りに「パークヒルズ」のサウナに寄るつもり.
秋のスタンプラリーのフルコンプ景品に無料チケットが含まれていたので.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第1の挑戦

ゆえに白金温泉とは別方向へ走る.

OLYMPUS TG-5

それにしても雪がふかふかである.
多少積もっているところでもタイヤがすっと沈んで硬い路面を捉える.
「こりゃ走りやすいわ」と喜んでいた時がKazchariにもありました(伏線)

OLYMPUS TG-5

橋を渡る.
前方に変なダンスを踊る男子中学生を発見.
きっと”ダンダダンな妄想”が脳内に渦巻いているのだろう.そういう年頃だ.
こちらに気づくと気まずそうな顔.そら恥ずかしいわな.

その彼をパス.
球形オブジェ前で撮影.さきほどの彼の姿も映り込んでいる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

美瑛の別荘エリア(たぶん)へ.
奥の建物は3,000万円で販売中.
英語も併記してあるのは,まぁそういうことなんでしょう.

OLYMPUS TG-5

しばらく進むと,何か見覚えのある家が見えてきた.
少し前にGoogleブラウザのトップ画面で紹介されていた物件である.

美瑛町 既存住宅 15,000万円

うおっ,1億5千万か.どこのセレブの持ち物やねん.
そやけど東京あたりじゃ,この値段ではマンションも買えんか.
地下室付きの3階建て7LDKサウナ付き.宝くじ案件やな.
固定資産税がエグそう.

OLYMPUS TG-5

さて,少しづつ標高を稼ぐ.
やがてスカイライン的な展望の場所へ.
お気に入りの一本白樺の前.

OLYMPUS TG-5

家が点在するものの「三愛の丘」から先は2kmほどで冬季通行止め道路となる.結果,車両の通行がほぼ皆無.

OLYMPUS TG-5

青い空と白い雪,それに静寂.
これぞ求めていた風景.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

通行止めと言えど,積雪シーズンin直後はまだ走行可の道が多い.
それに期待して看板を越えて進む.
ダメなら引き返せば良い.

OLYMPUS TG-5

ここらは以前,無許可でブライダル写真などの商業撮影がよくされていた場所.
さすがに最近は見かけない.
畑を踏みにじられる農家さんの怒りはわかる.

OLYMPUS TG-5

左方向の脇道からクルマが1台走ってきた.珍しい.
ほほぉ,そちらも抜けられるのか.
直進するつもりだったが,クルマがわだちを作ってくれている.
行ってみますか...(これが大失敗だった)

OLYMPUS TG-5

あぁ,たぶんここ元はグラベルやな.
白樺の並木が美しい.

展望台が見えてきた.
そう,「千代田の丘」である.

OLYMPUS TG-5

高台からの景色を堪能後,いよいよ牧場へと向かうロングダウンヒル.
下る前に写真をパチリ.

OLYMPUS TG-5

...これが本日最後の写真となった.

Kazchariは,このダウンヒルの途中で落車してしまう.
その際,右肩を強打.
「ゴキ」っという嫌なサウンドを聞く.

「やっちまった」とつぶやく.
「鎖骨骨折」の文字が頭に浮かぶ.

ファットを起こす.
「Garmin Edge1040」には「緊急救助要請せよ(?)」の表示.
長押しで消す.

残りの下りを押して下る.
牧場内に入り,平地になったところでファットにまたがる.

事故直後はアドレナリンが出まくっているせいであまり痛みは感じない.
右肩は全然上がらないが,ハンドルは持てる.
握力,感覚は問題ない.神経は損傷していないようだ.

もちろん,本日のライドはここで終わり.
デポ地に戻ることにする.
幸いここからは平坦.大きな坂はないはず.

走りながら,今後の反省のために先程の落車原因を考察.

まず,明らかにオーバースピードだった.
前輪のスパイクが雪面を捉えていない.
車体が左右にぶれて一気にコントロールを失った.

それに前半はドロッパーでシート下げ,後輪にしっかり荷重しつつ慎重に下っていたのに,途中でシートを上げてしまった.
あまり覚えていないが,その瞬間の転倒だった気もする.
今シーズン,グラベルでのダウンヒルを多数こなしてきた自信が慢心につながってしまった.

そして雪質を見誤ったこと.

これまでもチャリの落車経験は多数ある.
雪道の場合,特に受け身を取らなくても,そのまま横に倒れれば雪がカラダを受け止めてくれていた.
だが,今はシーズンinしたばかり.
昨夜降ったばかりの新雪はふわふわで,肩が雪の下の固く凍った路面にダイレクトヒット.そら折れる.

そしてハンドルカバーの存在.
防風保温効果は抜群だが,こうしたふいの転倒時,カバーから手を抜く動作が遅れてしまう.
ハンドルを握ったままなので,カラダをひねって背中で受け止める防御が取れない.
冬チャリ仲間にはハンドルカバーを付けない派も多いが,落車時のことを考えると正解かもしれない.

それにしても,前回の大転倒は昨年のGW.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

そこから数えてもわずか1年半足らず.
反省が全く生かされていない.アホなのか?

で,ホウホウの体でデポ地に復帰.
ハスラーにクソ重たいファットを積むという地獄作業.

無事な左手一本での積み込みを試みるが,さすがに無理.
ここぞという所で右手を使用.
”俺の右手が真っ赤に燃えて”痛みのあまり叫びましたよ.

なんとか積み終えて,なんとか運転して帰宅.
これまた痛みに耐えつつ,ファットを下ろす.

今日は日曜日.
行きつけの整形外科病院は休診.

明朝に受診することにした.
確定診断をもらうべし.
どう考えても「鎖骨骨折」.第ニ候補に「肩鎖関節脱臼」.そして...(まずないが)期待したいのが「ただの打撲」のどれか.

前2つだと,今期スノーシーズンは強制終了.

だがしかし.
運命(さだめ)とあれば,ココロを決めるしかない.

ファットな今年もスパイクタイヤはじめましたライド

2024/12/1 Sun

冬と真冬の間

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:0 ℃,湿度:76%,体感温度:-6 ℃,風速:15.0 km/時,風向:W

土曜日は久々に仕事がらみの飲み会に参加.
スペイン料理風.参加費¥5,000の割には,飲み放題かつ大ボリュームのメニューで腹が苦しい.だが美味い.

北海道でもトップクラスの量じゃないか!やっぱりグリルベリーズで飲むと胃袋ビリる!【旭川市】

さて,翌日曜日も6時に起床.
朝から曇天.ただし気温は低くない.

本日の予定としては,まずファットバイクのタイヤ交換作業がある.
例年通り,居間にファットを持ち込む.

iPhone15 Pro

やはりタイヤレバーが3本必要.
アルミリムなのであまり気を遣わず「よっこらせ」と外すが,カーボンホイールも同じ方法で良いのだろうか?(←未経験)

【正規品】 シュワルベ(SCHWALBE) タイヤレバー(3本セット) 新モデル

一時期検討していたインナーチューブのTPU化は見送ることにした.

特に冬用スパイクタイヤでは軽量化の恩恵があまりない,TPUは経年劣化が激しい,プラスチックバルブ,かつリムに固定するネジがないなど,デメリットと感じることが多い.価格も1本¥3,000と高いしな.
春先は春先で再検討の予定.

さて,タイヤの次はハンドル交換である.
先日「EPIC」のハンドルをアルミからカーボンに換えた.

EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

つまり標準装備のアルミハンドルが手元に余っている.
当初はヤフオクでの売却を考えていたが,ファットバイクへの取り付けを思いついた.

同じアルミ素材とは言え,ハイエンドで採用されているパーツである.
絶対に軽いはず...と期待.

iPhone 15 Pro

期待をこめて計測すると...370g ⇒ 265gと想像以上に軽量.
それに「S」「SPECIALIZED」のロゴ入りなのがベネ.

作業中,寝起きの娘が部屋から出てきたので『わんだふるぷりきゅあ!』を一緒に鑑賞.

わんだふるぷりきゅあ!

ご存じの方も多いと思われるが,今期のプリキュアは「敵」と闘わない.
狂暴化した動物たちを,仕方ないのでかまってあげて,こわくないとなだめて,癒して,おうちに帰す.
このパターンで,よくバトル物を成立させているものだと感心する.
正にホワイト社会.令和の作品やな.
次作は「アイドル」がテーマのようだが,この路線を継承するのだろうか.

続いて『ブルーロック第二期』

ブルーロック

予算不足なのか監督の力量なのかはわからんが,あまりにも動きのない演出に「紙芝居」と揶揄され,世界中で低評価なブルロ2.
今回は試合の間の糸師兄弟の過去回だったので,そのあたりのアラはあまり目立たず.
なぜか視聴しながら号泣する娘.
「糸師凛」の中の人が演じた「山田くん」のマネが,Kazchariと娘の間でちょっとしたブーム ⇒「はい」「そうすね」「興味ないす」「ばれたか」

みたいな感じでウダウダ作業していたら12時近くになってしまった.
うわっ,ライドの時間がどんどん削られていく.

いそいでウェアに着替える.
外に出ると家の前の雪は融け,路面が露出している.
つまり自宅からだと雪上走行にならないので,スパイクタイヤに換えた意味がない.
クルマに積んで,走行に適したフィールドに向かうことにする.

ハスラーにファットを積み込み,冬チャリデポ地の定番,東川の大雪湧水公園へ.

OLYMPUS TG-5

このあたりまで来ると,路面状況も良い感じになった.
ハスラーからファットを降ろす.
さぁ,今季最初のスパイク走行である.

OLYMPUS TG-5

圧雪アイスバーンが続く.
ザクザクとスパイクが刺さる.
転がり抵抗うんぬんがバカバカしくなるほどの安心のグリップ感.

OLYMPUS TG-5

この道は忠別ダム,そして旭岳まで通じている.
今日はさすがにダムまでやな.

OLYMPUS TG-5

観光地に向かう道路だけあって,ちゃんと除雪が入っている,
交通量も多め.

OLYMPUS TG-5

フロントとリアのライトを点滅モードにして自分を目立たせる.

RAVEMEN FR160

ポジションライトとしての地位を確立.

キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト RAPID X リア用 USB充電 TL-LD700-R

電池の持ちがよい.

ちょうど,AmazonがBFセール中なので,面白そうな商品を物色していると,こんなのを見つけた.

COOSPO BLC100

先に紹介したRAVEMENの〇クリ?
デザインは少し変えてきているが,光量は100ルーメン,容量も5,000mAhしかなかったり,透明プラマウント構造だったり,今どきlightningケーブルだし,日本語の説明が「スマホン」で,¥2,000クーポンが付いていたりと,少しアレな製品.
もちろんサクラチェッカーでは危険度大だった.誰かお試しで買わない?(人任せ)

ライドに戻る.
ダムへの登攀開始.
やはり夏=乾燥道とはコンディションが異なり重い,重い.
これはこれで良いトレーニング.
例の呼吸法を意識する.

発汗がすごい.
最近着用のインナーはアンダーアーマーのこれ.

野球 アンダーアーマー ベースボール ウェア ヒートギア アーマー コンプレッション ロングスリーブ クルー アンダーシャツ クルーネック 丸首 長袖 1358646 UA

この上にパールイズミのウールセーター,そしてアウターの組み合わせ.
理想的な吸汗・排汗機能への道のりはまだ遠い.
今後の製品開発に期待.

ダム着.
雪のシーズンは始まったばかり.
除雪されたダムを余裕で渡る.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ダムの対岸へ.
既にゲートが閉じられており通り抜け不可となっていた.
かつげば通れそうだが.

OLYMPUS TG-5

出発が遅かったので,既に14時を越えている.
闇と寒さがやってくる前にダムを下る.

ダウンヒル開始.
冬ライドの最大の敵,寒さとの闘いである.
とは言え,本日は気温が高いのでそれほどでもない.

ファットには先週からハンドルカバーを装着.
こいつがあれば手袋を薄手にできる.
ごついウインターグローブを着けるより適切な方法.

最近,クラファンでサイクルアパレルメーカーのMorthanさんがこんなのを...

Morethan ニットウォータープルーフ手袋

かなり魅かれる製品.
はたして冬の北海道で耐えられるか?
試したいところだが値段がなぁ...
通常販売後,Morethanあるあるの,とんでも割引で安く買えることに期待.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

てなわけで,無事デポ地に帰還.
ファットをハスラーに積む.
そして,週末のお楽しみである“サ活”へ.

OLYMPUS TG-5

この時期は外気浴が厳しい.
短い”ぽわーん中”に室内に戻るのも何なので,水風呂後は浴室内のイスに直行した.

目をつぶってととのっていると,足に衝撃が.
あわてて目を開けると,走り回っていた3歳ぐらいのガ...いやお子様がKazchariにぶつかって転倒していた.
子供はすぐに立ち上がって走り去っていったが,反射的に親の姿を探す.
父親らしき人物を発見.
てっきり,こちらに「すいません」なりなんなり,声掛けしてくるかもと思ったが,Kazchariを完全無視.
ゆえに,こちらから「お子さん,大丈夫ですか?」と声をかける.
すると,あわてた様子もなく「えっ,まぁ...」とだけ返事.

おいおい.
こういう親って何があっても,子供を叱ることないんやろなぁ.

まぁ,こんな妄想はおいておこう.
「こういう育て方をしたら,こういう子供になる」なんて保障はどこにもない.
子供がどういう人物になるのかは,誰にもわからない.

で,帰宅.
うちのアホ息子が「ゲームの課金アイテムが欲しい」とかなんとか言ってきたため,さっそく叱り飛ばすKazchariがいた.

OLYMPUS TG-5

EPICな砂川からの刺客を迎えてのグラベルライド

2024/11/10 Sun

シーズンは終わらない

iPhone15 Pro

晴れ.温度:4 ℃,湿度:81%,体感温度:4 ℃,風速:9.4 km/時,風向:S

すっかり寒くなった.
ここ旭川にも着々と白い世界が迫りつつある.

そんな季節の変化に関係なく,チャリはいつも楽しい.
週末の外ライドを愉しみに,今日を生きるKazchariである.

そんなある日,STRAVAのメッセ経由で,砂川在住のJさんからライドのお誘いが.
Jさん曰く「年中オンシーズンのチャリダーは少ない.そこでKazchariさん!」とのこと.
確かにそうかも.ましてやグラベル愛好家となるとさらに希少種.
謹んでお誘いにのっかりましょう.

「おっ,これは砂川周辺=空知グラベル遠征か!」と意気込むが,Jさん,こちら方面のグラベルは未経験とのことなので,「これはこれは」とご招待することにした.

Jさんと知り合ったのは確か数年前の「支笏湖グラベル」だったはず.

ファットなグラベルミーティングライド

その後「びえいスノーサイクルフィルティバル」「NISEKO GRAVEL」でもお会いした.

第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

遠路はるばるお越しくださるJさんのアテンドである.
時間的な制約もあるため,グラベルの新規開拓は避けて走り慣れたコースを設定.
もちろん,地域ならではの“激坂”をわんさと組み込みましょう.ダヒャダヒャ

Kazchariのマシンはもちろん強化新型「EPIC」である.
既に走行100km越えで慣らしも十分.
シート高,ステム長,ハンドル幅もぴったり.

ただしシェイクダウンライドで気になったのが手の疲れ.
ファットでも使用中のエルゴグリップに交換した.

iPhone15 Pro

安価だが,使い勝手が良い.

SAPLIZE セープライズ自転車ハンドルバーグリップ 人間工学・滑り止め・ショック吸収 1セット

こんな感じでEPIC「ブラック&レッド」でカラー統一していく所存.
ついでに金属製のバルブカバーも買いました.

CYCLE PRO(サイクルプロ) フレンチバルブキャップ

公道走行なのでベルも必須.
他のチャリには高級品の「KNOG」を付けているが,今回お試しにDAISOのパク...いや,よく似た商品を試してみた.

iPhone15 Pro

「KNOG」と音質変わらんが,お値段はもちろん¥110だ.
ただし,小さめの径しかないのでグリップ近くのみ取り付け可.
つまりロードの太いハンドルには向かない.

集合時間は9時.
場所は『花神楽』の駐車場である.
やはりライド終了後は“サ活”でせう.

ハスラーにEPICを積み込み,10分ほど前に到着.
既にJさんスタンバイ済.砂川からだと1時間半ほどらしい.

では出発.
まずは「はじまりのグラベル」から.

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ここは帰りが下りになるのでより面白い.
「〆のグラベル」としても設定しよう.

しばしの舗装路走行後,旭川自転車愛好会で走った「就実の丘ショートグラベル」を通過.まっ,こんな感じで勝手に命名.

お次は「河川敷グラベルA」で朗根内側に戻る.
そこから”あいまいな“記憶を頼りに山へ.

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入るところを間違った?
想像よりも深く深く山に分け入る.

「横牛グラベル」と命名.
ずっと登りが続く.

軽トラが走った跡がわずかに存在していたが,やがて消失.
割れ,砕石,泥となかなか走りごたえのある道に変わる.
アレですな.ソロ走行中に何かあって動けなくなったら春まで発見されなさそう...というぐらい山奥.

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登る道と下る道の分岐.
もちろん登る.そろそろ最高地点が近いはず.
激坂を登ると...あたり!

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うむ.ここまで走ってようやく見覚えがある道に出た.
一安心だが,ここまでのドキドキもたまらん.

舗装路をロングダウンヒル.
寒い分,空気が澄んで景色が美しい.
これまた絶景.

カラマツが道を覆う.つまり路面がオレンジに.
下手なブレーキングだとスリップしそう.

なのにJさん,下りのスピードが半端ない.
聞けば,元々モトクロスもやってたそうで,そりゃバイクコントロールはお手の物.
それプラス「Jエンジン」の出力がすさまじいので激坂もぐいぐい登る.
バラ完で組んだと言うSURLYフレームのマシンはお世辞にも軽いとは言えないし,ギアも小さめ.だのに速い.ぐぬぬ.
激坂で置いてけぼりにする計画が早くも破綻(性格悪っ).

で,最近お気に入りの「送電塔の見えるグラベル」を越える.
天気が良い方にハズレた.日が出てきていい感じ.

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そして定番の「赤羽の丘グラベル」
ツーリングマップルにも掲載されているので,オートバイやクルマの姿を見かけることも多い道だが,今日は我々だけ.

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ビート(てんさい)の収穫シーズン.
あちこちにビート山がある.
葉はほうれん草っぽいのに,実は砂糖の原料という変な野菜.
北海道の基幹作物だが,”まんま”の形状で食卓に並ぶことはないので,意識しにくい.

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お昼だ.腹が減ったので美瑛の町へ.
ニセコのように大規模スキー場を持たない美瑛の冬はオフシーズン.
観光客の姿はまばらとなる.
結果,休業中や時短営業の店が増える.

コンビニでの外飯は避けて,何度か利用したことがある「美丘」へ.

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ここも冬は土日祝のみの営業.メニューもほぼ麺類のみ.

何か以前と印象が変化している.
そうそう,昔は「スターウォーズ推し」だったのに,関連グッズがすっかり片付けられて,なぜか「ジブリ推し」になっていた.
外国人向けにした?

いずれにせよ,鶏鍋うどん(¥1,500)が美味し.

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カラダはあったまったが,外は相変わらず寒い.
日が落ちる前にデポ地に戻らねば.
それでも,Jさんに見せたい風景があった.

そう.「あの農道」である.

「グラベルじゃあないけど,行きます?」と提案.
承諾していただいたので,じわじわ登る自転車道を通って,落下のためのエネルギーを溜める.

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そして,登り切ったところからダウンヒル.
掛け値なしの絶景の中,下り好きにはたまらん道.
幸い,気温はさほど下がらず,防寒着を着る必要はなかった.

そして,いよいよ本日のクライマックス.
「22%越えの激坂グラベル」へ向かう.

先日発見したばかりの,登って下るピストングラベル.
MTBの巨大なギアとEPICの軽さに助けられてKazchariは足つきなしで登頂.

ギアの歯数的に難しいのでは...と思われたJさんだが,さすがのJエンジンである.ガシガシと登ってくる.すげーわ.

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後は来た道を戻り,予定通り「はじめのグラベル」あらため「〆のグラベル」を激走.

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で,15時過ぎ,予定通りデポ地に帰還.
いやぁ,いつもの定番コースも,1人で走るより楽しかった.

予定があるというJさんを見送って,Kazchariは“サ活”へ.
1セット目はともかく,2セット目以降は外気浴無理.
寒すぎだ.

サ室内では『イッテQ』を再放送していた.
知らない芸人がなんと「ラジャ・アンパット」へ.
「マンタの群舞を見る」という企画だったが,編集の仕方が気に食わない.

海の美しさよりも,宿代や入域料の高さをやたらに強調し「金にまみれた強欲な海」という印象操作.ウソとは言わんがなんだかなぁ.

で,海中映像もライティングも何もダメダメなので,全然美しくない.
この番組を見て「こんなに金かけてこれ?コスパ悪ぅ~」と思われるのが何か嫌.

2019年のラジャ・アンパットダイビングクルーズ(1)

途中でサウナ室タイムが終了したため,目的の「マンタ群舞」をどの様に紹介してたかは知らんけど.

で,無事帰宅.
今日も充実したライドだった.
EPIC,絶好調である.

思えば,今年はグループライド開眼の年.
しかもエンジョイライドではなく,どちらかと言えばガチ勢のライドに参加することが多かった.どう考えてもその方がライド後の満足感が高い.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

事前に「今日はゆるポタですよ~」「坂遅いんで~」とか互いに謙遜していても,走り出すと競争になるパターンが多い.

ホンマ,チャリダーは嘘つきだ(ホメ言葉)

「いくつになっても男子は刀...ではなくチャリで競争するのが好きだろう?」と生き残りのジジイが言ったとか言わなかったとか.

冬のチャリイベント情報が続々と

2024/11/12 Tue

アツイ闘いが待っている

そろそろ雪の足音が聞こえてきそうな今日この頃.
変〇チャリダーのみなさま,いかがお過ごしでしょうか.

この時期になると,オートバイライダーの姿をめっきり見かけなくなる.
雪はまだ降らずとも山道やトンネル,橋上は凍結の危険性がある.
景色も地味.
そして...寒い.寒すぎる.
うちのモンキーも冬眠の時を待っている(まだバッテリー外してないけど)

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器

さて,チャリはどうだ?
ロードはオートバイと同様の理由で冬眠間近.
直ぐにスパイクタイヤをはいたMTB/ファットの出番となる.

そこで現在,Kazchariが参加予定の冬期チャリイベントを紹介.

まずはこれ.

【年忘れカミヒル大会】

2024年12/30開催決定(なのか?)
旭川チャリ界重鎮,ヤマタケ氏主催の年末恒例ヒルクライム.

まずは道内最高地点,凌雲閣の駐車場までクルマで.
そこからチャリでダウンヒル.
チェーン装着場からターンして約10kmのヒルクライムを敢行.
ゴール後は温泉と昼食会が待っている.

そんな昨年の様子はこちら.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

大盛況でした.
思い起こせば2019年の第1回大会(?)は5人ほどだったな...

色々覚悟しないと“危険が危ない”イベントなのは確か.
既に口約束でエントリー済み.

【第4回びえいスノーサイクルフェスティバル】

第4回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

2025年1月19日(日)開催決定!
これまた第1回大会から連続参加中.
昨年の記事はこれ.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

いやもう,前回大会はひたすら寒かった.
朝の気温が-20℃越え.
鼻の頭が凍傷でもげるかと思った.

既にエントリー済み.
さぁ,「EPIC」「ファット」かどっちで走る?

そして最後にとっておき.

【Randonneurs札幌 2025アイスブルべ】

2025アイスブルべ

♪ 帰ってきたぞ~ 帰ってきたぞ~
もちろんランドヌ札幌さん主催で2025年1月25日開催.
コースや距離などの詳細は未発表だが,東川発着とのこと.
まさかの「きとろん」発?
いずれにせよ,久々の復活が素直にうれしい.
前回は2020年.100kmコースを走った.

アイスブルベ2020(100km)

日中の天気はおおむね良好.
ゴール間際に吹雪.
東川の町中からキトウシまでの直線道路と最終ヒルクライムが辛かったなぁ.

そう,長丁場となるアイスブルべでは天候の良しあしが難易度に直結する.
時間内完走者1名という地獄...いや伝説の2017年とか(Kazchariは不参加).

アイスブルべ2017★当日★

そんな久々の超絶楽しいイベント,もちろん参加予定である.
12/14,エントリー開始だ.

以上,現在参加予定の冬チャリイベント3選でした.

OLYMPUS TG-5

EMONDAな火曜会に参加して天人峡からのラストチョボライド

2024/10/8 Tue

そして扉は閉められる

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曇り.温度:15 ℃,湿度:77%,体感温度:15 ℃,風速:5.1 km/時,風向:NW

はじめて「火曜会」に参加した.

「火曜会」とは何か?

火曜日が定休日の方々の走行会である(たぶん).
旭川チャリ界(?)の中心的存在であるヤマタケさんもこの会に属している.

Natural Born EZOist

どちらかと言えば“ゆる”ではなく“ガチ”
以前から面白そうな会だとは思っていたが,Kazchariは土日祝休の勤務形態なので,なかなか参加する機会がなかった.

だが,先々週,メンバーの一人であるO田さんより突如「今度の火曜日,一緒に走りませんか」とのメッセージが.

残念ながら,急病でもないのに,いきなり職場は休めない.
その日のお誘いはご辞退させていただいて,後日「(今度の火曜日)休み取ったので,どこかに行きませんか」と返信してみた.

こうして初の火曜会参加が実現したわけである.

この日集まったのはKazchariとO田さんの他,Kさん&PさんのHIGUMA CYCLE TEAM,そして謎のE取さんである.
さらに午後からはここにヤマタケさんGTOさんも加わることになった.

9時に東神楽森林公園の駐車場に集合.
既にO田さん着.チャリの準備中だった.

駐車場の前はキャンプ場だが,9月いっぱいで営業終了なのか既に客の姿はなかった.

ここのキャンプ場には思い入れがある.

時に2004年.
2年間過ごしたジャマイカから帰国し,2ヶ月間ヨメさんとの「地球一周の旅」を終えたKazchariは次の職場を探していた.

偶然,旭川に“ご縁”ができて,その年の10月から働くことになったのだが,当地には親戚も知人もいない.
つまり家探しからのスタート.
クルマを所有していなかったKazchari夫婦はオートバイ2台で渡道.
ここ東神楽森林公園キャンプ場に2週間ほど滞在した.

町から離れているので買い出しが不便だったが,目の前の温泉(花神楽)がありがたい.
滞在中は,台風に遭遇しテントごと炊事場に避難.
目の前を常設のテントが転がっていくのを見た.

さて,思い出にひたりながらKazchariもチャリの準備.
久々に軽量快速マシーンの“え~もんだ”ことEMONDAである.

これは豪脚で知られるO田さんに食らいつくため.
もう一つは,今日から2日後に閉鎖されてしまうチョボチナイロード(激坂)を走るためである.

そこへHIGUMA CYCLEのバスも到着.
挨拶もそこそこに,午前中のライドが始まる.
ノープランだったが,紅葉の季節でもあるし,順当に天人峡を目指すことにした.

午後からのチョボに備え,ゆるく走るつもりが...あきまへん.
仲良くローテーションが,いつの間にか“ちぎる”ローテーションになってしまった(あるある).

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特に旭岳と天人峡の分岐点からは顕著.
O田さんとローテしながらも必死にくらいつく.
だが,天人峡トンネル手前の坂で見事にちぎられる...ぐぬぬ.
やっぱり速いわ~

後で聞くところによると「いや~いいトレーニングになりました」
うむ.やはり“そういう会”だったのか.

で,天人峡着.
紅葉の最盛期はもう少し先っぽいが,なかなかの色づき具合だった.

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そこへ写真撮影のバスツアーなのか,白いバズーカ(超望遠レンズ)を携えたナイス・ミドルの方々がぞろぞろと.
その昔はKazchariもあちら側だったなぁ...今ではすっかりお手軽なスマホ派.

紅葉の写真はなかなか難しい.
アップで撮ると場所がどこかわからない.
広角で撮るとなんだかありきたり.

画質そのものは機材的に来るところまで来ているので(+編集できるし),何より構図・時間・場所・光が大事.
Kazchariの場合は,やはりチャリもしくはオートバイを入れこまないと気が済まない.

さらに年を重ねて2輪車に乗るのが厳しくなったら...バズーカ使いに回帰するかも(寂しい話はやめよ)

現在,天人峡では問題となっていた廃ホテルの解体工事が進んでいる.
とりあえず建物は撤去されていた.
話によると,この辺りを公園化(駐車場化)し羽衣の滝へのアクセスを容易にするのだとか.

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残る宿は一軒.
除雪などのインフラ整備との費用対効果の兼ね合いは,かなり厳しそう.

まぁ,そんな妄想はさておき,工事現場のプレハブ小屋の脇を抜けると見えてくるのが足湯である.もちろん利用させてもらう.

つい先日も来たばかりだが,ここの足湯はやはり真冬が風情があって良い.
ただし帰りは地獄だが.

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なんだかんだでここの標高は高い.
足はともかく,カラダの方はじっとしているだけで寒い.
汗冷えだ.

困ったことに雨まで降って来た.
雨雲レーダーによると20分は続く様.
滞在時間を延長する.

とは言え,午後組との合流予定もあるし,いつまでもまったりできない.
ウインドブレーカーを着て覚悟を決めて出発.

下り基調で爆走.
真冬でなくても寒いわ.
帰りもローテだが,先頭時は後ろからの圧もエグイ.
まぁ,ロードはこれくらいの緊張感があった方がトレーニングとして最適(そうなのか).

で,分岐にて「大雪旭岳源水公園」方面へ.
公園にて一旦休憩.
ここにたどり着くまでに,一人だけMTBだったKさんをちぎってしまい,離れ離れになってしまった.

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ダム集合との一報を入れる.

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Kさんは,どうやら先に行ってしまったらしく合流できす.昼食場所で落ち合うことにして再度連絡.
ダウンヒル後,ようやっとKさんと合流.
サイクリングロードを使って東川へ.

ちょうどお昼過ぎで,目当ての蕎麦屋さんは長蛇の列.
待ち時間がもったいないので,せんとぴゅあ内にある「ひがしかわ食堂ワッカ」さんへ.

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30分待ちと言われたが,これ以上動くのも面倒なのでお昼はここで決定.
施設内の展示物を見物.
さすが芸術推しの町.
飾られている写真もいいし,謎の展示物も味わい深い.

注文した火曜日の日替わりメニュー「照りマヨチキン丼」がやってきた.

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美味し.
食事中,ヤマタケさんGTO氏を目視確認.

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午後組を加え,いよいよ今季ラストチョボへ.
てっきりダム側から登ると思いきや,キトウシ方面に向かう.
そう,いわゆる「裏チョボ」から進入するようだ.

EMONDAな倉沼ゲートからのチョボライド

しばらく続く平坦路でGTO氏と談笑.
ゲートを越えてヒルクライム開始.
いつも同様,気持ちの良い速度でかけ上がる.

で,道道1116号前に接続.

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一旦ここで全員集合.
嶺雲橋を目指す.

もちろん,ここでも橋の手前までO田さんとバトル.
もちろん競り負ける...ぐぬぬ.

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いつ来ても絶景.
ホンマ良いところである.
さらに今日は平日.クルマやオードバイの数も少ない.

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と,しばらく黄昏ていたいところだが,もう10月半ば.
日が傾くとともに,どんどん気温が下がっていく.
つーことで,ジレを着てさっさと出発.

帰りはダム側に下りるダウンヒル.
これまた途中の短い登りでO田さんにちぎられ...(以下略)

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出口着.
この門は明後日には閉じられる.
そして「チョボ」は来年の夏まで長い眠りにつく.

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ここからはデポ地の東神楽森林公園まで一気に走る.
そして,途中の坂にて,またしてもO田さんに...(以下略)

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無事,デポ地に帰還.
いい汗かきましたね.
もちろんこの後は「花神楽」サ活だっ!

3セットをこなし,ととのう.
カラダを痛めつけた後の,この快感がやめられんのよ.

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つーことで,ウワサの「火曜会」に初参加.
予想通り&期待通りのトレーニングライドだった(そうか?).

Kazchariも既にアラ還.
年齢的に“速さ”を求めなくなってくるのが普通なのだろうが,まだまだこだわりたいところ.
ゆるポタ反対! E-Bike買ったら負け!(※個人の感想です)

そろそろロードのシーズンは終了.
あの暑かった太陽はどこ行った.
これからの季節はMTBグラベルロード紅葉を愛でるのにちょうど良い.
そして,その後は...お待ちかねのスノーシーズンが訪れる.

四季を文字通り肌で最大限に感じる.
ホンマ,チャリは素晴らしい.

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Topstoneなカミフ~芦別グラベルライド

2024/10/6 Sun

隠れた魅力

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曇り.温度:15 ℃,湿度:77%,体感温度:14 ℃,風速:7.0 km/時,風向:S

昨日とは打って変わって快晴の日曜日.
本日は3人でグラベルメインのグループライドである.
集合場所は午前9時に上富良野の見晴台公園.
ハスラーにTopstoneを積み,8時半に現着予定で家を出る.

クルマで走行中右手に見える十勝岳が美しい.
登るんやったら昨日じゃなくて今日やったな.
まっ,そんなに都合よくいかないのが人生.

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

公園到着後,Topstoneを降ろす.

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しばらくすると,旭川最強のクライマー,Iねーさんがやってきた.
マシンは函岳ライド時と同じ赤いMERIDA

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

もう一人のメンツ,Oさんは?
何やら忘れ物をしたらしく途中で家に戻ったとの連絡.
公園すぐ近くにお住まいらしいので,さほど遅れることなく到着.
バイクはRIDLEYのグラベルである.

メンツが揃ったので,行くぞ.バーン!

今回のグループライドはIねーさん企画.
上富良野から芦別に抜ける未だに舗装されない道道70号,および芦別郊外のグラベルを走るというもの.
昼食はもちろんガタタンラーメン(予定)だ.

芦別名物「ガタタン」ってなに?

そして,Oさんは2年前に地域おこし協力隊としてカミフに移住.
観光協会に所属しているので,カミフのグラベルをはじめ...いや,それどころか全国の坂か.豪脚の持ち主である.

え!?登らないんですか?

つーことで,今日はお二人に完全におまかせライド.
どんなルートなのか楽しみである.

まずは短いグラベルや舗装路をつなぎ,道道70号の未舗装開始地点着.

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グラベル走行に備え,タイヤの空気圧をチャックするお二人.

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Kazchariは例によって適当.
いつもだいたい2Barくらいで舗装もグラベルも走る.

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Kazchariは以前この道を走ったことがある.
ファット&オートイバイつながりのkaba3とである.

モンキー125,ブルベを走る!?(その1)

「旭川周辺でもグラベルブルベを」との企画からの調査ライド.
モンキーで走った.
その後,音沙汰がないのでポシャッたかな?

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この道は交通量が多い.
生活道路として使われてもいるが,意外に目立つのが「わ」「れ」ナンバー,つまりレンタカーである.
好んで未舗装路を選ぶ旅行者が多いとは思えないので,おそらくGoogle先生(マップ)が,この道を指定して来るのだろう.

確か「南富良野-占冠間」の林道も,迷い込まされるレンタカーが多いと聞く.

Google先生なぁ...Kazchariも台湾旅行時にヤラれまくった.
今思えばあれはあれで楽しい思い出なのだが.

台湾一周(環島)ライド Day9 池上~花蓮(その1)

つーことで「広くて路面も締まっているが交通量が多い道道グラベル」を快走.
一番標高が高い地点に到達.お待ちかねのダウンヒル開始!

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そこそこのペースで下っていくと,Iねーさんが地図上で見つけたという,脇道グラベルの入口に到着.

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一応,地図が貼ってあるがどこについながるのかはよくわからん.
通行する場合,本来なら山歩き用のマップやGPSが欲しいところ.
熊リスクもある.
まぁ,3人だし,完全に廃道というわけでもなさそうなので,行けるところまで行ってみることに.

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現れたのは急坂ダウンヒル.
路面デコボコでジャリジャリとなかなか楽しい.

だがしかし...やっぱり廃道なのか,やがて倒木が行く手を阻む.

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それも1本や2本ではなく,この先ずっと倒れまくり.あかん.

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素直に諦めて戻りますか.
ということは...さっきの激坂を登る!?

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30%近い坂で砂利路面.
さすがに無理なので押し歩き.これぞグラベルライド.
まぁ走るならMTBかな.

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道道70号に戻りダウンヒル再開.
この道,芦別に近づくにつれやたらに道が細くなる.
拡張する気なし=しばらくは舗装されなさそう.
そして迷い込んだと思わしき荷物山積みのハーレーとすれ違う.そんな装備で大丈夫か?

で,道道を抜け次の目的地へ.
けっこうな山超え.

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クライマーIねーさんの次なるオススメは「上金剛山展望台」
ふっふっふ,なかなかの激坂との話.
お約束の「クマ注意看板」あり.

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この頃になると気温上昇プラスなかなかの斜度で汗だく.
やたらに細い道なのに登ってくるクルマをよける.
あー,ここって比布のあそこにプロフィールが似てるかな.

Topstoneなはじめての比布いいながめ台ライド

つーことで展望台着.
そこに広がるのが...

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なかなかの絶景.
天気も良いし360°展開.
開陽台にも負けない...かも知れない(そうか?)

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で,下山開始.
この展望台のまわりはグラベルだらけ.
マップを見ながら行き先を決める.
「NISEKO GRAVEL」っぽい感じのグラベルを進む.

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途中の分岐にて.
位置的に左の坂道が,展望台から直で降りる道.
かなりヒドイ道(ホメ言葉)で,もし選んでいたら無事には降りられなかっただろう.

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全国にいくつあるんだ的名称の「旭ヶ丘公園」着.
ジョギング用(?)周回コースの表示があった.

駐車場付近には坂があるし,ここでレース開催したら盛り上がりそう.
町起こしにどうでしょう?
”サイクルツーリズムは儲からない”という話もあるが...

サイクルツーリズムはお金にならない?サイクリストはお金を使わない?

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そろそろお昼.
腹が減った.

ここは予定通り芦別市内でガタタンラーメンを...が,有名店だと時間的に長蛇の並びが予測された.
ここは素直に道の駅「スタープラザ芦別」に向かう.

途中,巨大観音像の脇を通過.
レジャーランド?
紆余曲折あり,現在は宗教法人が所有しているようだ.

思えば,スタート地点のカミフ見晴台公園のそばにも観音像あり.
本日はここで折り返しなので,観音像2体をつなぐライドとなった.

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ツーリングや出張時に何度も立ち寄った道の駅.
30分ほどの待ち時間で食事にありつく.
メニューはガタタンラーメン...ではなくチャーハン.
美味いのだが,いかんせん量が...Oさんみたいに大盛りにすればよかった(サイクリストあるある)

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カロリー不足分はデザートで補うッ!
屋台で販売されていたクレープを購入.美味し.

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当初は国道を通ってカミフまで戻る予定だったが,せっかくなので,かねて興味があった民泊『貞子の家』への立ち寄りを提案.
2人の同意が得られたので向かう.

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で,国道を少しそれて,しばらく走るとシンボルのネコバスが見えてきた.
色々突っ込みどころがありすぎて楽しい場所.
世が世なら間違いなく『ナイトスクープ』パラダイス案件.

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民泊 貞子の家

深川の”トトロ峠”にあるネコバスの方が有名だが,リアルさ(気持ち悪さ)はこちらの方が上.

夏ver.⇒ Topstoneなイルムケップ•スカイラインライド

冬ver.⇒ ファットなネコバス,深川散歩ライド

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バスの中も自由に撮影可.
むしろ積極的にSNSなどで拡散してほしい旨の張り紙あり.
ホラー映画キャラのマネキンより雛人形が怖すぎる.

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バスの周りをウロウロしていると,庭で焼き肉をしていた方々から「家の方も見てってください」とのお声かけ.
宿のオーナーさんかな,と思い家に近づくと,なぜか女性がとんできて「中には入らないでください!私達が借りているので!」と注意される.
ややこしいわ!

まっ,外から確認できるだけでも「テレビから出てくる貞子」など,おふざけ全振りの内装が見て取れた.
泊まりたいか?と問われると...だが.

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国道に戻り,今度はIねーさんの提案で「清里ダム」に寄ることに.
実はダムマニアらしく,カードをコレクションしているそうな.

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キャンプ場併設のダム湖畔.
バイク(2輪)専用エリアがあるなど,快適に過ごせそうな空間.
ちなみにIねーさんからダムカードをいただく.
別にコレクターではないのだが,タイヤのサイドカット時,ブート代わりに使えるのだとか.
なるほど.サドルバッグに忍ばせておこう.

このまま国道を進むと富良野市内まで行ってしまうので,途中でショートカット.山間を抜けてカミフに戻る.

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日が落ちるのが早くなった.

寒さが増す中,千望峠からのダウンヒル.
地域随一の絶景ポイントでしばし休憩.
「あらためて,いいところに住んでるよなー」と,同じく道外からの移住組であるOさんと共感.

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つーことで,芦別方面の持つポテンシャルを感じる楽しい1日だった.
とは言え,こうした地方都市が衰退していく未来は変えられないだろう.

折しも衆院選が近い.
候補者はさかんに「地方の活性化」=「財源もっとよこせ」的政策を唱えるが,本当は気づいているはず.
時,すでにお寿司なことに.

まぁ,北海道に限らず日本の田舎はどこも似たようなもの.
それでも地域「再生」よりも「縮小」にかじを取ります...とは言えない.
今度の衆院選でもインフラ集約,ミニマム社会について言及する候補者はいない.言えば落選するのだろう.

将来的にヒトはドームもしくは城壁都市に住んでいて,他はロボが働く農園およびヒトが住まない無限の荒野が広がる...
『進撃』『ザブングル』『マッドマックス』の世界待ったなしか.

もちろんその時代にKazchariはいない.
なんとかして見れる方法はありませんか,貞子さん?

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「ビデオテープに念をこめればいいのよ」

Topstoneな十勝岳紅葉&カレーライド

2024/10/5 Sat

グラベルロードは万能なのか

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晴れ.温度:13 ℃,湿度:88%,体感温度:13 ℃,風速:13.8 km/時,風向:NW

チャリ趣味&SNSのおかげで,あちこちに知り合いが増えた.

毎年十勝岳の凌雲閣で行われる「十勝岳紅葉祭り」に知人のGTO氏がカレー店を出店されるとのこと.
これは行かねばなるまい.

第53回十勝岳紅葉まつり

「上富良野十勝岳クライム」こと通称「カミヒル」は,この地域,いや北海道でもっともエグイ登り.
今年は何度登った? 5回ぐらい?
いずれにせよ,毎回気合いを入れて登る山である.

となれば,通常チャリのチョイスは我が軽量登攀決戦自転車EMONDAになるわけだが,昨夜の雨で路面が濡れている&明日(6日)は別口のグラベルライドが控えているということで,”汚れてもいいや”的判断でTopstoneをハスラーに積む.最近,一番出番が多いなぁ.

メッセージでGTO氏に連絡をとった所,10時開店とのこと.
逆算して9時に登り始めればいいか...というのはトラタヌ.
そんなレース強度で登れるわけがない.

結局ダラダラと準備をし,Topstoneをハスラーに積んで,カミヒルのスタート地点である日の出公園に着いたのは9時半頃だった.

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快晴である.

駐車場には,これまた登りまくりのIさんがいた.
同じくGTO氏のカレー店に行くとのことで「一緒に登りましょう」と声をかけるが,TさんやSさんと待ち合わせし(これまた知り合い)10時出発予定とのこと.

Kazchari的には息子の送迎義務もあって,早めに帰宅したいが,10時までは残り15分ほど.待たせてもらいますか.

つーことでしばらくすると,帯広からのTさんがやってきた.
ブルベやらなんやらでよくご一緒するENIWA RACING所属.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

常にスカーフを巻いているおシャな方である.
グラベルライド時は,確か先代Topstoneに乗っておられたような...

もう一人,上富良野の重鎮Sさんは...都合によりキャンセルらしい.

結局,Iさんを含む3人でカレーを食べに...いや,凌雲閣を目指すことになった.

計測地点を越え,いつものチェーン装着場までは談笑.
Tさん,近々上富良野に引っ越すそうな.
確かに魅力的な街である.

いただき画像

チェーン装着場を過ぎると,Kazchariのヒルクライム病が炸裂.
ケイデンスを上げてスピードアップ.
おかしい.
今日はグラベルロードだし,ゆるポタのはずだが...
カラダが言うことを聞かん(だから病気).

で,ここからは一人旅.
例によってペダリングと呼吸を意識しながら回す.

なんと,雨がポツリポツリと降ってきた.
ついさっきまで快晴だったのに.
とかく山の天気は変わりやすい.

あれ,つい最近も同じような経験をしたような...

EMONDAな雨のカミヒルライド

分岐を越えて,いよいとゴールまで2km.
お祭りのせいで,いつも以上にクルマが集まっている.
駐車場に入り切らない路肩駐車の車両も増えてきた.
この時期の名物である.

霧雨の中,ようやくのびしょ濡れゴール.
それはともかく寒いって.

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凌雲閣横のベンチに移動.
ルーティンなら,ここで赤コーラなのだが...飲めるかい! 凍えてタヒんでまうわ!

そして,ご覧の通り,真っ白で眺望ゼロ.
ウインドブレーカーを着こみ,IさんTさんの到着をしばし待つが,今日に関してはここはデスゾーン.
GTO氏のカレー屋さんに移動しよう.だ,暖房が入っているハズ.

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少し下った旧山荘(?)がGTO氏のお店.
知っていたから看板を見つけたが,あまりに目立たないので素通り客が多そう.

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男気あふれる一品勝負.

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店内に入る.
ワンオペと聞いていたので,かなり待たされるかと思いきや...なんとお客さんゼロ!

キッチンのGTO氏に挨拶.
「お客さんいませんけど,大丈夫なんですか?」
時刻は12時少し前である.

GTO氏⇒「いやぁ,看板小さかったですかねー.Kazchariさんが第一号ですよ!」

喜んでいいのだろうか?
もちろん,パキスタンカレーを注文(しかできないけど).
パキには行ったことがないので,どんなカレーなのか想像つかない.

【お肉ホロホロ】スパイスの香りを楽しむパキスタンカレー

そう,確かにこのレシピ通り,肉がホロホロと崩れる.
かなり長時間煮込むようだ.美味し.

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しばらくして,IさんTさんも入店.
もう少しゆっくりしたいところではあったが,既述の通り家族関係業務があるので早々にお暇.

さぁ,地獄のダウンヒルの開始だぁー.
明らかにウインドブレーカーだけではキツイ.それにグローブは指出しだ.

一刻も早く標高を下げるべきだが...紅葉が美しくて一旦停車.
ここはいわゆる14%坂.
あっ,フロントバッグの口が開いたままやった.

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分岐点を超えて,ここは「心折坂」
ダウンヒルだと折れません.サイコーにハイッってヤツだ.
うむ,だいぶ気温・体温が上がって余裕が出てきた.

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デポ地の駐車場に着くとこの快晴!
山の天気は恐ろしいのぉ.

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短い時間だったが,実に内容の濃いライドだった.
これはヒルクライムならでは.

グラベルライドも同様にコスパいいかな.
そう,明日はジャリジャリのグループライドの予定.

今日のカミヒルをSTRAVAで確認すると,計測区間で1時間3分とグラベルロードにしてはまずまずのタイム.
坂でも砂利でもよく走る.
おまけにleftyのキモカッコイイデザイン.
ホンマ,ええチャリやな.