『サ道』に誘われて

2024/1/8 Mon

サウナはじめ

Amazon Prime Videoにて,ドラマ『サ道』の追加料金なしでの配信が始まった.
家事をしながら少しずつ鑑賞中.

サ道

初回放送は2019年.
この番組をきっかけに一大サウナブームが到来した.

雰囲気としては『孤独のグルメ』のサウナ版.
コミックが原作なのも一緒.

マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1)

基本的に風呂に入っているおっさんの独白で構成.
関東周辺のロケが多いが,年末のスペシャル版で旭川の「OMO7」「白銀荘」の紹介もあった.
コーネリアスの音楽と主演3人のかけあいがいいね.

Kazchariがサウナにはまりだしたのは2022年の夏.

ファットなしかおい夕食散策ライド

このブログでもたびたび書いているが,Kazchariは主にオートバイにて日本中を旅した.
『サ道』で紹介される“聖地”付近も通っている.
また,サウナ総本山フィンランドにも行ったことがある.
当時はサウナに全く興味がなかったのが心底悔やまれる.

「スタンドはいつでもどこでも存在するが、見ようとしない人が見ないだけである」(The JOJOLands)

ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 1

つーことで連休最終日は外ライドをお休み.
風邪(鼻と咳)の状態もだいぶよくなってきたので,久々に「サ活」に行きたくなってきた(単純である).

行き先は万葉の湯 旭川高砂台

この施設,通常料金で¥1,600と,非常に高額.
普段よく行く花神楽や『SPA神楽』のほぼ倍の値段.
だが,Kazchariは某共済の加入者なので¥300で入浴可能なのだ(回数制限あり).

もちろんハスラーで出撃.
冬の旭川は普段の2車線道路が雪のせいで1車線になってしまう.
住宅街だとすれ違いすら怪しい.
ただし,今年は札幌方面の雪が多いようだ.なぜか旭川と反比例する傾向.

ガチガチに凍った路面で,冬の運転は非常に気をつかう.
事故っていないのは運が良いからに過ぎない.

14時過ぎ,無事『万葉の湯』着.

受付を済ませ館内着を渡される.
こういうのを希望者だけにすれば料金をもっと下げれるのでは?

番号指定ロッカーで脱衣.
いつも通り,かけ湯をして身体を清める.
その後,やや熱めの「二股ラジウムの湯」にしばしつかる.

さて,サウナである.

『万葉の湯』にはミストサウナがある.
通常のドライサウナとどちらに入るか悩むところ.
今回,1,2セットは通常のドライサウナ.3セット目にミスト,そして禁断の4セット目にドライサウナというやや変則的な方法にした.

帰宅後に観た『サ道』の「しきじ」回では,「フィンランド式サウナ」と「薬草サウナ」の入り方を指南していた.
ようするに(「フ」⇒「冷水」⇒「薬」⇒「冷水」⇒「休憩」)×3セットを薦めていた.
うん.次回はこの方法を取り入れてみよう.

『万葉の湯』は露天があるので外気浴が可能.
いわゆる“ととのいイス”が設置してあるのだが,そこに座るのはさすがに4分が限度.

コールマン(Coleman) チェア インフィニティチェア

残りの休憩時間は浴室内に引き継ぐ.
ここには浴室の中心にお湯の流れる大理石ベンチがあり,ここに座ると実に気持ちが良い.
うん.冬場は外よりこっちやな.

郊外の入浴施設にしてはめずらしく,西欧系の外国人がたくさんいた.
近くのスキー場からの流れだろうか?

さて,浴室を出て館内着に着替える.
『万葉の湯』と言えばコミックが充実.

自販機でコーラを買って,イスに陣取る.
まずは『キングダム』70巻.

キングダム 70

今巻は韓非子の話.
相変わらずののんびりペース.
同じ大河系の『FSS』と違って,連続で描き続けているのはスゴイ.

そして,ついに『ゴールデンカムイ』の29~31,つまり最終巻まで(ようやく)読了.

ゴールデンカムイ 31

実に面白かった.
これまでになかった北海道とアイヌ文化(おもにグルメ)をモチーフにした壮大なドラマがついに完結.

以下,少々ネタバレ.

クライマックスに向けて下品さと変態さは影を潜め,生き残った全キャラが入り混じる五稜郭での総力戦へ.
主要キャラが次々に死んでいく.
なかでも土方と牛山の死にざまが印象に残る.

これまでもハリウッド映画をリスペクトした展開が多かった本作だが,最後をかざる杉元と鶴見の一騎打ちは迫力満点.
このシーンの実写化には文字通り潤沢な予算と肉体派俳優が必要.

おや?
そう言えば実写版がもうじき公開やったなぁ.
最終回まで完走できるか?

不死身の杉元は最後まで撃たれても刺されても全然平気.
ちゃっかり生き残って,約束通り,東京に住む親友のヨメさんに再会し,約束を果たす.

そやな.このシーンがなかったら物語として成立しない.
杉元が死ぬバッドエンディングは元々なしか.

最後のシライシ国のコインにビルマ語っぽい文字が刻まれていたが,どこに独立国(島)を作ったのだろう? アンダマン諸島?

最終巻まで読み終えたので,やっとこの手のインタビューも読める.

『ゴールデンカムイ』最終巻ラストの真相…野田サトル1万字インタビュー#1

16時半になり,外の風景も暗くなった.
大作を読み終えて,ココロはすっかり北海道...って,住んどるがな.

さぁ,家に帰ろう.
こんなのんびりした1日も悪くない.

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その2)

2024/1/2 Tue

デスライドふたたび

OLYMPUS TG-5

風.温度:3 ℃,湿度:72%,体感温度:-3 ℃,風速:38.5 km/時,風向:WSW

朝5時,自然に目が覚める.
昨夜は名物「夜鳴きそば」をパスして9時に就寝.
都合8時間は寝た.

体調もまずまず.
咳が少し出る程度.

せっかくの天然温泉付きの宿である.
朝風呂にGo!

念のため,本日もサウナはパス.残念.
露天風呂に通ずるドアを開けると...いきなりの強風!
ゴーゴーとうなり音すら聞こえる.
昨夜はほぼ無風だったのに...

頭の中に「DNS」の文字がちらつく.
たかが遊びなのだ.行こうが行くまいが誰に迷惑をかけるわけでもなし...
もしくはハスラーで岬まで行き,ファットを降ろして碑の前でアリバイ写真を撮る...これはむなしすぎる.

部屋に戻り天気予報をチェック.
Yahoo先生の予報はこんな感じ.

風向き的に“行きはよいよい帰りは恐い”状態.
どうすっかなぁ...

とりあえず,“爆盛り海鮮丼”で有名な朝食バイキングに行き,ココロを落ち着かせますか.

iPhone11 Pro

デデンッ!
慌てて盛り付けたため,見た目はアレだが,味がよければ全ておK.
他のメニューを含め,この丼で3倍は食う.
朝食代¥2,300の元を取ることと,本日のライドのエネルギー分をチャージ!って,結局行くの? バカなの?

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そう,飯を食っている間,窓の外を見ると木々の揺れが激しい中,おもむろに発進するオートバイの姿を見る.
そう,ああいう変...いや猛者を見習わなければ!(そうか?)

決意すれば話は早い.
部屋に戻り,テキパキとパッキング.
7時半にはチェックアウト(12時までのレイトステイだったのでもったいなかったが).

道の駅の駐車場までハスラーを移動.
ファットバイクを降ろしてそそくさとセッティング.
こういうのは勢いが大事.

OLYMPUS TG-5

8時少し前,準備は整った.
さぁ,行きますか.
片道約32kmの行程である.
できれば午前中で戻るつもり.

ウェアなどの装備はいつもの冬ライドと同じだが,念のためリアバッグを装着.
中には電熱ベストと電熱グローブ,およびダウンベストを収納.
いざという時に備える.

だがしかし,走り出してすぐに気づいた.

「今日,暑くね?」

そう,実際,駅前の電光掲示板は「プラス3.8℃」を表示していた.

OLYMPUS TG-5

風が強いのは確かなので,上記の防寒セットはそのまま持っていくけどな.

しばらく稚内の市街地を走る.
交通量少なく順調.
片側2車線道路が続くので道幅も広い.

OLYMPUS TG-5

40号と宗谷岬に向かう238号の分岐.
さぁ,いよいよここからが正念場.
ここから先,風をさえぎる物がほとんど存在しないエリアが続く.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

それにしても交通量が少ない.
三が日の早朝ってこんなもの?
もしかしたら,旅装備のバイクやチャリも走っているかと思いきや,誰にも出会わなかった.

予想通り,ここから宗谷岬まではパーペキに追い風基調.
トップギアで回し切ってしまう.
凧状態で回さなくても後ろから押されて勝手に進む.

面白いのは後輪が巻き上げた雪が,風で押し戻されて背中やら足元にバシバシ当たること.
どんだけ風強いねん.

...と余裕かましながらも,復路の地獄が頭の中をよぎる.
今は推進力となっているこの風だが,当然帰りは逆風オールバックである.
考えたくねぇ...

港などの入り組んだ場所で一瞬風向きが変わる.
油断していると,そのまま横に持っていかれる.
危ない危ない.

OLYMPUS TG-5

やがて右手に「セイコーマートかみいそ店」が見えてきた.
日本最北のセイコマである.

ここはAJ-H伝統の「宗谷岬600km」のコース上にあるが,営業時間は23時まで.
行きか帰りに,ここで補給できるかどうかがモチベーションの維持に大きくかかわってくるのだ.
何かと思入れのあるセイコマだが,本日から営業開始のようだ.
こりゃ帰りに寄るべし.

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この後も快走は続き,ようやく約束の地(いくつあるんだ?),宗谷岬着である.

OLYMPUS TG-5

少々わかりにくいが,宴の終わった1月2日の昼前,駐車場に旅人の姿は皆無だった.
駐車中のクルマもない.
テント群も全て撤収済み.

トイレ前にカバーをかけたハンターカブ一台だけが残されていた.

ここで誰もがするのが碑の前での記念撮影.
しかし,撮影を頼める人が誰もいない.

足つきの自撮り棒を持参し忘れたが,あったとしても,この強風下では立たせることは不可能だろう.
実際,ファット自体も横風で倒れるし,風の方向に合わせてもズルズル動いてしまうというとんでもないシチュエーション.

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片手でファットを押さえながらの手伸ばし自撮りだけがかろうじて可能だった.

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トイレに移動.

OLYMPUS TG-5

有名な青い壁のおみやげ屋さん前に避難.
なぜか電光掲示板の日付は「1月1日」のまま.なぜ?

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そう,ここはエベレストの山頂と同じ.
本来なら人間が長時間とどまることが許されないデス・ゾーン...的な雰囲気が漂う.

滞在時間は10分にも満たなかったように思う.
そろそろ帰ろうかという時,駐車場に入ってきたクルマからカップルが降りてきて,碑の前で記念撮影.
「これは撮影を頼むチャンス!」とKazchariも碑に向かうが,相変わらずの強風.
先ほどのカップルも碑にしがみつき,髪を押さえつつ必死の撮影.
ようするに頼めるような状況ではなかった.

仕方がない.
生きるためにさっさと下山するに限る.

道路を渡り,快調に走ってきた道にファットのハンドルを向ける.
いきなり,グニッとステアリングが押されて曲がる.
そう,えげつない向かい風のせいだ.

OLYMPUS TG-5
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これはまずい.
マンガ的表現だと,こめかみにツーッと冷や汗が流れるシーン.
もちろん,この風と気温でそんなモノは流れない.

意を決してペダルを踏む.
なんだこの抵抗は!

ギアを落としても全く進まない.
サイコンの速度表示は「~10km/h」

ここからスタート地点の道の駅「わっかない」までは約30km.
単純計算で3時間!? この出力で?
一瞬,頭が真っ白になる.
頭の中では現状を回避できないものかと,計算が始まる.

【バスを使う】
あかん.輪行袋持ってへんわ.
その前に,ファットバイクが入るサイズの袋ってあるんか?

【ヒッチハイク】
漁村が点在するので,軽トラが結構走っている.
あの荷台ならファットも問題ない.
ハイエースなら余裕?
あかん.スパイクタイヤや.傷がつく.

【向かい風を避けて猿払周りで戻る】
これはないわー.プラス何km?

もちろん全て妄想.
ひたすら足を回し続けるしかない.

アベレージと心拍数は,ヒルクライム時に酷似.
そうか30km続く登りと思ったらええねん.
トレーニング&トレーニング.

時々,風が止む.
その瞬間を逃さずスピードアップ.
わずかな時間だけ,時速15km/hで距離を稼ぐ.
そしてまた向かい風が吹く.

救いなのは往路で通ったばかりなので見覚えがあるということ.

OLYMPUS TG-5

ここで思い出されるのが,マラソンランナー君原健二さんの名言.

「私は苦しくなると、よくやめたくなるんです。そんなとき、あの街角まで、あの電柱まで、あと100メートルだけ走ろう、そう自分に言い聞かせながら走るんです」

もしくは,ジョジョ第5部の名言.

「大切なのは『真実に向かおうとする意志』だと思っている。」

さらには,セブン25話の,

「基地はもうすぐだ。基地へ帰れば、温かいコーヒーと、スチームが俺を待ってるぞ!」

が思い浮かぶ.

Kazchariは昔からヤバイ状況になると,これまで見聞きした古今東西の様々な名言を思い出して,現状を「覚悟」しようとするクセがあるのだ(ただの現実逃避)

と言っても,今やっていることはただの遊び.
雪山で遭難したわけではない.
苦労を楽しんでいるレベルに過ぎないけどな.

とかなんとか夢想しているうちに,開いててよかった「セイコマかみいそ店」着.
幸い気温だけは高め.
暖かいモノを求めることなく,バナナ,エナジージェル,そして,ここでも神の飲み物である赤コーラを購入.

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残り20kmである.
思考と足の運動を切り離す「ゾンビ走法」にて,稚内市街に帰還.
ここまで来れば一安心.
余裕が出てきたので,稚内名物の1つである“彼”と記念撮影.

OLYMPUS TG-5

この時期,彼に会えたのはたまたまだったようだ.

そして,ついに駅前の駐車場に到着ぅ.
なかなかの激闘でした.

OLYMPUS TG-5

公式な「年越し宗谷」には参加できなかったもののなかなかの達成感.
うん.こんなんでいいんだよ(よくわからん).
さて,ファットをハスラーに乗せて向かうは約束の地(いくつあるんだ?)ヤムワッカナイ温泉.
これまた10月以来の訪問である.

勝手知ったるシステムで,ロッカーキーを受け取り,汗にまみれたウェアを脱ぐ.
後は旭川に帰るだけなので,禁を破ってサウナへ.
いつも通り10分間蒸された後,水風呂,そして(外はさすがに寒すぎるので)浴室内浴へ.
おかしい.
心拍が全然下がらん ⇒ “ととのい”どころではない.
特に根拠はないのだが,やっぱ,本調子ではないな,と1セットで終了することにした.
時間もあまりないしな.

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時刻は13時半.
ここで昼飯を済ませるつもりが,さすが三が日.
麺類,定食などめぼしいメニューは全て売り切れ(カレーぐらいしかない).

幸い,朝食で大量摂取したカロリーがまだ枯渇していない.
このまま帰るとしますか.

14時過ぎ,旭川へ向け出発.

帰り道,美深付近から吹雪に遭遇.
既に日は落ちて暗い.
そんな中,路肩で雪にまみれながら地図を眺めるチャリダーをパス.
すごいわ.
そやけど,こんな視界不良の中,走るのは無謀.

その後,道の駅「びふか」にピットイン.
ここにも雪に覆われたカブが停まっていた.
ライダーはトイレ内で休憩中.
声をかける.
もちろん「年越し宗谷」帰りだった.
名寄まで行ければ...という彼にこの吹雪の中の走行はキケンと進言.

そこへ,先ほどのチャリダーもやってきた.
「美深市内の公園の東屋でテントを張るつもり」と,とんでもないことを言う.

いいねぇ,これが若さか.
死なない程度に冬の北海道を体験してくれ.
悔しいので,決して「うらやましい」とは言わんぞ!

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旭川市内の「かつや」にて夕食.

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やはり圧倒的なコスパ.
今年もお世話になります.

帰宅すると,大阪に帰省中のヨメさんからまたしてもLINE通話が.

「あー,明日やけどなぁ.飛行機が飛ぶかどうかわからんから,帰られへんかもしれんわ」

えっ,なんで? ストライキ?

「なんで知らんの? ホンマに日本におるんか? テレビつけてみぃ!」

というデジャブな会話.
パチッとテレビをつける.そこには羽田空港の惨状が映し出されていた.

とんでもないスタートだ,2024年の日本.

ファットな1日遅れの年越し宗谷ライド(その1)

2024/1/1 Mon

Get it done

iPhone11 Pro

朝5時起床.
2024年がスタートした.

昨年身内が亡くなったので,通常の正月の挨拶はできないらしい.
まっ,今家には誰もおらんけど.

Kazchari家,西へ

肝心の体調は,さすがに9時間近く寝ただけあって,かなり改善.
鼻水も止まっている.
咳が少しあるか.
クルマで稚内に行く分には問題なさそう.
やはり睡眠は偉大だ.

朝食として,昨夜のうちに冷蔵庫で解凍しておいた,佐賀県吉野ヶ里町のふるさと納税返礼品「黒毛和牛ハンバーグ」を焼く.

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一応マニュアル通りの時間で焼いたが,中心に十分な火が通ってなかった.
半分に切断後,フライパンに戻す.
こういうのは焼き加減が難しいな.
味はまずまず.いかにもな高級肉.

片付けやら洗濯を済ませて,自宅を出発したのは8時半頃.

今朝の旭川は超快晴でまぶしいほど.
クルマの温度計は「マイナス20℃」を表示していた.
キンキンに冷えてやがる.

自宅から目的地であるドーミーイン稚内までは約250km.
夏場なら5時間もあれば着くが,冬期だと6時間は見ておきたい(この距離感も北海道感覚).

国道40号を北上する.
士別までの有料高速道路は使いませんよ.もったいない.

道の駅「なよろ」にて,公式に「年越し宗谷」を過ごしてきた友人と連絡が取れた.
今朝のうちに無事に「呪いのキーホルダー」をgetしたとのこと.

説明しよう.
この「呪いのキーホルダー」とは元旦に稚内市が宗谷岬にて配布する,その年の「干支」キーホルダーである.
当然全部で12種類ある.
つまり,一つでもこのキーホルダーを手にした者は,以後11年間,大みそかに宗谷岬に通い続けなければならないのだぁ.知らんけど.

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その友人とは,美深バイパス上でちょうどスイッチ.
Kazchariはそのまま北上を続ける.

音威子府を過ぎた.
ちなみに有事の際は,この音威子府の三叉路が北方からの侵略に対する国防絶対防衛ラインだとかなんとか.ウクライナ戦争もまだ続いているし,絵空事ではないお話やな.

このあたりから天候がやや悪化.
雪こそ降らないものの曇ってきた.

道の駅「なかがわ」着.
いました,いました.
年越し帰りの猛者どもが.

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カブ系やオフ車ならわかるが,フルカウルのSSがたまに混じっている.
あれはスゴイ.理解不能.
前輪荷重のコントロールはともかく.転倒時の物理的・精神的ダメージがはかりしれん.
いずれにせよ,ファットならともかく,こっちがクルマだと話しかけづらい(小心者).

缶コーヒーだけ買って出発.
その後も数台,南下するオートバイとすれ違った.

景色的にはオロロンライン.距離や安全,インフラ整備面を考えるとこちらの40号がベターな選択と思われる.

ハスラーのナビは10年ほど前のYupitel製.
その指示通りに進む.
2年前の「オホーツク1300」時のルートと同様,国道を離れて幌延方面へ右折する.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その1:当別太美~幌延)

10月の利尻ライドの時も通ったなぁ,この道.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

iPhone11 Pro
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幌延のセイコマは元日でも営業中.
さすが地方に欠かせないインフラだ.
ちょうど昼飯時である.
とは言え,明朝の“アレ”に備えて,バイオリズムを整えておく必要がある.
おにぎり2個にとどめておく.

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ここから再び無料の高速道路,豊富バイパスに乗る.
交通量皆無.
前にも後ろにもクルマの姿がない.
除雪も完璧で実にスムーズに走行.
あっという間に稚内市内にin.

この時期心配なのがガソリン事情.
燃費がわりと良いハスラーも,家からここまでで既にタンクの半分を消費.
往復無給油はさすがに無理.
ちょうど丁時路にあって,いつも稚内からの帰路で給油するENEOSセルフが営業中であることを確認.明日も開いていてそう.

さて,久々っつーか10月以来の稚内である.
雪は積もっているものの,海沿いの町だけに旭川より少な目.

チェックイン時間である14時,無事に「ドーミーイン稚内」に到着.
ホテル脇の平地駐車エリアが空いていたので停める.
立体駐車だと荷物の出し入れが面倒なのだ.
いずれにせよ,一泊¥700かかる.

ちなみに少し海沿いに歩いた先にある公共駐車場だと無料.
節約志向の方はそちらに.

で,5階のダブルの部屋にチェックイン.
なかなかの広さとキレイさだ.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

サービスのペットボトルの水2本と,洋梨ムースが冷蔵庫に入っていた.
さて,部屋でまったりしていると,大阪に帰省中のヨメさんからLINE通話.

「今,稚内やろ? そっち大丈夫?」

なんのこと?

「あんた,ホンマに日本におるんか? テレビ見てみぃ」

パチっ.そこには能登地方の惨状が映し出されていた.
しかし,なぜ稚内が心配? そうか,津波か!

確かに画面上,津波注意報が稚内から宗谷岬付近まで発令されていた.
ほぼ同時に,先ほど美深ですれちがった友人からも連絡あり.
もし地震発生が昨日だったら,年越し宗谷組に退避命令が出ていたかもしれん,とのこと.

しかし,まぁ,新年早々からとんでもない事態が起こる.
自然災害は人間の都合なんぞは考えない.

17時過ぎ,夕食のために外出.
さすが元日.
どこもかしこも閉まっている.

偶然営業中の『国際元気堂』という名の模型店を見つけた.
言うまでもなく日本最北の模型店となる.
スケール,キャラ,RC,完成品フィギュアなど商品,道具ともなかなかの品揃え.
隠れた名店とはこういう店のことを言うのだろうか?

iPhone11 Pro

駅まで歩く.
電光掲示板の表示はなんと「マイナス4℃」
この時期,この時間にしては非常に暖かい.

iPhone11 Pro

駅構内には列車待ちの人が多数.
年越し宗谷帰りと思われる,輪行袋を携えた人の姿もあった.

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大晦日から元旦にかけて,クルマをデポする予定だった市営駐車場もチェック.
十分スペースがある.

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何より助かるのが敷地内にある公衆トイレ.
冬期閉鎖されることもなく,常時使用可能なようだ.

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うん.この条件やったら車中泊余裕やったなぁ.
まさかの体調不良さえなければ...

観光名所,稚内港北防波堤ドームまで歩く.
さすがにこれを越えてくる津波はなかろう(警報では1m).

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かつてはライダーたちのキャンプ地として有名だったが,現在は禁止.
安全上はともかく,見た目がなぁ...場所が場所だけにホームレスのテント村ぽかった.

駅構内のセイコマが開いているのを確認.

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夕食も明朝の“アレ”のために,少量サイズの「のり弁」野菜ジュースのみにした.

ホテルに戻る途中,居酒屋の明かりを発見.
ちっ,せっかくやったらこっちに入ればよかった.

入口に面白いメモがあった,

「お酒を飲めない方は入店をお断りします」という,なかなかに攻めた内容.

理由としては「お酒を飲みながら地元料理を楽しんでもらいたい」店だからだそうな.
うーん,ここまで宣言されると逆に興味が出てきた.

弁当を買っていなければ入ってたかも...と思いきや,冷静に考えれば明日はハードなライド.
ここで酒飲んで,症状が悪化したら何しに来たのかわからんと,断念.
次回の楽しみにとっておこう.

ホテルに戻る.
半地下の駐車場にオートバイやグラベルバイクが置いてあった.

部屋にて食事.
テレビをつけると地震の被害がさらに拡大していた.
地震大国日本に住む以上,どこで遭遇するかわからない.

Kazchariも阪神淡路の体験者(被災はしていない).
あの時も,神戸界隈は大混乱だったが,すぐ隣りの大阪では一地域を除いてほぼ平常.
その対比が運命の残酷さを感じさせる.

iPhone11 Pro

さて,このホテルのもう一つの売りは屋上にある天然温泉である.
残念ながら体調を鑑みて,サウナはあきらめ,その分時間をかけて露天風呂を楽しむ.
「風邪の時,サウナはいいのか」論争があるが,どうやら「入らない方が良い説」が優勢.

要注意!サウナに入ってはいけない6つのタイプの人とは?

そらそうやろなぁ.

浴室を出ると冷蔵庫が設置してあり,フリーのアイスクリームが提供されていた.いやホンマ至れり尽くせり.

さて,ドーミーインの特別なサービスは他にもある.
21時半以降に提供される「夜鳴きそば」だ.
夕食を少な目にしたのは,このそば(ラーメン)をあてこんでのことだったが...21時頃には寝落ちしてしまった.

明日はもっと回復してたらいいなぁ...zzz

(その2へ)

なんてこったの2023年の最終日~今年も走りました

2023/12/31 Sun

何かの罰か.

2023年もいよいよ大詰めだなぁ,伯爵ぅ.
本来の予定であれば朝から稚内に向かい,長年の夢であった「年越し宗谷」を決行するはずだったのだが...

年始年末のチャリ計画

この日も体内時計ばっちりで,いつも通り朝6時起床.
まず鼻に違和感&かむと黄色.

「うわっ,まさかリターン・オブ風邪!?」

ひさびさに風邪?~市販薬の選び方

どうやら昨日の「厳冬期カミヒル」は,アラカンのおっさんに想像以上のダメージを与えたようだぜ.
まぁ,一番の原因は帰りに寄ったサウナやったかもしれんけど.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

さて「鼻かんでスッキリ」で済めばよかったのだが,今度はなぜかくしゃみが全然止まらない.
かんでもかんでもズルズル.
涙は出てくるわ,人中はひりひりするわで不快感この上ない.
イメージとしては,鼻からノドにかけての通路がふさがっているかのよう...

まずいまずいまずい.

何がまずいって,明日1/1の稚内の宿は予約済みなのだ.
つまり今日無理して宗谷に向い,寒風の中徹夜して,体調がさらに悪化したらホテルの”アレ”が楽しめない.
その事態だけはどうしても避けたい.

で,結論は...今日は家でおとなしくし,体調の回復を待つべし.
この時点で公式かつ正式な「年越し宗谷」は次年度以降に持ち越しが決定となった.

現地で落ち合う予定だった同僚に連絡.
クルマで岬まで向かうという話だったので,現地で使用する強風よけのテントを運んでもらっていたのだが手間をかけさせてしまった.

となれば,無理せずに今日の大晦日をどう過ごすか?

まずは雪かきだな(体調悪いのでは?).
昨夜から結構降り続いている.
クルマを移動しつつ,1時間ほど徹底作業.
心なしか鼻が通った.

”明日の”遠征に備え,ファットにリアキャリアを再度取り付け.ハスラーに積み込んでおく.

最後の一踏みでSTRAVAの距離を稼ごうかと思っていたが,脚に昨日のダメージが残っているのと体調を鑑みて断念.
つーことで,毎年恒例の「YERA IN SPORT 2023」の最終結果は以下のようになった.

残念ながら年間走行距離の目標「12,000km」は250kmを残してクリアできず.
やはり5月の負傷と度重なるブルベのDNSが影響したか.

ちなみに2022年のデータは以下の通り.

合計時間 :515時間
総距離  :12,163km
総獲得標高:101,735m

おっ,距離と時間は短くなったが登っている.
これは年初の”クライマー宣言”にふさわしい成果やな.

各バイクの12/31時点での総走行距離はこんな感じ.
TOPSTONEEMONAを除き,2023年だけのデータではありません.

そうそうSTRAVAと言えば,昨年末に有料会員になった.
確かキャンペーンで割引だったと思う(確か¥6,000ほど)

無料版と異なり,いろいろと細かいデータ分析をしてくれる.
個人的には10位内以外のセグメントの順位表示やな.
イベント日だけのKOMなど,むっちゃモチベーションにつながってた.

継続を考えていたが,昨今の値上げ趨勢でなんと年間¥7,800へ.
さすがに払えんわと解約.
すると,先日またまたキャンペーン通知が,なんとプロもコードで25%オフの¥5,850に!

うん,これならと再契約した.

ちょっ,待てよ.
これってつまり毎年継続せずに一旦解約.
このキャンペーンとやらを待った方がオトクということ?
大丈夫か,STARVA?

「YEAR IN SPORT」に戻る.
そして選考基準はよくわからんが,ベストショットはこれらしい.

すべてがブルベ.

個人的な2023年のベストライドはなんつってっも『NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE』やったな.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

我が変態バイク「Canonndale TOPSTONE CARBON2 LEFTY」はこれに参加するために買ったようなもの.

TOPSTONEなシェイクダウン!ライド

こんなハード過ぎて完走もギリギリ怪しいイベントが大人気とは,日本もまだまだ捨てたもんとちゃうな.
来年もぜひ参加したい.もちろん「EXTRA LONG」一択!

実はヨメさんと子供らはこの年末年始は帰省中.
家にはKazchari一人なのだ.

困るのが食事.
作り置きの冷凍品やら,家にあったインスタント物でごまかしていたが,それらも飽きてきた.
となると,外食なのだが,昨今の働き方改革&人手不足のせいか,今日明日と休業の店が増えている.

「近所のコンビニで弁当でも買うか」と出かけたが,見事に売り切れ.
仕方なくレンチン食品の「五目焼きそば」と「唐揚げ」を購入.
家で食べたが...まぁ...不味かった.
手ぇ抜かずにちゃんと作った方がええな,こりゃ.

食後,前回,病院で処方され,残してしまった風邪薬を飲んでみる.
これがめちゃめちゃ眠気を誘う.

録画していた『映画大好きポンポさん』を観ながら寝落ち.
なんてこった.

映画大好きポンポさん 豪華版 [Blu-ray]

なんとか2階のベッドまで這い上がり,前後不覚に床に就く.
時刻はなんと21時過ぎ.
なんとも言えない大晦日の夜.

明日は回復してますように...zzz

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

2023/12/30 Sat

空転するチカラ

OLYMPUS TG-5

ヤマタケさんプロデュースの一大サイクルイベント(?)発動.
毎年この時期に細々と行われているらしい年末カミヒルだが,今年はとんでもない人数での開催.
Kazchariの参加は4年振りである.

十勝岳アタックライド!

今回は走る人や,ふもとにクルマを置いてバンに相乗りする人,サポート選任の方など,アプローチ方法がバラバラ.
思い思いの方法で真冬のカミヒルを楽しむ変〇たちの集まりである.

そんな中,Kazchariは伝統の「降りて登る方式」を選択.
ゴール後に自分のクルマ(補給所)があるのがありがたい.

朝5時起床.
洗濯物の室内干しと朝食を済ませる.
気合を入れるあために”アレ”を飲んでおこうと補給食BOXを開けると...なんとストック切れだった.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

自宅から集合場所である十勝岳温泉「凌雲閣」までは,クルマでだいたい1時間半ほど.
雪道を考慮して7時に自宅を出る.

ほどよい気温,ほどよい積雪,それに年の瀬の早朝のためか交通量も少なく実に走りやすい.

順調に勝手にベースキャンプ指定している「セイコーマート上富良野店」着.

どうも昨夜から腹具合がよろしくない.
軽量化後,エナジードリンク,バナナ,コーヒー,ジェルを購入.

で,まずはハスラーによる登攀.当然路面のチェックも.
毎日除雪はされているのだろうけど,追いついていないのか結構な積雪.クルマでもわかる.
それに分岐点からは雪も激しく降っている.

こりゃ,血の味がするヒルクライムになりそう.

で,8時45分頃,凌雲閣駐車場着.
満車を心配する声もあったが,山スキーのクルマが3台ほどでガラガラである.
ファットバイクを降ろしてセッティング.

OLYMPUS TG-5

凌雲閣のトイレを借りる.
やはり温泉はポンプの故障により使用不可のようだ.
それにしても...ふかふかな雪.

OLYMPUS TG-5

しばらくするとイベント(?)参加者が続々と到着.

OLYMPUS TG-5

みなさんゴーグル+マスクと重装備のため,いつも以上に誰か誰だかさっぱりわからない.
手がかりであるチャリも冬用の別物なので人物特定のヒントにならない.
まぁ,いいでしょう.チャリ好きは走れば通じ合う(なんのこっちゃ).

出発前に記念撮影.

いただき画像

地獄の極寒ダウンヒル開始である.

ウェアはfinetrackインナー,パールイズミセーターの上にもう一枚(今は無き)dhbの起毛秋冬ジャージを追加.
で,いつものアウターで普段より1枚多め.

サイクルジャケット 上下セット

ダウンヒル先行で汗をかいていないため,これで十分だと思っていた時期がKazchariにもありました.
確かに上半身,下半身は問題なし.

バラクラバのおかげで耳や口元もなんとか耐えられた.

死角は末端の手にあった.
グローブは平地用のこれ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

甘くみてたなぁ.下りでは寒すぎで手がタヒぬ.
もちろんハンドルカバーを装着しているのだが,いやいや全然あかん.
秘蔵の電熱グローブにしたら良かったなぁ...と思ってんも後の祭り.

路面状況もなかなかに厳しい.
懸念していた通りのふわふわ雪で後輪がしょっちゅうスライドする.

前にMTBに乗っためっちゃうまい人がいた.
左右にケツを振りながら自由自在にバイクをコントロール.すごいな.

ドロッパーを落として重心を下げる.
逆にこれだけ不安定だとスピードを出せないので慎重にならざるを得ない.

いただき画像

今夏の「ツール・ド・北海道」の死亡事故,まさに同じ場所を走っている(にしても,この安全対策検討会って...).

それにKazchariは集団走行にトラウマがあるのだ.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

下手に転んでケガをすると,せっかくのイベントを台無しにしかねない.
そっちの方が緊張.いつもココロにカイ・シデン.

10kmほど下り,約束の地「チェーン脱着場」へ.

OLYMPUS TG-5

ここでお楽しみの軽量化タイム!
極寒の後は,間違いなく発汗地獄が待っている.
まずはアウターを脱ぐ.これで上は純粋なサイクリングジャージのみ.
下は...一応アウターを履いたまま.

ファットバイクは昨夜のうちにリアキャリアを外してある.
さらにバックミラーとハンドルカバーを取り外す.
ツールケースも持たない.
これで普段より2kgは軽い.

そして最強のサイクリング用防寒グローブに交換!

ショーワグローブ 【防寒手袋】 No.282 防寒テムレス オリーブグリーン Lサイズ 1双

標準色のブルーはアレだが,このグリーンやショップ限定のブラックはかっこよい.何より安い.

以上の脱いだウェアや装備品をかばんに詰め込む.
今回はサポートカーで頂上まで運んでもらえるのだ.実にありがたい.

で,ヒルクラ開始前の記念撮影.

いただき画像

さて,久しぶりのヒルクライムである.
ここんとこ「Rapha Festive 500」をクリアすべく,ZWIFTも平坦コースを走ってばかり,それに昨日も休息日にしただけあって,脚が実にフレッシュ.
ケイデンス高めで快調に登る.心拍も160台で推移.

いただき画像
いただき画像

だがしかし.その余裕も吹上温泉との分岐点まで.
言うまでもなく,ここからがカミヒルの真骨頂である.
斜度が一気に上がり,10~16%の坂が続く.

夏でもしんどいのに,今回最大のトラップが仕掛けられていた.
リアタイアが空転して全然進まん.

クルマの走行跡をトラック ⇒ 滑る
雪が積もった箇所をトラック ⇒ 滑る

本来であれば軽いギアで登りたいところも,トラクションをかけるために,あえて重いギアに落とす.
仕方がないが,くっ,重てぇ~
ひょっとしてキャリアありで,後輪荷重の方が良かったかも?

それでも最大の難所「カミホロ荘」前の激坂をナナメ走行にて,足つきなしで突破!
ここを越えれば,後はなんとかなるはず...と思っていた時期がKazchariにもありました.

天候悪化.
視界不良のためサングラスを外す.路面が見えない.
うむ.一体何と戦っているのやら.

続く14%の坂で,タイヤ空転⇒ふらつきからついに足つき.
その場で再スタートを図るも...断念.
斜度が緩むところまで押し歩く...ぐぬぬ.

まぁ,タイヤの空気を落とせばクリアできそうやったけどな(面倒くさい)

で,その後もふらふらしながらなんとかゴール.

いただき画像

サポート隊や,ラン組で先にゴールしていた人たち,それに山スキーの方々に労われる.

OLYMPUS TG-5

4年前同様,吹雪のゴール.
発汗が凄まじかったため,寒さは(まだ)感じない.
サポートカーに預けていた荷物から上着を取り出す.

ファットを早々にハスラーへ.
温泉は出なくても,シャワーとサウナは使えるということで,着替えを持って浴室へ.
さっぱりしたところで,後続のライダーが続々と帰って来た.
中には上半身裸の人も...ここは八甲田山か?

で,宴会場へ.
会費は¥1,500.食事の他,隣の「白銀荘」の入浴券がつきます.

iPhone11 Pro

どなたかが言っていたが,何か合宿のノリやね.
2時間ほどおしゃべりして解散.
こりゃ来年の12/30も開催されそうな雰囲気.また来ます.

外に出ると,吹雪がやんで晴れ間が...そういうもんですな.

iPhone11 Pro
iPhone11 Pro
iPhone11 Pro

さて,先ほどもらった「白銀荘」の入浴券.
シャワーを浴びて話し込んでいるうちに「まっ,今日はええかな.暗くなる前に山を下りよう」という結論になった.
幸い入浴券の使用は今日でなくても良いとのこと.
つーことで「白銀荘」の極上サウナはまた次回.

代わりにというわけではないが,近所の「花神楽」へ向かう.
年の瀬は営業時間を短縮する施設が多いので,早々に退館かと心配したが,さすがホテル併設.年末年始も通常通りの営業時間だった.

例によってサウナ3セット.
さすがに冬の北海道,外気浴は5分が限度.

休憩室で『ゴールデンカムイ』の続き.最終巻まで残り6巻.

ここで事件発生.

本棚前のチェアを陣取って読んでいたのだが,3歳ぐらいの女の子がやってきて,いきなり棚にあった「人生ゲーム」やブロック玩具を手に取り,中身をぶちまけやがった.
さすがに幼児を叱るのも大人気ないと思い放置(このご時世,下手にかかわると犯罪者扱いされるしな)

しかも,この子,時々「ギャー!!」と大音響で奇声を発するのだ.
「はよ,親来いや」と心の中で願っていると,ようやく祖母らしき人が登場.

「助かった」と思ったものの,このばーさん,孫と遊ぶこともなく,注意することもなく,隣のイスに座り込みスマホいじり.
その間も孫はKazchariの足をけったり,ゲームのパーツ2セット分を混ぜたりとやりたいホーダイ.

ようやく「さぁ,帰ろうか,〇〇ちゃん.おもちゃ片付けようね.あちらのも〇〇ちゃんが出したの?」とばーさんが言い出した.
するとそのガ...じゃなくて孫,なんと「ううん,あっちはちがう」と大ウソ.
ばーさん「あらそう?」と納得しかける.さすがに耐えかねて「すいません.ここらのおもちゃ,全部出してました」と告げ,ちゃっちゃと席を立つ.

さすがに子育て的にどうかと思うぞ,ばーさんよ.

iPhone11 Pro

つーことで帰宅.
明日は外出予定のため,自宅の食材を消化.
チャーハン,ラーメン,餃子のセットを作る.
食べ過ぎた.

そして...どこでどう間違ったのか今年最大のピンチが,この後のKazchariに襲い掛かる.
さて,どうなりますことやら...波乱の2023年の締めくくり.続報を待てい!

年始年末のチャリ計画

2023/12/26 Tue

アーレア・ヤクタ・エストのか?

OLYMPUS TG-5 / 2019年8月10日撮影

昨日はクリスマスだった.
いつまで続く行事なのかわからんが,とりあえず未成年の我が子たちにプレゼント.

JK娘には『ブルーロック』全巻とAmaギフ¥5,000ネックウォーマー.

ブルーロック(1)

アホ息子には『Dr.STONE』全巻とSwitch『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』ネックウォーマー

Dr.STONE 1

スーパーマリオブラザーズ ワンダー -Switch

ちなみにネックウォーマーはnakota製.
このメーカーの商品は好きだ.

娘はともかく,息子の方はサンタの存在について未だに半信半疑らしい.
既に11歳だが大丈夫なのか?

で,毎年買っている(崩れていない)クリスマスケーキを食べながら,ヨメさん主催の恒例インチキ・ゲーム.
見事にKzachariも賞品である「¥1,000の図書カード」をGet!

久々にリアル店舗でリアル書籍を買おう.

D10 地球の歩き方 台湾 2023~2024 (地球の歩き方D アジア)

こうしてKazchari家のクリスマス・イベントが終了.
年末に向け,時が加速するッ!

既にチャリイベントの予定がいくつか入っている.
まずは12/30の「年忘れ!十勝岳ヒルクライム・アタック!」

いつもお世話になっているYさん主催(?)の狂気イベントである.

この時期,つまり厳冬期のカミヒルは以前にも経験がある.

十勝岳アタックライド!

これは新コロ前の記事.
実に4年ぶりとなる.

方法はこの時と同じ.
つまり先にゴール(頂上)の凌雲閣にクルマをデポして10Kmほどダウンヒル.
チェーン着脱場から登り返す.

この方法,何が良いって下り先行だと汗もかかないし,かいていないので寒くない.

しかも今回は大所帯.
現状17名の参加である.
中には自分では登らずにサポート役に徹する人もいる.

つまり,ダウンヒル時に着込んだウェアを,回収・搬送してくれるそうな.
登りの暑さ対策&軽量化になる.ありがたや.
もはやちょっとした有料サイクルイベント並み.

唯一の懸念事項は当日の天候.
こればかりはどうしようもない.

12/26現在の上富良野の30日の天気予報は「曇り」,最高気温0℃,最低気温-8℃という,この時期では考えられない暖かさ.
もちろん,平地と山は違うのだろうけど,それでも暖かいことに変わりはない.
これで晴れ間があれば,控えめに言って「サイコーにハイッ」なライドになろう.

今年の北海道は大晦日から元旦にかけて,全般的に穏やかな天気のようだ.

そこで,ムラムラと湧き上がってくるのが,全サイクリストもしくはライダーの野望.
そう,「年越し宗谷」である.

31日の年越しから日の出までを日本最北端,宗谷岬で過ごす.
道内をはじめ内地からもチャリダー&ライダーが集まる“あたおか”イベントとして有名.

「なんでわざわざこの時期に」という疑問はさておき,地元民からは「危険」「やめろ」という声もある(実際に転倒事故は皆無ではない).

一方で稚内市主催による花火の打ち上げや,干支キーホルダーを配るなどの歓迎ムードもあったりする.

初日の出inてっぺん/稚内観光情報

20年近く前の大晦日に,岬そばの「最北の宿」に家族で泊まったことがある.
この時,極寒の中,碑周辺に建てられたテント群を見て,初めて「年越し宗谷」なるイベントを知った.

その際,同じ宿に泊まっていたライダーが,軽バンからおもむろにKawasakiのKSRを降ろして,碑まで走っていくのを見た.
別にズルとは思わないが「こういうのもアリやねんなぁ」という感想.

冬チャリ好きのKazchariだが,逆に荒れた時の冬道の怖さを知っているだけに,興味はあるものの,これまでずっと参加を躊躇していた.
それに,旭川からキャンプグッズ満載のチャリで北を目指し,テント泊をする根性はとっくにない.

結局,先ほど例にあげたKSR同様,目的地までファットをクルマで輸送する“おいしいとこ”ライドがベストであろう,と,ここ数年は考えていた.

しかしながら,なんだかんだで年末暴風雪がきたり,新コロが流行ったりと行かない理由を見つけて実行を延期.

だがしかし.
今度の2024年元旦は,天候に恵まれる可能性が高い久々のビッグ・チャンス!
これは行かねばなるまい.

当初は車中泊を考えていたが,調べてみると天然温泉 天北の湯 ドーミンイン稚内のリーズナブルプランを発見.
朝食付きプランで1泊¥8,300という信じられん料金.即ポチした.

以下,計画.

12/31にクルマにて旭川を出発.
まずは,今秋の「利尻島一周ライド」で世話になったヤムワッカナイ温泉 港のゆを目指す.

DOMANEなサクッと利尻島一周ライド(その1)

ここで17時の閉館時間ギリギリまで粘る.
次に宿泊地(車中泊)とする道の駅「わっかない」へ移動.

ファットバイクをセッティング.
近くで食事を済まして車内か駅構内で休憩.

21時頃,宗谷岬に向け出発.
約30kmの行程.
年越しカウントダウン参加.

寒さに耐えつつ,早朝5時半開始の「初日の出inてっぺん2024」を待つ.
花火見学とキーホルダーGet.

終了後,道の駅まで撤退.
10時の「ヤムワッカナイ」オープンを待つ.
まったりタイム.

14時「ドーミーイン稚内」にアーリーチェックイン.

「夜鳴きそば」と,翌朝,噂の「豪快海鮮丼」を堪能(これが最大の目的).
12時のレイトチェックアウトまでゴロゴロうだうだ.

英気を養ったのち,旭川へ帰路につく.
す,素晴らしい計画だ(そうか?).

とまぁ,年末年始のチャリイベントを楽しみにしている.
残念なが今年はSTRAVA「Rapha Festive 500」の達成は困難になったなぁ.

いずれにせよ,何より大事なのが安全.
もちろん天候状況を鑑みて,決して無理はしない.
いざとなったら素直にハスラーに乗ったまま,宗谷岬まで行く所存であります.

※ここまで書いてきて天気予報を再チェック.

明日27日にかけ北日本で吹雪 30日西から下り坂 大晦日は広く荒天 元日に大雪も

おやおやぁ...ちょっとあやしいゾ.

Amazon Black Fridayで買ったもの(その1)

2023/12/17 Sun

散財...なのか?

iPhone11 Pro

先日終了した,年に一度のビッグセール「Amazon Black Friday」で購入したブツが全て届いた.
お約束の事前ギフトカード購入にて,まずは¥60,000分チャージ(1200ptゲット).これをほぼ使い切ってしもた(買いすぎだ)

何が気の毒って配送業務の方々.
「できるだけまとめて配送」にチェックいれるも,マケプレ商品も混ざっているので結局到着がバラバラに.申し訳ありません.

さて,そんな感傷はさておき,届いた商品をチェック.
買ったからには使い倒さないと.

[アールニーゴーマル] 旅行用メッセンジャーバッグ 防水サドルバッグ グレー/ブラック

言うまでもなく「環島」対策である.

環島~台湾に行きたし

同メーカーのほぼ同サイズのサドルバッグ(左)も所有しており,600以上のブルべで使用してきた.ただ,容量に不満はないものの非防水が残念.
ちょっとした雨中走行後は中身も濡れてしまっていた.

iPhone11 Pro

荷物をビニール袋に入れるなどの工夫でなんとかなりそうなものだが,少々面倒.
で,防水をうたうこちらのモデルを購入.
「R250」の良いところは発売後,ユーザーの声を聴いて細かい修正を加えてくる所.
この商品もサイズこそ変わらないものの,基部のサポート部分が強化され型崩れしにくいように改良されている.当てにしているゾ.

R250(アールニーゴーマル) 防水ドラム型フロントバッグ グレー

フロントバッグもグラベルバイクに装着し使用中のものが既にある.

iPhone11 Pro

買った理由はサドルバッグと同じく,防水機能が付与されているから.
サイズはほぼ同じ.
ただしゴムバンドの類はついていないので,外に何も付けられない.
レビューによると,雨量によるものの,見た目より浸水しやすいらしい.
それでもデザインと色(R250シリーズで統一感)がベネ.

フロントバッグ業界のキングと言えばRoute Werksのハンドルバーバッグが有名.

[ルートワークス(Route Werks)] ハンドルバーバッグ ルートワークス(Route Werks)

ただし超高額.ちょっとひく値段.
それに重量があるのでロードではなくグラベルツーリング向きという意見も.
悩むなぁ.それに,近々某メーカーからより安価なリスペクト品が発売されるという話も...

Ride On Bag

ハーフパンツ メンズ ジャージ [速乾・超軽量] ストレッチ 薄手 アウトドア 登山 スポーツ トレーニングウェア ランニング アクティブ ショートパンツ ボトムズ 下 春 秋

これまた「環島」対策.
昨年の「オホーツク1300」では着替えを一切持たなかった.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その0)

結果,ホテル到着後ジャージを洗うと備え付けの浴衣以外,着る物がない(ようするにノーパン)
時間と距離に縛られたブルベ中ならともかく,せっかくの海外旅行である.外に出かけて観光もしたい.
ゆえにできるだけ軽量化した”普段着”も持参したい.

幸い目的地は南国.
3月と言えど,この短パン&即乾TシャツでOKでしょう(たぶん).

[Fastflows] ビーチサンダル スリッパ メンズ レディース 折りたたみ 携帯 軽量 痛くない 旅行 出張 室内 CEJTN74

これまた「環島」中の観光対策.
ライド中はSPDシューズ.
そのまま歩き回るのも問題ないのだが,そこは南国.やはりビーサンでしょう!
で,Aamzonで検索.
面白い構造のこいつを発見.
両側でわずか120g!軽い&平たい!

けど...よく考えれば現地でペラペラの安いビーサンを買って,宿に置いて帰ってくるという方法で良かったかも.

ホエイプロテイン 無添加 ボディウイング (ナチュラル3kg)

いつものプロテインと言いたいところだが,バナナ味の値引きがなくてこちらの方が¥2,000ほど安かった.
Kazchariは長年これ.
トレーニング後の就寝前に,牛乳300ccにプロテイン16g,ポッカレモン少々,はちみつを入れてシェイク.
美味し.

チモトコーヒー 3種 詰め合わせ (豆のまま / 250g×3種類 2袋ずつ) コーヒー豆 (贅:5種類ブレンド / 癒:グアテマラブレンド/覚:コロンビアブレンド) 焙煎 ブレンドコーヒー

家では豆をひいて飲んでます.
以前は1日4~5杯飲んでたけど,最近は減らし気味.
特に夕方以降の摂取は控えるようにした.
理由? もちろん安眠のため.
コーヒー(カフェイン)ほど,メリットとデメリットがあーだこーだと語られる飲み物はなかなかないな.
そういや,最近アルコールも飲んでない.

パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x/ 25C 黒/黒オープン

来年以降の目標はいろいろあるけれど,その1つに「何かの大会で表彰台に上ること」がある.
もちろん年齢別で.
そのための走力維持もかかせないが,機材ドーピングもやれることはやってやる所存であります.
で,かねてから考えているEMONDAの軽量化計画の一環としてタイヤの交換がある.
納車時のタイヤはまだまだ使えるが,決戦前はこいつに履き替えるつもり.
ちなみにカタログ上のデータでは,

BontragerR3/28C ⇒ 280g

AGILEST LIGHT/25C ⇒ 165g

なんと100g以上も軽い! 前後で200gの軽量化! なんてこったパンナコッタ!
軽量沼はこれだけではない.

[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g

最近質の向上が著しい中華製TPUチューブ.
数年前一択だったオレンジ色のあいつは1本¥4,000.
それに一回パンクしたら実質アウト.

それがここ数年でコモディティ化しつつある.
こいつも安くなっていたので即ポチ.
今の純正チューブはたぶん100g.
それが36gになるということは,前後で約130gの軽量化.素晴らしい.

まぁ,軽量タイヤもTPUチューブも耐久性はまだ不完全.
通常使いとは分けたいなぁ...
となると,別の軽量ホイールも欲しくなってくる.
悔やまれるのがこの痛恨のミス.

機会損失~ ボクは...取り返しのつかないことをしてしまった...

無料ゲットの機会は逃してしまったが,このホイール非常に評判がよい.

ELITE WHEELS Drive 40D

あちこちでクーポン出てるのでそれを適用すると「40D」で¥140,000ほどか...(為替変動あり)

つーことで,Black Fridayセールで買ったものの紹介は(その2)へ.

2024年AJ-Hokkaidoブルベ情報発表!

2023/12/12 Tue

こりゃまたなんとも.

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆 (Centenary of BRM 400)

2つある北海道のブルべ団体の1つ,オダックス・ジャパン北海道(AJH)の2024年開催ブルベが発表された.
毎年恒例のコースレビュー.
参加の有無を検討したいと思う.

AJ-Hokkaido ブルベ情報

計18コースだが,同日開催もあるので実質16となる.
定番から新規までバラエティに富む布陣.

【BRM428北海道200km函館】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg162.html

道内ブルベ第一号.
旭川民には参加ハードルが高い函館シリーズ.
2023に続いて2024も恵山方面.
ここまで長距離ではないが,今秋走ったルートに似ている.

Topstoneな函館遠征ライド(恵山編)

Topstoneな函館遠征ライド(大沼公園編)

函館ライドは楽しかった.
メシも美味い.
ただしブルベでの参加は...△

【BRM504北海道200km十勝】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg241.html

これまた定番コース.
獲得標高少な目のやさしい方の十勝ですね.
同ルート参加経験あり.

BRM1017北海道200km十勝(旧530・926)~その1

あの年は新コロのおかげで中止やら延期やらで大変だった...
ほぼ「トカプチ400」の下半分.
ナウマン国道の孤独に耐えよ!(嫌いじゃない)
400のフル走破者には物足りない? なので△.

【BRM512北海道200km丘を超えて】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg196.html

おそらく新コース.
名前が「丘を越えて」ではなく「超えて」なのは何かの暗示なのか?
一見,平坦に見えるが実はとんでもない激坂が多数仕込んであるとか...とビビりながらRideWithGPSを開くと...こっちは「越えて」だった.
札幌発着の場合気になるのが駐車場.
このブルベの場合「もみじ台緑地自転車広場」という所に集合とある.
早速サイトをチェックすると「駐車場なし」との表記が...どんな広場?
つーことでこれも△.

【BRM525北海道300km増毛】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg197.html

定番ルートのはず.
Kazchariは未体験だが,全て知っている道.
明るいうちに左手に海のシチュエーションはベネ.
△ということで.

【BRM601北海道300km函館】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg168.html

函館シリーズ第二弾.
山と海がほどよく詰まったこれくらいが一番走ってて楽しいかも.
距離的・金銭的なハードルの高さは変わらず.
出張時とかぶらへんかな.

Flèche Hokkaido
Trace Hokkaido

出ました.
おそらくAJ-H的には2024年最大の目玉ではなかろうか.

Flèche(フレッシュ)の復活です!
...とかなんとか言っているが,何をどうして,どこをどう走るのか,ルールも何もかもさっぱりわからない.
「ナイスプレイス」(共通ゴール?)を目指して360km以上離れた場所から集まってくるというイメージでおK?
個人ではなく3~5人のチーム戦とのこと.
へぇー面白そうやん.
しかも今回の「ナイスプレイス」は我が地元旭川となっている!
ようするに,旭川からどこか端っこの駅まで電車輪行して,そこからスタートということになるか.
(直線距離ではないが)360km先ってどのあたり?
函館まで450km,稚内で260kmぐらいだったような.

非常に興味はあるが,いかんせんボッチライドが大半のKazchari.
チーム集め,もしくは加入からスタートやな.
でもこれって,いつかは出たいラファ プレステージへの布石かも.
つーことで前向きに検討.誰か走りませんか?ボソッ

【BRM629北海道300km芽室】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg201.html

たぶん新コース.
狩勝登って,クライマックスは次の「ナイタイテラス」か.

Topstoneなナイタイ高原ライド

獲得標高3385mというなかなかの山岳ブルべ.
トレーニングに最適ということで〇で.
宿,あるかな? 季節的に車中泊?

【BRM713北海道600km宗谷岬】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg202.html

はい.”みんな大好き”伝統の名物ブルベ.
その昔に完走してSR取れました.
若干のコース変更で朱鞠内湖に行かない=坂が減る=平坦度さらにアップ.
残念ながら今年も仮眠所の記載なし.
宿は自腹かぁ...長くてもせいぜい3時間程度の滞在に数千円かぁ...が躊躇の理由.
結果的に600ブルベはこれしか走ったことがない.
「ブルベが趣味」とは言い難いかも.軟弱,軟弱ぅ

【BRM727北海道400kmトカプチ朝駆】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg203.html

2023年同様の朝駆けトカプチ!

BRM722北海道400kmトカプチ朝駆(Centenary of BRM400)-その0

朝3時という,人類の体内時計をなかなかに無視したスタート時間だ.
でも,これがいい.
夜明けとともにカラダが起動していくのがわかる.
まずは幌鹿峠への長い長いヒルクライム.
糠平に抜けたら今度は三国峠への長い長いヒルクライム.
安心してください.
三国まで登れば,後は下りと平坦です.
前半の努力は全て報われます.

道の駅「おとふけ」に戻るとちょうど半分の200km.
ここでDNFするもよし.平坦仕様に装備を変更するも良し.

さすがに今年はパスかな.
楽しいブルベなのは間違いない.

【BRM810北海道300km紋別はまなす通り】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg204.html

スタートとゴールが異なるワンウェイ・ブルベ.
珍しい.
では帰りはどうするのかと言うと...

【BRM812北海道400km夕闇オロロン】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg205.html

当然自走で帰るわけですよ.
ざっくり言うなら,宿の滞在時間が長めの700ブルベの趣.
昨年のパラダイスウィークのハーフver.とも言える.
こ,これは非常に興味がある...が,中の人が書いている通り開催がお盆直前.
紋別のあの宿(サウナ付き)をキープできるかどうか...

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その2:幌延~紋別)

1日目23時スタート.300kmなので15時間として紋別には14時頃着か.
これは良い時間.ゆっくりできる.
カラダを休めて,翌朝8時に札幌へ向けて出発(400Km).20時間として13日の朝4時に札幌着か.
そこから旭川までクルマで...こうして書くと2日目が精神的にキツイか.
また行きと帰りに「ふとみ銘泉」のお世話になるかな.

Kazchariの場合,持病の腸脛靭帯炎も不安材料.
紋別で「もう走れません」になったらシャレにならん.

【BRM815北海道1000km襟裳岬】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg206.html

さぁ未知の領域1000ですよ.
とは言え,半分くらいは「オホーツク1300」のルートをトレース.
あまり新鮮味はないなぁ...と何か走らない理由を探していませんか?

先ほどの「紋別700」後,すぐに開催.
つまりこちらもお盆真っ只中.
帯広と士別あたりで宿泊? 宿,取れるのか?

【BRM831北海道400km地球岬】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg207.html

定番コース.
いつかは出たいと思いつつ...未出走.
Kazchariは嫌われることが多い「400ブルべ」が結構好きなのだ.
宿不要で走れるギリギリライン.
達成感もなかなかである.
出発地点も「丘珠ふれあいセンター」なので駐車場も無問題.
〇にしておこう.

【BRM915北海道400km函館】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg173.html

函館シリーズ最終戦.
走りごたえたっぷりだが,八雲からの国道5号は交通量が多いので恐怖との闘いを強いられるかも.
やっぱり遠いなぁ...(こっそり)Xで.

【BRM921北海道200kmサロマ湖】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg209.html

いやもうね,このコースを見た時,声をあげましたよ.
今年の「知床300」の走破後に腸脛靭帯炎が悪化して,泣く泣くDNSした「サロマ200」そのものじゃあ,あーりませんか!

BRM812北海道300kmPW北見大集合★知床峠(その4)

こ,これは中の人の粋な計らいか(違う).
もちろん◎でエントリぃぃぃ!...ちょ,待てよ.
この9/21って,何かなかったっけ?

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024

すんまへん.
あのあまりに楽しかったグラベルイベントを優先します.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

同じ理由で...

【BRM922北海道200km北見classic】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg210.html

【BRM922北海道300km北見】

https://sappwind.sakura.ne.jp/24sn/pg211.html

の2本も参加不可.
宿舎の北見自然休養村センターの連泊は合宿みたいで楽しので残念.

つーことで,AJ-Hokkaidoさんの2024年ブルべコースレビューでした.
新コロが明けて,開催本数がずいぶん増えましたなぁ.

Randonneurs Sapporo(ランドヌ札幌)さんも,既に2024年のコースを発表されています.

2024年開催BRM

RideWithGPSなどの詳細が判明しだい,こちらもレビュー予定.
中でも「シン・十和田クラシック」こと「BRM518あまちゃん200」が一番気になる.
「あまちゃん」と名付けるからには,海岸沿いを岩手方面に南下するのだろうか?
いずれにせよ,八戸スタートは変わらないようなので,ブルべ日以外も連泊し,悔しい思いをした「十和田クラシック」のコースはなぞる次第であります!

苦渋の決断~十和田クラシックDNS

2024年もブルべライフが充実しそう.

ファットな美瑛ー白い池ライド

2023/12/2 Sat

スノーライドのコツ

OLYMPUS TG-5

晴れ時々曇り.温度:-8 ℃,湿度:87%,体感温度:-12 ℃,風速:7.3 km/時,風向:S

晴れの休日!
久々のおいしいとこライド(クルマ輪行)にて美瑛に行くことにする.

それにしても,今朝はおそらく今季最低気温.
クルマのタイヤの接地感が全くない.
必然的に制限速度以下で走ることになる(みんなそーしてる).

それでも下りカーブがヤバかった(千代ヶ岡のバイパス).
ブレーキ踏んだらタイヤがロック.
ポンピングを繰り返し制御を取り戻す.

案の定,本日はあちこちでスリップ事故だらけだったようだ.
安全第一.

「こういうときは臆病なくらいが丁度いいのよね」

いつも心にカイ・シデン

つーことで,命からがらいつもの美瑛町スポーツセンターへ.
ファットくんを降ろしてセッティング.

ここは第3回びえいスノーサイクルフェスティバルのコース会場でもある.

OLYMPUS TG-5

2024年は1/21に開催.
Kazchariは早々にエントリー!

第2回大会の様子はこちら ⇒ 第2回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

ウェア(アウター)はこいつ.

頭首回り完全防寒対策 秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット ゴルフウェア ウィンドブレーカー 登山 フード付 自転車ウェア

さて,本日の目的地は...特に決めていなかった.
なるべく交通量が少ないところを目指して走るつもりだったが,期待していなかった美瑛川沿いのサイクリングロードが通れそうな雰囲気.

OLYMPUS TG-5

ちゃんと除雪されているわけではない.
誰かがスノーモビルで走った跡がある.
そこだけ雪がやや固くなっている.
おおっ,走れる!走れるぞ!

OLYMPUS TG-5

ところどころ柔らかくなっているものの無事走破.
一見楽そうに見えたが,そこはスノーライド.
転がり抵抗が半端ない.
まだ数kmの走行にもかかわらず,すでに汗だくである.
むっちゃ効率のいい運動やな.

OLYMPUS TG-5

橋を渡る.
さすがにここから「青い池」までつながるサイクリングロードは未除雪で通行不可.
これも急に降ったせいやな.
いつもなら浅い雪の上を走れる時期もあるねんけど.

仕方なく交通量多めの幹線道路を走る.
幸いまだ雪の降り始め.
歩道が走りやすい.
そう,冬ライドのコツの1つは,可能であればなるべく歩道を走ること.
歩行者? 田舎だと限りなく無人.

OLYMPUS TG-5

と言っても,このまま交通量の多い道路わきを走るのは面白くない.
並行して走る道道にエスケープ.
歩道はなくなるが,クルマの交通もほぼゼロ.

OLYMPUS TG-5

ひたすらまっすぐな道.
前方には十勝連峰.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

幹線道路に戻る.
ここは夏でも狭い道なのでやや緊張.
並木道が美しい.

OLYMPUS TG-5

さっきまで晴れ間が見えていたのに「青い池」に着く頃にはすっかり曇り.
なぜかいつもこのパターン.今日は吹雪かないだけマシだが.

で,駐車場である.
しっかり「湖面見えません」との表記あり.
そのせいか駐車しているクルマの数は少ない.季節も季節やしね.

OLYMPUS TG-5

はい.「白い池」でした.

クルマの台数の割に人の数は多め.
耳をそばだてると「中国語」「韓国語」「タイ語」が聞こえた.

ちょうど目の前の家族連れがスマホで写真を撮っていた.
おそらくタイ人.

「ご家族の写真撮りましょうか?」と声をかけたいところだが,タイ語で何て言うんだっけか?(英語でえーやん)
いずれにせよ,二重グローブだったことに気づき(スマホの画面が押せない),声をかけそびれてしまった.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】防水・防風・防寒 滑り止め加工 防寒手袋 サイクリング手袋 バイク 釣り 通勤通学 男女兼用

finetrack(ファイントラック) パワーメッシュインナーグローブ FAU0201

いい人戦略失敗である.

OLYMPUS TG-5

本日の目的達成(そうなのか?)
さぁ,戻りますか.

駐車場から道路に出ると,対向車線を登ってくる黒いMTBが.
おおっ,変〇仲間だ.思わず手を振る.

「上ですかぁー!?」と尋ねると「はい」という返事.
お気をつけてー

で,道の駅「ビルケの森」に戻る.
そろそろお昼.
距離の割に異常にカロリー消費が激しいのが冬ライド.腹が減った.

ここの道の駅には高級,いわゆる¥1,000バーガーを販売している.
以前も食べたことがあるが,これに飲み物やポテトを付けると結構な値段.
少し迷ってヤメタ.美味しいけどな.

ファットのところまで戻ると,デーハーなマダムがスマホで我がバイクを撮影中.
「すいません」と後ろを通してもらう.
するとそのマダム,にっこり笑ってファットを指さしながら「Nice!」と一言.うーん,Thank you.

OLYMPUS TG-5

となれば行先は馴染みのあそこですな.

OLYMPUS TG-5

はい.バーチさんです.
お客さんのクルマもないので空いているようだ.

OLYMPUS TG-5

「ハンバーグ(ライス付き)」と食後のコーヒーを注文.
マスターにチャリやオートバイの話,それに「びえいスノーサイクルフェスティバル」の裏話などをお聞きし,1時間ほど楽しい時間を過ごす.
ウェアも暖炉でしっかり乾かした.

OLYMPUS TG-5

さぁ,カロリー補給したし,最短距離の戻るのはもったいない.
今シーズン,何度も通ったあの道へ向かってみる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

えーしっかりと雪が降り積もり既に通行止めでした.
除雪も全く入らなさそう.
快晴ならさぞかし絶景が...徒歩ならワンチャンあり?

仕方がないので,並行して走る道道をチョイス.
下り基調には変わりないので快調にとばす.

気温が上がり,”雪が腐っている”(こういう言い回しがあるそうな)箇所多数.
もう,顔まで泥ハネ地獄.楽しいね.

OLYMPUS TG-5

太陽が出ている時と,雲に隠れている時で風景ががらりと変わる.特に冬はそう.

それにしても「TG」はよく写る.
何が良いって濡れたり衝撃に全く気を使う必要がない.それでいてこの画質.
スマホ同様,こいつも一眼つぶしの一台.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7 ブラック

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

クルマをデポした駐車場に着いたが,先ほど述べた通りカロリー消費が半端ないので小腹が空いた.
みんな大好き”ゴミ箱外置”のセブンまで向かう.

コーヒーとシュークリームでおやつタイム.美味し.

OLYMPUS TG-5

で,無事にスポーツセンターまで帰還.
たった40kmのライドだったがカラダへの負荷は半端ない.
Germin様にも「よくがんばりました」と褒めていただけた.全然踏んでなかったけどな.

OLYMPUS TG-5

これで本日のライドは終了.
既に青い池ではなくなっていたが,たどり着くまでの行程が楽しかった.
これで最後まで青空が見えていれば素晴らしい”撮れ高”になるのだが...

それはまた,次回乞うご期待ということで.
冬ライドシーズンは始まったばかりである.

 

ファットな東川スノー始めライド

2023/11/26 Sun

白い世界.

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-3 ℃,湿度:80%,体感温度:-7 ℃,風速:12.7 km/時,風向:WSW

一夜にして冬景色と化した北海道っつーか旭川
例年なら,降ったり融けたりを繰り返し,徐々に根雪になるのだが今年は容赦ない.3日前の暖かさがウソの様.

EMONDAも今季(たぶん)走り納めライド

で,我が冬用マシンのファットくん.
昨日のうちにスパイクタイヤに交換済み.

ファットくん,スパイクタイヤへ換装~突然の大雪

快晴とまではいかないが,雪の降りもそれほどではなく,また気温もやや高め(と言ってもしっかりマイナス)なので,走りますよー.

前回のファットライドでは,まだアスファルトがむき出しだったので,久しぶりの感覚!

帰ってきたファットくん,冬シーズンinライド

OLYMPUS TG-5

雪がちらつく.
今日から本格的にウェアも冬装備.

まずはファイントラックのスケスケメッシュ.

[ファイントラック] finetrack ドライレイヤーベーシックロングスリーブ男性用 FUM0421

次にパールイズミのセーター.

(パールイズミ)PEARL IZUMI 173 サイクル 長袖ドライアンダーシャツ [メンズ]

そしてアウターは信頼は”アレ”だが,実績あるこいつ.

頭首回り完全防寒対策 秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット ゴルフウェア ウィンドブレーカー 登山 フード付 自転車ウェア

止水ファスナーがなぁ...ここの耐久性が問題.
価格が上がってもいいのでYKKにしてほしい.

今回新たにワンサイズ下げてSを購入.
胸囲90cmでちょうど良い.
マイナーチェンジされたのか,別体式のケツパッドがなくなっていた.
ゆえにインナータイツ側にパッド付きが好ましい.

もちろんハンドルカバー必須.

INFIMO ( 大阪繊維資材 ) ネオプレーン 防寒防水ハンドルカバー ブラック WNHC-03

どれだけ分厚い防寒グローブも結局こいつにはかなわない.

OLYMPUS TG-5

いつもの定点観測地点.
まぎれもなく冬の風景.

OLYMPUS TG-5

そしてダウンヒル.
さすがスパイクタイヤ.
しっかりグリップして何の不満もない.

冬チャリやっていると「滑りませんか?」とよく尋ねられる.
かれこれ4シーズンぐらい乗っているが,スリップしたことはない.
轍にタイヤを取られて転倒する方がずっと多い.

OLYMPUS TG-5

忠別川の堤防へ.
さすがにCRは雪が深く走れない.
例年のこの時期だと,まだ雪が浅いため走れることも多いのだが.

とは言え,取水堰はしっかり除雪.
反対側に渡れた.

OLYMPUS TG-5

堤防も散歩する人が多いルートは,シングルトラックで走れる.
もうこの時期は道路全面グラベルみたいなもん.
ファットだとボヨンボヨンと楽しい.

OLYMPUS TG-5

行先は未定だったが,交通量の少ない道路を目指す.
すると東川へ向かう裏ルートとなる.

OLYMPUS TG-5

微風なのが助かる.
場所によっては歩道も除雪されているので,安全を考えそちらを選択.
安心してください.
やたらと広い上に通行人ははぼゼロ.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

ようやく太陽が少しだけ顔を出す.

冬チャリの場合,スキー用のゴーグルを愛用されている方も多い.
ついでに顔全体もマスクで完全にカバー.

Kazchariは曇るのが嫌なので通常のサングラス(安物)のみを着用.
しっかり呼吸したいのでマスクもパス.
ゆえにほっぺたと鼻先が非常に痛い.
今日ぐらいの気温なら耐えられる.
ただし,旭岳や十勝岳からのダウンヒル時は地獄.

OLYMPUS TG-5

ようやくキトウシの「キャンモア」「きとろん」それに「お城」が見えてきた.

OLYMPUS TG-5

ここからヒルクライム.
”あの時”は辛かった...

アイスブルベ2020(100km)

OLYMPUS TG-5

工事中なので柵が無粋(仕方がない).
青空が欲しいが,それは贅沢.

割とクルマが停まっているいる.
ここから徒歩もしくはスノーシューで「お城」まで登る人が多いようだ.

OLYMPUS TG-5

Kazchariはもちろんチャリで「きとろん」まで(「お城」までは車両通行止め).

ここまで来たのならサウナ...イキタイところだが,この季節,湯上りにチャリに乗るのは自殺行為である.
ちなみに「きとろん」のレビューはこちら.

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

OLYMPUS TG-5

「キトウシの森」っつーかロッジは営業中なので道がキレイに除雪されていた.
しばらく直線ばかりだったので,こういう道はありがたい.

OLYMPUS TG-5

双眼鏡もしくは白バズーカを手に持つ人がちらほらと.
そう,ここは鳥撮影のメッカでもあるのだ.
”みんな大好き”シマエナガ狙いか?

OLYMPUS TG-5

東川の町へ戻る.
スノーライドは転がり抵抗が半端ない=パワーが必要なので,カロリー消費もエグイ.小腹がすいたのでセブンイレブンにピットイン.

もうパーペキにチャリダー向け補給食としか思えない「チキン&チリ」を購入.
常温で食べるモノだったが,店員さんに「温めてください」と頼んでしまい,怪訝な顔をされる.

バッグを付けないリアキャリアが良いテーブルに.

OLYMPUS TG-5

さぁ,帰りますか.
歩行者の多いシングルトラックの河川敷.

OLYMPUS TG-5

こちらに至っては除雪車が入ったCR.
実にありがたい.冬の間ずっとやってくれへんかなぁ...(贅沢)

OLYMPUS TG-5

自宅までの直線道路.
雪がまた降る.
白い世界が際立つ.
数年前まで,こんな景色の中をチャリで走るなんて思いもしなかった.

決して苦行ではない実に楽しい.
「ウインタースポーツは何かしますか?」と訊かれたら,即「自転車!」と答えます.

スノーライドでも,前日のオーバーホールの効果もテキメン.
気温も高めで快適なライドでした.

そうそう冬ライドでは,その操作のしやすさからコンデジの『OLYMPUS TG-5』を使用.

iPhone11 Pro

なんだかんだでiPhoneより画質上?

先日『TG-7』が発売.

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7 レッド

よくも悪くも唯一無二の完成されたカメラなので,ほとんど変化していない.
アクセサリーもそのまま使える.
もし『TG-5』が壊れたら,迷わず『TG-7』やな.

OLYMPUS TG-5