2024/3/22 Fri
どことなく懐かしい
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晴れ.温度:19 ℃,湿度:76%,体感温度:19 ℃,風速:5.5km/時,風向:ENE
前回はこちら ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day6 高雄~墾丁(その1)
さて,腹も満たされて水も補給した.
走りますか.
Google先生の指示通り,またしても幹線道路を離れる.
ふと「〇〇福徳宮」という看板を見つけた.
なんと,〇〇にはKazchariの名前が入る.
「宮」とは日本で言うところの寺.
「そんな地名もあるのか」と,面白そうなので立ちよってみることに.
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どうやらこのあたりは「〇〇」という地区らしく,お寺だけでなく「〇〇公園」も発見.
バスの停留所名も「〇〇」.
世界広しと言えど,まさか自分と同じ名前の場所を見つけるとは.
漢字圏ならではやね.
偶然,偶然のすんげー確率.
なかなか得難い経験をした.
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幹線道路に戻ると,ルーフやバックにチャリを固定したクルマを何台も見かける.
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この付近で何かの大会が開催されるのだろうか?
そういや明日は土曜日だ.
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あまりに暑いのでセブンにピットイン.
アイスとジュースを買ってベンチに座ると,隣に座る台湾人が話しかけてきた.
おそらく「今日は暑いねぇ~」と言ってきたと思う(空を指さしていたので).
この方,色黒で非常にホリが深かった.
いわゆる「原住民」と呼ばれる人なのだろう.
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この「原住民」という言葉,日本人には”未開の民族”っぽく聞こえて抵抗があるかもしれないが,侮蔑的な意味はない.
日本語の「先住民」と同じニュアンスで使われている.
ただ,中国語で「先住民」だと「絶滅した民族」になってしまうらしい.
台湾の中央山塊には原住民が多く住んでいるという.
これから出会いが増えそうな気がする.
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東海岸(台東)方面への分岐に到着.
左の高架道路を進むと最短距離になる.
南端を目指すKazchariはもちろん直進する.
海岸に時折点在する変なオブジェ.
「そういや三脚もってたわ」と久々に自撮り.
期せずして翼...ではなくツインテール写真になった.
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このあたりでは一番大きい街,恒春(Hêng-chhun)を通過.
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なぜかゴーカート場がたくさんある.
戦場っぽいオブジェとか恐竜の装飾.
後で聞くところによると,ファミリー旅行先としてメジャーな場所らしい.
ゲストハウスの他,ダイビングショップも点在.
潜ります? いやいや今回はパス.
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そして墾丁.
今日のうちに「南端まで行って帰って来る」という計画は時間的に断念.
素直に予約した宿に向かいませう.
しかあし,例によってGoogle先生のナビが超絶わかりにくく,指示通りに進んだらコテージだらけの大規模リゾートに進入してしまった.
どう見ても不審者である.
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なんとかそこを抜けだすと墾丁のメインストリートが現れた.
今度こそ到着ぅ...と思ったが,肝心の宿が全然見つからない.
仕方なく,マッサージ店で暇そうにしてたおばちゃんに尋ねる.
さすがリゾート地.
英語が完璧に通じる.
通じたところで,道を聞いて走り出すがやはり見つからない.
計3人ほどに道を聞く.
全然見つからないので,”途上国あるある”の「わからんから適当に指さしとけ」的な扱いを受けているのかと,すっかり不信感(みなさん,すいません).
うろうろしていると,チャリ一台がやっと通れる通路を発見.
まさかと思い進入すると,ようやく宿を発見.
いやぁ,苦労した.
白ペンキのいかにもリゾートなホステル(Agodaの写真は盛り過ぎだ).
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受付のねーちゃんは英語ペラペラ.
ただし,困ったことに宿泊代はキャッシュのみ.
うげー,これで手持ちの現金がなくなった.
トイレやシャワー,明日の朝食の場所(離れた食堂),チェックアウト時の注意点を聞く.
部屋はまぁまぁ.
使い道がよくわからないロフトがある(後で助かった).
残念ながら洗濯機がない(ゲストは使えない)ので「コインランドリーに行け」と言う.量も少ないので手洗いしますか.
シャワーを浴びて落ち着いたところで洗濯開始.
アルファックス AWAT(アワット) シャカシャカウォッシュバッグ 6Lサイズ 洗濯袋 洗濯バッグ 旅行 アウトドア 防災グッズ 37×62cm AP-437918
足洗い場の水道を拝借.
怒られなかったので無問題.
幸いバスタオルも2枚,それにドライヤーがあるのでいつもの乾燥方法が使えそう.
それにロフトもあるので”巻き巻き作業”もしやすい.
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走行データのSTRAVAへのアップやら何やらを済ませて外へ.
すっかり日が落ちて外は暗い.
いや,暗いだけでなく寒いぞ.一旦宿に戻りウインドブレーカーを持ち出す.
3月の台湾は1日の寒暖差が激しい ← 要注意.
先ほどの細い路地を抜けてメインストリートに出ると...いきなり夜市のにぎわい.
さすが台湾随一のリゾート地.
西洋人観光客がうじゃうじゃ歩いている.
地元民より多いくらい.
それにエロいっつーか,セクシーな衣装のおねーちゃんがアルコールを提供している屋台(?)も散見.
一方でちゃんとしたレストランもある.
この雰囲気はどこかで...台湾というより,懐かしのタイのカオサンっぽい.
だいぶ小規模やけどな.
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さぁ「メシ食うで」とあちこち見ていると,珍しく英語表記の看板を掲げた食堂を発見.それに一皿100元程度とそれほど高くない.海鮮もある.
ここにしよう.
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豚肉とイカの炒め物と白飯をオーダー.
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味は良いのだが,昼と違って今度は量が少なかった(やはり予測が難しい).
それに...辛い.
台湾旅行は楽しいのだが,難点が2つある.
一つは言うまでもなく排ガス.
もう一つは,食堂で水が出ないこと.
確かにビールでもジュースでも店で買えばいいんですよ.
時々は買っているけど,もちろん(日本同様)コンビニや商店で買うより強気の価格設定.
「飲食店での水はタダ」という意識が根付いている日本人は,どうしても「モッタイナイ」が先行してしまう.
世界標準的には「サービス過剰でノーチップ」な日本がレアなのだが.
で,我慢することになるが,今回のように辛い料理だと辛い.
味わうより,かきこむようにして食べてしまう.
周りを見渡すと不思議なことに,飲料がないまま食事している人もけっこういる.
結局は慣れの問題なのだろうか.
ちなみに外からの持ち込みはX,もしくは5元ほどのチャージが必要な場合がある.
ガイジンなので何も言われないこともあるけど.
てな感じで食事を済ませて通りに出る.
口の中がヒーヒーするので,甘く冷たいモノが欲しい...
おっ,ここは...
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少々高いが,台湾スイーツの魅力には抗えない.
で,注文.
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ででん!
「綜合鮮果」180元!
やぱり巨大だが美味し.
食い終わった時,むっちゃ寒かったけどな.
さぁ,腹も落ち着いたし散歩.
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ホンマ,iPhoneはよく写る.
夜間撮影でここまで撮れるなら一眼いらんな(芸術性を求めなければ...だが).
夜市のにぎわいはまだまだ続くが,一人旅のKazchariはクールに宿に戻りますか.
ありゃ.せっかくの夜市なのにまーた屋台メシ食ってねーや.
まぁええか.”グルメ”にあまりこだわりがないのだ.
それよりも問題は明日の予定.
最南端周りだと今回の旅の最長距離を走ることになる.
それに山越えもあるため獲得標高もエグくなりそう.
さーて,どう戦い抜くかな.
激闘が確実視される「Day7」へと続く ⇒ 台湾一周(環島)ライド Day7 墾丁~知本温泉(その1)
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