NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

2024/9/21 Sat

ニセコノコノコ

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昨年に引き続き2024年も「NISEKO GRAVEL」に参加してきた.
個人的に秋最大のイベントやねー.

Panaracer NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024

で,まず感想.
コース変更により昨年よりマイルドになった.
ちなみに公式データの比較.

2023 ⇒ 122.5km,グラベル率58%,獲得標高2366m

2024 ⇒ 125km,グラベル率40~50%,獲得標高2250~2350m

確かにグラベル区間の距離が短かくなった印象.
それに,とんでもない酷道もなかったなぁ.
安全面への配慮だろうか.

何より昨年の過酷さを印象付けたのが,ラストのニセコアンヌプリスキー場への延々と続く登り.
それがなくなって下り基調(ニセコ駅)へのゴール.
これも達成感に影響したかも.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

そして天気.
昨年は快晴だったが気温も高め.
今年は雨が降りそうな曇天ゆえに涼しく,体力の消耗もあまりなかった.

なんだか文句ばかりだが...今年も楽しかったのは確かである.
コース変更も新鮮味があって良い.
来年も出ます!

例によって時間を巻き戻し,話は前日9/21の移動日から始まる.

極めて順調に旭川からニセコへのドライブ...と言いたいところだが,折しも秋の交通安全運動スタート.
取り締まりレーダーやらパトカーの数が尋常ではなかった.
よくも悪くもみなさん慎重な運転でしたね(意味深).

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さて,ハスラーに搭載したYupitelナビ.
なぜか前回と異なり,小樽周りではなく札幌中心街を通り,定山渓-中山峠ルートを指示.
何せ連休である.交通量が多く市街地を抜けるのにかなり時間がかかった.
どういう選択だ?

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適度に休憩しつつ,定山渓に入る手前でセイコマ・ストップ.
昼食タイムである.
新製品の「月見焼き鳥弁当」,美味し.季節物?

昼過ぎにニセコ市内に入る.
まずは前日受付のために,スタート地点の駅前の倉庫エリアに.
昨年の広大なスキー場とは異なり,今回はこじんまりした会場.
よく言えば小スペースにぎゅっと詰まった感.

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QRコード読み込みで無事エントリー.
今年は通し番号ではなく,「EX-LONG」⇒E〇〇「MIDDLE」⇒M〇〇というコースと番号の組み合わせになった.
これで誰がどのコースを走っているのかわかりやすくなった.

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既にいくつかのフードトラックとメーカー販売店が設置されていたが,今年は残念なことに目当てのCANYONの出店がなかった.
こうしたイベントでしか手に入らないという「バーエンドベル」が欲しかったのだが...(通販だと送料が高い)

Canyon RING Bar End Bell

それはともかく,この「NISEKO GRAVEL」は参加費が高め.
その分,景品がなかなか充実している.
まずは「出店ブースで使える¥500の金券」「POWPER1個」「Cannondaleボトル1本」「オフィシャルトレーナー1枚」がつづられたチケット.
金券は明日のゴール後に使おう.

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会場をうろついていると,昨年も開催された前日ファンライドを楽しんでいる方もちらほら見かけた.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その2)~NISEKO FOREST FUN RIDE編

が,特に知り合いもいなさそうなので,ぼっちチャリダーはクールに去るぜ.

参加賞には隣の綺羅乃湯の割引チケットも入っていたが,「¥50割引き」とちょっと渋い.
昨年の利用経験からここのサウナ室の狭さは知っていたので,別の施設に行くことにする.

クルマで向かったのが,先月の「ニセコHANAZONOヒルクライム」で立ち寄ったいこいの湯宿いろは」である.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

ここは温泉の質が何しろ良い.
前回同様,イスの類が全く設置されていない露天風呂が残念だが,季節が進んでアブやアリなどの虫がいなくなった.

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夕食はこれまた前回同様に宿の近くのラーメン屋「大心」
なぜか,特別なモノを食べたいという気がなかなか起こらない.
最近,食の好みが固定化してるかも.探求心を呼び覚まさないと.

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18時頃,常宿Torifito Hotel and Pod Nisekoにチェックイン.
もはや勝手知ったる別宅ですな(カオサンの宿みたい).

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落ち着いたところで本日の戦利品をチェック.

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例によって隣の「トップバリュー」にて朝食の買い出し.
敷地内のローソンと合わせて,ホンマ,この宿,利便性にもホドがある.
まぁ,その分旅の情緒感は皆無だが(日本なので).

21時過ぎに就寝.
さて,明日は嫌と言うほどグラベルが待っている.

後編へ続く ⇒ NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(後編)

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ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

2024/9/16 Mon

ジャリの記憶

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曇り.温度:13 ℃,湿度:87%,体感温度:12 ℃,風速:6.1 km/時,風向:SW

♪チャラチャララッチャッチャ~
前日の雨の滝めぐりライドを終えたKazchariは無事に朝を迎えた.

ファットな仁宇布滝めぐり,HIGUMA CYCLE便乗ライド

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無事? 疲れているはずなのに,なぜか眠れなかった昨夜.
根が神経質なのか,枕が変わる,もしくは集団雑魚寝は相変わらず苦手なのかもしれん.
国内外を問わず,旅先でぐっすり眠れた感はあまり持てていない.
出発後,一週間,二週間と過ぎて,旅が日常に変わりつつあると,そんなことはないのだが...(優雅だ)

で,熟睡感のないまま,6時過ぎには目が覚め,起きることにした.
なぜか「GARMIN INSTINCT 2X」の睡眠の質は「普通」.
あてになるのかならんのか.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

まぁ,元々ショートスリーパーゆえ,経験上,寝不足でもそれほど身体パフォーマンスに影響はない(はず).
今日の激闘に備えるぜっと.

朝食は昨日のうちに買っておいた菓子パンと「カップヌードルカレー味」
濃い.レース前だと絶対に摂らない食事内容だ.

さらにはYさんから挽きたてのコーヒーもいただく.ありがたい.
9月中旬にもなると北海道の朝はかなり冷える.
外部が一桁気温になるのが普通である.

さて,朝の補給&軽量化完了.

9時出発にそなえ,コテージから温泉横の駐車場に移動する.
そこへ日帰り参加の旭川最強クライマー,Iねーさん到着.

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中古で買ったらしいが,どう見ても新車にしか見えない真っ赤なMERIDA製グラベルバイクにて参上.タイヤは38cくらいか.
Kazchariのファットをはじめ,他がMTBだらけなので,グラベルタイヤが細く,頼りなく見えてしまう.いかんせん“あの道”やしな.

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つーことで出発.
まずは国道を南下.
昨日同様,ロードの端っこツアーのようなハイスピードトレインにはならず,のんびり回してウォームアップ.

やがて有名な「函岳34km」看板を左折する.

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ここからグラベル開始まで4.5kmは舗装路が続く.
ファットの轟音タイヤノイズがあたりにコダマする.

我々を抜いて行く荷物満載のオートバイの姿もよく見かけた.
ビッグオフやハンターカブならまだしも,SSやネイキッドであのジャリは危険では...と懸念(ここ伏線).

で,懐かしの函岳山頂へと続く「道北スーパー林道」入口に到着.

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登りに備えて各自装備のチェック.
気温も上昇中.こりゃ熱くなるな.
長い長いグラベル・ヒルクライムのはじまりです.

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いつものペースで登る.
上体を起こし,呼気2回リズムを意識.
グラベルの場合,ロードと異なるのはダンシングがあまりできないこと.

フラットならまだしも,函岳名物の深ジャリゾーンでは後輪が空転する.
さらに軽すぎるギアもダメ.
多少重い方がジャリへの食いつきが良い.

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それにしても,やはりファットなタイヤで正解やったな.
この食いつきのおかげで車重の不利を完全に相殺.

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先行するKazchari,「頂上まで20km」という絶望看板が見えたところで一旦休憩.後続を待つ.

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さすが,HIGUMA CYCLEに参加される方は猛者ぞろい.
既にグラベルライド3日目にも関わらずお元気だ.

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(明言は避けるが)メンバーの平均年齢は相当高いはず.
しかあし,この登りをこのペースで登りきる.
メンバー各人の体力は一般人のそれをかなり凌駕していると思われる.
そしてチャリの持つ可能性,つまり人力を最も効率的に推進力に変える仕組みにあらためて感心する.
とは言え,さすがのIねーさんもグラベルバイクの細タイヤによるジャリ登攀に苦労されているようだ(それでも速い)

そしてまだまだ続く登り.

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クルマやバイクからの励ましがうれしい.

気温はかなり上がってきたが,水切れになるほどのノドの渇きはなく,ちょうどいい感じ.
何より前回よりも快晴.森が林が美しい.

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この後もつかず離れず,抜いたり抜かれたりを繰り返し,完全なぼっちライドになる時間はあまりなかった.
そのせいなのか,3年前の登攀時よりも良いペースで,分岐点の加須美峠に着いた.

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ここで一旦休憩.
最後の10kmクライムにそなえて栄養補給.

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普段はリュックを背負わないKazchariだが今日は例外.
さすがに食料が多い.
何かあっても何も手に入らない場所なのだ.

さて,いよいよ最後の踏ん張りどころ.

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1台クルマに抜かれて,しばらく走ると,そのクルマと先行していたKさんが停車しているのが見える.
対向車線には転倒したとおぼしきオートバイが...
ライダーがフロントフォーク付近をいじっていた.コケたか?

あくまで想像だが前方から来たクルマに対して下り急ブレーキ,前輪をジャリに取られて転倒かな.
車種はおそらくYAMAHAの「XSR900」

やはり,ネイキッドでまともに走れる道ではない.
ネット上では「SSで登りましたぁ」などの記事も散見されるが,それは「腕に覚えがある」という条件があってこそ.
決めつけはよくないが,もう少し情報収集してから走るべきだった...なーんてエラそうなこと言っていますが,転倒なんて何が原因で起こるかわからない.
チャリもオートバイも自立できない,不安定で危険な乗り物なのである.

しかあし.「とりあえず行ってみよう」の冒険心やヨシ.
まぁ,無防備なチャリで熊だらけのジャリダウンヒルやってるチャリもたいがいな存在.

ライダーは無傷のよう
「大丈夫ですか.お気をつけて」と一声かけて前進する.

そしてやってまいりました.
このコース最大のハイライト.
上富良野以上のジェットコースターポイントである.

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爽快この上ない.

アタック日を今日にして大正解.
これだけ天候に恵まれた函岳はまれだろう.

やはりチャリは快晴の下で走るに限る.
今年は雨のおかげで様々なイベントをキャンセルしたが,久々に大当たり.
晴れ男復活か!(たまたまです)

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で,写真撮影やらなにやらで停車してたので,頂上の小屋には3番手で着.
うむ.懐かしい.

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ここにはしっかりとトイレがある.
ただし水道は通ってないのか,タンクの水で流す方式.
ここで昼食.

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エネルギー枯渇気味だったので,ほぼ食べきる.
まぁ,できれば「肉」が食いたいところだがそれは無理な話.

中にはこの小屋で一夜を明かす猛者もいるとか.
表ではライダーがコーヒーブレイク中.

いずれにせよ,めったにないと思われる良い天気.
Kazchariも補給(昼食)を早々に終え,懐かしの頂上を目指す.

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絶景である.
日本海も見える.
オホーツク海も見える.
利尻島どころか礼文島も見える.

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前回はぼっちだったが,今回は仲間がいるのでこういう写真も撮れる.

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うれしはずかし青春ジャンプ.

ひとしきり大騒ぎした後,ウインドブレーカーを着たまま下山開始.
ここは極太タイヤの真骨頂! ヒャッハー! と行きたいところだが,やはりMTB勢に次々と抜かれる.
おかしい.
マシン差? 体重差? それとも腕の違いか.

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まぁ,どちらにしてもここで落車するわけにはいかん.
ファットですら深ジャリ突入時には前輪がとられ,コントロールを失いかける場面があった.
慌てず急いで正確にな!

そんなダウンヒル中,登りで見かけたオートバイがまだいた.
相変わらず始動しないのか,他のライダーとともに点検中.

とあるモトブログで「落車したのでJAFを呼んだ」という記事を見たことがあるが,いずれにせよ電波が怪しい,かつレッカー車ってここまで登ってきてくれるのか?
Kazchariに特殊な修理スキルはないので,無事を祈ってスルー.

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途中,先行していたKさんやらEさんやらによる写真撮影を経て分岐点へ.

先ほどのオートバイもどうやら動けるようになったようで,オフ車に先導されて走り去っていった.

時間があれば,これまた様相が異なる歌登側のダウンヒルを楽しみたいところだが,デポ地への帰還時間が遅くなるので,登って来た美深側に下りることにする.

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下り基調とはいえ,多少のアップダウンあり.
さすがに疲れているなぁ...

途中,例の落車オートバイが再びストップしていた.
結局,同行していたオフ車のライダーが街に行って牽引ロープを購入することになったらしい.大丈夫なのか?

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で,なんだかんだで出口(ゴール)へ.
先着者のみなさんがいたので,“ツールドフランスなヤツ”のハンドル投げ.

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ファットはやはりデカいな(Kazchariが小さいだけでは).

で,後は来た道,つまり国道を逆戻り...と思いきや,Kさんの小技がきいて河川敷から戻る.
15時過ぎ.無事生還.

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うむ.天気に恵まれたおかげか,前回より充実した「函岳アタック」だった.
年中行事にしたいくらい(そうか?).

ちなみに3年前の”ぼっち”アタックはこちら ⇒ おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

つーことで,HIGUMA CYCLEのみなさんに別れを告げ,帰りましょう.
本日も”サ活”したいところだが,昨日入った「びふか温泉」は外気浴ができないのでパス.
帰り道で未踏のサウナは...サウナイキタイ起動!

おお,この遊湯ぴっぷがよさそう.

で,着きました.

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久々の評価表.

サウナ:☆★★★★ - 2段20人は座れそうで広い.ロウリュウなし,TVありが残念やけど,たまたま放送してた未来予測検証番組の「空飛ぶクルマ」編が面白かった.

水風呂:☆☆★★★ - サウナ室を出てすぐ.狭い.せいぜい2人か.ぬるめ

外気浴:☆☆★★★ - 中庭風.天井があるものの風が通る仕組み.露天風呂が気持ちよい.

3セット終えて,休憩室へ.
さすが祝日.
家族連れで大盛況.
食事処もあるが,ラーメンやうどんなどの軽食しかなかったため,旭川まで戻ることにした.ワシは肉が食いたいんじゃぁ!

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もちろん行き先はみんな大好き「かつや」である.

帰宅時は既に真っ暗.
洗車はあきらめて,泥&埃まみれのファットはそのまま車庫へ.

そやけど,やはりグラベルではなくファットをチョイスして正解やったな.
こいつはまだまだ(冬以外でも)戦える.

これにて9月の連休第一遠征ライド終了.
いよいよ来週は1年ぶりのグラベル祭りだーッ!

ファットな仁宇布滝めぐり,HIGUMA CYCLE便乗ライド

2024/9/15 Sun

雨の森林浴

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晴れ時々曇り.温度:14 ℃,湿度:89%,体感温度:14 ℃,風速:7.4 km/時,風向:NW

さて,いよいよ特別な週末がやってきた.
15~16日にかけての遠征ライドである.

これまで2回ほど「端っこライド」でお世話になったHIGUMA CYCLEさんのツアーに便乗,つまり現地集合での参加となる.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

EMONDAなHIGUMA CYCLEで宗谷岬+稚内に行ってみたライド

今回の行き先は美深の函岳
30kmほど砂利道を駆け上がった先には360°の大パノラマが待っている.
日本海もオホーツクも,その両方が拝める.
ただし,天気が良ければ...の話.

ゆえに,15か16日のどちらか晴れの日を狙ってのアタックとなるのだが,15日の予報は「雨のち晴れ」なので,「晴れ」の16日に決定.
15日は廃線跡を使った「トロッコ王国」付近,つまり仁宇布周辺の滝めぐりツアーに参加することになった.

スタート地点は高広パーキング.
自宅からは約120km.2時間強の距離である.

9時集合に対し,朝食時間もろもろを考慮して5時半頃に家を出る.
出発時の天気は...やはり雨.
着く頃には止むでしょう.

さて,今回のチャリはファットバイク
3年前の函岳ライドの記憶をたどると,相当な深ジャリだったことが思い出される.
グラベルのタイヤだとダウンヒル時,少々キケン.

おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

それに,翌週には「NISEKO GRAVEL AUTUMN」が控えている.
落車して自身やチャリを壊したくないのだ.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

そして,今回は車中泊の可能性もあるため,コットやらエアマットを持参.
トランク,後部座席に余裕がないのでファットは前後輪を外して積む.
うむ.こちらの方が安定している.

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国道40号を北上.
和寒のローソンにておにぎりとコーヒーの朝食.

小雨が降り続いている.
それに,寒い.
長袖インナーに半袖ジャージ,ビブにレッグカバーという装備だが,生地の厚い,起毛ジャージの方が良かったかも,と後悔.

士別,名寄を越えて美深のセイコマまで移動.
本日分の補給食を購入する.

のんびりしすぎ? 8時半頃に目的地の高広パーキング着.
ファットを降ろす.
先着1名.
「旭川-宗谷ライド」にてご一緒したAMさんだった.
AMさんはこだわりのクロモリMTBで参加.
なんと高校の頃に買ったものだそうな.なんという物持ちの良さ!

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次にAZさん登場.
KONAのファットだ.
初対面だが初対面ではない.
STRAVAで相互フォローをはじめ,実は毎冬の「びえいスノーサイクルフェスティバル」でほぼ同順位を争っている仲なのである(勝手にライバル化).

第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース

しばらくすると,HIGUMAバスおよびEさんのピックアップも到着.
これでメンバーが揃った.

いよいよ出発.

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背景に既に滝が2本.
このパーキングは,トロッコの折り返し点の前にある.
そのすぐそばから最初の滝に行く予定が...いきなりの通行止め.
幸先いいのか悪いのか.

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道道,つまり舗装路をしばらく移動.
さすがに今回はMTBとファット.
いつものアホみたいな巡航速度ではなく,極めて平和.
それでもファットタイヤの爆音ノイズが山間にこだまする.

グラベル入り口を発見.
進入する.

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当然だが,路面は湿ってヌタヌタ.
実にファット向けの道.楽しい.
で,最初の「激流の滝」着.

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見切れているが,どこが激流なのかわからん.

ちなみに雨のグラベル対策として,ファットにはロード用のASSセーバーを付けているが,正に気休め.小さすぎて全く役に立っていない ⇒ ケツが冷たい.

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さて,道はまだまだ奥に続いている.
既に携帯の電波は飛んでいない.
GPSで進路を確認しつつ進むが,通行可能かどうかは未知数.
やはりグラベル散策はこうでなくては(ただついていくだけだが).

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立派な橋がある.
排水溝の落ち葉や泥が片付けられていたので,人の通行は(たまに)あるのかもしれん.

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気持ちの良い直線路に出る.

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またしても橋.
プレートに「コタンバシ」とある.
コタンとは村のこと.
うむ.これはもしかして集落に抜ける橋なのか?

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甘くはなかった.
道は消失.ただの空き地になった.
はるか昔は集落があったのかも.
これ,一人で来てたらホラー案件やな.

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来た道を戻る.
よく見ればこの橋,人やクルマが通った形跡なし.

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グラベル入り口からこの行き止まりまではずっと登り基調.
ということは...この帰り道は下りのハイスピード!
めちゃめちゃ楽しい!
だがしかし,容赦なく飛び散る泥!
顔や上半身が御覧の有様に.

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舗装路に戻る.
リアフェンダーは極小,フロントフェンダーは昨年割れてから取り付けていない.

ゼファール(Zefal) フロントフェンダー DEFLECTOR LITE ブラック XLサイズ 2553

で,結果的にカラダの前後泥だらけ.もちろん顔も.
50代おっさん,はしゃぎ過ぎだ.

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さて,一旦駐車場に戻り後半戦へ.
まずは旧仁宇布駅に寄る.
ここがトロッコの発着点.

トロッコ王国美深

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懐かしい.
昔,家族と来て,しっかりトロッコに乗ったなぁ.
息子はもういたっけ?

で,ここで昼食タイム.
全員泥だらけゆえ,室内にて腰を落ち着けての飲食はあきらめた.
小屋の外で焼き鳥とたこ焼きの販売があったので「たこ焼き」(¥500)をチョイス.なぜか青のりがのってないが...まぁ良いでしょう(関西人はうるさい)

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食べ終わったので散歩.
トロッコの塗装,派手だ.

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「美幸線」の一駅として活用されていた頃の備品が並ぶ.

国鉄美幸線

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次のグラベルを探して山の中へ.
分岐で右に行けばパラダイス(グラベル).

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主催のKさん夫婦.
自由人かつタフだ.
この夏だけで道内何Km走るんやろ?

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文字通りの「雨霧の滝」
謎の「女神の滝」
そしておなじみの自己責任表示

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ミネラルウォーター汲み場.
写真ではわからんが,結構降って来た.
ここでメンバーで進むか戻るかの挙手(「どちらでもいい」が多くて草)
⇒ 進むことに決定.

まっ,あまり寒くないし,泥だらけのチャリがキレイになるかも...(なりません)

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で,さらに1kmほど進むとあるのが「雨霧の滝」
これが実に見事な滝で,まさに今日のハイライト.
雨ニモマケズ走った甲斐がありました.

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メインの滝の隣にももう1本流れていて,実に画になる.
ピーカンよりも,こうした小雨の方が雰囲気があって良い.

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少し戻るとクルマ用の駐車スペース.
そこから小道を歩くと「女神の滝」があるそうな.

うーん,歩きか...という声もあったがせっかくなので行ってみる.
これがまた...長い.
そらそうだ.山道の300mである.
割と本格的な登山道.
SPDシューズも滑るぜ.

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苦労した割には,小規模な滝.
今日はさっきの「雨霧」がベストやな.

で,例によって帰りのグラベルを快走ダウンヒル.
舗装路では,Eさんがウィリーに失敗して落車するというトラブルもあったが,無事にデポしたパーキングに戻る.

空はすっかり晴れ渡っている.
さきほどの滝めぐりが幻だったかの様.

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このパーキングにはトイレがある.
そこの水を使ってさっと洗車.キレイになりました.
まぁ,明日もグラベル三昧なのですぐに汚れてしまうわけだが.
チェーンへの注油だけは念入りに.

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml A310

ふと,隣を見るとEさんがピックアップの荷台にMTBを直乗せ.
まだ数台乗せられそうなので,ファットの輸送を頼んでみる.
快く承諾していただけた(タイヤ外さずに済んだ)

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今日は美深のコテージに宿泊して「ジンパ」の予定.
アルコールやら明日の朝食,補給食を購入するため,美深市内のスーパーに寄る.

ドアの「引く」「弓K」に見えて脳が混乱(疲れているのか?).

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美深キャンプ場着.
車中泊ではなく,なんとかコテージにin.

夕食開始まで1時間半.
隣接する「びふか温泉」にてサウナを無事3セット.

びふか温泉

残念ながら外気浴スペースがないので,冷水浴後も汗がひかない.
これでは”ととのい”が来ない.惜しい.

6時ぴったりにコテージに戻る.
既に「ジンギスカン」が用意されていた.

まず話題にのぼったのが「どうしてジンギスカン鍋の形はこうなのか?」である.
確かどこかで「羊=モンゴル=チンギスハーン.ゆえに,そのモンゴル軍の兜の形状から」と聞いたことがあるのだが,他の道民メンバーは知らないと言う.
Kazchariもあやふやだったので改めて調べてみる.

知ってるようで知らないジンギスカン鍋♪そのひみつをご紹介します

違ってた.

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もう一品.「煮込みジンギスカン」
ええ,肉が余っていたもので...美味し(っつーかジンギスカンはジンギスカンな味).

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つーことで楽しい夜は更けていく.
ただし,この団体の平均年齢はかなり高い.
9時過ぎ,そうそうに宴は終了し,みな寝床につく.

そう,このツアーは明日が本番なのだ.
地獄を楽しみな.

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モンキー125,開通したての道を走る~道道美唄富良野線

2024/8/30 Fri

夏の終わりの北海道ツーリング

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最近は天気の神様に見放されている気がしてならない.

覚えているだけでも「当丸コースター300」を雨でDNS,旭川自転車愛好会の「和寒グラベル」も雨で中止になった.
今週火曜日に予定されていた開通したての「道道美唄富良野線グループライド」も雨で中止.

そして...明日8/31に参加する予定だった「地球岬400」も雨+台風を鑑みてDNS...

まぁ,ブルベに関しては開催されているので,DNSは完全に自己判断.
だってぇ,雨走行は楽しくないし機材も痛む.そして危険度が増す.

悪いことは言わない。ブルベで雨ならDNSしとけ

で,本日8/30は「地球岬400」のために札幌前日inするつもりで有給取得済み.そして動きの遅い台風10号のおかげで北海道はまだ快晴.
出かけるしかない.

寝起きの頭でいろいろ考え,まずAJ-HokkaidoにDNS連絡.
行先は先日行きそびれた「道道美唄富良野線」,それに今夜の宿泊予定地としていた常宿『ふとみ銘泉 万葉の湯』とする.
『ふとみ』には(後述するが)行かなくてはならない理由があった.

当然だが300km近いこの距離を,チャリでクリアするのは(不可能ではないが)大変なので,久々にモンキー125の出撃である.

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しばらく乗っていなかったのでホコリがすごい.
かろうじて総走行距離7706kmと読める.今年はあまり乗れてないなぁ.

10時頃出発.
まずは国道237号をひたすら南下.
富良野市内のセイコマで休憩かつ軽く補給.

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ついつい手に取る野菜生活のスムージーシリーズ.
これまた秋限定のシャインマスカット味.

カゴメ 野菜生活100 Smoothie(スムージー)シャインマスカット&ラ・フランスMix 330ml×12本 【季節限定品】

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たぶんとんでもない糖分量なので,チャリライド以外ではできるだけ控えないと(今日は?).

ライダーの次はモンキーの補給.
ホクレン・セルフで給油.おそらくこの先,美唄までスタンドはないはず.
昔はホクレンフラッグ集めてたなぁ.
道民となってからはさすがにね.

それにしてもリッター70kmを誇るモンキー.
最近少々燃費が落ちている気がする.回し過ぎ?

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国道38号を右折し芦別方面へ向かう.
「美唄富良野線」は「道道135号線」
しばらく走ると左折の青看板が出てきた.

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ここから国道452号までは既存のルート.
クルマだったかオートバイだったか,なんとなく昔走った記憶がある.

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分岐に到達.
ここを左折ですね.
景勝地,三段滝があるけど興味がないのでパス.

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しばらく進むと手製の青看板が.

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ここからいよいよ開通したての新道が始まる.
チョボチナイゲートを初めて走った時のような高揚感!

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今日はオートバイで来たが,もちろん近いうちにチャリでも走るつもり.
その下調べというか,路面チェックも兼ねている.

開通したてゆえ,御覧の通りしっかりした路肩.
もちろん陥没や崩れもない.
まぁ,それほど交通量の多い道路とは思えないけど.

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下の写真を撮影中,前方からチャリが一台.
今日すれ違ったのはこのチャリのみ.平日やしな.

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この先,少し長めのトンネルが2つほど連続する.
照明がついているので,モンキーの超暗いLEDライトでも問題なかったが,路面がウェット.
雨のせいとは思えないので,常時濡れていると考えた方が良いかも.
おかげでモンキーが泥だらけに(リアフェンダーをショートにしたのは誰や!)

もちろんチャリも走行時の汚れ,覚悟.

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そのトンネルを抜けると高架.
チョボチナイのような高さもなく,絶景でもない.
山の間を縫うように走る感じ.
景色に期待できない.
紅葉時期はどうだろう?

そうそう「祝開通」と言いつつ,まだあちこちで工事中.
何カ所か片側通行になっていた.
崖崩れしやすいのだろうか.

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先ほどの高架からはずっと下り基調.
もしチャリで来るなら富良野側からの方が楽っぽい.
まぁ,美唄との往復だと楽も辛いもないか.

で,その下りもやたら細く,Rのキツイ連続カーブ.
本州っぽいっつーか,地元の走り屋さんが大喜びしそうな道.
夜中とかバトルしてそう.
いずれにせよ,チャリ走行時は要注意.

で,途中見かけた炭鉱跡.
「現役?」ではないよな,たぶん ⇒ 「炭鉱メモリアル森林公園」だった.

炭鉱メモリアル森林公園(旧三菱美唄炭鉱施設)

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少しづつ民家が見えてきた.
実際に住民がいるかどうかは怪しい寂しさ.

右手に以下の看板を発見.
この道道と並行してサイクリングロードが走ってる?
これは要チェック.

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残念ながら見事に廃道化.
そやろうなぁ.付近に何の施設も展望も期待できない.

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しばらく進むと「アルテピアッツァ美唄」が見えてきた.

安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄

おお,この道道,ここにつながってたんや.
この施設,その昔「そらちグルメフォンド」のエイドやブルベ「美唄200」のPCとして設定されていたことがある.
懐かしい(寄らないけど).

さて,第一ミッション「道道135号」はクリア.
お次は『ふとみ銘泉』を目指す.

国道12号をクロスして月形へ抜ける道央らしさ全開な道.

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色々な意味で怒りのデスロードな国道275号を無事クリア.
かつて知ったる当別町にin.
時刻は13:30.
『ふとみ』に行く前に腹ごしらえやな.

ここに来たら寄らずにいられない『なかむら』へ.

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平日だしお昼の時間を少し過ぎていたためか,店内まばら.
ここは絶品の「テールラーメン」を...と思ったが,先に店員さんから「テールとホルモン,売り切れで~す」だと!

さすが看板商品.
前回たまたま食べれたのは運が良かったということか.
仕方なくスタンダードな「味噌ラーメン」を注文(¥980).

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やっぱり,にんにくの量がハンパねぇ.美味いけど.
水をがぶ飲みして,『ふとみ』に行きますか.

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で,どうしても『ふとみ』に来なければならなかった理由はウルトラアイに似たコイツ.
前回訪問時に置いてきてしまった愛用のシニアグラスである.

ポッドリーダースマート ブラウン PodReader Smart 折りたたみ式 +1.0~+3.0 携帯 軽量 リーディンググラス スマホ老眼鏡 度数+1.00 BR

帰宅後に紛失に気付いて『ふとみ』に電話したところ「届いてますよ」との返答.
で,8月中に取りに伺うと約束してたのだ.
明日の「地球岬400」に出走なら何も問題なかったのだが,DNSしてしまったので,どうすべきが悩み,今日のツーリングルートに組み込むことにしたのだ.

まぁ,電話で保管延長してもらうとか,ガソリン代などを考えるとAmazonで買い直す方がコスパ的には優位という話もあるが,まぁ”愛用品”なので.
処分されたらもったいないしな.ジュワッ!

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14時着と,予定より早かったので,そこから2時間ほどしっかり”サ活”
さすが平日.ガラガラで快適.
地元じーちゃんのサウナ室での大声会話はいただけんが.

16時.ライト性能が心もとないモンキー125.明るいうちに帰りましょう.

家までの最短ルートは,やはりデスロード(国道275号)
幸い,本州からの大型バイクグループのケツに紛れ込んだので”快適・安全”に快走.
さすが,モンキー,大型の巡航速度に引けを取らないぜッ!(125で十分じゃね?)

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帰宅時のオドメーターは7996km
つまり本日の走行距離は290km.

久しぶりのツーリングらしいツーリングでした.
うむ.充実充実.満足満足.

ファットな占冠村ヒグマライド2024

2024/8/25 Sun

いのちだいじに

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曇り.温度:22 ℃,湿度:76%,体感温度:23 ℃,風速:4.6 km/時,風向:E

『カミヒル』をスキップして参加した『占冠村ヒグマライド2024』

ざっくり内容を説明すると,山中のヒグマ生息地をサイクリングしつつ,その生態を学ぶ ⇒ 昼食 ⇒ 座学 ⇒ クマスプレーの噴射体験というイベントである.

結論.
興味深く,勉強になったものの「事前の予測よりかなり違ってたなぁ」という感想.

そう,最初は「グラベル走行:ヒグマ話」の割合は「6:4」ぐらいと思っていたが,実際は「2:8」だった...というお話.

自宅から集合場所である道の駅「しむかっぷ」までは約100km.
何もなければクルマにて2時間弱で到着する.
現地9時集合に対し,念のためにと6時に家を出た.

もちろん自前のファットバイクを持参する.
昨日のうちにバックミラーやリアキャリアを除去.
川渡りもあるということでアスセイバー(リアフェンダー)を装着.

MagicOne(マジックワン) ASS SAVERS(アスセイバー) REGULAR ブラック リアフェンダー MG-ASR-1-BLK ブラック

走行後は,かなり泥だらけになるので,バイクを汚したくない方はレンタルおすすめ.

家族が寝ているので台所は使わない.よって朝食は出発後に美瑛のローソンで.
レース前同様「塩むすび」を一旦手に取るが(消化が良いので),今日は気にする必要がないことに気付き,「梅干し」「昆布」にする.
他にホットコーヒーと鉄分入りヨーグルトを購入.
あれ? 結局レース前っぽいメニューやな.

国道237号をひたすら南下.
先日の「旭川-襟裳岬ライド」が思い出される.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

8時前には占冠着.
ファットを降ろす.

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既にガイドの方が待機しておられたので挨拶.
参加料¥6,000を支払う.
参加記念品はクマのマスキングテープだった(使い道が...).

集合時間まで間があるため読書の続き.

ある行旅死亡人の物語

宮部みゆき小説ばりのドキュメント.
一時話題になったが,どこまで明らかになったのかは知らない.
報道されなかった?
まだ途中.ラストがどうなるのか,楽しみな一冊である.

9時が近づくにつれ,参加者が集まってきた.

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ファット3台.他はMTBである.
簡単に自己紹介をしていよいよスタート.

いただき画像

道の駅を出てすぐに右折.
いきなり未舗装だ.いいねぇー.

そういやファットでグラベル走るのも久しぶり.
うん? 美瑛のスタンプラリーの時,少し走ったっけ?

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第2の挑戦

Topstone購入後は,あっちばかり乗っている.
舗装路の走破性も高いので,グラベルまでのアクセスが楽だし.

とは言え,ファットはファットでタイヤの太さによるもっさり感があるものの,見た目より軽くグラベル走破性も高いの我がスペシャのFATBOY
それはグラベルが荒れれば荒れるほど発揮される.
特に今日のようなコースはぴったりだった.

そう,いずれにせよ今回のイベントは「MTBかファットバイク」指定.
グラベルロードだと,相当厳しかったのは確か.

林道入口の看板を過ぎ,いよいよ本格的にヒグマの生息エリアへ.

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最近の雨であちこちに水たまりができている.
はい.早速泥だらけ! ヒャッハー!

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そして現れる川渡り.
実に楽しい.

いただき画像

ホンマ,このコースプロフィールだと,完全にファット向け.
グラベルロードのタイヤ幅だとかなりヤバかったかも.

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つーことで,実に楽しいグラベル.
路面も適度に荒れていて走りごたえがある.

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川渡り時はシューズが濡れてしまう.
ソックスまでぐじゅぐじゅになって気持ち悪し.

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変化があって楽しい道だ.
これが通常のグラベルイベントなら,景色に目もくれず漕ぎまくるのだが...

もう一つの目的「ヒグマの生態学習」も忘れてはならない.
それにガチ勢だけではなく,普段乗っていない方も参加されている.
ようするに...休憩が非常に多いのだ.

まぁ,そこは仕方がない.
”そういうイベント”なのである.

で,そのヒグマの説明をしてくれる鳥獣保護員のMさんが,なかなか強烈なキャラクターだった.

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まずは,シカとヒグマでフキの食べ方が違うという講義.

パフォーマンスしながら,実際にフキを食べるMさん.
よくわからんが,生のフキっておいしいのか?
参加者から「そこまでカラダをはらなくても」との声あり.
いや,大好きなんだろうな.ヒグマのこと...(皮肉ではありません)

そして,激坂を登り切った先にある一本の木の前でストップ.

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この木にヒグマの痕跡があるとのこと.
はて,それは?

チッチッチ...チーン.

それは「背こすり」の際についた体毛(2,3本).
わ,わからん.
そこから30分近く講義...

いや,わかるんですよ.こちらがメインということは.
ただ,Kazchari的には楽しそうなグラベルがまだまだ先に続いてそうなのに,この停止時間は...キツイっつーか,もったいない.

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想定していたのは,普段走れない林道の奥地をプロのガイドとともに深く潜入.
さすがに”本物”に出会わないまでも,このイベントのみの限定コース(ようするにヤバイ)を走り回りたかった...というのが正直なところ(※個人の感想です)

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そう,今日のグラベルは3kmほど行って,そのまま引き返すだけ.
フリークとしては...いくらなんでも短すぎ.
次回,グラベル走行がメインの企画を立ててくれたら...ぜひとも参加したい(過去にはあったっぽい).

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そうそう,今回入口からすぐに分岐したグラベルがあったので「あっちは勝手に走ってもいい道ですか?」と聞いたところ,特別な許可は不要だが,サイクルツーリズムに事前連絡が欲しいとのこと.

うむ.今度,旭川自転車愛好会のCさんに提案してみよう.

Topstoneな東神楽グラベルライド~ジャングル・リベンジ

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一旦舗装路に出た後,河川敷のグラベルを少し走る.
途中で,畑のそばでヒグマ用の箱ワナを見る.

先日も一匹かかっていたそうな.
人里に下りてきてしまった...という理由で殺処分.仕方がない.

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で,国道を移動して小学校跡の「双民館」へ.
現在はキャンプ場やらレンタルサイクルのステーションになっているようだ.

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ここで昼食タイム.
「スイカ」「塩サイダー(なぜか徳之島製造)」そして「カレー」である.
カレーにはデカいウインナーが入っている.

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これは世にも珍しい熊肉ウインナー
村で捕獲したヒグマの肉と豚肉を混ぜて作ったそうな.

道の駅でも買えません.
このイベントのための特別製らしい.

歯ごたえがあって美味し.
そういや熊肉食べたのは初めてだっけ?
知床あたりで熊肉ラーメンとか食べれたような.

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いただき画像

次に廃小学校内の体育館にて,パワポを使った,占冠村およびヒグマに関する座学が1時間ほど.
講師(Mさん)自らが事前におっしゃったように...すいません.講義中,何度か意識とびました.

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そして,いよいよメインイベントたる熊スプレーの試射.
一部で有名なゴミ袋製のヒグマが登場(よくできてる).

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風向きを考えつつ設置.
滑車により迫るヒグマ!(のオブジェ).
それを,スプレーで撃つべし,撃つべし!

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とまぁ,撃つのはあっという間だが,そこまでのレクチャーが重要.
何せ,この熊スプレーは成分がヤバイ.
皮膚に触れたりするとかゆみや発赤.
匂いを感じた=服にも付着したことになるので,そのままの恰好でクルマに乗ると,しばらくは刺激臭が消えないそうな.
もちろん,目も保護しなければ.
しっかりサージカルグローブとグラサンをかけて準備.
某無課金おじさんにはなれない.完全防備で撃つ.

どこかで「噴射はクマが2mまで近づいてくるまで我慢」と聞いた記憶があるが,本日試射した高級スプレーは10mからでOKとのこと.
事前の試し吹きだけでも逃げていく可能性も.
だとしたら...本番でも余裕?(うんなわけない)

FRONTIERSMAN Bear Attack フロンティアーズマン 森林警備隊採用 ベアアタック 熊撃退スプレー ラングスジャパン(RANGS)

さぁ,これでこいつを買えば,今後のぼっちグラベルも平気!...と言いたいところだがやっぱ高ぇ.最近,さらに高騰中.
やっぱ,この衝撃動画のせい?

最後に質疑応答.
参加者の質問へのMさんの回答が興味深かった.

以下,Kazchariによる要約・意訳.

ヒグマの被害に遭わないために森へ行かない,という選択枝はない.
むしろ積極的に行ってほしい.
人間の活動範囲を広げ,ヒグマに領分をわからせてやれ.
森での経験には価値がある.

本格的な熊スプレーではない,対人用の護身スプレーで効果はあるのか?
ないよりマシ.お守りとして役立つ.

スプレー噴射後も襲ってきた場合,どうするのか?
戦うのか? それとも,うつぶせで防御姿勢をとってやりすごすのか.
どちらがいいとも言えない.
殺られるときは殺られる.
そこで,ふと考えて欲しい.
自分の人生の最後はどうあるべきかを.
負けるかもしれないけど抵抗するのか,座して死を待つのか.
後悔しない選択を.

うむ.特に最後の教えはむっちゃハードボイルド.
狩猟小説に出てきそうな思想やな.

で,そんなMさん.風向きのせいでスプレーを顔に浴びてしまった.
即効で水洗いするが,しばらく目が充血したまま.

でも30分ほど経つと...

「ほら,もう大丈夫です.御覧の通り効果は長続きしません.つまり,クマにも地面の植物にもローインパクトです」
とのこと.

またしてもカラダを張った解説だ.感動.

「カラダ張ってる」と言えば,今日は新聞記者さんも同行.
取材のためだが,普段は自転車に乗らず,ましてやグラベル走行は未経験だったらしい.
しかし,そこは記者魂.
上司の指令があれば,倉庫からミッションザック(今回は登山用装備)を持ち出して,どんな場所でも出向くらしい.
大変である.
確か,このイベントの参加条件に「自転車初心者は参加できません」と書いてあったような...まぁ,いいでしょう.

サイクルイベントは,予想を超えてハードな場合と,逆に「お,おう,そーいうイベントだったのね...」に分かれる.

前者の代表はやはり「NISEKO GRAVEL Ex-Long」

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

今回のヒグマライドは後者でした(あくまでKazchari基準)

で,道の駅に戻って解散.
15時過ぎに帰路につく.

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ライド後はやはり”サ活”
今回は初訪問,ふらのラテール』に立ち寄る.

大人¥980でタオル付.

サウナ室:★★★☆☆
水風呂 :★★★☆☆
外気浴 :★★★☆☆

サ室は2段.木製の板に直座り.
一応マットは用意してあるものの全て使用済みで,途中,誰かが洗いにくることはなかった.
テレビなし,音楽のみはベネ.
水風呂は数名が同時に入れる広さがあるが,少しぬるめ.
外気浴可.ただし露天風呂脇にビーチチェアが2脚のみ.
スペースはあるのにもったいない.

総じてほぼ平均点.
元々,サウナを売りにしていない印象.
十勝岳連峰の景色が素晴らしいだけに,もったいない.

食堂併設だが,現在人出不足のために休業中とのこと.
どうやら田舎の施設で,こういう場所がぼちぼちと増えている模様.
農閑期は復活するのだろうか?

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つーことで,19時過ぎには帰宅.
走り足りなさは感じるが,ヒグマについて少し詳しくなったのは事実.
特にMさんの思想は印象に残った.

オートバイにしろ,チャリにしろ,一般人よりも確実にグラベルに入り込んでいるKazchari.
幸いにもヒグマに遭遇した経験はない.
とは言え,グラベル走行を趣味にする以上,その日はいつか来るだろう.
それに最近は国道や市街地でも出没してるしな.

はたして,その際に落ち着いた行動がとれるか.
今日得た知識・経験が身を助けるとええね.

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Topstoneなイルムケップ•スカイラインライド

2024/8/10 Sat

怖くない 怖くない

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晴れ時々曇り,温度:27 ℃,湿度:76%,体感温度:28 ℃,風速:7.5 km/時,風向:NE

お盆休みがスタート.
よくも悪くもKazchariの職場は決まった休暇期間がなく,各自が有給をとる方式.
まぁ,この日は土曜日で通常の休みなのだが.

さて,本日の目的地であるイルムケップ・スカイライン
これまでも何度も参加している「旭川自転車愛好会」のイベント「沖里河山ヒルクライム」として設定されていたコース.

だがしかし.

その開催日は8/11.つまり明日は家庭の用事で参加できない.

昔から興味があったこのルート.
昨今のクマ騒動のせいで,単独グラベル行は避けていたが,”今行かないならいつ行く”的なノリで久々にぼっちでGo!

もちろんバイクはTopstone
ハスラーに積んで道の駅深川まで向かう.

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すでに酷暑.

なんでこんな日にわざわざ汗だくで一人チャリで山登りをするのか...(楽しいから)

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早速,国道を渡って山方面へ向かうが,文字通りずっと登り.
ギアのデカいTopstoneのペダルをくるくると回す.
そして最初に到着するのが,”みんな大好き”トトロバスである.

先にアベック(死語)がいたので,写真撮影の頼み合い.

では行きますか~.
記憶を頼りに峠を登る.
入り口らしきモノを発見.
ありゃ? まさかの入山禁止!?

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いかんいかん勘違い.ここではなかった.
正しい入り口はもちっと上.
ちゃんと看板あり.

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そもそもこの道は不思議な存在.
ここから即登山道と思いきや,沖里河山頂上近くまで車道が確保されている.

ここには以前,職場の夏季合宿で学生と登ったことがある.
一人が体調を崩し,クルマに乗せて下山した.
その時のクルマはなんと車高の低いラパンである.それでも十分登って下りれる.

...という記憶があったせいか「軽自動車で登れるのだ.チャリでも楽勝!」と思っていた時期がKazchariにもありました.
そもそもエンジン付きと比べるのがおかしい.

つーことで本当の入り口到着.
ここから始まる地獄.

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しばらくは舗装路(激坂)
もちろん途中からジャリ道に.
もし,明日の走行会に参加してたら,いきなりe-Bikeにちぎられるパターンやな.

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こういうところでストップすると,アブ・ブヨ系の虫に囲まれるのが夏ライドの常.

ファットなオソウシ温泉,地獄のデスライド!

今回は確実に山の中に行くことがわかっていたので,しっかり虫よけを用意.

ペパーミント商会 【食品添加物・日本製】天然ハッカ油スプレー20ml

元々は「オホーツク1300」時の虫対策用に購入.
アブやらブヨはジャージやレーパンの上からも刺してくる.
痛い&痒くてたまらん.

一時大ブームだった「おにやんまくん」も装備していたが,こちらは効果があるように思えん.道の駅のスタッフを驚かせるだけだった(※個人の感想です).

2024年新型「市販最大 オニヤンマ16センチ」虫除けとんぼ リアル 虫除け対策 肉食トンボ 耐久性PVC素材 安全ピン付きストラップ付き 釣り 室内装飾 ベランダ 網戸 室内 登山 渓流釣り キャンプ アウトドアに対応 (16cm-2匹)

で,今回は「ハッカ油」を手足,首の露出部にスプレー.
日焼け跡にしみる.
結果的にそれほど囲まれなかったし,刺されなかった.
うむ.次回からも活用しよう.

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この激坂,足つきなしで登りきるつもりが,砂利+陥没でスリップ.
あきらめて一旦休憩.

ほんま,グラベルというよりちょっと広めの登山道.
亀裂や段差もあちこちに.
だが,こまめにメンテされている印象もある.
今日はヒトにもクルマにも会わへんかったけどな.

なんだかんだでゴールの駐車場へ到着.
クルマで来れるのはここまで.
何台でも停められそう.

少し歩けば沖里河山頂だが,特に興味ない.
暑いし,SPDシューズと言えど歩きにくい.

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さて,一番の懸念事項であったクマさんとの遭遇だが,もちろん出会わず.
Kazchariが鈍感なのか,気配も獣臭も感じなかった.
糞跡も見かけなかった.

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にしてもの絶景.
いつものことながら,よくここまでチャリで登ってくるなぁ...と思う.
しばしたたずんだ後,ダウンヒル開始.さすがに帰りはご褒美がもらえるはず.

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いい感じの林間を快走.
道がそこそこ荒れているので,左右の車線を慎重に選択しつつ下る.

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ここが展望台との分岐点.
もちろん旧温泉登山口側へ降りる.こちらは未知の道.

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雰囲気がニセコグラベルのいくつかのセクターとよく似ている.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

真っすぐな下りもあり,ブレーキを握りっぱなしでないと,とんでもないスピードが出てしまう.
こんな山中でクラッシュしても誰も助けてくれそうにない.

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深ジャリと縦溝,陥没.
そこを一瞬の判断で避ける.
うむ.これぞグラベルの醍醐味...と言いたいところだが,寄る年波のせいで動体視力がついてこーん!
特に木陰は最悪.
いくつか怪しい箇所を勘で突っ込んであたふたすることありをり.

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誰と競うわけでなし.急いで下る必要もない.
むしろ登りよりも下りで,景色(雰囲気)の良い場所で気軽に停車.

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ミドリの中にイエローの車体が映える.
この色で良かったと思う.

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おっかなびっくりにダウンヒルをこなして,ついに出口(入口)に.
こちらから登ったとしても延々と続く登り.
楽ではない.楽しいけどな.

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と,ここからは舗装路か,と思ったが,まだまだグラベルが続く.

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と,ようやくシンの出口.
しかし,この道を「スカイライン」と名付けるセンスはなかなかなモノと思ふ.
途中の展望もそれほど良くなかったような...あっ,路面ばっかり見てたせいかも.

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深川の田園地帯をしばしポタリング.
本当に北海道は美しい.特にこの時期は.いやこの時期もか.

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グラベル散策しつつ,ゆっくりと時間をかけて町中へ.
そろそろ昼食の時間である.

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セイコマ着.
暑さのせいか,消費カロリーの割に食欲がイマイチ.
これはいかん.
フルーツジュース,おにぎり2個と最近ブームの「バタープリン」

悩みどころが「水」である.
例によって家から水道水を汲んできたが,暑さのせいかむちゃくちゃ不味い&プラ臭がひどい.
で,ペットボトルの水を買うが,セイコマの場合500mlと2lの価格があまり変わらなかったりする.

一本差しのボトルの容量は750ml.
どちらを買っても帯に短したすきに長し.
もちろんコスパ的には2lを買うのが正解.
余った水は腕にかけたり,頭からかけるのがチャリダー的には”正しい”使い道なのだが,1リットル以上も使う?
もったいない気がしてならない.

じゃぁ,飲むか?
腹ちゃぷんちゃぷんや.
グループライドならみんなで分け合えるのに,これがぼっちの悲しさやな.

このまま道の駅に戻るのももったいないので河川敷の自転車道を少し走る.
もちろん,この暑さ.誰もいない.
グラベルロードなので,階段を乗ったまま下りたり,草地を横切ったりと縦横無尽.

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消防署かな?
興味深い形状の建物と訓練用の設備.

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14時を越えた頃,道の駅に帰還.
駐車場もほぼ満車で渋滞していた.
さすがお盆休みである.他府県ナンバーだらけ.

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クルマにTopstoneを積み込む.
もちろんこの後はお楽しみのサウナ.
近くにあるあぐり工房まあぶである.マジ冷水.

隣のキャンプ場も結構な人出.
熱中症,注意して下さい.

それにしても,北海道ってこんなに暑かったっけ?
ここまで来ると,氷点下の冬ライドが恋しくなるね.
これぞないものねだりか.

ファットなネコバス,深川散歩ライド

DOMANEなヒルクラ機材選考ライド~HANAZONOに向けて

2024/7/31 Wed

いつもこうである

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晴れ時々曇り.温度:26 ℃,湿度:68%,体感温度:27 ℃,風速:8.5 km/時,風向:NW

いよいよ今週末に迫った『ニセコHANAZONOヒルクライム』
コースプロフィール的に緩斜面レースを想定しEMONDAで出るつもり...だった.

EMONDAないつものトレーニングライド~脳内でHANAZONO攻略

だがしかし.
あらためてSTRAVAセグメントのこれまでの記録を見てみると,ベストタイムを出しているのはことごとくDOMANEだったりする.
もちろん所有歴が長い=挑戦回数も多い,ということもあろうが,単純に車重だけで考えるとリムブレーキのDOMANEの方が軽いのだ.

言うまでもなくヒルクライムにとって軽さは絶対正義.
ゆえに,これまでの『旭ヶ丘ヒルクライムアタック』DOMANEで出走している.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

で,所用によって午後から有休を取得した本日.
90分ほどスキマ時間ができたので,一人最終機材選考会を実施することにした.

会場(セグメント)は,知っている人なら知っている「観音台TT」「北央自動車坂TT」の2か所である.
無事,記録を更新できれば,DOMANEで出場するという縛りを設けた(一体何と戦っているのだ?)

普段はスマートトレーナー(TACX)に固定,ブルベ時にのみ解放されるDOMANE
本日はヒルクラ仕様に換装.

ポイントは以下の通り.

サドル:中華カーボンシート&レール

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ホイール:BONTRAGER PARADIGM ELITE(アルミ)
タイヤ:PANARACER,GILLAR(25C)
チューブ:中華TPU(キミドリのヤツ)
クイック:dhb製の軽量品

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

他にREC MOUNTのサイコンステーを除去し,Garminをステム直付け.

これでエンデューロマシンたるDOMANEでも7kgを切る.
ドノーマルのEMONDAより約700gほど軽い.

ウェア,シューズの軽量化は今回不問(いつも通り).

13:30.自宅を出て各セグメントへ向かう.
果たしてその結果は?

...

「観音台TT」は2秒遅れ!
「北央自動車坂TT」は6秒遅れ!

残念ながら更新ならずッ!

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「いずれも3年以上前の記録なので体力は落ちていない」と良いように解釈も可能ではあるが...仕方がない.己との約束を果たす時である.
『HANAZONO』はやっぱりEMONDAで決定.

ついでに自分用メモとして,明日以降の行動を整理しておく.

【8/2 Fri】

午前中は仕事.
帰宅次第,ニセコへ向けてハスラーで出発.
もちろん下道だ.
推定約5時間後,宿舎にCheck In.

Torifito Hotel and Pod Niseko

【8/3 Sat】

起床後,ハスラーにてヒルクラ会場の駐車場へ
EMONDAを降ろして試走開始.

いいか,絶対に踏むな! 約束だゾ!

https://ridewithgps.com/routes/46378867より

会場の「俱知安町旭ヶ丘スキー場雪ん子館」にて前日受付(12:00~16:00)と車両重量検査(6.8kg).

終了後,近くの入浴施設ニセコ温泉郷 いこいの湯宿いろはにてサ活(¥1,000).

そしてカーボロディングを意識した食事.肉だ,肉だ!
ヨーグルトでお通じがよくなるそうな.

【8/4 Sun】

6:00 起床
朝食(塩むすび,コーヒー)
おやつとして,串団子,一本満足バー,ようかんなども購入
メダリストをチビチビ飲む

(参考リンク)⇒ 前日から食べ物は炭水化物を中心に! 56流ヒルクライムレースに向けた準備とは

8:00「俱知安町旭ヶ丘スキー場雪ん子館」in
9:00 ローラー開始

(参考リンク)⇒ レースモードに切り替える、ハシケンおすすめのウォーミングアップとは?|ヒルクライムデビューガイド

9:50 ローラー終了.荷物受付
10:00 開会式
10:30~ スタート

...燃え尽きる

13:30~15:00 完走証・リザルトをGet

昼飯食ってそそくさと帰宅.
途中で“お疲れサ活”

さぁ,これで準備は万端だ.
当日の天気予報は!?

気象庁/天気予報

あ,雨なのか! なのに,日中29℃!?

Topstoneな雨の旭岳クライムトレライド

2024/7/28 Sun

雨に負けた?

iPhone15 Pro

曇り.温度:23 ℃,湿度:81%,体感温度:23 ℃,風速:5.4 km/時,風向:S

朝起きてカーテンを開ける.
外は見事に雨.
しかも結構降っている.

本日は旭川自転車愛好会のイベント「和寒ぐるっとライド」の予定だったのにぃ!

まぁ天気予報通りと言えば予報通り.
前日から9時出発を(雨が止むであろう)10時に遅らせるという連絡はきていた.

だがしかし.
今回のライドはグラベルが中心.
東北,北海道に警報が出まくりの昨今.
雨が止んだとて,林道はがけ崩れを始め,大変な状況になっていると想像できる.

しばし熟考した後,SNSを通じてDNSの連絡を入れた.シクシクシク36.
最終的にリーダーのCさんもイベント自体の中止判断をされたようだ.
次回のお楽しみやね(9月の剣淵?).

連絡後も,外は相変わらずの雨.
久々にガンプラでも作るか...とウダウダしているうちに10時.
なんと,いつの間にか雨がやみ,少し陽が出ているじゃぁあーりませんか!

あわてて天気予報をチェック.
これから数時間,雨雲がここら一帯にかかる気配なし.

これは出かけませう.

グラベルライドに行くつもりでハスラーに積んだままのTopstone
降ろすのも面倒だし,このままデポ地まで移動.
帰りはそのままサ活に行くというプランで.

目的地は...そうさねぇ,ヒルクライム練習を兼ねて旭岳.

EMONDAよりはるかに重いグラベルロード.
負荷をかけてペダルを回す.そう,前日の「SFR」が自然にできてしまう皮算用.

EMONDAないつものトレーニングライド~脳内でHANAZONO攻略

で,デポ地の大雪遊水公園着.

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ここにはいつも雪の積もった真冬にしか来ないので新鮮.
駐車場,こんなに広かったんや.

で,Topstoneを降ろす.

最近「INSTINCT」「Edge1040」の接続が不調で,心拍計測をonにしても,すぐに切断.
何度もペアリングを求めてくる.なんで?

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

ガーミン(GARMIN) Edge 1040 ソーラー

のんびりと山へ向かう.
脚がめっちゃ重い.
やはりウォーミングアップは重要やね.
「HANAZONO」にも3本ローラー必携.

MINOURA(ミノウラ) 3本ローラー 自転車 サイクルトレーナー

STRAVAセグメント「忠別ダムショート」を駆け上がる.
やっぱグラベル重いわ.
そこをあえて,ギアを軽くせずに回す.
引き足も使う.
呼気を意識する.

でも,本番は旭岳に入ってから.
ここはセーブ.
ダムまでは足慣らし.

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みんな大好き「チョボチナイ」
この季節は羽虫がすごい.停まるとたかられる.

iPhone15 Pro
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湧水公園で水汲み.
文字通りのミネラルウォーター.
天候不順なためか,今日は水汲み客少な目.

では行きますか.
分岐を左折.
ここから約12kmほど.

タイムアタックではなく,重めのギアでフォームを意識しながら登る.

個人的には十勝岳より旭岳の方が好きだ.
「斜度が緩く楽」とかではなくなんとなくね.
やはりメリハリかなぁ.
ガマ岩越えて,そこでアウターに入れてグワーっと漕ぐのも楽しい.

そんな旭岳,残り4kmほどで雲行きが怪しくなってきた.
最初は「ガスかな」と思っていたが,どうも違う.
サングラスにあたる雨粒.
残念ながら降って来たようだ.さすが山.

ALTALIST(アルタリスト) KAKU SP1(カク エスピー ワン) PHOTOCHROMIC(調光レンズ) Smoke Gray Frame Blue Mirror Lens Photochromic(調光)

ゴールまで残り2km.引き返すのももったいない.
登りの途中のせいか,寒さも感じない.ただ濡れそぼってきただけ.
これもトレーニングの一環である.進む.

で,温泉街およびビジターセンターが見えてきた.
ダンシングに切替てゴール.

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おかしい.TTではなかったはずなのに,やっぱ最後は踏んでしまうな.
「HANAZONO」でのゴールをイメージ.どんなロケーションなのか知らんけど.

いつものビジターセンターに避難.
ロープウェイ乗り場駐車場の職員さんに「ご苦労様です!」と声をかけられる.

ビジターセンターの駐車場はなぜかガラガラ.
ははぁ,今シーズンはここも有料化したせいかな.

目当ては自販機の神飲料,赤コーラ

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この自販機,少々変わっていてCoke-on対応商品とそれ以外が混在.
いずれもクレカ払い可能なので,便利になった感あり.
すっかり心にキャッシュレスが根付いたな.

雨と汗でけっこうビシャビシャ.
メット,キャップ,グローブを脱ぎ,バンダナでできるだけカラダを拭く.

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あまり長居すると汗冷えで寒くなるだけ.
小雨が収まるのを待ちきれず,とっととダウンヒルしてぬくぬくした下界に戻りませう.

もちろん,ジレは持ってきている.

[Morethan] サイクリングウィンドブレーカー ベスト ノースリーブ ショート丈 メンズ WVP-030

唯一無二のこのミニ・ジレ.
Morethan製です.
圧倒的に小型軽量.
デザイン,色使いとも,お世辞にもかっこいいとは言えないが,夏のダウンヒルに最適.

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それでもそこそこ冷えるダウンヒル.
いつもの場所で撮影後,そそくさと降りる.

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ガマ岩を過ぎた頃,路面が乾いてきた.
やはり“山の天気”だったようだ.

気温も活動可能状態に回復.
トンネルを避けるため,行きとは反対の湖岸道路を通ってダムへ.

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ここからは,デポ地に直帰.

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だいぶ脚は残っているものの,今日のトレーニングはもうええか.
相変わらずの曇天だし.

ハスラーにTopstoneを積む.

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この後は予定通り,常サウナの「花神楽」でサ活.

まだ混む前の時間なのでのんびりと...したかったところだが,もう少し静かに風呂を楽しめへんか? 観光客のみなさんよぉ?
旅先のハイテンションのせいかうるさすぎ.
子供は「ととのいイス」や「壺水風呂」で遊んでるし,オトナも「虫だー!」「ハチだー!」と大騒ぎしてるし,大声で仕事のグチ言ってるし(守秘義務は?)

実はここの露天風呂には2m近いアオダイショウが住み着いている(マジです)
そいつが時々姿を現すのだが,そんなん見たらパニックで倒れるんとちゃうか?

つーことで,グラベルライドは残念ながら中止になったが,それはそれで楽しめた雨の休日でした.

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DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

2024/7/15 Mon

快速巡行

いただき画像

晴れ.温度:17 ℃,湿度:87%,体感温度:19 ℃,風速:2.1 km/時,風向:S

ひぐまサイクルさんの旭川スタート襟裳岬フィニッシュ1DAYロングライドに参加した.

結論から述べる.
自分史上サイコーに楽で楽しい300kmだった.
正にサバーイ&サヌック(タイ語).

旭川から襟裳岬までの300km(正確には310km)という距離は,ブルベやプライベートで何度も走っているので未知の領域...というワケではない.

ただし,長めの休憩を含めて約13時間,プラスこんな速度(Ave.30km/h越え)は,ぼっちじゃ絶対に不可能.

ローテンションの先頭時はともかく,2番手以降になった時の心拍はだいたい100~120の間.実に楽だった.

ただし...坂が来ると(いつも通りに)スイッチが入ってしまう.
さすがにヒルクライム時は160を越える.すいません.すいません(誰に?)

さて,話を当日の朝に戻す.
このイベントの出発時間は早い.
道の駅「あさひかわ」を5時に出発する.

3時に起きて,いつも通りの食事をする.
ツールの見逃し配信を観ながら準備し,4時過ぎに家を出る.
そして,プラスαでこいつを車中でチビチビと.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

4時半には道の駅着.
だがしかし.季節柄キャンピングカーその他の車中泊組が駐車場を占拠.
仕方なく図書館側に停める.

チャリを降ろして準備中にメール着信.
本日一緒に走るヤマタケさんから「(カメラの)キタムラの隣に停めてます」とのこと.

おお,確かにそちらの方が道の駅に近い.
移動しましょう.

そして上川を出たものの,忘れ物に気づいて途中で引き返したというGさんも続いて到着.各自準備を開始.
今日のKazchariバイクは,長距離用でカラダにやさしいDOMANE

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そして主催者のひぐまサイクル,Kさんバスの到着である.

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つーことで,今回の参加メンバーをご紹介.
誤解・思い込みご勘弁.

まずは主催のKさん.
北海道出身.夏の間はこのようなバスサポート付のサイクリングツアーを開催.
冬は静岡の焼津で過ごされているそうな.
TTっぽいRIDLEYも,本人のふくらはぎもエグイ.

Pさん.
チャリにも乗られるようだが,今回はサポート役としてバスの運転とエイドでの補給準備を担う.

Eさん.
たまーにイベントでお会いするが,チャリ界隈では謎の人物として有名(?).
はたしてナニモノなのか.真相は回を追うごとに明らかになる...かも.
元は何かのかよくわからない魔改造ロードに乗る.
ハンドル周りがエグい.
ちなみにKazchari,Kさんともども同い年である ⇒「6×7=42チーム」が結成された.

ヤマタケさん.
旭川における有名チャリダーの一人.
「目玉の方が本体ではないか」ともっぱらのウワサ.
様々なイベントに出没する本業クルマ屋さん.
アルミのCannondaleで参加.

Natural Born EZOist

Gさん.
上川町から参上.
「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」の主催者でもある.
最近,マーブル模様がまぶしいELVESに乗り換えた.

つーことで,5時を少し過ぎていよいよ出発である.
普通に考えてチャリで襟裳岬は,はるか彼方のイスカンダル並み.

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おおむね50kmごとに休憩をとる行程.

道の駅「あさひかわ」

富良野(セブン)

占冠(ハマナス)

日高門別(セブン)

三石(セイコマ)

様似(セイコマ)

襟裳岬

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最初の富良野のセブンでは各自での補給だったが,ここ以降は...

iPhone15 Pro 冷凍フルーツ&きびだんご美味し

こんな感じで即席エイドが用意される.
カロリー高めの補給食,エナジードリンク他と水が用意されている.
これでハンガーノックは完璧に阻止.

普段は9割以上が“ぼっちライド”のKazchari.
伴走車付きのグループライドに参加するのは実質的に初めてだが,メリットだらけなことに気付いた.

とにかく安心感がまるで違う.

言うまでもなく,疲れたらそこで走るのを辞められる.
マシントラブル,事故,体調悪化など,ロングライド中は何が起きるかわからない.

最近は寛解状態にあるものの,Kazchariには持病の右腸脛靭帯炎がある.
負荷をかけ過ぎると再発してしまうが,ブルベ時と異なり,鎮痛剤を服用して痛みをだましだまし漕ぎ続ける必要はない.
「甘え」ともとれるが,チャリはあくまで趣味である.
一般的な感覚では命や健康を賭ける方がおかしい.

ただし,ハンドサインによる後続車への注意喚起は良し悪し.

もちろんマナーとして,先行者が地面の穴ぼこなどを後方に伝えるのは当前のマナーだが,片手走行によるリスクもある.
特に海岸沿いは路肩が狭く,アスファルトが崩れてボコボコの箇所が多い.さらにハイスピードだと自身の回避が間に合わないことがある.
実際,4月に行われた「日高門別200」では,ハンドサインを試みたベテラン・ランドナーTさんの落車シーンを目の当たりにした.

2024BRM429日高門別200

さらには「自分のペースで走れない」問題もある.
巡行速度のペースではなく,例えばキレイな景色に出会って撮影のために停車...という行動は難しい(遠慮してしまう).
なので結果的に休憩地点での写真ばかりになってしまった.

写真に関してもメリットはある.
それは自分の走行写真がgetできること.
ぼっちだと不可能(三脚+タイマーなら可能だが現実的ではない).
バスから撮影された,普段は撮れない自分の走行写真がいただける.

てな感じでスタートしたものの,“旅”の行程を順に書いていくといつまで経っても話が進まないので,自分が撮った写真と「いただき写真」をおりまぜて,思い出を振り返りませう(時系列怪しい)

いただき画像 カミフの丘
いただき画像
いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 金山峠
いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 道の駅しむかっぷ
iPhone15 Pro 日高峠
いただき画像
いただき画像 ツール・ド・フランスなヤツ
いただき画像
いただき画像
いただき画像
iPhone15 Pro 三石のセイコマ
iPhone15 Pro 残りわずか
iPhone15 Pro 浦河町の側溝
いただき画像
いただき画像 霧の襟裳岬

そして,18時過ぎ,ようやく襟裳岬にゴール.

いただき画像 なんちゃってゴールスプリント

風が強い場所だが,この日は無問題.
約2年ぶりである.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その4:釧路~浦河)

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さすがのローテーションライド.カラダはまだまだ余裕.
そして,みなさん到着後記念撮影.
今日は7/15なのだが,この売店は閉店前に日付ボードを交換しているようで,7/16に代わっていた.

いただき画像

日没時間も近い.
400ブルベなら,ここから神秘的な夜の時間が始まるのだが,今日はおしまい.

いただき画像
いただき画像

バスにチャリを積み込み,アポイ山荘へ.
かつて息子と泊まったキャンプ場の隣にある.

海!山!温泉!~小学生男子とアポイ岳(その1)

宿泊目的ではなく温泉のみの利用.
入浴料は¥500.安い.

夕食のラストオーダー時間もあり,サウナはショート2セットで終了.
まぁ,こればかりは仕方がない.

様似名物,つまり限定らしい「アポイツブ玉丼」をオーダー.

iPhone15 Pro

美味し.ただしエネルギー枯渇気味なので,もっとボリュームのあるメニューにすればよかったかも.
まぁ,この後はチャリに乗らないのでええか.

ほとんどの区間をチャリで一緒に走ったKさん,今度は旭川まで運転である.
感謝しかない.

ゆったりとシートに座る.
さすがに疲れていないようで疲れている.
30分ほど寝落ちしてしまった.

高速を一部利用,途中一か所で休憩して深夜2時半頃,無事道の駅「あさひかわ」に帰還.

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クルマが5時間かけて戻った道をチャリで13時間.
普通に考えて,やはりチャリはスゲーわ.人力最高.

いや,それにしてもホンマ楽しいライドでした.
ひぐまサイクルさん,ありがとうございました.

今シーズンのツアーは始まったばかり.
今後の企画もSNSに次々にアップされている.

今もっとも気になるのは8月開催予定の「帯広⇒納沙布岬」ライド.
これまでブルベやプライベートで道内あちこちを走ってきたが,実は釧路より東側は未経験.
オートバイやクルマでも十数年行っていない.

「旭川⇒宗谷」に比べるとマイナー路線(?)のためか,現時点で最少催行人数にまだ達していないようだ.

メンバーが揃うか否か,酷暑もしくは雨などの天気を含め,さてさてどうなることやら...これまた予断を許さない状況.

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にしても.みなさん速かったっつーか,脚が合いましたね.
また機会があればよろしくお願いします.ちゃんちゃん.

6月第一週のライド&ライド

2024/6/1 Sat – 2 Sun

ベストシーズンなのだ

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ここ最近というか,今年は天気がよろしくない旭川
何より気温が低すぎる.
もう6月なのに.

となれば,たまに晴れた休日には思い切り出かけましょう.

まずは土曜日の話.

晴れ.温度:15 ℃,湿度:69%,体感温度:14 ℃,風速:2.1km/時,風向:NNE

EMONDA発進

出発にあたりいつも悩むのがサイクルウェア.
もちろん寒暖に合わせて,が重要なのだが,今日は上下の組み合わせの話.

買ったはいいものの,着なくなったモノはヤフオクや中古業者に出したりしているが,今でも十数着所有している(多いって)
もちろん上下同じメーカーで揃えた方がカッコよい.
特に柄物は.

しかし,ビブショーツは消耗品.
へたったビブは室内履き用に降格.
するとジャージだけが残ってしまう.
ここで「ジャージとビブでメーカー揃えますか問題」が勃発する.

そんな中,今日は対で生き残っている『ale』ウェアで揃えた(誰も見てないって)
手持ちのウェアでは,この組み合わせが一番軽量だったりする.
ゆえに毎年の体力測定の位置づけだった「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」用の勝負服としていた.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

だが,今年は残念ながら不参加.
理由は前日にとあるブルベが開催されるためである.

そのブルベとは2024BRM706当丸コースター300』

https://randonneurssapporo.net/brm/2024brm/2024brm706toumarucoaster300/より
https://ridewithgps.com/routes/38883938より

300kmで5800m登るという,なかなかな”あたおかコース”(ホメ言葉)
チャリでは未踏の地.楽しみである.

で,今日は登り練習のためになるべく標高を稼ぐつもり.
カミヒルの時間はないので,ここはホームマウンテンの旭岳でしょう.
今シーズン(ロードは)初のはず.

ファットな旭岳初登りライド

つーことで,忠別川サイクリングロードを激走し,湧水公園で水を汲み,いつもの分岐にサクッと到着.いい天気だ.

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タイムアタックを狙うつもりはなくのんびりスタート.
旭岳は最初と最後だけ斜度があり(8%ちょい),後は緩斜面.
時々下りもある.
個人的には,ひたすら登り続けるカミヒルより好きな山だ.
もちろん,より強度=トレーニングとしてはあちらに軍配.

何度も通っているためコースはほぼ頭に入っている.

本日のタイム ⇒ 43:50

ベストタイムはDOMANE41:52(2019/6/29).
うーむ.5年前の自分が越えられない.
機材はアップグレードしているはずなのに.
この次は本気だすッ!

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いつもの場所でフォト.
晴れ間が欲しいところ.

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インフォメーションセンターで赤コーラ...にする予定だったが,今日は浮気.マンゴーサイダーにした.台湾あたりで売ってそう.

汗がひくまで休憩.
汗がなかなかひかないのでハンカチでカラダをぬぐう.
汗がひかないまま,ダウンヒル開始.もちろんジレ着用.

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いやいや寒いって.
もちろん冬場よりマシだが.

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標高が下がるにつれ,全身に血がめぐるのを感じる.これが波紋疾走か!
ふもとの橋でジレを脱ぐ.

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通称「ユイの壁」へのゲートもオープン済.
当初の目的通り,今日は坂の日なので登る ⇒ 汗だく.
そして下る.

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本当はこちらの宇幕別側から登る方が,エグイ斜度+長さなのだが,アプローチがねぇ...

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尻切れトンボなチョボチナイの続き,つまり1116号線をたどって美瑛町へ.
熊が出そうで出なかった道をビビりながら走る.

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新区画公園でトイレ休憩.
名前は知らないが,このオレンジ色の花が咲き乱れていた.

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いつものセイコマで昼食.
ホットシェフのめぼしい弁当は全て売り切れ.そらそうだ.
もう13時を過ぎている.

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で,帰宅.
がんばって登ったつもりが,約100kmで1600mしか登ってない...
3倍しても「当丸」には届かない.全然足りん.

...てな走行データをSTRAVAにアップしたところ,ブルベ知人からコメント.

「当丸コースターの獲得標高は実測で4000mですよ~」

なーんだ.
じゃあ,今度もグラベルで出るか...って,それでもしっかり山岳ブルベやん!

そして翌日曜日

Garmin先生も休めと言うのでチャリ(トレーニング)はやんぺ.
今日はモンキーでGO!

行先は最近リニューアルしたばかりの妹背牛温泉ペペルである.

近いかな? いや,温泉でひたすらゆっくりしませう.

出発時のメーター走行距離は7350km
まずは国道12号を使って深川まで.
いい感じの田舎グラベルがあったので少し寄り道.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

モンキー125のタンク容量は6.5リットル.
燃料計のメモリは6つなので,1つあたり約1リットルとなる.
それが3つになった.
つまり残りは3リットルなので単純計算で3x70km(!)で210kmは走れる.

ゆえに,温泉に入って帰宅するだけなら給油の必要はないのだが,メモリ半分は精神衛生上よろしくない.
そしてここは北海道.
田舎に行くとGSの数は極端に減る.

つーことで給油しとく.

iPhone15 Pro

青看板に「妹背牛」の表示が出てきたが,ガソリン満タンで気が大きくなったことと,太陽がまぶしいから...ではなく快晴に誘われて,海まで行くことにした.
オートバイは,いや,オートバイも自由だ

国道233号線を走る.

同じく陽気につられた見知らぬライダー達とランデブー.
なぜかKazchariの後ろに張り付かれる.
ふっ,マスツーリングは好みではないのだがな...っつーか,早く抜いてくれ(125乗りの叫び)

留萌市内のセイコマでストップ.

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缶コーヒーと,最近ドはまりの「コロロ」2種.
とりわけ限定には弱い.

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留萌の中心街を通って黄金岬へ.
自宅からだとここでちょうど110kmになる.
チャリで来ることが多いが,オートバイだとあっという間やね.

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海はいいねぇ.
残念ながら北海道の海はねぇ,泳ぐにはねぇ...ビーチが真っ黒.

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増毛方面へ進むが(並んで)「海鮮丼」の気分でもないので,途中で左折.
道道94号線で当初の目的地である妹背牛に向かう.

この道は霧立峠並みの退屈道.
オートバイならまだしも,よくこんな道を自転車で...って,何度か走っているけどな.耐久力を鍛えよ

iPhone15 Pro

12時半頃,ようやく妹背牛温泉ペペル着.
先に昼食にすべくレストランに入るものの,長蛇の列(というほどでもないが).
先にお風呂,いやサウナで蒸されることにした.

町民外料金¥700.現金のみ.

まずまずの混み具合.
さて,例によってカラダを清めて,いざサウナへ.
さすが新しい施設.
広くてキレイ.
オートロウリュ機能あり.
残念ながらテレビあり.

Kazchariはガス式よりサウナストーン式の方が好みだ.

さて,10分蒸された後は水風呂.
ここも浴槽が広く,5人は余裕で入れる.

そして外気浴へ.
しっかり露天風呂がある.
ととのいイス4脚,ベンチ1.
残念ながら,使用前・使用後にととのいイスにお湯をかける桶の類が見当たらない.
気になる人は気になるだろう.

噂のバレルサウナもあったが,4人程度しか入れないのでやめた.
先日入った『芦別スターライト』のバレルがイマイチだったせいもあり,どうしても入りたいわけではない.

芦別スターライトホテル・アゲイン

今思えば,試しておけば...と思わないでもない.違う施設やしな.

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さて,サウナ3セット後にレストランへ.
さすがに14時を越えていたので席は空いていた.

「サ飯」としておすすめの「チーズカレー」を注文.
鉄板焼きの熱々で,紙エプロンに脂が飛び散る!
キレイな服だとパニックやろな.

味はまぁ...普通.
¥1,500は少し高く感じる.ホンマ,昼飯代も高くなったなぁ...

レストランはQRコード払い可.
観察してたけど,Kazchari以外,老いも若きも全員キャッシュ払い.
そこにびっくりした.たまたまかな.

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つーことで,後は帰るだけ.

チャリもオートバイも,いやEMONDAモンキー125も楽しい.
両方とも正に人生の相棒.