EMONDAな雨のカミヒルライド

2024/8/18 Sun

試走ではないけれど

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晴れ.温度:23 ℃,湿度:79%,体感温度:25 ℃,風速:9.0 km/時,風向:NNW

今朝も雨スタート.
ホンマに予報があたらない.
そして,昨日同様に小雨化して...止んだ.

昨日もヒルクライムに行ったことだし,今日は久々にモンキーで...と,一瞬考えたが,やはりチャリに乗ることに.

なんだかんだで行き先は十勝岳に決定!
ちょうど一週間後の25日には,カミヒル大会が開催されるし(出ないけど)

第8回かみふらの十勝岳ヒルクライム大会

未エントリーなので,試走というわけではないが,自宅からではなく,約束の地(いくつあるんだ)日の出公園でクルマをデポし,そこから登ることにした.

途中のセイコマで補給.
水,ミニジャムパン,鉄分入りスムージーを購入.
クルマなので水は2リットルを買っても問題ない.

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カゴメ 野菜生活100 Smoothie(スムージー) ベリー&ざくろスムージー 330ml×12本

このシリーズ美味い.
明らかに糖分過多だが大丈夫.あっという間に消費できる.

上富良野まで国道275号を南下.
困ったことに雨が降ったりやんだりとすっきりしない.
一時は途中で帰ろうかと思うほどの本降りに.

まぁ,行くだけは行きますか.
10時半頃,日の出公園着.

試走チャリダーであふれているかと思いきや,誰もいない.
それっぽいクルマは数台停まっていたので,既に出発した後なのだろうか?

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EMONDAを降ろす.
タイヤのエアは6Bar
以前は7Bar入れていたが,最近のトレンドに合わせてやや低め.
やはり1Barだと違いがわからんな.
本当はもっと低くても良いらしいが,パンクが怖い.

今日は記録更新のガチ登りのつもりなので,シューズを決戦用の超軽量ジロに.
片足150gという奇跡の一足.
なんで絶版なんやろ?
ボロボロの中古がフリマで高額取引されていたりする.

さて出発.

計測開始地点まではゆっくりとウォーミングアップ.
うーむ,気のせいか脚が重い.こりゃあかんかも.
昨日の比布ライドの疲れか.

Topstoneなはじめての比布いいながめ台ライド

本番なら3本ローラー持参しているところ(出ないけど)

途中で先行するグラベルロードの女性をパス.
並びぎわ,「こんにちは~」と声をかけるが,びっくりさせてしまった.
黙って抜くのも変だし,難しいね.

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計測ポイントの小屋,そしてチェーン着脱場を越え,ペースを少し上げる.
最初のカーブを曲がる頃,路面の濡れを確認.
そして...残念ながら降って来た.

ああ,またチャリが汚れるなぁ.帰ったら洗車が待っている.

誰かが言っていたが,「EMONDAはヘッド周りからのフレーム浸水がひどく,雨中走行後はフォークを抜いてサビなどを確認した方が良い」とのこと.
うん.面倒くさい.

毎年,ロードバイクのオフシーズンとなる冬場には,ショップにオーバーホールを頼んでいる.

DOMANEの今期オーバーホール完了!

天候に関係なく長距離を走っているブルベ・マシン,DOMANEを分解・清掃してもらっているが,そろそろ購入3年目になるEMONDAを預ける方が良いのだろうか?

オーバーホール代は1回¥30,000ほど.
さすがに2台依頼する余裕はない.

標高が上がるにつれ,雨だけでなく霧も出てきた.
下って来るチャリも数台.
サングラスも曇る.

ALTALIST(アルタリスト) KAKU SP1(カク エスピー ワン) PHOTOCHROMIC(調光レンズ) Smoke Gray Frame Blue Mirror Lens Photochromic(調光)

一方で徐々に脚の重さが解消.
やはりウォーミングアップは重要やな.

直登の「心折坂」まで来た.
10年以上前,初めてカミヒルした時,ここで絶望のあまり足つきした記憶がある.
今では全く問題ない.真冬でも登る.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

当時とはマシンが異なるとは言え,重量差はそれほどないはず.
ヒルクライム,いやサイクリング用にカラダが最適化したとしか思えない.

やはり自転車は不思議な乗り物だ.
若かったあの頃の方が明らかに体力は上のはず.
なのに,年齢を重ねた今の方が確実に楽になり,かつタイムも伸びている.
こんなスポーツは他にない.
人生の終盤にこのような趣味に出会えてよかったと心から思う.

...とかなんとか考えているようで,実際のところはゾンビ走法
目の前の斜度をこなすのに,それどころではない.

「前荷重」「引き足を使う」「呼吸リズム」の基本をキープしつつ回す.

そして運命の分岐点に.
カミヒルはここからが本番.

霧はますます濃くなり,景色どころか次のカーブすら見えない.

そんな中,前方に点滅する自転車のリアライトを確認.
荷物を背負い,蛇行しながら登っていく方がいた.
声をかけてパス.
クライマックスのカミホロ荘を越えた後も,2台ほどチャリを抜く.
お仲間かな?

凌雲閣のゴールライン直前にも蛇行チャリ一台.
最後のひと踏ん張りで,このチャリもパス.

どうやら,この時に知らずに叫んでいたらしく,たまたまゴール地点にいた知り合いのIさんに,後から指摘される.お恥ずかしい.

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そこそこ良いタイムで登れたと思ったが,後にSTRAVAで確認すると53分52秒の歴代2位だった(ベストは4年前の53分14秒)

本番ならさらなる軽量化,入念なウォーミングアップ,そして何よりレースというアドレナリン吹き出しシチュエーションによるさらなるタイムアップが期待できよう(出ないけど)

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停まるとやはり寒い.
もはや儀式化している凌雲閣での赤コーラ.
350ml缶は売り切れ.
500のペットはキツイのでリアルゴールドを.

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長居は無用というか危険.
ジレを着て下山.
そう言えば前回苦しめられたアレルギー症状は出なかった.

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

やはり何かの花粉に反応したのだろうか.

分岐まで下る.
距離が足りないのと,カラダを動かして暖まりたかったので,右折して望岳台方面へ.
標高が低くなるにつれ,霧も晴れ,気温も上がってきた.
何よりうれしいのが太陽.
体力ゲージが回復するのがわかる.

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白金温泉街を通過し,道の駅「ビルケの森」でトイレ休憩.

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しっかり「みちレポ」でスタンプも.
上富良野のデポ地まで戻るために,「ビルケ-カミフ」ルートを走る.
この道,何が良いって,頂上を越えたら基本的にずっと下り.
正に快走.

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上富良野市街地に戻って来た.

せっかくなので「昼食前にもう一本!」ということで,ラベンダー公園をかけあがる!
ありゃ? タイム遅すぎ.ゴールライン踏んでなかったか?

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昼食のため,以前立ち寄った「第一食堂」に寄ってみるが...駐車場は満車で長蛇の列.
店内キャパからいっても,相当な待ち時間が見込まれるためパス.
ここは素直にセイコマでしょう.

で,いつもの「かつ丼」

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日の出公園に戻る.

EMONDAをハスラーに積み込む.
時間はまだある.”サ活”に行こう.

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もう十数年以上行っていないが,すぐそばに「フラヌイ温泉」がある.

フロンティア フラヌイ温泉

ここは31℃の低温泉が有名.
いつまでも入っていられる.
不思議なことにあがるとカラダはポカポカ.

肝心のサウナはイマイチ...っつーか,外気浴ができない構造.
サウナ目的で訪問するのはナシやな.

で,帰宅.

早速,雨に濡れたEMONDAを洗う.

先日の「HANAZONO」以来,これまで以上にこいつが好きになった.
ようやく馴染んできた.走らせ方がわかってきたのだろうか.

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その1)

そしてカミヒル
今の走力だとコンスタントに55分切りはできそう.
となれば,次は50分切りが目標やな.

カミヒルの公式サイトにはリザルトが掲載されている.
富士ヒルのごとく,プラチナやらゴールドのくくりがある.

今のKazchariの場合,シルバーとなる.
プラチナは45分切りかぁ...残された時間でいけそう?
無茶だ(ちゃんとエントリーして走れ).

いよいよ,“アレ”に手を出す時が来たか...(予断を許さない状況)

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EMONDAなカミフうろうろライド~ヒルクライム練?

2024/6/22 Sat

軽さは正義なのか

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曇り.温度:19 ℃,湿度:89%,体感温度:19 ℃,風速:6.6km/時,風向:WSW

蝦夷地もすっかり梅雨入り(たぶん).
週末の天気予報もよろしくない.
本日土曜日は曇り一時雨.
少し迷ったがアクティブレストが重要.
天気がもつことを願って,EMONDAをラックから降ろす.

「旭ヶ丘ヒルクライム大会」をスキップし「HANAZONOヒルクライム」にエントリー.せっかく遠征するならできるだけ上位を目指しましょう.

ニセコHANAZONOヒルクライム

本番は8/4開催.まだ一ヶ月以上余裕がある.
その間,何をするのか?

ロードバイクというスポーツは不思議なもので,筋トレはした方がいいだの,しない方がいいだの,シートはどこに座るかだの,グリップの握り方はこう,ポジションがどうたらこうたらで,日々もめている(誰が?).
ここまで正解がないスポーツは珍しいのでは?

ヒルクライムに関しては,機材もライダーも軽ければ軽いほど良いとされる.
その言葉を信じて,ヒルクラマシンのEMONDAではなく,昨年の「旭ヶ丘」では可能な限り軽量化したエンデュランスロードのDOMANE(6.9kg)で出場.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

現行のDOMANEはゴツいので,ここまで軽量化は無理だろう.
ちなみにEMONDAは決戦仕様で7.6kgだった.

まぁ,この時の大会は出走前にちゃんとローラーでアップしたりしたしな.
順位はアレだったが,少なくとも自己ベストを更新できたのはうれしかった.

この合法ドーピングも効くでぇ.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

あれから1年.さらにEMONDAを乗り込む.
結果,STRAVAセグメントの自己ベストをいくつか更新.
EMONDAに慣れたのか,それとも身体が鍛えられたのかわからんけど.

そういやDOMANEEMONDAには明らかな違いがある.
前者はリアの最大ギアが28T,後者は30Tである.
そのおかげかカミヒルのラスト2kmの激坂エリアはかなり走りやすくなった.
脚が残せている(ベスト記録はまだDOMANE使用時)
うん? トレーニングとしては28Tの方がいいのか.

まぁいいや,HANAZONOにはEMONDAででましょう.
「旭ヶ丘」より距離が長く斜度は緩い.
ここは半分エアロなEMONDA向きっぽい.

つーことで出かける.
坂がくれば,色々乗り方を変えてみる.
まずは,美瑛入り口の定番倉庫にて.

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先週の「Flèche」で通った道を逆走.
気になる箇所をチェック.

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その4)

行くか戻るか協議していた箇所付近.
やはり美瑛川を越えて市街地に抜ける道はグラベルのままでした.
マシンがTopstoneなら突入ルート.

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これまた以前から気になっていた謎の施設.
調べてみると車中泊専用エリア.

RIJIN HILLS BASE

なんか高くね?

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このまままっすぐ直進して国道に出ると「YAMAICHI」さんあり.

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せっかくなので,このあたりのジェットコースターエリアを散策.
10~12%の楽しい坂が連続.
サドルの座る位置を確認したり,引き足を意識したり,ペダルに体重乗せたガシガシ走りと,知っている”ヒルクラのコツ”を色々と試す.

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やっぱりいい景色だ.
ロードに乗るヨロコビ,ここに極まれり.

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こちらの国道をはさんで西側エリアにはあまり来なかったけど,楽しいね.

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たんぽぽが咲き乱れるエリアへ.
人工的でない美しさがある.

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にしても,このド派手なカラーのEMONDA,自然の中でもなぜかしっくり(そうか?).

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カミヒルチャリダーの約束の地(いくつあるんだ?)日の出公園へ.
さすがに登る時間がないので,代わりに公園展望台にタイムアタック.
ヒルクラ練にふさわしい.
後で確認するとSTRAVAセグメント6位! よい感触.

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下る.
ラベンダー最盛期.

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いい構図を探す.
無理な倒し方をしたせいか,右ハンドルバー先端につけたバックミラーを紛失.

ビーム (The Beam) ドロップバー用サイドミラー 国際特許 CORKY [コーキー] バーエンドミラー

既に下り終えて道路に出た時に気づいたが,一方通行なので戻れない.
仕方なく激坂クライムをもう一度.
こちらもなかなか良いタイム.
うむ.早いうちにフロントをインナーに入れ,引き足を使い,前の筋肉は後半にとっておく,この踏み方が今のところベストのようだ.

一周回って無事ミラー発見.
小ねじを緩める必要があるが,ドライバーがない.
家帰ってつけよ.

腹が減ったので美瑛まで戻る.

途中で有名な赤い屋根の家が見える場所を通過.
そろそろ塗り直した方が...いや,観光客が増えてしまうだけか.

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セイコマで昼食後,いつもとは異なり聖台公園経由で帰路につく.
牧草ロールのある風景.ザ・北海道.

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「就実の丘」は観光客だらけ.

立ち止まらずすぐにダウンヒルへ.ヒャッハー.
ヒルクラ練というなら登り返せば? いや,まぁその腹が重くて...(ダメだこいつ)

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旭川空港入り口.
次にここを使うのはいつだ?(予定なし)

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ポン川沿いのサイクリングロードを快走...と言いたいところだが,前方からクルマが走ってきてびっくり.油断大敵.
いや,農作業車ならともかくセダンが走るのはおかしいのでは?

途中,この細い橋を渡って反対側へ.

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で,15時過ぎに帰宅.
先週行けなかったサウナへGo.

これからしばらくは「HANAZONO攻略」の研究やな.
ブログやら動画のチェックも大事だが,やはり実試走は欠かせない.
今回は前々日にinするつもり.

色々と情報を集めてみると,チップ計測なので不要な位置取り,変なかけひきは必要ないようだ.
どのクラスだろうがマイペースで走ればいい(本当?).

つーことで,ひたすら登って色々試しましょう.
答えは自分のカラダとEMONDAくんに訊くのが一番.

機材ドーピング?
うっ,ボーナス払いの誘惑が...

Flèche Hokkaido~おだってるJAPAN,かく戦えり(その4)

2024/6/16 Sun

戦い済んで

いただき画像  X星人?

晴れ時々曇り.温度:23 ℃,湿度:68%,体感温度:23 ℃,風速:9.5km/時,風向:SSW

本日(?)2回目の朝食.
ここもブルベのPCとしてなじみのあるコンビニである.
Kazchariもウインドブレーカーを脱ぐ.

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ここで再度装備のチェック.

今回,フロントバッグとして,REC MOUNT PLUSの「Ride On Bag」を導入.

REC MOUNT PLUSの『Ride On Bag』を購入~少し複雑な気分

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ (ブラック)+ハンドルバー専用ベースマウント【R+Bag-BK-DM35】「Ride On Bag とベースマウント(R+B-DM35)のセット品」

装着しての試走はしたがブルベでの使用は初.
DOMANEはカーボンハンドルなので別売りのこいつでマウント.

[レックマウントプラス] ライド オン バッグ ステムボルト専用ベースマウント(M5)【R+B-BOLT】「Ride On Bag 用 増車向けの単品パーツのみ

このマウント,購入後しばらくして,メーカー自らが強度を増した代替品を送ってきた.
こういう姿勢のメーカーは信頼度は上がるねぇ.

いずれにせよ,このバッグの使い勝手は非常に良好.
重さは全く気にならない.
「芽登の地獄ダウンヒル」でもガタツキなし.
予備のライトやらバッテリー,補給食などをポンポン放り込む.

ついでにブルベカードも...ってこれがマズかった.
昨夜の宇宙...もとい雨中走行でバックもしっとり.

フタこそプラ製だがボディは帆布.防水性能はあまりなかったようだ.
ようするに,カードがふにゃふにゃになってしまった.
途中であわててコンビニ袋に入れたので,最悪の状況(文字が読めない)は免れたが,今後は要注意.

つーことで,このパチ...いや「Ride On Bag」おすすめです.

ここから富良野市内までは後少し.
PCがしばらく続くようだ.

富良野と中富良野をショートカットする通称「斜線道路」は通らない.

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さて,廃線になった線路を越えて,富良野の裏道をジグザクに進む.

いただき画像

次のPC「セイコーマート富良野店」を住宅街に発見.

あれ?...おかしい.

このセイコマには「瑞穂店」と書いてある.

Kazchariの記憶が確かなら,国道沿いにもセイコマがあったはず.
そちらのこと?

しかしそちらに進むとetrexに入れたgpxのルートから外れてしまう.

そんなことあんの?

手持ちのキューシートを信じて,その国道沿いのセイコマ「富良野店」まで移動する.
で,朝7:00まで待って3人で打刻.これで「22時間ルール」をクリアである.

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ルートをそれた場所まで戻りルーティングを再開.
昨夜の雨が嘘のような快晴.
“みんな大好き”十勝岳もよく見える.

いただき画像

お次は【PC5 363.2km地点 ローソン上富良野店】へ.
本日3度目の朝食として「さけハラスおにぎり」を食う.完全にブルベ腹だ.

で,このまま国道を北上するのかと思いきや...いつぞやの「アイスブルべ100」のルートに入る.

アイスブルベ2020(100km)

まさか...もしやこの道は!
はい,出ました「ジェットコースターの道」

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まぁ,クライマーのKazchariとしてはうれしいわけですが,徹夜明けでこの坂は辛い.

文字通り高速ダウンヒルでヒャッハーしたいところだが,一時停止標識があるのでスピードダウン.うーストレス.

Pikaさんが後方から「もう残りは平坦だけですよ~」との声かけ.
となると,右方向やなぁ...って,あれ?
左? しかも登りやん! まさかのV時登り返し

そう,先ほどの富良野のPCトラブルといい,この時に気付くべきだった.

Pikaさんの作ったルート,AJ-Hに提出したルート,ナビに入っているルート,キューシート,そしてブルベカード.どれもが少しずつ違っているのだ.

思えば通常のブルベと異なり,ルート作成は個人.
それをブルベカードにするのは主催.
どこかで意図しないミスがあってもおかしくない.

話を戻す.
このあたりはKazchariの常用トレーニングコース.
先のカーブを曲がれば登りなのか下りなのか,だいたい把握している.

カミフから美瑛へをこの道で走ると,しばらく平坦はないはず.
既定距離の「360km」,それに「22時間地点から25km走行」はとっくに過ぎている.
それでも,まだ美瑛を脱出できていない.
何かがおかしい.これも例の呪い!?

川沿いのとある場所でストップ.
この状況に対し3人で協議.
明らかに走るべきルートからズレている.

「引き返すより,少し進んでからリカバリした方が良いでしょう」と結論.

美瑛市街と旭川市に向かう道の分岐点着.
証拠となるはずの「東海商店」という看板をバックに自撮り.ここが24時間経過地点となる.

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ただ...Pikaさん曰く,このままだと認定されない可能性があるという.
ブルベカードのPC名がおかしいことと,距離と時間をクリアしているのは確かなので,後は主催者の判断次第...ということらしい.

ここでKazchari「記録には残らなくても記憶には残る走りだった」という名言めいたモノをつぶやく.もはや,徹夜走行で頭が沸いてて,ロクに思考できていないかも.

少しでも認定の可能性を高めるためにも,正式な(?)ルートである国道237号線に最短距離で戻る必要がある.

ここはKazchariの出番.
走りつくしたこの地域.美瑛市街に続く道は...こっちだぁ~!(アタマ沸いてます)

正規ルートに戻った証拠として「セブンイレブン上川美瑛店」で最後のレシート.
すっかりブルベ腹かつ歯磨きなしで24時間で口内わちゃわちゃなKazchariは,ミネラルウォーターを最後の買い物にした.

さて,後は旭川駅前のナイスプレイスを目指してひたすら走るだけ.
このラストラン,神様からのプレゼントなのか完全に追い風.
思えば,今回のブルベ全行程の90%以上が追い風やったなぁ.
グロスタイムはともかく,走行中のAveは相当速い気がする.

気温がぐんぐん上がる中,スタート地点の「セイコーマート神楽岡店」に到着.
おおよそ26時間ぶりの帰還である.

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神楽岡公園にクルマを停めているというPikaさんと別れ,Kさんと旭川駅前に向かう.
「ナイスプレイス」の場所を確認し,駅前のローソンにピットイン.
もうコンビニ飯はうんざりだったが,この超汗臭いジャージでレストランに入るのも憚られるので,あきらめてローソンの「チャーハン&焼きそば弁当」にする.
腹が減っていたので不味いが美味い(ブルベ腹はどこいった)

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受付は12時から.
ぞくぞくと集まる24時間以上走り続けたであろう猛者(ランドヌール)達.

ホテルにチェックインしたPikaさんが来た.
ゴール手続きは代表メンバー1名でよいとのことで,ブルベカードとレシートを託す.認定されるよう交渉おなしゃす.

頭沸いたまま,自宅まで走る.
ざっとシャワーを浴びて,速攻で横になる.
3時間は眠れた.

今夜はメンバー3人+DNSしたOさんで祝賀会なのだ!
そう,祝賀会! 起きた際にチェックしたLINEに,Pikaさんから「無事完走認定」の連絡が入っていたのだぁー!

バスにて最近何かと話題のサンロクへ.

いただき画像

久々においしいお酒が飲めました.まだまだ眠いけど.

つーことで,想像以上に大変だったFlèche.
距離こそ大したことはなかったけど,やはり「24時間ほぼ不眠」はキツイ.

まぁ好きでやっているわけなので,誰かに文句を言う筋合いではありませんが.
なんか600ブルベの完徹走行も可能な気がしてきた(大丈夫か?)

まぁ,いずれにせよ...めっちゃ楽しかったのは事実.
また走ります?(疑問形なのか)

EMONDAなカミヒル,ENIWA RACINGのみなさんとライド

2024/6/8 Sat

ビッグマウスを乗りこなせ

いただき画像

この週末もチャリ三昧.
まずは土曜日の出来事.

晴れ.温度:21 ℃,湿度:61%,体感温度:21 ℃,風速:8.7km/時,風向:S

晴れだ.
しかも,日中崩れる気配なし.
これは最高のヒルクラム日和である.
ただし,15時には帰宅している必要がある.

自宅からの出発はあきらめ,ハスラーにEMONDAを積む.
そして,カミヒル時のクルマデポポイント,日の出公園を目指す.
10時頃着.

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既に“らしい”クルマが数台止まっており,機材をおろしていた.
「知り合いかな」と観察していると,見覚えのある女性の姿が...
そう,ENIWA RACING所属のMさんだった.
先月のブルベ「あまちゃん200」にて,フェリー内およびブルベ当日にお会いした方である.

オトナの修学旅行~BRM518あまちゃん200km!(その1)

他に男性数名と女性の方.
後で判明したが,様々なブルベやグラベルイベントに一緒に参加していた.
そりゃ道内住みやしな.どこで会っていてもおかしくない.

ここにクルマを停めているということは...「登りですか?」と尋ねる.
登ることは登るが,ほとんどのメンバーがカミヒル初見らしい.

Kazchariがガイド役,というわけではないが,話の流れで一緒に凌雲閣を目指すことになった.
ここは地元の走り屋として負けるわけにはいかないッ!(頭文字Dか)

出発前から「平坦だけ引きますよぉ」とか「登りになったら抜いてくださいねぇ」「ゆっくり行きますので~」とチャリダーあるあるの貧脚自慢大会.

騙されませんよ(^^;

正式大会の計測開始地点は旭野1班会館.
その付近までカミヒルのプロフィールについて話しながらまったりと走る.

その間もガチ勢らしきお二人が先行.
今日はインターバル・トレだそうな.
あっという間に姿が見えなくなる.
「あのペースだとしんどいのでは?」と心配した時期がKazchariにもありました.

計測ポイントを過ぎて,いつものチェーン着脱場が見える頃,「そろそろ本気出しますか.ふっ」と脚を回す(嫌なヤツ)
お1人はすぐにキャッチ.

残るCanyon乗りのMさんを追いかける.
「すぐに詰めれる」と思ったKazchariが甘かった.
コーナーを曲がってもなかなか姿が見えない.

今回,初めてパワーメーターを見ながら踏んでみる.
だいたい200w前後.速度を気にせずこれを下回らないように注意しながら(正しい?)

直登ゆえ「心折坂」と呼ばれるセグメントでようやく後背をとらえる.
やや蛇行気味だったので,これは行ける...と追走.

ところが,吹上温泉との分岐点を越えても差が縮まらない.
時折,後方を確認されていたので,レーサー系ガチ勢の闘争心に火をつけてしまったのか,ダンシングを入れつつ加速していく.

そして最凶の激坂,カミホロ荘前の16%を越えてペースが落ちたところでようやくキャッチ,いや,待っててもらったのかもしれん(たぶんこっち)

軽く挨拶した後,Mさんが踏みなおし.
残念ながら追走はここまで.
そのまま20秒ほど差をつけゴールされてしまった.ぐぬぬぬ.

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いやぁ,面白いわ.
普段,“ぼっち”のKazchariは,まともなグループ練習をしたことがない.
人の反応を観察しながらのライドがこんなに楽しいとは.
レースとはまた違った緊張感と満足感があるね.

それにしても初見=先が見えないヒルクライム,しかもカミヒルで最後までしっかり踏めるとは...やはりレースガチ勢は違う,と驚嘆しました.

つーことで,凌雲閣と言えば神の赤コーラ

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今日は暑い.
山頂でこの気温とは.
ようやく夏っぽくなってきた.

ただし,まさかの花粉症が悪化.
GWに来た時同様にくしゃみと鼻水がとまらない.

2024年のGW総括!

ここだけ,対Kazchari用の「特別な何か」が飛んでいるのか?(たぶんシラカバ)

そんな中,凌雲閣のベンチで休んでいると,ジャージの前をはだけたヒルクライマーが登って来た.

あれ?

あの人って,さっき登っている時に前から降りてきたような...
そう,なんとカミヒル2本目というガチ中のガチな人だった.びっくり.
しかも,後でSTRAVAを確認すると,この日は3本登ったそう...変〇だ(ホメ言葉)

しばらくすると,ENIWAのメンバーさんたちが続々と到着.
写真撮影やらなんやらした後,下山開始.

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※ 以下,個人の感想です.

今年のカミヒルも8月25日に開催されるのだが,昨年の「ツール・ド・北海道」の死亡事故を受けて,大会当日の自転車による下山が禁止になったらしい.
選手はゴール後,バスにて下山.そこから各人のクルマにて再登頂し自分のチャリを運ぶことになった.

もちろん,運営側が会議を重ねて至った結論だろうから,批判・反論する気はないが...
参加人数を考えると,クルマでの再登頂は面倒な上,渋滞が予測できる.
山頂でのチャリの保管も心配やしな(傷とか盗難とか)

つーことで,年初は出場に前向きだったが,この規定を知って以来,二の足を踏んでいるKazchariであった.まだまだ予断を許さない状況.

となると,今年は恒例の「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」にも出ないので何か寂しい.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

HANAZONOもしくは「ナイタイ」
前者はエントリーが始まっている.今なら宿も間に合いそう...うーむ.

とかなんとか考えつつ下っていると,やがて気持ちの良いストレート.
追い風も相まって,とんでもないペースに.
そんな速度域でもレースガチ勢のみなさんと一緒なので安心.

無事,日の出駐車場着.
ENIWAのみなさんは,明日のキトウシ国際サイクリングにも参加されるそうで,再会を約束して解散.

偶然が偶然を生んでのチーム練に飛び入り参加.
実に楽しかった.

さて,元々はこの後YAMAICHIさんで昼食の予定だったが,時間的に厳しいのと,くしゃみ&鼻水が全然止まらないので,美瑛のセイコマでホットシェフ「かつ丼」後,そのまま帰宅.

鼻にティッシュを詰め込みながらEMONDAの洗車.
色々キツイ.

息子の送迎途中,ツルハドラッグにて薬に手を出す(言い方).
ちゃんと効きますように ⇒ むっちゃ効いた.

【第(2)類医薬品】くらしリズム メディカル 鼻炎薬TX (48錠)

明日はキトウシ.
雨予報やけど晴れますように.

2024年のGW総括!

2024/5/7 Tue

その満足度は?

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今年のGWが終わった.

うちの職場は5/2が創立記念日なので,毎年10連休ほどになることが多いのだが,今年は並びがイマイチで「前半3連休+出勤2日+後半5連休」という変則的なものとなった.これでも十分贅沢.

前半はブルベに参加.

2024BRM429日高門別200

そして後半戦の簡単な覚書を.

【5/2 Thu】

晴れ.温度:10 ℃,湿度:56%,体感温度:9 ℃,風速:6.0km/時,風向:SSW

2024年のカミヒルライド一発目.
年末の厳冬期以来である.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

カミヒル,つまり十勝岳ヒルクライムと言えば,上富良野の日の出公園にクルマをデポし,そこから本番と同じコースで計測するのが正式な作法.

Kazchariは家から自走し,白金温泉を越えて望岳台・吹上温泉経由で登るのがデフォっつーか,明らかにこちらの方が景色が良くて楽しい.

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まぁ,どちらから登っても分岐以降の激坂区間のしんどさは変わらん.
「年々地殻変動によって距離が延びて斜度が上がっている」とは,おっさんチャリダー間で有名な都市伝説.

しかも,今回はグラベルロードだ.
ブルベからの帰宅後,洗車もせずに玄関に置きっぱなしだったのを,そのまま乗って来た次第.
どう考えてもヒルクライム向きではない.

さて,前日には雪が降っているライブ映像だった凌雲閣だが,この日は天気に恵まれて暑いくらい.

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...と,思ってたのもつかの間,何が原因なのか休憩中,急にくしゃみが止まらなくなった.
風邪ひいた? 赤コーラのせい?

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ウインドブレーカーを着て,早々にダウンヒル開始.
上富良野側に下りる.

それでもくしゃみは止まらない.
鼻水のせいで鼻の下もガビガビでヒリヒリである.

これはもしかして...そう,シラカバ花粉だ!

北海道の花粉情報

思えば毎年この時期は攻撃を受けている.

腹が減ったので,かねて噂の第一食堂へ.

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なんつーか,スゴイ所でした.
台湾のローカル食堂風やなぁ...と思っていたら,先客の団体は中国語を話していた.

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美味いことは美味い.

カミヒル詣と言えば,登頂後にヤマイチさんのホワイトボードに本数を書き込むのが通例なのだが,相変わらず鼻水ダラダラ,くしゃみも止まらず,目もかゆい.立ち寄る気力枯渇.

つーことで帰宅.
家で鼻スプレーしまくるも,なかなか改善せず.
辛い.

【5/3 Fri ~ 5/4 Sat】

毎年恒例の息子とのふたりキャンプ.
今回のプラス・アクティビティはラフティングだ.
ちゃんとした場所での経験は初.

Raft&Crew Outdoor Company

場所は南富良野である.
空知川を下る.
当然,川によって激流レベルに差があるわけだが,今回は6歳以上から参加可能な(たぶん)緩いコース.

個人的には中学生以上が参加条件,つまり激流に挑戦したかったが,息子はまだ11歳.残念.

9時集合のため,前日は近くのかなやま湖キャンプ場に泊まる.

途中,国道38号の倒木通行止め事件などもあり,自宅から4時間ほどかけて到着.
結構な人出だが,大人+小学生で利用料¥1,700にびびった.
北海道のキャンプ場代とは思えん.

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で,このキャンプ地.
平地部分が極端に少なく,設営場所探しが大変.
人間,就寝時の水平には敏感なのだ.

ようやく見つけた場所も満足いかず.
崖からの水が集まる場所になっているせいか,地面も湿っている.

設営後,併設している入浴施設へ.ここは良い点.

事前にAコープで購入していた焼肉(ホルモンとカルビ),それにもやしの夕食.

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美味し...と言いたいところだが,急激に気温が低下.
念のためにと持参したウールのセーターを着こむ羽目に.

20時には寝袋に入る.
できるだけ平地を選んだつもりだが,やはり傾斜あり.
うとうとしつつも,やはり気になる.
さらには寒さと花粉症による鼻づまり.
熟睡なんぞできんわー.

こうした点は横になった時間の長さでカバー.
朝5時には起きて朝食の準備.
幸い,肝心の息子は何の問題もなく熟睡.
神経質に育たなくてベネ.

撤収作業後,集合場所へ移動.
定刻の1時間ほど前に着いた.

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ところが,指定時間になってもスタッフ現れず.
あわてて電話するも「今季から集合場所が変更になった」との返事.
聞いてないよー
どうやら直前に送られて来たメールが迷惑ホルダーに分類されてしまい,気付けなかったようだ.

10分遅れで,本来の集合場所へ.
他の参加者の準備が既に終了している中,Kazchariと息子,あわてて着替える.

チャリ用のパッド付タイツとTシャツ,その上にドライスーツを着る.
ダイビング用と比べると,首や手首の締め付け感は緩めやね.

ここからバスに乗り込んで上流へ.
他の4人家族さんと一緒のボートに乗り込むことになった.
ガイドはネパール人のJさん.
カレー屋さんだけじゃなくて,ガイド業界でも働いているのか.
そういやネパールの川もラフティングで有名だっけ.

つーことで,ここから約2時間の川下り.
面白かったのは,同じツアーで3艇が下ったのだが,ガイドの裁量によって中身が異なること.
例えば立ち寄る場所であったり,パドル使用のタイミング,立ったり,水につかるなど.
メンバーの年齢層や体力を見てその場で決めているのだろう.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

で,当初の集合場所と思われた地点あたりでツアーは終了.
最後に子供らだけで水面への飛び込み.
息子,水に流されて笑いをとる.

いただき画像

着がえて帰路へ.
12時を越え,腹が減ったのでセイコマにピットイン.
さすがGW,近所の道の駅ともどもスゴイ人出だ.天気も良し.

途中,ヤマイチさんに立ち寄る.
最近,ファットバイク+カーゴでゴミ拾い活動をされているヤマタケさんもいた.

Natural Born EZOist

息子は寝起きだったのと,フォートナイトのチケットカード(?)が,自分のクオカードで買えなかったことですっかりご機嫌斜め.
ロクに挨拶もしない.日頃の鬼コミュ力はどうした?

16時頃帰宅.
極寒のキャンプとラフティングでさすがに疲労困憊.

おっ,今日からジロ・デ・イタリアスタートやん!

【5/5 Sun】

今日も天気ヨシ.
鼻づまりが解消せず呼吸がしにくい.
つーことで,モンキー125でロングツーリングの日.
本日はお気に入りの海&山,すなわち留萌~霧立~士別ルート

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やっぱりオートバイもいいね.

昼食は約束の地『霧立亭』へ.

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この山かけそばの残り白飯をぶちこみ,おじや風にして食べるのが美味いんよ.

【5/6 Mon】

連休最終日は雨.
台湾一周ブログの続きを書いて午前中は終了.

昼から東川のきとろんへ.
ファーストレビューは”アレ”だったけどな.

『キトウシの森 きとろん』に行ってみた

後払いの入湯料¥1,000は変わらず.
雨のせいか人少な目.

売りのサウナ.
展望の良い方は「マジか?」と思うほどの高温.
特にセルフロウリュウ後は我慢大会.
あれ?前もこんなんだっけ?
Kazchariの知る限り,近辺で最も“熱い”サウナかも.

水風呂も心地よい.
やや狭めの外気浴場だが,端っこなら足を延ばせる.

もう一つの薄暗いフィンランド式(やや低温)サウナと交互に入り,計4セット.
うん.なかなかの“ととのい”だった.

近隣に比べ+¥300か.
高温好きな人は良いかも(よくわからん評価だ)

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つーことで帰宅.
これにて2024年度のGWは終了.
まずまず遊べたかな.
シラカバ花粉症による鼻づまりはいまだに解消せんけど.

次は“オトナの修学旅行”こと,あのイベントが控えている!

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EMONDAな春の陽気に誘われてライド

2024/4/14 Sun

何が違うのか

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晴れ時々曇り.温度:11 ℃,湿度:75%,体感温度:10 ℃,風速:4.3 km/時,風向:SW

日曜日である.
今日も快晴&気温も上昇するようだ.
絶好のサイクリング日和である.

昨日は充電切れで動かせなかったEMONDA
無事充電完了.
気のせいか一世代前のDi2より“持ち”が悪くなったような気がする.
距離だけでなくギアチェンジの頻度も影響するはずなのでなんとも言えんけど.

つーことで,EMONDAの今季初出撃である.

しばらくアップライトポジションのチャリばかり乗っていたので,この前傾ポジションは新鮮.
ハンドル幅も380mmなので狭い.
道路のジャリや水たまりに気を遣いつつ進む.

多くの地元チャリダーのお気に入りスポットで撮影.

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短足のKazchari,ハンドル位置を目一杯下げてもサドルはこの高さ...シクシクシク36.

撮影後,4人組のロードバイク・グループが走ってきた.
(たぶん)知り合いじゃない人たち.
会釈する.

Kazchariも参加する6月のFlèche Hokkaido」の詳細が徐々に明らかになってきた.
(とは言っても,各種手続きは函館のPikaさんに任せきりなので.恐縮しきり)

現状4名での出走となる.
参加メンバーとやり取りしているのだが,やはり通常のブルベとは色々と異なるようだ.

1つはフェンダーの取り付け.
集団走行(ドラフティング含む)ゆえ,雨天時の後続車への水撥ね配慮.
日本ではそうでもないが,海外のイベントだとフェンダーなしはむっちゃ嫌われるそうな.

400km近く走ることになるので機材はDOMANE
こいつにはフェンダーをポン付けできるダボ穴なんぞない.
いわゆるアス・セーバーでは意味がない.

そこで,もうじきセールのAmazonで検索.

ROCKBROS(ロックブロス)自転車 泥除け ロードバイク フェンダー 700c マッドガード 角度調整 泥よけ フロント リア 軽量 耐久性 取り付け簡単 柔軟性 PP材質 ブラック

これとかどうだろう? 簡易過ぎる?
テストが難しいね.
一番良いのは当日に雨が降らず無用のグッズになること.

他にはチーム戦ゆえの時間管理の厳しさ.
ブルベの場合,PCに到着したかどうかはレシートの打刻時間でチェックされるのだが,チーム内で15分以上のズレがあると認定されないとか.

うわっ,いつもぼっち走行のKazchari,大丈夫だろうか?

で,この後もぼっちでいつものコースを.
美瑛の丘はいわゆる丘陵コース.
登りと下りを繰り返す.

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後でSTRAVAを確認すると,いくつかのセグメントで自己ベストを更新している.
めちゃめちゃがんばって踏んだ記憶はない.
身体機能が急に伸びるわけはないので,やはりマシンの力によるところが大きいと思われる.さすがEMONDAである.

美瑛市内から青い池まで続くサイクリングロードへ.
相変わらず美しい道だ.

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ただし,残り1/3ぐらいで雪に阻まれてストップ.

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並走する道道に回れば池まで行けそうだが,特に「池」にこだわりがないのでUターン.

代わりに例の農道を爽快にダウンヒル.

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補給のために美瑛のセイコマに立ち寄る.
シュークリームとコーヒーで休憩(カロリー補給).

SNSを確認すると,”上富良野のルイーダ酒場”ことYAMAICHIさんが投稿されていた.
アスパラ人気に押されて魯肉飯があまり出ないこと.
そのせいなのか,特別メニューとして「アスパラパスタと魯肉飯」のセット販売が告知されていた.
これは行かねばと,YAMAICHIへ向け出発.

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沼崎の坂を「はぁはぁぜいぜい」と登ってYAMAICHI着.

目当てのセットをオーダー.

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後から来たチャリダーを交えて台湾話などなど.

台湾一周(環島)ライド Day1 台北~新竹(その1)

カミヒルも今季初登りの人が徐々に増えてきているようだ.
来週あたり行っとく?

で,国道の西側(裏側)を通って帰路につく.

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15:00頃帰宅.

気が付けば100km越え.
思えば台湾でも毎日ほぼ100kmぐらい走ってたけど,やはり快速マシーンのEMONDA,疲労感が全然違う.余裕.

ただ,フレームの固さのせいか,脚への負担はそこそこ.
それに,ポジション的に頸の後方にも違和感.
まっ,シーズン初めなのでじきに慣れるでしょう.

アマチュアには意味がないだのと,なんだかんだ言われるけど,やはりハイエンド・ロードバイクは乗っているだけで満足感が高い.
それが継続へのモチベーション.

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Olive口座をようやく開設~札幌遠征と『金カム』と

2024/2/9 Fri

これですっきりだ

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昭和レベルのどうしようもないアナログ対応にブーたれたKazchari.

Olive開設たらい回し地獄~これがIT社会?

「ゆるざん!」と拳を握り締め,このもやもや感を解消することにした.
つーことで貴重な有給休暇を1日申請.
M銀行の札幌支店に殴り込...じゃなかった乗り込むことにした.

コスパを鑑み,札幌へは高速バスを使う.
夏ならモンキーやったけどな.

高速バスの出発地は旭川駅である.
自宅近くのバス停から駅に向かうバスの始発は7:30.
余裕を持って家を出たところ,7:20にはそのバス停に着いてしまった.
早朝なので気温はマイナス10℃を越える.
長時間の待ちはかなりヤバイ...と,思ったら,すぐにバスがやってきた.
おお,中で待てると思ったら,乗り込むや否やすぐに出発.
まだ24分なのだが...ギリギリに着いていたらヤバかった.

平日朝なので通勤通学の乗客が多数.
渋滞とも相まって,駅への到着は8:04.
残念ながら8時発のバスに間に合わず,8:30の便にする.

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往復チケットは¥4,700
数年前は¥3,000台だったように思う.高くなったなぁ...
それでもJRの約半額.助かる.

通路をはさんだ隣席は(たぶん)台湾人旅行者.
深川あたりの雪景色を見て大騒ぎしていた.

KazchariはバスのWiFiにつないでYouTube.

これがなかなか面白かった.
「宗谷600」なぁ...今年どうすっかなぁ.

特に天候も荒れず無事札幌,時計台前で下車.
目指すM銀行はすぐそこである.

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見つけた.
銀行のリアル店舗を訪れるなんて何年ぶりだ?

長時間待たされるかと思いきや,1時間待ちぐらいで案内される(それでも長いか).
ここに来た目的は大きく2つ.

1)カードローン統合型を普通口座に変更

そもそもいつの間にか設定されていたこいつのせいで,ネットでOlive開設ができず,わざわざ出向くことになったのだ.

対面の手続きでもラチあかへんかったら暴れてやる!
「すまん息子よ.とーちゃんは犯罪者になるかもしれん」と言い残しては来たが...あっさりと口座番号そのままでカードローン契約は解除された.
カード,マイナカード,ハンコの提出だけで済んだが,どこに対面の必要があるのか,いまだにわからん.

窓口のおねーさん曰く「90年頃に口座を作ると,ローン特約がついてくるのが当たり前でした」とのこと.バブルやな.

その後も,おねーさんの指導の下,スマホ画面を見ながら設定サポート.
確かにややこしい箇所もあったので助かった.

Olive

2)旧札の入金

先日,物置を整理中,古いアルバムに挟んであった聖徳太子の¥10,000岩倉具視の¥500を見つけた.
ヨメさんのへそくりではない.
ちゃんとKazchariの私物である.
諭吉に変わる前に記念にとっといたんかな,過去の自分.

日本銀行が無効を宣言していないので,今でも市場で普通(?)に使用可能.
そやけどコンビニバイトの若いにーちゃんとかやったら,外国の紙幣,もしくは偽札通報されかねん(なんかそんなニュースがあったような).
とりあえず自販機は無理でしょう.
番号揃いのレア紙幣であれば,額面以上の価値があるらしいが,残念.ごく普通の太子くんでした.

検索すると,日本銀行に行けば諭吉と硬貨に変えてくれるようだが,面倒なのでこの場での入金を頼んだ.
これまた,おねーさん曰く「聖徳太子の一万円札は偽物がものすごく出回っていますので,確認に時間がかかります」とのこと.そうなの?

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つーことで,少し時間が経つとOliveのクレジット審査も通り,無事NLとの2枚持ちとなった.
いろいろと特典が付いてくるのだが,一番のポイントは「年間100万円のご利用でVポイント10,000pt進呈!」が2枚のカードそれぞれに適応されることやな.
ようするに20,000ptゲットの可能性があるわけだが,年間200万も使いますか?

さて,この終わりがないかのように思えた戦いにもようやくけりが付いた.
都会嫌いのKazchariは,雪まつりの見学なんぞせずにクールに去るぜ.

中央バスターミナルから12:35発の旭川行のバスにそそくさと乗り込む.
順調にいけば15時頃には旭川に戻れる.
おっ,映画でも行きますか.

つーことで駅前の「イオンシネマ」にて,原作再現度が半端ないと評判の『ゴールデンカムイ』を鑑賞.

株主優待で¥1,000
おまけでドリンクかポップコーンのサービスチケットも付いてくるのだが,2月いっぱいでこのサービスは終了らしい.残念だ.

さて本編.
実写の邦画作品を劇場で観るのは久しぶり...ってこないだ『G-1』観たやん.

『ゴジラ-1.0』を観た~時代やな

あっちもそうやったけど,日本の特撮系映画も低予算ゆえのチープ感は感じさせなくなってきたなぁ.
CG技術の進化のおかげだろう.
「金カム」に出てくる羆も狼も,完全とは言わないが違和感ほぼなし.

ストーリーは,うわさ通り驚くほど原作に忠実.
地獄の「二百三高地」を長めにし,一方で連続描写可能なエピソードはまとめるなど編集が素晴らしい.
序章ゆえ,クライマックスが作りにくいハンデの中,馬ぞり戦闘シーンにボリュームをつけている.

そして,見事に続きが気になる映画となっている...いや,これもう「第二部」の撮影済んでるんちゃう?

昨年の9月にEMONDAで望岳台に行った際,撮影中のアシリパさんの後ろ姿を見た.

EMONDAな大会一週遅れのカミヒルライド

しかあし,今回の映画に十勝岳のシーンはない.
それにエンドロールの協力自治体にも「美瑛町」がなかった.

つまり続編に登場するのだろう.
原作でも網走に行く前に大雪山を越える話もあったしな.

変態度が加速していくこの漫画,ここからが正念場か.
江渡貝くん姉畑先生に期待ッ.

つーことで,面白かったです.
アニメにせよ,実写にせよ,ここのところ日本映画が絶好調.
何があった?

もちろん気になる点も少し.

まずはアシリパさん.
悪くはない.悪くはないが,いかんせん身長が高すぎる(159cm).
周囲の人間に子ども扱いされる場面では脳内補完要.
まぁ,子役に「〇〇〇先生!」とか「ウコチャヌプコロ!」とか叫ばせるのはコンプラ的にアウトでしょう.

次にキャスト発表時のキーヴィジュでも言われてた「衣装がキレイすぎる」問題.
本編では,場面によってはちゃんと汚れていたりするが,次のシーンではまたキレイに.
まるでヤマトの外装ダメージの様.特に杉元の青い外套に違和感.

ぐらいかなぁ.
いずれにせよ,このペースだと完結まで何部作になるんやろ?
識者によると真面目に作ったら15部作ほどになるとか...キャストの年齢が心配(あぁレイア姫).
そうか,人物もCG修正か!

ところで鈴木亮平と阿部寛はどの役ですか?

山崎賢人は『キングダム』もあるしな.忙しすぎる.
はたして日本の映画力で合従軍編は再現可能なのか?

さて,映画鑑賞後はヨメにクルマで迎えにきてもらい,家族で「はま寿司」に行ってから帰宅.

今日は全ての物事がうまくいきすぎてご満悦.
その勢いにまかせてか,ついに”アレ”をポチッてしまった.
到着が楽しみだ.

北海道各市町村の人口

2024/1/10 Wed

住んでみないとわからない

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時に2024年1月.
トイレのカレンダーを張り替えた.

例年はバイク屋さんでもらうオートバイのレースカレンダーを貼っていたが,その店があえなく閉店となり,今年は違うものに.

2024年は灯油配送店からいただいた北海道地図カレンダーとなった.
精神と時の部屋にてこいつを眺め,これまでの,そしてこれからのブルべに思いをはせるのだ...

地図そのものはごく一般的なモノ.
特徴的なのは空きスペースに道内各市町村の2022年現在の人口が表記されていること.

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それが興味深かったので軽く紹介.
まずは「市」のトップ5から(概算).

1位:札幌市 196万人
2位:旭川市 32万人

ここで既にエグイ人口差.

3位:函館市  24万人
4位:苫小牧市 17万人
5位:帯広市  16万人

次に下位の3自治体.

33位:三笠市  7626人
34位:夕張市  6697人
35位:歌志内市 2739人

いわゆる旧炭鉱都市が並ぶ.

中でも歌志内市は“日本で一番人口が少ない市”としても有名.
1948年頃は人口が4万6000人だったため「市」としてギリギリ認定.
それが今では2700人である.市制として成り立つのか?

市町村の認定条件

この「5万人以上」基準でいくと,第16位の登別市(4.9万人)以下は全部アウト.
ただし④の「当該都道府県の条例で定める都市的施設、その他の都市的要件を備えていること。」で無理やり維持している(たぶん).

次に「町」「村」である.
トップ5は以下の通り.

1位:音更町 4.3万人
2位:七飯町 2.8万人
3位:幕別町 2.6万人
4位:中標津町 2.2万人 
5位:新ひだか町 2.1万人

えー,第103位の天塩町(2777人)で歌志内市の人口を越えてます.

個人的に面白かったのは美瑛町(9514人)より上富良野町(9990人)の人口がやや多かったこと.ちなみに美瑛町の人口密度は13.2人/㎢.上富良野は42.2人/㎢である.

そして札幌周辺には人口の多い「市」も多く,圧倒的な都市圏を形成.
道経済の一極集中というヤツやな.

人口が多いと住みやすいのだろうか?
教育と医療が充実しやすいのは確実.

結果,北海道に移住するなら「札幌周辺」もしくは「雪の降らない胆振地方の海岸沿い」とよく言われる.

ここは我が旭川も周辺自治体と合併し,巨大化すべき(本気で思っていない).
東川町,東神楽町,鷹栖町と合体.がんばって深川市も取り込みますか.
これで人口42万人だー(怒られそう)

昨今,道外からの移住者にダントツ人気なのが「東川町」である.

今朝,こんな記事を見つけた.

東京との土地価格の違いは100倍近く…北海道・東川町で感じた、広い庭のある暮らしの醍醐味

「拠点は東京」かつ「草取りは人に任す」など,ええとこどりのブルジョア生活やなとは思うけど,四季折々の自然の素晴らしさについては概ね同意.

例によってコメント欄がネガティブ.
読解力に難がある,もしくは本文を読んでいなさそうなのは論外として,何人が実際に訪問・滞在しての感想なのだろう.

なぜか旭川と一緒くたにし「あの辺は豪雪地帯なので済むのが大変.移住はありえない」と即断するものが多い.
ジモティからすると「東川」「東神楽」の除雪レベルはとんでもなく高いけどな(走ればわかる).

ところで,Kazchariは在住20年になるが,旭川って客観的に「豪雪地帯」なのか?「青森とか新潟の方がエグイのでは?」という印象.
そこでファクト・チェック.

人口10万人以上の豪雪都市ベスト5  ~上位には意外な都市もランクイン~

...すいません.
年間降雪量基準だと,立派に豪雪地帯でした.

ただし家の造りや除雪システムを含め,対策も進んでいるのであまり感じないのかも.
道外の人や昔ながらの住民にとっては,想像としても実感としても「豪雪地帯」なのだろう.

つーことで,雪に関しては(周りが思うほど)困っていないKazchari家でした.

雪かき作業も冬の筋トレ.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

2023/12/30 Sat

空転するチカラ

OLYMPUS TG-5

ヤマタケさんプロデュースの一大サイクルイベント(?)発動.
毎年この時期に細々と行われているらしい年末カミヒルだが,今年はとんでもない人数での開催.
Kazchariの参加は4年振りである.

十勝岳アタックライド!

今回は走る人や,ふもとにクルマを置いてバンに相乗りする人,サポート選任の方など,アプローチ方法がバラバラ.
思い思いの方法で真冬のカミヒルを楽しむ変〇たちの集まりである.

そんな中,Kazchariは伝統の「降りて登る方式」を選択.
ゴール後に自分のクルマ(補給所)があるのがありがたい.

朝5時起床.
洗濯物の室内干しと朝食を済ませる.
気合を入れるあために”アレ”を飲んでおこうと補給食BOXを開けると...なんとストック切れだった.

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

自宅から集合場所である十勝岳温泉「凌雲閣」までは,クルマでだいたい1時間半ほど.
雪道を考慮して7時に自宅を出る.

ほどよい気温,ほどよい積雪,それに年の瀬の早朝のためか交通量も少なく実に走りやすい.

順調に勝手にベースキャンプ指定している「セイコーマート上富良野店」着.

どうも昨夜から腹具合がよろしくない.
軽量化後,エナジードリンク,バナナ,コーヒー,ジェルを購入.

で,まずはハスラーによる登攀.当然路面のチェックも.
毎日除雪はされているのだろうけど,追いついていないのか結構な積雪.クルマでもわかる.
それに分岐点からは雪も激しく降っている.

こりゃ,血の味がするヒルクライムになりそう.

で,8時45分頃,凌雲閣駐車場着.
満車を心配する声もあったが,山スキーのクルマが3台ほどでガラガラである.
ファットバイクを降ろしてセッティング.

OLYMPUS TG-5

凌雲閣のトイレを借りる.
やはり温泉はポンプの故障により使用不可のようだ.
それにしても...ふかふかな雪.

OLYMPUS TG-5

しばらくするとイベント(?)参加者が続々と到着.

OLYMPUS TG-5

みなさんゴーグル+マスクと重装備のため,いつも以上に誰か誰だかさっぱりわからない.
手がかりであるチャリも冬用の別物なので人物特定のヒントにならない.
まぁ,いいでしょう.チャリ好きは走れば通じ合う(なんのこっちゃ).

出発前に記念撮影.

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地獄の極寒ダウンヒル開始である.

ウェアはfinetrackインナー,パールイズミセーターの上にもう一枚(今は無き)dhbの起毛秋冬ジャージを追加.
で,いつものアウターで普段より1枚多め.

サイクルジャケット 上下セット

ダウンヒル先行で汗をかいていないため,これで十分だと思っていた時期がKazchariにもありました.
確かに上半身,下半身は問題なし.

バラクラバのおかげで耳や口元もなんとか耐えられた.

死角は末端の手にあった.
グローブは平地用のこれ.

防寒グローブ アウトドアグローブ【秋冬・2本指出し設計・裏起毛で高い保温性能】

甘くみてたなぁ.下りでは寒すぎで手がタヒぬ.
もちろんハンドルカバーを装着しているのだが,いやいや全然あかん.
秘蔵の電熱グローブにしたら良かったなぁ...と思ってんも後の祭り.

路面状況もなかなかに厳しい.
懸念していた通りのふわふわ雪で後輪がしょっちゅうスライドする.

前にMTBに乗っためっちゃうまい人がいた.
左右にケツを振りながら自由自在にバイクをコントロール.すごいな.

ドロッパーを落として重心を下げる.
逆にこれだけ不安定だとスピードを出せないので慎重にならざるを得ない.

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今夏の「ツール・ド・北海道」の死亡事故,まさに同じ場所を走っている(にしても,この安全対策検討会って...).

それにKazchariは集団走行にトラウマがあるのだ.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

下手に転んでケガをすると,せっかくのイベントを台無しにしかねない.
そっちの方が緊張.いつもココロにカイ・シデン.

10kmほど下り,約束の地「チェーン脱着場」へ.

OLYMPUS TG-5

ここでお楽しみの軽量化タイム!
極寒の後は,間違いなく発汗地獄が待っている.
まずはアウターを脱ぐ.これで上は純粋なサイクリングジャージのみ.
下は...一応アウターを履いたまま.

ファットバイクは昨夜のうちにリアキャリアを外してある.
さらにバックミラーとハンドルカバーを取り外す.
ツールケースも持たない.
これで普段より2kgは軽い.

そして最強のサイクリング用防寒グローブに交換!

ショーワグローブ 【防寒手袋】 No.282 防寒テムレス オリーブグリーン Lサイズ 1双

標準色のブルーはアレだが,このグリーンやショップ限定のブラックはかっこよい.何より安い.

以上の脱いだウェアや装備品をかばんに詰め込む.
今回はサポートカーで頂上まで運んでもらえるのだ.実にありがたい.

で,ヒルクラ開始前の記念撮影.

いただき画像

さて,久しぶりのヒルクライムである.
ここんとこ「Rapha Festive 500」をクリアすべく,ZWIFTも平坦コースを走ってばかり,それに昨日も休息日にしただけあって,脚が実にフレッシュ.
ケイデンス高めで快調に登る.心拍も160台で推移.

いただき画像
いただき画像

だがしかし.その余裕も吹上温泉との分岐点まで.
言うまでもなく,ここからがカミヒルの真骨頂である.
斜度が一気に上がり,10~16%の坂が続く.

夏でもしんどいのに,今回最大のトラップが仕掛けられていた.
リアタイアが空転して全然進まん.

クルマの走行跡をトラック ⇒ 滑る
雪が積もった箇所をトラック ⇒ 滑る

本来であれば軽いギアで登りたいところも,トラクションをかけるために,あえて重いギアに落とす.
仕方がないが,くっ,重てぇ~
ひょっとしてキャリアありで,後輪荷重の方が良かったかも?

それでも最大の難所「カミホロ荘」前の激坂をナナメ走行にて,足つきなしで突破!
ここを越えれば,後はなんとかなるはず...と思っていた時期がKazchariにもありました.

天候悪化.
視界不良のためサングラスを外す.路面が見えない.
うむ.一体何と戦っているのやら.

続く14%の坂で,タイヤ空転⇒ふらつきからついに足つき.
その場で再スタートを図るも...断念.
斜度が緩むところまで押し歩く...ぐぬぬ.

まぁ,タイヤの空気を落とせばクリアできそうやったけどな(面倒くさい)

で,その後もふらふらしながらなんとかゴール.

いただき画像

サポート隊や,ラン組で先にゴールしていた人たち,それに山スキーの方々に労われる.

OLYMPUS TG-5

4年前同様,吹雪のゴール.
発汗が凄まじかったため,寒さは(まだ)感じない.
サポートカーに預けていた荷物から上着を取り出す.

ファットを早々にハスラーへ.
温泉は出なくても,シャワーとサウナは使えるということで,着替えを持って浴室へ.
さっぱりしたところで,後続のライダーが続々と帰って来た.
中には上半身裸の人も...ここは八甲田山か?

で,宴会場へ.
会費は¥1,500.食事の他,隣の「白銀荘」の入浴券がつきます.

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どなたかが言っていたが,何か合宿のノリやね.
2時間ほどおしゃべりして解散.
こりゃ来年の12/30も開催されそうな雰囲気.また来ます.

外に出ると,吹雪がやんで晴れ間が...そういうもんですな.

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さて,先ほどもらった「白銀荘」の入浴券.
シャワーを浴びて話し込んでいるうちに「まっ,今日はええかな.暗くなる前に山を下りよう」という結論になった.
幸い入浴券の使用は今日でなくても良いとのこと.
つーことで「白銀荘」の極上サウナはまた次回.

代わりにというわけではないが,近所の「花神楽」へ向かう.
年の瀬は営業時間を短縮する施設が多いので,早々に退館かと心配したが,さすがホテル併設.年末年始も通常通りの営業時間だった.

例によってサウナ3セット.
さすがに冬の北海道,外気浴は5分が限度.

休憩室で『ゴールデンカムイ』の続き.最終巻まで残り6巻.

ここで事件発生.

本棚前のチェアを陣取って読んでいたのだが,3歳ぐらいの女の子がやってきて,いきなり棚にあった「人生ゲーム」やブロック玩具を手に取り,中身をぶちまけやがった.
さすがに幼児を叱るのも大人気ないと思い放置(このご時世,下手にかかわると犯罪者扱いされるしな)

しかも,この子,時々「ギャー!!」と大音響で奇声を発するのだ.
「はよ,親来いや」と心の中で願っていると,ようやく祖母らしき人が登場.

「助かった」と思ったものの,このばーさん,孫と遊ぶこともなく,注意することもなく,隣のイスに座り込みスマホいじり.
その間も孫はKazchariの足をけったり,ゲームのパーツ2セット分を混ぜたりとやりたいホーダイ.

ようやく「さぁ,帰ろうか,〇〇ちゃん.おもちゃ片付けようね.あちらのも〇〇ちゃんが出したの?」とばーさんが言い出した.
するとそのガ...じゃなくて孫,なんと「ううん,あっちはちがう」と大ウソ.
ばーさん「あらそう?」と納得しかける.さすがに耐えかねて「すいません.ここらのおもちゃ,全部出してました」と告げ,ちゃっちゃと席を立つ.

さすがに子育て的にどうかと思うぞ,ばーさんよ.

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つーことで帰宅.
明日は外出予定のため,自宅の食材を消化.
チャーハン,ラーメン,餃子のセットを作る.
食べ過ぎた.

そして...どこでどう間違ったのか今年最大のピンチが,この後のKazchariに襲い掛かる.
さて,どうなりますことやら...波乱の2023年の締めくくり.続報を待てい!

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

2023/10/8 Sun

よみがえる感動

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晴れ.温度:10 ℃,湿度:75%,体感温度:8 ℃,風速:8.6 km/時,風向:N

自転車趣味,特にロードをやめてしまう理由の一つに「走る場所がなくなった」があるそうな.

確かに自宅スタートの場合,脚力にもよるがせいぜい片道50kmぐらいだろう.
さらに走りやすい道,楽しい道で条件を絞ると,いつも同じ場所を走ることになる.
結果,ロードに乗り始めて数年もしくは数か月でめぼしい道を走りつくしてしまう.

その解消法として,電車やクルマでの「輪行」という手段もあるが,家スタートにひと手間加わるだけで,腰が重くなってしまうのが人のサガだろう(そうなのか?).

さて,かれこれ20年近くチャリ趣味を続けているKazchariだが,確かに家の周辺道路は走りつくした.

ただしッ! Kazchariのメインフィールドは日本有数のサイクリングエリア,美瑛や上富良野である.
その美しい風景は飽きようがない.

「人の手が入った人工的な風景」という批判もないわけではないけどな.
だからこそ,土おこしや種まきで季節ごとの変化が生まれているとも言える.

そして,最初はロードだけだったKazchariも,ファットバイクを入手後は冬道やグラベルを走るようになった.

さらには今年,グラベルロード,Topstoneの購入で舗装路の移動速度が爆上がりし,より遠くのグラベルを探索したり,帰宅時間を気にせず,ふと見かけた荒れた道にガンガン突入できるようになった.

そして,ファットでは得られなかった高速走行や前後サスによる下りの安心感&疾走感...最高である.

そう,ロードに飽きることなく,さらにはグラベルライドも加わったことにより,楽しみは無限大.
未来永劫,この地に飽きることはないだろう(なんのこっちゃ).

つーことで,日々個人的に新グラベルを散策中ではあるが,そこに飛び込んできたのが,旭川自転車愛好会&吉田輪業のコラボ企画だった.
上富良野町,日の出公園を起点に40kmほどのグラベル・ライドな走行会だという.
普段ぼっちのKazchariも,これは参加せずにいられまい.

ブルべもそうだが,他者がひいたルートには,作成者の想いがこもっている.
それを追体験するのはなかなか面白い.

ましてや今回はグラベル.
Google先生などのメジャーなマップには表示されない道もあったりする.

集合時間は10/8,AM10時.
当日の朝,Topstoneをハスラーに積み込み,9時少し前に家を出る.
車中では,ガチライドに備えていつものドーピング(なぜに?).

アリスト スーパーメダリスト 500ml用 11g×8袋

9時半過ぎ,日の出公園着.
“らしい”クルマが数台.

Kazchariの隣の方もロードバイクをおろして準備中...ロード?
うん.別にここに集合したチャリすべてがグラベルに行くわけではない.
むしろカミヒルする方が多いと思われる.

今日のライド終了時,余裕があったら凌雲閣まで登るか(と,軽く考えていた時がKazchariにもありました)

さて,KazchariもTopstoneをセットアップ.
走行会参加者を待つ.
そして10時前,総勢9名がそろった.

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特にこれといったブリーフィングもなく,もそもそと出発.
グループライドと言えば,例の事故が思い出される.

EMONDAな初クラッシュライド~わりと重傷

注意散漫にならないよう,全方位に警戒を怠らず...と言いたいところだが,まぁ走り出したら適当やな.
タイヤの太いTopstoneやし,少々の障害物ではコケないはず.

やがて坂に差し掛かる.
少し踏みますかぁ...って,げっ,リーダー兼ガイドのCさん速い!
そう,CさんのマシンはE-BIKEなのだ.
当然のようにチギられる.

この後に続くグラベル走行でも同じように坂で後れをとるが,考えてみれば良きペーサーだ.トレーニングにぴったりである(何かちがう).

で,見覚えのある分岐点から第一セクター(グラベル)に突入通過.
やっぱり楽しい.
ダムにて一旦停止.

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幹線道路を少し離れただけで極上のグラベルが待っている.さすがカミフである.

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森を抜け,やがて開けたポイントまで走る.
これまでもいろんなイベントでご一緒した”ぬこ所長”と話しながら.

”ぬこ所長”はMTBで.
ブロックがやたら高いタイヤを履いている.
「車重があるので登りがキツイ」と言いつつ,その分下り爆速.
これまた楽しそう.

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それにしても天気良し.
遠くに見えるは十勝岳.

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もちろん絶好の撮影ポイントなので,みな止まる.
Kazchariもそうする.

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油断していると泥ヌタが出現.
「ぎゃあッ」と叫ぶが,顔は笑っている.

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農道なので,たまにトラックが前からやって来る.
ビートの収穫シーズン.
積み込み作業中のトラックをしばし待つ.

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すると,前方から農家の方が手招き.
「ここの横,通ってっていいよぉ~」とのこと.
寛容&親切で助かる.

畑に不法侵入する連中のおかげで,目の敵にされがちな我々を含む部外者(観光客).
こうした配慮に甘えるのではなく,畑や農作物へのダメージを最小限にするよう心掛けねば.

で,続く直線のアップダウンを快走!

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十勝岳に向かってぐいぐいと進軍.
前方に見える蛇行した道が何気にイイ.

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やがて見えてきたのが巨大な砂防ダム.
工事開始は昭和44年とある.
いつか起きるかもしれない十勝岳大噴火に備えての設備だが,まるでエヴァの世界.

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本日のサイクルジャージはreric.
ジャマイカ推しのデザインが気にいって,数年前に購入した.
日本メーカーなので品質に問題なし.
だが,先日たまたま公式サイトを除くと「サイクルアパレル事業休止」のお知らせ.

reric公式サイト

びっくりした.
他のサイトでニュースになっていないか検索したけど,どこも誰も取り上げてなかった.
ようするに売れてなかったんやろなぁ...

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砂防ダムがある枯れ川沿いをまだまだ北上(登り).
参加者の疲労↑ そしてグチ↑
それでも顔が笑っているのが,グラベルの,いやチャリライドの素晴らしい所.

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ここの通行止め箇所は通らず,さらに登る.
E-BIKEペーサーに必死にくらいつく!

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ここが本日の最高到達地点とのこと.
なかなかの坂でした.いい汗かいた.

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後続の方々を待つ.

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当然,ここからはご褒美ダウンヒル開始!
NISEKO GRAVELでの快感が頭に思い浮かぶ!

振動を逃がすため,サドルから腰を浮かし,クランクを水平に保つ.
膝を直角に曲げるが,それを維持するのが困難.鍛え方が足りん!

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しばらく進むと,ようやく見覚えのある場所が.
そう,「JR北海道かみふらの森」の入り口に到着.

ファットな十勝岳&迷いグラベルクネクネライド

そうそう,あの時はここからファットで進入した.
別の日にはモンキーでも来たな.
それでも走りつくしたとは言えない広大なエリア.

そのリベンジを果たす日が来ようとは.
とは言え,まだまだ未開拓の場所がありそう.

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この橋を向こうに渡ると舗装路.
それは面白くない.
対側の日新ダムにつながるグラベルを選択.

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少しずつ木々が色づき始めている.
あくまで印象だが,今年は紅葉が遅め.
猛暑のせい?

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さて,日新ダムを渡って一旦幹線道路に出る.
すぐに次のグラベルへ進入.
Cさんのルーティング,ホンマに素晴らしい.

たとえそこに待ち受けているのが17%の激坂であったとしても...

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ここも未知の道.
クルマの轍を伝ってダウンヒルするが,なんと電気柵で通行止め.
道はむこうまで続いているのに.

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さすがに柵を乗り越えて進むわけにはいかない(危険やろ).
かと言って,今下った道を登るぅ? ありえん.

すると,Eさんが「少し戻ったところに分岐ありましたよ」と発言.

戻ってみると...

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うん,確かに左側にも道らしきものが...廃道?
実は先遣隊(Cさん)の調査により,こっちが正しいルートであることが判明.
遭難は免れた.
いやいや,冒険ですなぁ.

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で,目的地である美瑛放牧酪農場(美瑛ファーム)」に到着ぅ!

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ただの草地に見えるが,ここが駐輪場(とある).
スタンド付きしか想定していない雑さ.問題なし.

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ここでの目的は...

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ソフトクリームである.
コーンで¥500という高級品.
しかし,その値段にふさわしい美味さ!

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それにしても画になる場所だ.
数年前に来たことがあるが,こんなにキレイな場所だっけ?

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すでに13時を過ぎていた.
ハードなライドによるカロリー消費が激しい.
とてもじゃないが,ソフトクリーム1つでは足りぬ.

つーことで昼飯である.
相談の結果,ここからほど近いYAMAICHIさんへお邪魔することに.

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オーダーしたのはいつもの「Yさんセット」(裏メニュー?).
麺と飯.最高である.

さて,食後の帰り際,ご主人のシンゴさんに「例の計画」について相談.
そう,シンゴさんと非常に深い関係にある国に関することを色々と尋ねる.
非常に有益な話が聞けた.
うん.こりゃ行くしかないな.

YAMAICHIさんは10月いっぱい営業中とのこと.
シーズン中,もう一度お邪魔したいものだ.

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「沼崎の坂」を下りて,デポ地である日の出公園に向かう.
もちろん,まっすぐに帰るような無粋な走行会ではない.
最後の最後までグラベル三昧!

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JRの線路脇砂利道から,どこか懐かしい夕焼けの田舎道へ.
子供の頃,ひたすらチャリで走り回っていた頃が想起される.
あぁ,ノスタルジィ...

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ラストグラベルを終え,舗装路を少し走り,無事スタート地点に帰還.

だいたい走行距離40km,獲得標高700m.
ちょうど,これを3倍すれば,先日の「NISEKO GRAVEL Exロングコース」と同じメニューとなる.
えっ,今日の3倍? よう走ったなぁ...

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

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それにしても...基本はぼっち好きのKazchariだが,今日の(グラベル)グループライドは実に楽しかった.

ストイックで求道的なライドではなく,わいわいガヤガヤなゆるポタに,たまーに回帰してみるのも悪くない(えらそうだ).
いや,今日のライドは全然ゆるくなかったけどな.