ファットないよいよ冬チャリスタートライド

2024/11/24 Sun

冬へのワンステップ

OLYMPUS TG-5

曇り.温度:-2 ℃,湿度:81%,体感温度:-5 ℃,風速:9.8 km/時,風向:WNW

昨夜遅くに降り始めた雪は,朝の道路を白く薄く覆っていた.

今日はEPICに取り付けたカーボンハンドルのお試しライドのつもりだったが,こりゃあかん.凍結はしていないと思われるが,安全のため,ここはファットバイクで出撃やな.

EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

我が冬用マシンのファットくん.まだスパイクタイヤへの換装は行っていない.
この時期はタイヤ交換の判断が難しい.

早々にスパイクにしてしまうと,舗装路が走りにくいだけでなく,ピンそのものが削れていく.そう,スパイクタイヤは高価なのだ.

冬用のウェアに着替えてファットバイクを準備.

秋冬用 防風 防寒 長袖 サイクルジャージ サイクルジャケット 上下セット

今年は冬ライドのレイヤリングを再考するつもりだが,とりあえずいつものスタイルで.
実際,アウターは何でもよくて肝心なのはインナーなのはわかっている.

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ちょうど,Amazonの黒金でセール中なので試してみるつもり.

OLYMPUS TG-5

いつもの定点観測地点である.
当然だが白い.
この後の激坂の下りが怖い怖い.
ドロッパーシートを下げて慎重に.
雪が積もっている箇所をあえて選択.

そうそう,冬と言えばカメラもスマホからコンデジに変更.
定番の「OLYMPUS TG-5」

OM SYSTEM/オリンパス Tough TG-7

今だと会社が変わって「OM-SYSTEM TG-7」
グローブを外さなくても操作可能.
もちろん完全防水で衝撃にも強い.

OLYMPUS TG-5

忠別川サイクリングロードへ.
さすがに日を浴びた堤防では,雪はほぼ融けている.

OLYMPUS TG-5

凍結スリップを恐れてタイヤの空気をかなり抜いた.
おそらく0.5barほどになっている.

そのせいで走行中の抵抗感が半端ない.重い.
向かい風を考慮すると,この空気圧での200kmブルベの完走は無理やな(もうしません)

ファットなBRM911旭川200km(その1)

このまま舗装路を走り続けるのは面白くないので,河原に下りてみる.
最近あちこちで護岸工事中.
シングルトラックのトレールとか作ってくれへんかなぁ.

と,葉が落ちたおかげで,面白そうなルートを発見.
少し探検してみる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

残念ながら途中で道が消失,つまり行き止まりになってしまったが,楽しいルートだった.

途中にあるパークゴルフ場は絶賛営業中.
プレイ中のみなさんを見るといつも思うのだが,Kazchariもいつの日か“あちら側”に交じってゴルフをする時が来るのだろうか.

たぶんない.
乗れなくなるまでソロ・ライドしている可能性大.

OLYMPUS TG-5

魔界,もとい森林公園自転車道の入口に到着.
雪で走れなくなる前に訪れたい道.

OLYMPUS TG-5

狙い通り.
うっすらと積もる雪の合間に落葉が覗く.
このコントラストが良い.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

走った跡に道ができる.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

自転車道を抜けた後,面白そうな新グラベルを発見.

OLYMPUS TG-5

キャタピラが軽くならしただけのデコボコ路面にうっすらと雪がかぶる.
まるで砂糖まみれのチョコレートの様.
走ると「ザクッ」と音が鳴る.

OLYMPUS TG-5

チョコエリアを抜けると雰囲気がガラリと変わる.
この道,開通しているのかしていないのか?

OLYMPUS TG-5

意外な場所につながっていた.
で,これまた定番グラベルへ.

クルマが走った跡が既にある.
時々現れる水たまりは凍結中.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

晴れ間はどこへやら,雪がちらついてきた.
しかも横なぐり.

景色はもう完全にワビサビの世界.
この世界に生きているのは己一人だけ感.たまらん.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

今日の遠出はここまで.
折り返して帰途に就く.

やはり冬場は距離が稼げんなぁ...と言いつつ,新しいグラベルを見つけては進入.

OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5
OLYMPUS TG-5

道内では珍しい,ゴミ箱が設置されている自販機で休憩.
ここまでのライドで1000kcal近く消費している.
ハンガーノックのアラーム.
普段は飲まない砂糖入りの缶コーヒーを購入.

OLYMPUS TG-5

もちろんHOT
カイロ代わりに,顔や手を温める.
ただし,停まっていると汗冷えでカラダが寒い.
早々に動きましょう.

サイクリングロードに戻る.
太陽が戻ってきた.

OLYMPUS TG-5

かと思えば,また天気が変化.
激しい雪がカラダにまとわりつく.

OLYMPUS TG-5

13時頃,無事帰宅.

ヨメさんと子供らも外出から帰っていた.
「昼ごはんの用意してへんでェ!」と怒られる.
はいはい.自分で食べに行きますよ.最初からそのつもり.

シャワーを浴びて着替えて,クルマに乗っていつもの「かつや」へ.
時刻は14時を越え,空いていた.

食事後は一週間の最後のご褒美として“サ活”に行く.
今日は「SPA神楽」へ.

杜のSPA神楽

そうそう,最近カシオがサウナ専用ウォッチをクラファン経由で販売するというニュースがあった.

サ時計(サウナー専用腕時計)

通常の時計だと,サウナ室の高温で壊れてしまうのだ.
それに金属ベルトだと火傷の危険性がある.

そこに目をつけた上での商品化か.
バンドが,ロッカーキーによく付いているスプリング状になっていてオシャ...なのか?

肝心の機能は?
えっ? 単なる12分計?
それでこの値段? 大丈夫かカシオ.
「サウナイキタイ」とコラボすれば売れるというものでもなかろうに.

ちなみにKazchariは以前から「Garmin INSTINCT」を愛用中.

『Garmin INSTINCT 2X』を導入~変化と後悔と

ライド時はもとより,ライフログ取得のため24時間着用している.
もちろんサウナ室へも着けたまま入る.
蒸され時間管理の他,心拍計が”ととのい”把握に役立つ.

GARMIN Instinct 2X

これまで壊れたことはない.壊れたという話も聞かない.
実際,サウナーにも愛好者多数.

【これ一本あれば完璧】至高のサウナウォッチ GARMIN Instinct

確かに値段は結構するが,時間計測しかできない(トイっぽい)時計に¥10,000出すなら,「INSTINCT」を買う方が100万倍幸せになれると思います(もし大ヒットしたら謝る用意はいくらでもある)

つーかさぁ,時間測るだけならカシオには天下のG-SHOCKあるやん.
サウナごときでは絶対壊れないはず.

OLYMPUS TG-5

EPICなさらなる軽量化を求めてハンドル交換ライド

2024/11/23 Sat

軽量化の沼

iPhone15 Pro

曇り.温度:1 ℃,湿度:73%,体感温度:-2 ℃,風速:10.7 km/時,風向:NNW

土曜日である.
朝から快晴.雪も降っていない.

いつも通り6時に起床.
朝食後,まずはこの時期恒例の冬支度を開始.
家族のチャリ(3台)とオートバイ(2台)を倉庫に移動.
オートバイから外したバッテリーはこいつで室内保管.

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器■【車両ケーブル付属】【トリクル充電器機能付】 軽量コンパクト BC-GM12-V

10時前,厚手のウインターウェアを着てEPICを準備.
明らかに一桁気温で,チャリライドに向いているとは言えぬが,北海道住みだと「問題ない」と思ってしまう.

本日の目的地は「ヨシリン」さんである.
先週注文したEPIC用のカーボンハンドルが届いたとの連絡を受け,その取り付け作業に向かうのだ.

S-WORKS CARBON MINI RISE HANDLE BAR

泣く子も黙るS-WORKS! 本体は高いのでハンドルしか買えん!

神楽岡公園経由で駅前方面へ向かう.
そしていつものサイクリングロードへ.

iPhone15 Pro

寒いからか,散歩者の姿も少な目.
少しずつアートなオブジェが増えているような...のモノリス

iPhone15 Pro

いつもと少しコースを変えて旭西橋を渡り,ヨシリンさんには11時前に到着した.

先客がいたので挨拶すると,今年は何度も一緒にライドした謎の人,Eさんだった.シーズンオフの整備依頼に来たそうな.
これから買い物に行くそうで,Kazchariの作業を優先していただけた.
ありがたし.

つーことで店長さんの作業開始.それを見学.

iPhone15 Pro

まずは届いたカーボンハンドルを持たせてもらうが,さすがに「軽い!」の声がもれる.
性能には無関係だが手触りも良い.
元のアルミハンドルと長さは同じ(780mm)なのでカットも不要.

カタログにはなぜか重量が書かれていない.
取り付け前にデフォルトのアルミハンドル(Specialized Alloy Minirise)との重量差を調べる.
約60gほど軽い.逆算するとこのカーボンハードルは200gほどと思われる.

軽量化が最も効果的なのはチャリの末端&回転パーツと言われている.
ようするにホイールやタイヤのカスタムがベスト.

ではカーボンハンドルはどうなのだろう?
「末端パーツ」には違いないが,各種記事によると,軽快さよりも振動吸収性に期待する方が良いとのこと.
それはそれでありがたい話ではある.

さて,取り付け作業だが,店長さん,特にトルク管理を厳密に行っている様子はない.
今後の整備のこともあるので,どのくらいのニュートンで締めればよいのか聞くが,あまり気にしてないとのこと.

「カーボンハンドルはかなり丈夫なので,普通にこけて折れることは,まぁないよ.これまで見たことがない」らしい.

そうなんやぁ.じゃあ,Oさんのピナレロみたいにカーボンフレームにサイドスタンドも無問題? ⇒ 「あれはダメ」だそうな (^^;

つーことで無事作業終了.

iPhone15 Pro

帰り際,店長さんにホイールが入るサイズの段ボールが余ってないか尋ねる.
ちょうどいいサイズのがあるとのこと.

現在,絶賛断捨離中で「リムブレーキ用軽量ホイール」のオークション出品を考えていたので助かる.
いただくことにするが,さすがにチャリでは運べない.
夕方,クルマで再訪すると告げ,帰路につく.

iPhone15 Pro

で,カーボンハンドルのインプレ.
うむ.確かに軽くなったような変わらないような...正直よくわからん.
100km越えのロングライドやグラベル走行だと違いがわかる?
自己満足? いいんです.チャリはそおいう趣味.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

帰宅すると美瑛町から「特産品の詰め合わせセット」が届いていた.

iPhone15 Pro

サイクルスタンプラリー,フルコンプ者への景品である.
ありがたい話だが,いったいどのくらいの倍率だったのだろう?

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

景品には白金温泉のパークヒルズの入浴券が含まれているのだが,利用の際には別途入湯税¥100が必要とのこと.
わからんでもないが,ちょっとモヨる.

夕方,あらためてクルマでヨシリンさんに.
偶然にもEさんおよび,ランドヌ札幌の中の人,Kaba3がいた.

★北海道★道北のファットバイク好き「kaba3」

早速,来年復活する『アイスブルべ2025』についての詳細を尋ねる.
その時,聴いた内容を含めて公式ページも更新されている.

アイスブルベ2025

Kazchariが参加予定の「100km」の定員は20名とやや少な目.

こ,これは久々にエントリー坂がそびえ立つかも...(ないない)
解禁日の夜には事前待機&F5連打か.

使用機材は...やはりファットかな.

iPhone15 Pro 仲良し

『Specialized EPIC EXPERT』なほぼグラ・シェイクダウンライド

2024/11/3 Sun

BRAINがたくらむ大破壊

iPhone15 Pro

曇り.温度:6 ℃,湿度:82%,体感温度:5 ℃,風速:5.2 km/時,風向:NNW

最近すっかりグラベルづいているKazchari.
特に『函岳ライド』および『ゴールデンラーチトレイル』が特に印象に残る.

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

これらのイベントでご一緒したSさんMTBが全ての始まり.
試乗させてもらったわけではないものの,HIGUMAバスに載せる時や,崖を押し上げる時に少し持たせてもらった.
とにかくその“軽さ”に衝撃を受けた.
いやホンマ,ちょっと重めのロードと同じくらい.

ファットどころか,Topstone(グラベルロード)より軽いのでは?
フルサスのMTBは“重いモノ”と勝手に決めつけていた.

そのMTBの名はSpecializedの『EPIC』

気になったのでSさんに価格を聞いたところ「...ちょっと言えない値段です」とのこと.

ははーん.相当高いなこれ.

Sさん続けて「でも,最近セールでものすごく安売りしてるんですよ.それが悔しいです」

えっ? 何それ? どゆこと?
早速,サイトで確認.

スペシャライズド公式オンラインストア

な,なんとまさかのトンデモ割引額!

安いッ! い,いや高いが安い!

いや待て.
いかんせんMTBに関しては素人.即断していいのか?
ここは慎重に,まずYouTubeやブログで情報収集.

クロカン? トレイル? エンデューロ? ダウンヒル? 何それ? MTBは種類が多すぎる.
要はサスの沈み込み量が違うということか(違う).

MTBで一番やってみたいのは...クロカンレース! テクニックより登りだ!持久力だ!
となると,やはりこの『EPIC EXPERT』で正解か?

つーことで,しばし悩んだ後,旭川でスペシャと言えばの『吉田輪業』さんへ.
とりあえず,店長に色々相談するつもりが...なんと店長自らも同車種の購入を検討中とのこと.常にブラウザを開いているそうな.

「これスペシャの在庫調整だねぇ.このスペックでこの値段は本当にオトク.もう二度とないよぉ」

こ,これは,乗るしかないのか!このBig Waveにッ!
つーことで,10/20に注文 ⇒ 10/27納車.
新コロ期と違って早いぜ!

室内保管で1週間経過.ようやく週末がやってきた.
我が強化新型『EPIC EXPERT』のシェイクダウンライドである.

いつものグラベル率8割以上のルートでファーストインプレッション!

iPhone15 Pro

まずはカラーリング.
ブラックに見えて実はブラックではない.
写真ではわかりにくいが,カーボン素地がうっすら見えている.

こ,これは無塗装というヤツか!
軽量化のための最適解かつ何よりかっこよい.

いつもの畑脇グラベル.
鹿の群れが駆けていった.
旭川も稚内同様,こしたんたんと鹿に侵略されてしまうのか!?

iPhone15 Pro

美瑛川河川敷.
舗装化進行中のグラベルゆえ,超フラット.
もちろん何の問題もなく快走.何しろ軽い.

新車で一番気になるのは何よりポジション.
ドロッパー+湾曲シートポストゆえ,下げるのにも限界がある.

乗るまで心配だったが,幸いなことにポジションぴったり.
元々スペシャのファットに乗っていたので,ジオメトリが似ているのかも(ホンマ?).

iPhone15 Pro

少し寄り道.
規模小さめな柱状節理.

iPhone15 Pro

道がやや荒れてきたぞ.
だがしかし!

iPhone15 Pro

ハイエンドフルサスのEPICには造作もないわ!
まるで舗装路を走っているかの様(ウソです).

iPhone15 Pro

前後サスには「BRAIN」というシステムが組み込まれている.

Brain Technology

要するにライダーがかけた圧と,地面からの突き上げショックを区別して最適なサスの動きに調整する機構らしい.
なんだかわからんが,とにかくヨシ.
決して『大鉄人17』の敵の名ではない.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

10%越えの激坂グラベルをダンシングしてみる.
フロントが沈む沈む.これが”力”が逃げているということか.
MTBはシッティングでリアをトラクションにかけながら...が基本らしい.

iPhone15 Pro

最近,お気に入りの場所.
まるでクラシック音楽のCDジャケットの様.

遠くに見える送電塔が少々残念(消しゴムマジック発動?).

iPhone15 Pro

カラマツが一番美しい時期かもしれない.
シーズン内納車で良かった.

iPhone15 Pro

ここは偶然迷い込んだ未知のグラベル.
草に覆われて雰囲気よし.

iPhone15 Pro

林の中は落ち葉の絨毯.
枯れ葉を踏む音以外聞こえない.
もちろん誰もいない.

iPhone15 Pro

現れる注意看板.
ワナを仕掛けている? どこに?
偶然足を挟まれてしまい脱出不可能.
パニック映画によくあるシチュエーション...は嫌だ.

iPhone15 Pro

一旦,山を下りて河川敷のグラベルへ.

「EPIC」はカーボンフレームなのでサイドスタンド装着不可.
ロードで使っている「めだたんぼー」はBBの位置が高すぎて仕様不可.

りょうちん(Ryochinn) 青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア

立てかけるモノが必要.
写真映えのために,ホームセンターでアクリル棒買って自作しますか.

iPhone15 Pro

「赤羽の丘」を駆け上る.ホンマ,軽いわ.

今年出場した「ニセコHANAZONOヒルクライム」にはMTB部門もある.
この強化新型「EPIC」で出たら勝てる?

第13回ニセコHANAZONOヒルクライム(その3)

ちなみにMTB優勝者のタイムは40分33秒...速っ.
EMONDAのKazchariと2分ほどしか変わらん.
タイヤをスリックに換えて...は反則?

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

いつもながらの絶景.
飽きない.
秋はグラベルに最高の季節,プラス新車の高揚感.

iPhone15 Pro

美瑛の町中に向かう.
その途中で見つけた紅葉(もみじ)
北海道の紅葉には赤成分が足りないので貴重な存在.
映えますな.

iPhone15 Pro

別の場所では謎のサークル.
何かを召喚するつもりなのか?
円の中心にチャリを置く勇気はなかった.バチあたりそう.

iPhone15 Pro

気になっていた初見の丘グラベル.
ふむふむ.ここにつながるのか.

iPhone15 Pro

グラベルのつづら折れ.

iPhone15 Pro

いやいや,ホンマいくらでも新ルートが見つかりますなぁ.
ロードだけしか乗っていなかったら,決して見ることがなかった景色.

もちろん今日ぐらいのコースだと,手持ちのグラベルロードやファットでも十分走れる.
しかし,この楽しさ,気軽さは純粋なMTBならでは.
マジでどこでも走れそう.

iPhone15 Pro

さて,本日のメインイベント.
以前から目をつけていた,とんでもないグラベル激坂に挑戦.

視覚のウソで,実際に登ると大したことがない”激坂”が多いが,コイツは本物.
サイコンには斜度「22%」が刻まれた.

だがしかし.さすが強化新型「EPIC」
スイスイ...とまでは言わないが結構余裕を持って登攀.
軽さは正義.
悪名高い「暗峠」も行けるんちゃうか? こいつやったら(未体験).

iPhone15 Pro

頂上は行き止まり.
そのうち,どこかにつながりそうではある.

もちろん下りも激坂.
怖ぇー,が,タイヤのグリップ良好.ドロッパーも効果的.
圧倒的な下り安定性能.

iPhone15 Pro

下から見るとこんな坂.
見たまんまの”激”

iPhone15 Pro

つーことで,残りは往路を逆にたどって帰宅 ⇒ 即洗車.

ファット⇒グラベルロードと巡って,とうとうMTBを購入してしまった.
しかも,フルカーボン,フルサス,電動コンポのエグい仕様.
さらに言うなら,ボトルゲージや携帯工具も最初からセットの親切設計.
それで”この価格”なら,マジでお買い得と言えよう(理解者は少数派)

Kazchariはもはや,このハイエンドマシンの性能を引き出せるギリギリの年齢(たぶん).
今乗らないといつ乗る?...という話を「EMONDA」購入の際にも書いたような...

アガリの一台~TREK EMONDA SLR7 First Light

ロードとマウンテンは別腹ということで.

まっ,これでウチにある自転車が5台になった.
ついでにモンキーもある.
カラダは一つだけなのにねぇ.

(今はなき)「TREK TCT5000」は運動習慣をくれた.
「TREK DOMANE」は長距離走行体験をくれた.
「Specialized FATBOY」は季節・路面を問わぬ走りをくれた.
「TREK EMONDA」は軽さと速さをくれた.
「Cannondale Topstone」はオンオフの垣根を取り除いてくれた.

さて,「Specialized EPIC EXPERT」は何をくれる?

...と,いい買い物をしたのは間違いないのだが...な,なんと!
11/11になって,公式アウトレットがさらなる値下げ!
なんとKazchari購入時よりさらに¥100,000offだとぉぉ!

https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g90323-3102/より

ええもん! こんなの早いとこ買ってちゃっちゃと楽しんだもん勝ちなんだからね!(T_T)シクシクシク36

iPhone15 Pro

冬のチャリイベント情報が続々と

2024/11/12 Tue

アツイ闘いが待っている

そろそろ雪の足音が聞こえてきそうな今日この頃.
変〇チャリダーのみなさま,いかがお過ごしでしょうか.

この時期になると,オートバイライダーの姿をめっきり見かけなくなる.
雪はまだ降らずとも山道やトンネル,橋上は凍結の危険性がある.
景色も地味.
そして...寒い.寒すぎる.
うちのモンキーも冬眠の時を待っている(まだバッテリー外してないけど)

SUPER NATTO 全自動12Vバイクバッテリー充電器

さて,チャリはどうだ?
ロードはオートバイと同様の理由で冬眠間近.
直ぐにスパイクタイヤをはいたMTB/ファットの出番となる.

そこで現在,Kazchariが参加予定の冬期チャリイベントを紹介.

まずはこれ.

【年忘れカミヒル大会】

2024年12/30開催決定(なのか?)
旭川チャリ界重鎮,ヤマタケ氏主催の年末恒例ヒルクライム.

まずは道内最高地点,凌雲閣の駐車場までクルマで.
そこからチャリでダウンヒル.
チェーン装着場からターンして約10kmのヒルクライムを敢行.
ゴール後は温泉と昼食会が待っている.

そんな昨年の様子はこちら.

ファットな年忘れ厳冬期カミヒルライド

大盛況でした.
思い起こせば2019年の第1回大会(?)は5人ほどだったな...

色々覚悟しないと“危険が危ない”イベントなのは確か.
既に口約束でエントリー済み.

【第4回びえいスノーサイクルフェスティバル】

第4回びえいスノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース~

2025年1月19日(日)開催決定!
これまた第1回大会から連続参加中.
昨年の記事はこれ.

第3回びえいスノーサイクルフェスティバル

いやもう,前回大会はひたすら寒かった.
朝の気温が-20℃越え.
鼻の頭が凍傷でもげるかと思った.

既にエントリー済み.
さぁ,「EPIC」「ファット」かどっちで走る?

そして最後にとっておき.

【Randonneurs札幌 2025アイスブルべ】

2025アイスブルべ

♪ 帰ってきたぞ~ 帰ってきたぞ~
もちろんランドヌ札幌さん主催で2025年1月25日開催.
コースや距離などの詳細は未発表だが,東川発着とのこと.
まさかの「きとろん」発?
いずれにせよ,久々の復活が素直にうれしい.
前回は2020年.100kmコースを走った.

アイスブルベ2020(100km)

日中の天気はおおむね良好.
ゴール間際に吹雪.
東川の町中からキトウシまでの直線道路と最終ヒルクライムが辛かったなぁ.

そう,長丁場となるアイスブルべでは天候の良しあしが難易度に直結する.
時間内完走者1名という地獄...いや伝説の2017年とか(Kazchariは不参加).

アイスブルべ2017★当日★

そんな久々の超絶楽しいイベント,もちろん参加予定である.
12/14,エントリー開始だ.

以上,現在参加予定の冬チャリイベント3選でした.

OLYMPUS TG-5

ファットなゴールデンラーチMTBグラベルライド2024に参加

2024/10/13 Sun

黄金のカラマツ

iPhone15 Pro

晴れ時々曇り.温度:13 ℃,湿度:72%,体感温度:9 ℃,風速:18.6 km/時,風向:NNW

体内時計に従って5時過ぎに起床.
例によって枕が変わると眠りが浅くなってしまうのはどうしたものか.

iPhone15 Pro

寒い.
ただ,天気は良さそう.

昨日のうちに買っておいたパンで朝食.
Yさんが煎れるコーヒーが美味い.

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9時に出発予定だが,早々にジャージに着替えて朝の散歩.
ここ「佐伯農場」にはキャンプ場(むそう村)も併設されている.

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さらには野外美術館と言っても差支えがない面白いオブジェが点在している.
これらが朝の光を浴びて,全てがフォトジェニック.

iPhone15 Pro
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iPhone15 Pro
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うーむ,ガチカメラ(一眼)持ってきたら良かった...

散歩中,オーナーの佐伯さんに声をかけられ,工房を案内していただく.
施設内の何から何まで手作りされている.
現在は来月開催されるトレラン大会のトロフィーを製作中とのこと.スゲーわ.
まさに男のロマン.

iPhone15 Pro

さて,メンバーの準備が整ったところで出発.

本日走るのは『ゴールデンラーチトレイル』と呼ばれるトレイルコース.
以前は『北根室ランチウェイ(KIRAWAY)』として界隈では有名だったそうな(今でも標識が点在).

iPhone15 Pro

佐伯さんを中心に少人数の有志が作り上げ,世界有数のトレイルと認識されていたが,残念ながら閉鎖となっていた.

「北根室ランチウェイ」閉鎖・・・ご苦労様でした!

それが昨年,ようやく再開.
来月の11/3にはトレイルラン大会が開催されるという.
そのコースを今日走るのだ.

佐伯さんによるとヨーロッパのトレイルでは,ハイカーや自転車が共存してトレッキングを楽しんでいるのに,なぜか日本では棲み分けというか,互いを邪魔に思ったり,専用コースになっていたりする.
『ゴールデンラーチ』では,そういった境も取り除きたいとのこと.

いやいや楽しみですな.
まずは入口近くの駐車場までHIGUMAバスで移動.
釧路から参加の方々と合流する.

iPhone15 Pro

チャリでも走れるコースとは言え「勝手に入り込んで走られると困る」とのことで詳細なマップはアップできない.

コース整備にも手間と時間がかかるため利用料を払うのがルール.
興味を持たれた方は,佐伯農場さんに問い合わせてください.

つーことで約50km,ほぼグラなライドにGo!

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

普段からクルマが走ってそうな締まった土グラ

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草グラ

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シングルトラックの高速ダウンヒルグラ

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ここは谷間に道を作った土手グラ? 絶景だ.

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林間を抜ける立木グラ(徐々に適当).

iPhone15 Pro

ゴールデンラーチトレイルは,まだスタートしたばかりだが,ホンマ期待以上.
地元の「美瑛」はもとより「十勝」「ニセコ」のグラベルとはまた違った魅力がある.

しかおい小麦グラベル+おまけライド(その1)

NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2024 EX-LONG参戦!(前編)

iPhone15 Pro

休憩ポイントの山小屋に到着.
歩きトレイルの場合,ここで宿泊するようだ.
風が強くなってきた.

持参したパンと回転焼きで昼食タイム.

iPhone15 Pro
iPhone15 Pro

さぁ,出発しますか.

iPhone15 Pro

参加者はみなMTBもしくはE-bike.
ここまではグラベルロードでも走れるコースだったが,この先は...

iPhone15 Pro

深い草グラ
偶然見つけても勝手に入ってはいけません.
まぁ,チャリで走ろうとは思わへんやろな.

iPhone15 Pro

いや,入ってもいいのか.

iPhone15 Pro

そのうち,どう考えてもチャリに乗って進むのは無理な道(崖)に.
担げば大丈夫.押し上げれば大丈夫.
めたくそ楽しい.

iPhone15 Pro

さらには川渡りも.
周辺が湿地帯になるので,油断するとシューズが泥だらけに.
楽しすぎる.

iPhone15 Pro

ところどころにある標識兼クマ鐘.
特にクマの痕跡はなかったような...(気がつかなかっただけ?)

iPhone15 Pro

当然のごとく斜度20%越えの激坂多数.
果敢にアタックするも,さすがにな.

iPhone15 Pro

ジャングルグラを抜けると,本トレイルのシンボル的存在の「モアン山」が見えてきた.

iPhone15 Pro

出発前から「登頂する?しない?」で話題になっていた山.
なるほど.登山道はあるものの,こいつをチャリで登るのはキツイ.

途中で諦めてチャリを放置.
残りの数十メートルを徒歩で登る.

iPhone15 Pro

確かに絶景.
やっぱ,このエリア(道東)には”北海道らしさ”が詰まっている.

iPhone15 Pro

さて,チャリの放棄地点まで下りてからダウンヒル開始.
そこからでも相当な斜度の坂を下る.
めちゃめちゃ怖いが,それを上回る爽快感!

登山道が痛むので,後輪をロックさせないように,との留意事項あり.
落車しても草地なので痛くない(そうか?)

iPhone15 Pro

再び森の中へ.
登ったり下ったり渡ったり.

iPhone15 Pro

牧場脇のトレイルを走る.
ほぼシングルトラックの脇には有刺鉄線
『タイガーマスク』の金網デスマッチか!

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ごくたまに現れる舗装路.
うれしいような悲しいような.

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養老牛温泉着.
映画『男はつらいよ』の第何作目かのロケ地だったそうな.シリーズ未視聴だが.

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昼食タイム.
養老牛温泉の駐車場では,HIGUMAバスPさんが用意してくれたカレーが待っていた.

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養老牛温泉といえば,かつて有名な無料露天風呂「からまつの湯」があった.
ところが不幸な事故により閉鎖.

中標津養老牛温泉のからまつの湯は事故後どうなったのか周りには熊も

名前だけは知っていたが未踏の温泉.
いつかは訪れたいと思っていただけに残念な話.
もう少し”自己責任”が認められないと人生が窮屈だ(※個人の感想です)

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ここからのコースが本日のハイライト.
やや下り基調の林間シングルトラックを,右に左に高速で走り抜ける区間.
まるでXCレースの様

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今思えば,この時の快感がココロとカラダに刻み込まれ,後の暴挙につながったのかもしれない...(伏線)

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写真ではわかりにくいが,なかなかの絶景エリア.
遠くに作業中のコンバインが走っていた.

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久々に開けたジャリ道.
いよいよゴールが近づいてきた感.

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草ぼうぼうの激坂を越え,再び林間シングルトラックをかけ抜けて無事,佐伯農場にカムバック.

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10月ともなると斜陽も早い.
キャンプ場内オブジェの1つ,ストーンサークル(?)にて.

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いやいや,実に楽しかった.
まぁ,途中とんでもない箇所もあるので,ソロだとかなりキツイ.
今日みたいに集団でワイガヤと走るのに適したトレイルやな.

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チャリをマンサード前に置いて,HIGUMAバスにて弟子屈の町へ.
入浴と買い出しである.

なんと!今どきたった¥200で入れるという銭湯「泉の湯」へ向かう.

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ここがまぁ...なんと言いますか,い,異次元

まず,番台のおばさんに「よそ者か?」的目線で睨まれ,「お釣りは出さないのでかっきり¥200用意すること」「歯磨き禁止」「使った椅子や洗面器は元の位置に(確実に)戻すこと」など,何かをやらかす前に注意事項を早口で並べ立てられる.もちろん,石鹸やシャンプーの類は設置されていない.
ここまでプレッシャーを感じながら風呂に入るのも久しぶりだ.

実際,Kazachariの後に上がったEさん,うっかり洗面器を元の場所に戻すのを忘れて,背中に模様のあるおっちゃんにめっちゃ怒られてた.こわっ.

まぁ,我々って地元の調和(ルール)を乱す邪魔者やねんやろな.
ぜひ,その伝統を守ってってください(他意はない).

スーパーで買い出し後,佐伯農場へ戻る.

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今夜は「焼き肉」「サンマ」だ.
〆に「焼きそば」...って,Pさん,若者の集まりじゃないので,ちょっと大杉ますって.

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つーことで,今宵も宴会たけなわで夜が更けていく.

途中,誰かが「開陽台へ星を見に行きましょう!」と提案.
これだけ冷えているのだ.空気も澄んでいるはずと,HIGUMAバス発進.

到着したものの,残念ながら雲が多く,星はぼやけていた.
一方,展望台から東方面に見える明かりが「国後島なのかどうか」論争が勃発.
うん,平和な夜だ.

マンサードに戻り,メインイベントの無事な終了を祝う.
天気にも恵まれたし.色々なコト&ヒトに感謝.

今思えば『ゴールデンラーチトレイル』も,そしてこの宿も非日常的過ぎて,なにやら白昼夢だったかのよう...

ただ,これだけは言える.来年もここに来ようと.

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ファットなHIGUMA CYCLEのみなさんと摩周湖周辺グラベルライド

2024/10/12 Sat

合宿だぁー

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晴れ.温度:17 ℃,湿度:52%,体感温度:20 ℃,風速:3.9 km/時,風向:SW

Kazchariは高校時代,陸上部に所属していた.

長距離(5000m~駅伝)ランナーだったKazchariは,そらもうタヒぬかと思うぐらい走りこまさ...こんだ.
今となっては,ただただ辛かったという記憶しかない.
まぁ,おかげで“根性”がつき,年齢の割には心肺機能を維持できているかもれんが.

で,体育系部活の定番イベントと言えば「合宿」である.
いつもにも増して辛かった合宿だが,オトナになってからは違う(はず).
好きな事を時間を気にせず堪能できる素敵な刻.

3日間のチャリ三昧.
そんな合宿にこの度,参加させていただくことになった.
“端っこライド”他で,色々お世話になったHIGUMA CYCLEさんの主催である.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

場所は摩周~中標津周辺.
キャンプ場やロッジなどの宿泊施設を有する「佐伯農場」さんをベースに,周辺トレイル(グラベル)を走り回るという,楽しみが過ぎるイベントである.

Facebook-佐伯農場

本番のトレイルライドは13日.
その前日inということで,まずは弟子屈(摩周湖)に向かう.
Google先生によると自宅からは266km,約4時間の道のり.
さすが北海道,速いぜ.

当初はグラベルロードのTopstoneで参加予定だったが,事前にHIGUMA CYCLEのKさんに相談すると「ファットの方がいいでしょう.本当はMTBがベスト」とのこと.
KazchariはMTB持ってません(T.T)
つーことで必然的にファットをチョイス.

バカでかいフレームだが,前後輪を外すと運転席後方にキレイに収まる.
助手席およびその後席は完全フリーなので車中泊も楽勝だぜっ.
今回はしないけど.

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最短ルートである国道39号と紋別自動車道を使ってワープ.
美幌町内のホクレンでセルフ給油.
たまたま¥2,000以上の給油で卵1パックプレゼントキャンペーンを行っていた.今夜の夕食に使うぜ.

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これまで経験したことがないほど晴れ渡る美幌峠を爽快にダウンヒル.
で,あっという間に集合地点の「レストラン摩周」に着いた.

13時前,HIGUMAバスも到着.
まずはレストランで昼食.
「そばと豚丼セット」が有名らしく,ここは素直にそいつを注文.

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美味し.
PayPay払い可でなぜか安心.
現金払いにますます抵抗感がつのる昨今.誰の陰謀だ?

駐車場でチャリをセッティングし,プレ・ライドに出発.

まずは摩周湖第一展望台まで(舗装路の)ヒルクライム.
さほど斜度がキツイわけではないが,クソ重いファットだと良いトレーニングとなる.

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それに絶景.

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さて,駐車場.
クルマやバイクは有料だが,チャリは無料.

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数年ぶりの訪問.
テラス風の歩道ができていたりといろいろオシャに進化.
これもインバウンド効果か.

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気になる「トレイル」オブジェ.
ここを起点に山越えの歩きルートが紹介されている.
海外なみにスケールが大きい.流行っているのか?
新しい観光のスタイルとして売出し中だが,かなりハードな印象.

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次の目的地へ...と,ここからはグラベル走行.
諸般の事情により詳細は避ける.

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これがまた,実に楽しいダウンヒル・ルート.
Topstoneでなくファットにして大正解.
あの細いタイヤ(44c)では,崖っぷちの木の根っこが怖すぎる.

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グラベル走行を終え「渡辺体験牧場」に立ち寄る.

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この寒空の下,ソフトクリームを食べる猛者たち.
Kazchariはさすがに遠慮.
シンから冷えそう.

室内のテーブルに置いてあった「牛カタログ」が超面白い.
専門用語のオンパレード.何が何やら...

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夕暮れ迫る中,無事デポ地の駐車場へ戻る.

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次は風呂.
弟子屈の住宅街には公衆温泉浴場が点在している.
最初に行った浴場は駐車場が満車.
で,『ホテル摩周』へ移動.

このホテルの名前,どこかで聞いたことがあるなぁ...おお,ここってブルベ民に有名な宿ではないか.こんな所にあったとは.

2年前の『オホーツク1300』
オーソドックスな行程だと,3日目は紋別をスタートして釧路ゴールが多い.
Kazchariもそうした.

Audax Japan RM812 Okhotsk 1300km Hokkaido(その3:紋別~釧路)

ただし,ここ弟子屈から鶴居村までは地獄のアップダウンが続く.
ランドヌールの中には,それを避けてここ弟子屈で宿をとる者もいた.
その際はこの『ホテル摩周』が御用達なのだ(たぶん).

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『ホテル摩周』の日帰り温泉は¥400.
もうね,ホテルの外観,内装,浴槽まで何から何まで昭和観満載.
S(昭和)世代には懐かしさしかない.
もちろんサウナなんて気の利いたものはないが無問題

熱めのお湯で暖まった後は,スーパーで買い物.
スーパー『フクハラ』で明日の朝食を購入.
ついでにチューハイも.
レースではないので飲んでも無問題.

スーパーを出発する頃には真っ暗.
札幌組の乗るHIGUMAバスをハスラーで追いかける.

暗闇の中,30分ほど走って「佐伯牧場」着.
ここが本日の宿となる.

いわゆる「マンサード」屋根の建物.
倉庫と言った方が近いか.
想像以上にワイド&ワイルドな空間.
これが全て手作りだというのだから驚き.
大部屋雑魚寝かと思いきや,ちゃんと個室がある.

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夕食はKazchariがもらってきた卵を使ってのお好み焼き.

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他にも「牧場のチーズ&バジルトマト」
これがまためちゃめちゃ美味い.これまでの人生で一番美味い.

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オーナーの佐伯さんやら,隣接するキャンプ場に宿泊されるYさんやらを交えて夕食会.
備え付けの冷蔵庫には,前に泊まった人が置いて行ったビール缶や食材が大量に.
飲んだ分は,自分たちで買ってきたモノで補充する.
なんと素晴らしいシステム.まるで懐かしの学生寮のノリ.

夜はふけ,10時には寝床につく.
薄いマットレスとかけ布団は用意されているものの,夜間の冷え込みには耐えきれそうにない.
指示通り持参した寝袋にくるまり,エア枕を膨らませる.
明日のトレイルライドへの期待も膨らませつつ...おやすみなさい.ZZZ

ファットな激闘!アタック函岳,HIGUMA CYCLEのみなさんとライド

2024/9/16 Mon

ジャリの記憶

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曇り.温度:13 ℃,湿度:87%,体感温度:12 ℃,風速:6.1 km/時,風向:SW

♪チャラチャララッチャッチャ~
前日の雨の滝めぐりライドを終えたKazchariは無事に朝を迎えた.

ファットな仁宇布滝めぐり,HIGUMA CYCLE便乗ライド

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無事? 疲れているはずなのに,なぜか眠れなかった昨夜.
根が神経質なのか,枕が変わる,もしくは集団雑魚寝は相変わらず苦手なのかもしれん.
国内外を問わず,旅先でぐっすり眠れた感はあまり持てていない.
出発後,一週間,二週間と過ぎて,旅が日常に変わりつつあると,そんなことはないのだが...(優雅だ)

で,熟睡感のないまま,6時過ぎには目が覚め,起きることにした.
なぜか「GARMIN INSTINCT 2X」の睡眠の質は「普通」.
あてになるのかならんのか.

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X

まぁ,元々ショートスリーパーゆえ,経験上,寝不足でもそれほど身体パフォーマンスに影響はない(はず).
今日の激闘に備えるぜっと.

朝食は昨日のうちに買っておいた菓子パンと「カップヌードルカレー味」
濃い.レース前だと絶対に摂らない食事内容だ.

さらにはYさんから挽きたてのコーヒーもいただく.ありがたい.
9月中旬にもなると北海道の朝はかなり冷える.
外部が一桁気温になるのが普通である.

さて,朝の補給&軽量化完了.

9時出発にそなえ,コテージから温泉横の駐車場に移動する.
そこへ日帰り参加の旭川最強クライマー,Iねーさん到着.

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中古で買ったらしいが,どう見ても新車にしか見えない真っ赤なMERIDA製グラベルバイクにて参上.タイヤは38cくらいか.
Kazchariのファットをはじめ,他がMTBだらけなので,グラベルタイヤが細く,頼りなく見えてしまう.いかんせん“あの道”やしな.

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つーことで出発.
まずは国道を南下.
昨日同様,ロードの端っこツアーのようなハイスピードトレインにはならず,のんびり回してウォームアップ.

やがて有名な「函岳34km」看板を左折する.

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ここからグラベル開始まで4.5kmは舗装路が続く.
ファットの轟音タイヤノイズがあたりにコダマする.

我々を抜いて行く荷物満載のオートバイの姿もよく見かけた.
ビッグオフやハンターカブならまだしも,SSやネイキッドであのジャリは危険では...と懸念(ここ伏線).

で,懐かしの函岳山頂へと続く「道北スーパー林道」入口に到着.

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登りに備えて各自装備のチェック.
気温も上昇中.こりゃ熱くなるな.
長い長いグラベル・ヒルクライムのはじまりです.

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いつものペースで登る.
上体を起こし,呼気2回リズムを意識.
グラベルの場合,ロードと異なるのはダンシングがあまりできないこと.

フラットならまだしも,函岳名物の深ジャリゾーンでは後輪が空転する.
さらに軽すぎるギアもダメ.
多少重い方がジャリへの食いつきが良い.

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それにしても,やはりファットなタイヤで正解やったな.
この食いつきのおかげで車重の不利を完全に相殺.

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先行するKazchari,「頂上まで20km」という絶望看板が見えたところで一旦休憩.後続を待つ.

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さすが,HIGUMA CYCLEに参加される方は猛者ぞろい.
既にグラベルライド3日目にも関わらずお元気だ.

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(明言は避けるが)メンバーの平均年齢は相当高いはず.
しかあし,この登りをこのペースで登りきる.
メンバー各人の体力は一般人のそれをかなり凌駕していると思われる.
そしてチャリの持つ可能性,つまり人力を最も効率的に推進力に変える仕組みにあらためて感心する.
とは言え,さすがのIねーさんもグラベルバイクの細タイヤによるジャリ登攀に苦労されているようだ(それでも速い)

そしてまだまだ続く登り.

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クルマやバイクからの励ましがうれしい.

気温はかなり上がってきたが,水切れになるほどのノドの渇きはなく,ちょうどいい感じ.
何より前回よりも快晴.森が林が美しい.

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この後もつかず離れず,抜いたり抜かれたりを繰り返し,完全なぼっちライドになる時間はあまりなかった.
そのせいなのか,3年前の登攀時よりも良いペースで,分岐点の加須美峠に着いた.

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ここで一旦休憩.
最後の10kmクライムにそなえて栄養補給.

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普段はリュックを背負わないKazchariだが今日は例外.
さすがに食料が多い.
何かあっても何も手に入らない場所なのだ.

さて,いよいよ最後の踏ん張りどころ.

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1台クルマに抜かれて,しばらく走ると,そのクルマと先行していたKさんが停車しているのが見える.
対向車線には転倒したとおぼしきオートバイが...
ライダーがフロントフォーク付近をいじっていた.コケたか?

あくまで想像だが前方から来たクルマに対して下り急ブレーキ,前輪をジャリに取られて転倒かな.
車種はおそらくYAMAHAの「XSR900」

やはり,ネイキッドでまともに走れる道ではない.
ネット上では「SSで登りましたぁ」などの記事も散見されるが,それは「腕に覚えがある」という条件があってこそ.
決めつけはよくないが,もう少し情報収集してから走るべきだった...なーんてエラそうなこと言っていますが,転倒なんて何が原因で起こるかわからない.
チャリもオートバイも自立できない,不安定で危険な乗り物なのである.

しかあし.「とりあえず行ってみよう」の冒険心やヨシ.
まぁ,無防備なチャリで熊だらけのジャリダウンヒルやってるチャリもたいがいな存在.

ライダーは無傷のよう
「大丈夫ですか.お気をつけて」と一声かけて前進する.

そしてやってまいりました.
このコース最大のハイライト.
上富良野以上のジェットコースターポイントである.

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爽快この上ない.

アタック日を今日にして大正解.
これだけ天候に恵まれた函岳はまれだろう.

やはりチャリは快晴の下で走るに限る.
今年は雨のおかげで様々なイベントをキャンセルしたが,久々に大当たり.
晴れ男復活か!(たまたまです)

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で,写真撮影やらなにやらで停車してたので,頂上の小屋には3番手で着.
うむ.懐かしい.

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ここにはしっかりとトイレがある.
ただし水道は通ってないのか,タンクの水で流す方式.
ここで昼食.

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エネルギー枯渇気味だったので,ほぼ食べきる.
まぁ,できれば「肉」が食いたいところだがそれは無理な話.

中にはこの小屋で一夜を明かす猛者もいるとか.
表ではライダーがコーヒーブレイク中.

いずれにせよ,めったにないと思われる良い天気.
Kazchariも補給(昼食)を早々に終え,懐かしの頂上を目指す.

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絶景である.
日本海も見える.
オホーツク海も見える.
利尻島どころか礼文島も見える.

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前回はぼっちだったが,今回は仲間がいるのでこういう写真も撮れる.

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うれしはずかし青春ジャンプ.

ひとしきり大騒ぎした後,ウインドブレーカーを着たまま下山開始.
ここは極太タイヤの真骨頂! ヒャッハー! と行きたいところだが,やはりMTB勢に次々と抜かれる.
おかしい.
マシン差? 体重差? それとも腕の違いか.

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まぁ,どちらにしてもここで落車するわけにはいかん.
ファットですら深ジャリ突入時には前輪がとられ,コントロールを失いかける場面があった.
慌てず急いで正確にな!

そんなダウンヒル中,登りで見かけたオートバイがまだいた.
相変わらず始動しないのか,他のライダーとともに点検中.

とあるモトブログで「落車したのでJAFを呼んだ」という記事を見たことがあるが,いずれにせよ電波が怪しい,かつレッカー車ってここまで登ってきてくれるのか?
Kazchariに特殊な修理スキルはないので,無事を祈ってスルー.

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途中,先行していたKさんやらEさんやらによる写真撮影を経て分岐点へ.

先ほどのオートバイもどうやら動けるようになったようで,オフ車に先導されて走り去っていった.

時間があれば,これまた様相が異なる歌登側のダウンヒルを楽しみたいところだが,デポ地への帰還時間が遅くなるので,登って来た美深側に下りることにする.

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下り基調とはいえ,多少のアップダウンあり.
さすがに疲れているなぁ...

途中,例の落車オートバイが再びストップしていた.
結局,同行していたオフ車のライダーが街に行って牽引ロープを購入することになったらしい.大丈夫なのか?

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で,なんだかんだで出口(ゴール)へ.
先着者のみなさんがいたので,“ツールドフランスなヤツ”のハンドル投げ.

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ファットはやはりデカいな(Kazchariが小さいだけでは).

で,後は来た道,つまり国道を逆戻り...と思いきや,Kさんの小技がきいて河川敷から戻る.
15時過ぎ.無事生還.

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うむ.天気に恵まれたおかげか,前回より充実した「函岳アタック」だった.
年中行事にしたいくらい(そうか?).

ちなみに3年前の”ぼっち”アタックはこちら ⇒ おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

つーことで,HIGUMA CYCLEのみなさんに別れを告げ,帰りましょう.
本日も”サ活”したいところだが,昨日入った「びふか温泉」は外気浴ができないのでパス.
帰り道で未踏のサウナは...サウナイキタイ起動!

おお,この遊湯ぴっぷがよさそう.

で,着きました.

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久々の評価表.

サウナ:☆★★★★ - 2段20人は座れそうで広い.ロウリュウなし,TVありが残念やけど,たまたま放送してた未来予測検証番組の「空飛ぶクルマ」編が面白かった.

水風呂:☆☆★★★ - サウナ室を出てすぐ.狭い.せいぜい2人か.ぬるめ

外気浴:☆☆★★★ - 中庭風.天井があるものの風が通る仕組み.露天風呂が気持ちよい.

3セット終えて,休憩室へ.
さすが祝日.
家族連れで大盛況.
食事処もあるが,ラーメンやうどんなどの軽食しかなかったため,旭川まで戻ることにした.ワシは肉が食いたいんじゃぁ!

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もちろん行き先はみんな大好き「かつや」である.

帰宅時は既に真っ暗.
洗車はあきらめて,泥&埃まみれのファットはそのまま車庫へ.

そやけど,やはりグラベルではなくファットをチョイスして正解やったな.
こいつはまだまだ(冬以外でも)戦える.

これにて9月の連休第一遠征ライド終了.
いよいよ来週は1年ぶりのグラベル祭りだーッ!

ファットな仁宇布滝めぐり,HIGUMA CYCLE便乗ライド

2024/9/15 Sun

雨の森林浴

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晴れ時々曇り.温度:14 ℃,湿度:89%,体感温度:14 ℃,風速:7.4 km/時,風向:NW

さて,いよいよ特別な週末がやってきた.
15~16日にかけての遠征ライドである.

これまで2回ほど「端っこライド」でお世話になったHIGUMA CYCLEさんのツアーに便乗,つまり現地集合での参加となる.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

EMONDAなHIGUMA CYCLEで宗谷岬+稚内に行ってみたライド

今回の行き先は美深の函岳
30kmほど砂利道を駆け上がった先には360°の大パノラマが待っている.
日本海もオホーツクも,その両方が拝める.
ただし,天気が良ければ...の話.

ゆえに,15か16日のどちらか晴れの日を狙ってのアタックとなるのだが,15日の予報は「雨のち晴れ」なので,「晴れ」の16日に決定.
15日は廃線跡を使った「トロッコ王国」付近,つまり仁宇布周辺の滝めぐりツアーに参加することになった.

スタート地点は高広パーキング.
自宅からは約120km.2時間強の距離である.

9時集合に対し,朝食時間もろもろを考慮して5時半頃に家を出る.
出発時の天気は...やはり雨.
着く頃には止むでしょう.

さて,今回のチャリはファットバイク
3年前の函岳ライドの記憶をたどると,相当な深ジャリだったことが思い出される.
グラベルのタイヤだとダウンヒル時,少々キケン.

おっさんの夏休み(2)~激闘!函岳登頂ライド

それに,翌週には「NISEKO GRAVEL AUTUMN」が控えている.
落車して自身やチャリを壊したくないのだ.

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

そして,今回は車中泊の可能性もあるため,コットやらエアマットを持参.
トランク,後部座席に余裕がないのでファットは前後輪を外して積む.
うむ.こちらの方が安定している.

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国道40号を北上.
和寒のローソンにておにぎりとコーヒーの朝食.

小雨が降り続いている.
それに,寒い.
長袖インナーに半袖ジャージ,ビブにレッグカバーという装備だが,生地の厚い,起毛ジャージの方が良かったかも,と後悔.

士別,名寄を越えて美深のセイコマまで移動.
本日分の補給食を購入する.

のんびりしすぎ? 8時半頃に目的地の高広パーキング着.
ファットを降ろす.
先着1名.
「旭川-宗谷ライド」にてご一緒したAMさんだった.
AMさんはこだわりのクロモリMTBで参加.
なんと高校の頃に買ったものだそうな.なんという物持ちの良さ!

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次にAZさん登場.
KONAのファットだ.
初対面だが初対面ではない.
STRAVAで相互フォローをはじめ,実は毎冬の「びえいスノーサイクルフェスティバル」でほぼ同順位を争っている仲なのである(勝手にライバル化).

第1回びえいビルケの森スノーサイクルフェスティバル~120分耐久レース

しばらくすると,HIGUMAバスおよびEさんのピックアップも到着.
これでメンバーが揃った.

いよいよ出発.

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背景に既に滝が2本.
このパーキングは,トロッコの折り返し点の前にある.
そのすぐそばから最初の滝に行く予定が...いきなりの通行止め.
幸先いいのか悪いのか.

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道道,つまり舗装路をしばらく移動.
さすがに今回はMTBとファット.
いつものアホみたいな巡航速度ではなく,極めて平和.
それでもファットタイヤの爆音ノイズが山間にこだまする.

グラベル入り口を発見.
進入する.

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当然だが,路面は湿ってヌタヌタ.
実にファット向けの道.楽しい.
で,最初の「激流の滝」着.

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見切れているが,どこが激流なのかわからん.

ちなみに雨のグラベル対策として,ファットにはロード用のASSセーバーを付けているが,正に気休め.小さすぎて全く役に立っていない ⇒ ケツが冷たい.

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さて,道はまだまだ奥に続いている.
既に携帯の電波は飛んでいない.
GPSで進路を確認しつつ進むが,通行可能かどうかは未知数.
やはりグラベル散策はこうでなくては(ただついていくだけだが).

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立派な橋がある.
排水溝の落ち葉や泥が片付けられていたので,人の通行は(たまに)あるのかもしれん.

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気持ちの良い直線路に出る.

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またしても橋.
プレートに「コタンバシ」とある.
コタンとは村のこと.
うむ.これはもしかして集落に抜ける橋なのか?

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甘くはなかった.
道は消失.ただの空き地になった.
はるか昔は集落があったのかも.
これ,一人で来てたらホラー案件やな.

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来た道を戻る.
よく見ればこの橋,人やクルマが通った形跡なし.

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グラベル入り口からこの行き止まりまではずっと登り基調.
ということは...この帰り道は下りのハイスピード!
めちゃめちゃ楽しい!
だがしかし,容赦なく飛び散る泥!
顔や上半身が御覧の有様に.

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舗装路に戻る.
リアフェンダーは極小,フロントフェンダーは昨年割れてから取り付けていない.

ゼファール(Zefal) フロントフェンダー DEFLECTOR LITE ブラック XLサイズ 2553

で,結果的にカラダの前後泥だらけ.もちろん顔も.
50代おっさん,はしゃぎ過ぎだ.

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さて,一旦駐車場に戻り後半戦へ.
まずは旧仁宇布駅に寄る.
ここがトロッコの発着点.

トロッコ王国美深

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懐かしい.
昔,家族と来て,しっかりトロッコに乗ったなぁ.
息子はもういたっけ?

で,ここで昼食タイム.
全員泥だらけゆえ,室内にて腰を落ち着けての飲食はあきらめた.
小屋の外で焼き鳥とたこ焼きの販売があったので「たこ焼き」(¥500)をチョイス.なぜか青のりがのってないが...まぁ良いでしょう(関西人はうるさい)

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食べ終わったので散歩.
トロッコの塗装,派手だ.

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「美幸線」の一駅として活用されていた頃の備品が並ぶ.

国鉄美幸線

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次のグラベルを探して山の中へ.
分岐で右に行けばパラダイス(グラベル).

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主催のKさん夫婦.
自由人かつタフだ.
この夏だけで道内何Km走るんやろ?

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文字通りの「雨霧の滝」
謎の「女神の滝」
そしておなじみの自己責任表示

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ミネラルウォーター汲み場.
写真ではわからんが,結構降って来た.
ここでメンバーで進むか戻るかの挙手(「どちらでもいい」が多くて草)
⇒ 進むことに決定.

まっ,あまり寒くないし,泥だらけのチャリがキレイになるかも...(なりません)

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で,さらに1kmほど進むとあるのが「雨霧の滝」
これが実に見事な滝で,まさに今日のハイライト.
雨ニモマケズ走った甲斐がありました.

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メインの滝の隣にももう1本流れていて,実に画になる.
ピーカンよりも,こうした小雨の方が雰囲気があって良い.

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少し戻るとクルマ用の駐車スペース.
そこから小道を歩くと「女神の滝」があるそうな.

うーん,歩きか...という声もあったがせっかくなので行ってみる.
これがまた...長い.
そらそうだ.山道の300mである.
割と本格的な登山道.
SPDシューズも滑るぜ.

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苦労した割には,小規模な滝.
今日はさっきの「雨霧」がベストやな.

で,例によって帰りのグラベルを快走ダウンヒル.
舗装路では,Eさんがウィリーに失敗して落車するというトラブルもあったが,無事にデポしたパーキングに戻る.

空はすっかり晴れ渡っている.
さきほどの滝めぐりが幻だったかの様.

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このパーキングにはトイレがある.
そこの水を使ってさっと洗車.キレイになりました.
まぁ,明日もグラベル三昧なのですぐに汚れてしまうわけだが.
チェーンへの注油だけは念入りに.

ワコーズ CHL チェーンルブ 浸透性チェーン用防錆潤滑剤 A310 180ml A310

ふと,隣を見るとEさんがピックアップの荷台にMTBを直乗せ.
まだ数台乗せられそうなので,ファットの輸送を頼んでみる.
快く承諾していただけた(タイヤ外さずに済んだ)

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今日は美深のコテージに宿泊して「ジンパ」の予定.
アルコールやら明日の朝食,補給食を購入するため,美深市内のスーパーに寄る.

ドアの「引く」「弓K」に見えて脳が混乱(疲れているのか?).

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美深キャンプ場着.
車中泊ではなく,なんとかコテージにin.

夕食開始まで1時間半.
隣接する「びふか温泉」にてサウナを無事3セット.

びふか温泉

残念ながら外気浴スペースがないので,冷水浴後も汗がひかない.
これでは”ととのい”が来ない.惜しい.

6時ぴったりにコテージに戻る.
既に「ジンギスカン」が用意されていた.

まず話題にのぼったのが「どうしてジンギスカン鍋の形はこうなのか?」である.
確かどこかで「羊=モンゴル=チンギスハーン.ゆえに,そのモンゴル軍の兜の形状から」と聞いたことがあるのだが,他の道民メンバーは知らないと言う.
Kazchariもあやふやだったので改めて調べてみる.

知ってるようで知らないジンギスカン鍋♪そのひみつをご紹介します

違ってた.

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もう一品.「煮込みジンギスカン」
ええ,肉が余っていたもので...美味し(っつーかジンギスカンはジンギスカンな味).

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つーことで楽しい夜は更けていく.
ただし,この団体の平均年齢はかなり高い.
9時過ぎ,そうそうに宴は終了し,みな寝床につく.

そう,このツアーは明日が本番なのだ.
地獄を楽しみな.

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ファットな占冠村ヒグマライド2024

2024/8/25 Sun

いのちだいじに

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曇り.温度:22 ℃,湿度:76%,体感温度:23 ℃,風速:4.6 km/時,風向:E

『カミヒル』をスキップして参加した『占冠村ヒグマライド2024』

ざっくり内容を説明すると,山中のヒグマ生息地をサイクリングしつつ,その生態を学ぶ ⇒ 昼食 ⇒ 座学 ⇒ クマスプレーの噴射体験というイベントである.

結論.
興味深く,勉強になったものの「事前の予測よりかなり違ってたなぁ」という感想.

そう,最初は「グラベル走行:ヒグマ話」の割合は「6:4」ぐらいと思っていたが,実際は「2:8」だった...というお話.

自宅から集合場所である道の駅「しむかっぷ」までは約100km.
何もなければクルマにて2時間弱で到着する.
現地9時集合に対し,念のためにと6時に家を出た.

もちろん自前のファットバイクを持参する.
昨日のうちにバックミラーやリアキャリアを除去.
川渡りもあるということでアスセイバー(リアフェンダー)を装着.

MagicOne(マジックワン) ASS SAVERS(アスセイバー) REGULAR ブラック リアフェンダー MG-ASR-1-BLK ブラック

走行後は,かなり泥だらけになるので,バイクを汚したくない方はレンタルおすすめ.

家族が寝ているので台所は使わない.よって朝食は出発後に美瑛のローソンで.
レース前同様「塩むすび」を一旦手に取るが(消化が良いので),今日は気にする必要がないことに気付き,「梅干し」「昆布」にする.
他にホットコーヒーと鉄分入りヨーグルトを購入.
あれ? 結局レース前っぽいメニューやな.

国道237号をひたすら南下.
先日の「旭川-襟裳岬ライド」が思い出される.

DOMANEなHIGUMA CYCLEで襟裳岬まで行ってみたライド

8時前には占冠着.
ファットを降ろす.

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既にガイドの方が待機しておられたので挨拶.
参加料¥6,000を支払う.
参加記念品はクマのマスキングテープだった(使い道が...).

集合時間まで間があるため読書の続き.

ある行旅死亡人の物語

宮部みゆき小説ばりのドキュメント.
一時話題になったが,どこまで明らかになったのかは知らない.
報道されなかった?
まだ途中.ラストがどうなるのか,楽しみな一冊である.

9時が近づくにつれ,参加者が集まってきた.

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ファット3台.他はMTBである.
簡単に自己紹介をしていよいよスタート.

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道の駅を出てすぐに右折.
いきなり未舗装だ.いいねぇー.

そういやファットでグラベル走るのも久しぶり.
うん? 美瑛のスタンプラリーの時,少し走ったっけ?

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第2の挑戦

Topstone購入後は,あっちばかり乗っている.
舗装路の走破性も高いので,グラベルまでのアクセスが楽だし.

とは言え,ファットはファットでタイヤの太さによるもっさり感があるものの,見た目より軽くグラベル走破性も高いの我がスペシャのFATBOY
それはグラベルが荒れれば荒れるほど発揮される.
特に今日のようなコースはぴったりだった.

そう,いずれにせよ今回のイベントは「MTBかファットバイク」指定.
グラベルロードだと,相当厳しかったのは確か.

林道入口の看板を過ぎ,いよいよ本格的にヒグマの生息エリアへ.

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最近の雨であちこちに水たまりができている.
はい.早速泥だらけ! ヒャッハー!

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そして現れる川渡り.
実に楽しい.

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ホンマ,このコースプロフィールだと,完全にファット向け.
グラベルロードのタイヤ幅だとかなりヤバかったかも.

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つーことで,実に楽しいグラベル.
路面も適度に荒れていて走りごたえがある.

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川渡り時はシューズが濡れてしまう.
ソックスまでぐじゅぐじゅになって気持ち悪し.

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変化があって楽しい道だ.
これが通常のグラベルイベントなら,景色に目もくれず漕ぎまくるのだが...

もう一つの目的「ヒグマの生態学習」も忘れてはならない.
それにガチ勢だけではなく,普段乗っていない方も参加されている.
ようするに...休憩が非常に多いのだ.

まぁ,そこは仕方がない.
”そういうイベント”なのである.

で,そのヒグマの説明をしてくれる鳥獣保護員のMさんが,なかなか強烈なキャラクターだった.

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まずは,シカとヒグマでフキの食べ方が違うという講義.

パフォーマンスしながら,実際にフキを食べるMさん.
よくわからんが,生のフキっておいしいのか?
参加者から「そこまでカラダをはらなくても」との声あり.
いや,大好きなんだろうな.ヒグマのこと...(皮肉ではありません)

そして,激坂を登り切った先にある一本の木の前でストップ.

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この木にヒグマの痕跡があるとのこと.
はて,それは?

チッチッチ...チーン.

それは「背こすり」の際についた体毛(2,3本).
わ,わからん.
そこから30分近く講義...

いや,わかるんですよ.こちらがメインということは.
ただ,Kazchari的には楽しそうなグラベルがまだまだ先に続いてそうなのに,この停止時間は...キツイっつーか,もったいない.

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想定していたのは,普段走れない林道の奥地をプロのガイドとともに深く潜入.
さすがに”本物”に出会わないまでも,このイベントのみの限定コース(ようするにヤバイ)を走り回りたかった...というのが正直なところ(※個人の感想です)

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そう,今日のグラベルは3kmほど行って,そのまま引き返すだけ.
フリークとしては...いくらなんでも短すぎ.
次回,グラベル走行がメインの企画を立ててくれたら...ぜひとも参加したい(過去にはあったっぽい).

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そうそう,今回入口からすぐに分岐したグラベルがあったので「あっちは勝手に走ってもいい道ですか?」と聞いたところ,特別な許可は不要だが,サイクルツーリズムに事前連絡が欲しいとのこと.

うむ.今度,旭川自転車愛好会のCさんに提案してみよう.

Topstoneな東神楽グラベルライド~ジャングル・リベンジ

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一旦舗装路に出た後,河川敷のグラベルを少し走る.
途中で,畑のそばでヒグマ用の箱ワナを見る.

先日も一匹かかっていたそうな.
人里に下りてきてしまった...という理由で殺処分.仕方がない.

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で,国道を移動して小学校跡の「双民館」へ.
現在はキャンプ場やらレンタルサイクルのステーションになっているようだ.

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ここで昼食タイム.
「スイカ」「塩サイダー(なぜか徳之島製造)」そして「カレー」である.
カレーにはデカいウインナーが入っている.

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これは世にも珍しい熊肉ウインナー
村で捕獲したヒグマの肉と豚肉を混ぜて作ったそうな.

道の駅でも買えません.
このイベントのための特別製らしい.

歯ごたえがあって美味し.
そういや熊肉食べたのは初めてだっけ?
知床あたりで熊肉ラーメンとか食べれたような.

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次に廃小学校内の体育館にて,パワポを使った,占冠村およびヒグマに関する座学が1時間ほど.
講師(Mさん)自らが事前におっしゃったように...すいません.講義中,何度か意識とびました.

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そして,いよいよメインイベントたる熊スプレーの試射.
一部で有名なゴミ袋製のヒグマが登場(よくできてる).

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風向きを考えつつ設置.
滑車により迫るヒグマ!(のオブジェ).
それを,スプレーで撃つべし,撃つべし!

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とまぁ,撃つのはあっという間だが,そこまでのレクチャーが重要.
何せ,この熊スプレーは成分がヤバイ.
皮膚に触れたりするとかゆみや発赤.
匂いを感じた=服にも付着したことになるので,そのままの恰好でクルマに乗ると,しばらくは刺激臭が消えないそうな.
もちろん,目も保護しなければ.
しっかりサージカルグローブとグラサンをかけて準備.
某無課金おじさんにはなれない.完全防備で撃つ.

どこかで「噴射はクマが2mまで近づいてくるまで我慢」と聞いた記憶があるが,本日試射した高級スプレーは10mからでOKとのこと.
事前の試し吹きだけでも逃げていく可能性も.
だとしたら...本番でも余裕?(うんなわけない)

FRONTIERSMAN Bear Attack フロンティアーズマン 森林警備隊採用 ベアアタック 熊撃退スプレー ラングスジャパン(RANGS)

さぁ,これでこいつを買えば,今後のぼっちグラベルも平気!...と言いたいところだがやっぱ高ぇ.最近,さらに高騰中.
やっぱ,この衝撃動画のせい?

最後に質疑応答.
参加者の質問へのMさんの回答が興味深かった.

以下,Kazchariによる要約・意訳.

ヒグマの被害に遭わないために森へ行かない,という選択枝はない.
むしろ積極的に行ってほしい.
人間の活動範囲を広げ,ヒグマに領分をわからせてやれ.
森での経験には価値がある.

本格的な熊スプレーではない,対人用の護身スプレーで効果はあるのか?
ないよりマシ.お守りとして役立つ.

スプレー噴射後も襲ってきた場合,どうするのか?
戦うのか? それとも,うつぶせで防御姿勢をとってやりすごすのか.
どちらがいいとも言えない.
殺られるときは殺られる.
そこで,ふと考えて欲しい.
自分の人生の最後はどうあるべきかを.
負けるかもしれないけど抵抗するのか,座して死を待つのか.
後悔しない選択を.

うむ.特に最後の教えはむっちゃハードボイルド.
狩猟小説に出てきそうな思想やな.

で,そんなMさん.風向きのせいでスプレーを顔に浴びてしまった.
即効で水洗いするが,しばらく目が充血したまま.

でも30分ほど経つと...

「ほら,もう大丈夫です.御覧の通り効果は長続きしません.つまり,クマにも地面の植物にもローインパクトです」
とのこと.

またしてもカラダを張った解説だ.感動.

「カラダ張ってる」と言えば,今日は新聞記者さんも同行.
取材のためだが,普段は自転車に乗らず,ましてやグラベル走行は未経験だったらしい.
しかし,そこは記者魂.
上司の指令があれば,倉庫からミッションザック(今回は登山用装備)を持ち出して,どんな場所でも出向くらしい.
大変である.
確か,このイベントの参加条件に「自転車初心者は参加できません」と書いてあったような...まぁ,いいでしょう.

サイクルイベントは,予想を超えてハードな場合と,逆に「お,おう,そーいうイベントだったのね...」に分かれる.

前者の代表はやはり「NISEKO GRAVEL Ex-Long」

TopstoneなNISEKO GRAVEL参戦記(その3)~PANARACER NISEKO GRAVEL AUTUMN RIDE 2023編

今回のヒグマライドは後者でした(あくまでKazchari基準)

で,道の駅に戻って解散.
15時過ぎに帰路につく.

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ライド後はやはり”サ活”
今回は初訪問,ふらのラテール』に立ち寄る.

大人¥980でタオル付.

サウナ室:★★★☆☆
水風呂 :★★★☆☆
外気浴 :★★★☆☆

サ室は2段.木製の板に直座り.
一応マットは用意してあるものの全て使用済みで,途中,誰かが洗いにくることはなかった.
テレビなし,音楽のみはベネ.
水風呂は数名が同時に入れる広さがあるが,少しぬるめ.
外気浴可.ただし露天風呂脇にビーチチェアが2脚のみ.
スペースはあるのにもったいない.

総じてほぼ平均点.
元々,サウナを売りにしていない印象.
十勝岳連峰の景色が素晴らしいだけに,もったいない.

食堂併設だが,現在人出不足のために休業中とのこと.
どうやら田舎の施設で,こういう場所がぼちぼちと増えている模様.
農閑期は復活するのだろうか?

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つーことで,19時過ぎには帰宅.
走り足りなさは感じるが,ヒグマについて少し詳しくなったのは事実.
特にMさんの思想は印象に残った.

オートバイにしろ,チャリにしろ,一般人よりも確実にグラベルに入り込んでいるKazchari.
幸いにもヒグマに遭遇した経験はない.
とは言え,グラベル走行を趣味にする以上,その日はいつか来るだろう.
それに最近は国道や市街地でも出没してるしな.

はたして,その際に落ち着いた行動がとれるか.
今日得た知識・経験が身を助けるとええね.

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丘のまち びえいサイクルスタンプラリー 第2の挑戦

2024/7/7 Sun

降るんか? 降らんのか?

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曇り.温度:22 ℃,湿度:75%,体感温度:23 ℃,風速:12.5 km/時,風向:S

北海道には梅雨がない...と言われたのは昔の話.
ここ数日の天気は最悪である.よりによって週末連続雨予報とは...

おかげで楽しみにしていた「当丸コースター300」をDNS.
SNSを見ると相当数がDNS,出走後もDNF者が多かったようだ.

で,本日は「旭ヶ丘ヒルクライムアタック」開催.
健康診断として位置付けていたこの大会だが,今年は「当丸」を優先したためエントリーせず...
こんなことになるなら...と後悔しても仕方がない.

2023旭ヶ丘ヒルクライムアタックと愛山渓二次会ライド

さて,今日も悔いのない1日にすべく天気予報を確認.
午前中はなんとか天候がもちそう.
出かけましょう.

そうだ!スタンプラリー第2の挑戦だッ! Go Go!

それでもいつかは雨が降る.
レインウェア,ソックスカバーの持参はもちろんのこと,チャリもEMONDAではなく,濡れても気にならないファットで出撃! 久しぶりだ.

自走だといつ帰れるかわからんので,ハスラーでトランポ.
いつもの美瑛町体育館へ.
まるで真冬のライド.

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さて,スタンプ集めの続きである.
まずはCP「憩が丘」へ.

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看板あり.
前回のスタンプラリーでは最後にチェックした場所である.感慨深い.

最初はセンチュリーライド60kmの常設コースをたどる.
緩やかに坂を登り,CP「三愛の丘」

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トイレ周りの掃除をしているパトロールの人や,本州から一人車中泊旅の人から「太いタイヤだねー.重いっしょ?」と立て続けに質問.
「いえ,ママチャリより軽いですよ~」と同じ回答.
まぁ,美瑛の丘陵地帯を,こいつで走り回るのはよいトレーニングなのは事実.

近くにある,勝手にブライダル写真を撮られていることが多い一本木な風景.

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次のPCは「ファームズ千代田ふれあい牧場牧草地」
なぜか看板が倒れていた.風?

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雨予報はどこへやら.
青空が見えております.
それにしても絶景だ.楽しすぎる.

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次のCP「水沢春日台」がなかなか見つからない.
確か前回は天ぷら屋の近くだったような...なくなった?

つーことで場所が少しズレたが無事発見.
そろそろ天気がヤバい.

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次のPCはちょっと遠い.
地図を拡大すると細い道がある.
ここを通ろう.

念のため分岐で確認すると,なぜか肝心のスタンプラリーアプリ「DIIIG」が重いっつーか,全然つながらない.

またか.
こういう時にはあわてず騒がずブラウザで公式サイトにアクセス.

丘のまち びえいサイクルスタンプラリー

そこからログインして「イベント参加」をクリック.
すると,アプリが起動し現在位置が表示される...こともある.
もしくは現在地を少し移動して...ってまぁ,面倒くさい上に不安定.

それでもなんとかルートを確認し曲がった先は...

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なんとグラベル!
以前もモンキーで来たことあるなぁ.
今日はファットで良かった.

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しかもこのうねうね具合!
距離は短かったけど,満足いくジャリ道でした.

で,舗装路へ.
次のPCは「常盤会館」だが,あまりに目立たない建物で300mほど通り過ぎてしまった.
もちろん看板はない.

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新PCである「美瑛放牧酪農場前」へ.
去年のカミフグラベルでも来たな.

Topstoneなカミフグラベル走行会ライド

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ここのPCはGPS計測がけっこうシビアで,建物前では認識されず,少し出入り口側に移動する必要があった.

さて,今日はいくつ回れるやら.
とりあえずPC「JR美馬牛駅」へ.

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腹が減った.そろそろ補給要.
この近くにコンビニやカフェはない...「YAMAICHI」は遠いしな.
そこで目に入ったのが駅前にあるこの佐藤商店
そして,黒ボードに「ランチメニュー」の文字が.
これはぜひトライ.

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この「そば」「ばくだんおにぎり」のセット,なんと¥530である.
ご時世なのにめちゃめちゃリーズナブル.
しかもおにぎりの具は味玉.美味し.
ただし食べにくい.

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まぁ,量的にはもう少し欲しいところだが(+¥200でそばがフルサイズに),もう少し走り続けるエネジーは得た.

坂を登り返してPC「拓真館」へ向かう.

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また人が増えてきた.
レンタカーにご用心(急ターン&急ブレーキ).

少々地味なPC「福富行政区会館」

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ここにはトイレがあります.
そして本日のラストPCは...

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「新栄の丘」でした.
この天気である.ソフトクリームはやんぺ.

さて,デポ地に戻りますか.

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クルマに到着した途端,雨が降り出した.
今日は運が良い.
走行中,レインウェアを着ることがなかった.

まだ13:00過ぎ.
時間はあるのでもう少し回れないこともないが...次回のお楽しみにとっておこう.
ここまでの達成状況はこんな感じ.

国道をはさみ,東西の端っこが残っている.
フルコンプのためには,もう一度走る必要があるな.

ネットに「旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024」のリザルトがアップされていた.

旭ヶ丘ヒルクライムアタック2024

トップ集団のタイムがとんでもなく速い.
ことごとく13分切り.
昨年のKazchariのタイム(ベスト)だと総合15位になってしまう.
年代別でも7位...

この大会も徐々にメジャーになり,全国(全道?)から猛者が集まるようになってきたかも(そうなのか?).