2023/9/10 Sun
イベントざかり
晴れ時々曇り.温度:21 ℃,湿度:82%,体感温度:21 ℃,風速:3.3 km/時,風向:ENE
日曜日.
今日も晴れ.
ここ数日連続でチャリに乗っているが,懸念の右膝(腸脛靭帯炎)に痛みなし.
となればEMONDAでロングライドですな.
元々の予定では「ツール・ド・北海道」の第3ステージの見物をするつもりだった.北見から当麻までの間,つまり国道39号線のどこかでの観戦予定.
だが,不幸な事故により全レースが中止.
行き先の変更を考えたが,前夜の家族との会話中,何かのきっかけに「旭ヶ丘」が出てきた.
うん? 旭ヶ丘? 何か大事なことを忘れている...おおっ,ジェラートの引換券をライドポーチに入れたままやったわ.
そう,7月に開催された『旭ヶ丘ヒルクライムアタック』.
その参加賞の1つとして「大雪森のガーデン」のジェラート(ダブル)の引換券をもらっていたのだ.
期限は今季営業終了まで.
いつまでなのかわからんが,今日を逃すと10月になる可能性がある.
以前,この引換券を無効にしてしまったこともあるので早めに行くべし.
で,出発して定点観測ポイントへ.
いつの間にか曇り空に.涼しくはない.
いつもならサイクリングロードを使って駅方面に向かうのだが,それだと昨日と同じルートになってしまう.
ゆえにわざわざ遠回りして当麻経由で向かう.
気のせいか今年は雑草の成長が遅い気がする.
例年なら草が生い茂って道を隠してしまうのだが...草刈りがこまめに行われているのだろうか?
東川のキャンモア横の坂を越えて桜岡へ.
ファットで100km走ったイベントを思い出す.
めったに見かけない汽車(ディーゼルなので)が通った.
つい撮りたくなる.
しばらく進んでいつもの当麻パーキングにてトイレ休憩.
そういやこの近くに温泉施設あったな ⇒ 「当麻ヘルシーシャトー」
調べると,サウナはあるけど露天はない.ただし¥500.今度行ってみるか.
ここで川沿いのサイクリングロードに合流.
やっぱりクルマに気を使わずに済むのがベネ.
グライダーの発着場を越えて,森を抜ける.
このサイクリングロードは景色の変化が楽しい.
ここもまた定点観測地点.お気に入りである.
先ほど景色の変化が楽しいと書いたばかりだが,路面の変化も凄まじい.
油断すると落車するかも.
例えば,以下はもう完全にグラベル.
数日前の大雨で川からの水が流入したのだろう.
28cのスリックタイヤではヤバかった.
お次はガラス片.
なぜか途中からアスファルトにガラスが混じるようになり,凹みに溜まってたりする.
実際,過去にはこの付近で2回ほどパンク経験あり.
この時期は全然だが,深秋になると落葉で完全に道が覆われる.
枯れ葉の下に泥が隠れているとスリップ.
まぁ,見方を変えるとグラベルロードやファットバイクで走ると実に楽しい.
特に11月上旬は黄金色に染まる.
その時期にまた来よう.
で,サイクリングロードの終点である愛別のパークゴルフ場へ.
ここでカロリーと糖分を補給...となれば赤コーラ!(ゴミ箱付)
ここからは国道39号へ.
しばらくは路肩が狭く,道も悪い.
上川まで自転車専用道の延長を希望.
しばらく進むとある意味,幻の看板が.
上川町を抜けて,ヒルクライム大会時のスタート地点着.
遠回りしたせいか,いつもより10kmほど距離増し.
さて登りますか.
前回のヒルクライム大会ではこのEMONDAではなく,DOMANEで出場した.
意外にも後者の方が700gほど軽かったのだ.
車重がヒルクライムタイムの決定的な差ではないことは重々承知している...つもりやったけどな.
単純にフレームやホイールの適正で言えばEMONDAの方がヒルクラ向き(のはず).
来年はEMONDAのチューブをTPUに,タイヤをアジリストの軽量タイプに,サドルを中華製のあやしいフルカーボンに変えてみますか.
[3個セット] Magene(マージーン) EXAR TPUチューブ 700C 36g
パナレーサー(Panaracer) クリンチャータイヤ AGILEST LIGHT (アジリスト ライト) 700x23C / 25C / 28C 黒/黒オープン
そうすればDOMANEの決戦仕様と変わらぬ重さになるはず.
そしてベストタイム(13分切り)を果たし,その勢いでカミヒルにも参戦...と,正にトラタヌ.
とかなんとかをずっと考えていたわけではなく,後輪の重さを感じつつゴール.
さすがの16分台で汗だく.
森のガーデンにて,予定通りジェラートをいただく.美味し.
イスに座って食べていると,なぜかサイクリングウェアの人たちを多数発見.
どちらかと言えばダボっとしたMTB系?
どうやら,近くでイベントをやっているようだ.
山も雲に覆われてしまったが一応,いつもの駐車場で来訪記念撮影.
チャリの自立に使用するのはいつもの「めだたんぼー」.
草地だと安心・安全.
青奴工房(aoyatsukoubou) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド クリア
「MTB会場まで右折」の謎看板あり.
一応,Kazchariもグラベルロードとファットのオーナー.
MTBに興味がないわけではない.
あわよくば,試乗会に紛れ込めたら...という算段.
坂を上ると,結構な数のクルマが駐車している.
案内の人に「見学だけでもOKですか?」と訪ねゲート内に進入.
もちろん砂利&草地をEMONDAでえっちらおっちら進む.
気のせいか,周囲からの「何だあれ?」的視線が痛い.
ブーステントが立ち並ぶ.
信州のツアー会社が主催?
奥の山の方をMTBが複数台ゆっくりと走っていた.
レースや試乗会というより,体験会的な雰囲気.
ざっと見渡したところ飛び込み試乗などはできなさそう.
どうやら事前申し込みが必要なようだ.そやろなぁ.
「およびでない」っつーことでスゴスゴと撤退.
さてダウンヒルである.
やはり例の事故が頭によぎる.
Kazchariはこれまでダウンヒル中に曲がりきれなかったり,派手な落車をしたことはない.
いや,テクニックがあるとかではなくて単に怖いから,スピードを出せないのである.
それでも,視界や路面良好時には60km/hほど出てしまうこともある.
自分では安全マージンを十分取っているつもりだが,何が起こるかわからないのが公道.
道路が陥没,オイルが垂れている.白線で滑る,対向車がセンター割れ,横風が突然吹く,そして一番怖いのが野生動物の飛び出し.
いくら腕に自信があっても避けようがない事態は起こりうる.
こちらの防御は頭に乗せた発泡スチロールのみ.
ほぼ素顔&裸で超高速の乗り物にまたがっているというとんでもない状況.
オートバイの時もそうなのだが,1つコーナーをクリアするたびに「オレ,まだ生きている」と毎度実感する.
結局は運を天にまかせるしかないのか.
ホンマ,つい最近も,なんでもないところでコケたしな.
つーことで,今回も無事ふもとに降りれた.
ちょっと寄り道して,以前から気になっていた「エスポワール(の鐘)」とやらに行ってみる.
借金かかえて地下カジノでペリカを稼ぐような名称だが,関係ないらしい.
確か「希望」という意味だったよな.
坂の途中から合流するルートを取ってしまったのでセグメントにはならず.
場所は把握したので,次回は”下から”ガチ踏みやな.
さて昼食の時間.
北海道のローカル誌『HO』で見つけた上川のカフェに行ってみる.
国道から外れ,田んぼ道を少し走るとそのカフェを発見.
ただし...臨時休業! Google先生!営業中って表示してるやん!
仕方がない(と言えば失礼か),いつもの『山の食房』に行って,いつものポークチャップを食うか.
いつも通りめっちゃ美味し.
現金払いだが,かっきり¥1,000なのも小銭が出なくてベネ.
でも,いつもと同じ注文だったので不満(なんじゃそら).
食事中,ふと外を見ると...
レースは中止になったが,参加予定だった選手たちが練習走行をしていた.
心情はいかばかりかと思うが,良くも悪くもそれがプロなのだろう.
食事終了.
パークゴルフ場からサイクリングロードに乗る.
往路でも通ったグライダー発着場で空を見上げると...
陸はオートバイとチャリ,海はダイビングで制覇(?)してきたKazchariだが,さすがに空に関してはノータッチ.
グアムに行った時,タンデムでのスカイダイビングに挑戦しようと思ったこともあったがパス(たしかUS$300ほどだった).
ましてやグライダーは,さらにハードルが高い.
いったいどんな人が,どういうきっかけで始めたのだろう?
やってみたい? うーん.
で,いつものトイレでピットイン.
ド根性ひまわりが一輪だけ咲いていた.
もうグラベルやら落ち葉は勘弁なので,サイクリングロードから降りたり,また乗ったりを繰り返す.
そうこうしているうちに自転車道入り口に到着.
ここから家まではまだ距離がある.
かなりスタミナを消耗してしまったので,のんびりと帰宅.
つーことで「ジェラートを食べるためだけに往復150km」という,いかにもなチャリライド.
まっ,それは後付けの理由.
走りたいから走る.ただそれだけ.