2025/2/22 Sat
今度こそあがり?
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ついに買っちった.
泣く子も黙る英国生まれの高級ミニベロ『BROMPTON』.
しかもパリ五...いや2024年夏の世界的スポーツ大会限定モデルこと「Paris Edition」である.
何より目立つのが,シックなイメージのBROMPTONとは真反対なド派手カラー.
まぁ,人によっては「バブル期のスキーウェア」と評する人もいたが,ブルーとピンクの組み合わせと言えば...ガザD? いやキュベレイMk-Ⅱか?
いずれにせよ,個人的に好きな色合いだ.
チャリは目立ってナンボである.
冒険投資家として有名なジム・ロジャーズは若き日の世界一周旅行の際,一度目はオートバイ(BMW),二度目はベンツを使っている.
オートバイはともかく,ベンツの方は超ド派手なオレンジイエローのオープンカー!
通常であれば目立つ=危険と思われるが,ジムの発想は逆.
あまりに派手なので,町や村に到着した時に住民全員の注目を浴びる(監視される)ので,かえって安全とか.目からウロコ.
盗まれやすいと評判のBROMPTON.
このベンツと同様の効果に期待.
まぁ,乗り出し前にする心配ではないわな.
さて,Kazchariは以前よりミニベロが欲しかった.
何度か記事にもしている.
しかあし,ここんとこ毎年自転車を買っている.
さすがに当分自粛か...とネットを散策していると,偶然この「Paris Edition」を発見し,そのカラーに一目惚れ.
こいつはBROMPTONのラインナップ中,ミドルクラスにあたる「P-Line」の12速をベースにしている.
フレームは伝統のクロモリだが,フロントフォークとスイングアームはチタン! チタンですってよ奥さん!
それによって通常モデルより軽量(と言っても10kgある).
塗装はフィルムを特殊なフィルムで吸着したモノ.経年劣化は...未知数.
また「Paris Edition」ならではの装備として,フロントとリアのライト(CATEYE製),およびブルックスのカンビウム素材のサドルが付属.
それでいて価格はノーマルとそれほど変わらん.
つまり,高いが安い! これは買い!
だが,時すでにお寿司.
数軒問い合わせてみたが,いかんせん夏の大会に合わせての7月発売ゆえ,どこもかしこも在庫切れ.
そもそも国内への入荷数も少ない上,専門店だけの販売らしい.
まっ,仕方がない.
次の気になるカラーが発売されるまで諦めるか...とネットの海を漂う.
あれ?
この店,あと1台在庫ありとな? まさか.更新し忘れだろう,とダメ元でメールを出してみた.
なんと,まだあるとのことの返事.
少し考えて購入を決意した.
ただし問題が.
そのお店「じてんしゃひろば遊」さんは愛知県にあるのだ.
そして完成車の通販はしないという(メーカーからの縛り).
対面販売で現車確認必須とのこと.
困った困ったこまどり姉妹.
だがしかし,ここで名古屋に知人がいたことに気づくKazchari.
しかもチャリ仲間である.
これぞ渡りに船な闇夜の提灯,日照りに雨で地獄に仏である.
早速,代理引取りの依頼を申し出たところ,快く承諾していただけた.
ありがたし.
で,先日,お店を訪問.説明を動画撮影し送ってくれた.
ふむふむ.まぁ,しょせんチャリはチャリやしな(と,気楽に考えていた時期がKazchariにもありました).
つーことで手続き後に再梱包,無事に発送され,昨夜,旭川に届いた次第.
着払いの配送料は¥3,090である.
はてさて,数あるミニベロの中で,なぜBROMPTONなのか?
一時はこんな記事まで書いてたのに?
ミニベロ購入の一番の動機は飛行機輪行での旅である.
しかもまた海外を走ってみたい.
台湾一周があまりに楽しかった.
ロードのカーボンフレームは気を使う上,輪行に使った袋や箱の保管に困る.
安心とのバーターにより,基本的にデカくて邪魔.
それもあって台湾一周時にはレンタルにしたが,次回は自分のチャリで走ってみたい思いもある.
ミニベロ,しかもBROMPTONだとこのIKEAのビニールバッグがベストマッチ!
IKEA(イケア) DIMPA 90187753 収納バッグ, 透明
この袋に収納し,そのまま預け荷物にする人が多いそうな.なんてお手軽.
BROMPTONは完成しきっており,耐久性もかなりのものと聞く.
また,トラブルが発生し,応急処置でどうにでもならない時でも世界で一番売れているこいつが良い.
どこまで汎用性のあるパーツが使われているのかは知らんけど,なんとかなりそうな気もする.
そう,”世界のカブ”のように.
後はまぁ.カスタムパーツの潤沢さかな.
ここは他のメーカーは太刀打ちできない.
てなわけで,本日土曜日,他の家族が出かけた後,箱から取り出しリビングへ持ち出す.思ったより重い.
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シートを付けて.
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説明書も見ずに,トランスフォーム!
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持ち上げた瞬間,後輪部がくるっと回ってカシャンとロックされるのが心地よい.
しかしスゴイな.このサイズがあそこまでコンパクトになるとは.
本来であればこのまま走りに行きたいところであるが,雪上を走れるタイヤではない.ましてや,鎖骨骨折療養中である.
雪解けまで我慢,もしくはチャリ解禁され次第,雪のない海岸沿いまで遠征するか.
購入後,お店の方のブログを読むと,この「Paris Edition」は相当引き合いはあったらしいが,なぜか売れなかったそう.
きっとKazchariとの出会いを待っていたに違いない.そう,これは運命(さだめ)なのだ.
いつかこいつと一緒に飛行機に乗って長い旅に出るんだ...(フラグ)
購入後気付いたのだが,2大会連続でオリ...カラーのチャリを所有することになった.
利権にまみれたあの夏・冬の某世界大会には1mmも興味がないのだが.
以上,驚いた点,気になる点も多々あるが,細かいインプレは実走後に.
さて,新しいチャリを買うと,色々附属品も必要.
まずは便利そうなこいつ.
永遠のライバル(?)のO西さんは,「Flèche」も「1200」もBROMPTONで出るらしい.
さすがパラダイスウィークSR.トチ狂ってる(ホメ言葉).
ならば,その挑戦を受け...ません.
とりあえずBROMPTONでの参戦は「200」からかな.
えーと,GWに「薄野200」開催か.
おそらく名物のBROMPTON軍団が大集結すると思われるが,旭川からだと駐車場問題が勃発.それに札幌市内に前泊するのはちょっと...
おっ,その次のこれは!(to be continued)
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