2025/2/5 Wed
スナフキンは働かない
Kazchariもそろそろ定年である.
今の職場は一応再雇用で65歳まで就労可らしい.
仕事内容には不満はない.
だが,残された人生,動けるうちに様々なことを体験しておきたいものである.
よって早めの退職も考えなくもない.
もちろん,ロクにキャリアを積んでこなかったので,先日紹介したようなハイソな職は無理ゲー.
先日,このサイトでたまたま「財団B」の求人を見つけた.
もちろん管理職待遇.
トイやプラモの企画とか楽しそうやなぁ...いやいや,そんな妄想はさておき,そもそもどれもこれも60歳定年が前提となっている.
で,「転職」や「副業」で検索中に面白いサイトを見つけた.
旅と仕事の融合.
こんなマッチングサイトがあってんなぁ...と感心した.
ざっくり見たところ,「学生が長期休暇中にリゾートホテルや農業・漁業の手伝いをする系の求人募集」が多い印象.
そして,最近では定年後のシニアが働くケースも多いようだ.
シニアの場合,特に生活,つまり金銭的に困っておらず,”趣味の延長”として働くことも多いようだ.
ふむ.これがKazchariが求める老後なのか?
例によって公式サイトだけだと良い事しか書いていないため,リサーチ必須.
【新体験】おてつたびはデメリットが多い?口コミ・評判を徹底解説
当然だが,やはり相性の良し悪し次第やな.
ちなみに若き日かりしKazchariには,リゾートバイトの経験がある.
時に1994年.
その前年に会社を辞めたKazchariは無期限の東南アジア周遊の旅に出た.
カンボジア滞在時の日記は以前,記事にした.
ところが,旅立ち9ヶ月後に起きたとんでもないアクシデント(チェン・ライ睡眠薬強盗事件)により帰国を余儀なくされた.
帰国後すぐに猛勉強し(久々の数学がキツイ),自宅近くの医療系専門学校を受験してなんとか合格.4月からの通学が決まった.
入学まで少し時間ができた.となればバイトで稼ぎませう.
「アルバイト情報」(!)から申し込み,採用されたのは兵庫のとあるスキー場ホテル.
完全な住み込み.仕事内容は主に清掃と食事の用意.
客は小中の修学旅行生が多かった.
朝5時出勤-夜8時まで働いた.
労基的にどうかは知らんが定休日なし.
色々大変だったが,一切娯楽なしでひたすら働くのもなかなか面白かった.
スキー場バイトの求人票によくある「就労後はスキーも楽しめます!」ってのは大嘘.滑るのは勝手だが,疲労で翌日は動けなくなる.
そもそもKazchariはスキーやスノボに1mmも興味なし.
退勤後は読書しながらカラダを休め,翌日の英気を養った(変わり者扱い).
遠隔地住み込みバイトの一番のメリットは隔離空間+全食まかない付きなので,支出がほぼゼロであること.
結果的に1ヶ月半ほど働いて¥40万ほど.
リゾートバイトは実に効率良く稼げる.究極のプライマリーバランス!
バイトが終わり,帰宅したものの入学までまだ間があった.
金もある.
となれば,次にすることは”あの旅”のリベンジ!
3週間ほどかけて睡眠薬強盗の現場を再訪と帰国までお世話になった人たちへ挨拶,続いて”約束の地”ミャンマー訪問を敢行したのはいい思い出だ.
まぁ,そんなことはさておき,リゾート=住み込みバイト,いいんじゃなーい?
今すぐ参加,と言うわけにはいかないが,とりま「おてつたび」に登録しておこう.
...にしても,この自己紹介欄の細かさよ.
応募側の選考資料に使われるのだろうか?
それとも,何か別の目的に...
いずれにせよ,これもあくまで老後ライフプランの1つである.
理想的というなら,好きなこと,つまり趣味を収入に生かせたら何より.
実は先日,海外のストックフォトサービス「EyeEm」にて初めて写真が売れた.
今よりずっとガチで写真を撮っていた時に登録.
販売収入に期待して,自信作を十数枚アップロードして以来,10年は経過しているはず(覚えていない).
正に忘れた頃の朗報である.
売れたの写真は「縁日の風船つり」.
おそらく,娘の保育園での夏祭り時に撮ったものだろう.
買い手がどういう人物なのかはわからないが,海外サイトなので,こうした極めて日本的な風景に興味を持ったのかもしれない.
価格はUS$0.9.
ペットボトル1本分だが,これはこれで素直にうれしい.
折しも,スーパー円安のおかげで空前の日本旅行ブーム.
それにサブスク配信サービスのおかげで,日本アニメも大ブーム.
総じて(嘘か眞か)世界中で日本が大人気.
となると,いかにもな日本的小物や風景の写真なら売れそう...
うん.久々に写真趣味っつーか,売れる写真を戦略的に売り出すのも面白そうだ.
そんなに甘くないと思うけど,楽しいからいいや.