2024/12/10 Tue
人生3度目の
衝撃の落車.その翌日.
意外によく眠れた.
起き上がり時,腕の重さが肩にかかると激痛.
その痛みに耐えつつ起床する.
日々のルーチンたる洗濯物干しはもちろんできない.
朝食時も箸が使えない(肩が上がらない)ので,左手にスプーンを持つ.
何よりTシャツの脱ぎ着が大変.
右肩を少しでも上げるとゴリゴリ音を伴いつつの激痛.
家族が学校やら職場に出かけた後,歩いていける距離にある某整形外科病院へ.
診療開始時間を少し過ぎた頃に到着.
患者であふれかえっている.
整形外科と言えば,良くも悪くも高齢者のサロン.
既に1時間以上の順番待ち(都会よりマシか).
急性症状はない.十分待てる.
そうそう,12月と言えば,これまでの保険証がマイナンバーに統一(移行)される時期だったはず(正確には以降,旧保険証が発行されなくなる).
念のため窓口では2つとも提出.
どちらかだけで良いとのことで従来の保険証にする.
こちらで正解だった.
マイナンバーは毎回読み取り機械に通す必要&顔認証のダブルチェック.
面倒くせぇ.
iPadでKindle本を読みつつ待つ.
看護師さんによる問診を経てレントゲン撮影へ.
そして医師による診察.
診察室では,既にディスプレイにKazchariの「折れた」鎖骨が映し出されていた...
医師の診断を聞くまでもなく,明らかに「鎖骨骨折」.
脱臼や打撲であってほしいという望みは完全に潰えてしまった.
さて問題はこれからである.
幸い,より治癒が早いとされる単純骨幹部骨折.
転位もあまりなく一部つながっている.
医師から「手術します? それともこのくらいなら保存でもくっつくかな」とのご意見.
もちろん保存療法の一択.
入院なんて二度としたくねぇ(二度の膝蓋骨骨折で経験あり).
鎖骨バンドこと「クラビクルブレース」を装着.
矯正バンドによって常に胸を張った姿勢を保つことで,折れた鎖骨が正しい位置に整復.
骨同士の癒合をひたすら待つのが保存療法.
医師の見立てによると,
固定期間 :6~8週
骨癒合まで:3~6ヶ月
らしい.
ちなみに肩の筋トレ(負荷)開始時期も尋ねると,「まぁ様子をみながらですね.骨のくっつき具合次第で4ヶ月後ぐらいには可能かもしれません」とのこと.
あぁ,上半身の筋肉,落ちるなぁ...それが辛い.
鎮痛剤が処方されて,本日の出費は¥4,770+¥770.
つーことで,雪道をとぼとぼと歩いて帰宅.
今日は1日休みを取ったので安静日とする.
...と言いつつ,夜に1時間ほどZwift.
もちろん右手はハンドルに添える...どころか,腹に巻く.
しばらく右手の筋トレは当然できないが,なんてこたない.
左手は無論,ランジをはじめとする下肢トレーニング中心に切り替えれば良いのだ.
...とは言え,冬チャリイベントはオールキャンセルやな.
仕方がない.
それでも,ココロはいつもポジティブに.
さすれば,昔話にきっと笑える日も来るさ.
以下はわかりやすい鎖骨骨折.
検索すると,結構な数のローディが自らの鎖骨骨折について報告している.
2020年袖ヶ浦チャレンジ 100kmソロ 落車DNF、そして鎖骨骨折
「サイクリストには2種類の人間がいる。鎖骨を折ったことがある奴か、まだ鎖骨を折ってない奴だ。」
なんという格言!