2021/9/19 Sun
これほど天気に恵まれた旅はいつぶりだろう.
朝5時頃起床.
Kazchariはキャンプ好きなのだが,テント就寝時はいつもアイマスクと耳栓を使用している.
キャンプ場では開放的になり,酒が入って深夜遅くまで宴会を続ける〇ホがどこにでもいる.
夜は声が響くのですよ.デカイ声で恋バナしてるオバハンよ(偏見).
「文句があるならキャンプ場は避ければいいのに」という意見もあろうが,日本の土地は基本的に誰かの所有物なので,山奥の林道の脇で寝るにせよ,厳密には不法侵入.
昔は甘かったが,最近はこうしたこともうるさくなってきているようで,「どうしても」という場合以外はキャンプ場に泊まるようになった.
つーことで,昨夜は9時過ぎに寝袋に入った.
熟睡までいかなかったが,特に疲労や肩こりは感じない.
やはり,このマットは良い.
WAQ 車中泊マット 厚手 8cm キャンピングマット 特殊ウレタン 軽量
外に出ると,朝露に濡れるタープとテント.
雨は降らなかったようだ.
息子はまだ寝ているが,例によって”なんでもかんでも”ホットサンドの朝食.
アイリスプラザ ホットサンドメーカー 直火 ガス火専用 1枚焼き お手入れ簡単 ブラック
しばらくすると息子も起きてきた.
「焼きそばパン」を焼く.
来るべきモンキー125でのソロツーを見据え,他人の装備が気になる.
隣のテントの渋い(と言っても同年代)ソロバイカーも出発した.
ツェルト型テントの割には荷物多め.
しっかり焚火装備も積んでたためか.
別のバイカーも観察.
どう見ても一人用(?)の小型テントから大柄の兄ちゃんが2人出てきた.
驚いたのがパッキング.
アメリカンバイク2台なのだが,バイクそのものには荷物なし.
大きめのバックパックに全装備を詰め込み担いでいた.
ほぉ...そんな方法もあるのか.
と,一部勝手な想像はともかく,色々と参考になるなぁ.
Kazchari家ものんびりと撤収作業開始.
撤収手順も息子にスパルタ教育.
しかし,思い起こすと,Kazchari自身,キャンプ術のノウハウはほぼ独学もしくは,他者観察で学んでいった.
あーだこーだと手取り足取り指導するより,完全放置がベストかもしれん.
そして,さようならクッチャロ湖.
また来るわ.
そして,ここまで来たらエサヌカ線に行かねばなるまい.
お気に入りのヒーロー着地ポーズを取る息子.マーベル映画見せたっけ?
で,今回面白かったのだが帰宅後のFacebook.
「モンキー125交流会」のグループフィードに写真が投稿されていた.
うちのハスラーが写っている.
やはり,モンキーには目が行く.
この黄猿も,もちろん覚えている.もちろんコメントつけときました.
道の駅「さるふつ」へ.
ここのスタンプで2006,2009年のスタンプラリー帳がコンプリート!(なぜとびとび?)
この道の駅,変な方向に気合が入っていて,道路をはさんだ海側の土地には「彫刻の森」並みに怪しいオブジェ(息子的には”使徒”らしい)が多数立っている.
海の色が美しい.
交通量の多い国道の横断を避けるための地下道がある.
ここはブラックライト・イラスト壁画となっている.
一見の価値あり.
そして宗谷岬へ.
これだけ天気の良い岬訪問は初めてかも.
サハリンがくっきり見える.
そして最北端オブジェには写真順番待ちの列.
宗谷丘陵に向かう.
ここで「insta360 ONE X2」投入!
なぜかここも興味深いオブジェだらけ.
そしていよいよ「白い道」へ.
ホタテの殻を砕いて作った道.
ゆえにクルマの後部が真っ白に.
何でも最近では「オロロンライン」「エサヌカ」「知床横断道路」などの有名どころ以上に人気だとか.
確かに素晴らしい道.ただし晴の日に限る.
雨天時は...地獄だろう.
狭い道の割に交通量が多いので要注意.
実際,ブラインドカーブの先からドリフト気味のBMWが突っ込んできてビビった(飛ばし過ぎや).
そしてようやく稚内.
鉄道駅兼道の駅に到着.
そして,やはり向かうは今日も「山岡家」.
ただし,期間限定の「鬼煮干しラーメン」はKazchari的にはイマイチだった.
鍋に投入したラーメンの最期の方の味...と言えば伝わるだろうか?
それにしても相変わらず鹿に支配されているなぁ,この街.
公園や民家の庭に鹿が闊歩しておる.
そのすぐそばで子供が遊び,高齢者がパークゴルフ.
時間的にノシャップ岬はスルーし,オロロンラインを南下.
本日のキャンプ地,初山別を目指す.
右手には常に利尻富士が見える.
息子は「利尻島が『リシリトール』に聴こえる」と,一人ツボにはまり,ゲラゲラ笑っている.何がおもろいんやら...
初山別の岬キャンプ場(無料)はクッチャロ湖畔以上にバカ混みだった.
そらそうだ.
天気の良い連休に加え,天塩,兜沼など周辺の人気キャンプ場は軒並み閉鎖中.
結果,ここが密密な状態となった.
それでもなんとかスペースを見つけ,テント設営.
おそらくここは本来のキャンプ可能場所ではないような気もする.
そして混み混みキャンプ場の夜は更けていく...
あまりの混雑,満月,曇り空.
予定していた星景写真撮影は諦めた.